俳優だけでなく多方面で活躍する2人、山田孝之と菅田将暉が7月スタートの金曜ナイトドラマ「dele」(ディーリー)で主演することが明らかになった。本作は、気鋭のベストセラー作家・本多孝好が2人にあてがきしたキャラクターを軸に、「デジタル遺品」から生まれる、誰も描いたことのない人間ドラマを、1話完結型形式で描いていく。■「デジタル遺品」をめぐる物語に初めてスポットが当たる!「ストレイヤーズ・クロニクル」「真夜中の五分前」「at Home」など、著作が次々と映画化されている気鋭のベストセラー作家・本多氏。クリエイター・サイドから映像化を渇望される本多氏が、今回はなんと“完全オリジナルドラマの原案と脚本”に初挑戦する!本作のタイトル「dele」は、“削除”を意味する校正用語。そんな本作のテーマは、PCやスマホに残された「デジタル遺品」だ。様々な記録がデジタルデバイスに詳細に残ってしまう現代において、「自分が突然死んでしまったとき、誰にも見られたくないデータは一体どう処理したらいいのか」という疑問は多くの人が考えること。今回はそんな“黒もしくはグレーな人知れぬデータ”に着目し、「デジタル遺品」に初めて光を当てていく。本作の主人公、坂上圭司と真柴祐太郎が生業とするのは、依頼人の依頼を受け、死後に不都合なデジタル記録をすべて“内密に”抹消する仕事。しかし、2人は任務を遂行しようとするたび、様々な問題に巻き込まれ、依頼人の人生とそこに隠された真相をひも解かねばならぬ状況へと追い込まれていくことに…というあらすじ。■山田孝之&菅田将暉、SNS開設はこれだった!?4月に突如、「菅田山田」というTwitter、「山田菅田」というInstagramを開設していた2人。「菅田山田、なんかやるみたいよ」というツイートから、画像と共に様々な謎の投稿をし、話題となっていたが、そんな共同SNSを開設した理由こそがこの新ドラマだったようだ。『闇金ウシジマくん Part2』や『何者』などで共演経験のある2人。山田さんが今作で演じるのは、会社「dele. LIFE」を立ち上げ、依頼人の死後に遺留データを内密に消す仕事をしている坂上圭司役。原因不明の難病で下半身の麻痺が進行し、車椅子生活を送っている。そして、ひょんなことから、彼の仕事を手伝うようになる真柴祐太郎役を菅田さんが演じる。山田孝之「しっかりと心で受け止めて」菅田さんとの共演について、「いつかガッツリ共演してみたいと思っていたので、今回の設定はとても嬉しく思いました。まさか連続ドラマで実現するとは予想外でしたが」と喜んだ山田さん。「まあ、性格はよくないかなと思います」と自身のキャラクターについてこう明かしつつ、「“他人から見たらムカつく人”を演じるのは面白くもあり、難しくもあります。セリフは少し大変です」とコメント。さらに、「撮影では日々、“残るもの”を作ってきている、という感覚があります」と山田さん。「皆さんには、耳から入ってきたセリフをしっかりと心で受け止めてほしいです。というのも、劇中でごく普通に話している言葉の中に、伝えたいことがたくさんあると感じたからです。『この人はそうなんだ』ではなく、自分だったら、自分の周りだったら…と考えてほしいです」と呼びかけた。菅田将暉「山田さんから受ける刺激も大きい」本作において、衣装などのビジュアルにこだわったという菅田さん。「特殊にしたいわけではないですけど、何か記憶に残るものにしたくて…。髪型など、祐太郎の長所である“自由な感じ”を意識しています。また、彼が抱く素朴な疑問は、視聴者目線に近い感覚。そういう素直な感じは、大切にして演じています」と明かし、また「山田さんから受ける刺激も大きいです。山田さんはお芝居の最中はもちろん、意外と撮影合間に話す内容にヒントがたくさんある方。リハーサルをやってみて『ここはどうしようかな』と考えているとき、山田さんと話をすると、腑に落ちることがよくあります」と山田さんとの共演について語っている。■スタッフも注目陣!そして、本作には映像界で活躍する最高のスタッフが集結。原案の本多氏と共に、各話の脚本を直木賞作家・金城一紀(「SP」「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」)をはじめ、瀧本智行、青島武、渡辺雄介、徳永富彦ら業界の第一線で話題作を放出し続けてきたメンバーが担当するほか、瀧本氏は監督としても常廣丈太と共にメガホンを取る。また音楽、撮影もこのプロジェクトでなければ実現不可能なチーム編成になっている。なお、本多氏による圭司と祐太郎のキャラクターはそのままに、ドラマとは異なるオリジナルストーリーが展開される小説「dele」は、5月25日より発売。続編小説「dele2」が6月15日に発売することも決定した。金曜ナイトドラマ「dele」は7月より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2018年05月25日現在公開中の映画「孤狼の血」(白石和彌監督)で暴力団組長・瀧井銀次役を熱演している、「電気グルーヴ」のピエール瀧(51)。 同作は「警察小説×『仁義なき戦い』」と評される柚月裕子さんのベストセラー小説を実写映画化している。 「瀧さんの役どころは、役所広司さん演じる主人公のベテランマル暴刑事のよき相談相手。瀧さんは役所さん、主人公の相棒の新人刑事を演じる松坂桃李さんに次ぐ重要な役どころ。物語のカギを握る人物として、圧倒的な存在感を発揮しています」(映画ライター) 「電気グルーヴ」の前身バンドで80年代半ばから音楽活動をしていた瀧だが、90年代半ばに俳優業をスタートさせた。 これまで数々の作品に出演していたが、今やすっかりおなじみとなった「コワモテ俳優」としての才能を開花。そのきっかけもまた、白石監督の社会派作品だったのだ。 「13年公開の『凶悪』で物語のキーマンである死刑囚の元暴力団組長を演じ、『報知映画賞』や『ブルーリボン賞』の助演男優賞を受賞しました。白石監督が一部のインタビューで『凶悪』の撮影を振り返る際、瀧さんのアドリブを絶賛していました。そして滝さんもまた、白石さんとの現場のやりとりで『コワモテ俳優』としての才能を開花させたようです」(芸能記者) 「凶悪」以降、「日本で一番悪い奴ら」「アウトレイジ 最終章」などで迫力満点の演技を見せた瀧。今後もコワモテ役のオファーが途切れる事がなさそうだ。
2018年05月15日昨年、東京で上演された音楽劇『マリウス』が関西に初登場。本作は、フランスの人気作家マルセル・パニョルの戯曲で、山田洋次監督が映画「寅さん」シリーズを書くきっかけとなった作品だ。思い入れある作品で、山田監督自ら作品の脚本・演出を手掛けた。物語の舞台は、1931年の地中海に面したフランスの港町マルセイユ。船乗りになる夢を持つマリウスと幼なじみファニーのラブ・ストーリーを軸に、ふたりを取り巻く人たちの愛と温かな交流が生き生きと描かれる。今回、降板となった今井翼のピンチヒッターとして、ジャニーズWESTの桐山照史がマリウスを務め、瀧本美織が初演に続いてファニーを演じる。大阪公演に向けて、瀧本に作品への想いや意気込みを聞いた。音楽劇「マリウス」チケット情報初演では、山田監督の強い思い入れを感じた作品だった。「恋人同士の愛情はもちろん、親から子供への愛とか、いろいろな形の愛にあふれた作品で、その愛は日本でもフランスでも同じなんだと。ファニーとして生きられたことで、自分にとっても人生には愛が必要だと感じられた舞台でしたね」。本作は音楽劇で、初演ではその難しさを感じたという。「芝居に入ってくる歌は、歌うというより、セリフのように歌う、喋るように歌うという感じで、すごく難しかったです」。初舞台ではタンゴを踊ったこともあったが、今作ではフラメンコを披露した。「体を動かすのは大好き。やったことのないジャンルでも、ダンスは好きです。楽しいなっていつも感じます」と笑顔を見せる。ファニーは夢を追いかけるマリウスを愛し、送り出す女性。「苦渋の決断だったと思いますが、大人の女性だからできる我慢のようなものがファニーの芯の強さとして表せたらいいなと。もし自分だったらと思うと、辛いですよね。もう一生会えないかもしれないですし。子供というプレゼントも残してくれてうれしい気持ちもありつつ、複雑ですね。みなさん、自分だったらどうするかなって思って観ていただければ。人情味あふれるお芝居なので、大阪の方に“あぁ、人ってこうだよな”って感じていただけたらうれしいですね。かっこ悪くても、それが愛だよなって。そこに感動があり、涙も笑いも詰まっています。大阪でもフランスの風を感じられる舞台だと思うので、気軽に遊びに来てほしいです。桐山さんがマリウスになったことで、また新しい大阪ならではの笑いが入るかもしれないですね。私も楽しみです、そこは(笑)」。公演は、6月8日(金)から26日(火)まで大阪松竹座にて上演。チケットは、5月5日(土・祝)10:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、チケットぴあでは5月3日(木・祝)昼12:00から23:59まで電話先着先行を実施。■チケットぴあ電話先着先行【受付対象公演】大阪公演全公演【受付期間】5月3日(木・祝) 昼12:00~23:59【受付電話番号】0570-02-9500【枚数制限】1人2枚まで。取材・文:高橋晴代
2018年05月01日三代目J Soul Brothers/EXILEの岩田剛典を主演に、芥川賞作家・中村文則の「映像化不可能」といわれていたベストセラー小説を映画化した『去年の冬、きみと別れ』。キャッチコピーの「すべての人がこの罠にハマる。」は決して大風呂敷ではなく、緻密に張り巡らされた伏線の回収と先読みさせない展開・結末は、Yahoo!映画で平均3.83、映画.comで平均3.7、Filmarksで平均3.7という数字が示している通り高く評価されている。中でも女優・土村芳が演じる吉岡亜希子は謎多き役どころで、事前に明かされていた情報は、「木原坂(斎藤工)のモデルを務めていた盲目の美女」ぐらい。公開から2週間が経ち、「多少のネタバレはOK」とのお許しが出たので取材を申し込んだ。土村が演じる亜希子は視覚障害のハンディキャップを抱えながら力強く生きる女性で、実は岩田演じる恭介の元恋人。「ネタバレを背負っている」と言っても過言ではない重要な役どころだが、シリアスな展開が連続する中で、唯一ほっこりできるのが2人のアツアツぶりを収めたシーンだろう。映画の冒頭で事件に巻き込まれたことが分かるので、とっても切ないシーンでもあるのだが……。撮影秘話をはじめ、役作りや岩田の魅力など、これから映画を観る人に支障を来さない程度に話を聞いた。○瀧本智行監督から伝えられたこと――本作に関する取材は今日で一区切りと聞きました(3月20日のヒット記念イベント後の取材)。公開から2週間ほど経って、ようやく皆さんに届きはじめたような感覚です。私が表立ってさせていただく宣伝は少なくなると思いますが、それでも公開は続きますし、できればロングラン上映になるまでヒットしてほしいですね(笑)。――そうなることを願っています。物語の展開に深く関わる重要な役でしたね。脚本を読んで監督とお会いした時にもそのような説明がありました。不安も感じつつ、全力を注ぎたい役でもあったので覚悟を決めて臨みました。監督からは、亜希子の強さや凛として芯が通っている内面、作品全体から見た時のポジションについてのお話もうかがって。視覚障害という役柄含め、限られたシーンの中でそれだけの説得力をもたせるために、細かいところまで極めたい……少しでも「偽り」として伝わってしまうと、観てくださる方が引いていっちゃうような危機感がありました。○恭介の元恋人・亜希子の役作り――撮影前には視覚障害の方にも会ったそうですね。はい。施設にお邪魔して点字セットと白杖をお借りしましたたんですが、その時にたまたま盲導犬の講習会が開かれていたので参加させていただきました。目隠しして盲導犬に引っ張ってもらいながら歩いて施設から外に出て、一般道を歩かせてもらいました。最初は怖くて怖くて。盲導犬の行動について細かく説明を聞いて理解すると、身を任せてスムーズに歩くことができて。