熊本県はこのほど、トマト畑搭載トラック「トマトラ」を熊本から東京まで走らせる日本縦断プロジェクトを開始した。同プロジェクトは、熊本県「赤のブランド」推進事業の一環として行うもの。今年は「くまもとの本気モン」をテーマに、第1弾として、トマト農家や運送のプロが作った「トマトラ」を日本中でPRする。「トマトラ」は、新鮮なトマトを東京に届けるため、トマト畑をそのまま輸送するために特化して作られた特別な2tトラック。トマト苗を枯れさせない工夫を随所に設けている。熊本~東京までの道のりは、高速道路も使用するため、トマトラは100km近い速度で走ることになる。そこでトマトを向かい風から守るため、屋根の骨組みは荷台のほろが風を受けにくい構造とした。苗の転倒や土の飛散を防ぐよう「ビニールハウス搭載型」とし、トマトを密閉空間の中で守りつつ輸送できる仕組みも取り入れた。また、ビニールハウスで覆うと熱がこもるが、トマトは熱に弱いため、32度以下にたもてるよう設計したとのこと。屋根には日光熱の影響を軽減する反射シートを施し、運転席のエアコンからダクトを荷台にはわせて、冷気を引き込む構造になっている。畑の下には、揺れで実が落ちないように、縦揺れを吸収するスポンジシートを敷いた。トラックのデザインは、トマトに見える赤とグリーンの配色でインパクトの強いものに仕上げた。ビニールハウス上部には、熊本県の営業部長「くまモン」の姿をデザイン。赤いホイールのナットは、一つ一つがトマトの種のような黄色に塗装されている。ナンバープレートは、「10月10日(トマトの日)」と細部にまでこだわった。トマトラは7日に熊本を出発。大阪、名古屋を経て10日に東京へ到着する予定となっている。
2015年10月09日気象庁は9月14日、同日9時49分ごろに阿蘇山(熊本県)で噴火が発生したと発表した。今回の発表は、同庁の「噴火速報」により発表された。「噴火速報」では、同庁が常時観測している各火山を対象に噴火の発生事実を発表している。また、今回の噴火に伴い、同庁は火口から弾道を描いて飛散する大きな噴石を確認。噴煙は火口縁上2,000mまで上がったという。今後も同程度の噴火が発生し、弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から1km以上に飛散する可能性があるとのこと。噴火の発生を受けて、同庁は同日10時10分に阿蘇山に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表した。対象市町村は、熊本県阿蘇市・高森町・南阿蘇村。 火口からおおむね2kmの範囲で、噴火に伴う大きな噴石および火砕流への警戒を促している。(C)Japan Meteorological Agency
2015年09月14日気象庁は8月25日8時45分、台風第15号の進路情報について発表した。同庁によると、台風第15号の中心は、25日6時過ぎに熊本県荒尾市付近に上陸。同日8時時点で福岡県飯塚市付近に存在している。勢力は強く、中心気圧は960ヘクトパスカル、最大瞬間風速は秒速55mとなっている。25日8時時点での同台風の進路方向は北北東で、速さは時速45km。同庁によると、25日18時には島根県出雲市の西北西約130km地点、26日6時には日本海上に存在する予報となっている。なお、台風が熱帯低気圧や温帯低気圧に変わっても、引き続き大雨や強風、高波などの激しい現象が発生するおそれがある。同庁は、最新の警報や注意報、気象情報等に留意するよう呼びかけている。(C)Japan Meteorological Agency
2015年08月25日天草エアライン(本社: 熊本県天草市)は8月21日、同社の公式facebookを通じて、現有機(DASH8-103型機)の後継機になる仏・ATR社製のATR42-600が熊本空港に12:40頃到着したことを発表した。同機の到着に関して同社は、「阿蘇・くまもと空港では、たくさんの方々に出迎えていただき、Newみぞかも大感動で皆さんに手(翼)を振っていたの、判りましたか~?? 長いフェリーフライトを見守ってくださった皆さま、本当にありがとうございます! 皆さまを乗せてフライトできるのはもう少し先ですが、その日をどうぞお楽しみに!! 」とコメントしている。同機は日本で初めてATRであり、デザインについては現有機をベースにATR機の機体に調和するよう工夫を施している。人気のくまモンも場所も変更になってはいるが、引き続き描かれている。同機による運航は2016年1月末に開始できるよう準備を進めているという。8月21日には8月24日~10月24日までの運航計画を発表し、機材更新に伴う乗員訓練のため、天草~福岡線(105便・106便)と天草~熊本線(201便・202便)、熊本~大阪(伊丹)線(801便・802便)は運休となる。なお、10月25日以降も長期に渡り運休を計画している。最新写真は同社のfacebookで公開している。
2015年08月22日デンソーは8月19日、熊本県天草市に敷地面積2万m2の微細藻類の大規模培養実証施設を建設し、2016年4月より稼働を開始すると発表した。同市の廃校の土地・施設を活用するという。新施設では、同社が特許を保有する微細藻類「シュードコリシスチス」の培養実験を行う。「シュードコリシスチス」は生長が速く、丈夫で培養しやすい特徴を持つ。同社は2008年から「シュードコリシスチス」の研究に着手しており、これまで愛知県西尾市の善明製作所内300m2の敷地で培養を行ってきたが、バイオ燃料の生産効率を高めるため、新施設の建設を決めた。今後、新施設で実証実験を行い、2018年度を目処に、藻から抽出したバイオ燃料の実用化に向けた要素技術の確立を目指すとしている。
2015年08月20日天草エアライン(本社: 熊本県天草市)は8月13日、現有機(DASH8-103型機)の後継機になる仏・ATR社製のATR42-600を仏・トゥールズにて受領し、熊本空港には21日12:00頃に到着を予定していることを発表した。同機は日本で初めてATRであり、デザインについては現有機をベースにATR機の機体に調和するよう工夫を施している。人気のくまモンも場所も変更になってはいるが、引き続き描かれている。同機による運航は2016年1月末に開始できるよう準備を進めているという。予定している空輸ルートは、8月16日に仏・トゥールーズ→キプロス・パフォス、8月17日にパフォス→バーレーン→オマーン・マスカット、8月18日にマスカット→モルディブ・マレー、8月19日にマレー→スリランカ・コロンボ→タイ・バンコク、8月20日にバンコク→台湾・台北、そして8月21日に台湾→熊本となる。乗組員はATR社から派遣したパイロット2名と整備士1名、他5名は天草エアラインの社員となる。熊本到着後は8月26日から実機訓練開始を予定している。くまモンの写真も含め、最新写真は同社のfacebookで公開している。
