保育士の中田馨さんが、じいじ・ばあばのちょっと困った行動への対処法について教えてくれました。孫が可愛くて色々なものをプレゼントしてくれるというじいじ・ばあばは多いですよね。ありがたいことももちろん多いですが、中には「家には置き場所がない…」、「子どもはこの服着ないかも…」なんていう場合も。そんな時の上手な対応について、中田先生がお話してくれています。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。今回は、もしかするとおじいちゃん、おばあちゃんが読むと「え?そうなの??」と思う内容かもしれません。私も年齢的には数年後「おばあちゃん」になってもおかしくない年齢。自分自身に言い聞かせるためにも、今回のテーマ「おじいちゃん、おばあちゃんの困った対応」についてお話しします。 今、必要ないものをくれる「今、この子には必要ないんだけどな…」というものをくれる…と悩んでいるママ(パパ)がいます。例えば、サイズが合わない服、年齢に合わないおもちゃなどです。今すぐに使えないものは必然的に押し入れに入ります。押し入れに入れていたら忘れてしまい、気づいたときにはサイズアウト…なんてこともあり得ますね。サイズが合っていたとしても、ママ(パパ)に相談せずに購入したり、リサイクルショップで購入した服だったり。定期的に段ボールで送ってきて困る!なんて話を聞いたこともあります。おじいちゃん、おばあちゃんにとっては、全て「よかれ」と思ってしていることです。きっとお買い物に行ったときに「孫に似合いそう!」と思い、ウキウキして購入しているはず。おじいちゃん、おばあちゃんの気持ちは汲みつつ対応できるとよいですね。 今、必要ないものをくれたときの対応方法では、どうおじいちゃん、おばあちゃんへママ(パパ)の気持ちを伝えましょう?例えば、「買うときは相談して欲しい」と伝えたり「今、これが必要なんです」と明確に“もの”を伝えてもよいかもしれません。それでも必要ないものを買ってくる場合には、もし言えそうであれば、「実は、過去のものもあまり使えていないんです」と事実を伝える方法もあるでしょう。とはいえ、私の場合「実は、過去のものもあまり使えていないんです」とは言えなかったので、「ありがとうございます」と受け取っていました。言った方が楽か?言わずに受け取っている方が楽か?どちらにしろ、ママ(パパ)が一番しんどくならない方法を選ぶとよいと思いますよ。実はこれ、私も姪っ子が生まれたときにしているんです。初めての姪っ子誕生で興奮していた私は、生まれたての姪っ子に有名キャラクターのぬいぐるみ型の大きめなリュックをプレゼントしたんです。今思うと「背負えるのは3歳以上だよね…」というもの。きっともらった姉は「今、これは迷惑だよ!」と思ったはず。 大型のおもちゃ(もの)を買う「○○ちゃんのお誕生日は、これにしたから!」と突然、大型のおもちゃなどを買った報告をしてきたり、「そろそろベッドが必要なんじゃない?」と幼児さんに大人のベッドを買おうとしたり…。これらはきっとおじいちゃん、おばあちゃんにとっては「よかれ」と思って孫のために用意したものでしょう。しかし、サイズの小さなものと違い、大きなものは置き場所に困ってしまう…ということもあるかもしれません。実は、我が家もありました。ジャングルジムとブランコ、滑り台がついた大型おもちゃ。小さな家に置くことが想像できなかったのでこれに関しては、「嬉しいのですが…すみません、置く場所がないので実家に置いてください」とお願いしました。また、息子の初節句のときは、大きな三段のお飾りを購入しようとした私の両親。先に生まれた男の子の孫と同じことをしてあげたい!という思いだったのですが、「買って欲しいけど。小さいもので十分です」と全力で阻止しました。大型のものに関しては、きっぱりと気持ちを伝える方がよいのではないかと思います。そう思うと、初の男女の孫を生んだ私の姉は、桃の節句も端午の節句も、それは大きなお飾りを用意してもらっていました。とても幸せなことですが「収納する場所が大変だっただろうな…」とその苦労も感じてしまいます。 高額のおもちゃ(もの)を買う孫とお出かけしたときにおもちゃ売り場があり、子どもがあるおもちゃの前を離れなかった場合。「これが欲しいの?」とお祝い事でもないのに、高額のおもちゃを買ってくれるおじいちゃん、おばあちゃん。ありがたいことなのですが、ママ(パパ)にも子育ての方針があり、何でもすぐに「はい買ってあげるわよ」は、困ることもあります。こんなときは、「ありがとうございます。じゃあ、これは誕生日にお願いしてもよいですか?」とお願いしてみましょう。もし、すでに買ってしまった場合は「こんなよいものをありがとうございます。じゃあ、少し早いけど誕生日プレゼント!ということでお願いしてもよいですか?」と伝えてみるのもよいかもしれませんね。また、年に数回しか会わないおじいちゃん、おばあちゃんの場合は、それがすでに子どもにとっても“特別”なことなので“よし”とすることもOKだと思いますよ。 先日、私が「素敵だなぁ」と思ったこと。節分の日に最後の時間まで一緒に働いていた職員に「先生、帰ってから恵方巻作るん?」と聞くと、「ふふふ!実はね、義母さんが作ってくれるんです。昨日、“あなた、明日仕事はどんな感じなの?”って連絡があって。“遅いんです”って伝えたら、“じゃあ、作るわね”って。しかも、エビフライ付きですよ!」。何だか素敵な関係ですよね。うらやましいなぁ!と思いましたし、お互いがお互いの適度な距離間で助け合っている証拠ですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2023年02月23日YouTube「ぽぬ ~まんまるほっぺの女の子~」は、ぽぬちゃんの可愛らしい日常をご覧いただけるチャンネルです。パパが「かわいい」「癒し」と感じたシーンを中心に集めた動画の数々にファンも続出!思わず笑顔になれると人気です。今回は、ぽぬちゃんが生後6カ月頃の動画をご紹介します。いないいないばぁで遊んでいたぽぬちゃん。まさかの反応にパパもママもメロメロですよ♪ パパとママと「いないいないばぁ」をして遊ぼう!この日もご機嫌なぽぬちゃん。 パパとママと、いないいないばぁをして遊ぶことになりました。 ママがぽぬちゃんのお顔を隠して… 「いないいない…」 「ばぁ!」 ぽぬちゃん、満面の笑みを見せてくれました♪ 可愛いですね。思わず何度も見たくる笑顔です! いないいないばぁが気に入ったぽぬちゃん♪いないいないばぁを気にいてくれた様子のぽぬちゃん。 すると…ママとパパ、ぽぬちゃんのある癖に気づきました。 「いないいないばぁ」をすると、ぽぬちゃん必ずお口が開いてしまうようです(笑) 試しにもう一度…何度やってもお口が開いてしまうぽぬちゃん… その表情が可愛くて、もう一度いないいないばぁをしてみることに♪ 「いないいない…」「ばぁっ!!」 やっぱりお口が開いています♪ ぽぬちゃんの「楽しい!」という気持ちがこちらにも伝わってくるような笑顔がいいですね!見ている側も思わず癒されます。 お口を開けるかな…と思ったら…まさかの反応♪楽しくて何度もいないいないばぁで遊んでいると… 次の瞬間、さらにぽぬちゃんの表情に変化が…舌を出して、またまた違う表情を見せてくれました! これにはパパもママもびっくり! そんな表情もできるのー!?と驚きです。 いろんな表情を見せてくれるぽぬちゃん♪ いないいないばぁをする度に、色々な表情を見せてくれるぽぬちゃん。 ぺろっと舌を出すポーズもお気に入りになったようです♪ その可愛らしい姿にママやパパはもちろん、動画を見ている視聴者の方々もメロメロです。「悶絶するほど可愛い…」「癒される〜」の声がたくさん届いていましたよ。 YouTube「ぽぬ ~まんまるほっぺの女の子~」では、他にも思わず笑顔になってしまうような可愛いらしい動画がたくさん! 今回ご紹介した動画では生後6カ月だったぽぬちゃんも、現在では1歳に成長。 お歌を歌ったり、お外でたくさん遊んだりと、よりたくさんの可愛らしい姿をご覧いただくことができます。ぜひチェックしてみてくださいね。 画像提供・協力:ぽぬ ~まんまるほっぺの女の子~
2023年02月21日わが家には4人の子どもがいます。上の子2人は高校生で、3番目の次女は7歳、末っ子の次男は3歳という年の差きょうだいです。上の子たちそれぞれにイヤイヤ期がありました。そして現在、次男がイヤイヤ期の真っ最中。トイレ、お着替え、お風呂など声をかけると「イヤイヤ!」。そして私はイライラ期。どうしたら次男に動いてもらえるのかと悩んだ私は、次男を誘導するポイントを見つけました。それは……。 やってきた末っ子のイヤイヤ期わが家の子どもたちは上の子2人が高校生で、末っ子の次男が3歳と年が離れています。そのため次男の遊び相手は、歳が近く仲良しの次女です。上の子2人は下の子たちのお世話をよくしてくれますが、それぞれに忙しく、次男はいつも次女と一緒です。 そんな次男もイヤイヤ期に入ると、「お風呂に入るよ!」と声をかけても「イヤ!」、「お片付けしてね」と言っても「イヤ!」、何か声をかけると「イヤ!」が返ってきます。朝、保育園に行く用意をしているときや、急いでいるときにこれが始まると大変。私もイライラしてしまいます。 上の子たちは?イヤイヤが始まると、ときには朝から大泣きして夫から「うるさい!」と怒られ、またもや大泣き。泣き止ませようと家族みんなで声をかけるもののイヤイヤ。しばらく大変です。声のかけ方次第だとはわかっていて、いろいろ試してみますがやっぱり大変。 そんなとき、ふと「上の子たちは?」と観察することに。すると、「○○してー」と声をかけると、とりあえず「えー!」という上の子たち。言えばしぶしぶでも動いてくれますが、次男はそうはいかず、なんと言えばいいか考えてみました。 次男を誘導するポイントを発見!次女も上の子たちの口ぐせややることをマネすることがあるので、次男もきっとそうだと思い、まずは次女に動いてもらうことに。片付けも「次女ちゃんはお片付けじょうずだなあ。次男くんもできるかな?」「次女ちゃんお風呂入るって!」と次女に声をかけ動いてもらって、次男を誘導することにしました。 すると次男は「自分も!」と動いてくれたのです。早くお片付けしてほしいときには、私が運動会の音楽を歌うと2人で競争して片付けてくれます。次男をうまく誘導するには、次女がポイントでした。 まだまだイヤイヤ期の次男ですが、次女とワンセットで動いてもらうことでスムーズに声をかけることができるようになりました。次女を褒めることもでき、やってくれたことに「ありがとう!」と言うとうれしそうです。まねをすることを、いい方向でやってくれるように誘導することが大事だと実感しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年02月20日待機児童ゼロを公言する自治体で、希望保育所に落選してしまいました。縁あって子どもは家の近くにある事業所内保育所に入所できることに。ただ園庭はなく、限られたオフィスの一室という環境に、私は「子どもにとって不十分な環境なのではないか」と不安を感じました。子どもが1~3歳まで利用したのですが、振り返ってみれば大満足。保育所ごとに方針は違うと思いますが、私の体験談をお伝えします。小さな変化も共有できる私が利用した保育所は3歳未満児が10人、保育士3人、保育補助4人、交代で常に3人以上保育者がいるという環境。保育者同士の情報共有がしっかりしているようで、どの保育者も子どもたち一人ひとりのことをよく把握していると思いました。 例えば私が子どもを迎えに行くと、その日の様子だけでなく、それまでと比べてこういう変化が見られるという話をどの保育者もしてくれたのです。保育者も私と一緒に子育てをしてくれているようで、私は心強く感じました。 