石原さとみ主演×「逃げ恥」の脚本家による法医学ミステリードラマ「アンナチュラル」が2018年1月12日より毎週金曜日22時~TBSにて放送がスタートする。物語の中心を担う、石原さとみ、井浦新、窪田正孝が放送開始を前に取材に応じた。本作は、「リバース」「Nのために」「夜行観覧車」といった湊かなえ原作のドラマの新井順子プロデューサー×演出・塚原あゆ子のタッグが、「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本家・野木亜紀子を迎え、オリジナル脚本で制作される1話完結型の法医学ミステリー。石原さんが演じる三澄(みすみ)ミコトは、新設された「不自然死究明研究所(UDIラボ)で働く法医学解剖医で、死因究明のスペシャリスト。クセの強いメンバーたちと共に毎話、様々な不自然死(アンナチュラル・デス)の謎に挑む。今回、TBSの連ドラ初主演となる石原さんだが「気を張らず自然体でいられる主演です」とリラックスした表情。「脚本もそれぞれのキャラクターが際立ってて、スタッフさんも自分の持ち場の仕事を懸命にこなし、俳優を俳優部として扱ってくれる職人気質の方ばかり。自分の役のことだけを考えて生きていればいい、“真ん中”にいることを忘れさせてくれる現場です」と語る。合理的な性格で、無駄に争うよりも頭脳と笑顔で切り抜けたいという考えのミコトだが、一方で人の“生の権利”が脅かされることに猛烈に反発する。話が進むにつれて彼女が抱えるものも明らかになっていく。石原さんは「陰の部分もある」と明かし「『今日をちゃんと生きられたら』というたくましさを持ちつつ、哀しみもあるからこその強さや優しさも持っている。穏やかで柔らかく、優しい中で、強い部分を見え隠れさせることができれば」と語る。井浦さん演じるミコトと同じ法医学医・中堂は、石原さんが「とにかくヒドイ!態度が悪すぎる(苦笑)」と言うほど、口も態度も最悪な男。ただ「中堂も過去に大きな喜びと悲しみを持っている。その反動でいまみたいな態度になっている」とは井浦さんの弁。「扱いづらいクレイジーな男に見えても、その中に大きな悲しみを携えて生きているのを感じます。現場は風通しがよく、セリフも軽快だけど、その中でしっかりと重く、人の心を刺すような言葉が散りばめられています」と明かした。窪田さんが演じるのは、ミコトの班の記録員のバイト医大生・久部六郎。医療の専門用語が飛び交う本作にあって「視聴者目線の部分があるキャラクター」(窪田さん)。だが、もちろんそれだけにとどまらない。「六郎なりにミコトの過去を知っていくし、中堂ともちょっとずつ接点が増えていき、後々にいろいろあります」とのこと。また、3人とも現場で驚きと新鮮さをもって受け止めたというのが、ほかの作品とは全く異なるという独特の演出。通常、ある人物がセリフを話していたら、相手が言葉を重ねることもないし、ましてやエキストラがワイワイと騒ぐなどありえないことだが、本作ではそういうこともお構いなしに進んでいくという。石原さんは「エキストラのみなさんが話していていい現場って初めてです。雨の音、エキストラの声、足音、叫び声とか…大がかりなシーンほど、それが活きて、ダイレクトにリアルさが伝わると思います。居酒屋での会話のシーンでも、後ろがサッカーで盛り上がってて、うるさくてリアルに(相手の言葉を聞き返して)「え?」とか言って、(距離を)近づけて…(エキストラの人々が事前に)練習した? って思えるような感じで、ゾワッとしました」とふり返る。さらに、石原さんは「塚原さんが、ある俳優さんに『お芝居がうますぎます。伝わり過ぎるので、もう少し伝わらない芝居をしてくださいっ』って指示してて…。『芝居しなくちゃいけないけど、伝わらなくていいです』って。え?どっち(笑)?」と驚きを口にすると、井浦さんも「僕も『もっとやらないでください』って言われました」と明かす。「無理しなくていいし、言えないセリフは言わなくていい。何も頑張らなくていい」(石原さん)という現場で、まさに冒頭でも語っていたように、肩ひじ張ることなく現場で役として生きているよう。「これまで、自分が前に立つ作品が多かったけど、今回は(視聴者が)作品を見て、役柄が残ったら嬉しい。わかりやすくいうと、私がTwitterのトレンドのトップに来なくていい。そういう作品をやりたかったし、無理せず、責任感とか全くなく(笑)、仕事冥利に尽きる現場です!」と満面の笑みを浮かべ、これまでにない不思議な“手応え”を口にした。金曜ドラマ「アンナチュラル」は2018年1月12日(金)よりTBS系にて放送開始。(初回15分拡大)(text:Naoki Kurozu)
2017年12月20日2016年10月にスタートし、「ムズキュン」「恋ダンス」などのキーワードとともに一大ブームを巻き起こした「逃げるは恥だが役に立つ」が、12月31日と1月1日に全話一挙放送されることが決定した。海野つなみの同名漫画を原作にした本作は、「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」の主人公・森山みくり(新垣結衣)が、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)と「仕事として」契約結婚。「夫=雇用主」、「妻=従業員」の雇用関係で恋愛感情を持たないはずが、「毎週火曜はハグの日」などルールを決めながら同じ屋根の下で暮らすうち、妄想女子とウブ男は徐々にお互いを意識し出す…という社会派ラブコメディとして大人気に。新垣さん、星野さんの初共演もあり、放送開始前から注目度は高かったが、放送がスタートすると公式ホームページの閲覧数は1日で100万ページビュー超え。また、ドラマのエンディングで、星野さんが手がける主題歌「恋」に合わせて新垣さん、石田ゆり子、大谷亮平、古田新太といったキャスト陣が踊る“恋ダンス”が話題沸騰!一般の方や芸能人までも “恋ダンス”を踊る様子がYouTubeに続々アップされ、ネットニュースとして取り上げられるなど、社会現象ともいえる“恋ダンス”ブームに。TBS公式YouTubeでの “恋ダンス”総再生回数は9,000万回オーバーという驚くべき数字を記録した。なお、TBS FREE、TVerなどの本編見逃し配信のアクセス数も、約2,000万回再生を記録。Blu-ray Boxの売り上げも歴代ドラマ1位となっている。ドラマの平均視聴率は最終回に20.8%を獲得。さらに総合視聴率も33.1%をマークし(※いずれもビデオリサーチ調べ・関東地区)、TBS火曜ドラマ枠がスタートして以来の最高視聴率となった。また、放送開始から一度も視聴率を下げずに右肩上がりをキープするなど驚異的な結果も残した。先日も、「東京ドラマアウォード2017」で新垣さんの主演女優賞、星野さんの主題歌賞など5部門を制覇したほか、「民放連最優秀賞」など、さまざまな賞を計37冠獲得しており(※12月12日現在)、放送から1年を過ぎてもまだまだ注目を集め続けている。そして再放送を強く希望する声も数多く寄せられていたことから、今回、年またぎの全話一挙放送が決定。新年を、1年分の“逃げ恥ロス”を埋めながら迎えてみては?『民放連賞最優秀ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」全話一挙放送』は【1~3話】12月31日(日)8時55分~、【4~8話】11時55分~、【9~11話】2018年1月1日(月・祝)14時30分~TBS系にて放送(※一部地域を除く)。(text:cinemacafe.net)
2017年12月12日石原さとみが、「逃げ恥」の脚本・野木亜紀子と「リバース」「Nのために」の製作陣のもと主演を務める新・金曜ドラマ「アンナチュラル」。本ドラマに、テレビや映画で活躍中の若手俳優・竜星涼の出演が決定、コメントが到着した。日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台にした人間ドラマを中心に、「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく、1話完結型の医療サスペンスとなる本作。死因究明のスペシャリストである法医解剖医・三澄ミコト役を石原さんが演じるほか、井浦新、窪田正孝、市川実日子、松重豊と豪華キャストが決定している。このたび、物語の舞台となる「UDIラボ」に出入りするフォレスト葬儀社の社員・木林南雲役を竜星さんが演じることになった。遺体をUDIラボに運ぶ役目以外にも、井浦さん演じる中堂系と何やらヒミツの関係がありそうな役どころ。これまで数々のドラマや映画に出演し、今年放送されたNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で警察官役を好演、また『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』『先生! 、、、好きになってもいいですか?』など話題作に出演している竜星さん。来年3月には「劇団☆新感線」の「修羅天魔~髑髏城の七人 Season極」にも出演が決まっている。竜星さんは、「まだまだ台本でも木林の謎の部分は多く、逆に無限大の可能性を秘めているこの人間を試行錯誤しながら作り上げているところです」と役どころについてコメント。「UDIラボの皆さんはとてもチームワークが良くテンポの良い会話劇を繰り広げているので、その中に葬儀屋の木林が突然現れ絡んでいくところは、とてもコミカルでやっていて楽しいです」と言う。今後のさらなる活躍が期待される若手俳優の1人といえる竜星さんが、物語にどのようなスパイスを加えるのか要注目。「怪しみ秘めた木林がこの作品にどう影響をもたらしていくのか、是非楽しみにしていただけたら」と期待を込めている。金曜ドラマ「アンナチュラル」は2018年1月より毎週金曜日22時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月27日今年で10周年を迎えた「東京ドラマアウォード2017」授賞式が10月26日(木)、都内にて開催され、“「逃げ恥」旋風”を巻き起こし、新しい結婚の形を描いた「逃げるは恥だが役に立つ」が作品賞・主演女優賞・プロデュース賞・主題歌賞・演出賞の5部門制覇という快挙を成し遂げた。個人賞の主演女優賞を受賞した新垣結衣は、「うれしいです、本当に」と、にっこり微笑んだ。そして共演の星野源と「とにかく楽しかったよね!」「うん」と撮影をふり返っていた。「世界に見せたいドラマがある」というスローガンのもと始まった「東京ドラマアウォード」は、芸術性や良質な番組といった基準とは異なる、市場性や商業性を重視したアウォード。対象となる作品は、2016年7月から2017年6月までの1年で放送されたTVドラマで、一次審査と二次審査ののち、残った作品の中から、新聞社、TV誌、放送局、通信社などの審査員の投票により作品および個人賞が決定する。「逃げるは恥だが役に立つ」は、職ナシ、彼ナシ、居場所ナシの主人公・森山みくり(新垣さん)が恋愛経験ゼロ、未婚のプロの独身サラリーマン津崎平匡(星野さん)とのビジネス婚を経て、本当の恋に目覚めていくさまを、個性豊かな登場人物たちとの人間関係も交え、生き方の多様性まで描き出した社会派ラブコメディ。みくりを好演した新垣さんは、「ガッキーかわいい!」と視聴者を釘付けにした。新垣さんは、役について「また新しい考え方を教えてもらったと思いますし、どこか心の底で思っていたようなことを台詞として言わせてもらったこともあって。共感するところが、たくさんありました」と、みくりと心が通う部分があったと話した。同作のエンディングでは、主題歌「恋」に乗せてキャスト陣が踊る、通称「恋ダンス」がキャッチーなメロディも手伝って老若男女を虜にし、社会的ブームとなった。主題歌賞を受賞した星野さんは、みくりと結婚する平匡役も担当した。「歌番組でも同時に歌わせてもらえたりして、本当に幸せな時間だと思いました」と当時をふり返った星野さんは、「スタッフさんもお客さんも、全員が踊っていました!すごく見ていて面白かったです」と歌う側ならではの視点でも受賞を喜んでいた。このほか、個人賞では主演男優賞に堺雅人、助演男優賞に草刈正雄が、「真田丸」で受賞となった。天性の勘と武力を頼りに戦力を生き抜いた父と、好奇心にあふれ、冒険を好み、伝説の武将となった息子を演じたふたりが揃って登壇したことも、また会場を沸かせた。また、「あなたのことはそれほど」で、不貞を働いた夫を冷ややかにやりこめる妻を熱演し、助演女優賞を受賞した仲里依紗は、「毎日いろいろな人に『怖い』、『怖い』って言われて…。明るい性格なんですけど(笑)」と穏やかに語っていた。【主要賞一覧】<作品賞(連続ドラマ部門)グランプリ>・「逃げるは恥だが役に立つ」<作品賞(連続ドラマ部門)優秀賞>・「真田丸」・「家売るオンナ」・「カルテット」・「バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」・「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」<作品賞(単発ドラマ部門)グランプリ>・「破獄」<作品賞(単発ドラマ部門)優秀賞>・「未解決事件 File05.ロッキード事件」・「銭形警部」・「五年目のひとり」<個人賞>主演男優賞:堺雅人「真田丸」主演女優賞:新垣結衣「逃げるは恥だが役に立つ」助演男優賞:草刈正雄「真田丸」助演女優賞:仲里依紗「あなたのことはそれほど」脚本賞:倉本聰「やすらぎの郷」演出賞:金子文紀「逃げるは恥だが役に立つ」「カルテット」<主題歌賞>星野源「恋」(「逃げるは恥だが役に立つ」主題歌)<特別賞>・「精霊の守り人II悲しき破壊神」・「コールドケース」(cinamacafe.net)
