詐欺メイクが人気の「ゆにばーす」はら氏別人になれるほどのメイク術を解説している書籍『ゆにばーす はらの ※詐欺メイク』が発売された。A5判で80ページ、価格は1,300円(税別)である。著者のはら氏は男女お笑いコンビ「ゆにばーす」として、M-1グランプリで決勝に進出しており、インスタグラムでは、メイクで変身した姿を公開。その変身ぶりが人気となり、フォロワー数は約16万人となっている。「PON!」「有吉ジャポン」などに出演女性が日常的に行っているメイクではあるが、別人に見える「詐欺メイク」や、美容外科で手術を受けたかのような「整形メイク」をSNSなどで公開している女性がいる。ゆにばーすのはら氏は出会い系サイト用に「詐欺すぎメイク」を開始し、インスタグラムで人気となり、「PON!」(日本テレビ系)や「有吉ジャポン」(TBS系)などにも出演している。美人7変化・山崎ケイ氏を変身新刊でははら氏が「詐欺すぎ基本テクニック」を解説。メイクの手順などは画像付きで紹介し、自撮り術についても触れている。続いて、はら氏自身が「きれいなお姉さん」、「モード」、「女子高生」、「海外セレブ」、「和服美人」、「花嫁」、「女優」に変身している。また、ツールを紹介し、スキンケアをQ&A形式で解説。さらに男女お笑いコンビ「相席スタート」の山崎ケイ氏をメイクで変身させている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※ゆにばーす はらの ※詐欺メイク
2018年08月14日詐欺メイクの神ワザで変身6月8日、「詐欺メイク」と言われてしまうほどのメイク術を解説した「整形した!? と思われるぐらいかわいい 詐欺級メイク 神ワザ50」が宝島社より発売された。価格は600円(税別)でA4判、80ページである。YouTuber斎藤綾乃氏・「ゆにばーす」はら氏が解説誰でも動画を世界中に公開できるようになり、動画サイトYouTubeではYouTuberと呼ばれる動画クリエイターが多数活躍している。特にメイク動画は多くの女性の注目を集め、中にはメイクにより素顔とは全く違う姿になる「整形メイク」、「詐欺メイク」と呼ばれるメイクも公開されている。新刊「整形した!? と思われるぐらいかわいい 詐欺級メイク 神ワザ50」では、メイク前後で大きく印象が変わっているYouTuberの「整形メイク」「詐欺メイク」を徹底検証。達人たちが神ワザを解説する。同書ではチャンネル登録者数1万4千人のYouTuber斎藤綾乃氏が「くっきりハーフ顔」のメイクを解説。また、「整形級メイク」で雑誌「CanCam」に繰り返し取り上げられている男女お笑いコンビ「ゆにばーす」のはら氏も登場し「土偶から美女」への「詐欺メイク」を解説している。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※整形した!? と思われるぐらいかわいい 詐欺級メイク 神ワザ50
2018年06月15日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情211】現在、放送中の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』、見てますか?信用詐欺師が、欲望にまみれた人間からお金をだまし取るエンターテイメントコメディ作品です。こちらは非日常な感じのお話ですが、普段、詐欺とまではいかなくても「詐欺まがいだな」って感じる場面に出くわすことってありません?■本当にあったマッチングアプリの詐欺近年、出会いの主流(?)になりつつあるマッチングアプリも例外ではないんです。今回は、マッチングアプリにおける詐欺まがいなあれこれと、筆者が弁護士の知人から聞いた、本当にあったマッチングアプリの詐欺のエピソードを、みなさんにシェアしたいと思います!■プロフの写真と本人が違いすぎ!アプリで、異性とのマッチングを大きく左右するであろうプロフィールの写真。奇跡の一枚を使ってしまっている女子はいませんか?その写真に惹かれて「いいね」を押した男子は、もしかしたら初めて会ったとき、ビックリしちゃうかも。マッチングアプリを利用している男友達に「アプリを使ってて(相手に対して)イヤだなと思ったのはどんなところ?」と聞いたら、高確率で「プロフの写真と本人が違う」という意見が出てきました。写真を加工・修正しすぎると、そりゃ面影がなくなりますよね。初対面で「写真と違う!詐欺じゃん!」と思われないためにも、奇跡の一枚は控えたほうがいいでしょう。■独身って言ってたのに実は既婚者!独身限定のマッチングアプリにも、稀に既婚者が紛れ込んでいたりします。事実、筆者も過去に「独身だよ♪」と嘘をついている既婚者を引き当てたことがありました。既婚と知らずに付き合ってしまい、一ヶ月ほど経った頃、あることをきっかけに、彼の名前が教えられている名前と違うことに気づいたんです。そこからネットを駆使して彼を調べあげたら、既婚であること、娘がいることが判明。結局、いろんなことがあってその彼とはすぐ別れたのですが、マッチングアプリのプロフィールは鵜呑みにしないほうがいいですよ。一歩間違えれば、奥さんから慰謝料を請求されちゃいますから。本当に独身か疑わしい場合、独身証明書を見せてもらいましょう。女子の中にも既婚ではないけど、彼氏がいるのに(しかも現状、別れる気もないのに)マッチングアプリを使っているって人もいる様子。アプリで知り合った男子といい感じになってから、相手があなたの彼氏の存在に気づいたら……?「裏切られた!」とか「だまされた!」と思うでしょうね。あなたも詐欺まがいなことはしないようにしましょうね。■本気の詐欺師もたまにいる!?少し前に弁護士さんと食事をしたのですが、「マッチングアプリから始まった詐欺とかってある?」と聞いたら、結婚詐欺のエピソードを教えてくれました。相談者は30代の女性。マッチングアプリで出会った公務員の彼に結婚前提で付き合ってほしいと、告白兼プロポーズ(仮)をされたそうなのですが、その彼がちょくちょく「お金を借して」と数万円単位で借りてきたとか。でも「公務員」である彼と結婚したかった彼女は、結婚のために渋々お金を貸していたのです。けど、一向にお金は戻ってこず……、そして結婚する時期も決めてくれず。ようやく怪しいと気づいて、探偵や弁護士に連絡を入れ彼を調べてみたところ、彼は公務員ではないことが判明。しかも詐欺に慣れてるのか、公務員の身分所を偽造して持っていたそうで。そこから彼を詰め始めたのですが、彼はバレたくなかったのか、結局、行方不明になってしまったそうです……。筆者は、今までいろんな男性を見てきましたが、プロフィールを偽装して自分を良く見せるのって、自分に自信がなくて、メンタルが弱い人が多め。きっと結婚詐欺の彼も自分に自信のないタイプだったのでしょう。まぁ、詐欺に合わないためにも、見たまま、聞いたままの情報は信じないほうがいいですね。自分の感覚をもっと磨いて、簡単にだまされないようにしましょう。■終わりにマッチングアプリのプロフィールは、鵜呑みにしないことが大事!そして、もし付き合ってある程度時間が経ったのなら、相手の友達や同僚を紹介してもらいましょう!もしそれを拒むならアウトです。あなたに嘘をついている場合は、絶対身内に会わせてくれないですから。
2018年05月28日『コンフィデンシャル/共助』でド派手なアクションを披露したばかりのヒョンビンが、詐欺師だけをダマす詐欺師を演じる主演作『スウィンダラーズ』。このたび、予告編映像と本ビジュアルが解禁となった。韓国で実際にあった史上最大のマルチ商法詐欺事件をモチーフに制作された本作は、希代の詐欺師を捕まえようと集まった“詐欺師アベンジャーズ”5人と“エリート検事”による予測不可能ケイパームービー。その予告編とビジュアルが解禁された。予告編では、スーツ姿で意味ありげに、にやにやと笑うファン・ジソン(ヒョンビン)が登場。そして彼が「詐欺師だけをダマす詐欺師」ということをキャッチしたエリート検事パク・ヒス(ユ・ジテ)は、屋上での格闘の末、「目的は同じだ」と言いながらファン・ジソンと手を組むことに。そこで、チームプレーを提案し、プロの詐欺師らが手を組み作戦開始!疑いと駆け引きの連続、予測不能な心理戦、そして「誰も信じるな!」というテロップが重なり、大どんでん返しの展開が期待できる映像に仕上がっている。また、併せて解禁された本ビジュアルは、札が舞い散るなか、札を手にしているヒョンビンを中心に「AFTERSCHOOL」のナナら《詐欺師をダマす詐欺集団》“詐欺師アベンジャーズ”の5人と、ユ・ジテ演じる“エリート検事”の姿が。『オーシャンズ』シリーズや『グランド・イリュージョン』シリーズ、『10人の泥棒たち』、『華麗なるリベンジ』のように“詐欺師”を題材として作られた作品はいくつもあるが、“詐欺師を捕まえる詐欺師”という一線を画す新鮮なコンセプトで、いままで感じたことのない新たな愉快・痛快・爽快の犯罪アクション・エンターテイメントを期待できそうだ。『スウィンダラーズ』は7月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スウィンダラーズ 2018年7月7日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2017 showbox and DOODOONG PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.
