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※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ警察からアドバイスを受け、サトウさんが働いていた保険会社に電話することに。すると、おそらく辞めた社員のことで飛び火を受けたくないことからひどい対応を取られ、どっと疲れてしまいました。■いざ警察へ…!■次は消費者センターへ今の自分はとても元気なのですが、このときはまだ発覚してからそこまで時間が経っておらず…。そのとき感じた気持ちをそのまま描いています。ちなみに、相談先は最寄りの大きな警察署の被害相談窓口です。今思えば、警察の方も一番嫌な役回りで、毎日同じような相談があっても助けることもできない、ハッキリ断らなければならない、その繰り返しで辟易していたのだろうなと。メールを返せない証拠も決定的ではないし、そもそも契約内容が借用書なので法律家に相談してほしいとのことでした。消費者センターの女性もとても献身的でしたが、私が「率直に」と言ったからか本音がポロリと出てしまったようで…。やっぱりこういうとき、正論はめちゃくちゃ刺さりました…。この言葉は、立ち直るのに数日掛かったほどです。次回、やっと弁護士さんの元にたどりつきます!次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月19日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ母に詐欺のことを打ち明けることができたのに、すぐに後悔する私。寄り添ってくれようとした母にお礼も言えず、「自分ひとりで戦うべきだった」「周りを巻き込んではいけない」と、頑なになるのでした。■保険会社に連絡することに■ひどすぎる対応にガッカリ…この保険会社の対応は、本当にひどかったです。不安になったので、これまで加入した保険も間違いがなかったか念のため確認もしました。担当決めに3日かかって、「待たされた結果、この人か~い!?」と…。口調は若く、30~40代くらいの男性でした。結局、有益な情報もなく、「私はこんな会社から保険を買っていたのか…!」と疲労困憊しました。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月18日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじこれから何か行動にうつすならば、夫に打ち明けなければならないと思うのだが、怖くてなかなかできず…。ちょうどその頃、予定していた実家への帰省で母に会うと、「最近何かあった?」と聞かれ…。■母に打ち明けると…■私はひとりで戦うべきなんだ…母を、私の暗い気持ちに巻き込んでしまったことに対して、後悔していました。こんなひどい気持ちの責任は自分が取らなければならない、私はひとりで戦うべきなんだ…、と。心に余裕がないと、人ってこんな感じになってしまうのかもしれません…。夫にも早く言ったほうがいいと思いますよね? でも多分、身近な相手ほど言いづらいんです。こんな私の行動を反面教師にしてもらえたら…と思います。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月17日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。※今回の内容は、つらい描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ「最初から返すつもりがなかったこと」の証拠を得るため、ダメ元でサトウさんに連絡するも返信はなく…。弁護士サイトに質問投稿しながら思うのは、同じように被害に遭っている人は多くいて、それぞれがつらさを抱えて生きているのだということでした。■弁護士の回答が戻ってきた!■夫にどう話すべきか…夫に話さなきゃ…と思いつつも、どう話せばいいのか迷っていました。そして、打ち明けたときの夫の反応を考えると怖くて…。幻滅されるだろうか、信頼されなくなるだろうか、どうしたらいいのかわからず苦しい日々を過ごしていました。ちょうどその頃、以前から予定していた帰省。母に久しぶりに会うと、どうやら母は何かを感じたようで…?※弁護士相談の回答はケースによってその都度異なります。詳しくは専門家にご相談ください。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月16日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ自分を責めるあまり「私はお金を使う資格のない人間だから…」と、食事で節約しはじめた私。すると子育てに支障が生じてしまい、「これではダメだ! このまま終わらせてはいけない!」と思い直すのでした。■証拠になりそうなものを求め連絡!■被害に遭って初めて知ったこと出ないだろうと思いながらも、サトウさんに連絡しました。思い立ってすぐ電話を掛けられたわけではなく、実際はサトウさんが電話に出たときのやり取りを想定して、いろんなパターンを考えてからの行動で、気力を使いました…。この電話やメールの証拠では弱いと思いましたが、集められるだけ集めたほうがいいと聞いたので、必死でした。そして、自分が金銭トラブルに遭って初めて、これまで他人事だと思っていたけれどたくさんの人に起きていることだと知り、みんなつらさを隠して生きてるんだなと思いました。金銭トラブルだけでなく、病気や恋愛、親子関係や友人関係、事故、相続…。みんなそれぞれのつらさを抱えて生きてる。私だって数ヶ月、この出来事を隠したまま生活していたのだから…、表面じゃわからないよな、と思うのでした。