2017年10月26日石原さとみが、来年1月期のTBS金曜ドラマ「アンナチュラル」で主演を務めることが決定。昨年大ブームを巻き起こしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本家・野木亜紀子とタッグを組み、オリジナル脚本でTBS連続ドラマ初主演に挑む。■あらすじ主人公・ミコトの職業は、死因究明のスペシャリストである解剖医。彼女が許せないことは、「不自然な死(アンナチュラル・デス)」を放置すること。不自然な死の裏側には、必ず突き止めるべき真実がある。偽装殺人・医療ミス・未知の症例…。しかし日本においては、不自然死のほとんどは解剖されることなく荼毘に付されている。その現実に、彼女は個性豊かなメンバーと共に立ち向かうことになる――。ドラマは、日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」で働く人々の人間ドラマを中心に描き、毎回様々な「死」を扱いながらも、スピード感と爽快感を持って、「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく、1話完結型の医療サスペンス作品。■石原さとみほか豪華共演陣!主演の石原さんが演じるのは、日本に170名ほどしか登録がない“法医解剖医”三澄ミコト。医大の法医学教室で准教授として研鑽を積み、4か月前にUDIラボにやってきた。また、UDIラボで働くメンバーには豪華な面々が集結。UDIラボの法医解剖医・中堂系役に井浦新。態度と口が悪く、ミコトとしばしば衝突することも…。三澄班の記録員で医大生・久部六郎役に窪田正孝。仕事よりプライベート優先な三澄班の臨床検査技師・東海林夕子役に市川実日子。そして、UDIラボの所長・神倉保夫役には松重豊が演じる。■キャスト陣からのコメント到着子どもの頃から医療ドラマが大好きだと言う石原さんは、「台本は1話の中で何度も展開がありますし、会話劇でもあるので現場の空気感を大切にしていきたいと思います」と意気込み。UDIラボのメンバーでは窪田さんが初対面だったようで、「スタッフさんとのやり取りを聞いていると明るく真剣で安心感を与えてくれる方」と印象を語り、ほかのメンバーについては「実日子さんはじめ新さん、松重さんという信頼できる先輩方と、しっかり台詞を届けられたらと思います」とコメント。また井浦さんは、「死を扱うテーマの中に、様々な湧き立つ生を見つけながら、僕が演じる中堂系という人物が物語の中で どのように生き、共演者とどんな化学反応を起こしていくのか、ひとつひとつ丁寧に楽しみながら撮影に臨んでいきたい」と語り、窪田さんも「セリフ遊びが沢山ある台本で、読んでいてとてもわくわくします。 石原さとみさんをはじめ、キャスト、スタッフの皆さんから刺激を受けながら、六郎の成長、役目、役割を丁寧に演じていきたいと思っています」と気合十分。一方、市川さんは「これから入る撮影、いろいろな緊張がありますが、スタッフの方々や共演者のみなさんについて行けるよう、脳と心と身体を柔らかに!を目標にしています」と話し、松重さんは「神倉は所長とはいえ、研究所の諸々の皆様の調整役、お役所とのパイプ役も任されており、常に 板バサミ状態な人みたいです」と今回の役どころを明かし、「皆様にあまり馴染みのない法医学ものですが、『死』を扱う生きた人間たちのヒューマンドラマです。 ぜひ一度、覗いてみて下さい」とアピールした。金曜ドラマ「アンナチュラル」は2018年1月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年09月12日(写真提供:TBS) ポジティブな働くママを描く『カンナさーん!』(TBS系・火曜22時〜)で、渡辺直美(29)が主演に大抜てき。同時間帯に放送されていた『逃げ恥』の初回視聴率を超える12.0%を記録した。その後も視聴率は上昇、8月1日放送の第3話では10.1%とダウンしたものの、2ケタ台をキープしている。『カルテット』や『あなたのことはそれほど』に続き、「火10枠」の話題を呼ぶ力は健在だ。 同ドラマの千葉行利プロデューサーはこれまで、『Mother』(’10年日本テレビ系)、『Woman』(’13年日本テレビ系)でシングルマザーを主人公にした名作を手がけてきた。シリアスな過去2作とは一転、明るい雰囲気に仕上がっている『カンナさーん!』。千葉プロデューサーは、今作にこめた思いを次のように語る。 「以前、多くのシングルマザーに取材でお会いしたんです。皆さん大変な中、一人で育てることを決意し、離婚してふっきれた分、明るく元気な女性が多かった。このドラマでは、働く主婦の大変さは描きつつも、ピンチを笑顔で跳ね返すヒロインを見て、母である女性たちに元気になってもらいたいと思っています」 そんな『カンナさーん!』の撮影秘話を千葉さんが教えてくれた。カンナさんの姑役を演じているのは斉藤由貴(50)。1話で息子の浮気がばれた後、「あなたにも悪いところがあったんじゃない」とカンナさんにせまる場面でーー。 「ショートケーキを、いきなり大口でパクッと食べるとき、喉の奥深くまでケーキを押し込んで食べて……そのひょうひょうとした顔が何ともいえないほどコミカルで。直美さんも演じていて『なんだか面倒くさい姑だなぁ』という気持ちが自然に出てくるような“ちょうどよいウザさ!”と絶賛。嫁姑バトルの撮影中も、斉藤さんの演技に笑いをこらえるのが大変そうでした」 円満な家庭が少ない時代だからこそ、カンナさんのような女性を描きたかったと千葉さんは言う。 「パーフェクトじゃないヒロインが、思い込みで突っ走り失敗もする。そのつどカンナさんは反省する。その反省を生かし、周りの人たちを幸せにしようとする素敵な女性がカンナさんです。彼女を通して、家族間にちょっとした隙間ができても、思いやりと愛と勇気でやり直せるのでは、と感じてほしいです」
2017年08月15日岡田准一が石田三成を演じ、司馬遼太郎の傑作ベストセラーを映画化する『関ヶ原』。本作に、日本で大ブレイクを果たしたディーン・フジオカや、「逃げ恥」など人気ドラマに引っ張りだこの大谷亮平に続く、注目の“逆輸入俳優”・山村憲之介が出演していることが分かった。『日本のいちばん長い日』の原田眞人監督のもと、岡田さんはじめ、有村架純、東出昌大、役所広司ほか超豪華なキャスト陣が揃い踏みし、圧倒的なスケール感で関ヶ原の戦いを描く本作。錚々たるキャストの中で、平岳大演じる島左近(しまさこん)の嫡男・島信勝(しまのぶかつ)を演じているのが、山村さんだ。関ヶ原の合戦の最中、なかなか参戦しない小早川秀秋(東出さん)を命懸けで説得に行くという、世紀の一戦の勝敗を決定づける重要シーンを演じており、その鬼気迫る演技は必見。そんな山村さんは、「18歳のときに『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを映画館で観て、いままで体験したことのない感動を覚えたことがきっかけで、役者を志すことになりました」と語る。その後、オーストラリアの演技学校にオーディションで入学し、4年間演技の勉強を積んだという。そして最終学年の年、インターネットでヒュー・ジャックマンが日本で『ウルヴァリン:SAMURAI』を撮影するという記事を発見、「これは自分のための作品だ!」と自ら出演交渉をするべく、撮影に関係しそうなところ全てに手紙や自身のデモリールを送付。そんな中で繋がったのが、『ラスト サムライ』や『バベル』などのキャスティングディレクターとして知られる奈良橋陽子氏。山村さんはオーディションを経て、なんと実際に『ウルヴァリン:SAMURAI』で映画初出演にしてハリウッドデビュー!ヒュー演じる“ウルヴァリン”と日本の長崎で出会う青年時代の八志田という大役を手に入れた。ヒューと共演を、「『楽しかったよ。この経験は絶対忘れられないものになるから!』と声を掛けられたのが、心に残っている」とふり返って語る山村さん。続いて出演したのは、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』。監督のギャレス・エドワーズが山村さんの演技を気に入り、回想シーンに登場する日本人の役柄を彼に寄せた設定に変更した、という逸話も持っている。そんな山村さんが本作『関ヶ原』に出演することになったきっかけは、“原田監督に宛てた手紙”だったという。「以前から原田眞人監督の作品に出演したいと思っていて、原田監督が『わが母の記』を撮影しているときに、少しでも出演させていただきたくて監督に手紙を送ったんです。それから少し経ち、『日本のいちばん長い日』のオーディションにも参加、原田監督から「『ウルヴァリン』に出ている子でしょ?」と声を掛けてもらったという。「このときはスケジュールの関係で出演が叶いませんでしたが、今回『関ヶ原』で再度声を掛けていただけて!オーディションに行くと、久しぶりにお会いした監督から『憲之介、お前の手紙まだ持っているよ』と声を掛けられ、僕があのとき(『わが母の記』撮影時)に送った手紙をまだ持っていてくれて、覚えててくれたんだって、すごく嬉しくなりました」と、出演の経緯を明かす。また、撮影中のエピソードを聞くと、「撮影に入る前から技術訓練として、馬術、殺陣、所作や軍隊の動きなど、東出昌大さんや伊藤歩さんをはじめ、キャストみんなで稽古しました。士気がドンドン上がり、緊張感も高まり、とても良い雰囲気ができていましたね」という。「実は、その馬術訓練の中で、僕は落馬して、肋骨を折ってしまったんです。その上20kgくらいある甲冑を身に着けて演技をするので、負荷がかかって普段のようには動けなくて。だから走る演技の際に急に動いたら、肉離れを起こしてしまいました。戦いの場でしたし、必死でしたので、肉離れしようが関係なかったのですが、とても迫力のある現場でした。きっとスクリーンからも迫力あるシーンが伝わると思います」と、笑顔を見せながら過酷な撮影の様子を語ってくれた。最後に日本とハリウッドの撮影の違いを聞くと、「海外と日本、どちらの現場も経験していますが、どちらが良い、悪いとかはないと思いました。どちらも刺激的で、大好きで、これからも両方で仕事をして行きたいです。それに良い作品を作りたい、という思いは海外も日本も同じですから」と語る山村さん。ハリウッドで確かな経験を積んだ山村さんが、今回、念願かなって原田作品に大抜擢!しかも戦いの行く末を左右する重要な役を務めるという。その素顔は、どことなくディーンさんを思わせる爽やかさがありながら、ワイルド味が加わったルックス。本作をきっかけに、一気に注目を浴びること間違いなしの山村さん。今後も、国内外問わず出演作が増えていくことになりそうだ。『関ヶ原』は8月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月18日共働き世帯が増えてきた現代。