映画『クリーピー 偽りの隣人』の上映後のトークイベントが6月28日(火)に開催され、竹内結子、藤野涼子、黒沢清監督が、上映後だから話せるマル秘エピソードや撮影中の秘話で盛り上がった。元刑事で犯罪心理学者となった高倉(西島秀俊)が6年前に発生した一家失踪事件に興味を持ち、調査をする中で、妻ともども、奇妙な隣人・西野(香川照之)の存在に惑わされ、事件に巻き込まれていく様を描く。竹内さんは高倉の妻・康子を演じ、その隣の西野家に暮らす少女・澪を藤野さんが演じている。ラスト近くのシーンで竹内さんも藤野さんも、それぞれに感情を爆発させる場面があるが黒沢監督は2人の演技を絶賛する。藤野さんは「これまで感情を表に出すような芝居をしたことがなかったのですが、大変でもあったけど楽しかったです」とふり返る。黒沢監督は「難しい役だったけど、肝が据わってる。大物なんでしょうね。くせ者たちを前に、動じることなく堂々と存在してました」と称賛を惜しまない。一方、竹内さんのこのシーンでの感情表現について、黒沢監督は「脚本では何も書いてなかったんですが、竹内さんから『感情を内に向かって出しますか?それとも外に向かって出しますか?』と言われて『外にお願いします』と言ったんですが…(その感情を受け止めた)西島さんが一番驚いていたと思います」と述懐。「舌を巻くうまさでした。芝居が計算されているんですが、その場の瞬発力もあり完璧。見た目のきれいさに騙されるけど演技派!」とこちらも最大限の賛辞を贈った。藤野さんは「日常から澪でいようと思ってたんですが、休憩中とかに香川さんや西島さん、竹内さんが楽しそうに話していて『いいな』と思って見てました…」とうらやましそうにふり返る。その竹内さんが、楽しそうに喋っていた直後に、先述の感情を露わにするシーンを目の当たりにしたそうで「竹内さんは、切り替えが早くて私もそれができるようになりたいなって思いました」と先輩女優を憧れのまなざしで見つめる。竹内さんは「私は、ずっと役でいる時間も大切だと思うけど、時に早くから離れた方がやりやすいこともあると思ってます。今回は、普段はヘラヘラしてた方が、差をつけられていいと思ってふざけてました」と役柄によってアプローチを変えることやメリハリの重要性を説き、16歳の藤野さんは真剣に耳を傾けていた。トークでは、2人が関わる物語の核心部分であり、凄まじい描写が話題の“パッキング”シーンの撮影エピソードも語られたが、藤野さんは「やってて楽しかったです(笑)」とやはり肝の据わった頼もしい発言!竹内さんはそんな藤野さんの「目の力に感じるものがありました」とうなずいていた。『クリーピー 偽りの隣人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月29日黒沢清監督が放つサスペンス・スリラー映画『クリーピー 偽りの隣人』が公開されている。前川裕氏の同名小説を原作にオリジナル展開で描かれた今作は、ある夫婦が“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇に引きずり込まれていく圧倒的な恐怖を描く。 “クリーピー”とは、「ぞっと身の毛がよだつような、気味が悪い」という意味をもつ。その他の写真「6年の片思いを経て、ついに夫になることができました」開口一番、本作主演の西島秀俊が明るい口調で竹内結子との共演作『ストロベリーナイト』に触れると、竹内も「私もいつかはと思っていましたよ(笑)。でも、既にちょっとした倦怠期なので、もう少しふわふわとした感覚は味わってみたかったです」といたずらっぽい笑みを浮かべた。黒沢監督作品4度目の出演となる西島は、元刑事の犯罪心理学者・高倉を演じ、初出演の竹内が妻・康子を演じる。「黒沢組はワクワクするんです」という西島。「監督の演出や指示を、役者もスタッフもみんなが楽しみにしています。それにロケ地やセットも面白くて、今回は監督から珍しく『どうしようかな、西島さん、セット見ます?』って嬉しそうに言われました。本番のときに初めて見せるつもりが、ついつい見せたくなってしまったんでしょうね。本当に素晴らしい現場でした」と『LOFT ロフト』以来10年ぶりとなる黒沢組を振返る。一方で、専業主婦を演じた竹内は、「こんなにも常に誰かの側にいる役は初めてでした。台本には康子の細かい描写が書かれていなくて、監督から『夢を見ている感じで』と言われたんです。ああ確かに夢の中って、突然画面が切り替ったり、意図しないことが起こっていても受け入れているなと、すとんと腑に落ちました。それに、監督の演出方法が催眠術みたいなんです。誰にも大きな声をあげないし、『はい、いきますよ』って監督が言ったかと思うと、気がつくと終わっているんです。 スタッフさんもこの作品を撮りたくて毎日来ている感じが伝わってきて、良いチームだなってしみじみと感じました」と話す。背筋がゾクリとするストーリー展開にも関わらず、ベルリン映画祭で上映された際には、笑いや犯人への声援が起こり、会場は大いに盛り上がったそうだ。「私も『いいぞ!もっとやれ!』って見てしまっていて、私って残酷だなって思ったんですが、皆さんにも自分の不気味さに気付いてもらいたいです。『ほら、あなたもでしょ』って(笑)」(竹内)「黒沢監督は現代の空気を切り取る方だと思います。フィクションにも関わらず、今の空気を色濃く作品に反映しています。本作は現代の家族の形を映し出した、極上のサスペンス・スリラーです」(西島)『クリーピー 偽りの隣人』公開中取材・文・写真:小杉由布子
2016年06月22日映画『クリーピー 偽りの隣人』の公開を記念して6月21日(火)、主演の西島秀俊と黒沢清監督、さらに本作には出ていないが黒沢組常連で、同監督の下で17年前の『ニンゲン合格』で西島さんとも共演している役所広司も来場し、異例のトークイベントが開催された。“クリーピー”は「気味が悪い」を意味する英語で、ある失踪事件の謎を追う犯罪心理学者が妻と共にまさにクリーピーな事件に巻き込まれていく様を描き出す。役所さんは、自身が出ていない作品の感想を、黒沢監督の前で求められ「僕にとっても監督は映画の先生なので…(苦笑)」と困惑しつつ「エンターテインメントとしても面白く、観終わって解釈の余白を与えてくれる」と称賛。「なんでここに僕が出ていないんだと思った」と嫉妬交じりに語るが、西島さんは「役所さんが出たら僕が出られない」と苦笑。黒沢監督も「ワンカットでも出てもらえばよかった…」と悔やんだが、役所さんは「犬でもいいから」と語り、会場は笑いに包まれた。トークでは1999年に公開された『ニンゲン合格』の思い出も!黒沢監督が「当時は僕も若く、哀川翔さんが出てるいわゆるVシネをいっぱい撮ってて、その流れの中で役所さん主演の『CURE』を撮り、次の年に同じ流れで『ニンゲン合格』を撮ったんです。楽しかったけどVシネのノリで、とにかく作ることだけで楽しかった」と述懐。西島さんは「当時は僕はほとんど映画の一番手なんてなかったんですが、話をいただいたら、役所さんに哀川さん、麻生久美子さん、大杉蓮さん、洞口依子さん、菅田俊さんと黒沢組のオールスターで、戻れるならあの時に戻りたいです…(笑)」と懐かしそうにふり返る。役所さんは、西島さんについて「『ニンゲン合格』で仕事して、なぜ黒沢監督が西島くんをキャスティングしたか分かりました。(一時期は)あまり、TVに出てなかったのが、最近はTVにも出て、頑張ってるけど、また映画中心で40代、50代と黒沢監督とやれる役があるんじゃないかと一ファンとして楽しみです!」とエール!黒沢監督は「今回の『クリーピー』は、かつては(主演は)役所さんだった。今回、役所さんではないと思いつつ、どこかで『役所さんなら高倉役はこうかな?』とどこかで基準というか、モデルにしてるところがあった。『CURE』の頃の役所さんとほぼ同い年の西島さんならどうするか見たかったし、ポジションが似ている」と2人の名優をハッキリと比較の俎上にあげて語る。西島さんは「僕はただの(役所さんの)ファン(笑)。黒沢監督の作品で、役所さんの役は、最初は人間だけど、どこかで人間を超えた“何か”になる。それは役所さんにしかできない。『クリーピー』を『CURE』と比べる声もありますが、正直、勝負にならないです(苦笑)」と改めて役所さんの偉大さについて語った。『クリーピー 偽りの隣人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月22日公開初日を迎えた映画『クリーピー 偽りの隣人』の初日舞台あいさつが18日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、西島秀俊、竹内結子、香川照之、川口春奈、東出昌大、藤野涼子、戸田昌宏、馬場徹、黒沢清監督が出席した。前川裕の小説『クリーピー』を、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が映画化した本作。ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描いたもので、2月に行われたベルリン国際映画祭や4月の香港国際映画祭でで大きな反響を呼んだ。西島は「今年の1月に完成した作品を見て、1日でも早く公開が始まって皆さんに見ていただきたいと思っていました。ご覧になったら分かっていただけたと思いますが、香川さんをはじめ、ここに登壇している共演者の皆さんが怪演しています。キャストやスタッフも緻密な作業をしていると思いますので、また劇場で堪能していただければと思います」と作品の出来に自信を見せた。メガフォンを執った黒沢監督は「『クリーピー』とは"気味が悪い"という意味ですが、それを十分堪能していただけたと思います。今日は天気が良いので、一端映画の雰囲気を忘れて気持ちのいい1日を送って欲しいですが、寝る時に香川さんが立っていると思うので、ご注意下さい」と話して会場の笑いを誘った。他人に成り代わることが本作のキーワード。これにちなみ「自分以外で成り代わりたい人は?」という質問に、竹内は「藤野涼子ちゃんや川口春奈ちゃんにもなりたいんですけど、東出さんになりたいですね。スラっとしたビジュアルから想像もつきませんが、折り紙をするんです。すごく可愛らしい性格だな~と思ったし、その世界からモノを見てみたいですね」と回答して、香川や藤野も竹内と同意見。また、川口は「大好きな香川照之さんです。香川さんになってみて、色んな角度からモノを見てみたいし、(劇中での)サイコパスなお芝居をしてみたいです」と謎めいた隣人を怪演した香川に影響を受けた様子だった。
