何かと着替えをするシーンの多い保育園。園用にお着替えのストックを何セットか置いている、というママも多いのではないでしょうか? 今回は、保育園用のお着替えストックを選ぶときに私が工夫していたことを紹介します。 プチプラ子ども服をセレクト!保育園用のお着替えストックには、常時トップス・ボトムス・肌着を何セットか置いておく場合が多いため、ある程度の数が必要になってきます。 今までの服だけでは足りない! 困った! そんなときに役立ったのが、プチプラ子ども服。ベビー用品専門店の「西松屋」、プチプラブランドの代名詞「ユニクロ」などで子ども服をまとめて購入しました。ネット通販サイトの「メイプルランド」「スキップランド」もおすすめ! 通常価格でも十分安いのですが、セール価格になると500円以下で購入できることもあります。種類やデザインも豊富です。 お着替えストック専用の洋服を用意!保育園のお着替えストック専用の洋服を用意すると、園の準備もスムーズにおこなえます。たとえば、収納する時点で保育園用と普段用の洋服を分けておけば、準備時間の短縮が可能。保育園用と普段用を明確に分けていなかったときは、「明日着せようとしていた服を保育園のストックに置いてきてしまった!」なんてこともありました。 また、急遽パパに保育園の準備をしてもらう際にも、保育園のお着替えストック専用の洋服があると「お気に入りのお出かけ服をパパが保育園に持って行ってしまった……」ということもありません。お着替えストック専用の服は普段使わないので、遠慮なく名前も書けます。先生の見えやすいところに大きく名前が書けるので、「名前が確認しやすいです!」と先生からも喜ばれました。 シンプルな無地ものをチョイス!ボーダーやドット、カラフルな洋服が好きな私。子ども服にもそういうものを選びがちです。気づけば保育園のお着替えストックがボーダーだらけになっていて、お迎えの際に子どもが全身ボーダーだったことがありました。また、着ていったオレンジのTシャツ×お着替えストックの真っ赤なパンツという原色ハデハデコーデだったことも……。 そんな珍コーデで帰宅することを防ぐため、どんなアイテムともコーデを組みやすいシンプルな無地の洋服を保育園のお着替えストック用の洋服にしました。色も黒・紺・グレー・白など、ベーシックで合わせやすいものをチョイス。コーデするものを選ばないので、ドット柄のTシャツやボーダーのパンツなどを着ていったときのお着替えも安心でした。また、シンプルな無地の洋服は男女問わず使えるアイテム。長女のときに用意したお着替えストック用の洋服を、そのまま長男・次男にも使うことができたので助かりました。 保育園のお着替えストックを選ぶときは、「保育園用!」と割り切って用意するのもアリかもしれません。準備する際の時短にもつながるので負担が減りました!著者:歯科衛生士・久保田さや長女(小6)・長男(小1)・次男(2歳)の母。歯科衛生士。育児と仕事を両立しながら衛生士としてキャリアを積む。第3子出産後は、専門知識や子育て経験を中心に記事執筆を行う。
2019年09月14日1歳半ごろから始まったわが子のイヤイヤ期を振り返ってみると、「自分でしたいのにじょうずにできない」ときに、特に泣きわめいたり、怒って地団駄を踏んだりしていたように思います。気持ちや時間に余裕があるときは、「待つ」「代弁する」「笑わせる」という主に3つの方法でイヤイヤを鎮めていました。 本人が納得いくまで待つよく覚えているのは、靴を履くときに、つい私が手出しをしてしまって、怒らせてしまったことです。子どもが自分で履きたいことはわかっているのに、見ているとまどろっこしくなって手伝ってしまう……。何度これで失敗したことか……。 育児書には「手を出さずに見守る」よう書いてありましたが、私は見ているとどうしても手が出てしまうので、なるべく見ずに、隣に座って「待つ」ようにしていました。じっと見ていなくても隣にいれば様子がなんとなくわかりますし、見ないほうがイライラしなくて気持ちがラクでした。 気持ちを代弁する「1~2歳の子どもはまだ自分の気持ちを言葉でうまく表現できないので、なぜ自分が「イヤ」なのかを伝えられなくて怒っている。気持ちを代弁してあげると落ち着くことがある」と知り合いの保育士さんから聞き、原因がわかるときは「足がうまく入らないんだね」とか「ブロックがなかなかはまらないね」とか、具体的に言葉にしていました。 それで急に泣き止むわけではないのですが、言葉にすることで私自身が「そうか、この子はこれでイライラしているんだ」と納得でき、少し寛容になれました。 笑わせて気をそらせる何が嫌なのか原因がよくわからないときは、笑わせて気をそらせるようにしていました。 具体的には、おなかを指でツンツンつついたり、くすぐったりします。笑うと気持ちが切り替わるようです。ますます怒らせてしまうこともあるので、ギャンブル的要素もありましたが……。子どもが笑ってくれるとこちらの気持ちもほぐれ、私も笑うことができ、お互いにいい影響があったと思います。 こういったイヤイヤ対処法を知っていたからといって、いつもうまくイヤイヤを鎮めたりかわしたりできたわけではなく、まともに向き合って母親の私も怒って怒鳴ったり泣いたりすることがありました。しかし、「この方法でうまくいった」という経験が自信になり、少しずつわが子の扱いがうまくなっていったように思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年09月12日今、Twitterで話題のハッシュタグ「#村上春樹で語る育児」をご存知ですか? このハッシュタグと共に、村上春樹氏を思わせる文体で綴られた「子育て中の出来事」が続々と投稿されています。ハイクオリティな“作品”の数々に、「特徴をよく捉えている」「パパママたち文才ありすぎ」「じっくり読んでしまう」と注目が集まりました! 今日は、そんな人気投稿の一部をまとめて紹介します。 離乳食を食べてくれない「ここに暖かな離乳食がある。鮭を柔らかく煮てあるんだ。」僕が言うと彼女はほんの少し首を傾げた。「どうかしら」という風に。「カブとそぼろの中華風は?ブライアン・ウィルソンだってこれを食べたらウクレレを弾きだす」でも彼女は口を2ミリくらいすぼめただけだった。#村上春樹で語る育児— maitake55 (@maitake55) August 29, 2019 おむつ替え「何故こんなになるまで放っておいたのよ」「慣れちゃったんだ。おむつが重い事にも、泣かないでいる事にもね。それに遠くから見れば」僕は言った。「大抵のものは綺麗に見える」「ねえ」彼女は器用に僕のおむつを替えながら首を振った。「一生そんな風に生きていくつもり?」#村上春樹で語る育児— 雅樹 (@masazeroque) August 29, 2019 抱っこの嗜好「嫌よ」「どうして?君が好きなのを選んだつもりなんだけど」「それはいつの私の話?」「いつのって、君は君だろ?」気怠げな視線が、僕を見る「横抱きはもう卒業、今は縦抱きが一番なの。いつまで赤ちゃんと思ってるのかしら」君はそう言うが、その姿は赤ちゃんそのものだった#村上春樹で語る育児— ちぃ®︎@5m (@pefupefuchi_san) August 29, 2019 こんなことになるなんて「それで」妻は言った。「どうして貴方は寝かしつけもせずに際限無くあの子と歌っていたのかしら」「それは見解の相違さ」僕は控えめに言葉を紡いだ。彼女にとってこれはすでに弾劾裁判なのだ。「僕だって知らなかったよ。夕食後に一緒に歌を歌うだけで興奮して眠らないなんて」#村上春樹で語る育児— 月光ほろほろ (@horohoro_g) August 29, 2019 最初からなかったのかもしれない「できる事ならそうしていたさ、もちろん。」僕は言った。その声は自分のものとは思えないほど疲れ切って聞こえた。「けれど、売り切れていたんだ。夏の働きアリのようにそこらじゅう探したけれど、どこにもなかった。」特売の粉ミルクなんて最初からなかったのかもしれない。#村上春樹で語る育児— たかざと @8M 保育園 (@takazato3) August 28, 2019 クレヨンが浮き彫りにしたこと「それで」と妻は部屋を見回して言った。「あなたは何を見ていたのかしら」壁に広がったクレヨンは、ジャクソン・ポロックの前衛絵画に似ていた。「見ていたよ、ずっと」「いいえ、見ていないわ。結局のところ、あなたは何も見ていないのよ」妻の言うことはもっともだった。#村上春樹で語る育児— ぐでちちwith6y♀1y♀ (@gude_chichi) August 28, 2019 いかがでしたか? 子育て中の日常の様子が文学的に綴られていて、何だか新鮮に感じられますね。子育てに家事に仕事に……と息つく間もなく多忙な方も、このツイートを思い出すとちょっと冷静になれるかも!? Twitterで「#村上春樹で語る育児」と検索すると、文才に富んだ作品がたくさん見つかります。子育ての息抜きにぜひ読んでみてください♪
2019年09月10日筆者の待望の第一子は男の子。男の子を希望していたのでうれしくてたまりませんでした。なぜなら「男の子はママが大好きで甘えん坊」というイメージを持っていたからです。ところが、現実は甘いものではありませんでした。今回は、子育てを通して感じた、困った男の子あるあるをお伝えします! 何をするにも「ママじゃなきゃ嫌!」当時1歳だった息子は、何をするにも「ママじゃなきゃ嫌!」状態。たとえばお風呂では、夫が一緒に入ろうとすると「ママじゃなきゃ嫌」とばかりにギャン泣きです。さらには、ベビーカーをパパが押すと拒絶します。抱っこや一緒に寝るのもママ限定! なんだか夫がかわいそうになりましたが、私としても息子が放つ愛が大きすぎて、時にはしんどいことも。男の子はママが大好きで甘えん坊というイメージを持っていましたが、息子の場合はぴったり当てはまりました。 抱っこをするとおっぱいにタッチ!息子を抱っこすると、よく私の服の中に手を入れておっぱいを触ってきました。外出中などはやめさせようとするのですが、また手が伸びてきます。おっぱいを触りながらスヤスヤ眠ることも! おっぱいだけでなく、二の腕などの脂肪がついた部位もよく指でつねってきました。つねられたところが赤くなり、周囲に「虫刺され?」なんて言われたことも。娘は息子ほど触ってこなかったので、これも男の子あるあるかなと感じています。 泣き虫で怖がりさん!ひとりでトイレに行けない。おばけが出てきそう。息子は現在6歳ですが、昔から怖がりです。部屋でひとりにされると、「怖いから誰か来て!」と訴えてきます。それに比べて、娘は肝が据わっています。 娘はひとりでトイレに行くうえに、誰かと一緒でなきゃダメということがありません。また、親に叱られてすぐに泣くのは息子です。普段は大きな態度をとっているのに、感情の変化が激しい! これらも男の子の特徴なのかなと感じています。 みなさんのご家庭でも、困った男の子あるあるはありますか? 男女の違いっておもしろいですよね。息子は生まれたときから現在もママ一筋です。私の人生のなかで、ここまで愛してくれる人はいない。