世田谷パブリックシアターの芸術監督を20年にわたって務めてきた野村萬斎が3月いっぱいで退任となり、白井晃が4月より新たに芸術監督に就任することに伴い、3月14日に両者が出席しての記者会見が行われた。世田谷パブリックシアターは1997年に開場し、初代芸術監督を佐藤信が務めた。萬斎は2002年に佐藤の後を継いで、30代半ばで2代目の芸術監督に就任し、その後20年にわたって同職を務めあげてきた。萬斎は90年代半ばに約1年にわたり、文化庁芸術家在外研修制度を利用してイギリスに滞在しており、そのとき「芸術監督の仕事が確立されているイギリスの姿を見て、憧れを抱いていた」と明かし「日本から世界に向けた演劇の発信という大志」を抱いて芸術監督の就任を決意したという。芸術監督の就任にあたって、狂言の第一声で使われる「このあたりのものでござる」という言葉を根幹に「世田谷というコミュニティの地域性」「同時代性」「普遍性」を3原則とし、これらを同心円状に広げていくという方針を固めたという。目指したのは「私の出自である伝統芸能と、それまで世田谷にあった現代芸術が融合したトータルシアター。世田谷区から発信し、それが区民のためだけでなく東京都民、日本国民、アジアの人々…とグローバルな無形文化財となること」であり「それは、いま思うに狂言・能という出自を持つ自分が新たな場を得て、ユネスコ無形文化遺産である能楽に対抗したいという、狂言師というくくりではない“アーティスト・野村萬斎”の野心だった」とふり返る。改めてこの20年について「ラッキーな20年間でありました」と述懐。ジョナサン・ケント、三谷幸喜、蜷川幸雄、ケラリーノ・サンドロヴィッチら国内外の錚々たるクリエイターたちとのコラボレーションを果たしたが「大きな財産になりました」と語り、プロデュース企画として自ら創始した「MANSAI 解体新書」「現代能楽集」といったシリーズは「今までに見たことのない舞台表象の在り方を模索できたし、日本の文化の根幹を学ぶことができた」と手応えを口にする。そして「芸術監督になったことで、狂言師が演出家になりました。そう仕立ててくれたのはパブリックシアター」とこれまで苦楽を共にしてきた劇場スタッフ、関係者への感謝を述べた。今回の芸術監督交代について、萬斎は「急に辞めることになったわけではなく、ある程度前から、20年という節目を含めてそういう話をしていました。私の意思というか、全体の意向が働いたと理解しております」と説明。後任の白井に関しては、コロナ禍ということを踏まえ「大変な時期に受けていただいて感謝しております。公共劇場での経験、さまざまなキャリアがおありで、いまこの時期に交代となると『この方しかいない』という、みなの総意でした」と語る。白井は昨年3月までKAAT神奈川芸術劇場にて芸術監督を務めており「若い世代に芸術監督を担ってもらいたいと(KAATの芸術監督を)長塚圭史さんにバトンタッチしたのに、萬斎さんよりも年上の私が受けていいものか……?」と当初は逡巡があったと告白。それでも、熱心な誘いを受けて就任を決意し「私の役目は若い、未来の世代に向けての橋渡し。5年後、10年後にどうなっているかを思い浮かべてシアターについて考えていきたい」と意気込みを語る。芸術監督としての指針について「どういう方向に表現をする場であろうとするのか? どういったものを文化として発信していけるか? 旗頭にならないといけない。KAATと世田谷で、同じ公共劇場でも枠組みが違うということをいま、実感しています。区の劇場としての役割をもう一度見つめ直し、区民との対話であったり、区からの発信、区に劇場があるということを考えられるようなことをしていきたい」と決意を口にした。取材・文:黒豆直樹撮影:大野洋介
2022年03月14日白井晃演出による、イタリアの現代演劇『住所まちがい』が9~10月、世田谷パブリックシアターにて翻訳上演されることが決定した。世田谷パブリックシアターでは海外の優れた戯曲を、その作品にふさわしい演出家に委嘱して上演してきた。りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)との共同主催企画として上演される本作は、ミラノ・ピッコロ座の座付作家ルイージ・ルナーリが1990年に発表した作品。現在までに世界20カ国以上で翻訳上演されているルナーリ自身の代表作ともいえるもので、今回が本邦初演となる。2022年4月より世田谷パブリックシアターの芸術監督に就任する白井晃。白井は、ルナーリ作品には世田谷パブリックシアター主催公演『パードレ・ノーストロ―我らが父よ』(2002年、演出:佐藤信)に出演しており、上演時に作家が来日した際には意気投合し、ルナーリ本人から自身の作品を演出することを勧められていたという。そこでルナーリ作品に興味を持った白井が、今回ルナーリの代表作ともいえる『住所まちがい』に満を持して挑んだ。『住所まちがい』には中年の男性3人と女性1人の4人が登場する。登場人物はイタリアの伝統演劇『コメディア・デラルテ』の代表的なキャラクターをベースに、現代的なアレンジを加えた、いわば“現代の中産階級に属している誰か”を彷彿とさせる人々。そして自分の生存すら不確かな極限状況で展開される4人の奇妙な会話。本作は、それぞれの人生観が凝縮した会話の妙を楽しめる上質な喜劇である。同じ場所で遭遇し、混乱に巻き込まれる男性3人を演じるのは仲村トオル、田中哲司、渡辺いっけい。異なる目的で、同じ場所に鉢合わせることで起こる喜劇を、技巧派の3者がどのように創り上げるのか期待したい。そして物語の鍵を握る謎の女性役は草笛光子と朝海ひかるがダブルキャストで演じる。持ち味も世代も異なる、ふたりの名女優が男性3人をいかに翻弄するかにも注目だ。■上演情報りゅーとぴあ×世田谷パブリックシアター『住所まちがい -Three on the seesaw-』9~10月上演会場:世田谷パブリックシアター(※国内4都市ツアー公演あり)
2022年02月15日株式会社BANDAI SPIRITS プライズ事業部のバンプレストブランドから、TVアニメ化10周年を迎える『黒子のバスケ』の主人公「黒子テツヤ」をはじめ、「火神大我」と「キセキの世代」が『Q posket(キューポスケット)』シリーズに初登場。『Q posket』はアミューズメント専用景品のフィギュアで、大胆なアレンジと繊細な造形を高いクオリティで実現した、幅広い年齢層から人気のフィギュアシリーズです。第1弾に、TVアニメシリーズの各校ユニフォーム姿の「黒子テツヤ」、「火神大我」、第2弾に「黄瀬涼太」、「緑間真太郎」が登場予定のほか、続く第3弾以降に「青峰大輝」、「紫原 敦」、「赤司征十郎」や、『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』で着用した「VORPALSWORDS(ヴォーパル・ソーズ)」のユニフォーム姿のメンバーなど、続々とラインアップ予定です。『黒子のバスケ Q posket』シリーズは4月より全国のアミューズメント施設へ向けて順次投入を予定しています。(発売元:株式会社BANDAI SPIRITS)黒子のバスケ Q posket特設サイト: ■商品特長TVアニメ『黒子のバスケ』が『Q posket』に初登場。メンバーそれぞれの性格が垣間見えるようなポーズで、サイズ約14cmのフィギュア『Q posket』の特徴あるデザインにアレンジし、表現しました。「誠凛(せいりん)高校」の影と光の名コンビ「黒子テツヤ」と「火神大我」は、試合中に魅せる象徴的なグータッチのポーズをイメージしたポージングで試合中の一場面を思わせます。「海常(かいじょう)高校」のエースで一度見たプレーを自分のものにすることができる能力「完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)」を持つ「黄瀬涼太」は、明るくも自信満々な性格が伝わる表情とポージングで表現。驚異のオールレンジで放たれる3ポイントシュートは、センスだけではなく努力の賜物。「秀徳(しゅうとく)高校」のシューティングガード「緑間真太郎」は、几帳面な性格をイメージしたポージングで表現し、フィギュア化しました。ユニフォームやバスケットシューズなどのデザインを細部まで造りこみ、衣服や靴に入るしわや質感までもこだわった造形です。今後登場予定のキャラクターたちの『Q posket』にもご期待ください。『黒子のバスケ Q posket』シリーズは、キャラクターを並べてTVアニメや劇場版『黒子のバスケ』の好きなシーンの表現をしたり、揃えて並べて飾りたくなるコレクション性の高いフィギュアです。■商品概要・商品名 :黒子のバスケ Q posket-黒子テツヤ・火神大我-・投入時期 :2022年4月登場予定・種類 :全2種・商品サイズ:全高 約14cm・商品名 :黒子のバスケ Q posket-黄瀬涼太・緑間真太郎-・投入時期 :2022年5月登場予定・種類 :全2種・商品サイズ:全高 約14cm・商品名 :黒子のバスケ Q posket-青峰大輝・紫原 敦-・投入時期 :2022年7月登場予定・種類 :全2種・商品サイズ:全高 約15cm・商品名 :黒子のバスケ Q posket-赤司征十郎・黒子テツヤ(劇場版ver.)-・投入時期 :2022年8月登場予定・種類 :全2種・商品サイズ:全高 約14cm・商品名 :黒子のバスケ Q posket-青峰大輝・火神大我-劇場版ver.・投入時期 :2022年9月登場予定・種類 :全2種・商品サイズ:全高 約14cm・商品名 :黒子のバスケ Q posket-黄瀬涼太・紫原 敦-劇場版ver.・投入時期 :2022年11月登場予定・種類 :全2種・商品サイズ:全高 約15cm・商品名 :黒子のバスケ Q posket-緑間真太郎・赤司征十郎-劇場版ver.・投入時期 :2022年12月登場予定・種類 :全2種・商品サイズ:全高 約14cm<共通事項>・販売ルート: アミューズメント専用景品全国のアミューズメント施設※お取り扱いのない店舗もあります・特設サイト: ・発売元 : 株式会社BANDAI SPIRITS(C)藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会(C)「黒子のバスケ」アニメ10周年プロジェクト※掲載内容は予告なく変更になる場合があります。※画像と商品とは、多少異なりますのでご了承ください。※お取り扱いのない店舗、登場時期の異なる店舗もあります。※商品はなくなり次第終了となります。※登場時期は予告なく変更になる場合があります。最新の情報は「バンプレストナビ」をご確認ください。※緊急事態宣言・新型コロナウイルスまん延防止等重点措置・自治体要請等の発出に伴う感染対策強化により、各施設が臨時休業となっている場合があります。それにより、商品の登場開始日や各施策の開催期間が施設によって異なる可能性があります。各施設の営業状況につきましては、各施設からのお知らせをご確認ください。秋葉原『BANPRESTO LABO』にて、バンプレストブランドの最新フィギュアを展示中 景品情報、店舗検索およびイベント情報はバンプレストナビ公式サイトへバンプレストナビ公式サイト: 公式Twitter : @BANPRE_PZQ posket公式 Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月01日京都で生まれ、京都高等工芸学校(現・京都工芸繊維大学)図案科卒業後、ドイツで哲学を学ぶなど異色の経歴をもつ建築家・白井晟一(しらいせいいち/1905~1983)。その多彩な活動を紹介する、いわば白井晟一の入門編ともいえる展覧会が晩年の代表作である渋谷区立松濤美術館にて10月23日(土)より開催される。ドイツ留学から帰国後、義兄の画家・近藤浩一路の自邸の設計を手掛け、独学で建築家への道に進んだ白井。その後「歓帰荘」「秋ノ宮村役場」といった初期の木造の個人住宅、公共建築から、後期の記念碑的建築である「親和銀行本店」「ノアビル」「渋谷区立松濤美術館」など、記憶に残る作品を残し、そのユニークなスタイルから哲学的な建築家と評されてきた。