2015年08月15日細田守監督の最新作となるアニメーション映画『バケモノの子』(11日公開)と熊本県の営業部長・くまモンのタイアップが決定し、本作の主人公・熊徹とくまモンが6日、劇中の舞台である東京・渋谷にて対面を果たした。「クマモトの子」と題した今回のタイアップは、映画を観た後にその半券を送ると熊本産の食肉が当たるという企画で、キャンペーンポスターも公開中。従来の『バケモノの子』のポスタービジュアルの真中に熊徹と同じ衣装をまとったくまモンが大きく描かれている。このタイアップを受け、熊徹とくまモン(どちらも着ぐるみ)が渋谷に登場。本編にも登場するスクランブル交差点をバックに写真撮影を行い、渋谷を散策することに。ポスターと同様に、熊徹とおそろいの衣装のくまモンは手を振ったり、あいきょうを振りまいたりして往来の人々と交流。また、身長2,2メートルの熊徹に驚き、立ち止まって写真を撮る人もみられた。また、熊徹から渋谷を特徴づけるスクランブル交差点を紹介されたくまモンが、「実はスクランブル交差点発祥の地は熊本なんだモン!」と得意げに返す一幕もあった。さらに、2人は金王八幡宮にて映画のヒットを祈願。キャンペーンの成功も祈願するため、くまモンが熊本の特産物であるスイカを持参し奉納した。あいにくの雨模様にもかかわらず、境内では熊徹が得意の剣術をくまモンに披露。くまモンは、熊本特産の赤ナスを刀に見立てて受け太刀し、"クマ"同士の友情を深めた。熊徹に『バケモノの子』の感想を聞かれたくまモンは、「とっても面白かったモン!」と返しながら、「細田守監督に、次は熊本が舞台の映画を作って欲しいモン!」と大胆に発言。さらに「お前も俺と同じバケモノだよな?」と問われると、「バケモノじゃないモン!熊本県の公務員だモン!!」とツッコミを入れつつ、弟子はいるかとの質問には「弟子はいないけど、ボクは部長だから部下がたくさんいるんだモン!」と営業部長っぷりをアピールした。映画『バケモノの子』は、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)などを手がけた細田監督による、3年ぶりのアニメーション映画。バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちのすむ異世界「渋天街」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などが繰り広げられる新冒険活劇が描かれる。(C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年07月09日9月21日(月・祝)に熊本・市民会館崇城大学ホールでライブイベント「「FMK 30th Anniversary カリーノ下通 presents 「HI-GO MANIA」」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】同公演は、FMK(エフエム熊本)の開局30周年を記念して開催。イベントタイトルの「HI-GO MANIA(ハイゴーマニア)」は、熊本の旧名称である「肥後」と、より高く(HI)、未来へ進む(GO)のふたつをかけている。出演者は熊本にゆかりのあるKEYTALK、BLUE ENCOUNT、忘れらんねえよ、WANIMAの4組。ちなみに、この4組は同局で夕方に放送されている『FMK RADIO BUSTERS』の木曜週代わりレギュラーを務めている。チケットの一般発売は8月22日(土)より。なお、現在、各アーティストサイトではオフィシャル先行を実施中。受付は7月5日(日)午後11時59分まで。■FMK 30th Anniversary カリーノ下通 presents 「HI-GO MANIA」日時: 9月21日(月・祝)開場15:30 / 開演16:00会場: 市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)(熊本県)出演: KEYTALK / BLUE ENCOUNT / 忘れらんねえよ / WANIMA料金: 全席指定3900円
2015年06月24日ソニー損害保険(以下ソニー損保)は23日、熊本県熊本市に設置した「熊本コンタクトセンター」での業務を7月1日午前9時から開始する予定と発表した。ソニー損保のコンタクトセンターは、顧客からの自動車保険や医療保険に関する問合せ・相談に電話やメールで対応するほか、契約手続や契約後のケアなど、幅広いカスタマーサポート業務を担当しており、現在は東京都(東京コンタクトセンター)と北海道(札幌コンタクトセンター)で運営しているという。このたびの熊本コンタクトセンターでの業務開始により、3センター体制で(事故対応は、サービスセンター(全国25拠点)が担当。コンタクトセンターでは事故対応は行わず、保険商品に関する電話・メールによる問合対応やコンサルテーション、契約に関するカスタマーサポート業務を担当する)、顧客の待ち時間短縮やきめ細かな対応など、顧客サービス品質の一層の向上を図るという。熊本コンタクトセンターは、7月1日時点では約60ブースで業務を開始するが、2015年度中に約100ブース規模に、2017年度までには約200ブース規模に拡大する計画で、引続き、地元での採用を行っていく予定だという。熊本市は、九州3番目の政令指定都市で労働人口も多く、また、熊本県・熊本市の両自治体から支援が得られることから、高品質な顧客サービス提供のための人材を安定的に確保できるものと考えているという。また、大規模災害が発生した時に、被災場所にかかわらず顧客へのサービスを迅速かつ確実に提供できる体制を整えることで、事業活動継続性の一層の強化を図るとしている。ソニー損保は、コンタクトセンターにおける顧客サービス品質の一層の向上とともに、スローガンである「"FeeltheDifference"~この違いが、保険を変えていく。~」のもと、顧客に「ソニー損保ならではの違い」を感じてもらえような商品・サービスの提供に向け、引続き取組みを進めていくとしている。○熊本コンタクトセンター概要業務内容:自動車保険における、電話やメールによる問合対応やコンサルテーション、契約に関するカスタマーサポート業務業務開始:7月1日(水)午前9時から。4月1日付で約60名の社員を迎え、3ヵ月にわたり、保険業務や顧客対応の研修などの業務開始に向けた準備を進めた規模/要員:7月1日時点約60ブース、約60名。熊本コンタクトセンター全体で217坪(718m2)。2015年度中に約100ブース規模に、2017年度までに約200ブース規模に拡張予定。規模拡大に伴い、継続的に地元からの採用を予定している所在地:熊本県熊本市中央区花畑町12-28 アペックスビル
2015年06月24日●阿蘇ラピュタの道は絶景!!ジェットスター・ジャパンは、東京(成田)、大阪(関西)、名古屋(中部)と熊本を結ぶ3路線の運航を昨年10月より開始した。今回は、LCCとしては唯一就航しているジェットスターを使って、片道5,790円からのリーズナブルな航空券による熊本の様々な観光スポットを訪れた。○LCC専用の成田第3ターミナルから熊本へジェットスターは現在、今年4月から開業した成田空港のLCC専用ターミナル「第3旅客ターミナル」より発着している。以前は国際線と国内線のチェックインカウンターが分かれていたが、第3旅客ターミナルでは統合されたので間違える心配もなくなった。「空港第2ビル駅」からは少し距離があるので、第3旅客ターミナルに直接乗りつけるバスでのアクセスがオススメだ。バスは東京駅・銀座駅などから発着している。第3旅客ターミナルは、リーズナブルなLCC専用らしくシンプルな作りとなっているものの、フードコートやショップなど必要な施設は一通り揃っており、出発までの時間も快適に過ごせる。ジェットスターでは、低価格を実現すべく1機あたりの座席数を増加させているが、座席ではさほど窮屈さを感じることはなかった。シートは全席レザーシートになっており、安っぽい印象はない。成田空港を出発し、機内誌を読んでいるうちに、あっという間に阿蘇くまもと空港に到着した。まず向かったのは、通称“阿蘇ラピュタの道”と呼ばれ、最近話題となっている阿蘇市・外輪山。阿蘇の盆地には雲が発生することがあり、雲海に浮かぶ岬の道がまるで映画『天空の城ラピュタ』(1986年)を思わせる風景であることから、いつしかそう呼ばれるようになったという。この日はあいにく雲海の絶景とはいかなかったが市街を一望でき、すがすがしい風を感じられた。7:30成田発の早朝便で3時間後の10:30には阿蘇の絶景。