11月15日は坂本龍馬の生誕日。そこで11月を「龍馬月間」と題し、高知駅南口に隣接する“こうち旅広場”にて、様々なイベントが開催される。「こうち旅広場」には、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で使用された坂本龍馬の生家セット「『龍馬伝』幕末志士社中」を設置。また、高知県の観光情報を提供する「高知観光情報発信館とさてらす」など、土佐・高知の魅力をPRする施設が登場する。11月の龍馬月間の前半(11月3日~11日)は、新企画の「こうち旅広場フラワーウィーク」で高知を代表する花々が会場を彩る。グロリオサ、ブルースター、トルコキキョウなどを使ったオブジェ展や花の販売、リースや寄せ植え園芸教室などを予定している。11月15日の坂本龍馬の誕生日には、「龍馬生誕祝い」を開催。龍馬が愛したと言われるしゃも鍋やバースデーカステラを振る舞う。また、11月18日には、龍馬や龍馬に関連する人物に仮装する「恒例!!第3回なりきり龍馬仮装コンテスト」を実施する(コンテストの参加には事前エントリーが必要)。11月23日には、「勤皇感謝の日」を開催。ご当地アイドル“土佐おもてなし勤王党”の坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎、岡田以蔵、岩崎弥太郎、瓦版屋りょうの6名が登場。特別ステージや撮影会を実施する。また、「『龍馬伝』幕末志士社中」来場した人には、様々なプレゼントを用意している。「『龍馬伝』幕末志士社中」の入場料金は、大人500円、小中学生250円、シニア(65歳以上)250円。イベントの詳細はよさこいネットでも案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日ベストセラー作家・西加奈子の人気小説を原作に、宮崎あおいと向井理が夫婦役で初共演を果たした映画『きいろいゾウ』。人気子役の濱田龍臣、浅見姫香、本田望結に加え、柄本明、松原智恵子、リリー・フランキー、緒川たまきら豪華キャスト陣の出演も明らかとなった本作の主題歌が、日本を代表するボーカル・グループ「ゴスペラーズ」の新曲「氷の花」に決定した。片田舎の町に移り住んできた、天真爛漫な妻・利愛子(通称・ツマ)と売れない小説家の無辜歩(通称・ムコ)夫婦の温かな日常、一通の手紙をきっかけで少しずつズレていく2人の想いを描いた本作。『余命1ヶ月の花嫁』や『軽蔑』など男女の様々な愛の形を描き続ける廣木隆一監督が、互いへの大きな愛情ゆえにすれ違う、夫婦の切ない想いを繊細な描写で映し出す。主題歌となる「氷の花」は、宮﨑さん演じるツマをイメージして書き下ろされたオリジナル楽曲だそう。「氷のような冷たさの中にでも、花を咲かせることができる」というメッセージが込められたタイトルは、孤独な心を抱えながらも、向井さん演じるムコと出会い、結婚し愛し合うことで、ひとりの女性として成長していくツマの姿とリンクする。プロデューサーの松本整氏は、「ツマとムコの夫婦には、“ムコがツマを見守り、優しく包み込んでいる”という特徴があります。ゴスペラーズさんは日本を代表するボーカル・グループでありますし、男性の美しいハーモニーで映画全体も包みこんでいただけたらと思いました」とオファーに至った経緯を明かし、さらに「その期待を越える素晴らしい楽曲に仕上がっていると思います」と太鼓判を押す。ゴスペラーズのメンバーからは「映画の主題歌という大役は、歌手にとって本当に嬉しいものです。この曲がどんな風に作品に溶け込むのかとても楽しみです。映画を観られた方が少しでもムコがツマを見つめる気持ちに寄り添って頂くお手伝いができたら、と思いながら歌いました。『ぬくもりがもし 心を傷つけるのなら 触れない』という歌詞がムコが抱くツマへの畏敬の念にも近い感情をうまく捉えているのではと感じています」と楽曲への自信をうかがわせるコメントが寄せられた。主題歌「氷の花」はキューンミュージックより公開前に発売予定とのこと。彼らの優しくも美しいハーモニーは、本作にどのように寄り添い、花を咲かせるのだろうか。『きいろいゾウ』は2013年2月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2012年10月10日キーファー・サザーランドが脚本に惚れ込み、あの『24 -TWENTY FOUR-』に続く出演作として主演を決めた『TOUCH/タッチ』が日本上陸! サザーランドが緊急来日を果たし、3日に都内で行われた記者会見に出席した。その他の写真9.11のテロで妻を失い、無言症の息子ジェイクと暮らすマーティン。ジェイクとうまくコミュニケーションをとることができずに思い悩むが、ある日、ジェイクが書き綴っていた膨大な数字に特別な意味があることに気付く。時代を超えた世界中の人々をつなげる数字の“奇跡”を信じ、マーティンは世界中の人々を救うべく奔走する。すでに本作はシーズン2の放送が決定しており、その撮影の合間を縫っての来日となったが、サザーランドは「日本に来るためならどんな口実も作るよ」と日本への愛着を明かす。『24』に続いてのドラマ出演となったが「当初はこんなに早くドラマの世界に戻ってくるとは思ってなかったけど、脚本を読んで美しく繊細な内容に心を奪われたんだ。これを引き受けないと後悔するってね」と本作に感じた特別な思いを口にした。特に今回演じたマーティンについて「息子のジェイクの行動が読めず、それを知ろうと必死になる」と説明し『24』のジャック・バウアーと似ているところが多いとも。「演じながら楽しい旅ができたよ」とうなずいた。本作には東日本大震災にまつわるエピソードも登場する。震災後、アメリカ西海岸に流れ着く様々な遺留品を集める男の物語だが、これについてサザーランドは「ニュースで西海岸に多くのものが流れ着いていると報じられたけど、次第に民家からのものが増えていると聞いて心を痛めたし、被災した方々への思いは一層強いものになった。このドラマを作れたことを誇りに思うし、より多くの人に観てほしい」と訴えた。この日は、特別ゲストとして俳優の濱田龍臣が登場し、サザーランドに花束をプレゼントした。濱田は劇中の息子・ジェイクと同い年。サザーランドは「そういえばちょっと似てるね」と微笑んだ。「将来、ハリウッドで活躍する俳優になりたい」という濱田にサザーランドは「言葉や文化の壁を超えるのが演技。僕が積んできた経験と、きみがいましている経験は何ら変わるものではないし、この先、共演できる可能性は大いにあると思う。そうなったら光栄に思うよ」と貫禄たっぷりの笑みを浮かべ、濱田と固い握手を交わした。『TOUCH/タッチ』WOWOWプライムにて、10月5日(金)夜11時から第1話放送開始
2012年09月03日「24 TWENTY FOUR」のジャック・バウアーことキーファー・サザーランドが「24」に続く連続ドラマ出演作となる「TOUCH/タッチ」を引っさげて緊急来日を果たし、9月3日(月)に都内で行われた記者会見に出席。作品の魅力を存分にアピールした。主人公・マーティンは9.11の同時多発テロで妻を失い、息子のジェイクも無言症となってしまい交流ができずに思い悩む。だがジェイクが落書きのように綴っていた数字が現代と過去、そして未来の人々を繋ぐ数字であることに気づき状況は一変。マーティンは奇跡を信じて世界中の人々を救うために立ち上がる。キーファーの来日は2010年11月の「24 TWENTY FOUR」のプロモーション以来。「日本のファンに会うためならどんな口実だって作るさ(笑)」とユーモアたっぷりに日本への愛着を明かす。本作では強面のジャック・バウアー(「24」)とはまた違った一面を見せているが、キーファー自身は「ジャックとマーティンで共通するところはいっぱいあったよ。ジャックは予想外の状況から脱出するために戦うけど、マーティンの方は息子の行動や考えが読めずに、それを知るために必死で戦うんだ」と解説。「そこには善意やモラルといった要素が感じられるし、演じながら旅を楽しんだよ」と充実した表情を見せた。本作では日本人のキャラクターも登場するほか、東日本大震災について触れたエピソードもある。震災後にアメリカの西海岸に流れ着いた遺留品を拾い集める男とジェイクと同じ境遇の娘を持つ母親の物語が描かれるが、キーファーは「ニュースで遺留品が流れ着いていると報じられていたけど、民家からのものが多くあると聞いて胸を痛めたし、被災されたみなさんへの思いはより一層強いものになったよ。このドラマに参加できたことを誇りに思うし、多くの人に見てほしい」と胸の内を語った。この日はゲストとして俳優の濱田龍臣も登場し、キーファーに花束を手渡した。ドラマ「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」の放送を控える濱田くんは「僕も家族を失う役を演じたので、ジェイクに共感しました。キーファーさんがカッコよかったです!」と感想を伝えた。さらに濱田くんからの「将来、ハリウッドで活躍するにはどうすればいいか?」という質問に、キーファーは「文化や言葉の壁を超えられるのが演技というもの。いまきみがここでしている経験と僕が積んできた経験は何ら変わるものではないと思います。いつか共演できる可能性は大いにあると思うし、その日が来たら光栄に思うよ」と優しく微笑み、2人は熱い握手を交わしていた。海外ドラマ「TOUCH/タッチ」はWOWOWプライムにて10月5日より放送。第1話のみ無料放送。「TOUCH/タッチ」公式サイト■関連作品:TOUCH/タッチ [海外TVドラマ]© 2012 Fox and its related entities. All rights reserved.24TWENTY FOUR [海外TVドラマ]
