新しいことをはじめたくなる春。新年度のスタートをきっかけに、子どもに何か習い事を……と考えているママも多いのではないでしょうか。子ども向けの習い事は、多くの場合入会前に見学や体験の機会があります。子どもに合う習い事を見つけるためには、見学や体験でどんなところに気をつければよいのでしょうか。■先生との相性は大事個人レッスンの習い事はもちろん、グループレッスンやチームスポーツでも、指導してくれる先生との相性はとても大切です。相性のいい先生なら、子どもも「しっかり練習しよう」という気持ちになり、習い事の上達度合いも変わってきます。体験レッスンの際には子どもの様子や表情をしっかりチェックし、楽しく取り組めそうか、先生のことが好きになれそうか、などを見極めてあげたいですね。また、「楽しむことを優先したい」「多少厳しくても高い技術を身につけたい」「試合やコンクールなどの経験を積みたい」など、習い事に求めることは家庭によって違うはず。希望があれば見学や体験の時に先生に伝え、教室のカラーとママの考えが合うかどうかを確認してくださいね。■自分の子だけでなく他の子の様子もチェック体験レッスンを受ける時には、つい自分の子どもの様子ばかりを気にしてしまいがち。他の子たちも一緒のレッスンの場合は、教室全体の様子にも気を配るようにしましょう。子ども達がレッスンに集中していなかったり、騒いでいる子を先生が注意していなかったり、という状況では、習い事をするのによい環境とはいえません。通常プログラムとは別に体験レッスンが設けられている場合は、可能であれば、一度普段の様子を見学しておくとよいでしょう。■“できない子”に対する接し方は?どんな子どもにも得意不得意があり、習い事の上達スピードもそれぞれ違うはずです。見学や体験レッスンでは、“うまくできない子”に対して、先生がどう接しているかを注目してみてください。“できる子”ばかりを熱心に教えるのではなく、“できない子”のフォローもしながら丁寧に教えてくれる教室を選びたいですね。■トイレや教室内の様子も確認を小さな子どもが集まる教室は、衛生面も気になるポイント。とくに乳幼児の習い事は、掃除が行き届いていなかったり温度や湿度の管理が不十分だったりすると、少し不安になりますよね。見学や体験の時間だけでは、その教室が衛生面にきちんと配慮しているかを知るのは難しいかもしれません。そんなときは、教室内の用具の様子やトイレの清潔さなどが判断材料になりますよ。習い事は、園や学校生活とは違った子どもの可能性を伸ばすこともできます。せっかくはじめるなら、楽しく長く続けていきたいですよね。必要ならいくつかの教室を見学して、子どもにピッタリ合う習い事を見つけてあげてください。
2017年04月09日①貴重なギャラリーは見学無料!ヱビスビール記念館では、ヱビスビールの誕生から今に至るまでの歴史を貴重な資料や映像でご紹介しています。ヱビスビールにまつわる、全てのことを知ることができます。ビール好きはもちろん、そうでない方も十分に楽しめますよ。②有料のガイドツアーも魅力的!無料ツアーだけでなく、ヱビスビールのエキスパートであるブランドコミュニケーターによるヱビスのすべてを知ることのできるヱビスツアーに参加することもできます。ヱビスビールの誕生から今に至るまで、そしてヱビスにまつわるこぼれ話まで、まさに”ヱビスビールの全て”を知ることができます。リピーターも多く、ヱビスファンなら一度は参加したいツアーです!③最後には試飲もできる!有料ツアーの最後には、コミュニケーションステージにて2種類のヱビスをテイスティングすることができます。試飲できるビールは「ヱビスビール」、「琥珀ヱビス」の2種類! 詳しくなってから飲む「ヱビスビール」は格別です。参加費は大人 500円、中学生~20歳未満 300円、小学生以下は無料です。ぜひ参加してみてください。1890年の誕生から愛され続けている、ヱビスビール。ヱビスビール記念館ではその全てを味わうことができます。ご興味ある方は、ぜひ足を運んでみては?スポット情報スポット名:ヱビスビール記念館住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-1 恵比寿ガーデンプレイス内電話番号:03-5423-7255
2017年03月03日キユーピーの工場見学で嬉しい試食タイム♪マヨネーズの魅力を学べる「マヨテラス」の90分見学コースの最後には、嬉しい試食タイムも用意されています。ケチャップやマスタードなどの調味料から、ナッツや果物ソースまで、意外な美味しさを発見できる体験プログラムです。なかでもおすすめしたい3つの組み合わせをご紹介します。オレンジの甘みがマヨネーズを惹きたてる♪「ママレード」を思い切ってマヨネーズとブレンドした「マヨ☆ママソース」。案内スタッフさんもイチ押し!お味は……マヨネーズの酸味と爽やかなオレンジの香りがマッチ。驚きの美味しさです!バジルソースの香りが食欲をそそる!単体でも美味しいバジルソースとマヨネーズを組み合わせると、しっかりとしたコクを感じるソースが出来上がります。野菜はもちろんお肉料理に添えると、素材の美味しさをアップしてくれそうです。ルトロンおすすめ! 3種のブレンドソース数ある調味料や素材のなかから、ルトロン編集部がおすすめするのは、「しそ×ピーナッツ×マヨネーズ」の組み合わせ。しその風味とピーナッツの食感がマヨネーズとぴったり♡ 野菜スティックと一緒にホームパーティで出せば、褒められること間違いなしです。マヨネーズに簡単ひと手間で新しい美味しさに出会えます。ぜひ家でも試してみてください。取材・文/末吉陽子スポット情報スポット名:マヨテラス住所:東京都調布市仙川町2-5-7 仙川キユーポート電話番号:03-5384-7770
2017年01月03日5つのエリアに分かれるマヨテラスは、マヨネーズの歴史や、日本ではあまり知られていない世界のマヨネーズ、そして工場でのマヨネーズ製造工程など、学べる内容が目白押し♪ マヨネーズの新しい食べ方も実食で体験することができますキユーピーとパシャ♡ SNSでシェアしたくなるマヨネーズドームマヨテラスに訪れるとまず目を惹くのが巨大なマヨネーズドーム。木製で作られており、その大きさはマヨネーズボトル(450g)の50万倍だそうです。「キユーピー ギャラリー」では、案内スタッフがマヨネーズ誕生の秘密やどうやって世界に広まったのかなど、分かりやすく解説してくれます。驚きの技術に感激! マヨネーズ作りを体感「ファクトリーウォーク」では、食卓に美味しいマヨネーズが届くまでの工程を映像やゲームを通して学ぶことができます。高速で卵を割る機械のムービー&模型は必見です。「キユーピー キッチン」では、サラダにかけて美味しいマヨネーズを使ったソースも実食できます。見学の最後には、嬉しいお土産も貰えちゃいます。思わず自慢したくなるマヨテラスにぜひ足を運んでみてください。取材・文/末吉陽子店舗情報店名:マヨテラスTEL・予約:03-5384-7770住所:東京都調布市仙川町2-5-7 仙川キユーポートアクセス:京王線「仙川駅」より徒歩7分営業時間:見学時間:10:00~、11:50~、13:40~、15:30~※完全予約制のため、事前にインターネットまたは電話から要予約※見学30分前から館内へご入場・受付を開始します。※所要時間は各回90分です。入館料:無料定休日:休館日:土・日・祝、その他臨時休館日あり※土曜日は臨時開館する場合があります
2017年01月02日グリコの歴史をミュージアムで振り返る「子供たちの健康増進のために」、そんな思いから創業者の江崎利一氏が開発した、健康に配慮されたキャラメル「グリコ」。カキの煮汁から取り出したグリコーゲンを利用していることから、その名前が付けられたのだとか。グリコといえば、創意工夫を凝らしたおまけの「おもちゃ」も楽しみの一つ。これまでに開発されたおもちゃは、なんと2万数千種類にも及ぶそう。ミュージアムには、厳選された約1,500種類を展示。歴史を感じながら、じっくり鑑賞してみては。大人気!あのポッキー・プリッツの製造工程を間近で見学できる何年経っても変わらずに、絶大な人気を誇るポッキーとプリッツ。なんと、ポッキーの発売開始は1960年代まで遡るのだそう。ここでは、そんな国民的おやつの製造工程を間近で見学することができるんです。いくつもの機械が休みなく動き、ポッキーやプリッツが作られていく過程には、思わず見入ってしまうはず。工場内に立ち込める甘い香りも、ワクワクを掻き立ててくれますよ。引っ掛け問題も多数!?クイズツアーで子供も大人も白熱!工場見学を終えると、グリコの歴史やお菓子にまつわるクイズツアーが行われます。「子供向けにやさしく作られているのでは?」と侮ったら大間違い。中には引っ掛け問題も含まれており、全問正解するのはなかなかハードルが高いんです。1位になるとお菓子のお土産がもらえます。ぜひ本気でチャレンジしてみてください!取材・文/恋する旅ライターかおり店舗情報店名:グリコピア・イーストTEL・予約:048-593-8811(9時~16時)住所:埼玉県北本市中丸9-55アクセス:JR北本駅からタクシーで約10分、または、けんちゃんバス北本駅東口発 グリコ工場方面行(循環バス)「グリコ工場前」下車すぐ営業時間:9時30分、11時、12時30分、14時の4回所用時間:約70分(別途、有料コーナーの所用時間は約30分)定休日:毎週金曜日、お盆休み、年末年始