1泊2日でも早朝便を効率よく利用すれば2日で十分楽しめる。とても熊本が近くに感じた。外輪山といえば阿蘇五岳を一度に望むことができる大観峰が有名で、こちらも絶景。ただ、大観峰はツアーなどでも行くことができるが、“阿蘇ラピュタの道”は立地の関係からなかなか大人数で行くことが難しい。今のところ“阿蘇ラピュタの道”は身軽な個人旅行ならではのスポットと言えそうだ。続いて訪れたのは、阿蘇神社の横参道となる門前町。この街は、いたるところから湧き水が出ており、阿蘇湧水パワースポットとしても知られている。口当たりがやわらかで、すっきりとした飲み口の水にパワーを貰った後は、懐かしい佇まいの町並みの中で立ち寄った「郷土料理・お食事処 はなびし」でランチをいただくことに。選んだメニューは、お肉の赤が目にもあざやかな「牛カツ重」。阿蘇名物の「あか牛」を使ったカツは、中がまだレアでお肉の旨みがしっかり感じられ、やわらかい肉とサクサクの衣の歯ごたえの対比がおいしさを際立たせていた。お腹が満たされたところで、阿蘇の美しい山並みを抜ける「やまなみハイウェイ」を通って黒川温泉郷へ。このような秘境を巡るにはレンタカーがおススメだ。飛行機で来てレンタカーまで利用すると、交通費がかさむが、運賃が低ければ現地で使う旅費の選択肢が広がるのもLCCの魅力だ。露天風呂がうれしい「旅館 壱の井」に宿泊。夕食には、ヤマメの刺身や馬刺し、からしレンコンなど熊本の名物が勢ぞろい。温泉は硫黄泉で、露天風呂、大浴場のほか家族風呂もあるので、ファミリーで一緒に入ることもできる。黒川温泉郷には多くの温泉宿やお店が立ち並び、浴衣のまま散策する人もたくさん見られた。熊本名物「いきなり団子」や、馬肉を使った「やまいもと馬肉のコロッケ」、塩麹を使った香ばしいシュー皮の「塩麹のシュークリーム」など、食べ歩きたいメニューがたくさん。川沿いの通りには温泉街ならではの風情があり、野草や花を愛でながら歩くのも一興だ。●南阿蘇の大パノラマを一望できる「あそ望の郷くぎの」○熊本といえば、やっぱりあのキャラ翌朝は、宮地駅から赤い車両の九州横断特急に乗って熊本駅へ。熊本駅から市電に乗って向かったのは、熊本に来たら見ておきたい「くまモンスクエア」。ゆるキャラのパイオニア的存在「くまモン」のグッズが勢ぞろいし、くまモン部長代理の部屋もあるファンにはたまらないスポットとなっている。お昼ごはんには、熊本県民のソウルフード、太平燕(タイピーエン)をチョイス。熊本の繁華街であるアーケードの一角にある昭和9年創業の老舗「紅欄亭」の太平燕は、昔から女性に人気のメニューだという。鶏がらと豚骨のスープだが、キャベツやたけのこ、ねぎなどの野菜がたっぷり入っていて味わいはさっぱり。緑豆100%の春雨麺がスルスルと入ってくる。味付けはなんと福建の塩のみだそうで、香ばしく揚げたゆで卵・虎皮蛋(フーヒータン)がアクセントになっていて一気に食べてしまった。午後に訪れたのは日本三名城のひとつ、熊本城。天守閣からの眺めはもちろんのこと、ぜひ見ておきたいのは本丸御殿。中でも漆塗りや飾り金具、金箔など大名文化の粋を集めて再建された昭君之間や数寄屋造りの茶室は、目に贅沢な美しさ。また、熊本城では「熊本城おもてなし武将隊」が城下などでパフォーマンスしているので、こちらも要チェックだ。あと、ぜひ食べておきたいのは、自然豊かな阿蘇の牧場で育った牛のミルクを使ったスイーツ。「山田さんちの牧場 ミルクの里」でいただけるのは、牧場のフレッシュなミルクを使ったジェラートやソフトクリームだ。オススメなのは、旬のフルーツを使った「旬の果肉入りソフトクリーム」。この季節は、ミルク感たっぷりのソフトクリームにイチゴの果肉がたっぷり混ぜ込まれ、フレッシュかつミルキーな食べ応え。散策疲れを一気に吹き飛ばしてくれるおいしさなので、ぜひ味わってほしい。そして旅の最後に訪れたのは、南阿蘇の大パノラマを一望できる「あそ望の郷くぎの」。噴煙を上げる阿蘇山の眺めは圧巻で、旅のラストに雄大な阿蘇の自然を体感して帰路についた。リーズナブルなLCCの就航で、グッと身近になった熊本。今回利用したジェットスターでは、残席数に応じて運賃が変動する運賃形態をとっているため、直前でも空いている時期であれば安く利用することが可能。大型連休は運賃が上がるため、平日にフラっと利用することがおススメ。今まで熊本旅行となると、しっかり計画された大旅行のイメージだが、ジェットスターを利用すれば、「くまモンに会いたい!」や「阿蘇山の噴煙を見てみたい!」と"急に"思い立った日常的な旅行の可能性が広がる。パックツアーでは行きにくいエリアも、個人旅行ならプランに盛り込めるので、絶景にグルメに温泉に、たくさん魅力が詰まった熊本へ、ぜひお得に旅行してみてほしい。
2015年06月01日明星食品は6月1日、「明星 大盛 新熊本ラーメン」を発売する。○熊本ラーメン独特の濃厚豚骨スープに、しなやかな中細のストレート麺を合わせた同商品は、地域に根付いたご当地ラーメンにオリジナルのアレンジを加えた"新ご当地"大盛りカップめん。豚骨ラーメンの本場九州で独自の進化を遂げ、地域で親しまれてきた熊本ラーメンにオリジナルのアレンジを加え、さらにおいしくさせるアイデアを盛り込んだという。麺は、熊本ラーメンの特徴を再現した、しなやかで食べやすい油揚げの中細ストレート麺。スープは、豚骨や香味野菜を炊き出したとろみのある乳白色の白湯スープに、マー油を合わせ熊本ラーメン特有のおいしさを再現した濃厚豚骨スープ。かやくには、豚骨スープによく合うダイス肉にねぎを組み合わせた具材を採用。ふりかけは、香ばしい風味のフライドガーリックで、食べる直前に入れることで、スープの濃厚さが一層引き立つという。内容量118g(めん90g)で、希望小売価格は205円(税別)。
2015年05月25日熊本県は2月1日、「くまもとの赤 うまかモンフェア2015in TOKYO」を、東京・銀座エリアを中心に丸の内・有楽町エリアの34店舗で開催する。同県では、全国有数の生産量を誇るトマトやすいか、いちご、あか牛、天草大王(赤鶏)、タイ、赤酒などの県産品を、火の国くまもとを象徴する"赤"の統一ブランドイメージとして全国に売り出している。その取り組みの一環として、熊本の食材を使ったオリジナルメニューを提供するフェアを開催する。フェア開催店舗は、和食10店舗、洋食15店舗、中国料理4店舗、各国料理3店舗、バー・カフェ2店舗。提供するメニュー(一部)は、「くまもとあか牛&塩トマトすき焼き御膳ランチ」「阿蘇溶岩石で焼く天草大王のレアステーキ」「熊本産活車海老フライ」「くまもとあか牛のロースト」「トマトのタルト」など。開催期間は2月1日~15日。メニューを提供する店舗など詳細は「くまもとの赤」サイトまで。
2015年01月29日AXAグループのアクサダイレクト生命保険(以下アクサダイレクト生命)は13日、熊本銀行においてインターネット保険窓販を開始した。アクサダイレクト生命は、インターネット専業生命保険会社として、主要地方銀行を通じたネット完結型申込プロセスの生命保険商品の販売を初めて実現しているという。このたび、保険窓販で業界トップクラスの販売実績を有する熊本銀行と、第二地方銀行として初めて提携することになった。熊本銀行は、ふくおかフィナンシャルグループの一員として、金融商品販売の多様化、マルチチャネルの拡大という戦略を進めている。アクサダイレクト生命の保険商品、ネット完結型申込プロセス(インターネット上で申込まで完了する募集形態)が、熊本銀行の取り組みと合致し、第二地方銀行との初めての提携が実現したとしている。アクサダイレクト生命の斎藤英明代表取締役社長は「今般の提携により当社は、熊本県を中心とする熊本銀行のお客様に対して、シンプルで合理的な保険商品をご提供すると同時に、申込チャネル多様化による利便性の向上にも貢献する。今後全国的に提携金融機関の拡大を更に加速していく」と述べている。○熊本銀行におけるインターネット保険窓販の概要開始時期:1月13日取扱商品:アクサダイレクト生命が販売する全6商品(「カチッと終身保険」「カチッと定期2」「カチッと収入保障2」「カチッと終身がん」「カチッとがん保険」「カチッと医療」)取扱形態:営業店店頭での、熊本銀行専用ホームページと顧客専用ホームページからの申込