一方で、建築以外の分野でも才能を発揮。多くの装丁デザインを手がけ、そのなかには「中公新書」の書籍装丁など、現在も使用されているものもある。また著作や書家としても活動し、50歳を過ぎたあたりからは「書」を一日何十枚と書き、建築の枠組みを超え、形や空間に対する思索をしつづけた。同展では、白井の多彩な活動を第1部と第2部にわけ紹介。第1部「白井晟一クロニクル」(12月12日(日)まで)では、白井の設計した展示室にて、オリジナル図面、建築模型、装丁デザイン画、書などを、白井晟一研究所のアーカイヴを中心に展示し、その活動をたどる。第2部「Back to 1981 建物公開」(1月4日(火)から)では、晩年の代表作のひとつである松濤美術館そのものに焦点をあて、長年、展示向けに壁面等が設置されている展示室を、白井がイメージした当初の姿に近づけ公開。また、建築の最も重要な要素のひとつ、としていた白井が蒐集し愛用した調度品や美術品を会場に配置し、インスタレーションとして再構成する。《白井晟一 ポートレイト》 白井晟一研究所《河村邸(旧近藤浩一路邸)》1935-36年白井晟一研究所《中央公論社中公文庫装丁デザイン画》 白井晟一建築研究所(アトリエNo.5)《渋谷区立松濤美術館》外観写真:(C)村井修【開催概要】『渋谷区立松濤美術館 開館40周年記念 白井晟一 入門』会場:渋谷区立松濤美術館会期:2021年10月23日(土)~2022年1月30日(日)第1部/白井晟一クロニクル 2021年10月23日(土)~12月12日(日)第2部/Back to 1981 建物公開 2022年1月4日(火)~1月30日(日)時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜日(1月10日は開館)、11月4日(木)、 12月13日(月)〜1月3日(月)、1月11日(火)料金:一般1,000円、大学生800円、 高校生・60 歳以上500円、小中学生100円※会期中展示替えあり※土日祝日・第1部、第2部の最終週は日時指定制
2021年10月15日アートと食文化の発信の場となるホテルとラウンジ農体験宿泊プラン第一弾は米澤文雄氏とコラボ白井屋農体験宿泊プラン&オプションプラン詳細アートと食文化の発信の場となるホテルとラウンジ外観にあるのは、コンセプチュアル・アートの旗手として活動してきたローレンス・ウィナーの作品2020年12月、群馬県前橋市に開業し、アートデスティネーションとして、前橋の地域創生を掲げ、多様な分野のクリエイターと共に具現化した「まちのリビング」をめざす【白井屋ホテル】。300年以上の歴史ある旅館のヘリテージを生かし、建築家・藤本壮介が新たな息吹を与えたとして話題です。国内外のアーティストによる作品の数々、デザイナーとの協演、地元の食材を活かしたミシュラン2つ星シェフ監修のこだわりの食、フィンランド式サウナ、茶室などのウェルネスの施設が、明確なビジョンをもとに地域に開かれたホテルになっています。吹き抜けに設置されたレアンドロ・エルリッヒの《Lighting Pipes(ライティングパイプ)》施設内にある【「白井屋ザ・ラウンジ/the LOUNGE」】は、ホテルのオールデイダイニング。モーニングからディナーにいたるまで、星直樹シェフが地元の食材をいかし、定番洋食の既成概念にとらわれず、自由な発想でつくる洋食を提供しています。4層を大胆な吹き抜けとした緑ゆたかな空間には、金沢21世紀美術館のスイミングプールで知られるアルゼンチンのアーティスト、レアンドロ・エルリッヒのインスタレーションやインテリアの名品が設置。また、スタインウェイの最高峰の自動演奏ピアノを導入し、巨匠たちの音楽やピアニストによるライブ演奏が楽しめ、食、アート、デザイン、音楽、そして訪れる人の出会いを創出しています。農体験宿泊プラン第一弾は米澤文雄氏とコラボ※料理はイメージです今回スタートする「白井屋農体験宿泊プラン」は、榛名山の火山灰が堆積した良質な土と上州のからっ風に育まれた大根でつくられる「十文字たくあん」で知られる十文字ヴィレッジの農園で、土づくりを学び、種まきをし、収穫まで体験しながら大地にふれあうというもの。プランの第一弾として、味に深みのある経産牛のグリルやヴィーガン料理で知られ、レシピ本を出版し、東京青山のサステナブルグリル【The Burn】のエグゼクティブシェフ米澤文雄氏をお招きし、野菜本来の旨味を堪能できるお料理を提供します。米澤文雄氏はミシュラン三つ星店【Jean-Georges】にてインターンを経て、日本人初のスーシェフとなった方。帰国後、都内のレストランでシェフを歴任し、2014年【Jean-Georges Tokyo】オープンにあたり、シェフ・ド・キュイジーヌに就任。2018年9月【The Burn】をプロデュースし、エグゼクティブシェフに就任したあとは、ベジタリアン専門店【Salam】など手掛けています。白井屋農体験宿泊プラン&オプションプラン詳細農業体験は子どもの食育としてもうってつけ日程:2021年10月2日(土)宿泊プラン: 1泊2日2食(夕食&翌朝食)付き・初日農業体験42,990円~(1室2名様利用時、1名様料金)プログラム:10:00白井屋ホテル出発10:40十文字ヴィレッジ到着 。徒歩で畑へ移動11:00収穫体験開始・にんじん・ラディッシュ・ケール・昼食休憩※群馬県産のお米でつくったおにぎりと名産十文字たくあんのセット・カリフラワー・十文字大根の間引き作業14:30収穫体験終了。徒歩移動15:00十文字ヴィレッジ出発15:40白井屋ホテル到着。自由時間17:00希望者向け白井屋ホテルアートツアー18:00米澤シェフのディナーコース(白井屋ザ・ラウンジ)※当日は農作業ができる動きやすい服装をお持ちください。※アーリーチェックインで、客室にてお着替えができます。※雨天の場合は、つけもの体験など、屋内での体験プランに変更させていただきます。■お申し込み方法詳しくは、白井屋ホテルウェブサイトwww.shiroiya.com予約欄をご覧ください。料金はご宿泊タイプにより異なります。メール: info@shiroiya.com電話:027-231-4618※バスで移動しますので、定員になり次第締め切らせていただきます。■開催場所<農体験>十文字ヴィレッジ群馬県高崎市十文字町416-1<宿泊>白井屋ホテル群馬県前橋市本町2-2-15 027-231-4618■お食事だけのオプショナルプラン宿泊プランとは別に、採れたて野菜を米澤シェフが料理する、お食事だけのプランもご用意しました。<ディナー>2021年10月2日(土)18:00~(白井屋ザ・ラウンジ)米澤シェフのディナーコース10,000円/1名様(サービス料別)<ランチ> 2021年10月3日(日)11:30~(白井屋ザ・ラウンジ)米澤シェフのショートランチコース6,500円/1名様(サービス料別)「白井屋農体験宿泊プラン」で、群馬県の自然の恵みを肌で感じ、食する体験をしてみてはいかがでしょうか。「白井屋農体験宿泊プラン」に関するお問い合わせ電話:027-231-4618※今回の宿泊に関するお問い合わせはこちらになりますレストランに関する詳細はこちらSHIROIYA the LOUNGE【エリア】前橋【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】前橋駅 徒歩10分
2021年09月01日黒子首(読み:ほくろっくび)が、7月27日にリリースした1stアルバム『骨格』より3曲のリリックビデオを公開した。2018年7月に結成された黒子首は、これまでに 1st EP『夢を諦めたい』、2nd EP『旋回』をCDリリース、1st シングル『時間を溶かしてお願いダーリン』を配信リリースしてきているが、今作はキャリア初のフルアルバムとなっている。今回公開されたリリックビデオは「熱帯夜」「swimming cat」「あなうめ」の3曲で、それぞれテイストの異なる映像に仕上がっている。黒子首は、『骨格』を引っ提げた東名阪レコ発ツアーを現在開催中。さらに9月10日に行われるUNISON SQUARE GARDENの自主企画イベント『UNISON SQUARE GARDEN presents fun time ACCIDENT3』に出演することが決定している。黒子首「熱帯夜」リリックビデオ黒子首「swimming cat」リリックビデオ黒子首「あなうめ」リリックビデオ<リリース情報>黒子首 1st Album『骨格』2021年7月27日(火) リリース黒子首『骨格』ジャケット●通常盤:2,500円(税込)【収録曲】01. エンドレスロール02. チーム子ども03. C hampon04. 時間を溶かしてお願いダーリン05. m agnet gum06. 夜の下07. 熱帯夜08. マーメイド09. s wimming cat10. D river11. あなうめ12. 静かな唄<ライブ情報>黒子首1st Album"骨格"release tour『新骨蝶』※終了分は割愛8月23日(月) 愛知県・名古屋UPSET8月24日(火) 大阪府・ESAKA MUSEタワーレコードインストアライブ8月25日(水) タワーレコードNU茶屋町店関連リンク黒子首 Official HP:黒子首 Twitter:黒子首 Instagram:
2021年08月11日ブルーボトルコーヒーは、群馬初となる「ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ」を、2021年9月17日(金)より前橋・白井屋ホテルの敷地内にオープンする。ブルーボトルコーヒーが群馬に初上陸、地方初出店東京や関西を中心に店舗を展開してきたブルーボトルコーヒーが、地方に初出店する。群馬初となる「ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ」では、バリスタが丁寧にハンドドリップした上質なスペシャリティコーヒーをメインに、エスプレッソドリンクなども提供する。「ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ」が位置するのは、300年以上もの歴史を誇る白井屋旅館を大胆にリノベーションした「白井屋ホテル」。店内には、「白井屋ホテル」にも作品を展示する前橋市在住のアーティスト・白川昌生の新作アートを設置するなど、ホテルとリンクしたアーティスティックな空間を作り上げた。■「白井屋ホテル」とは国内外のアーティストによるアート作品の展示や地元の食材を活かしたこだわりの食の提供などを通して、“まちのリビング”になることを目指した群馬・前橋のホテル。300年以上の歴史を持つ「白井屋旅館」をリノベーションする形で2020年に開業した。レアンドロ・エルリッヒのインスタレーションを展開していたり、メインダイニングを「フロリレージュ」のオーナーシェフが監修していたりと、注目ポイントが目白押しとなっている。和菓子屋「和む菓子 なか又」コラボの限定ふわふわどら焼きまた、オープンを記念した限定メニューとして、群馬・前橋市の和菓子屋「和む菓子 なか又」とコラボレーションした「ブルーボトルコーヒー×なか又 ふわふわ わぬき コーヒークリームとあんこ 」を用意。ベースとなる、たっぷりのメレンゲを加えしっとりふわふわに仕上げたどら焼き「ふわふわ わぬき」は、「和む菓子 なか又」の看板商品として東京の催事などでも高い人気を得ている一品だ。「ブルーボトルコーヒー×なか又 ふわふわ わぬき コーヒークリームとあんこ 」は、一つひとつ丁寧に焼き上げたどら焼きの生地に、ブルーボトルコーヒーの定番ブレンド「スリー・アフリカズ」を使用した甘さ控えめのコーヒークリームと、「和む菓子 なか又」特製の自家製あんをサンド。ふわっとした口溶けと、コーヒークリームとあんこのハーモニーを楽しむことが出来る。ホテル内パティスリーとタッグを組んだ限定タルトもさらに、「白井屋ホテル」敷地内のパティスリー「the PÂTISSERIE」にてブルーボトルのコーヒーを材料に使用したタルト「グレープフルーツとコーヒーのタルト」を期間限定で発売。ブルーボトルコーヒーの定番ブレンド「ヘイズバレー・エスプレッソ」を使用したコーヒームースに、爽やかなグレープフルーツを合わせた、ジューシーでコクのある一品になっている。【詳細】ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェオープン時期:2021年9月17日(金)営業時間:8:00~19:00(初日は10:00オープン)住所:群馬県前橋市本町2-2-15(白井屋ホテル敷地内 馬場川通り沿い)<ブルーボトルコーヒー×なか又 ふわふわ わぬき コーヒークリームとあんこ>販売期間:9月17日(金)~12月末価格:持ち帰り 540円、店内利用 550円<白井屋ザ・パティスリー×ブルーボトルコーヒー グレープフルーツとコーヒーのタルト>販売期間:9月17日(金)~10月31日(日)販売時間:10:00~18:00 月曜定休(祝日の場合は翌日休み)販売場所:白井屋ザ・パティスリー価格:1カット 900円、ホール(8カット) 7,000円