2017年01月01日【ママからのご相談】来年度から子どもを保育園に預け、復職しようと考えています。すでにワーキングマザーをしている妹からは「保育園の見学は必須だよ!」と言われているのですが、外から見るだけではダメでしょうか。見学や説明会に行っても、どうせ施設にとってイイことが言われるだけだろうから、外からこっそり覗いている方が取り繕っていない面を見られるのではと思ってしまいます……。●A. 見学・説明会の参加は必須! ポイントを整理して臨みましょうこんにちは、佐原チハルです。「取り繕った、イイ面ばかりをアピールされるのでは」という疑念、わかります。筆者もそのようなことを考え、候補の保育園をこっそりと観察に行ったことが何度かあります。しかしそれでも、見学・説明会には行った方がいいと思います。“いいことばかり”じゃない点を探るためにも、行って、直接質問し、聞いてくることもまた大切です。●保育園の見学・説明会に行ったほうがいい理由とは見学・説明会に行って、「本当によかった!」というママさんたちに話を聞いてみたところ、ポイントは主に以下の3点でした。●(1)ネットじゃわからない『ホームページがすごく綺麗なのに、実際は雑然としている園もあれば、ホームページが古くてガタガタでも、しっかりと行き届いている園もある』(30代/2児のママ)『ネット上の口コミサイトは“いいことしか載せない”ってところもあるらしい。プラスもマイナスも両方知って判断したい のに、それじゃ参考にならない』(30代/1児のママ)●(2)知り合いからの評判ではわからない『周りのママたちからすごくいいって評判の私立園だったのですが、見学に行ったら雰囲気が思っていたのとは違って。少なくとも、うちの生活や子どもの性格には合わなそうだ というのが、見学に行ってみて初めてわかりました。評判だけで判断しちゃわないでよかった』(20代/1児のママ)●(3)認可でも公立と私立で差がある『認可ってことは同じ基準で評価されて作られてるんだから、どこでも同じでしょ、と思ってました。でも、公立はたしかに似ているけど、私立は思っていたよりも多様 でした』(30代/1児のママ)----------次年度の保育園を探しているママの中には、“すでに仕事をしている人”も少なくないと思います。見学・説明会は平日に行われることが多いので、参加は難しく面倒に思われるかもしれません。けれど、子どもの安全にもかかわる大切なことです。ママかパパのどちらかは、必ず都合をつけて行けるようにしたいです。●見学・説明会でチェックしたいポイントとは?『保育園を考える親の会』のホームページによると、確認のポイントは以下だそうです。【職員体制】・年齢ごとの配置人数・有資格者の割合・経験豊富なスタッフの存在・資格のある看護師さんが常駐かどうか【保育の様子】・子どもとの関わり方が応答的か、笑顔でいるか・子どもたちに笑顔はあるか・昼寝時の対策はどうか(うつぶせ寝はしていないか、呼吸チェックはしているか)【食事】・離乳食の進め方はどうか・栄養バランスに配慮された献立になっているか・アレルギー対応はどうなっているか・食材について気をつけていることはあるか【施設設備の様子】・赤ちゃんの部屋と幼児の部屋はしっかり分かれているか・部屋が狭すぎないか・部屋の風通しや日当たりはどうか・安全対策はしてあるか・衛生管理は行き届いているか・おもちゃ、絵本、遊び場(園庭)の管理はどうなっているか【保護者への対応】・連絡帳があり、子どもの様子を知らせてくれるか・子どもの安全性を第一にしているかどうか・親が働くことへの理解はあるか【その他】・園の雰囲気はどうか・行事はどうなっているか・緊急時の対応はどうなっているか、避難経路は確保されているかこちらのページでは、他にも複数のポイントが挙げられています。一度確認し、自分なりのリストを作成して臨む のがいいかもしれません。●“質”の妥協はできない保育園に通うというのは、毎日の生活の話ですから、「通いやすい場所にある」「預かってもらえる時間が希望にかなっている」などの条件もまた大切です。けれど、それらの条件のために“質”を犠牲にすることはできません 。子どもの命に関わる話で、取り返しややり直しができない事態に陥ってしまうリスクがあるからです。そうした“質”の状態をチェックするためにも、保育園の見学や説明会はとても重要なもの。“こっそり覗きに行く”のは、見学・説明会に行ってからでもできます。両方なさってみてはいかがでしょう?後悔のない復職のためにも、チェックリストを用意して、準備万端で臨みましょう!【参考リンク】・保育園選びのチェックポイント | 保育園を考える親の会()●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年11月05日フレッシュハンドメイドコスメブランドラッシュ(LUSH)が、2016年8月27日(土)開催分の工場(キッチン)見学ツアー『ラッシュキッチンツアー(LUSH Kitchen Tour)』の応募を、2016年7月25日(月)10:00よりWEBサイトにて募集中。尚、今回のキッチンツアーの参加はラッシュキッチン公式SNSアカウント(facebook,twitter,Instagramのいずれか)のフォロワー限定。▲新鮮で可能な限りオーガニックな野菜や果物を使い、バスアイテムやコスメ商品をハンドメイドで製造しているラッシュ(LUSH)。募集要項■応募予定期間: 2016年8月19日(金)10:00~2016年8月28日(日)23:59■応募サイト: 開催概要■開催日時:2016年9月24日(土)■午前の部:8:45 – 14:15頃■午後の部:13:30 – 18:45頃募集人数:各回12組24名参加費:無料※「午前の部」「午後の部」共に、小田急線「本厚木駅」改札前集合、「海老名駅」解散。LUSH公式サイト
2016年08月21日子どもたちの夏休みも後半戦。まだまだ遊び足りないお子さんにも、夏休みの宿題が終わっていないお子さんにもおすすめのレジャーのひとつが「工場見学」です。そこでつくっているものの試食・試飲ができたり、自由研究の題材にもなったりと大人気。自由研究の題材にもなるため、人気が高まりつつあります。でも、工場見学の予約は、ネットなどから2~3ヶ月以上前から受付を開始していて、8月末まで満席というところが多いのが現状です。そこで、小学生のお子さんがいるファミリーにおすすめの工場を紹介します。■思い立った日にいける! 予約不要のラスク工場「ガドーフェスタハラダ 本社工場」主力製品であるガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」の製造工程が見学できます。大量のラスクが次々とベルトコンベアで流れてくる様子は圧巻! 直売店もあり、ここでしか扱っていない限定商品も。夏休みの思い出に、会社の方やママ友に配ってもよろこばれることまちがいなしです。ガトーフェスタ ハラダ 本社工場 公式サイト 所在地:群馬県高崎市新町1207参加費:無料予約 :9名以下のグループは予約不要実施日:月~金(祝日含む)10:00~17:00■試食も楽しみ! 大自然に囲まれたお菓子の工場シャトレーゼ 白州工場南アルプス・白州の名水を使用した、お菓子やアイスクリームの製造工程が自由に見学できます。ガイドつきのコースもありますが、こちらは予約が必要です。お目当ては試食用のアイス。数種類あり、好きなものを好きなだけ食べられます。混雑時には入場規制の可能性もあるので、ゆっくり楽しみたい人は、オープン直後か、閉館1時間前ごろを狙って行くのがおすすめ。中央自動車道の小淵沢ICから車で約15分。限定ジャムやスイーツなどを購入できるお土産ショップも充実しているため、避暑をかねたドライブ観光の、たちよりスポットとしても人気です。シャトレーゼ 白州工場 公式サイト 所在地:山梨県北杜市白州町白須大原8383-1参加費:無料予約 :自由見学は予約不要実施日:工場営業日は公式サイトを要確認 9:00~16:00(最終受付15:00)■自宅から一番近い場所が探せる! 清掃工場夏休みの社会科自由研究として人気が高い清掃工場見学。どうして分別が必要なの? リサイクルってどうするの? そんな素朴な疑問も、清掃工場を見学することでリアルに学べ、「ものを大切にしよう」という意識も高まります。清掃工場は都内各所にあります。以下サイトURLからイベントカレンダーを確認して、ご自宅から最寄りの清掃工場を選択すれば、より身近な気分で見学ができますよ。東京二十三区清掃工場 公式サイト 所在地:東京都各区参加費:無料予約 :要予約(希望日の2日前までに、見学希望の清掃工場へ電話申込み)ほかにも、明太子の試食し放題の明太子テーマパーク「大洗めんたいパーク」も、館内にある明太子工場が予約不要で見学できます。夏休みもあとわずか。楽しい工場見学で家族のステキな思い出を残してくださいね。 ・かねふく 大洗めんたいパーク
2016年08月18日フレッシュハンドメイドコスメブランドラッシュ(LUSH)が、2016年8月27日(土)開催分の工場(キッチン)見学ツアー『ラッシュキッチンツアー(LUSH Kitchen Tour)』の応募を、2016年7月25日(月)10:00よりWEBサイトにて募集中。尚、今回のキッチンツアーの参加はラッシュキッチン公式SNSアカウント(facebook,twitter,Instagramのいずれか)のフォロワー限定。新鮮で可能な限りオーガニックな野菜や果物を使い、バスアイテムやコスメ商品をハンドメイドで製造しているラッシュ(LUSH)。募集概要■応募予定期間: 2016年7月25日(月)10:00~2016年8月3日(水)12:00■応募サイト: 開催概要■開催日時: 2016年8月27日(土)■午前の部: 8:45 – 14:30頃■午後の部: 13:30 – 19:00頃※「午前の部」「午後の部」共に、小田急線「本厚木駅」改札前集合、「海老名駅」解散。LUSH公式サイト