家事への負担を極力減らしたいと、家事代行サービスに興味を持つ人が増えています。また、ドラマ『逃げ恥』の影響もあり、仕事自体への応募者も増加しているようです。そんな家事代行サービスですが、実際に利用したことがあるという人は少ないはず。自分でできることを、お金を出して依頼するということに抵抗を感じる人もいるでしょう。しかし、賢く使うことで生活の質を大きく上げることも可能 で、時間の節約という点は大きなメリットと言えます。今回は、家事代行サービスの満足度を上げるための上手な使いこなし方をご紹介します。●(1)防犯の意識を持つ『長年お世話になっているスタッフさんがいました。ただ、あるとき時計がなくなっていることに気づいて……。私がなくしたのかもしれないから直接問いただすこともできないし、後味の悪い思いをしました。不用意にテーブルに置いていた私が悪いんですが』(40代女性/編集)家事代行サービスに抵抗を感じる原因のひとつが、他人を部屋に入れるということ。仕事の依頼とはいえ、赤の他人を部屋の中に入れる わけですから、最低限の防犯意識は持つ必要があるでしょう。入ってほしくない部屋や触れてほしくないものなどがあれば事前に伝え、貴重品なども見える場所に放置するようなことがないようにしてください。相手は人間ですから、日頃からのコミュニケーションも大切で、良い依頼主だと思ってもらうことが良いサービスを受けることにつながっていきます。●(2)依頼内容は明文化しておく『「お風呂掃除と洗濯物を洗って畳むところまで、それから夕食の買い物をお願いします」と依頼したのですが、お風呂は浴槽を洗っただけで、洗濯物の畳み方もめちゃくちゃでした。買い物はメモを渡していたので問題ありませんでしたが、うまく伝えないとあまり効率的とは言えないと思います』(30代男性/アパレル)ひとことに「家事」と言っても、その作業内容はさまざまです。依頼する際には、どこからどこまで手をつけてほしいのか、まずは自分のなかで明確にしておきましょう。そのうえで、依頼内容は明文化しておくことが重要です。メールや文書の形 で渡し、できるだけ具体的な言葉で伝えておくといいでしょう。自分の家で行っている細かなルールなどは、“読んで分かる”という状態にしておくことが大切です。なお、スタッフの作業は時間で管理されているため、どうしても終わらせてほしいことなどがあれば、優先順位を明確にして伝えておく ことも必要になります。●(3)いつも通りの部屋の状態にする『初めて依頼したときは、他人に見られると思って少しキレイな状態に片付けてから呼びました。ところがこれが大失敗で、依頼を継続することにした後、普段通りの部屋に戻るにつれて「負担が大きすぎる」と言われ値上げされました。見栄を張るものではないですね』(30代女性/販売)家事代行サービスでは、最初の作業時に部屋の状態などを確認し、金額の見積もりを出すことがあります。ここで普段通りの部屋を見せておかないと、後から条件面で食い違いが生じてしまう ことにもなりかねません。スタッフも、最初はキレイな部屋だったのに次第に散らかり始めるのは気持ちのいいものではないはずです。恥ずかしさもあるかもしれませんが、お互いのために素の状態をさらけ出すようにしましょう。●(4)普段の家事に取り入れる『部屋の掃除を依頼しているのですが、いつも見事なまでにピカピカになっています。あるとき「どうやっているんですか?」と聞いたら、担当の人オリジナルの掃除方法を教えてくれました。それからは、自分でできるときには同じやり方で掃除するようになり、うまく使い分けられるようになりました』(30代女性/飲食店)家事代行サービスを行ってくれる人たちは、家事のプロフェッショナルといっても過言ではありません。当然、掃除や洗濯などさまざまな作業において、その人なりのこだわりや技術を持っているはずです。もし自分でも取り入れたいと思うことがあれば、積極的に聞いて普段の生活に取り入れていくことをおすすめします。人間同士の付き合いという部分もあるため、良い関係性を築けば金額以上のメリット を享受することもできるはずです。----------いかがでしたか?出費を伴うのは確かですが、あいた時間でスキルアップを図ったり、家族と過ごす時間を増やしたりすることは、きっとプラスになることだと言えるはず。最近では、会社の福利厚生として、家事代行サービスの料金の一部を負担してくれるところも出てきているようです。これからさらに共働き家庭が増えていけば、家事代行サービスが贅沢品ではなく生活を送るための必需品となることも考えられます。少しでも効率的に利用できるよう、しっかりと準備して依頼したいものですね。●文/パピマミ編集部●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年07月08日渡辺直美が、「逃げ恥」「カルテット」と同じ火曜10時枠の連続ドラマで主演を務めることでも話題の新ドラマ「カンナさーん!」。このほど、ドラマを彩るクセが強すぎる主要キャストに要潤、斉藤由貴、山口紗弥加らの出演が決定した。パワフルで豪快、思い込んだら一直線の女・鈴木カンナ(渡辺直美)。雇われファッションデザイナーとして働く彼女には「いつか自分のデザインした洋服で世界中の女性をイイ女にしたい!」という夢があるが、斬新すぎるその趣味になかなか時代がついてこず…会社ではちょっぴり浮いた存在。しかし、夢をあきらめることなく、いつもポジティブ。イケメン夫・鈴木礼(要潤)と一人息子の麗音(川原瑛都)とともに毎日楽しく暮らしていた。しかしある日、ラブラブだったはずの礼の浮気が発覚!!「冗談じゃない!」と息巻いて、ゲス夫を追い出したまではよかったのだが…。理不尽な上司から降ってくる大量の仕事、息子に過保護な姑・柳子(斉藤由貴)の来襲、そして泣き虫で甘えん坊な4歳児の子育て…そのほか、さまざまなハードルがひとりぼっちのカンナに襲いかかる――。つい心が折れそうになる瞬間がありつつも・、逃げない!曲げない!くじけない!のポジティブでパワフルなカンナを、渡辺さんが「自分のことかと思った」と言うほど、原作そっくりのビジュアルで演じる本作。愛する息子のため、さらに自分の夢のため、逆境を跳ね返しハッピーに生きるカンナの熱い奮闘記が、今夏登場する。そんな本作で、要さんが演じるのは、主人公・カンナの夫・鈴木礼(れい)。CG制作会社を起業し、小さい会社とはいえ社長を務める天才CGクリエーター。優しくてイケメンの彼にカンナはメロメロ!だったのだが…。その優しさは「流されやすさ」の裏返し!?自由奔放で芸術家肌の礼は、最悪のタイミングでカンナを裏切り、浮気をしてしまう。そんな“ゲス夫”である礼の母親・柳子を演じるのは、斉藤さん。孫と息子を溺愛するがゆえに、何にでも首を突っ込みたがり、「天然」なのか「毒舌」なのか絶妙なラインをついてくる柳子に、カンナはイライラさせられっぱなし。斉藤さんは初めてのおばあちゃん役に挑む。確かな演技力で2枚目も3枚目にも定評がある要さんと、常に演じる役柄が話題となり、コメディエンヌとしても活躍する斉藤さん。そんな2人の魅力が、本ドラマでも存分に発揮されるに違いない。また、カンナが働くアパレル会社の先輩・片岡美香には実力派の山口さん。何かと暴走気味なカンナを正しい道へ導いてくれるアネゴ的存在で、よき相談相手の美香ではあるが、仕事に妥協は許さない!ストイックな先輩・美香はカンナにとって、救いの女神となるのか、それとも…。ほかにも、アパレル会社の同僚で天然キャラ、カンナにとっては妹的存在の境川翔子にはトリンドル玲奈、そして、カンナと礼の一人息子・麗音には、子役の川原瑛都。母・カンナの愛情を全身で受け止め、健やかに育っているが、泣き虫で甘えん坊、でも利発でカンナの最大の理解者になる。麗音が通う保育園の園長でカンナを危なっかしく感じている森川に朝加真由美、優しくて無口、何か言おうとするたびにいつも妻の柳子に遮られてしまう、礼の父親で麗音のおじいちゃんには遠山俊也が参戦する。「ひと言で言えばゲスな男です。最低です」と自身の役を語るのは要さん。「でも、そんな男にも視聴者の皆さんから何かしらの愛着を持たれるように演じたいと思います。何かとスキャンダルに騒がれやすい昨今に、この役はとてもフィットしてます」とコメント。夫婦役で共演する渡辺さんには、「すごく器用な人」と語り「夫婦感を出せるようにいろいろと作戦を考えたいと思います」と楽しみな様子。そんな妻を裏切る「全ての女性を敵に回す覚悟は出来ていますので、ぜひ女性の皆さんブーブー言いながらご覧ください(笑)」とメッセージを贈った。また、斉藤さんは「カンナさんのお姑さんです。人生初のおばあちゃん役です。トシとったもんだ」とコメント。渡辺さんとの共演は「すっごく楽しみ!!踊り、教えてもらいたい」とも期待を寄せる。山口さんもまた「パワフルでエネルギッシュなカンナさんに早く会いたい!“恋する渡辺さん”を早く観たい!」と視聴者の気持ちを代弁。本作を「何を選び、どう生きるのか。仕事に恋に子育てに、現代に生きる女性にこそ観ていただきたいドラマ」とアピールした。「カンナさーん!」は7月期より毎週火曜日22時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月05日TABLE解析に失敗しました:世界的に大ヒットしているディズニーの実写映画『美女と野獣』(公開中)が、テレビドラマ化で話題の漫画『逃げるは恥だが役に立つ』と『人は見た目が100パーセント』とタッグ。女子に根強い人気を誇る2作品の世界観で『美女と野獣』の魅力を表現したコラボ漫画が、『美女と野獣』公式サイトで公開された。『逃げるは恥だが役に立つ』の原作者・海野つなみ、『人は見た目が100パーセント』の原作者・大久保ヒロミ氏の人気漫画家2人が、『美女と野獣』の魅力を表現。現代男性との共通点や、不器用ながらも相手を思いやる、思わず可愛い!と叫びたくなるような胸キュンポイントも描かれている。|table class="Photo1" width="50" align="center"|I@001.jpg,001l.jpg||M@『逃げるは恥だが役に立つ』より(C)海野つなみ/講談社|『逃げるは恥だが役に立つ』は、就職としての結婚(契約結婚)をすることになった主人公みくりと会社員・平匡の恋を描いた物語。のコラボ漫画では、平匡と野獣の共通点に触れながら、付かず離れずの2人を通して同作がもつ本当のメッセージを紐解いていく。また、ドラマ版に出演の藤井隆もサプライズ登場する。流行にうとい"女子モドキ"(通称:JSM)と呼ばれる主人公の女性3人が、日々女子力をアップさせるため研究に奮闘する姿を描いた『人は見た目が100パーセント』とのコラボ漫画では、見た目の醜さに悩みながらも野獣が純粋にベルを愛する姿に多くの女性が虜になっているという現象がなぜ起こりうるのか、JSMが現代に置き換えて"野獣男子"を徹底分析する。|table class="Photo1" width="50" align="center"|I@002.jpg,002l.jpg||M@「人は見た目が100パーセント」より(C)大久保ヒロミ/講談社|「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンを主演に迎え、アニメーション映画として史上初めてアカデミー作品賞にノミネートされた不朽の名作『美女と野獣』を実写映画化した同作。21日に日本で公開され、社会現象にまでなった『アナと雪の女王』を超えて初日3日間で興行収入13.7億円、動員95万人を記録。さらに公開からわずか6日目にして動員150万人、興行収入は20億を突破した。すでに全世界興行収入は1,210億円の大ヒットとなっている(4月27日現在)。|table class="Photo1" width="50" align="center"|I@003.jpg,003l.jp
