人気キャラクター“ウルヴァリン”が現代の日本を舞台に新たな敵と戦う最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』で、真田広之が謎に満ちた男シンゲンを演じている。日本だけでなく海外でも活躍する真田は俳優だけでなく、様々な分野で本作を支えたようだ。『ウルヴァリン:SAMURAI』本編映像『ウルヴァリン:SAMURAI』は、不老不死の肉体と強靭な爪をそなえた“ウルヴァリン”ことローガンが、日本を舞台に過酷な戦いに巻き込まれていく様を描いた超大作で、シンゲンは、ローガンの旧友である矢志田の息子であり、マリコの父だ。父の興した巨大企業グループを率いるエグゼクティヴでありながら、巨大な父の存在と、思い通りにならない娘の間に立つシンゲンはとても複雑なキャラクターだ。「最初に監督とお会いして脚本について話をした時も『キャラクター重視、ドラマ重視でそこに生まれてくるアクションをキッチリ抑えていきたい』と。僕もアクションを見せ物ではなくドラマとリンクしていきたいというのがテーマですから、意気投合しました」。だからこそ真田は、撮影前からスタッフとアイデアを出し合った。「スタントコーディネイターとアクションの振り付けから参加しました。それぞれの動きがドラマから逸脱しないというのは最低限のことで、キャラクターにそった動きとコントラスト、それぞれの感情…アクションの一手一手にサブタイトルが入るぐらい作って、それを監督に見せて。現場ではスタントマンの指導をすることもありました」。「アクションのあるなしに関わらず作品への関わり方は同じ」という真田はハリウッドの超大作であっても、信頼関係を第一に“映画人”として現場に入った。「毎作思うのは人間関係なんですね。いかに監督やスタッフと信頼関係を築けるか? 信頼関係を築くと相手に失礼にならず、プライドも傷つけずに日本人が観て最低許せるところまで友達感覚で水面下でもっていける。半分スタッフと思われてますけど、それは決して面倒なことではなくて、作品を良くしていくことが楽しいんです。トップクラスの人になればなるほど“聞く耳”を持っている。妙なプライドがないし、異文化をリスペクトしてくれる。システム化はされているけど“映画屋魂”に火をつけることはできるんです」。国や言語が違っても“映画屋魂”は変わらない。だからこそ真田の目は“未来”に向かっている。「当たり前のようにどこの国でも日本人がキャスティングされるようになるといいな、と。スポーツができることが映画、演劇でできないのは言葉の問題もあるんですけど、僕も四十の手習いで毎作少しでもと思ってやってるんですが、若い世代にはもっと可能性があるわけですよ。だから自分が少しでも畑を耕して、次に来た人がいきなり種を植えるところから始められる土壌だけ作れたら面白いな、と。自分も楽しめて次の世代にも何かを渡せれば一石二鳥だし、それをやり続けることだな、と思っています」。『ウルヴァリン:SAMURAI』公開中
2013年09月13日戦国武将・真田幸村に仕えたとされる伝説のヒーロー軍団〈真田十勇士〉。彼らの物語は小説、映画から漫画、ゲームに至るまで、繰り返し描かれてきた。2014年の幕開きには、マキノノゾミのオリジナル脚本、堤幸彦演出による舞台『真田十勇士』が登場する。主人公の猿飛佐助には歌舞伎俳優の中村勘九郎が扮し、佐助と並ぶ十勇士のツートップ・霧隠才蔵を、話題作への出演が続く松坂桃李が演じる。『真田十勇士』チケット情報今回のマキノ脚本で軸となるのが、「実は平凡な武将の幸村を、口八丁の猿飛佐助が“本物の名将”に仕立て上げる」という大胆な設定だ。佐助と才蔵は同じ忍びの里で育ちながら、とことん陽気なホラ吹きとクールな知能派という正反対のキャラクター。だが互いに認め合う存在でもあり、十勇士の両輪として物語を牽引していく。才蔵役を「一度やってみたいと思っていた」という松坂は、「十勇士の中で一番影がある印象」と語る一方で、忍びという存在そのものが持つ宿命に悲哀を感じるという。「たとえ汚名を着せられても、任務を全うするために命尽きるまで耐え忍ぶのが“忍び”たるもの。決して光の当たらない場所で主のために生き、時には敵の前で仲間を殺すこともある。自分の感情を常に押し殺しながら生きるというのは、非常に悲しいですよね。身近な人間に感情を抱けば抱くほど、苦しみも深くなるのではないかな、と」。たとえるならば「太陽」の佐助と「月」の才蔵との対比も見どころになるが、勘九郎との初共演には胸を躍らせている。「歌舞伎界の先頭を走る方とこれだけの時間を一緒に過ごせる機会はなかなかないので本当に楽しみです。勘九郎さんの役の捉え方、物事の考え方に少しでも触れられれば。歌舞伎公演は休演日もなくハードだと聞くので、一定のコンディションを保つための身体のメンテナンス法も訊いてみたいですね」。近年は映画やドラマで主要な役を任される機会も増え、今年初めて挑戦したシェイクスピア劇『ヘンリー四世』での好演も記憶に新しい。手ごわいセリフをこなし、舞台俳優としての資質を高く評価されたが、常に自分に問うのは「作品の一片として役割を果たせているか」ということだ。「演出家や監督の言葉をいかに汲み取り、たぐり寄せられるか。作品のためが第一であって、“自分らしさ”は二の次三の次、いや、なくてもいいくらいだと思います。才蔵のような鋭利さを持つ役は今までに経験がないので、作品の中の人物としてしっかり向き合っていきたい」。松坂桃李の肉体に宿る才蔵が、戦国の世を駆け抜ける姿を早く見たい。公演は2014年1月7日(火)から2月2日(日)まで東京・青山劇場、2月7日(金)から19日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットの一般発売は9月7日(土)午前10時より。取材・文:市川安紀(アルカディア社)
2013年08月30日コリン・ファースが21日(現地時間)、南フランスで行われたウディ・アレンのコンサートに観客として訪れたが、別人のような激やせぶりで周囲を驚かせた。ウディ・アレン&ザ・ニューオーリンズ・ジャズバンドの公演が行われた南仏・アンティーブのアンテア・アンティポリス劇場にやって来たコリン。顔にはあまり変化は見られないが、長袖の黒シャツの下のお腹周りはぺったんこで、黒いズボンはダブダブ。これは、最近まで撮影していた『The Railway Man』(原題)で第二次世界大戦中、日本軍の捕虜になった過去を持つ元兵士を演じるため、役作りで減量した名残りだという。ニコール・キッドマン、真田広之が共演し、12月26日にオーストラリア公開を予定している。現在は、コンサートにも一緒に来ていたエマ・ストーンやマーシャ・ゲイ・ハーデン、アイリーン・アトキンスらと共演するアレン監督最新作を南仏で撮影中だ。(text:Yuki Tominaga)
2013年07月23日ヒュー・ジャックマンを主演に迎えた、人気シリーズ第2弾『ウルヴァリン:SAMURAI』。20世紀FOX映画の78年の歴史上初めて、オープニング・ロゴが日本バージョンで始まるユニークな仕掛けが先日話題を呼んだが、その本作の日本版本予告映像が遂に完成!全世界に先駆け、初公開となった。ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)は旧友に請われて日本を訪れるが、再会後まもなく死亡。組織に襲われた、旧友の美しい孫娘・マリコ(TAO)を救い、逃避行のさなか恋に落ちる。しかし、何者かの罠にハマり治癒能力を失ったウルヴァリンは、心身に深いダメージを負い、初めて“限りある命”を意識する。そんなとき、拉致されたマリコの救出に向かったウルヴァリンの前に一人の男が立ちはだかるのだった…。本作の舞台となるのは、未知なる東洋の異国・日本。オープニングでは、本作の“ハリウッド×和”のテーマを表現すべく、ロゴマークに富士山と東京タワーが登場し話題を呼んだ。また予告映像の本編では、日本各地を舞台に不死のウルヴァリンが初めて直面する“死”の恐怖、マリコとの切ないラブ・ストーリーが絡み合うエモーショナルなドラマ、そして壮大なスケールで繰り広げられる超絶アクション・バトルが凝縮されている。ウルヴァリンの“爪”と宿敵となる真田弘之扮するシンゲンの“刀”が火花を散らす緊迫感みなぎる決闘シーン、時速300キロの最高速度で疾走中の新幹線の屋根の上でのバトルは、本作の最大の見どころと言っていいだろう。主演のヒューは、本作の公開を控え「過去のどの作品よりも、ウルヴァリンというキャラクターに徹底的に迫った物語だと思うよ」とコメントを寄せている。『レ・ミゼラブル』で世界的なスーパースターに上りつめたヒューと共演する日本人キャストには、国際派スターの真田さんを始め、TAOと福島リラの日本人トップモデル2人の鮮烈なスクリーン・デビューも見逃せない!『ウルヴァリン:SAMURAI』は9月13日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(matsuyuki)■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年9月13日よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox.
