モデルの菅野広恵が育児中の美容法を公開2018年4月12日、菅野広恵は「育児中でも時短で出来る私の美容法8つ」というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。美容に時間をかける時間がないママでもできる美容法について明かした。菅野広恵はオスカープロモーションに所属するモデル。vegetaimentの代表を務め、美容やダイエットなどのライターとしても活躍している。時短でできる8つの美容法彼女の時短テクニックには8つの方法があるという。1つ目は、プチプラのパックだ。洗顔後にパックをはって、家事や授乳などをしているという。2つ目は、スプレータイプの日焼け止め。家を出る前にプシューとするだけで手軽に紫外線対策ができる。3つ目は、オールインワンのファンデーション。時短メイクには自分の肌にあったオールインワンのファンデーションがあると便利だとし、4つ目に、ヘアービューザーのドライヤーを挙げている。これは、まとまりのあるサラサラヘアーを維持するため。5つ目は、美容院で使われている低刺激のシャンプーやリンス。質の良いモノを使うことで、時短でも傷まないヘアーを維持。6つ目は、ちょっと良いクレンジング。美容成分を肌の奥に浸透させるためにも、クレンジングは大切だとしている。7つ目は、水にレモンやオレンジをプラスしたデトックスウォーター。ビタミンを手軽に摂取することができ、美肌効果が期待できる。8つ目は、リファ。女優やモデルの愛用者も多い美顔器だ。メイク前や疲れたときに、簡単にマッサージができるとしている。8つの美容法に関する詳細は、菅野広恵 オフィシャルブログをチェック!(画像は菅野広恵 オフィシャルブログより)【参考】※菅野広恵 オフィシャルブログ
2018年04月18日「10月から、改正育児・介護休業法が施行され、育児休業の期間が延長されます。これまで、育児休業は原則子どもが1歳になるまでで、保育所に入れないなどの理由があれば、最長1年半まで取得できました。10月以降も原則は変わりませんが、最長期間を2年までに延長します」 こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。現在、女性の育児休業取得率は81.8%と、比較的浸透しているといえる(’17年7月・厚生労働省発表)。とはいえ、あいかわらず保育所は不足している。今年の待機児童数は4月時点で2万6,081人。昨年より2,528人増加した。3年連続の増加だ(’17年9月・厚生労働省発表)。 「保育所探しに苦しんでいるママたちにとって、育児休業期間の延長は、選択肢を広げるメリットがあります。保育所は4月入所がほとんどです。これまでは4月に入所するために、1歳未満で育児休業を切り上げ、復職する人も多かったと思います。たとえば8月生まれの子は、翌年4月にはまだ生後8カ月です。ここで復帰せず最長の1年半休んだとすると、2月に育休期間が終わり、まだ保育所に入所できない3月に復職しなければなりませんでした」(荻原さん・以下同) 会社によっては休暇を延長できるが、育児休業給付金はもらえない。生後8カ月でも入所しか選択肢はないと考える人もいただろう。 「育児休業期間を2年に延長すると、子育てに専念できる期間が長く持てます。さらに、生まれ月にかかわらず、休業中に4月が2回ありますから、保育所に入所できるチャンスも増えるでしょう。待機児童の減少も期待されています。育児休業は、正社員だけのものではありません。1年以上雇用されているなどの要件を満たせば、パートや契約社員でも取得できます。『非正規だから』と遠慮せず、会社と交渉してみてください」 また、育児休業中は育児休業給付金が支給される。 「給付金は、最初の6カ月間が給料の67%。それ以降は50%です。10月以降は、育児休業の延長に伴って、給付金も最長2年間支給されます。育児休業給付金は、雇用保険からの給付です。昨年10月から、従業員501人以上の会社で働く年収106万円以上のパートなどは、健康保険と厚生年金、雇用保険の3つの社会保険に加入することが義務になりました。あとは雇用期間などの条件をクリアすれば、パートでも派遣社員でも育児休業給付金の対象です。忘れずに申請しましょう」 一方、介護休業は、介護される人1人につき、93日間取得できる。今年1月からは、期間を3分割して、取得できるようになった。 「休業中は介護休業給付金が支給されます。以前は給料の40%でしたが、昨年8月からは、給料の67%に引き上げられています。今年からは分割して介護休業を取得しても、その都度、給付金を受け取れます」 確かに、制度自体は利用しやすく改正されてきた。しかし、荻原さんはこう続ける。 「しかし、介護休業は認知度の低さが問題です。介護休業を『知らない』『聞いたことはあるが内容まではわからない』を合わせると、82.5%の方が『よくわからない』と回答しています(’16年11月・オリックス・リビング調べ)。政府は、『介護離職ゼロ』や『待機児童ゼロ』を掲げています。そのためには、地道な制度の周知・宣伝活動と合わせて、利用しやすい企業風土をつくるよう、企業への指導も徹底してほしいものです」
2017年09月08日8年前、息子を産んだ産院でもらった育児記録ノート。退院したその日から授乳、オムツ替え、昼寝の時間などを記録していましたが、いちいちノートに書き記す作業はすぐに面倒に…。いつ、何をしたかといった記録は赤ちゃん時代には特に大切で、見返すことで「ああ、この日はこうだったか」と忘れていた記憶を呼び起こすことができますよね。でも続けられない… というママも多いのでは? 育児アプリは数限りなくありますが、なかでも記録が簡単で、ひと目で育児状況が把握できると人気のアプリがあります。それが「パパッと育児」。育児メモNo.1を獲得した同アプリの魅力を探ってみました!■3秒で入力完了! ワンタッチのお手軽さが「続けられる」理由に「パパッと育児」は0~6歳くらいまでの子どもの生活記録を記録できるアプリです。スマホを片手にアイコンタップですぐに記録できる手軽さが人気をよんでいます。「たぶんこんな感じ」と直感で使いこなせる操作性も魅力で、ごはん、授乳、うんち、昼寝など全20個のアイコンを選んでタップすることで開始から終了までの時間も簡単に記録できます。また、日本小児科学会の推奨する予防接種スケジュールをもとに摂取のタイミングを教えてくれるので「いつごろがベスト?」「種類が多いから頭のなかがごちゃごちゃ」という予防接種あるある問題を解消してくれます。■「グラフ化」「色分け」で育児状況がすぐに確認・理解できるアプリを利用するようになると1日の流れがグラフとなって目で見えるようになるので「いつ授乳したっけ?」「どのくらい昼寝したかな」なんてふとした疑問もすぐに解決。同時に、次のタイミングの目安も正確に知ることができます。予定をたてるときも、お昼寝や授乳時間を外出前に調整できるのでとても便利! また「最近、寝つき悪いな」と思えば、ここ1週間の記録を並べて比較するといった使い方もでき「今週はいつもよりお出かけが多かったかも」などと、その原因を探ることも可能です。登録情報が色分けされているので判別しやすく、子どもの統計データも確認できるので「うちの子ってどうなの?」といった悩みにも対応してくれます。出産したばかりのママは、赤ちゃんが1日どう過ごすかといったデータがまだないので不安になることもありますよね。