2016年06月19日映画『クリーピー 偽りの隣人』が6月18日(土)に公開を迎え、主演の西島秀俊をはじめ、竹内結子、香川照之、川口春奈、東出昌大、藤野涼子、戸田昌宏、馬場徹、黒沢清監督が舞台挨拶に登壇した。“クリーピー”とは「奇妙な、気味が悪い」を意味する言葉で、前川裕の小説を原作に、犯罪心理学者の高倉が、6年前の一家失踪事件の謎を追う中で、奇妙な事件に妻とともに巻き込まれていく様を描く。西島さんらは、映画を観終えたばかりの観客が座る客席の通路を通って壇上へ。映画の独特の内容もあって、会場は“クリーピーな”静けさがあり、西島さんらもドキドキ…?西島さんは「サスペンスということで、宣伝してても言えないことが多かったので、こうしてみなさんと(中身を)共有できて嬉しいです。堪能していただけたのを、雰囲気から感じています」と嬉しそうな笑顔を見せた。映画の中で、タイトルの通り、隣人が他人になり代わっているさまが描かれるが、これにちなんでもしも、登壇陣の誰かになり代わるなら?という質問には、怪演を見せている香川さんと、身長の高い東出さんの目線で世界を見てみたい!と2人に人気が集中!本作の役柄そのまま「変なおじさん」を自任する香川さんも東出さんになり代わることを希望!「(頭の上に手を掲げ)ここに目線があるんでしょ?どんな世界が見えるのか…手を伸ばせば太陽も届くでしょ?お子さんも生まれて、抱っこしただけで俺を超えてますからね。なんなら、俺を含めて3つ子で抱っこしてほしい!」と東出さんと妻の杏さんの間に双子の赤ちゃんが誕生したことをネタにしつつ、熱く語り、会場は笑いに包まれた。この初日の翌日の19日は「父の日」だが、東出さんに加え、西島さんもお子さんが生まれたばかりとあって、会場からは祝福の拍手が。本作の宣伝コピーで、「あの人、お父さんじゃありません」という言葉がたびたび使用されたが、藤野さんは「父の日」を前にコメントを求められ、香川さんの方を向き「あの人、お父さんじゃありません!」と壇上で語り、再び会場は笑いに包まれていた。『クリーピー 偽りの隣人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月18日いよいよ今週末6月18日(土)に迫った西島秀俊と黒沢清監督が贈る『クリーピー 偽りの隣人』。このほど、本作で西島さん演じる主人公の“謎の隣人・西野”を演じた香川照之の怪演がヤバすぎる劇中映像が一挙に解禁となった。元刑事の犯罪心理学者とその妻の日常が、“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく圧倒的恐怖を描いた本作。まさに、恐怖のためにぞっと身の毛がよだつような、気味が悪い“クリーピー(creepy)”な作品として話題を集めている。ドラマ・映画の『MOZU』シリーズ、「ダブルフェイス」「流星ワゴン」など、数々の共演作品がある西島さんと香川さん。黒沢作品では念願の初タッグとなった本作で香川さんは、主人公・高倉(西島さん)が妻・康子(竹内結子)と引っ越してきた先の隣に住む、隣人・西野を怪演する。風変わりではあるものの、なんてことはない隣人に見えた西野。しかし、接していく内に、言葉のふしぶしで何かがおかしい、笑っているのに気味が悪い、普通なようでどこか普通じゃない一面が、次々に明らかになっていく。西野とは、いったい何者なのか…?今回解禁となったのは、そんな香川さん演じる隣人・西野が、劇中で見せる特に“奇妙な行動”5つを、それぞれ約5秒程度の短い動画にし、まとめたWEB限定のスペシャル動画。まずは、本作の名シーンともいえる、家のドア越しから勢いよく顔を覗かせる西野のシーンが繰り返される映像。西野が家を訪ねてくる怪奇を、延々と味わえるようになっている。また、高倉にだんだんと顔を近づけながら話す西野の笑みの顔面アップ。高倉が西野を追いかける“地獄の追いかけっこ”に、目玉を大きく見開き、獲物を探すような表情が奇行すぎるシーンと、不気味な笑顔で犬をなでる異様な姿も。どれも見応えのある動画となっており、奇怪すぎる“隣人”のヤバさを浮き彫りにさせている。『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日映画『クリーピー 偽りの隣人』の西島秀俊と竹内結子が、6月14日(火)放送のバラエティー番組「ニッポンのぞき見太郎」にゲスト出演することが分かった。今年4月から放送開始された「ニッポンのぞき見太郎」は、食や生活、感情など多岐にわたる様々なジャンルについて番組独自に1万5,000人規模の“のぞき見アンケート”を実施。生瀬勝久、高島彩、徳井義実のレギュラー陣とスタジオゲストがアンケート結果予想に参加、日本人の生態を超リアルにあぶり出すバラエティー番組となっている。番組では「ストロベリーナイト」で西島さん、竹内さんと共演している生瀬さんが2人の「少数派行動」を明かす。生瀬さんによれば西島さんがドラマ現場に買ってきたお土産がとにかくマズかったとのこと。竹内さんも思わず共感してしまうなか西島さんは「〇〇さんだけは美味しいと言ってくれた!」と反論するが…。さらに竹内さんは西島さんに「竹内さんは何でも〇〇するクセがある!」と指摘されたという。その行動に徳井さんからは「どうかしてますよ!」というツッコミも。そのほかにも西島さんの“靴下”へのこだわりから話は意外な方向に進む。テーマが“お風呂”ということで、お風呂の入り方について“のぞき見アンケート”を実施。ベストなお湯の温度や健康に良いとされる体を洗う順番、バスタオルの洗濯頻度まで、専門家が正しい入浴方法を解説する。スタジオにはお風呂セットが用意。西島さんが普段の体の洗い方を披露するとその姿に一同興味津々!竹内さんも自宅で実際に愛用しているという肌にやさしいボディスポンジを紹介し、オススメポイントを紹介するも、バスタオルの洗濯の頻度が間違っていることが判明し「自分の体に菌が潜んでいるのでは…」と不安になる一幕も。番組ではそのほかスタジオゲストの庄司智春自慢の自宅のお風呂や、日本一を眺められるお風呂、10億円豪邸の日本風呂、玄関開けたらすぐのお風呂など全国の“こだわりぬいたお風呂”や、生まれたばかりの赤ちゃんを初めてお風呂に入れる新米パパに密着する「人生初めてのお風呂~パパの沐浴~」など、様々なお風呂にまつわるVTRも紹介される。西島さん、竹内さんが出演している『クリーピー 偽りの隣人』は、日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕の小説を黒沢清監督がメガホンをとって映像化。元刑事の犯罪心理学者・高倉は、妻の康子とともに新居に引っ越すが、隣人の西野一家にどこか違和感を抱く。そんなある日、西野の娘が高倉夫婦の家に駆け込み、「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」と驚きの事実を打ち明ける。やがて、西野家と6年前に起きた一家失踪事件に奇妙なリンクが浮かび上がり…というストーリー。西島さんと竹内さんのほか川口春奈、東出昌大、香川照之などが出演。以前「ストロベリーナイト」で部下上司を演じた西島さんと竹内さんが今度は夫婦役に挑戦するほか、西島さんと香川さんが「MOZU」シリーズに続いて共演することも話題を呼んでいる。『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。「ニッポンのぞき見太郎」は毎週火曜日21時よりフジテレビ系にて放送。(笠緒)
2016年06月14日俳優の西島秀俊が、きょう14日に放送される関西テレビ・フジテレビ系バラエティ番組『ニッポンのぞき見太郎』(毎週火曜21:00~21:54)にゲスト出演し、MCの生瀬勝久から、お土産がマズかったと暴露されてしまう。生瀬は以前、フジ系ドラマ『ストロベリーナイト』で共演した際、西島が買ってきたお土産がとにかくマズかったと主張。同じくゲストの竹内結子にも共感されてしまうが、西島はこれに対し、ある1人だけは「おいしいと言ってくれた!」と反論する。西島はさらに、竹内に対してある異常な行動を指摘しており、これを聞いたチュートリアルの徳井義実は、思わず「どうかしてますよ!」と突っ込みを入れる。この日の放送では、お風呂の入り方について、全国15,000人規模のアンケート調査を実施し、ベストなお湯の温度、健康に良いとされる体を洗う順番、バスタオルの洗濯頻度までを専門家が解説。西島が普段の体の洗い方を披露するほか、洗濯の頻度が誤っていることが判明した竹内は「自分の体に菌が潜んでいるのでは…」と、おびえはじめる。なお、進行の高島彩が産休に入ったことを受け、今回から2週にわたって、川田裕美がピンチヒッターを担当。高島は7月中旬の放送から復帰予定で、番組ホームページで公開されている、出産前に収録した動画では「おなかがもうパンパンになってきましたので、リリースしてスッキリして戻ってまいります」とメッセージを寄せている。
