わが家にまた赤ちゃんがくることになりました。まだ妊娠期間中ではありますが、「これはもしかして赤ちゃん返り?」と思える息子の言動に対して私が対応したことを紹介します。赤ちゃんがくることを知った息子「一緒にパイロットになる!」妊娠判定の日は、4歳の息子と一緒に産婦人科を受診。先生から「僕、お兄ちゃんになるみたい。弟と妹、どっちがいい?」と聞かれると、「弟がいい!一緒にパイロットになるから!」と即答していました。「まだこの子には言うつもりなかったのに…」と思う私をよそに、息子はパパよりも早くきょうだいができること知ったのです。ついこの前まで、息子は「僕が107歳になってもずっと3人家族がいい」と言っていたのでびっくりしましたが、兄弟ができることを喜んでいる顔を見て、私も嬉しくなりました。赤ちゃん返りに油断していた私たち…私は、息子が2歳のときにも2人目の子を授かっています。残念ながら、お腹が大きくなる前に亡くなってしまいました。妊娠時、私はつわりがひどく、息子も産婦人科に一緒に通院することがあったため、赤ちゃんの存在を伝えていました。当時、2歳の息子は、抱っこをガマンする素振りを見せたり、吐きづわりのときは飲み物を持ってきてくれたりと、とても私と赤ちゃんを気遣ってくれていたのを覚えています。なんだか急に成長をしたようで少し寂しい反面、とても頼もしかったです。今回は4歳を過ぎていることと、2歳の時の優しい思い出があったので、私たち夫婦は「このまま赤ちゃん返りはほぼないかな?」と油断していました。「赤ちゃんきたら蹴っ飛ばしてやる」のひとこと妊娠を知ってから、毎日私のお腹に向かって話しかけていた息子が、ある日急に「赤ちゃんきたら蹴っ飛ばしてやる!」と、怖い顔で言い始めました。園での異年齢交流の日の帰り道だったこともあり、「この言動はお兄さんたちの影響を受けたものかな? 息子も戦いごっこなどに興味が芽生えてきたのだな」としか考えていなかった私。しかし、息子は帰宅してもずっとぐずぐずと機嫌が悪く、その日の夜もお腹の赤ちゃんに話しかけることはありませんでした。翌朝、息子は赤ちゃんの存在がないのようにふるまっていました。そしていつもは言わなかった「ママ、抱っこ!」とひとこと。何かが今まで違うと気づいた私たち夫婦は、息子とじっくり話をすることにしました。話をよく話を聞くと、息子が何を心配しているのかが見えてきました。私たちは、その一つひとつに繰り返し話をしました。■「赤ちゃんがきたら、僕が一番大事じゃなくなるよね」→ パパもママも、あなたのことを本当に大事に思っていること■「僕の大好きなブロッコリー、赤ちゃんにとられちゃうよね」→ 赤ちゃんは好きな食べ物を家族みんなの分まで独り占めしたりしないこと。もしあなたの分をとったら、パパやママがわけてあげ、赤ちゃんにもよく言い聞かせること■「僕が作って大切にしている線路、赤ちゃんが壊して捨てちゃうんじゃない?」→ 赤ちゃんはあなたのおもちゃを勝手に捨てたりしないこと食べ物を食べ始めるのはまだまだ先だし、おもちゃを持ってゴミ箱へハイハイするのはもっと先だし…。実際には心配する必要のないことばかりで、そのかわいい悩みに思わず笑いそうでしたが、きちんと話ができたことで息子も納得してくれたようで一件落着となりました。じっくり話せば理解することができるお年頃個人差はあれど、4歳ともなると、よく話せば理解してくれることが大半になってきていると思います。「赤ちゃんがお腹にいるから、抱っこをして歩くことはできないこと」や「ママの体調が悪いから少し横になりたいこと」。これらもそのときの気分によってすんなりとはいかないまでも、聞き入れてくれることができるようになります。あの日を境に息子の口から「赤ちゃん蹴っ飛ばす!」は聞いていませんが、「赤ちゃんやっぱりいらない!お空に返してきて!」と号泣する日もあります。基本的には赤ちゃんを楽しみにしているようなのですが、やはりまだ葛藤する心があるようです。そんなときは息子の不安を解消できるように同じ話をして、息子が笑顔になるまで甘えさせるようにしています。切迫早産となってしまい、抱っこにも気をつかいますが、横になりながらのスキンシップを前以上にとりいれることを心がけています。妊娠期間は新生活のスタートあくまでも妊娠期間はこれからの新生活のスタートであって、赤ちゃんが生まれたら息子にはいいこともそうではないことも、もっとたくさんの感情が出てくると思います。私たち親も、ゆったりした気持ちで、息子の成長を見守り、できるだけ気持ちを受け止めてあげることができるといいなと思っています。私の横で赤ちゃん雑誌を読みながら出産に備えている息子を見て、こうしてゆっくり過ごせる時間をより大事にしていきたいと考えています。<文・写真:ライターゆかダコ>
2020年07月23日赤ちゃんの髪や頭皮のケアについては、わからないことが多く、悩んでいるママも多いかと思います。今回は、髪や頭皮ケアについてお話ししていきます。 赤ちゃんの髪・頭皮について赤ちゃんの髪は、細いため傷んだり切れやすく、布団などとの摩擦などにより抜けたりしやすくなります。髪の量は個人差も大きく、ケアの方法も月齢だけではなく毛量や髪質などによっても変わってきます。生まれたばかりの赤ちゃんの頭皮はとても敏感で、皮脂量が少なく、皮膚も薄いので外からの刺激に弱いものです。徐々に月齢が進んでくると、皮脂が多くなって黄色い塊が頭皮にこびりつく、ベタつきや匂いがするなど皮脂が多くなってくる症状が出る場合もあります。生後1カ月過ぎになると、乳児湿疹が顔から頭皮にまで広がることがあります。また、反対に乾燥が強くなってくる場合もあります。頭は汗もかきやすく、皮脂の汚れもたまりやすくなります。皮脂を落とし過ぎないようにしながら、汚れを落として清潔を保つことが重要です。 大人と同じシャンプーはいつから?新生児や月齢の低い赤ちゃんは、頭皮の皮脂量はとても少ないので、香料やアルコール成分、着色料が入っているような刺激の強いシャンプーの使用は控えましょう。低刺激を重視したベビーシャンプーや、全身を洗えるベビーソープがおすすめです。できるだけ摩擦が生じないように、しっかり泡立てたほうがいいので泡で出るタイプもおすすめです。 髪が少なく乾燥が強い場合は、頭皮専用の保湿剤を使用したり、毎日シャンプーせずにお湯だけで流す日もつくるといいかと思います。子ども用のシャンプーを使う時期は、個人差によりますが、皮脂量が少し増える1歳を過ぎたころに使用するといいかと思います。子ども用のシャンプーは、大人用のシャンプーよりアミノ酸や弱酸性などの低刺激なものが多いです。汗や皮脂をしっかり落としてあげるようにしましょう。 髪が伸び、毛がしっかりとコシのある状態になってきたら、大人用シャンプーへ切り替えてもいいでしょう。個人差があるため、あくまで目安にはなりますが2〜4歳ごろがいいかと思います。頭皮が敏感であれば無理に切り替える必要はありません。子どもの頭皮の状態に合わせて切り替えるようにしましょう。 頭皮・髪ケアはどうしたらいい?赤ちゃんのシャンプーの仕方について3ステップでお伝えします。 【1】最初に髪や頭皮をお湯で流して、しっかり濡らしておきます。 【2】熱過ぎないお湯(38〜39度)で、洗うときは泡を作り、頭全体を包み込むようにやさしく洗うようにして、爪をたててゴシゴシこすったり洗いすぎには気を付けましょう。できるだけ摩擦が生じないことを意識するといいでしょう。【3】シャンプー後には、しっかりとすすぐことが大切です。すすぎ残しはかゆみや皮脂づまりといった頭皮トラブルのもとになります。爪をたてたりして刺激を与えないように注意して、しっかりと洗い落としましょう。 皮脂が多く黄色くかさぶたのようにこびり付いている場合は、お風呂に入る30分程度前にベビーオイルなどをつけてふやかして、シャンプー時に爪などでひっかけないように優しくはがすようにします。 赤ちゃんにはリンスやトリートメントは不要です。しかし、赤ちゃん用や子ども用のシャンプーは髪がパサつきやすいので、髪が長くなったり、パサつきや傷みが多くなってくるようであれば、頭皮部分の根元を避けた毛先の部分にだけトリートメントをつけて髪に栄養を与えるようにしてあげます。 ドライヤーについては、熱は薄い頭皮に刺激が強いので、赤ちゃんのころは避けるようにしましょう。タオルドライ後に自然乾燥が基本です。年齢というより、髪の量などによりますが、乾くのに時間がかかってしまうようになってきたら、ドライヤーを弱い温風や冷風で遠くから短時間当てるようにしましょう。 赤ちゃんや小さいお子さんは、よく頭に汗をびっしょりかいていることがあります。清潔に髪や頭皮ケアをして、暑い夏の時期でもトラブルなく過ごせるといいですね。 <参考>MSDマニュアル プロフェッショナル版 / 14. 皮膚疾患 / 皮膚炎 / 脂漏性皮膚炎 作画/はたこ 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2020年07月11日以前は、赤ちゃんは皮脂分泌が盛んな生後2カ月ぐらいまではスキンケアは必要がないという考え方が一般的でした。しかし、最新の研究で、赤ちゃんは生まれてすぐからしっかりした保湿ケアをすることが必要だとわかってきました。肌が成長してバリア機能が整う3歳までに肌トラブルをくり返さなければ、その後もトラブルが起こりにくくなるそうです。今回は赤ちゃんのスキンケアのメリットやポイントをお伝えします。 赤ちゃんの肌の特徴とスキンケアが大切な理由赤ちゃんの肌はとてもデリケートで、肌の表皮が形成される3歳までに肌トラブルをくりかえさなければ大人になってからも肌トラブルを起こしにくいと言われています。そのため、赤ちゃんのスキンケアはとても大切です。 赤ちゃんの肌の特徴は主に3つです。 大人の肌の約半分の厚さ赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の約半分。そのため細菌やほこり、化学物質などから肌を守るバリア機能も十分ではなく刺激に弱いのです。 乾燥しやすい赤ちゃんは皮膚が薄いため水分をキープする角質層も薄く乾燥しやすいです。そのため1年中乾燥しやすく、水分量は夏でも大人の半分以下です。 頭皮とTゾーン以外は皮脂と水分が少ない生後間もない赤ちゃんの頭皮やおでこは皮脂が多いので赤ちゃんの肌は脂っぽいと勘違いしがちですが、他の部分の皮脂分泌は少なく、頬やあごは特に少ないです。また、生後2カ月~3歳はさらに皮脂が少なくなります。 赤ちゃんのスキンケアにはさまざまなメリットが! 赤ちゃんのスキンケアが大切な理由は肌をきれいに保つためだけではありません。肌を健やかに保つことで他にもメリットがあるのです。 ①肌トラブルを防ぐスキンケアにより肌に潤いを与えることで、細菌やほこり、化学物質など外部刺激と闘うために皮膚のバリア機能を整えることができます。スキンケアによって整えられた肌は刺激に対して強くなり、肌トラブルが起きにくくなります。 ②アレルギー予防になる乾燥した肌は、細胞と細胞の間にすき間が空いていて、そのすき間から細菌やほこり、化学物質などが侵入し、これらをアレルゲンと認識しアレルギー反応が起こることがあります。しかし、しっかりスキンケアすることで肌細胞が水分をキープしてすき間なく重なるので、バリア機能を維持することができてアレルギー予防にもなります。 ③タッチケアにより親子の絆が育まれる1日に何度もスキンケアをすることで自然に赤ちゃんにタッチケアをすることができます。赤ちゃんはママやパパのタッチケアが大好きです。タッチケアは親子の絆を育むこともできますね。 赤ちゃんのスキンケアの方法は?赤ちゃんのスキンケアをおこなうポイントはこの3つです。 ①ママやパパの手を使ってやさしく泡でしっかり洗う新陳代謝の活発な赤ちゃんの肌は汚れやすいので、たっぷりの泡でしっかり洗ってあげましょう。また、ガーゼで擦ると肌を痛めてバリア機能が低下するので、ママやパパの手を使ってやさしく洗うといいですね。 ②シャワーなどを使ってしっかり流しましょう洗ったあとは泡をしっかり流して、やさしくタオルドライをしてあげましょう。 ③保湿はなるべく早く、肌がテカテカするくらいたっぷりとタオルドライ後は、乾燥しないようにできるだけ早く保湿してあげましょう。肌がテカテカするくらいたっぷりと保湿します。 まとめ赤ちゃんのスキンケアは肌がモチモチになるだけでなく、アレルギー予防にもつながったり、親子のスキンシップにもなりメリットがたくさんあります。ポイントを押さえて、赤ちゃんとのスキンシップを楽しみながら日々のスキンケアができるといいですね。 【参考】『これが最新 赤ちゃんのスキンケアがよくわかる本』山梨大学医学部小児科 小児科専門医・アレルギー専門医 杉山剛(主婦の友社) 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2020年07月04日ベビーカレンダーご覧のみなさん、こんにちは!2019年8月に女の子を出産し、はじめての育児に日々奮闘中のかめこです。 第26話は、ずっと気になっていた性別がついにわかったときのお話です。妊娠23週目に入ったころの健診で性別が確定しました!私の前職場の人には「顔つき変わってないし、女の子っぽいよね。」と言われていたのですが、まさか的中するなんてと驚きました!あと、女の子と言われましたが、最初のころは人に聞かれても、もし違っていたらどうしようかと思って言えませんでした……心配性。でも、その後も健診時に何度か確認とれたので、今では堂々と皆に「女の子だよ!」と話しています。 著者:イラストレーター かめこ2019年8月に女の子を出産し、家族が増えて一層賑やかになりました。はじめての育児は分からないことだらけで日々奮闘中です!赤ちゃんが産まれるまでの家族とほのぼの妊娠ライフをブログにて更新しています。ブログ:「家族のあしあと」
2020年04月08日ベビーカレンダーご覧のみなさん、こんにちは!2019年8月に女の子を出産し、はじめての育児に日々奮闘中のかめこです。 第23話は、産後の育児にあったらうれしいなと思ったベビーグッズについてのお話です。 最近、赤ちゃんが生まれた後の部屋をどうしようかと考えていて、けいさんにベビーサークルの話をしたら「ああ!あのペットの柵みたいなやつ」と言われました。まあ、確かにベビーサークルってペットの柵に似てますよね……。 著者:イラストレーター かめこ2019年8月に女の子を出産し、家族が増えて一層賑やかになりました。はじめての育児は分からないことだらけで日々奮闘中です!赤ちゃんが産まれるまでの家族とほのぼの妊娠ライフをブログにて更新しています。ブログ:「家族のあしあと」
2020年02月26日赤ちゃんの肌ってケアしなくっていいの?赤ちゃんの肌ってプルンプルンでつい触れたくなりますね。そんな気持ちのいい肌だから、何にもお手入れしなくても大丈夫、そんな気がしていませんか?実は、そうではないのです。筆者はベビーマッサージ講師歴13年。たくさんの赤ちゃんと産後ママの肌を見てきました。今回は赤ちゃんとママの肌ケアについてお話しします。どうして保湿が必要?赤ちゃんの肌は大人の肌よりもずっと薄く、バリア機能も未発達な状態です。そんな赤ちゃんのお肌は、もともとトラブルを起こしやすいということを覚えておきましょう。冬の時期だけでなく、一年中うるおいが少なく乾燥しやすい状態です。表皮が形成されていく3歳くらいまでに肌トラブルを繰り返すと、大人になってからもその状態が長く続き、かさかさ感や乾燥でかゆみを起こしやすい肌になってしまいます。だから、赤ちゃんこそ保湿が大事。赤ちゃん時期の保湿は、今のプルンプルンの肌を守るだけでなく、将来への投資にもなるということですね!「食物アレルギー」は、口からアレルギー症状を引き起こす物質が体に入って発症すると考えられていました。でも、最近は口からだけでなく、肌を通じて体内に侵入することも発症要因のひとつとして考えられるようになってきています。肌荒れがひどくなると、皮膚のバリア機能が弱まって、外からのさまざまな物質が侵入しやすくなります。つまり、よりアレルギーの原因を取り込みやすくなります。バリア機能が未発達な赤ちゃんの肌は、保湿して乾燥を防ぐことで、外からの刺激から身を守ることができます。肌荒れでそのバリア機能が低下すると、アトピーなどの原因物質の侵入を許してしまうことに。まずは、早い時期から保湿のスキンケアが大事です!保湿剤には何がオススメ?では、赤ちゃんのスキンケアに何を使ったらいいのか?私がいつもオススメしているのは、ホホバオイルです。人間の皮脂と化学構造が似ていて、いろいろな肌質の人に使用が可能と言われています。また、保湿力が高く、酸化しにくいという特徴も。サラっとしていて夏場でもベタベタしないので、非常に使いやすいオイルと言えます。もちろん、小児科で保湿剤を処方されている場合は、それらを使用しても構いません。塗る際には、たっぷりと。ママの手のひら全体に広げた保湿剤を塗りムラがないよう、広げます。ティッシュがピトッと張りつくくらいが目安!でも、ティッシュやタオルでふき取る必要はありません。小学校高学年までは、きちんとスキンケアを早いうちに始めるのがいいのはわかったけれど、じゃあいつまでやるの?というと、表皮が形成されても、しばらくは皮膚を乾燥や刺激から守る働きを持つ皮脂を分泌する皮脂腺が未熟な状態にあります。そのため、小さな刺激でもトラブルにつながる可能性があります。その皮脂腺が成熟するのは思春期頃。小学校高学年くらいまでは、きちんとしたスキンケアを親が心がけることが必要だといえます。声をかけながら、親子コミュニケーション!保湿のために乳液やオイルを塗ろうと思っても、動きの少ない赤ちゃん期はいいのですが、動きたくて仕方のない時期は、じっとはしてくれないかもしれません。そんなときは、音楽にあわせて、親子のスキンシップの時間で塗りあいっこをするなど、遊びを取り入れて楽しい雰囲気で親が子どもに塗ってあげるといいですね。体に触れる際には、必ず声掛けをして下さい。大人も裸の肌をいきなりさらわれたら、びっくりしますよね。言葉を発しない赤ちゃんとの間でも、「お洋服脱ごうか」「マッサージするよ~!」などとまずは最初に声をかけてから触れること、触れながらも「気持ちいいねぇ」「つるつるになったね!」など、スキンケアタイムは親子のコミュニケーションタイムだと思って、たくさんお話をしてください。ついでにママもぴちぴち赤ちゃん肌に!ベビーマッサージでたくさんのママと接していると、「出産前にはなかった手荒れや肌荒れがひどい」という悩みをよく聞きます。出産や授乳で、身体の状態に変化があり、うるおいがなくなりやすい上に、赤ちゃんのお世話をするのに手を洗ったり、消毒する回数も増えているはず。だけど、子どものことに手一杯で自分のケアまで気がまわらない…。だから気がつけば、手はガサガサ、かかともぱっくり割れてしまっているという状態になりがちですよね。ゆっくりパックをしたりする気持ちの余裕も、時間の余裕もないのは分かりますが、放ったらかしはやはりNG。そんなときは「ついでのケア」がおすすめです。赤ちゃんに使える保湿剤は、大人が顔にも全身にも使えるものばかりです。赤ちゃんや子どものケアをするついでに、保湿剤をたっぷりと手にとって、自分の肌に与えましょう。ママが気持ちよくリラックスしていると、それが赤ちゃんにも伝わりますよ。これからの季節は、特に乾燥しやすいので、赤ちゃんとママのこまめなケアを意識してくださいね。<文・写真:ライター鳥山由紀>
