お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけの子育てで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。仕事で家をあけることが多い母に代わって子どものめんどうを見てくれるのですが、虐待に近いルールばかりで長女のあおいさんがストレスで10円ハゲになるほど。一度はピンちゃんの別居の話が出るも、母を思うあおいさんは同居続行を選択します。次女の保育園の運動会で別れたはずの父の姿を発見したあおいさん。久々の父との再会に喜びますが、その裏で母は父にもう子どもに会わないよう言い渡していました。「もう来ないで。ナオミと付き合ってるんでしょ」その言葉に父は驚きますが、母は自分の親友と父が付き合っていることを以前から知っていました。 自身とピンちゃんが付き合っていることも告げ、今後はあおいさん以外の兄弟には会わないように宣告していました。 父がいた私たちの大切な過去をなかったことにしないで! 運動会会場で父を探すあおいさんでしたが、その姿が見つからず母に行方を尋ねると、「帰ったよ。パパが来てたこと、ほかの子たちには言わないでね」 その言葉で詳しいことまではわからなくても、子どもが踏み込めない「大人の事情」があることを理解するあおいさん。母と父が別の道を歩んでいることを、頭ではわかっていても心が追いつきません。 そこへ運動会を終えた次女が戻ってきて、家族全員で今日の活躍を褒めるのですが、「あかりがまだ赤ちゃんだった頃を思い出して…泣いちゃったよ!」出会ったのはつい最近のことなのに、感極まりながら事実とは異なる昔話をするピンちゃんに母も子どもも戸惑います。 まだ幼い子どもだから細かい昔のことなんてわからないと思っての発言なのか真意は分かりませんが、あおいさんにとって過去は父との大切な思い出ばかり。それを踏みにじって自分との思い出に塗りかえようとするピンちゃんにあおいさんは憎しみを覚えるのでしたーー。 ◇◇◇ 長女あおいさんは小学1年生。幼いといっても、ここ最近知り合ったピンちゃんが自分たち兄弟の赤ちゃんの頃を知っていることには違和感を覚えました。 父と母が別の道を選んだことは受け入れたくなくても従うしかなく、その状況自体に小さな心を痛めているというのに、父がいた大切な過去を簡単になかったことにすることは、子どもの心を傷つけてしまうことにピンちゃんには気づいてほしいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月05日5歳の息子が公園で友だちと走り回って遊んでいたところ、犬のフンを踏んでしまった様子。しかし、わが子は「大丈夫!」と遊びに夢中。しっかりと確認せずに一緒にいたママ友たちと「ちょっとだけみたいだし、まぁ大丈夫だよね」と話していましたが……。 臭すぎる!いつもの帰り道が最悪な時間に 長期休みに5歳の息子を連れて、自家用車で郊外の大きな公園へ遊びに行きました。幼稚園の仲良し母子グループ4組で集まり、息子は友だちと走り回って大はしゃぎ。ママたちもベンチで会話が盛り上がり、おだやかな時間が過ぎました。しかし、しばらくして、「Tくん(息子)が犬のフンを踏んだ!」と子どもたちが騒ぎだします。私は心配で声をかけましたが、息子本人からは「大丈夫!」の返事。ママ友も「大したことないんじゃない? アウト寄りのセーフだね」と声をかけてくれたので、私は確認せずそのまま遊ばせることに。 ところが、帰りの車内に異変が。息子を乗せて発進したところで後部座席から異臭が漂ってくることに気づきました。停車して確認すると、息子の靴には想像以上にフンがべったりついていたのです。しかも、汚れた靴で乗り込んだため、足元のマットやチャイルドシートも汚れてしまいました。とにかく臭いが強烈だったので、急きょホームセンターに寄ることに。「臭い~」と泣く息子の靴と靴下を脱がせて手持ちのビニール袋へ入れ、抱っこで入店。ビニール手袋、ウェットティッシュ、除菌スプレーを購入し、急いで車内を掃除しました。 会話がいくら楽しくても子どもにきちんと目を配ること、子どもの「大丈夫」を鵜呑みにせず、異変があったらその場ですぐ確認することが大切だと痛感した出来事です。それからは、違和感があればすぐ確認し、息子を車に乗せる際も汚れチェックを徹底しています。 作画/yacco著者:勅使河原しおん
2023年08月05日長男・ぷにおくんと次男・ぷにすけくんの様子をTwitterやInstagramでイラストやマンガで描いているにくきゅうぷにおさん。今回は、息子さんたちのかわいく、微笑ましい朝の様子をご紹介します!息子たちの寝起きがあまり良くない日は……。 もっと寝たい! 息子たちがまったく起きなかったため、布団からソファに移動させ徐々に起こしたある朝。 横になり、薄目をあけながらテレビを見る長男。一方で、「もっと寝たい!」と泣きながら必死に訴えるも眠気と戦う次男。 睡眠時間が同じぐらいでもスッと起きてくれるときと、こんな感じでまったく起きてくれないときがあります……。 忙しくて大変な朝ですが、にくきゅうぷにおさんのお子さんのように全力で訴えながらも眠気を戦ってる子どもの姿をみると、なんだかかわいくて癒やされますよね。みなさんのお子さんの朝はどんな様子ですか?著者:マンガ家・イラストレーター にくきゅうぷにお
2023年08月05日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明るみになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されたのでした。「終わった……俺の人生」そんなことを思いながら、自分の荷物をまとめていると、1枚のメモが出てきました。そのメモを見て、良子ちゃんの存在を思い出したオイカリ先生。すると、早速ある行動に出て……? 荷物整理をしていると、ひとりの生徒の存在を思い出して… 「もしもし、出木杉さんのお宅ですか?」 「あの先生……前にもお伝えしたように娘は」 「良子さん出してもらえますか?」 「お願いです。実は私……良子さんの担任を辞めることになりまして」 オイカリ先生がやんわりと事情を話すと、「娘に聞いてみます」と返したお母さん。 (頼む……出てくれ良子……っ。お前だけは俺のために) オイカリ先生が心の中で必死に良子ちゃんが出てくれるのを願っていると、受話器から声が聞こえてきました。 「もしもし……先生、私です」 その声は紛れもなく良子ちゃんの声だったのでした。 メモを見て良子ちゃんの存在を思い出し、電話をかけたオイカリ先生。オイカリ先生と良子ちゃんはあくまで塾講師と生徒という関係でしたが、いつも成績トップだった良子ちゃんは、生徒の中でも特別な思いがあったのかもしれません。オイカリ先生が何を話したくて電話をしたのかは分かりませんが、よからぬことに発展しないことを祈ります。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月04日『育児』×『料理』をテーマに、野菜嫌いな長女ちゃんが奇跡的に食べたメニューや、子どもと一緒につくった料理など、チッチママさんのおいしくて愛情たっぷりの食にまつわるストーリーを連載します。思わず食べたくなるおいしそうな料理のイラストにも注目。第27回目は、冷蔵庫に残っていた野菜を使った料理を紹介してくれました。食材をムダにしないだけでなく、たくさんの野菜も取れる一石二鳥なレシピ!ぜひ参考にしてみて♪みなさんこんにちは、チッチママです!今回は「野菜たっぷりコロッケ」のご紹介です!ある日コロッケをつくっていた時のこと、玉ねぎをみじん切りしながら「野菜庫に野菜の残りがいくつかあるな……どうにか使い切りたいな……そうだ!!」ということでこのメニューができたのです!どうせなら玉ねぎだけじゃなく他の野菜もみじん切りにして混ぜれば食べてくれるのでは?ということで残った野菜を使ってコロッケをつくってみました。いつもと違~うって言われるかなとドキドキでしたが、「美味しい!」と言ってもらえておかわりまでしてもらい大成功でした♪野菜庫の残り物処理にもなるので一石二鳥!コロッケをつくる時に是非お試しあれ♪PROFILEチッチママさんイラストレーター、漫画家、2人姉妹の母。書籍「ゆっくりと家族になろうよ」(KADOKAWA)「うちの夫の不器用な娘愛」(イースト・プレス)普段はInstagram(@chicchi.diary)にて絵日記更新中!