そう思うと幸せなことですね。 イラスト:(c)chicchimama著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年09月05日産院を退院して自宅での生活が始まると、赤ちゃんが夜なかなか寝なくてつらいと感じるママやパパが多いようです。抱っこしても授乳してもおむつを替えても何をしても一晩中泣き止まないとなると、いつまでこの状態が続くのだろうと頭を悩ませてしまうかもしれません。そこで今回は、生まれて間もない赤ちゃんが夜型といわれる所以や赤ちゃんが1歳になるまでの睡眠のリズムや対処方法についてお話しします。 生まれてすぐの赤ちゃんが夜型なのはなぜ?!妊娠後期の赤ちゃんはとても活発に動きます。夜になると胎動が激しくて眠れない、胎動で肋骨などあちこちが痛いという経験をする妊婦さんは少なくありません。赤ちゃんがおなかの中で活発に動くとき、赤ちゃんはへその緒を通じてママからたくさんの酸素をもらっています。日中ママの活動量が多い時間に赤ちゃんが活発に動くとママの体に負担がかかってしまうので、夜間ママが休息し、活動量が減っている時間に赤ちゃんは活発に動くのです。つまり、ママに負担をかけないためにおなかの中で夜型に活動しているのですね。そんなママ想いの赤ちゃんが中まれて間もない時期は、まだおなかの中にいたときのリズムのまま。外の世界に適応していくには少し時間がかかるのです。*目が開いても脳が寝ていることがある? また、人間の赤ちゃんは脳が未熟なまま生まれてきます。他の動物は脳が成熟してから生まれてくるので、脳が未熟なまま生まれてくるのは人間くらいかもしれません。それは人間が進化の過程において二足歩行になってくるとともに骨盤の形が変化し、出産のときに狭い産道を通ってくるために小さい脳のままでないと通過できなかったからです。そのため、生まれたばかりの赤ちゃんの脳の大きさは大人の3分の1程度しかなく、生まれた後に徐々に脳も成熟していきます。そのため、乳児期の赤ちゃんが目を開けたり、声を出したりしているとき、実は脳は睡眠状態という不思議な現象が起きている場合があります。目を開けたり、声を出したときでもすぐに抱っこしたりせず、本当に起きているのかなと赤ちゃんをよく観察してみましょう。実は寝ているのかもしれませんよ。 赤ちゃんの1歳までの睡眠のリズム赤ちゃんの睡眠のリズムはどのように変化していくのかみていきましょう。●生まれてから生後1カ月ごろまで1日の睡眠時間は15~20時間くらいといわれていて、昼夜の区別はありません。●生後2カ月から3カ月ごろ睡眠時間は14~15時間くらいになり、個人差はあるものの大体生後4カ月くらいまでにはまとまって眠れるようになり、日中よりも夜のほうが長く眠れるようになってきます。●生後4カ月以降体内時計が少しずつ発達し、昼夜の区別がつくようになるのでこのころから起きる時間や寝る時間を意識し始めるといいかもしれません。●生後6カ月からこのころから1歳までの睡眠時間は11~13時間くらいになり、生後6カ月ごろから「暗くなると寝て、明るくなると起きる」という生活リズムが身につき、夜に連続で長い時間眠れるようになります。●生後7カ月ごろ夜泣きや寝ぐずりが目立つようになることもあります。この時期の夜泣きなどの原因は、乳歯が生え始めてきて気持ちが悪いため、脳の発達に伴って赤ちゃんが日中に受けた刺激を夜整理するため、などと言われていますが、はっきりした原因はわかっていません。●生後9カ月から12カ月ごろ日中体を動かして遊ぶこともできるようになるため、日中の活動量が増えます。お昼寝もするようになり、少しずつ大人に近い睡眠リズムが作れるようになってきます。 しかし、赤ちゃんの月齢に応じた睡眠時間にはもちろん個人差はあります。赤ちゃんの個人差による睡眠時間の長さの違いによって発達が妨げられるということはありません。赤ちゃんそれぞれの睡眠リズムに合わせてあげることが大切です。 赤ちゃんの睡眠のリズムを作るための月齢別にできる工夫では、月齢に合わせて赤ちゃんとうまく過ごす方法はあるのでしょうか。 ●生後1カ月まで昼夜の区別がまだなく、どちらかといえば先に触れたように夜のほうが活動的な面もあります。この時期は赤ちゃんの睡眠リズムにできるだけあわせてあげるとよいでしょう。●生後2カ月から3カ月くらいまで日中に窓を開けて外気浴をしたり、抱っこをしたり、たくさん話しかけてスキンシップをとるようにしましょう。●生後4カ月ごろから昼夜の区別がつき始めるので、日中にお散歩をすることを日課にするのも良いでしょう。また、寝返りも始まってくるなど赤ちゃんの活動も増えてきます。赤ちゃんの日中の活動量を増やすようにすると昼夜の区別もつきやすくなってきます。●生後5~6カ月ごろ離乳食がスタートします。赤ちゃんの食事の時間を中心に日中のリズムを作ってあげるといいでしょう。●生後8カ月以降食事の時間、遊ぶ時間、お昼寝の時間を決めて、日中の生活のリズムを作ってあげましょう。また、マットを敷いたり、紙をビリビリやぶる遊びやビニール袋を膨らませて風船にして遊べるようなおもちゃをそろえたりするなど、赤ちゃんがしっかり遊べる環境づくりやお昼寝の時間を15時までにすることもポイントです。 赤ちゃんの月齢が低いうちは睡眠リズムがついていないのでなかなか寝てくれないということもあるかもしれませんが、寝かしつけをスムーズにおこなうために、「寝る前の決まり事」をするのも一つの手かもしれません。例えば、寝る前には赤ちゃんにマッサージをする、ゆったりとした音楽を流す、絵本を読み聞かせるなどです。寝る前の習慣をつけることで赤ちゃんがこれから眠るということを理解し、眠りにつきやすくなるという効果もあるようです。 このように生まれて間もない赤ちゃんが夜寝ないのには理由があるのです。赤ちゃんが夜寝なくてつらいと感じているママは、ママ想いの赤ちゃんなのね、と思うと少し気持ちがラクになるかもしれませんね。 赤ちゃんは月齢が上がるとともに睡眠リズムがついてきて、日中は活動して、やがて夜は眠るようになってきます。はじめのうちはママも睡眠不足で大変かもしれませんが、気分転換をしたり、ご家族に甘えて寝させてもらったりすることも必要です。赤ちゃんの成長を温かく見守っていきましょう。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年09月02日子どもと一対一だった1人目のときとは違い、子どもが2人いる生活の中での子育ては忙しくて大変! そんな忙しい日々のなかで、2人目育児で忘れがちなこととその対処法を私の経験からご紹介します。 ついつい忘れちゃう! 身体測定1人目のときは、機会があれば何度も測っていた子どもの身長や体重。2人目となると上の子のお世話もあり、なかなか測る機会がなくて忘れがちです。 私は、地域の子育て支援センターに行った際、上の子が遊んでいるすきに下の子の身長・体重を測ってもらっていました。支援センターでは、測定結果をメモ用紙に書いて渡してくれたので、それを取っておいて、時間ができたときに母子手帳に書き写していました。 上の子より少ない!? 写真撮影撮影した写真の枚数が少なくなってしまうことも、2人目あるあるではないでしょうか。初めての赤ちゃんで、写真もたくさん撮っていた1人目とは違い、2人目は少なくなりがち。せっかくのかわいい時期を記録に残さないのはもったいないですよね。 上の子が下の子と遊んでいるときを逃さず写真におさめれば、きょうだいの思い出にもなり、一石二鳥。忘れがちなことですが、スマホなら気軽にすぐ写真が撮れるので便利ですね。 もったいない! おさがりグッズの出し忘れ年齢差のあるきょうだいに、特に多い忘れがちなこと。それは上の子のおさがりグッズの出し忘れです。私自身、食器棚の奥にしまっておいたマグや食器などの存在をすっかり忘れ、下の子用を新しく購入したあとに発見。「もったいないことをした~!」と後悔したことがありました。 グッズを購入するときは上の子のおさがりがなかったか、よく考えてから購入することをおすすめします。洋服はタイミングを逃すと着られなくなったりするので、お気に入りだった洋服は少し大きくても下の子に使っています。 2人目育児は、第一子とは違った大変さがありますが、新しい楽しみもたくさんあります。忘れがちなことに注意するともっともっと楽しめると思います。著者:千倉美波二児の母。商社にて営業、商品開発、事務を経験後、専業主婦に。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年08月31日みなさんは「#爆毛赤ちゃん」をご存知ですか? 爆毛赤ちゃんとは、その名の通り髪の毛がフサフサな赤ちゃんのこと! このハッシュタグと共に、かわいらしい爆毛赤ちゃんたちの写真がSNSに続々と投稿されています。 今回は、そんな赤ちゃん時代だからこそ見られるキュートな「#爆毛赤ちゃん」たちに注目しました♪ シャキーンと立つ髪の毛にキュン♡ #生後4カ月撮影/よしよし(@tomo_ki1106)さん まるでモヒカンみたい?! センターラインだけ髪の毛が立ち上がってるー! ちょっとファンキーな雰囲気がまたキュートです♪ 今日も髪の毛、立ってます! #生後4カ月撮影/youyou(@youchan0310)さん 寝返りができるようになってゴロン! 髪の毛はまさにフッサフサです♪ なぜか自然と立つみたい。思わず触りたくなっちゃうー! ヘアバンドでおめかし♪ #生後1カ月撮影/Nana Hiramoto(@nana_babygirl_maonyan)さん 生まれたときから髪の毛フサフサ! 伸びてきた髪の毛をまとめるためにヘアバンドを購入したそう♪ かわいいレースがとっても似合ってますね♡ 鼻をくすぐる高さ!!! #生後5カ月撮影/ししまる(@cicimaaaru)さん どうやって髪が立ってるのか不思議ー!! 風にそよぎそうなボンバーヘアちゃんです。抱っこするとママの鼻がかゆくなるそう。爆毛あるある?! 天使みたいなふわふわヘアー #生後10カ月撮影/ktechan(@nonotaro____)さん ふわふわ、くるくるでかわいいーー♡ くるんと丸まった髪を伸ばすと、結構長さがありそうですね。まるで天使みたい! このトサカが愛しい♡ #生後6カ月撮影/ichi09.mam(@ichi09.mam)さん 「いつか下に降りてくると思うと今しかないこのトサカも愛しい♡」とママ。ホント、てっぺんの髪はいつ降りてくるの? 初ヘアカットの前日に #生後10カ月撮影/相原亜莉沙(@arisa91h)さん 明日は初のヘアカット、フサフサヘアーも見納め! ということでパシャリ。もうこの姿が見られないと思うと寂しい気持ちになりますね~。笑顔がとってもキュートです♡ 以上、髪の毛フサフサ、とってもかわいらしい「#爆毛赤ちゃん」たちを紹介しました! やわらかそうな薄毛の赤ちゃんもかわいいけれど、思わず触りたくなるようなフサフサヘアーの赤ちゃんちゃんもこれまたかわいい♡ とっても癒される写真の数々、ごちそうさまでしたー!
