アイドルグループ・FRUITS ZIPPERの櫻井優衣、鎮西寿々歌、松本かれんが13日、グランメッセ熊本で開催された『麻生専門学校グループ presents TGC 熊本 2024』に登場した。ヒョウ柄のワンピースと高めのツインテール姿で登場した櫻井は、首をかしげる“あざとポーズ”でファンを魅了した。昨年からランウェイの経験を積んだ松本は普段のかわいらしいイメージとは違った、黒のワンピースで登場。大人な表情でウォーキングを見せ、アイドルらしいぶりっ子ポーズで会場を沸かせた。鎮西は、黒のセットアップで登場し、ストライプのジャケットをなびかせて華麗にランウェイ。投げキッスも披露して会場は黄色い歓声に包まれた。『TGC』は「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催。5年ぶり開催となる『TGC熊本2024』では、藤田ニコルがトップバッターで登場し、三吉彩花、みちょぱこと池田美優、新川優愛、などがランウェイに登場。MCはウエンツ瑛士、元日向坂46の影山優佳が務めた。
2024年04月14日TBS系『オールスター感謝祭’24春』が6日夜に生放送され、伝統の「赤坂5丁目ミニマラソン」に参加したFRUITS ZIPPER・鎮西寿々歌が自身のX(旧ツイッター)を更新し、初挑戦を終えて率直な心境を明かした。鎮西は「TBS『オールスター感謝祭』赤坂ミニマラソン初挑戦しました!!あと少しのところで完走を逃してしまってすごく悔しかったし、挫けそうになったけど、みんなの大きな声援や、ボートやペンライトを見てがんばることができました。本当にありがとう」と思いを明かした。続けて、「女子では最後1位だったみたいで嬉しいです、、!!トレーナーさんにしんどくても最後まで絶対に足を止めないでって言われてたから、最後まで諦めずに走り切れて本当に良かった。みんなの応援が本当にパワーになったよ。ありがとう!だいすき!!!!」とファンへ感謝を伝えた。放送中に自身のX(旧ツイッター)を更新したメンバーの櫻井優衣は「きゃーー!泣いちゃう!がんばれええ!!!」とエールを送り、月足天音も「今日めっちゃ朝早くから撮影してその後リリイベして、今長距離走ってるおすずすごいよ」とハードスケジュールの中で挑んだ鎮西を讃えた。FRUITS ZIPPERは、「原宿から世界へ」をコンセプトに2022年4月にデビュー。メンバーは鎮西、櫻井、月足、真中まな、仲川瑠夏、松本かれん、早瀬ノエルの7人。1stCDシングルとしてリリースした「わたしの一番かわいいところ」は、TikTokで9億回再生を突破し、昨年の『第65回輝く!日本レコード大賞』(TBS系)では最優秀新人賞を受賞。今年5月に結成2周年記念のライブを日本武道館で開催することも発表されている。
2024年04月06日俳優の中山優馬、元NMBメンバーでタレントの山田菜々、山田寿々が20日、京セラドーム大阪で開催された「KANSAI COLLECTION 2024 SPRING&SUMMER」にシークレットゲストとして出演。きょうだい初共演を果たした。まさかの3ショットに会場となった京セラドームは歓声とどよめき。女性デュオ「もにゅそで」のラップに乗せて浴衣姿でランウェイを歩き、トップでは真ん中の優馬が姉と妹の肩に手置いてポーズを決めた。優馬は「いままで共演してこなかったので初共演。僕ら関西出身なので関西コレクションさんに声をかけられたので、ぜひ3人で出たかった」と明かした。菜々は「今日は3人で出られると聞いて気合を入れてきた。ありがたい」といい、会場には親も駆けつけていることを紹介して「親孝行できてうれしい」とにっこり。寿々は「貴重な機会をいただけてうれしかった。緊張して何がなんだか分からない」ときょうだい揃ってのランウェイを振り返った。ステージ終了後、優馬がMCを務めるTikTok LIVEに、菜々と寿々がゲスト登場。再びきょうだい3人でトークを展開した。優馬が「自分でもこの3人で画面に映っているのが不思議」といい、「どうやった?」と2人に問いかけ。寿々は「大舞台での初共演で緊張していたから終わってほっとしている。(ランウェイ)でお兄ちゃんと何回かぶつかった(笑)」と照れ笑い。また、菜々は2021年3月末に当時所属していた芸能事務所を退所し、芸能生活引退を発表。優馬から「引退していたのになんで出ているの?」と聞かれると、「誘ってきたのそっちやん?」と苦笑いを浮かべた。TikTok LIVEではランウェイ前に“ゆる~く”円陣を組んだや、菜々がランウェイ後に足の親指がつってしまったことが明かされた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。26回目となる今回は、「I LOVE ENTERTAINMENT」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを展開する。撮影:蔦野裕
2024年03月20日会話が苦手でも、ちょっとした心構えやテクニックを使えば、相手から魅力的に思ってもらうことができる。そこで話のプロ・堀井美香さんが、実践している会話術を指南。相手に寄り添う“聴きポジ”を目指そう!「この人との会話は心地よく感じる」「また会って話したい」、なぜか自然とそう感じさせてくれる人は、誰からも好感を持たれる。フリーランスアナウンサーの堀井美香さんもしかり。永六輔さん、久米宏さんなど名だたる先達のアシスタントを長年にわたって務め、現在もポッドキャスト「OVER THE SUN」で繰り広げられるジェーン・スーさんとの掛け合いに惹きつけられている人が多い。そんな堀井さん曰く「“聴きポジ”に立てば、どんな人との会話も楽しめる」ようになるそう。「聴きポジとは、聴き手のポジションのこと。会話は、話す人と聴く人がいてはじめて成り立ちます。しかし多くの人は聴き手に徹しきれていません。聴きポジに立てれば、話が盛り上がらずに焦ったり、次に何を話そうかと緊張することもないので、肩の力を抜いて会話そのものを楽しめるようになります。そのためにも表情や声のトーンも意識しながら相手の話をしっかりと聴く姿勢を持ち、あなたを受け入れていますという心地よい空気感を作ることが大切。包容力のある会話を心がければ、スムーズにコミュニケーションがとれて、信頼を得ることもできます」優秀な聴きポジになるためには、会話の全体像をイメージすることも大切だそう。「私は会話する時、最初にその目的をやんわりと決めるようにしています。その会話で距離を縮めたいのか、その場の空気が温まればいいのか、自分の中でゴールを定めておくと、会話のズレが生まれにくくなります。そのためにも、可能であれば話す相手に関する情報を予習しておくと役に立ちます。その人に何を聞いて、どんな関係を構築したいのかを決めておけば相手に集中できるので、焦ることも地雷を踏む心配も少なくなります。距離を縮めたい人ほど、情報収集が肝に。もちろん思いがけず突然会話が始まるパターンもあるので、そんな時はその状況を俯瞰して、フラットな視点を持ちましょう。たとえば複数人で会話が始まったら、自分以外のメンバーの立場や状況を把握し、回し役に徹してフォローしながらひとりひとりの言葉を引き出すんです。会話は、量より質。喋る量とそこにいる存在感は決して比例するものではないので、たった一言しか喋らなくとも、その質を高めることで魅力的な人だと思ってもらいやすくなるのではないでしょうか」堀井流の会話術を身につければ、話し下手な人も、会話で魅了することができる!【堀井流会話術ルール1】目をしっかり見てニコニコ笑顔で。会話する時の基本的な姿勢は、目を見ること、そして笑顔を忘れないこと。「昔からよく言われるコミュニケーションマナーです。じーっと見つめなくてもいいので、時折目を合わせながら微笑んだり、相づちを打つことでちゃんと話を聴いているという意思表示になります」【堀井流会話術ルール2】できるだけ相手のペースに寄せる。会話は相手と構築していくもの。心地よい空気感を作るために話し方や声の出し方も重要な要素に。「話すスピード、声のボリューム、声の高低をできる範囲でいいので相手に寄せるように意識しましょう。すると相手から波長が合うと感じられ、好印象を与えやすくなります」堀井美香さんフリーランスアナウンサー。1995年、TBSにアナウンサーとして入社。個性的な先達のアシスタントを長年務めた後、フリーに。著書に『聴きポジのススメ 会話のプロが教える聴く技術』(徳間書店)などがある。※『anan』2024年3月20日号より。イラスト・山中玲奈取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2024年03月16日劇団「20歳の国」の舞台『長い正月』が開幕し、舞台写真と主宰の石崎竜史よりメッセージが到着した。本公演のキャッチコピーは「人生は短い。この正月は長い。」。舞台は東京・多摩村。酒屋を営むとある家族の1924年から2024年までの「100年の正月」を繰り返し描く大河劇で、誰にも平等に訪れる「正月」という時間を100年の長いレンジで定点観測的に描き、普遍的な人生の中にドラマを見出すことによって、観る人が自分の人生をいとおしむことのできるような作品を目指す。舞台『長い正月』は、1月8日(月・祝) までこまばアゴラ劇場にて上演中。■「20歳の国」主宰・石崎竜史 メッセージ街中で「よいお年を」が飛び交う年の瀬の最中、『長い正月』初日の幕が上がりました。20歳の国としてはコロナ禍を挟み、約6年ぶりの劇場公演、最初で最後のこまばアゴラ劇場公演となり、感謝も感慨も一入です。本作『長い正月』は、"ささやかな大河劇"と銘打ち、とある家族の大正〜令和の100年間を100分で描く演劇です。平均1年1分計算。戦時中は10分弱、コロナ禍にいたっては3分足らず。歴史を語る上で欠かせない、"大きな"出来事たちが一瞬で過ぎ去っていく中で、10年20年かけて漣のように一家の中で広がっていく"小さな"事件の連続を描きました。年末に家族でテレビをだらだら観る時のような感覚で、他愛ない会話が延々と連なる先に見える時間の残酷さと愛おしさを体感して頂ければ幸いです。年末年始、劇場でお待ちしております。よいお年を。<公演情報>20歳の国『長い正月』2024年1月8日(月・祝) まで上演会場:東京・こまばアゴラ劇場作・演出:石崎竜史出演:菊池夏野Q本かよ熊野晋也櫻井成美田尻祥子埜本幸良(範宙遊泳) 藤木陽一(アナログスイッチ) 山川恭平(Peachboys)【劇場チケット(特典付)】価格:4,000円(前売・当日ともに)※全席自由・日時指定・税込・未就学児童入場不可■特典1. お年玉付年賀チケット2. 20歳の国特製御朱印3. ふるまい甘酒※特典は当日会場にて、お渡しいたします。特典詳細:景品詳細:【配信チケット】価格:2,000円視聴可能期間:2024年1月9日(火) 12:00〜1月21日(日) 23:59購入期限:2024年1月21日(日) 22:00詳細はこちら:
2024年01月04日叶姉妹の妹・叶美香が29日に自身のアメブロを更新。30日と31日に東京ビッグサイトで開催される世界最大規模の同人誌即売会『コミックマーケット103』(通称「コミケ」)に参加する前にアドバイスを受けて用意したものを明かした。この日、美香は「私達の愛する大切な皆さん、ごきげんいかがでしょうか」と切り出し「さて、いよいよコミケの日が…」とコメント。姉・恭子について「コミケにお伺いするならコミケのルールとマナーをきちんと知って皆さんのご迷惑にならないように楽しまなければ…」「と、言っております」と述べ「人様に対しての礼儀を重んじることはいつもとっても大切にしており」と明かした。続けて「皆さんのアドバイスには一万円札ではなく千円札と五百円を用意するように、とありました」と説明し「今回は、これくらいで大丈夫でしょうか?」と準備した現金の入ったバッグの写真を公開。「A4サイズの入るバッグが便利ということなど」「いろいろとご親切に教えてくださってありがとうございます」と感謝をつづった。また「冬のコミケにお伺いするのはお仕事ではなく完全プライベート」だといい「『全力でご迷惑にならないようにベストを尽くすこと』のためいろいろと再度お勉強しておりますよ」と明かし、ブログを締めくくった。
2023年12月29日もちもち肌へと導く「蔵寿-coolage-」株式会社リシュブルーが、日本酒スキンケア商品「蔵寿-coolage-(クラージュ)」のパウチ型(化粧水・乳液)を、9月11日に発売した。「蔵寿-coolage-」は、“人は何歳であっても魅力的であり、輝ける”をブランドコンセプトに誕生したスキンケアブランドだ。17種類のアミノ酸成分が配合されており、肌が持っている本来の力を保ち、もちもち肌へと導く。また、フェルラ酸がメラニンの生成を抑制し、乾燥によってくすんでみえる肌にハリとツヤを与える。肌にのせると深呼吸したくなるようなグリーンティーの香りで、心もほぐれる商品となっている。「蔵寿-coolage-」パウチ型は2ml「蔵寿-coolage-」のボトル型の内容量は150mlだったが、今回発売されたパウチ型は2mlの使い切り仕様となっており、サウナ・温浴施設、宿泊施設などおいて販売することで、利用者の満足度を高める選択の1つにできる。外国人観光客数はコロナ前の水準に戻ることが予想される中で、日本文化を感じてもらえる水引をイメージした縁起良いデザインになっており、インバウンドへの訴求にもつなげられる。(画像はプレスリリースより)【参考】※蔵寿-coolage-
2023年09月19日シンガーソングライターの石崎ひゅーいが17日、インテックス大阪にて開催中の「KOYABU SONIC 2023」に出演。「さよならエレジー」では、お笑いコンビ・千鳥のノブがタイトルコールを務め、会場を沸かせた。以前より「声が似ている」と話題で、過去にフェスでコラボ経験もある石崎とノブ。石崎が最後の楽曲「さよならエレジー」を披露する前に、「どうしても最後の曲のタイトルコールをやってほしい方が今日この会場にいるんですよね」と言うと、会場から喜びの拍手が起こった。続けて石崎は「僕のタイトルコールというか、僕の声とそっくりな方がいらっしゃいまして、番組でいじっていただいたりSNSで少しバズっていたりしているんですけど、今日はその方をタイトルコールやってもらいに呼んでもいいでしょうか! 千鳥ノブさんです!」と呼び込んだ。会場が沸く中、ノブは「さよならエレジー」とタイトルコール。石崎はノブに頭を下げてから心を込めて歌い上げ、観客を魅了した。その後、小籔千豊とともにトークした石崎とノブ。石崎は「一時期、千鳥さんしか見てなかった。千鳥さんのためにテレビを買ってずっと見ていたら、好きすぎてしゃべり方がノブさみたいになってきた時期があって、スタッフに『ノブさんになっているよ』と言われた。その結果ですね」と、好きすぎてどんどん声が似たと話した。ノブは「今日楽屋でずっと、『さよならエレジー』って練習していたんですけど、かまいたちの山内に『今日に限って似てないです』って。ひゅーいくんの喉に合わすのが難しくて」と言うも、小籔は顔も声も似ていると言い、「十分。冷静に考えたら、大きな枠で見たらめっちゃ似ている。他人でこんなに似ていること普通ないから」と話していた。「KOYABU SONIC」は小籔千豊が主宰する“音楽と笑いの融合”をテーマにしたフェスティバルで、コロナウイルス感染拡大の影響で2020年より中止していたが今年4年ぶりに開催(9月16日~18日、インテックス大阪)。主宰者である小籔がアーティストのラインナップ・会場レイアウトから、コヤソニならではのコラボ企画まで完全にプロデュースしている。
2023年09月17日2012年、母のお葬式という私的なテーマを、日常の中のささやかな煌めきとともに綴った楽曲「第三惑星交響曲」でデビューした石崎ひゅーいさん。10周年というメモリアルイヤーの締めくくりにフルアルバム『宇宙百景』をリリースする。アルバムの中で、これまでの出会いを形にできたらなと。「比較的早い段階からチームのみんなでコンセプトを考え、曲作りを始め、レコーディングしていきました。何よりまず、ファンの方たちに歌でちゃんと『ありがとう』を伝えたかった。ライブとかアルバムとか、いろんな形で石崎ひゅーいと音楽の道を一緒に歩んでくれた人たちだから。あともうひとつ、ここまで来た道で大切なのがたくさんのいろんな出会いで、ずっとそれを音楽にしてきた気がしていて。そういう縁を、形にできたらなと思ったんです」というのは、今回のアルバムでは、自身の曲のみならず、槇原敬之さんや尾崎世界観さん、長澤知之さんから楽曲提供を受けている。「もともと自分の曲じゃなきゃ、みたいな発想はなかったんですが、やってみて、自分はこういうことが好きなんだなと思いました。自分じゃない誰かのアイデンティティみたいなものを取り込んで発信するのが、結構性に合っているというか。しかも、みなさんからいただいた曲がどれも、僕を本当に想って書いてくれた歌詞だったりメロディだったりして、本当に嬉しかった。レコーディングしながら、あらためて僕という人間は、この人たちの作るものだったり、人間性というものに影響されて形成されたんだと実感して、お願いしてよかったなと思いました」槇原さんの手がけた「邂逅」は、聴き心地のいい優しいポップス。「僕のアレンジをずっとやってくれているトオミヨウさんを通して仲良くさせていただいているんですが、子供の頃から普通に聴いていた憧れの存在でもあって。今回ダメ元で声をかけさせていただいたら、快く受けてくださって。まさに自分がこのアルバムで言いたかったことが歌になっていてすごいなと思いました」尾崎さんの「あたしは恋をしている」は、女子目線で書かれた恋の歌。「以前から僕の曲でコラボさせてもらったり、逆に僕が世界観の曲を歌ったりしているし、悩んだときに相談させてもらったり、本当に近しい間柄で大切な友人です。絶対に書いてもらいたいとお願いしたら、いきなりLINEでiPhoneか何かで録ったものが送られてきて。その感じも世界観ぽくて好きでした」長澤さんの「スパノヴァ」は、繊細さと力強さを感じさせる楽曲。「長澤くんのライブを観たときに、この人のようにギターを弾いて歌えるようになりたいと思ったんです。そこから彼のギターの弾き方を真似したり、すごい師匠のような存在。曲を書いてほしいって言ったら、その場で書き始めてできたのがこれで、やっぱり天才だなと思いました」自身の曲でも、これまでにないタイプのサウンドに挑戦している。「そこはすごく意識していますね。なんか凝り固まっていたくないんです。新しいものを作りたいし、新しいことを経験したい。僕らしさ、みたいなものはどうでもいいというか、そこは壊していっていいんじゃないかって思っているんですよ」初バラエティ番組出演の『人志松本の酒のツマミになる話』で「売れたい」と発言したのも大きな話題に。「石崎ひゅーいの作った音楽を、もっとたくさんの人に聴いてもらいたいんです。もともとはあんまり欲がない人間ですが、必要なものだと思うんです。もっと自分自身と戦ったりいろんなことに挑戦していかないとなって感じです」デビュー10周年記念アルバム『宇宙百景』は、菅田将暉へ提供した「虹」のセルフカバーなど全11曲を収録。7月26日発売。【初回生産限定盤(CD+BD)】¥5,500【通常盤(CD)】¥3,300(Sony Music Labels)いしざき・ひゅーい1984年生まれ、茨城県出身。シンガーソングライターの傍ら、俳優としてドラマ『ジャパニーズスタイル』などに出演。菅田将暉の「さよならエレジー」ほか楽曲提供多数。7月22日にビルボードライブでライブを開催。※『anan』2023年7月26日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年07月23日圧巻の美ボディに視線集中!この投稿をInstagramで見る美香(@mikaofficial99)がシェアした投稿「写真で見るより実際はもっと大胆な衣装でしたが、着てみたら美しかった」と、大きく胸元が開いた写真を公開した美香さん。形のいいまん丸とした大きなバストに見入ってしまった方も多かったのでは。美香さんのバストが大きいことに衝撃を受けたフォロワーが多かったのか、コメント欄には「胸まであるの?!完璧にも程がある!」「すご~い!バストまで美しい」「ボディは峰不二子」と圧巻の美バストに称賛のコメントが相次いで寄せられておりました。1児のママで47歳の美香さん。美しさをキープする秘訣を探るべく、今後も追いかけて行きたいと思います!
