3歳の娘と生後3カ月の息子を育てています。第2子を妊娠中、出産準備として一番力を入れたことの1つが「寝かしつけ方法」でした。とにかく私が知っている限りの寝かしつけ方法を揃えて出産。産後すべての寝かしつけ方法を試し、その結果わが子に合った寝かしつけ方法が3つ見つかりました。 第1子で苦戦した寝かしつけ娘が生まれたばかりのとき、苦労したことの1つが「寝かしつけ」でした。娘はなかなか寝ない子で、産後の体に鞭打って階段をずっと昇り降りしたり、寝てくれるまでひたすらスクワットしたりする日々……。 とにかく苦労が多かったので、当時はいろいろと寝かしつけの方法を調べていました。そして第2子を妊娠してすぐに取り掛かったのが、寝かしつけ方法を充実させること。とにかく娘のときに調べつくした寝かしつけ方法をいろいろと準備して、第2子の出産に備えました。 私が用意した寝かしつけ方法は7つ私が妊娠中に第2子のために準備した寝かしつけ方法は次の7つ。「バランスボール」「トッポンチーノ」「Cカーブクッション」「スリング」「おひなまき」「おでこなでなで」「足マッサージ」です。 バランスボールはもともと家にあったもの。トッポンチーノは背中スイッチ対策に役立つ小さな抱っこ用の布団のことで、実母に手作りしてもらいました。そして、Cカーブクッションやスリングは友人からもらいました。「これだけ寝かしつけ方法が充実していれば、どれかは生まれてくる赤ちゃんにハマるだろう」と、寝かしつけに自信を持って第2子を出産しました。 実際に赤ちゃんに効果的だったのは? 準備した寝かしつけ方法を試していくうちに、息子が好きな寝かしつけ方法と効果を感じにくい寝かしつけ方法が出てきて、生後1カ月になるころには3つに絞られました。それが「バランスボール」「スリング」「足マッサージ」の3つ。1番はバランスボール。息子を抱っこしたまま上下運動でき、寝かしつけながら娘の相手をすることができたので最も活躍してくれました。 スリングは娘の幼稚園の送り迎えなどでも必須で、これで息子を抱っこして歩けば必ず寝ます。また、使用時は片手が離せるので、抱っこしたままある程度の家事ができます。そして、ご機嫌だけれども眠そうなときに効果的だったのが足のマッサージ。やさしく足をなでているとウトウトしながら寝ることが多かったです。 産む前から「これだけ準備したぞ!」という自信があったので、息子が生まれてからも寝かしつけに対してネガティブな気持ちを持つことなく、「この方法ならどうだ?」「こっちのほうが好きかな?」など楽しみながら寝かしつけができました。今は生後3カ月の息子。これから変化していっても楽しんで対応していきたいと思います。 監修/助産師REIKO著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2021年11月26日現在3歳の娘と生後3カ月の息子を育てています。第1子である娘の1カ月健診は、娘との初めての外出でした。しかも検査などに時間がかかったために長時間の外出となったのですが、その間に必須の授乳で意外な問題に直面してしまったエピソードです。長時間かかった1カ月健診娘は生後すぐに心雑音があることを指摘されていました。すぐに手術などが必要ではなかったものの、家で経過を観察し、1カ月健診でレントゲンなどの検査を受けることになっていました。 そのため、娘の1カ月健診の日は、私の産後1カ月健診、そして娘の心臓の検査2つを受けることに。大きな病院で待ち時間もとても長く、最終的にすべてが終わるまで6時間ほどかかりました。 初めての外での授乳!アレがない!その間にどうしてもおこなわなければいけなかったのが、授乳。完全母乳で育てていたので育児用ミルクなどは持ってきていません。病院に行く前にたっぷり授乳はしてきましたが、長い待ち時間のなかで娘がおなかを空かせて泣き始めました。事前に病院の授乳室の場所は把握していたので、「ちょっと授乳してきます」と受付の方に伝え、意気揚々と授乳室へ。 これが退院後、家以外での初めての授乳です。授乳室というのも初体験で少しワクワク。たどり着いた授乳室には、広いスペースに椅子がいくつか並んでいるだけでした。思わず私は「アレ?」と思い、授乳室の外にもう一度出てあるはずの物を探しました。そこには私があると思っていた「授乳クッション」がありませんでした。 テンパりながらなんとか終えるそれまで家での授乳は授乳クッションが必須でした。当然、病院の授乳室にも授乳クッションがあるものと思い込んでいたのです。しかし私が行った病院では授乳クッションが置いてありませんでした。「え、授乳クッションなしで授乳ってどうやればいいの?」とさっきまでのワクワク感はどこへやら。 ドキドキしながらとりあえず椅子に座りました。そして、長女と同じくらいの月齢の子に授乳クッションなしでおっぱいをしているママをチラリと見ました。その授乳室は個々を隔てるカーテンなどもなく、他の人の授乳も丸見え。授乳中に盗み見るようで申し訳ないと思いながらも、そのママの授乳の仕方をまねさせてもらい、なんとか長女の授乳を終えることができました。 病院の授乳室には、当然のように授乳クッションがあると思い込んでいた私。今の私からすれば、「どんなあげ方でも赤ちゃんがおっぱいを飲めればそれでいいじゃない」と思いますが、新米ママだった当時は必須の授乳クッションがないという状況に戸惑うばかりでした。もう少し気楽に考えていればよかったなと思います。 監修/助産師REIKO著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2021年11月21日私の仕事と子どもの保育園が始まり、新生活をスタートさせたわが家。はじめは今まで通り家事も育児も私がすべておこなっていましたが、とうとう時間に追われる毎日に限界を感じました。夫と2人で会議を開いた結果、夫が家のことを積極的におこなってくれるようになりました。会議の流れや気をつけたことを紹介します。 まさかうちの夫からこの言葉が…?会議は突然開かれたわけではなく、きっかけは夫のひと言でした。「家事しんどいなぁ」と弱音を吐いた私に「俺のほうが大変だよ」とポツリ。ん? もしかして私の生活、夫にはイージーモードに見えている⋯⋯?「そっか、お疲れ様」と返事しましたが、心は大騒ぎ。 確かに私と違って出来高制の夫はストレスが大きいですし、同じ職種なため大変さは理解できますが、「頑張っていることが伝わっていない」という事実にとてもショックを受けました。 冷静に現状を分析してみるとはいえ、本当に自分が甘いのかもしれないと思った私。とりあえず現状を紙に書き出すことにしました。まずは、私が毎日していること。 「えっと、朝は家事のこれとこれ、あと子どものごはんと⋯⋯夜は⋯⋯」。スラスラと出てきたものの、思っていたよりもだいぶ少ない量。やっぱり甘えていたのかな?と次に夫の欄に移ったときにハッとしました。 何も書くものがない! 朝はゆったりと自分の準備だけして、(シャツのアイロン、スーツの手入れは私)夜はゆったり明日に備えている夫。 「私、頑張ってる!」という証拠を揃えた私は、会議の決行を決意しました。会議の日程は、次の日も休みで心穏やか、子どもが寝ていてゆっくり話せる、というポイントを押さえた土曜日の夜にしました。 導入が肝! 素直に聞いてもらうために時間になったらまず「(夫)くんが最近頑張っているなと思うところ」と、「私が最近できてないなと思うところ」を発表しました。うちの場合、頭ごなしに責めると夫が拗ねて話し合い終了!となる危険性がありました。それを回避するためにも、まずは褒めて、謙虚に出ることにしました。 結果は大正解。満足そうな夫に、次は同じように「私が最近頑張っているなと思うところ」と、「自分(夫)が最近できてないなと思うところ」を発表してもらいました。出だしで心が満たされている夫なので、思惑通り「家のことを任せっきりにしていることを自覚している」と素直に認めてくれました。 家族は「協力し合う」もの後半戦が始まり、「毎日していることリスト」を出しました。ドヤ顔を隠しつつ、「労働時間的に、私が多いのは当然だけど⋯⋯」とひと言を添えました。夫は少し目を通したあと、なんと自分から「朝の洗濯物干しとゴミ出しならできるかも」と申し出てくれたのです。その日から夫は本当に早く起きて洗濯物を干してくれていますし、夜もたまに食器洗いや子どもの世話をしてくれるようになりました。 すると不思議なことに、以前はダラダラする夫にイライラしていた私も、「そんなにしなくていいよ! ゆっくりしてな!」と言えるようになったのです。おそらく私は夫に家事をしてほしかったわけではなく、「協力し合って生活しているという実感」が欲しかったのです。 今回は成功しましたが、これまで幾度となく話し合いに失敗してきた私。反省を繰り返して、「相手を否定しない」「視覚で伝える」「改善案を具体的に出す」というポイントに辿り着きました。これからも子どもの教育方針、お互いの両親のことなど大事な話し合いの機会は増えていくはず。その都度、夫としっかり向き合っていきたいです。 作画/はたこ 著者:高橋さちこ1歳男児の母。新卒で営業職に就き、妊娠を機に退職。その後就活・保活に成功し、現在は働きつつ妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年11月21日この記事では、妹の誕生を楽しみにしていた2歳の娘さんを傷つけてしまい、後悔したというママの体験談をお伝えします。私は、10歳、5歳、2歳、0歳の4児の母です。妹の誕生をすごく楽しみにしていた2歳の娘。妹が泣くとお世話に奮闘し、一日中妹にべったりの娘。そんな娘を沐浴のお手伝い中に傷つけてしまったエピソードをご紹介します。 ごめんね… リビングで、悲しそうにこっちを見ている娘を見て、私はハッとしました! 楽しみにしてくれていた妹のお世話をしたかっただけなのに、私はついきつく言ってしまい、娘を傷つけてしまった!と、とても後悔しました。 私の出産入院中はいっぱい我慢をし、私と赤ちゃんが家に帰ってくるのをとても楽しみにしてくれていた娘です。それなのに、そんなキツい言い方をしなくてもよかったなと思いました。 また、娘が濡れても大丈夫なようにしたり余裕をもって接してあげられるようにならないとなと反省です。 傷ついた娘の顔はもう見たくないと強く思った出来事でした。 監修/助産師REIKO著者:船越由佳10歳、5歳、2歳、0歳の四児の母。 持病を持ちながら、育児中の専業主婦。不妊治療をおこなう。