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月15日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。※今回の内容は、つらい描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじサトウさんのこれまでの言動がすべて詐欺に当てはまると気づいた私。さらに自分を責めて「消えてなくなりたい」と思うとともに、「少しでもお金を取り戻さなくては」と、自分だけ食事を減らそうとするのでした。■私にはお金を使う資格がない■もしかして母乳が出てない!?被害に遭った直後はしばらく「私はお金を使う資格がない」と思っていました。絶対にそんなことない、はずなのに。今でもその感覚はあります。今まさに同じような被害で苦しんでいる方へ、「負けないで、泣かないで」と伝えたいです。さて、気持ちが落ちるところまで落ちたら、「こんな気持ちにさせやがって…!」という怒りがわいてきました。次回、立ち上がります!次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月14日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじその夜調べてみると、投資運用で借用書は書かないもので、詐欺の可能性が高いことを知る。調べればすぐわかったことなのに、なぜ疑いながらお金を渡す前に調べなかったのかと、うなだれるのでした。■いつから騙そうと思っていたの?■バカだ…消えてなくなりたい今回と次回、かなり暗い展開になります。でも、なるべくそのとき感じたことを丁寧に描きたいと思っていて…。このお話を描く目的のひとつに、同じように被害に遭われた方に寄り添いたい想いがあります。誰にも言えない、誰にもわかってもらえない、事実だけ聞いて「なんでそんなのに騙されたの?」と言われてしまう…。被害者って孤独なんですよね。「ひとりじゃないよ、その気持ちわかるよ」と、つらさを一緒にたどりつつ、最後の方にはほんの少しの救いにつなぎたいと思っていますので、もうしばしお付き合いください。次回、しんどい描写が苦手な方、不安に思われる方は閲覧をお控えください。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月13日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ弁護士の無料相談で受けたアドバイスをもとに、サトウさんが嘘をついているのか、それとも真実なのか、確かめるべくメールを送りました。しかし、途中から返信が来なくなってしまい…。■投資運用で借用書は書かない!?■私は詐欺の言葉が出てくるのが怖かったんだ…「あほやん!」という状況なのですが、騙されるときってこういう心理状態なんだってことを知っていただきたくて、あえて赤裸々に描きました。もしかしたら、自分から騙されにいってるんじゃないかって思うんですよね。マインドコントロールなのかもしれません。それくらい、なぜかはじめから検索することができなかったのです…。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月12日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじサトウさんの話を嘘だと感じつつも、いい人ぶって罵倒もできなかった私。電話を切った後、100万円を失ったことに打ちのめされ、怒りと失望が襲ってくるのでした…。■弁護士の無料相談に電話!■嘘? 本当? どっちなの?まさか、自分が弁護士無料相談に電話を掛けることになるなんて…。テンパっているので、テンションが高く、ときにちょっと笑ってしまったりして、変なヤツになっていました。サトウさんとのやり取りは、ほぼ原文です。「もしも本当だったらサトウさんのこと傷つけないように…」などすごく悩んで打った文章でしたが、この時点でどういう対応取ってももう無駄だったんだなと、あとから思いました。そして、プツリと切れるやり取り…。さらに絶望しました。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月11日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ返金予定日の前日、サトウさんから電話があり、「運用仲間に全資金を持ち逃げされた」と報告を受ける私。しかし、その声は全然切羽詰まっていなくて嘘だと思いつつも、「本当だったら?」と思う自分もいて…。■これは多分、嘘だ…!■電話を切ってから怒りと失望が…!かなり混乱していた私は、「なんて言えばいいんだろう?」「なんて答えるのが正解?」とぐるぐる考えながら、結果従順に騙されたフリを続けてしまいました。でも、やっぱり心の中で「もしかしたら全部本当で、この人も今大変なのかも…」という迷いもあって。しかし、やっぱりどう考えてもおかしい。電話が終わってから怒りと失望がやってきて、そんな状況なのに冷静に買い物している自分がいることが変な感じでした。このときの気持ちは、このスーパーに行くたびに何度も何度もリフレインしていたので、鮮明に覚えています(最寄りだから避けることもできず…)。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月10日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじサトウさんとの電話を切った後、でもやっぱり退職したのが昨日だったことが気になった私。