子どものペースを尊重してくれる子どもたちの年齢が低く、少人数ゆえに集団行動に対しても緩やかな対応です。一度だけでしたが、子どもが水遊びを嫌がり「部屋で遊びたい」と言ったことがありました。そのときの保育者たちの対応は、保育者の1人が部屋で子どもと一緒に過ごし、ほかの子どもたちは予定通り水遊びをするというものでした。 人員に余裕があるからこそだとは思いますが、子どものそのときの気持ちを尊重する対応に、私は感謝の気持ちでいっぱいになりました。 たくさんの園外プログラム子どもたちが過ごすのはオフィスの一室で、自治体が運営する保育所に比べるとかなり狭い空間です。けれど保育者は雨の日にはオフィスの広い会議室を借りて子どもたちを走らせ、晴れていれば近くの公園や公共施設に連れて出てくれていました。 園外での移動中も、子どもたちに交通ルールや標識の意味を教える機会としてムダにしません。限られた環境のなか、保育者が工夫をして子どもたちにさまざまな体験をさせてくれました。 事業所内保育所を利用する前は規模の小ささに不安を感じていた私ですが、いざ入ってみるといいことばかりで大満足。同時にいくつもの保育所を体験することはできないので比較はできませんが、なにごとも外から見ただけではわからないものだと改めて感じました。 監修/助産師 松田玲子イラスト/おもち著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2023年02月18日私の息子は、2歳になるころからトイトレを始めました。大好きなキャラクターのトレーニングパンツで息子はやる気満々になり、少しずつトイレへ行けるように。しかし、あるときからトイレではなく、トレーニングパンツを履いたままおしっこやうんちをしてしまうことが増えました。あんなに順調だったのにどうしてだろうと困惑する私。しかし、原因は私にあったのです……! 幸先よくスタートしたトイトレ私には幼稚園に通う息子がいます。2歳になるころから「トイレに行ってみる?」と声をかけたり、絵本を見せたりしてトイトレをスタートしました。大好きなキャラクターのトレーニングパンツでやる気がアップし、順調にトイレでおしっこができるようになった息子。 私は成長がうれしくて、「すごいね!」「かっこいいね!」と高いテンションで息子をほめていました。3歳になり、幼稚園の満3歳クラスへ入った息子は、幼稚園でのトイレも問題なくクリア。先生に「たくさんほめてあげてくださいね」と言われ、私は「幼稚園でもできるなんて、本当にすごいね」と息子をほめたたえました。 トイレを嫌がるようになり…息子はうんちもすぐにトイレでできるようになり、私は毎日たくさんほめてあげました。このまま夜のおむつもとれるだろうと思い、意気揚々と普通のパンツも購入。しかし、入園してから2カ月ほどたったころ、息子はトイレへ行かずトレーニングパンツのままおしっこやうんちをしてしまうことが増えてしまいました。 トイレを嫌がるようになり、私はあんなに順調だったのにどうしてなのかと困惑。幼稚園の先生に相談すると、幼稚園ではきちんとトイレへ行けているとのこと。「入園して、環境や生活のリズムが変化した疲れが、今出ているのかもしれないですね」と言われました。 「だってママ」息子の言葉そんなある日、幼稚園から帰ってきた息子が「トイレ行く」と言い、きちんとおしっこができたので、私は「じょうずだね! トイレ行けたね!」と拍手をしながら言いました。そして「なんで行けないときもあるのかなぁ」と言うと、息子が、「だってママ、うるさいんだもん」とぽつり。 私はまさかの答えにびっくりしました。良かれと思ってしていた行動が、実は逆効果だったのです。たしかに、トイレは落ち着いて静かに入るところだよね……と私は大げさにほめていたことを反省しました。 ほめることはもちろん必要なことだと思いますが、あまり大げさすぎたり騒がしかったりするのは息子には合わなかったようです。それからは、トイレへ行く息子をそっと見守り、ほめるときもほどほどにすることを心がけ、無事にトイトレを完了することができました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2023年02月16日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、乳幼児が発症しやすい耳の病気や、耳掃除について教えてくれました。まだ言葉でうまく伝えられない乳幼児にとって耳の異変を伝えるのは難しく、気づいた時には重症化していた…なんてことも!ぜひ、参考にしてくださいね。 乳幼児に起こりやすい耳の病気といえば、中耳炎。しかし、痛みや苦痛を訴えることが難しい乳幼児の場合、親が症状に気づきにくく、知らないうちに悪化してしまうことがあります。そこで今回は、乳幼児に起こりやすい中耳炎や耳垢のケアについてのお話です。 乳幼児がかかりやすい耳の病気とは?乳幼児がかかりやすい耳の病気は中耳炎です。中耳炎は、鼓膜(こまく)の奥にある「中耳」が炎症を起こす病気です。日本では、0~3歳までに約7割が発症するといわれ、免疫機能が未熟の時期であるために起こりやすくなります。適切な時期に治療を行わないと、重症化したり、再発を繰り返して鼓膜を切る手術をすることもあります。 中耳炎の種類乳幼児がかかりやすい中耳炎には実はいくつか種類があり、それぞれ症状が異なります。特に乳幼児がかかりやすい中耳炎の症状については下記をご確認ください。 「急性中耳炎」急性中耳炎は、耳に激しい痛みや、発熱、耳だれなどの症状があります。乳幼児は、言葉で症状を上手に説明できないので、原因の分からない発熱や、耳を触る、ひっぱる、眠れないなどの様子があったら、中耳炎を疑いましょう。耳だれが出ると痛みや発熱が良くなることがありますが、その後は必ず受診するようにしましょう。 「滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)」滲出性中耳炎は、中耳に滲出液(水のようなもの)がたまる病気で難聴などの症状がありますが、痛みや発熱はありません。幼児の場合は、聞き返しや返事をしないことでわかることがあり、「急性中耳炎」が長引いて移行する場合も多いようです。 その他上記以外にも、急性中耳炎を1年に5回以上繰り返す「反復性中耳炎」、鼓膜に穴が空いたままになってしまう「慢性中耳炎」などがあります。異変を感じたら、迷わず耳鼻科を受診するようにしましょう。 早期発見のために!注意しておきたいサインとは?乳幼児の場合、自分で耳の異変をママやパパに伝えるのは困難ですよね。子どもが風邪をひいたり、鼻水や咳を出している時には、下記のような症状が出ていたら中耳炎にかかっている可能性もあるので注意しておきましょう。症状が見られる場合には、早めに受診することをおすすめします。 ・耳を痛がっていないか?・片側の耳をよく触っていないか?・耳から悪臭がしていないか?・耳だれが出ていない? 耳だけじゃない!中耳炎予防は鼻のケアも大事中耳炎の原因のほとんどは、鼻水です。鼻水の中には、細菌やウィルスがいっぱいです。これが耳の中に入ってしまうことにより中耳炎になることがあります。鼻と耳は「耳管」という管でつながっていますが、子どもの耳管は大人の耳管に比べ、短くて水平になっているので、鼻水が入りやすくなります。また、風邪をひいて鼻水が出るようになり、中耳炎になってしまうケースもとても多くなります。赤ちゃんだけではなく、子どもは上手に鼻がかめないので鼻水がたまりやすく、中耳炎を起こしやすくなります。対処法としては、原因となる鼻水をこまめに出せるように吸引することが大切です。 乳幼児の耳掃除の注意点赤ちゃんの耳掃除は、基本的には必要がないと言われています。耳垢は、耳の中の古くなった皮膚や分泌物の塊です。これは、鼓膜までの耳の通り道を保護する役割もあります。口を動かしたり、姿勢や体の動きによって、動いて自然と出てくることがあります。しかし、耳の穴が耳垢でふさがって耳の聞こえが悪くなっているような場合は耳鼻科で耳垢をとってもらうようにしましょう。家でできる耳のケアとしては、耳介(穴ではなく外側)の溝や裏などは、汗などで汚れている場合があるので、ガーゼや綿棒などでやさしく取り除く程度にしておきましょう。 また、耳垢が溜まりすぎることが原因で中耳炎になることはないといわれています。実際には、頻回の耳掃除により鼓膜の外側の外耳という部分が傷ついて起こる外耳炎になる方が多いので注意しましょう。 まとめ乳幼児の中耳炎は、早期発見して適切な時期に治療を受けないと、繰り返したり、悪化したり、治るまで時間を要することがあります。症状が良くなっても、医師の指示に従って、抗菌薬などの薬の服用や通院を途中でやめないことも大切です。 引用参考文献:小児急性中耳炎診療ガイドライン2018年版日本耳鼻科学会他 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2023年02月16日私は3歳半と1歳半の男の子を育てています。生まれたときからよく寝てくれる子だった次男が最近、なぜか夜泣きをするようになりました。毎日3時くらいに夜泣きが始まり、その声で、次男と同じ部屋で寝ている長男も目を覚まし泣き始めるのです。起きてしまった長男は寝かしつけようとしてもなかなか泣き止まず、夫は長男に叱りつける始末……。困った私はある方法を見つけたのです。次男の泣き声で目が覚めてしまう長男夜間授乳が終わってから、わりと朝までぐっすり寝てくれていた次男。しかし、1歳半になったころ、目が覚めてしまうのか、夜中の3時ごろに決まって夜泣きをするようになりました。そして、次男と同じ部屋で寝ている長男も目が覚めてしまい、「○○(次男の名前)がうるさい! ママ~!」と泣き始め、2人で泣き声の合唱のようになるのです……。 その上、困ったことに次男よりも長男は、一度起きてしまうと私が寝かしつけようとしても全然寝てくれません。真夜中に2人の寝かしつけをする私は、毎日寝不足の日々。そんな中、なるべくスムーズに2人を寝かしつけるため、2つの方法を実践するようになりました。 次男が泣き始めたらすぐ対応!まず、次男の夜泣きが始まると、私は次男を抱っこしてキッチンへ行き、水を飲ませます。すると、次男は落ち着いて、自分のベッドですぐに寝てくれるのです。しかし、寝てくれない日もあり、そのときは長男と同じ部屋ではなく、リビングのベビーベッドで寝かせます。 この次男の一連の対応を、いかに長男が完全に目が覚める前におこなうかが重要でした。私は次男の夜泣きが始まると、できるだけすぐに子ども部屋から次男を連れ出すことにしています。 寝つけない長男はママと同じベッドに長男が完全に目が覚めてしまって泣き続けるときは、私が何をしても泣き止みません。夫はイライラして、泣く長男を叱りつけて、さらに大泣き……。そのときは、私たち夫婦のベッドで寝かしつけることにしています。 長男は私が隣で寝ると気持ちが落ち着くのか、泣き止んで、自分の大事にしているぬいぐるみを抱っこしながらスッと寝てくれるのでした。そのまま朝まで一緒に寝ることもあれば、私もゆっくり寝たいので、長男が寝入ったあとに子ども部屋へ運ぶこともあります。 子どもたち各自の部屋があればいいのですが、わが家は狭く部屋の数も少ないため、どうしても子どもたちを別々に寝かせることができません。しかし、この2つの方法を見つけたことで、今ではじょうずに寝かしつけられています。いつか次男も夜泣きがおさまると思うので、その日までこの方法を継続していくつもりです。 著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2023年02月16日保育士の中田馨さんが、子どもがお友だちを叩いてしまったり、物を壊してしまったときの対応について教えてくれました。