2021年06月26日シャネル(CHANEL)と、人気コミック『約束のネバーランド』を手がけた白井カイウ、出水ぽすかがコラボレーション。シャネルにインスパイアされたコミック『miroirs(ミロワール)』が2021年4月30日(金)に発売され、連動した展覧会を銀座のシャネル・ネクサス・ホールにて2021年4月28日(水)から6月6日(日)まで開催する。尚、展覧会は「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」に巡回予定だ。“ミロワール=鏡”がテーマのマンガ&展覧会シャネルと、『約束のネバーランド』の原作者・白井カイウ、作画家・出水ぽすかによる新プロジェクトが始動する。テーマは“鏡”を意味する「ミロワール」。パリ・カンボン通りにあるガブリエル シャネルのアパルトマンの、鏡張りの螺旋階段や、ガブリエル シャネル自身が語ったとされる「鏡は厳しく私の厳しさを映し出す それは鏡と私の闘い 私という人間をあらわにする」という言葉から着想を得ている。白井カイウがガブリエル シャネルについて調べていく中で感じ取ったガブリエル シャネルの多面性を、アパルトマンに連なる鏡に見立てたという。ガブリエル シャネルの人生や哲学から着想のオリジナルストーリーシャネルとその創業者、ガブリエル・シャネルの人生と哲学から着想を得たコミック『miroirs』では、現代の東京を舞台にしたオリジナルストーリーを展開。ガブリエル シャネルのユニークなフィロソフィーや強いパッションを体現する3人のキャラクターを中心にしたエピソードが描かれる。「世界を塗り替えるココ」をテーマにしたメインビジュアルでは、新しいビジョンを提示し、女性たちのスタイルを新たに塗り替えてきたガブリエル シャネルと鏡面のようなイメージを表現。リトル ブラック ドレスを着た女性の足元には、油彩の道具を思わせるフレグランスボトルが無数に置かれている。シャネル×マンガの出会いを追体験できる展覧会そして、シャネル・ネクサス・ホールで開催される展覧会「MIROIRS – Manga meets CHANEL / Collaboration with 白井カイウ&出水ぽすか」ではマンガ作品『miroirs』をもとに、ストーリーに込められたメッセージやシャネルの貴重な資料を立体的に表現。日本ならではの文化として認知されている「マンガ/MANGA」を、シャネル・ネクサス・ホール独自の視点で展覧会として構築する。『miroirs』の3つの物語を表現、アイコニックなアイテムにまつわる資料も会場に足を踏み入れると、東京のナイトスケープの映像と、マンガ『miroirs』に登場する3人の主人公を描いたイラストのインスタレーションを展開する「鏡のコリドー」がお出迎え。その先に、マンガ『miroirs』の3つの章に合わせて構成される3つの空間が続く。それぞれの空間には、マンガ作品とともに、フレグランス「シャネル N°5」、リップスティック、リトル ブラック ドレスといったアイコニックなアイテムにまつわる資料が登場。白井カイウ&出水ぽすかのマンガとシャネルの時代を超えた出会いを追体験することができる。第1章 Sorcières –魔女–本や空想の世界が大好きな少女の物語が描かれる第1章「Sorcières –魔女–」を表現したスペースでは、見えないものに対して神秘的な探求を行っていたガブリエル・シャネルを彷彿させる幻想的な空間を演出。フランク ホーヴァット、カール ラガーフェルドらによる伝説的な鏡張りの螺旋階段の写真や、風刺画家セムが「シャネル N°5」の誕生を記念して制作したリトグラフなどが展示される。第2章 Menteuse –嘘つき–第2章「Menteuse –嘘つき–」では、「シャネル N°5」にフォーカス。“女性そのものを感じさせる、女性のための香り”を生み出したいというガブリエル・シャネルの思いから生み出された「シャネル N°5」を、『miroirs』の原作を担当した白井カイウは、自由気ままに生きる主人公の謎めいた人物像や深層心理の象徴、もしくはアイデンティティを形作る香りとして表現したという。第2章の部屋では、出水ぽすかが描き出したイラストとともに、「シャネル N°5」にまつわる貴重な資料や、ジャン ドゥ ゲヌロンによるガブリエル シャネルの肖像画などを展示する。第3章 Corneille noir –カラス–出水ぽすかが構想段階で描いた“少年とリップスティック”のイラストから着想を得て生み出されたのが、ステレオタイプな価値観のなかで息苦しさを抱える少年の物語を描いた第3章「Corneille noir –カラス–」。第3章の部屋では、自らの道を切り開こうとする少年たちのイラストとともに、シャネルの反骨精神やパラドックスを表現した空間が広がる。1950年代当時のリップスティックやその広告ビジュアル、ガブリエル シャネルの手書きメッセージが添えられたジャン・モラルによるガブリエル・シャネルの写真などが勢揃いしている。尚、会期中はシャネル銀座ブティックのマロニエ通り側ショーウィンドウに展覧会のスペシャル展示が登場。『MIROIRS』の世界観が銀座の街を彩る。【詳細】展覧会「MIROIRS – Manga meets CHANEL / Collaboration with 白井カイウ&出水ぽすか」会期:2021年4月28日(水)~6月6日(日)〈事前予約制〉会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F開館時間:11:00~19:30入場無料・要予約 ※詳細はウェブサイトに記載。URL: ※4月30日(金)~、会期後半となる5月17日(月)~6月6日(日)分のオンライン予約受付をスタート。※状況により開催日時等が変更となる場合あり。来館前に、ウェブサイトにて最新情報の確認を推奨。※会期終了後、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」に巡回予定。■書誌情報『miroirs(ミロワール)』発売日:2021年4月30日(金)レーベル:ジャンプコミックス定価:977円(税込)原作:白井カイウ作画:出水ぽすかISBN:978-4-08-882695-0発行:株式会社集英社【問い合わせ先】シャネル・ネクサス・ホール事務局TEL:03-3779-4001
2021年04月06日2015年に日本初演され、観客に大きな衝撃を与えたフィリップ・リドリー作×白井晃演出の舞台『マーキュリー・ファー』が、約7年の時を経て再演決定。キャストを一新し、吉沢亮と北村匠海の共演で2022年に上演される。ロンドン出身の劇作家フィリップ・リドリーは、演劇のみならず、映画、美術、小説の分野で活躍しているアーティスト。これまで白井は世田谷パブリックシアターで5作のリドリー作品の演出を手がけており、いずれも斬新な劇場空間と、衝撃的な演出で高い評価を集めた。白井は数多くの劇作家の作品を手がけているが、リドリーは彼が最も触発される劇作家のひとりと言っていいだろう。本作はリドリー作品のなかでも、より過激な表現、より挑発的なセリフが次々と繰り出される作風で、極限状態に置かれた人間の残酷さが描かれる。暴力と略奪がはびこる荒れ果てた世界であぶりだされる人間の本質を世の中に鋭く突きつけるとともに、生きること、愛することを渇望する人間の美しさが描かれた作品だ。今回は劇場をシアタートラムから、世田谷パブリックシアターに移しての再演となり、兄・エリオット役に吉沢亮、弟・ダレン役に北村匠海という新たなキャストを迎える。上演は2022年1~3月を予定。ストーリーボロボロの部屋にエリオット(吉沢亮)とダレン(北村匠海)の兄弟がやって来る。ふたりは急いでパーティの準備にとりかかる。そこに青年がひとり偶然顔を出し、「バタフライ」が欲しいので手伝うと言う。しばらくするとローラと呼ばれる美しい人物と、パーティの首謀者らしき男が謎の婦人を連れてやって来る。彼らの関係は? そして彼らの会話の中で語られる、バタフライの秘密とは? やがて、きょうのパーティゲストが到着するが、用意した「パーティプレゼント」に異変が起き、事態は思わぬ展開に……【公演概要】『マーキュリー・ファー Mercury Fur』作:フィリップ・リドリー演出:白井晃翻訳:小宮山智津子出演:吉沢亮 北村匠海 ほか日程:2022年1~3月会場:世田谷パブリックシアター主催:公益財団法人せたがや文化財団企画制作:世田谷パブリックシアター後援:世田谷区
2021年02月27日フルーツタルトの専門店「白井屋 ザ・パティスリー(SHIROIYA the PÂTISSERIE)」が、2021年2月12日(金)群馬・前橋の白井屋ホテル内にオープンする。フルーツタルト専門店「白井屋 ザ・パティスリー」「白井屋 ザ・パティスリー」は、ミシュランレストラン出身のパティシエ延命寺美也監修のもとオープンする、前橋初の本格的フルーツタルト専門店。延命寺美也は、フレデリック・カッセルなどで修業を積んだパティシエで、“皿盛りデザート”の人気店・青山「エンメ(EMME)」を手掛ける人物だ。「白井屋 ザ・パティスリー」は、白井屋ホテル内の小さなタルト工房で手作りした新鮮なフルーツタルトを提供。旬なフルーツと厳選素材を贅沢に使用して、こだわりのスイーツを展開する。看板商品の一つとなるのが、苺の味をストレートに堪能できる「苺のタルト」。バニラビーンズをたっぷり使用したカスタードクリームと、ほんのり塩味を感じる“ホロホロ食感”のタルト生地を組み合わせて、スライスカットしたストロベリーを花のように盛り付けた。他にも、隠し味にほうじ茶を使用した「栗の渋皮煮のモンブラン」や、ハーブの清涼感を味わえる「ピスタチオのチーズタルト」など、スイーツファンを虜にする華やかなメニューを取り揃える。できたてのタルトは、テイクアウトだけでなく、白井屋ホテル内のオールデイダイニング「the LOUNGE」でも楽しむことができるので、白井屋ホテルの宿泊の思い出に味わうのもおすすめだ。また、タルト・ケーキ以外にも、ひとつひとつ丁寧に手作りした焼き菓子を用意。マドレーヌ、フィナンシェ、フロランタンなど全6種の焼き菓子は、いずれもバターをたっぷり使ったリッチな味わいとなっている。【詳細】白井屋 ザ・パティスリーオープン日:2021年2月12日(金)住所:群馬県前橋市本町2-2-15白井屋ホテルTEL:027-231-2020営業時間:10:00~18:00月曜定休(月曜日が祭日の場合は翌火曜日が定休)<価格帯>タルト 1ピース 550円+税〜、1ホール4,000円+税〜フロランタン200円+税/個マドレーヌ200円+税/個フィナンシェ220円+税/個マドレーヌ・フィナンシェ・フロランタン3個入り 700円+税