2023年06月19日展覧会「佐藤健寿展 奇界/世界」が、2023年7月15日(土)から9月18日(月・祝)まで群馬県立館林美術館で開催される。写真家・佐藤健寿の展覧会これまで世界120カ国以上を巡り、“奇妙なもの”を撮り続けてきた写真家・佐藤健寿。佐藤の造語をタイトルとして出版された写真集『奇界遺産』3部作は、異例のベストセラーとなった。写真集『奇界遺産』『世界』の作品を中心に約200点展覧会「佐藤健寿展 奇界/世界」では、そんな佐藤の代表作『奇界遺産』と、過去20年にわたる旅を振り返る『世界』の2つの写真集の作品を中心に、200点あまりを紹介。多様な文化や建築、自然が生んだ奇景など、見る者に多くの驚きと発見を与えてきた作品を豊富に取り揃える。世界遺産・富岡製糸場を撮影した撮り下ろし作品また、佐藤が紹介する世界各地の多様な文化に関連した国立民族学博物館所蔵の民族資料も展示。さらに、映像作品の《WONDER/MICROCOSM》や《SATELLITE》、会場となる群馬において関心を持ったという世界遺産・富岡製糸場を捉えた撮り下ろし作品も交えながら、写真家・佐藤健寿の魅力に迫る。【詳細】展覧会「佐藤健寿展 奇界/世界」会期:2023年7月15日(土)~9月18日(月・祝)休館日:月曜日(ただし7月17日(月・祝)、8月14日(月)、9月18日(月・祝)は除く)、7月18日(火)開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)会場:群馬県立館林美術館 展示室2~4観覧料:一般 830円(660)円、大高生 410(320)円※( )内は20名以上の団体割引料金。※中学生以下、障害者手帳等所持者とその介護者1名は無料。※群馬在住の65歳以上は平日のみ2割引。【問い合わせ先】群馬県立館林美術館TEL:0276-72-8188(代表)©KENJI SATO
2023年06月19日大人の髪の4大悩みにアプローチする美髪レシピ6月2日、大人の女性に多い髪の悩みにアプローチするレシピ集『毛髪診断士・美香が作る「美髪ごはん44」』が小学館から発売された。A5判、112ページ、定価は1650円(税込)である。著者は毛髪診断士で、毛髪診断士指導講師、ビューティ・プロデューサー、東京・青山のヘアサロン「AMATA(アマータ)」オーナーの美香氏である。薄毛、ハリ・コシ・ツヤ、白髪改善 未来の髪に希望を美香氏が「AMATA」をオープンしてから22年、女性の髪を美しく保つために日々努力している。彼女自身も20年近く、腰まである黒髪を続け、その姿からは年齢を感じさせない。また、サロンのスタッフのために、週1回弁当を作り、料理の腕前でも知られている。髪が薄くなった、髪にハリやコシ、ツヤが少なくなった、白髪が増えた、うねりがひどくなったといった大人女性の髪の悩み。これらは今現在生えている髪に起きている現象であるが、髪は生え変わるもの。美香氏は「これから生えてくる髪を、健やかに育てること」を考えるべきだと語る。そのためには食生活を見直す必要がある。新刊では「薄毛」「ハリ・コシ・ツヤ低下」「白髪」「うねり」を食事で解決へと導くレシピを掲載する。管理栄養士からそれぞれの悩みに対する食材が提案され、著者が最新の毛髪科学をふまえて考案したレシピである。また、ヘアケアのコツもご紹介されている。(画像はプレスリリースより)【参考】※毛髪診断士・美香が作る 美髪ごはん44 ‐ 書籍 ‐ 小学館
2023年06月13日石崎ひゅーいが、デビュー10周年を記念したピアノクインテット編成によるスペシャルライブを開催。2023年7月15日(土)にビルボードライブ大阪、7月22日(土)にビルボードライブ東京にて公演が行われる。石崎ひゅーい、10周年記念ライブを東京&大阪で開催2023年にデビュー10周年というアニバーサリーイヤーを迎え、これを記念した様々な企画を実施している石崎ひゅーい。7月26日(水)には、全11曲を収録予定の10周年アルバム「宇宙百景」をリリースするなど、その活躍は止まる所を知らない。特別なピアノクインテット編成で今回のライブでは、ピアノにストリングスカルテットを加えたピアノクインテット編成を採用。10周年イヤーのラストを締めくくる、特別な公演となっている。普段とは異なる編成でどんな楽曲を披露するのかは、ライブ当日のお楽しみだ。開催概要石崎ひゅーい 2023 「キミがいるLIVE」 -Piano Quintet-■大阪公演開催日:2023年7月15日(土)会場:ビルボードライブ大阪時間:1st 開場15:00/開演16:00、2nd 開場18:00/開演19:00チケット料金:サービスエリア 7,500円/カジュアルエリア(1ドリンク付き) 7,000円問い合わせ先TEL:ビルボードライブ大阪 06-6342-7722■東京公演開催日:7月22日(土)会場:ビルボードライブ東京時間:1st 開場15:00/開演16:00、2nd 開場18:00/開演19:00チケット料金:サービスエリア 7,500円/カジュアルエリア(1ドリンク付き) 7,000円問い合わせ先TEL:ビルボードライブ東京 03-3405-1133※飲食代は別途精算。※別途指定料が必要となる座席あり。※整理番号順入場。<チケット情報>■オフィシャルFC『人間図鑑』先行受付(大阪・東京共通) ※抽選エントリー期間:5月20日(土)20:00~5月26日(金)23:59抽選結果確認期間:5月31日(水)13:00~6月1日(木)18:00入金期間:6月2日(金)21:00まで
2023年05月26日俳優の吉沢亮が出演する、石崎ひゅーいのニューシングル「ワスレガタキ」のMVが公開された。6枚目のシングルとなる「ワスレガタキ」は、TVアニメ「Dr.STONE」第3期第1クールのオープニングテーマに起用されている楽曲。吉沢さんは、華麗な現場入りを果たすスター俳優を演じている。朝起きてから現場入りするまでの間に、様々なことに巻き込まれるシームレスMVとなっており、華麗かつスマートな流れの中で颯爽と現場入りを果たす姿が見どころだ。石崎さんは、「僕がデビューまもない9年前に、亮くんが出演していたドラマの主題歌を担当させてもらった」と吉沢さんとの最初の出会いをふり返り、「普段は、ほんとに自然体で実はすごく素朴な亮くんなのに、めちゃくちゃカッコつけてもらっちゃいました。かっこいいなー。いいなー。ぜひ見てください!」とコメントしている。また、10周年アニバーサリーアルバムとなる「宇宙百景」のリリースが決定。それに伴い、新アーティスト写真も公開。初回生産限定盤は、紙ジャケ仕様となっており、特典のBlu-rayには、去年の7月に東京・恵比寿リキッドルームで開催し、菅田将暉がサプライズ登場した10周年ライブ10th Anniversary LIVE「、」のライブ映像がフル尺収録される。CDには、全11曲が収録予定だ。「ワスレガタキ」は5月24日(水)リリース。(cinemacafe.net)
2023年05月19日大人可愛い美香が美容法や私物を大公開!2023年4月24日、光文社から、モデル美香の新刊『47歳・モデル美香の「一生美人」本』が発売される。同書では、47歳でキレイを更新し続ける美香の美しさの秘密を公開。実際に愛用しているアイテムや、私服コーディネート、子育ての話などを紹介している。フローラノーティス&ジルスチュアートのコスメ4点セットが付いた付録付きムック本は1,980円で登場。通常書籍版の販売価格は1,760円となっている。いずれも、Amazonで予約を受け付けている。美香オフィシャルインスタグラムのフォロワーからは、「予約完了しました」「私にとって美香さんは一生のミューズです」「ほんと可愛いし、キレイ」などのコメントが寄せられている。47歳になった今も全5誌の雑誌で活躍美香は9月9日生まれ。北海道出身。IARAに所属し、モデルとして活躍している。デビューから28年を迎える今でも、『美ST』、『美人百花』、『STORY』、『andGIRL』、『大人百花』などの女性誌に出演している。インスタグラムのフォロワー数は253,000人以上。著書には『モデル美香の美人ガイド 1』『モデル美香のハッピーマタニティブック』『モデル美香のビューティ野菜レシピ』『モデル美香の女磨きダイアリー』などがある。(画像は美香オフィシャルブログより)【参考】※美香オフィシャルブログ※美香オフィシャルインスタグラム※Amazon※IARA
2023年04月06日石崎ひゅーいが新曲「ワスレガタキ」を2023年4月20日(木)に配信リリース、5月24日(水)にシングルCDを発売する。石崎ひゅーいの新曲「ワスレガタキ」アニメ主題歌に2022年は、全国ライブツアー「、&」の開催や、菅田将暉とのコラボレーション楽曲「あいもかわらず」などで注目を集めた石崎ひゅーい。そんな石崎ひゅーいが新曲「ワスレガタキ」をリリースする。新曲「ワスレガタキ」は、テレビアニメ『Dr.STONE NEW WORLD』第3期のオープニングテーマとして書き下ろした1曲。アニメのPVでは、楽曲の一部を一足先に聴くことができる。なお、最新シングルCD「ワスレガタキ」も発売へ。CDには「ワスレガタキ」に加え、三菱地所レジデンス「ザ・パークハウス」のウェブCM曲として書き下ろされた「愛らしく」が収録される。<石崎ひゅーいコメント>「ワスレガタキ」という言葉の中に“忘れ難き存在”という意味を込めました。その存在が残した意志を受け継ぎ、次の時代へ繋げていく、ある種敵を討つように。この歌を作り終えた時、僕たちが当たり前のように生きている“今”は、偶然の産物なんかではなく、先人達の熱い思いが幾千にも重なってできた結晶の様なモノなんだと、気づきました。新世界への大冒険、僕も楽しみにしています。【詳細】石崎ひゅーい 新曲「ワスレガタキ」配信日:2023年4月20日(木)※テレビアニメ『Dr.STONE NEW WORLD』第3期のオープニング曲。■最新シングル「ワスレガタキ」CD発売日:5月24日(水)・期間盤(アニメ盤) 1,320円・通常盤 1,320円※店舗別に購入特典あり<CD収録内容>・期間盤(アニメ盤)1.ワスレガタキ2.愛らしく3. ワスレガタキ(Anime Size)4. ワスレガタキ(instrumental)5. ワスレガタキ(Anime Size instrumental)・通常盤1. ワスレガタキ2. 愛らしく3. ワスレガタキ(instrumental)■テレビアニメ『Dr.STONE NEW WORLD』第3期放送開始日:・TOKYO MX 4月6日(木)より毎週木曜22:30~23:00・BS11 4月6日(木)より毎週木曜23:30~24:00・サンテレビ 4月6日(木)より毎週木曜 24:00~24:30・KBS京都 4月6日(木)より毎週木曜22:30~23:00・テレビ愛知 4月6日(木)より毎週木曜25:30~26:00