2018年05月10日今シーズンは、詐欺師たちが主役のドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)をよく見ています。予想もしていない展開が次々に起こるので油断できません!疑うことすらさせないほど、だましきる彼らの駆け引きが面白いんです。というわけで今回は、恋愛にまつわる、まるで詐欺にあったかのような驚きのエピソードを集めてみました。■国際派ビジネスマンな彼とバッタリ?「よく行くバーで出会った彼は、貿易会社勤務の国際派。海外出張が多くて忙しいと言われたので、こちらから連絡を取ることはあまりしませんでした」A子さん(27歳・IT)のデートは彼の帰国のタイミングにいつものバーで会うのがお約束に。そんなある日、友人から家飲みに誘われた彼女。友人宅近くのスーパーへ買い出しに出かけます。「カゴにたくさんの食材を入れレジへ。すると、どこかで見た顔が……」なんとレジの中に立っていたのはA子さんの彼!慌てて目をそらす彼に、怒りがこみ上げたA子さんは、レジ打ちをさせながら真相を問い詰めたそう。「あっさりと嘘を認めました。慣れた手つきでレジを打っている姿を見て、本当に腹が立ちました」彼の本当の仕事はスーパーのアルバイト。友人が働くバーに遊びに行くうち、A子さんと知り合ったのだそうです。「夢からさめた気分。その日は友達に愚痴を聞いてもらいながらやけ酒しました!」■怒りより驚き!“彼”のはずが…?B子さん(26歳・出版)は大好きなアニメイベントで意気投合した彼と初デートに。「アニメから抜け出てきたように美しい彼と並んで歩けるのがうれしくて、完全に舞い上がっていました」一緒に食事を楽しんだ後、カラオケに。彼のよく伸びる高音に聞き惚れていたB子さんですが、“ある部分”に違和感が。「男性にあるはずの喉の突起がないから、“首筋のラインが女の人みたいできれいだね”と言ったんです」すると、「“わかっちゃった?実は女なの、私”と一言。 いわゆる男装女子だったわけです。まさか自分が見抜けないとは思わなかったのですが、あまりにきれいな彼(彼女)に怒る気にもならず。メイクのコツなんかを聞き出したりして友達になりました」まさに嘘のような本当の話!初デートで真相がわかってよかったですね……。■合コンで出会った彼の正体C子さん(33歳・会計事務所)は合コンで知り合った彼と何度かデートを重ね、家へ呼ぶ仲に発展。順調な交際が続いていました。「年下ですが、よく気がついて言葉の選び方もスマート。素敵な彼ができて幸せだなと感じていました」この日は彼の車でドライブデート。いろいろな話をして、別れ際にまさかの告白が。「“C子ちゃんといるとすごく楽しくて安らげる。俺、奥さんがいるんだけど、うまくいってなくて”と、何の前触れもなくさらりと言われて、私はパニックに。なにも言葉が出てこなかったです」実は彼は単身赴任中で、そのため既婚者でも自由に時間をつくれていたそう。「こんな男に惚れていたことが情けないと思いつつ、気持ちを断ち切れなくてずるずると関係を続けてしまいました」ところが、さらにC子さんを打ちのめす出来事が。「“奥さんが妊娠した”と彼が言うのです。うまくいっていないのに、そんなことあるわけないですよね。この瞬間、一気に気持ちが冷めました」そこから彼との関係を終わらせたとか。ドラマのようなサイテー男が本当にいることに驚きです。■終わりにいろいろなエピソードがありますね〜。相手を疑っていない分、だまされていることがわかったらショックで立ち直れない……。恋愛詐欺師には、くれぐれも気をつけましょう!
2018年05月07日アジア各地で絶大な人気と知名度を誇る韓国人俳優、ヒョンビンが詐欺師役に挑んだ話題作『スウィンダラーズ』が7月7日(土)に公開決定した。そしてこの度、“詐欺師アベンジャーズ”5人と“エリート検事”が大集結した場面写真が解禁された。■あらすじ韓国を驚かせた希代の詐欺師、チャン・ドゥチルが死亡したというニュースが発表された。しかし、彼がまだ生きているといううわさとともに、彼を保護した権力者たちが意図的に逃したという憶測が出回り始める。詐欺師だけを騙す詐欺師ジソンは、チャン・ドゥチルがまだ行きていると確信し、事件の担当検事パク・ヒスに、彼を捕まえようと提案する。パク検事の非公式操作ルートである詐欺師3人組、コ・ソクトン、チュンジャ、キム課長も合流して、行方をくらましたチャン・ドゥチルの補佐役、クァク・スンゴンに接近するため、新しい作戦を立て始める。しかし、パク検事はチャン・ドゥチル検挙ではなく、別の目的のためにひそかに違う作戦を立てる。これに気づいたジソンと他の詐欺師たちも互いに騙されないため、それぞれの計画を立て始めるが…。■ヒョンビンが詐欺師に!映画『コンフィデンシャル/共助』で派手なアクションを披露したヒョンビンが、今回は詐欺師に扮し、予測不可能なケイパーストーリーを繰り広げる本作。“詐欺師アベンジャーズ”のブレイン担当であるファン・ジソンとしてしたたかでセクシーなお芝居を見せている。そのほかキャストには、ファン・ジソンと手を組む検察庁特別捜査本部の“エリート検事”パク・ヒス役に『オールド・ボーイ』のユ・ジテ、『ベテラン』のパ・ソンウや『新しき世界』のパク・ソンウンら韓国映画界を牽引する豪華スターが集結。“詐欺師を捕まえる詐欺師”という新鮮なコンセプトでいままでに感じたことのない新たな愉快、痛快、爽快の犯罪アクション・エンターテインメント作品になっている。『スウィンダラーズ』は7月7日(土)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー。(text:cinemacafe.net)
2018年04月20日東京オリンピックまで、あと2年。いよいよ間近となり、様々な準備が進むなかリアリティが増してきたからか、東京オリンピックにまつわる詐欺手段が横行しているそうです。東京オリンピック詐欺の手口とはその詐欺の手法とは、銀行のカードを回収するという手口。銀行の職員を装い、東京オリンピックに向けて銀行のカードを新しいものに交換するという連絡を行い、おもに高齢者を中心に被害が出始めていると、警視庁防犯抑止対策本部も注意を喚起しています。銀行の職員が銀行のキャッシュカードを回収するために個人宅をまわるということは、ほとんどあり得ないでしょう。キャッシュカードの交換を言い訳にして、暗証番号なども聴き取ってくる可能性もありうるため注意が必要です。その他こんな詐欺も横行中!銀行名に限らず、デパート名を名乗っての詐欺事件も横行しているようです。函館市では、デパート名を名乗った人物が「クレジットカードが不正に利用されている」と電話をかけてきた後、今度は金融機関を名乗り、暗証番号をヒヤリング、通帳やキャッシュカードをだまし取ろうという手口が発生しています。デパートから銀行と、2段階にわけて電話することによって、あたかも本当のように信じ込ませるというから高齢者でなくても気を付けなければなりません。同様の手口は全国的にも広がりを見せているようで、大阪府警察防犯情報の公式Twitterアカウントも注意を呼び掛けています。大阪の場合は、デパート職員を名乗り、次に警察を名乗り、最後に銀行協会を名乗るという3段階。特殊詐欺対策のコンテンツも充実中ちなみにこういった手口に騙されないように、警視庁犯罪抑止対策本部では「」というe-ラーニングプログラムを実施中。これまでは企業や団体などのグループのみ対象だったものが、コンテンツ一新により誰でも参加できるようになったというから、不安を感じたら一度試してみましょう!(文・団子坂ゆみ/考務店)
2018年03月30日*画像はイメージです:昨今、一部の開錠業者による詐欺事件が頻発しています。多くの業者ではそのようなことはないでしょうが、報告されている詐欺の手口の典型例は、HPなどに掲載されている料金を見て電話すると、実際に派遣された作業員から「この鍵を開けるためには追加料金が必要」「出張費が別途かかる」などと説明され、10倍近い値段を請求されるというものです。キッパリと「そんな金額は払えない」というべきですが、一刻も早く解錠したいという感情があることや、「支払いを拒否するなら警察を呼ぶ」などと脅されることで、お金を支払ってしまうようです。このような事件は増加傾向にあり、報道によると2014年度に100件程度だった相談件数が、2016年度には300件弱まで増加しているようです。被害に遭わないためにはどうしたら良いのか。また、実際に詐欺業者に直面した場合どのような対応を取るべきなのか。星野・長塚・木川法律事務所の木川雅博弁護士に解説していただきました。 ■費用明細・請求書の交付を求めて毅然とした対応を「ウェブサイトや事前に口頭で伝えられた金額よりも高額を請求されても、実際に作業してもらってしまっているし、早く家に入りたいし等の理由があったり、“ディンプルキーで開錠に手間がかかったため”、“深夜割増料金を加算したため”などと一応説明されたりすると、不本意ながらも支払ってしまうことがあり得ます。しかし、鍵のトラブルに限らず詐欺的商法すべてに共通するのですが、本当に詐欺である場合、一度お金を支払ってしまったらそのお金は取り戻せないと考えたほうがいいでしょう。請求金額が事前の説明と異なる場合、まずはウェブサイトの料金表を示す、電話口で伝えられた金額を作業員に言い、費用明細や請求書を交付するよう求めるなどするとよいでしょう。インターネット上では、“依頼する前に複数の業者を比較したほうがよい”、“開錠業者の仲介業者を選ばないようにする”、“一人ではなく誰かに立ち会ってもらうようにする”などの対策方法が示されており、これらも有効な手段の一つだと思います。ただ、鍵を紛失して家に入りたい状況の場合、近くにホテルや知人の家もなく、時間も遅くて管理会社にも連絡がつかない場合が多いでしょうから、誰かに立ち合いを依頼したり、その時間に来てくれる業者をゆっくり探したりする暇がないかもしれません。このように誰にも頼れない状況のとき(そして、ホテルに泊まるのではなくどうしても家に入りたいとき)は、毅然と費用明細や請求書の交付を求め、事前の説明と異なる金額の支払いを拒むしかないでしょう。開錠業者は“支払わないなら警察を呼ぶぞ!”