「どうしてお友だちを叩いてしまうの……」、「なぜうちの子はこんなに乱暴なの?」と悩んでいるパパやママもいるかもしれませんね。中田先生が子どもの行動や心理について詳しくお話ししてくれています。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは。保育士の中田馨です。子育ては「楽しい!」「うれしい!」「すごい!」と思うことも多いですが、「あれ? どうすればいいのだろう?」と悩むこともあります。例えば、友だちを叩いたり、物を投げて壊したりする子どもの行動など。 そこで今回は、そういった少し乱暴に見える子どもの行動について考えてみましょう。 大切なことは、周りの大人が「そういう子」と思い込まないこと友だちを叩いたり、物を投げてしまうような行動は、成長の過程です。保育所の子どもたちを見ていても、多かれ少なかれどの子にもやってきます。子どもたちの様子を見ていると、それが大きく出て目立つ子と、それほど目立たない子がいるなと感じます。 みんなが通る道なので、「この子は乱暴なのではないか?」とは思わないでください。例えば、「あなたは、いつも乱暴ね!」なんて声かけをして、「乱暴な子」のレッテルをはらないでほしいなと思います。 とはいえ、何度注意しても何度も何度も同じことを繰り返されたら、「じゃあ、どうすればいいの??」と思ってしまいますよね。では、どうして子どもがそのような行動をするかを考えてみましょう。 友だちを叩いたり、物を投げたりするのはなぜ?あなたのお子さんは、なぜ友だちを叩いたり、物を投げたりすると思いますか? 理由はいろいろあるのではないかと思います。 「自分のおもちゃを友だちに急に取られた」「友だちのおもちゃが欲しくなった」という分かりやすいものもありますし、「投げてみたらおもしろかった!」なんて理由のこともあります。 以前に私の保育所で起きた出来事を例にお話しします。Aちゃん(1歳児)が何もしていないBちゃん(2歳児)を叩いたり、噛んだりすることが続きました。その理由は、これまで何度もBちゃんに自分が使っているおもちゃやあそびを取られたり、壊されたりしていたからです。その過去の記憶があるから、目の前をBちゃんが通っただけで「また、取られてしまう!」と思って自分の身を守るために叩いていたのです。 子どもの「今した行動」だけでなく、その前後や関係性にどういった思いがあったのかを見ることができると、子どもの行動が理解でき、大人の対応も変わってくるかもしれませんね。 どの月齢でも「あそび」や「良し」にしないこと私の保育所では、友だちを叩いたり、物を投げたりする行動をどの月齢でも「あそび」や「良いこと」と捉えないようにしています。 例えば0歳児を抱っこしているときに、大人のほっぺをペシペシ叩くことがありますね。こんなときは、「痛いよ。さすさすしてくれたらうれしいな」と子どもの手を持って一緒に「さすさす」します。物を投げたら「これは危ないから、ボールを投げてみよう」と、投げてもいい物と交換します。 ほっぺをペシペシされて笑顔で「痛い痛い~」と笑うと、赤ちゃんは「ペシペシしたら、ママ(パパ)が喜んでくれる! 楽しい!」と思ってしまいます。硬いおもちゃを投げて「じょうずに投げられたね!」と褒めたら、硬いおもちゃを投げてもいいと理解します。 子どもを叱る必要はなく、してもいい行動を伝える(教えてあげる)ようにできると良いですね。 感情的に怒らず、子どもの気持ちに寄り添いつつ「待つ」1歳児、2歳児になり、友だちと関わることが増えてくると、上記の方法では問題解決しなくなることもあります。 もし、友だちを叩いてしまったときには、まずは叩いたことに対して注意をして、子どもの行動を止め、声かけをします。「叩いたら痛い!」「叩いたら○○ちゃんがかわいそう」「叩くのはダメ!」など、お子さんへ伝わりやすい言葉でOKです。このときだけは、わざと大きめの声で叱ります。 そして、叩かれた友だちには、まず親が「痛かったねごめんね」とフォローを入れて、お子さんと向き合ってみましょう。このとき話しかける声は、できる限り静かな口調です。そして、叩いてしまった子どもには、まだ言葉でうまく伝えられない場合には、「どうして叩いたのかな?」「○○ちゃんのおもちゃが使いたかったの?」など子どもの気持ちを代弁します。「ママ(パパ)は、叩いたことがとっても悲しい」とママ(パパ)の気持ちも伝えましょう。そして、「○○ちゃんに謝ろうね」と一緒に謝ります。 今回は、とっても完結に書きましたが、子どもの気持ちはそんなに簡単に「謝る」方向には進みません。子どもの表情を観察しながらできる限り言葉数は少なく、「待つ」姿勢で声かけを行ってみましょう。もし、子どもが謝れなくても、そんなときもあるものですから大丈夫。代わりにママ(パパ)がしっかりと謝る姿を目の前で見せましょう。大切なのは、親が感情的に怒らないことです。 最後にお話しした方法は、少し親の「演技力」も必要になるかもしれません。感情的にならず、いかに簡単な言葉で子どもに伝わるように説明できるかも、子育てには大切かもしれませんね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年02月16日わが家の末娘は現在1歳10カ月。保育園入園当時は生後5カ月で、かわいくて、かわいくて、ずっと母乳で育てたい、この手にずっと抱いていたい、と思っていた私は、後ろ髪を引かれる思いで毎日保育園に預けていました。しかし、保育園に預けて1年後の、1歳児クラスの発表会で末娘の成長を目の当たりにした私は、心から「生後5カ月から預けてよかった」と思ったのです。生後5カ月で預けるのは不安!私は長女を3歳まで自分の手で育てていたこともあり、こんなに小さな生後5カ月の赤ちゃんを保育園に預けることに不安がありました。いいえ、不安と言うより、寂しさのほうが強かったかもしれません。 上の子2人は完全母乳で育てたので、末娘も完全母乳で育てたい。でも保育園では育児用ミルクを必ず飲む……。ハイハイした、たっちした、そんな初めての瞬間を保育園で迎え、私が見られるのはその次かも……。毎日母乳がなくて、泣きじゃくったりしないかな……。そんな思いでいっぱいで、いても立ってもいられず、私は子どもたちを保育園に早めに迎えに行くことが多くなりました。 なぜか手足が汗でびっしょり末娘は、初めての環境で緊張してか、迎えに行くと手足がお風呂に入ったかのように汗でびっしょり、ということが続きました。心配で病院に行くと、このくらいなら多汗症などの心配はないとのこと。そして、ストレスや緊張から汗をかく子もいるということを教えていただきました。大人が冷や汗をかいたりすることと、似たような状態のようです。私は心配で、しばらくは午前中だけ末娘を預け、お昼に迎えに行き、上の子2人を夕方に迎えに行くという生活をすることにしました。 心配をよそに成長していく末娘心配でお昼お迎えを続けていた私ですが、そんな心配をよそに末娘はどんどん保育園に馴染んでいき、午前中はニコニコ過ごし、迎えに行くころには疲れて寝ているということが多くなりました。保育園で眠ることができているということは、安心して生活している証拠だと思い、このころから夕方まで末娘を預けるようになりました。そして、1年後の発表会。末娘はおおかみさんの歌を保育士さんと元気に歌い、保育士さんのまねをいっぱいして、楽しそうに発表会に参加していたのです。その姿を見て、生後5カ月から保育園にお世話になり、保育士さんとしっかり信頼関係を築くことができてよかったと心から安心し、同時に感謝の気持ちでいっぱいになりました。 生まれてまだ5カ月の子どもを保育園に預けるということに大きな不安や寂しさを覚えて、なかなか安心して預けることができなかった私。お昼お迎えにして様子を見たり、帰ってきたときの手足の汗を見て、まだ慣れていないなと思ったり……。いろいろなことがありましたが、発表会で保育士さんのまねをして頑張る末娘の姿を見て、生後5カ月から預けてよかったと心から思いました。これからも、末娘らしく楽しく保育園に通ってほしいです。 著者:澤口紗枝7歳女の子、5歳の男の子、1歳の女の子のママ。夫と子ども3人の5人暮らし。あったかで優しい家庭を作るのが目標。趣味は子どもとお出かけすること。
2023年02月15日私は3歳の長女と生後6カ月の次女の母です。長女を妊娠中に前職を辞めて、いったんは専業主婦の道へ。長女の育児が落ち着いたあとは、家計の足しにと細々とアルバイトをおこなっていました。ワーママに憧れはあったものの「フルタイムで働くのなんて無理」と思っていたのですが……。そんな私に転機が訪れたのです。働きたいがワンオペ環境では難しい…夫が激務の仕事に就いており、親せきは事情があって一切頼れない環境にありました。しかし、周りのワーママへの憧れもありましたし、決してゆとりある家計でもなかったので、「本当は働いたほうがいい、でもこんな環境では働くのは無理に等しい」とずっと思い悩んでいました。 そして次女の妊娠後期になり「里帰りもしないし、これでは長女の保育の手が明らかに足りなくなる」と心配になり、産前産後要件で長女を保育園に入所させたころ、転機が訪れたのです。 次女を出産。働きたい想いは募るが…私が住んでいるのは保育園が足りず激戦区の自治体だったので、長女を入所させられたのは本当に奇跡的だったと思います。このまま就職しなければ、産前産後要件では産後2カ月で保育園を退園せざるを得ないという状況でした。だからこそ、この偶然の縁を大切にしたいという想いがありました。 次女の出産という一大イベントで心身共に大変な時期ではありましたが、「なんとかして働いて、このまま長女の保育園通いを継続させたい。けどどうしたらいいの? 今の私の状態で雇ってくれる仕事なんてあるの?」と、とても悩みました。 雇ってくれないのなら、自分で起業する悩み抜いた挙げ句、「雇ってくれるところがないのなら、自分で起業すればいい」と思いつきました。個人事業主という自営業のなかでも比較的規模が小さいものを選択したのですが、特に決まりなどはなく税務署で手続きを踏めば誰でも起業できるのです。 職業は「Webライター」を選択。育児の経験を生かした記事などを執筆しています。 現在、完全在宅勤務で長女は保育園、次女は自宅保育で隙間時間を見計らい執筆にあたっていますが、月に5万円前後の収入があります。きちんと就労しているのか審査する市役所の目もあるので、逆にそれがモチベーションとなり「頑張って稼ごう!」という気にさせてくれます。転機の流れがきたときに勇気を持って行動することが大切だと感じました。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年02月15日私は3歳半と1歳半の男の子を育てています。「2歳差育児は大変だから、少なくても歳の差は3歳空けたほうがいいよ」と友だちに言われていた私。しかし、高齢出産で長男を産んだ私は、2人目もできるだけ早く欲しかったのです。そして、長男を産んだ2年後に次男が誕生しました。2歳差育児は確かに毎日恐ろしいほど大変です。しかし、最近ある変化が出てきました。それは……。 確かに超多忙の2歳差育児「2歳差育児は毎日の記憶をなくすくらい忙しいよ」と姉や友だちの言葉を、今身にしみて感じている私。次男が生まれてから子どもたちに振り回されているかのようにお世話に必死で、自分のケアや夫の身の回りのことは後回しになっているほど大忙しの毎日です。 子ども中心の生活は、2人のおむつ交換に食事介助、食事の準備に家事や後片付けで「これ、いつになったらラクになるんだろう」と言うのが私の口癖になっていました。 長男のトイトレが終わったころに起こった変化そんな中、いっぱいいっぱいだった私に、ほんの少し心の余裕ができるようになりました。長男のトイトレが終わった3歳4カ月ごろ、長男が次男と同じレベルで次男と遊んでくれるようになったのです。 