2016年06月14日西島秀俊と竹内結子が演じるある夫婦の日常が、香川照之演じる“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく『クリーピー 偽りの隣人』。本作で名匠・黒沢清監督と4度目のタッグとなった西島さんが演じる大学教授・高倉の、仕事熱心な講義シーンが解禁となった。犯罪心理学者・高倉は、かつての同僚の刑事・野上(東出昌大)から6年前に起きた一家失踪事件の分析を頼まれる。しかし、唯一の生き残りである長女・早紀(川口春奈)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。一方、高倉が愛する妻・康子(竹内結子)と共に引っ越した新居の隣人は、どこか奇妙な家族。病弱な妻と中学生の娘・澪(藤野涼子)をもつ主人・西野(香川照之)の要領を得ない言動に翻弄され、高倉夫妻は困惑する。そしてある日、澪が告げた言葉に高倉は驚愕。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」――。西島さんといえば、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で家族を優しく見守る“とと”こと小橋竹蔵役が好評を博し、現在でも時々、写真や回想シーンで登場してはヒロイン・常子(高畑充希)を勇気づけている。また、つい先日にはプライベートでも第一子が誕生し、まさに公私共に“とと”になったばかり。そんな西島さんが本作で演じるのは、元刑事の犯罪心理学者で、いまでは大学で教鞭をとる高倉。本作では、「ストロベリーナイト」シリーズで共演していた竹内さんと念願の(?)夫婦役となったことでも注目を集めているが、大学教授の高倉は仕事に熱心なあまり、6年前に起きた未解決の一家失踪事件を調べていくうちに自らも、そして竹内さん演じる妻・康子までもが危険な目に遭ってしまうことに!今回は、その西島さん演じる高倉の講義風景の画像が到着。劇中では仕事第一な高倉の真剣な講義の様子も観ることができ、学生にも熱く授業するカッコイイ姿は必見。よくよく見ると教室も満員で、こんなイケメン教授がいたら講義を受けたい学生が殺到するに違いない。『クリーピー偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月10日西島秀俊、竹内結子が6月6日(月)に法政大学で行われた映画『クリーピー 偽りの隣人』の試写会の上映後トークイベントにサプライズで乱入!学生たちから熱烈な歓迎を受けると共に、学生との質疑応答を行なった。“クリーピー”には「不気味な」という意味があり、ある夫婦が奇妙な隣人への疑惑と不安から闇への引きずり込まれていくさまを描く。原作者・前川裕が法政大学で教授を務めていることもあり、上映後の前川先生と黒沢清監督のトークが告知されていたが、サプライズで西島さん、竹内さんが登場すると、ホール内に轟音のような歓声と「ヤバい!」「カワイイ」「カッコいい!」といった絶叫がこだました。竹内さんは満面の笑みを浮かべて学生に手を振り「私自身は大学の経験がないので、いいなぁって思います」とキャンパスライフへの羨望を語り、映画の中で犯罪心理学の教授を演じた西島さんも「こんな大きな講堂じゃなかったので、いまは緊張してます」と学生の熱狂ぶりに驚いていた。「もしも学生時代に戻れるなら?」という質問に西島さんは「僕は、学生のころはリュックを背負って一人旅をしてました。この歳になるとそれもなかなかできないので、またひとりでブラっと行きたいですね」と語り、学生に向けて「もうちょっと経つと経験できなくなるので」と旅を勧めていた。竹内さんは、脳内の大学生のイメージそのままに(?)「合コンしたり、サークルをやってみたい!」とノリノリ。竹内さんは高校生のころから芸能界で仕事をしているが、あまりしっかりと勉強しなかったことに後悔があるようで「なんでたかだか3年が我慢できなかったのか…?勉強したいです」と明かした。就職活動に直面するも「やりたいことが見つからない」という学生も多いようだが自身の経験に基づきアドバイスを求められると西島さんは「僕も同じように将来、何になりたいか分からずに考えて、お金が入らなくても、これだけをやっておけば人生で後悔しないことは何か?と考え、映画の現場で仕事がしたいと思い、高校の9つ上の先輩の縁で映画の世界に入った」と明かし「好きなものを見つけるのは大変だなと思います」としみじみ。竹内さんは高校入学を控えた春に「原宿を歩いてたら拾われた」と思わぬ芸能界入りのきっかけを明かし「いろんな体験をするうちに『この仕事を続けたい』と思いました。好きなものを見つけるのも大事だけど、続けることも大事だと、36歳にして思います」と語ったが、竹内さんが36歳という事実に講堂がざわつく…。竹内さんは笑みを浮かべ「好きだから苦しいことがやれるし、好きだからこそあきらめが悪い…」と好きなものをやり続ける難しさを説き、西島さんもこれにうなずき「最初の『好き』からは変わっていくけど、どんなジャンルでも掘っていくといろんなものが見つかります」と未来に不安と期待を持つ学生たちにエールを送った。また西島さん、竹内さんから逆に学生たちに質問する一幕も!西島さんは若いころ、映画や音楽にお金を費やしていたことを明かし、いまの学生たちは何にお金を遣うのかと質問。映画を観に行く学生が意外と多いことを喜びつつ、メイクや化粧品に使うという女子学生の多さに「なんだ!こんなに多いのか!」と驚き、イマドキの学生たちの生態に興味津々だった。ちなみに西島さんは昔、理由は定かでないものの同大学の学食を利用したことがあるそうで、学生たちからは驚きの声が上がっていた。『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月06日6月18日(土)より全国で公開される『クリーピー 偽りの隣人』に出演している西島秀俊と竹内結子が、6月6日(月)今夜放送のフジテレビ系バラエティ「SMAP×SMAP」にゲストとして登場。「SMAP」とクイズやトークに花を咲かせる。西島さんと竹内さんがゲストで登場するのは「ビストロSMAP」。今回は改めて2人のプロフィールをおさらいするため“穴あき”形式の2人の巨大履歴書が登場。子供の頃あこがれていた職業やある場面での発言など、様々な質問にSMAPメンバーや質問の該当者ではない方のゲストが答えていく。また西島さんと竹内さんのどちらかがおすすめするスイーツが登場、両者があたかも自分がおすすめしているかのように演技をして、その様子からどちらのスイーツかを当てるクイズも出題される。果たしてSMAPは名優2人の演技にひそむ真実を見抜けるのか。今回2人から出たオーダーは餃子。今回は木村・稲垣チーム、草なぎ・香取チームともにフジテレビが「宇宙ウィーク」中であることにちなんだ“宇宙を感じさせる”料理を作る。竹内さんが感激した宇宙らしさあふれる餃子の出来栄えも必見だ。そして草なぎさんが限界に挑戦する企画が今週も行われる。挑戦するテーマを聞き草なぎさんのリアクションなどをヒントに成功するか失敗するかを推理するというもので、出川哲朗の不安定な司会ぶりと草なぎさんと仲のいい香取さんの答えにも注目だ。今回ゲストで登場した西島さんと竹内さんが出演している『クリーピー 偽りの隣人』は、日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕の小説を『リアル~完全なる首長竜の日~』『Seventh Code』などの黒沢清監督が映画化。元刑事の犯罪心理学者・高倉は、妻の康子とともに新居に引っ越すが、隣人の西野一家にどこか違和感を抱く。そんなある日、西野の娘が高倉夫婦の家に駆け込み、「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」と驚きの事実を打ち明ける。やがて、西野家と6年前に起きた一家失踪事件に奇妙なリンクが浮かび上がり…。その一方、高倉は事件唯一の生き残りである長女・早紀(川口さん)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。この未解決の事件と、隣人一家の不可解な関係。2つの繋がりに高倉が気付いたとき、妻・康子(竹内さん)の身に“深い闇”が迫る…というストーリーになっている。西島さんと竹内さんのほか川口春奈、東出昌大、香川照之など豪華キャストの共演も見どころだ。「SMAP×SMAP」は6月6日(月)22時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月06日フジテレビ系の人気ドラマシリーズ「世にも奇妙な物語」のスペシャル版、「世にも奇妙な物語’16春の特別編」が5月28日(土)今夜放送いよいよ放送となる。同シリーズは1990年から放送が開始。レギュラー放送後も「特別編」が放送され続け今年で26周年を迎える長寿シリーズとなっている。今回の「春の特別編」で放送されるのは「通いの軍隊」「夢みる機械」「クイズのおっさん」「美人税」の4本。「通いの軍隊」は筒井康隆の小説を西島秀俊主演でドラマ化した作品。題名の通り会社に出社するかのように軍隊に“通勤”し、午前9時から午後5時の間戦争をしているという世界を描いている。主演の西島さんは2004年放送の「過去からの日記」以来12年ぶりの同シリーズへの出演となる。本作が“戦争モノ”ということもあり、静岡県裾野市で戦闘シーンを撮影したという。西島さんは「短編なのですがかなり撮影は大がかりな、贅沢な撮影をしています。やはり『世にも奇妙な物語』ならではの一筋縄ではいかない、普通の戦争ものではない、なにか本当にブラックユーモアにあふれた作品になっていると思います」とコメント、作品をアピールしている。「夢みる機械」は諸星大二郎のコミックを窪田正孝主演で映像化。窪田さん演じるなかなか認められない漫画家を夢見る青年が、いつものように母親と言い争った際、部屋から押し出した母親がふいに倒れ、その瞬間母親が実は機械だったことが判明してしまい、そこから次々と驚きの事実を目撃、追い詰められていく……というストーリー。窪田さんは「世の中がどんどん便利になりたくさんの機械が生活を支えてくれている時代なので、このストーリーにはどこか真実味を感じました」と作品について語っている。「クイズのおっさん」は松重豊、高橋一生のW主演作。なんの面白みもない毎日に嫌気が差した古賀三郎(高橋さん)が、ちょっとだけ変化がほしいと思い軽い気持ちでクイズ番組に出演、優勝した三郎に与えられたのは、優勝賞金100万円と「クイズ1年分」。翌日から三郎の前にクイズを出題するナゾのおっさん(松重さん)が現れ続けるように。“クイズのおっさん”に追いかけ回され、おっさんと三郎の世にも奇妙な日々が始まる…という物語。松重さんも「地獄は満員」以来約12年ぶりの同シリーズ出演。今回が初主演となった松重さんは「こういう作品は大事におつきあいしていきたいなと思います」と語り、高橋さんも「松重さんに愛を感じます。松重さんがいなくなっちゃってさみしいです。それくらいクイズのおっさんが好きです」と両者の息もピッタリだった様子。本編が楽しみだ。「美人税」は美人に税金を課すという世界を佐々木希主演で描く。