2019年11月23日ベビーカレンダーご覧のみなさん、こんにちは!2019年8月に女の子を出産し、はじめての育児に日々奮闘中のかめこです。 第14話は、赤ちゃんの顔が見られると期待してドキドキしながら臨んだ、はじめての4Dエコーのお話です。赤ちゃんの性別が気になって3カ月ごろからエコーで気を付けて見ているのですが…なぜか健診時の赤ちゃんは大人しく動かないんです!!前回(6カ月目の健診のとき)も横向きで固まってて、先生にもちょうど隠れてて見えないね~と笑われちゃいました…。まあ次回に期待ですね(笑)。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡ 著者:イラストレーター かめこ2019年8月に女の子を出産し、家族が増えて一層賑やかになりました。はじめての育児は分からないことだらけで日々奮闘中です!赤ちゃんが産まれるまでの家族とほのぼの妊娠ライフをブログにて更新しています。ブログ:「家族のあしあと」
2019年11月06日初めての赤ちゃんを妊娠中のママさん、二回目以降の出産で上の子と赤ちゃんとの生活が始まるママさん、赤ちゃんと過ごす部屋作りは進んでいますか?今回は、意外と知られていない「赤ちゃんと過ごす部屋作り」のポイントと、便利なアイテムをまとめてご紹介します。日中の定位置はどこ?当たり前のことですが、赤ちゃんは寝返りを打ったりずりばいができるようになったりができるまで、ほぼゴロゴロと寝ています。そう、赤ちゃんの一番の仕事は「寝る」こと。この「置いたらその場から動かないで寝ている」時期は、一瞬ですが、とっても貴重な時間。ひとりで動いていくようになるまで、赤ちゃんの定位置は「ママの過ごしているスペースの近くに」がベター。リビングやダイニングに、赤ちゃんの定位置を作ってあげましょう。和室orロースタイルのママは…普段、和室で過ごしていたり、床生活でロースタイルのママは、赤ちゃんもそのまま低い位置にいたほうが安心。赤ちゃん用の布団を敷いたり、おくるみなどの上に置いたりしているママも多いようですが、一番のおすすめは、ベビーラウンジの「DockATot(ドッカトット)」。ざっくり言うと、ママのお腹の中をモチーフにした赤ちゃん用のマットレスです。この絶妙なラウンド型のなかにおさまると赤ちゃんも安心するのが、ぐずらずにすやすや寝てくれます。別で枕を敷いたり、布団やおくるみが顔にかからないように工夫する必要もなく、くぼみにストンと赤ちゃんを置くだけ♡持ち運びも便利なので、ソファーの上で使ったり、夜は寝室のネッドの上で使ったり、一日中ドッカトットとともに赤ちゃんを移動させているママも。ソファーで過ごすママは…ソファーの上でもドッカトットが大活躍。しかし、大人や兄姉と同じソファーに置いておくのが心配…というママは、ベビービョルンのバウンサーが高さ的にも機能的にもベスト。ソファーに座るママとの目線もぴったりで、3.5キロの新生児から、約2歳ごろまで使えます。キャンプチェアーのような、ハンモックのような、不思議な感覚のバウンサー。揺らすことで心地よく、楽しく乗っていてくれるので、ソファーに座っているママが片手で揺らしながら過ごす…のがおすすめ。3つのポジションに調整可能なので、ねんねの低い位置から、ご飯を食べるようになる高い位置まで長く、幅広い用途に使えます。ダイニングが居場所のママは…テーブル&椅子生活のママは、赤ちゃんもテーブルの位置くらいに合わせて寝ていてほしいもの。そんなときは、ストッケのベビー&キッズチェア「トリップ トラップ」に付けられるニューボーンセットがおすすめ。作業や食事をするママ・家族のいつも近くにいられるので、赤ちゃんも安心です♡まだまだ食事ができるのは先のことですが、ニューボーンセットを取り外せば、トリップトラップ自体は大人になっても使える一生モノの椅子。新生児期から購入してしまって、成長をともにするのも素敵ですね♡家族での団欒の食卓に、赤ちゃんが参加できるのもいいところです。赤ちゃんの定位置を決めるときには、「まわりに高いもの・アブないものがないこと」と「ママがどこにいても赤ちゃんの顔がチェックできる」ような位置にすること。いつもママがおうちのどこにいる時間が長いのか考えてみれば、赤ちゃんとの生活が想像しやすくなるはずです。授乳はどこでする? 少しでも楽になる授乳アイテムセット赤ちゃんとママのこの時期の仕事のふたつめは、「飲む」こと。数時間おきに訪れる授乳タイムをスムーズに過ごすためには、ママ&ベビーの定位置の近くに授乳グッズをセットして。哺乳瓶・ケープ・ガーゼ・スタイなどと、授乳タイムをみる時計やタイミングを書いているならノートなども。授乳中はしばらく動けないので、音楽を聴いたりタブレットで読書をしたり…と、ママがリラックスできるアイテムもあるといいかも。おむつ換えは? ママだけじゃなく、みんなが使いやすく赤ちゃんとママのこの時期の仕事のみっつめは、「出す」こと!とは言え、おむつ替えはパパや兄姉も参加できる育児なので、家族みんながわかりやすく使いやすいアイテム収納の工夫をすると良いでしょう。動かしやすいワゴンや、持ち運べるカゴなどに、おむつ替えセット一式を用意しておいて。最初はこまめにおむつ替えが必要なので、その場で替える→捨てる、の一連の作業ができると楽々。成長するにつれて、匂いも立派なものを出すようになるので、おむつを捨てる専用ゴミ箱もあったほうがいいかも。また、リビングなどの定位置にひとセット、寝室にひとセット、大きなおうちに住んでいる方は脱衣所などにもひとセットなど、おむつ・おしりふきをセットにしたものを、部屋の各所に置いておくといちいち取りに動かなくて便利です。いかがでしたか?今回は赤ちゃんの「寝る」「飲む」「出す」をメインにした部屋作りのヒントをご紹介しました。生まれてきて実際に生活してみると「ここにこれがあった方がいいな」「もうちょっと低い位置でお世話した方が楽だな」など、いろいろ微調整がでてくるもの。まずは家族で「赤ちゃんと過ごす生活」を想像しつつ、お部屋作りを楽しんでみてくださいね♪
2019年10月10日少しずつ肌寒くなり、秋が到来。ゆらぎ肌とは、気温や湿度の環境変化に肌がついていけないために、トラブルに対応できない肌を指します。トラブル続きの肌になる前に、予測ケアができるように対策法をお伝えします。肌の構造を知ろう出典:byBirth肌は、肌表面から順番に「表皮→真皮→皮下組織」で構成されています。表皮の一番上には、「角層」といわれる層があり、角層の上には弱酸性の膜を張った「皮脂膜」があります。ゆらぎ肌は、角層と皮脂膜の状態が鍵を握るポイント!角層には、「天然保湿因子」や「細胞間脂質」があり、バリア機能の働きで肌の潤いを保ち、皮膚を乾燥から守っています。角層の水分は、約15%~20%が理想的ですが、水分を10%きると角層の危険信号ともいえます。弱酸性の膜である皮脂膜が失われている状態です。皮脂膜が奪われた角層は、空気に直接ふれるため、肌トラブルを引き起こしてしまうのです。肌トラブルを避けるためには?出典:byBirth肌トラブルの根本的な原因は、「生活習慣の乱れ」や「洗いすぎ」が関係しています。ここでは、洗いすぎに注目して解説していきますね。まず、角層は水分を約10%きると角層が直接空気に触れてしまう、またはつっぱりを感じることがあります。洗いすぎの根本的な原因は、落ちにくいコスメを使用していることが考えられます。この「しっかりメイク」の際に弱すぎるクレンジングや洗顔料を使用した場合、その洗浄力ではメイクを落としきれないため、肌荒れにつながることがあるのです。毎日、同じような洗浄力のものを使用している人は、ゆらぎ肌の危険性あり!メイクに合わせて使用するクレンジングや洗顔料を選ぶことが大切です。しっかりメイクは、角層にある油分まで奪ってしまうので気をつけましょう。肌の免疫力を維持すればNOトラブル肌に出典:byBirth角層と皮脂膜にある水分と油分を奪わないケアが大切だということは分かりましたか?摩擦や刺激などは、肌が過敏に反応してしまうことがあるので注意してくださいね。健康的な肌を身につけるためのポイントは、「バリア機能を維持する」こと。肌のかゆみやつっぱりを感じたら危険信号!ゆらぎ肌に対抗するためには、食事内容やストレスなどに気をつけなければいけません。さっそくみていきましょう。ゆらぎ肌対処法をご紹介します出典:byBirth①食事内容に気をつける肌に必要なものは、「水分・油分・栄養」です。水分は、外側からの化粧品で補う方法もありますが、手っ取り早いのが内側から水分を摂取してあげること。一日約1.5Lの水分を飲むようにしましょう。食事は、どんな栄養素もバランスよく補うことが大切です。身体や肌、髪をつくるためには、タンパク質が必要になるため、肉や魚を積極的に食べましょう。とくに、乾燥が気になる方は、しっかり動物性タンパク質を摂取するようにしてくださいね。油抜きダイエットをしている方は、栄養不足になるためおすすめしません。②運動をしっかり私たちは、食事から「栄養」を吸収します。栄養は、「血流」にのせて全身に運ばれるんです。しかし、血液の流れは、生活習慣やストレスなどにより滞るもの。運動は、血液の流れをスムーズにしてくれる役割があります。ウォーキングや腹筋、スクワットなどできるだけ毎日行うことが大切です。運動ができない場合は、マッサージやストレッチを行い、血流悪化を予防しましょう。③ストレス発散をしましょうストレスはなくならないもの。ストレスは、人間関係だけではなく、寒い、暑い、うるさい、臭いなどでも感じてしまうものです。自分なりのストレス解消法を見つけることも大切です。ゆらぎ肌の場合は、いろんな場所へ出かけると良いでしょう。自然にある様々な菌を吸収することで、肌の免疫力が高くなることが分かっています。疲れを感じない程度に、バランスよくお出かけを楽しむようにしましょう。④睡眠をしっかりとろう睡眠不足は、成長ホルモンが分泌されなかったり、汗をかく量が減ってしまいます。寝ているときの汗は、皮膚常在菌バランスを保つために必要なもの。汗をかかないと皮脂量が増えるため、ニキビや毛穴トラブルなどの原因にもつながります。そのため、しっかり睡眠をとり汗をかくことが大切です。肌育成に必要な化粧品とは?出典:byBirth肌は、水分と油分で構成されているように、化粧品も水分と油分で構成されています。あくまで化粧品はサポート役ですが、継続して使用してあげることで、予防対策にはなります。肌表面の皮脂膜が洗い流されてしまうと、角層が直接空気に触れ、肌のつっぱりを感じてしまいますね。この皮脂膜の代わりになるような油分を補ってあげると良いでしょう。例えば、スクワランという成分は、肌表面にフタをする役割があるので、水分の蒸発を防ぎます。なるべく、水分を逃がさないように洗顔後や入浴後は、乳液やオイルでフタをしてあげましょう。ゆらぎ肌にベストな対応をみつけましょう出典:byBirthゆらぎ肌は、環境変化によって肌の対応力がないためにトラブルを引き起こすことをいいますね。環境の変化以外にも「洗いすぎ」や「スキンケア」、「生活習慣」などが関わってくることを忘れてはいけません。自分の肌にベストな化粧品成分をみつけ、生活習慣も見直せるように意識をすることが、健康肌の維持に必要です。
2019年10月02日生まれたばかりの赤ちゃんは、何に反応して『笑顔』になっているのでしょうか?赤ちゃんの『笑顔』が生み出される理由を月齢ごとに紹介します。『笑顔』でいることのメリットやメカニズムを把握し、赤ちゃんとの暮らしをより楽しいものにしましょう。赤ちゃんはなぜ笑うの?笑顔の意味とは赤ちゃんの『笑顔』は、とても癒されますよね。まだ言葉も分からない赤ちゃんはなぜ笑うのでしょうか?赤ちゃんの笑顔の理由についてチェックしてみましょう。本能的な笑い 生理的微笑生まれたばかりの赤ちゃんであっても『笑顔』を見ることができますよね。生後直後の赤ちゃんは、周りとまったくコミュニケーションが取れないにもかかわらず、『何』を感じ取って笑っているのでしょうか?生後直後から見られる赤ちゃんのこの『笑顔』は、実は赤ちゃんの『本能』によるものです。『生理的微笑』や『新生児微笑』と呼ばれ、名前の通り、何か理由があって笑っているということではなく、『反射的』に笑っている状態を指します。周りの笑顔を反射する 社会的微笑生後2カ月を過ぎると、『生理的微笑』から『社会的微笑』に変化します。『社会的微笑』は、周りの大人たちがあやしてくれることや、赤ちゃん自身が興味関心を持ったことに対して、赤ちゃんが笑うことを指します。意志を持って自発的に笑顔になるといった段階ではまだまだありませんが、新生児の頃よりも赤ちゃんが笑っている理由を見つけやすくなるでしょう。生後半年前後で感情が伴った笑いに生後半年前後になると、感情や意志を伴った『笑顔』が生まれます。ママやパパから話しかけてもらったり、くすぐってもらったりなどの刺激に対して「うれしい!」や「楽しい!」といった感情を伴い、赤ちゃんの笑顔につながります。ただ見ているだけでも赤ちゃんの笑顔には癒されますが、やはり自分の行動に対して笑顔になってくれるとうれしいものですよね。言葉を交わすようなコミュニケーションは取れませんが、スキンシップをたくさん取りながら赤ちゃんをあやしてあげましょう。生後1カ月からできる笑顔を増やす方法生まれて間もない赤ちゃんは何か理由があって笑顔になっているわけでありませんが、それでも赤ちゃんに笑ってほしいのが親心ですよね。生後1カ月の赤ちゃんにも効果的な笑顔を増やす方法をチェックしていきましょう。お世話の際に語りかけを生まれたばかりの赤ちゃんの感覚器はほとんど発達しておらず、なかなか周囲の状況を把握することができませんが、比較的『耳』の成長は早く、意味は分からずとも音や声を聞き取っています。そのため、抱っこやオムツ替えなど、赤ちゃんをお世話するときには積極的に声をかけてあげましょう。内容を理解することはもちろんできませんが、ママやパパの声で『安心感』が作り出されることで赤ちゃんの笑顔が生まれやすくなりますよ。生理的微笑にも笑顔を返す赤ちゃんの笑顔を継続的に生み出すためには、生理的微笑であっても『笑顔を返してあげること』が大切です。新生児期の赤ちゃんの笑顔に理由はありませんが、笑顔に対して『反応』や『受け止めてあげる』という行動を繰り返すことで、自発的に笑顔を作りやすくなっていくでしょう。また、この『反応』という行動は信頼関係を育んでいくことにも効果的ですよ。親子間の絆を深めるためにも、赤ちゃんの笑顔をしっかりと受け止めてあげましょう。スキンシップを心がけて新生児期の赤ちゃんには『スキンシップ』そのものの意味や大切さは理解できませんが、赤ちゃんが成長していくにつれて大切な役割を担います。『抱っこする』『手をつなぐ』『ベビーマッサージをする』といった簡単なスキンシップであっても、赤ちゃんの脳内には『オキシトシン』と呼ばれる物質が生まれます。この物質が脳に作用することで、情緒を安定させたり、信頼関係を築きやすくしたりと多彩に働き、笑顔を生み出しやすい脳に育ててくれるでしょう。笑うことで得られるメリットはたくさん 『笑顔』といえば、笑顔を見ている側にフォーカスされがちですが、笑っている本人もさまざまなメリットを享受できます。『笑顔』のメリットを把握し、赤ちゃんとの暮らしをよりよいものにしましょう。脳の発達を促せる『笑う』という動作は単純なように思えますが、実は顔のたくさんの筋肉を使って生み出されるものです。そして、顔や体の筋肉を使うことで、『シナプス』という神経細胞を生み出し、脳の成長を促進しますよ。『シナプス』を増やすことで、赤ちゃんが大きくなるにつれて必要となるより高度なコミュニケーションも円滑に進みやすくなるでしょう。ストレス耐性・免疫力にも影響が一口に『笑う』といっても、その効果は計り知れません。例えば、一見関係のなさそうに思える『ストレス耐性』や『免疫力』にも、『笑顔』は効果的です。笑うことで、体内や脳内の細胞が活性化され高い免疫力を生み出します。笑って過ごすだけで、脳の成長を促進したり、毎日を健康に過ごせたりと、まさに『笑う門には福来たる』という言葉がぴったりですね。親子でたくさんの笑顔を作っていこう『育児』は想像以上にハードですが、「我が子の笑顔を見れば疲れも吹き飛ぶ!」というママも多いのではないでしょうか?実際に『笑顔』には人を癒す力があるだけではなく、笑っている本人にもたくさんのメリットがあります。まだまだうまくコミュニケーションが取れない時期であったとしても、赤ちゃんと積極的に『スキンシップ』を取り、『反応する』ことが大切です。赤ちゃんと一緒に笑顔に溢れた楽しい日々を過ごしましょう。