2016年07月28日ラッシュジャパンはこのほど、7月30日に開催する工場(キッチン)見学ツアー「LUSH Kitchen Tour(ラッシュキッチン ツアー)」の応募受付を同社ウェブサイトで開始した。同社では、新鮮で可能な限りオーガニックな野菜や果物を使ったバスアイテムやコスメ商品をハンドメイドで製造している。「LUSH Kitchen Tour」は、神奈川県愛甲郡愛川町の工場で不定期に開催している工場(キッチン)見学ツアー。店舗では購入できないオンラインサービス「LUSH KITCHEN」や、商品をハンドメイドする製造過程・原材料へのこだわり、環境への配慮や動物・人権擁護など、さまざまな同社の取り組みなどを知ってもらう機会として実施している。同イベントでは、オンライン向けに毎日限定生産を行っている「LUSH KITCHEN」に入室し、参加者の前で「LUSH KITCHNE」限定商品の製造を行う。参加者もラッシュ商品を作る体験ができるという。製造現場での体験のほか、商品製造に実際に使用している原材料を使ったオーガニックランチも楽しめるとのこと。開催日時は7月30日の8:45~14:15頃(午前の部)、13:15~18:45頃(午後の部)。募集人数は、各回12組24名。応募は、同社ウェブサイトにて7月3日の23:59まで受け付ける。なお今回のキッチンツアーは、ラッシュキッチン公式SNSアカウント(facebook、twitter、Instagram のいずれか)のフォロワー限定となる。参加費は無料。
2016年06月14日吉野の間伐材がパウダーになって酵素とまざって発酵、酵素浴になり、そしてその役目を終えたら、今度は発酵堆肥となり植物を育てているという。この化学薬品を一切使わないというオーガニック発酵堆肥の畑、Biogarten斎庭の里(ビオガルテンゆにわのさと)を大阪・堺市で営む寺田将樹さんに話を聞いた。■口に入るものの安全前職は教師だったという寺田さんが農業を始めたのは8年程前。ひょんなことから、学校の畑や田んぼの世話をやり始めたのがきっかけだった。気になりだしたのは、農薬のこと。一部には完全なオーガニックはあるものの、出回っている農作物はほとんどが農薬や除草剤散布されたものだという事実に「人間が食べるものになんてことを」という気持ちになったという。本格的に農業に取り掛かりはじめてからは、「無農薬・無肥料」を志したという寺田さんだが、虫がついて虫食いだらけ。とても売れる代物ではなかった。もう無農薬野菜は諦めようと、そんなときに出会ったのが、「酵素浴えん」を運営するFlavor(株)山口尚哉さん。酵素浴で使い終わったヒノキパウダーを肥料として農地にかぶせるというアイデアが生まれたのだ。通常のおがくずだと不純物が入っていて土壌に悪影響を及ぼす。しかし、なんといっても吉野で作られたおがくずは完全オーガニックであり、酵素も含まれている。発酵堆肥で黄金色の畑「吉野の山では重なりあって堆積した植物の死骸を菌類が発酵させ、ふかふかで栄養たっぷりな土壌をつくりますよね。発酵堆肥をかぶせたうちの畑は、吉野の山の環境がきたものだと思ってください」と寺田さんは言う。栄養にあふれてアスパラがぐんぐん伸びる畑は、無農薬で悩んでいたときの害虫被害もなくなった。■アスパラがすくすく育つ黄金の畑郊外の離れた農家から都心に届く野菜と違い、取れたての野菜は食べ方までも変わってくる。いまはまだまだ手に入りにくい寺田さんの野菜だが、もし他の農家が発酵堆肥を導入するなら指導は惜しまないという。発酵堆肥が輝く黄金の畑がもっと広がる日が来るために、私たちの意識を変えことが必要だ。アスパラガスがぐんぐん育つ畑■奈良・吉野の循環する木の物語とは吉野の山から切り出された間伐材は最後にはヒノキの堆肥へと姿を変えていた。そしてそのサイクルの途中には、いろんな人の「誰かのため」が詰まっていた。たとえば、自分では決して見ることのない森の姿のため、今日まで自分が受け継いできた伝統をいつか引き継ぐため、みんなが安心してモノを口に入れられるようになるため。素晴らしいのは、人々がみな、横のつながりをもってお互いの知恵と技術、それに対する対価とを融通しあっている姿だ。目の前のことに対して自分はいま、何ができるのか。地球のためとまで大きなことは言わずとも、まわりの人たちの幸せのためにアイデアや人脈を絞り出して行動することはとても美しい。今が、一方的に消費するばかりの生活を手放す時なのかもしれないと感じたサスティナブルな社会科見学だった。
2016年05月20日吉野の杉、ヒノキに携わる林業を営む人たちと出会った吉野の旅。山守の中井章太さん(中神木材)が提供する吉野ヒノキパウダーで酵素浴が体験出来るのが京都 ハイアットリージェンシー内にある「酵素浴えんHANARE」だ。間伐材を利用した、これこそ資源のリユースだ。旅の疲れを癒すべく、酵素浴を体験した。酵素浴えんHANARE 京都店■酵素浴って?最近話題の酵素浴。「身体を芯から温めることで、リラクゼーション効果はもちろん、続けることで基礎代謝をあげ体質改善に繋がる」とえんを運営するFlavor(株)の山口尚哉さん。冷えは万病の元といわれるだけに注目を集めている。この酵素浴の熱源は、すべて微生物による自然発酵熱だというから驚きだ。ヒノキパウダーに野草、野菜、果物から抽出したエキスを加え、独自の発酵技術で高温発酵させている。温度は65度から80度まで上がるというので心配したものの体感温度は40度程度。おがくずが空気を含んでいるので、熱がじんわり身体をつたってくるためだという。ふかふかのおがくずに横になると、ヒノキの香りが身体を包む。スタッフが付いていてくれるので、熱いときやもっと熱くしてほしいときは声をかければいい。肩が凝っていると言うと肩に重点的におがくずを集めて温めてくれた。酵素浴は熱めか、ぬるめか入る前のカウンセリングで決められる酵素浴のいいところは、短時間で身体が温まることだろう。岩盤浴だとじんわり1時間程度かかるが、酵素浴は15分程度で芯から温まることがきる。身体が温まるのはもちろん、保湿効果もありしっとり。丁寧にメンテナンスされたひのきパウダーは酵素の力で自浄作用があるので汗は分解されているそうだ。また高温発酵のため菌の繁殖もなく清潔だという。■まさしく循環する木の姿「酵素浴えん」は関西に4店舗、東京に1店舗を展開しているが、どの店舗でも中神木材と提携した奈良県吉野の間伐材からつくった天然のヒノキパウダーのみを使用している。「以前は様々な産地のものを使っていましたが、香りやきめ細かさなど品質が全然違う」とえんを運営するFlavor(株)の山口さんは語る。それもそのはず、本当に手作業でおがくずをふるいにかける丁寧な作業によって上質のヒノキパウダーが生み出されているのだ。ふるいはホントの手作業。カゴを2重にしてより細かくしているもともと吉野のヒノキは質がよく、油分を含んで抗菌作用も高いといわれる。上質のヒノキパウダーときちんとしたメンテナンスによって、いやなニオイのないきれいな酵素浴を体験することができるのだ。「えん」のスタッフも吉野の山に研修に行くことがあるそうだが、数人が交代で2時間かかってようやく1槽分のヒノキパウダーができただけだというから、その手間や推して知るべしである。「いまも吉野の山を見ると間伐材がごろごろ放置されています。なんとかして、それらを活用できないか、発酵を通じて循環させられないかを考えています」と山口さん。ちなみに、酵素浴で使い終わったヒノキパウダーは、なんと堆肥化され大阪にある農場に送られるというのだ。吉野の森から京都、そして大阪へ。この循環する木の行方を見届けるため、次回は大阪の農場へ。【施設概要】店舗名:酵素浴えんHANARE 京都店所在地:〒605-0941京都府京都市東山区三十三間堂廻り644番地2ハイアット リージェンシー 京都RIRAKUスパ アンド フィットネス内電話:075-541-3180営業時間:9:00~22:00(最終受付21:00)ホームページ:
2016年05月19日「貯木のまち」から車で東へ10分足らず。吉野川の風景を眺めながら辿りついたのが吉野の酒蔵である「美吉野醸造」。吉野林業のそもそもが、酒の運搬・醸造用の樽や桶であったことは前回の原木市&製材所めぐりでお伝えしたとおり。近年はホーロータンクなどに押されて姿を消した木桶仕込みの酒づくりが、最近また新たに評価されているそうだ。美吉野酒造も2010年に60年ぶりの木桶仕込みを復活させて以来、毎年「百年杉 木桶仕込み」として発売している。しかし、美吉野酒造のすごさはそれだけではない。ディープな酒蔵見学がはじまった。同じ蔵元でこれだけ風味が違うのかと驚きだった日本酒たち■これまでの酒づくりとは正反対案内してくれたのが専務の橋本晃明さん。7年前より杜氏でもある。まずはお米の話から…というところで、奈良は酒向けの米の産地ではないことを知らされた。「米どころ=酒どころ」であるように、常識では米は酒づくりにおける最大のこだわりどころ。しかし橋本さんは、奈良県産の米を取り入れつつも、そこにこだわりはない。「山の米、平野の米。それぞれ水や土壌は違うけれどどちらも正解なんです。農家さんの思いを汲みながら、『この蔵にとっていい米』を使っていくことが大切だと思う」と橋本さん。現在は奈良県産の『吟のさと』を使用。玄米の白っぽい部分が酒米の特徴■ワイルドな麹づくり麹室(こうじむろ)と呼ばれる麹づくりの部屋。ここで蒸し米に麹菌をふりかける。ここは50年前に吉野杉をつかって作ったそうだ。電熱器と加湿器で温度と湿度を調整。杉は調湿にも優れる美吉野醸造では、「総破精麹(そうはぜこうじ)」という、米全体に菌糸をまわす手法をとっており、室温は30度、湿度は70%~80%とかなりのムシムシ状態(通常は50%程度)。細菌に胞子を均一に振りかけて菌種を斑点状に入り込ませる「突き破精(つきはぜ)」と違い、こちらは大胆にも噴霧器で蒸し米に菌を振りかけるそう。なんだか、とてもワイルド。麹は、全体に菌糸がまわって真っ白な麹ができるという。「麹は酒造りのDNAなんです」と語る橋本さんは「酸味」にこだわる。上質な酸味、旨みの強い酸味。麹づくりはこの後の「酒母(しゅぼ)」の工程にも関わり、絶妙な酸味を生み出す大切な作業なのである。■酵母無添加の酒母(しゅぼ)づくり「酒母」とは仕込み前に後工程で合わせるもろみの発酵を促す酵母菌を培養する作業で、「麹室でつくった麹米+蒸し米+水+酵母」が基本セット。ただ、橋本さんはここで酵母を無添加にすることに踏み切った。3年間お世話になった剣菱酒造での「酵母は探すものではなくつくるもの」という、これまでの常識と180度違う発想に感銘を受けたからだという。