そこで会社に電話すると「昨日付で退社した」と言われ、サトウさんは嘘をついていないんだと安心するのでした。■1回目返金日の前日、それは起こった…!■持ち逃げってどういうこと?1回目返金予定日の前日、サトウさんから電話が…。それは、サトウさんが運用仲間に全資金を持ち逃げされたというショッキングなお知らせでした。しかし、相手の顔が見えないのでなんとも言えませんが、サトウさんの様子が切羽詰まっていなくて…、このとき初めて、サトウさんの悪意を感じたのです。そして「これは嘘だ」と一瞬確信したものの、私の頭に「もし本当だったら…?」という問いかけが浮かぶのでした。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月09日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ勇気を出してサトウさんにメールをしてみるとすぐに返信が。次の日電話で話すことができたので、家の現状を話すと、お金を全額と約束していた10%も返してくれると聞き、ホッとするのでした。■返金についてサトウさんから提案が■でも会社を辞めたことが気になる…!サトウさんの退職したのが、私が思い切ってサトウさんにメールした日だったことに関係があったのか、いまだにわかりません。ただの偶然だったのか、ほかの人にバレたタイミングだったのか、それとも私のためだったのか…?いずれにせよ、「嘘に真実が少し混ざると騙されやすい」というのは前から知っていたのに、まんまとやられ…。でも保険会社に確認がとれたことで、このとき心底ホッとしてしまったのです。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月08日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ夫の退職を受け入れるも、いざ夫のいる生活が始まると先行きが見えずモヤモヤする日々。預けた100万円のことが引け目になっている状況は良くないと考え、サトウさんに電話することに。■サトウさんと連絡が取れた!■え? 辞めたってどういうこと?サトウさんと連絡が取れたこと、我が家の現状を話すと預けていた100万円全額と約束の10%も返してくれると聞き、とても安心しました。それとこのとき、サトウさんに対して半信半疑な部分があったので、まさか相手から労われると思いもせず…。欲しい言葉をささっと出せるのってすごすぎるし、こういう能力をほかに活かしてほしかったなと今は思います。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月07日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ第2子を出産し、しばらく新生児育児に奔走。しかし、サトウさんから連絡がないことを不信に思うようになり…。さらに、そんな疑心暗鬼の状態で、夫から「仕事を辞める」と打ち明けられたのです。■会社を辞めるって本当?夫からは「ゆくゆくは今の会社を辞める」と聞いていたので驚きはしなかったのですが、でも、まさか今? と…。ちょうど感染拡大で世間が揺れ動いているときだったので、やはりひと言言ってほしかったなぁと思いました。でも、一応夫は夫で家族や私のことを考えてくれていたようで…。■夫の気持ちに感謝するのもつかの間…夫の気持ちに「ありがたいなぁ」と思ったのですが、いざ夫が家にいる生活になると悶々とするようになってきて…。私も私で、夫に内緒でサトウさんにお金を預けてしまった引け目があって、強く出られず…。そこで、とうとうサトウさんに連絡してみることにしたのでした…!次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月06日連日報道されるウクライナの惨状。それを見るだけで心を痛める人が多いのに、そのやさしさに付け込む詐欺被害が増えているという。そんなウクライナ情勢詐欺について、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた――。■情報は自分で調べ、嘘を見極めようたとえば、SNSを通じた義援金詐欺。戦地で血を流す女性や子どもの泣き顔など戦争の悲惨さを訴える写真が添えられ、「ウクライナのために何か支援したい」と考える方を刺激します。なかには、すぐ募金に応じる方も。しかし後日、義援金を集めていた団体は実体がなく義援金詐欺だとわかっても、送ったお金は取り戻せないケースがほとんどです。また、金やダイヤモンドなどの価格高騰を受け、貴金属の買取り詐欺も横行しています。実際にあったケースでは、まず、寒さ厳しいウクライナに冬物衣料を送りたいと連絡が来ました。「古着でよければ」と応じると、業者は自宅まで引き取りに来ます。ただ古着にはほとんど触れず「貴金属のほうが支援になる」と金やダイヤモンドを要求。「貴金属はない」と拒絶したため事なきを得ましたが、貴金属を出していたら、壊れている、時代遅れだなどと難癖をつけ、二束三文で買い取るつもりだったのでしょう。さらに、日本の業者を名乗って「ウクライナ情勢によって商品が売れずに困っている。買ってくれないか」と売り込みに来るケースも。困った状況を聞くと、助けたいと思うのが人情ですが……。これらはすべて「真実かどうか」が問題です。写真はニュース映像などからいくらでも合成できるので証拠になりません。情報の発信元がNPO法人だとしても、それだけで信用してはいけません。NPO法人には過去に暴力団などと関係のあった団体が紛れていることも。東京都のNPO法人情報検索サイトには「NPOの信用は所轄庁がお墨付きを与えるものではない」と明記。つまり自分で判断するしかないのです。では、どう見分けるか。まず、知らないところから流れてきた情報に安易に乗ってはいけません。