以前までは個々で遊ぶことが多かった2人が、一緒に笑って同じおもちゃで遊ぶようになりました。私はそんな2人を見守ることが増え、その間に家事を済ませることができるようになったのです。また、イヤイヤ期に入って食事拒否をする次男の食事介助は、長男が手伝ってくれます。すると次男は喜んで食べてくれるので、とても助かっています。 悪いことばかりではない2歳差育児同じ2歳差の男の子を育ててきた姉は「2歳差は大変だけど、ある時期から2人で勝手に遊んでくれるようになるし、歳が近いからなんでも同時進行で学校の行事ごとも一気に終わるよ」と言っていたことを私は思い出しました。 歳が近いため、友だち感覚でいつも一緒にいた甥っ子たちを見てきた私。手のかかる乳幼児期でも、2人一緒に子育てできることは、悪いことばかりではないと思えるようになったのです。 次男を出産してから怒涛のように時間が過ぎて、毎日追われるかのように子育てに必死だった私。しかし、子どもたちの成長する姿を見ると、「今まで大変だったけど、子どもの成長とともに2歳差育児だからこそ良いことがある」と思えるようになりました。これからも子どもの成長を楽しみながら子育てできればいいなと思っています。 著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2023年02月14日わが家に娘が誕生したのは、息子が2歳5カ月のとき。私は2人育児が始まることに少し不安がありました。それでも、息子はよく寝る穏やかな赤ちゃんでしたし、2人目の育児はラクだとよく聞いていたので、きっとなんとかなると考えていました。しかし2人育児が始まると、おなかの底から声を張り上げ泣き続ける娘と、イヤイヤ期の息子を相手にする毎日。「なんとかなる」という考えは甘かったと、すぐに思い知らされたのです……。よく眠ってくれた生後2週間出産後の分娩室で、家族に見守られながら過ごす、赤ちゃんとの触れ合いの時間。そのときから、娘はずっと大声で泣いていました。助産師さんに「ずっと泣いてるね! 気が強そう!」と言われたのを覚えています。 しかし、家に帰ってからは本当によく寝てくれました。授乳のとき以外はほとんど寝ていて、毎日静かで、赤ちゃんがいることを忘れてしまうほど。息子はパパっ子で赤ちゃん返りもなく、楽しい2人育児がスタートしたと思っていました。 大音量で泣く娘とイヤイヤ期の息子そんな眠り姫のようだった娘が、生後2週間を過ぎたころから、よく泣くようになりました。その声は近所中に聞こえる大音量! 夕飯前の黄昏泣きで声量が上がる娘に、イヤイヤ期真っただ中の息子が耐えられるはずがありません。 イライラした息子がおもちゃを投げ、夕飯が始まるころには2人とも大号泣! 大泣きのピークの時間帯に帰宅していた夫が、「何から手をつけたらいい!?」と言いながら、リビングまで走ってくる日々が数カ月続きました。 兄妹のやりとりにほっこりな日々気がつけばてんやわんやの日々は過ぎ、今では娘が1歳半になり、息子はもうすぐ4歳。娘は言葉がわかるようになり、息子はイヤイヤ期が落ち着き、良いお兄ちゃんっぷりを見せるようになってきました。 とはいえ、おもちゃの取り合いでケンカをする毎日。そんな中でも時々、息子が娘に絵本を読んであげたり、2人で追いかけっこをしたりする姿を見ると、かわいくてたまりません。慌ただしくも、1年前の私には想像ができない幸せな瞬間です。 今思えば、てんやわんやだった日々がいつごろ落ち着き始めたのか覚えていないくらい、毎日必死でした。最近の娘はイヤイヤ期が始まる時期で、0歳のころとはまた違う大変さがあります。これからも年齢に応じて悩みは尽きないでしょう。しかし、大変な日々もきっと乗り越えられると信じて、私も子どもたちと成長していきたいと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:境まいこおちゃめな3歳男児と声が大きい1歳女児を育てるナースママ。ライターとしてさまざまなジャンルの記事を執筆している。
2023年02月14日息子が1歳を迎えたころ職場復帰をし、同時に保育園への登園が始まりました。普段は土日が休みの職場なのですが、どうしても一度休日出勤をしなければいけない状況になってしまった際の出来事です。まさかの日曜出勤! 夫も不在…どうしよう基本は土日が休みの職場であるため、保育園には平日のみの登園となっていました。しかし、このときは会社の都合で日曜日でないと会議が開けず、仕事が進まないという事態になってしまったのです。 タイミングの悪いことに、夫もその週は休日出勤。実母に頼ろうと思いましたが、風邪をひいていて寝込んでいると断られてしまいました。 どうしようか悩んで上司に相談すると「子どもを連れて出勤したらいいよ。会議の間は僕が預かるから」と言ってもらえたのです。私はすっかり安心してしまい、当日まで他の職員に子連れで出勤をするということを伝えていませんでした。 準備は万端! 忘れ物もなし! だけど…当日は息子がぐずらないために先手を打つべくおむつや飲み物、おやつはもちろん、好きなおもちゃに昼寝用ブランケットと、アレもコレもと準備。結果、普段のおでかけ以上の大荷物になりましたが、これで同僚にも迷惑をかけず過ごせるはず! と私は考えていました。 しかし、いざ職場に着くと同僚たちの戸惑う様子がわかりました。そこで初めて「しまった! 事前に伝えていなかった!」と気づいたのです。慌てて息子を連れてフロア内へあいさつをして回りました。 幸いにも息子は大人しくしてくれており、最初は戸惑っていた同僚も「小さい新人さんだなぁ」「いい子じゃないか」などと言ってくれ、私としては何とかなりそうだ、と思っていたのですが……。 先輩のひと言にショック!でも、その言葉に納得「子どもが来るなんて私知らなかったし。そもそも会社は子どもが来るところじゃない」と先輩に言われてしまったのです。 迷惑をかけないための対策をしっかりしたつもりでしたし、上司から許可を得たという安心感もありましたが、すっかり動揺してしまい「すみません。手は尽くしたのですが預け先が確保できず……。許可は得たので問題はないと……」。 ようやく言えた言葉でしたが、「他の同僚にはちゃんと言った? この日、子ども連れて来ますって。当日になって言えばいいわけじゃないでしょ?」と返され、「すみません」としか言えませんでした。その場は上司が間に入ってくれて納まりましたが、この一件以来、先輩との関係は少しギクシャクしてしまいました。 上司から許可を得たことに安心してしまい、周りが見えなくなってしまっていたのは私の落ち度です。小さい子どもがフロア内にいることで集中できなくなる職員や、そもそも子どもが苦手な職員もいたかもしれません。 職場が子連れに寛容ではあっても、そういったことに気を配り、子連れでの出勤が必要となった場合は上司の許可はもちろん、他の職員にも事前に周知しておく必要があると感じました。原案/山田甜子作画/やましたともこ
2023年02月13日YouTube「TWINsふたごチャンネル」は、二卵性双子男女のごうくんとふわちゃん、そして弟のはるくんの成長をご覧いただけるチャンネルです。双子のごうくんとふわちゃんが2歳10カ月ごろの動画をご紹介します。もうすぐ出産予定のママは約1週間の入院に。こんなにも長い期間、ママと離れたことのないごうくんとふわちゃん。2人にとってもママにとっても「会えない」ことが想像以上につらいい1週間となりました。ママのいない1週間、無事に乗り切れるかな?いよいよ出産が近づいてきた! 出産が近づいているママ。帝王切開のため、1週間の入院期間に入ります。ごうくんとふわちゃんもなんとなく理解している様子。 おなかを触って、なでなで。「ママがんばってね!」と送り出します。 離れていてもママのことが気になる2人 ごうくんとふわちゃんは2人で、ママのことをお話し中。「ママ、赤ちゃん抱っこしてるのかなぁ?」とごうくん。 「どうしてママ帰ってこないの?」とふわちゃんは少し不安げ。ママに会いたいという気持ちが、少しずつ湧き上がってくるけど、我慢我慢! 遊んでいるときは笑顔いっぱい♪ママのことを思い出すと、会いたくて寂しい気持ちになってしまう2人。しかし、パパやみんなと遊んでいるときはいつも通りの笑顔いっぱいな姿です。 ごうくんは、おばあちゃんにタオルを巻いてもらいご満悦!楽しそうにパパに踊りやカッコイイポーズを披露しています。 ママの入院中、いとこの赤ちゃんも遊びに来てくれたようです。みんながおうちに来てくれて、寂しい気持ちもふっとんだかな? パパやおばあちゃん、みんなの協力で2人も楽しく過ごせているようです。 しかし、やっぱり2人が一番がんばりましたね。ママに会いたくてたまらない気持ちもある中で、たくさん笑顔で過ごしてくれています♪ ママが恋しい……日中はたくさん遊んで笑顔だったごうくんとふわちゃん。しかし、ふと寂しくなってしまうことがあるようで…… そんなときにはママとテレビ電話タイムです。 ママとたくさんお話しをして、元気をチャージ!!2人だけでなく、もちろんママも2人と話すことで、元気になれますね。 どうしてもママに会いたい……(涙) この日はごうくんが長時間泣き止まず……パパがママにお助けの電話をしました。テレビ電話でママと対面できた2人。パパが、テレビの大画面にママが映るようにしてくれました♪ ごうくん、ママに会えてうれしい! という気持ちよりもママに会いたい気持ちがますます強くなってしまったようです。 この姿を見ているだけで、思わずもらい泣きしてしまいますね。ごうくんとふわちゃんの寂しいけれど我慢している姿や思いが、こちらにも伝わってきます。 ふわちゃんがごうくんの頭をなでなで♪ どうしても涙が止まらないごうくん。涙がどんどん溢れます。 その姿を見て、ふわちゃんがごうくんの頭をなでなで。ごうくんを励まします。ふわちゃん、とってもやさしいですね。 ママとのテレビ電話では、どうしても涙が止まらなかったごうくん。少し寂しいバイバイとなってしまいました。 もうすぐママが帰ってくるから、もう少し頑張ろうね! 笑顔が戻って一安心♪ テレビ電話のあとに、パパがごうくんを連れて2人でお散歩に♪お散歩をしたことで、気持ちも切り替わったようです。ニコニコ笑顔のごうくんに戻り、ママも一安心♪ ごうくんもふわちゃんもママと1週間も離れ離れになるのは初めての経験。寂しい思いもして大号泣してしまったときもあったけれど、パパたちにたくさん遊んでもらい、笑顔で過ごすこともできました! ママと弟くんがおうちに帰ってくる日が楽しみですね。