盲導犬との間にはそういう信頼関係も大切なんだと感じました。私の役は盲導犬ではなくて白杖のみで歩行する役だったので、撮影前には公園で練習したりもしました。なんでもない小さなくぼみだったり、点字ブロックで躓いてしまったり、今までは感じたことのない世界というか、発見の連続でした。一度、人混みの中を歩いたことがあったんですが周囲の視線をすごく感じて、亜希子が周りと自分の間にある「何か」に負けないように生きてきたということを少し感じることができたような気がします。――そうやって身をもって体験してみないと分からないことですね。そうですね。限られた時間の中で少しでも近づきたいという思いがあったのでとにかく全力を注ぎました。亜希子の強さの源は私の中にはないもの。これまで生きてきた境遇は違いますが、少しでも寄り添いたいという気持ちでした。○現場でも紳士的な岩田剛典――ネタバレに直結する役なので、公開前はこのような取材でも慎重な発言が求められたと思います(笑)。シリアスな展開がメインとなるので、恭介とのアツアツシーンは特に印象的でした。基本的には順撮りだったので、「私が出演する序章=岩田さんとのシーン」は序盤でした。やりとりはアドリブの部分もありましたが、監督が明確なイメージを伝えてくださいました。海に行く前、恭介に点字を教えるシーンでは「『海に行きたい』という意味の点字を恭介に教えます」のような感じの説明があって、脚本にセリフを書き加えていく流れでした。2人が幸せであればあるほど後半に生きてくるということもおっしゃっていたので、その後に起こることは当然2人は予感してないわけですし、本当に「2人の世界」として演じていた気がします。監督も撮りながら「恥ずかしい!」と言っていたくらい(笑)。――岩田さんは精神的にもかなり追い込まれていたようですが、そのあたりも共演して感じたのでは?私はほとんど幸せな恭介さんとしか接していません(笑)。岩田さんはすごく真面目で優しい方です。2人のシーンでも本当に紳士的に接してくださいました。――初見ではストーリー展開を追いつつ、取材のポイントを意識しながらだったので、もう一度観てみたくなりますね。そう言ってもらえるとうれしいです。展開を分かっていてもう一度観ても楽しめる作品だと思います。○友人から質問には「観てのお楽しみ」――周りの方に宣伝しようにも、ネタバレの役なのでなかなか詳しく話せない(笑)。そうですね。同級生から連絡があってどんな役か聞かれたのですが、そこは濁しながら、「観てのお楽しみ」「とにかく観てほしい!」とだけ伝えました。映画ってたくさんの人に劇場でご覧頂いて初めて成立するものだと思っているので、試写後は客観的に考えるまで時間がかかりました。そうそうたる共演者の方々の中で、自分が作品の一部になっている……とボンヤリとした不思議な感覚になって。これまでもそうですが、自分が出させていただいた作品を客観的に捉えるまでどうしても時間がかかってしまうんです。――今回はなおさらですね。久しぶりの映画出演だったので、たくさんの人の手によって作り上げる映画はやっぱりステキだなぁと純粋に思えました。――4回目のインタビューになるのですが、これまでの作品ではクランクアップ時に特別な思いがあふれたということも話されていました。今回はいかがでしたか?新しく挑戦する事の多い役というのもあって、自分の中で不安になる事もありましたが、亜希子という人物としてこの作品の一部になれた事、このような機会をいただけた事に感謝の気持ちでいっぱいでした。――お芝居は好きですか? 以前は役者業について、「向いてなくても好き」とおっしゃっていました。好きです! そこは不変です(笑)。■プロフィール土村芳(つちむら・かほ)1990年12月11日生まれ。岩手県出身。子ども劇団に所属後、高校在学時に新体操でインタ ーハイに出場。京都造形芸術大学の映画学科俳優コースに進学し、数々の舞台作品や自主 制作映画に出演した。2013年3月に大学を卒業後、ヒラタオフィスに所属。これまで、 『カミハテ商店』(12)、『弥勒』(13)、『劇場霊』(15)、『何者』(16)などの映画、『コウ ノドリ』(TBS系・15/17年)、『べっぴんさん』(NHK・16~17年)、『恋がヘタでも生きて ます』(日本テレビ系・17年)、『GO! GO! フィルムタウン』(NHK・17年)、『女子的生 活』(NHK・18年)などのドラマに出演。
2018年04月04日『去年の冬、きみと別れ』(略して『冬きみ』監督:瀧本智行 原作:中村文則)は、岩田剛典の、「犬系男子」ではくくりきれない、演技の飛距離を感じさせる映画であった。彼のポテンシャルのすべてをぶっこんだものになっていたように思う。岩田剛典は、芸能界の一角を担う勢いのEXILE TRIBEの人気アーティストで、EXILEや三代目J Soul Brothersのパフォーマーとして活躍。俳優としては、EXILE TRIBE大集合のアクションエンタテインメント『HiGH&LOW』シリーズから、それこそ彼を「犬系男子」に決定づけた、ある日女の子の家に居候するところからはじまる『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』までヒット作に出演、人気を誇り『去年の冬、きみと別れ』が初の単独主演作となった。だからこそ、彼のポテンシャルのすべてをぶっこんだものになっていたように思う。「観た人すべてがだまされる」というキャッチコピーのミステリーなので、公開からすでに約10日間経過したとはいえ、まだ観ていない方もいることを配慮してネタバレしてはいけないと思うと、具体的なことが書けず、よって岩田剛典のどこに演技の飛距離を感じさせる映画なのか書きづらい困った状況ではあるが、ネタバレしないでどこまで書けるかがんばってみたい。○知性、癒やし、激情とあらゆる面を見せる岩田『去年の冬、きみと別れ』を劇場で見たら、上映前の予告に、岩田剛典の次回作『パーフェクトワールド』(10月公開)の予告が流れた。ヒロインと、車椅子生活を余儀なくされた男性との恋という単なる甘い恋ではない作品とはいえ、女性漫画の映画化なので、『植物図鑑』のように、光に包まれたふわっとしたきれいな画面の作品で、またしても岩田剛典の爽やかな面に溢れた映画なのだろうなあ……と思って観ているうちに、ほかの予告も経て、『去年の冬、きみと別れ』がはじまる。色調はかなり暗く、画面も固く締まった感じで、岩田剛典もきりっとしている。岩田が演じる主人公は、フリーライター・耶雲恭介。盲目の女性(土村芳)が焼死した事件の容疑者だったカメラマン木原坂雄大(斎藤工)に密着し本を書きたいと、出版社にやって来る。編集者・小林良樹(北村一輝)は最初、その企画に乗り気ではないが、上司のすすめもあって、担当することになる。女性が焼死していく様を撮影していたのではないかという疑惑のある木原坂は、初っ端からあやしさを振りまき、対して耶雲は、いかにも真面目な常識人という印象。だが一方で、若さゆえの功名心もあるようで、恋人・松田百合子(山本美月)と結婚を前に、一冊自著を出そうと意欲に燃えていた。木原坂の事件の真相を暴くことができれば、ジャーナリストとして認められる、そんな思いも手伝って取材を続けるうちに、愛する百合子が木原坂のスタジオに監禁されてしまい、耶雲は、精神バランスを狂わせてしまう……。このへんまでは予告編にも出てくるところなので、未見のひともご心配なく。慶応大法学部出身の、岩田の知性を活かして演じるジャーナリストが、木原坂を取材するうえに、じょじょに変化していくところが、この映画の見どころのひとつで、そこに、岩田の演技の幅を感じたというわけだ。『HiGH &LOW』シリーズのようない熱く激しい狂犬のような面も見られるし、『植物図鑑』のような柴犬感もところどころ見ることができる。知性、癒やし、激情とあらゆる面が見られ、それは例えるなら、興福寺の国宝・三面六臂の阿修羅像のようであった。○★ここからややネタバレあり物語は、斎藤工演じる悪魔的なアーティスト(カメラマン)と、岩田演じる阿修羅王のようなジャーナリストとの、真相を巡る心理戦にとどまらず、そこへ、北村一輝演じるベテラン編集者も加わってくる。北村一輝と斎藤工というと、W不倫のドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち』を思い出してしまうが(映画化された『昼顔』には北村は残念ながら出演していない)、そのドラマで食虫植物的能力を発揮していた斎藤が、『冬きみ』では捕獲気分ダダ漏れで、『昼顔』で野生のケモノ的色気ムンムンのアーティストを演じていた北村一輝は、『冬きみ』でもやっぱり隠しきれないケモノ感を放つ。最終的には、阿修羅王のような柴犬の岩田、食虫植物の進化系の斎藤、いつだって野性的な北村の三つ巴の戦いになっていく。ミステリーの内容もドキドキするが、ちょっと違った『HiGH& LOW』のような男のぶつかり合いにもドキドキする。柴犬系で、つぶらな瞳のイメージの岩田剛典が、目をかっと見開くと、ものすごく目が大きくなって、眼輪筋のちからのハンパなさに目を見張る。『冬きみ』物語の果てに、何が見えるか。未見の方は、ぜひご体験を。(C)2018 映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年03月22日現在公開中の映画『去年の冬、きみと別れ』の春休み直前イベントが20日、東京・新宿の新宿ピカデリーで行われ、主演の岩田剛典と土村芳が出席した。映画『去年の冬、きみと別れ』の春休み直前イベントに出席した土村芳、岩田剛典(左から)初日から10日が経過したこの日は、「春休み直前イベント」と題して上映後に主演の岩田剛典と土村芳が登壇して舞台あいさつ。岩田が「皆さんどうでしたか? こんなにおかわりできる映画はないんじゃないんでしょうか?」とあいさつすると、観客から拍手が巻き起こり、反響の声について「この映画は大どんでん返しが売りですので、最後まで結末が予想できなかった、驚いたという感想が一番多い印象がありますね」と語った。土村は「私から岩田さんに話しかけることがなかったと思います。結構人見知りでもあるので(笑)。最初は緊張していましたが、岩田さんのお人柄と言いますか、頻繁に声を掛けてくださりました」と撮影エピソードについて語り、岩田は「『好きな食べ物なんですか?』とか小学生な質問をして、その答えが『枝豆』だったのでビックリしました」と明かして会場の笑いを誘う場面も。また、岩田が演じた恋愛に一途な主人公の耶雲恭介について土村は「私もこれほど愛されてみたいなと羨ましく思ってしまったりなんかして(笑)」とファンの心を代弁していた。予測不可能なサスペンでありながら、究極の純愛を描いた本作にちなみ、「究極の愛の形は?」という質問に土村が「私はこの世に生まれて27年ですが、まだまだ見つけられてない気がします。この作品を見てそれを痛感したし、自分の中で育んでいた愛の大きさを疑ったところがあるので、これから探してみたいと思います」と回答。一方の岩田は「自己犠牲の精神じゃないですかね。今までの半生を振り返っての意見ですけど、その人だったりこのことの為だったら命を賭けられるかとか、自己犠牲になれるかどうかの精神が愛の形だと思いますけど」と真剣な表情。さらに「お互い愛が大きいと思う人物は?」という質問には「やっぱりメンバーですかね。みんなグループ愛に満ち溢れているし、みんなグループのことを考えて色々動いていると感じますから」と答えると、会場で悲鳴が飛び交うなど岩田に感動した様子だった。『教団X』などのヒット作を世に送り出している芥川賞作家・中村文則の同名小説を、『はやぶさ 遥かなる帰還』の瀧本智行監督がメガフォンを執った本作。1秒たりとも目が離せない展開の中、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』 で華々しい役者デビューを飾った岩田剛典が。従来のイメージを180度覆しかねない狂おしいまでに一途な愛に生きる主人公・耶雲恭介を熱演している。