2023年08月04日イヤイヤ期真っ只中の娘とスーパーに行ったとき、機嫌が悪かったのかお店に入りたがろうとしませんでした。それどころかスーパーの入り口で大泣きしてしまったため、私はどうしていいかわからず、かける言葉が見つかりません。すると、私たちの前に通りすがりの中高年の女性が現れ……。 手強すぎるイヤイヤ期の娘…あきらめかけたそのとき!? ある日、イヤイヤ期真っ只中の2歳の娘と一緒に、歩いてスーパーへ買い物に行きました。お店の入り口までは娘の機嫌も良く、スムーズでした。しかし、お店の入り口まで来たところで、娘が急に泣き出します。娘が喜びそうなもので気を引こうとしてもダメで、最終的には座り込んで泣いて手に負えない状況に。娘が泣き叫び、周囲の視線もあるため無理やりに引っ張って行こうと思いましたが、さらに大泣きしそうな気がしたためお手上げ状態。 そんなとき、見知らぬ中高年の女性がお店の入り口にやってきました。無表情で「お店に入るの?」と聞いてきたので、怒られるかもしれない……と萎縮してしまいます。しかし、その女性は娘と手をつないでどんどんお店に入るのです。娘もあまりに自然な流れで、驚いているのか泣き止みました。お店に入ると、その女性は「おばちゃんはこっちに行くから、あとはママと行くのよ」と言って手を放してサッと立ち去ります。 お店に入った娘はイヤイヤせず、スムーズに買い物ができて、無事に帰宅できました。いつか同じように困っているママがいたら、何か手助けしたいと思います。 作画/Pappayappa著者:佐藤のぞみ
2023年08月04日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけの子育てで不安な母の心の隙間を埋めるように父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。仕事で夜まで家をあけることが多い母に代わって子どもたちのめんどうを見てくれるのですが、子どもたちにとっては虐待に近いルールばかりで長女のあおいさんがストレスで10円ハゲになるほど。一度はピンちゃんの別居の話が出るも、母を思うあおいさんは同居続行を選択。ある日、次女の保育園の運動会で別れたはずの父の姿を発見したあおいさん。思わず父のもとにかけよりますがーー。運動会での妹の勇姿を前列で見るためにあおいさんは早朝からピンちゃんと場所取りに行き、母を含めた3人で写真におさめる様子は側から見れば仲の良い家族そのもの。 そんな家族団欒のひとときも束の間、あおいさんの「パパがいる…」の言葉に警戒する母ですが、父の元へ行きたそうにしている様子を見て父に会うことを了承してくれました。 母「もう何もできないのに子どもに会いに来ないで!」 祖母から次女の運動会のことを聞き、仕事を抜けて見に来たという父。すぐ帰ってしまうのか心配するあおいさんに、父はほかの兄弟にも会いたいと答えてくれました。 その頃、母とピンちゃんの間ではあおいさんに父に会いに行かせたことについて口論になっていました。母はパパ好きのあおいさんのため今回は許しましたが、父が中途半端に顔を見せることは子どものためにならないので会いに来ないように話してくると言い……。 「もう来ないで。知ってるよ、アンタなおみと付き合ってるんでしょ?」母の言葉に驚く父。父は母の親友ナオミと付き合っていました。離婚前はたまに家に遊びに来る関係性でしたが、母は女の勘で彼女が父に好意を抱いていることに気づいていました。 2人の関係がいつから始まったのかわかりませんが、離婚前からだったのかもしれません。「気まぐれに会いに来たりしないで。私がピンちゃんと付き合ってるの知ってるでしょ?迷惑なの」母はあおいさん以外の子どもに会わせないと父に言い渡すのでしたーー。 ◇◇◇ 久しぶりの父との再会に喜ぶあおいさんですが、別れた父との面会について口論になる母と現在のパートナーであるピンちゃん。別れた父が母の親友と付き合っていることを知り、子どもに近づくなと元夫に訴える母。 子どもたちをめぐって複雑に絡み合う大人の事情。あおいさんをはじめ子どもたちが、昔のように気兼ねなく父と会うことは叶わない夢というのが辛いですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月04日休みの日に娘2人とお絵描きをしていました。リクエストされたイラストを描くと大喜び! ちょうどトイレに行きたいと思っていたので、2人を残して急いでトイレに向かったが最後……! 2人の娘の思いもよらない衝撃の行動に全私が泣きました! 「ナニモ、シテナイヨ…」 トイレに行く間のたかが数分だったのですが、長女と次女の行動はまったく違う上に行動パターンが読めないどころか、想像の斜め上……! いや、天井突き破って遥か彼方にいってしまいました……。手に落書きはわかるけど、まさかの全面! しかも紫! しかも油性ペン! 洗ってもまったく取れなくて大変でした(笑)著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ
2023年08月04日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけの子育てで不安いっぱいの母の心の隙間を埋めるように父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。仕事で夜まで家をあけることが多い母に代わって子どもたちのめんどうを見てくれるのですが、彼が子どもたちに課すルールは理不尽で虐待に近いものでした。長女のあおいさんはストレスで10円ハゲができ、一度はピンちゃんとの別居話が出たものの、母の本心を知っているあおいさんは彼との同居を拒めず。ピンちゃんとの暮らしは続きますが、彼への反抗は母の地雷につながり、さらに母自身もピンちゃんの無言の圧力に怯えていました。ピンちゃんの知らない過去の思い出話は、彼の前ではタブーとなっていました。母の、無意識下のピンちゃんへの依存に子どもたちも同調し、あおいさん親子は彼が望む理想の家庭像を演じるようになっていたのですーー。 次女の勇姿を見届けるためにピンちゃんと一致団結。そこへ父がーー そんなある日、次女あかりは運動会で鼓笛隊の指揮者に抜擢されていました。その勇姿を家族全員で見るために、あおいさんはピンちゃんと場所取りへ。普段は嫌いな相手ですが、この日ばかりは協力関係に。 確保した特等席でピンちゃん、母、あおいさんの3人は、デジカメとインスタントカメラも用意してあかりのシャッターチャンスをうかがっています。 すると、あおいさんが観客の中に父の姿を見つけます。