このアプリを利用して日々の様子を記録していけば、わが子の生活リズムを短期間で細かく把握したり、子どもの体調の原因を探ったりすることができ、子育てや家事の予定もスムーズにたてやすくなるようです。■写真付き! ダウンロードいらずで育児記録を共有「パパッと育児」はパパやベビーシッター、おじいちゃん、おばあちゃんなどへ記録した情報を写真付きで送ることができます。具体的には直前の7日間の育児メモを共有できるので「4日前に突発性の発疹がでていた」「おととい、風邪をひいていた」などの記録もアプリの内容を共有するだけで素早く、簡単に伝えることができます。子どもを預けなければならないときなど、手間をかけずに子どもの育児状況、体調などを正確に伝えられるので忙しいママも助かります。なかには「アプリをわざわざダウンロードしてもらうのは気がひける」というママもいるかもしれませんが、その点は大丈夫。「パパッと育児」の共有内容はLINEやメールなどを通じてウェブブラウザで閲覧できるので、アプリダウンロードの必要がありません。ちょっとしたことですが、気兼ねなく使うことができるというのもこのアプリの魅力のひとつだと思います。■記録アプリなのに人工知能搭載!? 子どもの体調を先回りしてお知らせ同アプリの大きな特徴のひとつに人工知能(AI)があります。この人工知能は生活リズムを記していくなかで記録を分析・学習し、次の行動を予測してくれるようになります。兄弟姉妹が多い家庭や、把握事項の多いママにとってこの先回り機能はうれしいところ。わが子を見守る人間が1人増えたような、そんな安心感を覚えるママもいるかもしれませんね。単に記録するだけでなく、ママの手となり足となる機能に期待がもてる「パパッと育児」はその使い勝手とサポート力の高さに「1人目から知りたかった…」というママが多数います。不具合や改善点などについても愛用しているママたちの声をいちはやくとりいれ、より使いやすいアプリとなるよう日夜改善もされているようです。一度使えば便利さの虜になるお助けアプリ。「子どもの様子を記録できる、いいアプリはないかな?」とうママはぜひ、利用してみてくださいね。詳細はこちら→ 「パパッと育児」
2017年08月26日楽しいはずの美容法でも、美容法の中には、「それ、私には続かないかも…」というものや、「値段的にも、手を出しにくい美容法だ」と、人によっては合う合わないもありませんか。美は1日にしてならず。だからこそ、1番いいのは、自分が頑張らずに、続けられる美容法であることです。今回は、毎日続けられる頑張らなくてOKな継続できる美容法をご紹介します。”頑張らなくて”OK!な美容法①お風呂に入りながら、パックを使用お風呂に入りながらも、パックをすることで毎日続けられませんか?この方法はいつも時間がないという方にもおすすめ。時間の短縮にもつながります。なめらか本舗/ジェル美容液マスク864円(税込)出典:@cosmeよりぷるぷるのジェリー状タイプの、マスクです。これが、お肌の奥まで浸透し、ふっくらもち肌に導いてくれます。こだわりの3つの大豆由来成分を贅沢に配合。目のキワまでぴったり密着する肌あたりのやさしい100%コットン由来のシートマスクを採用しています。1個で5役(化粧水・美容液・乳液・クリーム・パック)のオールインワンタイプ。小林製薬/お風呂でホットチャージ 無香タイプ540円(税込)出典:@cosmeより湯船に浸かりながらスキンケアできる美容液マスク。アルミ袋を湯船にポン!と入れるだけで、温めるだけでホットマスクが出来上がります。温かさを保つとろみ液が肌を温め、開いた毛穴に美容液成分をたった5分でしっかり浸透保湿します。角質層まで浸透するナノ化ヒアルロン酸配合(保湿成分)です。お風呂上りのつっぱり感がない、みずみずしい肌を実感できます。”頑張らなくて”OK!な美容法②寝ている間に美肌作り寝ている間の時間を利用して、「美肌作り」の時間にしましょう。寝ているだけで、美肌効果を肌の角質層まで浸透してくれるアイテムを使うことで、毎日簡単に続けられますよ。DHC/エンリッチ ナイトクリーム リペア&リフト3,456円(税込)出典:@cosmeよりリペア&リフトパワーで目覚めるたび、わき上がる弾力肌に導いてくれることでしょう。美肌のカギを握る肌リズムに着目した「ナイトクロックコンプレックス」を配合しています。そして、3種のハリ成分がふっくらとした弾力のある快眠肌へと導いてくれることでしょう。DHC独自のモイスチャートラップ処方で、うるおいと美肌成分を密閉。ラッピング効果により、キメの整ったすこやかな美しさをキープします。コクのあるリッチなテクスチャー、安らぎを与えるフローラルムスキーの香り。クラランス/スープラ ナイト クリーム SP19,440円(税込)出典:@cosmeよりエイジスポットにアプローチし、若々しい肌へと導く夜用クリームです。気になるシミをケアし、色むらの目立たない明るい肌色へと導いてくれることでしょう。ヒアルロン酸とシアバターが、肌の水分と油分を理想的なバランスにし、肌に心地よさ、柔らかさとしなやかさを取り戻してくれます。オーガニックモンペリエロックローズエキス配合。肌の輝き、栄養と水分を与え続け、より美しい肌へ。”頑張らなくて”OK!な美容法③〜ながらマッサージできるものテレビを見ながら、お風呂に入りながら気軽にマッサージができるものがあれば、毎日継続することができませんか?MTG/ReFa CARAT RAY FACE24,300円(税込)出典:@cosmeよりしっとりと手に馴染む流線型のボディです。その中で一際存在感を放つ、大きなソーラーパネルが多くの「マイクロカレント」を生み出してくれます。女性の顔・デコルテ専用に設計されたコンパクトなダブルドレナージュローラーが細やかな起伏にもしっかりフィット。「ニーディング」の動きを再現した深くつまみ流す動きで、デリケートな女性の肌を美しく引き締めます。コイズミ/リセットブラシ KBE-2811オープン価格出典:@cosmeより頭皮うっとり髪サラツヤに仕上げてくれる、クッションタイプのリセットブラシです。やわらかく大きなクッションとメタルピンで頭皮を心地よく刺激してくれ、音波振動で髪の絡まりをほぐし、サラツヤ髪に仕上げます。また、ブラシ部を通して静電気が逃げやすく、髪に帯電した静電気を抑制してくれます。いかがでしたか?綺麗になりたい、可愛くなりたいというのはどんな女性でも思っていることですよね。もし、「なんで綺麗にならないのだろう?」「可愛くなる方法が分からない…」そう思っている人は、ついつい美容法が苦しくなっているかもしれませんね。今回ご紹介した美容法は、毎日続けるのに適していますので、ぜひ参考にしてください。