2018年03月21日EXILE・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が主演を務める映画『去年の冬、きみと別れ』(公開中)の場面写真とキスシーン映像が21日、公開された。同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。今回公開された本編映像は、岩田演じる主人公の恭介と、土村芳演じる吉岡亜希子のシーン。亜希子はカメラマン・木原坂(斎藤)のモデルを務めていた盲目の美女であり、 猟奇殺人事件の被害者で、撮影中にろうそくが転倒し、火の海に巻かれ死亡した。映画を観た人たちの間で話題となっているのが、この亜希子の正体。亜希子は恭介の元恋人であり"第二章"から始まる同作の“もう一人のヒロイン”となる。映像に映し出されるのは2人の海でのデートシーンで、海辺で抱き合う二人の穏やかなキスシーンには、北村一輝もジャパンプレミアで「憧れる」と発言していた。しかしこの後2人の心はすれ違い、衝撃の結末にむかっていく。(C)2018 映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
2018年03月21日「血液型選手権」で有名な御瀧政子先生の血液型占いです! テーマは、恋のサポートのお手伝いをしてくれるのは? 血液型別にキューピッドになり得る人やものをお伝えします。運勢とあわせていますぐチェック!【#anan血液型占い】【2018年3月19日~3月25日の運勢】占い監修・御瀧政子心理研究家、スピリチュアルクリエイターの御瀧政子先生による血液型占い。あなたの2018年3月19日~3月25日の運勢は?ズバリ、診断します。【2018年3月19日~3月25日】血液型ごとの運勢テーマは、恋のサポートのお手伝いをしてくれるのは?あなたの血液型は、どんな運勢なのでしょう。クリックしてみて!【A型】職場の先輩がフォローに【B型】友人が気持ちの支えに【O型】悩みを母親に相談してみて【AB型】魔法の言葉が詰まった本(C)GeorgeRudy/Gettyimages【#anan血液型占い】【A型】職場の先輩がフォローにA型の基本傾向:几帳面。慎重。謙虚。根気強い。協調性が高い。総合運手綱はしっかり自分の手でしめて運気は芽吹きのとき。ことの始まりをしっかり締めることで、自分のほうへ良い流れを持ってくることができるでしょう。仕事面では芯の強さで勝負をかけてみて。どんな難題にもしなやかな身のこなしで対応できれば周りから高い評価を得られるはず。健康面では多少のムリでもねじ伏せられそう。体力的にも余裕があるので、日々のケアとバランスの良い食事をとるように心がけて維持を。金銭面では入るけれど出ることも多々あり。ただ、顔見知りや友人間でのお金の貸し借りは後からもめる原因にもなるので注意が必要。自分の思いからブレるようなことはしないこと。A型の恋愛運恋愛運諦めないで、そこからが勝負に恋愛運は思ったより良好。見えない所からの応援があるようで、あわやの場面もサポートはしっかり入る予感。シングルの人は出会いがないと嘆かないこと。見渡せば案外あなたのことを気にかけている人がすぐそこに。気軽に話し合える仲から一歩進んでみても良さそう。片想い中の人は作戦次第では親密な関係になれる予感が。カップルの人は背伸びをし過ぎないこと。それ以上に見せたいだけの飾りは、かえってちぐはぐに映るはず。恋のサポートのお手伝いをしてくれるのは職場の先輩。あなたの苦手意識をうまく察知して絶妙なアドバイスをしてくれそう。ラッキーアイテムゴールドリング出会いが多いスポットインポート雑貨店週末ラブ運★★☆☆☆ワンテンポ早めに行動を(C)gradyreese/Gettyimages【#anan血液型占い】【B型】友人が気持ちの支えにB型の基本傾向:好奇心旺盛。楽天家。マイペース。個性的。凝り性。総合運引き付ける魅力に反発がともなうことも運気は好調の様子。思うような理想を描き出すことが可能に。仕事面ではいける!と感じたことは、思うままに通してみて。反感をかうこともありますが、自信があれば上からの了承が取れるはず。目上の方にはちょっとご機嫌をうかがう挨拶は入れておいたほうが得策。健康面ではお付き合いが格段に増加しそうな傾向。ビジネスランチ、接待などのお付き合いがない日はヘルシーに済ませて。金銭面では必要なときには惜しまないこと。上質なものを選べば長く使えて思った以上のお得な気分。引きが強いときなので余分なものまで引き付けないように気をつけて。B型の恋愛運恋愛運日頃の小さな変化を見逃さないで恋の運気は少々困難の様子。突如岩のような障害が目の前に立ちはだかるかも。シングルの人はしっかり脇を締めてかかって。ちょっと甘い顔をのぞかせたら振り回されてしまう予感。素敵な人でも今週は距離を保つほうが無難。片想い中の人は逆走する気分になりそう。急につれない態度やよそよそしいムードに落ち込みそうだけど復活の見込みアリ。カップルの人は小さな衝突が多いかも。おたがいさまという思いやる気持ちを忘れないこと。恋のサポートのお手伝いをしてくれるのは友人。つまずきそうな心にカツを入れたり一緒に気持ちを分かち合ってくれる存在。ラッキーアイテムクリアファイル出会いが多いスポットホームセンター週末ラブ運★★★☆☆酵素ドリンクで細胞活性化に(C)PeopleImages/Gettyimages【#anan血液型占い】【O型】悩みを母親に相談してみてO型の基本傾向:頑固。楽観的。社交家。おおらか。負けず嫌い。総合運安定感とゆるぎない自信を培って運気は伸び上がる雰囲気。着々と積み重ねてきた努力に対しての答えが出てくる頃。仕事面では緻密さが求められる様子。論理的に組み立てて説明できるようなシステムや、数字で経過が表せるようにしておけば他からの質問への対応もしやすいはず。先に要点をおさえながら必要なことを用意する手回しの良さを発揮して。健康面ではスタミナも◎。レジャーを兼ねて大地の息吹を直接感じるハイキングを。金銭面では堅実路線で。冒険するような魅力的な商品からの誘惑があっても、ガッチリ安定したほうを選んで吉。先を見据えて行動をとるように心がけて。O型の恋愛運恋愛運穏やかな愛情があなたを包み込みます恋の運気は順調に歩む様子。安定感があり、ゆるぎない愛情を降り注いでいくことが可能なとき。シングルの人はモテモテの予感。特に年下の人に慕われて、何かと甘えさせてくれるあなたにご執心の状態。頼りない部分もあるけれど、あなたがリードすればOK。片想い中の人は友だちの延長になっているのかも。友だち以上恋人未満が少し切ない気持ちにさせそう。カップルの人はドンと構えて。あなたの懐の深さが彼にとっては安心できる場所。恋のサポートのお手伝いをしてくれるのは母親。あなたが落ち込んでいても陰からしっかり支えてくれているはず。ラッキーアイテム猫のチャーム出会いが多いスポットケーキショップ週末ラブ運★★★★☆超保湿パックでツルツルに(C)GeorgeRudy/Gettyimages【#anan血液型占い】【AB型】魔法の言葉が詰まった本AB型の基本傾向:天才肌。合理的。平和主義。責任回避。クール。総合運つまずいてもOK。変化を楽しむこと運気はダイナミックに変化する見込み。思いきって変化の波を受け取り、華麗に飛び出したら、新しいスタートが待っているはず。仕事面では揺さぶりがかかる様子。弱い部分を指摘されて悔しい思いもしますが、自分から乗り出せば苦手なことも克服できそう。ネガティブにとらえず、前に進むイメージを膨らませるのが正しい選択。健康面では水分代謝が滞る気配。水分補給をしながらホットヨガで汗を流してみて。金銭面ではふと気が緩む予感。財布のヒモは締める気持ちでいるくらいのほうがバランスはとれそう。渦の中心ほど静けさが漂うので、焦らないこと。AB型の恋愛運恋愛運うれしさや楽しさを共有してみて恋の運気はパワフルモード。強気で押していけますが、シチュエーションを考慮すればさらに効果が上がりそう。シングルの人は情熱的なアプローチを受ける予感。多少強引でも頼もしく感じて気持ちが動き始めるかも。片想い中の人は進展の兆し。自然と2人きりで話す機会が多くなったときはチャンス!どんな約束でもいいので言葉にして。カップルの人はデートの設定を。彼の行きたそうな場所をピックアップしたら忘れられないデートに。恋のサポートのお手伝いをしてくれるのは1冊の本。魔法の言葉であなたの目の前を明るく照らしてくれるでしょう。ラッキーアイテムミントのガム出会いが多いスポットブックセンター週末ラブ運★★★★★入浴時に腕のマッサージを(C)mediaphotos/Gettyimages
2018年03月16日公開初日を迎えた映画『去年の冬、きみと別れ』の舞台あいさつが10日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主演の岩田剛典をはじめ、山本美月、斎藤工、浅見れいな、土村芳、北村一輝、瀧本智行監督が出席した。映画『去年の冬、きみと別れ』の初日舞台あいさつに登場した岩田剛典、山本美月(左から)岩田は「個人的にはこの作品は監督だけがこの作品の設計図を頭の中に描かれている作品で、監督の設計図にフィットするか、しか頭にありませんでした。脚本だけでも面白かったんですが、果たして映像化したらどうなるのか、全く予想できませんでしたね」と振り返り、相手役の山本も「予測できませんでしたね。現場でモニターを見ることもなかったので、こんな光で撮っていたんだと思いました」と驚いたという。また、斎藤が「北村の兄貴がメンズ3人の宴を用意してくださり、その宴の後にとんでもない2人(岩田と北村)のラストシーンが生まれて鳥肌が立ちました。北村さんはそこまで考えての宴だったんですね」と明かすと、北村は「バレました?(笑)」と照れ笑いを浮かべ、岩田も「あの日(の宴)は大事でしたね」と気を遣ってくれた北村に感謝しきりだった。舞台あいさつの最後にはサプライズで瀧本監督が書き記した岩田宛の手紙をMCが代読。「あなたはスマートな見かけによらず不器用な方。僕はたくさん要求してたくさん注文しましたが、あなたは愚直に向き合ったと思います。次第に顔つきが変わり、いつしかオーラを漂わせ、心を揺さぶられました。だからこそ、誰よりも深く恭介という役を魅力的に作り上げたと思います。今後も愚直にひたむきにもがき続けてください。お疲れ様でした」という監督の言葉に岩田は「うれしいです。監督とやれてよかった。監督との出会いがすごく自分の……」と言葉を発するのと同時に涙を流す場面も。続けて「すみません。いや参ったな~」と涙を拭いつつ、「また監督と一緒にいつか作品でご一緒できるまで精一杯役者として成長した姿を見せたいと改めて思いました。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。『教団X』などのヒット作を世に送り出している芥川賞作家・中村文則の同名小説を、『はやぶさ 遥かなる帰還』の瀧本智行監督がメガフォンを執った本作。1秒たりとも目が離せない展開の中、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』 で華々しい役者デビューを飾った岩田剛典が。従来のイメージを180度覆しかねない狂おしいまでに一途な愛に生きる主人公を熱演している。