木桶の中でぶくぶくと発酵する酵母無添加の酒母酒母をあえて四季折々で条件が変わる厳しい環境に置き、それでも発酵してくるのが「この蔵の酵母菌」となる。吉野杉の木桶は山守の中井章太さんたちとのプロジェクトその後、三段仕込みを行い、もろみ発酵などの工程を経て清酒となる。ちなみに、美吉野醸造では、一般的な酵母添加の製法で醸すお酒もあるが、いまは出荷の7割がこの酵母無添加のお酒だという。■さらにワイルドな水もとまた、美吉野酒造では、めずらしい水もとという醸造方法を取り入れている。室町時代に奈良市菩提山町の正暦寺でつくられたこの酒が清酒のルーツとされ、まさしく日本酒発祥の地・奈良にふさわしい酒づくりの原点とも言えよう。この酒母のつくり方はさらにワイルドで、生米を水もとにひたして腐らせることで発酵に導くという、腐敗と発酵ギリギリのライン。橋本さんも笑いながら「最初はすごい腐敗臭に捨てようかと思った」というほどすっぱい匂いがしたという。■吉野の水、気候、自然のまま酒づくりは低温で、という常識を覆し、水もとは夏でも行えて低温管理もしなくてよいという。それでも活発に活動する酒母はまさしく吉野の地、その気候風土で育ったここだけにしかない日本酒だといえるだろう。「もともと水もとを刺身にあわせる気はない」と断言する橋本さん。海のない奈良、山の恵みに感謝する奈良の人ならではだ。「山のお酒でありたい」、それが地酒づくりとしてのやりがいだという。酒づくりの話になると突然饒舌になる橋本さん■吉野の水、気候、自然のまま美吉野酒造の仕込水は、大峰山系の伏流水の井戸水を使用している。雄大な大峰山からの恵みを与え、そして、橋本さんの酒づくりはどこまでもスパルタ教育。吉野という環境のもとで酵母菌を環境に適応させてきた。さて、これからしたいことは?の問いに、「アルミ製の暖気樽(だきだる)を木製のものにしたい!」と答えた橋本さん。暖気樽とは、湯を入れたり水を入れたりして温度調節する湯たんぽのようなもの。「金属よりゆっくり熱が伝わるから冷めにくいんですよ」とますますマニアックな話は尽きなかったのだが、今日はここまで。いずれ橋本さんが吉野杉の暖気樽を使う日も遠くないのかもしれない。次回は、吉野のヒノキを求めて京都まで足を伸ばします。【酒蔵情報】奈良県吉野郡吉野町六田1238番地1TEL:0746-32-3639
2016年05月18日「循環する木の物語」を求めて奈良は吉野の里へ。今回は、「吉野貯木のまち」を訪ねた。近鉄線「大和上市駅」から吉野川の鉄橋を越えると東西に広がる2kmの間に38軒の製材所が集まる、そこが製材団地となっている。■競りが行われる原木市場へやってきたのは上吉野木材共同組合の原木市。吉野には2ヶ所に原木市があるという。大型クレーンががっしり大木をつかむ様に圧倒されながら、山守の中井章太さん(中神木材)から案内を受ける。原木市が行われるのは月に2回。県内外の製材所から100人以上が参加し、その様子は築地の競りさながらだそう。欲しい木があれば指数字で値段を伝え、振り子と呼ばれる進行係が決定してゆく。この振り子さん、指数字を瞬時に読み取ったり、事前に原木を目利きしてよい物から順番に並べたりと、相当の力量が必要な仕事であるようだ。原木市に並ぶ木々■吉野木材の歴史を聞く500年の歴史を誇る吉野木材。室町時代に人工植林されたのをはじまりに、その後、豊臣秀吉が大阪城や伏見城を建設する際に吉野を領有し、吉野杉を使ったとされる。吉野杉がブランド化したのはなんと江戸時代。もともとは酒を入れる樽や木桶にふさわしい杉にするために、「目が詰まってまっすぐな香りのよい杉」を育てるために試行錯誤が繰り返されてきた。木を樽の側板になるよう、ゆるいカーブをもたせた板を「樽丸」といい、樽丸は組み立てる前に酒処である灘や伏見に送られた。この樽丸はすさまじい人気で、1年で100万樽、約200年間この人気が続いたという。この頃から吉野杉は質の高い素材として支持されてきた。■いざ、製材所へ!今回、訪ねたのは38軒ある製材所のうちの一つ、吉野中央木材株式会社。まず、この「吉野貯木のまち」の歴史を振り返ると、貯木場が出来たのは昭和14年。それまで吉野川を通じて和歌山に吉野材を水運輸送したものの、経済的なうまみはすべて和歌山に落ちるということから、県営の貯木場の建設が始まったという歴史背景を持つ。吉野貯木場の全盛期には貯木に使う池を3つも備え、なんと山側には木材を運ぶための貨物列車まで通っていたとか。戦後の住宅建設がピークになった昭和30年代には130軒もの製材所が並んでいたというが、今では、池も埋め立てられ、貨物列車は昭和30年代中盤で自動車の発達により廃線になってしまった。「木取り」の作業。切る前にこの木の特徴を目利きし用途を決めてから切る■熟練の技を間近で見る吉野中央材木の従業員は16人。その全員が木の木目や品質の目利きが出来るという。「どの作業においても、木の魅力を活かすために目利きが必要なんです」と専務取締役の石橋輝一さん。どう木取りをすれば最大限にこの木の魅力が現れるのか、ムダが出ないのかを見極めてストーリーを練る熟練の技を必要とする作業だ。目立てに要する時間はなんと半日。板前さんが包丁を研ぐように、木取りの命である帯ノコの切れ味は、職人さんの確かな目立ての腕によって支えられえている。「半世紀も使っている機械がある目立て工房。製材に使う帯ノコを手作業で手入れ、調整する場所だ木材と共にある時間軸はここでも長い。木取りのあと半年から1年、人工乾燥または自然乾燥される。そこで出た反りや歪みを正すために引きなおし、ようやくまっすぐの美しい形になるのだ。いくつもの季節を経て、吉野の木々は使い手の元に渡る。■若い力、木への誇り、受け継ぐ心、つなげる情熱林業は木の価格下落で縮小し、製材所もかつてより100軒近く減ってしまった吉野貯木のまち。先人からの知恵や恵みを受け継ぎ、林業のまちと栄えた吉野はどうなってしまうのだろうか。よそ者が心配するのと裏腹に、石橋さんの製材所にかける情熱はまっすぐ未来に向けられている。同世代である30代の2代目、3代目も誕生し、「貯木のまちあるき」というイベントの開催や、フリー冊子「ちょぼくブック」の配布など、新しい試みを見つけている。「僕たちの仕事は商品に合わせて木を切るのではなく、その木の持ち味をみながら分解していく。つまり引き算していくのであって、これがなかなか難しいですね(笑)」。吉野の暮らしと共にある木々の営みのように、じっくりと受け継がれていく技と熱意が宿った仕事を学ばせてもらった。次回は吉野杉の木桶をつかった「木桶仕込み」のお酒をこの吉野で復活させた酒蔵を訪ねる。【製材所情報】奈良県吉野郡吉野町橘屋57TEL0746-32-2181
2016年05月17日「貯木のまち」から車で東へ10分足らず。吉野川の風景を眺めながら辿りついたのが吉野の酒蔵である「美吉野醸造」。吉野林業のそもそもが、酒の運搬・醸造用の樽や桶であったことは前回の原木市&製材所めぐりでお伝えしたとおり。近年はホーロータンクなどに押されて姿を消した木桶仕込みの酒づくりが、最近また新たに評価されているそうだ。美吉野酒造も2010年に60年ぶりの木桶仕込みを復活させて以来、毎年「百年杉 木桶仕込み」として発売している。しかし、美吉野酒造のすごさはそれだけではない。ディープな酒蔵見学がはじまった。同じ蔵元でこれだけ風味が違うのかと驚きだった日本酒たち■これまでの酒づくりとは正反対案内してくれたのが専務の橋本晃明さん。7年前より杜氏でもある。まずはお米の話から…というところで、奈良は酒向けの米の産地ではないことを知らされた。「米どころ=酒どころ」であるように、常識では米は酒づくりにおける最大のこだわりどころ。しかし橋本さんは、奈良県産の米を取り入れつつも、そこにこだわりはない。「山の米、平野の米。それぞれ水や土壌は違うけれどどちらも正解なんです。農家さんの思いを汲みながら、『この蔵にとっていい米』を使っていくことが大切だと思う」と橋本さん。現在は奈良県産の『吟のさと』を使用。玄米の白っぽい部分が酒米の特徴■ワイルドな麹づくり麹室(こうじむろ)と呼ばれる麹づくりの部屋。ここで蒸し米に麹菌をふりかける。ここは50年前に吉野杉をつかって作ったそうだ。電熱器と加湿器で温度と湿度を調整。杉は調湿にも優れる美吉野醸造では、「総破精麹(そうはぜこうじ)」という、米全体に菌糸をまわす手法をとっており、室温は30度、湿度は70%~80%とかなりのムシムシ状態(通常は50%程度)。細菌に胞子を均一に振りかけて菌種を斑点状に入り込ませる「突き破精(つきはぜ)」と違い、こちらは大胆にも噴霧器で蒸し米に菌を振りかけるそう。なんだか、とてもワイルド。麹は、全体に菌糸がまわって真っ白な麹ができるという。「麹は酒造りのDNAなんです」と語る橋本さんは「酸味」にこだわる。上質な酸味、旨みの強い酸味。麹づくりはこの後の「酒母(しゅぼ)」の工程にも関わり、絶妙な酸味を生み出す大切な作業なのである。■酵母無添加の酒母(しゅぼ)づくり「酒母」とは仕込み前に後工程で合わせるもろみの発酵を促す酵母菌を培養する作業で、「麹室でつくった麹米+蒸し米+水+酵母」が基本セット。ただ、橋本さんはここで酵母を無添加にすることに踏み切った。3年間お世話になった剣菱酒造での「酵母は探すものではなくつくるもの」という、これまでの常識と180度違う発想に感銘を受けたからだという。木桶の中でぶくぶくと発酵する酵母無添加の酒母酒母をあえて四季折々で条件が変わる厳しい環境に置き、それでも発酵してくるのが「この蔵の酵母菌」となる。吉野杉の木桶は山守の中井章太さんたちとのプロジェクトその後、三段仕込みを行い、もろみ発酵などの工程を経て清酒となる。ちなみに、美吉野醸造では、一般的な酵母添加の製法で醸すお酒もあるが、いまは出荷の7割がこの酵母無添加のお酒だという。■さらにワイルドな水もとまた、美吉野酒造では、めずらしい水もとという醸造方法を取り入れている。