誰かから押し付けられた情報ではなく、情報は自分で探しましょう。たとえば寄付がしたいなら「ウクライナ寄付」と検索すれば、国連難民高等弁務官事務所やウクライナ大使館、ユニセフなど正しい情報にアクセスできます。いまや戦争も情報戦です。私たちも情報をうのみにせず、自分で情報が正しいかを見極めるリテラシーが求められているのです。3月25日群馬県安中市で、ウクライナ在住の日本人を名乗る人からメッセージが来て、出国費用の援助を懇願され、30万円を送金しようとした人がいました。銀行職員の機転によって詐欺は未然に食い止められましたが、詐欺の手口はどんどん巧妙になっています。「私は大丈夫」ではなく、どんなに注意しても、詐欺にあうかもしれないと覚悟しましょう。だからこそ、自分ひとりで判断せずに、必ず誰かに相談してください。【PROFILE】荻原博子身近な視点からお金について解説してくれる経済ジャーナリスト。著書に『「コツコツ投資」が貯金を食いつぶす』(大和書房)、『50代で決める!最強の「お金」戦略』(NHK出版)などがある
2022年05月06日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ保険の入金を本日中と言われ、一緒に運用の入金も済ませようとするも、一瞬「大丈夫かな」と思ってしまい…。しかし、早く入金することで感謝の気持ちを伝えたいと思い、即入金してしまうのでした。■第2子出産… そして連絡が来ない■関係ないと思っていたことが自分ごとに変わる「またお生まれになった頃にご連絡致しますね」。そう言っていたサトウさん。しかし、出産して5ヶ月経っても連絡は来ませんでした。少しずつ大きくなる不安。こちらから連絡してみようか。でも、電話に出なかったらどうしよう…。そんななか、夫が「仕事を辞める」と打ち明けてきました。この先どうなってしまうの…?次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月05日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ100万円を預けることを決めるも「夫や会社には内緒にしてほしい」という言葉や「なぜこんなに親身になってくれるのか」を疑問に感じ…。しかし、そのたびにサトウさんからフォローが入り信じてしまうのでした。■本日中の入金に一瞬迷う■早く振り込むことが恩義を返す!?今回この連載で描くのは、手口もなのですが、騙されるときの心境みたいなものを描ければいいなと思っていて…。基本、人って、まさか自分が騙されるとは思っていないじゃないですか。だから、「こういう心境になる!」というのが事前にわかれば、「まてよ、こういう気持ちにさせられる話、どこかで読んだぞ…」となって、踏みとどまってくれる人もいるかもしれないと思い…。しかし、いやぁ本当にアホですね。調べずに、己の直観のみを信じてしまった!受けた厚意は同じだけ返したいモットーが、見事に裏目に出ましたね…。そして、テーブルの上の書類の名称…、お気づきでしょうか?次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月04日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ私はなぜサトウさんに騙されてしまったのか。それは、8年間いろんな人生の転機に相談してきたから。そして、サトウさんの「騙そうとか一切思ってませんから」の言葉が決定打になったのでした。■夫や会社に内緒にしてと言われ…■おかしいと思っても、なぜか納得してしまう最後のくだりは、決して「私キレイ」などと言いたいわけではなく…(そもそもめちゃくちゃ恥ずかしいから描くの悩みました)「人ってこうやって騙されるんだよ」というのを知らせたくて…。多分私の表情を読まれていたのだと思います。「あれ、なんか変?」と思うと、サトウさんの言葉に納得させられる。その繰り返しだったんです。結果、信じ切ってしまいました…。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月03日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじサトウさんに100万円を預けて、1年後、10%上乗せして返金してくれるという提案。すごく魅力的に感じ、これまでの実績からサトウさんを信じてしまうのでした。■8年前から知るサトウさんへの信頼■サトウさんの最後の言葉に心が動くそもそもなぜ私は信用してしまったのか…。サトウさんに出会ってから8年、小出しにこれらの情報を聞いていたというのが大きいと思います。今回一気に聞いたのだとしたら、すぐにホイホイ乗らなかったと思うのです。そして、まさか子どもが生まれるときに騙そうとする人なんていないだろうという、性善説を信じてしまいました。お産は本人にとって特別だけど、他人(悪い人)からしたら関係ないってことを肝に命じなければ…と思いました。次回、私はさらに気持ちよいほどあっぱれな「騙されっぷり」を見せていくことになります…!次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月02日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじふたり目を妊娠したので、新たに保険の見直しをしようと、結婚以来お世話になっているファイナンシャルプランナーのサトウさんに相談。そこで、サトウさんからある提案をされるのでした。■信頼しているサトウさんから驚きの提案■でも、個人に預けるのは不安…サトウさんから提案されたのは、100万円をサトウさんに1年預けて運用代行してもらい、10%上乗せして返金してもらうというもので、お世話になっているお客さんだけに提案しているとのこと。