2023年03月16日局アナ、結婚、育児…さまざまな経験を経て今はフリーランスとして活躍する堀井美香さん。同世代はもちろん、若者からも支持を集める心地よいフレキシブルな人生観を辿ります。昨年、27年勤めたTBSを退社し、現在はフリーアナウンサーとして活躍する堀井美香さん。ジェーン・スーさんとパーソナリティを務めるポッドキャスト『OVER THE SUN』では、歯に衣着せぬ赤裸々なトークが多くの女性の共感を呼び、同世代のみならず、10代や20代のファンも急増中です。人の意見にじゃんじゃん乗っかれるタイプ。それが功を奏してきたなと思います。――anan編集部にも、『OVER THE SUN』のヘビーリスナーがめちゃくちゃ多いんです。半年くらい前、大学に特別講師として呼んでいただいた時も、18歳くらいの女子学生3人が、「いつも聴いてます」って言いに来てくれて。ちょうどその1週間くらい前は、くだらない話ばかりをしていたひどい回だったので、なんだか申し訳なくなりました(笑)。――やはりこの番組は堀井さんにとって、一つの転機になったのでしょうか?そうですね。番組が始まってから、ファンの方が9割…、いや10割女性になりました。昔はおじさまのほうが多かったんですけど(笑)。今、お仕事のご依頼も半数以上が、『OVER THE SUN』がきっかけです。ただ、ポッドキャストはまだ知らない人も多いメディアなので、転機としてもちょうどいいさじ加減でした。あまりにも勢いよくメジャーなものに乗っかってしまうと、いろいろな弊害もあったと思うので。唯一、自分を褒められるのは来るものを拒まないこと。――そもそもアナウンサーは昔からの夢だったんでしょうか?全然!本屋さんに行くにも車で1時間かかるような秋田県のド田舎の生まれなので、そんな仕事があるなんて知らなかったですし、まったく向上心のない子供でした。周りは公務員になる人が多かったので、なんとなく自分も公務員になるんだろうなって思っていたんですよね。進学で上京する友達もいなければ、私自身、東京の大学の名前が耳に入ってきたのも高3くらいで、それまではずっと東北大学や秋田大学が一番偉いと思っていたんです(笑)。――ご両親も上京には反対を?反対でしたね。中学生くらいの時に母に東京に行きたいって言ったら、東京に行ったら人が変わるとか、行方不明になるとか散々叩き込まれていたので、私も東京はすごい怖いところだと思っていて。だから東京の大学に強い憧れがあったわけでもないんですが、結局東京の大学しか受からなかったんです。――その後、大学の事務で先生からマスコミ講座やアナウンサーの道を勧められたそうですが、実際にチャレンジしてみようと決断した理由は何だったのでしょうか。当時は就職氷河期だったので、ただで受けられるなら…と思って試験を受けて、大学のマスコミ講座に入ったんです。最初は“絶対アナウンサーになる”っていう気はなかったんですけど、みんなで集まって自己PRをしたり、時事問題を解いたりしているうちに、なれるものならアナウンサーになりたいと思うようになりました。――そしてTBSに入社し、その翌年にご結婚、さらにその翌年に第一子をご出産されたんですよね。本当に田舎育ちなので、母が結婚は早く決めないと…とすごく心配していたんです。大学に入った時点で一度、お見合いもしていますし。だから今はもう時代錯誤ですけど、私も早く結婚しなきゃっていう意識があったんですよね。――出産後、仕事を辞めることは考えませんでしたか?それはなかったです。母親も働いている人だったので、女の人にとってずっと働くことはすごくいいことなんだなってなんとなく思っていましたし、せっかくアナウンサーになったのに、すぐに育休に入ってしまったので、いつかちゃんと会社に恩返しをしなきゃなって。でもその一方で、「早すぎる」みたいな声が耳に入ってきて落ち込んだり、私は会社のために何もしてない、何も事を成してないって自分を責めたりもしました。――そんな中で仕事と育児にどのように向き合い、バランスをとっていたのでしょうか?復職してからも夫が忙しかったので、子育てはずっとワンオペだったんです。だから深夜や土日の仕事は、声をかけていただいてもお断りすることが続いていて、当時20歳くらい上の上司に相談をしたら、「今はもう子育てをしなさい」と。「今はもう受けないって割り切って、その代わり子育てがある程度落ち着いたら、全精力を会社に傾けるようにして、最後に帳尻を合わせてプラマイゼロにしたらいいんじゃない」って言われて、そこですごく気持ちが楽になったんです。そこからはもう精神的にも時間的にも9割育児。とにかく子供がめちゃくちゃかわいかったし、一緒にいることがめちゃくちゃ幸せだったので、本当に最低限の仕事しかしていなかったと思います。でもその分、子供が大きくなってからはなんでもやろうと思っていたので、他の人がやりたがらない土日や深夜、お正月の仕事も全部引き受けていました。――会社員として働く中で、仕事への向き合い方が変わった印象深い出来事を教えてください。アナウンサーは会社員なので、部署異動もありますし、一生その仕事を続けられる保証はありません。だから、実況であったり、報道であったり、その人なりの強みを持っていないといけないなと思っていたんですけど、私は周りの人から「ナレーションが上手だね」って言っていただくことが多かったんです。第二子出産後、定時で働ける部署に一度異動願を出した時も、当時のアナウンス部長が「その前に1年間、ナレーションをやってみない?」と声をかけてくださって、その現場まで紹介してくださったんです。「とにかくこの現場を毎週見に行け。それで1年経ってもまだ異動したいって言うならそれでいいから」って。結局、それで何十年もアナウンサーを続けることになっちゃったんですけどね(笑)。その時、確か29歳くらいだったんですけど、割と早い段階でナレーションでやっていくと決められたことは大きかったと思います。素直に周りの意見に乗っかってよかったなって。別に決めたからといって、すぐに仕事が入ってくるわけでもなかったんですけど、ナレーションの練習をしていれば気が楽になるというか、その勉強をしていれば人間として厚みが増していくような気がして落ち着いたんですよね。――そうやって周りの方が声をかけてくださるのは、堀井さんの人望があってこそですよね。いえいえ。でも私は昔から、人に「こうしたら?」って言われたら、「じゃあ、やってみようかな」って人の意見にじゃんじゃん乗れるタイプだったんです。それが功を奏してきたなとは思います。考えてみると、大学の事務で「マスコミ講座を受けてみたら?」って言われたことがすべての始まりで、それに乗っかっていなかったら、きっとまったく違う人生だったんじゃないかなって。いろんな人に運がいいねって言われますけど、自分でも唯一褒められるのは、来るものを拒まないこと。今も、この会社に入ったほうがいいよって言われたら、「そうですか?」って、フリーを辞めてまたどこかに勤めることも全然できますし。たぶん、自分というものがないんでしょうね(笑)。50歳でTBSを退社し、卒母。見本も模範もない新しい世界へ踏み出した1年を記録した書き下ろしエッセイを上梓。仕事、美容、車、ノースリーブなど、堀井さんを構築するさまざまなテーマについて語られている。ジェーン・スーさんとの特別対談も収録。堀井美香著『一旦、退社。50歳からの独立日記』(大和書房)は好評発売中。ほりい・みか1972年3月22日生まれ、秋田県出身。法政大学法学部卒業後、’95年にTBSにアナウンサーとして入社。2022年に退社し、フリーに転身。多数のナレーションを担当するほか、ポッドキャスト『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』に出演中。自身の朗読会のチケットは即完売するほどの人気。※『anan』2023年3月1日号より。写真・来家祐介(aosora)インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2023年02月24日体の軸や呼吸に意識したヨガを学ぼう女性のためのヨガ協会代表・仁平美香氏は、自身のオフィシャルブログで「来年2月期 Women’s AwarenessYogaスクール 募集開始」のタイトルのもと、2023年2月に開講される『少人数制オンライン Women’s AwarenessYoga講師養成講座 土曜&祝日コース』の募集をスタートしたことを発表しました。体と心を支える軸を最も大切にする「ウィメンズ アウェアネスヨガ(R)」では、体の軸に意識を向け、背骨のやわらかなS字カーブをキープすることで、肩こりや腰痛などが起こりにくい体を目指します。講座実施日は、2月23日(木)、2月25日(土)、3月18日(土)、3月21日(火)、3月25日(土)、4月1日(土)。参加費は120,000円。参加費には、オリジナルテキスト、修了試験、修了証発行費用が含まれています。申し込みは、女性のためのヨガ協会主催 ヨガ&ボディケアスクールの申し込み専用ページにて受け付けています。女性のためのヨガを得意とする仁平美香氏仁平美香氏は、女性のためのヨガ協会代表を務め、ヨガ講師、セラピスト(整体&オイルトリートメント)として活動。定期的に対面でのヨガクラスやパーソナルヨガ指導などを行う他、オンラインでのヨガ指導も実施している。ラジオやテレビなどでも活躍。著書には『子宮美人のつくりかた』『カラダをゆるめてこころを整える月経血コントロールヨガ』『女性のヨガと子宮の整体法』などがある。(画像は仁平美香オフィシャルブログより)【参考】※仁平美香オフィシャルブログ※女性のためのヨガ協会