2017年04月01日暖かくなってコートを脱ぐと、気になるのがボディライン。冬の間に太ってしまったという人も、今のうちに無駄なお肉をスッキリさせたいですよね。しかし、子育て中のママにとっては、激しい運動や食事制限はなかなか難しいもの。子育てシーンで普段行う動作を工夫して、ラクラクダイエットを成功させましょう。■物を拾うときには前屈ではなく“しゃがむ”子育て中は、いろいろなシーンで前屈みになることが多くなります。子どもが床に散らかしたものを拾ったり、外遊びで木の実や虫を「ママ見て!」と呼ばれたり、1日に何度も前屈姿勢をとることもあるかもしれません。そんなときは、前屈ではなく“しゃがむ”ことを意識してみてください。普段の生活では椅子に座ることが多くても、膝を曲げてしゃがむ機会は少ないもの。しゃがむ動作は骨盤まわりの筋肉を緩め、歪みを整えやすくしてくれます。下半身のむくみ解消のほか、太もも痩せやヒップアップを目指したい方にもおすすめです。自宅であれば、お相撲さんや剣道で相手と向かい合ってしゃがむポーズのように、膝を曲げて脚を開いてしゃがむ「蹲踞(そんきょ)」のポーズをとると、さらに効果的です。このときのポイントは、かかとを上げ、つま先と膝の向きを揃えること。そして、上半身はまっすぐに背筋を伸ばすことです。まずは10秒キープを目標に試してみてくださいね。■絵本の読み聞かせは開脚で親子の楽しいふれあいのひとときといえば、絵本の読み聞かせ。そんな日常の子育てシーンも、少し工夫を加えればダイエットにつなげることができます。ダイエットに効果的なのが開脚スタイルです。読み聞かせのときには子どもを自分の膝に座らせることが多いかもしれませんが、赤ちゃん時代を卒業したら、開いた脚の間に子どもを座らせてみてください。脚を伸ばして大きく広げることで、骨盤や股関節まわりの筋肉を緩めることができます。また、開脚スタイルは内もも痩せにも効果的。猫背にならないように気をつけ、つま先は真上に向けるようにしましょう。■親子遊びで二の腕シェイプ赤ちゃんとのスキンシップの中にもダイエットのヒントがあります。これからの薄着の季節に気になる二の腕は、「高い高い」で無駄なお肉をスッキリさせましょう。まず、赤ちゃんの両脇を抱えてママの胸の前に。そのままゆっくりと前方に腕を伸ばして赤ちゃんを身体から離し、腕が伸びきったら再び胸の前へと近づけます。次に、胸の前から上へと腕を伸ばし、赤ちゃんを「高い高い」と持ち上げます。腕が伸びきったら、また赤ちゃんを胸の前に近づけましょう。赤ちゃんの体重が増えると高く持ち上げるのもつらくなりますが、親子のスキンシップの時間にもつながります。無理のない回数からはじめて、徐々に増やしていくようにしましょう。子育て中のママは、エクササイズのための時間もなかなか取れませんよね。普段の動きを無理なくダイエットにつなげ、自信をもって薄着の季節を迎えてください。
2017年03月11日楽しみにしていたはずなのに、赤ちゃんと過ごす時間がつらく感じてしまう…それは育児ノイローゼになっている状態かもしれません。育児ノイローゼは、だれでもなる可能性はありますが、きちんとケアすれば気持ちは晴れていくものです。今回は、育児ノイローゼの原因や対処法だけでなく、家族が育児ノイローゼになってしまったときに周りができるケア方法までご紹介します。育児ノイローゼとは? 家族みんなが幸せな気持ちに包まれる赤ちゃんの誕生後に待っているのは、“思い通りにはいかない育児”です。家事が溜まってしまったり、睡眠不足になったりして、カワイイはずの子どもを抱いていてもなんだかイライラしてしまい、そんな自分にまた落ち込んでしまってはいませんか。このような状態が長く続くと育児ノイローゼになってしまう可能性があります。そもそも育児ノイローゼとは、“育児”のストレスが溜まることで引き起こされるノイローゼ症状です。ノイローゼはドイツ語で、日本語では神経症と呼ばれています。精神的な症状ではありますが、ひどくなると身体的な不快症状が出ることもあり、早めのケアが必要です。逆に精神的な症状を自覚する前に、身体的な不調として現れる場合もあります。育児ノイローゼも含め、神経症にはだれでもなる可能性があり、専門医による診断・治療を受けることもできます。育児ノイローゼの原因ノイローゼになってしまう原因は? 育児ノイローゼの原因は、ズバリ“育児”です。新生児のうちは昼夜問わず泣くため睡眠不足にもなりやすく、自分のことは後回し、家事も滞りイライラが募ってしまうことも多くあります。また、ある程度大きくなってからも、その都度“イライラ”の元になることが出てきます。1歳になれば動き出した子どもから目が離せず、2歳になればイヤイヤがはじまって…と育児ノイローゼはいつなってもおかしくない症状なのです。元凶は育児にありますが、さらに育児ノイローゼに陥りやすくなる原因もいくつか存在します。・ひとりで育児・家事のすべてをこなしている(こなそうとしている)・ずっと家のなかで過ごしていて他の人と会話する時間をもてていない・すべてを完璧にしなかければいけない、と考えている・「あれができていない」「これが終わっていない」とできないことに目がいってしまう・夫婦の会話時間が少ないかないこうした原因が思い当たる方は、以下の診断方法もチェックしてみましょう。“育児ノイローゼ”診断□頼れる人が周りにおらず、基本的にひとりで育児・家事をしている□できていない自分が許せない□無性にイライラする/少しのことでもイライラしてしまう□子どもがカワイイはずなのに笑顔で向き合えない/カワイイと思えない□「○○しなければ」という思いに追い立てられている□やる気がわかず、何かに興味ももてない□原因不明の涙が出てくる/なぜか涙が止まらない□すべて投げ出して逃げ出したい当てはまる項目が多いほど、育児ノイローゼの兆候が強く出ている可能性があります。深刻な症状が出てしまう前に、対処するようにしましょう。それでなくとも産後は急激な内分泌変化と心理的変化、環境変化により身体的にも精神的にも不安定になる時期です。その上、核家族化が進んだこともあいまって母子が孤立しがちで周囲が変化に気付きづらく、抑うつが重症化しやすい側面もあります。また育児ノイローゼが進行した状態である産後うつ病の半数は、実際には出産前から発症しているとも言われており、妊娠期にうつ病に罹患している女性は産後うつになる率が3倍高いという指摘もあります。そのため妊娠期からの家族、特にご主人(パパ)のサポートが重要になってきます。育児ノイローゼになってしまったとき/なってしまいそうなときの対処法「育児ノイローゼかも…」「このままだとノイローゼになりそう」そんな自分の状態に気がついたときには、すぐに対処するようにしましょう。症状が深刻だと感じたときには、医師に相談するのもおすすめです。まずは、自分でできる対処法から試してみてくださいね。助けを求めるまずは周りに助けを求めましょう。育児が大変でつらいことをだれかに話すことは悪いことではありません。子どもの泣き声に思わずイライラしてしまう経験は、子育てをしたことのある人なら理解ができることのはずです。心に溜め込んでしまう前に、吐き出せばラクになることも多いものです。子どもと向き合っていると、“自分ひとりで戦っている”気持ちになりやすく、育児ノイローゼの原因にもつながっていってしまいますが、助けてくれる人は必ずいます。1番身近なご主人(パパ)や子どもにとっての祖父母であるお父さん・お母さんに話を聞いてもらい、つらいこと、助けてほしいことを伝えましょう。具体的に何かをしてもらったり代わってもらったりはできない場合でも、助けを求めるだけで心が軽くなるはずです。子育て支援施設などの公共機関でも悩み相談は受け付けています。自分の異変に気づき、助けを求めることはとてもハードルの高いことかもしれませんが、自分と子どものために一歩を踏み出してみてください。ひとりになる時間をつくるご主人(パパ)がおやすみの日に、数時間〜1日かけて、ひとりになる時間をつくりましょう。できれば外出して“自分ひとりだけの時間”を満喫して、スッキリしてから帰宅するのがおすすめです。