2021年11月16日現在、夫の実家近くに住みながら、3人の子どもを育てています。夫には妹がおり、妹家族も近くに家を構えて住んでいて、同じくらいの子どもが3人います。いとこたちに会うと子どもたちは楽しそうに遊んでいますが、ふとしたときに義母の対応の違いが感じられて切なくなります。旅行に誘われない妹家族の家は別に構えているものの、パパの仕事が忙しく帰りが遅いため、食事やお風呂などはすべて実家で済ませています。 そのため、ずっと一緒に住んでいるような感覚なのでしょう。連休には度々義母と妹家族で旅行に出かけており、わが家はまったく知らされません。もしかしたら妹家族が旅費を出していたりするのかもしれませんし、うちに気をつかってくれているのかもしれませんが、なんだかちょっぴり寂しい気持ちになります。 誕生日を忘れられる妹家族は義母とほぼ一緒に過ごしているため、子どもたちの誕生日も毎回一緒にお祝いしている模様。しかしわが子たちは3人目が生まれたころから誕生日については触れられなくなり、「おめでとう」とも言われなくなりました。 数年前に義父が亡くなり、孫が多くなり、義母も大変なんだろうとは思います。でも、「おめでとう」も言われなくなるのはやっぱり寂しいものがあり、その傍らで妹家族が一緒にお祝いしているのを知ると、なんだか差を感じてしまいます。 「うちの子は…」と言われる義母にとっては何気ないひと言なんだと思いますが、妹の子どものことを「うちの子たちは……」といつも言います。実の娘の子どもですし、ほぼ一緒に暮らしているようなものなので、そう言うのも不思議ではありません。 でも、「うちの子は」と聞くたびに、私や私の子どもたちはよそ者扱いされているような感覚になります。義実家近くに住んでもう8年になりますが、なかなか関係的な距離は縮まらず、私の足も遠のく一方です。 近いのになかなか足が向かない義実家ですが、行けば子どもたちはいとこたちと楽しそうに遊んでいますし、義母も子どもたちにやさしく接してくれるので特に問題はありません。義母の何気ないひと言や行動にちょっぴり切なくなることもありますが、適度な距離感で良い関係を保つほうがいいのかなと思うようにしています。 イラスト/ののぱ著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年11月15日娘と公園や児童館で遊んでいると、たまに「嫌だな」「あまり関わりたくないな」と思う親子に出会います。今回は私が嫌な思いをし、自分も気をつけようと思った親の対応について3つお話ししたいと思います。痛い思いをさせたら謝ってほしい娘が1歳半のころ、児童館で同じぐらいの月齢の子とおもちゃの取り合いになりました。この時期にはよくあることなので少しの間見守っていたのですが、娘は髪を引っ張られて泣いてしまったのです。引っ張った子の親もその場面を見ていて「引っ張ったらダメでしょ」と注意していましたが、娘に「ごめんね」とは言いませんでした。 私は自分の子を注意するのも大切だけど、相手に謝ることも大事だと思います。きちんと謝ったほうが相手の不快感を和らげられるし、自分の子にも謝ることの大切さを教えられると思いました。 注意の仕方が違うと思ったある日娘と砂場で遊んでいると、近くで1歳過ぎぐらいの男の子がシャベルで勢いよく砂を掘り、その砂が私たちのほうに少し飛んできていました。かかるというほどではなかったのでそこまで気にしてはいなかったのですが、その男の子のお母さんは「コラ、人にかかっているよ。怒られるからやめなさい!」と言うのです。 私は別に怒っていませんでしたし、その注意の仕方は違うのではないかなと思いました。人に怒られるからではなく、人に迷惑がかかるから気をつけなければいけないと教えてほしかったです。 よその親に任せきりにしないでほしい友人たちと公園でシャボン玉をしていたときのことです。毛糸や割り箸で大きなシャボン玉を作るための道具を作って遊んでいました。そこへ小学1年生ぐらいの子がきて、一緒にやりたいというので「じゃあ順番にやろうね」と声をかけ一緒に遊ぶことに。でもその子はなかなか順番を守らないし、他の子が大きなシャボン玉を作っているそばから割ってしまうのです。 知らない子ですし強く注意もできず、私もイライラ。その子のお母さんは遠くから様子をうかがっていましたが、最後は私たちにあいさつもなく帰って行きました。せめて「遊んでくれてありがとうございました」と言ってほしかったなと思います。 子どもがわがままを言ったり、いけないことをしてしまうのはある程度は仕方がないですが、そのことについて親がどう行動するかで、迷惑をかけてしまった相手からの印象も変わってきます。私の娘も周りに迷惑をかけてしまうことが多々あるかと思うので、何かしてしまったときはきちんと謝ったり対応したりできるようにしたいです。 イラスト/マメ美著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2021年11月15日娘がちょうど1歳のとき、食事用の椅子から落ちて頭を打ってしまいました。寝る前に突然嘔吐し、医師の診察をお願いしようと電話をすると「救急車を呼んでください」との指示が……。私が後悔したことと、その後の対策方法をまとめた体験談です。食事の椅子から抜け出そうとする娘娘の食事は、テーブル付きのスイングに座らせて与えていました。娘は食への関心が少なく、いつもあまり食べずにスイングから出てしまっていました。そんなある日、17時ごろの食事の時間に、娘はいつものようにスイングから出ようとしてバランスを崩してしまい、頭から落ちてしまったのです。 そして、スイングが窓付近にあったため、娘は窓枠部分に頭をぶつけてしまいました。ぶつけた直後は大泣きしていましたが、その後はいつも通りに過ごしていました。 夜中に嘔吐普段、嘔吐することが少ない娘でしたが、寝る前の21時半ごろに突然7~8回嘔吐をしました。吐いたあとは娘はいつも通りの様子だったものの、私は夕食時に娘が頭を打ったことが気にかかりました。そこで、家に医師がきて診察してくれるサービスに電話をかけたところ、「念のため救急車を呼んでください」とのこと。 救急車を呼び、22時ごろに脳外科に搬送してもらいました。娘は、CTスキャンが怖くて泣き叫び、夫と検査技師さんが2人がかりで押さえて一緒に入ることに。検査の結果、何も問題がなかったことが救いでした。 反省と対策スイングから娘が出ようとしていたときに、「いつもうまく出られているから大丈夫だろう」⋯⋯そんなふうに思ってしまったことを反省しました。私は同じような事故が起きないためにはどうすれば良いのかを真剣に考え、環境の見直しが必要だと思いました。 そひて、娘の食事は私の膝の上で食べさせることに。娘は、スイングに付属している子ども用のテーブルではなく、親が使っているテーブルで食べたかったようです。食べる場所を変えてからは、娘は落ち着いて食事をとるようになりました。 地域の子どもセンターの方からアドバイス地域の子どもセンターの方に家具の配置を見てもらって、アドバイスをいただきました。スイングは窓枠から離れた場所に設置。他にもテレビ台とテーブルをくっつけて、家具と家具の隙間部分を歩けないようにすることで、まだおぼつかない足取りの娘がつまずいてケガをしないような家具の配置に変更することができました。それ以来、生活全般において「危ない!」と感じることがグっと減りました。 いつもできているから「大丈夫だろう……」こんなふうに油断して、娘が危険な目にあってしまいました。24時間子どもにつきっきりでいることはできません。自分が目を離すときがあるのを見越して、子どもにとっても、自分にとっても安全に過ごせる環境づくりが大切だと感じました。 ※スイングなどの椅子に赤ちゃんを座らせる際は、付属のベルトをしっかり締めるようにしましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:本田 ひな1歳女児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。
2021年11月13日育児は体力が必要です。日々奮闘するなか、私は体の痛みを感じ整体院に通って育児を乗り切りました。整体がなかったら体の痛みは取れていなかったかもしれません。今回は整体院に行こうと思った理由や、どのように整体院を選んだのかについてお伝えしていきます。 初めての出産で経験した体の変化は...「子どもを産んだあとの体は、交通事故に遭ったときと同じくらいダメージを受けている」と聞いたのは、出産する少し前のことでした。骨盤が開くのでグラグラするということは覚悟していたのですが、実際にどのような感覚なのかは知るよしもなく⋯⋯。そして出産翌日、立ち上がるときに違和感を覚えたのです。決して動けないわけではないのですが、腰がひと回り大きく感じ、そして動きが伝わるのが以前より鈍いような⋯⋯そんな感覚でした。歩くときも不安定で、コルセットをつけると嘘のようにラクになったのです。これが産後の骨盤なのか⋯⋯と、これからの生活に不安を感じました。 産後1カ月、肩の激痛に耐えかねて整体へ退院し、自宅での育児がスタート! 面倒だったので、コルセットはつけたり外したりしていました。抱き方・おっぱいの飲ませ方を試行錯誤しながら3時間おきの授乳。そして出産時にかなり腟が裂けたので、円座でも座ると痛くて、片方のおしりに重心をかけるような座り方で授乳をおこなっていました。出産前と違う体重のかけ方をしたせいか、産後1カ月を過ぎたころに右肩から首にかけて、常に痛みが走るようになっていました。これはどうにかしなければ育児ができない!ということで、以前から気になっていた産後ケアの施術メニューがある整体院を探すことに。 効果を実感! 整体院を選んだポイント相談次第では妊娠中でも施術を受け付けるという整体院を見つけ、産後1カ月であることと簡単に症状を伝えて予約完了。受診時には症状が始まった時期や具体的に痛い場所・痛みの種類などを細かくヒアリングされ、施術が開始されました。 「骨をボキボキ鳴らしたり、痛みのある施術はしません」とホームページに謳っている通り、じっくり体をほぐしていく方法で進んでいきました。 1時間の施術が終わると肩周りがビックリするくらいにスッキリ! 肩も上がるようになっていました。ホームページに施術内容が詳細に書かれていたので好感を持ち選んだ整体院ですが、胸を圧迫しないでうつ伏せになれるクッションを使用してくれるなど、とても行き届いたサービスに大満足でした。 私が産後ケアとして整体に行くことを母が知ったとき、「産後ケア」というフレーズ自体聞いたことがないと言っていました。時代によって子育て方法は変わっていますが、ママたちの体のメンテナンスについても、当たり前におこなえる風潮になったらいいなぁ思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラスト/キヨ著者:歌 啓子1歳男児の母、転勤族の妻。