2019年09月22日一見、潤っていうように見えても、肌の内側は乾燥しているおそれがあります。それがインナードライ肌。インナードライ肌はさまざまな肌トラブルの原因となると考えられています。内側から潤う、みずみずしい肌へ導く方法についてお伝えします。インナードライ肌はトラブルのもと!?肌内部から潤う健やかな肌に導くテクニックをご紹介「インナードライ」という言葉を耳にしたことがある方は多いでしょう。しかし、インナードライがどのような肌の状態かご存知ですか?実はインナードライの状態を放っておくと、さまざまな肌トラブルの原因となってしまいます。そこで今回は、インナードライ肌とはどのような肌状態なのかと、その改善方法についてお伝えします。インナードライ肌とは出典:byBirthインナードライ肌とは、名前のとおり肌の内側の水分が不足し、乾燥している状態。このとき肌の表面は皮脂の分泌が多く、テカリ・べたつきがあるため、脂性肌と間違われることがあります。このようにインナードライ肌とは内側が乾燥肌、外側は脂性肌の特徴を合わせ持つ肌状態ということが言えます。では何が原因でインナードライ肌となってしまうのでしょうか?それは乾燥です。「肌表面は皮脂が多いのになぜ?」と思う方もいらっしゃると思います。この疑問を解決するためには肌の性質を理解する必要があります。肌表面は水分と皮脂が混ざりあり、肌を外部刺激から守ってくれる皮脂膜を形成します。この皮脂膜を形成するには、水分と皮脂がバランスよく存在していることが条件となります。しかし、肌の内部が乾燥していると、肌表面の水分と皮脂のバランスが崩れてしまいます。バランスが崩れると、不足している水分を補おうと皮脂が過剰に分泌されます。つまり、肌内部が乾燥することで、肌表面の皮脂が多くなってしまうのです。インナードライ肌が陥りやすい肌トラブル出典:byBirth肌の水分と皮脂バランスが崩れていることから、インナードライ肌の場合、肌のバリア機能が弱まるため、さまざまな肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。どのような肌トラブルが起きやすいのでしょうか?ニキビインナードライ肌は肌内部が乾燥し、肌表面の皮脂分泌が多くなることから、皮脂が毛穴を詰まらせ、ニキビの原因となります。皮脂が多いので脂性肌と勘違いしてしまい、肌のテカリや皮脂を落とそうと過剰な洗顔をしたり、保湿を怠ったりすると乾燥を誘発させます。その結果、さらに皮脂を分泌させ過剰な皮脂が毛穴を詰まらせ、雑菌が繁殖してまた新たなニキビができるというループに陥ってしまいます。小じわ水分が不足し、肌が乾燥すると、肌内部の潤いを保っている成分が減少します。すると肌内部の水分を保持することができず、水分が蒸散してしまいます。その結果、肌の保湿力が低下してしまうのです。肌の保湿力が低下すると、肌のキメが粗くなり、小じわの原因となります。シミ・くすみ肌内部の水分が不足することで、細胞の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れてしまいます。一度できたシミは肌がターンオーバーを繰り返すことで、メラニンを含まない細胞に生まれ変わり、目立たなくなっていきます。そのターンオーバーが正常に働かないと、シミはメラニンを含んだままになり、肌の血行もよくないことからくすみの原因にも。かさつき・ごわつきインナードライ肌は肌内部が乾燥していることから、肌がかさつきやすい部分がでてくるおそれがあります。特に皮膚の薄い目元や乾燥しやすい頬・口元にあらわれやすいでしょう。またキメが粗くなることから、肌がごわつき、メイクのノリが悪くなることも。インナードライ肌を解決する方法出典:byBirthインナードライ肌かも…と思ったら正しいケアをして、正常な健やかな肌状態に戻してあげましょう。インナードライ肌の解決を目指せるスキンケア方法についてお伝えします。必要な皮脂は残すテカリ・べたつきが気になるからといって、洗浄力の強い洗顔料を使ったり、ゴシゴシ洗顔をしたりすると余計に皮脂を分泌させてしまいます。そのため、洗浄力がマイルドなものを選び、必要な皮脂は残すようにしましょう。保湿成分が配合されているアイテムを選ぶとより良いです。また、洗顔をするときはたっぷりの泡で、肌を直接触らないようにするのがおすすめ。日中も保湿する日中の肌はさまざまな外的刺激にさらされ、乾燥しやすい状態に。紫外線・ホコリ・チリ・PM2.5・エアコンなど、全て乾燥の原因となり得ます。そのため、朝のスキンケアだけでなく、日中の保湿が大切。ミストやスプレータイプの化粧水だとメイクの上から使用できますし、女性におすすめです。吸収しやすい水分を摂取もちろん口からの水分補給も効果的。せっかく飲むのであれば、吸収されやすい飲みものがおすすめ。特にノンカフェインの麦茶や水が良いでしょう。こまめな水分補給を心がけ、温度も気にならないのであれば常温をおすすめします。角層のすみずみまでうるおうアイテムを使うスキンケアで肌に水分を与えるときは、角層までしっかり保湿ができるかどうかが重要。表面だけ保湿をしてもすぐに乾燥してしまいます。コラーゲン・ヒアルロン酸などが配合されていても、これらは分子量の大きい成分なので、そのままだと角層まで浸透しません。そのため化粧品の裏面などに「加水分解~」など記載されているコラーゲン・ヒアルロン酸が配合されているものを選ぶのが良いでしょう。内側から潤う肌で肌トラブルの起きにくい肌を出典:byBirth「自分は脂性肌だ」と思っている方は一度、乾燥している部分はないか確認してみてください。脂性肌だと思ってそのケアをしていると、肌状態を悪化させるおそれがあるので、気を付けましょう。客観的に数値として自分の肌質を知りたいという方は、市販で販売されているスキンチェッカーを使うのがおすすめ。このアイテムは肌の水分量・油分量を測ることができるので、一つあると便利です。正しいスキンケア方法で、健やかで美しい肌を目指しましょう。
2019年08月18日こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんの肌はちょっとした刺激でトラブルが起きることがあります。乾燥しているだけなのか、それとも他に原因があるのかはママが見ただけでは判断がつきにくいこともあります。 今回は、赤ちゃんに肌トラブルがあるときに気を付けるポイントとお家でできるケアなどを話します。 気を付けるポイントは何?赤ちゃんが大人に比べて肌トラブルが起きやすいのは、大人よりも皮膚が薄いことと、皮脂の分泌が少なくバリア機能が未熟という理由があります。ですので、汗や汚れ、排尿、排便などの刺激に反応してトラブルになりやすいのです。 赤ちゃんの肌のトラブルには、例えば、発疹やあせもの時もありますし、熱から出るものや別の病気から出るものもあります。ひとことで発疹と言ってもいろいろな原因があることを知っておきましょう。症状によって対応が違いますので、発疹が出たら以下を確認します。 ・発疹が出ている体の部分・形・色・かゆみの有無 その上で受診を検討します。 受診の目安とは?「これは病院に行くべきか、そうではないものか」と迷うことがあると思います。発疹が少なく、赤ちゃんも機嫌よく過ごしている場合は、急いで受診しなくても大丈夫。 ただ、下記の症状が見られる場合には受診しましょう。 ・熱がある・咳、鼻水がある・食事を食べた後に出た・発疹が増える・痒がる・痛がる・機嫌が悪い どんな病気が考えられる?赤ちゃんによくある肌トラブルの病気を紹介します。 【あせも】汗腺の出口が、汗などでふさがって皮膚の中で炎症を起こします。頭、首、手足首、脇の下、背中などの汗がたまりやすい場所にできます。 【おむつかぶれ】おしっこやうんちによる刺激や、おむつが蒸れることによりおしりが炎症を起こします。おしっこをするたびに痛がることもあります。 そのほか、生後2カ月ごろまでの赤ちゃんの顔や体に出る乳児湿疹や、おむつかぶれと間違われやすいカンジダ皮膚炎、高熱が3~4日続き、熱が引いたら発疹が現れる突発性発疹、とびひ・水いぼ・食物アレルギーなど、赤ちゃんの肌トラブルとなる病気はたくさんあります。 お家でできるケア方法肌にトラブルが起きたときにお家でできるケアのポイントです。 1.肌を清潔に保つ1日1回は全身をきれいに石鹸で洗うことが大切です。また、おむつかぶれは、こまめなおむつ交換、シャワーをして清潔を保ちます。あせもの場合は、汗をかかせない、かいたら洗い流して、乾かします。肌を清潔にしたら、保湿も忘れずに行いましょう。保湿はたっぷりめがポイントです。 2.赤ちゃんの爪をこまめに切るかゆみを伴うと、赤ちゃんが肌をかいて、悪化することがあります。それを防ぐためにも爪はこまめに切ります。 3.かゆがるときは冷やすかゆい部分を冷やしてあげると、かゆみが和らぎます。アイスノンをタオルでくるんで当ててあげるなどしてみましょう。 私自身、娘が2歳ごろに「あせも」だと思って、ホームケアをしていたらどんどん悪化して、実は「カンジダ皮膚炎」だったことがあります。肌のトラブルがすぐ治る場合は大丈夫ですが、そうでない場合は、全身状態や経過観察をしながら、医師に相談しましょう。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年08月10日わが子に合うシャンプーはないかと探していたところ、WELEDA社の「カレンデュラベビーシャンプーアンドボディーウォッシュ」がヒット! その後、オーガニック製品の通販サイト iHerbで注文し、愛用しています。 生後2カ月まではベビー用の固形せっけん生まれたときから髪の毛がしっかり生えていたわが子ですが、最初は1cmほどの長さだったのでベビー用の固形せっけんで体と一緒に洗っても問題ありませんでした。しかし髪が伸びるのが予想以上に早く、生後2カ月を迎えるころにはせっけんで洗うとギシギシするのが気になり始めたのです。 どうしたものかと思っていた矢先、出産のお祝いで頂いた物のなかに、WELEDA社の「カレンデュラベビーシャンプーアンドボディーウォッシュ」があったのを思い出しました。 使ってみたら、なかなかいい! 早速、生後2カ月を過ぎたわが子の髪に「カレンデュラベビーシャンプーアンドボディーウォッシュ」を使ってみました。すると、気になっていた手ぐしのギシギシ感はなくなり、ゆすぐのも簡単で、たまたま目に入ってしまったときも嫌がらなかったのです。 保湿効果も高いようで、洗いあがりのしっとり感が乾いた後も続きました。洗ったあとの私の手もすべすべして大変気に入ったのですが、お祝いで頂いたのはお試しサイズの小さいものだったので、すぐになくなってしまいました。 早速iHerbで注文そこで、以前から妊活サプリなどでお世話になっていたiHerbで注文すると、1週間ほどで自宅に届きました。赤ちゃんを産んでしばらくは買い物に出るのも一苦労でしたが、注文してすぐ自宅に届くのは大変ありがたく便利に感じます。 iHerbから届いた「カレンデュラベビーシャンプーアンドボディーウォッシュ」はたっぷりサイズなので、今度は長く使えそうです。iHerbは他のベビー関連の商品の品ぞろえも豊富なので、これからも活用していきたいと思います。 以前から赤ちゃんに触れるものは、安心して使えるものを選びたいと思っていました。そんなときにオーガニック製品を取り扱っているiHerbを知り、非常に便利で利用しやすいと感じました。 すぐにわが子に合うシャンプーも見つけることができてよかったです。 著者:山下さとこ一児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する記事を執筆している。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
2019年07月24日肌の保湿が大事と言われる赤ちゃん。長女が生まれてすぐのころ、相性ぴったりの保湿剤を見つけてあげたいと思いつつ、なかなかしっくりくる商品に出合えませんでした。肌が荒れてしまい、3カ月児健診で長女に食物アレルギーの疑いありと診断され、それから小児科処方のものを使うことになりました。できれば次女には早めに肌に合う保湿剤を探したい、と助産師さんに相談すると、適切なアドバイスをもらえました。おかげでわが子に合うボディクリームを見つけられたのでご紹介します! 試行錯誤の連続だった長女の肌ケア初めての育児では、赤ちゃんの保湿についても手探り状態でした。ケアしているけれどおむつかぶれや乳児湿疹がなかなか完治せず、3カ月児健診を受けると「食物アレルギーの疑いあり」との所見が。 肌への刺激になるので、赤ちゃん用のボディーソープやローションに植物エキスが入っているものは使わないようにと小児科で指導を受けました。実母が湿疹やおむつかぶれに効くという桃の葉ローションをプレゼントしてくれて使っていたのですが、わが子には合わなかったようです。それからは小児科処方のプロペトやヒルドイドを使っていました。 助産師さんに教わった保湿剤の選び方その後、長女の卵アレルギーが判明(3歳になった現在は少量ずつ食べられる)。肌荒れがアレルギーを引き起こす可能性を知ってから、次女には同じような肌荒れが起こらないようにしっかりと保湿剤を選びたいと思っていました。 助産師さんに「新生児にもプロペト(ワセリン)を使うのがいいのでしょうか」と相談したところ「ワセリンは肌にフタをするので新生児期には個人的におすすめしない」との答えでした。 具体的な商品名は挙げにくい、と言い添えつつ「肌になじみやすいクリームやローション」「直接手指に触れずに使える容器形状」「開封してからの使用期限が明示されている商品」がおすすめだと教えてくださいました。 わが子に合う商品をついに発見! 助産師さんに教わった条件を踏まえ、サンプルをいくつか請求しながら探したところ、太陽油脂株式会社の「パックス ベビー ボディークリーム(ポンプタイプ)」がわが子に良さそう! と感じ、さっそく注文。肌にすぐなじむ柔らかいクリームで、容器内のクリームが空気に触れないエアレス二重構造のポンプ式。ボトルには「開封後は半年を目安に早めにご使用ください」と書かれています。 すでに1本使い切りましたが、次女の肌はすべすべでトラブルもなく、額や耳周りに出た乳児湿疹は一晩で消えました。娘の肌ケアをした後、手に残ったクリームを自分の手や腕に擦り込んでいた夫からも「肌がモチモチするようになった! これすごいな!」と好評です。 保湿剤の合う・合わないは人それぞれですが、助産師さんに教わって使い続けたいと思う商品を見つけられたので、とてもよかったです。積極的にサンプルをもらって比較することは大事だな、と改めて感じました。 著者:柴崎諒子2016年2月長女、2019年2月次女を出産。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
2019年07月22日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師の高杉絵理さんからメッセージです。 以前は、赤ちゃんは皮脂分泌が盛んな生後2カ月ぐらいまではスキンケアは必要がないという考え方が一般的でした。しかし、最新の研究で、赤ちゃんは生まれてすぐからしっかりした保湿ケアをすることが必要だと分かってきました。肌が成長してバリア機能が整う3歳までに肌トラブルをくり返さなければ、その後もトラブルが起こりにくくなるそうです。今回は赤ちゃんのスキンケアのメリットやポイントをお伝えします。 赤ちゃんの肌の特徴とスキンケアが大切な理由赤ちゃんの肌はとてもデリケートで、肌の表皮が形成される3歳までに肌トラブルをくりかえさなければ大人になってからも肌トラブルを起こしにくいといわれています。そのため、赤ちゃんのスキンケアはとても大切です。 赤ちゃんの肌の特徴は主に3つです。 大人の肌の約半分の厚さ赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の約半分。そのため細菌やほこり、化学物質などから肌を守るバリア機能も十分ではなく刺激に弱いのです。 乾燥しやすい赤ちゃんは皮膚が薄いため水分をキープする角質層も薄く乾燥しやすいです。そのため1年中乾燥しやすく、水分量は夏でも大人の半分以下です。 頭皮とTゾーン以外は皮脂と水分が少ない生後間もない赤ちゃんの頭皮やおでこは皮脂が多いので赤ちゃんの肌は脂っぽいと勘違いしがちですが、他の部分の皮脂分泌は少なく、頬やあごは特に少ないです。また、生後2カ月~3歳はさらに皮脂が少なくなります。 赤ちゃんのスキンケアにはさまざまなメリットが! 赤ちゃんのスキンケアが大切な理由は肌をきれいに保つためだけではありません。肌を健やかに保つことで他にもメリットがあるのです。 ①肌トラブルを防ぐスキンケアにより肌に潤いを与えることで、細菌やほこり、化学物質など外部刺激と闘うために皮膚のバリア機能を整えることができます。スキンケアによって整えられた肌は刺激に対して強くなり、肌トラブルが起きにくくなります。 ②アレルギー予防になる乾燥した肌は、細胞と細胞の間にすき間が空いていて、そのすき間から細菌やほこり、化学物質などが侵入し、これらをアレルゲンと認識しアレルギー反応が起こることがあります。しかし、しっかりスキンケアすることで肌細胞が水分をキープしてすき間なく重なるので、バリア機能を維持することができてアレルギー予防にもなります。 ③タッチケアにより親子の絆が育まれる1日に何度もスキンケアをすることで自然に赤ちゃんにタッチケアをすることができます。赤ちゃんはママやパパのタッチケアが大好きです。タッチケアは親子の絆を育むこともできますね。 赤ちゃんのスキンケアの方法は?赤ちゃんのスキンケアを行うポイントはこの3つです。 ①ママやパパの手を使って優しく泡でしっかり洗う新陳代謝の活発な赤ちゃんの肌は汚れやすいので、たっぷりの泡でしっかり洗ってあげましょう。また、ガーゼで擦ると肌を痛めてバリア機能が低下するので、ママやパパの手を使って優しく洗うといいですね。 ②シャワーなどを使ってしっかり流しましょう洗った後は泡をしっかり流して、優しくタオルドライをしてあげましょう。 ③保湿はなるべく早く、肌がテカテカするくらいたっぷりとタオルドライ後は、乾燥しないようにできるだけ早く保湿してあげましょう。肌がテカテカするくらいたっぷりと保湿します。 まとめ赤ちゃんのスキンケアは肌がモチモチになるだけでなく、アレルギー予防にもつながったり、親子のスキンシップにもなりメリットがたくさんあります。ポイントを押さえて、赤ちゃんとのスキンシップを楽しみながら日々のスキンケアができるといいですね。 