2021年02月13日7月18日から28日まで、東京・Bunkamura シアターコクーンで上演されている舞台『ボーイズ・イン・ザ・バンド~真夜中のパーティー~』。演出・白井晃、主演・安田顕より、公演に向けてのコメントが到着した。Q. 初日開幕ですが、お二人から意気込みをお願いいたします。白井晃: 50%とはいえ、やっと観客の皆さんに劇場で作品を見ていただくことができます。出演者と観客の皆さんが一緒にいる、この劇場の空気感を味わえることを楽しみにしています。安田顕: 困難な状況の中、まずは初日を迎えるにあたって、関わってくださった皆様に感謝申し上げます。全身全霊で、マイケルという役を務めさせて頂きます。Q.これまでも何度か日本でも上演し続けられてきた作品ですが、今回の作品の大きな違いはどこでしょうか。白井晃: 今までの上演は二幕ものでしたが、今回は一幕通しになっています。私は、青井先生の演出での上演を拝見できていないので、残念ながら比べることができません。ただ、50年前に初演されたこの作品が、今の日本にも通じる問題であることを大きく意識して創っています。Q. 安田さんは稽古前にも大変な下調べをされていたようだと白井さんも舌を巻かれていたそうですが、主人公を演じるにあたっては何か特別な思いがございましたか?安田顕: 自分が役を演じるからには、その人物のことを愛したいのですが、マイケルに関して並べる言葉は、実はマイナスな部分が多かったんです。孤独で、雄弁で、傍観者で、自分が傷つきたくないから人を傷つけてしまう。でも、なんだか憎めない人だなと。この人間臭いところが、共感できるところであり、不思議と愛せるところでもありました。Q. 今回の環境下では、ソーシャルディスタンスを意識して、演出的な部分でどういった部分に配慮されましたか?白井晃: キスなどの行為は無しにしました。また、ハグも顔を離しての軽めのものにしたり、対面の演技の場合、出来うる限り向き合う時間を無くすように心がけています。また、パーティーシーンでの食事は全てフェイク物で、タバコなども本火は使わず、口にはつけずに食べたり吸ったりしているように見える形で演技をしてもらっています。さらに、舞台美術を通常より、舞台面奥に設定し、観客席との距離を取るように図っています。Q. これからご覧になられる方々へ、お二人が感じる作品の見どころを教えてください。白井晃: 50年前、LGBTを扱った作品としては画期的なものだった本作は、社会の中でマイノリティとされた人々の苦しみと悲しみに満ちています。誰がマイノリティになるかは、その線引き次第でいつでも変化します。安田さん演じる主人公の切なさを、自分たちの問題として考えていただけたらと思います。全く個性の異なる9人の男優たちによる、舞台上での化学反応を楽しんでいただけたらと思います。安田顕: お客様には、役者同士のぶつかり合いの芝居の中で出てくるエネルギーや思いを生で感じていただければと思います。
2020年07月22日南沢奈央が、演出・白井晃のもとで再びKAAT神奈川芸術劇場プロデュース公演に臨む。挑戦するのは、アイルランドの劇作家エンダ・ウォルシュが2016年に発表した『アーリントン』。副題に“ラブ・ストーリー”と冠された日本初演となる戯曲を一読し、作品のイメージを膨らませる稽古前の心境に耳を傾けた。【チケット情報はこちら】高層ビルの中にある待合室を舞台に、自分の“番号”が呼ばれるのを待つ若い女アイーラと、隣の部屋でモニター越しに彼女を見つめる若い男を軸とした物語が描かれる本作。壁を隔てた2人の間に何が芽生え、アイーラの番号が来た時に男はどんな決断を下すのか──。共演者には平埜生成、入手杏奈が名を連ねている。2019年5・6月に主演した白井の演出作『恐るべき子供たち』を通じて、彼と「もっと一緒に仕事をしてみたい!」と直感した南沢。豊富なアイディアや戯曲解釈の多様性を体感するだけでなく、役や作品のバックボーンをわかりやすい形で共有し、キャストの表現力に委ねる白井の演出手法に「新しい一面を引き出していただけた」と信頼を寄せる。1年を待たずに迎える再タッグは、白井からのオファーで実現した。南沢いわく「戯曲を読んだ白井さんが、今回演じるアイーラに私が重なったとおっしゃっていて」──。感情を内に秘める南沢の性格が、さまざまな過去や思いを抱えながら少しずつ自分について語るアイーラの役どころに「近いかもしれません」と分析する。南沢は、劇中の監視体制を「投稿を楽しむ一方で自分も誰かに見られている」とSNSが隆盛する現代のインターネット社会に置き換える。同時に「自分の目で観る、耳で聴く、肌で感じる機会がどんどん失われている気がして」とバーチャルへ移行しつつある世界についてコメント。しかし『アーリントン』では、アイーラと男の間にリアルな心の交流が芽生える。「誰かにそばにいて欲しいと願う彼女が、根本的な人の“あたたかさ”に触れる姿を見届けてください」と呼びかけた。その様子を、説得力ある形で観客へ提示するには──。南沢は「相手役の顔が見えず、声だけ聴いて反応する芝居は初めて。きっと五感をフル活用しないといけませんね」と青写真を描く。「最初は居心地が悪いと思いますが、そのやり取りで揺れ動くアイーラがおもしろいはず。新たなチャレンジです」と笑顔を覗かせた。公演は、4月11日(土)~5月3日(日・祝)に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2020年03月10日演出家・劇作家・俳優の長塚圭史が4月1日よりKAAT神奈川芸術劇場の芸術参与に就任する。その記者懇談会が開かれ、同劇場の芸術監督・白井晃と共に取材に応じた。今回の就任について白井は「神奈川芸術文化財団には今まで“芸術参与”という役職はなかったのですが、この度、制度を整備していただきました」と説明し、その理由を「ひとつは、私の芸術監督の任期が2020年度までになっているので、それまで芸術面で私の仕事のサポートをしていただくことが目的です。もうひとつは、2021年度からの新監督就任を見据えての準備期間です」と話した。長塚は「(これから着手する)2021年度からのプログラムを一緒に作っていくという大きな狙いもあるのですが、それと同時に劇場にとってのインフラを整えていく力になれたらと考えています」と意気込む。それに向けてまずやるべきは「散歩かな」と笑い、「この街がどういう場所なのかよくよく見つめる時間が持てたらと改めて思っています。そしてこの場所にちなんだことを、長期的な展望の中でつくりたい」を語った。白井は長塚を「数少ないよく話す演劇人。私にとってよきパートナーでもありますし、相談相手でもあります」と話し、この抜擢の理由を「1番大きいのは、彼が僕より18歳も若いことです。私が経験してきた演劇的な経験と、長塚さん世代が経験されてきたことは違う。演劇観というものが徐々に変化していることを肌で感じており、そういう意味で長塚さんの若い視点が必要になると思いました。僕はこの劇場に“事件を起こしていきたい”と思ってやってきましたが、その事件を起こすためには馬力が必要です。今までが芸術監督ひとりでの1輪駆動だったとするならば、2輪駆動にして2年間走って、その状態で長塚さんに(芸術監督を)お渡ししたいという思いがあります」と述べた。自身が演劇で積んできた経験がこの新しい任務にどう活かされるかの問いに長塚は「僕は、習慣的になって慣れ親しんで忘れてしまうことに対していつも危機感を抱いていて、“このままじゃダメだ”と思ったら、それは時に乱暴なやり方でも、つくっては壊し、壊してはつくって、どうにかやってきました。そういう思い切りの良さを携えながら、まずは参与をまっとうし、その先に繋げていきたいと思います」と答えた。長塚はこれから2年間、芸術参与の任務を遂行する。また、同劇場で12月に上演される「常陸坊海尊」の演出を手掛ける。取材・文:中川 實穗
2019年03月27日KAAT芸術監督・白井晃が演出を手掛ける近現代戯曲シリーズ『春のめざめ』『恐るべき子供たち』が4、5月に連続上演される。その製作発表会が行われ『春のめざめ』に出演する伊藤健太郎、岡本夏美、栗原類、『恐るべき子供たち』に出演する南沢奈央、柾木玲弥、松岡広大、そして白井が登壇した。【チケット情報はこちら】白井は、今年この2作を続けて上演することについて「“生”と“性”シリーズといいますか、思春期の大人社会との対峙の中で子供たちがいかに戦っていくのか、どうやって自分の道を見つけていくのか。そういう若き日の葛藤を描く作品を、連続で上演する試みに挑戦します」とコメント。今回が2度目の上演となる『春のめざめ』は「昨今はミュージカルで有名になっていた作品ですが、もともとはストレートプレイだぞということをしっかり見せたいと思い、2年前に上演しました。そのときに好評をいただき、この作品をKAATで継続的に上演できたら、そして若き俳優の皆さんとこの作業を共有していくことができたらと、今回の再演に至りました」と話す。白井が初めて手掛ける『恐るべき子供たち』は「ジャン・コクトーの小説は若き頃から愛読しておりましたので、この作品を演劇にできないかと上演台本をノゾエ征爾さんに書いていただいています。これからいろんなアイデアを掘りながら、キャストの皆さんと一緒につくっていきたいです」と語った。『春のめざめ』の主演・伊藤は「僕は舞台が2度目なのでまだまだ素人のようなもの。白井さんやキャストの皆さんの胸を借りてしっかり演じていきたいです」と意気込み、岡本は「初演を客席で観劇したのですが、その日の日記には“ヴェントラ役をやりたかった”と書いていました」と明かす。初演に続き出演する栗原は「どんなに時代が進んでも、思春期に起こる身体の異変や、身体と脳の違いで、誰もが苦痛や葛藤を経験するのだと思いました。たとえ本が同じでもキャストが変われば完全に新作だと思うので、また一から皆さんとつくっていきたい」と話した。『恐るべき子供たち』の主演・南沢は「白井さんとはずっとご一緒したいと思っていたので、このお話をいただいたとき本当に嬉しかったです。白井さんから“大変だと思うけれど、覚悟して”と言われたので、心して挑みたいです」、映像を中心に活躍する柾木は「僕は最後の舞台出演が3年前。経験も浅いですが、一生懸命演じて素敵な作品にできたら」、松岡も「戯曲は初挑戦で緊張していますが、本番までしっかりがんばっていきたいです」とそれぞれ語った。『春のめざめ』は4月13日(土)、『恐るべき子供たち』は5月18日(土)に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで開幕。取材・文:中川實穗
2019年02月08日KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>にて、白井晃演出の「出口なし」が1月25日(金)に幕を開けた。【チケット情報はこちら】哲学者としても有名なフランスの劇作家ジャン=ポール・サルトルの代表作である「出口なし」は、1944年の初演以来様々な形で上演されてきた。本公演では、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督の白井晃が演出し、世界的なダンサーで近年は俳優活動にも力を入れている首藤康之、ダンサー兼振付家としても活躍する中村恩恵、そして映像・舞台と幅広く活躍する女優・秋山菜津子が出演し、“演劇”と“舞踊”の境界を越える作品として創作されている。舞台は、そのタイトルどおり窓や鏡のない密室。主な登場人物はその密室に閉じ込められた素性の知らない男女3人のみ。スリリングな会話劇が有名なこの戯曲を、ダンサーと俳優の混合キャストで上演することで、“言葉”だけでは読み取れないもの、“身体”だけでは伝えきれないものが融合され、哲学者サルトルが戯曲にこめたメッセージが新たに立ち上がってくるのではないだろうか。ぜひその目で確かめてほしい。公演は、KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>にて2月3日(日)まで上演。チケットぴあにて現在チケット発売中。