子育てはフランス流を実践、夫は息子の爪切り以外はすべてこなせる育メン。2018年9月より在宅勤務にて復職し、転居先の地で友達作りに勤しんでいる。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2021年11月12日私には8歳の娘と3歳の息子がいます。娘が2歳のころから仲良くしているママ友がいるのですが、何かとアドバイスしてくれて、ありがたく思っていました。ところがそのアドバイスがだんだんと上から目線に感じるようになり……。私とママ友との出会いから今に至るまでの体験をお伝えします。ママ友との出会い 娘が1歳のとき、親子体操という習い事を始めました。娘は周りに比べて歩くのも遅く、少し運動が苦手な印象があったので、娘に何かプラスになったらいいな、同時に自分の運動不足も解消できたらいいなという気持ちからでした。 そこで出会ったのが、娘と同じ月齢の女の子のママです。娘もその女の子も活発なほうではなく、レッスンでもまわりの子どもたちより出遅れてしまうことも多かったので、そんなことからなんとなく話すようになり、いつしか仲良くなりました。 とても教育熱心なママ友ママ友はとても教育熱心で、わが子に良いと思うものを片っ端から調べ上げ体験させたり購入したりしていて、その熱意と努力にはいつも感心していました。良いものがあると教えてくれて、ときにはアドバイスをくれることも。少々押しが強いので反応に困るときもありましたが、取り入れたものもありました。 そんなある日、ママ友から「一緒に幼稚園受験しない? 」と誘われたのです。私は、小学校までは近所の学校に通わせたいと考えていたので、受験しない方針を伝えましたがなかなか理解してもらえず、そのときは少し面倒に感じました。やがてママ友の娘さんは無事合格し、大学付属の幼稚園へ、娘は近所の幼稚園に入園しました。 その後も変わらず、娘へのおすすめやアドバイスを積極的にくれていたのですが、今思えばそのころからなんとなく、少し上から目線でものを言われているような感覚があったように思います。 お付き合いを考え直す決定的な出来事①ある日、ママ友との今後のお付き合いを考えてしまうような、決定的なことが2つ起こりました。1つ目は、ママ友と娘さんが娘のピアノの発表会を観にきてくれたときのことです。娘はじょうずに弾けていましたが、私はつい謙遜してしまい、もう少しあそこをうまく弾けたらよかったんだけどねーなどと話してしまいました。 するとママ友は、「あの先生、娘ちゃんに合ってないんじゃない? うちの子と同じ先生に変えたら? 」と言ってきたのです。ママ友の娘さんの演奏を聴いたこともありますが、あくまで私の主観ですが、正直娘よりじょうずに弾けている……というわけでもないので、なんだか失礼だなと感じました。 お付き合いを考え直す決定的な出来事②2つ目は、あるニュースについてママ友が話を振ってきたとき、私はそれを知りませんでした。するとママ友に「え? なんで知らないの? 一般的にほとんどの人が知ってるニュースだと思うよ? 」と、小馬鹿にしたように言われたのです。 新聞をとらず、テレビを見る習慣のない私は、「ニュースはスマホでチェックする程度だからなー」と返したしたのですが、すると今度は、「スマホでも絶対目にするニュースだよ」と……。確かに最新ニュースには疎いかもしれませんが、そんな言い方をしなくてもいいのに、と悲しくなりました。 改めて思い返すと、人の前ではつい謙遜して自分を下げて、相手を必要以上に上げてしまう私のクセも良くなかったかもしれないと思います。お互いの素性や性格をよく知らないママ友同士だからこそ、相手に合わせすぎず、程よい距離感を持ってお付き合いしていきたいなと思った出来事です。 監修/助産師REIKO著者:山本舞花2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年11月12日4歳と1歳の娘の育児に追われる毎日。1歳の娘のイヤイヤ期が始まり、4歳の娘は4歳の壁といわれる時期を迎えて情緒不安定な状況に、私の体力も気力も限界を迎えていました。育児に疲れ果てていた毎日を何とか抜け出そうと生活を改善し、効果があった3つの方法をご紹介します。 1.便利な家電を購入!家事は家電任せ以前からずっと購入を検討していたロボット掃除機を購入! 日々食べこぼしや子どもたちが遊びで使った折り紙やテープの細かなゴミ、外遊びから帰ってきて服から落ちた砂など、汚れが気になってもスイッチひとつで掃除が完了し、掃除機をかける回数が減りました。 「掃除をしなきゃ……」と思って憂うつに感じていた気持ちや、掃除の手間も省けて、家電に助けられ、心身共に少しラクになりました。 2.ママのオフdayを作り、リフレッシュ!今までは、パパに子どもたちを預けて外出するのは通院くらいで、平日も休日もずっと自由な時間がなかった日々。限界を迎えて、ある休日にパパに子どもたちを預けて、ひとりで買い物に行きました。 いつもはゆっくり自分のものを見る時間がないため、その日は久しぶりに自分の服を選んだり、本屋で雑誌を買ったりと自分の時間を満喫することができて気分転換になりました。それから隔週で、数時間でも自分の時間をもらって、気分転換に外に出るようになり、気持ちを切り替えて育児ができるようになったのでよかったと感じています。 3.夫婦の家事・育児の役割分担を見直し!専業主婦だから育児・家事は全部自分でおこなうべき、と自分を追い込んでいたことに気が付き、パパにも家事や育児を助けてもらうようにしました。朝の子どもたちの着替えや歯磨き、休日の掃除など、担当を決めて無理のない範囲で家事育児を分担すると、負担が減って余裕が生まれました。 パパにも感謝の気持ちが深まり、夫婦関係がよくなるメリットも! 子どもたちともリラックスして楽しく笑顔で過ごせる時間が増えて、笑顔の日々が戻ってきました。 娘たちの育児に行き詰まり、気付けば笑顔で過ごすことが少なくなっていた毎日でしたが、家事育児の負担を減らす3つのステップを踏んだことによって、心と体に余裕が生まれ、以前のように心から育児を楽しむことができました。家電や家族の協力を得ることは決して悪いことではなく、家族みんなが毎日をよりよく生きるために必要なことだと気付きました。 監修/助産師REIKO著者:渡辺あや4歳と1歳の女の子ママ。元幼稚園教諭の経験をもとに、幼児教育や英語学習関連の記事を執筆中。
2021年11月11日乳児期には笑顔で見守っていた娘の指しゃぶりも、卒乳して1歳半を過ぎたころから「そろそろやめさせるべき?」と悩み始めました。幼稚園へ入園する3歳までにはやめさせようと指吸い防止グッズや絵本を試してみましたが、どれも劇的な効果はなし。「もうすぐ5歳、来年は年長なのに……」と諦めかけていたとき、パパのあるひと言でその日から指吸いを卒業できました。赤ちゃんのころから四六時中…娘は、赤ちゃんのころから昼夜問わず指を吸っていました。おしゃぶりを与えることはなく、乳児期は指吸いについて注意しませんでした。そして、1歳半ごろから指吸いの注意をし始め、幼稚園入園までにやめさせることを目標にしていました。 対策として、2歳前ごろには子どもが舐めても害がない、爪噛み・指しゃぶり防止のマニキュア(おもちゃなどの誤飲防止に使用される安息香酸デナトニウムという苦味成分を配合した物)を爪に塗りました。舐めた瞬間は“苦い”という顔をしましたが、舐め続けてしまうため効果はありませんでした。 いよいよ幼稚園の入園が迫った3歳目前に、指吸いをやめるように促す絵本を購入。大きくなった娘にとって指吸いは恥ずかしいこと、やめたほうが良いことと認識させる効果はありましたが、やめることはありませんでした。 無意識の睡眠時は何をしてもダメ…幼稚園入園後は、幼稚園から帰宅した昼間に手持ち無沙汰なときは指吸いしている姿が見られましたが、徐々に昼間は指を吸うことがなくなりました。 ただ、本当に厄介だったのは夜間の指吸いでした。入眠の際は布団をかぶって隠れて指を吸い、完全に熟睡しているときも指を吸い……。こちらがそっと口元から指をはずしても、またすぐに吸うのでとても困りました。また、就寝中に指を吸うことで寝起きの娘の口臭は最悪……。指の臭いもひどいものでした。 爪噛み・指しゃぶり防止のマニキュアも、指吸いをやめるように促す絵本もほとんど効果がなく、指吸いをしているところを発見したら口頭で注意するしか術がない……。昼間は吸わなくなっても寝ているときは注意することもできず、無意識なので指がはずれなくて半ば諦めていました。 5歳目前にやめたのはアニメのおかげ!?あと1カ月で5歳の誕生日を迎えるというころ。幼稚園の友だちから「乳歯が抜けて永久歯が生えてきた」という声が聞こえ始め、いよいよ睡眠中の指吸いをやめさせなければ歯並びに影響が出る、と焦っていました。 そんなとき、娘がハマっていたアニメのなかに、嫌われ者の出っ歯のキャラクターがいました。パパが娘へ「娘ちゃん、かわいいのにこのまま指を吸い続けたら●●みたいな出っ歯になっちゃうよ」と言いました。これを受けて娘は「嫌だ! もう吸わない、やめる!」と宣言。 私は正直、「そうは言っても無意識だし、吸うんだろうな」と思っていました。ところが、その日の夜は一切指を吸っていませんでした。寝起きで口臭と指のにおいを確認しても無臭! その日を境に夜間も指を吸うことがなくなりました。 言葉がわかるようになったころから私は、娘に「前歯が出てしまうからやめようね」と指を吸い続けるとどうなるか具体的に説明して指吸いを注意していましたが、娘には響いていませんでした。パパの「●●みたいな出っ歯になっちゃうよ」のひと言は、出っ歯のイメージがわきやすく、そうなりたくないと思わせたようです。そのおかげで“指を吸わない”という強い決意が固まり、無意識だった夜間の指吸いを卒業することができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:寺田梓地方在住で、幼稚園へ通う5歳の娘を育てる母。フリーランスの編集・ライターとして在宅勤務をしている。