ひとりになる時間は、1回つくればいいものではありません。「イライラが溜まってきたな」と思ったら、なるべくひとりになる時間をつくるようにすることで、“イライラの爆発”や“育児ノイローゼ”を防ぐことができます。病院で治療する方法も周りに助けを求めても、ひとりになる時間をつくっても、なかなか思うように気持ちが晴れていかないときは、病院で治療する方法も検討しましょう。症状が進み深刻な状態になっているとなかなか自分から病院へ行こうという気持ちにもなれないかもしれませんが、病院で医師に話を聞いてもらうだけでラクになるケースもあるものです。身構えずに病院へ行ってみてくださいね。心療内科や精神科をいきなり受診することに抵抗がある場合、まずはかかりつけの産(婦人)科で相談することも可能です。産後はうつ病の罹患と関係なく身体的不調を訴えることが多いため、精神科で通常用いられるうつ病評価尺度では過大評価される傾向があります。そのため、EPDS(Edinburgh Postnatal Depression Scale;エジンバラ産後うつ病質問表)に代表される産科領域に特化したスクリーニング検査を行った上で、かかりつけの産(婦人)科から必要に応じて専門科への受診を促してくれるでしょう。ママが育児ノイローゼになってしまったときは「最近、ママの様子がおかしい」「いつもイライラしていて心配」と、ママが育児ノイローゼになってしまっている/なりそうだと感じたときには、すぐにケアをしてあげましょう。ここでは、パパがしてあげられることと、娘(ママ)にしてあげられることをご紹介します。パパがしてあげられることもっとも大切なことは、話を聞いてあげることです。できるだけ毎日、その日にあったことなどを聞いて、会話をたくさんするようにしましょう。「こうしたら?」「このほうがいいんじゃない」とアドバイスはなるべくせず、まずは、ママの話を受け止めてあげてください。また、できる範囲で子どもをお風呂に入れたり、おやすみの日に積極的に子どもを見てママにひとりの時間をつくってあげたりするのも効果的です。イライラしているママをまるごと受け入れ、子どもよりママを大事にするくらいの気持ちをもって接していると、つらいノイローゼ状態になっているママもラクになっていきます。ママにとってつらいことのひとつに“自分の時間軸で動けない”ことがあります。トイレに行くにも、ごはんを食べるにも、なにをするにも子どもの時間軸で動かなければならないのは仕方がないことではありますが、とても大変なことです。そのことを理解して、どうしたらママがラクになるかと考えながら行動していくと、育児ノイローゼの改善や予防にも役立つでしょう。親がママになった娘にしてあげられることママになった娘が育児ノイローゼになってしまっている/なりそうだ、と感じたときには、できるだけ話を聞いてあげ、できるなら子どもを預かって娘にひとりになる時間を作ってあげましょう。ついつい、あれこれ口出ししたくなったり、「自分のときはもっと大変だった」と言いたくなったりもしますが、育児ノイローゼになってしまっていると、良かれと思って伝えたこともマイナスに影響してしまう可能性があります。育児ノイローゼはだれでもなる可能性があり、けっして甘えているわけではありません。つらい状態にあることを理解して対応するようにしてあげてください。遠方に住んでいるときには、電話で話を聞き、家事や買い物がラクになるような物を送ってあげるのもいいでしょう。ふいに届く実家からの贈り物につらい状況の娘さんも、「ひとりではないんだ」ということに気がつけるかもしれません。育児ノイローゼにならないようにするには…育児ノイローゼにならないようにするために大切なのは“会話”です。パパや周りの人とたわいのない話をするだけでも、気持ちは落ち着いていきます。天気の良い日にはなるべく外出したほうがよいと言われるのは、子どもの成長や発達だけでなく、ママの気持ちにも影響を及ぼすためです。気分転換をすることは育児ノイローゼの予防にも効果的なため、家の周辺を一回りするだけでもいいので動いてみましょう。また、すべてを完璧にこなすのは小さい子どもの育児中には難しいため、“何をしておけば自分がイライラせずに済むのか”を考えて、最低限それだけはこなすようにするのもおすすめです。特に“できていない状況”がストレスになってしまうタイプの方は、“自分にとって許せないこと”を優先的にこなしていきながら、できていなくても許せることを増やしていくことで育児ノイローゼにならないような環境をつくることができます。「育児はイライラがつきもの」「育児は大変でつらいこともある」と割り切り、「では、どうしたらいいのか?」と前向きな方向に切り替えて考えられるようにして、楽しく過ごしていきましょう。監修:汐入メンタルクリニック 精神科医越宗 紀一郎(こしむね きいちろう)東海大学卒業後、聖ヨゼフ病院にて初期臨床研修、内科・救急医療に従事。横浜舞岡病院を経て2010年より汐入メンタルクリニックにて外来診療を行う傍ら、コンサルテーション・リエゾン精神医学や介護施設への往診業務等に携わっている。
2017年01月18日ニュースなどでご存知の方も多いと思いますが、2017年1月から改正育児介護休業法(育介法)が施行されることになります。育児休業・介護休業を取得できる従業員の範囲が拡大したことも大きいですが、特にインパクトが強いのは介護休業の取得方法でしょう。改正前と改正後では介護休業の取得方法はどのように変わったのでしょうか?Q.法改正によって何が変わった?*画像はイメージです:介護休暇を「3回」に分けて取得できるようになりました。改正前の育介法では介護休業は1回きり(最大93日間)しか取得することしかできませんでした。ただ、介護を行うにあたっては急な対応を要するもの(直接的な介護だけでなく介護施設の申し込み手続きなど)が複数回発生するため、1回きりしか取得できない介護休業は使い勝手の悪い制度でした。しかし、改正後は取得日数の上限こそ最大93日間と変わらないものの、1回きりではなく通算して93日間を3回に分けて取得できるようになりました。分散して介護休業を取得できるようになったことにより、93日という限られた日数をより効果的に活用してもらうことが期待されています。とはいえ、仕事と介護を両立するためには取得日数が分散できるようになっただけではまだまだ不十分であると言えるでしょう。介護離職を減らすためにも今後の更なる制度改革に期待したいところです。 *取材・文:ライター松永大輝(個人事務所Ad Libitum代表。早稲田大学教育学部卒。在学中に社労士試験に合格し、大手社労士法人に新卒入社。上場企業からベンチャー企業まで約10社ほどの顧問先を担当。その後、IT系のベンチャー企業にて、採用・労務など人事業務全般を担当。並行して、大手通信教育学校の社労士講座講師として講義サポートやテキスト執筆・校正などにも従事。現在は保有資格(社会保険労務士、AFP、産業カウンセラー)を活かしフリーランスの人事として複数の企業様のサポートをする傍ら、講師、Webライターなど幅広く活動中。【画像】イメージです*EKAKI / PIXTA(ピクスタ)