2022年12月12日“ドラマ版ファーストテイク”と話題の「ジャパニーズスタイル」。その第7話が12月10日放送。凛吾郎役の石崎ひゅーいが舞台上で披露したマジックに「緊張感伝わってきたー」「見てるのはハラハラした」などの感想が寄せられている。仲野太賀主演、金子茂樹(脚本)と深川栄洋(監督)という組み合わせで、本番一発撮り30分間ノンストップ本格シットコムをオンエアしている本作。温泉旅館「虹の屋」を舞台に、家を飛び出し10年ぶりに帰ってきた旅館の三代目を中心にした群像劇が展開中。温泉旅館「虹の屋」を継ぐことを拒み家出同然で上京、父親が入院したと聞きつけ「虹の屋」の後釜に座ろうと10年ぶりに帰郷し、最初は従業員たちに拒まれウサギ小屋で暮らすも、1年を経た今は旅館の専務となった柿丘哲郎を仲野さんが演じる。また「虹の屋」に6年居座り続け、哲郎の部屋を勝手に使っている流しのフラメンコダンサー、寺門・ルーシー・数子に市川実日子。超絶なまでの潔癖症である「虹の屋」支配人・影島駿作に要潤。息子の凛吾郎を溺愛し共依存関係にある浅月桃代に檀れい。哲郎の幼少期を知る昔からの従業員・梅越一二四に柄本明。以前はフィリピンのマニラでお抱え料理人をしていた浮野奏太にKAZMA。桃代の息子で旅館の屋上で鹿をさばいている浅月凛吾郎に石崎ひゅーいといった顔ぶれも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。虹の屋で「ウィークエンドショー」と題した館内イベントが行われている。ルーシーのフラメンコと、仮面をつけたマジシャン・ミスターパーフェクトによる手品が演目だったが、なぜかミスターパーフェクトこと高木大助(古舘寛治)が出番を前に帰宅してしまう。哲郎はルーシーが陰湿な嫌がらせをして追い出したのか、と彼女を責める。哲郎は自分のバームクーヘンを食べられ、ルーシーに恨みを抱いていた。その後、哲郎は桃代が激しい口調で高木を追い出したという話を聞く。一方、凛吾郎はミスターパーフェクトの手品に心酔、彼の口上をマネるほどハマっていた。2日後、梅越と奏太、影島は、厨房で怪しい動きをしていた舞台衣装の高木を捕まえる。話を聞いてみると、高木はこの2日間、かつて哲郎が寝泊まりしていたウサギ小屋にいたことが発覚する。しかもそこに高木を匿っていたのは凛吾郎だった…というのが今回のおはなし。実は高木は凛吾郎の父で桃代の夫だった。驚愕の展開のなか、目を離した隙に姿を消す高木。凛吾郎は高木から教わったというマジックを見せる…ということで、凛吾郎役の石崎さんが実際にセット上でマジックを披露。視聴者からはSNSに「一発勝負でよくガンバりました。見てるのはハラハラした」「凛吾郎ちゃん大活躍!マジックまでお疲れ様でした!」「緊張感伝わってきたーお疲れさま凛吾郎、ひゅーいくん」などの感想が寄せられている。【第8話あらすじ】社長との話し合いに出かけていた桃代と影島が帰ってくる。2人は無理やりサウナを作り、熱波師の資格を持つ闇金業者・澤田弥勒(松川尚瑠輝)を旅館で働かせ従業員の給料も削減するなど、やりたい放題の哲郎の暴走を止めるよう社長にお願いするも叶わずで…。梅越を筆頭に哲郎への愚痴は止まらず、ルーシーに続き、浮野まで旅館を辞めることを計画するのだった…。「ジャパニーズスタイル」は毎週土曜23:30~テレビ朝日系で放送中。(笠緒)
2022年12月11日日本が誇るセレブユニットの叶姉妹。先日、妹の美香さんがこぼれんばかりのバストを片手で抱える、女神のようなショットを公開。その写真の神々しさに感謝のコメントが集まっています。「心で触って感じて 少しでも癒されて」 この投稿をInstagramで見る 叶姉妹 kanosisters(@kano_sisters007)がシェアした投稿 「いろいろなストレスがおおいかぶさり心身ともにやりきれない時は、私達の愛する大切な皆さんへの愛溢れる魂をプルプルでふわふわなマシュマロを心で触って感じて少しでも癒されてくだされば嬉しいですよ。(以下、全文略)」という慈悲深い言葉とともにアップされたのが、裸に手ブラのみというセクシーすぎる美香さんの写真。うっすら縦線の入った腹筋とくびれも美しすぎます!さらに写真だけでなく叶姉妹のインスタに綴られる言葉にはいつも、前向きになれる格言が詰まっています。今回も美香さんの投稿には「気持ちがふさぐ日は…」と「大切な経験」の2つの『姉の心の格言』が記されていました。前向きになれる言葉がたくさん込められている叶姉妹インスタ必見です!フォロワーからは「感謝いたします」「心に響きました」の声が多数寄せられていました。ちょっと疲れたときや何かに行き詰まったとき、ふと叶姉妹のインスタを見るとそのときに欲しい言葉が記されている不思議な魅力を持つ叶姉妹のインスタ。フォローしているとちょっとした幸せを見つけられるかも♡あわせて読みたい🌈MEGUMIさん、黒ドレスから谷間チラリ「MEGUMIではなく女神」「デコルテぴかぴか」と反響
2022年12月02日社会学者であり、コメンテーターとしてメディアに出演している、古市憲寿さん。古市さんは、2022年11月15日にTwitterを更新し、スペイン・バルセロナでの様子を公開しました。脱出ゲームを終えた後の写真や、サグラダ・ファミリアの写真に加え、『海外旅行する人が準備しておくと便利なこと』などの情報を投稿。スペインの脱出ゲームで汚れた。でも楽しかった! pic.twitter.com/rf2U4km4Zz — 古市憲寿 (@poe1985) November 14, 2022 いくつかのツイートの中で、自身の若い頃の写真も投稿しており、反響を呼んでいます。14年前、若い。バルセロナの港のどこか。 pic.twitter.com/gUMUt7Lkar — 古市憲寿 (@poe1985) November 15, 2022 古市さんは14年前にもバルセロナを訪れており、その時に撮影された写真を公開。2022年現在の古市さんと比べて、少しあどけない様子が伝わってきますね!投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。・やんちゃな雰囲気があって、かわいい。・まったく印象が違う、別人みたい…。・昔もいいけど、今もかっこいいよ!・髪型が若いけど、顔立ちは全然変わらないですね。メディアに出演している時の、臆することのない堂々たる姿勢とのギャップに、魅了された人が多かったようです![文・構成/grape編集部]
2022年11月19日アニメや漫画に出てくるキャラクターの、クオリティが高いコスプレを披露し、たびたび話題となっている叶姉妹。2022年10月11日には、注目のアニメが放送開始されるのに合わせて、Instagramに写真を公開しました。叶美香が『チェンソーマン』のマキマ姿を披露主人公がデビルハンターとして戦う、人気の漫画『チェンソーマン』のファンで、アニメ化を楽しみにしてきた美香さん。ブログにキャラクターグッズの写真を投稿したところ、「ぜひとも美香さんに、マキマのコスプレをしてほしいです!」という熱いリクエストが寄せられたそうです。そこで美香さんは、『チェンソーマン』のアニメが放送される日に、マキマのコスプレを披露しました!マキマは、『チェンソーマン』に登場するキャラクターの1人。公安退魔特異4課のリーダーで、主人公・デンジの上司かつ、内閣府官房長官直属のデビルハンターです。確かな強さを感じさせる魅力的な女性を、どのように再現したのかをご覧ください!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 叶姉妹 kanosisters(@kano_sisters007)がシェアした投稿 優し気な笑顔は、まさにマキマ!能力を使った時の、手を重ね合わせているポーズからは、強者ゆえの凄みも感じられます。美香さんのコスプレに魅せられた人たちからは、このような反響が上がりました。・マキマさんのフィギュアかと思ったくらいクオリティが高い。・わあぁ~!マキマさんだ!かわいいです!!・アイシャドウのピンクが素敵です。・美しくて、かっこいいですね!美香さんのコスプレは、アニメ放送を楽しみにしている人たちの気持ちをいっそう盛り上げた様子。美香さんだからこそできる応援の仕方といえるでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年10月11日無駄話やリスナーの本音エピソードから、おのずと名言が生まれるポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」。今回は“ご自愛”をテーマに選んだ、自分に、そして誰かにかけてあげたくなる言葉をご紹介。楽しみながら、いたわり合う関係。ジェーン・スー:堀井さんが、番組で「ご自愛ください」と言い始めたよね。堀井美香:そうだっけ?全然覚えていない。さっきアナウンサーの出水麻衣ちゃんに会った時に「いつも聴いてます!」って言われて。スー:なんで聴いてるのよ!(笑)堀井:先週くらいに配信した回の話をしてくれたけど、私がどんな話か覚えてなくて(笑)。スー:…という、いい加減なおばさんが生きていてもいいということが、皆さんの励みになるなら、私たち生きててよかったね。『OVER THE SUN』は、リスナーさんたちのメールが本当におもしろい。リスナーさんのアイデアをきっかけに、互助会(リスナーたちの総称)のみんなでヒヤシンスを育てたのも楽しかったね。「#ヒヤスンス」でSNSに投稿してそれぞれの状況を伝えて。堀井:若い男の子からも「ヒヤシンス育ててます!」って言われたりして(笑)。楽しかったな。スー:リスナーさんから「咲きませんでした」って報告が届いたら、「それもあなたの物語」って堀井さんの名言も出た(笑)。こんなふうに、相性がいい人とベラベラと話していたら、こんなにもたくさんの方が聴いてくれるなんて、ありがたいよね。こんな仕事ある!?私たち、今まで頑張って働いてきてよかったよね。堀井:本当だね。「ご自愛ください」って、人にも自分にもかけられる良い言葉。スー:ね。あなたを気にかけていますよ、ってことだからね。堀井:昔は定型文として使っていたけど、年とともに魂がこもってきましたね(笑)。スー:そうね。“THIS IS 加齢”ですよ。今は「頑張れ!」って言葉を人にかけづらい世の中だけど、堀井さんは、私に「頑張れ!」って言える人。それは信頼関係がないとできないことだと思うから、ありがたいです。だからこれからも、お互いに励ましつつ「ご自愛ください」ってねぎらいながらやっていこう…よし、まとまった(笑)。『OVER THE SUN』ご自愛名言集駄々くらいこねさせてよ!アラフィフになり、物分かりの良い大人の顔でやり過ごす日々の中で、スーさんの「なんか駄々こねたくない?」というひと言をきっかけに生まれた大人の本音。時には赤子のように泣き出したい、床に大の字になって駄々をこねたい!そんな願いを表すひと言。(Ep.54より)Byジェーン・スー普段、円滑に進むよう物事を処理したり、トラブルを回避するようなことばかりやってきてるからね。全てに嫌だって言いたくなる時もある。赤ちゃんのように「い~や~だぁ~!」ってひたすら駄々こねたいよね?文句とは違う、パッションのある駄々です。いつかみんなで思いっきり駄々をこねる「駄々ジム」作りたいな~!By堀井美香スーちゃんが駄々こねるところ見たことないね。自分の中で「なんで?」って思っても「分かりました」って言ってきたけど、そこで「え、嫌なんですけど」って言ってみる(笑)。人に迷惑をかけずに思いっきり駄々こねたいね。