2019年08月30日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんからメッセージです。 最近、気付いたら子どもに発するひとこと目やふたこと目が、「ほら、だからママが言ったでしょう!」「あー、もう、どうしてそうなの!?」というような注意や批判的な言葉だったりしていませんか?一人で着替えをしたり、手を洗ったり、トイレに行ったり……子ども自身でできることが多くなると、ついつい増えてしまうママの小言。でもこれ、どんなママでも少なからずこういった状況に陥ります。「わたしって、どうしてだめな母親なんだろう……」とは思わずに、反省を生かして、小言を抑えるようトライしてみましょう! 多くのお母さんの共通問題悪いところや直してほしいことばかりが目について、つい子どもにガミガミ言ってしまい後悔しているママは、たくさんいます。でも一方で、そういったママたちの多くは、きちんと自分の子どもに良いところがあるのはわかっていて、いつだって、子どもの良いところをみつけられるママになろうと努力しています。きっと、これを読んでくださっているママもそうではないでしょうか? ママ自身がとても真面目で、社会に迷惑をかけない人に育てよう、社会に出て恥ずかしくない人に育てよう、と思っているママほど口うるさくなってしまいがちです。つまり、ガミガミ言ってしまったり、小言を言ってしまったりするのは、とっても普通のことなのです。むしろ、良いママの条件でもあるのかもしれません。 イライラした際にチェックしたい3つのポイントとはいえ、いつもいつもガミガミ言われている子どもの立場になってみたら、たまったものではありません。ずっと続けていると、ママが口を開けば怒られるに違いない、と構えてしまい「言われたことを直さなければならない」と思う前に、「あー、またママの小言が始まった。耐えなければ……」というように、ママの注意が全く頭に入ってこなくなってしまう可能性が高くなります。これでは悪循環です。そこで、口うるさく言いそうになったら、以下の3つのことを考えてみてください。 1.友人の子どもだったら?友だちや、電車の中でなどで見ず知らずの人が自分の子どもを叱っているのを見たとき、「そんなことで叱らなくてもいいのに」「あんな言い方しないでもっと優しく言ってあげればいいのに」と思ったことありませんか?振り返ってみたら、自分の子どもには勢いにまかせて注意してしまい、優しく対応していないママは多いのではないでしょうか。子どもに口うるさく言いそうになったら、“友人の子どもが全く同じことをしていたら、その子どもにどのように言うだろうか” “そもそも叱るだろうか?”ということについて考えてみてください。 2.マストとベターどっち?たとえば、子どもに普段から片付けなさいと言っているのに片付けない、足をぶらぶらしてはいけないと言っているのに座ると足をぶらぶらさせている、といったような場合、ガミガミ言う前に、これは“絶対してはいけないことなのか” “できればしてほしくないことなのか”に分けてみてください。ベターに振り分けられることであれば、マストなことができるまで待ってから注意してみても遅くはないはずです。 3.立て続けに叱らない立て続けに子どもに注意しているなと思ったら、いったんベターに振り分けたことは、叱らずにいてあげてください。立て続けに注意されても、怒られている状況をなんとか回避しようと考えるのが先じてしまいます。さらにいえば、そんなにいっぺんには直せません。分刻みで叱っている、注意していると思ったら、ぐっと我慢してみましょう。 口うるさくしてしまったときは、迷わず「ごめん!」子どもは親をしっかり見ています。親がやっていることは、当然、自分もして良いと思ってしまいます。子どもの態度が良くないと思ったときにイライラや気分に任せて怒ってしまうと、お子さんも多かれ少なかれ親と同じような態度をとる可能性が高くなります。思わず、イライラや怒りに任せて注意してしまった場合には、「イライラしてしまってごめんね。イライラして言ってしまうのはとても悪いこと。でもおしゃべりしながら食べるのはお行儀が悪いからやめようね」とお子さんにイライラしてしまったことをきちんと謝って、直してほしいことを伝えましょう。さて、ちょっと自分自身を振り返ってみましょう。“二日酔いがつらくて、二度とこんなに飲みすぎないぞ” “今月も無駄遣いをしてしまった。来月は無駄遣いしないぞ“と自分自身に誓っても、もう何年、何十年と同じ過ちを繰り返している人も多いでしょう。 子どもも直さなければとは思っています。でも、そんなにすぐには直せないものです。まだまだ小さな子ども。ちょっと長い目で見守りましょう。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2019年08月29日1人目のときは、赤ちゃんが生まれてお世話が始まり、成長していくにつれて「これでいいのかな?」「他の子と違うような気が……」など不安を感じていました。そこで、身内や友だちから聞いたり、本やネットで調べたりしましたが、みんな言うことが違うので、ますますわからなくなって悩んでいました。 ところが、2人目の育児が始まり、1人目とのあまりの違いにむしろ不安がなくなったエピソードを紹介します。 顔立ちはそっくりの兄弟だけど1人目と8歳の年の差で2人目が生まれました。2人は同じ男の子、顔立ちもそっくりなのですが、キャラクターはびっくりするほど違っていました! 現在8歳の長男はあまり寝ない子で、1歳近くなるまで3時間おきに授乳が必要。授乳がなくなってからもお昼寝をしっかりしてしまうと夜12時近くまで寝られず、朝も6時前に起きていたので、私が眠くてしかたないという毎日でした。 次男が生まれたので、また寝られない日々が始まる覚悟をしていましたが、驚いたことに次男は寝る子でした。現在生後3カ月ですが、夜は10時ごろには寝付き、朝6時までぐっすり寝てくれます。私も寝られるし、家事もできます。衝撃的でした。 自己表現の仕方も違うそれだけでなく、2人は自己表現の仕方も異なっていました。長男はパッション爆発型で、赤ちゃんのころは自分の欲望のままに泣き、自分で動けるようになってからは駆け出すタイプ。男の子はこんなものかな、と思っていました。 が、次男は泣く前に「あうー」と声で呼び、こちらが動くまでじっと見ています。自分の要望が通るまでずっと見つめ、ある程度意思が明確な分、少し神経質なタイプ。長男が生後3カ月のころとはまったく違っていました。 それぞれの個性を受け止められるように何歳になっても子どもにはハラハラしっぱなしですが、長男と次男がまったく違う個性を持っていたことで、「他の子と比べてできていないのでは?」という心配をすることはなくなり、おおらかに受け止められるようになりました。 ギャングエイジに突入した長男の予想外の行動にも、少し余裕を持って対応することができるようになったかなと思います。 著者:今居知子8歳と3カ月の男児の母。教育関連会社で営業として勤める。現在育児休業中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月29日SNSで話題になった「#育児なんてほんの一瞬目を離したらこう」をご存知ですか? このハッシュタグと共に、ほんの一瞬の隙に起きた“育児中のハプニング写真”が続々と投稿されています! 今回はそんな「#育児なんてほんの一瞬目を離したらこう」の中から、わが目を疑うような衝撃写真を集めました! ママのリップがなぜ顔に?!撮影/あやめ(@ebijhiemm)さん 一瞬目を離した隙に、やられたーー!! どこからリップを持ってきたのか、なぜ顔にへばりついてるのか、なぜ満面の笑みなのかは不明だそうです……。 トイレの便器にたんまり入ってた撮影/ayano(@aya.yunoki)さん トイレットペーパーが5個も……! 1歳のお子さんのいたずらだそうです。こんな光景を見たら驚きすぎて一瞬固まってから扉を閉めちゃいそう! うそ、ママ愛用のクリームが…… 撮影/Cocoro.(@towatococo)さん シャ○ルの高級クリームさん、さようなら(涙)! なんだかとっても楽しそうです。「もうフタが回せるなんて」と感心したというママ。心が広い♡ お、お願いします!開けないでください撮影/seita(@seita58)さん トイレのベビーチェアに座る息子さんをパシャリ。スマホの画面にうつったのはカギに手を伸ばす姿だった……! 結果的にカギは開けられなかったそうです。ホッ。 畳にクレヨンで何を描いたんだい?撮影/Yoshiko Miyake(@gemini445)さん ママの叫び声に「ヤバイ!」と思ったのか号泣。アルコールスプレー→当て布+アイロン→食器洗剤+歯ブラシと試行錯誤した結果、消えたそうです! スゴイ! かわいい子が罠にかかったぞ♡撮影/marin(@stoa218)さん まるで罠にかかったみたい……!? 遊んでいるうちに、カゴに引っかかって泣いていたそうです。びっくりしたんだね、うん、かわいいぞ。 バナナ見つけて皮ごといってた! 撮影/ucchi0105(@ucchi0105)さん 朝ごはんの準備をしていたママ。「なんだか静かにしてるな〜」と思ったら、バナナにかぶりつく“やんちゃボーイ”発見! 特に3枚目はやんちゃな良い顔してます。 以上、話題の「#育児なんてほんの一瞬目を離したらこう」の中から、わが目を疑うような衝撃写真を紹介しました!「ウチでも似たようなことがあった~!」「どの家庭でもこうなんだな……」と共感したママさんもいるのでは?「ウチの #育児なんてほんの一瞬目を離したらこう もスゴイよ!」という方はベビーカレンダーのフォトコーナーへ♪