2013年07月23日ハリウッドが終戦直後の日本を舞台に、“衝撃の真実”を描く『終戦のエンペラー』。名優トミー・リー・ジョーンズをはじめ、海外TVドラマ「LOST」のマシュー・フォックス、西田敏行、桃井かおりと名だたる日米のキャストが共演した本作で、物語の鍵を握る日本人女性を演じた若手女優・初音映莉子が、今、次世代の“ミューズ”候補として注目を集めている。1945年8月30日、終戦直後の日本にマッカーサー元帥(トミー・リー・ジョーンズ)が上陸した。マッカーサーは部下のボナー・フェラーズ准将(マシュー・フォックス)に、ある極秘調査を命じる。この戦争の真の意味での責任者はいったい誰なのか。それは、日本文化を研究し、日本に対して格別な想いを抱くフェラーズにしか、なし得ない“特命”だった。調査期限は10日間。日本を救いたいと願うフェラーズの脳裏には、ある日本人女性の姿があった……。この日本人女性アヤという役柄は、謎めいた架空の人物ながら、フェラーズが日本の文化の素晴らしさや美しさにのめり込んでいくきっかけを作った人物でもある。アヤ役は、フェラーズが夢中で探し求め、さらに彼の極めて重大な決断にも影響を与えるにふさわしい魅力を兼ね備えた女優でなければならない。しかも、世界中の人々に新鮮に映る日本の女優が求められていたのだが、最終的に、初音さんに白羽の矢が立った。アヤ役に大抜擢された初音さんは、『ノルウェイの森』『ミツコ感覚』などの作品に出演するかたわら、今年1月にはディオールのパリ・オートクチュールコレクションに招待されるなど、ファッションの分野でも世界的に活躍する新進女優。『ラストサムライ』の渡辺謙、真田広之はもちろん、『SAYURI』のチャン・ツィー、『バベル』の菊池凛子といった、アジアのミューズまでも世界に送り出してきたプロデューサーの奈良橋陽子氏が、「まさに宝石よ」と語る逸材だ。「彼女に会った時、思わず見とれたよ」と言うのは、本作のピーター・ウェーバー監督(『真珠の耳飾りの少女』)。「彼女は新鮮で自然に演じる才能がある。この作品に特別な魅力をもたらしてくれた」と語る。とはいえ、初音さんにとって、この役を演じることは険しい道のりだった。まず、英語を学ぶところから始め、次に、この作品の中で常に存在し続ける“アヤの魂”を自分の中に吹き込んでいった。「私はアヤから、人を心から愛する素晴らしさ、そして愛する人と美しい時間を共にする幸せを学びました。アヤという人間をどう理解し演じるか、すべて私に任せてくれたスタッフの方々にとても感謝しています」と、話す初音さん。今回衣装を担当した、『ロード・オブ・ザ・リング』のアカデミー賞受賞デザイナーのナイラ・ディクソンによるこの時代の女性の服装を、見事に着こなしているのはさすがだ。戦後の日本が大きく変わっていたかもしれない激動の時代に、ある信念を持って生きた日本人女性アヤ。初音さん演じるアヤが壮大な物語にどう関わっていくのか、ぜひあなたも見届けて。『終戦のエンペラー』は7月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:終戦のエンペラー 2013年7月27日より全国にて公開(C) Fellers Film LLC 2012 ALLRIGHTS RESERVED
2013年07月09日『Xメン』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”が日本を舞台に新たな戦いを繰り広げる最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』の最新ポスターが公開された。その他の画像本作は、鋼のような身体と鋭い爪をもつ“ウルヴァリン”ことローガン(ジャックマン)が日本を舞台に活躍する作品。詳細な内容は不明だが、報道向け資料には「ローガンを永遠に変えてしまうある壮大な戦いがあり、彼があるミステリアスな人物と因縁の対決をするとき、サムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”との真剣勝負が繰り広げられる」と記載されている。ローガンの恋人・マリコをTAOが、真田広之がマリコの父・シンゲンを演じるなど日本人キャストも多く参加する。このほど公開された画像は、屋根の上でローガン=ウルヴァリンが日本刀を手にたたずんでいる姿を捉えたもの。左手には彼のトレードマークとも言える鋭い爪が確認できるが、決して勇ましい姿ではなく、視線は虚空を見つめ、空は重く、遠くに確認できる東京タワーにも雨が降り注いでいる。本シリーズは『Xメン』の流れをくむアクロバティックな格闘や、特殊能力を駆使した戦闘シーンを描きながら、これまで“メンバーのひとり”でしかなかったウルヴァリンの“内面”を描き出している。前作では、心優しく、愛する者のために生きていこうとしていたひとりの男性がなぜ、超金属の骨格と爪を持つ“ウルヴァリン”になったのかが描かれたが、最新作ではさらに深い彼の“心の内”を描き出すという。また、報道陣向けの資料には「不死身のウルヴァリンが初めて“限りある命”に直面する葛藤のドラマ」とう記述があるが、その詳細は明かされておらず、こちらも気になるところだ。『ウルヴァリン:SAMURAI』2013年9月 全国公開
2012年12月27日なんばオリエンタルホテル(大阪市中央区)では、12月26日から2013年3月15日まで「男の一人旅」を対象とした真田幸村ゆかりの地をめぐる宿泊プランを販売する。同社によると、ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ調べによる「今後の国内旅行市場を探ることを目的とした調査(11月実施)」で、男性は一人旅を「したことがある」が57.3%だったという。また、「してみたい」(21.2%)と合わせると、約8割が「おひとり様の旅」に前向きであるという。同社は上記の結果に注目し、同プランを企画。第一弾は、男性からの支持を集める戦国武将「真田幸村(ゆきむら)」をクローズアップした。大阪にある真田幸村ゆかりの地を巡る内容となっている。特典として、真田幸村と父・昌幸(まさゆき)が幽閉されていた際、町おこしのために始めたと言われる「真田紐(さなだひも)」のストラップと、ガイドブックをプレゼントする。部屋タイプはRelaxationプレミアキング(36平方メートル)と広く、ゆったりくつろげるようにマッサージチェアやエスプレッソマシンを完備。優雅な時間を一人で過ごせるプランになっている。「男一人旅真田幸村と大坂の陣を巡る宿泊プラン」は、1室1名1万7,000円~。真田幸村と大坂の陣を巡るマップ、真田紐ストラップ、ガイドブック「真田幸村を巡る旅」、大阪周遊パス、朝食付。予約期間は12月26日~2013年3月14日、販売期間は2013年1月6日~3月15日。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日舞台「助太刀屋助六 外伝」の初日を前に12月14日(金)、主演の市川猿之助を始め、共演の朝海光、吉沢悠、忍成修吾、石橋直也、鶴見辰吾が報道陣の取材に応じ、舞台稽古の模様を公開した。岡本喜八監督が原案となる漫画讀本「助太刀屋助六」を発表し、その後「仇討ち・助太刀屋助六」としてテレビドラマ化。2002年には真田広之、鈴木京香らが出演して映画化もされ、岡本監督の遺作となった。この原案を演劇界の奇才・G2の手で舞台化したのが本作。底抜けに明るく憎めない助太刀屋の助六が、ある武士の敵討ちを手伝いながら裏にある藩の陰謀を暴いていく。今年6月に四代目・猿之助を襲名して以来、初めての歌舞伎や舞踊以外の外部の舞台への出演となるが「こういう機会でないと鶴見さんや朝海さんとご一緒できないので」と歌舞伎以外の世界から受ける刺激を明かす。元々、石橋さんが立案し公演が決まったという本作。猿之助さんが石橋さんに言ったという「いつか一緒にやろう」という言葉が10年越しで実現したそうだが、猿之助さんは「『瓢箪から駒』ですね。社交辞令でそう言ったんだけど、得てしてそういうところから名作が生まれるもの」とうなづく。先日、亡くなった中村勘三郎さんもこの舞台を見に来るのを楽しみにしていたという。石橋さんは「帰ってきた浅草パラダイス」で勘三郎さんと共演し、その後、勘三郎さんの誘いを受けて、歌舞伎役者でないにもかかわらず20代にして「コクーン歌舞伎」や歌舞伎座さよなら公演で上演された宮藤官九郎作の「大江戸りびんぐでっど」にも出演した。石橋さんは「『浅草パラダイス』で目をかけていただき、コクーン歌舞伎でもかわいがっていただきまして…。1月にご挨拶に伺い『助太刀屋助六』が実現しますとご報告したら、『おめでとう。必ず見に行くからね』と仰って下さいました」と俳優としての“恩人”に晴れの舞台を見せることができずに残念そう。猿之助さんは改めて勘三郎さんの急逝について「悲しいけど事実だからね」と受け止めつつ、「輪廻転生があると思うから、孫の七緒八(なおや)くんの子供くらいで生まれ変わってくるときに歌舞伎がなくなっていたら大変。我々が受け継いでいかないと」と伝統を継承していく覚悟を口にした。吉沢さんは「個性的な人たちが持ち寄った演技がぶつかることなく、『高めよう』という空気感を持った仲間が集まった」と歌舞伎に宝塚、現代劇と様々なジャンルの俳優が集まっての化学反応を楽しんでいるようだ。鶴見さんは映画『助太刀屋助六』にも出演しているが、今回の舞台版について「かなり洗練されていて音楽とのマッチングもいい。ニューヨークに持っていきたい」と語る。奇しくも勘三郎さんが歌舞伎のニューヨーク公演で大成功を収めており、猿之助さんは「じゃあ、こっちはフランスあたりにしとこうか?」と海外進出に向けても意欲満々。「毎日違うことをやります。結末も変わるかも(笑)」と舞台の幕開けを待ちわびていた。「助太刀屋助六 外伝」はル テアトル銀座にて12月15日(土)より上演。公式サイト:
2012年12月14日『Xメン』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”が日本を舞台に新たな戦いを繰り広げる最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』の最新画像がこのほど公開された。現在、主演のヒュー・ジャックマンは出演作『レ・ミゼラブル』のPRのために来日中だが、親日家の彼は本作でも日本でのロケ撮影を敢行し、新たな“ウルヴァリン”の物語に確かな手応えを感じているようだ。その他の画像本作は、鋼のような身体と鋭い爪をもつ“ウルヴァリン”ことローガン(ジャックマン)が日本を舞台に活躍する作品。詳細な内容は不明だが、報道向け資料には「ローガンを永遠に変えてしまうある壮大な戦いがあり、彼があるミステリアスな人物と因縁の対決をするとき、サムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”との真剣勝負が繰り広げられる」と記載されている。ローガンの恋人・マリコをTAOが、真田広之がマリコの父・シンゲンを演じるなど日本人キャストも多く参加する。先日行われたファン向けのライブチャットでジャックマンは「物語の大半は日本なので3、4週間日本でロケをしたよ。東京でももちろん撮影したが、都会を離れ、鞆の浦の漁村や新幹線の駅など様々な場所での撮影もあった。どれも素晴らしい経験で、この先も決して忘れないだろうし、信じられないほどだったよ」と振り返り、「彼(ウルヴァリン)が出会う日本の人々が、今回僕がとても心惹かれた理由のひとつだった。だって、ローガン(ウルヴァリン)は本質的には、あらゆる意味で日本文化とは正反対の所にいる男だから。彼は責務も名誉も歴史も伝統も家系も、なにもかも気にしない。彼は真逆なんだ。こんなにも対極の存在としてローガンはぴったりだと思った」と分析した。このほど公開された新画像も、筆のようなタッチでウルヴァリンが描かれたもので、最新作では日本が“単なる背景”ではなく、物語やウルヴァリンのキャラクター形成に深く関連していると考えて間違いなさそうだ。ちなみに公開は来年の9月だがジャックマンは「この役を10年間演じたが、アクションについて言えば、この作品は以前のものよりもアクション満載で、新しくて、エキサイティングだ!」とコメント。新作は、これまで以上の完成度で、日本人だけが“より深く”楽しめる作品になりそうだ。『ウルヴァリン:SAMURAI』2013年9月 全国公開
2012年11月29日現在、アン・ハサウェイやアマンダ・セイフライドらと共に『レ・ミゼラブル』のPRのために来日中のヒュー・ジャックマン。日本の多くのファンが熱狂する中、彼の最新主演作となる『ウルヴァリン:SAMURAI』のストーリーの一端がヒューから語られ、さらに日本を舞台としている本作ならではの“筆”で描かれたキャラクター・ビジュアルがお披露目となった。マーベル・コミックのヒーローたちの中でも一際高い人気を誇る『X-MEN』シリーズのウルヴァリン(ローガン)を主人公に、ローガンを永遠に変えてしまう壮大な戦い、そしてあるミステリアスな人物のもつサムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”の因縁の対決が、日本を舞台に描かれる。今回、ヒューの口から明らかにされたのは、「ローガン(=ウルヴァリン)がミステリーと、冒険と、暴力と、愛と、失恋の迷路に迷い込むんだ」と未だ謎に包まれた本作のヒント。さらに、「この役を10年間演じたが、アクションについて言えば、この作品は以前のものよりもアクション満載で、新しくて、エキサイティングだ!」と興奮したように語る。また、本作の撮影について「物語の大半は日本なので3,4週間、日本でロケをしたよ。東京でももちろん撮影したが、都会を離れ、鞆の浦の漁村や新幹線の駅など様々な場所での撮影もあった。どれも素晴らしい経験で、この先も決して忘れないだろうし、信じられないほどだったよ!」と語り、その語り口からも親日家として知られるヒューの高揚感が伝わってくる。本作には、真田広之(シンゲン役:マリコの父)、TAO(マリコ役:ローガンの恋人)など主要として多くの日本人キャラクターが登場しており、ハリウッド大作ながらキャスティングの段階から“日本”への強いこだわりを見せていた。そして今回、“和×洋”の見事なコラボレーションと言える筆絵ビジュアルは、まさに本作を象徴する一枚と言える。間違いなく2013年の話題度No.1作品となるであろう『ウルヴァリン:SAMURAI』を携えての、ヒューの再来日にも期待したい。『ウルヴァリン:SAMURAI』は2013年9月、全国にて公開。■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年11月29日『007 スカイフォール』も公開間近のダニエル・クレイグを主演に、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズの豪華キャストで贈る、切なさと思いもよらむ恐怖が注目のヒューマン・スリラー『ドリームハウス』。本作の公開に先立ち、一般試写会を実施。そこでアンケート調査を行ったところ、思わぬ回答が飛び出した。家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始め…。まずは、英国紳士らしくクールでミステリアスな魅力を放つナイスミドルのダニエルについての質問。「日本の芸能人に例えるなら誰?」という問いでは、仲村トオル、真田広之が同率一位で圧倒的支持を集める結果となった。次いで堤真一や渡部篤朗、佐藤浩市など日本が誇るダンディーな実力派たちが名を連ねた。「演技派で作品に応じてイメージを変えられる俳優」、「アクション・サスペンスもこなせて存在感がある」という“実力派”らしい俳優としての魅力を挙げる声が多数寄せられた。その一方で、本作での共演をきっかけにレイチェル・ワイズとゴールインを果たしたという、本作の話題に火をつけたエピソードから「家族想い」を理由に挙げる人も。続いては、続く質問もダニエルに関係するものだが、ズバリ!『007』シリーズのようなアクションと、本作のような良きパパを演じる彼、どちらが好きか?というもの。その回答を集計したところ、世界を股にかけるスパイ“ジェームズ・ボンド”よりも良き父を演じている『ドリームハウス』のダニエルに、なんと若干ではあるが53%の割合で軍配が上がった。その理由には、「やっぱりアクションが似合う!」、「紳士的でカッコいい」といった『007』シリーズで魅せる姿が広く浸透している一方で、「砕けた感じの父親役が良かった」、「新しい魅力を見せてくれた」さらに「前髪を下している姿は新鮮!」と思いがけない新たな一面にノックダウンされた人が多かったようだ。また、本作ではいわくつきの物件を購入したことから不可解な出来事が起こる…というストーリーにちなんで、引っ越し先や購入した家で不思議な体験談を聞いてみると、「家のトイレで青白い手だけを見た」、「家族全員の体の調子がおかしくなり、別の家に引っ越した」、「家を建てた後に、大きな蛇が出てきた」と本作に負けず劣らずの恐怖体験を告白する人が続出!中には「あまり話したくない…」と、まさに背筋も凍る驚愕の回答が返ってきた。ダニエルが魅せる家族思いの優しいパパの姿、驚愕の体験、思いもよらない応え、そのすべてが『ドリームハウス』では描かれている。ぜひ、この冬背筋は冷たく心は温かくなる未体験の感覚を本作で味わってみて。『ドリームハウス』は11月23日(金・祝)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月21日秋を超え、徐々に冬の足音が聞こえ出す今日この頃。なぜか寂しさがつきまとうこの季節に、まさにうってつけの男たちがいる。シネマカフェのランキング企画「シネマカフェゴコロ ランキング5」では、「哀愁漂う渋いオヤジ」をテーマにアンケートを実施。誰もが認めたくなる背中で語る親父を大発表!他の追随を許さない圧倒的な支持で第1位に輝やいたのは、ハリウッドの“生ける伝説”クリント・イーストウッド。「渋さでこの人にかなう人はいない…」(30代・女性)「もう、彼しかいないでしょう!」(20代・女性)と、その圧倒的な哀愁で女子票を獲得した。『夕陽のガンマン』(’65)や『許されざる者』(’93)に『グラン・トリノ』と年齢を重ねるごとにより渋みと哀愁をましているクリントは、11月末より公開させる『人生の特等席』でもその渋さを存分に見せつけているので、ぜひともチェックを!2位には、哀愁が似合う“渋い男”日本代表・高倉健。「多くを語らず、体や顔の表情で感情を表現するところに哀愁が漂っている」(50代・女性)という声からも、さらに「自分、不器用ですから」と認め胸の内に思いを留める古き良き日本男児の姿勢が好評なようだ。ほかにも「色褪せない渋さがある」との意見が寄せられており、クリント同様、映画界を引っ張ってきた男の堂々のランクインとなった。3位には、英国から公私共に絶好調なダニエル・クレイグがランクイン。『007 スカイフォール』(12月1日公開)に今年2月に大ヒットを記録した『ドラゴン・タトゥーの女』の続編など待機作が目白押しな上、『ドリームハウス』(11月23日公開)で共演したレイチェル・ワイズと6月に結婚し、まさに乗りに乗っているダニエル。「質問だけ見て真っ先に『ドラゴン・タトゥーの女』のダニエルが思い浮かびました。世間から見放された役どころがはまっていたと思います」(30代・女性)と、彼の放つ哀愁と渋みの間から香る色気に、クラクラ状態の女性が多かったよう。4位には、「ちょい悪オヤジのお手本」(20代・男性)と男子からの票が多く集まったブルース・ウィリス。