と言ってくるかもしれませんが、その場合は、はっきりと事前に受けた説明と異なる不当請求であることを説明し、民事上の問題であるとして警察官にはお引き取りいただくほかありませんね」(木川弁護士) ■開錠費用の相場とは「ウェブサイトでは費用が数千円程度とうたっている業者もあるようですが、実際に人を派遣し、しかも時間が深夜であった場合には作業員にも割増手当が払われるわけですから、数千円程度では済まないと考えなければなりませんね。価格競争ですし、錠の複雑さにもよりますので、正当な相場がいくらかとは一概に言えませんが、たとえば建物明渡しの強制執行では少なくとも2~3万円程度の開錠業者費用がかかります。ですから、数千円程度の費用と謳う業者に依頼する場合にはよくサイトを確認し、追加費用がいくらかかるのかを確かめておくべきでしょうね。どうしても家に入らなければならないという弱みに付け込み、高額な費用を請求する業者には腹が立つでしょうが、消費者庁や消費生活センターに苦情を入れてもお金が戻ってくるわけではありません。開錠業者に依頼せざるを得ない状況になった場合、安い業者に飛びつかず可能な限り信頼できそうな業者を探すことに加え、不当請求を受けたときには毅然とした対応を取るという自衛手段を講じなければなりませんね」(木川弁護士) 人の弱みにつけ込む詐欺業者がいることは残念ですが、そのような企業がある以上、自己防衛をせねばなりません。追加料金を請求された場合は支払いを拒むなど、毅然とした態度をとるようにしましょう。 *取材協力弁護士:木川雅博 (星野・長塚・木川法律事務所。通信会社法務・安全衛生部門勤務を経て、星野・長塚・木川法律事務所に所属。破産・再生・債務整理を得意とする。趣味は料理、ランニング)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中【画像】イメージです*dorry / PIXTA(ピクスタ)
2018年01月20日多くの結婚適齢期女子を悩ませる"結婚するする詐欺男"。あなたの周りにもいませんか?女の天敵!!と、分かりつつも、好きになってしまったら中々別れることが出来ないものです。そこで今日は、そんな結婚するする詐欺男を上手に改心させる方法をご紹介してみましょう♪なぜ結婚したくないのか?を探る"結婚する気はある"と、言っておきながら話を進めようとしないのが一般的な結婚するする詐欺です。この場合、多くの男性が本当に"する気"はあるんですよね。ただそれが今は無理!ってことなんです。もう少し遊んだら…貯金が出来たら…仕事が落ち着いたら…など今は無理な理由は様々です。彼が結婚するする詐欺男になっている本当の理由を探ってみましょう。そして、結婚したからと言って時間やお金を全て奪われるわけではないことや、生活面でサポート出来ることなどをそれとなく伝えてみましょう。いつ結婚するの?と迫らない男性に限らず、追われるほどに逃げたくなってしまうこと、ありますよね。特に男性は本能的に逃げてしまう人が多くいます。プロポーズはいつ?親にいつ会ってくれるの?いつまでに子供が欲しい!など、具体的に迫れば迫るほど男性を追い詰めてしまうのです。結婚話を進めたいからと自分の未来計画を相手に無理やり押し付けては、逃げていく一方。彼のペースや考えを理解し、お互いが歩み寄る努力をしてみましょう。また、彼を理解することで自分と考えがあまりに違うことが判ればきっぱり別れる覚悟も生まれるかもしれません。尽くさない結婚するする詐欺をする心理には、結婚はまだしたくない…でもこの子を手放したくはない!と思っている場合があります。これは、男性を甘やかしがちなカップルに多い傾向です。手放したくない!と言えば聞こえが良いですが、都合よく扱われている場合がほとんど。同棲していて家事全般を女性が面倒見てくれる…セックスしたいときにさせてくれる…など、尽くされるほどに結婚をチラつかせてでも側に置いておきたくなります。結婚話が進まないようなら付き合い方も変化させるべきです。追うよりも追わせることで焦らせましょう。女性次第で改心する可能性は十分あります!!男心を上手に操りましょう♪written by aya
2018年01月03日「スピリチュアル詐欺(以下・スピ詐欺)とは、精神世界を利用して、効果の不明なものを売りつける詐欺商法のこと。従来の開運商法詐欺は、不安を煽ることで、物品を買わせる手法が主流でした。しかし、最近のスピ詐欺は、SNSやブログで注目を集め、『幸せになるため』などと希望を見せるのが特徴。被害者の9割以上は女性です」 こう話すのは、5年前から詐欺被害の無料相談を受けつけている「不動法律事務所」の若井亮弁護士。過去5年間で国民生活センターに寄せられた開運詐欺の相談は、4811件に上る。しかも1人当たりの被害額(契約購入額)でみると、’12年の65万円から’16年には130万円へと、5年間で倍増しているのだ。 「だましやすい人からとことんとるという傾向の表れで、非常に危惧しています。SNSを利用した勧誘が現れたことで、これまで高齢者が多かった相談者の年齢が30〜40代にまで広がっているようです」(国民生活センター) 若井さんのもとに届いている「スピ詐欺」の被害例を紹介。 ■カリスマブロガーの巧みな話術で100万円のローン地獄! 1年前、AさんのSNSに“ママ友のSさんが写真を更新しました”というお知らせが。タップしてみると、あざやかな虹が写った写真とともに、それを見た女性たちの「元気になった!」というコメントが載っていた。 「その写真はSさんがSNSを通して知った、ヒーラー(癒しの力を持つ人)の女性・Mさんが撮ったものでした。素敵だなと思い、私もMさんのブログを読むようになったんです」(Aさん) ブログには海外各地で彼女が撮ったという、竜のように見える雷の写真や、雲が七色に変化していく様子の写真が掲載され、いかにも不思議な力が宿っているように思えた。 このころ、Aさんは小学生の息子の不登校に悩んでいた。苦しい日々のなか、ブログに寄せられた読者からの「救われた」というコメントを読み、Mさんに話を聞いてほしいと思うようになっていった。 そんなとき、Mさんのブログにスピリチュアルセミナーの告知が掲載された。場所は都内の有名ホテルの会議室なのに、参加費は1,000円。Aさんは思わず参加を決めた。 「初対面のMさんは笑顔で『いい縁が持ててあなたは幸せよ』と。とにかくポジティブで圧倒されました」(Aさん) 憧れの人に会えて喜ぶAさんに、Mさんがささやいた。「来週、特別なセミナーがあるの。あなたも来てみない?」。ごく少数に向けたセミナーで、参加費は100万円だった。 「豊かさを手に入れるためには、最初に出費することで豊かさが入る隙を作らないとだめなのよ」 まるで催眠術にかかったかのように、Aさんはローンでセミナーを契約。気がつくと、毎月ローンに追われる地獄に落ちていたのだ……。 ■波動が上がるグッズ購入で100万円以上のリボ払い! 20代前半のBさんは、ネットサーフィン中に見つけたスピリチュアルブログの愛読者になった。ある日、そのブログは「天使が見える」ヒーラーが運営していることが判明する。ブログには、「波動を高めれば、誰でも天使とつながれる」と書かれていた。 仕事のことで悩んでいたBさんは、「波動が上がる」パワーストーンやオイルを次々購入。総額はリボ払いで100万円を超え、毎月利子だけで3万円以上を返済する羽目になった……。 こうした被害に遭わないために、若井さんは次のように警鐘を鳴らしている。 「自分のお小遣い程度で済むものであれば、気にする必要はないでしょう。何を信じるかは個人の自由だし、癒されるのが目的であれば、それが実現する限り問題はありません。ただ、借金をしてまで続けることかどうかが、1つの判断基準。つぎ込む前に一度、家族や友人に相談し、客観的な意見を聞くのが一番です」 被害額の高額化が進むスピ詐欺。スマホの普及により、そのわなはより身近になった。一度支払ったお金は戻ってこない。スピリチュアルな商品やセミナーにお金を使いたくなったときは、一度冷静に考えてみる必要がありそうだ。
2017年11月03日*画像はイメージです:今年に入ってから多数ご相談いただいている詐欺の一つに、愛人契約を誘い文句とする詐欺があります。残念ながら多くのご相談者様が泣き寝入りせざるを得ない状況にあり、弁護士としては非常に悔しいところです。現在でも同様の詐欺被害に遭われている方がいらっしゃるため、これ以上の被害拡大を止めるべく、今回は愛人契約詐欺について、その手口を解説したいと思います。 ■愛人契約詐欺の流れ被害者の方々は、ある出会い系サイトで犯人と接点を持ちます。このサイトは、成功した男性とそういった男性との出会いを求める女性をマッチングするという特徴を有しています。犯人から毎月の手当の支払などを条件とする愛人契約を締結することを提案され、まずはお互いの要望などをすり合わせるという目的で会うことになります。会う場所は高級ホテルのラウンジや個室を指定されます。犯人は「成功者」を装っているため、高価そうな時計を身に着けているなど、良い身なりをしていることが多いようです。なお、「成功者」を装った犯人が来るというパターンのほかに、「成功者」を紹介するという人物が現れるというパターンもあるようです。犯人からは、月々の手当を数十万支払うのと同時に、被害者のクレジットカードの決済口座を犯人の口座とする旨の提案があります。つまり、被害者が自分のクレジットカードをいくら使っても、犯人の口座から引き落とされるので心配はない、自由に使ってよいという提案です。そしてこの決済口座の変更にあたり、自分は銀行の頭取などに直接話を通すことができる立場にあるので、クレジットカードを自分に預けてくれればこの手続をやっておくと申し向け、被害者からクレジットカードを受け取るのです(クレジットカードは後日返却するという話をされます)。この際、手続に必要であると話して、被害者から暗証番号も聞き出します。クレジットカードを受け取った犯人は、その足でコンビニのATMなどに向かいキャッシングで限度額までお金を引き出します。被害者の方は、覚えのない高額な請求が来て、初めて被害にあったことを知るというのが、愛人契約詐欺の流れです。 ■犯人を特定できる可能性は限りなく少ない犯人は信用をさせるために、免許証など見せることもあるようです。ですが、当職がお受けしたケースでは偽造の免許証であり、身元の特定には使えませんでした。また、携帯電話の契約者情報を調査しても、レンタル携帯であり、本人に繋がる情報が得られませんでした。すなわち、後で犯人の身元を特定しようとしても全く手がかりが存在しないわけです。当職がお受けしたケースのうち、たったの一件のみ、警察と当職及び当職が経営する調査会社の連携により起訴までこぎつけた事案がありますが、これは本当に運が良かったと言わざるを得ません。上記以外にご相談を受けたケースでは、そのほとんどが犯人の身元すら特定できず泣き寝入りしています。知能犯担当の刑事に聞いたところでは、詐欺のシナリオが詐欺師の間で共有されているせいか、同様の被害相談がかなりあるようです。 もっとも近いところでは数日前(平成29年8月末)に上記の被害に遭われた方からの相談をお受けしました。現在でも同様の詐欺が行われております。上記のような話を受けたら、クレジットカードを渡したり、暗証番号を教えたりすることは避けていただきたく思います。 *著者 弁護士:若井 亮(不動法律事務所。「迅速対応」「分かりやすい説明」「徹底した報告」をモットーとしている。不当要求への対応、詐欺被害への対応を多く経験している)【画像】イメージです*Graphs / PIXTA(ピクスタ)