2019年08月24日こんにちは、助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOです。ほとんどの赤ちゃんがする、指しゃぶり。でも、あまりしすぎるのは愛情不足、母乳不足などと言われることもあり、ママが不安に思うこともあります。そこで、今日は「指しゃぶり」についてお話しします。 個性ある赤ちゃんの指しゃぶり生後2カ月ごろになると、赤ちゃんは自分のげんこつをなめる仕草を始めます。生後3カ月を過ぎるころからは、特定の指をリズミカルにしゃぶるようになり、手が口から離れると泣き出すようなことも出てきます。 いわゆる「指しゃぶり」は、赤ちゃん全員がするわけではなく、しない子もいれば、どの指を吸うかもその子によってレパートリーはさまざまです。 指しゃぶりは、「母乳不足」「愛情不足」のサインだと育児書等に書いてあることもあって不安になりますが、 どんなに愛情をかけていても、ちゃんと母乳やミルクを飲ませていても、指しゃぶりをするときはします! 口に触れたものに吸いつく原始反応赤ちゃんは、口に触れたものに吸いつく原始反射を持っています。さまざまな体の感覚器のなかでも、口と舌の感覚が最初に発達するので、なんでも口に入れて吸いつくことでいろいろなことを感じ取ります。 このような反射があるからこそ、母乳やミルクを飲むという生きていくうえで絶対必要な本能的行動ができるのです。すごいですよね。 指しゃぶりは遊びと学習生後4〜5カ月になると、自分の手に意思を持って興味を示すようになり、物の形や大きさ、感触を確かめ、 手と目の協調運動を学び、遊びと学習の両方の意味を持ってしゃぶるようになっていきます。 何かを吸う行動には、不安や緊張を解消させる効果があり、鎮静作用があるということも明らかにされています。脳の発達においても、指しゃぶりは大きな効果があります。好奇心旺盛の赤ちゃんの自然の摂理である行動は、無理にやめさせる必要はないし、悩むことでもありません。 少し大きくなって1歳以上になると、歯並びや噛み合わせに影響することから、指しゃぶりが習慣化している子は注意が必要だという意見もありますが、11人の子育ての経験上、そんなに目くじらを立てなくても時期が来れば自然にしなくなります。 ゆっくりのんびり、指しゃぶりをしなくなるその日を待ってあげましょう。神経質にならずに子どもに安心感を与えてあげること。それさえ心がけていればOKです! 監修者・著者:助産師 助産院ばぶばぶ院長 HISAKO総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2016年11人目出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。
2019年08月22日長男が2歳になる目前に、次男が誕生。それを機に、長男が急に夜泣きをするようになってしまいました。長男の夜泣きがどんなもので、どのように対処して乗り越えたのか、ご紹介します。 深夜の授乳タイムに始まった「夜泣き」長男の夜泣きは、次男が生後1カ月のころから急に始まりました。長男は1歳4カ月で断乳し、それから一度も夜泣きをしたことがなかったので、とても驚きました。次男に授乳する横で、激しく泣き叫ぶ長男。おなかがいっぱいになれば寝るはずの次男も、長男の泣きわめく声で眠れず、悪循環を繰り返していました。日中はご機嫌で遊んでいるのに、夜中は急に泣き出すのです。ただでさえ授乳で睡眠不足だったのが、さらに睡眠時間が削られ、私の心身は疲弊していきました。 毎日続く「夜泣き」にヘトヘト……長男はお兄ちゃんだとはいえ、まだまだ甘えたい盛りなのは理解していたつもりです。でも、次男のお世話で忙しい私は、夜泣きをされるとパニック状態。ストレスも増すばかりでした。 長男の夜泣きは毎日のように続き、次男の授乳ペースは基本的に3時間おき。ほぼ眠れない日もあり、さまざまな方法でなんとか長男を泣き止ませようと必死でした。あるときは片手で授乳しつつ、もう片方の手で長男の背中をトントンしたり、さすってあげたり……。でも、なかなかおさまらなかったのです。 保育士をしているママ友に相談すると、「それは赤ちゃん返りからくる夜泣きかもね」といわれ、「確かにそうかも!」と納得。でも、どうしたらいいのかわかりませんでした。 思い切って次男を家族に預けてみた!なかなか夜泣きがおさまらず、赤ちゃん返りと思われる行動も増えるばかり。自分のイライラも長男に伝わっていたのかもしれません。また、産後に私が体調を崩したこともあり、母や妹がよく長男を連れ出してくれていました。それも、寂しさを感じた一因だったのかもしれません。 私は、長男と向き合う時間をつくることを決意。今度は反対に、家族に次男のお世話をお願いし、私と長男の2人で出かけることにしました。ただ一緒に公園に行く、スーパーで買い物をする、といったものでしたが、「抱っこして!」と甘えてきては喜んでくれました。 いつもは次男をずっと抱っこしているので、このときだけは長男を抱っこしてあげて、スキンシップを大切にしたのです。2人だけの時間をつくることを何度か繰り返していくと、徐々に赤ちゃん返りも夜泣きも落ち着いていきました。 今までは毎日ママを独り占めしていた長男。生まれた次男の育児に必死でしたが、夜泣きで長男の寂しさに気付き、2人の時間をつくるようになりました。その結果、長男は次男に対してやさしく接してくれるようになり、落ち着いた日々を過ごせています。 イラスト:(c)chicchimama著者:横田みお3歳と1歳の男の子の母。美容師の資格を取得後、ヘアカラーリスト・アイリストとして活動。結婚と出産を経てライターに転向し、主に美容の専門知識や子育ての記事を中心に執筆。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月22日女の子と男の子の違いに、日々愕然としたり笑ったり感心したり。私はとにかくにぎやかで楽しい毎日を過ごしています。今日はイヤイヤ期真っ盛りのわが家の息子を例に、やんちゃな男の子特有の“あるある”についてお伝えします。 「目を離したすきに秒速で姿を消す」男の子は一瞬でも目を離したら最後、秒速、いや音速で姿を消す生き物だと認識しています。スーパーでレジの会計を済ませ、振り返ったときには100%もういません。道路に出てしまったのでは!? と、血眼で探し回ったことも数え切れません。 見知らぬおじさんに「坊や、ママをあんまり困らせちゃメッ!」と叱られたこともありますが、ニコニコ笑っていてかわいいやら憎たらしいやら……。迷子率も圧倒的に男の子が多いというウワサも聞きます。 「水たまりがとにかく大好き!」男の子は水たまりの誘惑に勝てない生き物だと認識しています。わが息子は水たまりを発見すると、見えない糸で操られているかのようにスーッと吸い寄せられ、どろんこ、ずぶ濡れになってしつこく遊びます。 水をすくっては落とし、かき混ぜては落とし、足を突っ込んでは水を跳ね飛ばし、棒でぐるぐるとかき回し、泥や石を運んできて水たまりを埋めようとし……。水たまりという小さな自然現象を相手に、気が済むまでとことん遊び尽くします。 「電車や車など車輪モノへの愛がすごい」男の子は車輪モノにハマる確率がかなり高い生き物だと認識しています。親が教えたり押し付けたわけでもないのに、見えない力に吸い寄せられるように車輪モノを愛するようになります。 わが息子は数ある車輪のおもちゃのなかでも特にお気に入りがあり、それに対する依存性も高めです。お出かけ、お風呂やトイレには必ずお気に入りを連れて行きます。見当たらないと、見つかるまで一緒に探すハメに……。名前もちゃんとついています。 2歳の息子の生体は、異性なだけに「ナゾッ!」と思うことが多く、新しい発見だけでなく、戸惑いを感じることも多々あります。それでも男の子って甘えん坊で単純でとってもかわいいな~と思っています♪著者:伊川 遥女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。
2019年08月19日私は子ども3人を産みましたが、1人目と2人目は母乳・育児用ミルクの混合で生後3カ月ころから完全ミルク、3人目は生後10日から完全ミルクで育てました。ミルク育児でよかったこと、大変だったことをご紹介します。 母乳が足りない…3人出産し、3回とも母乳不足だった私。おっぱいマッサージなどを施しても母乳の量は増えず、1人目・2人目のときは生後3カ月ころまではなんとか混合で育てて、その後完全ミルクになりました。混合だと、母乳を飲ませたあとに育児用ミルクをあげるのですが、どのくらい育児用ミルクを足すのか、母乳をどのくらい飲めたのかがわかりにくいのが難点でした。夜中の授乳時は、母乳もあげなきゃいけない、育児用ミルクも作らなきゃいけない……と、結構大変でした。 3人目は生後10日でなぜか口内炎がたくさんできてしまい、出が悪い母乳を嫌がるようになってしまいました。そのため、「もう育児用ミルクにしようね!」と泣く子を前に、早々に完全ミルクへ移行しました。 完全ミルクだとここが大変…完全ミルクだと、やはり育児用ミルク代がかかります。1缶2,000円ちょっとする育児用ミルクが、生後6カ月にもなると10日ほどでなくなってしまいます。そのため、缶タイプの買い置きは必須でした。 また、外出時は育児用ミルクとお湯の用意が必要でした。お湯は保温性のある水筒に入れ、育児用ミルクはキューブ型のものを使っていました。赤ちゃんがいると何かと持ち物が多くなるなか、お湯が入った水筒持参は負担が大きかったです。ただ、生後6カ月くらいからは離乳食が始まり、授乳間隔も空いてくるので、荷物が大変な時期はほんのわずかでした。 いいこともたくさん!完全ミルクにしたことで、いいこともたくさんありました。それまでは、母乳が出なくてイライラ……周りと比べてイライラ……どのくらい飲めているかわからずイライラ……ということが多く、赤ちゃんも出が悪いので「育児用ミルクのほうがいい~」と泣くことが度々ありました。毎日何度もある授乳タイムが、赤ちゃんとの楽しい触れ合いの時間ではなく、ストレスになっていたのです。 完全ミルクにしたことでお互いにストレスがなくなり、飲めた量も一目でわかり、スムーズに授乳でき、赤ちゃんもスムーズに飲めて、快適なことばかりでした。また、2人目と3人目は生後6カ月から保育園に通っており、元々ミルク育児だったので先生に預けるのも難なくクリア。そして3人とも母乳に執着がなく、卒乳がスムーズでした。 「母乳で育てるのが1番!」という根強い風潮を感じますが、私は完全ミルク育児だったことをまったく後悔していません。赤ちゃんの様子を見ながら、自分の納得いくタイミングで完全ミルクに移行できて、よかったと思っています。3人ともすくすく元気に育っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年08月17日外出や飲み会が多かった夫が、イクメンに変わってくれました。産後1カ月も経っていないのに一日中外出したり、飲み会にも頻繁に参加していた夫。育児全般は私の役目となり、このままでは私中心の子育てになってしまうと危機感を抱いたのです。そのために私がおこなった3つのことをお伝えしていきます。 夫の飲み会の回数を減らした言葉がけ夫は仕事上での飲み会以外にも、友だちとも頻繁に飲みに行っては酔って深夜に帰って来ていました。深夜に何回も授乳で起きる私は、陽気に帰って来る夫にイライラ……。飲み会をなしにしては夫もストレスが溜まるので、仕事以外の飲み会は月に1回までとし、23時には帰るという決まりを設けました。飲み会を減らしてほしいと私が一方的に怒ると喧嘩になり兼ねないので、「子どもと一緒に居てほしい」という理由もつけて話し合いました。夫も承諾し、飲み会の回数が減ったため、深夜の帰宅はなくなりました。 夫の育児協力を当たり前だと思わない夫は育児への意欲が低く、子どもが生まれてからも自分中心の生活を送っていました。そこで、夫が育児をしてくれるのを待つのではなく、「おむつを替えてくれたらうれしい」「今あやしてくれたらすごく助かる」など、具体的に要求していきました。すると、2週間ほど経つと自分からおむつ替えなどをするように。継続してもらうように、毎回ありがとうと感謝の気持ちも伝えています。 夫への不満は溜まらないうちに伝える出産後は、夫婦2人の生活から急に子ども中心の生活となりました。そして産後2カ月経ったある日、子どものことに手一杯な私は、夫に対しての不満を溜め込んでしまって大喧嘩に。その際、夫婦で話し合うことの大切さや、育児に関しての考え、お互いが思っていることなどを伝え合ったことで、夫婦で協力しなければ子育てはできないと感じました。 産後は夫も子育てをするのが当たり前で、話し合いの必要は感じていませんでした。しかし、夫を積極的に育児をしてもらうためには、私から育児に協力してほしいことを伝え、いつも感謝することが大切だと感じました。夫と真剣に向き合うことで、一緒に育児ができるようになったと感じています。 著者:中道麻智子一児の母。管理栄養士として給食を作っている。管理栄養士の知識を生かした記事や、初めての妊娠・出産・育児で学んだことを中心に記事を執筆している。