1年で10万円増えると聞いてすごく魅力的に感じましたが、会社ではなく個人に預けるということに不安を抱きます。しかし、サトウさんのメリットについて理解できたこと、サトウさんのこれまでの実績、そして「元本はもちろん、10%も必ずお返しします」との言葉を信じてしまうのでした。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月01日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。突然ですが、私、詐欺被害に遭いました。詐欺だとわかってからはつらくて悔しくて悲しくて。しばらく何も手がつけられませんでした。いつか絶対に描いてやる…。でも、こんなバカな話にあまりにも簡単に騙された自分が恥ずかしくて、「恥さらしだ、描くのはやめておこう」とも思いました。しかし…。毎晩、あとからあとから絵が、想いが、あふれてくる。頭からこぼれ落ちていく。いつか描く、そのときまでこの気持ちを覚えていられるだろうか? 覚えていなければいけないのだろうか?苦しいけど描こう。描くことが、バカだった私を弔うたむけだ。そして何より、こんな想いもう誰にもしてほしくない。もしも身近で似た話が出ていたら、この話を思い出してほしい。そう思って、描き始めたのです。■え? 持ち逃げ…?■ふたり目の妊娠がキッカケだった…このお話だけがひとり歩きしても怖いので、フィクションも織り混ぜています。時系列も季節もバラバラです。このお話は、主人公・益田マキちゃんに起こったこととして見ていただけるとうれしいです。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年04月30日イアン・マッケラン(82)が、自分になりすました人物が詐欺行為を行ったとしてインスタグラムでファンに警戒を呼び掛けた。イアンによると、イアンになりすました人物と代理人を装った2人の女性が、イギリス・ケント州のプロモーター(イベント主催者)に接近。「イアン・マッケランによるプライベートサイン会」を提案したという。プライベートサイン会とは、本人がファンの前に姿を現すことはしないが、ファンが送ってきたものや写真にサインをして返送するイベント。「イアンにサインしてもらえるなら…」という思いから、75ポンドから100ポンドの費用を払い、写真やサインしてもらいたいものを送ったファンが数百人いるとみられている。イアンは被害に遭ったファンの人たちに「本当に心が痛みます。プロモーターができる限り迅速に返金するということを把握しています」と伝え、安心させた。「誤解のないように言っておきますが、私は有料のサイン会に出席したことはありません。チャリティー活動のためや、ファンの方から直接差し出されたものにのみ、サインします」とサインに対するスタンスを明確にした。「The Independent」によると、同イベント中、偽イアンは帽子をかぶりマスクをしていたため、プロモーターはニセモノであることを見抜けなかったという。サインを見て筆跡が「なにかおかしい」と気づいたファンがプロモーターに問い合わせたことから詐欺事件が発覚した。(Hiromi Kaku)
2022年02月14日理想の姿に近付ける、メイクの力は目を見張るものがあります。メイクの中には、元の姿が分からないほど劇的に変身する『詐欺メイク』と呼ばれるものも。お笑いコンビ『ゆにばーす』の、はらさんは、そんな詐欺メイクで話題となっています。まずは、こちらのビフォー&アフターをご覧ください!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ゆにばーす はら(@univershara)がシェアした投稿 右側がビフォー、左側がアフターの姿。雰囲気がまるで違います!何も知らずに写真を見て、同一人物と分かる人がどれだけいるのでしょうか…。2022年2月4日には、アイシャドウのニュアンスが異なる、こちらの写真を公開しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ゆにばーす はら(@univershara)がシェアした投稿 訴えかけるような目で見つめてくる女性に、心動かされますね!アンニュイな雰囲気に、真っ赤なリップが映えています。はらさんの変身ぶりは多くの人に衝撃を与え、こんな反応が上がっています。・見るたびに、何を信じたらいいのかが分からなくなる。・2枚目と見比べたら、差が…!・なりたい自分になれるのは、すごい技術だなあ。・自分は、どっちのはらちゃんも大好きです!はらさんは、ほかにもさまざまなタイプの女性に変身した写真をInstagramに投稿しています。興味のある人は、覗いてみてはいかがでしょうか。普段とは違った魅力を知ることができますよ!また、はらさんは詐欺メイク本も発売しているので、参考にしたい人は手に取ってみるといいかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2022年02月04日インターネットで知り合った男女が相手の恋心を利用し金銭を騙し取る『ロマンス詐欺』。中国・上海で新入社員の女性がロマンス詐欺の被害に遭い、入社先の社長に18.8万元(約300万円)を騙し取られていた。1月12日に上海のローカルメディア『周到上海』などが報じている。ネットで職を探していた周さんは、数日後に会社の責任者の陸社長から採用の電話をもらった。電話口で意気投合した彼女と陸社長はすぐに恋人になった。昨年4月に周さんは入社手続きのため上海を訪れ、陸社長と同棲を始めた。彼女が陸社長にお金を貸し始めて間も無くして、彼女は支店開設のため別の場所に送られた。