2012年09月03日高い人気を誇るベストセラー作家・東野圭吾の初期の作品「浪花少年探偵団」とその続編「しのぶセンセにさよなら」(講談社文庫刊)を、多部美華子を主演に迎えてドラマ化した本格ミステリー「浪花少年探偵団」が7月2日(月)よりTBSにて放送開始となる。これに先立ち、6月20日(水)、乃木神社にて本作のヒット祈願が行われ、多部さんを始め小池鉄平、まえだまえだ(前田航基&旺志郎)、濱田龍臣、高橋晃に加え、松坂慶子、斉藤由貴ら豪華キャスト陣が浴衣姿で制作発表会見に臨んだ。東野さんが幼少期を過ごした昭和の香り漂う大阪の下町を舞台にした本作。周りで巻き起こる殺人や誘拐事件に何かと首をつっこんでは事件を解決へと導く素人探偵であり小学校講師の竹内しのぶと、彼女に触発され“浪花少年探偵団”を結成する6年2組の男子3人組(前田航基、濱田龍臣、高橋晃)が、事件解決に奔走する姿を描くヒューマン・ミステリーだ。この日は、昨日の台風4号の大雨がうそのような快晴の青空の下、ドラマの初回放送から間もない七夕にちなんで、キャスト陣は全員艶やかな浴衣姿。多部さんは、真っ赤な金魚が愛らしい、涼しげな浴衣で登場した。本作で初の教師役、そして初の関西弁での演技に挑んだ多部さんだが、「“挑戦”という言葉がぴったりの役でした」とふり返る。また、まえだまえだの2人を始めとする子供たちについても「最初、どう接したらいいのか分からなかったです(笑)」と正直に明かしつつ、「撮影終了時には、いたらうるさいけど、いないと本当に寂しくって…」とすっかり子供たちと打ち解けていた様子。撮影現場では「ベーやん」というあだ名で呼ばれていたそうだ。スタッフ・キャスト陣のほとんど全員にあだ名が付けられていたそうで、小池さんは「ちゃんぺい」とのあだ名で呼ばれていたとか。小池さんが本作で演じるのは、多部さん扮するしのぶと共に事件を追う新米刑事・新藤修平。心優しくも少し頼りない青年の役どころだが、現場では子供たちに舐められていたようで「懐かれ方が異常でした(笑)。少し油断してるとすぐにカンチョーされるんですよ。ホンマに痛かったです…」と仲の良さを明かした。時折、しのぶに事件解決の助言を与える母・妙子を演じた松坂さんは、小池さんとのシーンを存分に楽しんだようで「大阪の男の人は気が利いてて、いいなぁと思いました。現場では関西弁のイントネーションを教えてもらったり、一緒にたこ焼きを食べたりと本当に楽しく過ごさせていただきました」とご満悦の表情だった。子供たちのおかげで終始笑いが絶えない現場も「子犬がクルクル回っているようでした(笑)」と楽しんだようだ。また、この日七夕に向けて事前に短冊に書いたお願い事をそれぞれ発表した。子供たちは「このドラマでみんなが幸せになりますように」(航基くん)、「夏休みが楽しくなりますように」(浜田くん)、「ヒットしますように」(高橋くん)とみんな子供らしいかわいいお願いごとをしている中、旺志郎くんは「このドラマで、旺志郎の人気がいっぱい出ますように!」と一人だけちゃっかりと“関西人”の底力を見せつけていた。これに負けず、多部さんも「素敵な出会いがありますように」と切実(?)な願いを披露し、会場をざわめかせた。この反応に驚いた多部さんは「あっ、特別な意味はないです!」と慌ててフォローを入れていた。パナソニック ドラマシアター「浪花少年探偵団」は、TBS系にて7月2日(月)19:00~より初回2時間スペシャルで放送開始。第2話より毎週月曜日20:00~より放送。公式サイト:
2012年06月20日異色のツーショットである。片や気弱そうで、でもどこか憎めない“いい人”のイメージが強い濱田岳。片や若手・中堅俳優陣の中でも“イヤな奴”を演じさせたら天下一品の新井浩文。タイプは正反対なれどともに個性派俳優として高い支持と評価を集める2人が映画『宇宙兄弟』で初共演を果たした。しかも単なる共演ではなく、小栗旬演じる主人公・ムッタや麻生久美子扮する才女・せりからと共に宇宙飛行士を目指すライバル同士の役柄であるから、これが面白くないわけがない!果たして現場の雰囲気は?…というか2人の仲は!?公開を前に、当代一の個性派2人の貴重なツーショットインタビューをお届け!本作の森義隆監督は、主要キャストの中でも最も若い濱田さんが「精神年齢はおれたちよりも高そう(笑)」と語っていた。この日もインタビュールームに入ってきた濱田さんを見るなり新井さんは「今日も貫禄あるね」とニヤリ。そのひと言に周囲のスタッフからも笑いが起きる。濱田さんと新井さんが演じたのは、ムッタ、せりか、ケンジ(井上芳雄)、福田(塩見三省)と共に宇宙飛行士選抜第3次試験に臨む候補生の古谷と溝口。新井さんが演じた溝口は飛行機パイロットで、冷静沈着な性格の持ち主だが、競争心が強くその言動で不協和音を響かせるところも。ムッタたちとは一線を画したクセの強いキャラクターであり、一見、これまで新井さんが数多く演じてきた“イヤな奴”の系統に属するタイプに見えるが…。「最初にムッタと話をするときから、観客が『こいつは…』と思うアクの強さはあるんだけど、一方で高学歴のパイロットで最終試験の6人に残る優秀な男ですからね。キレるにせよインテリなりのキレ方ってあると思うんですよ。普段から暴力に生きてない人がキレるとどうなるか?『落ち着いてますよ』って敬語のトーン強めて怒りを露わにしたりという部分は意識してましたね」。森監督とは同い年。「それも初めての経験だったので嬉しかった」とふり返る。「監督からは役柄についてそんなに細かい話はなかったんですよね。監督に『ウチ、イジったら伸びるよ』って言ったんだけど、そんなにイジってもらえず寂しかったです(笑)。逆に普段なら、監督をイジったり暴言吐いたりはしないですが、今回は『負けてられない!』という気持ちもあったのでガンガンいきました。監督は元々、ドキュメンタリー出身で『リアルに』ということを最初に言ってたんです。僕が本番で一度、ものすごくリアルな感じでセリフを噛んだことがあって、個人的に大好きな噛み方だったんですが(笑)、『これはリアルを追及する監督ならOKだろ』と思ったら『はい、噛んだからもう1回』ってあっさり言われたんです。マイク付けたまま『リアル志向じゃねーのかよ、おい』ってつぶやいたら『うるせーよ』って返ってきて、そういうやり取りが嬉しかったし刺激になりましたね」。一方の濱田さんは、“いい人”のイメージを180度転換。演じた古谷は霊長類の研究を専門とする青年だが、思ったことを全て吐き出してしまう強気な関西人。これまでとタイプの異なる役柄で小栗さんや新井さんにガンガンと言いたいことを言うのはさぞや楽しかったのでは?「いや、楽しむ余裕はなかったですよ。関西弁の演技はとにかく難しくて。あの閉じられた空間の6人の中で変な関西弁使ったら映画をシラケさせちゃいますからね。まずそういうプレッシャーがありました。いまふり返ると新鮮な経験だったなと思いますけどね。役についてはグイグイとモノを言うしキツイ方言でもあるので、チンピラみたいにならないように気を付けました。新井くんも言ったようにあの場にいるだけのクレバーさは持っている男なので。黙々と作業している姿を見てもらえれば、そこにいる理由を感じてもらえるかなと思います」。改めて、初めて同じ作品に参加してみての互いの印象や感想を聞いてみると「あの、やっぱり…新井さんのパブリックイメージってあるじゃないですか…(笑)」とおずおずと切り出したのは濱田さん。「怖かった?」という新井さんの問いかけに「怖いよ(笑)」と素直に頷く。「最初は本当に緊張しましたよ。『どうしよう?』って思ってた(笑)。でも、あの6人でセットの外に出たときに一番長く話してくれたのが新井くんなんですよ。人ってギャップに弱いでしょ?そこにやられたというか…(笑)。みんな先輩という状況の中で、おかげで楽しく過ごさせてもらいました」。