室町時代に奈良市菩提山町の正暦寺でつくられたこの酒が清酒のルーツとされ、まさしく日本酒発祥の地・奈良にふさわしい酒づくりの原点とも言えよう。この酒母のつくり方はさらにワイルドで、生米を水もとにひたして腐らせることで発酵に導くという、腐敗と発酵ギリギリのライン。橋本さんも笑いながら「最初はすごい腐敗臭に捨てようかと思った」というほどすっぱい匂いがしたという。■吉野の水、気候、自然のまま酒づくりは低温で、という常識を覆し、水もとは夏でも行えて低温管理もしなくてよいという。それでも活発に活動する酒母はまさしく吉野の地、その気候風土で育ったここだけにしかない日本酒だといえるだろう。「もともと水もとを刺身にあわせる気はない」と断言する橋本さん。海のない奈良、山の恵みに感謝する奈良の人ならではだ。「山のお酒でありたい」、それが地酒づくりとしてのやりがいだという。酒づくりの話になると突然饒舌になる橋本さん■吉野の水、気候、自然のまま美吉野酒造の仕込水は、大峰山系の伏流水の井戸水を使用している。雄大な大峰山からの恵みを与え、そして、橋本さんの酒づくりはどこまでもスパルタ教育。吉野という環境のもとで酵母菌を環境に適応させてきた。さて、これからしたいことは?の問いに、「アルミ製の暖気樽(だきだる)を木製のものにしたい!」と答えた橋本さん。暖気樽とは、湯を入れたり水を入れたりして温度調節する湯たんぽのようなもの。「金属よりゆっくり熱が伝わるから冷めにくいんですよ」とますますマニアックな話は尽きなかったのだが、今日はここまで。いずれ橋本さんが吉野杉の暖気樽を使う日も遠くないのかもしれない。次回は、吉野のヒノキを求めて京都まで足を伸ばします。【酒蔵情報】奈良県吉野郡吉野町六田1238番地1TEL:0746-32-3639
2016年05月17日ヘルシー志向の女性たちの間で、ブームとなっている日本酒。米と麹が育む澄んだ水のような酒は、なんともいえない芳醇さ。そんな酒蔵を見学できるツアーがあるのをご存知ですか? 原料となる米から栽培する “栽培酒造蔵”、 泉橋酒造の酒蔵見学ツアーをご紹介しましょう。米作りも自前。無農薬栽培の田んぼへ東京都内から電車とバスを乗り継ぎ約1時間半、神奈川県・海老名にある泉橋酒造は、1857年創業という歴史ある酒蔵です。かつてこの海老名周辺は、 “海老名耕地” と呼ばれ、丹沢山系のミネラル豊富な地下水に恵まれていることから穀倉地帯として発展してきた歴史がありました。今では耕作放棄地も多くなってしまいましたが、泉橋酒造では20年前から米作りを開始。酒米のなかでも人気の高い、山田錦などを自家栽培し旨い酒にこだわっています。「酒を知ることは、米を知ること。そんなこだわりもあって、うちの蔵では酒造りを行う蔵人たちも、稲作に励んでいます。自分たちで育てた米で酒造りを行っているんです」とは泉橋酒造の副杜氏である寺田昌登さん。ツアーの案内役でもあります。案内役の副杜氏、寺田昌登さんそんな酒造りの想いを聞きながら、まず案内されたのは酒蔵の裏手に広がる田んぼ。そこには東京ドーム8.5個分もの面積を持つ、広大な田んぼがありました。無農薬、減農薬栽培を行う田んぼには、トンボの幼虫であるヤゴも育ち、秋にはトンボが飛び交います。そんな自然と調和した米作りのシンボルとして、泉橋酒造のお酒には、トンボラベルの生酒もあります。「昔から秋津島という日本の古い呼び名がありますが、秋津というのはトンボのこと。トンボが飛ぶ田んぼは、日本の昔ながらの風景なんです」 田んぼには山田錦のほか、古代米として知られる亀の尾も栽培されています。ちなみに多くの酒造メーカーでは、米はよそから買い付けるのが一般的です。しかし米作りから手がけることで、働く人たちが心から米と酒を愛するようになり、それが技の向上につながるということ。そして米の均質化がはかれるという、さまざまな利点が生まれてきました。麹が息づく、酒蔵へ次はいよいよ、酒造りの現場へ。巨大な精米機があるかと思えば、一方では米を手洗いするためのざるがあったり。洗米については、機械化が進んだ今も手洗いで行われています。「洗米は、米と会話する大事な作業です。ざるを使って手洗いするほうが、肌で感覚をつかむことができ、水分調整がうまくいくんです」 左)洗米用のざる 右)洗ったあとの、水分を含んだお米米は蒸した後に麹菌を振り、製麹室にて育成されます。その際に使われるのが、杉材による麹蓋と呼ばれるもの。泉橋酒造では、今も昔ながらの製麹法が行われています。30〜35度に保たれた製麹室で麹はどんどん活性化します。杉材による麹蓋見学ツアーでは、製麹室の外から一瞬、発酵を待つ杉の麹蓋をのぞくことができます。神聖なるその空間で、目に見えぬ麹菌が頑張っているんだと思うとわくわくする瞬間でもあります。 また酒を発酵させるもろみタンクも、離れた場所から眺めることができます。1本につき6000リットルも貯蔵するタンクは、毎日、蔵人によって厳しく管理されています。 酒蔵見学のあとは、利き酒のお楽しみも一通り見学し終えたあとは、テイスティング。冬の季節ならではの生酒をはじめ、4種類のお酒を、解説を聞きながら試飲することができます。解説に合わせて順番に嗜んでいくと、風味の違い、香りの違いがいっそう楽しく感じられます。同席の酒好きの参加者たちと、意見交換するのもエキサイティング。気に入ったお酒は、直売所で購入することもできます。この日はじめて酒蔵見学に参加したという女性。一期一会の酒談義も弾みます。地域の歴史、蔵の歴史から、米とお酒と人との関係まで、まさに五感で感じ取ることができる、泉橋酒造の酒蔵見学ツアー。ぜひ、気軽に参加してみては。泉橋酒造 酒蔵見学ツアー2016年3月24日まで ※ 開催日はHPにてご確認ください。URL: 冬の酒蔵見学(有料)/ 時間:14:30から約75分定員:各回 24名参加費:¥1,500(試飲4種類、軽いおつまみ付き)問い合わせ:tel.046-231-1338 (月曜日~土曜日10:00〜18:00)
2016年03月15日2/13(土)の見学予約開始株式会社ラッシュジャパンは、同社が展開するハンドメイドコスメブランドLUSH(ラッシュ)にて開催している工場(キッチン)見学ツアーの2016年2月13日(土)分の予約を開始した。同ブランドでは、こだわりの素材を使用したバス・スキンケアアイテムの製造過程を見る機会として、神奈川県愛甲郡愛川町の工場(キッチン)の見学ツアー「LUSH Kitchen Tour(ラッシュキッチン ツアー)」を月に1回定期開催している。ラッシュ製品の手作り体験やこだわりの素材でランチもツアーでは、製造過程の見学やワークショップの他、実際にラッシュ製品を作る体験や、ラッシュ製品に使用されている素材を使ったランチを食べることもできる。参加費は無料応募期間は2016年1月5日(火)10:00~2016年1月11日(月・祝)23:59まで。当日は午前と午後の2回で、各回12組24名が募集される。参加費は無料。家族と、友達と、パートナーと手作りコスメ体験に募集してみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・LUSH Kitchen Tour 応募サイト・株式会社ラッシュジャパン プレスリリース/PR TIMES
2016年01月06日コスメブランドの「LUSH(ラッシュ)」は1月5日より、工場見学ツアー「LUSH Kitchen Tour(ラッシュキッチンツアー)」2月開催分の参加者募集を開始した。「LUSH Kitchen Tour」は、同ブランドが月1回開催している工場見学イベント。神奈川県愛甲郡の工場(キッチン)を見学しながら、同ブランドの商品の製造過程や原材料へのこだわりを体感できる内容となっているという。参加者は、店舗での販売を行わず、オンライン向けに毎日限定生産を行っている「LUSH KITCHNE」にも入室。参加者の目の前で「LUSH KITCHNE」限定商品の製造が行われるほか、参加者自身の手で「LUSH」の商品を作る体験もできる。また、製造現場での体験だけでなく、原材料を使ったランチの試食や、さまざまなワークショップも実施。実施日は2月13日で、午前の部(8:45~14:15頃)と午後の部(13:30~19:00頃)の2回行う。集合・解散場所は小田急線「本厚木」駅改札前。募集人数は各回12組24人で、参加費は無料。公式サイトにて1月11日23:59まで応募を受け付けている。
2016年01月06日普段口にしているものは、どうやって作られているのだろう? そんな疑問を持つのは子どもだけではありません。完成されたものしか目にする機会がなくても、工場見学に行けば「どんなもので、どう作られているか」が実際に体験できます。今回は、都内からも利用しやすい神奈川県内の工場見学スポットについて紹介しましょう!おやつに食べていた、あのお菓子に感動!「森永」の見学会鶴見にある森永の工場では、見学会に参加することができます。ここでは、最初に20分ほどの映像案内があり、その後チョコレートなどの包装工程を、窓越しで見学することができます。私が息子と見学した時には、作業している機械などを窓越しに見ながら、1人ずつに工場で作られたお菓子が配られました。食べながら見学することで「今食べているこのお菓子が、こうやってできているんだ」と製造工程と結びつき、より深くお菓子を知ることができました。見学は無料ですが、日程や時間の予定がすでに組まれているので、事前にインターネットや電話からの申し込みが必要となります。・ 工場案内 | 森永製菓株式会社 味のうまみを体感できる「味の素」の工場見学川崎市鈴木町にある「味の素」の工場見学は、「ほんだし」の製造工程、かつお節のけずり体験などが楽しめる「ほんだし」と発酵タンクや製造工程のジオラマ・歴史などを学ぶ「味の素」の2種類のコースがあります。所要時間はどちらも90分ですが、「味の素」コースは小学生以上が対象となっているようです。どちらのコースもマスコットキャラクターの像と記念撮影ができるほか、ショップでオリジナルグッズの購入ができるので、工場見学の記念にお土産を選ぶのもいいですね。・ 川崎工場 | 知る・楽しむ | 味の素株式会社 販売当時のパッケージも復元! シウマイの「崎陽軒」工場見学新横浜にある「シウマイ」でおなじみの「崎陽軒 横浜工場」は2003年に工場見学をスタートしています。これまでの歴史や昭和30年代の駅販売風景の再現、駅弁パッケージの復元展示、生産工程などを見学して、最後にはできたてのシウマイや横濱月餅を試食することができます。見学は午前と午後の1回ずつ実施されていますが、すでに予約がいっぱいで申し込みは至難のわざ! 気になる人は、予約ページをこまめにチェックしておきましょう。・ 崎陽軒の工場見学 想像とまったく違っていたり、思わぬ製法で作られていたり、工場見学では思わぬ発見や感動があるかもしれません。ぜひ、親子で楽しんでみてくださいね!(すだあゆみ)