2019年01月29日『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』より2019年春に舞台『黒子のバスケ ULTIMATE-BLAZE』が上演されます。原作は漫画『黒子のバスケ』で、「スポーツマンガベスト100」のアンケート投票で2位を獲得する人気作品です。今回は、舞台『黒子のバスケ ULTIMATE-BLAZE』のストーリーや注目キャストをご紹介します。舞台『黒子のバスケ ULTIMATE-BLAZE』の魅力『黒子のバスケ』とは2009年~2014年に亘り週刊少年ジャンプに掲載されていた漫画『黒子のバスケ』は、高校バスケットボールを題材とした作品です。男女問わず絶大なる人気を持つ作品で、全30巻の単行本の累計発行部数が2800万部を超えるほど。個性あふれるキャラクターたちや切磋琢磨し成長する姿は、老若男女あらゆる人々に響き、アニメやゲームなどさまざまなコンテンツに派生しています。舞台では既に3作品が上演され、本作が第4弾となります。ストーリーインターハイと並ぶ“高校バスケットボール大会ウィンターカップ”のベスト4まで登り詰めた誠凛高校は、海常高校VS福田総合学園のどちらかと準決勝で戦うことになります。誠凛の「黒子テツヤ」と「火神大我」は、海常の「黄瀬涼太」との試合を待ち望んでいましたが、福田総合には「黄瀬」の因縁の相手である強敵「灰崎祥吾」の姿が。ところかわり準決勝一試合目は、秀徳高校VS洛山高校。“キセキの世代”と呼ばれるバスケの天才たちの1人「赤司征十郎」率いる洛山の、実力があらわとなる一戦です。「“キセキの世代”を倒して日本一になる」という「黒子」と「火神」の誓いは果たされるのか。そして、それぞれの選手たちの戦う姿も必見です。原作ファンも納得の注目キャスト小野賢章さん/黒子テツヤ役主人公「黒子テツヤ」を演じるのは小野賢章さん。俳優として舞台で活動するほか、声優や歌手としても活躍しており、アニメ『黒子のバスケ』でも「黒子」を演じていました。身長の低い「黒子」同様、小野さんも身長170cmと男性としては小柄で、その姿は「黒子テツヤ」そのもの。異常に影が薄く無表情でテンションの低い人物で、なかなか感情などを表現しにくいキャラクターですが、小野さんの俳優・声優で培ってきたスキルで見事に演じ切っています。小野さんは、ハリーポッターシリーズで有名なダニエル・ラドクリフさんの吹き替えを担当しているので、聞き覚えのある声と感じるかもしれません。【ファンの声】「舞台黒子のバスケ初めて観たけど小野賢章さんが黒子だから違和感全くなくてすごい」アニメの声そのままなのでイメージ通りという声が多数でした。安里勇哉さん/火神大我役物語のもう1人の主人公「火神大我」は、安里勇哉さんが演じます。舞台を中心に活躍していますが、映画やアニメなどで声優としても活動しています。チームの不動のエース「火神」はかなりの熱血漢で、凄まじい跳躍力の持ち主。野性的なプレースタイルでチームを引っ張っていきます。【ファンの声】「完全なる火神に!これは、火神役の安里勇哉さんの努力の賜物だろう!」安里さんだからこそできた、といった声が多く聞かれました。黒羽麻璃央さん/黄瀬涼太役海常高校の「黄瀬涼太」を演じるのは、“2.5次元の王子様”と呼ばれるほどの人気を誇る黒羽麻璃央さん。抜群のルックスで、美形という公式設定のあるキャラクターを違和感なく担っています。フランクで明るく人気者の「黄瀬」。スポーツ万能で人並み以上に出来るが故に、没頭できるものが無く退屈していましたが、バスケと出会ったことで人生が変わります。相手の技をコピーできる能力を持ち、試合のキーパーソンとなる「黄瀬」がどのような戦いを見せるのか、注目です。【ファンの声】「黒羽麻璃央さんの黄瀬が本当に黄瀬でびっくり。再現度すごいな」モテモテのイケメン設定を崩さず演じている黒羽さんへの称賛の声が多く聞こえます。糸川耀士郎さん/赤司征十郎役“キセキの世代”主将の洛山高校「赤司征十郎」役には、糸川耀士郎さんが選ばれています。糸川さん自身もバスケットボール経験者。ファンから“赤司様”“魔王様”と呼ばれるような、怖くもかっこいい顔を持つ「赤司」は、相手の動きを先読みする能力に長けており、試合中の強さは段違いのキャラクター。可愛らしい性格の糸川さんが「赤司」になり切った姿は鳥肌ものですよ。【ファンの声】「黒バスの原作ファンの友達がようじの赤司くん見て糸川耀士郎という人間に出会わせてくれてありがとうって言ってるから、嬉しい。」糸川さんの普段の姿を知っているファンは、キャラクターとのギャップを知っている分感慨深い様子です。橋本全一さん/灰崎祥吾役舞台『黒子のバスケ』では初登場となる福田総合学園高校「灰崎祥吾」役は、橋本全一さんです。舞台をはじめドラマや映画、CMなどマルチに活動しています。「灰崎」の特徴であるコーンロウヘアを地毛で再現するなど、役への熱意が感じられます。不良じみた雰囲気の「灰崎」は、中学時代の「黄瀬」との因縁のある人物。相手の技をコピーし、さらにリズムを狂わせて技を使えなくさせる能力を持っています。「黄瀬」との因縁、気持ちのやり取りなどが注目ポイントです。【ファンの声】「灰崎役が橋本さんで嬉しい。割とピッタリなのでは?」地毛で髪型を再現するなど、役そのものになろうとする橋本さんへの期待の声が高まっています。舞台『黒子のバスケ ULTIMATE-BLAZE』詳細情報公演日程2019年4月30日(火)~5月19日(日)会場東京公演:日本青年館ホール大阪公演:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール愛知公演:刈谷市総合文化センター 大ホール福岡公演:福岡市民会館 大ホールキャスト【誠凛高校】小野賢章/黒子テツヤ役安里勇哉/火神大我役ほか【海常高校】黒羽麻璃央/黄瀬涼太役松村龍之介/笠松幸男役ほか【秀徳高校】畠山遼/緑間真太郎役山田ジェームス武/高尾和成役ほか【桐皇学園高校】小沼将太/青峰大輝役杉ありさ・城戸愛莉/桃井さつき役(Wキャスト)【陽泉高校】鮎川太陽/紫原敦役【福田総合学園高校】橋本全一/灰崎祥吾役【洛山高校】糸川耀士郎/赤司征十郎役田中流星/実渕玲央役ほかスタッフ演出:中屋敷法仁脚本:竜崎だいち企画:舞台「黒子のバスケ」ULTIMATE-BLAZE製作委員会制作:バンダイナムコライブクリエイティブ/ゴーチ・ブラザーズ原作藤巻忠俊『黒子のバスケ』(集英社 ジャンプ コミックス刊)そのほか詳細公式HP:舞台「黒子のバスケ」オフィシャルサイト公式Twitter:@kurobasstage
2018年12月05日草なぎ剛が主演を務める舞台『バリーターク』の幕が上がる。KAAT神奈川芸術劇場と世田谷パブリックシアターの共同制作作品でもある同作は、映画『ONCE ダブリンの街角で』などで知られるアイルランド出身の劇作家・脚本家エンダ・ウォルシュによるストレートプレイ。ある部屋で日常生活を繰り返し送り、バリータークという村の話を語り続けるふたりの男と、その奇妙なふたりの生活に介在していく第3の男たちのドラマを、草なぎ、松尾諭、小林勝也の3人で描く。日本で初演となる同作を演出する白井晃は、「希望のキャストが実現した」と作品へ強い期待を示す。謎だらけの作品について、「実際、面白いコンビになりました」と賛辞を贈る主演の草なぎ、松尾について名演出家が語った。○難解な物語をめぐるキャストとの旅――舞台『バリーターク』は日本で初演だそうで、先日の記者発表会でも草なぎさんをはじめ、みなさん難解だと口にしていた作品ですね。僕自身最初、これは何だろう? という感想でした。読み進めてはみるけれど、意味がわからない。でも、意味がわからないことに意味があるというとおかしいですが、そういうことなんだろうと思います。ここがどこであるかとか、このふたりが誰であるかとか、どういう関係であるかとか、外から聞こえる声は何? バリータークって何? 何? 何? ばかり(笑)。その疑問がこの作品の本質的な意味であるとわかった時に、こういう戯曲を僕自身があまり触ったことがないと思って、すごく惹かれました。――お二人とは、どのように作品を作っているのでしょうか?世界観を一緒に作り上げていっているので、僕自身も発見があります。まるでみんなで稽古場で、この作品をめぐる旅をしている感じでしょうか。僕は、僕の信じる方向に陸地があると思って旅をしているけれど、もしかしたらそれは違っていて、宝島じゃないかもしれないんです。でもとりあえず今は、僕はこう読みました、という方向に全員で進んでいて、みなさんには間違っていたら僕と一緒に沈没してね、という感じですね(笑)。○草なぎ剛&松尾諭の起用理由――男1、男2役に、それぞれ草なぎさん、松尾さんを起用した理由は?演出家は本を手にした時に、ドリームキャスティングをするものなのですが、まさしくドリームキャストです。もともと草なぎさんは不思議な存在感があって、どこかここにいてここにいないような感じ、どこか遠いところを見ている感じが男1にいいなあと思っていました。もう一人の男2はずっと食べものに執着していて、冒頭でもうポテトチップスを食べているほどですが、松尾さんにぴったりだなと。松尾さんは柔らかい雰囲気を持っていることも知っていて、彼は高橋一生さんが出演した僕の舞台も観てくれていて。それならぜひ、とお願いをしました。――草なぎさんは、3年ぶりの舞台だそうですが、どういうお話をしながら進めているのですか?まず本をお渡しして、最初にお会いした時に感想を聞くと、「いままで知らなかったような、まったく触れたことがない世界」だなと思ったそうです。その時はまだ「よくわからない、つかみどころがないけれども、いままでにやったことがないということだけははっきりしている。だからこそやってみたい」とおっしゃっていました。まさに新しい地図じゃないけれど、違うところに踏み出したいというお気持ちと一致したのかもしれないですね。あと、稲垣吾郎さんと僕が舞台をやった時に草なぎさんが観に来てくださっていて、会見でもおっしゃっていましたが、吾郎さんも言っていただいたみたいで、やってみようと思ってくれたんだと思います。吾郎さんに「あの人はねえ」みたいなことを言われていなくてよかったと思っています(笑)。○稽古で感じた2人の凄み――稽古が始まって、それまで抱いていたイメージと違うようなことはありましたか?役者が最初にアプローチするところって言葉しかないので、それこそ作品や役柄との格闘になるわけですよね。言葉からアプローチして、自分の体の中をどう回って、どう動こうかということを考えてスタートするもの。それを僕が思う方向にディレクションしていくことによって、だんだんと方向性が定まりつつある。実際、面白いコンビになっていると思います。――草なぎさんと松尾さんの役者としての凄みを感じる部分は?タイプは異なるのですが、草なぎさんは早くセリフを落とし込みたいタイプだそうです。早くラクをしたいから(笑)。僕がお願いしたことを、すごく勘よく自在に軌道修正していく。その速度も速くて驚きますよね。松尾さんはとにかく格闘しながらも、やってやって叩き込んで、次の日に同じシーンをやっても変わっている。体に落とし込みするタイプのような感じがする。こういう作業を一緒にすることは、素敵なことだと思いますね。○役柄を交換した"天地劇"も!?――松尾さんいわく、「再演があるなら、今度は男1を演じてみたい」とおっしゃっていましたが、逆転することで見えてくることもありそうですか?僕も初めは本当に、どっちもありだとは思いました。でも、ポテトチップスを食べているところは、松尾さんかなあと(笑)。草なぎさんよりも松尾さんが食べているほうが似合うかなと思いました。それに松尾さんがけいれんを起こして倒れたら、支えるのも大変だなあと(笑)。――総合的な判断なんですね(笑)。男1の最初のイメージで言うと、本当に格闘している男の像があります。ここはどこだ?自分は誰だ? 当たり前のようにして育ってきたけれど、ふと立ち止まって、そもそも僕らって誰? などと気づいていく。この100分くらいの上演時間の中で、自分の中の大きな疑問と戦っている姿は、一度草なぎさんにはやってもらいたかったですし、自分より熱量高く戦っているので彼を守らざるを得なくなっていく男2の姿を松尾さんでみてみたいとも思いました。――本公演を観ていないですが、画が浮かびますね。