「借りたお金は給料として払う」と陸社長に言われ何度もお金を貸していたが、8カ月間給料の振り込みがなかった。不審に思った彼女が会社について調べると会社が存在しないことに気づき、急いで警察に通報した。なんと陸容疑者の会社は2019年にすでに倒産していたのだ。陸容疑者は周さんを実在しない会社のマネージャーと会わせ、彼女を騙していたのだ。雇用されてすぐの周さんが移動させられた本当の理由は、同時期に陸容疑者が故郷で4年間交際していたガールフレンドが上海に遊びに来るからだった。陸容疑者は浮気をしていた挙句、様々な理由をつけ周さんから合計18.8万元相当を騙し取っていた。騙し取ったお金は全て個人的な浪費に使っていたという。現在、陸容疑者は上海の公安機関に拘留されており、今後裁判にかけられるそうだ。この事件に対して地元警察による注意も促されている。「インターネットの求人に応募することはとても便利ですが、同時に詐欺も多い。詐欺師がよく行う手段は、『取締役社長』や『大金持ち』になりすますことです。誰もが警戒し、オンラインという仮想空間の言葉を簡単に信じないようにする必要があります。平常心を持って、甘い言葉の背後にある罠に注意してください」このニュースは中国のSNS・Weiboで《#女性は仕事に就いてすぐ社長と恋に落ち18万元を騙し取られた》とタグ付けされ大きな反響を呼んだ。《オフィスでの恋愛は信用できない。男の人が恋人からお金を借りるのは全て詐欺だと思った方がいい》とのコメントが寄せられていた。
2022年01月13日残念なことに、いつの時代も人をだまして金銭を盗み取ろうとする案件は絶えません。オレオレ詐欺や架空料金請求詐欺といった代表的なものだけでなく、時代の流れに合わせて手口は増えています。中でも、電子機器やインターネットの進化によって、デジタル面での特殊詐欺は巧妙になっているのです。街中で「QRコードを読み取って」といわれ…2021年10月、ネットで新たな詐欺の手口が話題になっています。それは、街中で見知らぬ人に「このQRコードを読み取ってほしい」と声をかけられるというもの。QRコードとは、正方形をした二次元コードのこと。現代では、ポスターや飲み物のラベルなど、いたる所で目にします。※写真はイメージ身近な存在であるため、QRコードを自身の携帯で読み取ることに抵抗感がある人は少ないかもしれません。しかし、上記のようなケースで、どんな意図があるか分からないQRコードを読み取ると、その機器の操作を自動化される危険があります。大手インターネットセキュリティ会社であるカスペルスキーも、ウェブサイトでQRコードを利用したサイバー犯罪について警告。同サイトによると、QRコードを読み込むことで、以下のような操作を行うこともできるといいます。・連絡先を追加する・通話を開始する・メールの下書きを作成して、受信者と件名を入力する・テキストメッセージを送信する・ユーザーの居場所をアプリと共有する・SNSのアカウントを作成する・カレンダーでイベントを作成する・優先的に使用するWi-Fiネットワークを、自動接続用の認証情報と一緒に追加するカスペルスキー公式ブログーより引用QRコードは、ウェブサイトへの誘導に使われることがほとんど。しかし用途によっては、機器のデータを抜き取ったり、上書きしたりすることもできてしまうのです。単に、初対面の人から突然「QRコードを読み取ってほしい」と声をかけられるだけなら、大半の人は警戒するでしょう。ですが、相手は詐欺師。うまく嘘をついてだまし、読み取らせるように誘導してくるはずです。普段は何気なく使っている携帯にも個人情報が詰まっていることを理解した上で、自分の身を守りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年10月28日セキュリティを強化しようとも、あの手この手で送られてくる迷惑メール。もはや、詐欺業者とのいたちごっこです。無視するのが一番の対策とはいえ、中にはこんな好奇心を抱く人もいることでしょう。もしも返信したら、どうなるのだろう…。若干危険ともいえる好奇心を実行に移した勇者が、@CODMOBANANAさん。詐欺メールに反応した結果、予想外な結末を迎えたといいます…!一連の流れをTwitterに投稿したところ、大きな反響を呼びました。詐欺メールに返信した結果昨今流行している詐欺メールの1つが、宅配業者の不在通知を装ったSMSです。投稿者さんのもとにも、「ご本人様不在のため、お荷物を持ち帰りました。ご確認ください」という一文とともにURLが記載されたSMSが送られてきました。詐欺メールに反応した結果 pic.twitter.com/eJx0eILS9y — VИЛ/ミッフィ@気まぐれバナナ (@CODMOBANANA) March 21, 2021 返信した先の相手は、メールを送った覚えはないとのこと。それどころか、身に覚えのないメールが多く送られてきて、困っている状態だといいます。相手もまた、アカウントの乗っ取りという別の被害にあっていたため、「気を付けたほうがいいよ」と、投稿者さん。とばっちりを受けたにもかかわらず「勘違いして申し訳ない」と謝罪する相手との間には、被害者同士の不思議な絆が誕生したのでした…。しかし、今回のような件はまれで、返信した結果高額な通信料を請求されたという報告も。詐欺を働く相手が悪いことは間違いなく、こうしたメールは無視が一番。詐欺業者にひと言いってやりたい思いはグッと抑え、そのまま削除してしまいましょう。[文・構成/grape編集部]