みんながみんな、自分ファーストでいる。誰かが“ダダ穴”を開けさえすれば、みんな駄々こねやすくなるかも。沖に出る堀井さんがTBSを退社し、フリーランスとして踏み出す一歩を「沖に出てみよう」と表現。当時、堀井さんが夫から何気なく手渡された一冊、『老人と海』(アーネスト・ヘミングウェイ著)の話から生まれた門出の言葉。(Ep.74より)Byジェーン・スーリスナーさんが冒険することとか、前に踏み出すことを「沖に出る」と言ってくださるようになって。そのあとに続く「骨だけ持って帰ってくればよい」もセットで覚えてくれているのも嬉しい。By堀井美香よく「美香さんのことを思って旦那さんが本を選んでくれたんですね」って言われますが、本当に偶然(笑)。でも結果的によかったです。沖に出ることは成功するかどうかとは関係ないんです。よくぞ金曜日まで辿り着きました。おつかれさん毎週、金曜日の夕方5時に配信される番組のオープニングを飾るとっておきの言葉。スーさんの「本当におつかれさん」に抱きしめてもらうために、番組を聴く人も多いのでは。(Ep.3より)Byジェーン・スーツイッタラーの@showgunnさんが、「俺もみんなもよく金曜日までたどり着いた」とハードボイルド風につぶやいていたのがおもしろくてパクったら、定番に。本人に認めてもらえたので使っています。By堀井美香スーちゃんは借りた言葉だと言っていますが、毎回欠かさず、時には言い直して伝えることもあるので、大事にしている言葉なんだと思います。言葉をちゃんと育てているんですね。“無の時間”が必要「隙間時間」や「ながら時間」の時間活用が定番になったり、なにかと予定を詰め込みがちになる今。ただ何もしないことがリフレッシュの時間になるのって良いことでは?という思いを表現。(Ep.16より)Byジェーン・スー先週の日曜日、ソファとベッドの往復しかしなかったよ。多分1日の歩数は100歩くらいかな。温泉に行くとかリラックスの方法は人によっていろいろあるけど、私は週に1日、何にもしない日がないとダメ。なるべく誰とも会わない。効率とは無縁の、世の中的には無駄に仕分けされがちな時間かもしれないけど、無の時間が必要なんです。By堀井美香浅草の芸者さんに着付けを習っているのですが、行くとまず1時間お婆ちゃん先生のお話を聞いて、着付けを1時間くらい、その後また2時間くらい話を聞いて…最初はもっと効率的にできないかなと思っていたんです。でも時間を経てみると、着付けを体で覚えていて。あの時間が、自分自身の経験として返ってきているのを感じるんです。高すぎる眉山などない!とある女性編集者の不自然な“泣き眉”が気になったスーさん。聞くと過去に「眉毛がキツいと就活に不利」と言われていたことが発覚。「がんがん眉山描いて!」と怒りに燃えたひと言。(Ep.80より)Byジェーン・スー人に言われた言葉を大人になっても引きずることで、自分の可能性が狭められてしまう。だから囚われないでいてほしいって伝えたんです。「眉山の高さを人に決めさせなくていい!」って。By堀井美香彼女は番組のリスナーでもあって。就活のアドバイスって間違っていること多いし、若い頃に言われたことってずっと忘れないからね。でも放送後に再会できた時、眉山がちゃんとあって安心しました。負けへんで番組スタートと同時期に誕生し、今や『OVER THE SUN』の合言葉。リスナーさんから募ったさまざまな離婚のエピソードがもたらした連帯が発生源に。頑張るより踏ん張る。悲しくても寂しくてもいいじゃない。そのままのあなたで「負けへんで」。(Ep.1より)Byジェーン・スーただ負けないぞというのではなく「勝ちにはいかないけど、負けへんで」ということが重要です。自分から人を掻き分けて、誰かを蹴落としたり、ものすごい努力をして勝ちにいくことが目的ではないし、勝とうとする気もない。でも、だからといって負けたわけではないぞ!っていう我々の意地であり、尊厳「Dignity」なのです。By堀井美香「負けへんで」とは言っているけれど、勝たなくていいよってところがセットになっているのがポイントです。私自身、本当に苦しかった時に、この言葉に助けられたこともあります。「負けへんで」って自分で唱えながら、ああいい言葉だなって。すぐにスーちゃんに「あなた、これすっごくいい言葉だよ!」って伝えました(笑)。受け身でいる時間仕事、子育て、介護に奔走し、精神的に孤独になったリスナーさんのエピソードが発端に。常に誰かのために動くことが中心になっている方々に向けて、受け身でいる時間を作っていこうというねぎらいとエールの言葉。(Ep.38より)Byジェーン・スー本当に皆さんよく頑張っていますよ。マッサージとか人様に何かをしてもらうっていうのは、ご自愛タイム。私もリラックスしたい時は、人の手に委ねて気持ちよく過ごすようにしているから。By堀井美香家庭のことで忙しくされている方には、自分ではなく誰かに何かしてもらう、ボーッとしていても勝手に事が進んでいく時間を1週間に1回でも作ってほしいです。それだけで全然違ってくると思うので。TBSラジオ『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』ジェーン・スーと堀井美香によるコンビ“スーミカ”がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組。リスナーと共に自由に語らうゆるやかなテンションが、老若男女問わず幅広いリスナーに支持され、番組発のオリジナルグッズも大人気。毎週金曜17時~配信中。©TBSラジオジェーン・スーさん(一枚目写真左)1973年、東京都生まれ。コラムニスト、ラジオパーソナリティ、作詞家。TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』が毎週月~木曜昼に放送中。著書に『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)など多数ある。堀井美香さん(一枚目写真右)1972年、秋田県生まれ。アナウンサー。27年間所属したTBSを今年退社し、フリーランスに。ナレーションや朗読会など幅広く活動。イベント「yomibashovol.2 堀井美香 朗読会」が12/2ルーテル市ヶ谷ホールにて開催。※『anan』2022年10月12日号より。写真・Nae.Jay取材、文・菅原良美(akaoni)(by anan編集部)
2022年10月05日漫画家で現代アーティストでもある、しりあがり寿による個展『焚書坑寿』が、渋谷のアートショップNADiff modernにて9月2日(金)から10月30日(日)まで開催されることが決定した。しりあがり寿は、1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビューし、パロディを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴び、その後は幻想的あるいは文学的な作品、新聞の風刺マンガやアンダーグラウンドマンガなど、様々なジャンルのマンガを手掛けている。その活動は、マンガだけにとどまらず、映像や絵画、インスタレーションなど多方面に広がり、海外の企画展への参加や、国内での個展開催など精力的に活動。近年では、“劣化”というキーワードのもと、板に描いた作品を燃やす「焼き絵」の作品制作に力を入れている。そして今回、「焼き絵」の新たなる側面、「焼き言葉」に挑戦し、初の「焼き言葉」だけの個展を渋谷のアートショップNADiff modernにて開催する。あらゆる言葉があふれている現代。本当に大切な言葉は何なのか。焼いても残った言葉たちが「焼き絵」になって並ぶ。時代を超え言葉が遺されてきた書物があふれている言葉の海、本屋ならではの展示となっている。しりあがり寿のゆるくユーモアにあふれた世界は、癒しをもたらしてくれるだけでなく、新たな気づきをあたえてくれ、日々忘れてしまっていたことを思い出させてくれ、忙しい日々に一息つかせてくれることだろう。会期初日である9月2日には店舗前スペースにて、しりあがり寿によるライブペインティングを開催。そして9月17日には文化村内特設会場にて、しりあがり寿と文学者の高橋源一郎が“言葉”について語るトークイベントも開催される。 ぜひこの機会に唯一無二のしりあがり寿ワールドを楽しみたい。【アーティストステートメント】最近言葉が多すぎませんか?SNSだけじゃないけど、デマや罵詈雑言からどこかで見たような薄っぺらな良い言葉まで。もうこうなったら、一度自分の頭の中の言葉を全部焼いたらどうだろう?しりあがり寿の、言葉を焼く焚書坑儒ならぬ、焚書坑寿だ。はたして燃えさかる炎を免れる言葉はあるだろうか!?……ゴゴゴゴボウボウぶすぶす……あるんだよね、けっこう。忘れたくない焼け残った言葉たち。自分の作品のセリフもあれば、子供の頃印象の残った言葉、どこかでなんだかひっかかった言葉。いろいろあれこれ。今回は、それを言葉の海の中、本屋さんに飾ってもらいます。しりあがり寿【開催概要】しりあがり寿展『焚書坑寿』期間:2022年9月2日(金)~2022年10月30日(日)時間:10時~19時会場:NADiff modern 店内入場料:無料特集ページ: 【イベント概要】オープニング企画 墨絵ライブペインティング日時:2022年9月2日(金) 18:00~(30分~1時間程度実施の予定)会場:NADiff modern店舗前スペース参加:無料しりあがり寿×高橋源一郎「言葉でいろいろ」トークイベント登壇者:しりあがり寿 / 高橋源一郎日時:2022年9月17日(土) 14:00~15:30(開場 13:30)定員:100名会場:渋谷Bunkamura 地下1階特設会場※NADiff modernにご来店ください。 スタッフが会場へご案内いたします。※トーク終了後には、 サイン会を実施します。 トークイベントにご参加の方で、 しりあがり寿氏または高橋源一郎氏の著書をナディッフモダンにてご購入された方が対象となります。 奮ってご参加下さい。※該当の書籍1冊購入でお二人のサインをお入れします。<トークイベント参加方法>イベント参加券:1500円(税込)イベント参加券購入方法:チケット販売サイトMY Bunkamuraにて8月24日(水)10:00より販売。お申し込みはこちら: 【作品販売について】NADiff modern店頭にて9月2日(金)10時より販売開始。アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」でも販売予定。※「OIL by 美術手帖」での販売は店頭販売から約1週間後を予定しています。 決定次第、NADiff modern公式インスタグラムにてお知らせいたします。