「パパがいる…」と思わずつぶやいた言葉に母が警戒しますが、父の元へ行きたそうにしているあおいさんを見て仕方なく了承してくれます。 「会わない間にまた大きくなったなぁ」久しぶりの再会で抱きつくあおいさんに父は笑顔で応えてくれます。求めていた温もりがそこにありました。 ◇◇◇ 子どもにとってはもちろんのこと、親にとっても子どもの運動会は一大イベントです。ピンちゃんのことは嫌いなあおいさんですが、運動会という目的があるので次女の勇姿を写真におさめるため協力関係に。普段でもこんな関係性が続くといいのですが……。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月03日娘が生後6カ月になったころ、区役所内の子育て支援センターに通いはじめました。そこには元保育士のスタッフさん数名が常駐し、おもちゃや絵本がたくさんあります。子どもと日中2人きりでどのように過ごすか悩んでいた私は、支援センターに来るママたちやスタッフさんとの会話に活力をもらっていました。ママ友も作りたいと考えていた私ですが、その道は険しく……。 ママ友作りは難しい!?帰り際はあっさりしたママたち 子育て支援センターに通う目的として、ママ友ができたらいいなという気持ちもあった私。しかし会話が弾んでも、帰り際はみんなそれぞれの用事があるとのことでバラバラに解散します。「声をかけて迷惑だったらどうしよう」と考えると積極的になれず、ママ友ができる兆しは見えません。それでも支援センターには週2~3回のペースで通い続け、子育ての話題を中心に交流。 そんな中、わが子が生後8カ月を過ぎてもなかなかハイハイしないことが、気がかりでした。支援センター内には、同じ月齢で、すでに歩いている子もいたため、焦りと落ち込みで、だんだん足が遠のくように……。生後10カ月を迎えたころ、突然家でハイハイを開始した娘。わが子の成長に喜びをかみしめていたある日、スーパー内の子どもが遊べるスペースで休憩していたところ、支援センターでよく顔を合わせていたママさんと遭遇。ママさんはマットの上でハイハイしているわが子を見て「あっ! ハイハイするようになってる!」と言って拍手してくれました。支援センターでハイハイを促す遊びをしたり、練習したりする様子を離れた場所から見てくれていたようです。 その後は、お互いの子どもの成長を報告し合い「頑張りましょうね」と言って別れました。もう少し踏み込んだママ友との関係性に憧れていた私ですが、たまにお話する程度で成長を喜び合える関係も素敵だなと思えました。その後、コロナ禍に入り、通っていた支援センターは長期間閉鎖。しかし、支援センター主催のオンライン交流会で顔なじみのママや子どもたちと再会し、画面上でコミュニケーションを取っていました。直接は会えなくても、共に子育てを頑張る同志として、ママたちの存在が大きな支えになっています。 作画/ひのっしー著者:松本智実
2023年08月03日第1子くうちゃんと、第2子へうくんを育てています。これは、へうくんが、生後8カ月のときに起こったエピソードです。2人が仲良くテレビを見ていたので、席をはずしたところ、いきなり、へうくんの危険を知らせるくうちゃんの叫び声が……! へうくんに何が起こったのでしょうか? 衝撃の展開をご覧ください。 へうくんに、なにが!? 生後8カ月のへうくんの、びっくりエピソードでした。いたずら防止で、引き出しには触っても大丈夫な物しか入れていなかったのですが、まさか、自分が入ってしまうとは……! 引き出しには、すぐロックをかけるようにしました。 著者:マキノ元気姉弟を自宅保育中の主婦。SNSで日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。Instagram:@warabeams
2023年08月03日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、オイカリ先生はつむ田さんを下のクラスに落とすために、ある行動に出ることに。塾の授業が終わり、つむ田さんが帰ったのを確認すると、教室の扉を閉めてクラス分けがかかっているテスト範囲の改訂版の予定表を配布したのです。また、つむ田さん以外の全員の生徒たちに対し、「このことは誰にも話さないように」と口封じをしたのでした。当日クラス分けテストをおこなうと、オイカリ先生のシナリオ通りつむ田さんただひとりが下のクラス行きが確定。つむ田さんがショックでがく然としていると、男子生徒が「つむ田に伝えたいことがある」と呼び止めてきて、これまでオイカリ先生がおこなってきたことを話してくれたのです。 すべてを話し終わった男子生徒は、つむ田さんに「この話は黙っててほしい」と頼み込むのですが、偶然2人が話しているのをコワモテ先生が立ち聞きしていました。 「絶対に悪いようにはしないので、もう一度話してほしい」コワモテ先生はそう2人に話しかけると、オイカリ先生の失態が明らかになったのでした。 塾長に必死で弁明しようとするも、聞き入れてもらえず… 塾長に「クビでしょうか?」と質問したオイカリ先生。 その言葉に塾長の怒りが頂点に……。 「私があなたの立場なら、自分から辞表を書くと思いますよ」 「あたなは教師に向いてない。しばらく家で頭を冷やしてください」 そう言うと、その場を立ち去ろうとする塾長。 オイカリ先生は必死で呼び止めるのですが、聞き入れてもらえませんでした。 (終わった……俺の人生) そう思いながら、荷物をまとめていると1枚のメモが……! (そうだ、俺には良子がいた) メモを見た瞬間、オイカリ先生は成績優秀な良子ちゃんの存在を思い出したのでした。 塾は合格実績はもちろん、評判も重視されると思うのですが、このような問題が起きてしまうと、悪い噂はすぐに広まってしまいますよね。オイカリ先生は塾長に対して最後まで謝ることなく、言い訳をしようとしていましたが、最初に言わなければいけないのは謝罪の言葉ですよね。自分の身勝手な行動が、たくさんの人に迷惑をかけてしまったという事の重大さをオイカリ先生は今一度ちゃんと理解すべきだと思いました。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月02日幼稚園に通う年長の息子には来年度の小学校入学を見据え、きちんとした箸の持ち方を教えています。しかし、当の息子はなかなか箸を使って食事してくれず悩む日々でした。そんなある日、息子がいつのまにか箸の持ち方を習得し、積極的に箸を使うようになったのです。それは意外な方法で……? 箸の持ち方は無理に教え込まなくても習得できた! 幼稚園年中の息子には、リング付きの補助箸を使っています。