6人の候補者が月面の基地を模した密室で10日間にわたって生活する選考試験の中で、古谷と溝口がそれぞれのキャラを全開にしてやり合うシーンもあるが、濱田さんは楽しそうにふり返る。「あのケンカのシーンでも僕は振り切って攻めていかなくちゃいけない。また新井くんがそれをどうクールにいなすかがポイントで。いつ肩透かしくらわされるのかってドキドキしつつも安心して挑めたし、ブチ切れられたと思います」。一方の新井さんにとって、濱田さんは以前から共演してみたい俳優だったという。「ウチは(濱田さん主演の)『アヒルと鴨のコインロッカー』が大好きで、そのときからずっと一緒にやってみたかった。実際に共演してみたら岳くんは、監督から入る修正に対する反応がすごく速かったです。キュッと切り替わるのはすごいなと思ってました」。さらに新井さんはいたずらっぽい笑みを浮かべながら、自身と濱田さんのこんな共通点を教えてくれた。「いつも周りをよく観察してるんですよ。誰かがミスったりしたときに、よく岳くんと目が合って、無言で『いまの見てた?』って(笑)。目をつけるとこが一緒なんですよ」。濱田さんも思い当たる節がいくつもあるようで「目が合うと吹き出しそうになるんですよ。おかげであの過酷な状況を楽しめたと思います」と語る。ムッタはもちろん、溝口も古谷も人生の半ばにして自らの夢のために新たな挑戦を決意し、実行に移した男たちである。現実には20代、30代と年齢を重ねる中で夢を諦める者が世の大半を占めるが、彼らはそんな世間の常識に左右されることなく夢を追いかける。新井さんや濱田さんも、歩んできた道は違えど夢を追い、走り続けている。己の道を選ぶことに迷いや不安はなかったのだろうか?新井さんはそんな問いに静かにかぶりを振る。「ウチはそういう考え方が理解できないですね。『仕事に繋がらない』『飯が食えない』と言って諦める人はいますが、ウチは『それなら死んでもいい』という思いでやって来た。どうせみんな死ぬんだから、自分の人生好きなことをやりたい、好きなことしかやりたくないって人間なので。そういう思いでやって来ていまがあるし、楽しくてしょうがないです」。濱田さんは子役としてキャリアを積んだのち、10代後半より再び俳優としての道を歩み始めいまに至る。「特殊な世界だから単純に比べられないけど」と前置きした上でこう語る。「僕は9歳で子役を始めたんですが、職人が集まってひとつの方向に行くという撮影の現場が本当に楽しかったんです。子供ながらにそこに混ぜてもらえるのも嬉しかったし。再びやり始めたとき、その楽しさが色褪せてなくて、9歳のときと同じ気持ちでできた。だからその気持ちが続く限りやりたいって思うし、もし僕がつまんない大人になっちゃって、その気持ちが薄れてきたらそれは引き際だと思ってます。努力が必ずしも報われるわけでもないし、ノルマも正解もない理不尽な世界だけど、それが楽しいし好きだからやれてるのかなと思ってます」。向き合い方やアプローチの仕方に違いはあれど、2人に共通するのは夢への温度とこの世界に生きる覚悟。今回、ようやく交錯した2人の個性派の歩む道が、願わくはまた時を置いて再び交わらんことを!(stylist:norihitokatsumi/photo&text:Naoki Kurozu)■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.2『宇宙兄弟』×兄弟の関係『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待岡田将生×小栗旬主演『宇宙兄弟』試写会に30組60名様をご招待小栗旬、結婚後初の公の場に!堤真一は「見習いたい」と結婚願望を告白!?『宇宙兄弟』主題歌をコールドプレイが担当!小栗旬「マジっすか!?」
2012年05月02日荻原浩の人気小説を実写映画化したファミリー映画『HOME愛しの座敷わらし』が4月28日(土)、全国で封切られ、主演を務める水谷豊を始め、安田成美、濱田龍臣、橋本愛、草笛光子、メガホンを取った和泉聖治監督(「相棒」シリーズ)が東京・有楽町の丸の内TOEIで初日舞台挨拶を行った。本作で“一家の大黒柱”を演じた水谷さんは、映画のPRのために24都道府県でキャンペーンを実施中。ロケ地となった岩手県を皮切りに、この日までに新潟、大阪、福岡、広島、札幌、福島、宮城、山形、そして東京と約7,400キロを移動している。これには水谷さん本人も「残忍なスケジュールですよね」と思わず苦笑。さらに、ゴールデンウィーク中も全国行脚は続き、ゴール地点は5月6日(日)の沖縄!全移動距離は約12,000キロで、この数字は日本列島を4回縦断する距離に匹敵するのだとか…。それでも「多くの方に観ていただきたい作品。いい作品を携えて全国を飛び回っているので、苦労はありません!」と本作の出来栄えに自信のほどをのぞかせていた。東北地方ゆかりの「座敷わらし伝承」を基に、仕事で東京から岩手への転勤を命じられたサラリーマン一家が、幸福をもたらす“座敷わらし”が住む古民家で絆を育んでいく姿をユーモアたっぷりに描く。水谷さんは「家族5人でいつも雑談しながら笑っていた。何を話したかは覚えていないほど」。妻を演じた安田さんも「撮影初日から、当たり前のようにそこにいるナチュラルな家族だった」とアットホームな現場の雰囲気をふり返った。一方、長女役の橋本さんは「ずっと緊張していて、雰囲気に馴染めていなかった」と先ほどの安田さんの発言を全否定?弟を演じる龍臣くんとの共演に「年下ですけど(芸能界の)先輩なので、どう接したらいいのかと…。でも中身は“ただの小5(年生)”だったので、安心しました」と安堵の表情。その龍臣くんは、水谷さんに対して「硬いイメージがあった」とぶっちゃけ、これには水谷さんも苦笑い。親の心子知らずならぬ、子の気持ち親は気づかず?橋本さん&龍臣くんの“本音”が初日舞台挨拶を大いに盛り上げた。『HOME愛しの座敷わらし』は全国にて公開中。■関連作品:HOME愛しの座敷わらし 2012年4月28日より全国にて公開© 2012「HOME 愛しの座敷わらし」製作委員会■関連記事:『HOME 愛しの座敷わらし』橋本愛×濱田龍臣笑顔の絶えない“姉弟”の関係水谷豊&安田成美が“夫婦”役で初共演、後押ししたのは木梨憲武家族が繋がる場所はきっとある『HOME 愛しの座敷わらし』試写会に30組60名様ご招待水谷豊、ロケ地・岩手に凱旋!「座敷わらしは本当にいると確信した」岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表
2012年04月30日共に笑い上戸で、現場でも2人でケタケタと笑っていることが多かったとか。取材中もどちらかが笑い出すと、つられてもう一方も笑い出し、スイッチが入ったように2人の笑い声がインタビュールームに響きわたる。モデルとして同世代の女子から絶大な人気を誇り、ここ数年、女優としても話題の作品で存在感を放つ橋本愛と、人気子役としてTVに映画にCMにと幅広い活躍を見せる濱田龍臣。2人が姉弟役を演じる映画『HOME 愛しの座敷わらし』がまもなく公開となる。広大な自然が残る岩手県で行われたロケや互いの第一印象、“姉弟”関係などなど…久々に再会を果たした2人がワイワイと語り合った!ベストセラー作家・荻原浩の直木賞候補作となった小説を映画化した本作。父(水谷豊)の転勤で東京から岩手県の民家へと引っ越してきた一家がここに住み着く座敷わらしに遭遇!そこからそれぞれにとって本当に大切なものは何か?に気づいていく。橋本さんが演じる梓美(あずみ)は東京の学校では人間関係に悩まされ、新天地でも友達ができるか不安を抱えた中学生。「私自身は反抗期も友達関係で悩んだりということもないので、梓美との共通点が少なくて役作りに悩みました」とふり返る。一方の濱田くんが演じるのは、喘息持ちの小学生・智也。これまで激しい運動を止められていたが、空気の澄んだ田舎へと移り、これまでやりたくて仕方なかったサッカーに打ち込む。田舎暮らしにも座敷わらしの存在にも家族の中で最も早く順応していく。「家族はギクシャクしてるんですが、その中で智也はその中で一人だけ大きな家に喜んで楽しんでる(笑)。僕もきれいな自然の中で大きなお家に住める役というのは嬉しかったし、智也という役も普段の僕とあまり変わらないなと思いました」。2人の初顔合わせは撮影前の衣裳合わせ。そのときの橋本さんの印象について濱田くんが「何だか他人に心を閉ざしてそうな印象があって…(笑)」と恐る恐る告げると、橋本さんは「なにぃ?」とにらみを利かせるが、続く「撮影が始まったらすごく優しくて楽しかったです」という言葉に思わず頬を緩ませる。さらに濱田くんはこう続ける。「僕は一人っ子なんですけど、『ウルトラマン』が大好きでおもちゃもいっぱいあるので『弟がいたら一緒に遊べるのに』と思ったことはありました。