2017年01月07日日本でも育児に参加する男性、通称“イクメン”が徐々に増えてきていると言われていますが、一方でママたちからは「夫のイクメン気取りがうざい」「張り切りすぎて逆に迷惑がかかってる」という愚痴もちらほら聞こえてきます。社会からは「男が育児に参加するのは当たり前」と言われ、家では「全然子どものこと分かってないよね」となじられる……今は男性の育児参加が本格的に定着するまでの“過渡期”ということもあり、世のパパたちの中にはそんな苦労を抱えている人も少なくないようです。そんな中、NHKが11月30日に『イクメンブルー』というものを特集して話題になりました。イクメンブルーとはなんなのか。今回は世のパパたちを悩ませる“イクメンブルー”の問題についてお話ししていきたいと思います。●イクメンブルーって何?イクメンブルーという言葉を初めて知ったという人もいると思いますが、イクメンブルーは簡単に言うと“男性が仕事に加え家事育児を手伝うことで精神に不調をきたすこと ”を指します。“男性版育児ノイローゼ”と言い換えてもいいかもしれません。近年日本でイクメンが増加していることから表面化してきたこの問題ですが、人によっては深刻なメンタル不調を起こすケースもあるようで、決して無視できる問題ではありません。これからさらにイクメンが増えてくるであろう日本においては、イクメンブルーはいずれ社会問題化する可能性もあります。●イクメンブルーに陥る原因3つなぜ彼らはイクメンブルーに陥ってしまうのでしょうか。以下では主に考えられる3つ原因についてお話しします。●(1)過労一口にイクメンと言っても、彼らが置かれている環境はさまざまです。毎日定時に帰れて土日も休みという人もいれば、毎日残業で休みは日曜しかないという人もいます。前者の場合は精神的にも時間的にも余裕があるので家事や育児を手伝う余力があるでしょう。しかし、後者の場合は日々の過酷な労働に加え、新しい仕事が増える状態になるため、睡眠時間や気力が削られていきます 。休日も育児に時間が取られ、ほとんど休みがない状態が続くうちに嫌気がさしてきてしまう男性も多いようです。●(2)孤独感男性は女性に比べてコミュニケーション能力が劣ると言われていますから、積極的に“パパ友”を作ろうとしない人が少なくありません。また、そもそもパパ友と出会う機会がないという人もいるでしょう。パパ友がいないと、育児や夫婦の悩みを相談できる相手がいないのでストレスのはけ口が見つからず 、次第に孤独感が増していくようになります。日々積み重ねられたストレスは、いずれ溢れてしまいます。●(3)家事・育児方針の違い夫婦も元を辿れば他人同士です。家事や育児に対する考え方も当然違ってきます。自分はよかれと思ってしたことでも、妻にとっては“迷惑行為”だったり、逆に妻のやることが自分にとって不快だったりと軋轢が生まれてしまいます。家事や育児を手伝うことよりも、そうした妻との衝突のほうが精神的にツラい という男性は少なくないようです。●イクメンブルーに女性からの非難が殺到男性のイクメンブルーについて、女性たちはどう思っているのでしょうか。ためしにネットやSNSを覗いてみると……かなり批判の声が目立ちます。どういうことなのでしょうか?以下はイクメンブルーに対して主に見られた女性側の主張です。『は?イクメンブルーとかふざけてんの?女は毎日家事育児をこなしてるんだよ!』『家事育児を手伝ってうつ病とか、弱すぎて笑うww私はもう10年も一人でこなしてるんですけど?』『育児ノイローゼなんて女性は昔から悩んでた問題。男性だから騒ぐのっておかしいと思う』『ちょっと育児手伝ったからうつ病って……共働きで家事育児全部押し付けられてる私に謝れ』などなど、かなり辛辣な意見が目立ちました。普段自分が苦労しているからこそ、男性にも厳しい態度になってしまうのかもしれません。●イクメンブルーに陥った男性の体験談イクメンブルーとは具体的にどういうものなのか、実際にイクメンブルーに陥ったことがあるという男性たちにお話を伺ってみました。『私は毎日残業になるような仕事なので、毎日帰宅するのは11時。それから家事を手伝って終わるのは夜中の2時。夜泣きも日替わりで私が対応していたので、ほとんど睡眠時間がありませんでした。そのうち、不眠の症状や食欲不振 が出るようになり、そこで自分が育児ノイローゼになっていることに気づきました』(43歳男性/通信)『うちは共働きで二人ともフルタイムなので、家事育児は半分ずつ担っていた感じでした。しかし、実際は家事育児の主導権は妻が握っており、毎日のように文句の嵐 。家に帰るのがイヤでわざと残業したりするほど追いつめられていました』(39歳男性/販売)『私は自分でもプライドが高いのを自覚してるんですが、とにかく妻に育児のことで「こんなことも分からないの? 」となじられるのが苦痛でした。普通の人なら我慢できたかもしれませんが、私には耐えられず、一人で泣くこともありました。今は子どもも大きくなって落ち着きましたが、もう新しい子どもはいらないです』(34歳男性/不動産)やはり仕事との兼ね合いや妻との軋轢が原因でイクメンブルーに陥るケースが多いのかもしれませんね。●イクメンブルーを解消する方法毎日のように家事育児に追われている妻からしてみれば、夫のイクメンブルーは滑稽に思えるかもしれません。しかし、夫が心身に不調をきたせば家庭はまともに成り立たなくなります。夫にイクメンブルーの徴候が出たら、「私だってつらい」という気持ちを少しだけ抑えて、以下のことを試してみてください。●(1)弱音を吐ける関係性を作っておく男性はプライドが高い場合が多いです。あまり妻に弱音を吐きたくないという人も多いでしょう。それに加え、妻が日頃から夫に厳しく接していればますます自分の悩みを伝える機会はなくなります。週に1回でもいいので、家事や育児について夫婦で話し合いをする時間を設けてください 。お互いに疑問に思っていることや不満に思っていること、感謝していることを話しましょう。そうすることで夫も抵抗なく妻に自分の悩みを伝えることができますし、逆に妻も自分の意見を夫に伝えるいい機会になります。お互いにストレスを抱えないように吐き出す場を設けましょう。●(2)スケジュール調整をする夫が過労でイクメンブルーに陥っているときは、少し休息が取れるようにスケジュール調整をしてあげましょう。「今週の日曜は○時まで私が子どもの面倒みるから自由にしていいよ」などと伝え、「その代わり、○時からは子どもをお願いね」と双方が効率よく休める提案 をするといいかもしれません。----------いかがでしたか?イクメンブルーはまだまだ認知されていないものではありますが、放置していれば取り返しのつかない事態に陥ることもあります。夫婦で健康的に家事育児が分担できるように、工夫していきたいですね。●文/パピマミ編集部