徐々に通常の箸へ移行してもらいたかったのですが「食べにくいから嫌だ!」と拒否。結局、年長になっても補助箸のままでした。来年度の小学校入学に向けて、改めて箸の持ち方をマスターさせたいと思った私は息子が好きなキャラクターの箸を購入。息子はうれしそうに箸を使い、ある程度は食べられるようになりました。しかし、ぎこちない持ち方を正そうとすると息子はすぐにイライラして、上達するにはまだ時間がかかりそうです。 そんなある日、幼稚園に迎えに行くと、食事の時間でもないのに箸を持つ息子の姿が。先生やほかの友だちと一緒に、箸を使ったゲームをしていたのです。ゲーム内容は箸で丸形や豆形、三角形などさまざまな形をしたひよこのおもちゃをつまみ、指定の穴に入れるというもの。私は「こんな小さな豆みたいなものをつまめるなんて!」と驚きました。何より、息子が楽しそうにしている姿が印象的だったのです。 先生によると「はじめは難しそうだったけど、じょうずになりましたよ!」と。息子も「小さいけど、つまめるんだよ!」と得意げな表情。遊びの延長だからこそ、飽きずに楽しく習得できたのでしょう。親はつい必死になって教え込みますが、楽しみながら学べる環境づくりこそ大切なのだと感じました。幼稚園のゲームとは違いますが、家でも箸の練習ができるゲームを購入して、楽しく学んでいます。 作画/mosu著者:内野みお
2023年08月02日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけの子育てで不安いっぱいの母の心の隙間を埋めるように父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。仕事で夜まで家をあけることが多い母に代わって子どもたちのめんどうを見てくれるのですが、彼が子どもたちに課すルールは理不尽で虐待に近いものでした。長女のあおいさんはストレスで10円ハゲができてしまい、一度はピンちゃんとの別居話が出たものの、母の本心を知っているあおいさんは彼との同居を拒めません。ピンちゃんに反発心があるあおいさんの態度に母の怒りが爆発します。母にとって子どものピンちゃんへの反抗は地雷のひとつで、口ごたえや反抗的な態度が母の耳に入ると見せしめとして容赦ない暴力が加えられます。あおいさんは母とピンちゃんの関係が長くは続かないことを願っていますが、この地獄はまだまだ続くのでしたーー。 ピンちゃんが望む理想の「家庭像」を演じる家族 ピンちゃんの機嫌を損ねないよう、顔色を窺う毎日が常となってしまった頃、あおいさんの10円ハゲもいつの間にか消えていました。 そんなある日、母がタンス整理をして出てきた写真をあおいさんと次女のあかりさんに見せてくれました。そこに写っているのは、申し訳程度の小さな誕生日ケーキに満面の笑みを浮かべている三女あまね。ケーキのサイズと不釣り合いな笑顔に、母とあおいさんは思わず吹き出します。 そこへピンちゃんが帰宅し、急いで写真を片付ける母と姉妹。いつの頃からか彼の知らない過去の話はタブーという暗黙のルールができており、母はピンちゃんの圧力に怯えていました。そんな母のピンちゃんへの依存に子どもも同調し、あおいさんたちは彼の望む家庭像を演じるようになるのでした。 ◇◇◇ 三女あまねの1歳の誕生日の頃は、まだ父との離婚前のことで家族揃っての思い出のひとつでした。父の借金の返済のため生活は困窮しており、母には大変だった思いがよみがえりますが、子どもたちにとってはやさしい父との幸せな記憶だったはずです。そんな心から笑える日が、ピンちゃんとの生活の中でもあることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月02日娘が小さかったころのことです。36度以上のお湯につけると、髪の毛の色が変わるお人形が家にありました。長女が次女に貸したところ、思わぬハプニングが起きてしまったのです……! 冷蔵庫からでてきたのはなんと…!? まさか冷蔵庫から、髪の毛がチリチリになったメルちゃんが出てくるとは思いもしませんでした。このあと、メルちゃんのお友だちのれなちゃんを購入した記憶が……。わが家で起きた衝撃エピソードでした。ちなみに姪っ子はリカちゃん人形の頭を虎刈りにしていました(笑) ※暖房器具に直接触れていない場合でも、子どもは大人より皮膚が薄いため、短時間でもやけどをすることがあるので注意が必要です。安全に配慮された製品を選ぶ、子どもの手が届かないように柵で囲むなど、安全対策をおこないましょう。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ
2023年08月02日子どもがいたずらでマンションの鍵を閉めてしまい、家に入れなくなった体験談をお話しします。「子どもの身に何かあったらどうしよう」と焦る私がとった行動は、まさかの手段でした! 「部屋の鍵が開かない!」締め出されたママがとった行動とは!? ある日、2歳と3歳の息子たちと3人でスーパーに買い物へ行きました。マンションの居住階に着いたところ、長男が「鍵を開けたい」と言うので長男に鍵を渡すことに。子どもたちは早く家で遊びたいようで、2人とも部屋の中へ。一旦荷物を廊下に置いて一息ついたとき、「ガチャン」と鍵が閉まる音が……。私は一瞬で青ざめました。わが家の鍵は閉めるのは簡単ですが、一度閉めると今度は開けるのが難しいタイプ。3歳の長男には難しく、室内から鍵を開けられません。私がなかなか家に帰って来ないため、息子たちは泣き出しました。 ひとりではどうしようもできないと思った私は、慌てて隣人・Aさんのインターホンを押します。事情を説明するとAさんは「すぐに管理人さんに連絡しましょう!」と言い、管理人に電話をしてくれました。しかし、「みなさんの部屋の鍵を持っていないので、鍵屋に連絡するしかない……」と言うのです。そのとき、ふとベランダの鍵を開けていることを思い出しました。Aさんの部屋に上げてもらい、ベランダの仕切り板から部屋に入ることに! 固くてなかなか破れない仕切り板でしたが、フライパンで強めに叩くとなんとか破れました。急いでベランダから部屋に入り玄関へ。子どもたちは無事でした。仕切り板を壊した弁償代はかかりましたが、何事もなくてひと安心です。Aさんには何度もお礼を言いました。 翌日、夫はホームセンターでドアストッパーを購入し設置。両手がふさがっているときでも、ドアが閉まらないよう対策。また、子どもには「勝手に鍵を閉めたらだめ」と伝えました。子どもといるときは、目を離してはいけないと痛感した出来事です。 作画/ひのっしー著者:神谷ひろこ