2017年04月28日照れて恥じらうウブな女性は、その一面だけで男性を惹きつける魅力があります。最も、その女性が本当にウブかどうかは謎であり、もしかすると男性心理を知ってわざとそんな女性を演じているかもしれません。あなたもモテるウブな女性を目指すため、わざと照れや恥じらいを演出してみませんか?…それは決して難しいことではなく、ここではそんなウブな女性を演出する方法を紹介します。ホラー映画が苦手と伝える演出方法としては簡単なので、演技が苦手な女性にもおすすめの万能的な方法です。ホラー映画などの話題になった時に「怖くて絶対に観れない」という態度を見せることで、男性にウブだと思わせることができます。遊園地に行った時にも、お化け屋敷は絶対無理だと拒否しましょう。注意点は怖がり方で、キャーキャー悲鳴をあげるのはうるさく思われてしまうため、かわいらしく「絶対無理〜」というような仕草が理想です。エッチな隠語に反応しない男性が下ネタを話す時、女性がそこに混ざっていると隠語を使うことがあります。ちなみに、隠語というのは文字どおり本当の言葉を隠すために言い換える言葉で、分かりやすく言えば「ヤッた」も「セックスした」の隠語です。こうした隠語に全く反応しないことで、ウブな女性を演じることができるのです。さすがに「ヤッた」に対して意味不明の素振りを見せるのは不自然ですが、女性は使わないけど意味はだいたい分かっている、そんな言葉には意味が分からないという反応をとおしてください。そうすれば、何も知らないウブな女性のキャラクターの出来上がりです。流行に煽られない特にファッションに関して言えることで、流行のカラーやデザインの服を取り入れるのを敢えて避けることでもウブな女性になれます。流行に沿っていないことでダサく思われないか心配でしょうが、男性視点で言えばむしろそこに魅力を感じるのです。素朴、純粋…流行に煽られない女性からはそんなイメージを感じますし、さらに肌を露出させないことでより一層その効果が高まります。敢えて流行に乗らないのもファッションにおける作戦というわけです。ウブな女性の演出方法は他にもありますが、何から何までウブを演じるのはおすすめできません。例えば「男性と二人きりが苦手」と伝えればウブな女性を演出できますが、それを公言すれば男性と二人きりになる機会を失ってしまいます。このため、ウブな女性を演出するには単純にウブな女性を真似ればいいというわけではないのです。恋愛に支障がない…これを前提としてこの条件を満たす範囲でウブな女性を演出してください。
2017年03月28日歌手で俳優の星野源が、6日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜25:00~27:00)で、同番組の放送日が4月から火曜日に移動することを発表した。星野は「『星野源のオールナイトニッポン』、去年3月からスタートしてそろそろ1年が経ちますが今年の春、4月から放送日が火曜日にお引越しします」と発表。「火曜日に縁がありますよね。『逃げ恥』以来」と昨年10月期放送のTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』に触れ、「3月27日までは今まで通り月曜日の放送ですが、4月4日からは火曜日の放送になります」「2年目もよろしくお願いします」と話した。また、「生活リズムをずらして火曜日に夜更かしできる体にします」というリスナーからのメッセージを読み上げたときに、「火曜日、本当に縁がある。『逃げるは恥だが役に立つ』もずっと火曜日で」としみじみ。「火曜日は"ハグの日"というのが劇中にも出てきましたが、火曜日は"ハグの日"プラス『星野源のオールナイトニッポン』の日、と覚えていただければ幸いです」と呼びかけた。ツイッター上では、「火曜日に移動なの?!逃げ恥じゃないかああああまた毎週火曜日が楽しみになる(笑)」「もう、火曜日は星野源の日だよーーー!逃げ恥ハグの日ANNの日星野源の日ーーーーー!」「火曜日はハグの日だから星野源にハグされてると思って聴く!」などと『逃げ恥』ファンから興奮の声が上がった。
2017年03月07日星野源さん・新垣結衣さん主演の『逃げるは恥だが役に立つ』、吉高由里子さん・榮倉奈々さん・大島優子さん主演の『東京タラレバ娘』など……。ここ最近、コミックの映像化作品が次々とヒットしていますね!これらに引き続き、2017年もコミックが次々と映像化される様子です。そこで、今後話題になるかもしれない3作品を厳選してご紹介。話題に乗り遅れないように、ぜひチェックしてみてくださいね!4月にドラマ化決定!「人は見た目が100パーセント」(講談社)Photo by Amazon製紙会社で日夜研究に没頭している城之内 純(30歳)・佐藤 聖良(25歳)・前田 満子(40歳)の3人組が主人公。研究室にこもりっきりで外との接点が少なく、いまどきのファッションやメイクに疎くなり、「もしかして、私たちは女子ではなく”女子もどき”なのでは?」と気づき、”美”について研究を始めるというストーリーです。初めてつけまつげをつけてみたり、流行りのファッションにトライしたり……。「人は見た目が100%」と考える3人の一生懸命な姿を見れば、”私も女子力上げなきゃ!”と背中を押されることでしょう。『人は見た目が100%』のドラマは、4月からフジテレビでスタート予定だそうです。現在、桐谷美玲さんと水川あさみさん主演であることが発表されています。「2人とも女子力が低くても、すでにかわいいのでは!?」と思ってしまいますが、どんな風に演じるのか楽しみですね!2017年秋に映画化決定!「先生!」(集英社)Photo by Amazon高校教師と女子生徒の恋愛を描いた、少女漫画の名作『先生!』がついに、2017年秋に映像化!学生時代に夢中で読んだ方も少なくないのでは?主人公の島田響は、まだ誰も好きになったことがない、ごく普通の女子高生。そんな響がひょんなきっかけから、高校教師の伊藤先生と接点を持ち、恋心を抱いていくラブストーリー。教師と生徒、大人と子供という壁がある二人の純愛は、今読んでも胸がキュンとする切なさです!『先生!』の実写映画では、主人公を広瀬すずさん、先生役を生田斗真さんが演じることが決定。女子高生の純粋な恋愛感情を、透明感のある広瀬すずさんが演じるのはピッタリですね!映画を観たら、学生時代のキラキラした感覚を思い出せそう。2017年3月に実写映画化!「3月のライオン」(白泉社)Photo by Amazon『ハチミツとクローバー』で一躍有名となった羽海野チカさんのコミック『3月のライオン』が、前・後編の2部作で実写映画化!前編は公開中で、後編は4月22日に公開予定です。天才と呼ばれる17歳のプロ棋士・桐山零は、東京の下町で一人暮らしを始めます。その生活の中で出会った川本家の三姉妹や様々な人たちと関わることによって、一人の人間としてプロの棋士として、悩んだり成長したりしていく、深くて切ない人間ドラマを描いたストーリー。実写映画で主人公の桐山零を演じるのは、神木隆之介さん。映画のキャラクター写真が公開されると、インターネット上でも「本物だ!」と話題になったほど、漫画からそのまま出てきたような再現度の高いビジュアル!神木さんの他にも、有村架純さん、清原果耶さん、倉科カナさん、佐々木蔵之介さんと、そうそうたる役者陣が出演するため、注目されること間違いなしの映画です。今年もコミックの実写化作品がヒットの予感かも!ぜひチェックしてみてくださね。
2017年03月01日「2本目の連続ドラマで、いきなり社会現象になるような作品に参加できたことが、本当にラッキーだな、と。『逃げ恥』の風見として世間の方々に認知していただけたようで、街で声をかけられることも増えました」 そう語るのは、モデル、俳優として韓国で12年間のキャリアを経て、昨年、日本でドラマデビューをした大谷亮平(36)。大人の男の匂いをまとった“逆輸入俳優”は、『ラヴソング』(フジテレビ系)で日本の連続ドラマ出演を果たすと、昨年末に日本中で旋風を巻き起こした『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の風見涼太役で人気急上昇。関心を集めたドラマのエンディングでのダンスにはこだわりのエピソードも。 「ダンスは初めてだったので、振付を体にたたき込もうと必死に覚えました。ラストの5人で踊るシーンは、3回で撮り切ると言われて少し硬くなってしまったというか。僕だけテンポが遅いというご意見がありましたが……、あれ、余裕からくる“間”で、遅れたわけではないということで(笑)。石田ゆり子さんとかノリノリで踊っていたのを見て、僕も、もっと楽しめばよかったなあって後悔しています」 現在放送中のドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系・金曜23時15分〜)では、ヒロイン(倉科カナ)の元カレのデザイナー・森山信を演じている大谷。男女の泥沼愛憎劇が話題で、ドロドロしているけどキュンとする“ドロキュン”ドラマとも言われる。 「僕自身は、“キュン”ねえぞ!って思っていて(笑)。ドロドロはなんと言っても、信の妻・蘭を演じる水野美紀さんの怪演がすごい。撮影中は、アドリブに圧倒されっぱなしです」 そんな大谷は、共演者から、「性格が天然だ」と言われることが多いのだとか。 「ガッキー(新垣結衣)や源さん(星野源)から何度も言われたし、倉科さんは、初めての撮影のとき、『そういう人だと思ってなかったから、ビックリした』って。僕自身は、どこが天然なのか意味がわからない。水野さんにも指摘されていて、いまはそう言われないように直そうとしているところです(笑)」 今後、出演作品も多岐にわたり、新たな一面を見せてくれると期待が膨らむが、自身が取り組みたいものは? 「今は、わりとカッコいい男性をやらせていただいているので、そこをもっと突き詰めてみたいという思いもあり、逆に、振れ幅の大きい役もやってみたいという思いと両方あります。また、よく時代劇顔だと言われるので、ぜひ、時代劇に挑戦したいですね。おじいちゃんが言っていたんですよ。『マゲが似合う顔だ』って。いつか、かなえたい目標のひとつです」 快進撃を続ける逆輸入俳優・大谷は現在36歳。結婚について考えることは--? 「う〜ん、考えることはありますけど、具体的にいくつくらいで、っていうのはなくて。いつかするんだろう、しなきゃって思いますけど。今すぐっていうのは皆無に近い。理想のパートナーは、あんまりギラギラしてない人がいいですね。角がなくて、丸い感じの女性がいい。『まあいいじゃん、そういうこともあるんじゃないの』みたいに言ってくれる人。今までやったドラマに出てきた女性キャラでいうと?いないなぁ(笑)」
2017年02月24日歌手で俳優の星野源が昨年10月にリリースしたシングル「恋」のミュージックビデオ(MV)が、YouTubeにおいて単独再生回数1億回を突破した。新垣結衣と星野が出演したTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌として人気を集め、"恋ダンス"も話題となった「恋」。昨年9月下旬の公開から約4カ月強で1億再生を突破した同曲は、配信チャートにおいても連続1位に獲得するなど新記録を次々と樹立し、累計130万ダウンロードを突破、大ヒットを続けている。今後も、3月19日から開幕予定の「第89回選抜高等学校野球大会」の入場行進曲に「恋」が選出。5月からは自身初となるアリーナツアーが開催されることが決定している。また、2017年初リリースとして映像作品『Music Video Tour 2010-2017』を5月17日に発売することも決定。「くせのうた」「くだらないの中に」といったデビュー初期の名曲から、大ヒット中の「恋」など、各作品ごとに星野自らが撮影時のエピソードや解説などのコメントを添える形で、ミュージックビデオを紹介する。