この映画の中のお姉ちゃんはちょっと気難しいところがあって、こっちからワァッと話しかけると怒られそうで、ちょっと難しい関係でした。本当に梓美のようなお姉ちゃんがいたら…?うーん、智也と一緒でやっぱりいろいろ難しいかも(苦笑)。でも実際の橋本さんはすごく明るいし一緒に楽しく遊んでくれたので、橋本さんみたいなお姉ちゃんならほしいかな(笑)」。くすぐったそうに微笑む橋本さんはプライベートでは三姉妹の次女。「私はずっとお兄ちゃんがほしかったんです。だからいつか姉が結婚して義理のお兄ちゃんができるのが楽しみ」なのだとか。では改めて“弟”の印象は?「龍臣くんのことは(TVや映画で見て)知ってたし、小学5年生でだいぶ年下ではあるんだけど先輩だし(笑)、最初はどう接していいのか迷いました。でも話してみると仕事に関してすごく大人な考えを持っててすごいなと尊敬する部分もあり、でも遊んでいるうちに等身大の小学生の部分も見えてきて。子供らしい部分に触れるたびに安心したというか『よかった』と感じてました(笑)。梓美にとっては弟はイライラさせられるところもあってウザったい存在なんだけど、どこか助けられている部分もあると思うんです。あんな態度を取るけど、梓美にとっては素でいられるのは家族の前だけ。だから智也やほかの家族と言い合うシーンは思い切り毒を吐かせてもらいました(笑)」。これまで仕事で緊張したことがなかったという橋本さんだが、この映画で初めて現場で緊張を感じたとか。「水谷さんに安田(成美)さん、草笛(光子)さん、濱田くんというメンバーの中になんで私がいるの?って感じで。『追いつけるのか?大丈夫か、自分?』と焦りました。これまでも素晴らしい俳優さんとご一緒させていただいたことはあったけど、プレッシャーを感じることはなかったんです。そういう意味で仕事への姿勢が変わってきているんだなと気づいた現場でもありました」。父親役を演じた水谷さんに対しては、若い2人にとっては何よりドラマ「相棒」のイメージが強かったようで…。「最初はかっこよくてクールな(『相棒』の)右京さんのような人かと思ってたんですが、お話したら本当に優しいお父さんという感じで、現場でもすごく面白かったです」(濱田くん)。「私も右京さんのイメージで固まってたんですが、お会いしたらまず柔らかいオーラにビックリしました。『右京さんじゃない!あれは役なんだ』ってそりゃそうですけど(笑)、すごいなと思いました。この作品で父娘役をやって、いま『相棒』を見ても、違和感なく右京さんで改めてすごいなと思います。ご一緒させていただくことで何かを得たいとも思ってたんですが、それは無理で、なぜなら水谷さんにしかできない芝居を持ってらっしゃるから。これからそういうものを自分も持てるようになれたらって思いました」(橋本さん)。濱田くんは現在11歳の成長真っ盛り。「撮影中もどんどん背が伸びて、いまはもう150センチはあります」とニッコリ。一方、この1年ほどの間でいろんな作品に出演し、多くの大人の俳優と接する中で精神面でも大きな成長を遂げた。「人との接し方が学べたと思います。人を外見やイメージで判断するんじゃなくて、ちゃんと会ってお話をすることでその人のことが分かるし打ち解けられるんだなって」。橋本さんは高校に通いつつ、女優、モデルとしての活動を続けているが、ここ数年での売れっ子ぶりに周囲の変化は?と尋ねると「周りのみんなは私を女優として見るのではなく、“○年○組の橋本愛”って感じでいままで通りの付き合いをしてくれる。それがすごく嬉しいし、恵まれてるなと思います」と微笑む。だが自らの中で仕事への取り組み方や意識に関しては大きな変化を感じているよう。「最初にこの世界に入ったときは夢も憧れも知識もなかったんですが、それがここ1、2年でたくさんの作品に出て、いろんな評価を受けたし、自分で自分をふり返ったときにすごく反省点も多かった。それを悔しいとか申し訳ないって思うようになったし、その気持ちを支えに努力しようって意欲も湧いてきていて、そのことに安心してます。ちゃんと自分や仕事に向き合うことでいいお芝居ができたらいいなと思うし、期待に応えたいって思ってることが、このお仕事を好きになれてるってことなのかなって」。共に忙しい日が続くが、休みの日の過ごし方は?橋本さんが「わりと何もしないでのんびりしてます。最近、DVDで映画はよく観てます」と言えば、濱田くんも「勉強してお父さんとゲームしたりTV見たり…お家でダラーんとしてます」とさすが“姉弟”だけあってこんなところも似ているのかも…?さらに濱田くんが「そういう何気ない一日がすごく大切なんだなとこの映画でも感じました」としみじみとつぶやくと、橋本さんは「いくつよ?」と突っ込みつつ「泣けるわぁ…」とポツリ。再びインタビュールームに2人の笑い声がこだまする。仲睦まじい姉弟がこれからそれぞれどんな成長を遂げていくのか楽しみだ。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:HOME愛しの座敷わらし 2012年4月28日より全国にて公開© 2012「HOME 愛しの座敷わらし」製作委員会■関連記事:水谷豊&安田成美が“夫婦”役で初共演、後押ししたのは木梨憲武家族が繋がる場所はきっとある『HOME 愛しの座敷わらし』試写会に30組60名様ご招待水谷豊、ロケ地・岩手に凱旋!「座敷わらしは本当にいると確信した」岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表
2012年04月27日映画『ポテチ』の全国公開を前に4月25日(水)、都内で特別試写会が行われ、主演の濱田岳を始め共演の木村文乃、物語の舞台・仙台出身でミス・ユニバース・ジャパンに選ばれた原綾子が舞台挨拶を行なった。仙台在住の人気作家・伊坂幸太郎の人気短編を、過去に『ゴールデンスランバー』など伊坂作品の実写化を手がけてきた中村義洋監督が、斉藤和義を音楽に迎えて映画化。奇妙に交錯する人生を歩む、生年月日が同じ2人の男の運命を独特の切り口で描き出す。全国に先駆けて仙台では既に封切られ、大ヒットを記録している本作だが、この日の会場にも仙台から足を運んだという観客の姿も。濱田さんは夏の暑い盛りに行われた仙台でのロケに思いを馳せ「仙台のサポートメンバーのみなさんがいなかったら出来なかった作品です。現場って本当に酷くて、朝から晩までやることがある。昨日までお母さんをやってたような方に任せられるような仕事ではないんですが、それでもみなさん本当に一生懸命やってくださった。それを見て僕らも気が引き締まりました」と深々と頭を下げた。母親役を演じた石田えりについて濱田さんは「原作を読んでイメージしていたお母さん像があったんですが、お会いしたら『この人だ!』って思えました。すごい素敵なお母ちゃんで、どこかでえりさんに『お母ちゃん!』と甘えています」とふり返った。濱田さんが伊坂×中村作品の常連であるのに対し、木村さんは初めて。そんな中、濱田さんの存在に大いに助けられたようで「中村組がもう出来上がってるので『大丈夫かな?』という思いがあったんですが、(濱田さんは)本当にこのままの感じで(笑)、何も気にせずに入れました」と明かした。原さんは映画について「生まれ育った仙台の見たことある風景が出てきて、他人事とは思えず、映画の中に入り込んでるかのような気持ちで観ました。人を『何とかして助けたい』という気持ちが伝わってきました」と絶賛。濱田さんは原さんのあまりの美しさにポカンとした表情で「キレイすぎて頭が真っ白になりました」と照れくさそうな笑みを浮かべていた。中村監督はこの日、新作の撮影のため欠席となったが手紙で挨拶。「俺も原さんに会いたかった」、「岳ちゃん、原さんにくれぐれもよろしく」と未練たっぷりの様子が伝えられた。濱田さんは中村監督から具体的なメッセージがなかったことに「何だよそれ。一応、主演だよ?」とムクれて会場は笑いに包まれた。濱田さんは改めて「この映画のスタートのきっかけにはあの日のことがあります」と震災について触れつつ「でも、自分たちはどうすべきかとみなさんも考えたと思いますが、中村組は『僕らは面白い映画を作ることしかできない』と考えました。タイトな撮影でしたが、仙台で毎日楽しく作った映画。作り手がこんなに楽しんだんだからきっと楽しい映画になっています」と力強く呼びかけた。『ポテチ』は仙台にて先行上映中。5月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:ポテチ 2012年4月7日より仙台にて先行公開、5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2007伊坂幸太郎/新潮社 © 2012『ポテチ』製作委員会■関連記事:中村義洋監督×濱田岳の最強タッグ再び!『ポテチ』試写会に10組20名様をご招待満席御礼!濱田岳&中村義洋監督が『ポテチ』を引っさげ、仙台に凱旋伊坂幸太郎の『ポテチ』をオール仙台ロケで映画化!濱田岳、斉藤和義らが再集結