2023年08月01日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、オイカリ先生は塾長に良子ちゃんの問題について「早く解決してください」と言われてしまいます。良子ちゃんをいじめた犯人がつむ田さんだと思い込んでいたオイカリ先生は、次のクラス分けテストでつむ田さんを今のクラスから追い出すことを思いつきます。その翌日、塾の授業が終わり、つむ田さんが帰ったのを確認すると、教室の扉を閉めてテストの範囲の改訂版の予定表を配布したオイカリ先生。つむ田さん以外の全員の生徒たちには「このことは誰にも話さないように」と口封じをしたのでした。 クラス分けテストをおこなうと、オイカリ先生のシナリオ通りつむ田さんただひとりが下のクラス行きが確定。つむ田さんはショックでがく然としていると、男子生徒が「つむ田に伝えたいことがある」と呼び止めてきて真実を話してくれました。 しかし、すべてを話し終えた男子生徒は、つむ田さんに「この話は黙っててほしい」と頼み込んできて……!? すべてを知ってしまったけれど、どうしたらいいのかわからなくて… 「立ち聞きしてすみませんが……。今の話詳しく聞かせてもらっていいですか?」 2人が困っていると、そこにコワモテ先生が入ってきたのです。 そこから一気に話が進み、オイカリ先生は塾長からお叱りを受けることに。 「本部の指示があるまで自宅待機で。担任は今すぐ外れてもらいますからね」 「あの……塾長、私はクビでしょうか?」 「はぁあ?あなたって人は……この期に及んで謝罪ではなく自分の心配ですか!?」 塾長はオイカリ先生の言葉を聞いた瞬間、ブチギレてしまったのでした。 コワモテ先生が立ち聞きしていたことで、オイカリ先生の失態が明らかになったわけですが、ひとまずこの事実が明るみに出てよかったです。塾長にお叱りを受けた際に、オイカリ先生は生徒への謝罪ではなく、自分がクビになるかどうかを1番に気にしていましたが、ここにもオイカリ先生の利己的な考え方が出てしまっていますよね。塾長が怒るのも無理はないなと思ってしまいました。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月01日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけの子育てで不安いっぱいの母の心の隙間を埋めるように父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。仕事で夜まで家をあけることが多い母に代わってピンちゃんが子どもたちのめんどうを見てくれるのですが、彼が子どもたちに課すルールは理不尽で虐待に近いものでした。長女のあおいさんはストレスで10円ハゲができてしまい、一度はピンちゃんとの別居話が出たものの、母の本心を知っているあおいさんは彼との同居を拒めませんでした。子どもたちにとっては厄介な存在でしかないピンちゃんですが、母の心の支えとなっていることを知っているあおいさんは自分の本心を押し込めたままです。子どもたちとピンちゃんの関係性の詳細を母は把握できていないため、あおいさんたちは唯一の逃げ場さえ失っていましたーー。母の地雷ーー。それはピンちゃんに対する反抗的な態度 ピンちゃんが強要する理不尽なルールに納得できていないあおいさんは、つい彼に反抗的な態度を取ってしまうのですが、それは母の地雷となっていました。 ピンちゃんへの口ごたえや反抗的な態度が母の耳に入れば、その見せしめとして何度も殴られるあおいさん。次女が心配して母を止めるのですが、殴られても表情ひとつ変えないあおいさんの反応がさらに母をヒートアップさせてしまいます。 見かねたピンちゃんが止めに入ったことでやっと暴力が止まりました。「どうせ、長くは続かない」そう思っていたあおいさんたちの地獄の日々はまだまだ続くのでした……。 ◇◇◇ 一度はピンちゃんと別れてもいいよと言ってくれ、子どもたちの味方だと思っていた母でしたが、ピンちゃんの普段の生活の実情を知らないからか、彼に反抗的な態度を取ること自体が許されない状況となっていました。 とはいえ、まだ幼いあおいさんたちにとって、日常の困っていることを正しく親に伝えることはとても難しいことです。手を出す前に、なぜ子どもが反抗的な態度を取っているかのかその理由に耳を傾けてほしいですが……。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月01日私は8歳と4歳の娘の母です。長女が幼稚園年中のとき、小学校に入る前に少し泳げるようになっていたほうがいいかなと思い、スイミング教室に通わせることに。ところが長女は泳ぐことがあまり好きではなく、親子にとっての苦難が待ち構えていたのです……。今回はそのときの体験談をお話しします。 お友だちとスイミングを始める長女は水に顔をつけることを嫌がり、「スイミングは習いたくない」と言っていました。しかし、スイミングは全身運動になるし、ある程度は泳げるようになってほしいと思っていたので、いつかは習わせたいと思っていた私。 そんなときに、幼稚園のお友だちがスイミングスクールに通うことになったので、お友だちと一緒であれば始めやすいだろうと思い、長女も入会させることに。 行くのを嫌がるように最初の半年ほどはお友だちと楽しく通えていました。しかし、ある日の進級テストの際、お友だちは合格し長女は不合格となり、2人は別のクラスになってしまいました。そして、そこから長女はスイミングスクールに行き渋るように……。 前日から「明日プールに行きたくない」と言っていたのですが、私は嫌がる長女を半ば強引に連れて行っていました。それでも行けばちゃんと参加していたので叱咤激励し、たまにご褒美を買い与えることでなんとか頑張らせていました。 今度は時間帯も別にそれから半年間は頑張って通っていたのですが、クラスが分かれたお友だちはどんどん級が進んでいき、今度は別の時間帯になってしまいました。今まではロッカールームで一緒に着替えられていたのに、それもできなくなってしまったのです。 ここで長女の心は完全に折れました。「行きたくない」と大泣きし、日によって行けたり行けなかったり……。娘はこの時点でクロールが12m泳げていました。 やめることに娘は「やめたい」と言っていましたが、親子で設定した「クロールを25m泳ぐ」というゴールまであと1歩のところだったので、数カ月間頑張らせたいと思っていました。しかし毎回、行く行かないで揉めるため、親子ともにスイミングの日が来るのが憂うつになっていったのです。 そして、行けないことに対して娘にきつく当たってしまったとき、「習い事はここまでつらい思いをして頑張らせることではない」と気づいたのです。スイミングをやめたあとはお互い気持ちがすごくラクになりました。 「将来困らないように泳げるようになってほしい」「達成感を味わってほしい」という私の気持ちが強すぎて無理をさせたことを反省し、娘にも謝りました。娘はほっとしたような表情を浮かべました。今後は自分の理想を押し付けるのではなく、もう少し娘の思いも尊重してあげたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:小川恵子