2021年11月08日小さなハサミの形をした赤ちゃん用爪切り。そして小さくて薄い新生児の指の爪。初めての子育てで爪切りに悪戦苦闘するなか、扱いが不慣れな赤ちゃん用爪切りよりも大人用爪切りのほうが使いやすいのではと切ってみた結果、娘の爪から出血させてしまった私の失敗談をお話しします。 新生児の爪切りに折れそうになる心娘の生後10日目健診のときのことです。助産師さんから「何か心配事はありませんか」と尋ねられ、授乳のときに娘の爪が肌に食い込んで痛いという悩みを相談しました。すると「爪が伸びているから切ったほうがいい」とのアドバイスが。大人の肌でも痛いということは、その爪で無意識に顔を掻く赤ちゃんはもっと痛いと感じていると聞き、目をそらしてきた娘の爪切りでしたが慌てて切ることにしました。 赤ちゃん用爪切りに四苦八苦した結果…娘の顔に傷がつく前に爪を切らなければと新生児のふにゃふにゃの指を押さえて赤ちゃん用爪切りを構えたものの、思った以上に難航しました。指を押さえても、新生児なりに違和感を覚えて手を丸めてしまうのです。私が赤ちゃん用の爪切りに不慣れだったことも一因でした。産後の寝不足で頭が回らなかった私は、使い慣れた大人用爪切りであればもう少しスムーズに切れるのではと思ったのですが、これが大間違いでした。十二分に気をつけていたつもりでしたが、大人用爪切りは切るときに見た目より少し深く爪と指の間に入り込んでしまうようで、切ったあと娘の指の先にじわりと血がにじんだのです。 幸い娘は泣くことも騒ぐこともありませんでしたが、私は血を見た瞬間申し訳なさのあまり爪切りに対する苦手意識が余計に加速することになりました。 目からうろこだった医師からのアドバイス先輩ママ友に相談したところ、ハサミ型の赤ちゃん用爪切りに慣れないときはやすり型の爪切りで爪を短くしてあげるのもいいかもとアドバイスをもらいました。ところが私の場合、やすりでこすったときに伝わってくる感覚にどうにも馴染めず、結局ハサミで奮闘することに。産院で1カ月健診を受けたときに足の爪が伸びていることを指摘され、爪切りに関する弱音を吐くと、医師は「起きているときに切っているんですか? 大変でしょう、赤ちゃんが寝ているときに切るといいですよ」と。たったそれだけのことが、当時の私にとっては目からうろこでした。 爪切りは寝ている間に、を徹底はじめのうちはせっかく入眠したのに爪切りで起きたらどうしようという戸惑いもありましたが、伸びすぎた爪が割れてしまうこともあり、多いときは2日に一度、まるで追われるように爪を切る日々。 寝ているときの娘の手足は力が入っていない分安心して爪を切ることができ、私自身の苦手意識も自然となくなりました。授乳中に胸もとを引っ掻かれて傷になることもなくなり、爪切りが習慣化してよかったです。 頻繁に爪を切るようになったこともあって、引っ掻き防止用に用意していたミトンを使用することもなく娘の顔に傷ができることもありませんでした。娘の指先を切ってしまった一件から、赤ちゃん専用の商品が出ているものに関しては必ず赤ちゃん用を使うよう心がけるように。娘が寝ている間の爪切りが慣習化したことで気持ちはとても軽くなりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:こさい れい0歳女児の母。元テレビ番組ディレクター。フランスで育った自身の経験をもとに海外生活、旅行、子育てについて執筆している。
2021年11月08日不妊治療に通い、35歳で妊娠! 私は初産が高齢出産だったので、産前産後に不安や悩みがありました。産前は気持ちの面での不安が大きかったのですが、体調は順調。しかし産後は体力の低下を実感したり、出産にともなう体の痛みに苦しんだり、悩むことが多かったです。親友の助言もあり、不妊治療へ通うことに34歳と遅めの結婚だった私。新婚のうちは「まだまだ子どもはいいかな」と考えていましたが、同じ年の親友からの助言もあり、新婚旅行から帰ってきて妊活を意識するように。親友が不妊治療に通って2年後に妊娠した話を聞いて、私も不妊治療専門の病院へ検査に行ってみました。 検査してみると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたので、早めに検査してよかったです。検査後すぐに不妊治療を開始しながら妊活をスタートしました。 高齢出産、出生前診断迷った結果…不妊治療は仕事と通院の両立が大変で、ラクではありませんでした。それでも不妊治療を開始して8カ月後に妊娠判定が! 妊娠時35歳で、高齢出産ということもあってなのか出生前診断についての説明を受けました。高齢出産になる私は受けたほうがいいか迷うように……。 夫婦で何度も話し合い、どんな結果が出ても産みたいと思ったので出生前診断は受けないと決意。また、妊娠高血圧や妊娠糖尿病について病院で気をつけるよう言われました。私はつわりで脂っぽいものは食べられず、甘いものなら食べられる状態。しかし、食べ過ぎに注意し、味付けや栄養バランスを考え過ごしていました。 私の場合、産前よりも産後がつらかった赤ちゃんが生まれてくるまで不安はあったものの妊娠期間は健康に過ごせていたので、私は産んだあとも順調に過ごせると思っていました。私の場合、帝王切開での出産にはなりましたが、無事元気な女の子を出産! しかし、産後は産前と違い、思ったように動けませんでした。 慣れない赤ちゃんのお世話に加え、脚の付け根やお尻に神経痛が襲い掛かりました。すがる思いで整骨院の産後骨盤矯正に通い、痛みは徐々に消えていくように。産後半年を過ぎると赤ちゃんのお世話のコツも少しずつつかめ、体力も戻ってきて、産後1年で産前のように動けるようになりました。 結婚が遅かったので仕方ないのですが、初産が高齢出産ということで不安が大きかったです。私の場合は、産前よりも産後の体力の低下や足腰・お尻の痛みがつらかったです。同じ年でも元気なママさんもいるので、日頃から運動して体力をつけておくのは大切だと改めて実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師REIKO著者:桜井りこ1女の母。服飾パタンナーを経て、現在は化粧品会社時短勤務。不妊治療からの妊娠。美容・コスメ・健康系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2021年11月08日現在は小学生になった長男。共働きで実家も遠方のわが家は、長男を生後9カ月から保育園に預けました。第一子で離れるのが不安だったけれど、意を決して預けた保育園。自分の子を預けてまで働く必要があるのか?と自問自答しながら通わせた保育園は、私の想像以上にトラブルが続きました。1歳では無理だろうと泣く泣く0歳で入園第一子の育児は私にとって未知のことばかりで大変でしたが、最愛のわが子と幸せな毎日を過ごしていました。しかし、そんな毎日はあっという間に過ぎていき、職場復帰を考える時期がやってきます。 当時は待機児童が問題になっていたころで保育園入園はとても厳しく、役所に入園の相談に行った私は、入園担当の方に「この地域では1歳児での入園はまず無理。0歳児クラスの4月入園しか選択肢がない」と言われ、生後9カ月で入園しないといけない事実を突きつけられてしまったのです。 入園後は、発熱とケガの連発入園後は、慣れるまでは熱が出て欠席や早退になる子が多い、とうわさではよく聞いていましたが、長男もそうでした。職場復帰をした私の携帯には、連日保育園からの呼び出しコールが。 時には会社に辿り着く前に電話が鳴り、引き返すこともありました。そして、長男も保育園での生活に慣れたのか熱が出なくなったころ、今度はケガをしたという保育園からの連絡が頻繁にくるようになるのです。 あまりに多いケガに、退園&退職を検討「わが子を預けてまで働くべきなのか……」と悩んでいた私には、連日ケガをしてくる長男の姿はつら過ぎました。軽いケガは日常的で、病院に連れて行かれるほどのケガも。つかまり立ちやよちよち歩きのころ転んで目の上をぶつけた青あざは、治るのに1カ月近くかかりました。 噛み癖のある他児とのトラブルで週に3~4回噛まれてきたときには、心配すぎてもう私も夫も穏やかな気持ちではいられなくなり、「どうしてこんなにケガをするのか」と保育園にクレームを入れることに……。 保育園へクレームを入れ、面談することに私は保育園での安全対策はどうなっているのか、とお迎えのときにクレームを入れました。「こんなにケガをするのはうちの子だけ? みんなこうなのですか? 安心して預けられません」。すると、クレームから数日後、園長と主任、担任との面談に呼ばれ、丁重な説明と謝罪がありました。 主任から説明された内容は、「園でこれまでのケガの記録を調べたところ、早番と遅番の引き継ぎなどで手薄になった時間帯に、ケガや他児から噛みつかれることが多い。人員を増やすなどの工夫で今後の再発防止を心がける」ということ。それ以降、保育園は説明通りの改善をしてくれたようで、長男のケガの連絡は減っていきました。 今後の保育園生活が気まずくなると困ると思い、保育園に意見を言うのは気が引けましたが、結果的にはきちんとこちらの意見を言い説明をもらったことで、わだかまりは解消されました。その後、保育園との信頼関係も構築でき、長男は卒園までお世話になり、次男は現在も在籍しています。 監修/助産師REIKO著者:黒河レイ6歳4歳0歳の3兄弟の母。夫婦ともにフルタイムの会社員の仕事の他、育児や生活情報、映画に関する記事などの執筆活動も。現在は産後の体型を戻すことがもっぱらの課題。
2021年11月06日幼稚園に毎日楽しく通っている4歳の娘ですが、ある日しょんぼりして帰ってきました。理由を聞いたところ、「先生から幼稚園に来ないでくださいって言われちゃった」とのこと。そんな幼稚園の先生から言われた言葉が原因で起きた、ある出来事を紹介します。娘がしょんぼり帰ってきた幼稚園が大好きな娘は毎日楽しく通っていたのですが、ある日いつもと様子が違う⋯⋯。元気がない理由を聞いてみたところ、「先生に幼稚園に来ないでくださいって言われた」と話してくれました。クラス全員で制作活動をしていたところ、娘を含めた数人が集団行動を乱し、困り果てた先生が子どもたちに言った言葉だったようです。私は言葉の選び方に疑問を感じましたが、あなたがしたことで先生が困ってしまったんだよということを伝えました。 しかし、娘は言われた言葉だけが心に残り、状況には関心がない様子で、幼稚園に行ってはいけないと思っているようでした。 娘が幼稚園バスに乗りたがらない翌朝、スクールバスを使用している幼稚園バスの停留所へ。バスが到着して先生が迎えてくれたのですが、娘はバスに乗りたがりませんでした。前日の出来事が原因と思い、バスに乗り合わせた先生に「先生に幼稚園に来ないでくださいって言われたから行けないって言うけれど、幼稚園に行っていいですよね?」と話すと、「幼稚園に来ていいんだよ」と言ってくれたのを聞いた娘は安心したようで、バスに乗って出かけていきました。会話を振られた幼稚園の先生は、私が話した内容に少し驚いた様子でした。 担任の先生から電話がかかってきたその日の夕方、バスでのやりとりを知った幼稚園の担任の先生から電話がありました。娘には「もう幼稚園に来てもいいです」と伝え、誤解を解くように努めてくれたとのこと。