2012年04月26日荻原浩の人気小説を原作に、サラリーマン一家の再生をユーモアたっぷりに描いた家族映画『HOME愛しの座敷わらし』の完成披露試写会が4月12日(木)、都内で行われ、主演の水谷豊、安田成美、濱田龍臣、橋本愛、草笛光子、メガホンをとった和泉聖治監督(「相棒」シリーズ)が舞台挨拶に登壇した。東北地方ゆかりの「座敷わらし伝承」を基に、仕事で東京から岩手への転勤を命じられたサラリーマン一家が、幸福をもたらす“座敷わらし”が住む古民家で絆を育んでいく姿を描く。。昨年6月から約1か月にわたり、岩手でロケを敢行。東北の美しい大自然も大きな見どころとなっている。一家の大黒柱である父親・晃一を演じる水谷さんは「こうして家族みんなが再集合できて、本当に嬉しい」と満面の笑み。「本当にね、家族で集まって笑い合っていたことしか覚えていないほど」と撮影をふり返った。その言葉通り、壇上では水谷さんを中心に、キャスト全員が“家族の顔”を垣間見せ、和気あいあいとした空気が流れていた。安田さんが演じるのは、夫の能天気さに不満を抱いている妻・史子役。以前から水谷さんとは親交があると言い、今回“夫婦”役で念願の初共演が実現した。「実は(木梨)憲武とも長い付き合いなんですよ。それで憲武が台本を読んで『あっ、豊さんと一緒なの。いいね、やるよね』って安田さんに言ってくれたんですよ」(水谷さん)。なんと、本作での初共演を後押ししたのが、安田さんの夫である木梨憲武だと明かされ、場内は大盛り上がり。安田さんも「自由勝手に演じさせていただいた。常に現場を盛り上げてくれた」と水谷さんとの共演にも、大満足の様子だ。一方、認知症の疑いがある晃一の母・澄子を演じる草笛さんも、水谷さんとは長年の付き合いで、草笛さんに出演オファーを出したのも水谷さん本人だったのだとか。ちなみに2人が親子役で共演するのは、なんと37年ぶり!「(オファーを受けてから)早速、原作を読んで、主人公のキャラクターが豊さんにピッタリだと思った。でも、私の役が認知症とは一言も言わなくて(笑)」と草笛さん。これに対し水谷さんが「監督やスタッフを代表して、僕がお願いしただけ。僕ならきっと、草笛さんもお断りにならないだろうって」と“手の内”を明かすと、草笛さんも「そういう魂胆だったのね」と納得の表情。キャスティングに隠された意外な裏話が次々と飛び出す舞台挨拶となった。『HOME愛しの座敷わらし』は4月28日(土)より全国にて公開。「LOVE,HOME,CINEMA~愛すべき日本映画~」特集■関連作品:HOME愛しの座敷わらし 2012年4月28日より全国にて公開© 2012「HOME 愛しの座敷わらし」製作委員会■関連記事:家族が繋がる場所はきっとある『HOME 愛しの座敷わらし』試写会に30組60名様ご招待水谷豊、ロケ地・岩手に凱旋!「座敷わらしは本当にいると確信した」岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表
2012年04月12日ウーロン茶に新しい仲間デビュー!サントリー食品インターナショナルが5月15日から「サントリー烏龍妃茶オリエンタルブレンド」を新発売する。「サントリー烏龍茶」というロングセラーヒットブランドアイテムをもつ同社の新烏龍茶飲料として注目だ。この「烏龍妃茶」はその名称に「妃」とあるように、古くから中国の宮廷料理の食材や香りづけとして用いられ、時代を彩った多数の王妃らにも愛されたといわれる美容・健康食材を配合したもの。すっきりとした味わいはもちろん、食事に合わせて摂取することで、アジアンビューティーを目指せそうだ。香りも華やか!ボトルも美しく烏龍茶をベースにした味わいは苦み、渋みの少ない、すっきりとした仕上がり。華やかな香りが特徴のジャスミン茶もブレンドしており、女性におすすめの烏龍茶飲料となっている。ハスの葉、クコ、なつめなどの東洋発想による美容健康食材を含み、その素材の特長も活かしながら、飲みやすさを重視して仕上げたという。ボトルデザインもすっきり、凛とした輝きをもっており、黒を基調とした背景に描かれたハスの花が華やかで美しい。ロゴは「サントリー烏龍茶」にならったスタイルで、同シリーズの新タイプであることが見て取れるものとなっている。初夏からさわやかな茶飲料として、さまざまな場面で楽しめそうだ。インナービューティーを目指すあなたにぜひ。元の記事を読む
2012年04月02日第139回直木賞候補に選出された荻原浩の人気小説を原作に、サラリーマン一家の再生をユーモアたっぷりに描いた家族映画『HOME愛しの座敷わらし』。3月13日(火)、本作の撮影が行われた岩手県の人々への感謝の意味を込めて、同県にある盛岡ピカデリーと岩手県民会館にて先行上映会が行われ、主演の水谷豊と和泉聖治監督が登壇した。東北地方ゆかりの「座敷わらし伝承」を絡めながら、仕事で東京から岩手への転勤を命じられたサラリーマン一家が、引っ越してきた新たな家で絆を育んでいく姿を描いた本作。昨年6月から約1か月にわたり、岩手をロケ地に撮影された美しい大自然も見どころとなっている。主人公・晃一を演じる水谷さんは「僕(晃一)は東京本社から転勤を命じられて岩手にやってきましたが、今日は自分の意思で盛岡にやってきました」と挨拶。ホームドラマへの出演は長年の夢だったそうで、妻役の安田成美や子供役の橋本愛、濱田龍臣、そして母役の草笛光子との心温まるやり取りが印象的だが、「今回、特に話し合いをしなくてもロケ現場に入って気がついたら“家族”になっていました。座敷わらしというものが何なのか知り、“本当にいる”と確信しました」と撮影をふり返った。東日本大震災から約3か月後での撮影となったが、「撮影をしていいのか悩みましたが、岩手の多くの方に『岩手で撮影してください』との声をいただいて撮影を決めました」と監督。水谷さんとは人気ドラマ「相棒」(テレビ朝日)で10年以上にわたりタッグを組んできた仲だが、「今回はどういう表情を撮ろうかと思いましたが、岩手に入ってすぐ“僕はただ見つめていればいいんだ”ということに気づきました」と明かす。また、本作の重要キャラである“座敷わらし”もCGを使っていないということなので、こちらも楽しみだ。さらにこの日、翌14日がホワイトデーということもあり、水谷さんから岩手の方々へ、巨大チョコ型映画フィルムのプレゼントも。集まった観客と一丸となって映画の門出を祝した。『HOME愛しの座敷わらし』は4月28日(土)より全国にて公開。■関連作品:HOME愛しの座敷わらし 2012年4月28日より全国にて公開© 2012「HOME 愛しの座敷わらし」製作委員会■関連記事:岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表
2012年03月14日濱田めぐみと田代万里生が主演するミュージカル『ボニー&クライド』が1月8日、東京・青山劇場で開幕した。劇団四季で活躍していた濱田はこれが退団後、初の舞台出演。初日前日に行われたインタビューで「舞台上が自分の生きる場所だとすごく思った。新しい出発、新しい風が吹いています。このスタッフとキャストと一緒に新しいスタートが切れたら、という期待感でいっぱい」と約1年ぶりの舞台復帰への思いを語った濱田が、今までにない等身大の女の子の役に挑戦している。『ボニー&クライド』チケット情報はこちら作品は、映画『俺たちに明日はない』のモデルとなったことでも知られる実在のギャング・カップル、ボニーとクライドを主人公にした物語。世界恐慌などもあり閉塞した状況下の1930年代アメリカの空気を舞台上に再現、そこに“暴走する若者たち”の姿を痛快さと悲劇的な両面から描いていく。今まで自己主張のはっきりした、自立した女性の役が多かった濱田が、恋のために道を踏み外していきながらも、ふと「ママに会いたい」と呟くような普通の女の子を熱演。一方クライドも、育ちの良い役が多かった田代が生き生きと演じ、ふたりとも新境地を見せている。強盗と殺人を繰り返しアンチ・ヒーローとされるボニーとクライドだが、思いがけず悪い方向へと転がっていってしまう運命の中、「死んだように生きたくはない」と目に見えない何かと戦っているかのようなふたりの懸命な生き方が切なく映る。昨年12月にブロードウェイでも開幕したばかりのこのミュージカル、音楽はフランク・ワイルドホーンが手がける。インパクトの強い壮大な楽曲で日本でも人気が高い作曲家だが、本作はジャジーなナンバーが多用され、今までのワイルドホーン作品とは一線を画しクールな風合いに。「日本にはなかなかない香りがする音楽がたくさんあって、アメリカらしいノリのいい曲もいっぱい。でもすごく役柄によって求められる歌の力が必要になってきます」と田代。濱田も「聴くと気持ちがいいのですが、実際歌うとなると、基本どおりに歌ってもその曲の良さが出ない。手ごわいです」と苦労を語る。だがともに抜群の歌唱力を持つふたり、迫力満点、聴き応え充分。特に濱田が後半歌う『死ぬのもそれほど悪くない』は情感たっぷりのバラードナンバーで濱田めぐみここに健在、といわんばかりの熱唱、劇場空間を圧倒していた。悲劇的なシーンでもカッコよくスウィング・ジャズ調の楽曲がかかるなど、作劇的にも面白い。また幼なじみで彼女を愛するテッド役の藤岡正明(中河内雅貴とのWキャスト)や牧師役のつのだ☆ひろ等、ふたりを取り囲むキャストも個性的で力強い歌声を響かせ、非常に充実した舞台になっている。「ストーリーはボニーとクライドの恋愛ものですが、拳銃や保安官が出てきたりとあの時代のアメリカの空気感がすごく出ている。男の子たちが昔憧れてた世界じゃないかな。たぶんイメージなさってるものよりもっとハードですよ」と濱田。公演は1月22日(日)まで。1月28日(土)・29日(日)には大阪・新歌舞伎座でも上演される。チケットはともに発売中。