2023年08月01日8年ほど前の話ですが、未だに忘れられません。長女が2歳、長男が生後3カ月ごろのとき、3人でショッピングモールへ行きました。長男が生まれてからあまり出かけられず、この日は長女もうれしそうでした。帰る前に長男に授乳しようと授乳室に入ると、授乳室の暑さと歩き疲れたのもあってか、長女が泣き出してしまいました。すると、向かいの部屋から衝撃的な声が……。私はこの出来事がトラウマになってこの後授乳室を使えなくなってしまいました……。 知らないママから… あのママにもきっとあのママの背景があって、あそこでうるさくしてしまったことに怒りが抑えられなかったのだと思います。でも言い方にびっくりしてドキドキしてしまいました。「あー出かけなければよかったかな」「授乳室行かなきゃよかったかな」と考えてぐるぐるしました。育児に疲れていると、なかなか周りのことまで考えられなくなる気持ちもわかります。でも、同じママ同士でこのようなことはすごく悲しいなぁと感じました。改めて、思いやりの気持ちを大切にしたいなぁと思った衝撃の出来事でした。 著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ
2023年08月01日この記事では、産後2カ月で友人の結婚式に出席したママの体験談をご紹介します。「パーティードレスが入らない!」「溢れる母乳はどうしよう!」「久しぶりのヒールで足が痛い!」など、予期せぬ問題が発生したそうです。 産後2カ月のころ、友人の結婚式に出席しました。打診があったのは妊娠中で、産後の様子は正直あまりイメージできませんでしたが、大切な友人だったので赤ちゃんを実母に預けて出席することに。しかし、いざ式が近付くと、出席の返事をしたときには想像していなかった問題がいくつか出てきました。 パーティードレスが入らない!産後思ったように体型が戻らず、着ようと思っていたパーティードレスが入りません。どうにもこうにも背中のファスナーを上げることができず、困ってしまいました。 赤ちゃんは連れて行かない予定だけど、授乳口の付いた産後ママ向けのドレスを買うべきか……と考えていたところ、妹が持っていた、ゆったりしたデザインのドレスを貸してもらえることに! ホッとしました。 溢れる母乳はどうしよう!産後すぐには出なかった母乳も、式のころには授乳間隔があくと溢れ出るようになっていました。 赤ちゃんと離れて過ごす間、母乳パッドはどのくらい必要? 借りものの服を濡らしてしまったら申し訳ないし、なにより恥ずかしい……と心配でした。結局、家を出てから帰宅までの間に母乳パッドを4〜5回交換し、そのほかに搾乳もしました。 久しぶりのヒールで足が痛い!妊娠中から1年以上ヒールのある靴を履いていなかったので、独身のころのような高いヒールで歩く自信はなく、低めのヒールの靴を選びました。それでもやはり歩きにくく、帰宅するころには靴擦れができ、ふくらはぎも筋肉痛になってしまいました。 せめて、行き帰りの移動の間は履き慣れたぺたんこ靴に履き替えればよかったなと、あとから思いました。 いろいろと思いがけない苦労もありましたが、大切な友人の花嫁姿を見られてうれしかったです。披露宴の最後の花嫁からの手紙は、生まれたばかりの娘がこんなふうに手紙を読む日もいつかくるのかなと想像して感動しました。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年07月31日今回は、かいさんちの体験談です。まだ独身のころ、高校時代の親友から出産報告を受けたかいさんちは、親友という特別な関係ということもあり、奮発して6万円のお祝い金を渡してお祝いをしました。それから時は流れ、いつしかかいさんちも結婚して家族を持つように……。その後、出産や住宅の購入など節目を迎え、たくさんの人たちからお祝いをいただいたのですが、親友からお祝いをしてもらうことはありませんでした。そんなある日、そのことに気付くと若干モヤッとしたかいさんち。しかし、親友とはSNS上ではやり取りが続いていて、連休に地元に帰るタイミングで親友と久しぶりに再会ことになったのです。 "もしかしたら、このタイミングでお祝いをしてくれるかも”そんな淡い期待を持ちながら、再会することに。しかし、親友から一切お祝いの話をされることはなく、この日は解散。 お祝いのことを完全にスルーされ、モヤモヤが残ったかいさんちは周りに意見を求めるのですが、全員口をそろえて「それは間違ってない」と回答。周りの意見を聞いてホッとしたものの、心のわだかまりは消えなくて……? 「もしかして…?」頭に1つの疑問が浮かんだけれど… 何か理由があったり、落ち度があるんじゃないか? これまでの彼との仲をないものなんかにしたくないから、考えを巡らせましたが、余計にモヤモヤする結果となりました。 もうこの件に関して考えても、悪い事はあっても良い事はない。 色々と忘れた方が自分のためだという答えに行きついていました。 ◇◇◇ 「何か理由があるのではないか」と1つの可能性を考えていたかいさんち。親友と思えるくらい大好きな存在だったので、"ただ単純に彼のことを信じたかった"そんな思いがあり、一度は考えを巡らせたのだと思うのですが、現実は非常に残念なものでした。彼のSNSを見た瞬間、悲しさや落胆など、さまざまな感情が押し寄せてきのだと思うのですが、そのときのかいさんちの気持ちを想像すると、何とも切ない気持ちになってしまいますね……。著者:マンガ家・イラストレーター かいさんち
2023年07月31日ゆーぱぱさんによる育児マンガ。今回は子どもとの寝る前あるあるをご紹介します!親が思わず突っ込みたくなる、寝る前の子どもとの出来事とは……! 子どもの寝る前あるある 親のまねっこやたくさんの絵本の量、さらにおなか減った発言……。 この光景、わが家でもある!と激しくうなずいてしまう方も多いのではないでしょうか。知らない間にみなさんのお顔もパパと同じ表情になっているかも!著者:マンガ家・イラストレーター ゆーぱぱ