2019年08月16日夕飯の支度など、忙しいときに限って泣いたり、子どもが甘えてきたり、ぐずったり……。ついイライラして怒鳴ってしまうこともあり、当時1歳だった息子のぐずりにどう向き合うべきか悩みました。今回は、そんな息子の「ぐずり」にどう対応したか、私の経験談を紹介します。 息子の甘えに応えてあげられなかった当時1歳だった息子が私に抱っこを要求してきました。私は仕事から帰ると家事に追われ、息子の気持ちに応えられなかったことが多かったです。あのとき、息子の気持ちに応えてあげられなかったことを今はとても後悔しています。 今思えば息子は甘えることで私の気持ちを確かめていたんだと思います。「ママはぼくのことを気にかけてくれない」と感じ、甘えから怒りへと発展していきました。 怒鳴ってしまう悪循環に私が息子の要求に応じないとわかると、怒りへと発展していくケースが多々ありました。それに対して私はイライラしてしまい、怒鳴ってしまうという悪循環に。 ぐずりは「甘えから怒り、ぐずり」へと発展していくものだと感じます。ぐずりに対して怒鳴り続けていると、息子は黙り込んでしまうことも。私が何を言っても振り向いてもらえない「失望」へと子どもの気持ちは変わっていきました。 ぐずりには「急がば回れ」が効果的だった!ぐずりはこじれてしまうと、気持ちを立て直すのに時間がかかりました。そのため、息子の要求にできるだけ早く応えてあげることで、ぐずりを回避できたこともあります。 たとえば子どもが「ママ遊んで」と甘えてきたとき、料理の手を止めて5分間だけでも遊んでみる。そうすると息子は満足したのか、かんしゃくを起こしませんでした。きっと少しでも自分のことを気にかけてほしかったのだと思います。ぐずりには「急がば回れ」が効くんだな、と感じました。 子どもの甘えにすべて応えてあげる。頭ではわかっていても、なかなか難しいことです。わが子の気持ちに寄り添いながら、「急がば回れ」で対応するとぐずりを悪化させずに済みました。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年08月15日現在、小学3年生の長男、小学2年生の次男、幼稚園年長の長女、2歳児の三男と、子ども4人を育てています。今回は、つい最近「あのときもっとこうしておけばよかった!」と後悔したことをご紹介したいと思います。 小学校の授業で使う写真小学生ママは、よく聞く話かと思いますが、子どもの節目の写真などを使い、授業をすることがあります。わが子の学校でも「小さいころの写真を数枚用意するように。なるべく節目の写真で年齢がわかるもの」と学校から言われました。 今思えば、当時、子育てに追われて記念になるような写真を撮れなかったり、撮影したはいいけれどそのまま放置だったり……。小さい子どもを抱えていると、写真の整理まで頭がまわらず、学校に持って行く写真を探すのに苦労しました。 アルバムを見ると長男の写真ばかりやはり第一子は、何ごとも「初めて記念」です。初めての寝返り、初めてのおすわり、初めての風邪、何でも写真に収めました。2人目、3人目が生まれると、猫の手も借りたいぐらい忙しくなり、写真を撮る余裕もなくなっていきました。 申し訳ないことに長男3冊のアルバムに対して、次男1冊、長女1冊以下、三男1冊以下という状況になっていました。成長の節目くらいは、忙しくても一生の記念と思い写真に残しておくべきだったと後悔しています。 アルバムも利用しやすいものを!本棚のアルバムを眺めていると、サイズや形式がバラバラなことに気が付きました。初めてのアルバムは重量も大きさもあり、しっかり密着させるタイプのアルバム。次第に写真を挟むだけのアルバム。現在はスマホで撮影し、アプリからアルバムにしてくれる小さいサイズ。だんだんと手間がかからないものになっています。 アルバムに関しても、時系列で整理しやすいものをはじめから選び、統一感を出せばよかったと後悔しています。 先のことを見越して子育てをするのは難しいことです。でも、1人目にしてあげたことは、下の子にもしてあげられる余裕と気持ちを持ち続けたいですね。 イラスト:sawawa著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年08月14日日々赤ちゃんと過ごしていると「何それ!?」とつい吹き出してしまうようなことがたくさんありますよね。そんな赤ちゃんたちの行動を私は日々日記につけていますが、そのなかでも特に印象に残ったものをご紹介します。 パンツが人気!洗濯物を取り込んでたたもうとしたとき、タタタ!とやってきた生後10カ月になる息子。何をするのかと見ていると、ポイポイと山を崩します。わき目もふらず探し当てたのは、上の子のパンツ! 息子はそれをうれしそうに持ち去り、振り回して遊んでいました。 連日同じことをするので、本当にパンツが好きなのですね。思えば上の子も、自分のパンツだけセレクトして洗濯たたみを手伝ってくれるので、赤ちゃん心をくすぐる何かがあるのかもしれません。 歌がいろいろ混ざる歌を覚えはじめたころの娘。「むん・むん・むん♪ あちがとむ~おまけにあまって さ~あいへん♪」と繰り返し繰り返し歌っていました。「ぶんぶんぶん」と「どんぐりころころ」の斬新なコラボレーション! 童謡やわらべ歌は、節が似ているところがあるので、混ざりやすいのですね! この他にも「ねんね~ねんね~あかしろきいろ~」と子守歌とチューリップを混ぜたりしていました。 タッチとたっち赤ちゃんに立ち上がってほしいとき、「たっちして~」と言うわが家。ある日支援センターで他のお母さんとじゃれていた娘。「ハイタッチ!」とそのお母さんが手のひらを娘に向けると、当時1歳10カ月の娘はすっくと立ち上がりました。 「タ~ッチ」ともう一度そのお母さんは促してくれるのですが、娘はまた座りなおしてから、すっく! お互いにきょとんとしている2人がなんとも微笑ましく、しばらく離れて見ていた私でした(笑)。 ご自身のお子さんを見て、「あるある!」と頷けるところもありますか? いつか大きくなったわが子に話せることを夢見て、毎日の育児を楽しみましょう。 イラスト:imasaku著者:里川まちこ一男一女の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はフィルム写真・旅行・手芸。とくに毛糸小物を作ることが毎年冬の恒例。
2019年08月11日わが家には3人の子どもがいますが、1人目を出産したとき、夫は22歳でした。夫の友人もまだまだ家庭を持つ人が少なく、自由に遊んでいた時期だったこともあり、妊娠をしていた私は本当に夫がパパとしてやっていけるのか不安に思っていたころの話です。 喧嘩になったきっかけは車選び夫と私は、いわゆる“できちゃった婚”でした。私の妊娠がわかったときに同居を始めましたが、夫も若く、ちょうど車を購入しようとしていた時期だったのですが、そのときに喧嘩になった原因が、車種選びでした。 夫はまだ収入も少ないのにワンボックスカーを購入したがっていましたが、独り身で購入するならまだしも、これから赤ちゃんが生まれるのに車のローンにそんなに費やせない、と私が主張したことが喧嘩の始まりでした。 妊娠中は喧嘩が多かった車選びが原因の喧嘩で、一度夫は家を飛び出しました。しかし、周りの親族にも自分の収入を考えて今は我慢したほうがいい、と説得をされて戻ってきました。 それからも私が妊娠中、不安なことを夫にぶつけるたびに喧嘩や言い合いが多くなりました。そのたび夫は家を出ることもありましたが、なんとか戻ってきてくれて、お互いに自分の意見を喧嘩腰ではなく、ちゃんと話し合うようになっていきました。 夫がパパになったのは22歳6月生まれの夫が22歳になった翌月に、赤ちゃんが生まれました。夫は結婚前から、夜に友人と会ったり、仕事から帰宅した後の自由時間に趣味のネットゲームをしていたのですが、赤ちゃんが生まれたあとも同じような生活を続けていました。 休日の前夜は朝までネットゲームをし、翌日は夕方近くまで起きないことが多く、赤ちゃんの面倒をなかなか見てくれませんでした。 幸い私の実家が隣の市にあり、車で30分程で行ける距離だったので、何かあると私は赤ちゃんを連れて実家に帰っていました。しかし私のこの行動を見て、夫はようやく赤ちゃんとも私ともあまり触れあう時間がないことに気付いたようで、それ以来少しずつ変わり始めたのです。 「俺がやるよ」と言うようになった最初はあまりしなかった育児も、子どもが生後10カ月になったころには、率先してやるようになり、夜泣きがひどかった赤ちゃんを交代で見てくれるようになったり、お風呂にも入れてくれるようになりました。泣いたらすぐに抱っこしてくれ、気付いたときには、夫の抱っこで赤ちゃんがスヤスヤと眠るまでに成長しました。 家事の面では、肌が弱い私を労わってくれるようになり、お皿洗いやお風呂掃除、洗濯物をたたむのを夫が自らしてくれます。そして、休日前夜のネットゲームも時間を決めて短めに楽しみ、休みの日は家族で出かけられるように朝8時に起きるようになりました。 最初は独身だったころと同じ感覚だった夫。若くして結婚をしたので仕方がないのかな、と思っていましたが、お互いの気持ちを冷静になって、落ち着きながら話し合ったり、私の行動を見てパパらしくなってくれました。今ではこの人と結婚してよかったと思いますし、家族5人でとても幸せに暮らしています。 夫婦としてちゃんと話し合ったりお互いに頼って力を合わせることで、乗り越えられることがたくさんあるんだなと感じました。