けれども娘が不安を感じた「幼稚園に来ないでください」という言葉に関しては、特に説明はありませんでした。娘に関しては、幼稚園に行ってもいいということがわかってからは、前と変わらず楽しく幼稚園に通い、担任の先生のこともとても大好きです。 実際に現場を見たわけではないし、私自身もいつもお手本のような態度や振る舞いを実践できているわけではありません。それに、先生の言い方や言葉のニュアンスの解釈が違っていたかもしれないので、あえて、なぜあんなふうに言ったのかは聞いていませんが、娘の叱り方や叱るときの言葉選びについて考えさせられる出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!監修/助産師REIKO著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年11月06日歯磨きが大嫌いなわが子。特に1歳のころはいつも大泣き&大暴れし、私にとって毎日が憂うつになるほど地獄のような時間でした。そんななか、1歳半健診で虫歯の一歩手前であることが判明。1歳で虫歯になってしまうという危機感から、私の歯磨きに対する覚悟が変わりました。嫌がって暴れる子どもでも磨ける方法と、早めに指摘されたことで虫歯ゼロを達成した経緯をご紹介します。嫌がる子どもに負けて甘かった歯磨きわが子は歯磨きが大嫌い。大暴れで泣き叫ぶわが子の歯を磨くことは、心身ともにつらい作業です。あまりに暴れるので歯ブラシを口に入れることも難しく、どう磨いていいのかわからない状態が続きました。 そのときはまだ歯が少ない1歳。「唾液の自浄作用は虫歯菌を抑える働きがある」ということを聞き、きちんと磨きたい気持ちはありつつも、少しくらい磨けていなくても大丈夫と自分を肯定する理由にしていました。 早めに気付けてよかった虫歯予備軍そんななか受けた1歳半健診で、わが子は歯石が溜まり虫歯の一歩手前であることがわかりました。自分の磨き方は十分ではないという現実を突きつけられ、大きなショックを受けました。 そのとき心の支えになったのが、「今からしっかり歯磨きをしていけば、3歳児健診で虫歯ゼロになりますよ」という保健師さんの言葉。早く気が付けたからこそ、予防ができます。これからはしっかり磨き、わが子を絶対に虫歯にさせないと言う強い覚悟が私のなかで生まれました。 嫌がる子どもの歯の磨き方それまで嫌がるわが子に遠慮してうまく磨けなかったのですが、虫歯になるくらいなら押さえつけてでも磨くという方針に変更。健診時に保健師さんから教わったのは、暴れる子どもの歯の磨き方は、「子どもをあお向けに寝かせ、子どもの腕を親の太ももで固定する」と言う方法です。 それでもわが子の足がビュンビュン飛んでくるので、わが子の足は誰かに押さえてもらうか、ひとりのときは自分の足先でなんとか押さえこみ磨きました。 その後は成長とともに、歯を磨く理由を理解するようになっていきました。そして努力の末、3歳児健診での虫歯はゼロ! 保健師さんに言われたことを達成できました。もしあのとき指摘されていなかったら、十分に磨けていないまま虫歯になっていたと思います。指摘されることはショックではありますが、早くに気付き対策を講じられることは大きなプラス。その重要性を身をもって学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:村上 素子3歳の男女双子のママ。ドタバタな育児生活と並行し、フリーライターとして活動中。
2021年11月05日警戒心が強く、他の犬や猫を受け付けないわが家の猫。「赤ちゃんが生まれたらどうなるんだろう、仲良くやっていけるだろうか」と、妊娠中はずっと不安でした。そして無事に娘が誕生し、母子一緒に退院。「感動の初対面!」……とは程遠く、大きな声で泣く娘におびえる猫。挙句の果てに、環境の変化に驚いた猫は体調を崩してしまいました。猫が少しでも早く娘との暮らしに馴染めるように、わが家で実践したことをご紹介します。録音した娘の声を退院前に猫に聞かせた猫を飼っている先輩ママから「退院前に猫に新生児の泣き声を聞かせておいたらスムーズに同居できた」という体験談を聞き、わが家でも実践。生まれたての娘の泣き声を夫に送って、猫に聞かせておいてもらいました。 そして退院後、自宅で猫と娘がいざ対面しましたが……泣きわめく娘が未知の生命体に見えたのか、猫はひどくおびえてしまい、退院から3日後、ついにストレスで吐いてしまいました。 娘が寝ているときに猫を抱きあげて近づく初めての育児で手一杯のところに猫の看病が重なり、私の体力は限界。先輩ママの方法が私の猫に通用しなかったため、夫と一緒にわが家なりの対策を考えました。そこで、娘が寝ているときに、私や夫が猫を抱いて娘のそばに寄りました。 はじめは少し遠くから眺める程度、徐々に近づいて、猫の心臓がドキドキしてきたところで中断。何度も猫を娘に近づけていくうちに、「寝ている赤ちゃんは怖くない」と理解できたのか、娘が寝ているときは猫も安心していつも通り過ごせるようになりました。 娘が泣いたら猫におやつをあげる娘が寝ている間は穏やかに過ごせるようになった猫。ところが娘が泣き始めると一転、全身の毛を立てて警戒します。そこで、猫が娘の泣き声に驚いて部屋の隅に逃げるたびに、私が猫におやつを見せて娘のそばに誘導してみることに。 おやつにつられて泣いている娘の近くに一歩、また一歩と近づいてくる猫。次第に猫は娘のいる環境に慣れてきて、娘が寝ていようが泣いていようが、穏やかに過ごせるようになりました。 猫を抱っこで娘に近づけたり、おやつを使って娘の近くに誘導したりしたことで、猫は自然と「赤ちゃんのいる環境」に馴染むことができました。そして猫が赤ちゃんの存在に慣れることで、娘も猫を怖がらずに済んだように思います。 生後3カ月の現在、猫を見てもノーリアクションの娘ですが、そのうちハイハイできるようになってくると猫を追いかけまわしたりするんだろうかと想像できない毎日が続きそうです。家族の一員である猫をこれからも大切にしつつ、育児に励んでいきたいと思います。 監修/助産師REIKO著者:こさい れい0歳女児の母。元テレビ番組ディレクター。フランスで育った自身の経験をもとに海外生活、旅行、子育てについて執筆している。
2021年11月05日現在6歳と3歳の息子を育てていますが、実は数年間後悔し続けていることがあります。それは電動自転車を買わなかったこと! 5年前のある日、私は数万円安く済ませたいがために、電動ではない自転車を購入しました。車の運転ができない私は、現在、毎日自転車で保育園の送迎をしています。「電動を買っていれば、汗だくになりながら全力で自転車をこがなくてよかったのに……」と毎日思っている私のさまつな体験談です。保育園の送迎が始まる長男は1歳のとき、保育園に通い始めました。保育園は最寄り駅の近くにあり、大人の足なら10分ほどですが、ベビーカーを押して歩くと20分ほどかかります。そこで子どもを乗せられる自転車を買おうと思った私。 早速、夫と長男を連れて自転車屋さんへ行きました。独身時代に使っていた自転車は1万円ほどで買ったので、子ども用の椅子が付いていても3万円くらいと想像していました。 自転車は想像以上に高価しかし、子どもを乗せる自転車はタイヤの強度が高いなど、ひとりで乗るための自転車と比べるとさまざまな機能が充実していて、電動ではないの物でも5万円。電動自転車は一番安くて10万円でした。 保育園が始まるまで無職だった私は、節約のことで頭がいっぱい。「少しでも安い物がいい」という考え方をしていました。私が「10万円は高い」と言うと、自転車屋の店員さんは「平たんな道が多いなら電動じゃなくても大丈夫、運動にもなりますよ」と言ってくれ、そのまま5万円の自転車を買うことに。 電動の快適さに衝撃長男が軽いうちは、ストレスなく使えていたのですが、かなり大きめの長男は2歳を過ぎたころには15kgくらいに。こぎ始めるときにとても力がいるようになりました。子どもを乗せている状態で立ちこぎをすると危ないので、坂道では降りて自転車を押さなければならないことも。 ちょうど不満に思っていたとき、ママ友に相談すると電動自転車を少しこがせてくれました。走り出しの軽さが衝撃的! 坂道もすいすいのぼれ、やはり10万円の価値はあるのだと実感しました。でも長男もあと少しすれば、歩いて登園するだろうと思い、買い替える決断はしませんでした。 買った当時は長男が小さい間だけ使うという想定だったのですが、長男が3歳のときに次男が生まれ、結局、私は現在まで5年間、自転車での送迎生活をしています。おそらく、あと1年くらいは次男を自転車で送迎することになるのですが、いまさら電動自転車を買うのはもったいない気がして、買えない私。5年前にタイムスリップして、当時の私に「電動にしなさい」とアドバイスしたいです。 監修/助産師REIKO著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2021年11月04日初めての育児と家事の両立に悩んでいたママ。そんなある日、パパに言われたのは「息子をサボる言い訳にしたらダメだよ」という心ない言葉でした。そのときの気持ちやその後の夫婦関係の変化など、体験談を紹介しています。息子が生後6カ月のころの話です。当時、私は育休中。息子の育児、家事をすべてひとりでおこなっていました。夫の帰りが遅いため、入浴も私ひとりで。「夜中に目が覚めると翌日の仕事がきつい」と言う夫と寝室を分けていたので、夜泣きの対応も私がしていました。 当時息子は私が視界からいなくなると泣き出すので、トイレも落ち着いて入れない状態で、今振り返ると許容量を超えたストレスを抱えていたように思います。 思わず悔し涙が… 私が涙ながらに話したことを、夫は黙って聞いていました。そして、しばらく沈黙のあと「知らなかった、ごめん」と頭を下げてくれたのです。 夫は私が日中のことを何も伝えてこないことで、何も問題はないと判断していたのだと言いました。そして、何も問題がないのに家事が片付いていないのはサボっているからと思い込んでいたのだとも。だからあえて、傷つく物言いで指摘したのだそうです。 たしかに私はこれまでのことを伝えてきていませんでしたが、状況の確認もせず、息子を言い訳にして家事をサボっていると一方的に言われたことが、私は悲しくて悔しくて仕方ありませんでした。 「知らなかったからではなく、知ろうとしなかったからでは?」⋯⋯私は夫に尋ねました。夫は何も返事をしませんでした。結局、この日はそのまま会話がなくなってしまい、約1週間、私と夫は最低限の会話しか交わしませんでした。 金曜日の夜。夫が1枚の紙を私に渡してきました。 「土日に家のことや息子の面倒をみるから、流れを書き出してほしい」とのこと。そして「1週間考えてみた。お前の言うとおり、知ろうとしてなかったんだと思う。ごめん」と、再び頭を下げてくれたのです。 私としては夫のその姿勢がうれしいと感じた反面、本当にやれるのかな?と不安でもありましたが、まずは流れを書き出し、実際はこの通りには進まないことがあると説明をしました。そして夫は、実際に私の書き出した流れを参考に育児と家事に挑戦した結果、私のこれまでの状況を身をもって理解したのでした。 「息子をサボる言い訳にする」という言葉は今でも忘れられません。それほど私にとっては悔しかったのです。 しかし、それを言わせたのは自分でもあります。きちんと夫と普段の状況を話して、無理に我慢せず手伝ってほしいと言えていたら、夫もこの言葉を言うことはなかったと思います。 この一件以来、私はこまめに状況を伝えるようになり、夫も私に「手伝えることはある?」と聞いてくれるようになりました。おかげで、今はストレスを溜めすぎることもなく、穏やかに日々を過ごせています。 著者:山田甜子夫と1歳の息子と3人暮らし。元アロマセラピスト。介護福祉士として福祉関連職でフルタイム勤務をしている。自身の経験や知識、体験を元にした記事を執筆している。