2012年01月10日凸凹カップル?!映画やドラマなど、脇役の若手個性派俳優として、その存在が注目されている濱田岳が。9日、7月下旬に結婚していたことが分かった。お相手はなんとパリコレにも出演し、国内外で活躍するスーパーモデル。意外なカップルの誕生が話題だ。濱田のパートナーとなるのは、小泉深雪。179cmの長身、抜群のプロポーションを生かし、トップモデルとして活躍している。現在、「花王ソフィーナ・ボーテ」のCMにも出演しており、あの美女!と思い当たる人も多いだろう。エキゾチックな顔立ちも美しく、見た者に与える印象力も強い美人だ。ますますの活躍が両者に期待される濱田は23歳、小泉は32歳と歳の差も9歳。身長では、小柄な濱田が160cmなので、その差19センチで、なにかと幅のあるところからも意外なカップルと見る向きが多いようだ。出会いは約1年前。すぐに交際に発展したが、その後はゆっくり体をはぐくんできたようだ。親しい友人や関係者にはすでに報告済みということである。これからますます注目度が高まりそうな予感の若手俳優と、グローバルに活躍するスーパーモデルのカップル。両者ともに最愛のパートナー、最大の理解者を得て、よりそれぞれの場で活躍し、輝いてくれるだろう。元の記事を読む
2011年09月11日ミュージカル『ボニー&クライド』の製作発表が8月22日、都内にて行われた。劇団四季で数々のヒロインを演じた濱田めぐみが、退団後初出演することで注目の作品だ。ミュージカル「ボニー&クライド」 のチケット情報映画『俺たちに明日はない』で知られる実在したギャング・カップル、ボニーとクライドの人生をモデルに、日本でも『ジキル&ハイド』などで知られる作曲家フランク・ワイルドホーンの手によってミュージカル化された本作。2009年にカリフォルニアでトライアウトとして初演、今年12月にブロードウェイで開幕が決定している作品が、早くも1月に日本版として幕を開ける。ボニーを演じるのは、劇団四季の看板女優として数多くのミュージカル作品に出演してきた濱田めぐみ。『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』とディズニーミュージカル3作品すべてのヒロインを演じたことのある唯一の女優でもある。退団後第1作目に対する意気込みを、「自分にとってもこれはチャレンジ。今年、地球上で災害など色々なことが起こっていますが、今は全世界が一丸となって前に進むべきタイミングだと思っています。私も新しい創造に向かっての第一歩を踏み出そうと思いました」と語った。クライド役には、ミュージカル界の新星・田代万里生が扮する。今まで育ちの良い役が多かった田代は「伝説のギャングということで、自分の中に今までなかった面を一から創り上げていきたい」と意気込みを。また「念願のワイルドホーンさんの作品に出演できて嬉しい。ワイルドホーンさんの作品はたくさんありますが、きっとこの『ボニー&クライド』がベスト・ミュージカルになる」と早くも自信を見せていた。ともにミュージカル界でも抜群の歌唱力を持つふたり。この日の会見では『死ぬのもそれほど悪くない』『世界は二人を忘れない』の2曲の劇中歌をひと足早く披露したが、作曲家のフランク・ワイルドホーンも「登場人物の魂をすでに把握していらっしゃると実感しています」と絶賛、注目の公演は2012年1月8日(日)から22日(日)に東京・青山劇場にて。チケットは9月17日(土)に一般発売開始。その後大阪・新歌舞伎座での公演も決定している。
2011年08月24日映画やドラマで子役俳優の存在が注目を浴びることが増えている。時に大人の俳優をも上回るような強烈な印象を残す小さな名優たち。その中でもここ最近、人気が急上昇し、あちこちで見かける機会が多くなっているのが濱田龍臣。昨年は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で主人公・龍馬の少年時代を演じたのをはじめ、映画化も決まったドラマ「怪物くん」(日本テレビ)など、次々と話題作に出演、さらには舞台でも主演を務めるなど、愛くるしい笑顔と大人顔負けの天性の演技力を見せている。そんな彼が、常に厳しい審査の下で声優を決定することで知られるディズニーアニメーションの最新作『少年マイロの火星冒険記 3D』の日本語吹替え版で主人公・マイロの声を担当することに。映画の公開を前に濱田くんに直撃インタビュー!「もし火星に行けるなら、低重力の中でジャンプしてみたい」さらわれたママを助けるため、ロケットに乗り込んで火星へ向かった少年・マイロの冒険と成長を描く本作。物語の冒頭では、ママの言いつけを守らない反抗的なマイロの姿が映し出される。濱田くんもマイロと同じようにお母さんに叱られたり、時にお母さんに“反抗”を試みることがあるそう。「朝、布団から出たくなくて『おれは出ないぞ!』って隠れたり、お母さんに『着替えなさい』と言われてもこたつから出なかったり(笑)。でもそうするとお母さんに『コラッ!』って怒られて、それでもほっといてボーっとしてて、引きずり出されたりしてます。でも、ケンカになると、最後は僕が泣いて『ごめんなさい』って言います」。劇中のマイロの一家と同じように、どちらかというとお母さんが厳しくて、お父さんは甘くてお願いしやすい?「うーん、2人ともお願いしづらいかな…?相談するならお母さんですね。でも、お母さんが分からなくて『お父さんに言ったら?』とか言われたりするんです。『そこでそう言うかなぁ…』って、ちょっと残念ですね(笑)」。マイロと似ているところ、似てないところを尋ねると「僕は、(食べ物の)好き嫌いはないので、そこは似てないですね。でも、やりなさいって言われたことを嫌々やるところは同じ。マイロみたいに、何か言われても(低い声で)『はぁーーい…』とか『えぇーー』って感じ(笑)」とのこと。それでも、お母さんが火星人にさらわれてしまったら「そういうときは…やります。やるときはやります(笑)!」と頼もしい(?)返事が。好きなシーンは「(火星で知り合った)グリブル、キーと一緒に冒険するところ」。さらに男の子らしいこんな願望も。「(グリブルが作った機械のペット)ツーキャットがかわいくて好きですね。いつか、自分で作ってみたい!そうやってものを作るのは好きです。でも、設計図を書くのができないかな…(苦笑)。もし火星に行けるなら、低重力の中でジャンプしてみたい」。意外(?)なもうひとつの夢「棋士にもなりたいです」目覚ましい活躍を見せるが、今後について「このお仕事を続けていきたい」と語る一方で、いま、もうひとつ熱中していることが。「将棋が好きで棋士にもなりたいです。学校ではまだ負けたことないけど、家ではいつもお父さんにボロボロにやられてます。これまでお父さんとは500回くらいやったけど、3回しか勝ったことないんです」。では、この1年の中で自分が成長したと思うのはどんなところ?「仕事で髪をいじられても大丈夫になりました!前はカツラのピンが当たって痛かったり、かゆかったりしてヘアメイクさんから逃げ回ってたんです。プライベートでは…ちゃんと布団で寝るようになりました。前はこたつで寝ちゃうこともあったけど…(笑)。でも、めんどくさがりで、ゴミをゴミ箱に投げて入れようとしたり、それで入らないと取りに行ってわざわざまた遠くから投げたり…そういうところは成長してないですね(笑)」。現在10歳、成長はまだまだこれから。この先、やりたいこともいくらでも増えそう。では、もしいますぐ大人になれるとしたら、思う存分やってみたいことや“大人買い”してみたいものは?「友達でやってる子はいるんですが、モンハン(※人気ゲームの『モンスターハンター』)やってみたいですね。お父さんがやってるのをいつも見てます(笑)。あとはレゴをいっぱい買って、設計図に書いてないような大きなもの作ってみたいです」。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:少年マイロの火星冒険記 3D 2011年4月23日より全国にて3D公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:バナナマン設楽統、“わが子” 濱田龍臣にメロメロ「天才ですから」スペシャルゲスト登壇『少年マイロの火星冒険記』親子試写会に5組10名様ご招待J・デップ声優出演の『ランゴ』9,000万ドル突破全米1位はあのイケメン主演作バナナマン設楽娘が日村のような恋人を連れていたら「気絶」若手芸人もアウト「龍馬伝」の人気子役・濱田龍臣がディズニー声優に大抜擢!火星を舞台に大冒険