「美人税」とは、美人は男性からご飯をごちそうしてもらったりほかの人が叱られたりする中、優しくされたり人生において得をしているから税金を払えというとんでもない政策。美しい愛子(佐々木さん)の美人税は20%と高額。重税に納得がいかないものの政府に認定された特別な美人であることに優越感も覚え始める愛子だったが、美人税は思わぬ事態を次々と巻き起こし、愛子は美人税反対を訴える……というストーリー。佐々木さんは本作で“ふり切る”ことを目標に恥ずかしがらずに演じたそうで、「シーン中ものすごい顔をするところがあるんです。みんなで爆笑していました。どこまでいけるかっていうことをつきつめていますので、ぜひその顔は見逃さないでいただきたいと思います!」と作品をアピール。突き抜けた佐々木さんの演技に注目だ。「世にも奇妙な物語’16春の特別編」は5月28日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年05月28日フジテレビは、6月3日から10日まで、さまざまな番組で"宇宙"を取り上げるキャンペーン「宇宙ウィーク」を展開する。このキャンペーンは、日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんが、6月24日に国際宇宙ステーション(ISS)へ飛び立つことなどを受け、視聴者に宇宙への興味関心を醸成することを目的に実施するもの。期間中は、『SMAP×SMAP』(毎週月曜22:00~22:54)のコーナー「ビストロSMAP」で、ゲストの西島秀俊と竹内結子が"宇宙メニュー"を堪能するほか、『人生のパイセンTV』(毎週日曜24:30~25:00)では宇宙航空研究開発機構(JAXA)を訪問するなど、各レギュラー番組で、宇宙に関連した企画を実施していく。また、6~9日(24:25~24:35)には、特別番組『池上彰が今 宇宙で働くひと に聞きたいこと』を放送。ジャーナリストの池上彰が、宇宙飛行士・山崎直子氏や、JAXAの現役スタッフと対談し、「宇宙空間に生物を放り出すとどうなるのか?」などの素朴な疑問を解き明かしていく。さらに、10日(21:00~22:52)には、アカデミー賞7冠の映画『ゼロ・グラビティ』(13年)を地上波初放送。番組冒頭では、俳優・斎藤工と映画通として知られる同局の笠井信輔アナウンサーによるトークを放送するほか、データ放送・スマートフォンの連動企画も用意されている。企画を担当した同局編成部の狩野雄太氏は、各番組での趣向をこらした企画について「本当にこの1週間だけしか見ることができない特別なもの」とアピール。特に、池上の特番については「シンプルだけどあまり聞いたことがなかった質問に思わず"へぇ~"と言ってしまう回答が盛りだくさん」と自信を見せている。○「宇宙ウィーク」連動番組●6月3日『全力!脱力タイムズ』(23:00~23:30)『Love music』(23:30~23:58)『ミッドナイトアートシアター 映画「ソラリス」』(深夜2:45~4:50)●6月4日『もしもツアーズ』(18:30~19:00)●6月5日『ワンピース』(9:30~10:00)『KinKi Kidsのブンブブーン』(13:30~14:00)『ちびまる子ちゃん』(18:00~18:30)『サザエさん』(18:30~19:00)『日曜ファミリア「やっちまったTV」(19:00~20:54)『人生のパイセンTV』(24:30~25:00)『魁!ミュージック』(深夜1:00~1:30)●6月6日『ネプリーグ』(19:00~19:57)『SMAP×SMAP』(22:00~22:54)『キスマイBUSAIKU!?』(23:00~23:30)●6月8日『おじゃMAP!!』(19:00~19:57)『世界の何だコレ!?ミステリー』(19:57~20:54)『TOKIOカケル』(23:00~23:30)『いただきハイジャンプ』(深夜1:35~2:05)●6月9日『VS嵐』(19:00~19:57)『奇跡体験!アンビリーバボー』(19:57~20:54)『MATSUぼっち』(24:25~24:55)●6月10日『幸せ追求バラエティ 金曜日の聞きたい女たち』(19:00~19:57)※6月6~9日(24:25~24:35)『池上彰が今 宇宙で働くひと に聞きたいこと』
2016年05月27日現在公開中の『ヒーローマニア-生活-』ではヘタレなフリーターを演じている東出昌大が、初めての刑事役に挑戦する6月18日(土)公開の『クリーピー 偽りの隣人』。先日、双子のパパになったことでも話題を呼んだ、東出さんのイケメンで頼もしい刑事姿の場面写真が到着した。第66回ベルリン国際映画祭に正式出品され、第40回香港国際映画祭では日本映画初となるクロージング上映が実現し、早くも世界から注目を集めている本作。描かれるのは、6年前に起きた未解決の一家失踪事件の分析をする犯罪心理学者・高倉(西島秀俊)と、その奇妙な隣人・西野(香川照之)一家との不可解な関係。一見、何の関わりもない2つの繋がりに高倉が気付いたとき、妻・康子(竹内結子)の身に“深い闇”が迫っていく…。本作では、西島秀俊演じる主人公・高倉の元同僚刑事・野上を熱演する東出さん。先日も女優で妻の杏との間に、双子の女児が誕生したことが話題になったばかり。主演作『ヒーローマニア-生活-』や『デスノート Light up the NEW world』など、話題作への出演も絶えず、俳優としても、1人の男性としても、ますます注目を浴びる存在となっている。今回到着した場面写真では、未解決の一家失踪事件を解決するため、高倉と共に奮闘する正義感あふれる刑事姿を披露!剣道3段の腕前で硬派なイメージがあるものの、意外にも今回が初めての刑事役。高倉と事件の真相を探るため調査に出る場面、拳銃を握りしめ睨みをきかせる場面と、どちらも凛々しく、カッコイイ東出さんの姿に、「こんなイケメン刑事に守られたい!」女子が続出しそうだ。『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日俳優・東出昌大が、西島秀俊と竹内結子が共演する映画『クリーピー 偽りの隣人』(6月18日公開)で、自身初の刑事役を務めている野上を捉えた場面写真が26日、公開された。東出が演じる野上は、主人公・高倉(西島)の元同僚刑事。6年前に起きた未解決の一家失踪事件を解決するため、高倉と共に奮闘する正義感あふれる刑事姿を披露している。東出が刑事役を務めるのは、今回が初となる。公開された写真は、拳銃を握りしめにらみを利かせるシーン、高倉と事件の真相を探るため調査に出る場面を写した2枚。いずれもりりしい表情で野上の男らしさを捉えている。映画の原作は、作家・綾辻行人氏も「展開の予想できない実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛した、前川裕氏による小説『クリーピー』。ある夫婦が"奇妙な隣人"への疑念と不安から、深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描く。3人のほか、川口春奈、香川照之らも出演し、黒沢清監督がメガホンを取る。(C)2016「クリーピー」製作委員会
2016年05月26日5月28日(土)に放送される「世にも奇妙な物語’16春の特別編」。今回放送される4本の作品に、新たに俳優の浦井健治とフリーアナウンサーの福澤朗が出演することが発表された。浦井さんは、舞台やミュージカルを中心に活躍中で、昨年にはアニメ・映画化と世界的な人気を持つ「DEATH NOTE」の舞台「DEATH NOTE the musical」を公演、小池徹平らと共演を果たした。さらに、今後も数々の出演舞台が控えており、いま注目の舞台俳優のひとりだ。そんな浦井さんが登場するのは、佐々木希主演の「美人税」。あらゆる点で得をしている“美人”は税金を払うべき、というとんでもない政策を導入した日本政府。佐々木さん演じる美女の愛子は20%もの税金を払うことを命じられ、窮地に陥ってしまうが、そこに浦井さん演じる野々村健一が救いの手を差し伸べる。また、松重豊&高橋一生がW主演を務める「クイズのおっさん」に登場するのは福澤さん。高橋さん演じる古賀は、何の気なしに出たクイズ番組で賞金100万円と「クイズ1年分」を手に入れる。その「クイズ1年分」とは、毎日目の前に松重さん演じる“クイズのおっさん”が現れる…というもの。本作で福澤さんは、主人公の古賀が賞金と「クイズ1年分」を手に入れることになるクイズ番組の司会者。福澤さんといえば、ニュース番組などの司会のほか「全国高等学校クイズ選手権」をはじめとしたクイズ番組の顔でもある。福澤さんならではの、のびのあるスタジオ中に響き渡る声が、本作の重要なシーンを飾る。今回は、この2本のほか、西島秀俊主演の「通いの軍隊」、窪田正孝主演の「夢みる機械」を放送。さらに番組の最後のエンドロールにもスペシャルな仕掛けが。オムニバス4作品の内容に関わるスペシャル映像がエンドロールで流れるため、最初から最後の1秒まで目が離せない。「世にも奇妙な物語’16春の特別編」は5月28日(土)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月23日先日、「世にも奇妙な物語’16春の特別編」の放送が決定し、3本の作品と西島秀俊、窪田正孝ら主演陣が発表されたが、この度、新たに4本目の作品として「美人税」が加わることが明らかになり、佐々木希が主演を務めることが分かった。財政がひっ迫する中、日本政府は「美人税」を導入する。美人は男性からご飯をごちそうしてもらったり、ほかの人が叱られたりする中、優しくされたり、人生において得をしている…だから税金を払えというとんでもない政策だ。美しい愛子(佐々木希)の美人税は20%と高額。かさんでいく税金に全く納得がいかない愛子だったが、次第に政府に認定された特別な美人であることに優越感を覚え始める。しかし、美人税が思わぬ事態を次々と巻き起こしていくのだった…。美人税と最初に聞いた愛子が最初にとった行動とは美人税反対を訴えることだった――。本作は、今回唯一の女性主演作。美人であるがために、税金を払わされることになってしまうという、非常に突き抜けた内容の物語だ。。今回は“ふり切る ”ということを目標に、恥ずかしがらずにやっているという佐々木さんは、「シーン中ものすごい顔をするところがあるんです。