2018年03月10日EXILE・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が主演を務める映画『去年の冬、きみと別れ』(3月10日公開)の60秒WEB特別映像<ストーリー編>が28日、公開された。同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。今回公開された映像では、「①人間の燃える写真」「②父親殺害疑惑」「③盲目の美女の手紙」「④蝶への執着」「⑤芥川龍之介『地獄変』」「⑥姉の告白」「⑦婚約者・百合子の日記」という、ストーリーの鍵をにぎる7つの秘密が示唆される。上半身裸の岩田の姿も盛り込まれ、サスペンス感溢れる映像となっている。また、同作を観た著名人からのコメントも続々到着。作家としても活躍し、原作者の中村と交流もあるという又吉直樹は「ダマされました! 原作は知ってるけど、最後にかけてダダって、ストーリーが進んで、すっかり。ひとりの人間がある線を超えていく。憎しみだけでなく、愛がある。映画ってスゴいなぁ~と思いました。みんな観たら、ビックリすると思うよ」とコメントを寄せた。『月曜から夜更かし』でお馴染みの株主優待名人・桐谷広人は「最後のありえない展開に唸った。私もすっかりダマされた。去年起きた北欧の天才科学者の潜水艦猟奇殺人事件、座間のスマホ誘い出し連続殺人事件を見ると、この映画のようなことが起きても不思議ではない。怖くて最高に面白い映画だ」と真剣に語る。映画コメンテーター・赤ペン瀧川も「真実の光を求めて暗闇を彷徨い続けた挙句にあの展開…くぅー!信じていたのに…信じていたのによぉ!!」と悔しがり、乃木坂46・高山一実は「ショッキングな結末なのに、このスッキリした気持ちは何?! ダマされた! だけじゃない映画!」と絶賛。さらにミステリー漫画の旗手であり『金田一少年の事件簿』『探偵学園Q』などの原作者である天樹征丸は、「秀作である。公開されれば、その『意外性』にスポットが当てられるだろうが、この作品の一番の価値は、根底に流れるテーマにある。観終った皆さんは誰もがきっと感じるに違いない。この作品のテーマは『愛』であると」との賛辞が贈られた。
2018年02月28日EXILE・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が主演を務める映画『去年の冬、きみと別れ』(2018年3月10日公開)のWEBスポットが16日、公開された。同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。今回公開されたのは、同作の見どころを凝縮させた30秒のWEBスポット。2部で構成され、前半と後半では異なった印象をもたらす作りとなっている。「騙されたくない人は、観ないでください」というアナウンスと共に映し出される耶雲と最愛の人との幸せな日々から一転、後半では「全部デタラメだったとしたら……」と強い視線を向ける耶雲の姿が現れる。さらに同作の鍵を握る主要人物たちが次々登場し、「騙されたよ」「まさか」「知りた い?」「気になりませんか?」と“意味深ワード”を連発する。最後には、「嘘だ!」と叫び声を上げる木原坂の姿も映し出される。
2018年02月16日EXILE・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が主演を務める映画『去年の冬、きみと別れ』(2018年3月10日公開)のビジュアルブックが、3月1日に幻冬舎文庫より発売される。同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。岩田の今までに見せたことのない表情を見ることができる同作。ビジュアルブックでは婚約者・百合子を演じた山本とのシーンで見せる優しげな表情や、一人物思いに耽っているときの張り詰めた表情、木原坂を演じた斎藤とのシーンで見せる激しい表情など、振り幅の大きな喜怒哀楽がおさめられる。映画の緊迫感と興奮を丸ごと凝縮し、特別場面写真やメイキング写真も含まれた一冊となっている。本体価格は税抜730円で、オールカラー文庫判208ページ。
2018年02月07日LIMIAで人気のインフルエンサー・瀧本真奈美さんの「収納レッスン」もついに最終回を迎えました。最後に伝授いただいたのは、掃除グッズとシーズン家電・寝具の収納術です。かさばりがちなアイテムも必要最低限を意識するだけで、ミニマムな収納テクニックを会得することができますよ。隠したい掃除グッズは洗面所がピッタリ!ポイントは「吊るし収納」掃除機やダスターなど、かさばりがちな掃除グッズ。スポンジや洗剤などの細かいアイテムとともに、瀧本流・収納テクニックを教えてください。「洗面台の背面に収納スペースがあったので、扉を外して掃除道具とメイクグッズの収納スペースにしています。そのうち、中段から下部分が掃除グッズ収納。〔無印良品〕のキャスター付ラックにスポンジ、小さなブラシ類、ウエス類を。さらに、〔ニトリ〕のステンレス突っ張り棒を使って、ダスターや箒、掃除洗剤のスプレーボトルを「吊るし収納」にしています。すぐに取り出せて簡単にしまえるように工夫をしています」(瀧本さん)シーズン家電は使わなくなったらすぐにしまう!扇風機やファンヒーターなどの季節家電。片付ける時期を逃し、いつまでもリビングに出しっ放しなんてことになってはいませんか?でも、収納スペースもないし、どこにしまっておけばよいのでしょう……。「シーズン家電は、2階のウォークインクローゼットに置いています。わが家の場合、扇風機1台、ファンヒーター1台です。必要以上にものを増やさないことと、あらかじめしまうスペースを確保して他の収納をすることを意識しています」(瀧本さん)予備の布団は1セットのみ!不要なものは「持たない」が収納の基本来客用の布団や、シーツや毛布などの寝具も収納スペースを取る大物アイテムです。これらの収納はどのように工夫されていますか?「予備の布団は1セットのみ。こちらもウォークインクローゼットに収納しています。毛布や肌布団、シーツの予備などは、必要最低限の数だけを持つようにして、収納引き出しが付いたベッドに入れています。処分する際は、市の大型ごみが月に1度無料回収があるので、手放す際は先に予約をして新しい布団を買います。とにかく不要なものは持たないことを心がけています」(瀧本さん)収納名人への道は「ものを持たない」工夫をすること全ての回に共通しているのは、「必要最低限のものしか持たない」というミニマムな暮らし方。物が増えるとそれだけ収納スペースを取ることになり、煩雑になってしまうことがわかりました。まずは家庭にあるものを見直し、本当に必要なものを吟味することがスッキリ収納の近道。瀧本さんの収納テクニックを参考に、ミニマム&スッキリな暮らしを心がけましょう!●監修瀧本真奈美整理収納コンサルタント・ルームコーディネーター。収納やインテリアだけでなく、DIY・ハンドメイド講師も務めるなどマルチに活躍。地元・愛媛のテレビ番組ではコーナーを持ち、視聴者のお部屋のお悩みを解決している。LIMIAのインフルエンサーとしても活動中。瀧本真奈美さんのブログはこちら▼【収納ドリル】シリーズはこちら!▼クローゼットのスッキリ&おしゃれの秘訣は“吊るし”と“グラデーション”【瀧本真奈美の収納ドリル #1】棚・引き出しの収納は仕切って乱さず、出し入れのアクションは少なく賢く【瀧本真奈美の収納ドリル #2】下着・靴下は“目線より上”に“縦収納”が劇的スッキリ!【瀧本真奈美の収納ドリル #3】かさばるバッグは増やさない!バッグの中身はインナーポーチが解決してくれる【瀧本真奈美の収納ドリル #4】キッチン道具の収納のポイントは“取り出しやすさ”と“使いやすさ”【瀧本真奈美の収納ドリル #5】食器・カトラリーの収納は使用頻度に合わせて定位置を決めよう【瀧本真奈美の収納ドリル #6】ストック食材・レジ袋はおしゃれに“隠して”収納!ポイントは“溜め込まない”【瀧本真奈美の収納ドリル #7】洗面所は“見せる”“隠す”の使い分け!賢い収納アイテム使いでスッキリきれいに整理整頓【瀧本真奈美の収納ドリル #8】文具・書類は“仕切りトレー”と“ラベリング”でごちゃつき知らずのスッキリ収納!【瀧本真奈美の収納ドリル #9】
2018年02月03日瀧本真奈美さんによる「収納レッスン」9回目は、文具と種類の収納についてご紹介します。ハサミやセロハンテープ、ペンに電卓など、家庭で頻繁に使う文具類は使いっぱなしで最後に置いた場所がわからない!なんてことはありませんか?また、学校からのお知らせや保証書、取扱説明書など大切な書類の置き場所もなんとなく煩雑に……。仕切りトレーで指定席を決める!頻繁に使うハサミをはじめ、ペンやセロハンテープ、電卓などの文具類。一応収納場所を決めてはいるものの、どことなくごちゃついてはいませんか?その理由は、物が混じり合うことにあるようです。「文具の収納は物が混じり合わないよう指定席を決めて収納しています。〔ダイソー〕の仕切りトレーと〔セリア〕の小さなトレーで仕切り、ワークデスクの袖引き出しの上段からよく使うもの、あまり使わない物と引き出しを分けています。また、これとは別に、プリンターの近くに仕事でよく使う封筒やハガキ、電卓、ペン、付箋などを〔セリア〕のプラかごにまとめて収納。ディッシュラックを使い、封筒は立て収納で取り出しやすくしています」(瀧本さん)封筒は立て収納で取り出しやすく大切な書類関係は一目でわかるラベリングとファイリングでスッキリ収納を学校からのお知らせプリント、公的機関からのお知らせ。保証書などの書類も収納の悩みどころ。大切なものだからこそ、どこにしまってあるか把握しておく必要があります。「一般書類は〔セリア〕のZファイルがおすすめです。穴あけが要らず簡単に出し入れでき、収納できる量も限られているので、見直し時期がわかりやすく、溜めこみが防げるのでとても気に入っています。保証書、取扱説明書は専用のファイルに入れています」(瀧本さん)確定申告に必要な領収書や控除関係の大切な書類。項目ごとに細かく分けて収納するにはどうしたらよいでしょう。「確定申告で必要なものは、〔ニトリ〕で購入した9つに分かれた引き出し式の収納ケースを使っています。項目別に細かい分類を記したラベルを貼り、投げ入れ収納にすることで、大切な種類の紛失を防ぐことができますよ。見直しのも引き出しごとにできるのでとても便利です。これらはダイニングの収納扉の中に入れ、座っていても立っていても取り出し安い高さに収納。重要書類は〔無印良品〕のケースに入れ、一番下に収納分けしています」(瀧本さん)今回のポイント文具や書類は、どこにながあるかを把握しておくことが大切。そのためにもアイテム同士が混ざり合わないよう、仕切りトレーを使ったり、項目ごとにラベリングをすることが重要となることがわかりましたね。さて、最終回となる次回は、掃除用具とシーズン家電、布団の収納術を身につけましょう。▼【収納ドリル】シリーズはこちら!▼クローゼットのスッキリ&おしゃれの秘訣は“吊るし”と“グラデーション”【瀧本真奈美の収納ドリル #1】棚・引き出しの収納は仕切って乱さず、出し入れのアクションは少なく賢く【瀧本真奈美の収納ドリル #2】下着・靴下は“目線より上”に“縦収納”が劇的スッキリ!【瀧本真奈美の収納ドリル #3】かさばるバッグは増やさない!バッグの中身はインナーポーチが解決してくれる【瀧本真奈美の収納ドリル #4】キッチン道具の収納のポイントは“取り出しやすさ”と“使いやすさ”【瀧本真奈美の収納ドリル #5】食器・カトラリーの収納は使用頻度に合わせて定位置を決めよう【瀧本真奈美の収納ドリル #6】ストック食材・レジ袋はおしゃれに“隠して”収納!ポイントは“溜め込まない”【瀧本真奈美の収納ドリル #7】洗面所は“見せる”“隠す”の使い分け!賢い収納アイテム使いでスッキリきれいに整理整頓【瀧本真奈美の収納ドリル #8】掃除グッズの収納は“吊るす”、シーズン家電は必要最低限を心がけよう【瀧本真奈美の収納ドリル #10】●監修瀧本真奈美整理収納コンサルタント・ルームコーディネーター。収納やインテリアだけでなく、DIY・ハンドメイド講師も務めるなどマルチに活躍。地元・愛媛のテレビ番組ではコーナーを持ち、視聴者のお部屋のお悩みを解決している。LIMIAのインフルエンサーとしても活動中。瀧本真奈美さんのブログはこちら