2021年11月04日わが家の次女は2歳くらいからイヤイヤ期に突入しました。自分でやりたいこと、やってほしいことの自己主張が強く、なかなか言うことを聞いてくれない次女。気に入らないと大きな声で泣かれ、私も疲れてしまっていました。どう対応したらいいのか悩んでいたところ、スマホに助けられた体験談をお話しします。 次女がイヤイヤ期突入わが家には4人の子どもたちがいますが、それぞれにイヤイヤ期があります。長男は現在16歳、長女は14歳の思春期の反抗期真っ只中。大きくなってからは話せばなんとかわかってもらえますが、上の子2人が小さいときはワンオペで、イヤイヤ期は怒ってばかりいました。 そして、長女と8歳差で生まれた次女がイヤイヤ期突入。上の子たちの手伝いのおかげもあり、少しは落ち着いて子育てできるものの、やっぱりイヤイヤ期には悩ませられます。 スマホに鬼さんから電話が…!そんなとき、スマホでイヤイヤ期に何が効果的かを検索していると「鬼から電話」を見つけました。アプリの中で鬼が「おうちの人の言うことを聞かない子は誰だ~? 」と代わりに叱ってくれます。 本当に効果があるかわかりませんでしたが、まずはやってみることに。なかなか言うことを聞いてくれないときに「わがまま言ってると、鬼さんから電話かかってくるよ~」と次女にスマホを見せると効果抜群。 泣きながら、「鬼さんイヤ~」と言うこと聞いてくれるようになりました。アプリでも代わりに叱ってくれる人がいると、私にも心の余裕ができ、ちゃんとできた子どもをほめることができるようになりました。それからは、脅かすのはよくないという声もありますが、怒ってしまうよりいいかなと思い、子どものイヤイヤにイライラしてしまって限界を感じたときなど、本当につらいときのみ頼るようにしました。 効き目抜群!わが家のイヤイヤ期には効き目抜群の「鬼さん」ですが、次女も少し大きくなり、スマホが理解できるようになると効果がなくなりました。今は2歳の次男にまだまだ効果絶大の「鬼さんからの電話」。6歳になった次女は、次男が「こわ~い」と言って泣いているのを抱っこしてなだめてあげています。 それをほほえましく見ている私ですが、上の子たちのときに使っていればあんなに怒らなくてよかったのにと今になって思っています。長男のときは、初めての子育てに一生懸命で、イヤイヤ期の対応なんで検索もしたことがありませんでしたが、今は少し心の余裕を持って対応できるようになりました。 イヤイヤ期は子どもが成長する過程で必要なものだとわかっていても、やっぱりイライラしてしまいます。次女には2歳からのイヤイヤ期でしか使えませんでしたが、効果があるものが見つけられてよかったです。思春期の上の子たちにも毎日イライラしがちですが、自分の気持ちを一旦落ち着かせて、子どもたちの成長を楽しんでいます。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年11月02日現在2歳の娘は、卵と乳のアレルギーがあります。病院での負荷試験などを経て、今は少しずつ卵も乳製品も食べられるようになってきましたが、1歳のころはまだどちらも一度も口にしたことがありませんでした。そんななか、義実家に出かけたときに義母が娘に乳製品を与えてしまうという事件が発生しました。アレルギーへの理解が低い義母娘は生後6カ月までには病院で血液検査を受け、卵と乳のアレルギーがあることがわかっていたので、早くから義実家には何度もアレルギーのことを伝えていました。しかし、義母が娘にくれるお菓子がアレルゲンを含む物ばかりだったり、一緒に食卓を囲んだときには娘のすぐ近くにアレルゲンを含む食べ物を置いたりして、義母はアレルギーへの意識が低いと感じてしまうこともしばしば。 それでも、その都度「これはダメです」と私が注意してきたので、娘が食べてしまうことはありませんでした。 目を離した隙にイチゴオレを飲ませた義母娘が1歳のとき、義実家に夫と娘と遊びに行った際、私と夫が少し席をはずしているときに事件が起きました。私が家の中に入ると、義母といた娘が「イチゴオレ」を手にして飲んでいるのです! それを見た瞬間サーッと血の気が引きました。慌てて駆け寄り、何を言うよりも先にイチゴオレを娘の手から奪いました。当然娘は大泣きですが、義母は何が起こったのかわからない顔。その義母に向かって「これ牛乳じゃないですか!」と思わず怒鳴りました。 娘は嘔吐し、すぐに病院へその後、娘には緊急用で病院からもらっていたステロイド薬を飲ませましたが、数十分後にはおう吐。この日は休日でかかりつけの病院が休みだったので、市の救急外来へ夫と急いで行きました。救急外来では抗ヒスタミン薬を注射され、そのまま安静に。数時間後に容体は無事安定。 イチゴオレを取り上げたときはまだ飲み始めで大量には飲んでいなかったこともあり、アナフィラキシーショックを起こすまでいかなかったのは幸いでした。けれどもこの数時間は本当に不安で、娘のそばにいながら私はずっと泣いていました。 これをきっかけに固くルールを決める目の前で孫が嘔吐したショックもあって、これをきっかけに義母は食品の原材料の見方について私に質問してくるなど、娘のアレルギーについて真剣に考えてくれるようになりました。 また、食べ物に関しては「私がOKを出したもの以外は食べさせない」と固くルールを設定。しばらくは義実家に娘を連れて行くのも怖かったですが、今はきちんとルールを守ってくれる義母がいるので安心して任せられます。 最初は義母にアレルギーの理解がなくても、私が目を光らせていればいいやくらいに考えていました。しかしそれには限界があるもの。もう二度としたくない経験ですが、これをきっかけに義母と意識をきちんと共有できてよかったと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2021年11月02日私たち家族はオーストラリア在住です。2人目出産時、頼れる身内は夫だけという状況のなか、夫婦で育児ノイローゼのようになってしまいました。ここでは、2人目で育児経験があってもうまくいかないと実感したことや、精神的に不安定な状態になってから復活までの体験をお伝えします。オーストラリアでの出産を決意!2人目の妊娠判明後、オーストラリアでの出産を決意。理由は、長女のときは日本に戻って出産したため、夫が初めて長女に会ったのが生後3日目で、貴重な新生児期を一緒に過ごせたのはたったの1週間程でした。仕事があるので仕方のないことですが、私は夫と子どもを引き離してしまっていたことずっと後悔していたのです。日々変化する子どもの成長を夫にも見せたい!と思ってオーストラリアでの出産を決断しましたが、普段あまり娘のお世話をしていない夫と2歳イヤイヤ期真っ最中の娘を抱えての出産には正直なところ不安もありました。 ついに出産!そして…その後、妊娠38週3日の深夜に次女を出産しました。妊娠中の苦しさや、出産での疲労でくたくたでした。「これでやっと数日入院して休める」と思っていた矢先、看護師さんから「少し休んだら帰ってね」とひと言。これには驚愕しました。私は疲労困ぱいでしたし、長女と一緒に帰ったら絶対に休めないと思い、一泊だけでも入院したいと食い下がりましたが答えはNO。沐浴もまだで胎脂をつけたままの次女を連れ、出産から約8時間後に泣く泣く退院することになったのです。 空回る夫、疲れ果てた私。その結果…夫は張り切って家事・育児をしましたが、慣れない家事や2歳イヤイヤ期の娘のお世話は簡単ではなく、次第に夫の様子に異変が。表情には覇気がなく食事をしなくなり、靴を履かないだけで長女を怒鳴ったり、ぼーっとしたりしている時間も増えていき……。それを見た友人が冗談ぽく「育児ノイローゼじゃない?」とひと言。それだ!と心の中で叫びました。私のほうも夫のフォローにまわり、家事も育児も頑張った結果、心身を病み育児ノイローゼのような状態に……。めまい、食欲不振、倦怠感、突然出る涙、娘たちがかわいく思えないという事態にまでなってしまったのです。 一家の危機に救世主現れる!そして出産から2カ月後、わが家へ義母が手伝いにきてくれました。家の空気は一変! 明るくて子どもの面倒もよく見てくれる義母。バランスの良い食事を作ってくれて、家事もテキパキとおこなってくれて助かりました。私は十分に休息でき、仕事に復帰した夫も次第に育児ノイローゼのような症状が治ってよかったです。約3週間滞在してくれた義母と一緒に、私も娘たちを連れて日本に帰国しました。久しぶりの母国、実家、すぐに助けてくれる人たちがいる環境に安堵し、心から娘たちをかわいいと思える余裕が生まれました。 この経験で学んだことは、・誰でも育児ノイローゼのような状態になる・自分の力量を知り、対策する・育児や家事に完璧を求めない・産後は無理してでも休む以上4つです。まさか夫婦で精神的に不安定な状態になるとは思いませんでした。経験者でも育児を甘く見てはいけないと身をもって感じたのでした。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:藤原 にじ二児の姉妹の母。兵庫県出身、オーストラリア在住。自身の経験と感性をもとに執筆活動中。趣味はイラスト、漫画を描くこと。旅行も大好き!妄想の中でも旅行に行く。