みんなで爆笑していました。どこまでいけるかっていうことをつきつめていますので、ぜひその顔は見逃さないでいただきたいと思います!」と満面の笑みでアピールしていた。プロデューサーの永井麗子は佐々木希さんについて「誰もが “美人”と聞いて納得し、そして嫌味がない人。『呪web』で初めてご一緒し、前向きに楽しく懸命に作品に取り組まれる姿勢にも好感を持ちましたので、きっとこの “美人税”に翻弄される愛子役も思い切って演じてくださるだろうと思いました」とこの役にぜひにと依頼したようだ。なお、今回の放送では、西島さん主演「通いの軍隊」、窪田さん主演「夢みる機械」、松重豊&高橋一生のW主演「クイズのおっさん」も放送される。こちらも併せて楽しみにしていて。「世にも奇妙な物語’16春の特別編」は5月28日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月22日女優の佐々木希が、28日(21:00~23:10)に放送されるフジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語’16春の特別編』で、主演を務めることが21日、明らかになった。佐々木が主演するのは『美人税』。美人は男性からご飯をご馳走してもらっったり、優しくされたりと得をしていることから、税金を払わされることになってしまうことになり、佐々木演じる愛子の美人税は高率の20%。最初は不満も、次第に美人であることに優越感を覚え始めていくが、この税金が思わぬ事態を次々に巻き起こしていく。美人でなければ成立しないこの役柄に、佐々木は「"振り切る"ということを目標に、恥ずかしがらずにやっています」と演じるにあたっての心境を説明。ものすごい顔をするシーンもあるそうで、「(収録現場の)みんなで爆笑していました。どこまでいけるかっていうことをつきつめていますので、ぜひその顔は見逃さないでいただきたいと思います!」と見どころを語っている。オファーした永井麗子プロデューサーは「佐々木希さんは、誰もが"美人"と聞いて納得し、そして嫌味がない人」と起用理由を説明。以前仕事をした際に「前向きに楽しく懸命に作品に取り組まれる姿勢にも好感を持ちました」といい、「きっとこの"美人税"に翻弄(ほんろう)される愛子役も思い切って演じてくださるだろうと思いました」と狙いを話している。今回の『世にも奇妙な物語』では、西島秀俊『通いの軍隊』、窪田正孝『夢みる機械』、松重豊&高橋一生『クイズのおっさん』も放送される。
2016年05月21日フジテレビ系にて26年続く人気ドラマシリーズ「世にも奇妙な物語」が、「世にも奇妙な物語’16春の特別編」として5月28日(土)に放送されることが決定。西島秀俊、窪田正孝、松重豊、高橋一生ら豪華俳優陣の出演が明らかになった。今回発表された豪華キャストは、3作品の主演たち。西島さんの主演作は、筒井康隆原作の人気作品「通いの軍隊」のドラマ化。タイトルの通り、会社に通うように人々が軍隊に午前9時から午後5時までだけ参加し、戦争をしている。というもしかしたら近い未来にありえなくもないと思わせる世界を描く。2004年に出演した「過去からの日記」以来12年ぶりの出演となった西島さん。「『過去からの日記』は本当に心に染みる物語でしたけれど、今回はある意味王道と言いますか、ブラックユーモアの作品なのですごく楽しみに現場に入りました」と心境をコメント。また、実際に富士山を間近に拝む静岡県裾野市で戦闘シーンなどの撮影も行われたようで、「“戦争もの”ということで短編なのですがかなり撮影は大がかりな、贅沢な撮影をしています。やはり『世にも奇妙な物語』ならではの一筋縄ではいかない、普通の戦争ものではない、なにか本当にブラックユーモアにあふれた作品になっていると思います。ぜひ 期待して見ていただけるとうれしいと思います」とアピールしている。そして「夢みる機械」では、窪田さんが大御所漫画家・諸星大二郎の名作に挑戦。野間崎健二(窪田さん)は漫画家になる夢を抱きながら作品を描き続けているがなかなか認められない青年。いつものように母親と言い争った際、部屋から押し出した母親がふいに倒れてしまう。その瞬間、母親が実は機械だったことが判明。そして次々と驚きの事実を目撃し追い詰められていく…。「世にも奇妙な物語」初出演となった窪田さんは、「全力で立ち向かいました。リアルな箇所もたくさんあると思いますのでぜひ見て体感してもらえるとうれしいです」と話し、「世の中がどんどん便利になりたくさんの機械が生活を支えてくれている時代なので、このストーリーにはどこか真実味を感じました」と作品について語った。さらに松重さんと高橋さんの2人W主演で描く「クイズのおっさん」。物語は、古賀三郎(高橋さん)はなんの面白みもない毎日に嫌気がさし、ちょっとだけ変化がほしいと思い軽い気持ちでクイズ番組に出演するところから始まる。クイズで優勝した三郎に与えられたのは、優勝賞金100万円と、そしてなんと「クイズ1年分」。なんのことかと思っていた三郎の前に翌日からクイズを出題するナゾのおっさん(松重さん)が現れる。“クイズのおっさん”に追いかけ回される三郎。おっさんと三郎の世にも奇妙な日々が始まる…という企画のおもしろさとダブル主演の妙により、話題を呼ぶことは必至のようだ。「地獄は満員」以来約12年ぶりの出演で初主演となった松重さんは、「『奇妙』で扱うようなぶっとんだ話というのがドラマの原点だと思うので、こういう作品は大事におつきあいしていきたいなと思います」と語っている。また高橋さんは「松重さんに愛を感じます。松重さんがいなくなっちゃってさみしいです。それくらいクイズのおっさんが好きです」とラブコールを送るほど松重さんとのダブル主演の日々を堪能していた様子。なお、今回もストーリーテラーとしてタモリが出演。26周年を迎えた本作に、どんな新たな物語が加えられるのか。豪華俳優陣の熱演に期待したい。「世にも奇妙な物語’16春の特別編」は5月28日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月17日俳優の西島秀俊、窪田正孝、松重豊、高橋一生が、28日(21:00~23:10)に放送されるフジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語’16春の特別編』で、それぞれ主演を務めることが17日、明らかになった。西島が主演するのは、筒井康隆原作『通いの軍隊』をドラマ化するもの。人々が朝9時から夕方5時まで軍隊に参加するという世界で、西島演じる前島が、納品した商品の不具合をお詫びに行くが、気づけば戦争に加担してしまうというストーリーだ。静岡・裾野市で戦闘シーンなどの撮影が行われ、西島は「短編なのですが、かなり撮影は大がかりな、贅沢な撮影をしています」と見どころを話している。『世にも』初出演の窪田が主演を務めるのは、漫画家・諸星大二郎のSF作品『夢みる機械』。母親が実は機械だったことが分かり、次々と驚きの事実を目撃して追いつめられていく漫画家志望の野間崎健二を演じる。窪田は「リアルな箇所もたくさんあると思いますので、ぜひ見て体感してもらえるとうれしいです」と呼びかけた。そして、松重と高橋は『クイズのおっさん』でダブル主演。高橋演じる古賀が、クイズに優勝して賞金100万円と「クイズ1年分」を獲得すると、翌日からクイズを出題してくるおっさん(松重)が現れ、追いかけ回される日々が始まる。松重は高橋の印象を「10年周期くらいでお会いして、すごくいい俳優さんになられたなと思いました」と述べ、高橋は撮影を終えて「松重さんに愛を感じます。松重さんがいなくなっちゃってさみしいです。それくらいクイズのおっさんが好きです」と熱い思いを語っていた。共同テレビの永井麗子プロデューサーは「今回は特に衣装合わせのときから、(キャストと役の)その絶妙さがカチリと合わさった実感があって、撮影現場ではいち視聴者のようにワクワクしながらモニターを見ていました」と自信。今回もタモリがストーリーテラーとして出演する。
2016年05月17日西島秀俊が主演を務め、その妻役として竹内結子が出演する『クリーピー 偽りの隣人』。この度、本作の場面写真7点が解禁された。犯罪心理学者の高倉(西島秀俊)は、刑事・野上(東出昌大)から6年前に起きた一家失踪事件の分析を頼まれる。しかし事件唯一の生き残りである長女・早紀(川口春奈)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。一方、高倉が愛する妻・康子(竹内結子)と共に最近引っ越した新居の隣人は、どこか奇妙な家族だった。病弱な妻と中学生の娘・澪(藤野涼子)をもつ主人・西野(香川照之)との何気ない会話に翻弄され、困惑する高倉夫妻。そしてある日、澪が告げた言葉に、高倉は驚愕する。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」…。未解決の一家失踪事件と、隣人一家の不可解な関係。2つの繋がりに高倉が気付いた時、康子の身に「深い闇」が迫っていた…。未解決の一家失踪事件と、隣人一家の不可解な関係。2つの繋がりは、本当の恐怖の始まりでしかなかった――。本作は、「第15回日本ミステリー文学大賞」新人賞受賞した、作家・綾辻行人も「展開の予想できない実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛した前川裕の小説が原作。『CURE』『回路』など数々の恐怖映画を手掛け、昨年『岸辺の旅』では、「カンヌ国際映画祭」ある視点部門で監督賞を受賞した名匠・黒沢清監督がメガホンをとっている。キャストには、今回が4度目の黒沢監督作への出演となる主演の西島さんをはじめ、竹内さん、川口春奈、東出昌大、香川照之ほか、日本映画界を代表する豪華キャストを迎え、ある夫婦が“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく圧倒的な恐怖を描いている。マスコミ試写は毎回混雑し、鑑賞後には「『CURE キュア』の再来」「香川さん演じる西野の怪演に脱帽」「薄気味悪さはさすが」「不気味な感じが画面全体から伝わってくる」と、マスコミ陣が口を揃えて、 タイトルよろしく「身の毛のよだつような気持ち悪さ」を称賛している中で、現場写真・特報・予告&ポスター・夫婦2ショット写真と続々とその全貌が解禁となっていた。