初めての出産後、なんとなく子どものためにもママ友を作らなければと思っていた私。しかし内気な性格な私はなかなかママ友ができず、息子を連れいろいろな場所でママ友を探す日々を送っていました。そしてやっとママ友が1人できたのですが……。ママ友を作らなくては!私は人見知りな性格なこともあり、もともと友だちの数も多くありません。しかし、第1子となる息子を出産後、立ちはだかったのが“ママ友”という存在。実際ママ友がなんなのかをよくわかっていなかった私は、周りの友だちの話やネットなどの情報から、子どものためにも「ママ友はいないより、きっといたほうがいいんだろうなぁ」と漠然と思うものの、なかなか行動に移せず……。 そして息子が2歳を過ぎ、来年幼稚園に入園ということもあって勇気を出してママ友を作る決意をしたのです。 さまざまな場所へ行ってみることにまずは近所の児童館のイベントに行ってみたのですが、その場で軽く話をすることがあっても、特に連絡先の交換をすることもなくそのまま帰宅……。ここでめげてはダメだと思い、次は近所の公園をいくつか巡ることに。 するとある日、同い年の女の子を持つママさんに出会い、息子もその子と仲良く遊んでいたので、帰り際に思い切って連絡先を交換してもらえないか尋ねると、快くOKしてもらえました。私は初めてのママ友ができてとてもうれしかったのを覚えています。 何度か遊んだけれど…その後もその女の子とはたまに公園で遊んだりしたのですが、その子と息子の希望する幼稚園が違う場所だということが判明。そして入園後はお互い何かと忙しく、結局ほとんど連絡を取り合うこともなくなってしまいました。「ママ友ってこんなものなのかなぁ……」と落ち込んでいた私。 しかし入園してから数カ月経ったころ、息子は同じクラスで仲の良いお友だちができ、幼稚園の帰りに親子で公園で遊ぶ機会が増えていったのです。そこでママ同士で話すことも多くなり、うれしいことに自然と私にもママ友が増えていきました。 現在、息子は5歳。仲良くしているママ友は、同い年の子どもが同じ幼稚園に在籍していることもあって、園内の情報交換や相談もできる、私にとっても息子にとってもありがたい存在になりました。今考えると、入園前のあのころに無理してママ友を作ろうとしなくてもよかったのかな、と思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:竹の内 由紀5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2023年01月10日私は生まれてからずっと都市部に住んでいて、運転免許は持っていません。移動は徒歩、自転車、公共交通機関のいずれかになりますが、不便を感じることはなく、運転免許をとる必要性も感じていませんでした。そんな私が出産後4カ月で地方都市に移住。幸い街中に近いところに住まいがあるため、車がなくても生活ができます。ただ雨の日も、暑い日差しの日も、自転車で移動する私と一緒にいる子どもには我慢させているかもしれません。妊娠判明と同時に引っ越しが決まる夫の仕事の関係で引っ越しが必要だとわかったのは、私の妊娠がわかったのとほぼ同時期。夫から引っ越し先は車社会の土地だと聞いたので、私は妊娠中に免許を取ることも考えました。 しかし私に持病はないものの高齢出産ということで、新しい環境やテストなどが精神的にも体力的にも負担になるかもしれないと考え、妊娠中に教習所通いはしないことに。教習所について調べるうちに、今は託児所付きの教習所もあることを知り、子育てが落ち着いたら免許を取ることにしました。 いざ子育てが始まるとしかしいざ子育てが始まると、私には物理的にも、精神的にも、体力的にも教習所に行く余裕はありませんでした。夫がいないときに子どもと出かけるときは抱っこまたはベビーカー。どうしてものときはタクシーを使いました。 子どもが2歳になり、自転車の後部座席に座らせられるようになると、移動手段はほぼ自転車に。雨の日は子どもの座席部分にレインカバーをかけ、私もカッパを着て自転車に乗っています。 雨の日になると雨の日にたまに子どもが「父さんの車がいい……」ということがあります。確かに都心部では当たり前のように見かけた雨の日の自転車での子ども園の登降園も、私たちの住んでいる地方都市ではかなり珍しい光景です。 子どもは同級生の様子を見てうらやましくなったのかもしれません。私はというと、雨の日は車のほうが快適だろうなと思いつつも、時間や労力を考えると積極的に教習所に行こうとは思えないのが正直なところ。子どもには「ごめんね、お母さんは車の運転ができないんだ」と謝るばかりです。 引っ越し当初は「早く免許を取らなければ」と考えていたものの、免許がなければないで生活ができてしまい、私は免許取得に積極的になれないでいます。周りの様子を見て車に乗りたがる子どもには、今のところただただ「ごめんね」と謝るばかりです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2023年01月09日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんへの正しい薬の与え方について教えてくれました。良かれと思ってやっていた赤ちゃんへの薬の与え方が実はNG行動かもしれません! しっかり確認しておきましょう。風邪などで赤ちゃんへ薬を飲ませなくてはいけない時に、飲ませ方に苦労されている方は多いかと思います。今回は、赤ちゃんへのお薬の飲ませ方についてお話ししていきます。 基本的なお薬の飲ませ方粉薬は通常、服用直前に少量の水や湯ざましを加えて混ぜ、スプーンやスポイトで口の中に入れ、その後、水や白湯などを飲ませます。話しかけて飲ませ、じょうずに飲めたらほめてあげましょう。 シロップなどは、スプーンやスポイトで同様に飲ませます。 ミルクや搾乳には混ぜるのはNG!粉薬やシロップをミルクや搾乳に溶かして飲ませる方がいます。これはやっている方も多いのですが、実はNGです。 ミルクや母乳(搾乳)の味を変えてしまうと、嫌がって通常のミルクや搾乳を飲まなくなってしまうリスクがあります。同様に、食べるのを嫌がるようにならないよう、おかゆなど主食に混ぜないようにしましょう。粉薬は、水や白湯で溶かすようにしてください。 哺乳びんであげると、後々に哺乳びんを嫌がるお子さんもいるので基本的にはスポイトやスプーン、薬杯であげるようにしましょう。 粉薬を飲むのを嫌がって飲んでくれない!どうしたら良い?赤ちゃんは、粉薬の「苦味」「におい」「ざらつき」等が原因で嫌がることがあります。最近では味やにおいを工夫して飲みやすくしている薬もあります。 特にジェネリック製剤で工夫されている薬もあるので、薬剤師に相談されると良いかと思います。どうしても飲まない場合には、次のような方法を試してみてください。 ①ペースト状にして飲ませる小皿などに粉薬と少量の水を加え、練ってペースト状にします。(水が多いとまとまり辛いので少量にします)口の中の頬の内側や上あごに塗りつけ、水、湯ざましなどを飲ませます。舌先は苦味を強く感じるので避けましょう。白湯を嫌がる場合は、母乳やミルクをあげます。 ②飲食物に混ぜて飲ませる薬の味を隠すため、赤ちゃんが好む飲食物に少量混ぜて一緒に飲ませます。 酸味がある飲食物(オレンジジュース、スポーツドリンク、乳酸菌飲料、ヨーグルト等)に混ぜるのは避けましょう。薬のコーティングがはがれ、余計に苦味が出たり、効果が弱くなる薬もあります。また、熱いスープや食べ物に混ぜると、薬の品質が損なわれることがありますので、避けましょう。 粉薬を飲食物に混ぜたまま長時間放置すると苦味が増したり、変質したりすることがありますので、飲ませる直前に混ぜるようにしましょう。 ③アイスクリームなどに包み込んで飲ませる冷たいと味覚が鈍るため、アイスクリームやシャーベットなどに包み込むようにして飲ませます。また、服用を補助するゼリー状の商品に薬を包んで飲ませる方法もあります。 まとめお薬の種類によっても注意点が変わることがあるので、お薬に適した方法は薬剤師に相談するようにしましょう。また、赤ちゃんはおなかがいっぱいのときは、なかなか薬を飲んでくれなかったり、体調がよくないときはいつもより機嫌が悪かったり、ぐっすり眠っていることも多く、薬をいつ飲ませたら良いか迷うこともあるかと思います。例えば、食後の指示の処方薬が必ず食後に飲まないといけない薬かなど、タイミングや飲まないときの対処方法も医師または薬剤師に確認しておきましょう。 【引用参考文献】五十嵐隆監修一般社団法人日本小児総合医療施設協議会編集乳幼児・小児服薬介助ハンドブック 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2023年01月09日双子を育てているといろいろな質問をされますが、特に多いのが「一緒に寝てくれているの?」というもの。双子とはいえ、別々の人間です。最初から一緒に寝てくれるわけではありませんでしたが、2人の生活リズムを整えるよう心がけていくうちに寝かしつけもうまくいくようになったのです。ここでは双子を寝かしつけるためにおこなったことをご紹介します。産後すぐ、助産師さんからのアドバイス双子の赤ちゃんの場合、早産になったり、低出生体重児のためNICUに入り、お母さんと一緒に退院するのは難しかったりすることがあると思いますが、わが子たちは産後そろって母子同室になりました。 そのとき、助産師さんから「授乳・おむつ替え・寝かしつけなど、すべてのことを2人同時にする方法と、あえてずらす方法がある。どちらがいいか、この入院中に試してみて。こればかりは人それぞれだから」と双子育児についてアドバイスをもらいました。 私は、2人が一緒に寝てくれたら最高だ!との考えから何事も一緒に世話をすることにしました。 よく寝ていたのに!急に寝なくなった双子の兄弟授乳の最中に眠ってしまっていた2人。生後2週間ほどは、なんの問題もなく2人仲良くベビーベッドで寝てくれていました。しかし、生後3週間を過ぎたころからベッドに戻すと起きてしまうことが多くなりました。 手伝いにきてくれていた母が兄のほうを、私は弟のほうを担当して、それぞれ添い寝や抱っこなどで寝かしつけることに。弟のほうは、母親である私が担当していたせいか添い寝をすれば寝てくれましたが、母が担当していた兄のほうは抱っこをして歩き回らないと泣き止まなかったので大変だったと思います。 生後3カ月から生活リズムを意識!3カ月ほどの里帰りの予定でしたが、残り1カ月を過ぎ、このまま母に頼りっぱなしでは大変なことになる!と思い、その日からすべてひとりでおこなうことを宣言。まず、お昼寝や夜寝かせる時間を決めました。お昼寝は1人が起きて30分以上差ができそうなときは、もう1人を起こして2人の睡眠時間が大幅にずれるのを防ぎました。 もう1つ徹底したことが、抱っこで寝かしつけないこと。私ひとりで首のすわらない双子を同時に抱くのは現実的ではなかったうえに、抱っこ&おんぶができるようになったとしても、毎日続けられるとは思わなかったからです。時間がかかる日もありましたが、どちらかがいつまでも寝ないということはだんだんと減っていきました。 夜泣きがひどくて、もう1人が起きてしまう時期がありましたが、そのときはおしゃぶりを使って、寝たら外すようにしていました。否定的な考えも多いおしゃぶりですが、私が寝不足で倒れてしまっては一大事なので使用していました。気持ちよく寝ているもう1人の子を起こすのは申し訳ない気持ちになりますが、成長とともに毎日のルーティーンが決まるのでだんだんラクになりました。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:山中 凪一卵性の双子男児(2歳)の母。何を言っても「イヤ!」が合言葉の2人を、追いかけまわす毎日。双子ならではの悩みや経験を生かした記事を執筆中。