2015年11月23日認可外保育所の見学時に見るべきポイントは前回お伝えした通りですが、実は「見る」だけでなく「見られる」ことにも注意してもらいたい点があります。保育園を見学に行く立場としては限られた時間の中で色々と確かめたいこともあり、見ることばかり意識してしまいがち。でも、実は保育園側も見学にくる親御さんの様子を見ています。○入園者決定の裁量を持つ認可外保育所認可保育所は保護者の就労状況などを指数に落し込んで選考する自治体が多いのですが、認可外保育所の場合は、基本的に園側が自由な方法で入園者を決めることができます。都市部では先着順で選考する園が多くみられますが、親子で面談したり、中には認可園のように勤務時間などから保育ニーズを点数化して選考している園もあります。このように選考方法は各園それぞれでも、結果的に園側が入園者を決める裁量を持っている点では同じです。そうなってくると、園側としても「できれば良いご家庭に入園してもらいたい」と考えるのはある意味当然のことかもしれません。ここでいう良い家庭とは、経済的な豊かさやお家柄云々とは全く別の視点によるもので、「園の保育理念や方針に合っていて、一緒によりよい子育てを目指して頑張っていけそうだ」と思える家庭かどうかです。保育理念や方針に合った人以外は入園させない! という認可外保育所が一般的とは思えませんが、よりよい保育を提供するためにも、見学に訪れた親御さんの様子を意識して見ている園は多いでしょう。入園希望者との接点はそう多くありません。見学に来た際や問い合わせ、申し込みに関するやりとりなど、非常に限られた場面でしか直接コミュニケーションを取る事はできないので、そこでどんな印象を与えるかが重要といえるでしょう。とはいえ、良い印象を与えようと意識するあまり、聞くべき事を聞かなかったり、言うべき事を言わないのはダメです。疑問に思う事、詳しく説明を聞いて判断すべき事についてはしっかりと質問し、子どもを預けるために伝えておくべきことはしっかり言う。逆にこういった姿勢がなければ、園側も親として信頼することが難しくなります。認可外保育所を見学に行く際には、「この親御さん達の子育てに伴走したい」と思ってもらえるようなコニュミケ―ションを心掛けたいですね。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社ここるく 代表取締役 山下真実「わが子を大切するために、ママが自分自身を大切にできる子育てスタイル」を提案し、人気のレストランが託児付きで楽しめるサービス「ここるく」を運営するママ起業家。投資銀行や金融系コンサルなど金融業界でキャリアを積みつつ、2011年に第一子を出産。初めての子育て中に「今まで気にもとめていなかった当たり前の事が、産後は一気にできなくなるんだ! 」と感じたことがきっかけとなり、現代に合った子育て支援を実現するため2013年に株式会社ここるくを設立。また、広範な情報収集と体系立てた理解をモットーとした独自手法による保活情報や両立アドバイスも人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。全プラン託児付き! 新しい子連れランチ・おでかけスタイル「ここるく」
2015年09月30日認可外保育所への保活も、保育園リストができたら次は見学へと進みます。わりとサクサクと見学できていた認可保育所とは違って、認可外は見学するプロセスに最も時間と労力を要するかも知れません。というのも、各園に予約をとった上で見学に行く流れは、認可も認可外も変わりませんが、認可外の場合は連絡を入れてから実際に見学できるまでの期間が長くなる場合があるからです。特に都心部などの申し込みが集中しやすいエリアでは、「7月に見学を申し込んだけど、予約が取れた見学日は9月だった」なんてことも珍しくありません。○認可外の現状を理解しようというのも、認可外の多くは(認可と比較すると)限られた人員とスペースで日々の保育運営をしなければならないため、見学者を頻繁に受け入れるだけのリソースを確保しづらい現状があると思います。見学者を受け入れるとなると、通常は保育にあたっているスタッフが応対することになり、その分の保育者を補わなければいけません。また、資料を見ながら説明するとなると、子どもたちが活動しているスペース以外の場所が必要になります。こういった状況の中で、可能な日を見つけて見学者を受け入れているので、おのずと回数が少なくなってしまいます。また、申し込みが殺到している認可外では、既に申し込み(キャンセル待ち)している人が多すぎて、新たな見学を受け入れていない園もあるようです。新たに見学に来てもらっても入園できる可能性はほとんど無いと園側が判断した際などに、こういった対応も取られているようです。このように、認可外保育所の保活では、見学を申し入れてもすぐには見学できないことがあるので注意が必要です。認可外に申し込む人が多いエリア(都市部など)では、作成したリスト内の園を全て見学し終えるまでには、かなり期間を要するものと考えておいた方がよいでしょう。初動を起こしてから完了するまでに時間がかかると、単純なアクションでも結構ストレスがかかってしまいます。「認可外の見学には時間がかかるもの」と心づもりしておき、落ち着いて保活を進めましょう。リスト内の園に電話を入れて見学日が決まったら、うっかり忘れなどのミスを防ぐためにもきちんとスケジュール管理してくださいね。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社ここるく 代表取締役 山下真実「わが子を大切するために、ママが自分自身を大切にできる子育てスタイル」を提案し、人気のレストランが託児付きで楽しめるサービス「ここるく」を運営するママ起業家。投資銀行や金融系コンサルなど金融業界でキャリアを積みつつ、2011年に第一子を出産。初めての子育て中に「今まで気にもとめていなかった当たり前の事が、産後は一気にできなくなるんだ! 」と感じたことがきっかけとなり、現代に合った子育て支援を実現するため2013年に株式会社ここるくを設立。また、広範な情報収集と体系立てた理解をモットーとした独自手法による保活情報や両立アドバイスも人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。全プラン託児付き! 新しい子連れランチ・おでかけスタイル「ここるく」
2015年09月09日東京周辺で体験できる食の工場見学として、お土産付きの工場見学や試食付きのお菓子&アイスの工場見学を紹介してきたが、お得で楽しい食の工場&スポットはまだまだある。今回は日本の伝統食品や調味料に着目した工場&スポットを紹介しよう。○世界中で食べられているカップ麺の定番!日本だけでなく、世界中をとりこにしたカップヌードル。海外のスーパーで見かけたことがある人も多いのではないだろうか。そのカップ麺を様々な角度から体験できるのが「カップヌードルミュージアム」(神奈川県横浜市)だ。ここは、インスタントラーメンに関する展示やアトラクション、ショップ、そして各国の麺のバザールまで楽しめる"ラーメンパラダイス"になっている。「ヒストリーキューブ」には、世界で初めて開発されたインスタントラーメン「チキンラーメン」から始まるラーメンのパッケージ3,000点以上が一面に並べられている。開発者・安藤百福氏の研究小屋のレプリカ、そして、CGアニメーションのシアターも必見だ。入館料は500円。そのほか各300円で小麦粉をこねるところから作るチキンラーメンや、好みの具を合わせた自分だけのオリジナルカップラーメンを作ることができる。ミュージアムショップには著名デザイナーがデザインしたグッズもあってオシャレ度も高い。いわゆる"記念"以上のものを見つけられるに違いない。ぜひ立ち寄ってみよう。アクセスはみなとみらい線「みなとみらい駅」または「馬車道駅」より徒歩8分。もしくはJR・市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩12分となる。○かまぼこの全てが詰まった"里"同じく神奈川県にはもうひとつ訪れてみたいスポットがある。日本を代表する加工食品・かまぼこ一色に染まった「鈴廣 かまぼこの里」(神奈川県小田原市)である。ここでは50種類以上のかまぼこが販売されているほか、職人がかまぼこを作る様子の見学や、かまぼこ製作体験、かまぼこバイキング、かまぼこバーでの食べ比べ、そして、かまぼこのお食事処などがある。かまぼこ博物館ではかまぼこの不思議を学んでみよう。「かまぼこばっかり……」と思うなかれ! 実はかまぼこの里にはもうひとつの魅力がある。敷地内にはビールの醸造所があり、箱根百年水を利用した地ビールが作られているのだ。「箱根ビールshop」ではできたてを味わえるため、暑い季節にはこのプラスαでより楽しいかまぼこホリデーとなるはずだ。アクセスはJR東海道新幹線・小田急線「小田原駅」よりタクシーで約10分、もしくは箱根登山鉄道「風祭駅」直結となっている。○足湯も楽しめるこんにゃくパーク同じく日本の伝統食・こんにゃくの工場兼テーマパークが群馬県にある。