2015年01月13日ソニー損害保険(以下ソニー損保)は7日、熊本県熊本市にコンタクトセンターを開設するため、熊本県ならびに熊本市との間で、立地協定を締結した。熊本コンタクトセンター(仮称)は7月から業務を開始する予定。ソニー損保のコンタクトセンターは、顧客からの自動車保険や医療保険に関する問合せや相談に対応するほか、契約手続や契約後のケアなど、幅広いカスタマーサポート業務を担っているという。現在、東京都と北海道の2ヵ所で運営しており、熊本県での業務開始により、コンタクトセンターは3拠点体制となる。熊本コンタクトセンター(仮称)の開設により、人材の安定的な確保を図り、顧客サービスの一層の品質向上に取組むという。あわせて、事業活動の継続性を一層強化し、大規模災害が発生した場合でも顧客に迅速かつ確実にサービスを提供できる体制をさらに強固にすることを目指していくとしている。○熊本コンタクトセンター(仮称)の概要業務内容/自動車保険における、電話やメールによる問合せ対応やコンサルテーション、契約に関するカスタマーサポート業務業務開始/7月1日(予定)規模・要員/7月1日時点:約60ブース/約60名(予定)、2015年度中に約100ブース規模に、2017年度までに約200ブース規模に拡張する予定所在地/熊本県熊本市中央区花畑町12-28アペックスビル
2015年01月08日熊本県は9日~12日の4日間限定で、「くまモンサンタクルーズ2014」を実施している。「東京湾観光船シンフォニークラシカ号」(運行: シーライン東京)で東京湾をクルージングする内容で、各日ランチクルーズ(12時~14時20分)とサンセットクルーズ(16時~18時20分)の2回運航となっている。同クルーズでは、熊本県営業部長兼しあわせ部長の「くまモン」が、サンタクロースに扮して利用客をエスコート。「くまもとの赤」を中心した、熊本のビュッフェ料理や食前酒を提供するほか、くまモンによる熊本PR、記念写真撮影などを行う。料金は大人7,000円、子ども(小学生)5,600円。小学生未満で席を希望する場合、席代・食事代として2,000円が必要となる。
2014年12月10日九州のほぼ中央部に位置し、雄大なカルデラを持つ阿蘇山のある熊本県。「火の国」とも呼ばれる一方で国の名水百選に全国最多の8カ所が選出されるなど、「水の国」としての一面があることはご存じだろうか。山に、街中に、庭園に、静かに砂を舞い上がらせながら水がこんこんと湧き出る水源地がある。今回は熊本県お墨付きの水源を紹介していこう。○1、水前寺成趣園肥後細川藩の当主3代が約80年をかけて造営した回遊式の庭園。東海道五十三次を模しており、「富士」や阿蘇の伏流が湧き出る「琵琶湖」が作られている。園内に鎮座する「出水(いずみ)神社」境内には「長寿の水」と呼ばれる神水がある(硬水)。美しい日本庭園と湧水の池を眺めながらのんびり散策したい場所。所在地は熊本市内。○2、江津湖(えづこ)江津湖は上江津湖と下江津湖からなる、日量40万トンの水が湧き出る熊本市最大の湧水地(熊本市内74万人で1日の上水量は22万トン)。水前寺成趣園の湧水も流れ込んでおり、住宅の隣接する市街地でありながら豊富に水が湧き出る湧水郡は、熊本の水の豊かさを象徴するような「水に恵まれた景観」を堪能できる。出水地区から上江津湖にかけて散策すると、道の両側を浅い川が流れ、芭蕉が生い茂る小道がある。さらに、水面下に水草が青々と揺れる川、真ん中に象の滑り台が置かれた遊泳可能なため池などがあり、「この場所で育っていたら朝から晩まで水で遊んでいたに違いない」と、思わず近隣住民がうらやましくなってしまうくらい水の豊かな癒やしスポットだ。水温は1年を通して約18.5度で、カワセミやクロサギなどの鳥が飛来し、場所によってはホタルも見られるという。○3、白川水源熊本市内を流れる一級河川「白川」の最上流部で、熊本市内の人々の生活を支える総水源。毎分60トン湧き出る水は湧水地からすぐに幅5mほどの川となり、膝までつかるかと思われる水量で木々の間を流れていく。水源には「白川吉見神社」があり、川の上にかけられた橋を渡って境内に入る。神社の赤と砂を巻き上げる青みがかった湧水、水面下に揺れる藻の緑のコントラストが美しい場所。水温は約14度で、手首まで水につけるとほんの少しの時間でしっかり涼を感じれる。水を直接飲むことができるが、手や柄杓をつけるのをためらってしまうほどの澄んだ水に親しめる。所在地は阿蘇郡南阿蘇村。○4、池上水源日本名水100選に選ばれた水源地。九重山を源として毎分30トンの水が湧き出る、「大野川」の源流の一つ。白川水源よりも標高が高い山間に位置しており、訪れた当日は平日の雨あがりで観光客も他にいなかったため、ひっそりとした静謐な空気が漂っていた。高い木々に囲まれた水源地は湖面に写る緑と水面下の緑が鮮やかで、湧水から発生した泡が湖面でポコポコとはじける。水源奥の地蔵が置かれた深みでは、緑とも青ともなんとも言えない水色を眺めることができる。所在地は阿蘇郡産山村。○熊本市内74万人の上水道は全て地下水、浄水施設無し! 熊本の水保全への取り組み熊本は自然の恵みを守るため、県をあげて水を保全する活動を行っている。特に熊本市の活動は盛んで、2013年に国連の"Water for Life"(命の水)最優秀賞を受賞した。また、市内74万人の上水道をすべて地下水でまかなっており、市内には「上水用の浄化施設」がない。そんな「人と水」を象徴するものがある。番外編1、健軍水源地熊本市全体の約4分の1にあたる約6万トンを供給している水源地。5号井に代表される「自噴式」の井戸など、地下水を水道水として供給する仕組みを見学できる。番外編2、白川中流域ざる田田に水を張ると、土に水がしみこみ、水道水の源である地下水になる。16世紀に肥後藩主加藤清正によって開墾された白川中流域は阿蘇山の火山性堆積物の影響で平均的な水田の5倍~10倍の高い浸透能力を持ち、「ザル田」と呼ばれている。近年の作付面積減少や地下水量の減少の対策として、水田にしない田や転作地に水をはり水循環を守る地下水かん養事業がなされている。水を使用している企業から出資を募り、熊本市と共同で湛水(たんすい)している農家に対して助成金を払っているため、地域一体となった水を保全する「仕組み」として機能しているという。訪問した時期はすでに作付けがはじまる時期だったため見学できたのは協力農家の田一枚だったが、農作物を育てていない水田は空を映す大きな鏡のようだった。番外編3、水道熊本市内の上水は全て地下水のため、いわば「蛇口をひねればミネラルウォーター」状態。県職員の話では、ミネラルが豊富なため髪や肌もつるつるになるとか。