2023年01月09日私の5歳の息子はファストフードが大好きです。初めてのファストフードは3歳ごろに食べさせた記憶があります。子ども向けセットにおもちゃや絵本がついてくるので、息子はとても喜びます。私は、ごはんを作るのが面倒なとき、たまにファストフード店を利用しているのですが、そのことをママ友に話したところ……。ママ友は「ファストフード食べない派」先日、私と息子、そして息子の友だちとそのママの4人で公園遊びをしました。帰り道、おなかをすかせた息子が「今日のお昼ごはん、○○(ファストフード店)行こ~」と言いました。 私はいつものように「いいね~」と返したのですが、ママ友から「○○行くの!? 息子くんにファストフード食べさせるの!?」と、とても驚かれてしまいました。かなりびっくりしていたので詳しく聞いてみると、ママ友はファストフードは食べない派で、子どもにも食べさせないようなのです。 添加物を避け、オーガニックやマクロビ?ママ友から、「本当に食べさせてるの? 食品添加物とか気にしないの?」と言われました。私はあまり気にしない派。そして、子どもにもある程度、いろいろ食べさせる派です。ママ友は食品添加物をとても気にかけている様子で、外食ではオーガニックやマクロビオティックなど、自然派なお店を利用しているそう。 申し訳ないのですが、私は食品添加物とオーガニックやマクロビオティックなどについての関連性がまったくわからず、ママ友のこだわりが理解できませんでした。ファストフードと同様に、コンビニのお弁当やお総菜なども買わないそうです。わが家の食生活とはまったく違いますが、お互い「そうなんだ~」という感じで仲良くさせてもらっています。しかし、私は少しだけ、ママ友に対してモヤモヤしている点があるのです……。 ママ友の行動に矛盾を感じてモヤモヤ……食品添加物を気にしているママ友ですが、どうやらスーパーのお総菜やお弁当は買うようなのです。私は、コンビニのお弁当はダメでスーパーは大丈夫、という点が腑に落ちません。「どちらもそれなりに添加物が入っているのでは?」と思ってしまいます。 さらに、ママ友とその息子くんは、市販されている一般的なお菓子を食べていたので、「お菓子の添加物は気にしないの!?」と矛盾を感じてしまいました。 食品添加物の危険性や栄養バランスのことをしっかり考えているママ友は、ファストフードに抵抗があるのでしょう。私は、毎日しっかり家族の栄養管理をしているママ友を尊敬しています。ママ友の言動に矛盾を感じてモヤモヤすることはあるものの、自分の意志をしっかり持っていて、少しうらやましくも思います。しかし、私も息子もファストフードが好きなので、今後も程よく利用していきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:相田ゆり年子男子兄弟(年少、年中)を育児中。基本的にはワンオペ育児。体力がなく、年子兄弟についていけないのが最近の悩み。元気な男子2人に振り回されつつ執筆中。
2023年01月08日私は7歳の女の子のママです。娘が4歳、幼稚園年少のとき、私はママ友関係で悩みました。喧嘩やトラブルではないのですが、当時の私にとってはとても悲しい出来事でした。今回は私が体験した、異性の子を持つママ友との関係についてお話しします。娘の友だちは男の子ばかり娘が幼稚園に入る前、私は近所に住む3人のママたちと仲良くしていました。育児サークルで知り合い、3人とも子どもは男の子。子どもたちが2歳ぐらいのころから、お互いの家に行き来したり、一緒に公園に行ったりとたくさんの楽しい時間を4組で過ごしていました。 全員同じ幼稚園に入園することが決まったので、幼稚園が始まってからもこの関係は変わらず、みんなで降園後に遊べるものだと思っていたのですが……。入園して半年経ったころから、グループの関係性に変化が生まれてきたのです。 男の子とは遊びたくない娘幼いころの娘はその男の子たちと仲良く遊んでいましたが、年少の中盤から遊び方や好きな物に違いが出てきました。みんなは戦いごっこにハマり、技の名前を言いながら戦って遊んでいました。一方、娘は「男の子は戦ってばかりだから一緒に遊びたくない」と言うように。 みんなで集まって家で遊んでいても、娘だけ他の子たちと離れて私のひざの上でつまらなそうにしていました。「今日、〇〇くんの家に遊びに行く?」と聞いても、「行きたくない」と。そうなると私がママたちと話したいというだけの理由で遊びに行くわけにもいきません。 誘ってもらえなくて寂しい…みんなもそのことに気がついていました。なので、バス停で毎日顔をあわせるのですが、だんだんとうちだけ遊びの誘いがかからないように。正直とても寂しいし、仲間外れにされている気がしていました。今思えば当たり前の流れで、私の被害妄想だったのですが……。 娘も楽しそうではないし、と頭ではわかっていても、何で誘ってもらえないんだろう、私たち親子のことがあまり好きではないのかな……とマイナス思考に陥っていました。私もみんなと子どもたちを遊ばせながらおしゃべりを楽しみたいし、一応声はかけてほしいと感じていました。 その後、娘にはたくさんの女の子の友だちができました。当時のことを思い返すと、男の子ママたちに何の悪気もなかったことがよくわかります。そして、私は3人組の男の子ママのうちの1人とは、子どもたちが就学した現在、頻繁に2人でお茶やランチに行く仲です。子どもの手が離れ、本当に付き合いたいと思えるママ友以上の真の友人ができよかったと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:小川恵子7歳と4歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2023年01月07日ママ友と聞くと、悪口や噂話などのトラブルがつきものというマイナスなイメージしかなく、私はなかなかママ友をつくることができませんでした。しかし、出会ったあるママ友が、ママ友のイメージ、そして私の幼稚園生活、人生を大きく変えました。ある日公園でバッタリ…息子と公園で2人で遊んでいたある日、後ろから「あっ、○○君とママさん!」と声をかけられました。振り向くと、幼稚園の同じクラスの子どもとそのママのAさんが立っていました。 突然声をかけられたことに動揺していると、「お会いできてうれしいです。前からお話ししてみたくて。よかったら一緒に遊んでもらえませんか?」とニッコリ笑いながら話してくれました。 共通の趣味が判明し意気投合!Aさんはいつもニコニコしていて、幼稚園の先生のお手伝いなどもさりげなくされているのが印象的だった方。そして今回、話すうちに好きな芸能人が一緒であることがわかり、一気に意気投合! 連絡先を交換し、好きな芸能人情報の連絡をとり合ううちに、ママ友というより昔からの友だちのような関係に。その後、Aさんは私がほかのママたちとも仲良くなれるように、自然な形でママ友の輪のなかに入れてくれました。 ママ友Aさんが魅力的な理由ママ友同士で話をしていると、誰かの悪口になったり、誰かの噂話になったりという展開になりがちでしたが、Aさんは絶対に悪口を言わず、噂話もしません。私の子どものことはもちろん、幼稚園にいる子どもたちや先生の良いところ、おもしろかった話など、いつも明るい話題を振ってくれます。 そのため、私はもちろん、同じクラスのママの多くがAさんのことを信頼して好感を持っています。また、自分の子どものことについて自慢することはありませんが、他人から褒められたときは謙遜しすぎず「褒めてくれてありがとう!」と素直に喜んでくれるのも素敵だなと思います。 マイナスなことを口にせず、気さくに話してくれるAさんの周りは、いつも明るい雰囲気が漂っています。ほかのママさんたちもAさんがいないところで「Aさんといると何だか元気になるよね」と話しているほど。私はママ友というと何かとトラブルがつきものというイメージがありましたが、こんなに素晴らしいママ友と出会えたことでママ友っていいなと思うようになり、また幼稚園生活、そして人生がいっそう楽しくなりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:大井絵衣5歳男児の母。「楽しく子育てがしたい!」がモットー。台所育児を実践中で、息子が1歳のころから毎日夕飯を一緒に作るのが日課。自身の育児経験を中心に、子育て関連の記事を多く執筆中。
2023年01月06日私は子どもが3人いる専業主婦です。現在、1番上の子は小学校に通っていますが、3歳、1歳の子は幼稚園入園前なのでずっと一緒にいます。毎日子どもの相手ばかりでイライラすることもしばしば。今回はそのなかで気づかされたことがあったので、ご紹介します。 余裕のない毎日毎日3歳、1歳の子どもと一緒にいると、イライラすることも多いのが現実。ちょうどパパの出張があって夜もひとりで家事・育児をしなければならないときや、余裕がないときなどはつい声を荒らげてしまいます。 おもちゃが片づいていない、食べこぼしをする、そのたびに「なんでこんなこともできないの!?」「もっとちゃんとして!」と怒ってしまっていました。怒り過ぎるのはよくないと思いつつ、ついきつく言ってしまう自分がいました。 小学生の娘の言葉に「どきっ」あるとき、小学生の姉がおもちゃを散らかしていた弟に「なんでこんなに散らかすの! ちゃんと片づけなさい!」と強い口調で言っていました。弟もいきなり言われた強い口調に泣き出してしまいました。 そのとき私は、「お姉ちゃん、そんなにきつい口調で言わなくてもいいでしょ? やさしく言えばいいでしょ」と小学生の娘に言いました。その言葉を聞いた娘はこう反論しました。「だってママはいつもこう言ってるでしょ?」。その言葉にはっとしました。 言い過ぎたときは素直に「ごめんね」思えば、私はただ自分のイライラを子どもにぶつけていただけなのでは?とそのとき気づきました。きちんと話をして「なぜそれがだめなのか」「どうすればよかったのか」を伝えることが大事だと改めて気づかされました。 とはいえ、私も人間なのでイライラしてしまうときがあります。でも、言い過ぎたときは素直に「ごめんね」と言うようにしました。そうするようになってからは、自然と家の中に笑顔が増えた気がします。 子どもを育てていると思っていましたが、自分自身も子どもたちに育ててもらっているのかなと感じました。これからも、つい言い過ぎてしまうことやイライラしてしまうことがあるかもしれませんが、そのときはこのことを思い出し、一度深呼吸して子どもと対話しようと思います。今後も、子どもたちと一緒にたくさんのことを学んでいきたいです。 監修/助産師 松田玲子作画/はたこ著者:菅谷里奈一女、二男の母。現在第四子目妊娠中。ベビーマッサージインストラクター、ベビーヨガインストラクター、ベビーシッターの資格所得。子育て経験を活かしながら、妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆中。