【参考】「これが最新 赤ちゃんのスキンケアがよくわかる本」山梨大学医学部小児科 小児科専門医・アレルギー専門医 杉山剛 主婦の友社出版 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年06月15日寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)安眠スケジュールを見て、低月齢のうちは、夜7時就寝になっていることに驚いた方も多いと思います。これは、7時に寝かせたほうが絶対にいいといっているのではありません。早い時間に設定したのには理由があります。■早く寝かせる工夫をする日本の赤ちゃんは世界一の夜更かしで、赤ちゃんの夜型化がどんどん進んでいます。つい30年ほど前まで、小学生の子どもでも夜8時までに寝るのが当たり前でした。それが今は、早寝早起きをすすめている育児書ですら、夜9時就寝の赤ちゃんに対して「早寝でいいですね」という小児科医のコメントがついていたりします。大人の生活リズムの夜型化が進むにつれて、赤ちゃんの寝る時間もどんどん遅くなり、その分睡眠時間が短くなっています。はたしてそれで日本の赤ちゃんは大丈夫なのでしょうか。私は心配でなりません。このような理由から、赤ちゃんの寝かしつけの時間を夜7時としているのです。ドイツでは、3歳以下の子どもが寝床に入る時間は平均夜6時48分です。それを考えると、夜7時に寝かしつけを始めるのは、赤ちゃんにとって早すぎるわけではないということがわかっていただけると思います。人は本来、暗くなったら眠る動物です。夕方から夜にかけて赤ちゃんの機嫌が悪くなるのは、眠いと訴えているのかもしれません。機嫌の悪い赤ちゃんとイライラしながら過ごすより、早めに寝かせてあげたほうが、お互いストレスなく過ごせるという場合も多くあります。とはいえ、親の仕事や兄弟がいると、寝かせるのがどうしても夜9時頃になってしまう家庭も多いのが現実でしょう。そのような場合も、それ以上遅くならないように気をつけたり、どうしたらもう少し早くに寝かせてあげられるかなと工夫するきっかけになればと願っています。もちろん、7時に寝かさないと夜泣きはなくならないよ、ということでは決してありません。■早起き赤ちゃんへの対応は?夏が近づくと、朝5時前後に目を覚まし、親を悩ませる赤ちゃんが急に増えてきます。赤ちゃんが朝5時頃に目覚めるのは、朝日に反応していることが多く、これは体内時計がしっかり働いている証拠で、実はとても好ましいことなのです。光に敏感なタイプの赤ちゃんは、外の明るさに合わせて、夏は起きる時間が早くなり、冬は遅くなります。全体の睡眠時間も、夏は短く、冬は長くなるのは自然なことです。そうはいっても5時前に起きられたら困るというのが、親の本音ですよね。そこで、早起き赤ちゃんへの対処法として、私は遮光カーテンをおすすめしています。遮光カーテンは、夜、街灯や向かいのマンションの明かりが部屋に差し込むのを防ぎ、安眠を促します。朝は、朝日が入ってくるのを防ぐことができ、必要以上に早く起きてしまうのを防ぐことができます。ただし、注意したいのは、親も起きにくくなるということです。親も朝日を感じながら、徐々に朝の覚醒に向かうのが通常ですが、それがなくなってしまうので、目覚まし時計などを利用して、かなり意識して起きるようにする必要があります。それができるようであれば、とても便利な文明の利器といえます。朝、赤ちゃんを起こすときは、起きてほしい時間の10~30分ほど前に、遮光カーテンを全開にして、朝日に反応して自然と目を覚ますように促してあげましょう。 『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。
2019年05月28日繊細で傷つきやすい赤ちゃんの肌を守る「ベビー用コスメ」。最近は赤ちゃんとママが一緒にスキンケアできるアイテムなども多く、敏感肌や乾燥肌の大人からも注目を集めています。でも、使い方や肌質によってはかえって肌に合わず、スキンケア効果が感じられない場合も……。赤ちゃんと大人の肌の違いや、大人の肌にもおすすめのベビー用コスメについてお話します!敏感肌の人も使える?赤ちゃん用コスメの魅力出典:byBirth赤ちゃん用コスメの魅力は成分のシンプルさ赤ちゃんの繊細な肌のケアに特化したベビー用コスメ。その最大の魅力は、成分のシンプルさです。大人向けのスキンケアコスメのような、アンチエイジング成分や肌を美しく見せるための成分などがベビー用コスメには必要ありません。そのため、配合されている成分が少ないものが多いのです。肌が弱い人にとって、配合されている成分が少ないということは、肌に刺激を与える可能性がある成分が少ないということになります。敏感肌の人の場合、どのような成分が肌に余計な刺激を与えて、肌トラブルの原因になるかわかりません。シンプルな成分の赤ちゃん用コスメなら、肌トラブルの要因がそれだけ少ないともいえるのです。ママと赤ちゃんが一緒に使えるのも魅力赤ちゃんのいるママは、いつだって忙しいもの。お風呂上りなどでも、赤ちゃんのお世話の方を優先させて、自分自身のスキンケアは後回しになってしまいがちです。そんな忙しいママでも、ママも一緒に使えるベビー用コスメがあれば、赤ちゃんをケアしながらママも一緒にスキンケアすることができて一石二鳥。手間も省けて時短にもなり、十分なスキンケアもできるのでおすすめですよ!赤ちゃん用コスメ、大人用とはどう違う?出典:byBirth赤ちゃん用コスメと大人用のスキンケアコスメとの違いについて知る前に、まず赤ちゃんと大人の肌の違いについてお勉強しましょう。赤ちゃんの肌と大人の肌の最大の違いは、皮脂分泌量。赤ちゃんは生後2か月までは皮脂分泌が盛んにされるのですが、それ以降からはあまり皮脂分泌が行われなくなってしまうのです。赤ちゃんは大人よりも皮脂が少なく、それでいて体温調節のために大人よりも多く汗をかきます。皮脂が少なく汗っかきの赤ちゃんは、皮脂膜が上手く形成されないのでとっても乾燥肌。その上、大人の肌の半分ほどの厚さしかないのです。ベビー用コスメは、皮脂が少なく薄くて繊細な赤ちゃんの肌に合わせて作られています。そのため、大人用のスキンケアコスメよりも、油分を多く配合されているものが多くなります。大人でも極度の乾燥肌の方にはおすすめできますが、皮脂分泌の多い大人がむやみに使うと毛穴が詰まりやすくなり、ニキビなどの原因になることもあるので要注意!おすすめの赤ちゃん用コスメ3選サンカットマイルドケアUV ミルキィジェルこの投稿をInstagramで見るサンカット公式さん(@suncut_official)がシェアした投稿 – 2019年 3月月11日午前4時21分PDT日焼け止めのサンカットからリリースされている、赤ちゃんにも使用できるUVジェル。強い紫外線からも肌を守る強力なUVカット効果を持ちながら、マイルドな成分で敏感肌の方や赤ちゃんにもおすすめです。日焼け止めを塗ると肌がどうしても乾燥する……という方は少なくないですよね。こちらのアイテムは赤ちゃんにも使用できるほどのうるおい成分を配合しているので、そんなお悩みにもこたえてくれます。べたつかないサラッとしたミルキーな質感も好ポイント!ヴェレダカレンドラ ベビーバームこの投稿をInstagramで見るヴェレダ・ジャパンさん(@weleda_japan)がシェアした投稿 – 2018年 6月月30日午後6時05分PDT生まれたての赤ちゃんから使える、ヴェレダの保湿バーム。おむつなどで蒸れて荒れやすい赤ちゃんの繊細な肌をガードして、さらっと仕上げてくれる心強いアイテムです。赤ちゃんの肌の汗で蒸れやすいすべてのパーツに使えるので、これからの暑い季節に大活躍!乾燥肌のママさんなどは、夏場も汗ムレであせもができてしまったりもしますよね。赤ちゃんをケアしながらついでに自分もケアして、サラサラ肌をキープしてみてくださいね。キリンのソフィーベビー フェイスクリームこの投稿をInstagramで見るキリンのソフィーさん(@sophielagirafe_japan)がシェアした投稿 – 2019年 3月月1日午後8時26分PST「フランス人の赤ちゃんはみんなソフィーと一緒に育つ」といわれるほど、フランスでは有名な赤ちゃん向けのおもちゃ、キリンのソフィー。可愛いソフィーがパッケージでほほ笑む「キリンのソフィーベビー フェイスクリーム」は、乾燥でカサカサしやすい赤ちゃんの口もとやほっぺたにうるおいを与えてくれる保湿アイテム。良質なオーガニック成分が配合されたクリームは、伸びの良い軽いテクスチャーで塗りやすいのも○。大人のカサカサ乾燥しやすい唇に、リップクリームとしても使用可能です。ベビー用コスメを上手に使って乾燥肌対策!繊細な赤ちゃんの肌を守るベビー用コスメですが、大人の敏感肌に必ずしも合うわけではありません。ですが、ひどい乾燥肌には効果的なので、一度試してみるのもおすすめです。上手に活用して、赤ちゃんみたいなふわふわ・ツルツルの肌を目指しましょう!
2019年05月26日冬場はとくにお肌の乾燥が気になりますよね。大人だけでなく、赤ちゃんのお肌も実は乾燥するものなのだそう。そこでおすすめなのが、新生児にも使える《スキナベーブベビーミルキーローション》。皮膚にうるおいを与えるローションでたっぷりと保湿してあげませんか?洗い流さなくてOKの沐浴剤《スキナベーブ》と合わせて使うのも◎。今回は赤ちゃんのお肌にうれしい《スキナベーブ》シリーズと、頑張る女性の手におすすめしたい《コラージュDメディパワーシリーズ》のハンドクリームをご紹介します。赤ちゃんにうれしい《スキナベーブ》シリーズ右:《スキナベーブベビーミルキーローション》200ml1,780円(税別)左:《スキナベーブ》500ml2,150円(税別)繊細な赤ちゃんのお肌、しっかりと保湿してあげたいですよね。新生児期から使える《スキナベーブベビーミルキーローション》は、片手で使いやすくお肌への伸びがいい薬用保湿ミルクです。弱酸性で無香料、無色素、アルコール(エタノール)無添加、鉱物油無添加と、赤ちゃんにうれしい要素もいろいろ♡汗をかいたり、乾燥したり、溢乳やよだれで荒れてしまいがちなお肌を、毎日の保湿でやさしくケアしてあげませんか?塗り心地はやわらかく、ミルキーなしっとり感があります。乾燥が気になったときに使えるよう、おうちに常備しておきたいですね。右:《スキナベーブ》左:《スキナベーブベビーミルキーローション》また、発売から40年以上愛され続けている赤ちゃんのための沐浴剤《スキナベーブ》と合わせて使うのもおすすめです。《スキナベーブ》は石けんを使わなくても赤ちゃんの肌の汚れを落とせるのだそう。赤ちゃんの肌に残ることを考えて作られているため、「すすぎ」「上がり湯」が不要という、ママにとってとても助かるアイテムなんです。使い方は、お湯を張ったベビーバスに《スキナベーブ》を入れ、赤ちゃんを手でなでて洗うだけ♪手早く沐浴ができるので、冬だけでなく、汗をかいて何度も洗ってあげたい夏場にもおすすめの沐浴剤です。ぜひ、どちらも試してみてくださいね。ここまでは赤ちゃんのお肌にうれしい《スキナベーブ》シリーズをご紹介しましたが、「赤ちゃんだけでなく、赤ちゃんに触れるママの手も労わってあげてほしい!」と思ったLIMIAスタッフ。そこで、今回はもう1点ご紹介したいスキンケア用品があるんです。手あれに悩む方へ!《コラージュDメディパワー薬用保湿ハンドクリーム》《コラージュDメディパワー薬用保湿ハンドクリーム》30g1,350円(税別)家事に、仕事に、あれこれと働く手は気が付けば荒れてしまいがちな箇所。とくに冬場となると水も冷たく、赤ぎれや繰り返す手あれでお困りの方も多いのではないでしょうか。《コラージュDメディパワー薬用保湿ハンドクリーム》は、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分を配合し、お肌にうるおいを与えてくれるハンドクリーム。パラベンなどの防腐剤無添加な上、無香料、無色素、低刺激性なので、敏感肌や乾燥肌の方にもうれしい一点です♪もちろん、女性だけでなく夫婦で使うのもいいですね。画像では多めに出していますが、ここまで出さなくても十分に両手に行き渡る量が確保できます!使い心地はこってりしているので、お休み前の集中ケアにおすすめ。ハンドクリームを塗りながら、働いた手をマッサージしてリラックスタイムを過ごしてみては♡赤ちゃんもママも、スキンケアでお肌にうるおいを♡赤ちゃん肌の乾燥を防ぐ《スキナベーブベビーミルキーローション》、新生児期から沐浴に使える《スキナベーブ》と、手あれが気になる大人の方におすすめの《コラージュDメディパワー薬用保湿ハンドクリーム》をご紹介しました。冬場はとくに空気が乾燥する季節。家族それぞれに合ったスキンケア用品を活用しながら、毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか♡
2019年01月28日年を重ねるごとに肌のコラーゲンがどんどんと減少しながら、肌の弾力がなくなっていきます。綺麗にメイクアップしたりシミやくすみを予防するのも大切ですが、肌の弾力がなければ若々しい印象を与えることができなくなってきますよね。ふっくらとした元気の良い肌、弾力のある本来の肌を取り戻していく方法とはどういったものがあるか、ご紹介します!年齢を重ねていくごとに肌のコラーゲンが減少してしまい、肌全体的な弾力がどんどんとなくなってきてしまいます。シミやくすみなどといった肌トラブルを予防するためのケアを念入りにしたり、毎日綺麗に時間をかけてメイクアップすることも若々しく見せるためにはとても大切なことですが、もともとの肌自体が弾力・ハリを失ってしまっていると、どんなにスキンケアやメイクを頑張っても、どうしても全体的に老けたイメージを与えてしまいますよね。出典:byBirth肌に弾力ができると見た目が一気に若々しくなるだけでなく、普段のメイクのノリもよくなることで、もっともっといろんなメイクアップを楽しむこともできます。ツヤのあるふっくらとした元気な肌、もちもちとしっかりとした弾力のある本来の若々しい肌を取り戻してくための方法とはどういったものがあるか、肌の弾力がなくなってしまう主な原因と共にご紹介していきます!肌の弾力がなくなってしまう主な原因加齢肌の弾力がなくなる大きな原因のひとつとなっているのが加齢です。年を重ねることによって、肌の弾力を保っていたコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどといったものが減少してしまうため、弾力のない肌になってしまいます。表情筋の衰え加齢が進んで行くと表情筋もだんだんと衰えてきてしまいます。表情筋が衰えてしまうと、表情筋と一緒に皮膚もたるんでしまい、ハリ・弾力のない肌となってしまいます。紫外線紫外線はシミやくすみの原因になるだけでなく、肌の弾力を低下させてしまう原因にもなってしまいます。紫外線のダメージによってコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンが減少してしまい、肌の弾力を失ってしまいます。乾燥乾燥が進んでしまうことで肌のヒアルロン酸は減り、潤いがなくなることで、肌の弾力を低下させる原因となってしまいます。肌の弾力を取り戻す方法は?表情筋を鍛える肌の弾力を取り戻すには、まず顔の表情筋を鍛えていくということが重要なポイントとなっています。目を大きく開いたり、口を大きく開けたりすることを繰り返しながら表情筋を鍛えていくことで、肌の弾力低下を予防しながらハリのある肌を作ってくれます。出典:byBirth保湿作業をしっかりとする乾燥が進んでしまい肌の水分の量が不足してしまうと、肌の新陳代謝が低下してしまうことで弾力を失い、元気のない肌になってしまいます。弾力がなくなってきたと感じたら毎日行っているスキンケアを見直して、保湿を重点的としたスキンケア法に変えることで乾燥から肌を守ることができ、弾力を取り戻すことができます。出典:byBirth紫外線対策暑い夏の間は外出時には欠かさず日焼け止めを塗って紫外線対策をしていたけれど、冬の季節になるにつれて日差しも弱まり日焼けしてしまうこともなくなることから、日焼け止めを塗らずにメイクだけして外出しているといった方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?出典:byBirth日差しの強い夏の気季節は終わりましたが、これから冬の季節になっても紫外線は降り注いでいます。肌を外部刺激から守り、肌の弾力をキープしていくためにも、外出するときにはメイクをする前にしっかりと日焼け止めを塗って、紫外線対策をしてから外出するようにしましょう。肌の弾力を取り戻すのに効果的な食べ物は?肌の弾力をキープ&取り戻すのに効果的なのは、ビタミン類、たんぱく質、イソフラボンなどといった栄養素を含む食べ物となっています。美肌作りにも欠かせない成分でもあるビタミン類の中で、ビタミンAはうなぎやニンジン、ビタミンCはブロッコリーやオレンジ、ビタミンEはナッツ類などに多く含まれているので、積極的に摂取してくことで肌の弾力アップ効果を期待することができます。出典:byBirth乳製品、魚類、肉類、納豆などに含まれているたんぱく質や、味噌や納豆に多く含まれるイソフラボンは、肌の弾力を守ってくれるコラーゲンやヒアルロン酸の生成にも関わっているので、こまめに摂取してくことが大切です。弾力のある肌を取り戻してベビーフェイスにいかがでしたでしょうか?肌のハリや弾力は、年齢を重ねることによってどんどんとなくなっていってしまいます。肌が元気よくなくなってしまうのは加齢が主な原因として考えられていますが、加齢の他にも紫外線や乾燥などといったことでも肌の弾力がなくなってしまう原因となってしまいます。シミやくすみなどといった肌トラブルをケアしていくのも重要ですが、肌の弾力をキープしていくケアも毎日のスキンケアの中で一緒に行っていくことが、元気良くハリのある肌を守っていく大切なポイントとなっています。出典:byBirthまた肌のハリや弾力をキープしていくためには外側からのケアだけでなく、コラーゲンやイソフラボン、たんぱく質、ビタミンなどといった成分を含むものを積極的に摂取し、身体の内側から肌の弾力を守っていくケアも欠かさずに行っていくことも重要です。これから寒い冬の季節になり肌の乾燥が目立ってくるので、毎日しっかりと乾燥を防ぐことを重点的にしたスキンケアを行いながら肌の弾力を失わずにキープしていき、若々しく見える肌作りを目指してみてくださいね!