2023年02月12日私は3歳半と1歳半の男の子を育てています。今まで長男は、私が次男を抱っこしていると私に寄ってきて同じように「抱っこして!」と、次男に対して嫉妬しているような行動がありました。さらに、幼稚園に通うようになってからの長男は、赤ちゃん返りのような行動をとったり、次男の真似をするようにもなったのです。ついつい、私は「お兄ちゃんなんだから」と叱ってしまいます。するとぐずって泣き出す長男。そのとき、私はあることに気が付きました……。 赤ちゃんの真似をする長男長男は次男の真似をしてお尻歩きをしてみたり、次男が赤ちゃん言葉でしゃべっていると長男も「あー、うー」と話し始めたりする行動が見られました。私は長男が笑って楽しんでいるので「次男と遊んでいるのかな」という程度に思っていました。 しかし、私が次男の食事介助をしていると「ぼくも!」と言ってきたり、おむつ交換をしていると、長男も次男と同じように寝転んで私におむつ交換をねだるようになったのです。 長男にイライラする私私は、成長して自分でできることが増えていた長男を喜んでいたのに、赤ちゃん返りのような行動をする長男にイライラするようになりました。そして、ついつい「自分でできるでしょ! 自分でやりなさい」と叱ることが増えていったのです。 しかし、私が叱っても長男はぐずって泣いてしまう始末……。そのとき私は、「長男はかまってほしいのかも。幼稚園でも頑張っているし、私にもっと甘えたいのかもしれない」と気づいたのです。 長男への対応を変えてみる注意してばかりで長男への配慮が欠けていたことに気づいた私は、「幼稚園で頑張っているもんね」と長男の行動や訴えをできるだけ受け止めるようにしました。また、長男を信頼して簡単なお手伝いを任せるようにし、できたら思いっきり褒めるようにしてみたのです。 そうすると、長男は赤ちゃん返りのような言動が減り、喜んでお手伝いをしてくれるように。私はこの経験から、子どもはとてもセンシティブだから、長男にも次男と同じように愛情が伝わるように接してあげないといけないのだと学びました。これからは長男にも次男にも同じように愛情を伝えていきたいと思います。 私は3歳半になって成長した長男が、次男と同じような行動をして戸惑っていました。しかし、3歳半でもまだまだ幼児でママに甘えたい時期。私はしっかり長男のことも見守って、いっぱい愛情を与えてあげないといけないということを学びました。これからは、長男とちゃんと向き合って、一緒に過ごす時間を1日の中で作っていけたらと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2023年02月12日母乳育児での心配事は多々ありますが、出かけた先に授乳室があるかどうかもその1つ。最初のうちは大きなモールや子育て支援センターなど、確実に授乳室の設備がある場所へ出かけていました。授乳ケープでの授乳に慣れると、どんな場所でも授乳できるようになり……その油断が赤っ恥体験を招いてしまいました。授乳ケープ? 名前は知ってるけど…赤ちゃんが生まれて間もないころは、決まった時間だけではなく、泣くたびに授乳していました。母乳が出ているかどうかも定かではなく、右側、左側と何往復もさせていました。 とにかく授乳しやすいように、赤ちゃんがおっぱいを飲みやすいように、おっぱいは丸出しでないと落ち着かず、「家や授乳室でないと、とてもじゃないけど授乳なんてできない!」と思っており、授乳ケープを使っての授乳なんて考えていませんでした。 授乳ケープって便利なんだ!回数を重ねるごとに母乳の出がよくなり、私の授乳の仕方も上達してきました。慣れたのは赤ちゃんも同じで、だんだんと飲み方がじょうずに。すると、何往復もさせていた授乳が、生後6カ月になるころには右側1回、左側1回でたっぷり飲めるようになったのです。 そのころには赤ちゃんの体つきもだいぶしっかりしてきて、気候もよく、度々公園や野外に出かけることが増えてきました。そんなときこそ授乳ケープの出番。さっとかぶせれば簡単に目隠しになり、どこでも授乳できてしまうのです。 赤ちゃんが授乳ケープを取り払う!授乳ケープの便利さをすっかり気に入った私は、ある日、大型モールのフードコートで授乳をしていました。休日の昼時は多くの人で大混雑。授乳ケープでいつものように授乳をしていたつもりですが、何が気に入らなかったのか赤ちゃんがおっぱいを飲みながら突然手でケープを払い、おっぱいが丸出しに……。 慌てて戻しましたが、あれだけの人がいれば確実に見られていたと思います。恥ずかしくて、そのあとどうしたのかもよく思い出せません……。 いつでもどこでも授乳ができるということは、とてもストレスフリー。授乳ケープは本当に便利です。でも、授乳室が完備されている施設では、なるべく授乳室を使おう……と反省した出来事でした。 イラスト:sawawa 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2023年02月11日私には2人の子どもがいます。上の子が3歳になるとともに妊娠が判明し、3歳7カ月のときに出産をしました。上の子は年齢的にもいろいろと理解していたため、激しい赤ちゃん返りをしました。その様子と上の子のケアでおこなったことを紹介したいと思います。大変だった長女の赤ちゃん返り妊娠を伝えてから、上の子は自分は赤ちゃんだと言い出し、毎日「でちゅ」「バブ」と言いながら赤ちゃんのまねをしていました。 3歳を過ぎ、身の回りのことは自分でできるようになっていたのにもかかわらず、着替えもごはんも「お母さんがやって!」「お母さんが食べさせて!」と一切しなくなる始末。 もちろん下の子が生まれてからはさらに大変で、授乳をするたびに1時間以上泣きました。「赤ちゃんをおなかに返して」と言われたときは、私も一緒に泣きたくなりました。 昔の写真を一緒に見返す娘は繊細な性格であり、ママっ子でした。周りの弟や妹が生まれた子たちと比べても、娘の赤ちゃん返りは期間が長く、激しかったと思います。私自身も長女で、娘の寂しい気持ちは痛いほどわかります。 ただ、ママを取られたと感じてほしくないこと、赤ちゃんは自分で何もできないから、ママがいろいろとやってあげないといけないということは理解してほしいと思ったのです。 そこで、上の子もつきっきりでお世話されていた時代があったということがわかるよう、新生児から1歳ぐらいまでの写真を一緒に見返しました。自分もずっと愛されていたと感じてくれたのか、すごく喜んでくれました。 2人で過ごす時間をつくる兄弟姉妹を育てる先輩ママたちから、上の子と2人の時間をつくるといいよとアドバイスをもらいました。そこで里帰り中、赤ちゃんが寝ている間は家族に見ていてもらい、上の子と一緒に近くの公園に遊びに行ったり、スーパーにお菓子を買いに行ったりするように。私たちはこの時間を「2人タイム」と呼んでいました。 この間、私は上の子の話をよく聞くようにして、赤ちゃんのことも話題に出し、どう感じているかを理解できるよう努めました。産後間もなかったので短時間でしたが、2人で過ごす時間を設けることで、2人の関係性は変わっていないよという安心感を少しは与えられたと思います。 妊娠中から産後1カ月ぐらいの間は、「このまま下の子を受け入れてくれなかったらどうしよう」と不安でした。でも上の子が5歳、下の子が1歳半になった今では、そんなこと本当にあったっけ?と思うぐらい、妹を溺愛する良いお姉ちゃんになってくれました。当時は大変でしたが、上の子の気持ちを大切にした甲斐があったのかなと思います。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 原案/小川恵子作画/やましたともこ
2023年02月11日小さいころからシャワーを顔にかけて慣れさせておくと良いと聞いたことがあり、その通りに息子にもしました。しかし、月齢が進んでも息子はシャワーを嫌がって泣くばかり……。嫌がる姿を見てかわいそうだと思いながらもシャワーをかけ続けていましたが、あることがきっかけでまだ話せない息子の気持ちを察することができたのです。生後1カ月から顔にシャワーSNSや先輩ママの体験談で、小さいころから顔や頭にシャワーをかけて水に慣れさせておくと後々のお風呂がラクになる、赤ちゃんがおなかの中にいたときは羊水の中だったから顔にシャワーをかけても大丈夫と聞いたことがありました。 なので、私も息子が生後1カ月のお風呂デビューをしたとき、シャワーの水圧を低くしてやさしく頭からシャワーをかけたり、顔にかけたりするようにして水が顔にかかることを慣れさせようとしました。 息子が泣いてもシャワーをかけ続ける息子は顔に水がかかることが嫌なのか、シャワーをかけるたびに泣きました。でも、「小さいころから慣れさせることが大事。きっとそのうち慣れて泣かなくなる」と自分に言い聞かせ、シャワーを顔にかけることを続けたのです。 しかし息子の月齢が進むにつれてシャワーを拒絶する感情がはっきりしてきてしまい、泣き声も大きくなりました。嫌がる息子にシャワーをかけ続ける行為は、まるで虐待をしているような罪悪感を抱くように。夫が息子をお風呂に入れてくれるときは息子の姿が見えない分、シャワーをかけられて泣く声を聞くと特にかわいそうに感じました。 言葉がわからないと決めつけてごめんねそんな日々に転機が訪れたのは、息子が生後8カ月のときでした。某芸能人ママのブログで「赤ちゃんだと思ってまだ言葉が通じないと決めつけず、声かけをするようにしています」という文章を見て、私はハッとしたのです。私は会話の成り立たない息子への声かけが苦手で、あまり話しかけていませんでした。 お風呂のときも基本は無言で淡々と息子に接していましたが、それからはなるべく話しかけることを意識。「これから頭を洗うよ。体を洗うよ」など声をかけてから息子に触れました。シャワーを顔にかけるとき、「頭とお顔を洗うから目をつぶってね~」と必ず伝えてからシャワーをかけるようにしたのです。 すると、まったく泣かなくなったわけではありませんが、声をかける前とかけるようになったあとでは明らかに息子の泣き方が変わったのです。それからも息子への声かけを意識し続け、現在1歳1カ月になった息子はすっかりお風呂が大好きな子に成長しました。 誰でもシャワーを急に顔にかけられたら、ビックリしたり不快に感じたりすると思います。もちろん赤ちゃんも例外ではなく、このとき初めて息子の気持ちに気づいたのです。当時の私は先輩ママの体験談を必死に追いかけ、一番大切なことを無視していました。これを反面教師に、何ごとも「まだ子どもだから」と決めつけず、息子の気持ちに寄り添うと心に決めたのでした。 著者:米久 熊代1歳男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年02月10日娘は義実家にとっては初孫。生まれた当初はかわいがってくれた義母でしたが……。義妹に子どもが生まれた途端、何事も甥ファーストに! そんな義母の態度に少し悲しい思いをしたため、今後の義母との関わり方について考え直すようにした体験談です。娘をかわいがってもらえて幸せだった時期結婚前から夫が子どもを強く望んでいたこともあり、結婚してすぐに授かった娘は義実家にとっても待望の初孫でした。義両親は片道1時間半かけて時々会いにきてくれたり、娘のためにかわいい服を買ってくれたり、とてもかわいがってくれていました。 私たちも娘を連れて義実家へ遊びに行って一緒に過ごすことが多かったので、義母が娘をかわいがってくれるのをとてもうれしく思い、感謝していました。 義妹の授かり婚で義母が豹変?ところが、そんな義母に変化が起きました。義妹が授かり婚をすることになり、義母が私に出産準備のためのベビー用品を義妹にあげてと言ってきたのです。 当時娘は1歳半だったので、不要な物もあるし別にあげてもよかったのですが、なぜ義妹からではなく義母から依頼がくるの?と、義母と義妹の態度に違和感を覚えました。 そんなことを義母に言えるわけもなく、そのまま義妹の出産予定日の前日にほとんどのベビー用品を譲ることに。義妹からは特にお礼の連絡もなく、出産したばかりの義妹と甥の写真がLINEで続々と送られてくるなか、私は正直、素直に祝えない気持ちになってしまいました。 甥ファースト、娘はそっちのけ?義妹は1カ月ほど里帰り。そのころから義母が甥ファーストになりました。もちろん甥のほうが幼いし、手がかかるのもわかります。でも娘に対する接し方と少し違うように感じるのです。 義妹夫妻が泣いている甥を無視してオンラインゲームで遊んでいても、何も言わずずっとニコニコしながら甥を抱っこしている義母。娘が義母に話しかけてもあまり相手にしてもらえず、寂しそうな娘を見て私もいたたまれない気持ちに……。 また、義母と義妹の買い物に付き添った実母から聞いたのですが、甥のおもちゃやベビー用品はたくさん買っていたのに、娘の物は一切買わないだけでなく話題にすら上がらなかったそうです。私はそれを聞いて悲しくなりました。 義母からのLINEも甥が中心それ以降、私も義実家へはすっかり足が遠のいてしまいました。そんなある日、娘の七五三の前撮り写真をフォトブックにして義実家に送付したところ、数日後に義母からフォトブックが届いた旨の連絡が。しかし、その二言目には「甥ちゃんも大きくなってつかまり立ちするようになりました、娘ちゃんと遊ばせたいですね」とあり、甥の写メが送られてきたのです。 え? なぜこのタイミングで急に甥のことを……? と正直驚きました。せめて「娘ちゃんかわいいね、久しぶりに会いたいね」のひと言くらい欲しかった……。義母のなかでは娘よりも甥がかわいいのかな……ともやもやした気持ちが治まらず、その後数日間気分が悪かったです。 嫁が産んだ子より、娘が産んだ子のほうが気をつかわなくて疲れないとか、距離が近く会う頻度が高いほうに世話を焼きたくなることもあるとは思いますが、義母の変化には少しがっかりしました。気にしてもストレスがたまるので、義母とは少しだけ距離を置きつつ、タイミングを見て娘とたくさん関わってもらう機会を作ろうと思います。 原案/関口直美作画/やましたともこ