2023年01月06日保育士の中田馨さんが、子ども転落事故について教えてくれました。最近ニュースでも子どもの転落に関するものをよく見かけます。室内や屋外で転落事故が起こりやすい状況を確認しておくとともに、予防策なども改めて見直してみましょう!こんにちは。保育士の中田馨です。子どもの成長発達とともに気をつけなくてはいけないことに、高さのある所から落ちる「転落」があります。そこで今回は、転落事故を防ぐために保育所で行っている防止策とともに、家庭で子どもの安全な環境を考えていきたいと思います。 室内で起きやすい転落に関するヒヤリハット子どもの転落事故の特徴(消費者庁)には下記のようなものがあります。 ●子どもの発達段階によって事故が起こりやすい場所や状況が変わる ●頭部から落下しやすい(小さな子どもは体の大きさに比べて頭が大きく重心の位置が高い) ●思わぬところに登ろうとしたり、いろいろな遊び方をする 子どもが生活する環境は、その時の子どもの発達状況によってその都度変えていく必要があります。「高いところから落ちる」というと、ハイハイや歩くことなどができ、活発に動き始めた子どものようなイメージがありますが決してそうではありません。例えば、ねんねの時期の赤ちゃんの場合、「まだ動かない」と思い、ソファーや大人用のベッドに寝かしていたらクルリと寝返りをして落ちそうになった(落ちた)。ベビーベッドの柵をしていなくて落ちそうになった(落ちた)。ということもあります。また、安全と思われがちな柵をしているベッドですが、つかまり立ちするようになるとベッドの中にある物を踏み台にしたり、ベッドの柵に足をかけてよじ登ろうとする子もいます。更に動くようになると、子どもの探索心はますます成長し、階段、玄関の段差、湯船、トイレ、本棚、椅子、机などを上ったり、のぞき込んだりして、ヒヤリとする場面が増えてきます。保育所で聞いた事例では、テレビ台に登ってテレビにつかまり立ちして、そのままテレビと一緒に後ろにひっくり返った!というお話もありました。 屋外で起きやすい転落に関するヒヤリハット乳児の場合、抱っこをしていて落としてしまう場合もあります。「え?どういうこと?」と思いますよね。私の保育所で過去あった事例です。お休みの日にお父さんが3カ月の赤ちゃんを抱っこしてスーパーに行きました。赤ちゃん、機嫌が悪かったようでのけぞりました。お父さん支えきれずに落としてしまいました。幸い、落ちたところが段ボールの上で、かすり傷ひとつなく無事だったのですが…。また、「少しなら大丈夫だろう」と自転車に座らせたままそばを離れたら、自転車ごと倒れてしまったという話は、いまだに時々聞きます。その他にも、活動の幅が広がり、公園の遊具で遊べるようになってくると、遊具から落ちそうになる(落ちる)こともあります。 転落事故を防ぐベランダ対策「ベランダなどからの子どもの転落事故」。ニュースで見るたびに、何ともいえない気持ちになってしまいます。年齢の低い子どもは、「ここから落ちたらどうなる」というところまで考えることができません。目の前にある、興味や関心事に必死なのです。では、ベランダや窓からの子どもの転落事故を無くすためにはどうすればよいでしょう?まずは、子ども一人でベランダに出られないように、窓から顔を出せないようにすることが大切です。そのためには、子どもが今何をしているかの確認が必要です。そのうえで、下記のような予防策をとるとよいでしょう。 家庭でできる具体的な予防対策●窓のカギをかける。(私は自分の子育ての時は、必ずカギのロックをして更に補助錠をつけました) ●風通しするときは、子どもがでられない程度に開けて補助錠で窓が開かないようにする。 ●窓を開けている部屋に子どもだけ遊ばせない。 ●部屋を離れる時は、一時的な時間であっても窓を閉める。 ●窓のそばに、踏み台になるようなものを置かない。 ●ベランダには、踏み台になるようなものを置かない。 また、「網戸をしているから安心」ではありません。網戸を押して網戸が外れて転落する恐れもあります。保育園で行っている転落予防策保育園では、「まさかそんなこと!」をするのが子どもだと思って、部屋や外遊びの環境づくりをするように心がけています。一例を紹介します。 ●トイレのドアに外カギをつける。(子どもの手が届かない場所) ●階段の前にベビーフェンスを設置する。 ●お風呂/洗面台のドアの前にベビーフェンスを設置する。 ●窓の前にベビーフェンスを設置する。 ●子どもが中に入っているときは、ベビーベッドの柵を必ず上まで上げる。 ●「机の上には乗らない、椅子の上に立たない、棚に登らない」などのルールを明確にし、子どもに伝え実践する。 ●ベビーカーのベルトは子どもの体格に合わせて取り付ける。 ●ベビーカーのベルトをすり抜けて立つ子はおんぶ紐でおんぶする。 ●遊具で遊ぶときは、年齢にあった遊具で遊ばせる。必ず遊具のそばで保育者が見守る。 ●遊具で遊ぶときは、前で遊んでいる子が安定した場所に行くまで待たせる。 ●道路を歩いているときは保育者と手をつなぐ。階段などの高い段差がある場合ももちろん手をつなぐが、合わせて手すりを持つように促す。 保育園で行っている転落に関する予防策もお家で参考にできるものがあれば、実践してみてくださいね。 子どもが安全に生活するためには、「もしかすると、こうなるかもしれない」という、先を見据えた大人のちょっとした配慮が大切になります。今一度、子どもの生活環境を見直してみてくださいね。 参考資料:消費者庁「子どもの転落事故に注意! - 落ちるまではあっという間です。事前の対策で事故防止を -」 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2023年01月06日私には現在7歳と4歳の息子がいます。もともと2歳差で子どもを産みたかったのですが、息子は抱っこが大好き。私は常に息子を抱っこしていたため、ここで妊娠するとおなかにも負担がかかるのでは、と考えました。息子の気持ちを尊重し、2歳差での妊娠を断念したのです。2人目が欲しくて焦る私と抱っこをせがむ息子現在7歳の息子が、まだ1歳になったばかりのころ。2歳差で2人目が欲しいと考えていた私は、そろそろ妊活を始めなければと思っていました。ですが、長男はとにかく抱っこが大好き。生後9カ月で歩けるようになったので、1歳を迎えるころには小走りができるぐらいにまで成長していました。 それでもお散歩も抱っこ、寝かしつけも抱っこ、家の中で過ごしているときもすぐに抱っこをしてほしがるほど。しかもパパではだめ、ママでないと泣くという状況だったのです。 私はパパの抱っこも嫌がらないようになってもらおうと、夫に相談しました。夫も息子に泣かれるのはつらかったようで、息子の機嫌がいいときに何度も抱っこにチャレンジ。しかし状況は変わらず、私以外の抱っこは嫌がっている状態でした。 悩んだ結果2人目は…長男が抱っこ大好きだからといって、2人目を妊娠できないわけではありません。しかしすでに2人目を妊娠している友人から、「1人目を頻繁に抱っこしていたら、おなかがよく張るようになった」という話を聞いていました。 それならやはり2人目の妊活はもう少し待ったほうがいいのではないかと考え、今まで通り長男の気持ちを尊重し、存分に抱っこしてあげるようにしていました。 後悔はしていない!長男が2歳半になったころ、突然抱っこを要求することが少なくなってきました。何かきっかけがあったわけではないので理由はわかりませんが、2人目にチャレンジするなら今がベストタイミングだと考えた私は、夫にも相談することに。 すると夫も私と同じ考えだったようで、「今ならそこまで〇〇(息子の名前)に我慢させることもないんじゃないかな?」と言ってくれ、妊活にチャレンジすることになりました。 その後、長男が3歳になってすぐ2人目を妊娠。結果的に4歳差になってしまいましたが、私は長男の気持ちを尊重したことに後悔はしていません。あんなに抱っこを求めてもらえるのは子どもが小さいうちだけだと思うので、無理に2人目にチャレンジせず、ゆったりとした気持ちで長男に向き合うことができて、本当によかったと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2023年01月02日わが家の長女は幼稚園の年中さんです。ある日の夜、急に「嫌なことがあった」と悲しげに言い出した長女。何があったのか尋ねてみると、長女が体験したある出来事を話してくれました。その出来事を聞いて私はビックリ……。長女が悲しそうに話した嫌な出来事とは……ある日夕ごはんを食べているときに、長女が急に「今日ね、幼稚園で嫌なことがあったんだ……」と言いました。どうしたのか尋ねてみると、クラスのお友だちが急に叩いてきて、やめてと言ってもなかなかやめてくれなかったとのこと。 そのときの長女の表情がとても悲しそうで今にも泣きそうだったので、それほど嫌だったのだろうなと思いました。あんなに悲しそうに幼稚園の話をすることは初めてだったので少し驚きましたが、ちゃんと嫌だったことを私に話してくれたことはすごくうれしかったです。 娘がとった対応に感動叩かれてなかなかやめてくれなかったとき、どのようにしたのか聞いてみると、友だちに言ってもやめてくれなかったから、隣のクラスの先生に言いに行ったらやめてくれたとのことでした。そのときちょうど担任の先生は不在だったようです。 自分で解決しようとしたこと、うまくいかなくて周りに助けを求められたことはとても良かったよ! と長女に話しました。親としては、娘が叩かれたことは悲しいけれど、自分で対応しようとした姿に成長を感じました。 幼稚園は小さな社会!長女は引っ込み思案で、なかなか自分の思ったことを周りに言えないタイプだと思っていたので、集団生活をするなかでそこが一番気になっていた点でした。しかし、親から離れてお友だちや先生と過ごすなかでたくさん成長し、自分でしっかりSOSが出せるようになったことは、とても大きな成長だなと思います。 見えないけれど、親から離れて自分なりの社会で生活していくなかで、これからも多くの経験をして、人として成長してほしいと願うばかりです。 幼稚園に通う前はいつも一緒にいたので、娘がどんな経験をしているかほぼ把握していました。そのときとは違って幼稚園に行っている間は娘がどうしているのか見えません。親としては不安な気持ちはあるものの、親と離れた場所だからこそ子どもにとって新しい経験に出会え、成長する機会でもあるのだと考えれば、うれしくも思います。これから親から離れて過ごす時間が多くなりますが、幼稚園という集団生活で自分が生き抜く力をつけていってほしいと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:北川なつみ5歳、3歳、1歳の3姉妹の子育て真っ最中のママ。保育士として約10年認可保育園に勤務し、現在は育休中。子どもたちと毎日たくさん笑って過ごしたいと、日々子育てに奮闘中。
2023年01月01日YouTube「りょまっちchannel」は、3歳の男の子りょうちゃんと10月に生まれたばかりの妹さんとの日々の成長や日常の姿をご覧いただけるチャンネルです。子どもたちの可愛い姿をたくさん見ることができると、子育て世代のママたちにも人気ですよ♪今回は、東京駅に新幹線を見に行った時の動画をご紹介します。次から次にやってくる新幹線を前に大興奮のりょうちゃんの姿とは…!? わくわくが止まらないりょうちゃん! この日は東京駅まで新幹線を見にお出かけ! 電車や乗り物が大好きなりょうちゃんはとっても嬉しそうです。 ママと一緒にホームへ向かいます。 早速、新幹線を発見! ホームに着くと、次々と新幹線がやってきました。 たくさんの新幹線にりょうちゃんも「きたー!!」と大喜び! 着いて早々、大興奮です。 たくさんの新幹線に大喜び! 新幹線が走り去っていく時には、全力でバイバイしながらお見送りするりょうちゃん。 車掌さんも手を振ってくれるようで、嬉しそうです。 新幹線の名前もたくさん知っているりょうちゃん。 ママと一緒に、「これはひかり?」「こだま?」と新幹線話も弾みます♪ 気分も良くなり、お歌もたくさん歌っていますよ。 新幹線の清掃員さんからのサプライズ!?りょうちゃんが新幹線に手を振ったり、大喜びをしていると… なんと… 新幹線の清掃員さんがサプライズでシールとポストカードをプレゼントしてくれました! りょうちゃん、とっても嬉しそうです! りょうちゃんが喜んでいる様子は、ぜひ動画でもご覧くださいね。 嬉しさのあまり、ママにたくさん喜びを伝えていますよ♪ 大好きな新幹線と共に写真撮影 シールやポストカードのプレゼントを清掃員さんにいただき、大満足のりょうちゃん。 大好きな新幹線との写真もたくさんママに撮ってもらいます♪ 手袋しながらだと、ピースができない…とママに説明している姿もとっても愛おしい。 ニコニコの笑顔から、楽しい様子が伝わってきますね。 たくさんの新幹線を見ることができて、大満足な1日を過ごしたりょうちゃん。また、新幹線見に行けると良いね! YouTube「りょまっち channel」では、他にも見ていると笑顔になってしまう動画がたくさん。りょうちゃんは乗り物が大好き!新幹線以外にも、消防署や鉄道博物館へ訪れた動画などもたくさん配信されていますよ。最近では、10月生まれの妹さんとの兄妹動画もUPされています。ぜひご覧くださいね。 画像提供・協力:りょまっちchannel