5位のモーガン・フリーマンには「人生の悲哀がイチバン、優しさも抜群!」(40代・男性)と男性票が目立ち、男子たちの憧れの的2人が揃ってランクインを果たした。ほかにも、ハリウッドから『ロード・オブ・ザ・リング』の魔王使い・ガンダルフ役でおなじみのイアン・マッケラン卿を始め、缶コーヒーやソフトバンクと日本のCMに次々と出演し独特のシュールなキャラクターが愛されるトミー・リー・ジョーンズ、日本映画界からは来年3月より公開となる『ウルヴァリン:SAMURAI』にも出演している国際派俳優・真田広之などなど、渋みの効いた男たちが選ばれた。「哀愁漂う渋いオヤジ」ベスト51位:クリント・イーストウッド2位:高倉健3位:ダニエル・クレイグ4位:ブルース・ウィリス5位:モーガン・フリーマン次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは「恋秋こうと」。こちらもぜひ、ご応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:ダイ・ハード/ラスト・デイ 2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2013Twentieth Century Fox007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開© 2012「あなたへ」製作委員会人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月29日マーベル・コミックの中でも特に人気の高いを誇る「X-MEN」シリーズから誕生した映画『ウルヴァリン:SAMURAI』。先日、日本・増上寺での大規模な撮影を終え、次のロケ地となるオーストラリアで目下撮影を続けているヒュー・ジャックマンから、コメントが到着!なんとヒューと監督のジェームズ・マンゴールドに、直接質問できるライブチャット・イベントを行うことが明かされた。日本が舞台とあって、真田広之を始めとする日本人俳優が多数出演していることでも注目を集めている本作。“ウルヴァリン”こと主人公・ローガンを変えてしまった壮大な戦いを通して、彼のもつ強固な“爪”と謎に包まれたサムライの“刀”の因縁を、日本を舞台に描き出す。今回、届いた映像でヒューは「監督とサプライズを用意したんだ」と無邪気な子供のようなイタズラ顔で今回の企画を明かす。さらに「いままで口止めされていたんだが、これからはみなさんの質問に僕が答えるよ」と、これまで徹底的な箝口令が敷かれていた本作のベールをヒュー自らの口で明かすと発表している。そのイベントは、ライブチャット形式で日本時間10月30日(火)午前5時より開催されるとのこと。『ウルヴァリン:SAMURAI』の公式FacebookやTwitterでは、開催までに質問を集める予定だという。ハリウッド映画界でも高い人気を誇るヒューと直接コミュニケーションを取れる貴重な機会とあって参加しない手はない?さらに、ライブチャット中には最速となるフッテージ上映を行うことも発表しており、ヒューと監督からのこの嬉しいサプライズプレゼントに世界中のファンが沸き立つこと必至だ。ぜひこのイベントに参加して、再来日の可能性をヒューに直接聞いてみるのもアリ?『ウルヴァリン:SAMURAI』は2013年秋、全国にて公開。『ウルヴァリン:SAMURAI』公式SNS公式Twitter:質問投稿ハッシュタグ「#TheWolverineMovie」公式Facebook:www.facebook.com/TheWolverineMovie※こちらのコメント映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年10月23日『Xメン』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”が日本を舞台に新たな戦いを繰り広げる最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』に主演するヒュー・ジャックマンとジェームズ・マンゴールドが日本時間30日の(火)の午前5時にライブチャットを行い、全世界のファンからの質問にこたえることを発表した。『ウルヴァリン:SAMURAI』ライブチャット『ウルヴァリン:SAMURAI』は、鋼のような身体と鋭い爪をもつ“ウルヴァリン”ことローガン(ジャックマン)が日本を舞台に活躍する作品。詳細な内容は不明だが、報道向け資料には「ローガンを永遠に変えてしまうある壮大な戦いがあり、彼があるミステリアスな人物と因縁の対決をするとき、サムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”との真剣勝負が繰り広げられる」と記載されている。ローガンの恋人・マリコをTAOが、真田広之がマリコの父・シンゲンを演じるなど日本人キャストも多く参加する。日本での撮影を終了し、現在はオーストラリアで撮影が続いている本作。残り2、3週間ですべての撮影を終えるため、サプライズとして今回のイベントが決まった。このほど公開されたメッセージビデオではふたりが登場し、当日に本作のフッテージ映像を世界最速で公開することと、ファンからの質問に回答することを発表。質問はTwitterとFacebookを通じて受け付ける。『ウルヴァリン:SAMURAI』2013年 秋 全国公開『ウルヴァリン:SAMURAI』ライブチャット日本時間10月30日の(火) 午前5時スタートTwitter:質問投稿ハッシュタグ #TheWolverineMovieFacebook:www.facebook.com/TheWolverineMovie
2012年10月23日『眺めのいい部屋』(85)、『日の名残り』(93)など数々の文芸作品の傑作を放ってきた名匠ジェームズ・アイヴォリー氏の最新作『最終目的地』に出演している真田広之にインタビュー。『上海の伯爵夫人』(05)に続いてアイヴォリー氏の作品に出演した真田が、国際派俳優としての現況を語った。その他の写真アメリカの作家ピーター・キャメロン氏の同名小説が原作の本作は、南米ウルグアイを舞台に、自殺した作家の妻、作家の愛人と娘、作家の兄とそのパートナーが、作家の伝記執筆を希望する若い伝記作家の出現で再始動した運命に翻弄される物語。複数の人間が抱える事情と人間模様を巧みに描くことで人生を見つめ直す感動作で、真田演じるパートナーのピートは人間関係の潤滑油的な存在だ。「脚本の第一印象がまさしくそれでした」と同意する真田は、「家族と青年の間を取り持っていますよね。彼の、皆幸せになればいいという楽天的なポジティブ感が滲み出ればいいなあと思っていました」とピートの役割を回想した。ピートは作家の兄アダムのパートナーで、アダム役は名優アンソニー・ホプキンス。すなわち恋人同士、ラブシーンもある。「『上海の伯爵夫人』の撮影中、『南米ロケに興味はあるか?』と聞かれました」と当初は詳細を知らなかったという。「どういう役柄でも演じたい想いでしたが、それも失礼なので。後に脚本をいただいて、おお、そうきたかと(笑)。過去にない挑戦的な役柄で、一筋縄ではいかない緊張感はありましたが、『とにかくYESと言ってほしい』と(笑)」。名匠のオファーを快諾した真田は、25年間連れ添うパートナーを自然に演じ上げ、人生の“最終目的地”へと向かう人々のドラマに見事な情感を与えた。本作のみならず現在の真田の国際的な活躍は言うに及ばずだが、「まだおのぼりさん気分があって、どこかでお邪魔しますみたいな感覚が付きまとっています(笑)」と謙遜気味に現況を明かす真田。しかし、『最終目的地』で名匠と連続して仕事をしたことで、国際派俳優としての自覚に変化があったと最後に付け加えた。「最近はお客さん気分が少し抜けてきました。初心者マークをそろそろ取っても、怒られないかなっていう段階でしょうか(笑)」。『最終目的地』10月6日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年10月05日『Xメン』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”が日本を舞台に新たな戦いを繰り広げる最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』のファーストルック画像がこのほど解禁になり、主演のヒュー・ジャックマンの姿が公開された。『ウルヴァリン:SAMURAI』は、鋼のような身体と鋭い爪をもつ“ウルヴァリン”ことローガン(ジャックマン)が日本を舞台に活躍する作品。詳細な内容は不明だが、報道向け資料には「ローガンを永遠に変えてしまうある壮大な戦いがあり、彼があるミステリアスな人物と因縁の対決をするとき、サムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”との真剣勝負が繰り広げられる」と記載されている。ローガンの恋人・マリコをTAOが、真田広之がマリコの父・シンゲンを演じるなど日本人キャストも多く参加し、国内で撮影も敢行。日本での撮影はすでに終了しているが、ネット上には先月下旬より数々の“ウルヴァリン目撃情報”が飛び交った。このほど公開された画像は、日本のお堂を思わせる場所に、ウルヴァリンが立っている姿を収めたもの。精悍な顔つきと鍛え上げられた身体、そして両手から伸びた鋭い爪が特徴的な画像で、人気キャラクターの“誕生”を描いた『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に続いて、本作でどんなエピソードが語られるのか気になるところだ。『ウルヴァリン:SAMURAI』2013年 秋 全国公開