2023年02月10日わが家には4人の子どもがいます。性格はそれぞれ違いますが、赤ちゃんのときに一番大変だったのが長女の人見知りです。私以外の人は全然ダメで、夫にすら私の姿が見えないと大泣き。私はトイレやお風呂にゆっくり入れないほどでした。そんな長女を、仕事復帰のため1歳から保育園に預けることに。家族相手にも泣いてしまうのに、「預けて本当に大丈夫なのか」ととにかく心配だったのですが……。人見知りが激しい長女長男と2歳差で長女が生まれ、夫の仕事は時間帯が不規則だったため、私がほぼワンオペで育児をしていました。長男は誰にでも抱っこされて懐いてくれていたので、みんなにかわいがってもらえるタイプ。けれど、長女は抱っこはされるものの、私の姿が見えなくなると大泣きし、私が見えると見事にピタッと泣き止みます。 それは夫に対しても同じでした。夫に長女を見ていてもらい、長男とお風呂に入っていると、長女の泣き声が聞こえます。「早くあがってー!」と夫の声。そのためか、夫はあまり育児に参加しなくなりました。 いざ、長女を保育園へ仕事復帰のため長男が1歳で保育園へ通い始めたように、長女も1歳から保育園に行くことに。不安だらけの中、慣らし保育が始まったのですが、長女は朝から大泣き。それでも慣れてくれないと困るので、心が締め付けられる思いで通わせ始めました。 保育園から「ずっと泣いていて給食が食べられないから、短時間から始めましょう」と提案があり、少しずつ時間を延ばすことに……。すると、少しずつ水分がとれるようになり、給食が食べられるようになり、最終的には保育園で1日過ごすことができるようにななったのです。 見違えるほどの成長!1週間の慣らし保育が終わると、朝からも泣かずにニコニコと先生のもとに行く長女。「行ってらっしゃい!」と私に手を振るようになり、お友だちもでき、楽しく保育園生活を送れるようになりました。 長女は、それまでの人見知りが嘘のようにいつもニコニコ笑顔で人と接することができるようになり、たくさんのお友だちができました。それも、泣いてばかりいた長女を、やさしく根気強くお世話してくださった先生のおかげだと、本当に感謝しています。 今は高校生になった長女は、親戚に「あのころは大変だったね」と言われ、今では笑い話になり、かわいがられています。そして、赤ちゃんのころはあんなに苦手だった夫とも、今では仲良く話したり、一緒に買い物に行ったりしています。悩みのタネだった長女の人見知りが、保育園をきっかけに変わることができて本当によかったです。 イラストレーター/大福著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年02月09日新型コロナウイルスの影響で外出が制限されるなか、2歳の娘と私は図書館に行く頻度が増えました。図書館に行き、借りる本を選んでいる時間が娘と私の毎週末の楽しみに。ある日いつものように図書館に行くと、本が平置きされている特設コーナーでたまたま気になるタイトルのビジネス書を発見した私。さっそく借りてみたところ、娘の予想外の行動により本を弁償しすることになったのです……。図書館で借りたビジネス書に異変が!2歳の娘は図書館がお気に入り。「どこに行く?」と私が聞くと、2回に1回は「図書館!」と答える娘。図書館に行って絵本を借りては、寝る前に読み聞かせをするのが日課です。普段は子ども向けの絵本ばかり借りている私ですが、特設コーナーにあったビジネス書のタイトルが気になり、借りてみることに。 その夜、子どもに絵本の読み聞かせをするついでに借りたビジネス書のページをぱらぱらめくっていたときです。私はある異変に気が付きました。なんと、ビジネス書の一部に色鉛筆でぐるぐると書きなぐった跡があるのです。まさかと思いリビングを見回すと、同じ色の色鉛筆が床の上に転がっていました。 落書きしたのは、娘…?「この落書きは〇〇ちゃん(娘の名前)がやったの?」と娘に尋ねると、顔が無表情になりました。その後、娘は少しうなずいたように見えましたが、何も言わずに布団に顔をうずめると静かに泣き始めたのです。 それでも伝えるべきことは伝えなければいけないと思った私は、「図書館で借りた本はみんなの本だから、落書きをしないでね」と娘に言いました。娘は布団に顔をうずめたまま、泣きながら眠ってしまいました。 「弁償」という思わぬ出費私が図書館の職員に本の落書きについて説明すると、弁償する必要があるとのこと。図書館の職員からは「古本でも構わないので同じ本を購入してきてほしい」と言われました。 このビジネス書はつい3週間ほど前に発売されたばかりの新しい本。古本はあまり出回っていませんでした。数冊ほど古本が売りに出されていましたが、新書で買うのとほぼ変わらない値段です。もちろん弁償は当然だと思っていますが、思わぬ出費につい落胆してしまいました。 娘が図書館で借りてきた本に落書きをしてからは、触れてほしくないものは手が届かない場所に保管することにしました。そして、「図書館で借りた本を大切に扱うように」と繰り返し娘に伝えています。一応、「うん」と真面目な顔で大きくうなずく娘。それ以来娘は本に落書きをしなくなったので、彼女なりに理解してくれたのだなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:武田 ゆうか2歳女児の母。1987年生まれのミレニアル世代。小さいころから本と歌が好き。就職活動に失敗し、それまで無縁だったIT業界で社会人生活をスタート。20代で結婚し、子どもを授かるも、夫のモラハラに苦しんでいる。
2023年02月05日わが家は4歳になった息子・夫・私の3人家族です。息子が生まれてからは、夫婦ともに子育てを優先的に考える日々。そんな中、幼稚園に通い始めた息子から言われた思いがけないひと言に、その後の家族計画について夫婦で考えさせられたのです……。家族のカタチの理想と現実結婚をしてから夫とは、子どもは2人か3人は欲しいねと話をしていました。しかし息子を出産してからというものの、想像以上に大変な子育てに、もう1人を考える余裕がなくなっていた私。夫も仕事が多忙ということもあり、理想はあるけれど家族が増えることに対してあいまいな考えの日々を過ごしていました。 息子が幼稚園に通うようになり、周りのママ友が2人目、3人目と子育てをしている姿を見つつ、内心では「私にはそんなに心の余裕がない。ひとりっ子のほうが息子のためなのかもしれない」と思っていたのです。 息子から投げかけられた疑問に驚きそんな日々を過ごしていたある日、幼稚園から帰ってきた息子がなんだか少し悲しげに私に問いかけました。「ねえママ。どうして僕のところには、赤ちゃんがこないの?」。突然の発言に驚いた私に、さらに息子は「〇〇君のところには赤ちゃんがいるのに」と……。 幼稚園のお友だちにはみんな弟や妹がいることを私自身が感じていたように、息子も同じことを感じていたようで、私に疑問を投げかけてきました。その言葉は、それまで自分が抱いていた「ひとりっ子のほうが息子のためなのかも」という気持ちを考え直すきっかけとして、十分すぎるひと言でした。 夫と今後の家族計画について話し合いその晩、仕事から帰ってきた夫にそのことを話すと「実はこの間、息子に同じことを聞かれた」と話し始めました。まさか息子から催促されるとは思わなかったと夫婦で話しつつ、今後の家族のカタチについて話し合うことに。 そして、第2子妊娠に向けて妊活をしていこうと、ちゃんと話し合うことができたことも、息子のひと言がきっかけとなりました。その日以降、息子は時々同じ質問を投げかけてくるのですが、そのときは「いつかお兄ちゃんになる日がきたら」と息子の理想を聞いて、前向きに過ごすことにしています。 もともと抱いていた2人目の子育てへの不安はまだありますが、その不安を理由にして息子の幸せを私自身が勝手に決めつけていたことに反省をしました。家族のカタチは人それぞれ違うからこそ、正解はなく、結果がどうなるかはわからないものですが、息子が喜んでくれる家族のカタチのために、私も頑張ろうと思えた経験でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:伊藤 美里3歳の男児の母。多忙な夫との3人家族で、ほぼワンオペ育児を楽しんでいる。料理と子どもが好きで、食に関する情報や自身の子育て経験を中心に執筆活動中。
2023年02月04日息子が希望する幼稚園に合格し、ひと安心していたのも束の間。幼稚園の入園説明会で、入園前に自作しなくてはならない園用品があると知り、裁縫が苦手な私は大慌て。「こんな物まで作るのか!」と驚き、もっと前から準備しておけばよかったと後悔した体験談です。園用品について無知だった私息子の幼稚園入園が決まり、これで4月から少しは自分の時間がとれるかなと、とても楽しみにしていました。そして幼稚園の面接から数日後、入園説明会がおこなわれるとのことで幼稚園へ。 説明会で配布された冊子には、入園までに用意しなくてはならない園用品がずらりと書いてありましたが、私はその内容を見て「えぇ!?」と驚愕。恥ずかしながら、私は幼稚園で使用する用品はほとんど幼稚園で買える物だと思っていたのですが、説明を聞いていると、何やら自分で製作しなければならない物が多いことがわかりました。 こんな物まで手作りするの!?その冊子には、手作りしなくてはならない物として、お皿やコップを入れる巾着袋数枚、給食時に使うナフキン数枚、お弁当時に使うお弁当入れの巾着、さらには大きめの布バッグとまで書いてありました。 しかも布バッグには、自分でアップリケまたは刺しゅうをしなくてはいけないとのことで、もともと手芸が苦手な私はしばらくフリーズ……。入園までまだ3カ月ほどあったのですが、布や糸はもちろん裁縫道具も用意しなくてはならず、果たして登園開始時までに間に合うのか不安になってきました。 頑張ってはみたものの…家にミシンはなく、ひたすら手縫いで作っていたのですが、さすがに私の力量では布バッグを作れず途方に暮れていました。しかし、幼稚園に通うことをとても楽しみにしている様子の息子。 長く使う園用品だし、ここはやっぱりかっこいい布バッグを持たせてあげたい!と思い、最終手段としてミシンを持っている実家の母親に布バッグの製作を頼むことに。せめてもの気持ちでアップリケだけは私が担当し、何とかギリギリ入園前までにはすべて完成しました。 こんなにも自作する園用品があるとは思っていなかった私。しかし、不格好ながら私の作ったアップリケがついた布バッグを持って登園する息子を見ると、頑張ってよかったなと思います。そして、入園後も必要に応じて園用品を作っていたので、少しは私の手芸スキルも上達したかな?