2022年12月30日保育士の中田馨さんが、じいじ・ばあばのついついやりがちなちょっと困ったことについて教えてくれました。年末年始も近づき帰省する人も多くなる時期になりますよね。久しぶりに会うじいじ・ばあばの実は困ってしまった孫への行動や言動ありませんか? こんにちは!保育士の中田馨です。新型コロナウイルスの影響で、なかなか帰省することがなかったかも知れませんが、今年は帰省する人も昨年より増えるかもしれませんね。そこで今回は、帰省するときに、じいじ、ばあばが孫にやりがちなNGな事例を紹介します。 孫が食べたことのないものを与える「孫のために美味しいものを!」という気持ちで、じいじやばあばが良かれと思って孫にまだ食べさせたことのない食べ物を与えてしまった…!!というエピソードをよく聞きます。一昔前までは、アレルギーを気にすることはほとんどなかったのですが、今はそうではありません。「まだ、この食べ物は、この子には早いから食べさせていない」「アレルギーの心配がある」などの事情がある場合があります。お孫さんが食べるものは、食べさせる前にパパやママに確認してくれると安心できますよね。お孫さんが帰省前に、「普段どんなおやつを食べているの?」「好物は何かな?」など聞いてくれるのも嬉しいものです。また、可能であればパパやママも普段食べている物や、用意してほしいものをあらかじめ知らせておくのもよいでしょう 子育てについて口を出す時代の変化とともに育児は変化しています。例えば、育児にスマホを活用するパパやママも多くいます。「小さい子が見ても大丈夫なものだろうか」と心配になる気持ちはとてもよく分かります。もちろん、スマホばかり見ていると、子どもの成長発達の面で心配なこともあります。しかし、「スマホばっかり見せて」と言ってしまうと、パパやママもきっとよい気分にはならないでしょう。「スマホばかり見せて…」という言葉ではなく、「じいちゃんと絵本読もうか」など、別のあそびに誘ってくれるような言葉がけだとパパやママも嬉しいですよね。お正月の帰省ですので、お正月ならではのあそびのコマまわしやかるた、坊主めくり、福笑い、すごろく、凧あげなど昔あそびをじいじやばあばに教わるチャンスですよ。 発達について口を出す例えばよくあるのが、「もう2歳なのに、まだオムツしているの?」「ちょっと言葉が遅いんじゃない?」といった質問。おばあちゃんとしては何気なく言ったつもりかもしれません。「お父さんは1歳半でトイレに行ってたわよ」「マメに連れて行けば、すぐにおむつは取れるわよ」などのおばあちゃんの育児経験からの助言は、ありがたい反面、パパやママの不安をあおってしまう可能性があります。子どもの成長発達には個人差があります。血がつながっている親子だって同じようには育ちません。今のお孫さんの姿を認めることが何よりも大切です。また、育児の考え方も30年前と今では変化している部分もあります。今、精一杯育児をしているパパやママのことを認めてあげてくださいね。 お互いの感謝が必要普段、お孫さんと関わることが少ない、おじいちゃんおばあちゃんです。しようとしていることは全て「お孫さんのために」と思ってしているはずです。その気持ちを受け止めることができるとよいですね。また、パパやママは当然のことながら、日々の子育てを一生懸命しています。帰省した時に見える「その時だけの姿」だけを評価するのは、やはりよくありませんね。その点を、大人全員が理解して、「ありがとう」の気持ちをお互いが持つことは、とても大切ですね。何より大切なのは、お孫さんが「おじいちゃん、おばあちゃんのお家に行って、とっても楽しかった!また行きたい!」と思う気持ちだと思います。 今回のテーマは「NGなこと」だったので、なんだか耳が痛いお話だったかもしれません。最後に、私自身が子どもの時、おじいちゃんの家に帰省した時のエピソードを一つ。おじいちゃん家の冷蔵庫には、必ずジュースが常備されていました。私の母は、普段ジュースを飲ませてくれなかったのですが、おじいちゃんの家にいる時だけは好きなだけ飲んでもOKでした。今思うと、母の「特別な日なのでOK」の決まりがきっとあったのでしょうね。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2022年12月29日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、育児中に使う便利グッズについて教えてくれました。育児がラクになるような便利なグッズが増えていますが、正しい使用方法で使わないと危険なことも……!? ぜひ参考にしてくださいね。育児中に使うさまざまなグッズは、とても便利なものがあります。しかし、使用方法によっては危険があり注意が必要です。今回は3つの育児グッズを例にお話しします。 前向き抱っこ紐赤ちゃんが前向きの抱っこができるタイプの抱っこ紐は、通常のママと対面している抱っこ紐に比べて、周りの様子がよく見えるので赤ちゃんの機嫌が良くなったり、動物園や水族館などで周りが見やすくお出かけで活躍します。 しかし、赤ちゃんにとっては、周りから入る刺激が多く、脳に入った情報量が処理できずに夕方のぐずりや夜泣きの原因になることもあります。 また、前向き抱っこは、赤ちゃんがしがみついたり、つかまるところがなく、踏ん張りがきかずに抱っこしている大人の動きで揺らされるので体勢によっては、赤ちゃんの身体の負担になることがあります。 前向きタイプの抱っこ紐を使用する際には以下のことに注意点しましょう。 ・長時間は避ける・赤ちゃんの様子に注意する・寝てしまったら通常の対面の抱っこに戻す・抱っこしている人の腰に負担がかかりやすいので、腰の悪い方や筋力の弱い女性などは避けた方が良い・メーカーが推奨している使用可能時期(月齢)をしっかりと守る 寝返り防止クッション、ベビーベッドの柵カバー寝返りをし始めたころは、うつ伏せ寝になってしまうことがあり、寝返り防止クッションを使用することがあります。寝返り防止クッションは、それを越えて寝返りをする場合があり、顔を塞いだ体勢になってしまうと自力で戻れなくなることがあります。寝返り防止クッションを使用する場合は、赤ちゃんから目を離さないようにすることを心がけましょう。 また、ベビーベッドの柵の間に手や足、頭が入り込まないように、柵に布製のカバーをすることがあります。ベビーベッドの柵カバーは、外側から赤ちゃんの様子を見ることができないので、顔を塞いでしまったときに気づかない危険性があります。 寝ているときは、赤ちゃんの周りに出来るだけものをおかないようにするのが基本です。硬めのマットにして、寝返りしてうつ伏せになっても口を塞がない工夫をしていきましょう。 ハイローチェアやバウンサーハイローチェアやバウンサーは、日中リビングで過ごすときに、目が届くところに寝かせておけたり、揺れることで機嫌が良くなる赤ちゃんも多く、活用しているママやパパも多いかと思います。 しかし、少しの間と思ってベルト固定をしていないと、寝返りができていない時期であっても、からだを元気に動かしていると反動で落ちてしまうことがあります。固定ベルトは必ず使用し、手が届くところにおいていけないときには高さを一番低くしておくと安全です。 まとめ育児グッズを使用する前には、使用上の注意について説明書をよく読んで正しく使用することが大切です。どのグッズもメリットやデメリットを理解して、上手に活用してくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2022年12月28日歯磨きが大嫌いな娘。仕上げ磨きを嫌がって毎日大変だったのですが、あることをきっかけに自ら口を開けてくれるようになり、歯磨きがとてもラクになりました。今回は娘が歯磨きを嫌がらなくなったきっかけについてお話ししたいと思います。子どもの歯を磨くのが大変娘がイヤイヤ期に差し掛かった1歳7カ月ぐらいのころから、毎日の歯磨きを嫌がるようになりました。毎回嫌がって逃げ回るので、歯磨きには手を焼いていました。 どうして歯を磨かないといけないかを理解してもらおうと思い、「歯を磨かないと虫歯になって大変」と教えてくれる絵本を読み聞かせていましたが、その効果はイマイチでした。 黒ゴマが歯についていたある日のこと。いつも通り夕飯のあとに歯磨きをしようとしたら、ふりかけに入っていた黒ごまが前歯に挟まっていました。そこで私はひらめいたのです! 「◯◯ちゃん、大変! お口の中にバイキンがいる!」と真剣な顔で伝え、歯ブラシでとってあげました。歯ブラシについた黒いゴマを見た娘は神妙な顔。 私は続けて、「他にもいないか見てあげる。いたら歯ブラシでまたやっつけるから大丈夫だよ」と言いました。すると、あんなに口を開けようとしなかった娘が進んで口を開け、歯磨きをさせてくれるではないですか! 自ら進んで口を開けるように毎回うまい具合にゴマが歯に挟まっているわけではないので、次の日は黒ゴマをスタンバイして歯磨きを開始。最初にバイキンがいるからやっつけてあげると言って歯を磨き、最後に用意していた黒ゴマを見せました。 「バイキンが上に逃げた! あ、下にいるから歯ブラシでやっつけるね」と、私もノリノリ。2回黒ゴマを使ったら、バイキンの存在が脳にインプットされたのか、その後は「バイキンやっつけるよ」と声をかけるだけで口を大きく開けてくれるようになりました! 仕上げ歯磨きは毎日しなくてはならないこと。歯磨きを無理やりするのではなく、子どもが納得して口を開けてくれると親はラクですし、子どもも嫌な思いをしなくてすみます。この方法が見つかって本当によかったです。それにしても、黒ゴマをバイキンだと信じて、歯磨きをさせてくれるようになった娘の心は純粋でかわいいなと思いました。 イラスト/おんたま監修/助産師 松田玲子著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2022年12月28日わが家には、5歳の長男と3歳の次男がいます。1歳7カ月のときに弟が生まれてお兄ちゃんになった長男。上の子を優先に、とよく聞いていましたが、現実には長男を怒ってしまったり我慢させてしまったりする場面が多いです。夜眠った長男の顔を見ては、ひとり反省会の始まり。何度「ごめんね」と思ったでしょうか……。 なるべく上の子優先できょうだい育児についてインターネットで調べたときによく目にしたのが、なるべく上の子を優先するという言葉でした。次男が泣いていても、まずは長男の要望を聞いてからにするよう意識していました。ですが、授乳中などどうしても手が離せないことが多々ありました。 長男に絵本を読んでと言われても、おままごとをしようと誘われても、「ちょっと待ってね」と言うことが次第に多くなっていきました。子ども2人を寝かしつけたあとに、「あぁ今日も長男と十分に遊べなかった。我慢させてしまった」と毎日のように私は反省していました。「ごめんね、明日はたくさんお話も聞くしたくさん遊ぼうね」と何度思ったでしょうか。 長男イヤイヤ期とのダブルパンチ次男が1歳近くなると、お兄ちゃんのすることに興味津々でなんでも触りたがるようになりました。