2017年02月11日明治安田生命が調査した「理想の上司」ランキングが6日に発表され、昨年放送されたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の出演者たちが大躍進した。今回、女性1位は日本テレビの水卜麻美アナウンサーだったが、4位に石田ゆり子が昨年の圏外からランクイン。『逃げ恥』で、"百合ちゃん"として外資系化粧品会社のキャリアウーマン役を演じていた影響からか、「知性的・スマート」「頼もしい」といったイメージから人気が上昇し、初のベスト10入りとなった。石田は、俳優・歌手部門で、天海祐希についで2位となっている。また、主題歌「恋」も担当した星野源は、男性の俳優・歌手部門で圏外から5位にランクイン。「親しみやすい」「優しい」という点で多くの支持を得た。この調査では、「理想の新入社員」のアンケートも実施。上司が選ぶ女性1位に、「親しみやすい」と支持された、『逃げ恥』主演の新垣結衣がランクインした。新垣は、新入社員が選ぶ同アンケートでも、土屋太鳳に次いで2位にランクインし、上司と同期の両方から人気を集めた。○2017年・明治安田生命「理想の上司」ランキング(総合)●男性1位:内村光良2位:タモリ3位:池上彰4位:原晋(青山学院大学駅伝監督)5位:所ジョージ6位:イチロー7位:関根勤、中居正広9位:城島茂、林修(予備校講師)●女性1位:水卜麻美2位:天海祐希3位:吉田沙保里4位:石田ゆり子5位:有働由美子6位:澤穂希7位:ローラ8位:いとうあさこ9位:真矢みき10位:大江麻理子・調査対象:今春就職を予定している新卒男女 および、会社員・公務員・会社経営者・自営業等の部下がいる社会人・調査エリア:全国・調査期間:2017年1月5日~11日・調査方法:インターネット調査・有効回答者数:学生1,109人 / 社会人735人
2017年02月06日約2万年前に残された洞窟壁画の中でも、鮮やかな彩色と生き生きとした構図で600頭とも言われる動物が描かれ、「洞窟壁画の最高傑作」と称されるのがラスコーの洞窟壁画だ。いま東京・国立科学博物館で開催中の特別展「世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」は、昨年ブームとなったTBS系火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で、主人公の伯母“百合ちゃん”が大人デートを楽しんだスポット。それもそのはず、本展はフランス政府公認のもと制作された展覧会「LASCAUX INTERNATIONAL EXHIBITION」に、日本独自のコンテンツを加えた特別展なのだ。通常は午後5時までの開館も金曜のみ午後8時までとあって、子どもから大人まで楽しめる貴重な展覧会となっている。特別展「世界遺産ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」チケット情報東京で2月19日(日)まで開催の後、宮城・東北歴史博物館(3月25日(土)~5月28日(日))、福岡・九州国立博物館(7月11日(火)~9月3日(日))にも巡回する本展。その魅力を、ここで改めておさらいしておこう。見どころは大きくわけて3つ。ひとつめは、最新テクノロジーにより1ミリ以下の精度で再現された洞窟壁画(一部)だ。2メートル大の「黒い牝牛」や、なぜ描かれたのか謎と言われている鳥の頭を持つ人間とバイソンが描かれた「井戸の場面」など、洞窟の中で見る壁画はさすがの迫力。ふたつめは、クロマニョン人が残した彫刻や道具の実物資料だ。ラスコー洞窟「ラスコーのランプ」は、同博物館の人類史研究グループ長で本展の監修者・海部陽介氏が「まさか借りられるとは思わなかった」と語った国宝級の一品。「体をなめるバイソン」などの彫刻は毛並みまで繊細に彫られており、その豊かな表現力に驚かされる。そして3つめは、研究をもとに制作されたクロマニョン人の等身像と、その生活の紹介。かれらが身に付けているのは革で作った服に貝殻のアクセサリーなど、予想以上に洗練されたものばかり。実用器具である投槍器などにも美しい彫刻が施されているのを見ると、かれらが創作活動を楽しんでいたことが容易にうかがえる。1月5日に、海部氏と本展学術協力者の五十嵐ジャンヌ氏(東京藝芸術大学講師)が日比野克彦氏(東京藝芸術大学教授)を迎えて行ったトークイベントでは、「洞窟が実物大で再現されているので、壁画の作者と同じ距離感で作品に向かうことが出来た。クロマニョン人はあの暗闇で動物のイメージが頭に浮かんだからこそ、壁画を描き始められたのではないか」と、日比野氏がアーティスト側からの目線で発言。「本来、作家の視点や想いが反映されるのが“絵”というもの。いわゆる技術とは別で、ラスコーの壁画はそれが今も伝わってくるという意味で“上手い”んです」との日比野氏の言葉には、海部氏と五十嵐氏も納得の様子だった。2万年の時を超えて、今も見る者に訴えかけるラスコー壁画の魅力。その理由の一端が、垣間見える座談会となった。取材・文佐藤さくら
2017年01月27日お笑いタレントの有吉弘行がこのほど、あす17日(22:15~23:19)に放送される関西テレビ・フジテレビ系バラエティ番組『有吉弘行のダレトク!?』の収録に参加。新年一発目の収録を終え、「新垣結衣ちゃんの人気ドラマが終わったので、立て直したいなって思ってます(笑)」と今年の抱負を語った。今回の放送では、アンガールズの田中卓志が、見た目はキモいが食べたらうまいものを調査する「キモうまグルメ IN THE WORLD」のコーナーで、生物ライターの平坂寛氏と共にタイを訪問。田んぼに潜む全長1mというタイコブラの捕獲に挑む。平坂氏から「今までで一番危険。あっさり死ぬ」という情報を入れられた田中は、捕獲作業で「噛まれたら死ぬんだよ!?」と絶叫。さらに、世界三大奇虫とも呼ばれているウデムシを捕獲するために洞窟を捜索するが、「こんなの食べられるわけないじゃん!!」と泣き叫ぶ。スタジオでVTRを見た有吉は「命がけで頑張ってくれたのですごく面白かったです」とご満悦。昨年10月から22時台に移ったものの、裏番組にヒットドラマの『逃げるは恥だが役に立つ』があったことから、「とりあえずは新垣結衣ちゃんの人気ドラマが終わったので、立て直したいなって思ってます(笑)」と抱負を語った。この日の放送では他にも、狩野英孝とデヴィ夫人が秋田県男鹿市で「なんちゃってキャビア」作りに挑戦。アンタッチャブルの山崎弘也は、ある芸能人夫婦の自宅を訪れ、冷蔵庫の中から目を疑うほどの賞味期限切れ食品を発見する。
2017年01月16日女優の新垣結衣が主演を務めたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』最終回(12月20日放送)の総合視聴率が、33.1%を記録したことが4日、分かった。同週の総合視聴率でトップの数字だった。従来のリアルタイム視聴率では、初回10.2%でスタートしてから、2話で早くも同局火曜ドラマ枠の歴代最高を更新してグングン伸び、一度も数字を下げることなく、最終回で20.8%を獲得。この最終回のタイムシフト(録画)視聴率も16.9%という高い数値だったことが判明し、2つを合算して重複分を除いた総合視聴率では、33.1%という記録となった。これは、同じ12月19週に放送されたすべての番組の中でトップの数字で、こちらも最終回だったテレビ朝日『ドクターX~外科医・大門未知子~』(リアルタイム視聴率22.8%)の総合視聴率も上回る結果となった。『逃げ恥』の愛称でブームを巻き起こした同作は、彼氏なしの森山みくり(新垣)と、恋愛経験なしの津崎平匡(星野源)が、妻=従業員・夫=雇用主となる"就職"という意味での結婚生活を描いたラブコメディ。大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』では、星野が主題歌「恋」を披露し、ゲスト審査員を務める新垣が、審査員席で恥ずかしがりながら"恋ダンス"の手振りを見せたことも話題となった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2017年01月04日2016年のテレビドラマをふり返ってみると、恋愛に奥手かつ不器用な登場人物たちが非常に多かったような気がします。中でも注目を集めたのが、「逃げ恥」の平匡さんでお馴染み“ムズキュン男子”の存在。ムズキュンとは、見ていてムズムズするくらい恋愛臆病なのにも関わらず、ふとした瞬間、その純粋さにキュンとさせられる現象のこと。今日は1年間のドラマ作品をふり返りながら、話題の“ムズキュン男子”――その魅力について、改めて考察していきましょう。■“ムズキュン男子”の代表と言えばこの人津崎平匡(星野源)/「逃げるは恥だが役に立つ」恋愛初心者であることをどこかコンプレックスに感じている平匡は、兎にも角にも自己肯定力が低く、毎回、私たち視聴者をこれでもかという程ムズムズさせてくれました。主人公・みくりからの明らかなアプリーチを前にしても、「勘違いしたらバカを見る」「恥をかく位なら、こんな感情飲み込んでしまえばいいんだ」と心を凍結させてしまう始末。最初はその姿にもどかしさを覚えていましたが、回を追うたび、まるで自分ごとのように応援したくなるのが不思議…。とにかく愛おしく思えてくるんです。それこそがまさに、“ムズキュン男子”最大の魅力なのかもしれませんね!劇中、みくりの台詞の中にもありましたが、格好良い男性って常に完璧で無ければその形容詞が成立しないような気がしませんか?でも、愛らしさが魅力の男性は、その点無敵なんですよね~。実際男性にとって可愛いという表現は褒め言葉ではないようですが、平匡のように無意識に周りを惹きこむ真っ白な魅力というものは、いくら計算しても叶うものではない!ある意味、要注意な一面と言えるでしょう。■仕事とのギャップに萌えまくり!鮫島零治(大野智)/「世界一難しい恋」また、同じく純粋さにムズムズさせられた主人公と言えば、あの社長の存在も忘れてはなりません。プライドの高さゆえ、恋愛に対してもつい天邪鬼な言動をしてしまう鮫島社長!皆さん覚えていますか?顧客を満足させる才能は天才的…にも関わらず、なぜか女性を満足させる才能が1mmもないという不器用型の“ムズキュン男子”。地位も財力も持っているだけに、「あーあ、それを言わなければモテるのに…」というポイントが満載でした。想い人・美咲に対しても、ついつい格好をつけては失敗するというお決まりの展開が板についていましたが、2人の恋が実った後の零治はとにかく可愛かった!メールの受信ライトを見るだけで瞳をキラキラと輝かせ、彼女との思い出の落書きを壁に飾ってはニヤニヤ。そうして小さな思い出をひとつひとつ大切にできる純粋さは、恥ずかしがるべき童心では決してなく、胸を張るべき個性なんだということを、声を大にして伝えたいものですね。好きな人のために苦手な牛乳を何本も飲み干す体当たりな愛情表現を目の当たりにしていると、思わずウルッときてしまいますよ~。■“ツン”要素が欲しい人におすすめ柴崎夏向(山崎賢人)/「好きな人がいること」そして最後がこちら!非常にツンデレ寄りの“ムズキュン男子”と言えば、2016年の夏を爽やかなSっ気で彩ってくれた夏向くん。彼は彼で非常にムズムズ要素を含んだヒーローでした。それなりに恋愛経験もあるし、頭の回転も速いからこそ、先回りして周りの人たちの気持ちを読んでしまう夏向。大切な家族を傷つけないよう…無意識のうちに臆病になってしまっていた彼の閉ざされた心を、主人公・美咲の飾らないストレートな愛が正面突破していきます。それまでは常に省エネという、感情のスイッチをオフにして生活していた夏向でしたが、彼女の言動にだけはなぜだかイライラ。一喜一憂する様は、まるで幼い子どものよう。可愛さだけではない、時に横暴さも兼ね備えたキュンの嵐が――そこにありました。壁ドンや袖クルなど、少女漫画に欠かせない王道要素もたくさん詰まっているので、心の癒しになること間違いナシ!以上、2016年のドラマに欠かせない“ムズキュン男子”の存在。この機会に是非、おさらいしてみてはいかがでしょうか。(text:Yuki Watanabe)