2014年11月28日10月11日(土)~12日(日)に、熊本県菊池市にて「第10回 菊池国際交流映画祭」が開催された。この菊池映画祭は2004年に市民有志で始まり、記念すべき10回目を迎える今年は、熊本県出身の行定勲監督をスーパーアドバイザーとして迎え、さらに特別ゲストとして同じく熊本県出身の俳優・高良健吾が参加。日本映画界の第一線で活躍する高良さんの数ある代表作のなかから、今回は『おにいちゃんのハナビ』『横道世之介』『軽蔑』の3本が上映されたほか、高良さん×行定監督でタッグを組んだ最新作、11月からWOWOWにて放送される新ドラマ「平成猿蟹合戦図」の第1話のプレミア上映も行われた。「平成猿蟹合戦図」の原作は、『悪人』『横道世之介』などで知られる作家・吉田修一の長編小説。どこか抜けていて憎めない歌舞伎町のバーテンダーの浜本純平(高良健吾)が、世界的チェロ奏者がおこしたひき逃げ事件を目撃したことをきっかけに彼の敏腕マネージャーの園夕子(鈴木京香)と知り合ったことから、国政選挙に挑んでいくという物語が描かれる。第1話のプレミア上映後には、会場となった菊池市文化会館に行定監督と高良さんが登壇。常に“映画のよう”と評されてきたWOWOWドラマだが、行定監督もそれを実感したようで「最近は映画監督が新天地としてWOWOWのドラマをたくさん撮っています。連続ドラマではありますが、合計305分(全6話)の映画を作ったようでもあって、そういう自由を与えてくれたチャレンジングな作品でした」とふり返る。なかでも行定監督が「この作品のすべてを込めた」という第6話の選挙の演説シーンは、原作者からも「自分の作品でこんなに泣かされたことはない」という絶賛のコメントが届いたそうだ。一方の主演の高良さんは、政治家役は今回が初挑戦だったそうだが、「やってみたかった役を演じることができて、このドラマで夢がひとつ叶いました」と喜びの胸中を語る。また、行定監督とはドラマ「女たちは二度遊ぶ」以来の再タッグとなったが、「行定監督は厳しいし、試されている気がするし、緊張もするけれど、こちらがぶつけたものをすべて受け止めてくれる。行定組でしか味わえないもの、瞬間があるんです。クランクアップの日に、監督から『お前、面倒くさいやつだよな』って言われたのがすごく嬉しかったです(笑)」と、嬉しそうに撮影当時をふり返っていた。連続ドラマW「平成猿蟹合戦図」はWOWOWにて11月15日(土)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日熊本県で愛されている「高専ダゴ」という食べ物を御存じだろうか?不思議な名前のこのメニュー、なんと巨大お好み焼きのことだという。一体なぜこんな名前で呼ばれるようになったのだろうか?○学生への愛ゆえに次第に巨大化「高専ダゴ」を食べることができるのは、熊本県荒尾市にある「新みつや荒尾本店」。お好み焼きと焼きそばの専門店だ。創業は昭和38年(1963)。有明高等専門学校のすぐそばに店を構えたことから、学生向けの食堂として営業をスタートしたという。しかし、その後しばらくして学校内に食堂が新設されたため、差別化を図ろうとアイデアを練った結果、お好み焼き屋としてやっていくことに。かくして営業を続けるうち、「有明高専の学生さんたちに、おなか一杯お好み焼きを食べてほしい」との想いが芽生え、その想いが膨らむと同時にお好み焼きも巨大化していったのだ。○シェアOK、おひとりさまでも持ち帰りOKこうして誕生した巨大お好み焼きは、ハートフルなエピソードにちなんで、「高専ダゴ」と名付けられたという。しかし、「高専」は分かったが、「ダゴ」ってなんなのだろう?「熊本地方には、小麦粉で作った平たい団子を野菜たっぷりの汁に投入していただく"ダゴ汁"という食べ物があるんです。うちのお好み焼きは小麦粉の配合が関西風に比べて多いので、そこからきているのかもしれません」。そう教えてくれたのは、「新みつや」を営む北原さんご夫妻だ。「小麦粉の割合が多いこともあって胃にドカッとたまるので、夕飯としてがっつり食べていかれる方も多いですね。職場のみなさんで来店してコミュニケーションを深めているシーンもよく拝見しますし、カップルやお子さま連れのご家族も多くいらっしゃいますよ」。ちなみに、料理はシェアしてもOKなので、みんなでワイワイと切り分ける光景がよく見られるのだとか。「おひとりでいらっしゃる場合など、食べきれなかったら持ち帰っていただいて結構ですよ。お包みも無料で承っています」ととっても親切。○地元の食材に先代直伝のソースまた、食べてくれる人の健康を想い、原材料にもとことんこだわっている。「地元の仕入れ業者さまに直接お会いしてお話をうかがって、安心できる材料のみを選んでいます」とのこと。例えば、小麦粉は地元・熊本のものを使い、卵は荒尾市の床山養鶏場のものと決めている。「後継者の息子さんが毎日持ってきてくださるんですよ」とのアットホームなお話に、なんだか心があたたかくなる。「青ノリは地元の有明ノリ漁師さんの自家製で、魚粉は川村商店さんの自家製です。キャベツは大牟田市の渡辺青果さんで、玉ねぎは地元の八百屋さん、お米は地元荒尾市のブランド米"もりのくまさん"を使用しています」と教えてくれる様子から、生産者に対する厚い敬意までひしひしと伝わってくれる。最後に、「秘伝のソースは、20種類の調味料を半日炊き込む、先代直伝のものをずっと使っています」と教えてくれたが、話を聞いているうち、継承しているのはソースの味だけではないと確信。「新みつや」が先代から確かに引き継いでいるもの、それはお客さんに食事を楽しんでほしいという想いだ。訪れる人みんなの笑顔に会いたくて、次第にボリューミーになってしまった愛すべきこのお好み焼き、この地を訪れたらぜひとも口にしてみてほしい。※記事中の情報・価格は2014年5月取材時のもの
2014年06月03日(画像はプレスリリースより)太平燕、知っていますか?熊本県のご当地グルメ「太平燕(たいぴーえん)」を知っていますか?この不思議な名前の食べ物は、去年ブームになった白湯スープに春雨を入れ、白菜・海老・イカ・タケノコ・キクラゲなどの五目炒めと揚げ卵を載せた麺料理です。熊本のご当地グルメ×ゆるキャラ低カロリーな春雨を使い、野菜がたっぷり取れ、コクのあるスープで満足感が高いとしてヘルシー志向の女性に人気のグルメです。そんな太平燕とくまモンがコラボした「スープはるさめくまモンの太平燕だモン!」がエースコックから発売します。エースコック「スープはるさめくまモンの太平燕だモン!」は、鶏と豚のエキスをたっぷりと使った白湯スープに熊本産の椎茸を使うなど具材にもこだわった商品です。ヘルシーでボリュームたっぷりな太平燕とキュートなくまモンがインパクトあり!のパッケージは会社や学校でのランチに最適。ランチタイムの注目の的間違いなしです。【参考リンク】▼エースコック株式会社 プレスリリース(PDF)▼エースコック株式会社
2014年03月13日「むし湯」というお風呂をご存知だろうか? 「サウナではないの?」と疑問に思われた方、それが違うのだ。そして、その外見はちょっと面白いよう。早速、熊本県と大分県の県境近くにある「杖立温泉」に行ってみた!○天然の湯気が肌に温泉成分を与える熊本の杖立温泉は「九州の奥座敷」と呼ばれる。バブル期までは歓楽街として栄えていたそうだ。今は昭和の面影を色濃く残したレトロな温泉街として、コアな温泉ファンに愛されている場所である。ここで昔から愛されてきた入浴法が、「むし湯(蒸し湯)」なのだ。むし湯とは、ひらたく言えば天然温泉を利用したスチームサウナのようなもの。杖立温泉の源泉は98~100度であり、この高温の湯けむりをそのまま利用している。天然の湯気のため普通のサウナより温度はマイルド。一般的な乾式サウナより、身体にも優しいという。肌から直接温泉成分を吸収できるので、昔から地元の人は「風邪をひいたらまずむし湯」と利用しているらしい。しかし、他の温泉でも高温な湯ならいくらでもあるはず。同じ熊本県でも他の温泉街ではほとんど聞かないが、杖立温泉には大小20ほどの温泉旅館があり、そのほとんどにむし湯があるという。一体なぜ杖立温泉でだけ、むし湯がここまで拡散してきたのだろう?「答えは簡単。ここのはガスが出ないからです」。そう教えてくれたのは、杖立温泉旅館協同組合の宮崎仁さん。「温泉は湯が噴出する時に一緒にガスなどが出てしまうことが多い。