長男は自分のやりたいことの邪魔をされて毎回大激怒! 大声で怒ることもありました。私は喧嘩はなるべく見守ろう……と頭では決めていたのですが、いざ目の前で争いが始まるとそうもいきませんでした。私は長男を叱る場面が多くなりました。 さらにイヤイヤ期も重なり、次男のこと以外でも長男に強くあたることが増えていったように思います。またまた子どもを寝かしつけたあとに、「強く叱りすぎてしまった……。ごめんね。明日はもっとやさしく接するようにしよう」と私は夜な夜な反省会を繰り返していたのです。 2人とも大好きな私の息子きょうだい間で対抗意識が強く、とくになんでも1番になりたがる長男。あるとき長男に「ママの1番好きな人はだれ?」と聞かれました。当時3歳だった長男。どこまで通じるかな……と不安に思いながらも「ママは長男と次男の2人が1番好き! 1番っていうのは必ずひと1つではないんだよ」と答えながら長男を抱きしめました。 正直、長男は自分より弟のほうがママに好かれていると感じていたのではないかと思います。何度か伝えているうちに、長男はイライラする場面が減り、安心した笑顔を私に向けてくれることが増えたように思います。私はこれからも何度でも長男に大好きな気持ちを伝えていきたいです。 完璧にできないこと、うまくいかないこと、つい怒ってしまうこと……。夜の反省会はきりがありませんでした。今はそういう自分も受け入れて、子どもたちに大好きな気持ちはしっかり伝えていこうと思うようになりました。最近になっても私は、やはりまだ子どもの寝顔をみながら反省会をしています。ですがそれと、寝ている息子たちに大好きのハグをセットでおこなうことが習慣になっています! 著者:三崎 まよ5歳3歳の男の子ママ。男3人に囲まれて生活しています。元フルタイム勤務、現在はアラサーです。転勤族。
2022年12月28日0歳~4歳までの子どもが多い夫側の親戚。今まで甥っ子・姪っ子にお年玉を渡すだけの立場でしたが、わが家にも子どもが生まれてからというもの、もらう側としても気になるようになりました。年末に帰省した際にどこまでお年玉をあげるかで悩んだ体験談です。例年通り、全員にお年玉をあげることに夫には妹と弟がいて、2人ずつ子どもがいました。わが家は毎年当たり前のようにお年玉をあげていたので、うちも子どもが生まれた際にはお年玉をもらえるものだと思っていました。 そのため、わが家に長女が生まれたときも、もらえることを期待しつつ、妹・弟夫婦の子どもたちにお年玉をあげることに。弟夫婦はなかなか会うタイミングが合わないので、お年玉を夫の両親に預けて帰ることにしました。 あげたのにもらえない…ところが、わが家は妹・弟夫婦の子どもたちが0歳のときからあげていたのに、長女が0歳のときにはもらうことができませんでした。「こちらはあげていたのに、もらえないの?」と不服に思いましたが、夫側の親戚なので催促もできませんでした。 1歳になると妹夫婦はお年玉をくれるように。しかし、会えない弟夫婦に関しては、まったくお年玉をくれる気なしのようで……。 私たちは夫の両親に「弟夫婦の子に渡してね」と毎年お年玉を預けて帰っているのに、お礼のラインすらありませんでした。ひと言のお礼すらないことに、何だか渡し損のように感じてしまい、良い気がしませんでした。 ルールを決めてもらうことにお年玉のやりとりに気をつかいすぎて、実家に帰省するのが嫌になった私は、夫に「向こうには毎年渡しているのにこっちはもらえないので嫌な思いをしている」と正直に相談してみることにしました。すると、夫は会わない年はお年玉はあげない、会うときはお互いあげるようにしようと兄妹の間でルールを決めてくれました。 それから、ルールのなかでやりとりをするようになり、私自身もあげたのにもらえないと何だか嫌な思いをしなくなりましたし、妹・弟夫婦にもそこまで気をつかわなくなってよかったなと思いました。 夫の実家に帰ると、やはり気をつかってしまいます。特に夫の妹・弟にはお互いの子どもにも気をつかってしまい、子どもたちにとってはうれしいお年玉なのに、親にとってはちょっとしたトラブルの元となってしまいました。夫の親戚だからと気をつかいすぎず、気になったことは夫に相談してみることも大切だなと感じた体験でした。 イラスト/imasaku著者:堀ちなつ0歳と2歳の姉妹のママ。歯科技工士・歯科助手として歯科関係の仕事を経験。現在は妊娠出産・子育てのジャンルを中心にライター活動をしている。
2022年12月24日新型コロナウイルスが流行して2年以上が経過し、中止されていたイベントやお祭りがようやく人数制限なしで開催されるようになりました。夫が仕事のため、私は5歳の息子と3歳の娘を連れて、いわゆるワンオペでお祭りに向かいました。2年ぶりのお祭りということでテンションが上がる子どもたち。娘に至ってはほぼ初めてのお祭りです。私自身も久しぶりのお祭りにワクワクしていました。しかし、2人の子どもを連れてのワンオペはなかなか難しい面も。けれどもそんな私たちを、若い人たちが助けてくれたのです……! 人ごみに埋もれてしまう息子お祭りでは鮮やかな台車が次々に町中を巡行。沿道は多くの人で賑わっていました。私1人では娘を抱っこするので精一杯で、息子は人ごみに埋もれてしまい、台車を見ることができません。近くに見晴らし台があり、20代前半くらいのお兄さんが1人で見ていました。 私は「すみません。この子も一緒にいいですか?」と声をかけました。するとお兄さんは「いいですよ。さぁ登っておいで!」と息子を抱き上げてくれたのです。さらに息子が落ちないようにずっと支えて見てくれていました。 娘の鼻水に気付かずにいると…お兄さんにお礼を言い、別の場所に移動しました。今度は座れる場所でジュースを飲みながらお祭りを見ていたときです。娘が鼻水をダラダラ流していました。私はそれに気付かずに息子との会話に夢中。 すると横に座っていた10代くらいの2人組のお姉さんが、私に声をかけてサッとティッシュを出し娘にどうぞと渡してくれました。私がお姉さんにお礼を言うと、お姉さんたちは「いいですよ。かわいい~」と言ってやさしく子どもたちに微笑んでくれました。 寒くなってきたらお祭りは夜まで続き、夜はライトアップされてまた美しい台車を見ることができます。しかし、日中と夜では寒暖差が激しく、寒さに耐えられず私は子どもたちに「帰るよ」と言いました。しかし、子どもたちは「まだお祭り見たい!」と帰ろうとしません。 すると隣りに座っていた若いカップルが「これ使ってください」とブランケットを貸してくれたのです。私はお礼を言って早速子どもたちにブランケットを羽織らせました。フワフワで温かいブランケットと同じくらいに温かいカップルの心づかいにとても救われました。 今回助けてくれた方たちはみなさんオシャレでイマドキの若者といった風貌でした。ワンオペで困っていた私に、どの方も当たり前のように自然に手助けしてくれてほっこり。おかげでお祭りを最後まで子どもたちと楽しむことができました。わが子たちもこんな若者になってほしいと思ったエピソードです。 著者:都 うめこ4歳男児と2歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。
2022年12月23日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、冬の授乳やママのおっぱいトラブルについて教えてくれました。寒い冬の授乳は乳房トラブルも起きやすくなります。悩んでいるママも多いのではなでしょうか? ぜひ参考にしてくださいね。冬の授乳は寒くて大変かと思います。身体の冷えなどから、乳房トラブルも起きやすい時期です。そこで今回は、冬の授乳で実はNGなことについてお話ししていきます。 布団から出るのがつらい!添い乳に注意夜間の授乳は、眠さと寒さで布団から出るのがおっくうになりやすいですよね。そんな時に、添い乳をされるママがいます。添い乳は、ママの身体も休まるし、赤ちゃんも授乳後よく眠ってくれることもあり、夜間の授乳にとりいれているママも多いかと思います。 しかし、添い乳は赤ちゃんのラッチオン(吸いつかせ方)の姿勢が崩れやすく、吸い方が浅くなったりすることが多くなります。そのために、白斑や乳管塞栓の原因となりやすく、乳腺炎などのトラブルにつながることがあります。 赤ちゃんの顎をおっぱいに密着させて吸わせ方が浅くならないように注意する、添い乳を連続して行わないようにするなどを意識的におこなっていくことが大切です。 冬の授乳時の服装は?冬の授乳時の服装は、厚手のものは浅吸いの原因となり、トラブルになることも。冬の厚手の洋服が、授乳の姿勢で必要なママと赤ちゃんとの密着を邪魔してしまうこともあります。 具体的には、ママの厚手のセーターやトレーナーなどは、授乳時に服をまくり上げると首元にたまって授乳しつらくなったり、授乳服などで乳首だけ出したような状態で吸わせていると、赤ちゃんの顎が乳房から離れる姿勢になり、赤ちゃんとママの間に距離ができて浅く吸う原因となることがあります。浅吸いが続くと、乳房が傷つきやすくもなるので注意しましょう。 また、赤ちゃんの洋服が厚手のものであったり、寒くならないようにおくるみをしている場合も授乳時に距離ができる原因にもなります。冬はエアコンで部屋を暖めたり、急速に暖かくなるヒーターなど利用して授乳時に厚着になりすぎないように注意していきましょう。 乾燥してる冬は水分不足になりがち?授乳中は、母乳に水分が必要となるのでママの水分が不足がちになります。夏は、喉が渇くので水分をたくさんとっている人でも、冬になると水分摂取が少なくなってしまいがちです。水分不足はママが体調を崩しやすくなる原因になります。喉の渇きがなくても意識的にとるようにしましょう。 身体を冷やさないように、温かい飲み物がおすすめですが、お湯を沸かして入れるのも育児中は面倒になりがちです。水筒やマグカップなどの保温効果があるものを活用して、こまめにとるようにしていきましょう。 まとめ寒くなると、おっぱいがつまってしこりができたり、乳腺炎になるママが増える傾向があります。乳房トラブルを予防して、冬の授乳を乗りきりましょう。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年12月22日保育士の中田馨さんが、子どもの誤飲や誤嚥について教えてくれました。日常生活の中に潜む子どもの誤飲や誤嚥。普段から注意しておきたいポイントについてお話してくれているので、ぜひ、確認しておきましょう!こんにちは。保育士の中田馨です。子どもはいろんなものに興味を示します。誤飲や誤嚥しやすい食べ物や、何気なく口に入れてしまうものも数多くあります。そこで今回は普段から注意しておきたい誤飲(誤嚥)しやすい「食べ物」や「身の回りにある注意しておきたいもの」についてお話しします。 普段から気をつけたい食べ物普段から誤飲や誤嚥に気をつけたい食材はいくつかあります。具体的には下記の食べ物に注意しておきましょう。 噛み切りにくい食べ物肉類やれんこん、りんごなど大人でもよく噛まなければ小さくなりにくい食材は、子どもにとっては更に噛み切りにくいものです。このような食材の場合、他の食材よりも小さく刻むのはもちろん、子どもが離乳食期であれば時期に合った形状で食べさせるようにしましょう。 丸い食材プチトマト、ぶどう、ウズラの卵、丸いチーズ、白玉団子、カップゼリー、飴などの食材は丸いので、ツルンとのどに入ってしまう恐れがあります。食べるさせる際には、1/4程度に小さくカットして食べさせるようにしましょう。また、白玉団子などのおもちや飴を食べさせるのは幼児期後半(3歳児以降)になってからでも遅くはありません。 口の水分をとる食べ物パン、ご飯、いも、スポンジケーキ、せんべいなどを与える場合には、1回に入れる量を小さくして与えましょう。