2018年10月12日赤ちゃんの肌をあせもやべたつきから守るベビーパウダーですが、大人も使える便利アイテムだってご存知ですか?ベビーパウダーは服が白く汚れたり、粉が舞い上がって咳こんだりするイメージを持っている人も多いでしょう。しかし、今は固形タイプもあり、とても使いやすくなっているんですよ。赤ちゃんの成長とともに使用頻度が低くなりがちなベビーパウダーが、使い道を知ることで手放せないメイクアイテムに大変身することも! もし現在赤ちゃんにベビーパウダーを使っていたり、自宅に使わなくなったものが余っていたりしていたら、ぜひ試してみてくださいね。■ベビーパウダーの成分って?ベビーパウダーは、主に2つの成分からできています。1つ目は「タルク」といわれる石を粉状にしたもので、細かい粒子が肌をなめらかに仕上げてくれます。大人のべたつきがちな肌も、サラッとした手触りのよい状態に導いてくれるのが特徴です。2つ目は「コーンスターチ」です。お菓子作りなどにも使用される、植物性でんぷん(原料はトウモロコシ)。食用にできるほど安全性が高く、肌への伸びを良くする働きがあります。ベビーパウダー以外にもファンデーションや乳液、フェイスパックの成分としても広く使われています。<参考サイト> ・ベビーパウダーに関するQ&A(ピジョン株式会社) ・シッカロール(ベビーパウダー) - 和光堂 ■ベビーパウダーの使い方ベビーパウダーは、肌の汗ばむ箇所に使用することが多いですよね。毎日使用すれば、さすがにパフだって汚れてしまいます。そこで、パフは定期的に洗って清潔な状態をキープしてくださいね。▼赤ちゃんにベビーパウダーを使うときの注意点ベビーパウダーを使用したことのあるママなら、空気中に舞ってしまったパウダーを吸い込んでしまい、むせた経験があるのでは? 赤ちゃんに同様なことが起きないように、大人の肌で粉を落としてから、赤ちゃんの肌にやさしくパウダーを付けるとよいでしょう。■ベビーパウダーがメイクに使えるって本当?ベビーパウダーを購入したことのある方なら、コスパの良さはご存知でしょう。肌への密着度が高いため、1回に使用する量も少なくすみます。そのため「赤ちゃんのために購入して使っていたら、余ってしまった」というママも多いいのではないでしょうか? そこでおすすめしたいのが、ママも赤ちゃんと一緒に使うこと。ベビーパウダーは、赤ちゃん用としてだけでなく、女性のメイクアイテムとしても活用できるんです。赤ちゃんに使用する優しい成分なので、デリケートな肌質の方にも重宝されています。ただし、乾燥が気になるときは様子を見ながら使うことをおすすめします。▼ファンデーションとして毎日赤ちゃんと一緒に過ごすママは、自宅や自宅周辺での行動が多いですよね。「お散歩だけなのにしっかりメイクするのはめんどくさい。でも、メイクしないとテカリや肌の印象が気になる…」。そんなときに、ベビーパウダーを付けることで、簡易的なファンデーションとして役立ってくれるんです。化粧崩れやテカリをササっと塗るだけで抑えてくれるので、忙しいママたちにもおすすめです! ▼リップに今まで使用していたリップの上にベビーパウダーをのせるだけで、リップカラーの発色を抑えられ、マットで大人っぽい印象になります。「色合いがちょっぴり派手かな…」というときには、ベビーパウダーをプラスすることで、色味をおさえられ、落ち着いた唇に仕上がりますよ。付け方は、リップもベビーパウダーも指でトントンとのせるイメージです。▼まつげメイクにまつげに自然なボリュームを出したいときにも、ベビーパウダーが活躍します。赤ちゃんが小さいうちは、つけまつげを装着する時間も、マツエクに行く時間も確保しにくいですよね。しかし、ベビーパウダーを使えば、時間をかけることなく手軽にボリューミーなまつげが完成しますよ。付け方は「マスカラ→ベビーパウダー→マスカラ」の順で、まつげにのせていくだけ。ベビーパウダーが繊維の代わりとなり、まつげをボリュームアップしてくれる働きがあります。目にパウダーが入らないように、綿棒などを使用して注意しながら挑戦してください。▼仕上げのお粉としてベビーパウダーを仕上げのお粉として使用することも可能です。肌のきめ細かさを持続し、汗や皮脂を吸着してくれるのでメイクが崩れにくくなります。メイク直しをするときも、パタパタと軽くベビーパウダーを叩くとよいでしょう。▼ブラシのお手入れにメイクブラシを利用している人は、ブラシについたホコリや汚れを落とすために、定期的な掃除が必要ですよね。ベビーパウダーがあれば、簡単にブラシのお手入れができるんです。たっぷりのベビーパウダーを入れた袋にメイクブラシを入れて、ブラシにパウダーを密着させます。そして、コームでブラシのベビーパウダーを落とせば、ブラシにメイク汚れが付きにくくなりますよ。また、ブラシのフサフサとした心地よさも持続します。<関連記事>■まだまだある!ベビーパウダーの使い道ここからは、日常生活にどんどん取り入れられる、ベビーパウダーの人気の使い道をご紹介していきましょう。家族みんなで使えるので、ぜひ今日から活用してみてくださいね。▼掃除に赤ちゃんがいる家庭では、おねしょしたり食べこぼしがあったりと、ママは常に掃除に追われることになります。しかも簡単に掃除ができないような場所を汚してしまった場合は、特に困ってしまいますよね。そんなときには、ベビーパウダーの性質である吸着・吸水効果を利用して、お掃除をしましょう。例えば、畳の上に醤油やソースをこぼしたり、子どもがおもらしをしてしまった場合は、ベビーパウダーを振りかけることで、水分を吸収してシミ抜きを行うことができます。最後は掃除機でベビーパウダーをしっかり取り除いて、お掃除完了です。▼ネックレスの絡みも取れるネックレスって知らない間に絡まっていて、もとに戻すのに時間がかかりませんか? ベビーパウダーを絡まった部分に振りかけてから解くと、滑りがよくなってスルっと絡みが取れやすくなります。小さな絡まりだったら、折り紙程度の紙の上にベビーパウダーを振って、ネックレスを紙ごと振動させるだけで自然に解けることも。■人気のベビーパウダー7選ではここから、人気があるおすすめのベビーパウダーをご紹介していきます。▼ジョンソン ベビーパウダーシェーカータイプ(100グラム)ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダーの中でも、使い勝手のいいシェイカータイプ。パフなしで使用できるので、衛生的なのがメリットです。手のひらにのるサイズなので、携帯をするのにも便利。荷物をコンパクトにしたい方に人気ですよ。細かい穴からパウダーが出るので、量の調節もしやすくなっています。夏場のあせも予防や脇汗対策にもぴったりです。 >>「ジョンソン ベビーパウダーシェーカータイプ」はコチラ ▼ピジョン 薬用固形パウダー(45グラム)ベビー用品メーカー「ピジョン」から発売されているのが、固形タイプのベビーパウダー。粉が飛び散りにくいので、パウダーを吸い込んでしまう心配もなく、安心して使用できます。ギュッと圧縮された微粒子は、なかなか減りにくいのでコスパも良好! アレルギーテスト済みで無香料なので、肌が弱い方にもおすすめです。 >>「ピジョン 薬用固形パウダー 」はコチラ ▼和光堂シッカロールナチュラル(120グラム)植物生まれのベビーパウダーは、やさしい紅茶の香りで赤ちゃんも大人も気持ちよく使用できます。ベビーパウダー独自の臭いが苦手な方でも、紅茶の香りなら癒やしの時間を楽しめるでしょう。周りの湿度に合わせて、吸湿・放湿する機能性の高いパウダーは、天候や季節問わず快適な使い心地を追求しています。さらに粒子は丸く、角のない構造になっているため、肌あたりが一段とやさしく赤ちゃんの肌にぴったりな使い心地です。 >>「和光堂シッカロールナチュラル」はコチラ ▼ピジョン 薬用ベビーパウダー 弱酸性 ピンクパフ付(30グラム)肌にやさしい弱酸性の、国産ベビーパウダーです。独自の球状サラサラパウダー入りの薬用ベビーパウダーなので、蒸れやすい下半身用に最適。小さめなので、「通常のベビーパウダーでは量を使いきれない!」「置き場所がないので小さいサイズが欲しい!」といった方に人気があります。 >>ピジョン 薬用ベビーパウダー 弱酸性 ピンクパフ付 ▼ピジョン 薬用ベビーパウダー ブルー缶(150グラム)たっぷりサイズで全身に使用できるベビーパウダーです。パフは付いていないタイプ。量が多いので、家族で使用するならパフは多めに準備しておいてくださいね。無香料なので、ベビーパウダー自体の香りを楽しめます。甘すぎる香りが苦手な方におすすめです。 >>「ピジョン 薬用ベビーパウダー ブルー缶」はコチラ ▼和光堂シッカロールキュア(140グラム)あせもやおむつかぶれ予防に効果がある、桃の葉エキスを配合した薬用ベビーパウダーです。良質な成分で粉が飛び散りにくいのも、うれしいポイントです。付属のパフは、柔らかさがちょうどいいと評判。パウダー粒子が細かすぎないので、肌に塗ったときに毛穴が詰まりにくい特徴があります。 >>「和光堂シッカロールキュア」はコチラ ▼資生堂ベビーパウダー(プレスド)【医薬部外品】(50グラム)資生堂のベビーパウダーは、薄型のプラスチック容器に入った固形タイプ。赤ちゃん用としても使用できますが、メイクにベビーパウダーを取り入れたい方にも人気の商品です。ほのかに香るタイプなので、強い香りが苦手でも安心して使用できます。ラメやパールなどが入っていないベビーパウダーだからこそ、ナチュラルな肌へ仕上げたいときに使いたいですね。 >>「資生堂ベビーパウダー(プレスド)」はコチラ ■ベビーパウダーで肌も心も快適になろう!ベビーパウダーは、汗っかきな赤ちゃんのあせも対策やベタつき対策として使われているアイテムです。ただ、量が多いものがほとんどなので、使い切れずに余ってしまうでしょう。そんなときは、ぜひ大人も利用してみてくださいね。メイク直しや掃除など、使い道はたくさん。最初から大人と一緒に使うことを想定して、大容量のベビーパウダーを購入しておくのもアリですよ。<参考サイト> ・京都 にしむら畳店(ご家庭でのお手入れ) ・全国畳産業振興会(畳のお手入れ方法) ・和光堂(シッカロールについて) ・ベビーパウダーに関するQ&A(ピジョン株式会社) <関連記事>
2018年10月11日アトピー肌にお悩みの方へ、アトピー肌を改善するための「習慣」や、「フェイスケア」「ボディケア」「コスメ」についてご紹介します。辛いアトピー肌から一転!敏感肌に悩んでいる方は多いのではないでしょうか? 私もその中の一人で、子どもの頃からアトピー肌に悩まされてきました。しかし、辛いアトピー肌から脱却すべく日々努力を重ねて、今では人から「肌がきれい」と言ってもらえるまでになりました。私自身、今の肌状態が人生の中で一番いいと感じています。今回は、そんな敏感肌の私がやってきたお肌との付き合い方をご紹介いたします!アトピーの原因ってなに?アトピーは、原因も改善策も人それぞれ。バリア機能が低下した乾燥肌に何らかのアレルゲンやストレスなどの環境が重なって起こると考えられています。アトピー肌を改善するための「習慣」1:血流を良くする食事乾燥の大敵“血行不良”に立ち向かうべく、血流を良くする食事、特にごぼう・大根・人参を積極的に摂るようにしています。冬が旬の根菜には体を温める効果が期待できますよ。「L-92乳酸菌」を継続して摂取することでアトピーの症状が緩和するそう。アトピーだけでなく鼻炎や花粉症にも効果が期待できるそうなので注目しています。2:肌に触れるものにこだわる洋服や布団、タオルなど、肌に直接触れるものは生地にこだわります。特に下着とパジャマにはこだわっていて、つるっとしたシルクなど、季節問わず肌にストレスが少ない素材を選びます。3:部屋にものを置かない環境次第でアトピーの症状がひどくなることがあります。自宅にはなるべくものを置かずに、ホコリや汚れをすぐに取り除ける環境をつくっています。外出のときは、タバコの煙が多い場所など空気の外的ストレスがある場所はなるべく避けています。アトピー肌を改善するための「フェイスケア」1:クレンジングは「ミルク」セブンイレブンで気軽に購入できるこちらのクレンジングがすごいんです。ミルクタイプで肌への負担が少なく、しかもするするメイクが落ちます。以前はドラッグストアでオイルクレンジングを買って使っていたのですが乾燥しやすく、肌がつっぱっている感じがしましたが、ミルククレンジングにしてからは肌が落ち着いています。2:「真皮層」まで届くスキンケアMTメタトロン MTファーストステップローション 150mlエステティシャン時代に出合って以来ずっと使っている「MT化粧品」。肌の土台をつくる真皮層にまでしっかりと働きかけてくれます。まずはセンシティブラインで肌を整えて、良くなってきたら美容液だけビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美容成分が入ったものに切り替えました。3:コツはとにかくていねいに!スキンケアはお風呂上がりなるべく時間が経たないうちにていねいに行います。時間をかけてやさしくパッティングすることでしっかりと肌に馴染んで、翌日の肌状態がとてもいいんです。アトピー肌を改善するための「ボディケア」1:全て牛乳石鹸で洗う牛乳石鹸は、牛乳やスクワランなどの天然保湿成分でできています。私は顔も体もこれひとつで洗っています。アトピー肌で一番使ってはならないのが、石油由来のボディソープ。皮脂などをそぎ落としてバリア機能を低下させる可能性があります。牛乳石鹸はしっかり洗浄できるのに保湿効果が高くしっとり。安心して使えます。2:薬は皮膚のシワに沿って塗る皮膚科で処方してもらった薬を体に塗るときのコツとして、お医者さんに教えてもらった塗り方を実践しています。人間の皮膚は縦ではなく横に入っているそうなので、シワに沿って塗るようにしています。3:脱毛で全身ツルピカ!ムダ毛の自己処理をすることでカミソリ負けをしたり湿疹ができたりしていたので、全身脱毛をしました。フォトフェイシャルの入った肌に負担の少ない脱毛器だったため、ツルツルすべすべの肌に。敏感肌の人は早めに脱毛して肌への負担を減らすのがおすすめです。アトピー肌を改善するための「コスメ」1:日焼け止めをちゃんと塗る紫外線を浴びることで代謝が悪くなり乾燥しやすくなるので、日焼け止めは入念に。SPF数値が高い日焼け止めは乾燥しやすかったりピリついたりすることもあったのですが、この日焼け止めクリームはSPF50なのに乳液のような軽いテクスチャーでつけられて、乾燥も感じないのでずっとリピートしています。2:ファンデーションは薄づきに乾燥で肌状態が良くないときや、メイクしてから時間が経ってよれてくると、ファンデーションが割れたり皮がむけたりとせっかくのファンデーションが残念な仕上がりになることも。土台の素肌をしっかりメンテナンスして、ファンデーションはなるべく薄づきにすることで、仕上がりもナチュラルですし、肌への負担も少なくて済みます。3:リップティントはNG!唇の皮脂膜はとても薄いため、私のような敏感肌だと一年中乾燥してしまいます。リップティントやマットなルージュは敏感肌との相性が悪いように感じます。特にアトピーは口の周りに症状が出やすいため、リップコスメはうるおい重視で選ぶことをおすすめします。アトピー肌でも自信を持つために!アトピー肌に長いこと悩まされてきた私ですが、日々の心がけで肌に対するコンプレックスは減らせると実感しています。肌質はひとそれぞれ異なるので、私のやり方が全てではありませんが、同じように悩まれている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