と思う今日このごろです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:竹の内 由紀4歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2023年02月04日YouTube「ひろぴーファミリー~楽しく育児~」は、パパとママ、そして6歳・4歳・2歳の3姉妹の5人家族の日常を見ることができるチャンネルです。3姉妹はとってもかわいらしく、家族みんな仲良し! 見ていてとても楽しくなるチャンネルですよ。今回は、パパがワンオペ育児に奮闘している姿をご紹介! 当時(2022年1月)、3歳・2歳・生後10カ月だった年子3姉妹の育児、パパはどんなふうに過ごしているのか必見!今回はママがお熱でダウンしてしまい、パパがワンオペ育児に奮闘している様子を記録した動画をご紹介します! 子ども1人でも育児は大変。年子3人の子どもの育児、パパはハプニングなく終えることができるのでしょうか……。 ママが体調不良でダウン! この日はママが体調不良でダウン。とってもつらそうです。次女のひまりちゃんは、甘えたくてずっとママのそばにいます。長女のひなちゃんもママに冷えピタを貼ってあげたり、お手伝いをしてくれています。 パパ、ワンオペ育児スタート! 子どもたちと家事に奮闘 パパは率先して家事をしてくれています! 洗濯物たたみやお部屋のお片づけをみんなで頑張ります。しかし、お部屋を片づけても片づけても……子どもたちはおもちゃを出して遊んでしまい散らかしてしまうようでパパ困っています(笑)。 お片づけ中の様子、ぜひ動画でご覧くださいね♪ パパが片づけていく中、ひまちゃんがおもちゃで散らかしてく姿にクスッとしてしまいますよ。 お片付けが終了! 夜ごはんの買い物にレッツゴー お部屋のお片づけが一段落ついたところで、夜ごはんの買い物に出かけます。ママがゆっくり休めるように、子どもたちも一緒にお出かけです。子どもを3人連れての買い物、なかなかスムーズにはいきませんが、無事にお買い物も終了。お菓子も買ってもらったようです♪ お買い物から帰宅。みんなでごはんを食べます! お買い物から帰宅し、ごはんの準備をします。ひなちゃんとひまちゃんは寝ているママのところへごはんを持っていってあげます。長女のひなちゃんはしっかり者のお姉ちゃん。ママの体調を気遣いたくさんお手伝いをしてくれています。とってもやさしいですね。 この日の夜ごはんはお寿司。3人で「いただきまーす!」ひまちゃんの食べっぷりも見ものですよ♪ 車の中で寝てしまった三女のひよちゃんが起きてきました。少し寝て気分もスッキリ! ご機嫌も良さそうです。 おなかも空いたようなので、離乳食を食べます。2人のお姉ちゃんも、離乳食を食べさせるのをお手伝いしてくれています。 大波乱のお風呂の時間! パパは大忙しです!! ごはんを食べ終えたら、パパは3人の子どもたちをお風呂に入れます。小さな子どもをお風呂に入れるのは本当に大変ですよね。しかも今回は3人! まだまだ赤ちゃんのひよちゃんはお風呂で大泣き。パパはバタバタです。大忙しで子どもたちをお風呂に入れます。 お風呂から上がったら、お着替えタイム。まだまだひとりで服を着るのが難しいひまちゃんやひよちゃんを、やさしくフォローしながら着替えさせてあげるパパ。 さらに、ひなちゃん達の髪の毛を乾かしてあげます。ドライヤーでの作業も手慣れたものです♪ さすがパパ!ここまでを見ていても、パパの奮闘ぶりがよくわかります!食事やお風呂、お着替えなど育児や家事をバタバタしつつも手際良くこなしていますね。 寝かしつけタイムに突入。しかし、まだまだ眠たくないのかな!? お風呂にも入り、ハミガキもおこなったのでそろそろおやすみの時間です。子どもたちの寝かしつけをします。お手伝いをしたりお買い物にも行ったので、みんな眠たいかな? ……と思いきや、ひまちゃんとひよちゃんはなんだかまだ目が冴えているご様子です。 2人で遊んでいます。こういうとき、兄弟や姉妹がいるだけでなんだか楽しい気分になってしまいますよね。2人でなにやら楽しそうです。ひまちゃんはいないいないばぁをしてみたり、ひよちゃんにトントンして寝かしつけをしてあげようとしたり……。まだ2歳ですが、ひよちゃんの前ではすっかりお姉ちゃんなんですね。微笑ましい姿です♪ 動画の中では、なかなか寝ない2人の様子も見ることができますよ。ひまちゃんのお姉ちゃんぶり、ぜひご覧くださいね。とってもキュートです。 子どもたちが寝てからもパパはまだまだ働きます! 3人の子どもが寝たらパパのワンオペ育児も終了……としたいところですが、子どもが寝た後にもやることはまだまだあります! パパは残りの家事に取りかかります!キッチンリセットをして、洗濯をまわし、リビングの片づけもしてくれています。これはママもうれしいですね。体調の悪いママをしっかりと気遣ってくれている心遣いが素敵です! ほっと一息。1日お疲れ様でした☆ 寝かしつけ後の家事を終えてようやくパパも休憩タイムです。バタバタと大変なワンオペ育児、お疲れ様でした。 ひろぴーファミリーのご家族は、いつもパパとママが協力して育児や家事をこなしているのがよくわかりますね。どの場面も普段から子育てに携わっていなければ、奮闘しながらもここまでいろいろなことに気づくことができません! 画像提供・協力/ひろぴーファミリー~楽しく育児~
2023年02月04日保育士の中田馨さんが、保護者と園の先生とのコミュニケーションについて教えてくれました。良かれと思ってやっていたパパやママの行動が、実は先生たちを困らせてしまっていることも……!? 「こんなことに注意しほしい!」というポイントについてもお話してくれているのでぜひ確認してみてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。保育園や幼稚園に子どもを通わせている保護者のみなさんにとって、先生とコミュニケーションをとることも子どもの日常を知る上で大切ですよね。4月から新学期が始まると、新たに関わる先生もいることでしょう。そこで今回は、先生と保護者のコミュニケーションのお話をしたいと思います。 「伝え忘れてた……」はNG! 大切なことは必ず伝えて!保育所を運営していく中で大切なことがいくつかあります。例えば、「時間」。送り迎えの時間は、入園時に契約した時間を守ること。もし、早くなる、遅くなるようなことがあれば、事前に伝えることはやはり大切なこと。時間によっては、保育体制が整っていない場合もありますし、連絡がなく遅いと「何かあったのではないか?」と心配してしまいます。また、子どもの体調面で気になることがあれば、必ず教えてください。例えば、いつもより機嫌が悪い、食欲がない、何度も起きてあまり寝ていない、昨日下痢があった、熱がある、咳や鼻水がある……などです。ちょっとしたことでも保育士に伝えてもらえると、その日の子どもの活動予定を変えることができます。本来は外遊びをめいっぱいする日だったとしても、「今日は、お部屋でゆっくりしようか」とその子のペースに合わせることができます。保育所をスムーズに運営するためのこと、子どもの身体を守るための大切なことは、必ず伝えてください。 子どもは意外と見ています! お互いを尊重する言葉遣いは大切どれだけ年下の保護者だったとしても、どれだけ年下の保育士だったとしても、どれだけ保育者と保護者が仲良くなったとしても、相手を尊重して話をすることが大切だと私は思っています。「尊重するのですから、お互いに敬語を使いましょう!」とまではもちろん言いませんが、丁寧な言葉遣いは心がけたいものです。そして、普段あまり意識をしていないところかもしれませんが、保育士と保護者が話している様子を、子どもたちは見ています。ほんとに、じーっと見て聞いていますよ。現に、2歳を過ぎ言葉の発達がたけてくると、私たちが普段会話で使っている言葉を取り入れることが増えてくるものです。私たち大人の会話が、子どもたちへの良き見本になるといいですね。 保育士も保護者も、同じ目的があります。それは「子どもを健やかに育てること」です。これに向かって、お互いが協力しながらコミュニケーションを取れるといいですね!著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年02月03日私には8歳・5歳・3歳・1歳の子どもがいます。子どもたちには「自分は愛されているんだ」と思っていてほしいですし、「幼少期の愛着形成は重要」と育児書などでも言われているので、なんとか子どもたちとの時間を確保したい!と思ってきました。しかし、下の2人にまだ手がかかって、なかなか上の2人との時間がとれません。自己嫌悪に陥ることもありましたが、私が忙しい中で上の子たちとの時間を確保して愛を伝えている方法をご紹介します。 下の子が寝ているときだけの遊び1歳と3歳の子がいると、細かいおもちゃは誤飲が心配です。カードゲームはカードを折られたりよだれで汚されたりすることもありますし、ボードゲームは下の子たちがルールを理解しないでぐちゃぐちゃにして喧嘩になるので、結局上の子たちはテレビゲームで遊ぶことが増えました。 でも、下の子たちが寝てくれれば邪魔されることなく遊べる!というわけで、下の子たちの昼寝や夜の寝かしつけがうまくいったときは、ここぞとばかりにルールのあるゲームや細かいおもちゃなどを楽しむようにしています。 私は現在子育てサークルやお茶会などでいろいろなママさんと話すことがありますが、仕事をしていたり自分の体調が悪かったりして子どもとの時間がつくれないと、かつての私と同じように悩む方もいらっしゃいました。大切なのは時間がどれだけかけられたかよりも、「どれだけ子どもに愛が伝わっているか」だと信じて、これからも子育てしていきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2023年02月03日私には3歳になったばかりの長男がいるのですが、恥ずかしながら、長男はすぐにパンツを脱ぎたがるのです。家の中だけならいいかと思い、長男が裸でいることを許していた私。外に出るときは、「パンツとズボンをはくこと」をしっかり守るように言い聞かせていました。しかし、私の友人が家に遊びにきたときのこと……。友人の前でもお構いなしに裸ん坊!「お母さんのお友だちがくるから、今日は裸ん坊はダメよ!」と長男に言い聞かせ洋服を着させて、家で私の友人が来るのを待っていました。友人が家に着くと、長男は友人と少しずつ打ち解け、おもちゃで遊ぶように。 しかし時間がたつと、長男が「暑い!」と言って上のシャツを脱ぎ始めたのです。そしてついに、「パンツも脱いでいい?」と言い、私の返事も待たずにパンツを脱いで真っ裸に……。そのとき友人は笑っていましたが、私はとても気まずい思いでした。 下半身は家族以外の人には見せないで…子どもだからといって人の前で裸になることは許されることなのか……。上半身ならまだしも、下半身はやめてほしいなという気持ちでした。私は息子に「チンチンは、お母さんとお父さん以外には見せてはいけないよ」と伝えたのですが、本人はよくわかっていない様子。 とりあえず友人も不愉快な思いではなさそうだったので、長男はそのまま裸で過ごすことになりました。おそらく長男は友人に心を開き、ちょっとふざけているだけだろうと思い、厳しく叱ることができなかったのです。 男の子は裸になりたがる?先輩ママの意見そんなとき、「うちの子も裸になりたがるよ」という先輩ママの意見を耳にしました。私の息子だけではなかったのだとひと安心。きっと一時的なものだろうと考え、厳しく叱ることなく過ごすことにしました。 幸い長男は出かけ先で洋服を脱ぎたいと言うことないので、家と外のメリハリをつけられているのかな?とポジティブに受け止めていきたいと思っています。これから、幼稚園へ入園予定なので、もし園でも裸ん坊になりたがるようなら、しっかり先生と一緒に指導をしていきたいなと思いますが、今のところは様子見です。 すぐにパンツを脱ぎたがり、ついに私の友だちの前でも裸ん坊になってしまった長男に困惑しました。成長するうちにしないようになると思うのですが、「家族以外の前ではパンツを脱いではいけない」ということをしっかりと教え続けていきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:森下ミメカ2歳男児と0歳男児の母。長男妊娠を機に専業主婦に。2歳差育児の大変さを痛感中。現在、子育てや暮らしについてのブログや体験談を執筆している。