2022年08月24日石崎ひゅーいが全国ライブツアー2022「、&(テンアンド)」を開催。2022年10月5日(水)の名古屋・ダイヤモンドホール公演を皮切りに、大阪・東京をまわる。石崎ひゅーいの全国ライブツアー20222022年は、テレビドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』の主題歌「花束」を手掛け、話題を呼んだ石崎ひゅーい。崎山蒼志とタッグを組んだ楽曲「告白」や、菅田将暉との共作による楽曲「あいもかわらず」など、気鋭のアーティストとのコラボレーションにも注目が集まっている。そんな石崎ひゅーいが、デビュー10周年を記念した全国ライブツアー「、&」を開催。名古屋・大阪・東京の主要3都市を巡る。尾崎世界観・崎山蒼志・あいみょんがゲストになお、10月5日(水)にクリープハイプの尾崎世界観、10月6日(木)に崎山蒼志、10月13日(木)にあいみょんがゲストとしてライブ出演。豪華アーティストとのコラボレーションで一体どのようなステージが創り出されるのか、楽しみにしたい。【詳細】石崎ひゅーい 全国ライブツアー2022「、&」開催日程:2022年10月5日(水) 名古屋・ダイアモンドホールゲスト:尾崎世界観10月6日(木) 大阪・BIGCATゲスト:崎山蒼志10月13日(木) 東京・Zepp Haneda(TOKYO)ゲスト:あいみょん時間:OPEN 18:00/START 19:00■チケット情報一般発売:9月17日(土)10:00~チケット料金:スタンディング 6,500円※入場整理番号付き。※1人4枚まで。※別途ドリンク代必要。※未就学児童入場不可。※チケット情報詳細は公式サイト(を確認。
2022年08月18日石崎ひゅーいと菅田将暉のコラボレーションによる新曲「あいもかわらず」が、2022年8月2日(火)に配信リリース。菅田将暉×石崎ひゅーい“初”のオリジナルコラボ楽曲「あいもかわらず」2022年にデビュー10周年を迎える石崎ひゅーいと、映画『百花』の公開を控える中、「惑う糸」「Standby」のリリースなどアーティスト活動も精力的に行う菅田将暉が、新曲「あいもかわらず」を発表。2人は、石崎ひゅーいが菅田将暉に提供した楽曲「虹」「さよならエレジー」でヒットを飛ばしてきた盟友だ。彼らが楽曲でコラボレーションするのは、2020年発表の中島みゆき「糸」のカバー以来のこと。オリジナル曲でのコラボレーションは、新曲「あいもかわらず」が“初”となる。“いつもの二人の姿”収めたミュージックビデオ新曲「あいもかわらず」のミュージックビデオの監督を務めるのは、「まちがいさがし」などのMVも手掛けた林響太朗。「二人の歩んできた音楽に込めることと想い、言葉にかけられた願いや姿勢が、とても心地よいです。そんな心地良さを映像にしたい。」という監督の想いにより、“いつも通りの二人”をテーマに作られた。撮影ではいつも通りギターを触りながら遊んでいたら、実際に新しく1曲完成したというエピソードも。当初は、部屋の天井からのぞき見したような感覚になる縦型バージョンのみの撮影予定だったが、二人があまりにも自然に楽しむため、そのままの表情も収めたいと、急遽、監督自ら8mmフィルムカメラを握って撮影した横型バージョンも完成したという。石崎ひゅーいの10周年記念ライブで初披露なお、新曲「あいもかわらず」は、石崎ひゅーいの10周年記念ライブ「石崎ひゅーい 10th Anniversary LIVE 『、』(てん)」の東京・恵比寿リキッドルーム公演で発表されたもの。サプライズゲストとして菅田将暉がお祝いに駆け付け、「さよならエレジー」「虹」と共に、新曲「あいもかわらず」を初披露した。【詳細】石崎ひゅーい×菅田将暉 新曲「あいもかわらず」配信日:2022年8月2日(火)※7月26日(火)0:00~プリオーダー開始作詞作曲:石崎ひゅーい編曲:トオミヨウ
2022年07月29日石崎ひゅーいが、盟友・菅田将暉とのコラボ曲「あいもかわらず」を8月2日に配信リリースすることが決定した。メジャーデビュー10周年を記念したワンマンライブ『石崎ひゅーい 10th Anniversary LIVE「、」』を、7月25日に東京・恵比寿リキッドルームで開催した石崎。この公演に菅田がお祝いに駆けつけ、石崎が菅田に提供した「さよならエレジー」と「虹」に加え、新曲「あいもかわらず」が初披露された。なお2人が楽曲でコラボするのは、2020年発表の中島みゆき「糸」のカバー以来で、オリジナル曲でのコラボは今回が初となる。■石崎ひゅーい コメント菅田くんに初めてこの歌を聞いてもらった時、「熟成されたチーズ」みたいと表現してくれて、その言葉が面白くて、でも優しくて、すごくあたたかい気持ちになりました。僕らは音楽っていう大きなフィールドの中で真面目に馬鹿らしく、少しくさい言い方になるけど、“愛”っていう形のないものを追い求めてきた気がします。そんな途方もない旅を一緒に菅田くんと歩めたらと思ってこの曲を書きました。この先何年たっても「あいもかわらず」歌っていられますように。■菅田将暉 コメントこの春、ひゅーいくんから一緒に歌いたい曲があるんだと連絡がきました。その時僕は実家にいて、これからについて考えていました。子どもの頃と同じベットで横になりながらその曲を聴きました。嘘みたいに不安が吹き飛んで、やるべき事が見えました。変わらない好きなものをただ愛していこうと思えました。いつもこんな風に僕はひゅーいくんに救われています。「あいもかわらず」宜しくお願いします。ひゅーいくん10周年おめでとう!<リリース情報>石崎ひゅーい×菅田将暉「あいもかわらず」2022年8月2日(火) 配信リリース作詞作曲:石崎ひゅーい編曲:トオミヨウiTunesプリオーダー:関連リンク石崎ひゅーい HP石崎ひゅーい YouTube石崎ひゅーい Twitter石崎ひゅーい Instagram石崎ひゅーい Facebook石崎ひゅーい LINE公式
2022年07月26日【前編】「よく母親が務まるな」24歳で結婚した堀井美香アナ語る当時の苦悩 から続く元TBSアナウンサーで、4月から独立した堀井美香さん(50)。堀井さんはTBSラジオのポッドキャスト番組『OVER THE SUN』で、コラムニストのジェーン・スーさん(48)とともにパーソナリティを務めている。放送は80回を超え、アラフィフのみならずいまや世代も性別も超えてファンを増やしている人気番組だ。その2月25日配信(第74)回で、堀井さんは次のように切り出した。「3月31日でTBSを退社することになりました。『沖に出てみようかな』と。スーちゃんにも励まされ、力になり、助かりました」彼女は入社2年目に24歳で結婚し、その後、2児の母となるあいだに出産・育児休暇を取得している。そして本格復帰後の30代以降、特にこだわってきたのが「読み」の部分。その高いアナウンス力には定評があり、読み方を説くテキスト・エッセイ『音読教室』(カンゼン)が著書にある「読みのスペシャリスト」なのだ。そんな職人かたぎのアナウンサーが、安定した会社員を辞めて浮き沈みの激しいフリーの世界に、50歳にして飛び込んだ。なぜいまなのか、そして何をしようとしているのか。堀井さんの言葉に、じっくり耳を傾けることにした。■「骨だけ残ればいい」盟友の言葉で一歩前へ子育て真っただ中だったときは家庭を優先して仕事もセーブしていた堀井さんだが、長男が小学校に上がったあたりでは余裕も出てきた。「子どもがだんだん手がかからなくなってきて、いただくオファーを断る理由がなくなっていくんですね。そうしてどんどん、仕事が回りだしました。お仕事をいただけるありがたさを、より実感できたんです」現場の仕事を増やしだしたこの時期、堀井さんは自分の得意分野がナレーションであることを自覚していた。「声」だけが頼りとなるナレーションは、読み手の技術と経験が如実に出る仕事である。「じつは仕事を断っていた時期、現場からの異動希望を申し出たことがありました。そのとき山田修爾アナウンス部長(当時)に『キミにはナレーションの才能がある。アナウンサーを辞めるなどと言わず、じっくり取り組みなさい』とお声かけいただいたんです」そのとき堀井さんが思い浮かべたのは、母の顔だった。小学生のころ、母から毎朝教科書の3回音読を課されていた。忘れれば小学校まで追いかけてきた、母の教え。「ナレーションは、コンマ何秒のタイミングを求められる世界。母が毎日、音読させてくれたおかげで、その下地になったんだと思う。母からもらったナレーション、母からもらった人生と思います」仕事と育児の両立で、休む間もなく20年走り通した堀井さんを縛るものは、何もなかった。「仕事にまい進できるって、こんなにうれしいことだったんだ、と」なかでも憧れていたのは、看板番組のひとつ『世界遺産』の本編ナレーションだった。そこにたどり着くまで、ひたすら努力した。「ほかの人が断ってしまうような仕事でもお断りせず、1行だけのナレーションでもお受けすることから始めます。それを続けているうちに、何行に増やせるか。『世界遺産』は、番組スポンサーさんの“提供読み”を引き受け、それを完璧にこなせるまで何回でも吹き込みました。すると次には、プレゼント告知を担当させてもらえるようになり……」どんな小さな糸口でも、見つけたら絶対にそれを捨てない、食らいついてつなげていく。そんな姿勢で取り組み続け、とうとう『世界遺産』本編のナレーションを手にしたのだ。「3年くらいかかったと思います。不安だから努力する。努力しても不安になるからまた努力する。どんな小さなコピー読みでも、自分が満足できるパフォーマンスができるまで、徹底的にやるという思いでした」すると、アナウンス部に各番組から入るナレーション依頼のほとんどが「堀井」指名で来るように。「困ったら堀井」は、スタッフ間の標語のように全社的にささやかれていたのである。「報道の年間特別番組、皇室特番、深夜ドキュメンタリー『解放区』に夕方のニュース『Nスタ』……担当してみたかったすべての番組に、参加させていただきました」しかしここ1~2年は、アラフィフ世代として「今後10年、15年の身の振り方」をいや応なく考える時期を迎えていた。「昨年にアナウンス部の担当部長に任命され、その後は現場の仕事よりも組織を取りまとめる役割が増えていくのが明白でした」せっかくつかんだナレーションでの定評も、後輩の育成を考えれば譲っていくべき立場だった。さらに、ここ6年ほどアナウンサー採用担当として、就職希望の学生たちの声を多く聞いてきたことでインスパイアされるものもあった。「私たち世代にあった『終身雇用の一流企業への就職』という希望がいまの学生にはなかったりする。