2018年02月02日LIMIAの人気インフルエンサー・瀧本真奈美さんによる収納8回目は、洗面所の収納術をご紹介します。朝の身支度から洗濯にバスタイム、就寝前の歯磨きなど、洗面所は家の中で常に家族が行き来する場所。だからこそ、いつも清潔にしておくことはもちろん、スッキリ収納で整理整頓を心がけたいものです。掃除グッズの収納は“吊るす”、シーズン家電は必要最低限を心がけよう【瀧本真奈美の収納ドリル #10】化粧品にシャンプー、洗濯洗剤のストックは収納アイテムが便利!洗面台の下の収納スペースに、シャンプーの詰替やヘアケア用品、洗濯洗剤とさまざまなストック品を置いている人は多いことでしょう。ところがこのスペースは仕切りがないことが多いため乱雑になってしまいがち。これらのアイテムを瀧本さんはどのように分けて収納しているのでしょう。「洗面台下の収納スペースに、DIYで棚を取り付け、上下を仕切っています。そこに、100均で購入した収納ケースや〔ニトリ〕の下着ケースなどを使って洗面やヘアケア品、ボディソープ、シャンプーとそのストックを収納。洗濯洗剤も同じように収納ケースを使って収納しています」(瀧本さん)よく使うメイク道具は「見せ収納」と「吊るし収納」でセンス良く!化粧水やメイクブラシなど、いつも使うものは取り出しやすい場所に置いておきたいですよね。かといって出しっ放しというのはだらしない印象に。瀧本さんはこれらのメイクアイテムをあえて「見せる」ことで美しく収納されていました!「スキンケアは洗面鏡の下に設けたワイヤーのウォールヴバスケットに『見せ収納』をしています。メイク用品は、背面の棚に収納。よく使うフェイスブラシは〔セリア〕のウォールバーに、〔ダイソー〕のステンレスマグカップを吊るして中に収納。普段使いのメイク用品は、持ち歩くポーチと共用なのでバッグの中に入れています。あまり使わないものはメイクトランクに入れ、使用頻度ごとに分けています」(瀧本さん)タオルは来客用と普段使いを分けて収納 色に統一感を持たせようバスタオルやフェイスタオルも洗面所においておきたいアイテム。すぐに取り出せることが基本ですが、スッキリおしゃれに収納するにはどうしたらよいのでしょう?「まず、普段使いとお客様用のタオルは別に収納をするようにしましょう。普段使うものは下着やインナー、靴下の置いてある収納スペースに〔無印良品〕のキャスター付ラックにたたんで収納しています。お客様用はくるくる丸めて洗面所の棚に。タオルが古くなったらお客様用を普段使いとし、新しいものをお客様用にします。処分するときは、雑巾として使い切ってから処分を。また、タオル類は色を統一することで見た目がスッキリとし、おしゃれに収納することができますよ」(瀧本さん)今回のポイントきれいになるために使用する洗面所は、常に清潔感とスッキリ感をキープしておくことで、さわやかに毎日を過ごすことができます。ご紹介した収納テクニックを参考に、清潔感あふれる空間作りを心がけましょう。次回は文具や書類などの収納術をご紹介します。▼【収納ドリル】シリーズはこちら!▼クローゼットのスッキリ&おしゃれの秘訣は“吊るし”と“グラデーション”【瀧本真奈美の収納ドリル #1】棚・引き出しの収納は仕切って乱さず、出し入れのアクションは少なく賢く【瀧本真奈美の収納ドリル #2】下着・靴下は“目線より上”に“縦収納”が劇的スッキリ!【瀧本真奈美の収納ドリル #3】かさばるバッグは増やさない!バッグの中身はインナーポーチが解決してくれる【瀧本真奈美の収納ドリル #4】キッチン道具の収納のポイントは“取り出しやすさ”と“使いやすさ”【瀧本真奈美の収納ドリル #5】食器・カトラリーの収納は使用頻度に合わせて定位置を決めよう【瀧本真奈美の収納ドリル #6】ストック食材・レジ袋はおしゃれに“隠して”収納!ポイントは“溜め込まない”【瀧本真奈美の収納ドリル #7】文具・書類は“仕切りトレー”と“ラベリング”でごちゃつき知らずのスッキリ収納!【瀧本真奈美の収納ドリル #9】●監修瀧本真奈美整理収納コンサルタント・ルームコーディネーター。収納やインテリアだけでなく、DIY・ハンドメイド講師も務めるなどマルチに活躍。地元・愛媛のテレビ番組ではコーナーを持ち、視聴者のお部屋のお悩みを解決している。LIMIAのインフルエンサーとしても活動中。瀧本真奈美さんのブログはこちら
2018年02月01日瀧本真奈美さんの収納ドリル7回目の今回は、ストック食材とゴミ袋の収納テクニックを伝授いただきました。乾物や缶詰などのストック食材はキッチンの常備品ですが、ついつい溜め込んでしまいがち。何かと便利なスーパーのレジ袋もいつのまにか溜まってしまいますよね。そんなアイテムも、瀧本さんの手にかかればおしゃれに収納ができちゃうんです!目からウロコ!「ストック」とはいえ増やしすぎないのが最大のポイント鰹節や昆布、缶詰にインスタントラーメン。賞味期限が比較的長いことから、特売日などについ買ってしまうことってありますよね。いつのまにか増えてしまったストック食材の置き場所に困ってしまう人も多いのでは?「スットク食材とはいえ、本当に必要なものを使いたい分だけ買うことが収納テクニックの一番のポイントです。賞味期限の管理も大変なので、なくなったら買うことを心がけています」(瀧本さん)瀧本流・収納テクニックのポイントは、全てのアイテムにおいて「増やしすぎないこと」。食材も同じことが言えるというわけですね。さらに、具体的な収納方法についても教えてもらいましょう。キッチンの常備品「ストック食材」はおしゃれな収納アイテムに「隠して」収納を!できるだけ増やさない工夫をした上で、それでもごちゃつきがちなストック食材をスッキリ収納するコツは何でしょうか?「ストック食材の収納場所は、キッチンの窓辺に〔ベルメゾン〕で購入した簡単に折りたためるラックを使っています。缶詰は小さいバスケットに、それ以外は大きいバスケットと、ざっくりと分けて入れています。ドッグフードも同じ場所に置いてあり、〔キャンドゥ〕で購入したペーパーバッグにウェットフードのストックを、ホーロー缶にドライフードのストックを入れています。賞味期限の管理が大変なので、あまりストックは持たないようにしています。封を開けたら冷蔵庫に入れると決めているので、置いてある量は少な目です」(瀧本さん)増えてしまうスーパーのレジ袋とゴミ袋はダストボックスの近くに収納エコバッグを使用することが増えたとはいえ、スーパーのレジ袋は何かと便利なアイテム。また、ダストボックスに合わせたポリ袋(ゴミ袋)も常にストックしておきたいアイテムです。瀧本さんはどのように収納しているのでしょう。「通信販売の〔ディノス〕で購入したステンレスレンジ台にダストボックスが付いているので、上の棚部分にレジと45Lのゴミ袋をストックしています。ゴミ袋は〔無印良品〕のバスケットに縦に収納。レジ袋は〔ワッツ〕のペーパーバッグに小さく丸めて収納しています。買い物自体が週に1度程度なので、ストックしているレジ袋も少な目です。衣類を買ったときのショッパーもすぐにゴミ袋として使用し、溜めこまないようにしています」(瀧本さん)今回のポイントストックしておきたいキッチンアイテムは、溜め込みすぎないことが美しく収納するためのコツ。そのまま置くのではなく、目隠しを兼ねたペーパーバッグや収納グッズを使うことで、おしゃれな空間を作ることができますね。次回は、洗面所の収納術を覚えましょう。●監修瀧本真奈美整理収納コンサルタント・ルームコーディネーター。収納やインテリアだけでなく、DIY・ハンドメイド講師も務めるなどマルチに活躍。地元・愛媛のテレビ番組ではコーナーを持ち、視聴者のお部屋のお悩みを解決している。LIMIAのインフルエンサーとしても活動中。瀧本真奈美さんのブログはこちら▼【収納ドリル】シリーズはこちら!▼クローゼットのスッキリ&おしゃれの秘訣は“吊るし”と“グラデーション”【瀧本真奈美の収納ドリル #1】棚・引き出しの収納は仕切って乱さず、出し入れのアクションは少なく賢く【瀧本真奈美の収納ドリル #2】下着・靴下は“目線より上”に“縦収納”が劇的スッキリ!【瀧本真奈美の収納ドリル #3】かさばるバッグは増やさない!バッグの中身はインナーポーチが解決してくれる【瀧本真奈美の収納ドリル #4】キッチン道具の収納のポイントは“取り出しやすさ”と“使いやすさ”【瀧本真奈美の収納ドリル #5】食器・カトラリーの収納は使用頻度に合わせて定位置を決めよう【瀧本真奈美の収納ドリル #6】洗面所は“見せる”“隠す”の使い分け!賢い収納アイテム使いでスッキリきれいに整理整頓【瀧本真奈美の収納ドリル #8】
2018年01月31日EXILE・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が主演を務める映画『去年の冬、きみと別れ』(2018年3月10日公開)の場面写真が31日、公開された。同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。今回公開されたのは、同作で描かれる「耶雲 VS 木原坂」の激しい対決の一部を捕らえた場面写真などの6点。木原坂が耶雲の胸ぐらをつかみ、2人はにらみ合う。25日に行われた完成披露試写会では、岩田も「木原坂としての斎藤さんの目の奥にある闇みたいなものに、僕は何度もぞっとする経験をしました」と撮影を振り返っていた。さらに山本美月演じる婚約者との幸せそうな一コマ、北村一輝演じる編集者とやり取りする場面や、木原坂の記事写真など、幸せな耶雲に迫る様々な展開を思わせるカットとなっている。(C)2018 映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
2018年01月31日6回目となる瀧本真奈美さんによる収納ドリル。今回は、食器&カトラリーの収納テクニックについて教えてもらいましょう。いつのまにか増えてしまうのは洋服やバッグだけではありません。食器やカトラリーもカップボードや食器棚からあふれてはいませんか?カトラリーについては、種類が違うものがごちゃごちゃになって収納されていることも……。重ねて収納が基本の食器だけれど……気がつくとバラバラに!?大皿や銘々皿、丼ぶりや小鉢など、家庭のキッチンにはさまざまな種類の食器があります。基本、重ねて収納ができるため、つい乱雑に収納しがち。箸やフォーク、スプーンなどのカトラリーも、日常使いと来客用に分けたいところ。瀧本さん流の収納テクニックを伝授いただきましょう!食器は使用頻度に合わせて棚の位置を決める!煩雑に重ねてしまいがちな食器類の収納テクニックを教えてください。「昨年のキッチン改造で背面に設けた木製のキャビネットに入れています。細々したものが上段、よく使うものが中段、あまり使わないものが下段といったように、使用頻度に合わせて分けるのがポイントです。さらに、手前からよく使うもの、奥に向かって使用頻度が低いものに分けています。このとき心がけているのは、奥まで手が行き届くよう、食器を詰め込みすぎないこと。こうすることで取り出す際、ほかの食器が乱れることはありません。木製皿は〔ニトリ〕のファイルスタンドに立て収納にしています」(瀧本さん)トレイの仕切りに合わせてカトラリーを分類見た目も美しい収納術!箸やフォーク、スプーンなどのカトラリーは、箸立てと引き出し、どちらの収納がおすすめですか?「取り出しやすさや見た目の美しさを考えると、引き出し収納がおすすめです。わたしの場合、〔ニトリ〕のスライドが付いた収納トレイを使っています。普段使いの必要最低限のものだけを入れ、色も抑えているので見た目にすっきりします。収納テクニックとしては、トレイの仕切りごとにアイテムを分類。取り出しやすいように並べて、横向きの状態でやや立て収納。お客様用の木のカトラリー類は、背面キャビネットの引き出しの中に、カップに入れて収納しています」(瀧本さん)今回のポイント食器は使用頻度に合わせて定位置を決め、さらに、よく使うものは手前に。各段に余裕を持たせることで奥まで手が届くというのも、出し入れのときに乱れないポイント。カトラリー類は、普段使いと来客用を分けて収納しておくようにしましょう。さて、次回はストック食材と、何かと重宝するビニール袋の収納術の勉強です。▼【収納ドリル】シリーズはこちら!▼クローゼットのスッキリ&おしゃれの秘訣は“吊るし”と“グラデーション”【瀧本真奈美の収納ドリル #1】棚・引き出しの収納は仕切って乱さず、出し入れのアクションは少なく賢く【瀧本真奈美の収納ドリル #2】下着・靴下は“目線より上”に“縦収納”が劇的スッキリ!【瀧本真奈美の収納ドリル #3】かさばるバッグは増やさない!バッグの中身はインナーポーチが解決してくれる【瀧本真奈美の収納ドリル #4】キッチン道具の収納のポイントは“取り出しやすさ”と“使いやすさ”【瀧本真奈美の収納ドリル #5】ストック食材・レジ袋はおしゃれに“隠して”収納!ポイントは“溜め込まない”【瀧本真奈美の収納ドリル #7】洗面所は“見せる”“隠す”の使い分け!賢い収納アイテム使いでスッキリきれいに整理整頓【瀧本真奈美の収納ドリル #8】●監修瀧本真奈美整理収納コンサルタント・ルームコーディネーター。収納やインテリアだけでなく、DIY・ハンドメイド講師も務めるなどマルチに活躍。地元・愛媛のテレビ番組ではコーナーを持ち、視聴者のお部屋のお悩みを解決している。LIMIAのインフルエンサーとしても活動中。瀧本真奈美さんのブログはこちら