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年08月11日わが家では1歳の誕生日を機に、育児用ミルクの断乳をすることにしました。育児用ミルクをやめたら夜泣きをするかな……など、いろいろな不安があるなかで始めた育児用ミルクの断乳。ところが、いい意味で想像を裏切ってくれました。今回は、わが子が育児用ミルクをやめる過程で起きたうれしい変化についてお伝えします。 より離乳食を喜んで食べるようになった!わが子の場合、だいたい3~4時間おきに1回260~360mlほどの育児用ミルクを飲み、離乳食は毎回決まった時間にあげていました。そんななか、まずは10時~18時の日中の育児用ミルクをやめてみることに。すると離乳食に変化がありました。 わが子は比較的食事量が多いほうなので、あまり残すことはありませんでしたが、離乳食を義務的に食べているようなときが多々ありました。それが一変! 足りないくらいの勢いで、意欲的にパクパク食べてくれるようになりました。 よりスムーズに水分補給をしてくれるようになった!育児用ミルクの断乳を開始したのは、一度にたくさん飲んでいたときと違い、ちょこちょこと飲むことが増えてきた時期。わが子はのどが渇いているときも育児用ミルクを欲しがっていたようでした。育児用ミルクの断乳を始め、日中は育児用ミルクも哺乳瓶も視界に入れないようにしたところ、今度はこの水分補給にうれしい変化が。 離乳食後は毎回麦茶、そのほかのタイミングには麦茶以外にも赤ちゃん用野菜ジュースや白湯など、数種類の飲み物を用意し、わが子が飲み物を楽しめるようにしました。すると、3日目には自ら飲みたがるように! 育児用ミルクをやめたことで、これまでよりもスムーズに水分補給をしてくれるようになったんです。 ほかにもうれしい成長が見られた!育児用ミルクをやめる前は、おやつ代わりとしてもちょこちょこ飲んでいたわが子。手づかみや噛みちぎる練習にもなると思い、野菜せんべいやおいもクッキーなどのおやつも用意していたのですが、手に持っても遊ぶだけで食べてくれませんでした。 育児用ミルクをやめてからは、わが子はおやつにも興味を持つようになり、口に入れるようにもなりました。加えて、おやつと一緒に手を口に入れないように気をつけたり、咀嚼できる量で噛みちぎったりなど、次第にじょうずに食べられるようにもなっていったんです。 育児用ミルクを欲しがって泣かれ、かわいそうに思ったこともありましたが、その半面、停滞気味だったほかの部分で成長が見られました。わが子の成長が感じられたときの喜びはひとしおですね。 イラスト:imasaku著者:雨宮遠子2歳と0歳、男児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月10日私はイヤイヤ期の2歳6カ月の双子を抱えている母です。あっちでも嫌、こっちでも嫌、全部イヤイヤ!と、2人分なので回数も多いです。成長の証だと頭では思っていても、私も「嫌!」と言いたくなってしまい、実際に一緒に言うこともあります。今回は、子どもたちのイヤイヤ期を乗り切るために私が心がけたことをお伝えします。 イヤイヤを言いそうな環境を避けるまずイヤイヤを言いそうなシチュエーションを予想し、なるべく避けるようにしています。例えば、好きそうなおもちゃが1個しかなければ必ず喧嘩になるので、最初から見せないこと。それから、行き先の希望が分かれないように私が決めておいて、「〇〇に出かけるよ!」としっかり声掛けしてから出発するなどです。おもちゃなどは、嫌と言われたときの代替案や他のお気に入りの物を用意しておきます。出かけるときはイヤイヤになりがちなタイミングなので、できるだけ楽しそうにワクワクするような雰囲気をつくり、次の予定を前もって伝えてから出かけると、イヤイヤになることが少ない気がします。 余裕のあるタイムスケジュールで動くとはいえ、予想外のイヤイヤは日常茶飯事です。どこかに何時までに行くなどという用事があるときにイヤイヤが始まると、私自身も焦って「~しなさい!」と怒ってしまい、火に油を注ぐこともしばしば。できるだけ用事も確実に済ませて、親子ともにストレスがたまらないよう、なるべくスケジュールよりも30分前に動くように心がけています。心と時間の余裕を持つことで、イヤイヤが始まっても待つことができるからです。また、予定の相手先にもあらかじめ現状を知っておいてもらい、遅刻する可能性があることも伝えるようにしています。 成長の証だなと思える心の余裕を作るイヤイヤは、子ども自身に「こうしたい」という想いが芽生え、その想いと状況が合っていないために出てくることだと思っています。まずは「自分はこうしたい!」と思うようになった子どもたちの成長を喜ぶことで、「そうだよね、嫌だよね」と共感できました。 その結果として、私の言うことに対して子どもたちも納得しくれるのが早くなったような気がします。たまに一緒に「嫌!」と叫んでみると、子どもの方が「大丈夫?」と慰めてくれることもあって、とても頼もしいです。 「嫌!」と言われ続けるとママのストレスがたまってしまいますので、まずは心も時間も余裕を持つことが大事だなと思う毎日です。いつかは通り過ぎるイヤイヤ期なので、できるだけ楽しんでいけたらなと思っています。 著者:小川かなえ2歳の双子姉妹の母。東京郊外在住。元保育士、不妊治療を経て妊娠出産。子連れハイキングやキャンプなどアウトドアも再開。現在は親子の森のようちえんを運営し、地域や自然とともに子育てをしている。
2019年08月10日初めての出産と育児。最初は赤ちゃんが泣いてる理由すら理解できませんでした。そんなときに赤ちゃんが眠さと戦いながらぐずっているのを見て、どうしたら安心して眠れるのか、いろいろと試してみて学んだ私の体験談です。 赤ちゃんは不安がいっぱい生まれたばかりの赤ちゃんは、何も肌についていない状態を不安に感じる、と産婦人科の沐浴指導で教えてもらいました。お風呂だけでなく寝るときも何かに触れていたり、心音を聞くと安心するとのことで、そんなちょっとしたことでも不安になったり安心したりするのだと、繊細な赤ちゃんにびっくりしました。 大人には想像のつかないような不安がたくさんあるのだろうと思いました。そこで実際に、眠るときにぐずっているわが子に何かに触れさせた状態を作ってみることにしました。 窮屈そうだけどそれが「安心」?ある日肌寒いかな、と感じて赤ちゃんを毛布に包んで抱っこをしていたところ、すぐに眠りました。そのときに、眠さと戦って泣いている赤ちゃんは、タオルや毛布に包んであげると安心してぐっすりと眠ることができるのかもしれない、と学びました。 大人は大の字で寝た方が心地よく感じたりするものですが、赤ちゃんは包まれるのが好きなのだなと改めて思いました。 自分で体温調節できないのも大変赤ちゃんは暑いときや寒いときも、泣いて知らせることしかできません。泣く理由がわからないときは、手足が冷えすぎていないか、背中などに汗をかいていないかなどをよく確認し、体温調節をおこなうようにしました。 毛布にくるんで寝かせているときに暑そうであれば、包むものをタオルに変えてみるとぐっすりと眠りました。赤ちゃんが泣いている姿をじっくりと観察し、いろいろと試すうちに徐々に気持ちがわかるようになり、「言葉の代わりに泣いて伝えてくれている」ということにも気付けました。 最初はどうしたら眠ってくれるのかと困っていましたが、わが子の場合、おなかの中にいるときのように包まれることで安心するのがわかりました。ぐっすりと眠っている赤ちゃんを見ていると、私自身も安心できるとともに、心がほっこりとして育児を頑張る活力になりました。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年08月07日最近は「イクメン」という言葉が浸透しているように、育児に積極的なパパは私の周りにも多くいます。しかし、育児で特に大変な0~2歳児の間、ママが仕事を休み、パパが仕事を続けているご家庭がほとんどです。 私の家も同じで、パパである自分が1日中育児をする機会はあまりありませんでした。今回はママが不在の日に、私と子どもだけで過ごして気づいた育児の大変さについて話したいと思います。 子どもってこんなに泣くの?私が育児の中で1番大変だと感じていたのは、泣いている子どもをあやすことでした。子どもはおなかが空いた、おむつが気持ち悪い、何となく機嫌が悪いなど、さまざまなことを泣いて訴えてくるとわかっていましたが、昼夜問わず泣かれるとつらいなと感じていました。 なかでも私が特に困ったのは、眠いときに泣かれることです。おなが空いているときならば、ごはんをあげるなどして何とか対処できます。でも眠い子どもを寝かしつける方法やあやす方法がいまいちわからず、普段ママが抱っこするとすぐ寝るのに、パパの抱っこは慣れていないのか、なかなか眠ってくれず苦労しました。 子どもってこんなにおむつ替えるの?おむつを替えることも最初は戸惑いましたが、慣れてくるとそこまで大変さを感じることはありませんでした。でも、それが1日中となるとものすごい回数になるのだ、と気づきました。朝起きてから、ごはん中、昼寝してから、遊んでいるときなど、1日に10回以上は替えました。 それでも家にいるときはまだましです。子どもと2人では時間を持て余すので途中で外出したのですが、外出中が特に大変でした。突然子どもがおむつ替えを訴え泣き始め、おむつを替える場所を探すことから始めなくてはならず、しっかり準備したつもりでもおしり拭きを車の中に忘れたり、場所の使い勝手がいまいちわからず戸惑ったり、外出中のおむつ替えには本当に苦労しました。 子どもってどんなごはん食べているの?子どもがまだ授乳中で育児用ミルクを用意すればいい時期はまだよかったのですが、離乳食が始まるとその準備にとても苦労しました。どんな食事形態なのか、栄養は足りているのか、アレルギーはないのか、自分で食べられるのか、何を準備しないといけないかなど、「食事」と一言で言ってもママに聞かないとわからないことばかり。適当にするわけにはいかないので、ママに何回も連絡をしました。 それで準備万端でいざ食事となると、食べこぼしはするし、近くにコップを置くとお茶をこぼすし、もちろん落ち着いてじっと座っていることもないので、自分の食事をする余裕なんてないので、かなり大変でした。 私自身、育児に積極的だと思っていても、実はママにしてもらっていることが多いことに気づきました。ママが外出し、1日子どもと2人で過ごしただけなのに、わからないことがたくさんありました。今回の体験を通してあらためて育児の大変さに気づくことができたので、もっと頑張っていきたいと思います。 著者:西川しょた普段は看護師として勤務する3歳と1歳、2男の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年08月04日寝かしつけには生活リズムを整えることが重要と聞きます。