その名も「こんにゃくパーク」(群馬県甘楽町)。ここでは工場の見学、手作り体験、そしてこんにゃく詰め放題などを楽しめる。手作り体験(要予約)とこんにゃく詰め放題は有料だが、バイキングゾーンでの多彩なこんにゃく料理やこんにゃくデザートは無料で食べられる。ヘルシーで有名なこんにゃくを思う存分堪能できるだろう。さらに、屋外に設置されている「エメラルド100人風呂」「アジアンストーン風呂」など4種類の足湯を無料で利用できる。当り前だが、浴槽に入っているのはこんにゃくではない。心置きなくリラックスしよう。こんにゃくパークからは世界遺産「富岡製糸場」まで車で15分ほどのため、立ち寄ってみてもいいだろう。アクセスは上信電鉄「上州福島駅」もしくは「上州富岡駅」よりタクシーで10~15分。JR「上野駅」からはそれぞれ新幹線などで約1時間30分となっている。○あのソースを満喫できるイベントソースと言えば思い浮かぶのが、しかめ面のブルドッグではないだろうか。「ブルドックソース館林工場」(群馬県館林市)では定期的に「ふれあい会」という工場見学を開催している。その内容は多彩で、工場見学というよりもイベントと言った方がしっくりとするかもしれない。2014年のふれあい会では、工場見学やソース作り体験のほか、飲食コーナーやフリーマーケットなども開催されたそうだ。筆者は個人的に「草刈機バギー体験」などという企画に参加してみたいと思っている。2014年は群馬県の館林工場のほか、埼玉県の鳩ヶ谷工場でも行われた。それぞれ、イベントの内容には多少の違いがあるようなので好みのものに参加したい。11月7日はソースの日とのことで、ふれあい会は10~11月ころに開催している。ちなみに、11月7日の意味は日本ソース工業会誕生の日であり、ウスターソースの100gあたりのカロリーが117(イイナ)kcalのため、それにも掛けているそうだ。2015年の開催情報はまだ発表されていないため、興味のある方はブルドックソースのホームページを時折チェックしていただきたい。館林工場へのアクセスは東武伊勢崎線「館林駅」からタクシーで約10分。「上野駅」から館林駅までは東京メトロや特急などで約1時間となる。鳩ヶ谷工場へは埼玉高速鉄道線南北線「鳩ヶ谷駅」から徒歩約17分。上野駅から鳩ヶ谷駅まではJRや東京メトロなどで約30分となる。見慣れた食品の製造過程を目の当たりにしたり、実際に作ってみたりするとこれまで知らなかった面白みを見つけられるかもしれない。ビールのオマケでもよし、世界遺産のついででもよし、一歩足を伸ばして訪れてみてはいかがだろうか。※写真はイメージで本文とは関係ありません○筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
2015年08月20日工場見学での大きな楽しみと言えば、普段見ることのできない製造工程の見学と、できたてを味わう試食や試飲だろう。それに加えてお土産まで付いているとしたら、楽しみは倍増するに違いない。今回は、見学無料なうえにお土産ももらえる工場見学4選を紹介しよう。○きき醤油に醤油アイスも!日本の調味料と言えば醤油は欠かせない。ならば、「キッコーマンもの知りしょうゆ館」(千葉県野田市)を訪れてみよう。ここでは映像や展示で醤油を知り、製造工程を見学できる。日によっては醤油の卓上びんに絵を描くなどのイベントも開催しているため、併せて参加してもいいだろう。わくわく醤油体験コーナー「まめカフェ」では無料で3種類の醤油の"きき味"にトライしたい。加えて、有料の醤油アイスクリームや生醤油うどん、せんべい焼き体験なども試してみてはいかがだろう。売店「むらさき屋」では、醤油を使用したようかんやカステラなどを販売している。お土産にすれば、帰ってからも醤油づくしが楽しめそうだ。見学は無料で、2人より予約可能となっている。プレゼントとして生醤油をもらえるのがうれしい。工場の敷地内には、宮内庁御用達の醤油工場「御用蔵」もある。昭和14年(1939)に建設され、近年になってこの場所に移築・補修したもので、館内には当時の道具や装置などが展示されている。昔ながらの雰囲気が漂う建物は一見の価値あり。見学は自由なため、訪れたら立ち寄ってみたい。ただし、御用蔵は平日のみの開館なので注意しよう。アクセスは東武野田線「野田市駅」より徒歩3分。JR東京駅から野田市駅までは、JR上野東京ラインなどで1時間ほどとなる。○工場できたてのシウマイを試食醤油ときたら、付けて食べたいものとして「シウマイ」の工場見学はいかがだろう。「崎陽軒横浜工場」(神奈川県横浜市)では、製造工程の解説付きVTRを見た後、実際にシウマイが作られていく様子を見学する。見学後にはできたてのシウマイのほか、月餅などの試食ができるという特典付き。しかも、付属されている崎陽軒の公式キャラクター「ひょうちゃん」の醤油入れはお土産として持ち帰ることができる。見学は無料で、実施予定日は毎週水、木、金、土曜日。予約は3カ月前の1日から可能だが、かなり人気が高いため早めに手配しよう。しかし、たとえ予約が取れなくてもご安心を。館内のプチミュージアムショップは予約なしで入場が可能なのだ。電車型の店内には電車の窓をモチーフにしたタッチパネルのディスプレイが設置されている。自由に操作して崎陽軒の製造行程や歴史などを見てみよう。ここでは有料で「工場できたてアツアツメニュー」も食べられる。アクセスはJR・横浜市市営地下鉄「新横浜駅」よりバスを利用しよう。○お馴染みの調味料の工場を見学同じく神奈川県の「味の素KK川崎工場」(神奈川県川崎市)も楽しみが満載の工場だ。大正3年(1914)より続いているというこの工場、広さはなんと東京ドーム8個分。その中を白地に赤のパンダ型マスコットの名前が付いた「アジパンダ」バス(もしくはアジパンダの妹の「アジパンナ」バス)に乗って移動する。見学は「ほんだしコース」と「味の素コース」の2種類で、どちらも所要時間は90分。それぞれ、かつおぶしを削ってみる体験や味の素の封入の体験、そして360度をスクリーンに囲まれたシアターでの映像などを楽しめる。ほんだし入りのおにぎりの試食や、味の素のうま味を実感する試飲もできる。お楽しみのお土産は味の素の製品だ。館内のアジパンダショップでは味の素製品のほか、オリジナルグッズも販売している。工場見学の記念に立ち寄ってみてもいいだろう。見学は無料で、3カ月前より予約を行っている。アクセスは京浜急行大師線「鈴木町駅」より徒歩1分ほどとなる。○アロマに肌測定も!飲み物のイメージが強い「ヤクルト」。実は化粧品も製造していることをご存知だろうか。「ヤクルト湘南化粧品工場」(神奈川県藤沢市)では「『五感』で感じる体感ツアー」という大人の女性を対象とした工場見学を行っている。ツアー客が訪れるエリアにはアロマの香りが漂う。リラックスモードで楽しめるという、ひと味違った工場見学なのが面白い。その行程には工場ラインの見学はもちろん、サロンでの肌測定や化粧品の体感などのほか、飲み物のサービスも盛り込まれている。飲み物はもちろんヤクルトだ。見学の終わりにはプレゼントとして化粧品サンプルなどが用意されている。見学は無料で、月~金曜日に開催している。見学希望日の1週間前までに予約が必要だ。アクセスは各線「藤沢駅」よりバスを利用しよう。どの工場も、消費者に商品を知ってもらい、さらには楽しい思い出にしてもうための工夫に余念がない。「ちょっと得した気分になりに、工場見学へ」。休日を過ごす、ひとつの方法にしてみてはいかがだろうか。※写真はイメージで本文とは関係ありません○筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
2015年08月06日フレッシュハンドメイドコスメ「ラッシュ(LUSH)」が4月29日より、体験型工場見学「ラッシュキッチンツアー」を毎月1回のペースで定期開催する。このイベントでは神奈川県にあるスキンケアやバスアイテムの製造工場を一般公開。オーガニックな野菜や果物をベースに、アイテムをハンドメイドする工程を見ることが出来る。今回公開されるのは、その中でも“ラッシュキッチン”と呼ばれる、日替りで特別な製品を販売するオンライン限定サービスの製造現場。当日は、職人が説明を交えながら、スキンケアやバスアイテムなどを目の前で作ってくれる。見学中には一部の工程での製造体験も予定。更に、ラッシュの製品で原材料に使用している野菜や果物を味わえる軽食も用意する他、ブランドの理念に基づくエシカルアクティビティのワークショップも開催する。所要時間は約5時間となり、参加費は無料。第2回の開催は5月30日を予定している。応募は第1回が3月23日から31日まで、第2回が4月18日から30日までで、申し込みは公式サイトから行う。
2015年03月06日JR東日本盛岡支社は12日、「鉄道の日」イベントの一環で、「SL銀河」客車の車両展示会を開催する。普段は乗車しないと見られない客車内を見学できるチャンスとなる。展示会は10時から12時まで、釜石駅1番ホームで実施(見学受付は9時30分から11時45分まで)。客車公開に加え、「SL銀河」に使用される蒸気機関車C58形239号機復元の様子をまとめたパネル展示も行う。入場無料で、参加者全員に「SL銀河」パンフレットと参加証を配布する。先着200名に「SL銀河」で使用している石炭もプレゼントする。翌13日には、釜石駅にて一日駅長による「SL銀河」出発式と紅白餅配布(なくなり次第終了)も実施。11~17日まではSL写真展も開催する。盛岡支社ではその他にも、「鉄道の日」記念イベントを各駅で開催。10月11日には気仙沼駅でポケモントレインの出迎えイベントや同車両の公開などを実施し、10月18日には北上駅にて北上市長による「Kenji」出発合図や鉄道に関する懐かしい写真の展示などを行う。他の各駅でも大小さまざまなイベントが企画されている。