2016年12月28日歌手で俳優の星野源が28日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、報道陣の取材に応じた。昨年に続いて2回目の出場となる今年の紅白で、自身も出演したTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌「恋」を披露する星野。ゲスト審査員で『逃げ恥』で共演した新垣結衣も出演するが、記者から「大みそかまで一緒というのはうれしい?」と聞かれると、「またお仕事できるのはうれしい」と照れ笑い。「審査員のみなさんも、お客さんも、テレビの前の皆さんも、一緒に踊ってもらえたら」と呼びかけた。そして、楽曲「恋」について、「やりたい音楽と作品のテーマを盛り込んだ。しかも楽しくて、踊りたくなるような曲にした」と説明。振り付け"恋ダンス"が一大ブームとなったが、「曲もダンスもドラマも、いろんな人が見て聞いてくださって、街を歩いていてもたくさん声をかけてくれる。こんな幸せなことがあっていいのか」と反響の大きさに感激した。さらに、「中学1年のときから音楽とお芝居をやってきて、どっちも頑張ろうと活動してきたのが報われた気がした。この作品に出会えてすごいうれしかった」としみじみ。「たくさんの人の生活の中に組み込むくらいになって、すごく感動していますし幸せ。なかなかない体験」と喜びを語った。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」。紅組司会を有村架純、白組司会を嵐の相葉雅紀、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。出場歌手は紅組23組、白組23組の合計46組。昨年は紅組が4年ぶりに勝利し、通算成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月28日視聴率なんと20%超え、堂々の放送終了を迎えた『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)。「契約結婚」という現実にはあまりなさそうな設定ではありますが、みくり(新垣結衣)と平匡(星野源)の恋愛はどことなく身近に感じてしまうものがありましたよね。『逃げ恥』ロスが続くいま、「みくりが愛されるワケ」についておさらいをしましょう。■1.家事が完璧「やっぱり家事ができる女性はポイント高いよね。それだけでちょっと好きになっちゃうもん(笑)」(26歳/男性/営業)「家に帰ってあんなにおいしそうな料理が並んでいたら嬉しくなっちゃう!」(28歳/男性/販売)みくりは家事代行の仕事ができるほど、料理や掃除などの家事スキルが完璧。やはり男性からすると、家庭的な女性は魅力的に感じるようです。平匡さんがみくりの細かな気遣いに惚れ惚れしたのはもちろん、舌が肥えてそうな風見さん(大谷亮平)までみくりの料理を「おいしい」と食べていました。私たちも日ごろから家事にトライしていくことで、男性の心を掴むことができるかも!?■2.自分を客観視できている「俺もそうだけど、自分のダメなところに気付けていない人って多いと思うんだよね。その点みくりはこざかしい性格もきちんと分析できているから、一緒にいてラクだと思う。」(21歳/男性/大学生)みくりは大学生のときの彼氏に「お前はこざかしい」と言われ、はじめて自分の性格に気付いたよう。そのときは落ち込んだみくりでしたが、その後はきちんと「こざかしい」自分を受け入れています。このように自分を客観視することはとても大切。そうすることで発言に気をつけることもできますし、自分にとって理想の男性も見つけやすくなるでしょう。■3.見栄は張らない「私もみくりと同じように学生時代の就活は全滅だったんです・・・。大学卒業後無事に就職できたのですが、それまでの空白の間は『就職先は決まったけれど、私に合わなそうだから辞退した』とみんなに嘘をついていました。でもいまになってみるとそんなことを言う必要はなかったかなって思います。」(25歳/女性/一般事務)みくりは文系の大学院卒ではありますが、なかなか就職先に恵まれませんでした。でもそんな自分を隠すことなく、平匡にはありのままの自分を伝えています。「大学院まで出たのに就職できないなんて・・・」と言う人もいるかもしれませんが、真実を話せば理解してくれる人だっているはず。現に平匡はそんな「誰からも必要とされない辛さ」を持ったみくりに、親近感を持ってくれました。大変なときはきちんと言葉にしたほうが、案外周囲の人も助けてくれるのかもしれません。■4.個性がある「みくりは量産型って感じがしない!あとは男性に媚を売っていなくて良いよね。だから周囲の人から好かれるんだと思う。」(27歳/女性/アパレル)最近の女子というと、なんとなく同じようなファッションやメイクをして「男ウケ」を重要視しているイメージがありますよね。もちろんそれ自体は悪いことではないのですが、「本当の自分の良さ」が埋もれてしまうことも・・・。でもみくりは全体的にナチュラルですし、あまりイケメンやハイスペックな男性には興味がないようでした。また、妄想好きという変わった一面も持っています。そんなぶれない芯を持っている人のほうが、案外男性の心にはヒットするのかもしれませんね。■おわりにみくりが愛されるのは、こざかしさの中に素直さがあるからなのかも。『逃げ恥』から愛され女子になるヒントをたくさんもらっちゃいましょう!(和/ライター)(ハウコレ編集部)(横田彩夏/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2016年12月28日●ドラマ界、次のトレンドは?この2カ月間くらい、どこへ行っても「秋のドラマは面白いね」と声をかけられた。いかにもドラマが好きそうな30~40代の女性だけでなく、10代や60代の男性からも言われるくらいだから、本当に多くの人々が見ていたのだろう。夏ドラマは、「全話2ケタ視聴率の作品が0本」という壊滅的な状況だったが、秋ドラマは『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系、以下『ドクターX』に略)が平均20%超え、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系、以下『逃げ恥』に略)の最終回が20.8%を記録。さらに、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系、以下『校閲ガール』に略)、『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系、以下『砂の塔』に略)、『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系、以下『IQ246』に略)も平均視聴率が2ケタを超えたほか、内容の評判も上々。テレビウォッチャーの満足度やクチコミサイトなどの評価も軒並み高かった。ここでは、「『逃げ恥』ブームに見る次のトレンド」「"連ドラらしさ"への回帰」「脚本家の新世代が台頭」という3つのポイントから検証し、21作を振り返っていく。今回も「視聴率や俳優の人気は無視」のドラマ解説者・木村隆志がガチ解説する。■ポイント1:『逃げ恥』ブームに見る次のトレンド『逃げ恥』ブームの理由は多くのコラムで書かれてきたので、ここでは今後のドラマ界に向けた影響について考えていきたい。『逃げ恥』の結末は、みくり(新垣結衣)と平匡(星野源)だけでなく、アラフィフ独身の百合ちゃん(石田ゆり子)、シングルマザーのやっさん(真野恵里菜)、マイノリティの沼田(古田新太)ら、ほとんどのキャラクターが笑顔を見せて終わった。『逃げ恥』は、よく「悪者がいないドラマ」と言われていたが、とりたてて善人もいない。善悪ではなく、一人一人の生き方を尊重・応援するような世界観を作り、結果的に主題歌『恋』の歌詞にある「夫婦を超えていけ」を表現していた。今回の大ヒットは、『半沢直樹』(TBS系)以降続いていた勧善懲悪ブームが終わり、次のステージに入ったことを示唆しているのかもしれない。また、恋愛ドラマであるにも関わらず、さまざまな年代・性別・立場のキャラクターを並べて、あらゆる人々が入りやすい状態を作ったのは特筆すべきところ。加えて、情報番組とのコラボ、タイアップCM、恋ダンス、クックパッド連動などの仕掛けは、プロデューサーによる見事な"全方位プロジェクト"だった。あらゆるところから「お客さんを呼んで来よう」という妥協なきスタンスは、今後のドラマ界に影響を及ぼすだろう。もう1点ふれておきたいのは、"婚前同居""契約結婚"というコンセプト。どちらもドラマでも何度か描かれてきたもので目新しさはなく、極めてシンプルな部類に入る。より多くの人々を感動させるためには、「貴族の末裔」「旧約聖書『カインとアベル』」「タワーカースト」などの奇抜なコンセプトは必要ない、ということが明らかになった。■ポイント2:"連ドラ"らしさへの回帰『逃げ恥』は、「ハイテンポ」「小ネタ詰め込み」一辺倒になりがちなドラマ界の流れを止めてくれた。両家顔合わせ、ハグ、新婚旅行、キスなどの小さな出来事が一話ずつ進むスローな展開こそ、連ドラ本来の楽しさ。目先の視聴率を獲るためにテンポを速め、次々に大きな事件を起こすことに熱心だった制作サイドには、目から鱗だったのではないか。また、『砂の塔』が見せた「長編ミステリー&サスペンスの復活」も大きな意味がある。21世紀に入ってから長編ミステリー&サスペンスは低視聴率を理由に減る一方。「一話完結でスカッと解決」の作品ばかりになって久しいが、終盤右肩下がりの『IQ246』と、右肩上がりの『砂の塔』の差が、「もっと長編を見たい」という視聴者の声なのかもしれない。また、『カインとアベル』(フジテレビ系)、『逃げ恥』、『ドクターX』、『コピーフェイス~消された私~』(NHK)など、クリスマスウィークまでしっかり放送した作品が多かったのも久々。「幸せな気分で年越しできる」という秋ドラマに望まれる心地よい余韻を与えてくれた。■ポイント3:脚本家の新世代が台頭ドラマ業界では、「連ドラの脚本家は平均年齢55歳くらい」と言われるほど高齢化している。ベテランの頑張りはうれしい反面、取って代わる存在がいないのは大きな問題。しかし、制作サイドは、「若手を育てたいが、ベテランに書いてもらったほうが時間内で安定した作品を供給できる」というジレンマを抱えていたが、秋ドラマで光が見えはじめた。今秋は『逃げ恥』の野木亜紀子、『砂の塔』の池田奈津子、『IQ246』の泉澤陽子など2010年以降に連ドラデビューした女性脚本家たちがベテランに負けぬ仕事を披露し、芸人のバカリズムも、連ドラ2作目にして初の長編にトライ。『黒い十人の女』は本人いわく「長いコント」とのことだが、"芸人ならではの脚本"という可能性にあふれていた。今後もコントのプロたちによる"芸人脚本家"が増えるかもしれない。2017年は新旧脚本家のよい競争が見られるのではないか。秋ドラマはそんな来年への期待感を持たせてくれた。全作の全話を見た結果、秋ドラマの最優秀作品に挙げたいのは、やはり『逃げ恥』。脚本・演出・俳優・仕掛けなど非の打ちどころがない仕上がりで、何かを言うとしたら難癖でしかない。『黒い十人の女』も負けない仕上がり。深夜放送ではもったいないほどバカリズムの脚本は質が高く、それに応えるべく女優たちが生き生きとした演技を見せた。男優では、連ドラ史上まれにみるバカとアクションを53歳にしてやり切った『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系、以下『ラストコップ』)の唐沢寿明と、徹底した映像美の中で異質な佇まいを見せた『スニッファー 嗅覚捜査官』(NHK、以下『スニッファー』)の阿部寛。女優では、ヒロインとして出色の華を見せた『逃げ恥』の新垣結衣と、破天荒なキャラ設定を自分のものにした『校閲ガール』の石原さとみを挙げたい。また、『逃げ恥』の星野源と石田ゆり子、『校閲ガール』の江口のりこと和田正人、『砂の塔』の松嶋菜々子、『黒い十人の女』の成海璃子と水野美紀ら助演俳優も大活躍。ダブル主演、トリプル主演に近いポジションで作品のレベルを引き上げていた。【最優秀作品】『逃げ恥』次点-『黒い十人の女』『校閲ガール』【最優秀脚本】『逃げ恥』次点-『黒い十人の女』【最優秀演出】『逃げ恥』次点-『校閲ガール』『ラストコップ』【最優秀主演男優】唐沢寿明(『ラストコップ』)次点-阿部寛(『スニッファー』)【最優秀主演女優】新垣結衣(『逃げ恥』)次点-石原さとみ(『校閲ガール』)【最優秀助演男優】星野源(『逃げ恥』)次点-和田正人(『校閲ガール』)【最優秀助演女優】松嶋菜々子(砂の塔)次点-成海璃子(『黒い十人の女』)【優秀若手俳優】佐野勇斗(『砂の塔』)久保田紗友(『運命に、似た恋』)●21作をガチ採点! 『逃げ恥』は?21作のひと言コメントと採点(3点満点)○『カインとアベル』月曜21時~フジテレビ系出演者:山田涼介、桐谷健太、倉科カナほか寸評:今年は恋愛路線を貫いてきた月9が最後に選んだのはビジネス。