2021年03月23日新型コロナウイルスがもたらした大きな不安。詐欺師たちがその不安につけこもうとしているのだ。敵の手口を知れば、防ぎ方が見えてくる。最新のコロナ詐欺手口ーー。「昨年のマスク不足の時期は『お金を払ったのに通販で注文したマスクが届かない』という相談がありました。ここ最近は、血中酸素飽和度を計測するパルスオキシメーターが、『届かない』『頼んでもいないのに送りつけられた』というトラブル事例が報告されています」(国民生活センター担当者)新型コロナウイルスに乗じた悪質な詐欺が後を絶たない。防犯アドバイザーの京師美佳さんが、警鐘を鳴らす。「自治体職員を名乗り、架空の“母子家庭や高齢者家庭への給付金”をもちかけ1万~3万円の手数料をだましとる。“マスクやアルコール消毒液を無料配布する”と家族構成や在宅時間を聞き出し、空き巣や強盗の予備調査をする--。犯罪者は、こうした世の中の動向、人々の不安を敏感に察知して、思わず飛びつきたくなる手口を考えているのです」甘い罠にかからないために、最新の手口を見ていこう!【手口1】ワクチン接種優先予約詐欺新型コロナワクチンの接種を心待ちにしている人は多い。「そうした人たちや、高齢者、基礎疾患のある人に、メールや電話で『優先予約できます。ただし事務手数料10万円が必要です』と振り込ませようとするのです。本来、コロナワクチン接種は無料だし、自治体職員が電話で金銭を要求することはありえません」(京師さん・以下同)だが、なかには“予約金はあくまで預り金。接種したら、その場で返金されます”と安心材料を与えてくる手口もある。「ワクチンの使い残し問題に着眼し『キャンセルが発生すると無駄になるので、念のため、預かり金を納入してもらっている』と納得させるのです。もう一度言います。自治体職員が金銭を要求することはありません」【手口2】コロナ不況同情詐欺《『感染症流行のために経営が苦しいので商品を買って助けてほしい』と頼まれた。人助けになるならと思い、約2万円の品物を注文した。しかし、昨日届いた品物は、貧弱なカニの足2本とかす漬けのサンマ3切れに塩辛など、値段に全く見合っていない物だった》国民生活センターには、こんなケースが報告されている。「コロナによって窮地に追い込まれている飲食店に同乗してしまうのは仕方ありません。しかし、料金に見合わない食材を売りつける詐欺は昔から存在しているので要注意です。購入する場合は、商品内容の確認、信頼できる業者なのか、ホームページなどを見て確認しておくことです」注文していないのに、一方的に商品を送りつけ、料金を請求する手口も有名。「心当たりのないものは受け取りを拒否。“誰かが注文したものかも”と受け取ってしまうこともないよう、注文した通販商品の情報は家族で共有しておくことが大事です。また、仮に受け取ってしまっても、支払いせずに14日間保管し、業者からの請求がなければ、商品を破棄して問題ありません。配達日、破棄した日がわかるような証拠写真は撮っておきましょう」少しでも不安だと感じたときは、消費者ホットライン(局番なしの188)に電話相談しよう。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月05日身内を装って電話をかけ、さまざまな口実で金銭をだまし取ろうとする『オレオレ詐欺』。警察庁によると、2020年1月~6月のオレオレ詐欺を含む特殊詐欺の認知件数は約6900件、合計被害額は約129億円にのぼるといいます。知り合いを装い「携帯をなくした」という電話をかけ、電話番号が変わったと思い込ませた後に、再度電話をかけ「お金が必要になった」といって金銭をだましとる手口もあるようです。笠井信輔「ばーか、俺がシンスケだよ!」元フジテレビアナウンサー、笠井信輔さんは2021年1月18日、Instagramでオレオレ詐欺らしき怪しい電話がかかってきたことを明かしました。自宅に突然かかってきた1本の電話。相手の男性は「あのさあ、電話かかってこなかった?」と話し始めたそうです。「あのさあ、電話かかってこなかった?」やや低い長男のような声しかし、自信が持てずに聞き返しました「かかってこないけど、どなた?」「……シンスケだけど」(信輔!! オレじゃんか!)「シンスケなの?」「そうだよ」「どうしたの?」「携帯電話なくしちゃってさあ、多分、交番から連絡があると思うけど、よろしくね」shinsuke.kasaiーより引用男性は笠井さんの名前と同じ『シンスケ』と名乗っていたそうです。オレオレ詐欺を疑い始めた笠井さんは「ばーか、俺が信輔だよ!」といって切ろうかと思いますが…。そこで私は、「わかったけど、何番の携帯電話をなくしたの?」セオリー通りに相手に個人情報を確認するために詰め寄ってみるとオ「いつものやつだよ」私「え?でも2台持ってるじゃん」(ホントは1台しか持ってないけど…)(中略)オ「わからない。なくしたから」私「いつも教えてくれるじゃない」そう優しく言った瞬間、ーーーツーツーツー…突然電話は切れたのでしたshinsuke.kasaiーより引用笠井さんは、携帯を2台持っていることにして「あなたが失くしたのは、どっちの携帯か」と問いつめます。すると男性は嘘がバレたと思い焦ったのか、突然電話を切ったのでした。詐欺の電話や自分の知らないところで個人情報が流出しているのは、本当に怖いもの。投稿の最後に笠井さんは「みなさん、詐欺には本当に気を付けてください!」と注意を呼びかけました。【ネットの声】・怖かったことでしょう…。高齢の両親がいるので、こんな危ない電話があることを伝えたいと思います。・笠井さんの返し方が冷静で、とても勉強になります。身近な話なので気を付けようと思いました!・まさか本人へのオレオレ詐欺とは…。笠井さんの対応力、さすがですね!オレオレ詐欺などの被害を防ぐため「迷惑電話防止機器を利用する、事前に家族の合い言葉を決めておく」「個人情報や暗証番号を安易に教えない」などの対策を徹底したいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月20日元乃木坂46で女優の生駒里奈が16日、自身の公式YouTubeチャンネル「生駒里奈 “IKOMACHANNEL”」に出演し、フィッシング詐欺被害を明かした。