2018年01月30日瀧本真奈美さんによる収納ドリル5回目は、鍋と調理器具の収納術について教えていただきます。いつもきれいに整理整頓されているキッチンは、その家に住まう人の丁寧な暮らし方がうかがえます。でも、見えるところは気をつけていても、シンクの下や吊り棚、カップボードの中はごちゃつきがちになってはいませんか?重ねた鍋にフタや細かい調理器具の収納、なんとかしたい!キッチンカウンターやワークトップなど、目につく場所は整理整頓を心がけていても、収納となると自信が持てないキッチン。鍋を重ねて収納していているため、使うたびに他の鍋まで出し入れしてしまってはいませんか?シンクの下や吊り棚など、収納スペースはたくさんあるのに、いつのまにかごちゃついてしまうのはなぜでしょう。快適なキッチンの収納術を、瀧本さんのアイデアを交えてご紹介します。シンクやコンロ下の収納スペースは、それぞれ使うものを収納大小さまざまな大きさの鍋や使用頻度が高いザルやボウルなどはキッチンのどこに収納すればよいでしょう?「キッチンの収納は、取り出しやすさと使いやすさを軸に収納場所を決めていくと、取り出す際のロスを軽減することができます。コンロ下には鍋やフライパン、シンク下はザルやボウルと言ったように、それぞれ使う場所の下の引き出しに収納をするのがオススメです。このとき、普段使いの鍋は使用頻度の高さを考えてコンロ下に。〔ニトリ〕の仕切りスタンドを使って立て収納をすれば、スッキリしますよ。〔ル・クルーゼ〕や〔ストウブ〕のような“見せ鍋”は背面の棚にディスプレイ感覚で飾っています」(瀧本さん)ごちゃつきがちな調理器具は突っ張り棒やフックで“重ねず”収納つい重ねて収納してしまうザルやボウル、いざ使うときに限ってなかなか見つからないピーラーなどのキッチンアイテムの収納テクニックを教えてください。「ボウルやザルは重ねず、突っ張り棒を用いて立て収納をします。こうすることで一切重なりがないため、片手で取り出し、片づけをすることができ便利です。ピーラーや魚の骨抜きに使うトングは、引き出しを開けてすぐ取り出せるよう、手前に吸盤フックを取り付けて吊るし収納にしています」(瀧本さん)今回のポイント「取り出しやすさ」や「使いやすさ」を考えて立て収納をすることで、調理の動線に沿った収納場所がわかってきました。収納スペースが多いキッチンだからこそ、適材適所への収納を心がけましょう!次回は、食器とカトラリーの収納術を習得していきましょう。▼【収納ドリル】シリーズはこちら!▼クローゼットのスッキリ&おしゃれの秘訣は“吊るし”と“グラデーション”【瀧本真奈美の収納ドリル #1】棚・引き出しの収納は仕切って乱さず、出し入れのアクションは少なく賢く【瀧本真奈美の収納ドリル #2】下着・靴下は“目線より上”に“縦収納”が劇的スッキリ!【瀧本真奈美の収納ドリル #3】かさばるバッグは増やさない!バッグの中身はインナーポーチが解決してくれる【瀧本真奈美の収納ドリル #4】食器・カトラリーの収納は使用頻度に合わせて定位置を決めよう【瀧本真奈美の収納ドリル #6】ストック食材・レジ袋はおしゃれに“隠して”収納!ポイントは“溜め込まない”【瀧本真奈美の収納ドリル #7】洗面所は“見せる”“隠す”の使い分け!賢い収納アイテム使いでスッキリきれいに整理整頓【瀧本真奈美の収納ドリル #8】●監修瀧本真奈美整理収納コンサルタント・ルームコーディネーター。収納やインテリアだけでなく、DIY・ハンドメイド講師も務めるなどマルチに活躍。地元・愛媛のテレビ番組ではコーナーを持ち、視聴者のお部屋のお悩みを解決している。LIMIAのインフルエンサーとしても活動中。瀧本真奈美さんのブログはこちら
2018年01月29日LIMIAの人気インフルエンサー・瀧本真奈美さんによる収納ドリルの4回目は、バッグの収納術と、お出かけ時のバッグの中身について伝授いただきます!コーディネートのポイントにもなる「バッグ」。用途に合わせて使い分ける人がほとんどかと思われますが、同じようなサイズがいつのまにか増え、タンスの肥やしになってはいませんか?ついつい増えてしまうバッグ タンスの肥やしになってない?女性にとってバッグはコーディネートの要にもなるため、つい、トレンドに合わせてシーズンごとに購入してしまいがち。でも、シーズンが終わると途端に使わなくなり、タンスの肥やしになってはいませんか?以外とかさばるバッグはそれだけでクローゼットを占有してしまうため、ごちゃつきの原因になっているかもしれません!瀧本さんにバッグ収納のコツをお聞きしました。「増やさない」&「吊るし」でミニマムなバッグ収納を!いつのまにか増えてしまうバッグ。大きなものとなると場所を取るため、収納場所に困ってしまうなんてことも。バッグはどのように管理されていますか?「収納に困ったり、手入れや管理が面倒な場合もあるバッグは、レザートート1個、キャンバストート2個、バスケット1個、リュック1個といったように、基本的なものだけを使い、出張もこれで済ませるようにしています。トレンドのファーバッグのようなシーズンものは、レンタルを利用することで持たないようにしています。使用頻度からみるとトートバッグが多いので、クローゼット内では吊るし収納に。あえて棚に置き、見せる収納にするのもおすすめです。夏に活躍するかごバスケットは、オフシーズンにそれ自体を収納グッズにすると、おしゃれな空間作りに役立ちますよ」(瀧本さん)お出かけ時のバッグの中身は、ポーチの入れ替えでスッキリ忘れ物知らず!バッグを変えると、何かしら忘れ物をしてしまうことってよくありますよね。また、持ってきたはずなのにバッグの中がごちゃついていてなかなか見つからないなんてことも。お出かけ時のバッグの整理整頓のコツを教えてください。「100均のファスナー付きメッシュポーチをインナーバッグがわりに使用しています。中にはエチケット品+薬品、筆記用具、その他と分類して入れ、バッグを変えるときは、3つのポーチを入れ替えるだけにしています。薬を携帯する場合は100均の仕切りがついた小さなケースに、マスクは「セリア」のマスクケースに入れています。すぐに出し入れしたいものは、バッグのポケットに入れておくと、もたつきませんよ」(瀧本さん)今回のポイント洋服と同じようにバッグも増やしすぎないことを意識することで、本当に使いたいものだけが見えてくるはず。ディスプレイにしたり、オフシーズンに収納アイテムとして使うことで、空間演出にも役立ちますね。お出かけ時のバッグはスマートに中身を入れ替えることで忘れ物知らず!次回はキッチンの収納テクニックをマスターしましょう。▼【収納ドリル】シリーズはこちら!▼クローゼットのスッキリ&おしゃれの秘訣は“吊るし”と“グラデーション”【瀧本真奈美の収納ドリル #1】棚・引き出しの収納は仕切って乱さず、出し入れのアクションは少なく賢く【瀧本真奈美の収納ドリル #2】下着・靴下は“目線より上”に“縦収納”が劇的スッキリ!【瀧本真奈美の収納ドリル #3】キッチン道具の収納のポイントは“取り出しやすさ”と“使いやすさ”【瀧本真奈美の収納ドリル #5】食器・カトラリーの収納は使用頻度に合わせて定位置を決めよう【瀧本真奈美の収納ドリル #6】●監修瀧本真奈美整理収納コンサルタント・ルームコーディネーター。収納やインテリアだけでなく、DIY・ハンドメイド講師も務めるなどマルチに活躍。地元・愛媛のテレビ番組ではコーナーを持ち、視聴者のお部屋のお悩みを解決している。LIMIAのインフルエンサーとしても活動中。瀧本真奈美さんのブログはこちら
2018年01月28日LIMIAで人気のインフルエンサー・瀧本真奈美さんによる収納ドリル第3回目は、デイリーユースの下着&靴下の収納術についてご紹介いただきます。下着や靴下など、毎日使うものなのにいつも棚や引き出しがごちゃごちゃ。目にする頻度が高い場所こそきちんと整理整頓がされていたら気持ちいいですよね。下着&靴下の収納なぜすぐにごちゃついちゃうの?下着や肌着、靴下の収納場所をみると、新しいものと古いものがごちゃごちゃになっていることってありませんか?よく使うものは手前に置いておきたいのに奥にあったり、反対に普段あまり使わないものが手前にあったり。すると、出し入れの際に乱れ、ごちゃつきが無限ループに……。毎日、目にする場所だからこそスッキリ収納で気持ちよく!瀧本さんに教えていただきました。フタなしケースで出し入れ簡単!目線の高さから上で見た目も美しく使用頻度が高い下着やインナー関係にはどんな収納アイテムがおすすめですか?「まず、わたしと主人の下着や肌着をそれぞれ半袖、長袖などに分類し、〔ダイソー〕で購入した白い蓋なしのケースに入れます。ポイントは目線の高さから上に収納すること。こうすることでごちゃつき感や中身を見えにくくすることができます」(瀧本さん)「縦収納」でスッキリ!使用頻度を偏らせない収納テクで、定期的な総入替えを細々しがちな下着やインナーの収納方法や、スーツ用の靴下はどのように管理すればよいでしょう。「下着やインナー、靴下などは基本『縦収納』がおすすめです。こうすることでケースの中がスッキリした印象に。我が家の場合、主人の靴下は黒と白のみなので、それらをまんべんなく使ってもらい、使用頻度が偏らないように心がけています。そうすれば一足ずつチェクしなくても、総入替えを定期的に行えばOK。手間が省けますよね。わたしの靴下は〔ニトリ〕の仕切りケースにひとつずつ入れています」(瀧本さん)今回のポイント目線より高い位置に収納することで目隠し効果に。下着や靴下のようにデリケートなものは、家族しか見ないとはいえ、こうした心配りが暮らしに豊かさをもたらすのかもしれません。次回はクローゼット内のバッグの収納と、持ち歩く際のバッグの中身の収納テクニックをの練習です。▼【収納ドリル】シリーズはこちら!▼クローゼットのスッキリ&おしゃれの秘訣は“吊るし”と“グラデーション”【瀧本真奈美の収納ドリル #1】棚・引き出しの収納は仕切って乱さず、出し入れのアクションは少なく賢く【瀧本真奈美の収納ドリル #2】かさばるバッグは増やさない!バッグの中身はインナーポーチが解決してくれる【瀧本真奈美の収納ドリル #4】キッチン道具の収納のポイントは“取り出しやすさ”と“使いやすさ”【瀧本真奈美の収納ドリル #5】食器・カトラリーの収納は使用頻度に合わせて定位置を決めよう【瀧本真奈美の収納ドリル #6】●監修瀧本真奈美整理収納コンサルタント・ルームコーディネーター。収納やインテリアだけでなく、DIY・ハンドメイド講師も務めるなどマルチに活躍。地元・愛媛のテレビ番組ではコーナーを持ち、視聴者のお部屋のお悩みを解決している。LIMIAのインフルエンサーとしても活動中。瀧本真奈美さんのブログはこちら