また、水分をそばに置いて、口を潤しながら食べるのも大切ですね。 食環境にも気をつけて!誤嚥するときの食環境についても考えましょう。例えば、寝転んだり歩いたり走ったりして食べていないか?口いっぱいに食べ物をほおばっていないか?泣いているときに口に入れていないか?なども、誤嚥しないためには大切な要素になります。また、子どもの噛む力や飲み込む力には、その月齢や年齢、個人個人に違いがあります。お子さんの発達に合わせて食材を選んでいきたいですね。 身の回りにある誤飲に注意したいものその他にも、口に物を入れる時には、普段の生活の中で誤飲や誤嚥に気をつけたいものがあります。例えば、絵本もしゃぶっているうちに紙が取れてしまうことがあります。家の中の物を仮止めしているようなテープ類も上手に剥がして口に入れることもあります。また、外では、どんぐりや小石を口にすることも。子どもの口の大きさは直径約39mmです。これはトイレットペーパーの芯とほぼ同じ大きさと言われています。直径約39mm以下のものは、子どもの手に届く場所に置かないように大人が環境を整えることはとても重要です。 誤飲(誤嚥)してしまった時の対処法は?子どもが物をのどに詰まらせたときの対処法には、背中をたたく(背部叩打法)や腹部突き上げ法(ハイムリッヒ法)などがあります。具体的には、1歳未満の場合は背部を叩き、1歳以上の場合は腹部を突き上げるハイムリッヒ法で喉に詰まった異物を取り除きます。ただし、スパンコールのように薄いものが喉に貼りついてしまうと、これらの方法では取れない可能性もあります。口の中に異物が見えており取れそうな場合は手を入れて掻き出しますが、異物が見えない状態で手を入れて掻き出そうとすると、口内を傷つけたり、嘔吐を誘発したりするほか、異物を奥に押し込んでしまう可能性もあるので危険です。もしもの時のために対処方法も一度確認しておくとよいでしょう。 ※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがあります。赤ちゃんに渡さないでください。※赤ちゃんが遊んでいるときはママは赤ちゃんから目を離さないようにしてください。 安全に生活するには、大人のちょっとした環境づくりや配慮が欠かせません。この機会に今一度、お家の中の様子を子ども目線で確かめてみてくださいね! 参考資料:Vol.569 パン等による子どもの窒息や誤嚥(ごえん)に気を付けましょう!|消費者庁参考資料:赤ちゃんの「誤嚥」、特に気をつけるべき食べ物とは?覚えておきたい救命救急法【3児ママ小児科医が解説】|ベビーカレンダー 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2022年12月21日わが家の子どもたちは姉と弟の2人姉弟です。私は上の子が使う物は赤ちゃんのころから、下の子のときにも使えるように選んで大事にとっておいていました。ところが、上の子は4歳くらいから、ピンクやフリフリのレースなど、よりかわいらしい物を好むように。もうお下がりはできなくなると思っていましたが……。できるだけお下がりへわが家には7歳の娘と4歳の息子がいます。私は上の子が赤ちゃんのころから、2人目のことを考え、洋服や育児グッズなど、なるべく男女どちらでも使える物を選んでいました。例えば、色は黄色やモノトーン、柄は無地やボーダーなどです。 上の子が大きくなって使わなくなると、汚れのないきれいな物を厳選し、引き出しのお下がり専用スペースへ保管。それらが下の子にちょうどよくなると、再び出してきて使うようにしていました。 ピンク&フリフリブームの到来!上の子は4歳くらいになると、女の子のキャラクターやお姫さまへの憧れで、フリフリのレースがついた物や、リボンがたくさんついた物などを好むようになりました。洋服だけでなく、肌着や靴下も全部フリフリ。上着や靴も、どこか1つでもかわいいポイントがないと使ってくれませんでした。 色はピンクが一番好きで、一緒に服を買いに行ってもモノトーンやシンプルな服は眼中になし。タンスの中はほとんどピンクで、服に名前をつけるシールでさえ、ピンクじゃないと嫌だと言っていました。ピンク&フリフリブームは5歳になるころ落ち着き始め、小学生になるころには終了。その後、短い水色ブームを経由し、今はモノトーンや無地など、シンプルな物を好むようになりました。 下の子にもこだわりが…下の子は現在4歳。一応とっておいたピンクの服を見せると、「これは着ないよー」と、当たり前じゃんという顔で下の子が言いました。私はそうだよね、と思いながら一緒に新しい物を選んで買っています。すると、それまでお下がりが当たり前だった息子にも、だんだんこだわりが出てきました。 色は青や緑を好み、柄も大好きな乗り物や恐竜など、よりかっこいい物を選ぶように。経済的にはお下がりのほうがありがたいのですが、子どもたちが楽しそうに好きな物を選ぶのを見ていると、男女の姉弟ってこういうものなんだな、と思いました。 女の子だからピンク、男の子だから青と決まっているわけではないのに、子どもたちが選ぶときっぱり分かれるのが不思議でした。最近はまたユニセックスな物が増えてきて、お下がりにとっておくことができています。数年後、下の子が使ってくれることを願いながら、なるべくきれいにして引き出しにしまっています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2022年12月20日保育士の中田馨さんが、子どもの誤飲や誤嚥について教えてくれました。年末年始は親族で集まる機会も多いことでしょう。お正月だからこそ気をつけたい食べ物などもあります。万が一の事故を防ぐためにも今一度しっかりと確認しておきましょう!こんにちは。保育士の中田馨です。今年も1ヶ月を切ったということで、年末年始に向けて大掃除や里帰りの準備などをはじめた方もいらっしゃるのではないでしょうか?年末年始は、家族・親戚が集まる機会でもあります。 今回は、そんな年末年始だからこそ、お正月を含め普段から気をつけたい子どもの誤飲(誤嚥)について、お話しします。 お正月だからこそ誤飲(誤嚥)に気をつけたい食べ物お正月だからこそ誤飲(誤嚥)に気をつけたい食べ物の代表といえば。『おもち』です。おもちを食べられるようになる目安の年齢は、3歳以降。その上で、まずは小さくちぎったおもちから食べ始めます。 また、昼間からお酒を飲むこともあるお正月。たくさんのご馳走と共にテーブルにあるグラスに入ったお酒を、子どもが口にしないよう気をつけてあげてください。 その他、まだ食べたことがない食材も料理に取り入れることがあると思います。間違って口にして、もしものことがあったらお正月ですので受診できる病院を見つけるのも一苦労のはず。お正月は、親戚が集まり大人の目が多くなるので、「誰かがみてくれているだろう」と油断しがちになるのも事実です。乳幼児がいる場合は、その点も気をつけていきたいですね。 お正月だからこそ気をつけたいことお正月は親戚が多く集まります。お子さんよりも年齢が上の従兄弟たちも来ることでしょう。お子さんはきっと、従兄弟のことや従兄弟の持っているものに興味津々。まだ物を口に入れるような月齢や年齢の場合、従兄弟たちの持ってきている小さいおもちゃにも気をつけたいですね。 例えばビー玉のような小さいおもちゃがあったら、「触って、口に持っていく」なんてこともあるでしょう。小さなお子さんがいる場合は、大人が気をつけると共に、年齢が上の従兄弟たちにも「このおもちゃは、〇〇ちゃんが食べると危ないから、こっちで遊ぼうね」など、かんたんなルールを伝えておくことも大切です。 誤飲(誤嚥)してしまった時の対処法は?子どもが物をのどに詰まらせたときの対処法には、背中をたたく(背部叩打法)や腹部突き上げ法(ハイムリッヒ法)などがあります。 具体的には、1歳未満の場合は背部を叩き、1歳以上の場合は腹部を突き上げるハイムリッヒ法で喉に詰まった異物を取り除きます。ただし、スパンコールのように薄いものが喉に貼りついてしまうと、これらの方法では取れない可能性もあります。 口の中に異物が見えており取れそうな場合は手を入れて掻き出しますが、異物が見えない状態で手を入れて掻き出そうとすると、口内を傷つけたり、嘔吐を誘発したりするほか、異物を奥に押し込んでしまう可能性もあるので危険です。もしもの時のために対処方法も一度確認しておくとよいでしょう。 ※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがありま す。赤ちゃんに渡さないでください。※赤ちゃんが遊んでいるときはママは赤ちゃんから目を離さないようにしてください。 安全に生活するには、大人のちょっとした環境づくりや配慮が欠かせません。この機会に今一度、お家の中の様子を子ども目線で確かめてみてくださいね! 参考資料:Vol.569 パン等による子どもの窒息や誤嚥(ごえん)に気を付けましょう!|消費者庁参考資料:赤ちゃんの「誤嚥」、特に気をつけるべき食べ物とは?覚えておきたい救命救急法【3児ママ小児科医が解説】|ベビーカレンダー 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2022年12月15日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、冬に流行する「溶連菌」について教えてくれました。乳幼児がかかりやすい病気の溶連菌。症状や受診のポイントについて教えてくれているので、ぜひ参考にしてくださいね。乳幼児が冬になるとかかりやすいのが、溶連菌感染症です。通常の風邪と思っていたら、実は溶連菌感染症だったということもあります。溶連菌は、適切な時期に診断・治療を始めていかないと全身に広がって重症になることもあります。そこで今回は、溶連菌についてお話していきます。 溶連菌とは?どんな症状?溶連菌とは、正式には溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌で、溶連菌感染症の90%以上がA群によるものです。主にのど(咽頭・扁桃腺)に感染します。溶連菌は潜伏期間があり、実際に感染してからだいたい2〜5日で症状がでます。 溶連菌の主な症状・発熱(38〜39℃)・咽頭炎・扁桃炎による喉の痛み その他の症状・体や手足に小さくて紅い発疹が出る・イチゴ舌(舌にイチゴのようなツブツブができる)・頭痛・首すじのリンパ節の腫れ・腹痛や嘔吐などの腹部症状 症状が落ち着いた後・発疹のあとには指の皮が白くむけてくるなどの落屑(皮むけ)が認められる 風邪との違いは?受診のポイントは?この病気の特徴は、風邪と違って咳や鼻水が出ないことがあげられます。また、3歳未満ではあまり熱が上がらないといわれています。そのため、受診のタイミングが遅れたり、徐々に症状が悪化してしまうことがあります。乳幼児の場合は、発熱や咳、鼻汁、哺乳不良、元気がないなどの症状があれば一度かかりつけの病院に受診するのがよいでしょう。 溶連菌の感染と診断されれば、抗菌薬を処方されます。これは、病気の原因の溶連菌を退治するためにとても重要なお薬です。 受診すると、医師は年齢、熱の程度、“のど”の発赤の具合、体や手足の発疹の程度から溶連菌に感染している疑いがあれば、確認のために喉についた細菌の検査を行います。溶連菌については、5〜10分以内に結果が出ます。溶連菌の感染とわかれば、抗菌薬の他に熱やのどの痛みといった症状をやわらげるお薬が出されるので、しっかりと子どもに飲ませるようにしましょう。抗菌剤の内服を開始してから、2〜3日経っても熱が下がらない場合は、お薬が効いていないことがあるので、再度受診するようにしましょう。 症状が良くなっても自己判断で途中でやめるのはNGお薬を飲み始めると、2〜3日で熱が下がり、のどの痛みもやわらいできます。