「一人の女性をめぐる兄弟の物語」ではないことに肩透かしで、シリアスな作風にしてはディテールがアバウトで、リアリティに欠けた。演技に取り組む山田の真摯な姿勢は感じられただけに、主演より一段ずつ階段を上らせたい。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆視聴率☆総合☆】○『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』火曜21時~フジテレビ系出演者:吉田羊、相武紗季、伊藤蘭ほか寸評:医療ドラマの可能性を開拓すべく、「原因不明の難病」「手術をしない医師」というテーマを選択。エンタメ要素で『ドクターX』に勝てないのは織り込み済みだろうが、一話完結にこだわったためシリアスさもあと一歩。最大の誤算は『逃げ恥』大ヒットで、火曜21時への枠移動が裏目に出たこと。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆☆】○『逃げるは恥だが役に立つ』火曜22時~TBS系出演者:新垣結衣、星野源、石田ゆり子ほか寸評:キャスティング、脚本・演出に加え、恋ダンスや番組コラボなどあらゆる面で「見てもらう工夫を凝らす」姿勢に敬服。老若男女の視聴者を集め、作品のパワーと波及効果を生み出していた。ラブコメ本来のスローな展開を視聴者に浸透させたという意味で、ドラマ界に与える影響は大きい。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆☆☆総合☆☆☆】○『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』水曜21時~日本テレビ系出演者:石原さとみ、菅田将暉、岸谷五朗ほか寸評:"お仕事ドラマ"としては雑な印象もあるが、ヒロインとファッションを楽しむための仕掛けがぎっしり。斬新な演出でプロモーションビデオのような軽さを生み出していた。1人1人の助演も効いていたが、ヒロインが苦悩するシーンをもう少し掘り下げたほうが、感動を得られたのでは。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆☆総合☆☆☆】○『コック警部の晩餐会』水曜0時10分~TBS系出演者:柄本佑、小島瑠璃子、えなりかずきほか寸評:「1話30分のライトな刑事コメディ」というコンセプトに柄本がフィットせず、持ち味が出ていたとは言えなかった。そのためか、女優デビューの小島、笑いのメインに据えられたえなりも窮屈そうな印象に。深夜らしいB級感がほしい内容だが、マジメに作られていたのはスタッフの人柄か。採点:【脚本☆☆演出☆キャスト☆視聴率☆総合☆】○『ドクターX~外科医・大門未知子~』木曜21時~テレビ朝日系出演者:米倉涼子、岸部一徳、西田敏行ほか寸評:予想通りの横綱相撲。泉ピン子の投入以外は何も変わらず、PPAPなどの時事ネタを織り込みながら、これまで通りの内容で押し切った。「大門の手術が成功するのが分かっているため、周囲の敵が小物に見える」きらいはあるが、平均視聴率20%を獲れる唯一のシリーズだけに変える必要はない。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆☆☆総合☆☆】○『Chef~三ツ星の給食~』木曜22時~フジテレビ系出演者:天海祐希、小泉孝太郎、遠藤憲一ほか寸評:オーナーの食中毒偽装やテレビ取材などプロットに無理があり、序盤で視聴者の心をつかめず……。中盤から天海の魅力が発揮されはじめたが、給食問題に切り込まず、子どもたちとのエピソードもほとんどなかったのが残念。"三ツ星シェフ=天海"というカリスマ性に頼りすぎた感がある。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆】○『黒い十人の女』木曜23時59分~日本テレビ系出演者:船越英一郎、成海璃子、水野美紀ほか寸評:10人の女性を書き分けるバカリズムの脚本が冴え渡った。ケンカがエスカレートして徐々に濃度の高いものをぶっかけ合うなど、コント師としての顔もしっかり。「みなさん大好物の不倫」というセリフ通り、ダメな人間を悪気なく笑い飛ばそうとしていた。今年の深夜ドラマナンバーワン。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆☆総合☆☆☆】○『石川五右衛門』金曜20時~ テレビ東京系出演者:市川海老蔵、國村隼、比嘉愛未ほか寸評:佇まいからセリフ回しまで、市川海老蔵そのもの。"海老蔵歌舞伎"の世界観をドラマに直輸入したような時代劇に驚いた人は多かったのではないか。「茶々が授かった子の父は五右衛門で、五右衛門の父も秀吉だった」という筋書きは面白いが、この枠にしては登場人物が多く盛り込みすぎの感も。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆☆】○『砂の塔~知りすぎた隣人』金曜22時~TBS系出演者:菅野美穂、岩田剛典、松嶋菜々子ほか寸評:「ママ友いじめ」をエスカレートさせた序盤こそモタついたが、松嶋の怖さが発揮されてから一気に加速。壮絶な過去とハーメルン事件の両輪で、本格ミステリー&サスペンスの様相に。ただ、「犯人が最終回で初登場」という禁じ手を使ったのは疑問で、タワーマンションが舞台の理由も薄い。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆☆総合☆☆】○『運命に、似た恋』金曜22時~ NHK系出演者:原田知世、斎藤工、奥田瑛二ほか寸評:脚本に北川悦吏子を据えただけあり、予想通りの大人向けファンタジーに。幼少時代のエピソード、難病、恋を邪魔する悪女などは既視感こそ強いが、徐々に女の顔になっていくヒロインに自分を重ねた女性は多かっただろう。ただ、それは裏を返せば「古い」と感じる人が多いということでもある。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆☆】○『コピーフェイス~消された私~』金曜22時~ NHK系出演者:栗山千明、佐藤隆太、玉置玲央ほか寸評:「飛行機事故で間違えられて別人の顔に整形手術される」という外国ドラマのような設定に口をはさむのは野暮というもの。荒唐無稽な話をシリアス一辺倒でやり切るのがNHKの強みであり、それが2役を演じた栗山の技量を引き出していた。全6話でまとめて間延びしなかったのも好印象。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆☆】○『家政婦のミタゾノ』金曜23時15分~テレビ朝日系出演者:松岡昌宏、清水富美加、余貴美子ほか寸評:松岡の女装は仕掛けの1つに過ぎず、毎話予想を裏切る筋書きと、家事テクニックなどの遊び心が好評だった。最終回のオチは視聴者にとって予想の範ちゅうであり、大どんでん返しとはいかず。『半沢直樹』『下町ロケット』などを手がけた脚本家・八津弘幸には次作もオリジナルを期待したい。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆☆総合☆☆】○『勇者ヨシヒコと導かれし七人』金曜24時12分~テレビ東京系出演者:山田孝之、木南晴夏、宅麻伸ほか寸評:福田雄一ワールドは健在であり、シュールかつムチャなネタの連発で安定した笑いを提供。ただ、起用される俳優に偏りがあるため、「そろそろ見慣れてしまった」という声も多い。パロディの思い切りこそあるが、このスタッフとキャストなら、「もっとできるかも」と思ってしまうのは酷か。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆☆】○『THE LAST COP/ラストコップ』土曜21時~日本テレビ系出演者:唐沢寿明、窪田正孝、和久井映見ほか寸評:「刑事かバカか」のコピーを裏切る「バカ一択」を徹底。ここまで賛否両論が分かれる作品も珍しいが、それは「1コンセプトでやり切っている」から。ムチャ振りの連続をハイテンションでこなした唐沢と窪田と、最終回の生放送で最大級のグダグダ感を演出したスタッフに敬意を表したい。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆総合☆☆】○『スニッファー 嗅覚捜査官』土曜22時~NHK出演者:阿部寛、香川照之、井川遥ほか寸評:阿部と香川のコンビと、映像の美しさは完璧。物語もよくまとまっている。それでも額面通りの評価を受けられないのは、必要以上な敷居の高さではないか。カッコよく作り込みすぎた映像が人間くささを奪い、「気取っている」という印象に。エピソードはあるだけに、続編を作るかはNHK次第。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆総合☆☆】○『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』土曜23時40分~フジテレビ系出演者:田辺誠一、西田尚美、鹿賀丈史ほか寸評:タイトルに反して逆襲はほとんど見られず、主人公はひたすら理不尽な仕打ちを受け続けるストレスフルな展開が続いた。テーマが見えにくくい分、爽快感のポイントも見つからず、視聴者が困惑……。東海テレビ制作だけに、昼ドラゆかりの俳優を次々に出演させて楽しませてくれた。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆】○『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』土曜0時20分~テレビ東京系出演者:中村蒼、大東駿介、野間口徹ほか寸評:テレビ番組や芸能界のあるあるを詰め込んで小バカにするスタンスはテレ東らしいが、もはや見慣れた感もある。最終回の「俺たちは自分たちのことは自分たちで決めたい」「(視聴者に)お前らにガタガタ言われる筋合いはねえ」はSMAP、引いては芸能人全体へのエールに見えた。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『IQ246 ~華麗なる事件簿~』日曜21時~TBS系出演者:織田裕二、ディーン・フジオカ、中谷美紀ほか寸評:意欲作だが「貴族の末裔」「IQ246」という設定と事件がリンクせず、通常の推理ドラマという枠に収まった。織田の役作りと、木村監督らしい小ネタやドタバタに否定的な声が多かったのは気の毒というほかない。犯人が最初からわかっている倒叙型だけに、大物ゲストが必要だった。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆☆総合☆☆】○『キャリア ~掟破りの警察署長~』日曜21時~フジテレビ系出演者:玉木宏、高嶋政宏、瀧本美織ほか寸評:「平成版、遠山の金さん」という設定に徹した刑事ドラマは、テレビ東京の20時台を思わせるシンプルさ。ただ、日曜21時という時間帯を考えると、中高年向けのコンセプトなのはもったいない。「警察手帳を見せ、相手が腰を抜かす」シーンにカタルシスを感じる層はごく一部。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆】○『レンタル救世主』日曜22時30分~日本テレビ系出演者:沢村一樹、藤井流星、志田未来ほか寸評:器用な俳優を集めて、ルチャ・アクション、つぶやきラップ、泣き顔ブス、イケメンの女装など、てんこ盛りの演出で勝負。すべてが足し算にならなかったのは、軸となる主人公の魅力を描けなかったからか。沢村が周囲の変わり者に振り回される、ただのお人好しだったのは残念。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆】■木村隆志コラムニスト、テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月間20本超のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などに出演。