2021年11月01日3歳の娘さんはとってもお喋りで口も達者だけど、まだまだきちんと発音ができず言い間違えも多いそうです。その言い間違えに爆笑したり困惑したりしたというママの体験談です。 私は6歳と3歳の女の子の母です。先日3歳になったばかりの次女はどんどん口が達者になっていて、逆説を使ったり論理的に話したりするので、私も驚かされることがあります。でもそこはまだ3歳児。一丁前の口をきくのにきちんと発音できない言葉が多くて、そのアンバランスさがおもしろいのです。今回は次女がよく使うのになかなか言えるようにならない言葉についてお話ししたいと思います。 お礼を言うと次女に「ありがとう」ってお礼をすると「どういたしまして」ではなく「どうしたマジで」と言います。「どういたしまして」が言えなくて「どうしたマジで」になってしまうのです。 「え? あなたはギャルですか?」と思わずつっこみたくなります。毎日交わす会話ですがいっこうに言えるようにならず、毎回「おもしろいな」「かわいいな」と思うのです。「どうしたマジで」が聞きたさに何度も「ありがとう」と言ってしまいます。 白雪姫がキスをしたのは?娘たちはごっこ遊びが大好き。2人で白雪姫ごっこをしていたときのことです。その日は長女が王子様役で次女が白雪姫役の設定で遊んでいました。 クライマックスの王子様のキスで目覚めるシーンで次女は言いました「おじさま、キスしてくれてありがとう」と。それを聞いた私は思わず吹き出してしまいました!「おうじさま」の「う」が抜けるだけでお話のテイストがかなり変わってきてしまいます。 おなかが痛い?言い間違えで笑っただけではなく、困ったことも……。次女はごはんが終盤に差しかかると、毎回「おなかが痛いからもう食べない」と言う時期がありました。うんちも毎日出ていたので、便秘による腹痛ではありませんでした。その後も数日間「おなかが痛い」と言い続けたので私は心配になり、次女を小児科に連れて行くことに。 でも特に異常がなく、念のために整腸剤が処方されるだけ。なんで毎日ごはんを食べると痛くなるんだろうと心配していたある日、長女が「おなかいっぱいだからもう食べない」と言ったら、次女も「○○もおなかが痛いからもう食べない」と。そうです、次女は「いっぱい」がうまく発音できず「いたい」になってしまっていたのです。 小さい子の言葉の間違えや言い間違えは言っていることが理解できず困ることもありますが、基本とてもかわいいです! 期間限定のかわいさだと思うので、言い間違えを書き残したり動画で撮るようにしています。大きくなったら、「こんな言い間違えをしていたんだよ」と伝えたいと思っています。 イラスト/ののぱ監修/助産師REIKO著者:小川恵子6歳と2歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2021年10月31日YouTube「なかよしだいかぞく」は、パパ31歳、ママ29歳と8人のお子さんと生活が見られるチャンネル。登録者数が約16万人もいる人気の大家族の1週間の買い物と食費を大公開する動画をご紹介します! 1週間の食費は2万円今回は、だいたい1週間分の材料をまとめ買いした日の動画です。 まずは、買ったものをテーブルにオープン!お子さんが8人の10人家族だけあって、すごい量です。大容量のお肉と魚にお野菜、必需品の卵や牛乳、お得パックのお菓子などなど、気づいたらかご3つがパンパンになっているそう。これで20,532円。 まとめ買いは大変だけど、あれこれ考えて買い物するのは楽しいんだそう。買い物をしながら考えた1週間献立のメニューはこちら。 【1週間献立のメイン7品】⚫︎鶏もも肉のグラタン⚫︎鶏もも肉のトマト煮込み⚫︎牛肉のハヤシライス⚫︎合い挽き肉のロールキャベツ⚫︎豚ロースでポークチャップ⚫︎鶏胸肉のチキンカツ⚫︎ブリの照り焼き 【1週間献立のサブ4品】⚫︎エビチリ春巻き⚫︎アスパラ豚肉巻き⚫︎手羽先の塩焼き⚫︎小松菜とにんじんの和風ナムル⚫︎もやしとニラと豚肉の野菜炒め 【パパのお弁当おかず】⚫︎合い挽き肉のピーマンの肉詰め お気に入りのスイーツもGetその他、お気に入りのスイーツも買いました。ロピアで売っている「北海道チーズケーキ」は5個で395円なので、なんと1個79円のお買い得スイーツ。安いだけでなくおいしいので、おうちの近くにロピアがある人はぜひ買ってみてください。こういった自分ご褒美も必要ですよね。 朝ごはんには、納豆ごはんやチョコクリーム&食パンなど簡単に作れるものを用意。バナナなども朝食によく食べるそうです。 今日の夕ご飯はハヤシライス&エビチリの春巻きさて、ここからは今日の夕ご飯作りです。メニューは、ハヤシライスとエビチリの春巻き、もやしとベーコンのスープ、サラダととっても豪華!どんどん作っていきますよー。 最初に、春巻きの具材のエビチリを作り、冷ましている間にハヤシライスを作っていきます。ハヤシライスを炒めている間に、スープを作り…と手際良く進んでいくのは見ているだけで楽しい!その様子はぜひ動画で見てみてくださいね。 完成はこちら!とってもおいしそう〜♪ コメントでも「毎回本当に、食事の手際から内容から尊敬しかないです」「冷凍食品とか全然使わなくて本当に尊敬します」「買い物上手、料理上手ですごいです」など、ママへの賞賛がいっぱいです。この動画以外にもたくさんお料理の動画がありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 画像提供・協力/なかよしだいかぞく 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年10月29日現在、5歳と2歳のやんちゃな男の子2人を育てています。長男が生まれたときは共働きだったので、「休日は家族で過ごさなければ!」と意気込んでいました。しかし、私も夫も疲れが溜まり……。ある提案をすることで格段に生活がラクになった体験談です。※コロナ禍前の体験談です 休日は必ず家族で!長男は1歳から保育園に預けていました。夫は土日、私は日月休みのため、子どもは火曜日から金曜日まで保育園へ。家族がそろうのは日曜日しかありませんでした。そのため、「休日は家族水入らずで過ごそう」と決めていて、家族3人で公園や動物園、水族館など頻繁に出かけることに。平日に溜まった家事もどちらかが子どもの面倒を見ながらおこなっていたため、当然捗りません。それでも「子どものためにもなるべく家族は一緒に過ごさなければ!」と思っていました。 夫の提案長男が1歳半になった休日のある日、夫が「今日はひとりで実家に連れて行こうかな?」と提案。私は「ダメだよ! 休日は家族みんなで過ごさないと!」と反対しました。しかし夫は「君も仕事と家事で疲れているだろう? 俺も実家に連れて行けば親に面倒見てもらえるし、お互い少し休もう」と言ったのです。確かに片付かない家事と日々の疲れでストレスがかなり溜まっていました。そこで、たまには……ということで夫に長男を任せることに。 ストレス解消に!その日はひとりで家の大掃除をし、終わったあとはゆっくりと自分の時間を持つことができました。夫も実家で休むことができたと機嫌良く帰ってきました。それ以来、「何が何でも休日は家族全員で!」という固定観念を捨て、定期的に私も夫もひとりの時間を作るようにしています。その代わり、夏休みや正月休みなどの長期休暇は旅行などに出かけ、家族の時間を過ごすようにしました。 次男が生まれたあとも継続その後、次男が生まれ、私は専業主婦に。休日は私や夫がひとりで子どもたちを実家に連れて行くこともありますし、夫は次男、私は長男など2人ずつペアに分かれて過ごすことも多いです。特に長男は私と2人で出かけるときは、「今日はママとデートだね」と言って、楽しそうにしています。次男もパパを独占できてご機嫌で帰ってきます。 理想は、休日に家族全員がそろって過ごすのが良いのだと思います。ただ、時には環境に合わせて柔軟に対応していく方法が、わが家にはあっていたのかなと感じました。私も夫も「ひとりの時間」がないとストレスが溜まるタイプだったので、この方法が合っていたのかも知しれません。 監修/助産師REIKO著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2021年10月29日2人目を里帰り出産して1カ月が過ぎたころ、当時3歳だった上の子も連れて飛行機で自宅へ戻ることになりました。その日はコロナ禍前の大型連休中で空港は大混雑。何をするにも行列に並ばなければなりません。子ども2人を連れての行動にまだ慣れていなかったため、もっとこうすればよかったと後悔したことがたくさんありました。どのようなことに苦労したのか、わが家の体験談を紹介します。※コロナ禍前の体験談です 大混雑の空港へ里帰り出産から戻るとき、上の子は3歳になったばかりでまだイヤイヤ期でした。私ひとりでは大変だろうと夫も来てくれて、当日は一家4人で空港へ。上の子が1歳のとき一緒に飛行機に乗った経験をふまえ、持ち物や授乳時間などできる限りの準備はしていたつもりでした。 ただ、その日はコロナ禍前の大型連休中で、空港は想像以上に大混雑。駐車場やトイレには列ができていて、搭乗前に荷物を預けるための行列は、先が見えないほどでした。そこで荷物は夫に任せて、子どもたちと搭乗口付近で待つことにしました。 幼い2人を連れて待つことの大変さやがて上の子は歩き疲れてぐずりだし、なんとか席を見つけておやつを食べさせていると、今度は下の子が泣き出しました。授乳室を探したくても上の子が動こうとせず、しかたなく授乳ケープを使って授乳を開始。 授乳中も上の子はぐずり続け、私の体を揺らしたり、急に走り出し、それをなだめたり追いかけたりするため授乳を中断すると、下の子が泣き叫び……。どうしようもできない状況に、私はほぼパニック状態でした。 やっとの思いで飛行機へ夫と合流するまでの時間は1時間ほどだったと思いますが、私には2~3時間に感じられました。やっとの思いで飛行機に乗り込み、上の子はCAさんにもらったおもちゃで遊び、私はゆっくり下の子に授乳。ようやく落ち着くことができました。 自宅に戻ってから、もっとおもちゃを持っていけばよかった、夫と別行動をとらなければよかった、空港まで実家の母に来てもらえばよかった、などたくさん後悔しました。 それからは、授乳室の場所を事前に調べておく、困ったときは誰かに助けを求めるなど、経験を生かした行動ができるようになりました。何より、私がもっとあせらず落ち着いて行動できていれば、子どもたちも自分もつらい思いをせずに済んだのではないかと思います。頼れるところは頼って、慣れないうちは無理をしないことが大事だと感じた出来事でした。 監修/助産師REIKO著者:斉藤 ひかり6歳女児、3歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2021年10月29日私は息子が生後8カ月のとき、シングルマザーになりました。息子に父親がいなくなることがつらくて申し訳なくて、たくさん泣きました。