発疹が出た場合、この頃から手足の指先から始まる落屑(皮むけ)がみられます。乳幼児にお薬を飲ませるのは、大変かもしれません。しかし、確実に溶連菌を退治しないと、ときに、心臓弁膜に障害などを起こすリウマチ熱や、急性糸球体腎炎といった続発症の合併症につながることもあります。 また、症状が消えても自己判断で内服を止めるのは危険です。処方された薬は必ず飲み続けるようにしましょう。一部の抗菌薬以外は、5~10日間飲み続ける必要があると言われていますので、医師の処方どおりに最後まで飲ませることが大切です。 まとめ溶連菌は、繰り返しかかることがあります。乳幼児の場合は、高熱でなくても、喉の腫れ・ぐずり・飲みが悪くなる、発疹など溶連菌特有の症状がある場合には、受診する様にしていきましょう。また、溶連菌は飛沫感染なので、くしゃみなどによって菌が散らばり、家庭内感染してしまうこともあるので注意していきましょう。 引用参考文献:東京都「乳幼児の家庭内の 水回り事故防止ガイド」A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは.国立感染症研究所ホームページ 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年12月14日ある日2人の子どもたちを連れてバスに乗ることにした私。しかし長男はベビーカーで、次男は抱っこひもで寝てしまったため、1人でバスに乗せるのは難しいと感じました。悩みながらも思い切ってバスの運転手さんに助けを求めました。すると……。どうやってバスに乗る?私は持病があり、定期的に総合病院に通院しています。ある通院日、どうしても夫が休みを取れず、私は3歳と1歳の息子たちを病院へ連れて行くことに。病院での待ち時間は長く、診察が終わるころには、長男はベビーカーで、次男は抱っこひもで寝てしまっていました。 私は駅までバスに乗って帰ろうと考えていましたが、次男を抱っこひもに入れたままではベビーカーを持ち上げることができません。また、畳まずにベビーカーを乗せることで他の乗客の迷惑になるのではという思いもあり、バスに乗るべきか悩みました。 運転手さんに助けを求めたところ……悩んでいる間にバスが到着。私は思い切って開いた扉から運転手さんに向かって「すみません、ベビーカーを持ち上げるのを手伝ってもらえませんか?」と声を掛けました。 すると運転手さんが返事をする前に、乗客たちが4、5人立ち上がり、私たちがバスに乗車するのを手伝ってくれたのです。「この座席にベビーカーを固定できるみたいですよ」と教えてくれる人もいました。降りるときも「手伝います」と声を掛けてもらえたので、私たちは問題なく駅までたどり着くことができました。 「助けてって言っていいのよ!」バスを降りてから、私は手伝ってくれた人たちに心からお礼を言いました。すると1人の年配の女性が、「気軽に周りに助けてって言っていいのよ! 言ってもらったほうがこっちも手を貸しやすいわ」と笑顔で返してくれたのです。 私は周囲の人たちの親切とその温かい言葉にとてもうれしい気持ちになりました。バスに乗る前はベビーカーを畳まずに乗車することで他の人に迷惑をかけるかもしれないという気持ちもありましたが、思い切って声を掛けてよかったと思いました。 「気軽に助けてって言っていいのよ」という女性の言葉で、私の心は軽くなりました。人に迷惑をかけないことは大切ですが、自分の力でできないことは周囲に協力を求めても良いのだと感じたからです。もちろん手伝ってもらったらしっかりお礼を言うことが大切だと思います。子どもたちにも、「してほしいことは言葉にする。そしてお礼を言う」と日々教えています。著者:香川えりか3歳と1歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。
2022年12月14日私は小学生の娘と幼稚園児の息子の母です。おしゃべりと本を読むのが大好きな4歳の息子は、しゃべり始めたのが早かったためか、間違えて覚えている言葉や言い間違いが多くありました。それがかわいくて、家族はほっこりしていたのですが、あることをきっかけにその間違いがきれいに直ってしまい……。息子の成長がうれしい反面、ちょっと寂しい気持ちになったエピソードをご紹介します。「口から生まれてきた」?おしゃべりな息子4歳の息子は、おしゃべりが大好きで、話し始めたら止まりません。話し始めたのも早く、1歳になるころにはいくつかの短い単語を話せていましたが、言い間違いや間違えて覚えている言葉も多くありました。 また、特定の文字が言いにくいようで、例えば「き」がつく言葉は「ち」になる、というようなこともありました。それらがかわいいので、家族はあえて教えたり正しく直したりすることはしないできたのです。 ある日突然、息子の言葉に変化が!?幼稚園に入って先生やお友だちと話すようになったら、自然と正しい言葉を覚えていくかな?と思っていましたが、入園後も息子の言い間違いは直ることなく、相変わらず。かわいさそのままで、内心ホッとしていたのですが……。 息子が年中になったある日突然、これまで間違ってしゃべっていた単語を、息子が正しく言っているのに気がつきました。ついこの間まで間違っていたのに、先生が直したのかな? それともお友だち?と思って息子に聞いてみたところ、息子からは思いもよらない返事が返ってきたのです。 それは、「文字が読めるようになったからわかったんだよ」。 読めるようになったから気づいた!息子は少し前から、プリント学習の教室に通い始めていました。「大好きなお姉ちゃんと同じ習い事をしたい」と言うので、まだ早いかなと思いながらも始めてみましたが、やはり気持ちが向かない日も多く、なかなか先に進みません。 でも、繰り返しプリントに取り組むうちに、いつの間にか文字を読めるようになっていたのです。そして、本が大好きな息子は自分で絵本を読むようになり、その中で自分の言葉の言い間違いに気づいていったようでした。 子どもの言い間違いは今だけのかわいさ。遅かれ早かれ直っていったとは思いますが、もう少しそのかわいさを楽しんでいたかったな、プリント学習をさせるのはもう少しあとでもよかったかな……と思ってしまいました。子どもの成長を寂しく感じてしまうときもありますが、今だけのかわいさを胸に焼き付け、子どもの成長を素直に喜びながら、子育てを楽しんでいけたらと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:坂井香子おだやかな娘とわんぱくな息子の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年12月13日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。長男は33歳、次男を36歳のときにどちらも帝王切開で出産。長男のときには感じなかった育児の違いを感じました。そんな次男の育児についての体験談をご紹介します。嫌でも感じる体力の衰え長男も次男も帝王切開だったのですが、どちらのときにも傷の回復に差はありませんでした。ただ、次男が1歳になり歩くようになってから感じたのは、体力の衰え。少し走っても息切れが激しく、止まってしまう始末。子どもの寝かしつけ時に一緒に寝てしまうことも増えました。 長男のときには必要ないと思っていた昼寝をするほどまでに……。次男を抱っこひもに入れて移動するのも、とても疲れるようになりました。また、産後の体重の戻りも次男のときのほうが遅かったです。 特にキツイ外遊び…今でも大変なのが、次男に付き合って外で長時間遊ぶこと。特に幼稚園が終わったあと、次男は1時間ほど園庭で遊びたがるのですが、「今日はもう帰らない?」とつい聞いてしまいます。 長男のときには園庭遊びはまったく苦にならなかったので、やはり私の体力が落ちているんだなと実感。このままではマズいと思い、家で踏み台昇降やスクワットをして体力を付けることを意識しました。幸い継続することで、現在は少し体力が付いてきた気も。 ママの年齢は関係ない私の住んでいる地域では、私との年齢差が1個下や1個上といった同世代のママが多く、当時流行った音楽やテレビ番組の話で盛り上がることも。次男を出産前は「年下のママばかりなのかな?」と少し心配もありましたが、まったくそんなことはなく、いろいろな年代のママ友ができました。 ママ友はあくまでも子どもを介していることが多いので、出産前に気にするほどママの年齢は関係ないんだなと実感。特に私の周りの40代で出産したママ友は落ち着いた方が多いです。私の場合、偶然かも知れませんが「この人と友だちになりたい!」と思うママは実は同い年だった……ということも。もちろん年下のママ友でも素敵な方がたくさんいます。 私は36歳で次男を産むことになりましたが、体力的な衰え以外は特に困ったことはありませんでした。まだまだ、幼い長男と次男。外で遊ぶ機会も多いと思いますので、体力を付けることはこれからも続けていきたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2022年12月13日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが低月齢ママのやりがちな行動について教えてくれました。毎日のお世話でついついやっていたことが、実はNGだった!?新生児期の育児をされているお家へ訪問した時に、相談される事で多いのが臍の処置や皮膚トラブルについてです。赤ちゃんのために日々行っているケアが、実は間違っている事があります。今回は、よくみられるNG例を3つ紹介します。 おへそのケアを怖くてしないへその緒がなかなかとれない、出血がある、おへその消毒が怖くて上手くできないなどおへそのケアについての相談を受けることがあります。 へその緒は、徐々に乾燥して生後1〜2週間ごろに自然にとれます。早い場合、退院までにとれることもあります。洗浄や消毒が不十分であると自然に取れなかったり、炎症が起きたり匂いが出てくることがあります。 へその緒がとれるまでは、しっかり洗って消毒しないといけないのですが、実際は、表面だけを優しく恐々洗ってしまうことが多いです。沐浴時に根元の方までしっかり石鹸を使って洗うようにしましょう。お風呂上がりに消毒するときも、片方の手でへその緒を摘まんで、根本の隙間に乾いた綿棒をぐるっと一周いれて水分や汚れをとってから、アルコールをつけた綿棒で再度同様に消毒をしましょう。乾燥してくると自然にポロッととれることがあります。 へその緒がとれたあとは、出血が少量出る事がありますが、ガーゼなどは当てずに乾燥させるようにしましょう。乾燥するまでアルコール消毒は続けてください。消毒を続けても根元が乾燥せずにとれてこない場合など心配な場合は、1カ月健診時に診察してもらいましょう。 顔は石鹸はつけないで洗う沐浴指導では、顔はお湯だけで洗うように説明されたかもしれません。新生児期はお湯だけの方がいいのですが、生後1カ月ごろになると皮脂の分泌が盛んになり顔や頭皮に脂漏性湿疹というプツプツとした湿疹ができます。この湿疹が顔に出てきたら、石鹸をつけてしっかり洗うようにしましょう。流すときは、肌への摩擦の刺激が少なくなるように、コットンなどを使って優しく流し拭きをします。お風呂上がりはワセリンなどで保湿を十分にします。 湿疹が強く赤みがあったり、グジュグジュするようでしたら、小児科や皮膚科に相談しましょう。 おむつ交換時におしりをゴシゴシ拭く新生児期は、排便回数も多く柔らかく水っぽい便の性状をしていることが多いです。おむつ交換のたびにお尻を何回も拭かなければいけないのも原因ですが、おしりにこびりついた便を取ろうとするとついつい強く拭いてしまうことが多く、おしりかぶれができやすくなります。