しかし、ここの源泉はガスが出ないんです。だから自噴する蒸気をそのままに使えるんです」とのこと。○首だけ出して身体を蒸すタイプも!むし湯は内湯に併設されている。まずは身体を洗うのが温泉でのエチケット。むし湯に入る前に、内湯で身体を慣れさせるのもいいだろう。むし湯には、サウナのように個室になっているものがあるが、是非体験していただきたいのが箱形のタイプ。これは「箱むし湯」と呼ばれるもので、木箱の中に腰かけ、首から上だけ外に出して身体を蒸すというもの。すぐにのぼせる心配もなく、快適かつ効率的に蒸すことができる。ただ、みんながみんなそろって首だけ出してじっと蒸されている姿というのは、ちょっと面白くもある。個室のむし湯の方も、少しサウナとかってが違う。中に入ると、想像以上に天井が低いのだ。高さは1メートル半あるかないかくらい。このムシムシ空間に寝そべったり、腰掛けたりして湯けむりの中でくつろぐ。大体5分から10分程度が適性時間だという。注意すべきは脱水症状。入浴前の水分補給はお忘れなく。宮崎さんは「水をひとおけ持ち込んで、ぬれタオルを口に当てればラクに入浴できますよ」とアドバイスしてくれた。○新陳代謝を促進し、髪もツヤツヤにむし湯の効果は、温泉とサウナのいいとこどり。熱による発汗や血液循環の改善は身体の新陳代謝を促してくれる。また、スチームが肌や気道に作用して、美肌効果や鼻づまり改善も期待できる。もちろんリラックス効果も期待大だ。更に女性にとってうれしいしいことに、髪へのトリートメント効果も期待できるという。シャンプー後にむし湯に入ればスチームが天然トリートメント作用で髪を保湿し、ツヤッツヤにしてくれるのだとか。ちなみに、「蒸気の量や熱さは日によって少し違います」と宮崎さん。それも天然温泉ならではの醍醐味だと受け取ろう。「米屋」「泉屋」などの旅館では、日帰り入浴も楽しめるというから、近くに足を伸ばした際、是非体験していただきたい。入湯500円とお値段もリーズナブルだ。※写真はイメージ写真。現地には様々なむし湯があり、外観の多彩さは施設によっても異なる●Information杖立温泉旅館協同組合熊本県阿蘇郡小国町下城
2013年07月09日野生のイルカの群れを見ることができる海が、九州は熊本の天草にあると筆者が聞いたのは半年ほど前のこと。それもイルカの王様といってもいいミナミハンドウイルカが、観光船のすぐ近くまで寄ってくるのだという。真意のほどを確かめるべく、ライターの清田進が天草市五和(いつわ)地区の二江(ふたえ)を訪ねた。「天草イルカマリンワールド」の船は、朝10時に二江港を出港する。これがイルカウォッチングの船旅のはじまりだ。乗船客を見渡すと、家族連れ、夫婦、カップルなど様々だが、中年のオッサン1人というのは筆者くらいのものだ。乗船時間は1時間。このわずかな所要時間の間に、野生イルカの群れになどお目にかかれるのか?そう、すこーしナナメから海面を眺めて進むこと、約10分がたったころか。船首右手に明らかに人間以外の「何か」がいるのだ。われわれがハッと息をのむやいなや、強烈な水しぶきが上がり、その何かが太陽を映す海面に高々と飛び跳ねた。まさしく、ミナミハンドウイルカである。それも3頭!乗客たちは一斉に歓声を上げるが、このイルカたちはなれたもの、悠々とマイペースに高飛びを繰り返している。見れば、高飛びを見せたイルカが行く先にも、20~30頭のイルカの群れが泳いでいる。圧巻である。その昔放映されていたテレビ番組「野生の王国」を思い出させるド迫力。「オオオオル、おるぞ、イルカだアッ」思わず博多弁で叫んだ筆者は、その声で周りの家族連れを驚かせた。それからというもの、船の中は感激の祝祭とでもいう熱狂的な状況に陥った。イルカに向かって必死に手を振り回している老人もいる。面白いのはイルカたちの人間に対する反応だ。ぐんぐん船が寄っていくと、イルカたちは逃げるどころか船に伴走をはじめるもの、中には船に頭を向けて笑っている(ように見える)ものまでいる。思わず船舷(せんげん)から身体を乗り出すと、手が届きそうな至近距離までヤツらは寄ってきては、またすすーっと離れていくのだ。この野生のイルカたち、一体どこに住んでいるのかとガイド氏に問うと、どうやらここ五和地区の二江の先に浮かぶ通詞島(つうじしま)沖らしい。その数、総勢200頭ほど。数グループを作り、通詞島の亀子灯台の近くに住みついているという。沖1kmほどの海面を潮が満ちると東側の鬼池沖まで移動し、引き潮になると再び戻りながら、餌を追ったり、遊んだりして過ごすのだという。そう。「ミナミバンドウイルカ遭遇率100%」のキャッチコピーは事実だったのである。しかも「遭遇」だけではないところがポイントだ。遠くから双眼鏡で野生の群れを眺めるのではなく、ここ天草では、至近距離までイルカが寄ってくるのである!天草の島々と雲仙を遠く望む島原半島をつなぎ有明海へと入っていく、この水道にイルカたちが長いこと住みついているワケは、実のところ謎らしい。しかし、理由はどうであれ、人間の生きる場所のすぐ近くに野生のイルカたちがこんなにも自由に美しく生きているというのはうれしいものだ。船を下りた後も、不思議とあたたかいものが心に残る、そんな天草のイルカウォッチング体験であった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月23日熊本県にある熊本市動植物園(熊本県熊本市東区健軍5-14-2)は、12月21日に二十四節気のひとつ「冬至」にちなんだイベントを行う。イベントは10時30分からカバ舎プール、11時30分からゾウ舎運動場で行われる。同イベントは、季節の風物詩として毎年恒例で行われているもの。「冬至」の日にユズ湯に入り、カボチャを食すと風邪をひかないといわれることから、アフリカの動物たちも元気に寒い冬を越せるようにと、カバにはユズ、ゾウにはカボチャがプレゼントされる。詳細は、同社公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日熊本県では、家庭での米粉利用拡大を図るため、米粉インストラクターの養成を進めてきたが、このほど、「くまもと米粉インストラクター」として29名を認定した。今回認定されたのは、10月から全6回の講座を受けた受講者。講座では米粉の特性や、パン・菓子の製造方法に加え、ホテルのシェフから直接、和食や中華の調理方法を学んだ。最終日の11月14日には、阿蘇熊本空港ホテルエミナースの宮本総料理長が、オードブルからデザートまで、米粉を使ったフランス料理を伝授。受講生たちからは「とっても簡単なのに、豪華に見せることができる米粉は素晴らしい!」と好評を博した。また、試食会には「くまモン」も参加。和やかな雰囲気のなか交流を深め、その後の閉講式で、全員に「くまもと米粉インストラクター認定証」が授与された。今後、米粉インストラクターたちは、熊本県の米粉のPR活動や、県内各地の米粉料理教室等の講師として活動していく予定だ。なお、熊本県では、米粉の使い方や料理方法を学びたい場合は、くまもと米粉インストラクターを紹介するという。紹介を希望する場合は、熊本県農林水産部生産局農産課に連絡のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日エースコックは2013年1月7日、熊本県名物「太平燕」に熊本県の人気キャラクター「くまモン」をデザインしたカップスープ、「くまモンの太平燕だモン!」を発売する。はるさめスープの「太平燕」は、熊本県で様々な味にアレンジされているが、本商品はちゃんぽん味がベースになっている。ポークとチキンエキスをたっぷり使い、魚介の旨味が凝縮された白湯スープがはるさめにしっかり絡む。シャキシャキ食感のキャベツや風味のいいエビ、卵、ねぎ、シイタケなどが、かやくとして添えられている。