2017年09月06日今月3日、今年上半期の特殊詐欺による被害状況を警察庁が発表した。それによると、「振込め詐欺」などの特殊詐欺は、この半年間で8,863件(未遂を含む)。昨年の同じ時期と比べると、2,421件も増加しており、約1.4倍になった。被害額は186億8,000万円で、’14年をピークに減少傾向ではあるが、依然として莫大な金額だ。 「こうした詐欺の被害は、高齢者に集中しています。特殊詐欺被害者の71.9%が、65歳以上の高齢者です」 そう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。特に、発生数のもっとも多い「オレオレ詐欺」では、被害者の95.9%が高齢者。発生数第3位の「還付金詐欺」でも、95.0%が高齢者だ。 「つまり、高齢者を特殊詐欺から守ることが、全体の被害減少にもつながるのです。警察と金融機関は連携して、高齢者への声かけや、注意アナウンスを流すなどの対策をとっています。なかでも、最近ではATMの振込み制限を行う金融機関が増えてきました。これらの取り組みが功を奏し、今期は、8,833件の詐欺を未然に阻止しています。実際にお金をだまし取られた8,338件を上回り、年々、阻止できるケースが増えています。とはいえ、まだ8,000件以上が被害を受けていますし、昨年より、被害件数は増えています。私は、最近のタンス預金の増加が、一因ではないかと思っています」(荻原さん・以下同) 第一生命経済研究所によると、今年2月時点のタンス預金は43兆円。3年間で約3割も増加している。 「超低金利時代で、銀行に預けても利息はすずめの涙ほど。それなら手元にあるほうが安心、便利と考える方も多いのでしょう。しかし、多額の現金が手元にあると、詐欺電話がかかってきた場合でも、金融機関に出向く必要がありません。誰とも会わず、自分一人の判断でお金を渡せるので、被害防止がむずかしくなります。多額の現金は、金融機関に預けましょう。盗難や悪質な訪問販売などのリスクもあります。ご高齢の親御さんがいる場合は、話し合ってみてください」 また、内閣府の調査(’17年3月発表)では、「自分は詐欺被害にあわない」と回答した人が39.6%。「どちらかといえば、被害にあわない」を含めると80.7%の人が、自信を持っているという結果が。 「年代別に見ると、30代以上では高齢になるほど自信のある方が増えていき、70歳以上では50.7%が『被害にあわない』と回答。どの年代よりも多くの方が、詐欺被害は人ごとだと思っています。子ども世代は高齢者のこうした実態をよく知って、マメな連絡を心がけたいものです。なにより大切なことは、高齢者が一人で判断しないこと。何かあったら、信頼できる人に必ず相談してください」
2017年08月25日SNSで撮った写真が拡散されるこの時代、実物はとりあえずおいといて、写真に可愛くうつりたいという方も多いのではないでしょうか。写真で「詐欺る!」「写りを良くする!」ために役立つメイクテクって?「写真」の特性に合わせてメイクしよう!SNSにアップされた写真が盛れまくっている友達。羨ましい反面、「詐欺…!」って感情も湧いてきますよね?・え!お肌ツルツルじゃない?・そんなに目、大きかったっけ?・痩せました?失笑・本当はおブスのくせに!!そんな嫌味を言っている暇があるなら、自分も写真で「詐欺返し」しちゃいませんか?「可愛い」は正義ですもの。例え静止画の中だけだとしても・・・笑写真詐欺の極意写真で詐欺るときの極意はただ一つ。「詐欺」とあからさまにバレないようにすること。「アプリで加工しているだけで本人は微妙なのだろう」とバレてしまっては詐欺とは言えません。もっと言えば、アプリ加工をしていることすらバレてはいけないのです。「詐欺」と呼ぶ以上、あくまで「元々可愛い人」風を装えるように頑張りましょう。写真うつり専用メイクテク1.笑顔でメイクする人間の顔は左右対称ではありません。笑顔になると、その差が顕著にでます。片方だけあがる眉・どちらかのほうが小さくなる目・曲がる口・片方だけ深いシワ・・・これらの左右差を整えることを意識して、写真にうつるときの表情でメイクをしましょう。人は、左右対称のモノを美しいと思う性質があるので、左右差をなくすだけで綺麗に見えるのです。2.ベースメイクは「マット」に仕上げる肉眼で見るツヤ肌は潤いが溢れてとっても素敵。ですが、写真にうつるとそのツヤはとたんにテカリ風になってしまうので注意が必要です。写真映えを目指すなら、陶器のようなマット肌を意識して。実際肌荒れや色ムラはアプリを使えば一瞬で消すことができますが、テカリはややテクニックが必要です。なので、肌トラブルのカバーよりも質感にこだわるようにメイクをしましょう。3.凹凸作成美白アプリや肌表面がなめらかになるアプリを使って加工すると、どうしても顔の凹凸まで消えてしまいます。鼻筋が消えてしまうと一気に目が離れて見え、間抜けな表情に。これを防ぐためには、アプリでも消えないくらいにしっかりと凹凸を強調しておく必要があります。4.唇の粘膜部分にもしっかりと口紅を塗る鮮明なカメラや色味の強調されるアプリを使って撮影をすると、恐ろしいほどリップメイクの色ムラが強調されてしまうのです。特に笑顔の時や唇を尖らせるようなポーズをした時。唇の粘膜部分の色が剥げていると、それがものすごく目立ちます。そこで、写真を撮る際は、歯に口紅がつく覚悟で唇の内側までしっかりと色をのせるようにしてください。歯紅は写真を撮る直前に確認をし、もし付いていた場合は拭き取りを。番外編:美肌加工アプリを使う際の注意点「写真で詐欺れるメイク」が完成したらいよいよ写真を撮るのみ!!・・・と、その前に・・・。アプリ加工をする際の注意点も共有しておきたいと思います。1.肌の色が自分と合わない女友達とだとどちらかが微妙になるまずはこれ。「美白モード」のレベル調整の際、肌の色があきらかに違う女友達がいると、明るさのベスト水準が一致せずおかしなことになってしまいます。明らかに色白の人だけのっぺらぼう状態・・・なんてことにもなりかねません。また、その色白さんのベストに合わせると、「光で飛ぶ想定」だった凹凸メイクが舞台メイクレベルに主張してしまう危険も・・・。肌のトーンが似ているお友達と撮影したほうが、お互いに喜ばしい仕上がりになるといえます。2.彼氏や男友達と写った写真にアプリを使うと加工と”即バレ”するこれは意外と盲点なのですが注意が必要なことNo.1!!男性が写っている写真に美肌アプリを使用すると、男性のお肌がみるみる陶器肌・・・ホクロや毛穴が全て消えてしまうんです。中世的な男性ならなじむこともありますが、男らしい男性だと、とくかく違和感が半端ない・・・。その結果、「アプリで詐欺ろうとしてますね」感が丸出しに。特に彼氏や片思い中の男性と写真を撮る際は要注意!!「この女、普段から俺のホクロが消えるようなとんでもないアプリで詐欺しているんだな」とあっさりとバレてしまうため、これまで「可愛い」と思ってもらいためだけに努力してきたことが水の泡になってしまいます。男性と写真を撮る時だけは、アプリに頼らず自力で頑張りましょう・・・。現実の自分を忘れずにあくまで、これは写真の中だけの詐欺方法。本当の自分を見失ってしまっては本末転倒なので、「適度」を心がけてくださいね。SNSのコメントに捕らわれたり、より写りの良い写真を撮影することに心を支配されないよに。「実物より素敵に写ったらラッキーだな」くらいの、軽い気持ちをいつまでも忘れないよう意識してください。
2017年01月18日オレオレ詐欺、還付金詐欺、架空請求詐欺……高齢者を狙った振り込め詐欺は後を絶ちませんが、実は今、高齢者が高齢者を騙す『老老詐欺』 が横行しているのをご存じですか?2016年5月には62〜78歳の男5人が詐欺容疑で逮捕されたことが話題を呼びましたね。あまり聞き慣れない“老老詐欺”ですが、巷では実際に被害に遭われている方も少なくないようです。そこで今回は、“老老詐欺”の手口と対処法についてお話ししていきます。●老老詐欺の特徴老老詐欺とは、高齢者が高齢者に対して金銭などをだまし取る行為を指しますが、その特徴として、“ずさん”で“古くさい”手口が多い と言われています。普通は騙されないようなものばかりです。それではなぜ、騙されるのでしょうか。ひと言でまとめると、“高齢者は高齢者に対して警戒心が薄い” ということに原因があると思われます。“詐欺”と聞くと、大半の人は若者が高齢者を騙すといった構図を思い描く人が多いと思います。詐欺の種類として一番有名な“オレオレ詐欺”もその典型と言えますね。そのため、高齢者の間では“詐欺=若者がやるもの”という認識ができており、まさか自分と同じ高齢者が詐欺をしかけてくるなどとは露ほども思っていない のです。老老詐欺の武器となる特徴にはもう一つあります。それは“高齢者ならではの共感力”です。同じ高齢者同士だからこそ分かる悩みを深いレベルまで共有し合うことができるため、相手を信用させやすいのです。とくに高齢者は“お金”“健康”“孤独”の3つの不安が共通してあると言われていますから、そこにつけ込んでくる人も多いようです。老老詐欺の怖さ、それは詐欺をしかけてくる人間がカモとなる人間の悩みや弱みを自分のことのように理解している点にあります。●老老詐欺の手口●(1)結婚詐欺老老詐欺では、高齢者が抱えがちな“孤独”を利用して結婚詐欺も用いられます。以下では実際にあった結婚詐欺をご紹介します。