うんちがたくさん出たときや、おしりにうんちがこびりついている場合はおしりだけ洗面器やシャワーなどで洗う臀部浴がおすすめです。また、おしり拭きの水分をお湯などで多くする、おむつの上でペットボトル容器などに微温湯を入れて洗い流すなどがおすすめです。赤くなってきたらワセリンや馬油などをおむつ交換ごとに塗って、皮膚を保護するようにしましょう。赤みが強かったり、皮膚が剥けているような場合は、受診するようにしましょう。 産院では沐浴指導や退院指導などで赤ちゃんのお世話についてお話があったかと思います。しかし、教わったことも産後は忘れがちです。また、実際にやってみると難しいこともあるかと思います。ぜひ、ためしてみてくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年12月07日私の初めての妊娠判明とほぼ同時に、夫の仕事の都合で転居が決まりました。季節は冬で転居先は豪雪地帯。夫と私は話し合い、私と子どもは雪が溶けてから移動することにしました。そして夫だけが先に転居し、私と子どもは実家で過ごすことに。いざ一緒に暮らし始めると、夫とうまくいかないことが出てきて……。はじめから家族一緒に生活していればと後悔しています。家族より仕事優先な夫夫は結婚前から早出、残業が当たり前。業務を完遂することが最重要事項という働き方で、それは私が妊娠しても変わりませんでした。転居後も夫の仕事に対するスタンスは変わりません。 子どもが生まれたからには、なるべく家にいて私のサポートや子どもの世話をしてもらいたいという私の思いはなかなか理解してもらえませんでした。結果として家事も育児も私が負うところが多く、夫に対する不満がつのりました。 夜更かして朝、起きられない夫は仕事で遅くなると就寝時間を遅らせて、ゲームをしたりテレビを観たり、晩酌をしたりしていました。そうすると起床時間が遅くなります。必然的に朝の家事と子どもの面倒を私がひとりでみることに。 当時はまだ私は仕事をしておらず、「とりあえず夫を送り出せばいい」とがむしゃらになっていました。しかし夫がきちんと朝起きて、私が家事をしている間に子どもをみていてくれたらいいのにと不満を抱えていました。 休日もないがしろにされて夫は週末の休暇はきちんと取れていました。しかし自分の用事や友人との付き合いといって家をあけることが度々。家にいるときに子どもの面倒を頼むと「今やることがある」、一緒に散歩に行こうと誘えば「俺は行かない」と、私や子どものことは頭にないような対応。 環境が変わり、夫は慣れない仕事にストレスも多かったと思います。けれど私は夫に休みの日くらい子どもと関わったり、私のサポートをしたりしてほしいと考えていたので夫の行動は不愉快なものでした。 2人で話し合うことに同居して2カ月もすると私は夫の態度に耐えられなくなり、2人で話し合う機会を持つことに。私ひとりで子育てと家事のすべてはできないこと、夫が家にいてくれると心強く感じること、子どもと関わる時間を増やして仲良くなってほしいことを夫に伝えました。 夫は新しい職場で立場を確立し、安定した収入を確保することが責務であり、家族のためになると考えていた様子。お互いに家族を大切にしたいという考えは共通していたので、これからも話し合いながら一緒にやっていこうということに落ち着きました。 それ以降は夫も少しずつ態度を変えてくれ、今では私にとって頼もしい夫であり、子どもも大好きなお父さんです。ただ、はじめから一緒に転居、子育ての新生活をしていたらお互いに不満を抱える期間が短くて済んだのではないかと後悔しています。これからはその結果どうなるかまでイメージしてジャッジをしたいと思っています。 監修/助産師 松田玲子著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2022年12月05日保育士の中田馨さんが、保育士から見たママ友付き合いが「上手な人」と「苦手な人」について詳しく教えてくれました。子どもが園に通っていると、どうしてもママ友との関わりが出てきますよね。人付き合いが苦手という方にとっては悩みの種になることも……。保育士目線でのお話、ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。子どもが人生で一番最初に社会に出るのが、保育園や幼稚園というご家庭も多いかと思います。子どもが社会に出ると必ず付いてくるのが「親同士の関わり」です。 保育所での保護者同士の対応を見ていたら、「あぁ、このママはママ友付き合いが上手そうだな」と感じることが多々あります。実は、私自身が「人見知り」なので、ママ友付き合いがとっても苦手だった親の一人です。 今回は、保育現場や私自身のママ友付き合いから見えるママ友付き合いが「上手な人」と「苦手な人」のお話をします。 分け隔てなく「あいさつができる人」まずは、分け隔てなくあいさつができるママに出会うと「わぁ、この方なんて素敵なんだ」と思います。それほどお話ししたことがないのに、にっこりほほ笑まれて「おはようございます」なんて言われたら、朝からすがすがしい気持ちになるものです。 毎日、何度もあいさつするうちにそれが習慣になれば、あいさつすることへのハードルは下がるものですが、私のような人見知りは「最初のあいさつ」へのハードルがものすごく高いのではないかと思います。 「最初のあいさつ」をあまりに緊張して「おはようございます…」と言ったものの、か細い声すぎて相手に届かず、一人落ち込んでしまう…なんて経験、私は何度もしています。 そこで、私なりに決めたことは「相手と目を合わせる」こと。目が合えば、か細い声でもあいさつが届くことが分かったからです。ママ友とすれ違う時は、目線を上げて目を合わせることからスタートしてみてください! 相手の子どもの「気になる部分を言わない人」「〇〇ちゃんって、落ち着きがないよね」「○○君って、引っ込み思案だよね」「1歳過ぎてもまだ、ハイハイなんだね」。もし、自分の子のことを、ママ友にこんな感じで評価されてしまったら? 少なからず、ショックを受けるのではないかと思います。 言った本人は、きっと評価するつもりはなく、感じたままの感想を言っているのだと思いますが、子どもの性格や発達面はナイーブな部分でもあります。だから「そう」感じてしまったとしても「言わないほうが良い」でしょう。 保育士の中田目線で見てみると、「落ち着きがないは、元気いっぱい!」「引っ込み思案は、よく周りが見えている」「1歳過ぎてもハイハイをしているのは、足腰を鍛えているところ!」。どうですか? 少し考え方を変えると、気になるところが、気にならなくなりますよ。 相手の子の「気になるところ」を見つけたときは、頭の中でこういった変換をしてみてもよいかもしれませんね。 相手の「子育てに口出ししない人」子育ての方法は、各家庭によって本当に違います。私の子育てだって、きっと他のご家庭から見ると「変なことしてるなぁ」と思われることでしょう。子育てのアドバイスを皆さんに伝えている私も、自分の子育てに自信満々か?と言われるとそうではありません。今も思春期の娘へ「これで正解だったかな?」と日々の選択に多少の不安を抱きながら対応しています。 毎日毎日おこなわれている、子育ての大小の選択は、ママ自身が「こうしよう」と悩みつつも決定してきたこと。それに対して「こうしたほうが良いんじゃない?」「うちの場合はこうしているけど」なんて、聞いてもいないのに言ってこられたらどうでしょう? 時には、傷ついてしまうこともあるのではないかと思います。 相手の子育てには口出ししない。と言うのは大原則。ただ、相手が悩んで相談してきたら「どうしたらいいかな」と寄り添って話を聞いてあげるのが良いでしょう。 ママ友付き合いが苦手な方へ「私って、ママ友付き合いが苦手だな」と感じているママさん。最初に書いたように、私もママ友付き合いが苦手な母の一人です。子どもが中学生になっても高校生になってもそれは変わりません。 ただ、すれ違う時は目を合わせてあいさつをすることは、今も大切にしています。それに加えて、無理に話をしようとしない、無理にお付き合いをしようとしないことも大切かなと思います。 無理をすると、最初はよいですがだんだん気持ちがしんどくなってくることもあります。本当に気の合う人は、無理をせずとも自然と会話が弾むはず。会話が弾んだら「じゃあ、今度、一緒に遊びましょ!」となってきます。きっと、皆さんにも1人、2人とそんな自然と会話が弾むママ友ができるはずです。 ママ友は作るものではなく「自然にできる」ものではないかな?と思います。焦って「ママ友付き合いを上手にしよう」と頑張りすぎてしまったり、子どものためにママ友を作ろうと思わなくて大丈夫ですよ。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2022年12月04日子どもにはいろんな本との出合いを楽しんでほしいけれど、全部買おうとするとなかなかの出費。そんなときに助かるのが、図書館です。絵本が大好きなわが家の1歳児。ある日、借りてきた絵本を破いてしまった! こんなとき、どうしたらいいの? 困った私を待っていたのは、意外な展開でした。楽しい絵本の時間に響く「ビリッ」現在私は、小学3年生と年長、2歳児の母をしています。一番上の子が小さいころから2週間に1度、図書館で絵本を借りてくるのを習慣にしていました。未っ子の2歳児は、上の2人よりも絵本に興味があるようです。 寝る前に1冊は必ず読もうと決めている絵本の時間以外にも、よく絵本を読んでいました。その日も、未っ子を膝の上に乗せて図書館で借りてきた本を読んでいました。何度も繰り返し読んでいた絵本なので、他のページが見たい様子。私が次のページへめくろうとしたそのとき、「ビリッ」という音が……。 こんなとき、どうしたらいいの!?未っ子が力強く握りしめているのは、本の中心から切り取られてしまった絵本の1ページ。切り取られてしまった絵本の1ページをすぐに取り返し、上の子たち2人のときには遭遇しなかった状況にアタフタする私。「もしかしたら弁償かもしれない」と、まずは検索することに。 検索してわかったのは、破れてしまった絵本は、セロハンテープなどで補修せず、そのままの状態で図書館へ持って行くとのことでした。絵本の補修にセロハンテープを使用すると劣化してしまうので、特殊なテープを使用するようです。「補修できない状態の場合には、弁償を求められることもある」という情報をもとに、まずはそのままの状態で謝罪しに行きました。 職員さんの予想外の言葉に「ホッ」破いてしまったその日に、絵本を図書館へ持ち込み「すみません、子どもが破いてしまって」と職員さんへ正直に破いてしまったことを謝りました。職員さんがパラパラと全体を確認すると、にこやかに顔を上げて「直せる範囲なので大丈夫ですよ。次からは気をつけてくださいね」と言った後「テープを貼ってそのままお返しになる方もいるので、申し出てくださって助かります」と逆にお礼を言われてしまう始末。 私は、予想外の展開にホッとしたと同時に、改めて子どもたちに本を大切に扱うことを教えなければと反省しました。借りていた絵本を破いてしまった手前、また借りて帰るのはどうかと思い、そのまま帰ろうとした私に「どうかお気になさらず、また来てください」と職員さんが声をかけてくださったことにも驚きました。 もちろん、補修できない場合や、水濡れ、落書きなどは弁償の対象になるそうです。今回はたまたま補修できる範囲だったので弁償には至りませんでしたが、大切なのは、もし破いたり汚したりしてしまったときは、ごまかさず正直に謝ること。そして、本を大切に扱うことを子どもにしっかり伝えることだと改めて感じる出来事でした。 著者:安藤 はるか小3、年長の男の子と2歳の女の子のママ。カラーセラピストとしてお悩み相談のサービスを運用中。
2022年12月03日