2012年09月26日『ウルヴァリン:SAMURAI』の撮影のため8月下旬から密かに来日していたウルヴァリンを演じる主演俳優ヒュー・ジャックマン。撮影時のTwitter投稿がネット上でも話題を呼んでいたが、先日、ついに日本での撮影が終了。このほど撮影に使用された増上寺の仏堂を思わせるファーストビジュアルが解禁となり、ヒューの男らしい姿がお披露目された。マーベル・コミックのヒーローたちの中でも一際高い人気を誇る『X-MEN』シリーズのウルヴァリン(ローガン)を主人公に、ローガンを永遠に変えてしまう壮大な戦い、そしてあるミステリアスな人物のもつサムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”の因縁の対決が、日本を舞台に描かれる。先日のTwitterでの一件に加え、国際派俳優である真田広之を始めとする日本人俳優が参加しているとあって、製作当初から大きな話題となっていたが、今回、ついに本作の一端が明らかとなった。解禁されたビジュアルでは、金色の仏堂をバックに血管が浮かぶ筋骨隆々のヒュー扮するウルヴァリンの姿が!マッチョ好きな女子には堪らない、セクシーかつ男らしさあふれるものに仕上がっている。日本での詳細な撮影内容は明かされていないが、一部のネット上では相当ハードな撮影スケジュールをこなしたようだ。さらに、撮影が行われた増上寺(東京・芝公園)ではスタッフ・エキストラ含め400名以上の撮影隊が組まれ、本場ハリウッドさながらの大規模ロケが行われていたようで、偶然にも現場に居合わせた一般の人々は、ヒューのフランクで紳士なファンサービスに感激したというツイートも多く寄せられていた。徐々にその輪郭が明らかとなってきた『ウルヴァリン:SAMURAI』。2013年は、日本×アメコミの最強タッグで世界中を熱くさせてくれそうだ。『ウルヴァリン:SAMURAI』は2013年秋、全国にて公開。■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年09月26日大人気シリーズ『X−MEN』のスピンオフ作品として公開されヒットを記録した映画『ウルヴァリン:X−MEN ZERO』。その続編として現在製作されている新作『The Wolverine』(原題)で主人公・ウルヴァリンを続投するヒュー・ジャックマンの撮影現場の様子をキャッチ!『X−MEN』シリーズの中でも絶大な支持を得るキャラクターであり、驚異的な治癒能力と高度な戦闘能力を持つウルヴァリンの誕生秘話を描いた前作の“その後”を描く本作。以前、本作に真田広之を始めTAO(岡村多緒)や福原リラというパリコレで活躍するカリスマモデルなども出演するというニュースが報じられたが、今回キャッチされた撮影現場のヒューは、その素顔が分からないほどに髭も髪もかなりモジャモジャ!たしかにウルヴァリンと言えば、たくましい髭をたくわえたワイルドなイメージだが、これはさすがにワイルドを超えているといった見てくれだ。現在、オーストラリアで撮影が進められている本作。ヒュー扮するウルヴァリンこと主人公・ローガンが日本を舞台に戦いを繰り広げることは明かされているが、どうやらウルヴァリンは本作で“侍の戦い”を学ぶために日本を旅することになるとの新たな情報も。なぜローガンがこんなにも髪も髭もボサボサな状態なのかはまだ明らかにされていないが、彼が“侍”の道を学ぶ決心をすることと何か関係があるのだろうか…?本作は2013年7月26日より全米公開を予定しており、日本でのお目見えは少し先になりそうだが、いままでのウルヴァリンとはまた違った一面も映し出されることは間違いなさそうだ。■関連作品:ウルヴァリン:X-MEN ZERO 2009年9月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開X-Men Character Likenesses TM & © 2009 Marvel Characters, Inc. All rights reserved. TM and © 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2012年08月25日キアヌ・リーブス、真田広之、浅野忠信らが出演する『47RONIN』の公開日が、またもや延期になった。もともとの予定は今年11月。当初の予定よりも1年以上遅れて2013年12月に北米公開の予定となった。ユニバーサル映画が製作する『47RONIN』は、18世紀を舞台にした3Dアクション映画。真田、浅野のほか、菊地凛子、赤西仁、柴咲コウなど、日本のスターが多数出演する。監督はCMを手がけてきたカール・リンシュで、劇場用映画はこれが初めて。予算オーバーを含め、製作上のトラブルはいろいろ噂されてきており、再撮の必要もあるとのことで、今年4月、ユニバーサルは北米公開を11月から来年2月に延期すると発表したが、今月15日、ユニバーサルは、さらに公開を来年クリスマスに延期すると発表。ロンドンで行われるビジュアルエフェクトの作業がオリンピックのせいでできなかったことも理由のひとつにあるらしい。公開の延期には、「出来が悪いのではないか」というネガティブなイメージがつきまとうもの。しかし、本当にひどければ、スタジオはクリスマスという貴重な公開日を割り当てることはしないはず。1年以上待った甲斐があったと思える、良い作品になっていることを期待したいところだ。文:猿渡由紀
2012年08月16日ヒュー・ジャックマン主演でヒットした『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の続編に、ジェシカ・ビールが出演することになった。役柄は、原作コミックで愛されてきたヴァイパー。時には悪女、時には善良な女性として、ウルヴァリンの周辺にたびたび登場するキャラクターだ。『ウルヴァリン』続編の物語の舞台は、日本。もともとはロケも日本で行う予定だったが、ダーレン・アロノフスキー監督が突然降板し、また震災も起きて、延期になっていた。新しい監督は、『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』のジェームズ・マンゴールド監督。ストーリーの舞台は日本のままだが、ロケ地はオーストラリアに移動し、来月にも撮影がスタートする予定だ。ほかに真田広之、ブライアン・ティー(『ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT』)などの出演が決まっている。ジェシカ・ビールがマーベル・コミックの映画化作品に出演するのは、『ブレイド3』以来。アクション映画を得意とするビールは、日米で来月公開される『トータル・リコール』にも出演。コリン・ファレル主演、レン・ワイズマン監督で製作されるこのリメイク版は、今からヒットが予測されている。この夏には長年の恋人ジャスティン・ティンバーレイクとの結婚式も予定されており、仕事もプライベートも絶好調のようだ。文:猿渡由紀
2012年07月17日2009年、大人気シリーズ『X−MEN』のスピンオフ作品として公開されヒットを記録した『ウルヴァリン:X−MEN ZERO』。かねてこのほど、2013年夏に全米公開を予定している注目の続編『The Wolverine』(原題)で主人公・ウルヴァリンを続投するヒュー・ジャックマンの共演陣に日本人キャストたちの名前が挙がっているようだ。『X−MEN』シリーズの中でも絶大な支持を得るキャラクターであり、驚異的な治癒能力と高度な戦闘能力を持つウルヴァリンの誕生の秘密を描いた前作の“その後”を描く本作。前作のプロモーション時でも既に次回作の舞台が日本であることが示唆されていたが、本作ではヒュー扮する“ウルヴァリン”こと主人公・ローガンが日本を舞台に壮大な戦いに挑み、ミステリアスな人物との因縁の対決に身を投じていくという内容になるようだ。このビッグニュースの発信源となった「ComingSoon.net」によれば、今回日本人キャストとして名を連ねるのは人気TVドラマシリーズ「LOST」や「リベンジ」など精力的に海外で活動する国際派俳優、真田広之。シンゲンを名乗る暗黒街の顔役という役どころだという。その娘・マリコにはTAO(岡本多緒)、女忍者・ユキオには福島リラとパリコレで活躍するカリスマモデル2人が演じる。さらに、イタリア在住の日本人俳優ハル・ウチヤマが暗黒街を牛耳る大物・ヤシダ役として大抜擢されている。海外で活躍する国際派の面々が見事に揃ったが、製作元のFOXはこの人気作品を原作に忠実に映画化するため日本人をキャスティングしているといい、現地のファンにも既に歓迎されているという。『ニューヨークの恋人』や『ナイト&デイ』の監督として知られるジェームズ・マンゴールドの指揮の下、オーストラリアを始め日本での撮影も予定しているいうことで、ヒューを筆頭にハリウッド俳優勢の来日も期待できる?『The Wolverine』(原題)は2013年7月26日より全米公開を予定している。「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」[DVD]価格:1,490円(税込)「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」[ブルーレイ]価格:2,500円(税込)販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売中© 2010 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:ウルヴァリン:X-MEN ZERO 2009年9月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開X-Men Character Likenesses TM & © 2009 Marvel Characters, Inc. All rights reserved. TM and © 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.リベンジ [海外TVドラマ]