そして今回遂に、まだどこにも露出されていない場面写真7点が解禁!このほど解禁となる場面写真は、西島さん演じる高倉の家に、隣人・西野(香川さん)と娘・澪(藤野さん)が共に食事をするシーンをはじめ、予告編解禁で評判を呼んだ、高倉が竹内さん演じる妻・康子を抱きしめるシーン、澪が高倉に「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」と訴える名シーン、さらには炎に包まれる緊迫の場面、異様な形をした壁を背に立つ高倉、不敵な笑みを浮かべる西野など、まさに“クリーピーすぎる”場面写真となっている。また本作は、先日行われた「第66回ベルリン国際映画祭」に正式出品、そして「第40回香港国際映画祭」では、日本映画初となるクロージング上映を行うなど、日本のみならず早くも世界から注目を集めている。公開を来月に控え、ますます期待は高まるばかりだ。『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月11日6月18日公開の映画『クリーピー 偽りの隣人』のレッドカーペット&ジャパンプレミアが26日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、西島秀俊、竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之、黒沢清監督が出席した。作家・綾辻行人も絶賛した前川裕の小説『クリーピー』を、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が映画化した本作。ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描いたもので、2月に行われたベルリン国際映画祭や4月の香港国際映画祭でで大きな反響を呼んだ。世界各国からのオファーもひっきりなしで、フランスやイギリス、アイルランドをはじめ9カ国での上映や世界各国の映画祭への出品も決定している。主演の西島は「ついに日本で上映されるということで嬉しいです。海外で何回か上映されて、すごく温かいリアクションをいただいているので、皆さんには楽しんでもらえると思います」と作品の出来に自信。観客から大喝采を浴びたベルリン国際映画祭の話題となり、「上映中も結構リアクションがすごかったんですが、終わってから舞台に僕が上がり、着物姿の結子が上がると『わ~』と歓声があり、そして香川さんが上がられると笑いが起きて、ドイツで大人気でしたね」とエピソードを明かした。香川が演じつ隣人の危なさが見どころの一つということで、「どの人が隣人だったらうれしい?」という質問に、西島は「現場で差し入れとかいっぱいくれた竹内さんかな(笑)。今回は珍しく専業主婦の役で、これが可愛らしくてチャーミングなんですよ。だからお隣に住んだらご飯とか食べさせてくれそうですよ」と回答。すると竹内が「お家で(西島がCMに出演している)ラオウを食べたらいいじゃないですか」と拒否反応を示し、「私は春奈ちゃんかな。お隣からいい匂いがしそうだから、求められたら何でも差し入れしますよ!」と話していた。映画『クリーピー 偽りの隣人』は、6月18日より全国公開。
2016年04月27日黒沢清監督の最新作『クリーピー 偽りの隣人』の完成披露試写会が4月26日(火)、都内で行われ、黒沢監督をはじめ、西島秀俊、竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之が出席した。日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕の小説を映画化。元刑事の犯罪心理学者・高倉は、妻の康子とともに新居に引っ越すが、隣人の西野一家にどこか違和感を抱く。そんなある日、西野の娘が高倉夫婦の家に駆け込み、「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」と驚きの事実を打ち明ける。やがて、西野家と6年前に起きた一家失踪事件に奇妙なリンクが浮かび上がり…。すでにベルリン国際映画祭で上映されており、現地入りした西島さんは「海外でも暖かいリアクションをいただいているので、日本での上映は本当にうれしい」と感無量の面持ち。現地では香川さんの“怪演”が大反響を呼んだといい、「香川さんが舞台挨拶のステージに上がると、笑い声が起こったんですよ」とニヤリ。人気ドラマ「MOZU」シリーズの名タッグに続き、黒沢作品では初共演する2人の丁々発止のやりとりに、ファンからは歓声があがった。また、西島さんと竹内さんといえば、以前『ストロベリーナイト』で部下上司を演じた間柄。今回は夫婦役に挑戦にしており、「夫婦役ということでとてもうれしい」(竹内さん)、「僕もうれしいです!」(西島さん)と喜びの声をあげる場面もあった。世界各国からオファーが舞い込み、現時点でフランス、イギリス、アイルランド、韓国、香港、台湾、中国、トルコ、ブラジルでの上映が決定。さらにベルリン国際映画祭、香港国際映画祭に続き、ウディネ・ファーイースト映画祭(イタリアで開催中)、シアトル国際映画祭(アメリカで5月開催)、ニッポンコレクション(ドイツで5月開催)、ニューヨークアジア映画祭(アメリカで6月開催)、台北映画祭(台湾で6月開催)、ファンタジア国際映画祭(カナダで7月開催)、プチョン国際ファンタスティック映画祭(韓国で7月開催)に出品されることも明らかになった。『クリーピー偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日西島秀俊と竹内結子が夫婦役で共演する『クリーピー 偽りの隣人 』。今回、6月の公開を前に、最近注目を集めている「LINE LIVE」にて 、4月26日(火)、本作の豪華キャストが出演するレッドカーペット&舞台挨拶イベントを生配信することが決定した。6年前の一家失踪事件を調べる犯罪心理学者・高倉(西島秀俊)。愛する妻(竹内結子)と引っ越した先の隣人は、人の良さそうな父親と病弱な母親、中学生の娘だった。ある日、その娘から突然告げられた一言「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」。未解決の事件と、隣人一家の不可解な関係。2つのつながりに隠された恐るべき真実とは――?『トウキョウソナタ』『リアル~完全なる首長竜の日~』の黒沢清が監督を務める本作。西島さんとは4度目のタッグとなり、「第66回ベルリン国際映画祭」「第40回香港国際映画祭」と海外にも出品。また、香港映画祭においては日本映画としては初めてのクロージング上映を飾り、日本国外でも注目を集めている。『ちはやふる』の舞台挨拶が配信され、また今週には『オオカミ少女と黒王子』のプレミアイベントが生配信されるなど、注目の「LINE LIVE」。今回生配信されるのは、 本作のジャパン・プレミアイベント特番。本イベントには、西島さんと竹内さんをはじめ、川口春奈、東出昌大、香川照之といった豪華キャストが登場し、レッドカーペットイベント、オリジナルトーク番組、舞台挨拶までをライブ配信するようだ。また、オリジナルトーク番組では、「LINE LIVE」ならではの視聴者とのコメント機能を使った連動企画も予定されており、舞台挨拶前のキャストから貴重な裏話も飛び交うかも!?「映画『クリーピー 偽りの隣人』ジャパン・プレミア特番」は 4月26日(火)18:00~「LINE LIVE」にて配信。『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月25日「イケメンは地球を救う」これは私がスローガンにしている格言です。ほかの多くの女性も、間違いなく賛同してくれるでしょう。たとえ近くにその影を感じなくても、存在するだけで数多の女性の心を癒し、うるおし、高揚させてくれる。女性が日々を生きるための活力をあたえて、その力で地球をも救ってくれる存在だと。芸能界を闊歩するイケメン男性たちに、たとえ近づけなくとも、せめてその好みのタイプを知っておきたい!めちゃくちゃゼロに近い可能性でも、生きているかぎり自分にもチャンスがあると思いたい!そんな妄想を無限に広げながら、いつもお世話になっている「LOVEST銀座 by air」に向かうとスタイリスト・忠本 功さんが。「芸能人のヘアスタイルから、女性の好みのタイプを当てる…………当ててみましょう!」まままままままじっすか!?!?というわけで、超人気イケメン男性芸能人のヘアスタイルから読み解く「きっとこんな女性が好き(かもしれない)」という完全に妄想に近いインタビューをしてきました!稀代のセクシー番長!斎藤工さんが好きな女性!今もっともセクシーなイケメンと言っても過言ではない斎藤工さん。ドラマや雑誌の端々で、その色気を振りまき、数々の女性の心をうるおしていますよね。「斎藤工さんのヘアは、全体的にパーマがかかっていて前髪は目にかかるくらいの長さですね。長め前髪を選択する男性は自信家でナルシスト、鏡を見る頻度も自然と多くなる傾向にあります」なるほど!やはりこのような男性は同じようにセクシーな女性を求めるのでしょうか……?「いえ、僕はそうは思わなくて、経験上このようなタイプは、案外逆のキャラを求めて、さらっとサッパリしている女性を好きになるのではないでしょうか。ヘアも手の込んでいない、ストレートやショートタイプが好きそうです」意外にもセクシーキャラは、相手にセクシーさを求めないことが発覚しました!憧れのイケメンナンバーワン!西島秀俊さんが好きな女性は?いま人気急上昇中!第二の大沢たかおとも呼ばれる西島秀俊さん。男らしさのなかに見え隠れする、熱く宿った色気がなんともそそられます……。「西島さんは、短く手の込んでいないスタイルが多いですよね。まさに男っぽい性格がヘアスタイルにも滲み出ています。僕が思うに、西島さんのようなタイプの男性が求める女性は、自分を引き立ててくれる、三歩下がってついてくるようなしとやかな女性なのではないかと思います。