数年前に妻をなくした70代の男性がシニア専用の出会い系サイトを利用していたところ、気になる女性を発見。向こうも70代ということもあり、コンタクトを取って二人はデートを頻繁に繰り返すようになりました。親密な関係になっていくにつれ、男性を結婚を意識しはじめ相手の女性にプロポーズをします。しかし、ある日女性から「親戚が倒れて入院費や生活費のために40万円ほしい」と言われ、男性は言う通りに渡してしまいます。そのことを不審に思った男性の娘が相手の女性について調べると、女性の名前や住所が全てデタラメだったことが判明 。また、他にも女性あての請求書の束が男性宅で見つかりました。普通ならこれで女性が逮捕されて終わりですが、老老詐欺の怖いところはここから。家族が男性に対して「騙されてるよ」といくら説得しても、本人は「騙されてない」の一点張り。もちろん、本人も詐欺に遭っていることは理解しているのですが、ここで詐欺を認めるとまた一人になってしまうため、孤独を恐れて詐欺を否定しているのです。高齢者の孤独につけ込んだ、非常に悪質な手口と言えます。●(2)若者とグルで老老詐欺の中には、若者とタッグを組んで行われるものもあるようです。手口は以下の通り。まず高齢者(Aさん)の住んでいる家へ若者が訪問販売に伺います。もちろん、販売する商品は100万円の布団など明らかな高額詐欺商品です。Aさんは当然商品の購入を拒否しますが、販売員はAさんが商品を落としたり傷つけたりするようにわざと仕向けます。そして、弁償代として商品の代金を要求するのです。もちろん、この段階ではAさんも拒否を続けます。すると若者が電話で上司を呼び出します。現れたのは同世代の上司(老人)。いきなり若者を怒鳴りつけ、Aさんに丁重にお詫びします。すっかりAさんの警戒心を説いた上司は、「この歳になると、腰が痛くて困りますね〜」などと“年寄りあるある”で盛り上がります 。そして完全にAさんが心を開いたときに、再度商品を勧めるのです(今度は半額くらいの値段で)。すっかり上司を信頼しているAさんは勧められるままに購入してしまいます。しかし、叱られた若者と上司はグル。Aさんはそのことに一切気づかずに詐欺の被害に遭ってしまったのです。●老老詐欺を防ぐためには老老詐欺を防ぐためには、“高齢者の詐欺師もいる” ということを認識してもらうことが重要です。高齢者の方の中には、自分と同世代というだけで仲間意識を持つ人も少なくありませんから(本来は悪いことではないのですが……)、自分の両親や祖父母にしっかりとそのことを伝えましょう。また、金銭にまつわることで少しでも不審な点があれば一旦話を止めておき、周囲に相談してもらうことも大切です。【参考リンク】・最新の手口(実音声付き) | 政府公報オンライン()●文章/パピマミ編集部
2016年07月04日タレントのテリー伊藤(66)が14日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。舛添要一都知事(67)を「詐欺師と一緒」と批判した。番組では、13日に都議会総務委員会で開かれた舛添知事の政治資金私的流用疑惑に関する集中審議を特集。その様子を見て、テリーは「彼の思考回路は、ああいえばこういうってなっている」とコメントした。また、千葉県木更津市のホテルの宿泊費を政治資金で計上した件で、当日客室で面談したという出版社社長の名前を明かさなかったことについて、テリーは「舛添さんが窮地に追い込まれていたら、出版社の人は自分から手を挙げますよ。それをしないということはウソだってこと」と断言。「一つのウソをどんどん…次にまたウソ。世の中の人みんな知っているにも関わらず、彼はまだピエロのようにおどけてやっている」とあきれた表情を見せた。そして、「客観的にものを見る能力がない」と言い切り、「トップの人は常に客観的にものを見て判断しなくちゃいけないのに、自分の保身のためだけに生きている」と批判。「彼はいつも誰かのせいにする。例えば、弁護士さんの名前は言えない、出版社の人の名前は言えない。常にだれかに振る」と言い、「このものの捉え方は詐欺師と一緒」とバッサリ斬った。
2016年06月14日476億8,000万円。これは、2015年の間に起こった『特殊詐欺』 による被害額です。特殊詐欺とは、面識のない不特定の人間に対し、電話やメールなどを用いて預貯金口座へ現金を振り込ませてだまし取る『振り込め詐欺』と、 それ以外の詐欺(ギャブル必勝情報提供名目の詐欺や異性のあっせん名目の詐欺など)を総称したものを言います。政府や警察は以前からこの特殊詐欺に対して警鐘を鳴らしてきましたが、依然として詐欺被害額は高水準のまま。ネットなどでは、「警察もっと仕事しろ!」「オレオレとか簡単な詐欺に引っかかる方が悪い」などさまざまな反応がありますが、特殊詐欺被害がなくならない理由の一つに、“手口の巧妙化” があります。世間では“詐欺=振り込め詐欺”という印象がありますよね。しかし、近年では“現金振込型”の詐欺は減少しており、現金手渡しや郵送に移行してきている といいます。今どきの詐欺はどのようにして行われているのでしょうか。今回は、最新の特殊詐欺手口についてお話ししていきます。●振り込め詐欺はもう古い!? “特殊詐欺”の最新手口3つ特殊詐欺の被害に遭う人の中には、「自分なら絶対に引っかからない」 と過信している人が少なくないようです。何度も言うようですが、詐欺の手口は日に日に巧妙化しており、注意深く話を聞いていないと相手の嘘を見抜けないほどになっています。自分や両親が卑劣な詐欺被害に遭わないよう、以下の特殊詐欺の手口を知っておくようにしましょう。●(1)マイナンバー制度関連の詐欺2016年1月から開始されたマイナンバー制度。まだ施行されたばかりの制度ということもあって、その全容を詳しく把握している人は少ない のではないでしょうか。そんな新制度移行時の混乱を狙って、マイナンバー制度関連の詐欺が多発しているようです。どんな手口なのでしょうか。まず、市役所の職員を名乗る人物が家に訪問してきます。そして、「マイナンバーカードの発行にはお金がかかる」 などとマイナンバー制度に関連した“ウソ”をしかけてきます。ここでマイナンバー制度を詳しく知っている人なら撃退できますが、そうでない人は話の巧妙さや勢いに押されてその場で現金を渡してしまいます。マイナンバーの利用やカードの発行の際に地方自治体や政府が“お金”を請求することは絶対にありません 。もしも、マイナンバー制度を名目にお金を要求する人が現れたら、すぐに警察へ通報しましょう。●(2)上京詐欺こちらも近年増加している詐欺です。上京詐欺は、息子や孫を騙って「仕事の取引で使うお金をなくした。クビになるから東京までお金を持ってきてくれ」と電話してきます。実際にお金を持って東京まで出向くと、今度は「仕事で忙しいから部下が取りにいく」などと言って現金の受け渡しに“第三者”を送ります 。通常なら知らない人が来た時点でお金を渡さないのが普通ですが、新幹線や飛行機などではるばる東京まで来てしまった以上、引くに引けなくなって渡してしまう のだそうです。もし自分の子どもや孫から上記のような催促を受けたとしても、必ず一旦電話を切って自分が知っている子どもや孫の携帯電話番号 へ電話して確認をとりましょう。また、日頃から家族間でこまめに連絡を取り合うことが一番の詐欺対策となります。●(3)オリンピック詐欺2020年に東京オリンピックが開催されることになりましたね。発表の瞬間には日本中が喜んだものですが、その裏では悪質な詐欺も横行しています。その手口はさまざまで、オリンピック関連企業への投資詐欺、オリンピック入場券詐欺、特別シート詐欺、記念金貨詐欺などなど。いずれも「必ず儲かる」「謝礼を支払う」などと甘い言葉で誘惑してきますが、こうしたオリンピック関連の甘い話には耳を貸さないようにしましょう。また、オリンピック入場券に関してはまだ発売されてすらいないため、「チケット譲りますよ」などの話が出た時点で詐欺確定 です。迷わず通報しましょう。----------特殊詐欺に遭う被害者の約8割は65歳以上のお年寄りです。日頃の家族間のコミュニケーションや情報の共有が一番の詐欺対策になります。この記事を読まれた方は今日、5分だけでも自分の子どもや親と話してみてはいかがですか?【参考リンク】・最新の手口 | 政府公報オンライン()●文章/パピマミ編集部
2016年06月06日パロアルトネットワークスは4月4日、電話によるサイバー攻撃の事例を公開した。この詐欺師は、メールやSNSメッセージなどのやり取りではなく、電話による口頭指示で被害者にPCを操作させ、お金を盗み取ろうとした。この事例では、ITリテラシーの低いユーザーを狙って「技術サポート要員」の人間を装い、「サイバー攻撃からあなたを守る」との名目でセキュリティソフトを売りつけようとしていた。しかし、犯罪者が電話した相手は運悪くパロアルトネットワークスのセキュリティアナリストであり、一連の詐欺行為を法執行当局に通報された。具体的な手口としては、ユーザーのPCがハッカーによってウイルス感染していると被害者に伝え、「システムをクリーンにしてあげる」と善意の行為に見せかけていた。しかし実態は、口頭指示でリモートアクセスツールを被害者のPCにインストールさせ、アクセス権を取得している。アクセス権を取得したハッカーは、バッチスクリプトをPCに送り込み、「あなたのPCが侵害を受けており、さらに攻撃しようとしている」と偽のハッキング試行をスクリプトで見せかける。このバッチスクリプトでは、中国のIPアドレスからアクセスが行われており、「あなたの銀行情報にアクセスしようとしている」という嘘の情報を表示していた。この詐欺師は、PCが侵害されているように見せかけた上でメモ帳アプリで「システムをクリーンアップするツールがある」と、199ドル~299ドルの支払いを行うように支払いサイトへと誘導していた。このサイトへ誘導された時点で、セキュリティアナリストはアクセスを遮断し、自身がセキュリティ企業社員であることをほのめかした。すると電話を切られてしまったという。このサイトに記載されていた電話番号は、ネット上で詐欺電話があったという報告が上がっていた。また、サイトの基本構造は変わらないものの、掲載されていた電話番号のみ変更が加えられており、一定の苦情や足がつきそうな段階で電話番号を変更していた可能性があるようだ。パロアルトネットワークスでは、「ITの知識があり、セキュリティ意識の高い人であれば、リモートアクセスツールをインストールしないが、知識を持たない人がターゲットのため、数百ドルが盗まれる可能性がある」と警告している。