ただ、おっしゃるように逆でも面白そうなので、どっかのタイミグでやってもいいなと思いました。一度逆をやってみると、相手の感じがわかって面白いはずなので、今から天地劇作りましょうかね(笑)。――今日はありがとうございました。『バリーターク』を楽しみにしている方々へメッセージをお願いいたします。観てくださる方は、なんなの? って、思いながら観るでしょう。第三の男が介入してきても、この人誰なの? て、解決しない。バリータークってどこなの? と、ずっと疑問を抱きながら観ることになると思います。ドラマチックな部分もない、そういう疑問を抱えながら観ることが最大のストーリーなのだと思います。疑問が積み重なって、なんとなくこの世界観がわかってきて、彼らの世界と僕らの世界が相似形をなしていると思えれば、一番素敵だなって思っております。舞台『バリーターク』は、4月14日から5月6日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、5月12日から6月3日まで東京・シアタートラム、6月16・17日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演。■プロフィール白井晃1957年生まれ、京都府出身。早稲田大学卒業後、会社勤務を経て1983年~2002年、劇団「遊◎機械/全自動シアター」を主宰。劇団活動中、演出、役者としての活動が高く評価され、外部の演出も数多く手掛ける。現在は、演出家として作品を発表する一方、俳優としても舞台、映像ともに活躍中。2016年、KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任。2001年には、舞台演出活動において第9回、また2002年「ピッチフォーク・ディズニー」「クラブ・オブ・アリス」において第10回、読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。2005年、「偶然の音楽」にて平成17年度湯浅芳子賞(脚本部門)を受賞。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀
2018年04月13日KAAT神奈川芸術劇場と世田谷パブリックシアターが共同制作する舞台『バリーターク』の制作発表が2月7日に行なわれ、出演の草なぎ剛、松尾諭、小林勝也と演出の白井晃が会見に登場した。舞台『バリーターク』チケット情報本作は、アイルランド出身の劇作家エンダ・ウォルシュによるストレートプレイで、2014年7月に初演され、日本での上演は今回が初めて。物語は、“バリーターク”という村の話を語り続けるふたりの男と、彼らの奇妙な生活に第3人の男が関与して……というストーリーで、人生とは何かを考えさせられる大人のファンタジーだ。戯曲を読んだ草なぎは「とても難しかったですけれど、普遍的な“生”や“死”が描かれているんだなと、感覚的に感じました。今まで自分がやったことのない舞台ですが、未知なる自分を追い求めて舞台に立ちたいと思います」と意欲をみせた。その難解さに松尾も「一読目はちんぷんかんぷんで、2回目に読んだらもっと分からなくなって、3回目はまだ読んでないです」と笑わせつつ「個人的には難解な作風は好きなので、観る側と演じる側とで余白を埋めていけるんじゃないかと、そこが楽しみです」と語った。文学座の小林は「長い俳優人生の中で、いろいろと難解で変わっている作品に出会いましたが、その中でも最高位です」とベテラン俳優でさえも作品の手強さを感じているようだ。演出を手掛ける白井は「作者のエンダ・ウォルシュは、同じアイルランド出身のベケットやマクドナーの系譜を踏んでいます。アイルランドという土壌が作る不思議な感覚がこの作品の中にありまして、“なぜ我々は生きているのか”とか、生まれた“生”は一体どこへ行くのか、ということを感じさせてくれる、滑稽でもあり詩情あふれる作品だと思っています」と本作の魅力を語る。また、出演する3人については、企画の段階で最初に思い浮かべた「理想のイメージキャスト」であると明かした。3年ぶりの舞台となる草なぎは、白井の演出を経験したことのある稲垣吾郎からアドバイスがあったかと問われると、「吾郎さんはこの舞台をやること自体知らないので、みなさんのニュースや僕もツイートするので、それで知ると思います」と笑わせた。KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督でもある白井は、「公共劇場同士が最初の段階から組んで制作することは、今までなかったケース。世田谷パブリックシアターで様々な作品を上演してきた経験もありましたので、私が橋渡し役となり、共同制作することでより多くの観客との出会いを広げていきたい」と新しい取組みへの意義を語った。公演は4月14日(土)から5月6日(日)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ、5月12日(土)から6月3日(日)まで東京・シアタートラムにて上演後、兵庫を巡演。神奈川・東京公演のチケットは3月4日(日)より発売開始。
2018年02月08日1年前、リオ五輪の団体総合で3大会ぶりの金メダルを獲得し、日本中を歓喜の渦で包んだ体操男子。その偉業の立役者である内村航平選手と白井健三選手の二人が、10月の世界体操で頂点を目指して対峙する。「夏季五輪のない年に毎年開催される世界体操、団体戦の実施がない今年の注目は、何といっても個人総合。前人未到6連覇中の絶対王者・内村選手と、ゆか・跳馬のスペシャリストからオールラウンダーに成長し、個人総合初出場となる白井選手が、世界を舞台に初めて共に戦います」そう見どころを語ってくれたのは、大会の中継を手掛けるテレビ朝日の小林麻衣子プロデューサー。実は、今回の二人の戦いには、単純なメダル争い以上の意味があると言う。「内村選手は、自分の次に日本の体操を引っ張っていく存在として、白井選手にかける気持ちがとても強い。今回も一緒に戦うことで、6種目をどうやりきるのか、背中で伝えたいと思っているようです。一方の白井選手にとっても、『6種目できなければ体操選手じゃない』という内村選手の言葉が、個人総合に挑戦するきっかけに。本人も言っているように、まさに“師匠と弟子”のような関係です。東京五輪に向けた、日本の“エース継承”が、二人の中では始まっているのかもしれません」体操界の未来を見据えた熱いドラマに、いやがうえにも期待は高まる。「勝って当たり前のように思われる内村選手ですが、リオで接戦を演じたウクライナのベルニャエフ選手の存在もあり、今回は盤石とは言えません。ぜひ皆さんで応援をして、しっかり結果を見届けてほしいです」“0. 099点差”に涙を呑んだウクライナの英雄が、打倒内村に燃える!今大会、日本勢の強力なライバルになるのが、リオ五輪で内村選手に次ぐ銀メダルに輝いたベルニャエフ選手。「高難度の技を誰よりも多く取り入れた“世界一難しい演技”が武器。リオ決勝での点差、0.099点は、着地の足が一足分ずれた程度。今回も全く油断はできません」第47 回世界体操競技選手権大会は、10月2日~8日にカナダ・モントリオールで開催。テレビ朝日系にて6 日(金)の男子個人総合決勝をはじめ、各種目の決勝の模様を中継。詳細はHPを参照。※『anan』2017年10月4日号より。(C)Laci Perenyi/アフロ(by anan編集部)
2017年09月28日20世紀のイギリス人作家ヴァージニア・ウルフの代表作「オーランドー」が、白井晃の演出を得て日本初演される。ある晩目が覚めると女性になっていた貴族オーランドー。その姿のまま、16世紀から20世紀まで生き続け……。性も時代も超える主人公・オーランドーに多部未華子。ほか小日向文世ら全6名のキャストで、20役を演じ分ける。KAAT神奈川芸術劇場で連日行われている稽古を見学した。【チケット情報はこちら】この日行われていたのは、終盤の第五幕。エリザベス女王役・小日向の、山のようなシルエットのスカートがまず目を引く。その横には凛としつつも可憐な多部のオーランドー。ふたりを取り囲むように、椅子に腰掛けたコーラス(コロスと同義)の3人(戸次重幸、池田鉄洋、野間口徹)がいる。彼らに注目していると、少々面食らうことが起きた。朗々と語りを担っていたかと思えば、すっくと立ち上がり装置を機敏に袖に片付けたり、舞台上に並べるなどし始めたのだ。スタッフともみまごう働きっぷり。「なんで(裏方用の)黒い服着てないんだって感じでしょう?(笑)。コーラスの僕らがステージングの手助けをすることがこの作品の見どころのひとつなので、一歩一歩踏みしめて(小道具の)旗を立てますよ!」と戸次。この作品のコーラスは、それぞれ5役ほどこなしながら裏方的な働きもし、とにかく大忙し。今や売れっ子の3人の貴重な姿が見られる。シーンが進むとそこに小芝風花も加わり、華奢な体で装置を動かしていく。「私は前半はサーシャ(少年オーランドーの恋人)として出ています。すごく大変そうにしながらも、このお三方がひそひそ声で話していたりするのを見ると楽しそうで、早く加わりたくて。サーシャは難しくてまだよくわからないというのが本音ですが、こっちはめっちゃ楽しい!」と小芝。ちょっとドジでかわいい、コーラス三人衆の妹分といったところか。この日の稽古ではラストシーンまで到達。稽古開始から2週間が経過し、全場面の演出がひととおりついた形に。「一巡目といったところですが、これまでわりと手探りだったのでホッとしました。いつもみたいに感情がぶわっと出る役でもないのに、今の段階でなんとなく面白さを感じていて。新鮮な気持ちを味わっています」と池田は言う。そして「白井さんは『とりあえず枠だけ決めました。ここからどうはみ出ます?』っていうのが好きな方。だからここからぶっ壊す作業ですよ」とは、白井との顔合わせが3度目の野間口による見解。いかようにも解釈や想像の膨らむ原作に乗っかり、白井版「オーランドー」は破壊と創生を繰り返す。舞台『オーランドー』は9月23日(土・祝)から10月9日(月・祝)まで、神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて。その後長野、兵庫、東京を周る。神奈川公演については、関係者席開放につき、在庫追加のうえ、チケット好評発売中。取材・文武田吏都
2017年09月19日「白井市民プール」は千葉県白井市にある屋外プールです。オープンは2017年7月1日(土)から9月10日(日)まで。全長約91mのアドベンチャースライダーや、1周およそ150mの流れるプールなど楽しさいっぱいです。白井市民プールで夏の日差しを浴びながら、思いっきり泳ぎましょう!白井市民プールの魅力●3種類の異なるプールを満喫できる白井市民プールには、趣向の異なる3つのプールがあります。ゆったりと流れる1周150mの流れるプールと、遊泳可能な25mプール、そして水深40cmの幼児向けプールです。流れるプールにゆったり身をゆだねたり、25mプールで水泳の練習をしてみたり、幼児用プールでお子さんと遊んだりなど色々な楽しみ方ができます。また、スリリングなアドベンチャースライダーにも大注目!全長91mと62mから選べる迫力満点のスライダーに挑戦してみてください。売店も充実!美味しい楽しい体験が待っています!小腹が空いてきたら、プールから上がってすぐの飲食コーナーで休憩しましょう。ドリンクのほか、ラーメンやカレーなどがっつりと食べられるものから、かき氷やチュリトス、フライドポテトなど軽食を扱う売店が多数並んでいます。また、物販コーナーではお子様から大人までのサイズに合った浮き輪などの水遊びグッズを販売。食べて嬉しい、泳いで楽しい、充実した1日を過ごせます。白井市民プールのアクセス市民プールへのアクセスは、白井駅からの循環バス東ルートを使い、「市民プール前」を下車して向かうのが便利です。料金は高校生以上150円、中学生100円、小学生・障がい者50円、小学生未満は無料で乗車できます。通常のバスでは、白井駅から千葉レインボーバスで白井車庫行きに乗車、「神々廻」で下車します。お車でのアクセスは、白井運動公園方面に向かい、弁天池を左折すると、市民プールが見えてきます。■スポット詳細名称:白井市民プール所在地:千葉県白井市神々廻1701−1営業期間:2017年7月1日(土)~9月10日(日)営業時間:9:00~17:00 ※入場は16:00まで料金:【当日券】市内在住/大人(高校生以上) 450円、子ども(小・中学生)150円、幼児(4歳から)100円市外在住/大人750円/子ども300円/幼児150円【回数券(7回券)】市内在住/大人(高校生以上)2,700円、子ども(小・中学生)900円、幼児(4歳から)600円市外在住/大人(高校生以上)4,500円、子ども(小・中学生)1,800円、幼児(4歳から)900円電話番号:047-492-3113公式サイト:
2017年07月21日KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督・白井晃が贈る近代戯曲シリーズ。最新作には、イギリスの女性作家、ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』を原作とした戯曲が選ばれた。主人公のオーランドーを演じるのは多部未華子だ。時代や国境、性別をも超えながら生きていくオーランドーという不可思議な存在に何を見出し、その世界をどう構築していくか。互いに“いつか一緒に”と望んでいたというふたりだからこそ、できることがありそうだ。【チケット情報はこちら】多部が白井と仕事してみたいと思ったのには、白井演出の数々の作品に出演している山本耕史が関わっている。「6年くらい前に出会ったときから山本さんにはずっと『絶対に白井さんと一緒にやったほうがいい』と言われていて。昨日も『稽古時間は長いけど学べることが多いから』というメールが来ました(笑)」と多部は打ち明ける。それに対して「最近は短くなった」と苦笑しながらも、「でも、稽古をやっただけいいものになります」と断言して舞台づくりへの情熱を覗かせる白井もまた、多部とのセッションを望んでいたという。「これは僕が勝手に思っていることですが、多部さんは自分が内包しているものを役に照らし合わせて演じている印象があるんですね。どういう人物かと考えてデコラティブに作っていくのではなく。だから役の中に多部さんが見える。そこがいいなと思っていました」それだけに今回も、オーランドーという主人公に多部がシンクロすることで生まれてくるものに、白井は期待を寄せている。「これは実に演劇的な仕掛けのある戯曲で、オーランドーが出会う様々な人を、小日向文世さんをはじめとするおじさん俳優たちが(笑)、演じ分けていくことになるんですけど。その“いかにも芝居です”というアンチリアリズムな構図の中で、人を愛するってどういうことなんだろう、人が生きる衝動って何なんだろうと、オーランドーが考えたり葛藤したりしていくことが多部さんの中にも起こって、最終的には人物が生身のリアルなものとして見えてくるのではないかと思ってるんです。時代も国も、男とか女とかも通り越して、私は私、今ここに生きている私が愛おしいと思えてくるような。そんなことを僕は多部さんの中に見ているのかもしれません」。多部は、男でもあり女でもあり、16世紀から21世紀にわたって生きているオーランドーを「どう捉えていいのかまだわからない」と正直に言う。が、「とはいえ同じ人間だから、何か自分の思いをリンクさせられるはず」と力強い。演劇ならではの“嘘”が“真実”を見せてくれるに違いない。舞台『オーランドー』は9月23日(土)から10月9日(月)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールで、10月26日(木)から29日(日)まで、東京・新国立劇場中劇場で上演。なお、一般発売に先がけてプレイガイド最速先行いち早プレリザーブを実施。受付は5月29日(月)午前11時より。取材・文:大内弓子◆衣裳協力(多部未華子)PERMANENT MODERNSretsisJILLSTUARTGUSUCUMA
2017年05月26日「ぴあ」調査による2016年10月7日、8日のぴあ映画初日満足度ランキングは、人気アニメの劇場版『黒子のバスケ ウインターカップ総集編 ~涙の先へ~』がトップに輝いた。2位にEXILE TRIBEメンバーが総出演する大型プロジェクトの劇場版第2弾『HiGH&LOW THE RED RAIN』、3位に第69回カンヌ映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞した『淵に立つ』が入った。その他の画像1位の『黒子のバスケ…』は、ウインターカップの激闘を3部作で描く総集編の第2弾。第1弾の『…~影と光~』も満足度1位に輝くなど根強いファンを持つ作品だが、出口調査では「全部内容を知っているのに、泣きながら頑張る姿にまた感動してしまった」「名シーンがぎゅっと凝縮されていて満足!」など興奮の声が集まった。第1弾、第2弾ともに好評の本シリーズは、12月に第3弾が公開予定。さらに2017年春には新作アニメの公開も控えており、劇場に訪れたファンは「ラストゲームまで絶対に観る!」「春の新作を楽しみにしている」など次回作への期待コメントも寄せた。2位の『HiGH&LOW…』は、TAKAHIRO、登坂広臣、斎藤工扮する“雨宮兄弟”の物語を描いた作品。次々に繰り広げられる力強いアクションシーンに、観客は「アクションの迫力がすごかった」「ドラマに比べてスケールが大きく派手」「アクションシーンで顔つきが変わるところがかっこよかった」「ワイルドで男が憧れるかっこよさもある」といった感想を寄せた。また、兄弟の“絆”を描くドラマにも賞賛が集まり、「ストーリーが奥深かった」「兄弟の心のつながりに感動した」「兄弟の幼い頃の様子が印象的」などの声が聞かれた。(本ランキングは、10/7(金)、8(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2016年10月11日人気・実力ともに上昇が止まらない若手声優の上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣の7人が集結した番組「声優男子ですが…?」。この度、本番組のイベント開催が決定!「声優男子学園スペシャル参観日ですが…?」と題し、シーズン2の好評企画「声優男子学園」を再現するという。CS放送ファミリー劇場のオリジナル番組「声優男子ですが…?」は、いまをときめく声優男子が集結し、乙女たちに“癒し・ときめき・笑顔”を贈る、声優ヒューマンバラエティ番組。2014年にTVで初放送され、好評の声を受け2015年6月からはレギュラー放送が開始、シーズン2まで放送された。シーズン2では、声優男子たちが自ら考えた企画に挑戦。声優男子たちが学生服に身を包み、国語・英語・理科・道徳・体育のオリジナル授業に取り組むほか、声優男子たちが憧れの先輩を迎えてじっくり語り合う「先輩と2人きりですが…?」のコーナーを展開した。この度、本番組のイベント「声優男子学園スペシャル参観日ですが…?」が、11月27日(日)によみうりランド日テレらんらんホール(東京都稲城市)で開催されることが決定。レギュラーメンバーの上村さん、梅原さん、河本さん、小林さん、白井さん、本城さん、山本さんらが登壇し、シーズン2の好評企画「声優男子学園」を再現。ファンの期待にお応えするステージを繰り広げるという。上村さんは、子役時代にはドラマにも主演。最近ではアニメ「B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~」増長和南役や、「文豪ストレイドッグス」中島敦役で活躍中。「ヤングブラック・ジャック」間黒男役や、「美男高校地球防衛部LOVE!」由布院煙役で一躍人気を博した梅原さんは、「タイガーマスクW」藤井タクマ/タイガー・ザ・ダークでの出演が控える。河本さんは、「美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!」別府月彦役ほか、完全オリジナルストーリーのフル3DCGアニメーションの新作で登場する映画『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』で、主演の009/島村ジョー役に抜擢された。「アルスラーン戦記」アルスラーン役で知られる小林さんは、この夏放送された「Re:ゼロから始める異世界生活」ナツキ・スバル役での好演が記憶に新しい。「美男高校地球防衛部LOVE!」で初のメインキャラクターを務めた白井さんは、「アイドリッシュセブン」二階堂大和役や「アイドルマスター SideM」若里春名役など、大人気コンテンツに立て続けて出演。今後の活躍に期待が高まる。本城さんは、『ベイマックス』ではハマダ・ヒロの吹き替えを担当。10月からはアニメ「ユーリ!!! on ICE」に出演予定。2013年、第7回声優アワード新人男優賞を受賞した山本さんは、大ヒット海外ドラマ「フルハウス」のその後を描いた「Netflix」オリジナルドラマの「フラーハウス」で、DJの長男の吹き替えを務める。本イベントのチケット販売の一般販売は11月16日(水)10時より開始。現在、スカパー!加入者先行抽選販売を9月30日(金)まで受付中。そのほか先行抽選も実施されるとのことなので、詳しくは公式サイトをチェックしてみて。「声優男子ですが…?」イベント「声優男子学園スペシャル参観日ですが…?」は11月27日(日)、よみうりランド 日テレらんらんホールにて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年09月21日「ぴあ」調査による2016年9月1日、3日のぴあ映画初日満足度ランキングは、藤巻忠俊のバスケットボール漫画を原作とした大人気アニメの劇場版『黒子のバスケ ウインターカップ総集編 ~影と光~』がトップに輝いた。その他の画像アニメ『黒子のバスケ』は、2012年から3期に渡って放送された人気作。誠凛高校バスケ部に所属し、影が薄いがその存在感のなさを逆手に取ったプレーで活躍する黒子テツヤを主人公に、チームメイトで相棒でもある火神大我を“光”、黒子を“影”とするプレイスタイルで強豪校に挑んでいく姿を描く。総集編第1弾となる本作では、誠凛高校と桐皇学園のウィンターカップ1回戦が描かれ、中学時代に黒子の相棒だった青峰との激闘が映し出される。劇場には原作ファン、TVアニメファンが多数来場。中でも10代、20代の女性客は、登場人物の心情やキャラクター性に魅力を感じたようで、「キャラクターの諦めない気持ちが伝わってきた」「チームの団結力、友情に感動」「ひとりひとりの成長やライバル同士の絆がよかった」「火神の仲間を思う熱いプレーが素敵だった」といった感想が寄せられた。一方で男性客からは、スリリングな試合展開に評価が集まり、「スリル満点の試合がよかった」「白熱できる作品」「チームワークや個人の能力も活きている」「みんなで力をあわせる“王道”のスポーツ映画!」と好評。さらにバスケット経験者からは「学生の頃に青春したかった!」「バスケをもっとやりたくなった」「バスケ好きな男子に観て欲しい」などの声もあがった。なお、満足度ランキングは、人気ゲームを基にロボットと青年の恋を描くアニメーション『planetarian~星の人~』が2位に、ジャニーズJr.内グループ“SixTONES(ストーンズ)”のジェシー、松村北斗、田中樹が主演を務める青春エンタテインメント『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』が3位に入っている。(本ランキングは、9/1(木)、3(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『黒子のバスケ ウインターカップ総集編 ~影と光~』公開中