2016年12月08日毎日、子どもたちの世話に追われるママたち。そんな中、みるみるたまっていくのが育児ストレス。これを発散するにはどうしたらいいのでしょうか? みんなが密かにやっている、とっておきの秘策を紹介します。■ママはとにかく健康第一!どうでもいいことにもイライラする、ちょっとしたことでキレやすい、物事をすぐ後ろ向きにとらえてしまう、何をやるにも身が入らない…。このような自覚症状があったなら、相当ストレスがたまっている証拠。早急に、デトックスを行いましょう。とはいえ、やることがいっぱいで、毎日フル稼働のママたち。のんびり旅行したり、時間を忘れておしゃべりしたり、心ゆくまで飲んだり…なんて悠長なことはできないものです。仮にゆっくりできたとしても、「子どもたちは大丈夫かしら?」「早く帰ってあげなくちゃ」と気が気じゃないはず。そうした心配とあせりによって、さらなるストレスを溜めるくらいなら、我慢していたほうがマシ…、なんてママも少なくないでしょう。でも、発散されずに蓄積されたストレスは、カラダをむしばむこともあるので要注意。ママの健康こそが家族のしあわせ。定期的なストレス解消だって、立派なママの仕事と心得ましょう!■こころとカラダはつながっている!多くのママたちが望むのは、時間もお金もかけることなく、パッとリセットできる簡単な方法。実際、多忙な先輩ママたちがどうやって気持ちを切り替えているのか、その方法を聞いてみました。「犬の散歩がてら公園に立ち寄り、鉄棒などの遊具にぶら下がってカラダを伸ばす。イライラすると、余計なところに力が入ったり、カラダが縮こまったり。そんな凝り固まった背中をビヨーンと伸ばすだけで、気持ちもスーッとなるから不思議」(30代前半)「逆立ちをする。血流がよくなりあらゆる滞りが解消されて、一気にスッキリ。運の巡りもよくなる感じ。ただ、何度か失敗してふすまに穴が…」(30代前半)ストレスがたまるとカラダが硬くなってしまいます。肉体がカチカチになるとさらに気持ちが落ち込み、悪循環。このように、こころとカラダは連動しているもの。カラダをほぐせばこころもやわらか。ストレッチやちょっとした運動は、ストレス解消の王道です。また、一心不乱に単純作業をするのも有効なのだとか!「野菜をひたすら刻む。私のおすすめは、長ネギ。これを数本買ってきて、気が済むまでトントンやり続ける。これをしたあとの夕飯には、みそ汁にもおかずにも長ネギがどっさり。それを見て夫が、『スッキリした?』と聞くのがいつものならわし。残ったネギは、袋に入れて冷凍室へ。必要なときにすぐに使えるので、とても便利!」(40代前半)家事は、イヤイヤやればストレスのもとだけど、イキイキと取り組めば気分転換に最適。トントン刻んだり、ゴシゴシこすったり…。料理や掃除など、一定の動きを無心に続けていると、充実感に満たされるはず。■ひとりになれる、なじみの店を見つけておこう家族に内緒の癒やしスポットを作っておくことも大事。「私にはあの場所がある!」という希望が、ママをサポートしてくれます。「買い物ついでにペットショップに立ち寄り、かわいい動物たちを見て癒やされる。私の行きつけの店には看板犬がいて、その子を触ることもできるので、なでたり抱っこしながら、こっそりグチをこぼしている」(30代前半)「幼稚園に子どもを預けたあと、車で1時間行ったところにある、スーパー銭湯で昼風呂を堪能。近場だと知り合いとバッタリ遭遇する可能性があるので、離れたところまでわざわざ足を運ぶのがポイント。お迎えの時間までまったりして、その日は帰宅後、子どもと昼寝!」(30代後半)家族とは一緒に行かない、「自分だけの場所」があると、ちょっとだけ「ママ」の重荷から解放されるかもしれません。忙しい日常から逃れたいときにもおすすめですね。特別なことをしなくても、日々のちょっとしたことでストレスを解消できます。溜め込みすぎる前に、少しずつ発散していきましょう!
2016年10月20日初めて育児をするママは、マジメに考えすぎて必要以上に頑張ってしまいがち。子どもに手をかけるのは悪いことではありませんが、そのせいでママにストレスがたまると子どもにも悪影響を与えてしまいます。そこで、私が育児中にベテランママたちから聞いた、ママの負担を減らす育児法や手抜きワザの数々を紹介します。離乳食は大人の分を取り分ける赤ちゃんが生後5ヶ月ごろになると、自治体の離乳食講座で習った通りにお米からおかゆを炊いたり、離乳食のレシピ集を見て赤ちゃん用においしそうなメニューを作ったりと、離乳食作りに奮闘するママは多いはず。私もそうでした。しかし、どんなに腕によりをかけても、我が子はまったく食べてくれませんでした。あるとき、3人の子を持つベテランママに愚痴をこぼしたところ、「えっ、わざわざ離乳食をつくってるの?」と驚かれてしまいました。詳しく聞くと、そのママは、離乳食期の赤ちゃんには、おかゆは炊いたごはんをお湯でふやかし、お味噌汁はお湯で薄め、おかずは食べられそうなものをフォークで適当にすりつぶして与えているそう。たしかに、食べるかどうかわからない赤ちゃんには、取り分けスタイルにした方が、食材をムダにすることもなく効率的です。寝かしつけはせず、ママが先に寝るこれは、赤ちゃんが夜、思うように寝てくれず悩んでいた時期に、年上のベテランママから教えてもらった方法です。「電気を消して、ママが先に隣で寝て見せると、意外と赤ちゃんも慌てて寝るよ」とのこと。試してみると、効果てきめんでした。後でわかったことですが、子どもの多いママほど、この方法で就寝しているよう。中には、赤ちゃんが布団の外でまだ遊んでいても、「片方のおっぱいを出したままにして、さっさと先に寝る」という強者ママもいました。子どもの様子やイタズラが心配なら、寝たフリをして様子を見てもいいでしょう。夜の授乳を「添い乳」にしてみた母乳育児の場合、夜中でも赤ちゃんが泣けば、起きて授乳しなければなりません。しかし3ヶ月ごろ先輩ママから、寝たまま授乳する方法、いわゆる「添い乳」を教えてもらってからは、夜の授乳がぐっと楽になりました。しかし、この方法にはいくつかのリスクも。寝たまま授乳すると、赤ちゃんの口がふさがって窒息の原因になったり、口から垂れた母乳が赤ちゃんの耳に入って中耳炎を引き起こしたりすることも。また、一定の角度からしか授乳しなくなるので、乳腺炎を起こしてしまう可能性もあります。特に、胸が大きいママや、母乳があふれるように出るママは注意が必要です。片付けは1日1回をルールに赤ちゃんや小さな子どもって、片付けても片付けてもオモチャや絵本をポイポイ散らかしますよね。学生時代からの友人(3人のママ)が遊びに来たとき、必死で片付けながら応対していたら、「どうせまたすぐに散らかすから、後にしたら?」と言われ、肩の力が抜けました。見るとつい気になって片付けてしまう場合は、1日に一度だけ、子どもが寝た後に片付けると決めると、時間に余裕ができます。忙しい働くママなら、片付けは2、3日に1回でもOKと割り切ることも必要でしょう。すでに実践しているママも多いかもしれませんが、頑張りすぎて心身ともにフラフラというママは、無理せず力を抜けることから始めてみてはいかがでしょうか。
2016年08月27日出産後のママを待ちうけるのは、育児に追われる怒とうの日々。そのため、ママは自分のイライラやストレスをためこみがちですが、それではいつか爆発してしまいそう。だからと言って、好きなことをしてストレスを解消するようなゆとりはない!このような状況を、先輩ママたちはどのように乗りきったのでしょうか? イライラ・ストレスを発散するための良い方法を教えてもらいました。■涙と一緒にイライラも流してしまえ!小学生の2人の子を持つ専業主婦のAさん。下の子が産まれた直後は、目が回るほどの忙しさにイライラ・ストレスがたまり、爆発寸前だったそうです。「毎日気を張って生活していたのですが、ある夜、突然涙があふれて止まらなくなってしまいました。ちょうど下の子が寝てくれたあとだったので、『もういいや』という感じで、そのまま思いきって号泣! 1時間くらい泣きつづけたら、不思議とスッキリしていました」最近は「涙活」もはやっていますし、やはり泣くことは心に良い影響を与えてくれるのかもしれません。「それに味をしめたと言いますか…。