2016年04月05日トレンドマイクロは7日、Android端末を狙うモバイル不正アプリが累積1,000万個を突破したとして、改めて注意を喚起した。同社は2015年の国内外脅威動向分析レポートを、2016年2月29日に公開済み。この中で、Android端末向けのモバイル不正アプリが累積1,000万個を突破したことを報告した。2010年8月に最初の不正Androidアプリ「AndroidOS_DROIDSMS」を確認してから、2015年までにおよそ430万個を検出。2015年の1年間で、それまでの5年分の不正アプリを超える、およそ630万個を検出したという。不正アプリ急増の背景として、PCを攻撃対象としていた犯罪者が、iOSと比べ自由度の高いAndroidデバイスを新たな標的とし、攻撃を拡大していることが挙げられるとする。同社がPC向けに検出する不正プログラムの割合は、85%がアドウェア。犯罪者にとっては、ネット広告やPPIなど正規アフィリエイトプログラムを利用することで、安定した金銭利益を得られると同時に、利用者に明らかに不利となる活動を避けることで、追求を逃れやすいメリットがある。この流れはAndroid不正アプリにも波及しており、2015年の国内Android不正アプリ検出数の約80%を、アドウェアが占めている。一方で、アドウェアに比べると数は少ないものの、情報窃取やバックドアによるAndroid端末への直接攻撃は被害が大きく、ワンクリック詐欺といったネット詐欺アプリも一定の被害が確認されているという。同社は今後、オンライン銀行詐欺ツールや、ランサムウェア関連のアプリが本格化するとみて注意を喚起する。また、Androidにおける脆弱性攻撃についても警告。Android機器のアップデートは開発元のGoogleだけでなくベンダー側の対応も必要になるほか、一般のユーザーはOSバージョンアップの必要性を認識していないことが多く、適用が遅れがちだと指摘している。
2016年03月08日シマンテックは公式ブログにおいて、新種の「ゼロクリック詐欺」について警告を発している。日本語のアダルトサイトを閲覧するだけで、自動的に会員登録されたかのように装う手口の詐欺だ。アダルトサイトにおいて、訪問者を勝手に登録、もしくは登録したように見せかける詐欺は、古典的な手法だ。閲覧者がサイト内のリンクを1回~複数回クリックすることで「登録」させる手口が一般的で、このような手口は「ワンクリック詐欺」と呼ばれている。シマンテックによると、最近発見された「ゼロクリック詐欺」は、その名の通りクリックなしで会員登録をしたかのように装う詐欺。閲覧者が詐欺サイトを開いただけで、なんの警告もないまま自動的に「会員登録終了」などのページやポップアップが表示され、サービスに登録したと思わされる手口だ。しかもこの登録ページでは、高額の料金が請求されるのが一般的。なかには約24万円もの請求をする事例もあるという。特徴的なのが、ゼロクリック詐欺の多くは、高額料金の請求とともにサポートセンターなどの電話番号が表示されること。サポートセンター番号の前後には「24時間対応」や「自動受付処理」などの文言があり、詐欺被害者が電話をかけやすいように誘導することが多い。ゼロクリック詐欺の対処法は、従来と同じ「無視すること」。登録済ページが自動表示されるのは、閲覧元のページのHTMLに「1秒後にページを更新する」などの簡単なmetaタグが挿入されているのが理由。このため「サイトを開くと別のURLを呼び出す」だけで、とくに個人情報が抜かれているわけではないのだという。もちろん、表示されるサポートセンターの電話番号に連絡をいれるのも厳禁だ。電話をかけると、料金を払うように説得してくる可能性が高いほか、被害者の電話番号が記録されて、今後の詐欺活動に悪用される可能性もある。同じ理由により、詐欺相手へのメールの送信も厳禁だ。
2016年01月27日シマンテックは12月17日、DropboxやGoogle+が送信するメールを偽装し、ユーザーをアフィリエイトプログラムに誘導する詐欺行為を確認したとセキュリティブログで明かした。Dropboxは、ユーザーが他のユーザーとデータ共有することを目的に、Dropboxアカウントを持たないユーザーとも共有可能な、ファイルをリクエストサービスを提供している。ユーザーがこの機能を利用して、ファイルをリクエストしたりフォルダへアクセスできるように他のユーザーを招待すると、「no-reply@dropbox.com」からメールが送信される。詐欺師は、Dropboxのメールアドレスを偽装してさまざまなユーザーにメールを送信している。このメールがDropboxのメールボックスから送信されていることから、受信側のスパムフィルタをすり抜けやすくなっている。シマンテックが確認したリンクは、Googleが提供する短縮URLサービスを利用しており、詐欺師が自ら作成したランディングページに直接リンクしている場合もあった。Google+の通知を介して受信箱にスパムメールが届くケースは、送信元にソーシャルネットワーク上の偽アカウントが利用されている。詐欺師の手法は、まず偽のアカウントを使って公開の投稿を作成し、そこにネット上のあちこちに投稿されている女性の写真を集めたフォトアルバムを追加する。次に、公開投稿を他のGoogle+ユーザーと共有して受信箱に届ける。通知に記載されたリンクは、GoogleのURL短縮機能やHootsuiteのURL短縮機能が利用されている。ユーザーは、スパムメッセージの本文に記載されたリンクをクリックするとランディングページに移動し、そこにアフィリエイトのリンクがあるか、アフィリエイトIDを使った他のサイトにリダイレクトされる。アフィリエイトのリンクでもリダイレクトでも、行き先はアダルト出会い系サイトとなる。ユーザーがアダルトサイトに登録すると、詐欺師にアフィリエイト報酬が支払われる。新しいユーザーをサイトに紹介すると、コンバージョン1件あたり2~6ドルのアフィリエイト報酬が支払わられる。シマンテックでは、アフィリエイト制度を使ったアダルト出会い系サイトへの誘導を問題視しており、Dropboxと情報を共有して対抗策に取り組んでいる。Dropboxは、悪用の証拠がないかどうかを監視し、この活動の検出と予防に努めており、すでに該当アカウントを即時停止したという。また、シマンテックは"正規の通知"に偽装する手法は今後も続くと見ており、警戒を怠らないようにと注意を促している。
2015年12月21日シマンテックは12月10日、企業の財務担当者から金銭をだまし取る「ホエーリング詐欺」の実態をセキュリティブログで解説した。ホエーリング詐欺とは、企業の幹部社員を偽って、財務担当者などにメールを送り、金銭をだまし取る詐欺の手法。例えば、上司からのメール本文に「大至急で送金するように」と書かれており、部下は上司からの命令と判断して送金する。しかし、そのメールは詐欺師による詐欺メールで、お金は詐欺師の手に渡ってしまう。シマンテックが確認しているホエーリング詐欺は、攻撃者が最高経営責任者(CEO)をかたり、最高財務責任者(CFO)に宛ててメールを送信したものが大半であった。具体的な例では、詐欺師が「緊急の電信送金手続きができるか」とCFOに確認し、CFOから返信があると、2通目で電信送金に必要な情報をCFOに通知するというもの。返信がない場合は、同じCFOに2通目を送ることもあれば、財務部門の別の従業員に標的を切り替えるケースもあった。また、「買収を実現するために支払いが必要だ」と、メールで理由を説明するケースもあった。メールには支払いの指示について弁護士から連絡があると書かれていた。どのケースも、標的とした企業のCEOから送信されたメールに偽装していた。偽装の方法は「CEOのメールアカウントに侵入」「CEOのメールアドレスになりすまし」「タイポスクワッティングを用いた、標的とした企業の実際のドメインと似たドメインをメールアドレスに使う」と複数のケースがあった。CEOを偽ったことを疑われにくくするために、送信するメールの本文の書き方も工夫している。例えば、「出張中や会議中のため電話には出られない」と書くことで、相手が本物のCEOに直接電話で確認するのを防いでいる。また、本文に「sent from my iPad(iPad から送信)」と追記し、送信者が移動中であることを強調するなどの手段もある。請求額は、メールの標的をCFOなどに限定することで、メールを利用したほかの詐欺より高額な傾向がある。中には、37万ドル以上を送金するよう求めてくるケースもあった。詐欺師は、1回の要求額を大きくできるため、成功回数が少なくても利益を上げられるという。FBIの推定によると、損失額は2013年10月~2015年8月の間で、12億ドル以上に達するとしている。
2015年12月14日トレンドマイクロは11月26日、オンライン銀行詐欺ツール「DRIDEX」に関連する複数のスパムメールを確認したとしてセキュリティブログで注意を促した。「DRIDEX」は、米国と英国の法執行機関によって、10月に攻撃活動の起点となるコマンド&コントロール(C&C)サーバ間のネットワークが閉鎖に追い込まれている。これにより、DRIDEXの攻撃活動に大きな打撃を与えることはできたものの、活動の終息には至らなかったという。すべてのインフラストラクチャを停止し、攻撃者グループ全員を逮捕しない限りは、完全に終息させることは不可能とされている。トレンドマイクロは、C&Cサーバの閉鎖後も脅威の監視と、法的機関との協働を続けていたが、C&Cサーバが閉鎖された直後の一カ月で、すでにスパムメールを確認している。スパムメールの多くは、請求書、未払い通知、資産報告書、預金残高、領収書といった金融に関連したソーシャル・エンジニアリングを利用しており、それぞれ内容の異なる約10種類の亜種があった。トレンドマイクロがスパムメールの送信活動を詳しく検証した結果、2014年8月頃から確認されている「DRIDEX」を利用するボットネットによって送信されたものであることが判明した。「DRIDEX」を利用するボットネットは、番号によって分類され、どの攻撃者やキャンペーンによるものか、またどの標的に関連するものかを番号で識別できる。スパムメールで使われた番号は、トレンドマイクロが2014年から確認している。また、亜種を解析した結果、これまでの亜種と同様に、難読化や間接呼び出しなどの解析を"より"困難にするための複雑な手法を利用されていることが判明した。以前の解析では、電子メールの送信に関連した文字列がコードに含まれていたが、今回の亜種も同様の機能を備えている疑いがある。メール送信機能があれば、「DRIDEX」のボットネットだけで感染フローを完結させることができる仕様となる。スパムメールには、マクロを含むExcelファイルとWordファイルが添付されており、開封すると「DRIDEX」の不正なファイルをダウンロードする。マクロを悪用する手法は、以前にも「DRIDEX」を拡散するために用いられており、今回の攻撃者も同様の手法を利用していると見られている。新たなスパムメールの送信活動が確認されたことで、「DRIDEX」を利用する攻撃者グループが再編成され、サイバー犯罪活動を新たに開始したことを示唆していると見られており、新たな脅威として認識する必要がある。トレンドマイクロは「DRIDEX」の攻撃を防ぐ手段として、端末にインストールされているWordやExcelでは通常マクロを無効にしておき、必要な時だけ有効にするようにと呼び掛けている。