2018年01月27日LIMIAの人気インフルエンサー瀧本真奈美さんによる収納ドリル、第2回目は、「棚と引き出し」。収納に便利な棚や引き出しですが、便利なだけについ、なんでも詰め込んでしまいがち。すると、使いたいときに見つからず、家中を探すはめに……。パーツケースやファイルケースを使った賢い収納テクニックを教えてもらいます。ここにしまったはずなのに……棚と引き出しはどう整理すればいいの?アクセサリーのように細かいものがいつのまにか失くなってしまうことがあります。アイロングッズや化粧品類なども出し入れしていうるうちにごちゃついてしまう……。使いたいものがすぐに見つからないあのイライラ感といったら!そんな収納下手からのストレスと決別するためには、アイテムごとに統一して収納するのがスッキリのコツ。瀧本流・棚と引き出しの収納テクニックを伝授いただきましょう!収納ケースを使って「乱さない」出し入れを!ネックレスやピアスなどは、つけたいときに限ってみつかならないのが常。細かいアクセサリーの賢い収納テクを教えてください。「棚も引き出しも中でなるべく仕切りができるように工夫することがポイントになります。たとえば〔無印良品〕の工具入れの中に、100均のパーツケースを入れて収納します。こうすることで出し入れするときに乱れず、使い終わったら同じ場所に戻すことが自然とできるようになります」(瀧本さん)アイテムごとに統一をして出し入れのアクションを軽減!化粧品やアイロングッズなど、頻繁に使うものだけど隠しておきたい収納はどうすればよいでしょう?「スッキリ収納できても、出し入れのアクションが増えては使い勝手が悪くてストレスになってしまいますよね。アクションを少なくするためには、目的別にアイテムを統一して収納するのがおすすめです。バスケットやファイルケースなどを利用し、重ねず、詰め込みすぎないことを意識してみてくださいね」(瀧本さん)今回のポイントまずはしっかり仕切ってものを乱さないこと。そして、アイロンとアイロン台などセットで使うものが別々の場所に収納されていては、それだけでアクションが増え、生活そのものが煩雑な印象になってしまいがち。統一感を意識して収納を考えることで、どこに何があるかを常に把握することができるというわけですね。次回は下着や靴下の収納術を身につけましょう!●監修瀧本真奈美整理収納コンサルタント・ルームコーディネーター。収納やインテリアだけでなく、DIY・ハンドメイド講師も務めるなどマルチに活躍。地元・愛媛のテレビ番組ではコーナーを持ち、視聴者のお部屋のお悩みを解決している。LIMIAのインフルエンサーとしても活動中。瀧本真奈美さんのブログはこちら▼【収納ドリル】シリーズはこちら!▼クローゼットのスッキリ&おしゃれの秘訣は“吊るし”と“グラデーション”【瀧本真奈美の収納ドリル #1】下着・靴下は“目線より上”に“縦収納”が劇的スッキリ!【瀧本真奈美の収納ドリル #3】かさばるバッグは増やさない!バッグの中身はインナーポーチが解決してくれる【瀧本真奈美の収納ドリル #4】
2018年01月26日女優の山本美月が26日、映画『去年の冬、きみと別れ』(2018年3月10日公開)の完成披露試写会に、岩田剛典、瀧本智行監督、原作者の中村文則とともに登場した。同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。ノースリーブのワンピースで登場した山本は、膝上丈のミニスカートからスラリとした美脚を見せながら登場。登場時、退場時など何度も丁寧にお辞儀をしていた。山本は、撮影中の監督の指示について「とにかく細かくて。ある程度考えてお芝居しても、細かく細かく、指先の動きなども全部言われるので、途中ちょっと嫌になったような」と苦笑する。「それくらい大変だったんですけど、最後の方で一回だけ褒めてくれたことがあった」と振り返った。タイトルにちなんで「2017年の冬に別れたもの」を聞かれると、山本は「『美の秘訣は』と聞かれた時に『何もしてないです』と言って、『そんなことないでしょう』と言われたくないので、ジムに行き始めました」と、「何もしてないです」と発言することへの別れだと答える。「寝る前にきちんとストレッチして、ハーブティー飲む。取材で言えるように」と変化を語った。
2018年01月25日EXILE・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が26日、主演映画『去年の冬、きみと別れ』(2018年3月10日公開)の完成披露舞台挨拶に、山本美月、瀧本智行監督、原作者の中村文則とともに登場した。同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。「すべての人がこの罠にハマる」と言われている同作だが、中村は「原作者というのを忘れて、一観客として見入ってしまって、騙されてしまった」と絶賛。岩田は「小説で騙されたので、騙し返せてよかったです」と笑顔を見せた。「撮影期間中は、暗く、深い長いトンネルをずっと走っている気分」だっという岩田。「監督が夢に出てくるくらい、役柄に没頭できた」と明かし、「夢に出てくる経験は初めてでしたので、それだけ作品のパワーが、役柄に自然と取り付いていた感覚もありましたね」と振り返った。また、作中では斎藤がキーパーソンとなるが、瀧本監督は「毎日テレビつけると、カツラをかぶったりとか変なのを見かけるんだけど、どこか底が知れない」と評価する。岩田も「迫力満点でした。対面するシーンも多かったですし、木原坂としての斎藤さんの目の奥にある闇みたいなものに、僕は何度もぞっとする経験をしました」と撮影を振り返り、「現場の中でずっと木原坂でいてくださったので、自分も耶雲を演じる上ですごく助けていただいたなと思ってます」と感謝した。最後にタイトルにちなんで「2017年の冬に別れたもの」を聞かれた岩田は、「足の血豆」について回答。「よく足をぶつけるんですけど、右足の親指に大きな血豆を作ってしまって、それが育って。冬になって、ようやく血豆の色がついてる部分がなくなりました」と血豆の治癒を報告した。
2018年01月25日岩田剛典(EXILE/三代目 J Soul Brothers)が単独初主演を務める映画『去年の冬、きみと別れ』の完成披露試写会舞台挨拶が1月25日(水)、新宿ピカデリーにて行われ、岩田さん、共演の山本美月、瀧本智行監督、原作者の中村文則が登壇した。原作小説を読んで「まんまと騙されました!」と笑顔を見せた岩田さんは、中村さんより逆に、「観ながら、原作者を忘れて気持ちよく騙された」と返されると、「原作者の方にそう思っていただけて、映画で騙し返せてよかったです」とニヤリとし、極上の騙し合いを繰り広げていた。『去年の冬、きみと別れ』は、予測不能の純愛サスペンス。愛する婚約者・百合子(山本さん)との結婚を控えた耶雲(岩田さん)が、かつて猟奇殺人事件の容疑者として、危険なうわさの絶えない天才カメラマン木原坂(斎藤工)の姿を暴くため、がむしゃらに取材を進め大勝負に出る。しかし、気づけば木原坂の魔の手が、百合子に及ぼうとしていた…。「騙し合い」が話題にのぼるほど、観る者を見事に欺くできあがりとなった本作。岩田さんは作品に臨む上で相当苦労をしたようで、「撮影期間中は、暗く深く長いトンネルをずっと走っている気分でした。いつ出口が見つかるのかと、本当に暗中模索していて。監督が夢に出てくるくらい…それくらい役柄に没頭できた作品も今回が初めてです」と、瀧本監督が夢に出てくるほど、のめり込んだと明かす。山本さんも「とにかく監督が細かくて!ある程度考えてお芝居をしても、細かく指先の動きまで全部言われるので、途中、嫌になったような(笑)」と、かなり心を砕いた現場だったことを伝えた。この日は残念ながら欠席だったが、重要な鍵を握る役の斎藤さんの芝居の話になると、岩田さんは、「迫力満点でした。対面するシーンも多かったですし、斎藤さんの目の奥にある闇みたいなもの、すごく何度もゾッとする経験をしました。木原坂でいてくれたので、自分も役を演じる上ですごく助けていただきました」と、斎藤さんに感謝を告げた。「こんなに緊張する(舞台挨拶は)初めて」とずっと緊張していた様子の岩田さんだったが、最後には「観た方すべてが裏切られる予測不能サスペンスです。スクリーンの中で起こることから、目を離さずに楽しみください。精いっぱい演じた、魂を込めた作品です」と堂々と胸を張りアピールしていた。『去年の冬、きみと別れ』は3月10日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2018年01月25日黒島結菜と「ジャニーズWEST」小瀧望がW主演を務め、いくえみ綾の大人気コミックを実写化する『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』。この度、本作のオープニング主題歌を「ジャニーズWEST」、エンディングテーマを「Little Glee Monster」が担当することが決定。併せて新映像満載の本予告が公開された。主演のひとり、“俺様系モテ男子”舘林弦役の小瀧さんもメンバーとして活動する「ジャニーズWEST」が歌う本作のオープニング主題歌タイトルは「プリンシパルの君へ」。そして、「Little Glee Monster」が担当するエンディングテーマは、「ギュッと」。黒島さん演じる糸真と同じく、不器用でなかなか自分の気持ちを伝えられない“ヒロイン未満”の女子の背中を押してくれる、本作にぴったりの全恋応援ソングとなっている。そんな2つの楽曲の一部が聞ける、本予告映像も到着!糸真が転校してくるところから、弦と和央(高杉真宙)と出会う印象的なシーンなど、いくえみ氏による原作コミックと共に映し出していく本映像。また川栄李奈扮する晴歌が弦に告白するシーンや、黒島さんを小瀧さんがおんぶする場面も予告編で描かれている。さらに同時に、青春感満載の場面写真も到着。公式Webサイトでは、糸真、弦、和央、晴歌4人が勢揃いした本ビジュアルも公開中だ。『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』は2018年3月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月22日「血液型選手権」で有名な御瀧政子先生の血液型占いです! 今週のテーマは、彼が放っておけなくなるアクション。キュンとさせるしぐさで、彼のハートを射抜いちゃいましょう♡ 血液型別の運勢とあわせていますぐチェック♪【#anan血液型占い】【2017年12月4日~12月10日の運勢】占い監修・御瀧政子心理研究家、スピリチュアルクリエイターの御瀧政子先生による血液型占い。あなたの2017年12月4日~12月10日の運勢は?ズバリ、診断します。【2017年12月4日~12月10日】血液型ごとの運勢今週のテーマは、彼が放っておけなくなるアクション。あなたの血液型は、どんな運勢なのでしょう。クリックしてみて!【A型】謙遜して照れる姿がキュート【B型】前髪をあげる仕草にドキッ【O型】彼の袖口を引っ張る仕草にキュン【AB型】頬杖を突いて、物思いにふける横顔がセクシー(C)LightFieldStudios/Gettyimages【#anan血液型占い】【A型】謙遜して照れる姿がキュートA型の基本傾向:几帳面。慎重。謙虚。根気強い。協調性が高い。総合運無理に頑張り過ぎず、ペースを保って運気は回復傾向です。週前半はアップを兼ねて先週から持ち越しの課題に取り掛かってみてください。徐々にこなれてきたら本気度を上げて、忙しくなる今月の準備をしながらスケジュール管理をしておくことが◎。仕事面では、やってもやっても追いつかない雰囲気。どこで線を引くかは周囲との折り合いをつけながら進めていくほうが無難です。健康面では忙しいほうが活力に満ちていますが、休みになったとたんに気が抜けて体調不良に陥る気配。うがいと手洗いは欠かさずに。金銭面では貯蓄のチャンス!使う暇がないときほど、500円玉貯金が効果テキメン。A型の恋愛運恋愛運自分らしくいられる場所を見つけて恋の運気は安定傾向。周りの騒がしさには首を突っ込まずに、自分なりの時間の過ごし方を考えてみて。シングルの人は焦って動くことはオススメしません。どっしり構えて自分を磨くレッスンに集中すること。その余裕こそが魅力ある女性への一歩。片想い中の人は、進展は難しそうですが仲間との交流を欠かさないで。その関わり合いの中からチャンスは出てきます。カップルの人は安定していて穏やかです。彼が放っておけなくなるアクションは照れる仕草です。褒められたときに、謙遜するように周囲への気遣いができるあなたに心が動かされます。ラッキーアイテム:マグカップ出逢いが多いスポット:ファミリーレストラン週末ラブ運:★★★☆☆香水の香りを変えてみて(C)max-kegfire/Gettyimages【#anan血液型占い】【B型】前髪をあげる仕草にドキッB型の基本傾向:好奇心旺盛。楽天家。