それからは、ちょっとイライラがたまってきたなと感じたら、子どもが寝ているすきに感動もののマンガを読んだり映画を見たりして、涙を流すようにしました。ずいぶん涙に救われたと思います」Aさんによると、イライラ・ストレスが涙と一緒に流れていくように感じるとのこと。夫はびっくりするでしょうけれど、試してみる価値はありそうです。■甘いものは逆効果?続いては、商社に勤務する働くママ・Hさんの体験談です。「新米ママのころ、夫の仕事がちょうど忙しい時期だったこともあり、ひとりで育児・家事をこなすのに、かなりストレスを感じていました。そして、少しでもストレス解消になれば…と、大好きな甘いものをたくさん食べていました」私も甘いものが大好きなので、その気持ちはよくわかります。しかし、どうやらこれが逆効果だった様子。「友人から、『甘いものの食べすぎはイライラ体質につながる』という話を聞いて、それから甘いものを我慢しました。しばらくは我慢していることがつらかったですが、そのうち平気になって、イライラしたりストレスを感じたりする瞬間が減っていきました」もちろん、適量なら甘いものがストレス発散になることもあるでしょう。しかし、それでもストレスがたまる一方だと感じたら、思いきって一度「断スイーツ」にチャレンジしてみるのもよさそうです。■一瞬でも良いから、ひとりの時間をつくる!最後は、職場復帰したばかりのCさんが、育休中に実践していたというストレス解消法です。「もともと家にじっとしていられないタイプだったので、育休を取って子どもとずっと家にいることに、次第にストレスを感じるようになりました。そこで、夫の休日に10分でも20分でもいいから子どもを見ていてほしいと頼み、ひとりで出かける時間をつくったんです」お出かけ先は、近所のスーパーや書店だったそうです。「わずかな時間でも、ひとりで外出すると、気分転換になるものです。これを実践するようになってからは、平日にイライラすることもほとんどなくなり、子どもと一緒に過ごす育休中の時間を楽しめるようになりました」長く子どもと離れるのは難しくても、10分、20分なら夫に協力してもらって実現できそうですね。このように、それぞれに独自の方法を見つけて、イライラ・ストレスと上手に付きあってきたそう。新米ママとして日々育児に追われている人も、これからママになる人も、イライラ・ストレスに押しつぶされてしまいそうになったときにそなえて、自分なりの解消法を見つけておくことをおすすめします。
2016年05月21日「おむつなし育児」を知っていますか?聞いたことはあるけれど、大変そう?私も第一子の育児中は、「無理!」と決めつけてまったくチャレンジしませんでした。でも、第二子の育児でゆる~くチャレンジ。今思えば、二人目の育児がとても楽だったのは、「なんちゃっておむつなし育児」のおかげかもしれません。「おむつなし育児」ってなに?「おむつなし育児」とは、「なるべくおむつをつけないで排泄させる育児法」です。近年、日本でも「おむつなし育児」が広まりつつあるようです。「おむつなし育児」の本を読むと、「ホーロー容器やおまるを用意しましょう」「排泄のパターンを記録しましょう」「家にいる時はおむつなしで」などと書いてあって、ハードルが高そう。「ただでさえ忙しいのに部屋が汚れそうだし、お出かけもするから無理!」としり込みしてしまいますよね。でも、普通におむつをつけて生活していても、無理なくできる「おむつなし育児」があります。実践!「なんちゃっておむつなし育児」わが家で試したのは、「赤ちゃんが小さいときから、ひんぱんにトイレに座らせる」ということだけ。生後3カ月ごろから、気がついたときに赤ちゃんをヒョイと抱えて、トイレの上に乗せていました。うまくタイミングがあえば、赤ちゃんは気持ちよさそうにおしっこやうんちをしてくれます。当たればラッキー。それだけで、おむつ交換の手間が減ります(おむつはパンツタイプを使用。汚れていなければ、パンツと同じ感覚で同じおむつをはかせても大丈夫です)。だんだん、条件反射のように、座る→出るというパターンができて、成功率も上がりました。ダントツで当たる確率が高いのは、寝起きです。大人も同じですよね。そのほか、授乳前後、お着替え前後、抱っこやおんぶから降ろしたあとも出やすいようです。夜の就寝時は無理をしません。ママも赤ちゃんも、ぐっすり眠ることが大事なので、普通におむつをつけて寝ます。外出するときも、もちろんおむつで。ママがお手洗いに行くときに、ついでに赤ちゃんも座らせてみるだけです。赤ちゃんとのコミュニケーションも「おむつなし育児」は世界的にみても珍しくない育児法です。 私は第一子を中国で育てていたのですが、中国人も、生後2~3カ月の新生児を洗面器の上に座らせて「シーシー」とやっていました。おむつなしで、おしりの上から直接「股割れズボン」をはいている赤ちゃんの姿も珍しくありません。アメリカでは、おむつなし育児はEC(Elimination Communication=排泄コミュニケーション)と呼ばれ、「排泄を通じて赤ちゃんとコミュニケーションをとる手段」とされています。たしかに、成功率を上げたくて、自然に赤ちゃんを観察したり、「出る?」「出ない?」とコミュニケーションを取ったりしていたように思います。私は、赤ちゃんに「おしっこ出たね」「うんち出たね」と話しかける際、おしっこならお腹の下をポンポンと叩く、うんちならおしりをポンポンと叩くサインを見せていました。そうすると、いつの間にか、赤ちゃんが自分でポンポンとジェスチャーしてくれるようになり、とってもかわいかったですよ。成功しました!!「なんちゃっておむつなし育児」さて、「なんちゃっておむつなし育児」の結果、わが子は1歳以降うんちをトイレでできるようになりました。2歳で夜の就寝中を除いておむつがほぼ必要なくなりました。おかげで子育ての負担が随分減ったと思っています。おむつやおしりふきシートの節約にもなりますね。良いことづくめでストレスフリーな「なんちゃっておむつなし育児」、気軽にチャレンジしてみては!?<文:フリーランス記者鯰美紀>
2016年04月28日国が違えば、子育ての方法もかなり違います。私自身も以前、インドのおばあちゃんが生後3ヵ月のお孫さんの足首を片手で持ち、さかさまにしてベビーマッサージをするという姿を見て、驚がくしたことがあります。これはなかなかハードな例ですが、世界の国々には、さまざまな思想や価値観のもと、たくさんの育児の仕方があります。今回は、「フランスの子育て法」を紹介します。フランス人が子育てにおいて重視しているのは、小さいうちから「忍耐」と「社会性」を学ばせることだそう。一体どのような子育て法なのでしょうか。■フランスでは、夜泣きをする子どもがいない!?日本のママが抱える子育ての悩みとして、常に上位にくるのは「夜泣きがひどい」「なかなか寝ない」の2つ。ですから、「フランスでは夜泣きをする子どもがいない」と聞いて、驚くママは多いのではないのでしょうか?赤ちゃんが夜泣きをした時、日本ではまず、泣いている赤ちゃんを抱き上げて、赤ちゃんが何を要求して泣いているのかを考え、赤ちゃんが要求しているであろうおっぱいをあげたり、おむつを替えたりすることを行います。しかし、フランスではまったく違います。泣いている赤ちゃんを抱き上げることなく、5~10分間ほど、そのまま観察します。これは、「赤ちゃんには2時間という睡眠サイクルがあり、今はその睡眠サイクルをつなげる学習をしている最中。