「思わず買ってしまう」を目指し、「くまモン」を前面に押し出したインパクト満点のデザインになっている。希望小売価格は150円(税抜き)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日地方経済総合研究所はこのほど、「2012 冬のボーナス調査」の結果を発表した。同調査は、11月1日~6日の期間にインターネット上で行われ、熊本県内在住のボーナスがある人(世帯)402人から有効回答を得た。まず、今年の冬のボーナス増減予想を調べたところ、2011年と比べて「減りそう」と答えた割合は前年より5.1ポイント増えて40.0%、「ほぼ同じ」は同3.6ポイント減の51.2%。これに対して、「増えそう」は同1.5ポイント減の8.7%にとどまった。支給月数の予想については、「1.5カ月分超~2カ月分以下」が最も多く29.4%。次いで、「1カ月分超~1.5カ月分以下」が20.4%、「1カ月分以下」が20.1%、「2カ月分超~2.5カ月分以下」が14.7%となり、約4割が「1.5カ月分以下」と予想したことがわかった。勤務先別の支給月数予想を見ると、「公務員・独法」では「2カ月分超~2.5カ月分以下」が21.3%と前年より10.1ポイント減少。これは、東日本大震災の復興財源捻出のため、国家公務員の給与を今年4月から2年間平均7.8%削減する臨時特例法が影響していると見られる。ボーナスの使い道を尋ねたところ、トップは「貯蓄・資産運用」で60.7%(前年64.4%)。以下、「買い物」が38.6%(同38.0%)、「生活費補填」が38.1%(同31.3%)、「ローン・借金の返済」が33.8%(同35.8%)、「子どもの教育費」が21.6%(同19.2%)と続いた。一方、減少傾向が一番強かったのは「国内旅行」で前年比3.8ポイント減の8.2%となった。ボーナスの使い道として「貯蓄・資産運用」を選んだ人に対して、具体的に選ぶ商品を聞いてみると、圧倒的に多かったのは「預貯金」で98.0%。同研究所は「超低金利ではあるが、長引く景気の低迷から、リスクを避け、安全性を重視する傾向がますます強くなっているものと思われる」と分析している。次に、「買い物」を選んだ人に何を買う予定か質問したところ、「洋服」が47.1%で最多。次いで、「靴・バッグ」が25.2%、「食材・おせち料理」が16.8%、「家具・インテリア用品」が12.3%、「時計・アクセサリー」が9.7%、「パソコン」が8.4%となった。このほか、「スマートフォン」は3.9%で10番目、「タブレット端末」は3.2%で11番目だった。年代別に見ると、「洋服」と「靴・バッグ」はどの年代でも高くなっているが、特に20代では「洋服」が58.8%、「靴・バッグ」が32.4%と最も高い。30代では「学用品」(7.7%)が、40代では「食材・おせち料理」(28.2%)が、50代では「パソコン」(13.3%)が、それぞれ他の年代よりも高くなっていた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日熊本県熊本市で第2回目となる「熊本ファッションストーリーWASSAMODA2012」が開催される。開催日時は12月1日(土)14:00~16:30。会場は中心商店街アーケード内のびぷれす広場。イベントは前回の「まち」と「ひと」をつなぐ目的をさらにブラッシュアップさせ、今回はつながりを広げるという意味で、イベントテーマを「CONNECT~時代(とき)・ひと・まち・文化をつなぐ~」として開催される。イベントに先立ち機運を高めるために、8月~11月にかけて定期的におしゃれな人たちを撮影した画像を公式サイトに随時アップロードする「フォトキャッチ」を実施した。イベントの内容は、オープニングの「キッズダンスパフォーマンス」で幕を開け、「コレクション・パレード」、びぷれす広場特設ステージでの「コレクション・ショー」と続き、「全コレクション紹介」にてフィナーレとなる。参加するモデルは一般市民からの応募。フィッティング、ヘアメイク調整、モデルウォーキングの練習など、数カ月かけて準備しての登場となる。イベント詳細は熊本市ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日九州には県ごとに数多くの焼酎の銘柄が存在します。中でも大分、熊本、宮崎、鹿児島の焼酎は全国的に有名ですよね。今回は、その中から熊本と宮崎の焼酎について、地元の酒好きに聞いた、オススメの焼酎を紹介します。●六調子(熊本県/六調子酒造)熊本の人吉で作られる米焼酎は「球磨焼酎」と呼ばれますが、これぞまさに球磨焼酎の代名詞とも言える銘柄です。「ろくちょうし」ではなく「りくちょうし」と読むので要注意。蒸したお米の風味と芳醇な香りが味わえ、どんな料理にも合います。●古代一壷(熊本県/六調子酒造)貯蔵熟成させた米焼酎。古酒ならではの深い味わいと香りを堪能することができます。個人的にはそのまま飲むよりもお酒の半分くらいの水で割って飲むのが好みです。同じ熟成焼酎である宮崎の『百年の孤独』を意識して作られたそうです。●瑠璃の香(熊本県/天草酒造)100年以上の歴史を持つ天草酒造の米焼酎。長期熟成させた古酒と新酒を混ぜることで上品な香りと甘みのある味を作り出しています。ロックで飲むのがお薦めです。コバルトブルーの瓶も美しく、飲みきった後もついとっておきたくなる逸品です。●待宵(熊本県/高橋酒造)「全麹仕込み」という新しい製法で作られた米焼酎です。上品な香りとコクのあるまろやかな味が特徴で、魚でも肉でもよく合います。以前は熊本県だけで販売されていた超プレミアム焼酎でしたが、ついに全国区で売られるようになりました。●万次郎(熊本県/大石酒造場)熊本の『万次郎』というカボチャを使った焼酎です。万次郎は糖度が非常に高く、焼酎も甘みの強い性格に仕上がっています。一見、変りダネ焼酎に見えますが、案外ハマってしまう一本です。●牧場の夢(熊本県/大和一酒造)お米と牛乳、そして温泉水を同時に発酵させて作った牛乳焼酎です。フルーティな味と牛乳の風味を味わうことができます。飲み口が非常に柔らかいので、女性でも飲みやすいでしょう。冷凍庫で冷やして飲むのがオススメです。●尾鈴山 山ねこ(宮崎県/尾鈴山蒸留所)ジョイホワイトという芋焼酎用に改良された芋を使った芋焼酎です。芋焼酎とは思えないほど上品な香りと、キレのある飲み味が特徴で、飲み込むと口の中にほんのりと甘い風味が残ります。ロックで飲むのがお薦めです。●百年の孤独(宮崎県/黒木本店)テレビで皇太子さまが愛飲していると紹介され、一躍有名になった麦焼酎。「中々」という麦焼酎の原酒を長期熟成させ作られています。ウイスキーのような琥珀色をしており、芳醇(ほうじゅん)な香りと深いコクを楽しむことができる逸品。なかなか手に入りませんが、宮崎の代表的な焼酎のひとつでしょう。●ひとり歩き(宮崎県/古澤醸造)まだまだ無名だったジョイホワイトを一躍有名にした芋焼酎。優しい香りとコクのある味、さらりとした飲み口で、すいすい飲んでしまいます。この『ひとり歩き』の原酒を3年間熟成させた『羅針盤』という焼酎もおすすめです。●杜氏潤平(宮崎県/小玉醸造)日南市飫肥にある小玉醸造さんの芋焼酎です。焼酎好きなら絶対に聞いたこと、そして飲んだことのある銘柄ではないでしょうか?上品な香りと、キレのある飲み口、そしてまろやかな味わい、非の打ち所のない焼酎です。以上、地元の酒好きに聞いた熊本、宮崎のおすすめ焼酎たちでした。これ以外にもまだまだ数え切れないほどたくさんの焼酎があるそうで、挙げたらキリがないとのこと。中には現地に行かないと飲めない物もあるそうですので、行く機会があれば飲み歩いてみるのもいいかもしれませんね!(高橋モータース@dcp)