2012年07月10日人気海外ドラマ「ブラザーズ&シスターズ」のレベッカ役でもおなじみ、いま人気急上昇中の若手女優エミリー・ヴァンキャンプを主演に迎え、2011年9月より全米で放送開始した話題の復讐ドラマ「リベンジ」が、早くも10月3日(水)にDVDリリースされることが決定!そのミステリアスでスリリングな予告編映像がシネマカフェにいち早く到着した。「ブラザーズ&シスターズ」では、一家の亡き主の隠し子疑惑の張本人として、波乱をもたらす女子・レベッカを演じていたエミリーだが、本作ではとある裏切りにより無念のうちにこの世を去った父親の復讐を晴らすべく、一人、また一人と確実に制裁を重ねていくヒロインを好演している。舞台となるのは、高級住宅地・ハンプトンの社交界。9歳で父と離れ、二度と会うことが叶わなかった主人公・エミリー(本名:アマンダ・クラーク)は美貌と知性を兼ね備えた女性に成長を遂げ、“ハンプトンの女王”として君臨するマダム、ヴィクトリア・グレイソンを最大のターゲットとして、名前を変えてこの街に戻ってくる――。復讐劇を軸に、女同士のバトルも見ごたえがある本作。笑顔を封印したエミリーと真っ向対決を繰り広げるヴィクトリアを演じるのは、ミドルエイジの魅力を増しているマデリーン・ストウ。高級住宅地を舞台に、美しくも非情な頭脳戦が交わされる。また、エミリーを陰から支える謎の投資家“サトシ・タケダ”役で日本から真田広之が参加しているのも見逃せない。多くの謎と複雑な人間関係をはらみながら緻密なストーリーが展開していく本作は、全米で大絶賛され、今年秋からはシーズン2の放送が決定。日本でも現在、BSチャンネル「Dlife」で放送されており、大人気を集めている。「リベンジ」は10月3日(水)よりDVDリリース開始。こちらの予告編映像で、一足早くドキドキハラハラを体験してみて!※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「リベンジ」DVD<セル>「リベンジシーズン1 vol.1 DVD」価格:1,500円(税込)発売日:10月3日(水)「リベンジシーズン1 コレクターズ BOX Part1」価格:10,500円(税込)発売日:10月24日(水)「リベンジシーズン1 コレクターズ BOX Part2」価格:10,500円(税込)発売日:11月7日(水)<レンタル>vol.1~410月3日(水)レンタル開始vol.5~810月24日(水)レンタル開始vol.9~1111月7日(水)レンタル開始発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン公式サイト:Disney-studio.jp/kaidora/© 2012 ABC Studios.■関連作品:リベンジ [海外TVドラマ]
2012年07月02日「リベンジ」に出演するエミリー・ヴァンキャンプと真田広之さんに直撃インタビュー!前編に続き、後編をお届けします。ドラマの中では師匠と弟子の関係を演じているおふたり。エミリーは真田さんが出演する『ラスト サムライ』や「LOST」を観て、共演を楽しみにしていたそうです。「『LOST』を手がけた監督が『リベンジ』にも参加しているから、真田さんの素晴らしさを教えてもらっていたの。タケダ(真田さん)がエミリーを指導する武術シーンでは、常に私をリードしてくれたわ。TVドラマの限られた撮影スケジュールの場合、共演者と時間をかけて関係を築くのは難しい。初対面で戦わなきゃいけないことだってあるしね(笑)。その点、真田さんとは会ってすぐにケミストリーが生まれたから良かったわ。彼は私の日本語の先生でもあるのよ。日本語の台詞が自然に話せるよう、発音の仕方を教わったの」。そうなんです!タケダとエミリーのシーンには、2人が日本語で会話を交わす一幕も。このシーンにはちょっとした秘話があるのだと真田さんが教えてくれました。「日本語の単語を覚えやすくするために、その単語の発音に近い英単語を例に挙げたんです。この場では言えないような単語も中にはありました(笑)。エミリーはとにかく勘がよくて一生懸命。日本語はもちろん、ダンスの心得があるからか武術の振り付けもすぐに覚えられるんです」。「そんな彼女が魅力を放っているからこそ、面白いドラマになっているんでしょうね」と真田さんも絶賛する「リベンジ」では、複雑な人間関係が展開。エミリー・ソーンを取り巻く素敵男子たちにも注目が集まっています。エミリーが恋の罠を仕掛けるダニエル、エミリーの幼なじみでありながら素性を知らずに心奪われるジャック、エミリーの復讐劇を唯一知る人物として彼女に協力するノーラン。では、演じるエミリーのお気に入り男子は?ちなみに、私の推薦男子はひねくれ者だけど妙に憎めないノーランですが…。「ノーランが好きなの?(笑)面白いわ。私も彼が好きよ。でも、ひとりだけ選ぶなんて…、難し過ぎて無理!演じる俳優もみんな素敵だし、ハンサムだし…。ああ、本当に難しいわね。けれど…、ジャックかしら?彼は何も知らないまま復讐劇に巻き込まれて本当に可哀相。でも、ノーランとエミリーの兄妹のような共犯関係も好きよ。関係と言えば、タケダとの師弟関係もいいわね。それに、ダニエル!彼はエミリーを本気で愛して結婚しようとするんだもの…。ああ、やっぱり選べないわ。それくらい、みんな素敵ってことよ(笑)」。しきりに悩み焦るエミリーに、真田さんが「お父さんを選べばいいんだよ(笑)」とナイス助け舟。これにはエミリーも納得の様子で、「そうね。彼が一番大事だわ(笑)」と一安心。…というわけで、「リベンジ」の素敵男子選手権は“無実の罪で投獄されたエミリー・ソーンの父”に決定しましたが、実はこのお父さんを演じているのは「グレイズ・アナトミー」などにも出演している二枚目俳優、ジェームズ・タッパー。彼は彼で、本当にハンサムなんです…。恐るべし、真田さん!(text:Hikaru Watanabe)「リベンジ」無料BSチャンネル Dlifeにて放送中【吹替え版】毎週土曜21:00~【字幕版】毎週金曜23:00~© ABC Studios■関連作品:リベンジ [海外TVドラマ]
2012年06月07日切ない過去を持つヒロインが美貌と知性を活かし、緻密な復讐劇を展開させていく「リベンジ」。その日本放送を記念し、主演女優のエミリー・ヴァンキャンプが来日!数話にわたってゲスト出演する真田広之さん共々、インタビューに応じていただきました。「リベンジ」のヒロイン、エミリー・ソーン(演じるエミリーと同じ役名!)は幼い頃、無実の罪で投獄された父親と離れ離れになった身。父親を陥れた張本人が地元の実力者、グレイソン夫妻だと知ったエミリーは、美しい女性へと成長を遂げたいま、素性を隠して一家に近づき、怒涛の復讐計画を遂行し始めます。…というストーリーラインだけを追うと、ヒロインとは言え少し近づきがたい印象かも?演じるエミリーも「一番気をつけた点はそこなの」と認めます。「クリエイターのマイク・ケリーや第1話の監督を務めたフィリップ・ノイス(映画『パトリオット・ゲーム』や『ソルト』の名監督)と一緒に、エミリー・ソーンの過去や現在の気持ちについてじっくり話し合ったわ。彼女は復讐心に駆られて悪事にも手を染めていくわけだから、視聴者に嫌われるかどうか微妙なラインの上にいると思う。どうすれば視聴者がエミリーを応援したくなるか、製作陣も私もその点を十分考える必要があった。この物語の鍵は“エミリーの過去に何があったのか?”。だから、私たちはフラッシュバックで彼女の過去を描きつつ、キャラクターに深みを与えていくことにしたの」。そんなエミリー・ソーンの復讐劇に協力するのが真田さん!謎の日本人投資家・タケダ役で、第9話から登場します。「LOST」でも謎深きキャラクターを演じ、鮮烈な印象を放っていた真田さんは「僕はなぜか“謎の~”とつくキャラクターを演じることが多くて…」とちょっと苦笑い?「タケダは何らかの理由でエミリー・ソーンの父親に関係する人物。エミリーは『復讐をするならタケダを頼りなさい』という父の遺言に従うんです。ただ、その経緯や彼自身の背景についてはいまのところ劇中で語られていなくて、自分で想像するしかない。今後の展開によっていろいろな方向に進む可能性のあるキャラクターですから、何か1つに限定した役作りはしないよう心がけました。タケダの過去や未来がどう判明しようと成立するよう、ある程度ののりしろを付けてキャラクターを作り込む必要があったんです」。実は、このタケダさんはエミリー・ソーンに武術を教え込むお師匠様。美しいだけでなく、強さも備えたエミリーが誕生したのは、どうやら彼の導きによるところが大きいようです。インタビュー後編では、エミリー・ソーンとタケダ、そしてエミリー・ヴァンキャンプと真田広之さんの関係をクローズアップ!また、この「リベンジ」には素敵男子も多数登場。そこで、エミリーにはシネマカフェ読者のために“オススメ男子”も訊きましたのでお楽しみに。真田さんも答えてくれた…かも!?(text:Hikaru Watanabe)「リベンジ」無料BSチャンネル Dlifeにて放送中【吹替え版】毎週土曜21:00~【字幕版】毎週金曜23:00~© ABC Studios■関連作品:リベンジ [海外TVドラマ]