娘は生活リズムが整っていたにも関わらず、生後6カ月ころから、おっぱいが口から離れると寝られない状態になりました。夜泣きも始まり、泣くたびに授乳する日々……。そのとき私が挑戦した、授乳以外での寝かしつけについてお伝えします。 おっぱいなしでは寝られない!?娘が生後6カ月を迎えたころ、授乳での寝かしつけはかなり時間がかかりました。娘も体力がついてきたせいか、40分~60分程おっぱいを吸わないと寝落ちしてくれないのです。授乳の体勢は意外と疲れるものです。首、肩、腕がしびれて、猫背にもなってきます。娘は昼寝のときも授乳をしないと眠れなかったため、私の体は凝り固まってしまいました。添い乳も試したのですが、こちらも意外と体勢が難しく、娘もうまく吸えずに断念してしまいました。 寝かしつけ方法を模索する日々このままでは、娘にも私にも良くない! と思い、授乳以外での寝かしつけ方法を模索することにしました。まず試したのは「背中とんとん」です。住まいのある区で開催しているママ子会で相談したところ、他のママから「背中とんとんで寝てくれる」との意見を聞いたのです。ネットで検索しても「とんとん」でうまくいったという意見は多いです。しかし、うちの娘には合わなかったようで、まるで邪魔だと言わんばかりに嫌がられてしまいました。その後も子守歌、ベビーマッサージ、抱っこなどいろいろ試しましたが、私と娘どちらにも合う方法が見つかりませんでした。 絵本とオルゴールで眠る時間の意識付け今度は保育士さんに相談してみたところ、「赤ちゃんが安心できる何かがあるといい」との意見を聞きました。ぬいぐるみやタオルなど、赤ちゃんによって好みは違うようです。娘はお気に入りのグッズが特になかったのですが、昼間に絵本を読み聞かせるとおとなしく聞いていることがよくあったため、絵本で試すことに!普段お世話や家事をしていると、実際に娘と向き合って遊ぶ時間が意外と少ないことにも気づきました。寝る前に絵本を読むことで、娘とのコミュニケーションの時間にもなり、一石二鳥だと考えました。また、私自身がオルゴール曲を聞くと心が落ち着くと感じていたため、そちらも試してみることにしたのです。 定着した寝かしつけで娘も私もハッピーに実践してみたところ、寝ながら絵本を見て聞いてくれたのです。そのうち目をこすって眠い素振りをするように。そのタイミングで「おやすみ」と声をかけ、電気を消し、添い寝をしました。何分がぐずぐずし、ごろごろ動き回るものの、しばらくすると眠っていきました。このときは本当にうれしかったです。毎日続けていくうちに、絵本を読む時間もぐずる時間も短くなりました。布団の中に入り、オルゴール曲と絵本が始まったら、寝る時間だとわかってくれたような気がします。横になって絵本を読むだけなので、私の体もすごくラクになりました。生後11カ月になる現在は、この寝かしつけ方法が完全に定着しています。 授乳以外の寝かしつけに挑戦し、育児はこれという正解がないと改めて知ることができました。まだ話せない娘との生活は、悩むことが多くあります。「どうしてうちの娘だけ」とついつい思うのですが、自分の意思を押し付けるのではなくお互いに合う方法を考えることが大事だとわかりました。 著者:加藤みか1児の母。現在育児休暇中。夫と娘の3人暮らし。今後の家族計画を立てながら妊娠・出産・子育て・暮らしに関する体験談を中心に執筆中。
2019年08月01日おすわりで遊べるようになった次女。でも油断するとすぐ後ろに倒れるため、倒れそうな辺りにブランケットを敷くなど、転倒対策をしていました。ところがある日、少し目を離した間に次女が思わぬ体勢になっていたのです! そう、後ろへの転倒ばかりを気にしてしまっていたのです。 後方ガードはバッチリ生後7カ月を過ぎておすわりができるようになると、仰向けではなくおすわりでの遊びが楽しくなってきた次女。おすわりをさせておもちゃを与えていると、ひとりでもご機嫌でした。 しかし、まだ座位が安定しきっていないため、少し体勢が崩れると頭の重みで後ろへゴロン! そのため、家事をしながら見守らなければいけないようなときには、後方に筒状に丸めたブランケットを置くなど、後方への転倒ガードは常におこなっていました。 異様な声で気づくいつものように後方ガードをしたうえで、長女に呼ばれて隣の部屋に行っていた私。部屋を離れて3分も経たないかというころ、変な声が聞こえてきたのです。泣き声でもない「ヒッ、ヒッ、ヒッ」というひきつるような声でした。慌てて次女の元に戻ると、なんと、ガードしていた後方ではなく、前方に倒れているではないですか! しかも約10cmほどの高さがある小上がりのようなところの淵から前方に倒れたため、胸から上がフローリングの床に、おなかから足先までは小上がりの上に、斜めに近い体勢になっていたのです! 盲点になっていたことに猛反省慌てて抱き上げると、その瞬間に大号泣。本人も驚いたことと体勢的に苦しかったことがあって、泣き声ではない異様な声になっていたのだと思います。 幸い小さなたんこぶで済んだものの、怖い思いをさせてしまったことに「ごめんね、ごめんね」と申し訳なさでいっぱいだった私。完全に後方へのガードしか頭になく、前方へのガードが盲点になっていました。推測ですが、座位が少しずつ安定してきたことで、何かを取ろうと手を伸ばすうちに前方に転倒してしまったのだと思います。 前方ガードがおろそかになっていたどころか、後方を意識するあまり30cm前方には段差があるような場所に座らせてしまっていた私。赤ちゃんの成長はこちらが思っているより早く、昨日と今日とでは同じ状態ではないということを痛感しました。以降、可動域は常に広がっているということを念頭に置き、「もしかしたら」ということへの対策も忘れないようにしています。著者:笹谷みずき二女の母。地方の住宅街から離れた山の中在住。現在は外勤めですが、いつかは自宅周辺の自然を活かした事業を起こしたいと目論見中。地方での出産・子育ての楽しさを伝えるべく、自身の体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月01日私には子どもが3人います。1人目は初めての子どもで、しかも女の子だったこともあり、パパは毎日帰宅するとずっと抱っこしてとてもかわいがっていました。その後、長女は少しずつ知恵がつき、やさしいパパにならずっと甘えられると思ったようです。パパにべったりな姉を見て、下の子は私に甘えるようになっていったお話をお伝えします。 パパなら抱っこしてくれる徐々に成長してくると、ママにずっと抱っこしてもらっていると疲れておろされてしまうことに気付いた長女。しかしパパならずっと抱っこしてくれるので「パパ、抱っこして」というのが口癖に……。長女が2歳になったとき、私は2人目を妊娠し出産しました。特に妊婦中は抱っこができなかったこともあり、パパのほうが甘えやすくなったのかなと今では思います。 子どもの観察力のすごさ長女はもともとパパにべったりだったので、2人目の息子はずっと私と一緒にいました。息子は、長女がパパといるのを見ると、私のところへ来る印象でした。小さいながらも息子は、パパのところにいっても、長女が先にいるので自分はダメだと感じていたようです。案の定、息子の口癖は「ママ、抱っこして」になり、あまりパパには近付かない子になりました。 パパは娘を叱りづらい夫に直接聞いてみると、娘には嫌われるのが怖くてなかなか叱りづらいとのことでした。息子には最終的には男同士だからわかり合えると思っていたのか、悪いことをしたら普通に叱ることができていました。それも息子がママっ子になった理由の1つのようで、私にべったり甘える男の子になりました。子どもたちはパパとママのことをしっかり観察しているんだなと感じたと同時に、賢いなぁとも思いました。 赤ちゃんでもしっかりと人を見ている?生まれて数カ月でもしっかりパパとママを判断していた息子。パパっ子の長女を見て、ママを選ぶ姿は赤ちゃんとは思えませんでした。 長女がいないときにはパパにも甘えるようになりましたが、2歳になった今でもやはりママっ子です。何かあると「ママがいい」という姿を見てパパもがっかりしていることがあります。 パパからすれば2人ともかわいいので、今では子どもたちをできるだけ均等に甘えさせたり、悪いことをしたら叱ってくれるようになりました。子育てを通して夫もいろいろと学び、成長したのだと感じます。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年07月31日まだ子どもに授乳をしている時期に私が風邪をひいてしまいましたが、夫にも親にも、誰にも頼ることができない状況でした。子どもを連れての通院にも不安があり、病院へ行かなかったために風邪が悪化してしました。そのときの体験談です。 風邪の自然治癒を目指す子どもが生後6カ月のとき、風邪をひいてしまった私。完母だった私は、おっぱいをあげなくてはならないため、「風邪薬を飲んではいけない」と勝手に思い込んでいました。 さらに、具合の悪くない子どもを連れて病院に行ってしまうと、自分のせいで子どもが風邪をもらってしまうかもしれない! と、子ども連れで病院に行くのは無理だと考えていました。 夫は仕事が忙しく帰りも遅く、近くに子どもを預けられるような人もいなかったため、子どもを預けて自分ひとりだけで病院に行くこともできず……。そのため、子どもが寝ている間、一緒に寝て自然治癒をさせようとしていました。 悪化する風邪しかし、風邪は治るどころか悪化する一方で、最悪のコンディションとなってしまいました。熱が少し下がったと思ったらまた上がり、とそんな状態が2日ほど続きました。子どもと遊んであげることもできず、ギャン泣きされ、家事もできず家の中は荒れ放題……。 これはさすがにまずいと思った私は、妊娠中にかかっていたレディースクリニックに相談してみることに。すると、「授乳中でも飲める薬を処方してあげるからおいで」と言われました。 もっと早く行けばよかったレディースクリニックに行くと、授乳中でも飲める風邪薬を処方してもらうことができました。薬を飲んでからの治りは早く、こんなことなら早めに相談して病院に行けばよかったと後悔しました。 子どものためにと病院に行かなかったことは、逆効果でしかなかったと思います。授乳中でも飲める薬があるということを知ることができてよかったと思うと同時に、自分が風邪をひいてしまうと、子どもにも夫にも迷惑がかかってしまうため、もっと気を付けるようにしようと心に誓いました。 子どもが病院で風邪をもらってしまってはいけないと思っていましたが、それよりも隣に風邪をひいている自分がいることが一番危険だと、あとから気付きました。次からは自分が風邪をひいたときは早めに病院にかかって初期段階で治そうと思っています。