どうやって生きていけばわからなくなりました。でも……!! 息子の生後まもなくシングルマザーに息子が生後8カ月のときに私はシングルマザーになりました。できる限りのことはしましたが、離婚は避けられませんでした。今となっては離婚を選んだことは、私にとっても息子にとっても良いことだったと胸を張って言うことができます。 しかし、シングルマザーになった当時は「息子に父親がいなくなる」という申し訳なさで、どうやって生きていけばいいのかわからなくなり、私は毎日泣いてばかりでした。 私が笑顔でいなくちゃ!!毎日泣いていましたが、離婚した事実はもう変えようのないことで、ひとり親として息子を幸せにするために、たくさんの育児書を読みました。また、先輩シングルマザーに子育てについてたくさん相談しました。そこで得た結論が、「私がいつも笑顔でいることが何よりも一番息子のためになる」でした。 私が離婚したことを悔やんで悲しんで暗く生きることよりも、いつもニコニコ笑って明るく胸を張って生きることが、息子のためになることに気づいたのです。実際に今のところ、私がいつも笑顔でいることで息子も楽しそうに元気にすくすく育ってくれています。 息子と生きていく決意息子は今2歳です。自分に父親がいないことにまだ気づいていません。離婚後一度も面会交流をしていませんし、これからもしないことになりそうです。ただ、遅かれ早かれ息子が自分に父親がいないことに気づくときがくると思います。 そのときがくるのが怖いという気持ちも私にはあります。息子も自分に父親がいないということが原因で悩むこともあると思います。息子が悩んだら、息子の気持ちを受け止めて、誠心誠意向き合いたいと思います。でも普段は明るく、元気よく。幸せそうに生きている母親の姿を息子に見せたいと思っています。 離婚というのは本当につらいことで、子どもへの影響があると思うとなおさら責任は重く、私はどうしても暗い気持ちになってしまいました。でも子どものためにもきちんと前を向いて明るく日々を過ごすことが大事だと気付くことができ、今は幸せに過ごすことができています。シングルマザーということでつらいことや嫌なこともありますが、胸を張って元気に生きていきたいと思います。 監修/助産師REIKO作画/はたこ 著者:岩谷ともこ2歳男児を持つシングルマザー。社会人をしながら博士号取得中。育児・離婚・資産運用について執筆中。
2021年10月29日私は25歳のとき妊娠し、初産だったのでゆっくり子育てをしようと退職。当時夫はアフィリエイトで生計をたてていたのですが、私の退職を機に世帯収入は激減して生活が苦しくなってしまいました。 息子を出産後、夫に「仕事をしてくれないか……俺も就職先探すから……」 と言われ、フルタイムのパートとして勤務することに。 生後6カ月の息子を保育園に入れて、息子に申し訳なく感じたときのことをお話しします。私は保育園完備の職場に務めることに私は夫と同時期に仕事先を探し始めました。ですが、IT企業関連希望の夫の就職活動は不採用が続き、私が先に働きに出ることに……。私は看護師免許をもっているので、保育園完備の就職先を見つけることができたのです。 面接で「1歳未満のお子さんは、12時と15時に授乳時間がある」 と説明があり、仕事中に息子と会えるなら私も安心できると思い、就職することに決めました。 仕事中に保育園からお迎えの電話が!私が仕事を始めてから3日目ごろに、保育園から「熱が38度あるので迎えにきてください」と電話が……。私は早退し、息子を小児科へ。息子が熱を出すのはママになって初めての経験で、なんの病気になったのか心配でドキドキしながら診察を受けたのを今でも覚えています。 小児科の先生は「熱を出したのが初めてなら突発性発疹かもね」 と、薬をもらい帰宅。 初の発熱は病気の嵐の序章だった!?息子にとって初めての発熱の原因は、小児科の先生が言われた通り突発性発疹でした。以来、息子は病気が治って登園しては2週間も経たないうちにまた発熱!ということを繰り返し、小児科に行っては「中耳炎かな、アデノウイルスかな……」 と、子どもが罹りやすい病気に次々にかかっていったのです。 思えば、「今保育園で〇〇が流行っています」という病気は必ずもらって熱を出していたように思います。 ごめんね、こんなに負担をかけて…息子の繰り返す発熱は免疫細胞を活性化させて強くなることとわかっていても、看護師の私ですらつらいものがありました。母親からの免疫が低下すると言われている生後6カ月に保育園に週5日、8時間通わせて息子に負担をかけてしまい、私は申し訳ないという気持ちでいっぱいに……。 息子は発熱を繰り返すなか食欲だけは衰えず、赤い顔をしていても笑顔を見せてくれ、元気になっていく息子に生命力の強さを感じ、私も元気をもらえました。 息子を保育園に通わせてから半年間はまともに通園できず、夫と交代しながら看病をしていました。でも、1年を過ぎるころには熱を出すことは少なくなりました。免疫力がついてくれたんだと思い、強くなってくれた息子に感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。
2021年10月29日私は5歳と1歳の男の子の父親です。現在は私の両親と同居していて、私たち夫婦は共働きのため、帰ってくるまで子どもたちの面倒を両親に見てもらっています。母は面倒見がよくとても助かっているのですが、孫のことになると少々口を出しすぎるところがあり、なかなか意思表示ができない妻は好き勝手言われることもしばしば……。そんな家庭内で子どもの髪型をめぐって起こった出来事を紹介します。母と妻の考え方の違いわが家の子どもたちは3カ月に一度まとめてガッツリと散髪します。耳と眉は完全に出て襟足を刈り上げる程の長さなのですが、散髪したばかりの子どもたちの髪型を母はいつも気に入らないようでした。母は丸いシルエットのかわいらしい髪型が好みで、散髪する直前が特にお気に入りでした。 反対に妻は、かわいらしい髪型だと女の子に間違われるということもあり、短い髪型にしたいのです。 母が突然…「短くしないで!」子どもたちの髪が伸びてきて、そろそろ床屋さんに行く時期になったときのこと。仕事が終わりの妻が家に帰ると、下の子どもの髪型が朝と微妙に変わっていたそうです。「え! どうしたの?」と妻が母に聞くと、母が前髪と耳にかかる部分をかわいくなるように切ったとのこと。 「そろそろ床屋さんに行く時期だったのに。切る前にひと言教えてほしかった……」と思ったという妻。すると母が突然「散髪代を出すから、もう短くしないで」と言い出したそうです。 今までよりもガッツリ!妻は、子どもの髪型のことにそこまで口を出されていいものなのかと、予約した床屋さんに移動中ずっと悩んでいたそうです。結局妻は、母には従わずに「今までよりもガッツリやっちゃってください」と床屋さんに伝えていたそう。 妻自身も自分の発言に驚いたそうですが、今回は子どもも「短くしたい」と言っていたのと、何より妻自身が譲れなかったので短くしてもらったと言います。そして、家に帰ってきた子どもたちの髪を見た母は目を丸くし、あぜんとした表情で言葉を失っていました。 妻は母の希望に添えず申し訳ないと思いつつも、子どもたちの希望もあったので後悔はないようです。はっきりと意思表示をしなければ母には伝わらないと思い、勇気を出して反抗したのだと思います。それ以降、妻のあまり踏み込んできてほしくないという気持ちを意識するようになったのか、それとも子どもたちの短い髪型も悪くないと思ったのか、母は口出ししなくなりました。 著者:佐藤 稜5歳と1歳の2児の父。サラリーマンとして働きながら副業としてライターを目指す他にブログ記事も執筆中。
2021年10月28日私は退院後に必要な物が足りなくて、急きょ哺乳びんや体温計などを買い足すことになりました。退院前の入院中にネットショッピングなどで揃えていれば、もう少しスムーズに育児ができたのにと後悔しています。そこで、退院前に揃えておけばよかったと思う物を3つご紹介します。産院で使った物と同じ哺乳びん3本退院して初めて赤ちゃんに育児用ミルクを飲ませようとしたら、まったく飲まずに焦りました。用意していた哺乳びんの乳首が、産院で使っていた乳首より固いことが原因で、育児用ミルクを飲めないようです。急きょ、産院で使っていたのと同じ哺乳びんと乳首のセットを夫に買ってきてもらうことに。用意していた哺乳びんとはメーカーが違うため、乳首だけ付け替えることはできませんでした。 無事に飲んでくれたのはよかったものの、哺乳びん1本で夜間授乳を乗り切るのは大変でした。替えの哺乳びんがないので、次の授乳に備えて洗って消毒しておかなければなりません。3時間おきの授乳で、夜中に哺乳びんを消毒しないためには、哺乳びんが3本必要でした。結局3本の哺乳びんを購入し、夜間は消毒しなくて済むようにしました。 哺乳びんを消毒するグッズ出産前は、完全母乳になったら哺乳びん消毒は必要ないと思っており、消毒するにしても煮沸消毒で十分だと考えていたため、哺乳びんの消毒グッズを準備していませんでした。少しずつ母乳が出るようになりましたが量が足りなかったので、混合育児で頻繁に育児用ミルクをあげることに。そのため、毎回お湯で煮沸消毒することになってしまいました。 夜中の授乳後の煮沸消毒は、本当につらかったです。電子レンジタイプや薬剤タイプの消毒液を用意しておけばよかったと、激しく後悔しました。結局、退院1カ月後に電子レンジタイプの消毒を購入し、消毒するのが本当にラクになりました。 赤ちゃんが使える体温計わが家には以前から、大人用の耳で測るタイプの体温計がありました。体温計ならどれも同じだろうと思って、赤ちゃん用のものは用意していませんでした。いざ赤ちゃんの体温を測ろうとしたら、耳の穴が小さ過ぎて体温計が入らないという事態。 産院では毎日体温測定していたので、測らないのも不安。そこで、薬局で値段が高めのベビー用の耳式体温計を買い足すことに。わが家にある大人用の耳式体温計は、赤ちゃんには使用できないということに事前に気付いていれば、値段やタイプをじっくり選んで用意できたのにと思いました。 私の場合は、出産後の入院中に、産院ではどんな育児グッズを使用しているかがわかりました。産院で使っていて、自宅にまだない物を揃えておけば、もっとスムーズに育児がスタートできたと思います。退院後の生活を少しでもラクにするために、退院前にネットショッピングなどで揃えておけばよかったと感じています。 監修/助産師REIKOイラスト/キヨ著者:津崎 あぐり2歳女児を子育て中。大学卒業後、建築模型製作やガラス雑貨の販売を経験。趣味はステンドグラス製作。インテリアや育児などのライフスタイルについて執筆している。
2021年10月27日