2016年09月05日若手女優の筆頭・吉高由里子が、自身2作目の舞台にして翻訳劇に初挑戦することが決定。英劇作家フィリップ・リドリー作を、白井晃演出で本邦初演する「レディエント・バーミン Radiant Vermin」に、高橋一生、キムラ緑子らと共演し刺激的な3人芝居を繰り広げる。オリー(高橋一生)とジル(吉高由里子)は20代後半の夫婦。彼らは自分たちの「家」の話を始める。1年半前、彼らはまだボロ家に住んでいたが、ある日突然、ミス・ディー(キムラ緑子)と名乗る家の仲介者から「夢の家を差し上げます」という手紙が舞い込む。浮浪者がうろつく荒れ野原にポツンと立つ一軒家。2人は、偶然にもその夢の家の残酷な秘密を知った。瞬く間にその秘密の虜になった2人は次々と家を不思議な“光”とともに豪華にし、荒れ野原をリッチなお洒落タウンへと変貌させる。人々はささやく。「あんなにいた浮浪者(=ゴミ)はどこへ行ったの?」と…。「レディエント・バーミン」、直訳すると“ 光るゴミ ”とは、いったい何を意味するのか――?本作は、イギリスの劇作家フィリップ・リドリーによる「レディエント・バーミン Radiant Vermin」を、日本でリドリー戯曲を手掛ける唯一の演出家・白井さんが演出を務め、心強い出演陣を得て日本初演させる舞台。これまでも、リドリーの作品を世田谷パブリックシアター/シアタートラムにて5作品に渡り上演してきた白井さんだが、いずれも斬新な劇場空間と、衝撃的な演出で高い評価と話題を呼んでいる。待望の最新作には、連続テレビ小説「花子とアン」や『僕等がいた』などテレビやドラマ、CMなどで活躍しながらも、本作でまだ舞台2作目、翻訳劇に初挑戦となる吉高さんがキャスティング。白井さんの演出を受けるのも初めてだというが、前作「マーキュリー・ファー」は観劇していたそうで、「自分の身体の中が異常に興奮したことをいまも覚えています。そのときは、まさか自分がフィリップ・リドリー作品に出るなんてことは思いもしていなかったので、生きていると何が起こるか分からないなぁと改めて感じています」と喜びを表した。また、前作「マーキュリー・ファー」で瀬戸康史と兄弟役を熱演し、白井さんからの信頼も厚い高橋さんが、吉高さんとの夫婦役で出演。月9ドラマ「信長協奏曲」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」と立て続けに話題作に出演する実力派の高橋さんだが、「僕は白井さんとお仕事をさせていただくことをライフワークにしていきたいと思っていますので、また白井さんの所に戻って来られる嬉しさがいま、何よりもまず先行しています」と、白井さんへの信頼を明かし「今回もきっと面白いものができると僕は確信しています」と力強くコメントした。そして、ベテラン女優のキムラさんも“白井作品”に初出演。「白井晃さん、高橋一生さん、吉高由里子さん、私にとって初めての方ばかりです。そして同時代の劇作家が書いた翻訳劇への出演、またシアタートラムの舞台に立つことも久しぶりですので、とても新鮮な気持ちで挑ませていただくことができそうです」と感想を述べ、「一筋縄ではいかない戯曲の中で、高橋さん吉高さん演じる夫婦と相対する一筋縄ではいかない役を演じますので、白井さんや皆さんと沢山対話をし、稽古を積み重ねながら、濃密な芝居を皆さんにお届けできたら」と思いを語った。客席数約200席という、俳優の息遣いまでもダイレクトに伝わる劇場・シアタートラムで、刺激的な3人が繰り広げる、不思議でブラックなコメディーに、いまから期待が膨らむ。「レディエント・バーミン Radiant Vermin」は、7月12日(火)よりシアタートラムにて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年02月24日2016年4月8日(金)~4月24日(日)に、東京・池袋のサンシャイン劇場にて上演される、『舞台「黒子のバスケ」THE ENCOUNTER』のメインビジュアルが公開された。2009年に「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載開始となった『黒子のバスケ』(原作:藤巻忠俊)の舞台化作品となる本作では、脚本・演出を、劇団「柿喰う客」を主宰する新進気鋭の劇作家・演出家である中屋敷法仁氏、振付を、映画・ドラマ・舞台と幅広いジャンルのダンスシーンやステージング、演出を手掛けてきた川崎悦子氏が担当。物語の主軸である「影」の黒子テツヤ(演・小野賢章)と、黒子の「光」となる火神大我(演・安里勇哉)の運命の出会いから、ライバルとなる「キセキの世代」、海常高校・黄瀬涼太(演・黒羽麻璃央)、秀徳高校・緑間真太郎(演・畠山遼)、桐皇学園高校・青峰大輝(演・小沼将太)らとの戦いを描き出していく。新たに公開されたメインビジュアルでは、先日公開されたティザービジュアルにおいて黒子と火神だけだった誠凛高校のメンバーに、キャプテンの日向順平(演・牧田哲也)、チームの司令塔である伊月俊(演・秋元龍太朗)が加わり、さらに誠凛高校の前に立ちはだかる「キセキの世代」の黄瀬、緑間、青峰、そして彼らの仲間たち――海常高校・笠松幸男(演・松村龍之介)、秀徳高校・高尾和成(演・山田ジェームス武)、桐皇学園高校・今吉翔一(演・林明寛)――が登場している。チケットの一般発売は2月27日(土)よりローソンチケットにて販売開始。詳細については『舞台「黒子のバスケ」THE ENCOUNTER』公式サイトをチェックしてほしい。(C)藤巻忠俊/集英社・舞台「黒子のバスケ」製作委員会
2016年02月08日「週刊少年ジャンプ」にて2009年より連載されている藤巻忠俊氏原作の『黒子のバスケ』(集英社ジャンプコミックス刊)が初の舞台化! 2016年4月8日(金)から4月24日(日)、サンシャイン劇場(東京・池袋)にて上演されることが決定した。キャストには、シリーズを通して物語の主軸となる誠凛高校バスケットボール部に所属する二人の主人公、黒子テツヤ役に、アニメ版でも声を演じている小野賢章を抜擢。黒子と共にチームを引っ張るもう一人の主人公・火神大我役には、難関オーディションを勝ち残った安里勇哉が決定している。さらに、劇団「柿食う客」を主宰し、バレーボールが題材のハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』の脚本でも高い評価を得た中屋敷法仁氏が、本作の脚本・演出を担当。2013年の岸田戯曲賞候補にも挙がった新進気鋭の才能が、単なる人気コミックの舞台化作品としてではなく、全力で今を生きる若者達を正面から描いた正統派演劇を作り上げる。舞台『黒子のバスケ』は、2016年4月8日(金)から4月24日(日)に、サンシャイン劇場(東京・池袋)にて上演。チケットは7,800円(税込/全席指定/前売当日共)で、現在ローチケHMVにて、最速先行抽選受付が行われている。そのほか詳細は公式サイトにて。(C) 藤巻忠俊/集英社・舞台「黒子のバスケ」製作委員会
2015年12月22日『黒子のバスケ 3rd SEASON』の第9巻(最終巻)Blu-ray&DVDが12月24日に発売されることを受け、黒子テツヤ役の小野賢章ら声優キャストがコメントを発表した。『黒子のバスケ 3rd SEASON』第9巻(最終巻)は、2015年1月から放送されたアニメ第3期の第74・75Qを収録。さらに、ウインターカップの熱戦を終えてから数週間後のストーリーを描くOVA第75.5Q「最高のプレゼントです」が新たに追加されている。今回、第75.5Qのアフレコを終えた感想をキャストそれぞれが語った。主人公・黒子テツヤを演じた小野は、「第75.5話の収録は、ひと言で言うと、"ずっと幸せ"でした。みんなが黒子のために祝ってくれて、僕まで祝ってもらっている気持ちになりました」と振り返る。さらに見どころについては「前半の『キセキの世代』のみんなとストリートバスケをするシーンと、最後の黒子のひと言」を挙げた。火神大我役の小野友樹は、久々のメンバーそろっての収録に「一緒に部活をやってたメンバーに数年ぶりに再会したような、少し懐かしい気持ちになりました」と感想を述べる。続けて「火神と氷室が一緒に料理をするシーンがあるのですが、そこでの氷室の動きに注目!お楽しみに!」と熱く語った。青峰大輝役の諏訪部順一は、「雪解け後の距離感、演じていてとっても胸熱でした」と「キセキの世代」のエピソードに感動した模様。桃井さつき役を演じた折笠富美子は「みんないるよー!楽しいですよー!ラストカットをぜひ見てください。漏れなく笑顔になれます」と呼びかける。赤司征十郎役の神谷浩史も「『キセキの世代』による3on3は、僕も見たかったシチュエーションでした」とコメントを寄せた。『黒子のバスケ 3rd SEASON』第9巻(最終巻)は12月24日発売。価格は「BD 特装限定版」が 6,800円(税抜)、「DVD 特装限定版」が5,800円(税抜)となる。封入特典として、SPECIAL CD feat.赤司征十郎(オーディオドラマ 赤司編、出演キャストコメント、「セイシュンTIP-OFF!! ~MVP赤司ver.」歌:赤司征十郎)、エンドカード(3種)、ライナーノート/映像特典:黒子のバスケNG集が収録される。(C)藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会
2015年12月02日ナムコが運営する"ジャンプ"作品の世界観で遊べるテーマパーク「J-WORLD TOKYO」(東京・池袋)は、「冬フェス 黒子のクリスマス in J-WORLD TOKYO」を、2015年11月4日(水)から12月25日(金)まで開催する。J-WORLD TOKYOで『黒子のバスケ』のクリスマスイベントを開催するのは初となる。○冬フェス 黒子のクリスマス in J-WORLD TOKYO■スペシャルミニゲーム「黒子のクリスマス キセキの星探し」(1回540円)赤いブーツの中にはお星様がいっぱい! "これだ!"と思うお星様を探して選ぶと、お星様に書かれた賞に応じて、スペシャル景品がゲットできる。■既存のミニアトラクション、カーニバルゲームにクリスマスデザインの景品が追加期間中、J-WORLD TOKYO内「黒子のバスケエリア」のミニアトラクション「マネージャーのお仕事」と、J-CARNIVALにあるカーニバルゲーム「キセキのビンゴ」に描き下ろしイラストを使用した景品が追加される。◎「マネージャーのお仕事」洗濯物の中からユニフォームを取り出し、その柄に応じた景品がもらえるミニアトラクション(1回300円)。◎「キセキのビンゴ」9つ並んだバスケットゴールにボールをシュートして、ビンゴを完成させるカーニバルゲーム(1回200円)。■オリジナルグッズが登場J-WORLD STORE(J-WORLD TOKYO内)では、オリジナルグッズが開催期間中順次発売される。■イベント期間限定のフードが登場イベント期間限定で、オリジナルフードメニューが登場。ここではその一部を紹介しよう。◎キセキのメリークリスマス! ハッピープレートセット(1,100円)クリスマスイベントに合わせた期間限定特別プレートセット。プレートの中心にはミートボールがごろり。「キセキの世代」のイメージとして、パイン&ローストビーフ(黄瀬)、ブロッコリー&オレンジ&スモークサーモン(緑間)、青キャベツのザワークラウト(青峰)、紅心大根のサラダ(紫原)、プチトマトのカプレーゼ風(赤司)が盛り付けられている。セットドリンクは黒子をイメージしたシンプルなスパークリングドリンク。販売期間は11月4日(水)~12月25日(金)となる。◎『黒子のクリスマス』誠凛のツリーケーキ(750円)黒糖の蒸しケーキと抹茶のホイップによるクリスマスツリーケーキ。チョコで作った雪だるまに、各校のキャラクターのちびキャラをプリントしたラングドシャが添えられている。販売期間は11月4日(水)~12月3日(木)で、同期間には「海常のツリーケーキ」「秀徳のツリーケーキ」も登場する。また、12月4日(金)~12月25日(金)の期間は、入れ替わりで、「桐皇学園のツリーケーキ」「陽泉のツリーケーキ」「洛山のツリーケーキ」が登場する。(C)藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会
2015年10月28日