そして、子どもとの日々を楽しくしっかり過ごすためにも、ママの健康が一番大事だと実感した体験でした。 著者:堀ちなつ0歳と2歳の姉妹のママ。歯科技工士・歯科助手として歯科関係の仕事を経験。現在は妊娠出産・子育てのジャンルを中心にライター活動をしている。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月30日育児中のママたちを悩ませる一つに「人見知り」があります。生後6カ月を過ぎたころから急に始まるもので、ママ以外の人に抱かれたら大泣きしたり、ママの姿が見えないだけで大泣きすることもあります。毎日の生活の中でママから離れられず、この時期は誰かに少しの間もお世話を頼むことができず困り果ててしまうママも少なくありません。 ここでは人見知りがおきる理由と、乗り越えるコツをお話しします。 人見知りが起こるのはママ以外の人の顔を認識できるようになった成長の証!赤ちゃんの脳は生まれた時は未熟で成長とともに少しずつ発達していきます。赤ちゃんは生後6カ月ぐらいまでの間はママなど身近にお世話をしてくれる人にしか興味を持ちません。成長していくにつれて、ママ以外の人の顔も認識できるようになり関心を抱くようになります。 その頃に始まるのが「人見知り」です。 人見知りは社会性の第一歩赤ちゃんは人見知りの時期には他人の顔をよく見ています。これは、ママを中心にして他人とつながっていきたいという社会性の第一歩といえます。ママ以外の人を見て泣くのは、他の人にも関心を持ち、その人を認識しているからなのですね。赤ちゃんの脳が成長してきている証拠です。 なんで泣くの?急にパパに人見知りするようになるのはどうして?では、どうして人見知りをするようになったら泣いてしまうのでしょうか。これは、人と目が合うとまず脳内で恐怖や不安をつかさどる偏桃体という部分が働くからです。しかし、脳が未熟な赤ちゃんは前頭前野が発達しておらず、恐怖心を押さえることができないのです。ある日急にパパに泣きだしても心配しないでくださいね。パパを嫌いになったわけではなくて、パパへの関心が深まったからこそ、パパを見て泣いてしまうのです。 人見知りが始まったらどうしたらいいの?では、赤ちゃんが人見知りをする時期は、ママはどうしたらいいのでしょうか。 ①ママの他の人との接し方を見せてあげるこの時期の赤ちゃんはママの表情をとてもよく見ています。なので、ママが他の人とどのように接しているかを見せてあげるようにしましょう。ママの接する様子を見て、「この人は大丈夫だ」ということを認識できると赤ちゃんは安心し、その人と新たな関係を築いていこうとします。そうやって社会性やコミュニケーション能力を身につけていくのです。 ②遊び方を工夫する人の顔に興味をもってきたといえるこの時期だからこそ、赤ちゃんが楽しめる遊び方もあります。色々な表情でいないいないばあをしてみたり、おもちゃを見せて、取ろうとしたときに隠したりして遊ぶと赤ちゃんも喜びます。こういった遊びは相手の表情を見てその気持ちを読もうとする行動の発達にもつながります。 まとめ人見知りの時期は他の人にお世話を頼めず大変だと感じるママも多いと思いますが、思い切って、「少しくらい泣いても大丈夫!」と割り切ってもよいと思います。脳が発達している時期なので仕方がないとも言えますよね。 ほかにも、育児の中で困ったなと感じるときはお子さんが成長しているときであり、発達の節目であることが多いのではないかと思います。そんなときは「また成長している」と思って温かくお子さんの成長を見守っていけるといいなと思います。このような成長の変化も家族で楽しんでいけるといいですね。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年07月28日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、ラクな寝かしつけ方法を見つけたというママの体験談です。 ひとりでねんねなどしたことがない娘。生後4カ月ごろから始まった人見知りもあり、1歳を過ぎても、寝かしつけは母親の私でないと絶対に寝ませんでした。添い乳で寝てくれている時期が1番ラクだったかもしれません。 抱っこ紐をフル活用授乳していたころは基本添い乳で寝ていましたが、夜泣きがあったので、1歳になったのを機に授乳を卒業しました。そこからは音楽を鳴らしたり隣で寄り添うこともしましたが、娘が10kgに未たないころは抱っこやおんぶをすれば早く眠りについてくれたので、昼寝や夜寝るときも抱っこ紐で抱っこやおんぶをしていました。 私は、抱っこ紐から降ろしベッドで寝かせるところまで毎日できていましたが、たまに夫に代わると、ベッドに下ろすことに苦戦していました。 噂で聞いていた本をゲット娘が1歳を過ぎ、体重がどんどん増えていくにつれて、寝かしつけの抱っこやおんぶが負担になっていきました。そこで、噂に聞いたことがある寝かしつけ用の本『おやすみ、ロジャー』『おやすみ、エレン』(飛鳥新社)を手に入れました。試しに読んでみると、隣で聞いている娘は、毎日同じページで眠りに落ちていきます。 本を聞くことが習慣になったため、眠る前に「本!」と言って、自ら引っ張り出し本を持ってきます。この1冊だけは眠るときにしか読まず、ずっと寝室に置くようにし、日中には読まないようにしました。 寝ぼけて泣いているときは大勢の場所に連れて行った日や初めて会う人が多い日などは、夜泣きに悩まされることがあります。私の声も届かず、大好きなキャラクターにも目をくれず、好物の食べ物を見せても泣き続けてしまう娘には、眠りにつく音楽が効果的でした。 音楽を流している携帯やタブレットをつい気にしてしまうようで、昼や夜の寝かしつけには使っていませんでしたが、夜中の寝ぼけているときは、すーっと眠りについてしまうことが多かったです。 娘の心と体の成長に合わせて、寝かしつけの方法を変えていきました。おんぶで寝てくれると他の用事も出来て楽でしたが、私の肩や腰が痛くなり、娘も大きくなると居心地が悪いようで、眠りに落ちることが少なくなりました。現在、娘は1歳9カ月になりましたが、音楽・本・抱っこなど、娘の様子を見てさまざまな寝かしつけ方法をおこなっています。これからも、親の都合だけではなく、子どもがスーッと眠りに落ちることができる方法を見つけてあげるようにしたいと思っています。 著者:やすだ おと一女の母。妊娠・出産・子育てに関する体験談や、自身の海外留学、旅行についての記事を中心に執筆。
2019年07月27日最近では育児に協力的なパパも増えてきました。核家族化、共働き世帯の増加もあってパパの育児参加も必須となってきています。産後に育休をとるパパや、ママと交代で育休をとるパパもいます。しかし、ママからみると、自分と同じようには育児をしてくれない、なかなかイクメンに育たないと思っているママも少なくないのではないでしょうか。 今日は、ママとパパの子育て脳の違いを知って、パパを子育て上手にするコツをお話しします。 パパの子育てにイラッとくる!?育児を積極的に一緒にしてくれるパパにもイライラするママたちは少なくないのではないでしょうか?たとえば、「赤ちゃんが泣いていてもほったらかしだった」、「子どもをみててねと頼んでおいたのに本当に見ているだけで何もしてくれていなかった」などというエピソードはよく聞きます。普段、おむつ替えや授乳など積極的に育児に関わっているパパでも、そんなことがあるのには理由があるのでしょうか。 どうしてできないの?!ママとパパの子育て脳の違いママたちがよく感じる、パパはわが子に対する反応が鈍い、というのは性格の問題でしょうか。そうとばかりは言えません。脳の反応実験で、男性の脳は女性の脳ほど子どもの泣き声に対する反応が強くないということがわかっています。つまり、子どもの泣き声にパパとママとの反応が違うというのは自然なことなのですね。赤ちゃんのお世話を中心的に行うのはママなので子どもの声に対する反応が速いのです。ママは自分と同じようにパパにもその反応の速さと対応を求めてしまう。しかし、パパにはそれができないのでママのイライラの原因になってしまうのですね。 女性はママになることで脳にも変化が起こる?!女性はママになるときに脳の30カ所以上もの場所が肥大し、子育ての能力が高まることがわかっています。わが子の泣き顔を見ただけで脳のいとおしさや不安を感じる部分が働き、その後なぜ泣くのかを分析する部分が働き、即座に体が反応するという仕組みができるそうです。ママだから持っている脳の機能があるんですね。そのため、ママは育児をしながら常に、次に何をしないといけないか考えていることが多いと思います。たとえば、赤ちゃんのことが気になって自分の食事もそこそこに切り上げてしまうママは多いと思います。そんなママをみて「キリキリしないでゆっくり食べたら?」などというパパも多く、そんなパパにイライラしてしまうママも少なくないかもしれませんね。ママはパパと違って子どものちょっとした変化に敏感に対応できるように脳の運動野といわれる部分が働いています。それは進化の過程で女性がつくりあげてきた脳の違いなのだということを理解しておきましょう。 じゃあ、パパをイクメンに育てるにはどうしたらいいの?!ではパパにはイクメンになってもらえないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。パパも育児に関わっていくことで子どもに対する反応が鋭くなったり、子育ての力が高まっていきます。ママは、ママとパパの子育て脳は違うということを理解して、具体的にパパにやって欲しいことを伝えたり、繰り返し伝えたりしていくことが大切です。赤ちゃんの頃よりもコミュニケーションがとれるようになってきた幼児になってくると、パパは子どもとの関わり方がわかってっきたり、育児の楽しさがわかってくる方も多いようです。 パパの反応が鈍いほうが良い場合もある逆にパパのように赤ちゃんへの反応が鈍い方がいい場合もあります。たとえば、赤ちゃんの緊急事態にはママは赤ちゃんに素早く反応してパニックになることもあります。そんなとき、パパが冷静にどっしりと構えている方がスムーズに対応できることもあります。男女の赤ちゃんへの反応の違いや感覚が子育ての中では必要になることもあるのです。 まとめ子育てを一緒に行うことだけがイクメンパパではありません。ママが育児に大変なときに家事を手伝ってもらったり、息抜きをさせてもらったり、ママの話を聞いてもらったりすることも大切なのではないでしょうか。子育てにフォーカスしすぎず、ママも、パパの脳の違いを理解しておおらかな気持ちで日々の生活を楽しめたらいいなと思います。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年07月26日