2011年04月14日ディズニーが贈る3Dアトラクションムービー『少年マイロの火星冒険記 3D』のジャパンプレミアが4月13日(水)、東京・新宿バルト9で開催され、日本語吹き替え版のボイスキャストを務める子役の濱田龍臣と、人気お笑いコンビ「バナナマン」の設楽統が登場。星空カーペットを闊歩し、火星に見立てたステージに立つなど“宇宙気分”を満喫した。アカデミー賞受賞監督であり、『Disney’sクリスマス・キャロル』も手掛けたロバート・ゼメキスがプロデュースする本作。何者かに連れ去られた母親を追って、ロケットに飛び乗った主人公マイロは、高度な科学と文明を持った火星にたどり着く。なぜマイロの母親は火星に誘拐されたのか?未知なる火星を舞台に、少年マイロの未体験アドベンチャーが始まる。濱田くんが主人公のマイロを、設楽さんはマイロのパパを演じている。濱田くんといえば、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬の幼少時代を演じ、人気グループ「嵐」の大野智と共演したドラマ「怪物くん」(日本テレビ)での好演も記憶に新しい人気子役。今回は大好きなディズニー作品で、念願の主人公を演じることになり「アフレコは大変でしたが、(出演できて)とても嬉しかったし、いい思い出になりました」と輝く笑顔を披露。もし火星に行けたら「無重力なので、思い切りジャンプしてみたいです」とハキハキ答えていた。そんな“わが子”の姿に、設楽さんは「うちの子は天才ですから」とメロメロ。実生活でも、濱田くんと同じ年齢の子供を持つとあって、その眼差しは父親そのもの。「ディズニー作品のボイスキャストですからね。自慢できますよ」と良きパパぶりを発揮していた。これに対して、濱田くんは「設楽さんは優しかったです。声を聞くと元気になれました」と100点満点のコメント。設楽さんの目尻がますます下がったことは言うまでもない。「3Dだから、すごく迫力があって、いいお話です。ぜひ楽しんでください」と濱田くん。設楽さんも「3Dで観ると、一緒に火星を冒険している感覚。本物のアトラクションのようだし、ストーリーも素晴らしい。最後にはホロっとするので家族揃って観てもらい、元気を出してほしい」と“親子”2人で作り上げた本作をアピールしていた。この日は「ディズニーアニメを通して子供たちを元気にしたい」と、元スポーツ選手の曙太郎(第64代横綱)、城彰二(元サッカー選手)、宮本和知(スポーツキャスター)がスペシャルゲストとして出席。また、宇宙や科学に関する教育実践活動や国際交流を行う団体“日本宇宙少年団”のちびっ子たちが登壇者をエスコートする大役を果たした。『少年マイロの火星冒険記 3D』は4月23日(土)より全国にて3D公開。■関連作品:少年マイロの火星冒険記 3D 2011年4月23日より全国にて3D公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:スペシャルゲスト登壇『少年マイロの火星冒険記』親子試写会に5組10名様ご招待J・デップ声優出演の『ランゴ』9,000万ドル突破全米1位はあのイケメン主演作バナナマン設楽娘が日村のような恋人を連れていたら「気絶」若手芸人もアウト「龍馬伝」の人気子役・濱田龍臣がディズニー声優に大抜擢!火星を舞台に大冒険ディズニー×ゼメキスの魅惑のアトラクション『少年マイロの火星冒険記』予告編解禁
2011年04月13日ディズニーの『少年マイロの火星冒険記 3D』のアフレコ収録が3月3日(木)に都内で行われ、本作の日本語吹替え版で声優に初挑戦する人気子役の濱田龍臣とバナナマンの設楽統が報道陣を前に収録に臨んだ。火星人に連れ去られたママを助けるべく、少年マイロが繰り広げる火星での冒険を描いた本作。濱田くんが主人公のマイロを、設楽さんはマイロのパパを演じている。まず、濱田くんがママを連れ去った火星人を追って、宇宙船に乗りこむシーンの収録が行われ、その後、設楽さんと揃ってパパとマイロの電話でのやり取りが収録された。感情を前面に出した濱田くんのマイロとは対照的に、設楽さんは落ち着いた口調のパパを披露。収録後、感想を問われると設楽さんは「濱田くんがマイロなので、邪魔しないようにしてました」と控え目に語っていた。濱田くんは「もし設楽さんが本当のパパだったら?」という質問に「優しそうでいいお父さんだな、と思います」と答え、これには設楽さんも嬉しそうに「ナイス!」。また報道陣からの「身近にいる火星人ぽい人は?」という質問に、設楽さんは迷うことなく相方の日村さんの名を挙げ「地球人じゃないな、と」とバッサリと斬り捨てた。物語の冒頭、マイロが口うるさいママにうんざりする様子が出てくるが、濱田くんのママはというと「(ママに)怒られるというより、よく注意されます。朝、起きてからこたつに入って寝てると『こら!寝ないの!』って言われます」とのこと。これには設楽さんは「こたつで寝るの気持ちいいのにね。厳しいなぁ」と子供のような表情。設楽さんは8歳の娘を持つパパだが「僕は基本、最後の砦という感じ。しつけはおかあさんというのが暗黙のルールで、お祭りとかでも僕はすぐに買い与えちゃいます。好きになってもらうのに一生懸命です」と大甘のパパっぷりをのぞかせた。そんな娘さんがいつか恋人を連れて来たら?という問いに「若手芸人とかはやめてほしい。日村みたいなのを連れて来たら気絶しますね」と心配そうな表情を浮かべつつ毒を吐いていた。『少年マイロの火星冒険記 3D』は4月23日(土)より全国にて3D公開。■関連作品:少年マイロの火星冒険記 3D 2011年4月23日より全国にて3D公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:「龍馬伝」の人気子役・濱田龍臣がディズニー声優に大抜擢!火星を舞台に大冒険ディズニー×ゼメキスの魅惑のアトラクション『少年マイロの火星冒険記』予告編解禁
2011年03月03日「龍馬伝」(NHK)、「怪物くん」(日本テレビ)などに出演し、現在最も注目を集める子役の濱田龍臣が、ディズニーアニメーション最新作『少年マイロの火星冒険記 3D』で主人公マイロの声優を務めることが決まった。濱田くんは「声優の主役ができることになってすごく嬉しいです。マイロはすごく色んな冒険をするので、僕もマイロの世界に入ったつもりで頑張ります!」と早くも気合い十分だ。本作は『Disney’sクリスマス・キャロル』を手掛け、『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞を受賞したロバート・ゼメキス監督がプロデュースする3Dアトラクションムービー。主人公マイロは、何者かに連れ去られた母親を追ってロケットに飛び乗る。宇宙空間を旅し、たどり着いたのは高度な科学と文明を持った火星だった。なぜマイロの母親は火星に誘拐されたのか?未知なる火星を舞台に、少年マイロの未体験アドベンチャーが始まる。濱田くんといえば、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬の幼少時代を演じ、人気グループ「嵐」の大野智と共演したドラマ「怪物くん」(日本テレビ)での好演も記憶に新しい人気子役。先日行われた写真集の発売イベントには、同世代の子どもたちから40代の女性まで幅広い世代が駆けつけ、大盛況だった。そんな2011年、最もブレイクが期待される濱田くんがディズニーアニメーションの主役の座をゲット!同世代の少年を演じることになり、「台本をお母さんと読んで2人とも涙が止まりませんでした」とすでに役作りは万全の様子。起用を決めたディズニーは「主役のマイロのような冒険心あふれる同年代の男の子を探しました。龍馬伝やドラマの演技をみて、濱田くんしかいないと思いました」と期待を寄せている。一方、マイロの父親役には人気お笑いコンビ「バナナマン」の設楽統が決定。これまでDVD『リトル・マーメイドIII はじまりの物語』(魚役)、『スペース・バディーズ/小さな5匹の大冒険』(犬役)の声優を務めた経験はあるが、劇場作品はこれが初めての挑戦。実生活でも父親の設楽さんは、「自分の子供に『パパ、声やってるんだよ!』って言えるのは本当にうれしい!世界観をこわさないように頑張ります」。コントなどで高い演技力を披露する設楽さんだけに、すてきなお父さん像を演じてくれそうだ。色鮮やかで、たくさんの不思議がつまった火星で待ち構える冒険と友情、そして愛。ディズニー・デジタル3Dが生み出す迫力と感動の物語『少年マイロの火星冒険記 3D』は4月、日本に上陸する。『少年マイロの火星冒険記 3D』は4月23日(土)より、全国にて公開。■関連作品:少年マイロの火星冒険記 3D 2011年4月23日より全国にて3D公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:ディズニー×ゼメキスの魅惑のアトラクション『少年マイロの火星冒険記』予告編解禁