2018年07月21日赤ちゃんに湿疹ができたり、肌が乾燥して荒れるのを見ると「もしかしてアトピーかも?」と不安になってしまうものです。また、自分がアトピー性皮膚炎だから子どもにも発症するのではないか心配になるなど、親の立場になると不安や心配はつきないものです。しかし、アトピー性皮膚炎は、まだまだわからないことが多い病気ですが悲観することはありません。中には、妊娠時から食べ物を制限したり、母乳がアトピー発症に影響を与えるのではないか、という情報が出回っていますが、そういったことはありません。乳児のうちから正しい治療、適切なケアを実践することは、アトピー性皮膚炎の予防や治療面で大きなメリットがあります。まず、アトピー性皮膚炎がどういった病気であるのか、乳児のうちにやるべきケア、ステロイドは本当に怖いものなのか?基本的なことを押さえておきましょう。乳幼児のアトピー性皮膚炎まず、アトピー性皮膚炎とはどういったものであるかを理解しておきましょう。アトピー性皮膚炎の特徴主には、かゆみをともなう湿疹(赤み、ブツブツ)がひどくなったり、ゆるやかになったりする「憎悪と寛解」をくり返すのがアトピー性皮膚炎の特徴です。アトピー性皮膚炎は誰もが治らない病気ではないのです。多くの場合、乳児の頃に発症しますが、幼少期、学童期へ進むにつれて症状はゆるやかになり、やがて症状が出なくなったり、自然治癒する場合もあります。このように成長と共に症状が治まっていくことが多いのですが、中には重い症状が続く患者さんがいたり、大人になってから再発するなど、さまざまなケースもあるため、アトピー性皮膚炎といっても症状の程度や状態は個々で異なります。アトピー性皮膚炎の原因症状の程度や原因などに大きな個人差があり、アトピー性皮膚炎の明確な原因や確立された治療はありません。しかし、アトピー患者にはいくつかの共通点がみられます。いわゆるアトピー性皮膚炎になりやすい体質や要素のことで、これを「アトピー素因」と言います。たとえば、親がアトピー性皮膚炎であることや気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、結膜炎などの疾患があることも、素因のひとつにあてはまります。しかし、それだけでアトピー性皮膚炎が発症する遺伝性のものであるとは言えません。なぜなら、アトピー性皮膚炎は生活環境や習慣なども密接に関係してくるので、親に特定の疾患があるからといって、必ずしもアトピー性皮膚炎が発症するわけではないのです。アトピー性皮膚炎の主な症状や現れる時期アトピー性皮膚炎の症状は生後数か月あたりから見られはじめます。皮膚の症状や現れる部位は年齢によっても変わりますが、乳幼児期(2歳未満)では頬、おでこ、頭部に「潮紅(ちょうこう)」という、いわゆる赤みが現れたり、「丘疹(きゅうしん)」という、細かいブツブツや腫れたように盛りあがった症状が現れます。また、症状は他の皮膚炎や皮膚疾患と類似する場合があります。もともと乳児は湿疹ができやすいため、湿疹ができたからといって、すぐにアトピー性皮膚炎であるとは言えません。その他のアレルギー症状なども見ながら判断するため、一般人による診断は難しく、小児科や小児皮膚科を受診して診断する必要があります。我慢できないほどの強いかゆみに襲われるアトピー性皮膚炎の症状といえば、非常に強いかゆみが起こることです。手指で皮膚をかかずにはいられないほど強いかゆみに襲われるため、子どもに指でかかないように言う程度で止まるものではありません。皮膚が傷つき、血がにじんでくるほどやめられないかゆみが生じるため、皮膚に潮紅や丘疹が出るだけでなく、手指でかきむしってしまう「掻破(そうは)」が加わり、皮膚がただれたり(びらん)、ジュクジュクとした状態(湿潤局面)になることも特徴です。このように、強いかゆみによって皮膚をかきむしってしまうことがアトピー性皮膚炎の症状が悪化する大きな原因となります。赤ちゃんアトピー性皮膚炎の治療とは?ステロイドによる薬物療法などアトピー性皮膚炎における治療の基本は「薬物療法」、「スキンケア」、「悪化させるアレルギー因子を避ける」という3つの観点から行うことです。根本的な治療が難しいアトピー性皮膚炎ですが、治療で目指すのはアトピー性皮膚炎診療ガイドライン(日本皮膚科学会)によって、以下の項目があげられています。症状がない状態症状があったとしても日常生活に支障がない状態薬物療法をあまり必要としない急性に悪化することがあっても長引かない子どものアトピー性皮膚炎は、多くが軽症であること、そして成長と共に症状が落ち着いていくケースが大半であるため、上記のとの状態を目指すのは、成人と比較しても容易と言うことができます。しかし、子どもによっては、必ずしも症状が穏やかになっていくとは限らないため、ステロイド外用薬を用いた薬物療法は視野に入れておくことが必要です。ステロイドは危険ではないの?アトピー性皮膚炎の治療に使用されるステロイド外用薬は、強い副作用が取り上げられ問題視されることがあります。そういった情報を鵜呑みにして無理にステロイドを避けることは、かえってアトピー性皮膚炎の悪化につながります。ステロイド外用薬は、症状が憎悪と寛解をくり返すなかで、使うタイミングや使用を止めるタイミング、ステロイド外用薬の強さを調整する必要があります。そのため、医師の指導を十分に守り適切に使用することです。子どもの成長にかかわるステロイドの重要なポイント強いかゆみを伴う皮疹は睡眠の妨げになるのですが、赤ちゃんや子どもにとっては、睡眠障害が成長障害と深く関係してきます。そのため、赤ちゃんや子どもは、睡眠障害になっているかどうかの観点からもステロイド外用薬の使用を検討する必要があります。睡眠障害や成長障害をきたすと低身長や顔面の皮疹(ひしん)が強い場合は、網膜離(もうまくはくり)や白内障など、さまざまな合併症を起こすことがあります。また、過剰な食物制限も、カルシウム不足や成長障害をおこす危険性があります。原因になる?予防できる?アトピー性皮膚炎の間違った認識アトピー性皮膚炎は原因がはっきりとしていないことから、根拠のない話が出回ることがあります。古くから伝えられている方法や予防など、今では影響がないとわかっているものがあります。母乳が原因で赤ちゃんがアトピーになることはない赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になる原因として、母乳の「質」をとりあげ、それによってアトピー性皮膚炎の発症に影響を与えるといった情報が出回っていますが、これには根拠はありません。また、アトピー患者の母親による授乳が、子どものアトピー性皮膚炎の発症を促すということもありません。妊娠時や授乳期の食物制限は子どものアトピー予防に関係しない一昔前は、アトピー性皮膚炎の原因が食物アレルギーではないかと考えられていました。このことから、妊娠時に母親が食物制限をすることで、子どものアトピー性皮膚炎の発症を予防するのではないかと考えられていました。しかし、妊婦の食物制限によってアトピーをはじめとしたアレルギー疾患の発症を予防する効果はないということわかっています。妊婦が避けるべき基本的な食べ物に注意して、栄養バランスのとれた食事をしっかりとりましょう。また、母乳によるアトピー性皮膚炎の発症には根拠がないのと同様に、授乳する母親が食物制限をしても、子どもに対してアトピー性皮膚炎の予防効果はありません。赤ちゃんのアトピー性皮膚炎のケア対策アトピー性皮膚炎の治療で基本となる「スキンケア」と「悪化させるアレルギー因子を避ける」をみていきましょう。赤ちゃんのうちからスキンケアをすることアトピー性皮膚炎の治療において、日々行なうスキンケアは非常に有効な要素です。スキンケアの目的は、皮膚を清潔にし、保湿と保護で、低下した皮膚(角層)の機能を補うこと。ワセリンやシンプルな成分で構成された保湿剤の使用が推奨されます。新生児期から保湿剤を塗ることで予防につながることも角層は皮膚の水分を保持する機能があり、同時に外部からの刺激から守るバリア機能として働きます。皮膚が乾燥したり、かきむしってしまうことで皮膚のバリア機能は低下します。これが肌のかゆみを引き起こすことになるため、肌を保湿して保護することはアトピー性皮膚炎の発症と悪化を防ぐ重要なケアになります。現在では、新生児期から保湿剤を塗ることで、アトピー性皮膚炎の発症率を低下させることが期待されています。悪化させるアレルギー因子を避けるアトピー性皮膚炎を発症する患者は、食物アレルギーや気管支喘息、アレルギー性鼻炎、ハウスダストなど、アレルギー疾患を持っている場合が多いといわれています。これらのアレルギーを引き起こす抗原(アレルゲン)を避けることもアトピー性皮膚炎の症状を抑えるために必要なことです。特に、乳児期は食物アレルギーを合併することが多くなります。食物アレルギーは食べることで、アレルギー反応を起こすだけでなく、バリア機能が低下した皮膚から、食物(卵やミルク、小麦など)が侵入することでもアレルギーを起こしてきます。そのためにもしっかりとした、保湿ケアが重要になってきます。お子さんがアトピーになっても悲観的にならないでアトピー性皮膚炎は、さまざまな原因が複雑に関係して発症する病気です。親がアトピー性皮膚炎である場合、子どもも発症するケースが考えられますが、遺伝という点だけで発症するわけではありません。近年、アトピー性皮膚炎患者が増えているのは、日本の住環境や食生活などの変化などが大きな要因になっていると考えられています。もし、子どものアトピー性皮膚炎の発症したとしても、乳児期から適切なケアをすることで予防や発症しても重症化しにくいことがわかってきています。そのためにも、アトピー性皮膚炎を理解することは重要なことです。決して悲観的にならず、医師と相談しながら適切なケアを続けて、子どもの成長を見守っていきましょう。<参考文献>・小児アトピー性皮膚炎 大矢幸弘(J-Stage)・アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016年版(日本皮膚科学会)・日本アレルギー学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン監修:篠原三秀
2018年06月28日肌は生まれたばかりの赤ちゃんから老人まで、年齢を問わずさまざまな症状が起こります。キレイな肌や美肌…これらの条件は、肌が健やかな状態であることが重要になります。そして、その大きなポイントとなるのが、肌の水分です。年齢を重ねていくほど、肌は水分を失って乾燥しやすくなります。肌が乾燥すると、さまざまな肌トラブルを招く状態になるだけでなく、その結果として肌の老化につながります。肌老化というと中年期や高齢期に限った話になりますが、肌の水分を維持することは、乳幼児や青年期においても同様に重要なポイントになります。あらゆる肌トラブルには「乾燥」が関係しているシワ、シミ、ニキビ、くすみ、たるみ、毛穴など私たちの肌には、さまざまな症状が現れます。これらを引き起こす原因には個々に存在するものがあれば、いくつかの要因が複雑に関係しているものがほとんどです。そして、多くの症状にあてはまるのが肌の水分量が低下している状態、つまり「肌の乾燥」です。肌トラブルの陰には、「肌の乾燥」があることを知っておきましょう。これは、スキンケアにおける「保湿」が重要であることも意味します。水分は肌が持つバリア機能の源なぜ肌(皮膚)には水分が必要なのでしょうか。それは肌が本来持っている役割にあります。私たちの体の表面を覆う皮膚は、外部からの刺激や細菌の侵入を防ぐ「バリア」の役割を果たす機能が備わっているのです。どのように外部からの刺激を守っているのかというと、皮膚の一番表面にある角層と毛穴から分泌される皮脂です。細胞と角層が密集してできている皮膚は小さな細胞が集まって作られています。細胞をレンガに例えるとすれば、積み重なっているレンガが角質細胞です。そして、角質細胞と角質細胞のすき間を埋め、まるでセメントのような役割を果たしているのが細胞間脂質です。細胞と細胞間を満たす脂質によるバリアです。皮脂は肌を守るバリアのひとつ嫌われがちな皮脂ですが、肌を守ってくれる優秀な油分です。毛穴から分泌された皮脂が肌をカバーすることで、外部からの異物を止めながら、内側からの水分蒸発をくい止めます。洗顔などで皮脂を落としきってしまうと、角層の水分が逃げていき乾燥しやすくなります。肌が乾燥したときはバリア機能が崩れている状態肌がカサカサしたり、粉をふいているようなときは、肌のバリア機能が働かず角層の水分が抜けている状態です。水分が不足することで、細胞や細胞間脂質の構造もすき間だらけになるため角層が乱れます。水分が逃げていくだけでなく、外部からの異物が浸入しやすい状態でもあるため、外気や紫外線の影響を受けやすくなったり、アレルギーの原因物質が侵入することで炎症やかゆみなどを引き起こします。水分を与えて、さらに維持する保湿ケアをする必要があります。皮膚が乾燥した状態「乾燥肌・乾皮症・皮脂欠乏症」肌が乾燥する状態は医学的に「乾皮症(かんぴしょう)」と呼びます。一般的によく使われる「乾燥肌」というのは俗称です。乾燥肌という言葉は、その人が生まれ持つ体質(肌質)のように捉えられることがありますが、実際には肌を乾燥させる何らかの原因によって引き起こっています。加齢によって乾燥しやすくなる理由「肌機能の低下」肌が乾燥する度合いは人によってさまざまです。皮脂の量が少ない体質や間違ったスキンケアや過剰なメイクなども関係してきます。そういった要因のひとつに、年齢をあげることができます。若い頃の体はすこやかな細胞が作られますが、年齢を重ねていくほど新しく作られる細胞の質も低下していきます。これにより、維持できる水分量が低下するため、バリア機能の低下にもつながります。また、常に新しいものが作られ、古いものと入れ替わっていくサイクルがあります。角層の細胞は肌の内側から生まれ、成長しながら角層へ到達して古くなるとアカとなって落ちます。このサイクルも加齢と共に遅くなっていくため、肌の修復に時間がかかります。肌の乾燥を招く理由「皮膚疾患」肌が乾燥する要因のひとつに皮膚疾患もあります。皮膚疾患は年齢に関係なく乳幼児から成人、高齢者まで起こります。ここでは、肌の乾燥が起こる一部の疾患についてみていきます。老人性乾皮症加齢による肌機能の低下によって肌は乾燥しやすくなるので、高齢になるほど症状は現れやすくなります。また、乾燥しやすい冬や住環境、入浴などの習慣によっても乾皮症を招くことがあるため、疾患というよりは生理的な要因と環境によって起こる症状です。この老人性乾皮症で困るのが乾燥によって起きる「かゆみ(皮膚そう痒症)」です。このかゆみによって、皮膚をかき壊し(掻破:そうは)てしまうことで皮膚が荒れ、重症化してしまうことがあります。皮脂欠乏性皮膚炎かゆみによって皮膚をかきこわすことで、紅斑が起こり、さらに強いかゆみを誘発します。このような状態を皮脂欠乏性皮膚炎や皮脂欠乏性湿疹と呼びます。老人性乾皮症が悪化した状態です。アトピー性皮膚炎かゆみを伴う湿疹が現れたり(増悪)、緩和したり(寛解)をくり返すのが特徴で、多くの場合は乳児から発症し、成長と共に改善されていく傾向があります。しかし、適切な治療やケアが受けられないことや環境による要因などによって、成人になってから再発するケースも見られます。さまざまな症状、トラブルを招くからこそ保湿は重要肌が乾燥することで、シワやシミ、ニキビなどの症状を招くということは、肌に十分な水分を維持することは肌トラブルや肌老化を守ることになります。加齢による肌トラブルや乾燥を防ぐためのスキンケア肌の乾燥は、とても身近に起こる症状です。美容面においてもそうですが、重症化すると日常生活にも支障をきたすため、日ごろからの適切なスキンケアがとても重要になってきます。しかし、適切ではない間違ったスキンケアによって、改善できないことやかえって症状を悪化させてしまう場合があります。保湿肌が水分を維持する状態をイメージして、水分と油分をバランスよく与えることがポイントになります。化粧水で角層に水分を与えたあとは、乳液やクリームなどの油分を含んだ化粧水を塗ります。しかし、皮脂が十分に出ている場合は無理に油分を与える必要はありません。皮脂で補えない油分を化粧品でカバーするようにしましょう。洗浄洗顔や体を洗うときに、ゴシゴシとこするような洗い方は、肌に必要な分の皮脂まで落としてしまい、乾燥しやすい状態を招きます。多くの人は、汚れを落とそうとしたり、さっぱりとした感じを求めて洗いすぎていることがあります。皮脂が少ない人や乾燥がひどい場合は、一時的に洗顔料やボディソープを控えてシャワーで流すだけで様子をみるのもよいでしょう。またナイロンタオルの使用は控え、洗浄料をよく泡立てて、手のひらで優しく洗うように心がけましょう。紫外線対策紫外線は肌の角層だけでなく、さらに奥にある真皮層にまで届き、細胞に大きなダメージを与えます。細胞そのものにダメージを与えるだけでなく、炎症を引き起こして角層が乱れるため乾燥を招きます。外出する際は、日焼け止めや紫外線を避けるための対策をしっかりと行なうことが、肌の改善を目指すために欠かすことはできません。スキンケアだけでなく皮膚科での治療もとりいれるちょっとした肌の乾燥くらいであれば、スキンケアをすることで改善できることもあります。しかし、症状によっては皮膚科での治療が必要なケースがあります。特に皮膚疾患や高齢者に起こる強いかゆみを伴う症状や皮膚疾患は、正しいスキンケア、治療、生活改善などトータル的な対策が必要になります。自分に合った化粧品を選び、正しく使うこと化粧品によるスキンケアは、自分が行なうケアになるため、正しいケア方法を理解して行なう必要があります。また、使用する化粧品が肌に合わず、かえって乾燥やトラブルを引き起こす場合があるので、新しい化粧品を使用する場合は、違和感や炎症などが起こっていないかを十分に観察しましょう。自分にとってどの化粧品が合うかは、人によって異なります。もし、化粧品を使って肌に異変が起きた場合はすぐに使用を中止して様子をみましょう。症状がおさまらない場合は、使用した化粧品をもって皮膚科を受診し、パッチテストなどの検査を受けましょう。肌が乾燥したり湿疹があるときは、肌は刺激を感じやすくなっています。化粧品にはいろんな成分が配合されていますが、なるべくシンプルな成分でできた製品を選ぶと、化粧品による肌トラブルを起こしにくいことや刺激となる成分を探しやすくなります。<参考文献>・アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016年版(日本皮膚科学会)・日本アレルギー学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン監修:篠原三秀