髪色は落ち着いていて、グラマラスに巻きすぎない適度な巻き髪が似合う方だと思いますね」斎藤さんと同じく、意外にもツヤ系の女性が好みなんですね!もしかして、奥様もそんな方なのかも?ジャニーズのワイルドイケメン長瀬智也さんが好きそうな女性は?TOKIOのビジュアル担当でもある長瀬智也さん。一本芯の通った男らしさに、抱かれたいと思う女性も多いのではないでしょうか。「長瀬くんはヘアスタイル的には、ワイルドなショートスタイルが最近では多くなりましたよね。スタイリングも、ジェルを使ってツヤ系に仕上げるオールバックが定番。男っぽいイケイケワイルドスタイルです。長瀬くんのヘアは、今っぽいスタイルとも言えるので、好みの女性も旬をちゃんと取り入れたミディアムスタイル系の人なのではないでしょうか?割とミーハーで、連れていて恥ずかしくない女性を選びそうですね」連れて恥ずかしくない女……!長瀬くんの歴代の彼女は、確かに連れて恥ずかしくない女、ですね。永遠の恋人候補!福山雅治さんのお相手は・・・?”福山ロス”なんて言葉も生まれるほど、ご結婚の報道に落胆した女性も多い、大人気な福山雅治さん。あの甘いマスクと歌声に、落ちない女性はそうそういませんよね(私もその一人です)。「福山さんはスタイリッシュですけど、基本的にヘアスタイルを大きく変えたことはありませんよね。ヘアスタイルにおいてチャレンジはしない派。こういう男性は、あまり奇抜な女性は選びません。ザ・日本人女性的な黒髪の清楚系がお好みなのではないでしょうか」ああ、たしかに。お相手の女性はまさにそのようなイメージでした。うん、納得!人気急上昇中のシャイボーイ!窪田正孝さんの好きなタイプ赤丸急上昇中の若手俳優さんといえば窪田正孝さん。変幻自在の役柄と、普段のシャイっぷりのギャップにやられている人も多いはず(私もその一人です!)。「窪田くんは常に前髪が目を覆ってしまっていますよね。これは自分に自信がない人がやりがちなヘアスタイル。こういう方は、キレイに手入れされたかきあげ系のロングスタイルを持つ、キレイ系のお姉さんタイプの女性を、案外好きになる気がします」お姉さんタイプと聞いて俄然やる気がみなぎってきました!確かにグイグイ引っ張ってくれるような女性が合いそうですよね。年上キラーのイケメンダンサー!岩田剛典さんが好きそうな人は?若者に大人気の三代目J Soul Brothersのメンバー内で、ひときわ異彩を放つ爽やかイケメン岩田剛典さんこと、がんちゃん。笑顔がかわいくて時々見せるオラオラ顔がたまらない、という女性も多いはず。「がんちゃんは絵に描いたようなイケメンヘアーですね!前髪が束系にスタイリングされているスジ系男子。このヘアスタイルを選択する人は、美意識が高い人が多いですね。意外とシンプルで、カラーリングも派手ではない、ストンと下ろしたような保守的ヘアーの女性を好まれるかもしれません」ディアシスターの石原さとみちゃんのようなヘアスタイルが真っ先に思い浮かびました!役柄の上だけではなく、本当にタイプだったのかもしれませんね。というわけで、ここまで勝手にイケメン男性のヘアスタイルから好みの女性をプロファイリングしてきたわけですが、いかがでしたか?案外その通りかも……と納得してしまうことも多くありました。今回は芸能人の方々を題材にしましたが、似たような髪型の男性であれば、好みの女性の傾向も似ているはず。ぜひあなたの好きな男性の好みのタイプをチェックしてみてくださいね!最後に、これはあくまでも推測なので、信じるか信じないかはあなた次第ということをご了承いただければと思います。お遊び企画でも本気で考えてくださった忠本さんに感謝の拍手です!▼Instagramで、忠本さんのスタイルをチェック!Instagram(忠本 功)※忠本さんにヘアチェンジを頼みたい方はこちら※取材協力: LOVEST銀座 by airPhoto by GOTA
2016年04月16日4月、新年度がスタートして早10日。新しい環境、新しい仲間、新しい仕事にそろそろ慣れてきたころ…では?加えてお花見や送別会に歓迎会なども立て続き、ちょっぴりお疲れモードという方に、最新CM考から処方箋!CMの中のイイ男たちに癒してもらおう!■誰か代わりに家事をして!そんなやる気の出ないあなたにまずは、先の月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で好演を見せた高良健吾。波瑠、香椎由宇、山本美月と共演する「GU」、大河ドラマ以来のサムライ姿「キリン 淡麗 極上<生>」など、CM界でも注目度上昇中だが、おすすめは「いつ恋」の“練”くんさながらの優しさで、落ち込むガールフレンド・早見あかりに手料理を振る舞う「創味シャンタン2016カップル篇」だ。「だから、もう泣くなって。とっておきの作ってやるから」という高良さんの“キュン死”セリフには、早見さんでなくとも、涙はあっという間に乾くはず。しかし、CMでは早見さんが自身のハマリ役「ラーメン大好き小泉さん」ばりに隠し味・創味シャンタンに気づき、「男はみ~んな新しいものを選ぶの」と詰め寄られてしまう高良さん。若干涙目になりながらタジタジになってしまうのだ…。そんな高良さんの姿もひっくるめて、癒しの効果は抜群。また、朝ドラ「あさが来た」で“五代ロス”、深田恭子主演ドラマ「ダメな私に恋してください」で“主任ロス”なる言葉を生み出したディーン・フジオカのダスキン「家事シェルジュ・登場」も、癒やしの効果大。初主演ドラマ「喧騒の街、静かな海」や綾瀬はるか主演の「精霊の守り人」などに続々出演が決まっているディーンさんは、いま飛ぶ鳥を落とす勢い。メガネに蝶ネクタイのコンシェルジュ姿で、「すべて私にお任せください」と微笑まれたら、「はい、よろしくお願いします」と答えずにはいられない!?さらに、朝ドラといえば、始まったばかりの「とと姉ちゃん」でヒロインの父・竹蔵を演じ、朝から女性たちの心を癒したのが西島秀俊。丸メガネに着物、物静かで決して怒らず、自らを「とと」と呼び、娘にも丁寧語で接する姿には“とと萌え”する人が続出。残念ながら、西島さんの登場は第1週のみとなっており(いまのところ)、早くも“ととロス”“竹蔵ロス”の声が聞こえてきそうだが、ライオン「香りとデオドラントのソフラン」のCMでは、子煩悩な主夫の西島さんに出会える。新しいCMでは、子どもの家庭訪問をすっかり忘れ、「今日だっけ?」と慌てて部屋干しの洗濯物を取り込む“とと”の姿に、パワーをもらえそうだ。■“キリッ”とカッコイイ姿にうっとり!刺激が必要なあなたにやはりスーツをキリリと着こなすイケメン男子は、目と心の保養にオススメ。カッコイイといえば、朝ドラの“ブレイクトリオ”ともいえる福士蒼汰、鈴木亮平、玉山鉄二が、同じ会社の同じ部署にいるという「みずほフィナンシャルグループ」のCMは見逃せない。飄々としてマイペースな玉山さん、面倒見がよく頭脳派の鈴木さん、素直で元気な若手の福士さんと、それぞれキャラも立っている上、3人組の上司として大人の男・田中哲司も参戦。さらに、新入社員として黒島結菜も加わった「スマホで口座開設。篇」の30秒バージョンでは、3人の“コント”(?)の後、黒島さんの「カッコイイと思います」に「だろっ?」と三者三様で応じる決め顔は必見!誰もが「黒島さんになりたい!」「この部署に入りたい!」と願うことだろう。スーツ姿といえば、「GENERATIONS」&「EXILE」の白濱亜嵐の単独初CMとなるロート製薬「OXY」も、そのクールなカッコよさが評判。そのWEB限定動画は、先立って公開されたティーザー版から話題を呼んでおり、その後解禁された「Mr.OXY THE MOVIE」では、肌トラブルが発生した男性のもとに駆けつけるスキンケア探偵“Mr.OXY”として、白濱さんが颯爽と登場。停車中の車をスマートに飛び越え、華麗なジャンプを見せたかと思えば、“壁ドン”まで披露!今後もさまざまなパターンが用意されていることがメイキング動画からも伺え、この春夏の要注目CMの一つとなっている。一方、フォーマルなスーツ姿の探偵で決めるのが、「ジョージア」CMシリーズの山田孝之だ。「彼の名はプレミアム~」のナレーションに合わせてキレ味あるアクションで次々敵を倒していく「極上探偵活劇 Mr.PREMIUM」は、実は書き下ろしコミックとの連動企画。だが、時にはニセ札をつかまされたり、美女に腕をとられて「今日はダメよ」とお断りされたりと、ちょっぴり情けないところもあり、どこか盟友・小栗旬が演じた“あの怪盗”を彷彿とさせる場面も…。かと思えば、“働く男”シリーズの一つでは、「誰、あのおじさん」と子どもたちに言われてしまう、公園のブランコで怪しい動きをする“施設点検員”として登場。山田さんは実際の点検員からレクチャーを受けたそうで、安全を確認するためとはいえ、あの独特な動きは何だかクセになりそうに。その後、子どもたちの笑顔に囲まれ、充実感を噛みしめる山田さんの姿は、ほっこりした笑いを届けるとともに、「私もがんばろう」という気にさせてくれるから不思議だ。(text:cinemacafe.net)