スキルアップのために10年間、会社でキャリアを積むとか、社会的意義のある仕事を求めてベンチャー企業を希望するとか……」仕事のスパンも価値観も変わってきた若者たちを見ていて、アップデートの必要性を痛感していた。「長女が就職し長男も大学生となったこと、私自身の会社での立ち位置選択に迫られたこと、50歳という節目……さまざま重なって、選択肢のなかから出てきたのが『退社』『独立』だったんです」堀井さんが「会社を辞めようと思うんだけど」と相談したのは、13年にラジオ番組で出会って以来、意気投合し、いまや盟友となったジェーン・スーさんだ。その相談を受けたときのことを、スーさんが振り返る。「今後のキャリアを考えるとき、選択肢のひとつとして『独立がある』と言う。私は『好きなようにやればいいじゃん!』と答えました。好きなことができるほうを選んでほしい、という意味です」とはいえ昨今の不況下で「フリーアナ受難時代」ともいわれる。『OVER THE SUN』2月25日配信分では「バクチ打ちだよね〜」とスーさんは笑い飛ばしていたが……。「ハッキリ言えばソロ転身も彼女にはチャレンジではないと思う。それだけのキャリアと経験値と、スキルがあるということです。性格からして用意周到でむちゃしませんから、食いっぱぐれることもないと思うし心配してません。むしろ若くして退社するアナウンサーのほうがよっぽど大変でしょ」スーさんから激励を受けた堀井さんが、次に夫に伝えると、「いいと思うよ」の一言だったという。「その数日後、夫が『この本、読んでみたら?』と手渡してくれたのが小説『老人と海』でした。初めて読んだんですが、いまの私に“ぴったんこカンカン”だった」ヘミングウェイのこの最高傑作は、84日間不漁が続く老人が沖に出て、4日間の死闘の末についにマグロを捕獲する。しかし帰港までにサメに襲われ、マグロの身は食われてしまう、というあらすじだ。「これにグッと来たんです。老いぼれたジイさんが意を決して沖に出て、自分を鼓舞して闘う。結果、敗れるが、生きて港に帰り着く。スーちゃんに話したら、『50歳で不安を選んで、そこに負荷をかけるいまのキミと同じ、最高じゃん。骨だけ残ればいいじゃないか』って言ってくれた。そうだ、私も、沖に出るんだ。ダメなら、また生きて岸に戻ってくればいいじゃないかって……」そうして40代最後の冬の晴れた日に、堀井さんは辞表を出した。■不安は尽きないけれど、それより行動あるのみ「いざ『辞めます』って言うまではよかったけれど、『一人になっちゃう』と思うと、急に心細くなったりもするんです……」心もとない単独行だが、動かなければただ時間だけが過ぎていく。そのほうが、もっと怖いから。「勢いで朗読会の会場を押さえました。6月16日の代々木上原ムジカーザ、12月2日のルーテル市ヶ谷教会と会場費も振り込んで」この東京2公演のほかに、全国各地の朗読会参加も考えている。「自治体やNPO法人などと連携を取って、ご高齢の方などのワークショップ的な参加型イベントにもご一緒したいですね」3月末日をもって「沖に出た」堀井さんが、翌4月1日、フリーとして最初に向かった現場も古巣のスタジオだった。全力で闘えば、たとえ敗れても、いつだって帰る場所はあるのだ。収録の冒頭で、もう退職したというのに「TBSアナウンサーの……」と肩書を間違えたのも、じつはスタッフが台本にそう書いて仕掛けた、愛あるトラップだった。「そうなんだよ、私、引っかかる人生なんだよ。肩書、何にしましょうか。組合員でもないし……」仕切り直して発した、フリーとしての第一声はーー。「人間・堀井美香です」(取材・文:鈴木利宗)
2022年04月24日戦争の極限下で異質な他者と出会い、人はどう変わるのか。古市憲寿さんによる、極上純愛小説『ヒノマル』。「この2年で、自由というのは脆いものだと痛感しました。ある出来事をきっかけに社会の空気はがらりと変わってしまうし、当たり前だと思っていた“自由”という権利すら、突然奪われてしまう。それが、またすぐに『いまはしょうがないか』と当たり前の形が変わって、いつの間にか窮屈さが増していくことだってあり得ますよね。そんなときに、社会の要請に従順に従うのか、徹底的に抗うのか。ただ、それ以外の第三の道というのはあるんじゃないのかなと思うんです」『ヒノマル』の舞台である戦時下と、コロナ禍にあるいまの状況に共通点を感じたという古市憲寿さん。「たとえば戦時下にも『不要不急』というスローガンがあったんです。そんな非常時だからこそ書けた物語かもしれません。戦争に対して、あるいはコロナウイルスに対してどう向き合うか。価値観が極端に対立していたり、親しい人同士でも本音と本音をぶつけ合えなかったり。そんなふうに疑心暗鬼になってギスギスした空気が蔓延する時代に、人と人はどうすれば信頼し合い、共に行動できるのかを考えたかったんです」主人公は、国家のために命を捧げたいと考えている軍国少年の新城勇二。ある日、中学の同級生で親友の小針啓介から〈魔女退治に行かないか?〉と誘われる。観音山公園内の洞窟に魔女が住んでいると噂があるのだ。探しに行くと、ひっそりとした洞窟に〈秘密の図書館〉を作っていた美しい女の子が現れて…。一ノ瀬涼子と名乗った彼女は、歴史学者の娘で、勇二より1学年上の高等女学校生。勇二は、「日本は負ける」と主張する涼子に反発を覚えながら、無意識に惹かれていく。だが、彼女は兄・優一の恋人だった。「聡明な兄と、国の教育のまま軍国少年になってしまった弟、リベラリストで自由奔放な女の子。いわゆる三角関係の物語なんですが、戦争中の物語なのでどうしても事件が起こるんです。兄が徴兵されたり、非国民呼ばわりされたり、空襲に怯えたり。極限状態で人はどうなるのか」第1稿のときの勇二は、国の勝利を疑いもしないような人間だったそう。書き直すうちに、内心では理知的な大人たちの言説を否定できなくなっていく“二重性”を、にじませるよう意識した。「勇二の正義感のゆらぎをどう書くかが、いちばん気を遣ったところですね。涼子は涼子で気ままに振る舞いすぎて、周囲とハレーションを起こしていますが、優一や勇二らとの交流を経て少し変わった部分もある。異質な他者との出会いによって人はどう変わるのか。それを見つめるのが大きなテーマでした」極限を苦悩しながら生きる若者たちの姿が描かれるが、読み心地は存外に明るい。「確かに重苦しい時代ですが、戦時中には戦時中なりの青春はあったと思うんです。たとえば、勇二らは勤労動員で軍需工場に行かされますが、夜中に涼子たちがいる女子寮に忍び込んだりします。実際にあったエピソードを参考にしたのですが、どんな大変な時代に生まれたとしても、楽しみ方はある。それは現代にもいえる話だと思います」本書には、機転が利いて要領よく立ち回れるような人物も多く登場するが、そんな人間でも時代の常識から完全に逃れるのは難しい。「ただそうした束縛を突破できる力があるとすれば、『自分や大切な人を守りたい。一緒に幸せになりたい』しかないのかなと。そんな思いを込めた作品です」シンプルだが力強いラストの一文まで、一気読み必至の大ロマンスだ。ふるいち・のりとし1985年、東京都生まれ。社会学者。同世代の視点からの新たな若者論『絶望の国の幸福な若者たち』で注目を浴びる。2018年に初小説『平成くん、さようなら』を発表し、コンスタントに作品を書き続けている。近著に『楽観論』など。『ヒノマル』物語は昭和18年、戦争の只中にある日本から始まる。大学生だった優一は学徒出陣で徴兵され、勇二らは勤労動員で駆り出される。重苦しい束縛をかいくぐり、青春を駆け抜ける彼らのたくましさが希望だ。文藝春秋2200円※『anan』2022年4月20日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年04月19日ザ・サウザンド キョウトは、“ハートのお寺”京都・正寿院とコラボレーションしたアフタヌーンティー「正寿院×ティーアンドバー アフタヌーンティー」を2022年5月9日(月)から7月15日(金)まで、ザ・サウザンド キョウト2F ティーアンドバーで開催する。“ハートのお寺”正寿院コラボの和風アフタヌーンティーザ・サウザンド キョウトが、京都人気の観光スポット・正寿院と初のコラボレーション。正寿院は、ハート形の猪目窓や花と日本をテーマにした天井画など、乙女心をくすぐるキュートなスポットが満載の寺院だ。“ハートのお寺”との愛称で呼ばれ、SNSなどでも話題を呼んでいる。“ハート型”猪目窓がスイーツに今回は、この正寿院で見られる初夏の風景などを着想源に、和テイストのアフタヌーンティーを展開。目玉となるのは、“ハート型”の猪目窓を表現した、ウェルカムデセール「猪目窓から見える正寿院」。ハートに切り抜かれたプレートの中には、アジサイなどをあしらい初夏の風景を表現した。また、ティースタンドには、抹茶・ほうじ茶・玄米茶などを使用した、和テイストのスイーツがずらり。ローズの香りをつけた抹茶生地で、フランボワーズコンフィを包んだ「抹茶とラズベリーのロールケーキ」や、黒豆茶のクレームを忍ばせた抹茶ムース、抹茶と和三盆糖を使用したボンボンショコラなどがラインナップする。アフタヌーンティーの定番スコーンは、プレーンと抹茶を用意。蜂蜜ソースと粒あんソースが添えられているので、自分好みにアレンジして楽しめそう。ドリンクは、和紅茶や日本伝統茶など、約20種類をフリーフローで味わえる。「叶紐&散華」のお土産付き来店者には、正寿院で縁日のみ授与されている縁起物「叶紐(かのうひも)」と「散華(さんげ)」のうれしいお土産付き。期間限定メニューなので、気になる人は早めにチェックしてみて。【詳細】「正寿院×ティーアンドバー アフタヌーンティー」1名 6,215円開催期間:2022年5月9日(月)~7月15日(金)1部 11:30~(14:30までの利用)、2部 15:30~(18:30までの利用)場所:ザ・サウザンド キョウト2F ティーアンドバー住所:京都府京都市下京区東塩小路町570番※1名~利用可能。2日前までに要予約。■メニュー<ウェルカムドリンク>夏蜜柑と煎茶のウェルカムドリンク<ウェルカムデセール>猪目窓から見える正寿院<スイーツ>抹茶とラズベリーのロールケーキ、ほうじ茶とパンプルムースのサヴァラン、玄米茶サンマルク、抹茶と黒豆茶のムースリーヌ、和紅茶とさくらんぼの最中サンド、抹茶と和三盆糖、煎茶と柑橘のジュレ<セイボリー>アスパラガスとカラートマトのキッシュ/サーモンサンドウィッチ/冷製バーニャカウダー<スコーン>スコーン(プレーン・抹茶<フリーフロードリンク>ドリップコーヒー・エスプレッソ・カフェラテ・和紅茶・和紅茶フレーバー・日本伝統茶・紅茶など20種以上【問い合わせ先】TEL:075-351-0700(レストラン総合受付 10:00~19:00)
2022年04月03日