「生駒里奈、新年早々〇〇に遭いました。。。」と題して公開された動画で、生駒は「最近、フィッシング詐欺に遭ったんです」と切り出し、「カードが使えなくて、おかしいなと思ったら(カード会社から)電話がかかってきて。上限絶対いってないはずなのにって思って、ネットバンキングを見たらフィッシング詐欺に遭ってて。誰かがいろいろなブランドでお買い物をしてた」と説明した。さらに、「なんでなったかというと、某サイトからのメールで『カード番号を再登録しないと使えません』って。一瞬『え?』となったんですけど、いつも使うから必要だなと思って」と振り返り、カード番号を入力してしまったことを明かした。「今考えたら全部おかしいんですけど」と悔いた生駒。カード番号を入力してしまったのは昨年12月中旬であり、「そこからクリスマスとか年末年始にめちゃくちゃ買われてて。被害額で言うと、おそらく10~15万ぐらい」と述べた。しかし被害額は、カード会社が保証してくれたという。そして生駒は、「『メールが変だから気付くよ』とか言われるけど、よく通販を使う人からしたら『あ、やらなきゃ』という気持ちでやっちゃうんですよ…」と述べ、「人生で1番悔しい…」と嘆いていた。
2021年01月19日もう大晦日。来る2021年の運勢が気になるという人も多いだろう。だが、「とにかく当たる!」「無料で占う」といったスマホの広告には要注意。その鑑定は詐欺かもしれないーー。「悪質な占いサイトのトラブルが、ここ最近エスカレートしています」そう話すのはITジャーナリストの三上洋さんだ。全国の被害実態を取りまとめている国民生活センターによると、占いサイトや占いアプリに関する相談が相次いでいる。その数は年間1,400件を超え、2019年は1837件と増えている。実際に国民生活センターに寄せられた、最近の事例を教えてもらった。■実例1スマホ広告で見かけた「無料鑑定」に興味をもって、クリックしたAさん(50代主婦)。すぐに占い師からメッセージが届き、「健康運」「人脈運」「金運」を授けると言われた。「健康運」「人脈運」はすぐ手に入ったが、「金運を授かれば、宝くじで高額当選するから、次の2文字の単語を送ってほしい」と、繰り返し意味のない単語を送らされた。メールを送るには、1通1,200円分のポイントが必要だったが、「もうすぐ手に入る」「いまやめると、すべてがムダになる」と言われ続け、60回以上やりとりをして、8万円分のポイントを購入してしまった。「似たケースでは、50万円以上支払ってしまったり、4カ月やりとりして300万円以上の被害に合われた方もいます。個別で処理が異なりますが、一般的にはクレジットカード会社に連絡し、トラブルのいきさつをまとめた経緯書を送ることで解決に向かうケースが多いです」(国民生活センター担当者、以下同)■実例2最近、金運がないと落ち込んでいたBさん(50代主婦)は、ネットで見つけた占いサイトに登録した。メール1通1,000円のポイントで鑑定士Aに相談したところ、「金運を高めるためには」と、鑑定士Bを紹介された。何度かやりとりをするうちに、「“一攫千金”専門の鑑定士を紹介する」と、鑑定士Cを紹介された。「言われたとおりにすれば、金運が高まり5千万円以上のお金が手に入る」とメッセージが届き、そのたびに特定の文字や数字を送信。半日で約3万円をクレジットカードで支払ってしまった。「占い師が指示した例として、『祈りの言葉等を唱えて、唱え終えた合図として漢字を一文字ずつ送信する』『「今日はいい日ですね」と送る』『スマホを5秒間胸に当ててから送信する』『宝くじで当選したい金額をイメージしながらメッセージを送る』などがあります」■実例3「電話占い10分間無料!」の広告をスマホで見かけ、無料ならばと飛びついたCさん(50代主婦)。名前と生年月日、メールアドレスを登録し、指定された電話番号に電話した。占い師を名乗る男性に悩みを話していたが、7分ほどたったところで助言を受ける前に電話が切れてしまった。「無料ならしかたがない……」と思った矢先、電話占いサイトから、鑑定料として1万円を請求するメールが届いた。「無料の時間以内で助言も受けていない」と返信をしたが、なお請求するメールが届く。「住所やクレジットカード番号を登録していない場合は、何度も請求メールが届いたとしても、無視を貫くのがいいでしょう。やりとりもメールで連絡するのが対応としてはベター。ただし、相手から電話がくるなど迷惑行為があれば、国民生活センター等に相談してください」■実例4アプリを利用中、「おみくじサイト」を見つけ、軽い気持ちで会員登録をしたDさん(60代主婦)。ところが、登録したメールアドレスに、知らない占いサイトなどから迷惑メールやメールマガジンが大量に送られてくるようになった。「配信停止はこちらから」とあるが、信じてもよいのか迷う。「配信停止の手続きをしても、必ず止まるとは限りません。スマホのマイページなどから、アドレスに登録していないメールや、特定のメールアドレスをはじくメール設定を行いましょう。迷惑メールとして別フォルダに届くような設定も有効です」占いサイト詐欺の被害者は、8割が女性だという。「若い層よりも40、50代が多く、60代以上からの相談も増えています。家庭やお金の悩みや不安、複雑な人間関係でストレスをもつ主婦の世代が、騙される傾向にあります。占い師や鑑定士の言葉をうのみにして、やりとりを続けたり、安易に返信しないようにしてください。不審に思ったら、『消費者ホットライン188番』や警察に相談しましょう」メールや電話でやりとりするだけの、“自称”占い師にはくれぐれも気を付けよう!
2020年12月31日