2023年02月03日私の夫は土日仕事で、休みは平日にとることが多い職種です。一方、私は土日祝日が休みの勤務形態。いわゆる週末ワンオペのため、土日祝日に家族そろってお出かけすることがほぼありません。未就園児のときはなんとも思わなかったこのあり方が、子どもが大きくなるにつれて家族の大きな問題になったのです。月曜日が嫌いな娘月曜日の登園は大荷物に加えて、3歳の双子の息子たちが行き渋ることが多く、イライラしがちな私。5歳の娘は幼稚園が大好きなこともあり、「行きたくない」なんてことはなく助かっていたのですが、「月曜日は幼稚園に行きたくない……」と、ある日娘がポロッと言ったのです。 何かあったのか聞いてみても、とにかく月曜日は嫌なのだそう。深く聞かずに様子をみていたら、翌週の日曜に涙を浮かべ「月曜日にみんなの話を聞くと寂しい気持ちになる」と打ち明けてくれました。 お出かけしていない……がコンプレックスに詳しく話を聞いてみると、「お友だちが週末にお出かけした話で盛り上がっているのがつらい」とのことでした。週末に家族そろってお出かけすることがない娘は、うらやましさと寂しさで月曜日が嫌いになっていったようです。 このとき初めて我慢させていたことに気づき、「お出かけできなくてごめんね」と娘を抱きしめました。私だけでもお出かけに連れて行ってあげれば……と思いつつ、下2人は手を離せば別方向に走り出す活発さ。3人の子どもを連れて行くのはかなりの試練であると躊躇していました。 週末ワンオペ、お出かけしてみたついに覚悟を決め、いざ! ワンオペでショッピングモールへ。「今日はママだけで3人を追いかけなくちゃいけないから、お約束を守ってほしい」と予め伝えると、想像以上にお利口さんに過ごしてくれたのです。 おもちゃやお菓子を持参し双子を飽きさせないことを重視することで、娘のしたいことができるように動くことができました。もちろん帰りはヘトヘトになりましたが、帰ってイライラしてしまっては、せっかくのおでかけも台無し! 夕食は手を抜くなどして、自分自身も疲れ過ぎないようすることも大切でした。 週末にちょっとお出かけするだけで、娘の月曜日嫌いは解消されていきました。「ママ、ありがとう」という娘の笑顔で、ワンオペ週末も乗り切れます! 歩いて行けるような距離でも、特別なおやつやお弁当を持って出かけるだけで、楽しい思い出となってくれているようです。 著者:梟 うた5歳の娘と双子の3歳息子のママ。双子の出産を機に、東京から地元九州に移住。保育園勤務をしながら子育て、ファッション、旅行、インテリア、お得情報などを執筆中。最近の趣味は、絵本探し。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年02月03日YouTube「ひろぴーファミリーのお庭」は、パパとママ、そして3姉妹の5人家族の日常をご覧いただけるチャンネルです。思わず笑顔になってしまうような可愛らしい3姉妹の動画が人気ですよ。今回は、節分の日の動画をご紹介します。鬼の格好に着替えて嬉しそうな3姉妹♪ しかし、この後お家に鬼がやってきて……!? 3人の反応はいかに!?この日は節分の日! パパから「今日は節分の日だよ。いい子にしていないと鬼がくるよ〜」「もしも鬼が来たら、豆をまくよ!」と教えてもらうひなちゃん。 そして、パパと一緒に豆まきの準備をします。 豆まきの練習もばっちり♪ 豆の準備もして、まずは鬼がもしも来た時の練習です。 「鬼はー……おそと!」大きな声で叫びながら豆をまいてみます。 どうしても「鬼はーそと!」ではなく、「鬼はーおそと!」になってしまうひなちゃん。可愛いですね。パパもママも思わずほっこり。 ※動画内では、小袋に入った状態の豆で豆まきをしています。乳幼児がいる家庭では、豆は小さく、乳幼児が口に入れてしまう危険性もあるため、小袋に入った状態で豆まきを楽しみましょう。 本当に鬼がお家にやってきた!? 「鬼が来るかも……!?」とパパがお話していたけれど…… 「ピンポーン!」 どうやら、本当に鬼がやってきた様子。 ひなちゃんとひまちゃんはちょっと怖がっているようです。ひよちゃんはまだ鬼の存在をあまり認識していないので、マイペース。 鬼の登場! 3人の様子は…… 3人のもとに鬼がやってきました! 鬼に怯える3人……。 ひまちゃんは鬼が怖くて怖くて……逃げ出してしまいました。 みんなのために鬼退治するお姉ちゃん! お姉ちゃんのひなちゃんは、怖い気持ちを我慢しながら一生懸命鬼退治をスタート! 大きな声で「鬼はーおそと!!!!」と言いながら、豆まきで鬼退治です! ひなちゃんが頑張って鬼退治をしてくれたおかげで、鬼さんもノックアウト! 鬼退治は無事成功です!! 鬼が登場してからの様子は動画でもぜひご覧くださいね。3姉妹それぞれ反応が異なり、思わず応援したくもなりますよ。お姉ちゃんの「みんなを守りたい!」という気持ちも伝わってきます。 鬼さんが復活!?鬼退治は成功したものの……鬼さんが復活!? さっきよりも、「鬼さん怖くはないのかも……」と感じとった3姉妹。 まだまだ近づくのは怖いけど……鬼さんと少しお話してみることに。 鬼:「いい子にしてた??」 ひなちゃん「いい子にしてました!」 ひまちゃんもお菓子ばかり食べてないアピール! すると…… 鬼さんとハグして無事仲直り!? 子どもたちから「いい子にできる!」という言葉を聞いた鬼さん。 怒る様子はありません! その様子を見て、ホッとした3姉妹。少し落ち着いてきました。 初めはあんなに怖がっていた鬼さんとも、ゆびきりげんまんやハグをして、無事に鬼さんと和解です。 鬼と戦っていたパパは……鬼さんはパパにも会ってくると言い残し、他のお部屋へ……。 「パパは大丈夫かな?」と心配している子どもたち。 急いでパパの様子を見にいきました。 すると…… 鬼と戦ったパパに遭遇。 パパも鬼退治お疲れ様でした! 優しい子どもたちはパパのことをとっても心配してくれています。 そして、鬼に会ったこと、一生懸命戦ったことをパパに興奮気味に報告します! パパやママもひなちゃんの頑張りや、ひまちゃんやひよちゃんの怖がっている姿をみて心配していましたが、鬼さんと色々なお約束もできたようです。 節分の日に貴重な体験ができましたね。鬼さんとも少し仲良くなれたようで、よかったね! 近年では「しつけアプリ」や「鬼の電話」が話題になっています。 保育士の中田先生曰く、頻繁に頼りすぎるのは子どもが怯えすぎてしまうためあまりよくありません。年に一度の節分の日にのみ使用するなど、「ここぞ!」という時に上手に活用するようにしましょう。 YouTube「ひろぴーファミリーのお庭」では、他にも3姉妹の可愛い動画をたくさんご覧いただけます。また、メインチャンネルの「ひろぴーファミリー〜楽しく育児〜」では、さらにたくさんの動画が配信されています。3姉妹のやりとりはどれも思わず笑顔になってしまうものばかり。どちらのチャンネルもぜひご覧くださいね。 【大波乱!】もしも鬼がやって来たら娘たちはどうする?大泣きする0,2歳児と勇敢に戦う3歳児!【節分】|ひろぴーファミリーのお庭 画像提供・協力:ひろぴーファミリーのお庭
2023年02月02日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんの性器の正しい洗い方や拭き方について教えてくれました。男女別に詳しく解説してくれていますよ。赤ちゃんのおむつ交換や沐浴で、おしりや性器の洗い方や拭き方など実はよくわからないこともあるかと思います。毎日なんとなくおこなっていることでも、実は肌トラブルの原因になっていることもあります。今回は、注意してほしいポイントをお話しします。 おしりにこびりついたうんち、強く拭き過ぎな場合も紙おむつの場合、ゆるゆるうんちの水分を吸収してくれるので、時間が少し経つと、おしりにうんちがこびりついていることもあります。しっかり取ろうとして強く拭き過ぎてしまい、皮膚トラブルの原因になる場合も。 汚れが取りづらい場合は、無理せずに臀部浴(洗面器やシャワーなどでおしりや性器部分だけを洗うこと)をすると良いでしょう。 外出時などで難しい場合は、水道のお湯を浸しておしり拭きに水分を追加すると、軽く拭いてもとれやすくなります。 男女別に詳しく! おむつ替えのときの「拭き方」のここに気をつけておしっこの場合は、拭かなくて良いと病院で指導されることがあります。しかし、おむつ内で皮膚に尿が長時間付着していると、皮膚がかぶれてしまう場合があります。基本的にはおしっこのあとも、強く拭き過ぎないようにやさしくさっと拭くようにしましょう。 男の子菌が尿道に入ると尿道炎などになる恐れがありますので、おちんちんは先から根元に向かって拭いてください。 [おしっこ]おちんちんの先から根元に向かって拭きとります。おちんちんを持ち上げ、おちんちんの裏側や、袋のしわの部分も伸ばしながらやさしく拭くようにしましょう。 [うんち]汚れの少ないところから拭き始めます。肛門の周りだけでなく、おちんちんの裏側やしわの部分の汚れもきちんと拭き取りましょう。足の付け根にも汚れがたまりやすいので、忘れずに拭いてください。 女の子赤ちゃんを寝かせて股をV字に大きく開き、ヒダの部分もよく見えるようにし、前(おなか側)から後ろ(おしり側)に向かって拭きます。菌やうんちが腟に入ると腟炎、尿道に入ると尿道炎になる恐れがあるので、うんちが腟や尿道に入らないように気をつけてください。 [おしっこ]前から後ろに向かって拭き、ヒダの両側も拭き取ります。 [うんち]前から後ろを基本に、汚れの少ないところから拭き始めます。ヒダの間に汚れがたまりやすいので、片手でヒダを開きながら、丁寧に拭き取ります。 男女別に詳しく! 「洗い方」のここに気をつけてお風呂で洗うときは、せっけんをしっかりと泡立てて洗います。その際、性器(女の子なら小陰唇より内側、男の子なら包皮より内側の亀頭部)は粘膜なので、せっけんで洗うと刺激になることもあります。 表面はせっけんを使っても、奥の粘膜の部分はお湯でよく洗い流すようにしましょう。また、洗うときも、性器を強くこするような洗い方はよくありません。沐浴時にお湯の中でやさしく洗うか、ぬるま湯でゆるやかなシャワーや洗面器にためたお湯をかけるようにします。 うんちがこびりついてシャワーを使う際には、せっけんは使わずにやさしく洗い流しましょう。 男の子男の子は、性器の周り、おちんちん、睾丸、肛門の順番で洗います。おちんちんは少し持ち上げると裏側や睾丸の部分も洗いやすくなります。しわの部分や皮膚と皮膚が重なっている部分はしわや皮膚を伸ばしながら洗います。おちんちんは包皮を無理に剥いて洗う必要はありません。 女の子最初によく泡立てた泡で性器の周りを洗います。性器の割れ目の間を軽く広げて、せっけんは使わずにやさしくシャワーやぬるま湯で流します。この場合も、拭くときと同様に前(おなか側)から後ろ(おしり側)に洗うようにしましょう。最後におしりや肛門は泡で洗って流します。 まとめパパが女の子、ママが男の子のおむつ交換や沐浴をする場合、わからなくて戸惑うことも多いようです。ポイントをおさえながら、試してみてくださいね。監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年02月02日