数分で泣き止むようであれば、睡眠サイクルがうまくつながらないことが夜泣きの原因。それを親が、お腹を空かせている、おむつが濡れていると先回りして抱き上げると、赤ちゃんの睡眠サイクルをつなげる練習を邪魔してしまう」という考え方によるもの。抱き上げて泣き止ませることよりも「赤ちゃんが上手に眠る術を身につけようとしているのを、邪魔せず見守ることが親の愛情」と考えているのです。そのせいか、フランスでは生後2~3ヵ月経つと、一晩中ぐっすり眠る子が多いのだとか。■フランスの子どもは間食をせず、食事を完食する子が多い!?日本のファミリーレストランでは、子どもが食べることに飽きて走り回ったり、駄々をこねたりしている光景をよく見かけます。しかし、フランスではこうした光景はほとんど見られないそう。さらに、間食をしないので、食事の時間にしっかりお腹が空いていて、好き嫌いなく完食する子がほとんどだそうです。これはフランスの親が、子どもが小さいうちから「食べることを楽しむこと」を一番に教えるからです。「子どもに生まれつき好き嫌いはない。食べ物の味や風味を楽しむことを学ばせよう」という考えのもと、調理法を変えたり、ユーモアを交えたりして、子どもが食べられるようになるまでさまざまな工夫をするそうです。また、保育園(託児所)や幼稚園でも、レストランで提供されるような食事が出されます。そして、園児にもきちんと料理の説明をし、「完食しなくてもいいけれど、すべての食事をテイスティング(味見)して、味や香りを楽しみなさい」と教えているそうです。決して、「栄養があるから!」と無理に食べさせはしないのです。■子どもへの叱り方も日本とは違う!?日本では、「子どもは親の所有物」のように扱われてしまうケースがありますが、フランスでは生まれた時から子どもに対し、「小さなおとな」として接しています。ですから、子どもを叱る時も、家庭や社会の枠組みの観点から叱ることが多いそうです。たとえば、子どもがお友達の行動を気に入らなくて叩いた場合、「痛いでしょ」「嫌な気持ちになるからダメでしょ」という言い方ではなく、「あなたには○○くんを叩く権利はない」という叱り方をします。買い物時、会計が済んだ後に、勝手に子どもが商品を持ってきてしまった場合は、どんなにスーパーが広くても、どんなにその子が小さくても自分で戻しに行かせるそうです。そのほかにも、子どもがやってはいけないことの境界線がはっきりしていて、その境界線の中では子どもは何をしてもいいけれど、境界線を越えた時、親は子どもを躊躇(ちゅうちょ)なく厳しく叱ります。そうすることで子どもに、社会生活の中でいかに自分をコントロールするかを徹底して教えているのです。なるべく子どものうちにたくさんのことを経験させてから、ルールを身につけさせようという考えの米国、日本、中国とは違い、子育てにおいてはなによりもまず、社会性が優先されるようです。【参考文献:『Bringing Up Bebe(「赤ちゃん」を育てるということ)』Pamela Druckerman・著(Penguin Books)】ご紹介した内容には、共感できる部分もできない部分もあると思いますが、ママ自身がいいなぁ! と感じた部分は、今後の子育ての参考にしてみるのもよいのではないでしょうか。子育てに完璧なレシピや考え方はありません。さまざまな事例を参考に、ぜひあなただけの子育て法を作っていってください。
2014年11月19日このところ「おむつなし育児」という育児法が話題になっています。多くのママは、「おむつなし」と聞くと、まった全くおむつをしないの? 床や部屋が汚れはしないのかな? などと疑問に思うかもしれません。そこで今回は話題の育児法、「おむつなし育児」について解説、検証してみます。■「おむつなし育児」は、かつては日本でもやっていた「おむつなし育児」は、決して目新しいものではなく、布おむつも紙おむつもなかった時代、当たり前にやっていた方法です。いつのまにか日本では途切れてしまいましたが、今再び注目されています。簡単に言えば、「おむつの中でおしっこやうんちをすることを当たり前にせず、なるべくおむつの外でさせることで、赤ちゃんのうちに排せつの気持ちよさを伝えてあげる方法」です。言い換えれば、「おむつでうんちやおしっこをすると気持ち悪い」という感覚を当たり前にすることだといえます。■おむつをまったくしないわけではありません「おむつなし」とは言っても、普段はおむつをしています。赤ちゃんをよく観察して、おしっこやうんちが出そうかな? というタイミングでおむつを外し、なるべくおまる・トイレなどでさせてあげるのが、おむつなし育児の基本です。とはいえ、何がなんでもおむつなしで! と気合いを入れ過ぎる必要はありません。家ではおまるでしていても、外出時は紙おむつでしてOK! くらいの緩やかな気持ちで取り組むことがポイントです。「おむつを外す」ことが目的ではなく、赤ちゃんの頃から排せつの仕組みや楽しさを親子で共有することが最も大切な目的。そこが、いわゆるトイレトレーニングとは違うところでもあります。歌を歌ったり、掛け声をかけたり、時には遊んでみたりと、コミュニケーションしながら行うのもおすすめです。■ママにとって子育ての自信につながります! 出産してすぐは、赤ちゃんがどうして泣いているのか、何を求めているのかがわからなくて戸惑うママがほとんどです。でも、時間を重ねて赤ちゃんに向き合っていくうちに、だんだんと赤ちゃんの欲求に気付きやすくなっていきます。これと同じように、おむつなし育児を続けていくと、徐々に子ども自身のサインやタイミングが、自然にわかってくるようになるそうです。しかも赤ちゃんは自分の欲求がすぐに満たされるとご機嫌な時間が長くなります。それは、ママにとって育てやすさを感じることにも繋がります。また、排せつ以外の欲求も気付きやすくなることが多く、結果的に子育ての自信に繋がることにもなります。とある国では、生後数ヵ月間は、家の床に赤ちゃんを置いてはいけないという風習があり、赤ちゃんはずっと、スリングのような布の中でママに抱っこされて過ごすそうです。すると、赤ちゃんとママがずっと密着しているため、五感で感じ合うようになり、排せつのタイミングがわかるようになる、という話を聞いたことがあります。おむつなし育児とは、まさにこうした感覚なのでしょうね。■おむつなし育児を実践しているママに聞いてみました!「いつの間にか子どもの排せつのタイミングがわかるようになって、親として自信が持てたような気がします!」(6ヵ月の子のママ)「ずっと便秘がちでしたが、おむつの外に出すほうがたくさん出るようで、便秘も自然に解消できました!」(7ヵ月の子のママ)「以前は布おむつを使っていましたが、だんだんおしっこの量が増え、洗濯が大変になってきたので、おむつなし育児に切り替えました。今では助かっています」(5ヵ月の子のママ)「オムツ代が節約できます! しかもエコですよね」(8ヵ月の子のママ)「トイレでうんちやおしっこをすることに抵抗を感じることがなかったので、トイレトレーニングに苦労せずに済みました」(1歳6ヵ月の子のママ)おむつオムツなし育児とはつまり、赤ちゃんとじっくり丁寧に向き合うこと、そして、親子のコミュニケーションを豊かにするためのひとつの方法だと感じました。軽い気持ちで構わないので、興味がある人はぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
2014年09月19日