2012年11月28日西鉄ストアは12月1日から31日までの1カ月間、熊本県とともに熊本県産品キャンペーン「よかもんあるモン!くまもっとキャンペーン」を実施する。同社では、食材の宝庫”九州”のおいしいものをより知ってもらうため、11月に「九州うまいものフェア」を実施し、好評を得た。引き続き12月からは、「馬刺し」や「からしれんこん」などの名産地として有名な”熊本県”に焦点をあてたPRキャンペーンを展開する。同キャンペーンは、同社が運営するスーパーマーケット「にしてつストア」「レガネット」「スピナ」「スピナマート」全54店舗で実施。期間中、実施店舗で販売している熊本県産品を含む商品を3,000円以上(レシート合算可)の購入者の中から抽選で、「熊本ペア旅行」や「熊本県産品詰め合わせ」が当たる。実施期間のうち4日間は、「にしてつストア砂津店」や「レガネット天神」などの計4店舗に、全国的な人気を呼ぶ熊本県が誇る”ゆるキャラ「くまモン」”を招く。キャラクター・テーマソングに合わせて踊る「くまモン体操」の披露や、熊本県オリジナルの景品が当たるクイズ大会の実施など、同キャンペーンを一緒になって盛り上げる。「くまモン」の、にしてつストア訪問スケジュールは次の通り。「にしてつストア砂津店 」(福岡県北九州市小倉北区砂津三丁目1-1-1070)。日時:12月1日11時~11時30分、13時30分~14時、15時30分~16時。「レガネット飯倉」(福岡県福岡市早良区飯倉五丁目16-43)。日時:12月8日11時~11時30分、13時30分~14時、15時30分~16時。「レガネット天神」(福岡県福岡市中央区天神二丁目11-3 ソラリアステージ地下1階)。日時:12月14日16時~16時30分、17時30分~18時。「にしてつストア三潴店」(福岡県久留米市三潴町早津崎811-1)。日時:12月15日11時~11時30分、13時30分~14時、15時30分~16時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日熊本県阿蘇、大分県竹田、宮崎県高千穂の3地域では、105の温泉施設で共通利用できる「湯ごもり入浴券」(1,500円)を利用し温泉巡りを楽しむ「阿蘇温泉郷 湯ごもり祭」を開催している。期間は来年の2月28日まで。同祭りには、阿蘇地域から85施設が参加している。「湯ごもり入浴券」を利用することで、降り積もる雪を見ながら入浴できる露天風呂や、60mの岩山から落ちる豪快な滝を見ながら入浴できる露天風呂など、さまざまな温泉に入ることができるという。また、期間中、イルミネーションに彩られた50基以上のツリーがトンネル内に展示される「高森湧水トンネルクリスマスファンタジー」や、黒川温泉の新年恒例「千人鍋の振る舞い汁」などのイベントも実施するとのこと。なお、「湯ごもり入浴券」では、温泉に5回入浴することが可能。さらに、入浴券を購入した人には、最大で15,000円分の宿泊補助券が抽選で当たる「スタンプラリー」に参加できる「湯ごもり祭ハンドブック」を配布する。詳細は、キャンペーンページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日日本三大名城に数えられる熊本城。名将加藤清正(きよまさ)が築城し、細川家代々の藩主が当地したこの城内で、江戸時代の武家のごちそうが食べられる。それって、どんな味なのだろう?試食に出掛けてみた。城造りの名人・加藤清正が慶長6年(1601)から7年もの歳月をかけて築いた熊本城。広大な城郭の中に黒壁も雄々しい天守閣と小天守閣がそびえ、櫓(やぐら)や櫓門、城門などの遺構が残る。城内を歩けば見事な曲線を描く「武者返し」と呼ばれる石垣も築かれ、今にもその影から武士が飛び出して来そうな雰囲気だ。そんな堅牢(けんろう)強固な城の中で、当時の殿様・細川氏が武士たちに供した酒宴の料理が楽しめるという。しかも、料理が供される場所は5年の歳月をかけて再現された藩主の居間であり、接客の場でもあった「本丸御殿」の大御(おおみ)台所。一体どんな料理なのか興味はますます募る。料理の名は「本丸御膳」。メニューは江戸時代に書かれた貴重な料理秘伝書「料理方秘」や、近世熊本の食品・料理集「歳時記」を参考に考案。往時の献立を再現した「熊本藩士のレシピ帖」などの文献に基づいている。そして、熊本市内の郷土料理店「青柳」の料理長、松村健司さんが文献に書かれている意味や調理法を研究。専門家に相談しながら、現代人の嗜好(しこう)に合わせてアレンジしたという。さてさて、運ばれてきたのは細川の九曜紋が描かれた漆塗りの立派な御膳。なんともゴージャスで、味への期待は膨らむ一方だ。料理は全8品。係の人が、まずは四角い足付きの器「三方」に盛られた「御肴」から丁寧に説明してくれる。これは前菜のようなもので、中央手前にあるのはアワビとタイで作ったアワビかまぼこ。当時の最高級料理だそうだ。左側の串に刺さったものは魚とエビ、そしてクワイを混ぜてふっくらさせた「たまごかすてら焼き」という卵焼き。ワケギをぐるぐる巻きにして酢みそで食べる「一文字ぐるぐる」や、「からしれんこん」など今に伝わる郷土料理もある。からしれんこんは細川家初代藩主の忠利の滋養のために作られた料理。断面が細川藩の九曜紋(くようもん)に見えることから、明治維新まで門外不出だったという。からしれんこんの右下にある小さな皿は豆腐みそ漬けで、濃厚なクリームチーズのような食感だった。その右側は膾(なます)。現代の刺し身に当たるが、つけるのはしょうゆではない。酒をかつお節や梅干しと煮詰めた「煎酒(いりざけ)」や、裏ごしした梅肉に砂糖を混ぜた「梅醤(うめびしお)」をつけて食べるのだ。江戸時代初期、しょうゆはまだ一般に普及してなかったのだ。しょうゆより先に砂糖があったのは意外だが、オランダと交易が盛んだった長崎から砂糖が熊本まで流通していたようだ。左下のわんものは「タイのくずたたき」と「青まめとうふ」。「タイのくずたたき」はタイの白身をくず粉で固めたもので、しっとりした味わい。「青まめとうふ」は江戸時代の料理書「豆腐百珍」に掲載されていた料理である。そして、黒っぽいわかめのように見えるのは熊本市の伝統野菜「水前寺菜」。その右斜め下の茶わん蒸しのようなおわんは「卵ふわふわ」。溶き卵にダシを加えたもので、ふんわりした食感。江戸時代の料理書にはよく出てきた料理らしい。右下の汁物は「くしいと そそろ麩」。「くしいと」とは、ポルトガルから伝来した「コジイド(ゆでた肉)」に由来するやわらかい鶏肉が入った汁もの。江戸時代、肉は御法度と思っていたが、特別なごちそうの時は鶏を食べていたらしい。ところでこの時代には、すでにデザートもあった。膳の左上のわんに入ったものがそれ。熊本に今も伝わる「朝鮮飴」だ。当時としてはぜいたくな白砂糖と上白もち米を使い、あめというよりやわらかな餅菓子といった感じで、とてもおいしい。そして、わんの右下の小さな甘納豆のようなものは、細川家の菩提(ぼだい)寺に伝わる塩辛納豆「妙解寺納豆(みょうかいじなっとう)」と、熊本伝統の納豆の塩漬けを干したもの「干こる豆」。スイーツではないが、当時の日常食が垣間見える思いがした。以上が本丸御膳の数々。当時はぜいたく品であった肉や魚、卵がふんだんに使われ、栄養豊富なメニューになっていることが印象的だった。殿様を前にこのような料理を振る舞われた武士たちは、細川家の威光を感じたに違いない。現代のわれわれもなんだか背筋がシャンと伸び、改まる気がした。● Information 本丸御膳 提供場所:熊本城本丸御殿大御台所 熊本市中央区本丸1-1 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日