2012年05月31日BSチャンネル、Dlifeで放映中の海外ドラマ『リベンジ』に出演した真田広之が、番組のプロモーションを兼ねて凱旋帰国し、インタビューに答えた。その他の写真『リベンジ』は、愛する父を陥れた人々への復讐を誓って絶望のどん底から這い上がった女性が、様々な手を尽くして犯人を追い詰めていく姿を描いた作品。さながら女性版『巌窟王 モンテ・クリスト伯』といった物語が、放映開始早々話題となっている。本作で真田は、第9話から“謎の日本人投資家”役としてゲスト出演を果たした。「主人公エミリーの復讐を手助けして、心身ともに彼女を鍛える役ですね。彼の過去は映像的には出てこないので、いかにエミリーとの間を空気感としてにじませるかが自分なりのテーマ。どんな展開にも対応できるよう、ミステリアスな余白を残すようにしています」劇中では主演のエミリー・ヴァンキャンプに、武術の手ほどきをするシーンも。撮影中の彼女を「上達しようとする意志が強かった」と評し、そこには役柄そのままの師弟関係が生まれたのだとか。役作りとともにお互いの信頼を得る手段となったことを「一石二鳥のシチュエーションだった」と振り返る。また、すでにシーズン2の製作も噂される本作だが、その結末については真田自身も「どこに着地するのかまったく想像がつかない」という。「仇を討ってしまったら終わりですからね(笑)。実は自分がリベンジされる側だったり?善人であろうが悪役であろうが、役柄にもサプライズがあれば面白いですね」そんな本作を筆頭に、海外作品で精力的な活動を続けている真田。2003年の『ラストサムライ』以降、活動の拠点をアメリカに移している彼が、海外作品に出演する際に最も意識することとは?「誤解に満ちた日本人像をクリアにすることですね。いくら打ち合わせをしていても、現場では驚くようなことが日常茶飯事。日本で生まれ育った俳優として、先輩方に恥ずかしくないよう、そこには目を光らせています」『リベンジ』BSチャンネルDlifeにて放映中毎週土曜21:00~22:00(吹替版)毎週金曜23:00~23:54(字幕版)真田広之登場エピソード9話:5月12日(土)放映10話:5月19日(土)放映取材・文:渡部あきこ(c)ABC Studios(c)Dlife
2012年05月11日アメリカで昨年9月より放送されており、現在BS新チャンネル「Dlife」にて好評放送中の人気海外ドラマ「リベンジ」主演のエミリー・ヴァンキャンプが来日!第9話にゲスト出演している真田広之も凱旋帰国を果たし、4月25日(水)に揃って都内で会見に出席した。自分の家族を崩壊に追い込んだ者たちに主人公エミリー・ソーンが復讐を果たしていくという物語で、現代女性版「モンテクリフト伯」とも言える作品。真田さんは第9話で謎の日本人投資家・サトシ・タケダ役でゲスト出演しており、巨大な資産を持つだけでなくエミリーに復讐の手ほどきをするという重要な役どころとなる。エミリーは初来日だが、実姉が日本在住ということで親しみを感じていたようで「姉にいろいろ連れて行ってもらいました。ショッピングしたり、散策したり、鎌倉にも行きました。まだ数日あるので日本を楽しみたいと思います」と満面の笑みで語った。劇中では豪華絢爛なドレスを始めファッションも見どころだが「私自身は普段はカジュアルな格好が多いので、ドラマであんな素敵な服を着せてもらえるのは嬉しいわ。でもドレスは決して着やすい服とは言えないから、撮影が長くなると『あぁ、スウェットに着替えたい!』って思うこともあるわ(笑)」と飾らない素顔を覗かせる。真田さんにとっては「LOST」に続いての海外ドラマ出演だが、「LOST」のスタッフが集う本作への出演について「正直、『LOST』が終わってもうドラマに出ることはないかと思ってたんですが、一緒に仕事をした仲間に声をかけてもらえるというのは嬉しかったです。どういう展開になるか分からないいまま飛び込んでみました」と語る。劇中、タケダはエミリーに復讐の手ほどきのみならず、日本語や武術までもを教える“先生”とも言える立場だが、エミリーは「武術のシーンでは私が完璧にこなせるようにとリードしてくださいました。撮影以外でも日本語を教えてくれたり、プライベートでも先生と生徒という関係でした」と絶大な信頼を寄せているよう。真田さんは「“プライベート”というのは、現場のカメラが回っていないところでという意味ですよ、残念ながら(笑)」とユーモアたっぷりに断りつつ、エミリーについて「(ドラマの)放送を見て、その資質や素晴らしさは分かってましたが、想像以上に役を作り上げる情熱や責任、力強さを感じました。厳しいシチュエーションのシーンが多いですが、撮影以外ではジョークが好きで笑顔が印象的です。ギリギリまで少しでもうまくやりたいという意識が強い、優秀な生徒です」と称賛した。また、アメリカのドラマ作りの現場の日本との違いについて真田さんは「時間やお金の使い方、それにケータリングのお菓子の多さなどは違いますね(笑)。映画なのかTVなのか分からなくなるときがあります。繰り返し撮影を行うので、それは俳優にとっては負担も大きいですが、厳しくもありありがたいことでもあります。そういう意味でうらやましくもあり、嬉しくもあり、また悔しくもあり複雑な思いです。でもものづくりへの思いやスタッフの情熱は日本も負けてないと自信も持っています。いい形でミックスさせていけたらいいと思います」と語った。最後にエミリーと真田さんは鏡割りを行ない、日本での本作のヒットを祈願。ここでもエミリーは真田“先生”の指導を受けつつ、笑顔で何度も木槌を振り上げていた。「リベンジ」はBSチャンネル「Dlife」にて放送中。
2012年04月26日鈴木京香と長谷川博己、交際否定せず28日放送の日本TV「スッキリ」に出演した芸能レポーター、井上公造が、交際を噂される女優、鈴木京香(43)と俳優、長谷川博己(34)の交際はあると明言。鈴木と噂になっている長谷川は高視聴率だった日本TV「家政婦のミタ」で父親役を好演し、注目を浴びている俳優。鈴木とはNHKドラマ「セカンドバージン」(2010年放送)で不倫に落ちる年下の男を演じた。交際についても「御想像におまかせします。」と、否定していないという。井上公造、独自の見解鈴木が、これまで噂になった男性は俳優の堤真一、真田広之は年上でいずれも演技派。今回初めて年下の長谷川になった。なぜ年下になったか?との井上個人の見解では、女性によくあるパターンで、女性はある年齢になると若く才能ある彼を育てたいと考えるようになると話した。恋多き鈴木京香の初めての年下演技派俳優、長谷川博己との恋の行方に注目したい。元の記事を読む
2012年03月01日後編では、ロサンゼルスの人気スポットで見つけた宣伝用ポスターや看板に目を向けつつ、気になる新ドラマたちに迫っていきます。ショッピングモールを歩いていてまず目に飛び込んできたのは、たくさんのレイチェル・ビルソン!「The OC」のサマー役で印象深いレイチェルが、同作を手がけたジョシュ・シュワルツと再びタッグを組んだ新ドラマ「Hart of Dixie」が始まっています。レイチェル演じるヒロイン、ゾーイはニューヨーク出身の有望な医師。ある出来事をきっかけに田舎町の病院で働くことになった都会派ガールのゾーイが、慣れない田舎暮らしに悪戦苦闘しながらも…という医療ドラマです。都会のお医者さんが田舎町へ…と言えば、同じ放送局で長年放映されていた「エバーウッド 遥かなるコロラド」などが思い出されるところですが、“サマー版「エバーウッド」(?)”にはおしゃれセレブとしても注目を集めてきたレイチェルの魅力がたっぷり詰まっていそうです。さらに、キュートな魅力と言えば、この人の新ドラマも気になるところ。ズーイー・デシャネル主演「New Girl」の宣伝ポスターはモールだけでなく、街のあちらこちらに貼られていました。その好調ぶりがすでに日本でも話題に上っている「New Girl」は、ズーイー扮するフラれ女子が3人の男子たちと同居することになり…というコメディ。天然ちゃんなヒロインをエネルギッシュに演じるズーイーに、メロメロにさせられている視聴者が続出中です。実姉・エミリーが主演する「BONES」共々、息の長いシリーズになる可能性を秘めているのではないでしょうか。また、女子心をくすぐりそうなシリーズはまだまだ豊富にあり、こんなヒロインたちの新ドラマもインパクト大の宣伝ポスターでアピール。クリスティーナ・リッチ主演「Pan Am」のおしゃれで可愛いポスタービジュアルが目を引きます。60年代のパンアメリカン航空、通称パンナムを舞台にした「Pan Am」は、恋に仕事にスパイ活動(!)に奔走する客室乗務員たちの物語。当時を再現したこだわりの衣裳や美術も見どころで、「ザ・ホワイトハウス」の立役者の1人であるトーマス・シュラムが製作に関わっているのも気になるところです。一方、ややダークな雰囲気のビジュアルに目を奪われるのは、「エバーウッド」や「ブラザーズ&シスターズ」のエミリー・ヴァンキャンプ主演「Revenge」。エミリー扮するヒロインが綿密な復讐劇を展開させていくサスペンスで、アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」をモチーフにしたストーリーとなっています。こちらは、真田広之さんの出演で日本でも俄然注目度UP!ぜひとも日本上陸を待ちたいところです。以上、気になる作品は見つかりましたでしょうか?ここで紹介したのは、数ある新ドラマのほんの一部。次々と新しいシリーズが送り出される海外ドラマの世界に今後も要注目です。(photo/text:Hikaru Watanabe)■関連作品:PAN AM [海外TVドラマ]Hart of Dixie [海外TVドラマ]Revenge [海外TVドラマ]New Girl [海外TVドラマ]© CPT Holdings、Inc. All Rights Reserved.■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.214気になる!先取りホットドラマ前編【ハリウッドより愛をこめて】スティーヴ・カレル卒業後の“ボス”ドラマのゆくえは?