2016年04月10日「第40回香港国際映画祭」の「I See it My Way」部門へ正式出品され、「AKB48」グループのドキュメンタリー映画では初の海外映画祭出品作品となった『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』。この度、4月3日(現地時間)に行われた記者会見と、舞台挨拶付き上映会に、「NMB48」の山本彩と矢倉楓子、船橋淳監督が登壇した。“アイドル不毛の地”と呼ばれ続けてきた街・大阪。「NMB48」はそんな荒野に誕生し、成功を収めた初の女性アイドルグループと言えるだろう。リリースされたシングル13枚のうち11枚、および2枚のアルバムがオリコンチャートで1位を獲得。難波にある専用劇場での観覧倍率は20倍以上。地元の大阪城ホールはもちろん、東京の日本武道館2DAYSも超満員にした人気ぶり。だが、そんな輝かしい記録は「NMB48」という“日本一泥臭い”アイドルグループを表現するほんの小さな一面でしかない。この映画は、従来のアイドルたちが隠し続けて来た泥臭さ、汗にまみれた人間臭さを隠そうともせず、不格好でも夢にしがみつき、泣いてもがいて勝ち取って来た、5年間におよぶ浪速のオンナたちの闘争の記録である。今回正式出品された「香港国際映画祭」は、1977年より毎年春に開催されるアジア有数の映画祭。今年で40回を迎える本映画祭は、先月21日から今月4日まで開催されており、西島秀俊主演<a href="">『クリーピー』</a>が日本映画としては初のクロージング上映を飾ることでも注目を集めた。3日正午頃、香港国際空港には100人以上ものファンが集結!「NMB48」の山本さんと矢倉さんが現れると大歓声が巻き起こり、香港でも変わらぬ人気の高さをうかがわせた。また、車まで移動する際にも、ファンからのプレゼントやサインの求めにも笑顔で対応しファンとの交流を楽しんでいる様子もあった。その後、 ハイアット・リージェンシー香港へ移動し、50名を超えるテレビや新聞などのマスコミ向け記者会見を舩橋監督とともに行った。夜には、山本さんと矢倉さんが800名の満席の観客の前に現れると映画祭会場は大歓声に包まれた。メンバー、監督ともに自己紹介を広東語で行うと、会場からは歓声と共に拍手が沸き起こり、温かく彼女たちを迎え入れていた。山本さんは「ドキュメンタリー映画を撮ってもらえて日本で公開できただけで驚きだったのですが、この歴史ある香港映画祭でも上映されることになり非常に嬉しく思います。NMB48として48グループの中で1番と呼べるものができたのは本当に良かったと思います」と感謝の気持ちを述べ、矢倉さんも「日本でも舞台挨拶を行ったのですが、それにも負けないくらい香港の皆さんは熱狂的で感動しました。この映画をやっと届けられる事ができてとても嬉しいです」と喜びを語った。また船橋監督は「今日ははじめて日本以外で上映されることを嬉しく思います。アイドルは全く知らなかったので、オファーをもらったときは正直戸惑いましたが、いろいろ調べていくと『大阪』でアイドルとして生きる彼女たちが魅力的に見えて、彼女たちと一緒なら面白いものが作れると感じ、この作品を作りました」と製作の経緯を述べた。そして最後には、山本さんからの突然の提案により観客と共に記念撮影も行われ、涙を流す女性ファンなどもおり、会場は異様な盛り上がりとなった。これを受けて映画祭関係者は、「NMB48のチケットが全作品の中で一番先に完売してたので、盛り上がることは予想してましたが、こんなに盛り上がった舞台挨拶は過去にも例がなくNMB48のパワーを改めて感じました」と予想以上の盛り上がりに驚きを隠せない様子だった。『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年04月05日約5年半ぶりに音楽活動を再始動させる宇多田ヒカル。その新曲となるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌「花束を君に」、日本テレビ「NEWS ZERO」のテーマ曲「真夏の通り雨」の2曲が、本日4月4日(月)にそれぞれ初オンエア、15日(金)から音楽配信されることになった。先の“月9”ドラマやCMでも話題の高畑充希がヒロインを務め、第1話では西島秀俊の丸メガネ&スーツ&敬語の“とと”(父)ぶりが早速注目を集めている「とと姉ちゃん」。そのオープニングを毎朝飾ることになるのが、いっそう表現力を増した伸びやかな歌声の宇多田さんの「花束を君に」。これまで、宇多田さんは「みんなのうた」に「ぼくはくま」を提供したことがあるが、NHKドラマの主題歌を担当するのは今回が初めて。また、夜には日本テレビ系「NEW ZERO」のエンディングにて、同番組テーマ曲「真夏の通り雨」が初オンエアされる。ピアノと歌だけで静かに幕を開けるこの曲は、丁寧に紡がれた歌詞が、新たな宇多田さんの世界へと誘うかのよう。「デモを聴いたとき、鳥肌が立ちました」と語る「NEWS ZERO」の佐藤圭一チーフプロデューサーは、「以前と変わらない伸びやかな声と、また深みを増した宇多田さんの言葉の一つ一つ。『NEWS ZERO』が伝えるのは素敵な話ばかりではなく、誰か大切な人を失ってしまう事件や事故も毎日のように起きます。それでも明日を前向きに生きていく、少しでも良い社会を作っていく。宇多田さんの曲を聴きながらZEROを見終える人が、そんな気持ちで1日を終えてくれたら、と思っています」と期待を寄せる。どちらも今年レコーディングが行われた楽曲で、ミックスエンジニアには、昨年度グラミー賞4部門、今年度アカデミー賞「歌曲賞」を受賞したサム・スミスを手掛けたことで知られるスティーブン・フィッツモーリスを迎えて初タッグ。まさに“完全復帰”と呼ぶに相応しい2曲に仕上がっている。さらに、宇多田さんのオフィシャルサイト「HIKKI’S WEB SITE」が更新、新しいアーティスト写真も公開された。今回のアーティスト写真を撮影したのは、石川竜一氏。沖縄県生まれで、第40回木村伊兵衛写真賞など数々の賞を受賞するなど、いま最も注目されている新進気鋭の写真家のひとり。その石川氏が2月に撮り下ろした宇多田さんの最新写真は、石川氏のインタビューとともに本日4月4日発売の「ぴあMUSIC COMPLEX」でも特集されている。「花束を君に」「真夏の通り雨」は4月15日(金)よりiTunes、レコチョク、Moraなど主要配信サイトにて配信開始。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」は8時~NHK総合ほかにて放送中。「NEW ZERO」は毎週月~木曜23時~、毎週金曜23時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月04日西島秀俊主演・黒沢清監督作<a href="">『クリーピー偽りの隣人』</a>や主演作『にがくてあまい』など話題映画への出演が相次ぐ川口春奈が、六本木・俳優座劇場にて行われる演劇集団「Z-LION(ジーライオン)」第7回公演「Magician達のリファンタジ~」で自身2度目の舞台出演を果たすことが明らかとなった。舞台は、とある田舎町の小さな自動車整備工場。そこには“魔法使い”である小百合が密かに暮らし、いつも仲間たちと映画の話ばかりをしていた。それは、いまも、昔も…。ある日、小百合はそんな仲間たちと共に自主映画の企画を考えていた。だが、『スター・ウォーズ』のように壮大にしたいとか、『ゴッド・ファーザー』のようなギャングものにしたいとか、企画が全然まとまらない。すると、そこに居合わせた1人の従業員が小百合たちに言った。「お前たちの魔法を使って、新しいジャンルの映画を作ってみれば?」。その言葉をきっかけに、小百合たちは1本の映画を作り始める。後にその映画は、とある世界を感動の渦に巻き込むのだった――。川口さんにとって、2014年に初舞台で初主演を務めた舞台「生きてるものはいないのか」(作・演出:前田司郎青山円形劇場)以来、2度目の舞台出演となる本作。脚本・演出を手掛け、俳優としても出演する粟島瑞丸とは初タッグとなる。今回、川口さんが演じる主人公・小百合は、明るく元気で面倒見もよく、男勝りな性格だが、純粋な分、ときにささいなことで落ち込むこともある“魔法使い”。夢は自分の作った映画で人を感動させること。いつも魔法使い仲間たちと集まり、映画の話ばかりしているという役どころだ。また、演劇集団「Z-Lion」とは、粟島さんが2012年12月に単身旗揚げした集団。集団とはいいながら、メンバーは彼1人。プロデュース、演出、脚本をすべて1人で担当する粟島さんは、自身の舞台のほか、連続ドラマ「パブリシャス・ロード」(BS11)「マネーの天使~あなたのお金、取り戻します!~」(読売テレビ・日本テレビ系)などに出演。3月30日(水)からはZ-Lion特別公演「隣はラジカル」も控えている。<以下、コメント>■川口春奈6月に俳優座劇場で舞台をやらせていただくことになりました。まだまだ未熟者で今は不安しかないですが、これから始まる稽古でしっかり土台とお芝居を作っていきますので、みんな観に来てください。よろしくお願いします。■粟島瑞丸脚本を書かせていただきました粟島瑞丸です。いつもは脚本を書いてからキャスティングを始めるのですが、今回は初めて川口春奈さんとお会いしてから構想から考えました。話す上で閃いた物語。そこからすでに春奈さんとの作品創りがスタートしてると思います。日常の中のありそうでないファンタジー。どうぞご期待ください。演劇集団Z-Lion第7回公演「Magician達のリファンタジ~」は6月22日(水)~6月26日(日)、六本木俳優座劇場にて開演。(text:cinemacafe.net)
2016年03月30日俳優・西島秀俊と女優・竹内結子が再共演する映画『クリーピー 偽りの隣人』(6月18日公開)で、2人が夫婦役を演じている場面写真が29日、公開された。原作は、作家・綾辻行人氏も「展開の予想できない実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛したという、前川裕氏による小説『クリーピー』。ある夫婦が"奇妙な隣人"への疑念と不安から、深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描く。西島や竹内のほか、川口春奈、東出昌大らも出演し、黒沢清監督がメガホンを取る。すでに第66回ベルリン国際映画祭では正式出品作品に選ばれ、第40回香港国際映画祭では日本映画初となるクロージング上映が決定するなど、各国からの注目が集まっている。西島が演じるのは犯罪心理学者の高倉で、竹内が演じるのはその妻・康子。2人は、これまでフジテレビ系『ストロベリーナイト』シリーズで共演。刑事の上司・姫川玲子(竹内)に秘めた恋心を抱く部下・菊田和男(西島)の姿が描かれ、話題を呼んだ。その2人が本作では夫婦役となったことで、ネット上では「"菊姫"コンビがついに夫婦に!」との声も上がっているという。今回の場面写真は、そんな2人が誕生日を迎えることを記念しての公開(西島はきょう29日、竹内は4月1日)。新居に引っ越しての新生活を楽しむ2人の様子や、仲良く食事をする模様、連れだって歩く姿に加え、康子が食事を作る場面、それを笑顔で食べる高倉など、幸せそうな表情が多く捉えられている。しかし劇中では、この幸せムードから一転、隣人に巻き込まれる形で恐怖に翻弄(ほんろう)されることになる。(C)2016「クリーピー」製作委員会
2016年03月29日