マイペース。個性的。凝り性。総合運流れの先を読んでリスクの回避を運気は低めです。あまり悠長なことは言っていられない状況。切り替わりが早く、のんびりしていると途端に流れに取り残されてしまいそうです。仕事面では手早さ、効率が求められそうです。そのためには準備からの打ち合わせや、手はずをしっかり行っておくとスムーズに対処できるはず。金銭面では不要な支出を見直す時期です。同じような洋服や気分を満たすだけの買い物は、必要かもう一度考えることで蓄財へと変化します。健康面では免疫力が弱ってきているので人混みには要注意。のどの痛みや微熱の際には、無理をせずに早めに診てもらってください。B型の恋愛運恋愛運相手の身になって考えることも大事恋愛運は低迷期です。気持ちを理解できず、つい自分のワガママが口を衝いて出てしまいます。少しの我慢が必要なときかもしれません。シングルの人は選り好みが激しくなりそうです。なかなか理想の人とは巡り合えないかも。片想い中の人は焦らされてしまう予感。わかっていても素知らぬふりで通り抜けていきますが、意識し始めた感もありそうです。カップルの人は譲り合いの気持ちを忘れずに。衝突ばかりでは疲れます。彼が放っておけなくなるアクションは前髪を上げる仕草です。さりげないかわいらしさを発見したら、彼も正直な気持ちを言ってくれそう。ラッキーアイテム:スケジュール帳出逢いが多いスポット:ワークショップ会場週末ラブ運:★★☆☆☆好きな音楽を聴きながら出かけて(C)Todor Tsvetkov/Gettyimages【#anan血液型占い】【O型】彼の袖口を引っ張る仕草にキュンO型の基本傾向:頑固。楽観的。社交家。おおらか。負けず嫌い。総合運毎日の決まり事を守ることが運気UPに運気は好調期です。迷いがなく、物事への迅速な対応ができるときです。仕事面では大胆で思いきり良く作業できます。少し忙しさにかまけて言ったことを忘れてしまったり、時間をキッチリ守らないときがあるので注意が必要かも。金銭面では手堅い方法が安心です。積み立てや、毎月決まった額を貯金していくよう意識してください。健康面では生活のリズムが崩れる時期です。週末に一気に寝だめをしようなどと考えずに、毎日少しずつ節制するように努めてみてください。気分にムラがあると調子が整わないので、自分の決まりゴトを順守するつもりで。O型の恋愛運恋愛運焦らないで、誠実に一歩ずつ進んで恋愛運は波があります。自分の思い込みでは、相手の気持ちが推しはかれません。シングルの人は、いつもの気の合う仲間内から気になる人が出てくる気配。急がず、少しずつ距離を縮めることがコツです。片想い中の人は行動を少し変えてみて。いつもとは異なった道を通ったり時間を変えるなど、彼が気になって声をかけてくるかも。カップルの人は相手の心に寄り添いながら過ごしてみて。彼が放っておけなくなるアクションは袖を引っ張って呼び止めること。言葉にできない思いが彼に伝わります。いつでも相手の立場を思いやる気持ちを忘れないで。ラッキーアイテム:ハンドクリーム出逢いが多いスポット:カラオケボックス週末ラブ運:★★★★☆シューズラックの整理をして(C)Danil Melekhin/Gettyimages【#anan血液型占い】【AB型】頬杖を突いて、物思いにふける横顔がセクシーAB型の基本傾向:天才肌。合理的。平和主義。責任回避。クール。総合運飛躍への切り札は沈着冷静に快調に運気は昇ります。冒険心が刺激されていろいろなことに興味が注がれる予感。仕事面では今までのパターンを打ち破る考えが思いつくかも。きちんと検証して確かめたうえで、信頼する上司の方に相談することが昇進をつかむ近道になりそう。金銭面では衝動的になると思わぬ出費になるようです。目移りするときですが、財布のひもはキッチリ縛っておくほうが無難。健康面では今のところ問題はありません。健康美の目安として、バランスの取れた食事と、質の良い睡眠を心がけてみて。憧れや、目標にしている人に近づくようなストイックさが決め手になります。AB型の恋愛運恋愛運自立した女性に視線が集まります恋の運気は好調。つかず離れず程よい距離感で親密な関係を保つことができます。シングルの人は思わぬ告白を受ける予感。すぐの返事は避けていったん持ち帰って、自分と向き合ってから返事を出してみて。片想いの中の人は二人きりになれる時間が。緊張を隠しきれませんが、平静を保ち、できる女を目指すと彼の見る目が変化してきます。カップルの人はムード満点!二人の世界を楽しんで。彼が放っておけなくなるアクションは頬杖をつくことです。懸命に何かを考えている姿に興味を抱きそうです。ベタベタし過ぎず、同じ方向を見ることが大事なこと。ラッキーアイテム:ビニールポーチ出逢いが多いスポット:美容室週末ラブ運:★★★★★肩の力を抜いてリラックス(C)vitranc/Gettyimages
2017年12月02日『anan』の本を紹介するコーナーでいつもステキな新刊を紹介してくれる、ライターの瀧井朝世さん。書評や作家インタビューで引っ張りだこなので、ほかの媒体で瀧井さんの文章を読んだことのある人もいるはず。新潮社の雑誌『波』で7年にわたって連載している書評コラムが、ついに書籍化!読みたい本が連鎖していく、人気ライターの偏愛読書コラム。「私は書評家ではなくライターですので、上から薦めるのではなく、この本、面白かったよねっておしゃべりしているような雰囲気にしたいと思いました。アンアンで著者インタビューをするときは、アンアンの読者が好きそうな作品を選んだりしますが、これに関しては好き勝手にやらせていただきましたね」本書のキーワードは、タイトルにもある“偏愛”。毎回新刊を1冊ピックアップし、そこから自由に連想した好きな作品2冊とともに、合計3冊について語るのが基本形。膨大な読書量のなかから、偏愛本が芋づる式に出てくるのだが、そのテーマと取り上げる本が実に幅広く面白そうで、読書欲が大いに刺激される。「奇をてらわず、頭に浮かんだ作品を素直に挙げているだけなんです。だから自分の読書傾向が、知らず知らず出ちゃってると思います」瀧井さんが書評を執筆する際に細心の注意を払っているのは、書き手としてのスタンス。「取り上げた作品をすでに読んでいる人も、私の原稿を読むのだと意識しています。新刊本を私よりも先に読んでいる人や、より多くの本を読んでいる人が絶対にいるのだと思いながら、読んでくれる人のほうを向いて書いていますね」なかには雑誌に発表した時期からかなり時間が経っているものも。それを踏まえて、作者のその後の活躍や、作品に対する追加情報を新たに注釈で補ってくれているのも、読む人のことを考えた嬉しい心配り。「やっぱり本は無理やり読まされるよりも、自分で選んで読んだという気持ちになれたほうが、楽しめると思うんです。好きな本について語り合ったあとみたいな気分で、これをきっかけに誰かが何かの本を読んでくれたら、私にとってはそれが一番嬉しいことだと思っています」偏愛本ばかりなのに、読者に寄り添っているところはさすが。とっても信頼できる読書仲間を得たような、そばに置いておきたい一冊だ。たきい・あさよライター。数々の雑誌で作家インタビュー、書評などを担当。『王様のブランチ』ブックコーナーの出演を経て、現在はブレーンを務める。’18年2月にインタビュー集を出版予定。『偏愛読書トライアングル』2010年から現在も『波』で連載中の「サイン、コサイン、偏愛レビュー」。そのなかから56本を厳選。160冊以上の偏愛本を網羅している。新潮社1700円※『anan』2017年11月29日号より。写真・土佐麻理子(瀧井さん)水野昭子(本)インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2017年11月26日写真家・瀧本幹也の展覧会「CROSSOVER」が、2018年2月23日(金)から3月14日(水)までラフォーレミュージアム原宿にて開催される。瀧本幹也は、広告写真、グラフィック、コマーシャルフィルム、映画撮影など幅広い分野で活躍する写真家。福山雅治主演の大河ドラマ『龍馬伝(2009年)』のほか、コマーシャルでは満島ひかりとチーターが共演した「カロリーメイト(2014年)」や、宇多田ヒカルが出演した「サントリー天然水(2017年)」などを手掛けたことで有名だ。2013年から開始した映画の撮影でも、『そして父になる』で第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞を、『海街diary』で第39回日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞するなどして注目を集めている。作品にはグラフィカルな構成力があり、見る人に強い印象を与えるスケール感が特徴。瀧本幹也展「CROSSOVER」では、広告、作品、CM、映画の4ジャンルをクロスオーバーする瀧本幹也の活動の全貌が、約400点の作品展示によって紹介される。また会期中には、映画『三度目の殺人』や『そして父になる』、『海街diary』の監督で瀧本と親交のある是枝裕和をゲストに招いたトークイベントや、瀧本自らがナビゲーターとなり、展示作品にまつわるエピソードなどを解説しながら来場者と会場をまわるギャラリーツアーの開催、最新作品集の販売も予定されている。【詳細】瀧本幹也展「CROSSOVER」会期:2018年2月23日(金)~3月14日(水)時間:11:00~21:00会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1丁目11番6号ラフォーレ原宿6階入場料:無料■是枝裕和を招いたトークイベント日時:2018年2月24日(土) 19:00~20:30出演:是枝裕和(映画監督・テレビディレクター)、瀧本幹也■瀧本自らナビゲーターを担うギャラリーツアー日時:2018年3月10日(土) 19:00~20:00出演:瀧本幹也※両イベントの詳細・参加方法はラフォーレ原宿ホームページにて。■作品集 瀧本幹也 CROSSOVER予価:7,000円+税【問い合わせ先】ラフォーレ原宿03-3475-0411
2017年11月14日写真家、瀧本幹也による初の大型展覧会「CROSSOVER」が、ラフォーレミュージアム原宿で2018年2月23日から3月14日まで開催される。そして父になる(2013)広告写真やCM、映画など第一線で活躍し続け、スケール感のある作品でクリエイターを魅了する瀧本幹也は、1998年からキャリアをスタート。自身の作品制作活動をはじめ、広告写真、グラフィック、エディトリアルワーク、コマーシャルフィルム、映画など幅広い分野の撮影で活躍している。主な作品として、Mr.ChildrenのCDアルバム「HOME」(2007年)、「SUPERMARKET FANTASY」(2008年)のジャケット写真や、満島ひかりとチーターの共演で話題となった「カロリーメイト」(2014年)、宇多田ヒカルが6年ぶりにCM出演したことでも知られる「サントリー天然水」(2017年)、NHK 大河ドラマ「真田丸」のビジュアルなど。その活躍は多岐に渡る。写真はもとより、2013年から取組み始めた映画の撮影でも、『そして父になる』(2013年)で第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞を、『海街 diary』(2015年)で第39回日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞。瀧本幹也の作品は、そのグラフィカルな構成力で、見る人々に強い印象を与える。今回の展示では、作品、広告、CM、映画の4ジャンルをクロスオーバーする瀧本幹也の活動の全貌を公開。さらに、会期中はイベント開催や本展に合わせて刊行される作品集の販売も予定している。 【イベント情報】瀧本幹也「CROSSOVER」会期:2018年2月23日~3月14日時間:11:00~21:00会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1丁目11番6号 ラフォーレ原宿6階入場料無料
2017年11月13日