2023年07月31日「母親だから、家事も育児もきちんとやらねば」という見えない圧力に押しつぶされそうになりながら、家事育児に奮闘するなな子さん。一方の夫は、「父親になったのだから、たくさん働いて稼がないといけない」そう思ってがむしゃらに働きます。この思いが、のちに夫婦のすれ違いをうんでしまうとは、2人は知らなかったのです――。思うように母乳が出ず、大泣きするなな子さんの息子に、「おなかをいっぱいにしてあげられなくてごめんね」と自分を責めてしまう日が続きます。 「母乳がすべてじゃない! 」と意を決したなな子さんが、育児用ミルクを息子に飲ませていると、しかし、その現場を見たお母さんは「何やってるの?」と言い、露骨に嫌な顔をするのでした。 お母さんと育児方針が異なり、少しずつストレスがたまっていたなな子さんは……。 その考え、古いと思う… なな子さんの息子は冬生まれ。助産師から「赤ちゃんは汗っかきだから、冬でも厚着はさせなくてもいいですよ」と言われたので、その通りにしていました。 しかし、息子を見たお母さんは「寒そうだから、もっと着せなさい」と言ってきたのです。育児の基礎知識や方法は日々変化していきますが、お母さんはアップデートしてくれません。 育児を手助けしてもらうことがありがたいですが、意見が食い違う度に、つらくなってしまうなな子さんでした。 娘と孫のために頑張ってくれているお母さんに、いろいろと伝えるのは難しいと思います。忙しい夫に頼れないため、やってきた実家で苦しい思いをするのは本末転倒です。お母さんや夫になな子さんの気持ちが伝わる日がくるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター みほはは
2023年07月31日私には小学生の娘と幼稚園児の息子がいます。娘が幼稚園児だったころは、お友だちのおうちにお邪魔したり、わが家に遊びに来てもらったりすることもよくありました。お邪魔するときは必ず手土産を持っていくようにしていたのですが、その手土産でちょっとしたトラブルになったエピソードをお伝えします。 手土産は当たり前私が子どものころ、母は誰かのおうちにお邪魔するときは必ず、近くの洋菓子屋さんや和菓子屋さんで手土産を購入していました。私はそういうものなんだと思っていたので、学生の身分であっても友人や彼の家に遊びに行くときは必ず手土産を用意していました。 結婚してからは、おうちにお邪魔する場合は相手の好みだけでなく、家族構成を考えて品物を選んでいます。相手に喜んでほしいと思って悩むその時間は楽しいものだし、いろいろなお店を知ることができて自分にもプラスになっていました。 入園して初めておうちにお邪魔することに娘が幼稚園に入園して少し経ったころ、仲良くなったお友だちのおうちにお邪魔することになりました。第1子で勝手がわからない私は、いつも通りお邪魔するおうちの家族構成を考えて手土産を用意しました。その日は何人かでお邪魔したのですが、それぞれが渡した手土産が、さっそくテーブルに並びます。そしてお邪魔したおうちのママが包みを開けて、さあいただきましょう〜!と言ったのです。 おうちの方に食べてもらうつもりで、1つひとつのボリュームはあるけれど、少ない個数を持参してしまった私は大慌て! もちろん、それに対して何か言うようなママたちではないし、正直に話したところ、「じゃあこれは家族でいただくね、ありがとう」と自然に対応してくれたのですが、少し焦ってしまいました。 手土産を2つ用意それからというもの、私はおうちの方に食べてもらうための手土産と、みんなで食べるための手土産の2つを用意するようにしました。みんなで食べるためにママ友たちが持参する手土産は、本当にいろいろです。最近開店したお店のお菓子だったり、今その人がハマっているスーパーの袋菓子だったり、自分が食べてみたかったからとわざわざネットでお取り寄せした物もあります。 それで優劣をつけるなんてことはもちろんなくて、それぞれが好きな物を持ち寄って、普段自分が買わない商品を試して楽しむという感覚でした。その時間はとても楽しくて、良い時間だなと思っていました。 手土産を持参しない人あるとき、私が仲良くしているママ友グループとは違うグループの人から、こんな話を聞きました。「Aさん、うちに来るときいつも手ぶらなんだよね……」と。Aさんは、とてもフレンドリーで話しやすい人です。困っているときはすぐに気づいて声をかけてくれるし、おそらくもっと気楽にママ友たちと付き合っているのでしょう。 私の家にもAさんが遊びに来てくれたことがありましたが、そういえば手土産はなかったかもしれません。私はそれぞれの価値観があるのでそれでいいと思っていたので、別に気にしませんでしたが、やはり気にする人はいるんだなぁと思い、周りをよく見て合わせることも必要なことだと改めて感じました。 相手のおうちに遊びに行く際は、負担をかけないようにと、手土産の他に子どもの飲み物とおやつは持参させていました。ただ、わが家に手ぶらで来る方もいますし、持ってこない方だったら、わが家も持って行かないようにするとお互いに気がラクでした。ただ今回のことで、いろいろな考えの人がいるというのはとても勉強になりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:坂井香子
2023年07月31日長女・こた(2015年生まれ女の子)と長男・つぶ(2019年生まれ男の子)の2児のママ・たぬポンドさん。ロンドン居住時から日本に帰国後の今の家族の日常をご紹介します!1歳8カ月の長男・つぶくんが習得したある言葉が、破壊力バツグンで家族を陥落させてしまったそうなんです!一体、どんな言葉なのでしょうか! 息子の愛の破壊力がすごい! 「大好き」という言葉を習得したつぶくん。お母さんに加えて、見事、お姉ちゃんもメロメロに!みんなに構ってもらおうとするつぶくんの愛情表現の仕方もすごくかわいいですよね! 姉と弟の絆がすごすぎて、母は…ある出来事で姉弟の間の絆と愛がすごいと実感。うれしい反面、お母さんはちょっと戸惑いも……? 弟のイタズラにも大きな器で許せる、徳が高いお姉ちゃんとお母さんの間に立ちはだかってお姉ちゃんを助けようとする弟。 お母さんに怒られているとき、お互いに助けようとしている姿はとても姉弟間の絆を感じますね。お姉ちゃんが守ってくれたことで、弟のつぶくんもお姉ちゃんを守らなくては! と思ったのでしょうか!こんなかわいい姉弟愛を目の前で見せられたら、お母さんも怒りにくくなってしまいますね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター たぬポンド