2018年06月28日生まれたての赤ちゃんのからだって、いろいろと不思議だらけですよね。生まれたばかりの赤ちゃんの疑問について、いろいろ調べてみました。なんで?どうして?生まれたての赤ちゃんはこうなってるよQ1.頭のてっぺんがぶよぶよと柔らかいのはなぜ?→赤ちゃんの頭は5枚の平たい骨が組み合わさっていて、産道を通るときに頭蓋骨の骨と骨を重ね合わせて、頭のサイズを小さくして産道を通ってでてきます。ぶよぶよと柔らかい部分を大泉門(だいせんもん)といいます。頭蓋骨の発達がまだ十分でないためにできるすき間で、ひし形をしているそうです。だいたい2歳過ぎには閉じるので、心配しないで。そしてあまり触りすぎないようにしましょう。Q2.手がWで足がMなわけって?→上半身、両腕を曲げたW型なのはさまざまな説があると言われています。・リラックスしてる・内臓の動きを助けるため・体温調節してる・頭が大きいからバランスをとっているなどなど。下半身の足を曲げたM型(カエルみたいな足)はとっても大事で、赤ちゃんのその後の成長や発達を阻害せず、順調に運動機能を育てる為だそうです。赤ちゃんの抱っこで危険なのは、股関節や膝関節が伸びた状態や、赤ちゃんの膝が閉じた状態のような姿勢で固定される抱っこによる、股関節脱臼。股関節脱臼とは骨盤と大腿骨をつなぐ関節(股関節)が外れた状態のことを言います。人間工学に基づいたビョルンの新シリーズoneは「国際股関節異形成協会」から、股関節に安全とのお墨付きの抱っこひも。日本人に合わせた設計で新しくデビューしたので、是非チェックしてみて!Q3.骨が柔らかいのはなぜ?→赤ちゃんの手足の細かい骨は、まだ骨化していないため、柔らかい軟骨状態。レントゲンにも映らない部分があるそう。ですから、抱っこするときは、そっと優しく抱っこしてあげましょうね。Q4.へその緒はいつとれる?→胎盤から栄養をもらっていたへその緒は、その役目を終えると出産後すぐに切られます。そして1~2週間ぐらいで自然にぽろっと取れますよ。Q5.蒙古斑はいつとれますか?→中国人や日本人など、モンゴロイド人種の赤ちゃんには背中やもも、おしりなどに蒙古斑と呼ばれる青灰色のあざがあります。成長とともに薄くなって、6~7歳ころまでには消えるそうです。見逃せない! 0~1ヶ月ごろの赤ちゃんの成長記録1ヶ月ごろの赤ちゃんは一日の大半を眠って過ごしているようでも、抱っこしてもらったり、いろんな音を聞いて、日々小さな体験を積み重ねて成長しています。目は視力0.02くらいで近くのものはぼんやり見えるように。一番焦点が合う距離は20~30㎝と言われています。耳は妊娠中から聴こえていて、羊水のなかと聞こえ方は違ってもママの声やからだの音はよーくわかっています。鼻は、生まれたときから大好きなママのにおい(おっぱい)を区別するような、特別な本能をもっているそうです。口は、教えてもらわなくても、ちゃんとおっぱいが吸えます。口の周りに乳首が触れると反射的に口を向けて吸い付くことができるんです。手はぎゅーっと握っています。手のひらにものが触れると反射的に握ろうとしますが、意図的に持てるようになるのは半年ごろです。赤ちゃんの発達やしくみがわかると、子育てももっと楽しくなりそうですね。たくさん遊ぼう♪我が家の触れ合い遊び生まれたての赤ちゃんですが、我が家ではこんな触れ合い遊びをしています。ぽ〜っとした反応や、赤ちゃんらしい表情が見られるのも今だけ!見逃さずに日々過ごしたいです。【おしゃべり】赤ちゃんが「あ~う~」と声をだしたら、「あ~う~そうなの~」「おなかすいたのかな?」「○○だよね~○○ちゃん」などなど、たくさん話しかけています。すると「う~」とちゃんとお返事してくれるんですよ。赤ちゃんもお話しが好きなんですね♡【いっちにー体操】仰向けで両足を持って「いっちにー」と優しく曲げたり、伸ばしたりして交互に動かしてあげると笑顔に。でも、兄ちゃんたちのビリビリ体験の方がお気に入り。【つんつん、とことこ、こちょこちょ、ぶーん】赤ちゃんのほっぺをつんつん。お腹をこちょこちょしたらり、ひとさし指となか指でトコトコしたり、おくるまでぶーんとするとじーっと見つめてニャーっとします。ボールでころころするのもおススメですよ。ママやパパ、家族とたくさんのスキンシップで、赤ちゃんの五感を刺激してあげましょう。
2018年05月11日乾燥肌?敏感肌?普通肌?…自分は、“何肌”かわからないという方も多いのではないでしょうか。しかしとあるいくつかのポイントさえ知っておけば、自分の肌質がわかってしまうもの。今回は今日からすぐできる「セルフ肌質チェック」のやり方をご紹介します。自分の肌が“何肌”かよくわからないまま、普段からスキンケアアイテムを選んでいませんか?しかし自分の肌質を明確に知ることによって、普段のアイテム選びも楽々になりますし、自分の肌がグンッと美しくなることも可能なのです。肌質にはいくつか種類があり、それに合わせて普段から肌に使うものをチョイスしてみると、みるみる美容が楽しくなるはず。あなたは何肌?肌質の種類を知っておこう!肌質もいろいろとあり、その人の生活習慣などによって、季節ごとに変化することもあります。①普通肌比較的、カサカサすることもなく、ベタつくこともなく普通の肌と言える肌質のことです。肌悩みはそれほど少ない方で、肌のキメが整って、しっとりしている状態のことを指します。もちろんこの普通肌の人でも、乾燥が気になる秋以降になると、肌の乾燥が気になってしまうこともありますが、基本的には肌トラブルもなく、正常な肌質だと言えます。②乾燥肌肌がつっぱるような感じがし、肌が乾燥している状態の肌質です。さらに肌の水分量が少ないことから、目尻や口周りの小じわが目立ってしまう方もいます。Tゾーンにも潤いがない状態で、この乾燥状態がひどい場合は、粉がふいてしまうほど乾燥する方もいます。③脂性肌全体的にべたつきが目立ち、脂っこいのが特徴です。比較的毛穴が大きめで、化粧崩れがしやすいと言われています。しかしこれは、肌内部が乾燥しいるけれども、外側が脂っこい“インナードライ肌”の場合もあります。④混合肌肌のパーツによっては、べたついたり、乾燥していたりする肌質のことです。べたつき、カサカサが合わさっている肌で、部分的なケアを取り入れることでこの混合肌を柔和させることができます。日頃から取り入れたい“セルフ肌質チェック”って?そこでおすすめなのが、セルフ肌質チェック。「自分が何肌かわからない!」という方こそ取り入れてほしいのです。皮脂量をチェックしてまずは顔全体の皮脂の量をチェックします。特に皮脂の量が多いとされている、Tゾーンをまずは指の腹で触ってみましょう。肌触りがしっとりしているのであれば、脂性肌・混合肌ではない状態。逆にべっとりしているのであれば、脂性肌・混合肌の可能性が高くなります。皮脂量が多くべたつきが気になる場合は、使用するスキンケアアイテムをさっぱりタイプのものにし、できるだけべたつきが気にならないようなケアを取り入れてみるといいでしょう。水分量をチェックして次に肌の水分量をチェックしてみましょう。水分量は、顔の中でももっとも皮膚が薄い目周り、“目の下”がわかりやすいとされています。指の腹で優しく触れてみて、カサカサ感を感じたり、みずみずしさが無い状態の時は、乾燥肌に近いとされます。逆に、皮脂をチェックした際にべたつきが気になったのに、目の下はカサカサしているとなれば、これも混合肌の可能性が高いです。肌がすぐにカサカサしてしまう場合は、しっとりタイプのスキンケアアイテムを使用して、できるだけ保湿を意識したケアを取り入れてみましょう。“セルフ肌質チェック”以外で調べる方法は?今回ご紹介した、セルフ肌質チェック以外でも、さまざまな方法で知ることができます。美容皮膚科で行われる「美肌ドック」美肌ドックは、“肌の健康診断”に近いものです。美容皮膚科の専門医が、肌の調子などをチェックしてくれるもので、肌質だけではなく、目では見えないような肌トラブルや、これから起こるかもしれない肌トラブルまでチェックすることができます。美肌を保ちたい、セルフチェックだけではなく、専門家に頼んでみたいという方にはおすすめです。コスメカウンターで美顔器を使用する最近では自分でも使うことのできる美顔器もありますが、コスメカウンターに足を運んで美容部員さんに見てもらう方法もあります。その際に数値をまとめた用紙もいただけたり、その人に合ったおすすめのスキンケアアイテムをご紹介していただけるので、自分の肌質に合ったアイテムを探していたという方にとってはおすすめです。もちろん自分でも簡単に肌質をチェックすることができますが、これらの肌質チェック方法もありますので、自分に合ったやり方を選ぶといいでしょう。乾燥肌、敏感肌、普通肌…。「自分は何肌?」と悩んでしまって、ついつい使用するスキンケアアイテムも適当になりがちだという方もいるのではないでしょうか?しかし、肌質を改めて知ろうとしてみたり、自分の肌質に合ったスキンケアアイテムを使用することによって、自分が心地よいと思えるような肌質、そして美容を楽しむことができるでしょう。今回はあくまで自分で行う、肌質チェック方法をご紹介しましたが、時にはプロの手を借りてチェックしてみるのもいいのかもしれませんね。ぜひ今回ご紹介した“セルフ肌質チェック方法”を参考にして、日頃の肌ケアに取り入れてみてくださいね。
2018年03月25日「保湿ケア」という言葉は、30歳をすぎてから特に意識するものではないでしょうか?産まれたときは誰でもプリプリの赤ちゃん肌だったのに、加齢と共に失われていく潤いやハリツヤ……。これは、年齢と共に「体内の水分量」が低下することに加えて、お肌を過度に甘やかしてしまうことが原因である可能性も。エイジングケアとして、お肌に不足しがちな栄養素を補ってあげることはとても大切です。しかし、お肌を「保湿しすぎる」ということに関しては、やりすぎることで返って「お肌が本来持っている力を弱めてしまう」ことにつながる可能性が……。そこで今回は、30歳以降のエイジングケアに最適の「保湿方法」と合わせて、保湿しすぎることで引き起こるデメリットを詳しくご紹介します!保湿しすぎると肌はどうなる?肌には本来、「自らが潤う力」が備えられていることをご存知でしょうか?肌には「皮脂膜」「天然保湿因子」「角層細胞間脂質」という潤いを保つ3つの分泌物がありますが、これら3つの分泌物が正常に分泌されることにより、私たちの肌は潤いを保つことができています。そしてなにを隠そう、保湿のしすぎは上記3つの分泌物のなかでも特に「天然のクリーム」と呼ばれている、皮脂膜の分泌量を減らしてしまうケースもあるんです!皮脂膜の気持ちになって考えてみると……「保湿剤たっぷり塗られてるから、私は分泌しなくても大丈夫そうね〜♪」といったところでしょうか。また、皮脂膜というのは汗と皮脂が混ざり合ってできたもので、分泌が少なすぎると乾燥を招き、逆に分泌が多すぎるとニキビの原因になるという繊細な存在でもあります。肌を快適に保湿するためには「多すぎず少なすぎず」の、適度な皮脂分泌が必要になってきますよ◎(それが一番難しかったりするんですけどね!)こういったお肌の基本的な働きを無視して、「クリームをべったり塗る」「肌質に合わない保湿剤を使う」といった保湿しすぎケアを続けていると……・肌本来の潤う力が弱くなる・皮脂膜が分泌されなくなる・保湿剤をたっぷり使わないと満足できなくなる・肌の機能が低下する・皮脂分泌量の乱れから肌荒れが引き起こされる・肌がどんよりするなどといった症状がお肌に現れてしまう可能性もあります。実際に、「保湿のしすぎには気をつけましょう!」と積極的に注意を促している皮膚科医もいるほどですので、やはり保湿しすぎはお肌にとって「いいことなし」といえるのではないでしょうか。保湿しすぎによるデメリットとはここでは、保湿しすぎによるデメリットを5つご紹介します。ニキビができやすくなる上記でもお伝えしたように、保湿をしすぎることで皮脂の分泌量が乱れることもあります。過剰分泌された皮脂は「ニキビの原因となるアクネ菌の餌」となってしまうため、ニキビができやすくなってしまいます。元々ニキビができやすい人であれば、なおさら「保湿しすぎのケア」は危険です!毛穴トラブルの可能性が増える毛穴が開きがちな肌質の人にとっては、保湿しすぎケアによって「毛穴の開きがひどくなってしまう!」なんて場合もあります。その原因は、開いた毛穴に保湿剤が入り込んでしまうから!過剰な油分は「毛穴トラブルの天敵」という観点からみても、使用する乳液やクリームの量は適量を守り、最低限の使用量に留めたいところです。肌がかゆくなる保湿のしすぎによって「肌がかゆくなった」という口コミが挙がっていますが、これは過剰保湿が原因で肌の機能が低下し、カビや細菌などの影響を受けてしまっていると考えられます。背中ニキビの原因でもある「マラセチア」というカビは、油分や皮脂を餌に繁殖してかゆみや肌荒れを引き起こします。保湿剤でベタベタになっている顔面は、カビにとって「まさに格好の餌食」となってしまうんです!たるみにつながる?「え?たるみを解消するために保湿するんじゃないの?」と思った皆さん、正解です◎確かにたるみを予防するために、保湿ケアは欠かせません。しかし、過剰に保湿をしすぎてしまうと「肌本来の力が低下しやすくなる」ということを忘れてはいけません。たっぷり保湿でその場の乾燥をしのぐことができても、肌本来の力が低下してしまえば、重力にどんどん負けていってしまうでしょう。皮膚炎の発症「酒さ様皮膚炎(しゅさようひふえん)」という皮膚炎は、保湿のしすぎによって発症する代表的な皮膚炎のひとつです。皮膚が赤くなるだけでなく、顔中にニキビが発生するという特徴があるもの。保湿のしすぎを長期間続けることで、このような皮膚炎をも招いてしまうということは、いかに保湿のしすぎが「肌のバリア機能を低下させる」ことにつながっているのかがわかりますね!あなたはいくつ当てはまる?保湿しすぎのセルフチェック・顔面がベタベタになるまで保湿剤を塗っている・化粧水の直後に保湿剤をつけないと乾燥してくる・顔全体に乳液やクリームを重ね付けしている・1年中こってりとしたテクスチャーの保湿剤を使用している・化粧水、保湿剤共に「超しっとりタイプ」を使用している・顔が赤くなりかゆみがでている・保湿をしっかりしているのに肌の調子が悪いと感じる上記のチェック項目に当てはまる数が多いほど、保湿しすぎの可能性があります!また、手の甲を頬につけてみましょう。手を離すときに「頬が手に吸い付く」といった状態であれば、あなたのケアは「過剰保湿」になっているかもしれません!30代以降こそ”肌を甘やかさない”保湿ケアを!乾燥が進んでくると、ついつい「こってり保湿」をしてしまいがちな30代以降の女性ですが、ここはぐっとこらえて「最低限の保湿ケア」を徹底させてみませんか?かという私も、実は最近まで「保湿しすぎ」のために肌トラブルを引き起こしていたひとり。とろみのある化粧水を重ね塗りした後は、顔面がベタベタになるまでワセリンを塗りたくっていました。しかし、保湿のしすぎが肌を甘やかすことにつながると知り、思い切って化粧品を見直すことに。私の選んだ化粧品は、皮膚科医協力の元で開発されている「CLINIQUE」です♡CLINIQUEの基本的な肌ケアは、「洗顔→拭き取り化粧水→乳液」という3ステップで、初めは「物足りないなー」「ちゃんと保湿できてる?」と不安になっていましたが……。3ステップを2週間も続ければ、驚くほどに「お肌が自らの力で潤っている!」と実感できるように♪ちなみに「保湿のしすぎはよくない」「肌を甘やかしてはいけない」と散々お伝えしてきましたが、目元だけは例外です!目元の皮膚はその他の皮膚と比べて極端に薄く、「自らが潤う力」があまり備わっていません。そのため「たるみ」「しわ」「まぶたのくぼみ」などという加齢に伴う現象は、放っておくと深刻化する一方です!顔全体の保湿は最小限に留めて「甘やかさないケア」を、目元には栄養素たっぷりのアイクリームなどで「甘やかすケア」といったメリハリが、30代以降の輝くお肌をサポートしてくれるはず♡参考:大塚製薬、NIKKEI STYLE