2014年10月03日ビックカメラは8日、小中学生向けのイベント「ビックカメラ・エコツアー」の概要を発表した。8月9日にビックカメラの家電リサイクル工場の見学などを行う。参加は無料だ。ビックカメラ・エコツアーは、小中学生向けに同社が2011年度から開催しているイベント。ビックカメラグループの家電リサイクル工場であるフューチャー・エコロジーにて、使用済みのエアコンやテレビの解体現場を見学する。また、日本航空の機長が高度1万メートルから見た地球環境の変化について説明する「そらエコ教室」も開催する。対象は保護者の同伴が可能な小中学生で、申し込みは同社のWebページにて行う。抽選で当選した10グループ(1グループ4人まで)が参加できる。応募受付期間は7月8日から7月25日18時までとなっている。「そらエコ教室」は小学校3年生以上を対象とした内容だが、小学校1・2年生も参加は可能だ。
2014年07月09日廃墟巡りが好き!無許可で見学しているけど…好きな旅行先のひとつが、プロモーションビデオの撮影場所にもなった廃墟です。毎回その地を訪れるたびに立寄っていますが、廃墟に入る行為は違法ではないですよね?許可が必要なのですか?そういえば、少し前に、巨大な製鉄所や役目を終えた水力発電所などといった「廃虚」が新たな観光地として、若者を中心に「廃墟ブーム」になっているというニュースを見たことがあります。廃墟には、「栄枯盛衰」を感じたりと、何か不思議な魅力があるのでしょうね。さて、法律では、「人の住居や人の看取する邸宅、建造物等」に正当な理由なく侵入すること、つまり、他人の建物に勝手に入る行為ついて、「住居等侵入罪」という罪が成立するとしています。そのため、たとえ廃墟であっても、事実上管理されている建物であれば、勝手に入ると住居等侵入罪となります。もっとも、誰も管理していない建物であれば、住居等侵入罪は成立しません。また、あまりなじみのない法律ではありますが、「軽犯罪法」という法律があります。この法律では、「人が住んでおらず、且つ、看守していない邸宅、建物又は船舶の内に正当な理由がなくてひそんでいた者」は、拘留又は科料に処するとしています。そのため、廃墟などであっても、正当な理由なく「ひそんだ」場合には、軽犯罪法違反となり犯罪が成立します。また、軽犯罪法では、「入ることを禁じた場所又は他人の田畑に正当な理由がなくて入った者」も拘留又は科料に処するとしています。ですので、入ることを禁じた場所に正当な理由がなくて入った場合も罰せられます。実際の裁判でも、ある廃墟に入った行為について、住居等侵入罪と軽犯罪法違反が成立するかが争われたケースがありました。その裁判では、その廃墟は、雨露をしのぐ効用さえ有しておらず建造物には当たらないとして、住居等侵入罪は成立しないとしましたが、その廃墟が、無断立ち入りを禁止していることから、「入ることを禁じた場所に正当な理由なく入った」として軽犯罪法違反となると判断されました。このように、無断で廃墟に入った場合、何かしらの法律違反になる可能性が高いといえます。確かに廃墟には何ともいえない魅力があり、その魅力に惹かれ入りたい気持ちや夏の場合には肝試しで入りたいという気持ちもあると思います。しかし、廃墟に入った後、さらに警察に入るということになってしまう可能性があるため、無用なトラブルを避けるためにも許可はとった方が良いでしょうね。アディーレ法律事務所佐藤大和弁護士(東京弁護士会所属)債務整理、交通事故被害、離婚問題、刑事事件など幅広い案件を扱うアディーレ法律事務所に所属。子どもの将来を守るための法教育に注力する一方で、弁護士を身近にするべくテレビ・雑誌などに多数出演。静岡英和学院大学短期大学部の非常勤講師として民法を学生にわかりやすく教える(2012年)。●アディーレ法律事務所HP
2014年02月13日ナチュラルコスメブランドのLUSHが動物実験に反対していたり、原材料に強いこだわりを持っていることを知り、その製品に興味が増していたところ、工場見学を行っていることを小耳にはさみました。早速参加して、その様子をこの目で見に行くことに。8倍という高い倍率をくぐり抜けて抽選で当たった約80名のLUSHファンらと共に、神奈川県にあるLUSHのキッチン(工場)に到着。LUSHでは工場を“キッチン”、作り手を“シェフ”と呼ぶそう。その理由は製造実演を見てすぐに納得!なぜならシェフが果物や野菜などを使って手作りしている様子は、まさにお料理そのもの。製造実演してくれたFRESH FACE MASKの「RUDOLPH(ルドルフ)」の主な原材料は、きゅうりと豆腐とフレッシュミント。それらをブレンダーにかける過程を見ていると、それだけでも美味しそう。(実際には食べられないから注意して!)お料理さながらに手作りされていることにも理由がありました。野菜や果物は季節や産地によって水分量が変わるもの。それを品質を保って製品へと作り上げるにはシェフの「腕」が必須なのだとか。FRESH CLEANSERの「ANGELS ON BARE SKIN(天使の優しさ)」は、ロールケーキのように巻かれて完成します。この巻く過程も、素材同士をより馴染ませ適度な硬さや粘度を生み出すために加減されているそうです。このように、LUSHでは製品をひとつひとつ丁寧に手作りしているのです。「フレッシュボックス」という場所も見学。ここは原材料の新鮮な状態の果物や野菜を置いておく場所。ジャガイモやトマト、オレンジやライム、卵などが市場のように並び、とても化粧品の工場とは思えません。例えば卵。新鮮なものを新鮮なうちに製品に加工できるように、キッチンからほど近い養鶏場のものを使用しているんだとか。なぜそこまで新鮮さを追求?「なぜなら新鮮であれば原材料そのものの生きた栄養を製品に閉じ込めて肌に届けることが出来るから」というバイヤーの方の言葉に、思わずうなずいてしまう。新鮮である原材料を使用しているという強い自信と、製品への愛情を感じました。原材料へのこだわりは、バイイングについてのお話を聞いて、もっと強く伝わってきました。製品のリニューアルに従って、無農薬・有機栽培で育ているスペインのマヨルカ島産のアーモンドにかわったそうなので、実際に他のアーモンドと食べ比べ。この口の中に広がる美味しさは、きっと肌にとっても美味しいんだろうな~と思ってしまうほどの、噛んだ瞬間の何とも言えないしっとり感。素人にもその違いははっきりと分かるほどでした。 このアーモンドが原材料として優れているかどうかはもちろんの事ですが、その生産される過程にも注目してマヨルカ産を選んだそうです。このアーモンドの生産過程は、全て人の手で行われ、「ゴミ」を出さず地球に優しいそうです。そこまで考えて原材料選びをされているんですね。重曹とクエン酸の本体に、ビーガンチョコレートで目をつけて完成する、バスボムの「BOMBARDINO(ボンバディーノ)と、バブルバー「CHRISTMAS EVE(クリスマスイブ)」の二つの製造体験まで出来ました。私も作ったボンバディーノと同じものが、クリスマスディスプレイの中にちょこんといるのを見つけてちょっと嬉しくなったりも。参加者はリピーターの人や、遠くは奈良や滋賀からの参加者もいる一方、実はLUSHの製品は使ったことがなく、今日を機会に使いたくなったという人も。実際にキッチンに足を運んだことで、LUSHの製品が何故、豊かな自然の力を持つ新鮮な原材料を使って、ひとつひとつ丁寧に手作りされているのか、ブランドの信念がよく分かりました。シェフの想いと自然の恵みが詰まったLUSHの製品を、ぜひ大切に使いたいですね。・LUSH 公式サイト
2013年11月15日アフラック(アメリカンファミリー生命保険)は6日、働きがいのある職場作りをより一層推進するために、11日から15日までの期間、社員の家族による職場見学会を開催すると発表した。アフラックでは2002年より、家族の理解・サポートに支えられた働きがいのある職場作りを目的として、家族の職場見学会を開催しているという。当初は主に社員の子どもを対象としていたが、2007年からより広く社員と家族の相互理解を図るために社員(派遣社員、育児休暇中社員を含む)の家族・親族にまで参加対象者を拡大したという。2012年は、子ども以外に配偶者や母親、姉妹などを含む約300人もの家族が見学に訪れたとしている。同見学会は、期間中の昼休みまたは17時以降に各部門(新宿、調布、全国の支社)で実施し、実際の職場の雰囲気を感じてもらうために、家族用の模擬IDカードの発行や名刺交換などの模擬就労体験のほか、コーポレートキャラクターの一つである「まねきねこダック」が登場する企画も予定されているという。
2013年11月07日広島県広島市中区にある「三島食品広島工場」は、「ゆかり(三島食品の登録商標)」など同社のふりかけや、混ぜごはんの素の製造工程を見学できる家族向けツアー「2013春休み 親子工場見学ツアー(広島工場限定)」を開催する。日時は3月27日、4月3日の2日間、定員は30名。同工場は、広島市の小学校3・4年生の授業に使われている副読本にとりあげられ、課外授業の一環として、毎年約8,000人の児童が来社しているという。見学では、しそ・わかめ・かつおなどの原料から、処理・調味・乾燥・袋詰めと製品ができあがるまでの工程を見ることができる。予約は、大人1名・子供1名以上の家族単位(合計9名以下)。原料や機械の近くを通ることがあるため、未就学児(平成25年4月からの新小学1年生含む)や、重篤な食物アレルギーがある人、ペースメーカーを着用している人は参加できない。また、見学時は、帽子・マスクなどを着用。子供は学校で使われている給食用エプロン(スモックタイプ)・子供用マスク・上靴の持参が必要となる(エプロンは貸し出し可能)。大人向けのエプロンは工場で用意するとのこと。開催時間は10時から11時30分を予定。予約の締め切りは3月27日開催が3月20日、4月3日開催が3月27日となっている(定員になり次第締め切り)。予約は、同工場見学ツアー公式ページから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月04日