2011年02月23日映画『シュレックフォーエバー』が12月18日(土)、初日を迎え日本語吹き替え版の声優を務めたダウンタウンの濱田雅功、藤原紀香、竹中直人らが東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶を行った。緑の怪物シュレックと仲間たちの冒険を描く、ドリームワークスの人気CGアニメシリーズ第4弾にして最終章。主人公・シュレックの声を務めてきた濱田さんは「いつも言うてるんですけど、僕以外の人がすごく上手いです。それでも精いっぱい頑張りました」と挨拶。声優業は今回が最後?と司会者から聞かれると「そうでしょうね。難しいんですよ。英語に合わせて日本語を言うのは。監督に何回も『お前がやれ!』って言いたくなりました」とボヤキ節。対照的に「スラスラ進みました」と話す竹中さんに濱田さんは「ダメ出しくらいあったでしょう?」とすかさずツッコミ。竹中さんは「あなたとは違うの!」と言い返し、お互い指を指し合ってにらみ合い。山寺宏一が「こんな掛け合いも見られなくなりますねぇ」と冷静になだめに入った。一方、シュレックの最愛の人、フィオナ姫役の藤原さんは、シリーズをふり返って「各国の映画祭に参加できたのがとても楽しかった。ハリウッドではキャメロン(・ディアス)さんとご一緒したり…」とニッコリ。濱田さんはここでも「なんで自分だけそういう思いしてるの?」と絡んでいた。『シュレック フォーエバー』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:シュレック フォーエバー 2010年12月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:『シュレック』長ぐつをはいたネコとドンキーのキュート&爆笑特別映像が到着!藤原紀香“シュレック卒業式”に出席「10年間幸せでした」と晴れ晴れダウンタウン浜ちゃん10年分の『シュレック』をセットで相方に贈る?『シュレック』に子育て世代の夫婦が熱烈な共感!意外な(?)アンケート結果が…ハリセンボンの春菜、シュレックに変身の上、ムチャぶりギネス挑戦で疲弊…
2010年12月18日この若さで“個性派俳優”と称される役者も珍しい。濱田岳、21歳。先頃DVDがリリースされた『鴨川ホルモー』では、主人公の親友でエキセントリックな帰国子女の京大生・高村を好演。劇中、現代劇にもかかわらずチョンマゲ姿を披露し、なんと織田信長(のモノマネ)まで演じている。「『人間五十年』の舞いまで満喫しちゃいました」と屈託なく笑う一方で、「人前で演技するのがいまだに恥ずかしい」とも。個性派俳優であればあるほど、その素顔が気になるところ。この『鴨川ホルモー』を始め、映画、ドラマへの出演が続く濱田さんに話を聞いた。「一般に“役作り”と言われるものがよく分かんないんです」。そう語りつつ、役柄へのアプローチについて濱田さんはこう語る。「演じる役柄がどんな人間であれ、多かれ少なかれ僕の中にあるものなんですよ。高村のようなぶっ飛んだ部分も、根暗な部分も。自分の心の中のそういう部分を見つけて拡大していく、それが僕の第一の仕事ですかね。だから、語弊があるかもしれないけど、殺人者の役をやるとしたら、自分の中にほんの少しだとしてもあるであろう、そういう要素を探すことから始めると思います。きっとそれは誰にでもあるものだと思うし。今回の高村役ですか?そうだなぁ…僕もマイペースなヤツですね(笑)。それを過剰に表現するとああいう、空気を読めなくて押し付けがましい男が完成するんです!」それにしても、本作で見せるチョンマゲ、絶叫、ハイテンションは凄まじい…。だが、本人は至って真面目に「今回はチョンマゲがライバルでした」と言う。「チョンマゲなんて誰がつけたって面白いに決まってるんですよ。そこを、これは濱田岳じゃなきゃって言わせたいので何かしなくちゃいけなかった。ヅラにおごらず!いいライバル関係でした(笑)」。翻って、素の濱田岳はどんな人間?「あぁ、気の小さい男ですよ。とにかく何やるのも恥ずかしい(苦笑)。じゃあ、俳優やめちまえって話ですが、現場が楽しいんです。その楽しさゆえに続けているような感じですね。10歳でこの世界に入って、大人の世界に放り込まれて、相手にされて…この楽しさに味をしめたんですね。1か月くらいの撮影の中でいろんな人と一緒になって、役職は違えどプロの集団で、同じものを作ってるけどライバル関係とはまた違って。現場の空気がとにかく好きなんです」。では、「演じる」「違う人間になりきる」という部分に対しての楽しさは?と尋ねると、照れくさそうにかぶりを振る。「いや、そこを意識すると、恥ずかしくて出来ない!自分でモニターチェックもしないんですよ。それを意識しないでやって来たのがいまにつながってるのかな…」。本作を始め、少しエキセントリックな役、正統派の主人公とはひと味違う役柄を演じることが多いが、それについて本人はどう感じているのだろうか?「特に最近感じるのが、脇役の醍醐味。それに気づいたからこそ怖さも感じます。いまはこのポジションが面白くて仕方がないですね。今回も、ただの学生群像劇というだけではないコメディが求められていた。そこで僕が自爆覚悟で突っ込めば、みんなのテンションも思い切り上がるんですよ。だってみんな負けたくないでしょ?こんなチョンマゲなんかに(笑)」。さらに、今後、やってみたい役を聞いてみると、こんな過激な言葉も。「みんながやりたがらない役がいいですね。変態とか殺人者とか。僕がやると、みんなが観て『何だこいつは?逮捕しろ!』って言うような。『こいつにだけは殺されたくない』っていう殺人犯を演じたいです」。目標としている俳優を尋ねると、こんな答えが返ってきた。「小心者だから、目標は作らないようにしています。素敵な俳優さんはごまんといますが、気が弱いので、目標にすると二番煎じにしかならなくなる。それじゃ寂しいし、“自分”でいたいなと思います」。恥ずかしがり屋で小心者と称しつつ、飄々とそう語る姿からは常人離れした精神力の強さが垣間見えるが…。「のんきだから、何とかなるって思ってるんですよ。焦りもないですね…いまだにこの仕事で食べていけると思ってなくて、大検を取ろうとしたりしてますし。まあ自分ののんきさも結構好きですよ」。最後の写真撮影の際に、原作小説は読んだか?と尋ねると「薦められると読みたくなくなるんですよ」とポツリ。「でも、『ホルモー六景』(※『鴨川ホルモー』のスピンオフ的な続編小説)は読みました。面白かったですよ。(主人公の)安倍は山田くんを想像しながら読みましたね」とのこと。では、小説内の高村に関しては自分の姿を想像する?「しないです!無理!そんなの恥ずかしいよ!」『今度は愛妻家』、『ゴールデンスランバー』と出演作が続くが、ますますの名演、怪演を期待したい!『鴨川ホルモー』[DVD]発売元:ポニーキャニオン価格:4,935円(税抜)発売中■関連作品:鴨川ホルモー 2009年4月18日より全国にて公開© 2009 「鴨川ホルモー」フィルムパートナーズ■関連記事:大作を脅かす本命ヒットとなるか?『スラムドッグ$ミリオネア』満席続出スタート!いじめか!斉藤祥太の印象聞かれ山田孝之「実は双子」、栗山千明「見分けつかない」山田孝之「異なる役を楽しんでます。『ムチャクチャな顔にしてやる!』って(笑)」オニを操る小悪魔(?)芦名星「真っ直ぐゆえに嫌われる女の子ってある意味素敵」『鴨川ホルモー』ダンスコンテスト開催!パパイヤ&本木監督、セクシー衣裳にニヤリ
2009年12月04日