2023年07月30日ママたちの体験談やお悩みをマンガ化しているまめねこさん。今回は、読み切りマンガ「身近にあるかもしれない物語」より、子どもの嘘に関するお悩みを紹介します。みなさんは子どもの嘘に気付いたとき、どのような対応をしていますか? 今回のママさんは、娘さんの嘘が多くなると信じられなくなってしまい、「お腹痛い」という訴えを聞かず、体調不良を見過ごしてしまったそうです。 「Aちゃんが階段から落ちた」は娘の嘘なの!? ※訂正:(誤)ファンジー→(正)緊張が解けて ママたちに、子どもの嘘に気付いたとき、どのような対応をしているか聞いてみました。ここからはママたちの子どもの嘘にまつわる意見の中から特に多かったものを紹介します。 このほかにもたくさんの意見が寄せられました。嘘にもいろいろあると思いますが、お子さんの嘘に悩んでいる方はよかったら参考にしてくださいね。 ◇◇◇ まめねこさんに寄せられた「子どもの嘘」に関する悩みと、ママたちの対応策。「嘘をつくとエンマ様に舌を抜かれるよ!」のほかにも、「雷がなったらおへそを隠さないととられちゃうよ!」「鬼が来るよ(鬼から電話がきたよ)」「大事にしないともったいないばあさんに叱られるよ」などなどはついつい言ってしまいがちな大人の嘘ですよね。大人も嘘をつかずに、子どもの嘘の背景にある心や事情に寄りそったり見守ったりしながら対応するのがよさそうですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2023年07月30日中二病アラサー主婦。2019年生まれの元気すぎる娘との日々を描いているもすさんの日常マンガを紹介します。 キュロット履いてきたの…!? みよちゃんを保育園まで車で連れて行く、もすさん。保育園に到着して、チャイルドシートからみよちゃんを抱き上げると、もすさんはみよちゃんがキュロットを履いていることに気がつきます。 もすさんは「1人で履けてすごいね! でも動きにくいから脱ごうね」と言って、みよちゃんのキュロットを脱がせてみると…… なんと、みよちゃんはキュロットの下に、もすさんのパンツを履いていたのです。 ◇◇◇ 1人でキュロットを履けてすごいねと、もすさんに褒められてみよちゃんもうれしそうでしたね。しかし、脱がせてみるともすさんのパンツを履いていたみよちゃん。もすさんもびっくりですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もす
2023年07月29日両親と妹と弟がいる小1のあおいさんの家は、お金と女にだらしのない父の影響で借金まみれ。幼いあおいさんにとって両親の離婚は生活が変化する大きな転機に。「その男」は、父の職場の後輩で父が自宅に彼を招いたのが出会いのきっかけ。父との離婚後、父への恐怖心と女手だけの子育てに不安でいっぱいの母の心の隙間を埋めるように、父の後輩「ピンちゃん」はあおいさん一家に近づいてきました。多忙な母に代わって兄弟の面倒をみていたピンちゃん。ときに虐待ともとれる支配的な態度に、子どもたちはいつしか彼の顔色を窺うようになります。 そんな日常であおいさんには10円ハゲができ、その原因は自分かもしれないとピンちゃんは母に相談。母はあおいさんがピンちゃんが嫌いなら別れると言ってくれましたが……。 母は知らない。息が詰まるようなピンちゃんとの毎日 母の気持ちを知っているあおいさんは「嫌い」と言うことができませんでしたが、たとえ嫌いと言ったとしても、母はピンちゃんと別れなかったと感じていました。 こうしてピンちゃんの別居話はなくなり、また彼による理不尽な支配が続きます。鍵を忘れると家を閉め出され、遊びには詳細な報告が必要で報告完了まで食事のおあずけ。 さらには、あおいさんが母から持たされている携帯の中身の監視と彼の意に反する内容の隠蔽、許可制の娯楽は子どもの懇願を楽しんでいる節があるなど、息が詰まるような不条理の連続でした。何より、子どもたち唯一の逃げ場であったはずの母がーー。 ◇ ◇ ◇ 鍵は忘れない方がいいですし、遊びに出かけたときの報告で子どもの行動を把握することは大事ですが、ピンちゃんのルールは厳しすぎて本来の目的を見失ったような状態になっているので、健全・公正なルール設定をしてほしいものです。 各家庭にはそれぞれ親と子のルールがあります。みなさんはどんなルールを決めていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年07月29日今回は、かいさんちの体験談です。まだ独身のころ、ある日、高校時代の親友から出産報告を受けたかいさんち。親友の出産報告ということで、自分事のようにうれしく温かい気持ちになったかいさんちは、お祝いの場を設けることに。「出産祝いとして、いくら包もむべきかなのか」と悩んだものの、親友という特別な関係ということもあり、奮発して6万円のお祝い金を渡しました。それから時は流れ、いつしかかいさんちも結婚して家族を持つように……。さらに、出産や住宅の購入などの節目を迎える度に、たくさんの人たちからお祝いをいただき、祝福されたのでした。そんなある日、ふと高校時代の親友から、まだお祝いをもらえていないことに気付いたかいさんち。(俺も結婚・出産とかがあったわけだから、お祝いを贈る機会はあったはず……)そう思い、若干お祝いのことでモヤモヤしていたものの、親友とはSNS上でやり取りが続いていました。 すると、連休に地元に帰るタイミングで親友と久しぶりに会うことになり、"もしかしたら、このタイミングでお祝いをしてくれるかも”と淡い期待を持ちながら、親友と再会することに。 しかし、再会すると、親友から一切お祝いの話をされることはなく、この日は解散したのですが、帰り道の運転中、一気にモヤモヤが押し寄せてきて……? 親友との久しぶりの再会で感じたことは… このモヤモヤした考えは独りよがりのものなのか。 周りに話すことで、そうではないのかもと思いました。 金額も金額ですし、なにより親友ということがひっかかって…… 。 話を聞いてもらってホッとはしましたが、モヤモヤは晴れることはありませんでした。 ◇◇◇ 「自分の考えがおかしいのか?」と自問自答したかいさんちは、客観的な意見を求めて身近な人に状況を説明し、それぞれの意見を聞くことに。すると、全員口をそろえて「それは間違ってない」という言葉を返してくれました。ただ、お祝いのことで親友との関係性にひびが入ってしまった事実は変わりません。親友の門出をお祝いしたことで、このような気持ちになってしまったという現実がなんとも悲しいですね……。著者:マンガ家・イラストレーター かいさんち
2023年07月29日