2018年03月24日美しくありたいと毎日メイク&クレンジングで肌をこする…では肌がお疲れモードになってしまいます。肌が本来持つ底力を引き出すために、肌にも休息日を作りましょう。とはいえ「肌を休めるならすっぴん!」というのはNG!お休みメイクや肌休日の過ごし方をCHECKして、今週末から実践してみましょう。肌を休めるってどういうこと?メイクもビジネスマナーの一つ。「仕事の日はしっかりメイク」という女性も多いのではないでしょうか?疲れて帰宅すれば、おざなりなクレンジング、雑な洗顔、急ぎすぎのスキンケアになってしまうことも。ウィークデイの疲れを癒すために、のんびりすごして体や心をリラックスさせるように、肌にもリラックスタイムを作ってあげましょう。肌に必要以上の刺激を与えず過ごすので、肌休日(または肌休め)と言われています。スキンケア・メイクともに最小限に。「洗いすぎ」「肌のこすりすぎ」「肌にのせすぎ」を防いで、ターンオーバーの乱れ・バリア機能の低下・乾燥・しみ・しわの原因になる肌摩擦を減らします。週末に肌をリフレッシュさせて、しなやかな美肌に整えましょう。肌を休めるからとすっぴんはNG!「肌休日?ならすっぴんで過ごせばいいのね。楽でいいわ」というのはNGです。紫外線量増加・大気汚染・ブルーライトと肌トラブルの原因はあちこちにあります。肌のうるおいを守るスキンケアとUV対策はきちんと行いましょう。室内にいるからと油断も厳禁。窓からも紫外線は入ってきますよ。最低限、日焼け止めは塗ってくださいね。肌休日はこう過ごすすっぴんで過ごす・スキンケアをなにもしないなど間違えた肌休日を過ごした結果、肌荒れや乾燥、老化を加速させてしまうことも。基本のやり方をCHECKしておきましょう。徹底保湿でうるおいを守る肌はさまざまな外的ストレスにさらされています。うるおい不足の肌はバリア機能が正常に働かず、ダメージを受けやすくなってしまいます。洗いすぎない・こすりすぎない・のせすぎないを基本に、保湿に視点を置いたスキンケアを行いましょう。洗顔後は化粧水とクリーム(またはオイル)のみのシンプルケアにするのがベター。肌が欲しがるだけ、じっくりハンドブレスで化粧水をなじませましょう。クリームの使用量は、メーカー推奨量を基本に、自分の肌の状態を観察して決めます。本来、皮脂は自家製の保湿クリームのような存在です。ターンオーバーが正常に行われバリア機能が整った肌は、適量の皮脂が分泌されると言われています。皮脂の量はどれくらいか、乾燥している部分はどこかをCHECKしてクリームをぬりましょう。エアコンなど乾燥しやすい環境下や秋冬の乾燥時期は、加湿器を活用して部屋の湿度を保つようにしてくださいね。クレンジング不要のメイクを休日で突然人が訪ねてきたり、ちょっとコンビニまでという際に日焼け止めだけでは……という人は「お休みメイク」を取り入れましょう。いつも通りのメイクでは、肌をいたわることができないので、肌にやさしいメイクアイテムをCHOICEしてくださいね。クレンジング不要のアイテムが基本です。リキッドやクリームファンデーションは、肌への密着度が高く負担になりやすいので、パウダーファンデーションやフェイスパウダーがおすすめです。紫外線吸収剤不使用のUVアイテム軽いつけ心地のミネラルファンデーションやフェイスパウダー女子力UPに色付きリップ筆者も肌休日を行っていますが、クレンジング不要のアイブロウが意外に少ないと感じています。石けんで落とせるブラウンのアイシャドウをパウダーアイブロウの代わりにしています。普段お使いのアイブロウを使う場合は、洗顔前に植物オイルをなじませてコットンで優しく拭き取るなど、工夫しながら肌休日を楽しみましょう。徹底的に肌休め!プチ肌断食プログラム「肌断食」という言葉を聞いたことがありますか?その名の通り、石鹸で洗顔後は一切肌に何もつけない美容法です。洗いすぎ・こすりすぎ・のせすぎを徹底的に減らし、肌が本来持つ底力を引き出すと言われています。この美容法で肌がきれいになったという人もいますが、肌がボロボロになってしまったという人もいます。また、効果を実感するまでに長い時間がかかるため、挫折する人も多いようです。そこで、おすすめなのが数日間の「プチ肌断食」です。プチ肌断食は、自分の肌の状態ときちんと向き合う機会にもなるので、ライフスタイルに合わせて取り入れてみてくださいね。プチ肌断食のやり方金曜の夜から日曜の夜まで行うのが〇。ですが「何が何でもやらねば」と無理をするのは肌にも心にもストレスになってしまいます。肌の状態と相談しながら行いましょう。夜のスキンケア純石鹸で洗顔スキンケアはお休み金曜日の夜のみ、乳液タイプまたはクリームタイプのクレンジングでメイクをオフします。乾燥が辛い場合は、植物オイルやワセリンを薄く塗ってもOK。朝のステップ皮脂の分泌量や乾燥状態をCHECK純石鹸で洗顔(皮脂を取り過ぎない)植物オイルやクリームを薄く塗る日焼け止めを塗る肌休めに+αで取り入れて自分にぴったりの美容法・スキンケア方法を取り入れても、体のメンテナンスができていなければ十分な効果が得られません。栄養バランスの良い食事美容・健康の基本のき。平日は仕事が忙しく、外食やコンビニで不摂生な人は、特に気にしてほしい項目です。和食を中心に、消化の良い食事で胃腸を休めるのも良いでしょう。リラックスタイムを作るストレスは美肌にとって大敵と言われています。仕事や家事など「〇〇しなければ」と考えず、ぼーっとすごす時間を作りましょう。良質な睡眠「夜10時から深夜2時は睡眠のゴールデンタイムで美肌に良い」という説があります。成長ホルモンによる肌の新陳代謝が活発に行われる時間で、シンデレラタイムとも言われていますね。ですが、この時間に眠ることより大切なのは「睡眠の質」です。就寝前のスマホやPC、TVは安眠を妨げるので注意。食事も眠る2時間前には終わらせておきましょう。「〇〇しすぎ」ないで肌を整えよう週末肌を休めたからと言って、劇的な変化や効果はありません。ですが、少しずつ続けることが大切です。たとえば、クレンジングを3日間行わなければ、1ヶ月で3回×4週=12回肌をこする回数が減ります。それが1年、5年、10年と積み重なったらどうでしょう。肌休日を行うのと行わないのでは、肌をこする回数は雲泥の差です。急がず焦らず、のんびりした気持ちで美肌を育てていきましょう。洗いすぎない・こすりすぎない・肌にのせすぎないの3原則を守って、肌の土台を整えましょう。
2018年03月10日オムツは赤ちゃんが産まれて最初に必要になるもの。でも、たくさんあってどこのブランドがいいのか全くわからず、妊娠中すごく悩みました。赤ちゃんの肌に直接触れるものだからこそ、こだわりたいですよね。私はおなじみのメーカーから海外製のものまで5種類のオムツを使用してきたので、今回はその比較をしてみました。初めてオムツを用意するときや買い替えを考えているときに参考にしてみてください。試したオムツは5ブランド!①妊娠中に用意していたオーガニックオムツ「セブンスジェネレーション」②産院で使っていた「パンパース」③キャンペーン企画でいただいた「メリーズ」④国産オーガニックオムツ「ナチュラルムーニー」⑤ティッシュのエリエールでおなじみのブランドのオムツ「グ~ン」海外セレブの愛用者も!オーガニックのオムツseventh generation (セブンスジェネレーション)は、海外セレブなども愛用していると話題の輸入紙オムツ。まず、妊娠中に用意したのは、このセブンスジェネレーションでした。こちらはアメリカの紙おむつで、洗剤やトイレットペーパーも取り扱っているブランドのものです。産まれたばかりの赤ちゃんに使うのだからとオーガニック素材を探していて、みつけたのがこちら。オーガニックが一般的なアメリカのものなら安心だし、無添加・無漂白が気に入って購入してみることに。大手ネット通販サイトよりもお手頃価格の、ベビー用品セレクトショップサイトで購入しました。新生児用を購入したのですが、オムツ自体は薄くて小ぶりです。肌触りは、固すぎず柔らかすぎず。使ってみると漂白をしていない生成色のため、おしっこの色が少しわかりにくい部分がありました。新生児期はまだまだ色がわからないと不安なので、他のオムツも検討することに。産院で使っていたのは…産院で使っていたオムツなら肌荒れの心配もなく安心なので、セブンスジェネレーションの次は「パンパースはじめての肌へのいちばん」を使っていました。昔からCMなどで有名だったのもあって2袋使ってみたのですが、横漏れがあるのが気になるときがありました。肌触りは、少しごわついた質感。新生児用が小さく感じてきたのをきっかけに、別のオムツも使ってみることにしました。触り心地の柔らかさにビックリ!次に使ってみたのは、妊娠中にキャンペーン企画でいただいていた「メリーズ」。最初に開けたときは、触り心地の柔らかさにビックリしました。ただ息子には少し小さすぎたのか、漏れがありました。肌触りは、一番柔らかくフワフワという感じでとてもよかったです。日本製オーガニックオムツも◎日本製のオーガニックオムツも試してみたくて「ナチュラルムーニー」を使い始めました。オーガニックオムツでも表面は白くて、おしっこの色もちゃんとわかりました。ただ少し蒸れがちに…。肌触りは、パンパースより柔らかくメリーズより固めで、セブンスジェネレーションより固い印象でした。我が家は、漏れない、肌荒れ知らずのGOO.N (グ~ン)に決定!いろいろなオムツを少しずつ試したなかで、次は有名なティッシュのエルエールを扱っている、大王製紙のオムツなので「グ~ン」を購入してみることに。嵐の松本潤さんがCMをしていた印象が残っているママも多いのでは?オムツの外側に、日本初のふわさらメッシュシートを採用して蒸れないを実現。グ~ンは吸収率がよく、夜も漏れがありません。夏でも蒸れることがなく、おしりもサラサラで肌荒れにもなりませんでした。肌触りは、パンパースより柔らかくメリーズより固め。テープタイプの他にパンツタイプもあるので、動きたくてあおむけになっていてくれなくなった赤ちゃんにも◎我が家はいろいろ試してみた結果、Sサイズからグ~ンを使い続けています。どのオムツがいい?まとめ我が家は『肌触りが良いか』、『漏れがないか』、『蒸れないか』、それと毎日使うものなので『コストパフォーマンス』も考慮してオムツを選びました。結局、吸収率がよく漏れることがほとんどないのと、夏でも蒸れることがなくお肌サラサラを保っていられるグ~ンに決定。グ~ンは買うショップによって1袋に入っている枚数が異なります。ドラッグストアでは84枚、赤ちゃん用品専門ショップだと90枚、おもちゃ屋系ショップだと104枚と結構違います。そして、実店舗ではグ~ンのテープタイプを置いているお店は限られています。まず、確認してみてくださいね。オムツはブランド毎に使い心地が違い、月齢によって合うサイズも変わってきます。横漏れするなぁ〜とか、蒸れるなぁ〜と感じたら違うブランドを検討してみてはいかがでしょうか。
2017年09月16日生まれたばかりの赤ちゃんには、不思議な力がいくつかあります。ふとした瞬間にニコッと笑ったり、赤ちゃんの手のひらに指を入れるとギュッと握ったりする可愛い動作は『反射』によるものです。赤ちゃん特有の反射はやがて消えていくものなので、期間限定の動作になります。生まれてから赤ちゃんがするという◎◎反射を、まとめてみました。一瞬しか見られない可愛い動作なので、見逃さないように気にして見て下さいね♡◇モロー反射ちょっとした物音やヒヤッとする感触、眩しい光などに驚き、突然、手足をビクッとさせ、何かに抱きつくような動作のことです。赤ちゃんの意思とは関係なく反応するので、この反射によって寝かしつけに苦労したママも多いのではないでしょうか?息子の場合は、掃除機やテレビの大きな音よりも食器棚を閉める音、新聞紙をめくる音、咳やくしゃみなどのわずかな音によく反応していました。モロー反射は生後すぐから始まり、首が座る頃には見られなくなると言われています。◇吸啜(きゅうてつ)反射目で確認しなくても、口の中に乳首などが入ってくると吸おうとする動作のことです。この反射のおかげで赤ちゃんは、上手にオッパイやミルクを飲むことができるのです。赤ちゃんの上唇に指を近づけると、吸い付くような仕草をするので是非やってみて下さい!◇新生児微笑(エンジェルスマイル)赤ちゃんがふとした瞬間に笑っているように見えたり、眠っているときも嬉しそうな笑顔を見せることがあります。この笑顔は本能による微笑みなので、本当に赤ちゃんが楽しいと思って笑顔を見せているわけではないのです。「お世話をしてね」、「可愛がってね」と周りの大人を釘付けにするための微笑みだと言われています。◇把握反射赤ちゃんの手のひらに大人の指を入れるとギュッと握る動作のことです。新生児期から3ヶ月頃まで見られます。足の指先に触れても手のひらと同様、足の指を折り曲げる動きをします。◇引き起こし反射両手を持ってゆっくりと上体を引き起こすと、首が座ってない赤ちゃんでも、ちょっと頭を引き起こす動きを見せる動作のことです。産後の一ヶ月検診などで、引き起こし反射をされたベビーも多いのでは?◇ハンドリーガード生後2〜3月の赤ちゃんが自分の手を顔の前にかざして、じっと眺めている動作のことです。赤ちゃんが自分の身体を認識し始めたという証拠になります。自分の手をじーっと眺めて、動かしてみたり、舐めたりすることで、手が自分の身体の一部であることを認識していきます。◇足踏み反射生まれたばかりの赤ちゃんの両脇を支えて歩かそうとすると、片足ずつ前に出したり、体を前に倒したりして歩こうとする動作のことです。◇パラシュート反射生後9〜10ヶ月頃を過ぎた頃に、赤ちゃんをうつ伏せの状態で抱き上げ、頭を下にした状態で下降させると、手を広げて身体を支えようとする動作のことです。この反射があることで、姿勢や動作がスムーズになり、転んだときにとっさに手を付いて身体を守ることができるようになります。ほんの一瞬!成長すると見られなくなる反射を楽しんで初めての子育てだとなかなか楽しむ間もなく時間が過ぎていきがちですが、 今だけの可愛い赤ちゃんの動作を見逃さないよう、ぜひ堪能して下さいね♪
2017年08月14日息子は現在9ヶ月。私自身が敏感肌なこともあり、お肌のお手入れには赤ちゃんのときから気を使ってきました。今回は、赤ちゃんを持つママやこれから赤ちゃんを迎えるママに、夏のベビーのお肌ケアについてシェアさせてください。夏こそ、保湿ケアを!赤ちゃんの肌は何もしなくてもツルツルというイメージですが、実は思春期の中学生のお肌ぐらい敏感。そのため赤ちゃんには保湿することがとても大事になってきます。また、赤ちゃんはまだ体温調節機能が未熟です。暑い季節、外では汗をかき、室内はエアコンで乾燥するので赤ちゃんのお肌ケアはますます大切になってきます。我が家では、月齢や季節、シーンに分けて保湿クリームを使い分けることで赤ちゃんのお肌をツルツルに保っています。肌荒れがあってもちゃんと洗う!肌荒れがあるときには、なるべく洗わない方がいいのでは…と思いがちですが、ちゃんと洗って清潔にしてあげる方が良いです。我が家では、お風呂ではエルバビーバの固形ベビーソープを愛用中。液体のボディソープも考えたのですが、できるだけ赤ちゃんの肌に負担がかからない固形石けんにしました。 エルバビーバのベビーソープは、オーガニックの植物由来の洗浄成分でしっとり保湿しながら洗い上げてくれます。大切なのは、お風呂上りの保湿ケア!お風呂上りには、すかさず保湿が基本です。この時には、ヘパリン類似物質のローションを体全体につけています。そして、荒れやすいお尻にはベビーワセリンを塗っています。そのほか、お肌の調子によって、いろいろなものを使い分けています。オムツかぶれや汗で少し荒れている部分がある場合は、亜鉛華軟膏をつけます。亜鉛華軟膏はお顔以外には使える万能薬です。エルバビーバのローションは日中、手足など冷房で乾燥しているときに薄く延ばしています。ベビーワセリンなどの白色ワセリンの精製度をさらに上げたプロペトは、お顔周りのケアにも◎。お食事などの前にお口の周りに薄くつけてあげることで、荒れやすい口周りを保護してくれます。荒れやすいおしりには、特別なケアをオムツ替えのときは、コットンに水をしみこませておしりを拭くようにしています。そのため普段からおしりもツルツルです。おしりについた水気が気になるときは、鼻セレブなどの柔らかいティッシュでオフ。夏は特にオムツによる蒸れが気になる季節なので、荒れやすいおしりはなるべく優しいもので丁寧にケアするようにしています。清潔にすること・保湿をすること大切なベビーだからこそ、少しでもお肌が荒れていると心配になってしまいますよね。できるだけお肌が荒れないように予防をして、荒れてしまったらこまめにお手入れしてあげること。保湿の使い分けと、丁寧なケアでこの夏を乗り切りましょう。
2017年08月13日