2015年11月27日こんにちは、木口美穂です。何も悪いことはしていないのに、男子やカレから「それ詐欺だ!」なんて言われたら悲しいですよね。そんな事態を避けるためにも、男子はどんな瞬間に、女子に対して詐欺だと思うのかを知っておく必要があります!そこで今回は、20代男性に『女子の詐欺だと思う瞬間』について聞いてみました。■1.顔写メ、プリクラ「顔が別人、スタイルが別人は当たり前になってるよね・・・・・・。」(26歳/公務員)「もはや怖い・・・・・・。」(24歳/ライター)堂々の第1位は顔の写メやプリクラでした。スマートフォンで撮影した写真はアプリで盛れる時代、プリクラはもはや別人級に目の大きさ、脚長効果をもたらします。詐欺だと言われても仕方がないくらい変わりますよね。とは言え!男子も男子なんですよ!その不自然な脚長のプリクラや明らかにアプリで盛っている写メを「可愛い」と言うのですから!女子はみんな乙女で、可愛いと言ってくれる写真をSNSなどにあげたい生き物です。女子からすると「オレオレ詐欺」ならぬ「カワイイカワイイ詐欺」ですよね!男女で詐欺し合ってるんだなぁ・・・・・・。話が逸れました(笑)次いきましょう!■2.料理写メ「めっちゃ美味しそうな写メをツイッターに上げてたから家に来た時に作って貰ったら全く別物を出された。味もマズくてこれはどう見ても詐欺だと思った。」(25歳/歯科医師)これもよくありますね。写真系は詐欺しやすいですからね!また実際に作ってもらうとなると、男子はあの美味しそうな写真のイメージがあるので「色合いが違う」「時間かかり過ぎ」「味がマズい」など色々問題も多くなってきます。そうなると完全に詐欺だ!と言われてしまいます。お料理の写真は特に加工しないことをオススメします。写真用にきれいに盛り付けているのなら、男子に作ってあげるときもあくまで写真と同じように!時間がかかってしまうのなら、最初からお料理出来る女子をアピールしないこと!■3.カラコン、つけまつげ「カラコンとつけまつげって詐欺する為にあるんでしょ?」(22歳/大学生)「すっぴんを見た時のギャップが激しくてショックがデカい。」(23歳/公務員)寝込むレベルでショックを受けると言った男性もいました。女子からすると、カラコンやつけまつげをしている子の方が多いのでもう見慣れてしまっていてそこまでギャップを感じなくなってきています。麻痺ですね!大好きなカレに本当の自分を見せるのは早い方がいいですよ!■4.家でのパジャマ「女子って可愛いパジャマ着てるんじゃないの?俺の家でだったらお泊まり感があってジャージでもいいけど、彼女の家に遊びに行った時くらい可愛いの着ていてほしい」(23歳/フリーランス)これは、男子の勝手なイメージですね。ですが、このイメージを持っている男子は少なからずいました。イメージから勝手に詐欺だと言われるのは腑に落ちない気もしますが、好きなカレには詐欺だと思われたくないですよね!男子の夢を壊さないであげましょう。貴重な意見だと思って、家では可愛いパジャマを着てみてもいいかも!■おわりに見た目でどんだけ詐欺っても、結局カレにはバレてしまいます。そんなあなたも愛してくれる男性は絶対いるから、必要以上に詐欺することもないと思います。写真は女の子の間で可愛く加工するのは流行っていますし、「別人じゃん!」と言われない程度に可愛くして楽しんでね!(木口美穂/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年10月30日ニフティは17日、2015年10月から2016年3月までの6カ月間、東京都内の一般家庭にてVPNサービス「スマートサーブ」を活用した振り込め詐欺感知システムの実証実験を行うと発表した。同システムは、クラウド上で通話内容を解析し、振り込め詐欺で使われやすい文章パターンを検知すると、電話を受けた本人と事前に登録した家族にメールで通知するもの。通話データをクラウド上に収集する際には、スマートサーブを介して通信を行うため、第三者によるのぞき見や不正アクセスの心配がないとしている。検知する詐欺に関するキーワードは、警視庁犯罪抑止対策本部に、固定電話などの機器や解析技術は、パナソニックシステムネットワークスや、NECプラットフォームズなどメーカー各社に協力を得ているという。実証実験の対象となるのは、東京都内在住の65歳以上の@nifty会員のうち、モニター協力賛同者。使われる機器は、モバイルルーター「Aterm MR04LN」(NECプラットフォームズ製)、パーソナルファックス「おたっくすKX-PD604DL-W」(パナソニックシステムネットワークス製)、無線LAN搭載SDHCメモリカード「FlashAir」(東芝セミコンダクター&ストレージ製)、スマートサーブ専用機器「サービスアタプター」(ニフティ製)、音声認識技術「AmiVoice Cloud」(アドバンスト・メディア製)となっている。
2015年09月17日ニフティは17日、東京都内の一般家庭で、ネットワークサービス「スマートサーブ」を活用した振り込め詐欺検知システムの実証実験を10月から開始すると発表した。○クラウド上で通知内容を解析同システムは、クラウド上で通話内容を解析し、振り込め詐欺で使われやすい文章パターンを検知すると、電話を受けた本人とあらかじめ登録した家族に警告を通知するというもの。詐欺キーワードについては警視庁犯罪抑止対策本部が、固定電話などの機器や解析技術についてはNECプラットフォームズをはじめとするメーカー各社が協力。振り込め詐欺で使われやすい文章パターン(詐欺に関する単語の有無やその組み合わせ)を判別するため、精度の高い検知が期待できるという。同システムで使用するスマートサーブは、サービスアダプターを宅内のLANにつなぐことで、セキュアなネットワーク(VPN)を構築することができるネットワークサービス。通話データをクラウド上に収集する際には、「スマートサーブ」により安全な通信を行うため、第三者による覗き見や不正アクセスの心配がないとしている。実験対象は東京都内在住の65歳以上の@nifty会員のうち、モニター協力賛同者。実験期間は2015年10月初旬~2016年3月末。ニフティは、今回の実証実験で得られた結果を元に、検知の精度や通知タイミングなどの改善・改良を行った上で、正式サービスとして提供する予定という。
2015年09月17日こんにちは、ぽこひろです。「詐欺写メ」というと、基本的には女子がするものという感じがしますよね。でも、まだ会っていない相手によく思われたいのは男子も同じ。それに、ネットなどで詐欺写メのメソッドが簡単に見られるようにもなっていますし、このやり口に手を染めてしまう男子も増えています。友人から紹介された男子、恋活サイトで出会った男子と実際にご対面して「騙されたなうー!」と絶叫しなくてもいいように、しっかりとその見抜き方についてお勉強しておきましょう。恋愛コラムニスト兼ガジェット系ライターの塚田牧夫さんに聞いてみましたよ。■1.顔が一部だけ「まず怪しいと思ったほうがいいのが、写真の中に顔の一部しか写っていない写メ。顔の全体ではなく一部を写すことで、パーツが大きく見えますし、それに顔のバランスの悪さも目立たなくなります」とのこと。なるほど。顔が右半分だけだったり、目の周辺だけだったり、などなどですね。さすがに写っていない部分がのっぺらぼうということはないですが、顔の全体を写したときよりもいくらか「サバ読み」が行われているのは事実かもしれません。あと、顔のどこかに手をあてているのも、危険だそう。■2.白すぎる「やたらと顔が白い。これも怪しいです。この場合、顔が綺麗に見えるように電気の近くで撮ったか、最近簡単に手に入る『詐欺写メアプリ』で顔全体を綺麗に修正している可能性も・・・・・・」男子でもすごく肌が綺麗な人はたしかに多いです。が、「これ、女子じゃね? てか、綾瀬はるかじゃね!?」と見紛うような肌の持ち主の場合には、なにかしらの小細工が行われているのかも・・・・・・。■3.角度がおかしい「あまりに正面からすぎると、証明写真っぽくなってしまいます。そのため、ある程度角度をつけて撮るのが普通。しかし、あまりに真上からカメラを構えてそれを見上げるような格好になっている場合には、輪郭にコンプレックスがある可能性大です」それに、見上げるような顔で撮影すると、目が大きく写る効果があるそうです。男子なんて、別にぱっちりオメメでなくても問題ないはずですが、「かわいい系男子」に見えたい人は、するのかもね・・・・・・。■4.プリクラこれは多くの説明は不要ですね。男子だってプリクラ機に入れば、目も大きくなりますし、肌も綺麗になるし、いろいろなマジックが起きます。■5.目が不自然・・・・・・?「必ず目に注目してください。目と、その周辺をよ~く見て。その男子が、本当にいつもそういう表情なのか、それとも、シャッターの瞬間だけ目をパチっと開いたのか。よ~く見れば、わかるはず」目は人の印象を大きく変えますからね。塚田さんいわく、一番一生懸命に見るべきは目とのこと。逆に、写メでも目が小さい男子は、目だけでなく、それ以外の部分もかなり信用できるんだそうです。