2011年11月17日米テレビ界最大の祭典、エミー賞授賞式が幕を閉じるのと同時に始まるのが、新作ドラマと人気ドラマの新シーズン。今回は、アメリカでの放送が始まったばかりの新作ドラマをピックアップしていきます。日本でも新作ドラマが始まる時期はテレビ界が大きな盛り上がりを見せるものですが、それはアメリカも全く同じ。各ネットワーク局が多くの新作を送り出す9月は、1年で一番盛り上がる時期と言ってもいいかもしれません。そのため、ショッピングモールなど、大勢の人が集まる人気スポットには各ドラマの宣伝用ポスターや看板が。それらを目にするだけでも、思わずワクワクさせられてしまいます。そんな中、エミー賞授賞式の前日にCBSで放送されていたのは新作ドラマの紹介番組。同局の大人気コメディ「ビッグバン★セオリーギークなボクらの恋愛法則」のキャラクターたち、シェルドンやレナード、ペニーらが進行役となり、ドラマ内でおなじみの“シェルドン&レナードの部屋”のセットでくつろぎながらCBSの新作ドラマを紹介していく…というスペシャルなプログラムがオンエアされていました。シェルドンたちの司会ぶりもさることながら、紹介されたドラマたちの中で最も気になったのは、「LOST」のベンジャミン・ライナス役で知られるマイケル・エマーソンと『パッション』や「プリズナーNo.6」のジム・カヴィーゼルが共演し、J.J.エイブラムスと『ダークナイト』の脚本家でクリストファー・ノーランの実弟でもあるジョナサン・ノーランが製作総指揮を務める「PERSON OF INTEREST」。この作品は街の監視システムを駆使して犯罪を未然に防ごうとする者たちを主人公にしたサスペンスで、コンピュータ・プログラマーの大富豪(マイケル)と元CIAのエージェント(ジム)がコンビを組んで活躍します。CBSが同番組に寄せる期待はとても大きいようで、ショッピングモールの宣伝用看板も特大サイズ。放送開始後の視聴率も好調で、新作とは言え人気のない番組はすぐに放送されなくなってしまう米ドラマ界において、すでにシーズン1最終話までの放送が決定しています。そのほか、シェルドンたちが紹介していたドラマの中で目を引いたのは、『リトル・チルドレン』や「エンジェルス・イン・アメリカ」のパトリック・ウィルソンが主演する「A Gifted Man」。こちらは自己中心的なエリート外科医(パトリック)が亡き妻の霊に導かれながら改心していく医療ドラマで、ジョナサン・デミが製作総指揮と第1話の監督を務めています。日本のTV界でも新作ドラマが始まる時期には各ドラマの主演俳優たちを集めた特別番組が制作されるもので、それを思えば、人気ドラマのキャラクターたちが新作を紹介する番組がアメリカにあるのも何ら不思議はないのですが、海外ドラマファンにとっては楽しさ倍増、スペシャル感満載のこの番組。新ドラマ開始時期のアメリカに行けば、こんな素敵な番組に出会えるかも!?です。次回は、ズーイー・デシャネル主演で話題の「New Girl」から真田広之さんの出演ニュースも舞い込んできた「Revenge」まで、街でまだまだたくさん見つけた宣伝用ポスターや看板に目を向けつつ、気になる新作ドラマに迫っていきます。(photo/text:Hikaru Watanabe)■関連作品:A Gifted Man [海外TVドラマ]© CBS Studios IncNew Girl [海外TVドラマ]© CPT Holdings、Inc. All Rights Reserved.Person of Interest [海外TVドラマ]© Warner Bros. Entertainment Inc.
2011年11月10日キアヌ・リーヴス主演で、日本の「忠臣蔵」を新たに描き出すハリウッド大作『47RONIN』に、赤西仁が出演することが明らかになった。先日、正式に製作と撮影開始が発表された本作。大石内蔵助が浪人たちを率いて、主君の仇を討つというベースの物語はそのままに、これぞハリウッドという迫力の戦闘シーンや恋模様などが描き出されることに。キアヌに加え、日本人キャストとしてすでに、真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凛子が出演することが発表されていたが、今回、新たに赤西さんの出演が明らかに!赤西さんが演じるのは、大石内蔵助(真田さん)の息子・主税(ちから)。キアヌ扮するはぐれ者の助っ人・カイの親友という設定となっている。赤西さんは自らハリウッドのオーディションに乗り込み、得意の英語を生かして見事、主税役を勝ちとった。殺陣や乗馬のトレーニングを重ねる赤西さんの並々ならぬ情熱に、カール・リンシュ監督も「主税役は彼しかいない」と絶賛しているという。赤西さんは今回の発表に際し「『47RONIN』という日本人にとって重要なテーマを扱った作品でハリウッド超大作、しかも3D作品に出演することになり、本当に興奮しています。キアヌほか素晴らしい俳優の方々と共演できること、そしてワールドワイドな作品を一緒に作り上げることに充実感を感じています。これからも自分の感性を研ぎ澄ませて、音楽も演技も世界でボーダレスに活躍できるように、自分のスタンスを崩さずに突き進んでいきたいと思っています」と意気込みを語ってくれた。赤西さんにとっては、昨年公開された主演映画『BANDAGE バンデイジ』以来となる2作目の映画出演であり、ソロ活動開始後、初めての俳優としての仕事となる。すでにミュージシャンとして、全米ツアーを経験している赤西さんだが、俳優としても全米デビューを果たすことに。これまで数々の若手俳優たちが演じてきた主税という役を、このハリウッド版でどのように演じているのか?作品は3月にクランクインし、現在、ハンガリーで撮影中。今後、ロンドンや日本での撮影も予定されている。『47RONIN』は2012年12月、公開予定。■関連作品:BANDAGEバンデイジ 2010年1月16日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010「BANDAGE」製作委員会47RONIN 2012年12月、公開■関連記事:キアヌにデル・トロ。40代独身大物俳優たちの身辺に変化の兆しがキアヌ主演のハリウッド版「忠臣蔵」発進!真田に浅野、柴咲&凜子も参戦謎の沈黙から1年…世界最小の映画祭「岩井俊二映画祭」がついに開幕ツンデレ?身長?お似合い映画カップル1位は『のだめ』の2人真央&岡田将生が2位お似合いの映画カップルは?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント
2011年04月14日