「詐欺るなら、まずは目」でしょうからね。■おわりにいかがでしたか?正直、女子のみなさんはそこまで顔を重視しない人が多いんじゃないかと思います。もちろんブサイクじゃないほうがいいけど、イケメンじゃないとダメというわけでも・・・・・・というのがリアルな線でしょう。だったら、変にカッコつけず、ありのままの写メを使う男子のほうが誠実そうでいいですよね。(ぽこひろ/ライター)(平尾優美花/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年09月01日トレンドマイクロは、ソーシャルメディア上の投稿などを基点にしてApple製品等の当選を謳い、iOSユーザーの個人情報を搾取する詐欺サイトへのアクセスが増加しているとして注意を呼びかけた。同社のセキュリティブログによると、Facebook上の投稿から詐欺サイトに誘導する手口を確認したという。具体的には、iPhoneで誘導先のURLにアクセスすると、数回の転送処理の後で、製品当選のメッセージが表示される。そのメッセージとアクセス先のURLには、facebook.comの文字列をドメインに含み、あたかも正規のサイトからの表示であるかのように見せかけているという。そして、ユーザーがメッセージの「OK」ボタンを押すと、当選した賞品の請求ページが表示されるが、これはユーザーの個人情報を搾取することを目的としたものとみられるとしている。当選賞品にはiPhone 6、iPad Air 2などが含まれ、iOSデバイスユーザーはApple製品に関心が高いことを利用した手口になると分析している。今回の事例で興味深いポイントとして、ユーザーの利用するOSによって、表示するメッセージを使い分けていることも同ブログで言及している。該当のURLにアクセスしたデバイスがAndroid OSだった場合には、賞品の当選は案内せず、「致命的なトロイの木馬ウイルスに感染している」などといったメッセージを表示、このメッセージにアクセスした場合に、Google Play上の特定のセキュリティアプリに誘導されるという。狙いとしては、正規のアプリのアフィリエイトプログラムを利用し、金銭的な利益を得るためではないかと、同社は分析している。今回の詐欺サイトへのアクセスは、同社の統計によると、5月1日から7月9日までで全世界から2万5000件以上を集めており、6月以降に急増しているという。詐欺サイトへの誘導を同社が実際に確認したのは、Facebook上の投稿からとしているが、同社への問い合わせ内容からは、LINEメッセージによる誘導、不正広告による誘導も推測されるという。また、不正アプリの頒布により、より危険な攻撃を実施することも可能だとして、スマートフォンユーザーに対しては、誘導の手口を知り、インターネットアクセス時における危険を改めて認識しておく必要があるとまとめている。
2015年07月18日トレンドマイクロは7月14日、iOS端末を狙った当選詐欺の詳細をセキュリティブログで解説した。今回取り上げられている「当然詐欺」とは、iOSユーザーをソーシャルメディアなどの投稿やメッセージを介してユーザーを偽の懸賞サイトに呼び込み、個人情報を入力させて盗み取るというもの。ユーザーがサイトにアクセスすると、Apple製品が当選したとメッセージが表示され、当選した賞品を受け取るには個人情報を入力するように求められる。しかし、個人情報を入力しても、賞品が手元に届くことはないという。詐欺サイトへの誘導は、Facebook上の投稿、LINEのメッセージや不正広告などで行われ、トレンドマイクロはFacebook上での投稿からの誘導ケースを実際に確認しているという。5月1日~7月9日までに2万5000件以上のアクセスを集めていることがわかっているが、特に誘導手口が目立ち始めた6月以降にアクセスが急増しているという。当選詐欺は迷惑メールでよく確認されるが、今回のケースは詐欺のWebバージョンと言っていいという。この当選詐欺はiOS端末の利用者を対象としているが、Androidユーザーに対しては手口が異なる。Android端末から、詐欺サイトのURLにアクセスすると、表示されるメッセージは当選詐欺とは異なり、ユーザのデバイスが「致命的なトロイの木馬ウイルス」に感染しているなどと警告が出て、最終的にはGoogle Play上の特定のセキュリティ・アプリに誘導される。転送処理の間にアクセスしたデバイスを判断するスクリプトを含むサイトを経由させ、アクセス元に合わせたサイトへ転送する手法を使用している。この手口は、アフィリエイト・プログラムを利用し、金銭利益を得ることが目的と想定されており、Androidユーザーが不正アプリなどのセキュリティ上の不安を持っている心理を悪用している。例えば、次のような手口がある。一見、無害な動画へのリンクをシェアしているだけに見えるが、モバイルアプリ上ではリンク先のURLを事前に確認することができない。リンク先を示すと思われる文字列はYOUTUBE.COMと巧妙に細工されており、ユーザーがアクセス前に不審なサイトへの誘導と気づくことは難しい。また、投稿が多くの人の目に触れるように、Facebookのタグ付け機能を悪用し、投稿者の友人をすべて投稿にタグ付けしていている。ユーザーが詐欺から身を守るには、詐欺の実態を知ることが大切だという。また、モバイル向けのセキュリティ・ソフトを導入したり、不審なURLをクリックしないことも重要だとしている。
2015年07月17日シマンテックは16日、各種メールプロバイダのパスワード再発行機能を悪用した、モバイルユーザーを標的とするスピア型フィッシング詐欺が増加していると、同社ブログにて注意を促した。これによると犯罪者は、メールプロバイダにおいて利用者がパスワードを忘れた際に使用するパスワードの再発行機能のうち、携帯電話に送られる「確認コード」を利用して、メールアカウントにアクセスする。確認されたほとんどのケースがGmail、Hotmail、Yahoo!メールのユーザーだという。具体的な流れとしては、被害者のメールアドレスと携帯電話番号を入手している犯罪者が、被害者のメールアカウントにアクセスし、パスワードを忘れた際に使われる代替認証をスキップし、確認コードを携帯電話にSMSで送付するというオプションを選択することから始まる。犯罪者がSMSオプションを選択すると、アカウントの本来の持ち主である被害者の携帯電話に、SMSで確認コードが送られることになる。ここで犯罪者は、被害者の携帯電話に、SMSで「あなたのアカウントに不正なアクセスが検出されました。これを止めるために携帯電話に送られた確認コードを返信してください」といった内容の文面を送る。被害者はこれをサービスプロバイダからのメッセージと勘違いし、送られてきた正規の確認コードを返信してしまう。これで、犯罪者はメールアカウントに侵入するための確認コードを手に入れることができる。また、確認コードの返信が行なわれない場合、犯罪者は続けて「アカウントに不正なサインインが続いています。確認コードを再送しましたのでこれにご返信いただかないとアカウントの保護が不可能になります」といった内容のSMSを送信し、早期の返信を促すようになるという。確認コードを手に入れた犯罪者はメールアカウントのパスワードを変更し、自由にアカウントへアクセスできるようになる。この際、犯罪者は自分の自由にできるメールアカウントを、被害者のアカウントの代替アカウントとして追加し、メッセージを自動転送するといった設定も行なう可能性がある。これらの不正アクセスは、クレジットカードの番号を盗み出すような金銭目的ではなく、被害者の情報を集めるタイプとのこと。シマンテックでは、確認コードに対するSMSメッセージに注意すること、自分が確認コードの送信を要求していない場合は特に警戒が必要としている。さらに、メールプロバイダでは確認コードに対して返信を求めることはないとも言及している。
2015年06月18日シマンテックは6月17日、ユーザーを欺いてメールアカウントにアクセスする、パスワード再発行詐欺が横行しているとして、同社ブログで注意喚起を行った。これは、モバイルユーザーを標的とする特定のスピア型フィッシング攻撃で、攻撃の目的は標的のメールアカウントにアクセスすること。ソーシャルエンジニアリングのテクニックが巧妙なため、手口に引っかかる人がすでに現れていることも確認されている。メールサービスのプロバイダーは、パスワードを忘れてアカウントにアクセスできないユーザーのためにパスワード再発行の機能を用意しており、大抵は携帯電話の番号に確認コードを送信している。攻撃者はこの仕組みを悪用する。シマンテックが確認したケースのほとんどは、Gmail、Hotmail、Yahooメールのユーザーに影響するもの。Gmailの場合、携帯電話番号を登録しておけば、パスワードを忘れた場合でもGoogleから携帯電話に確認コードが送信され、アカウントにアクセスできるようになり、パスワードを再設定できる。ここで犯罪者が登場する。犯罪者が、ユーザーのメールアドレスと携帯電話番号はわかっているが、パスワードがわからない場合、アカウントを乗っ取ろうとしているユーザーのGmailのログインページにアクセスし、メールアドレスを入力して 「お困りの場合」リンクをクリックする。これは、ユーザーがログイン情報を忘れた時に使うリンクだ。「覚えている最後のパスワードを入力してください」、「端末(機種とモデル番号)でのパスワード再設定の確認」などのオプションが表示されるが、犯罪者はどれもスキップして、「確認コードを携帯端末(携帯電話番号の末尾)で取得します」というオプションが表示されるページまで進む。確認コードがSMSで6桁の確認コードが本当のユーザーに送付されるが、同時に犯罪者は、ユーザーに「Google があなたのアカウントで異常なアクティビティを検出しました。不正なアクティビティを止めるために、モバイルデバイスに送信されたコードを返信してください」というSMSを送信する。ユーザーはこれを正規のメッセージと考え、確認コードを犯罪者に送付してしまう。犯罪者は、この確認コードを使って仮パスワードを手に入れ、メールアカウントにアクセスできるようになる。シマンテックでは、この攻撃の対処方法として、確認コードに関するSMSメッセージには注意するように警告している。
2015年06月18日