取材歴2000人を超えるタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2016年12月28日データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」による、10月スタートの秋の連続ドラマの全話平均満足度が出そろい、新垣結衣主演のTBS系『逃げるは恥だが役に立つ』(逃げ恥)がトップとなった。○秋ドラマ全話平均満足度ランキングテレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。全体の数値傾向から、3.7以上を高満足度と位置づけているが、『逃げ恥』は第1話で3.74をつけてから、第2話以降全て4.0以上の高数値で推移し、全話平均は4.24となった。今年の連ドラで、同調査の全話平均満足度が4.0を超えたのは、4月クールに放送された伊藤英明&木村佳乃の『僕のヤバイ妻』(4.04 / 関西テレビ・フジテレビ系)以来。『逃げ恥』は、これに0.2ポイントの差をつけ、今年の連ドラトップとなった。第6話で記録した4.43は、1話単位でも今年の最高値となる。2位は、米倉涼子主演の人気シリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)で、こちらも4.02と高数値。全話平均視聴率は21.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)で、今年の連ドラ首位と貫禄を見せた。3位も視聴率が好調だった、石原さとみ主演の『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)。初回から3.92と高数値で、ラスト4回は全て4.0超えとなり、最終回は自己最高の4.05で着地した。なお、4月クールからフジテレビが日曜21時枠をドラマ枠に転換し、TBSとの直接対決となっているが、今クールはフジ『キャリア~掟破りの警察署長』が3.65、TBS『IQ246~華麗なる事件簿~』が3.59となり、初めてフジが同枠の満足度で上回った。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル ・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年12月27日TBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』に出演した女優の新垣結衣と歌手で俳優の星野源が、26日に放送された同局系バラエティ特番『TBS人気番組大集合 テレビ殿堂入り映像祭2016』(18:30~21:00)にVTR出演。第6話で新垣がセーラー服姿を披露したパロディシーンを振り返った。20日に放送された最終回が平均視聴率20.8%を記録した『逃げ恥』。ムズムズキュンキュンする"ムズキュンシーン"のほか、スタッフの遊び心あふれるパロディシーンも毎回話題となった。第6話の学生時代を妄想するシーンでは、2007年に放送された『パパとムスメの7日間』(同局)で新垣が着ていたセーラー服を、9年ぶりに新垣が再び着用。「可愛すぎる」「たまらん」「未だに似合う!」「透明感が変わらない!」などとファンから歓喜の声が上がった。新垣は「台本には『制服を着ているみくり』しか書いてなかったんですけど、衣装合わせの時にあの制服が登場して、興奮しました」と9年ぶりに懐かしの制服と再会したときの喜びを回顧。「まだあるんだ! 着ていいんだ! って」と続けると、星野は「着てください!」とコメントした。
2016年12月26日20日に最終回を迎えたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の"恋ダンス"の振り付けを担当した演出振付家・MIKIKO氏が26日、東京・赤坂BLITZで行われた「第4回 全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」全国大会にスペシャルゲストとして登壇した。『逃げ恥』のエンディングで主題歌「恋」に合わせてキャスト陣が披露した"恋ダンス"は、完コピする人が続出する大ブームに。MIKIKO氏は「実はすごく難しくて、プロのダンサー用に振りつけた振り」と説明した後、生徒と共に"恋ダンス"の一部を踊った。そして、「私は高校になってからダンスを始めたので、みんなみたいな年齢からダンスができていることは幸せなこと。また、赤坂BLITZは数々のスターを生み出したステージなので、ここに上がれるのはすごいラッキーなことです。悔いのないよう全力で踊ってくれたら」と呼びかけた。子供たちのダンスを見守ったMIKIKO氏は「子供たちが、想像していたよりも無垢で一生懸命で感動しました」と話し、「子供たちが"恋ダンス"を踊りながら出迎えてくれてうれしかったです」と感激。また、「ダンスの大事なところは、身体の動きをそろえるだけでなく、心をそろえること。『逃げ恥』の時も、キャストの方々が熱心に練習してくれ、キャスト・スタッフのみなさまの気持ちが一つになって、ああいうダンスができあがったのだと思います」と語り、「今回の経験が一体感やダンスの楽しさを知るきっかけとなり、将来プロのダンサーが出てくるかもしれないと思うと今から楽しみです」と期待を寄せた。この日は東京都の小池百合子知事も登壇し、「練習の成果をここでベストの状態で発揮してほしい。そして、忘れることのできない日にしましょう」と開会のあいさつ。「2020年に東京オリンピック・パラリンピック大会が開かれます。みなさんアスリートになって出ているかもしれないし、みんなでダンスを繰り広げているかもしれませんね」と話し、「私、東京都知事、小池百合子からも大きなエールを送って参ります。今日は頑張ってください!」と盛り上げた。同コンクールは、2012年度より全国の小・中学校で必修となったダンスの授業"現代的なリズムダンス"をテーマに、クラス単位で発表する大会。12月26日・27日の2日間かけて行われる全国大会では、地方大会と映像審査を勝ち抜いた全国の小・中学生がダンスを最終決戦を繰り広げている。審査委員長は、元SPEEDメンバーで参議院議員の今井絵理子氏、タレントの恵俊彰ら。TBSでは1月2日(6:00~6:30)、本大会の模様と全国大会出場を懸けた地方大会に密着取材した『第4回 全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール』を放送する(関東ローカルほか)。
2016年12月26日こんにちは。専業主婦歴10年、ママライターのあしださきです。2016年下半期で最も話題を集めたドラマといえば、『逃げ恥』ですよね。筆者も恋ダンスや星野源さん人気につられて見始めてから、すっかりハマってしまいました。そして、どんどん夢中になっていく一方で、かわいらしい2人の恋の行方以上に気になって仕方がない“あること”に気がついたのです。それに気がついてから、楽しいドラマを見ていてもちょっとした“不快感”のような感情と戦わなくてはいけない事態になってしまいました。「今のモヤモヤを整理しなくては年を越せない!」との思いでこのコラムを書いた次第です。それは、私たち主婦の生活からはかけ離れたファンタジーとも言える、“家事に給与が支払われている”という設定 についてなのです。実際に家事代行業というものが存在していることは知っていますが、リアルな主婦にとっては自分一人で毎日行っている家事労働であり、当たり前の日常の作業です。誰からも「良い仕事しているね」などと褒められもせず、誰からも「お疲れさま」などと労われもせず。それでも毎日頑張ってやっているのです。以下、リサーチした主婦の声とともに、ドラマ『逃げ恥』のシチュエーションにツッコミを入れたくなる“リアルな不満”を3つご紹介します。●(1)食事に「ノーコメント」ではもうへこみません『朝は家族全員が時間に追われているので、全く会話のないまま食事しています。もちろん食事への感想なんて全くなしです。でももうそれごときではへこまない精神力が身についています。夕食は本来なら家族みんなで楽しく食べたいですが、生活リズムが違うのであまり揃って食べられない』(40代・小学生と中学生の子の母)主人公が「食事にはノーコメントだが、全部食べているからマズくはないのだろう」と言うシーンがありましたが、向かい合って食事ができることだけでも十分であろう という感想を持ちました。“食事への感想”の代わりに“お給料”を頂いているのですから!●(2)家事は汚れる! 服も臭くなるから作業着が必須『朝、家族全員の布団を干すとき、動きやすい服装でないと作業効率が上がりません。ゴミ置き場がよくカラスに荒らされるので、そのつどホウキと水の入ったバケツを持っていき掃除しています。とてもじゃないけれど“白い服”で家事はできないし、そのまま出かけられるような服とは別の作業着が必要。うっかり気に入った服を着たまま料理すると、匂いがついてしまって本当にがっかりしますね』(30代・主婦)主人公の新妻ファッションにもとても注目が集まっているそうですが、正直リアリティに欠けている というか。「あんな真っ白な服で、ナポリタンなんか絶対作らないし!」と絶叫したくなりました。●(3)家事をどう頑張ればいいのか、モチベーション維持方法がわからない『主人や子どもたちが思っている“家事”の内容と、実際の作業はとてもかけ離れている。たとえば、「“洗濯”は洗濯機がしてくれるものだから、あなたは干して畳んでしまうだけでラクな仕事だ」と言われるとカチンとくる。実際は、小さな食べこぼしのシミ、襟と袖の汚れは手洗いしなければ落ちないので毎日チェックしているし、“洗濯機の中の掃除”だって必要。朝一番で干したいから、夜のうちにこれら全てやってから寝る。すべての家事には、下準備と後片付けがついてまわり、それを丁寧にやるかやらないかで仕上がりのクオリティがまったく違うのに、周囲には気がついてもらえない。正直、頑張っても意味ないかも。モチベーションを維持していく方法、誰か知りませんか?』(30代・3児の母)そうなんです。これを考えたとき一番モヤモヤとしてしまったのだと思います。家事を頑張るモチベーションとして、労働への対価として“給与”が与えられていればハイクオリティな家事を行う、十分すぎる目標ができるのではなかろうか。しかし、主婦にはそれがない 。それでも夫と家族を愛しているから、頑張るのか?家族の笑顔はプライスレス?いいえ、そんなに甘いもんじゃないのです。結果よく見られる次の一手としては、・なにか家以外に楽しみを見つけようと趣味を探して友人を作ろうとする・達成感を得たり、誰かに感謝をされたりしたくて子どもの通う幼稚園で役員を引き受けるこうした行動が、実は家事労働が“無給”であることの結果である可能性は、今まで考えたこともありませんでした。----------いかがでしたか?筆者の全く個人的な感想とともにお送りしてしまった今回のコラムでしたが、主婦目線で見てしまうと楽しいはずのドラマで“ムズキュン”できずにこんなモヤモヤを抱えてしまうとは、残念以外の言葉が見当たりません。しかし、これがリアルな感想なのです。2012年の国際社会調査プログラム(ISSP)による調べで、「世界一夫が家事をしない国、日本」という結果が出ています。それを今こそ言い換えましょう。「世界一妻が家事を頑張る国、日本」もう少し褒めてもらってもいいのではないでしょうか?世界一なのですから。【参考リンク】・家族と性役割に関する意識調査 | 国際社会調査プログラム(ISSP)()●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/神山みき(れんくん)
2016年12月26日体調不良で休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が24日、自身のブログを公開。妹で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央のお見舞いに訪れたことを報告した。麻耶は「"乾杯" with 妹」というタイトルで更新し、「今日は、妹が大好きなケーキを届けに病院に行ってきました」と報告。「しかーし痛恨のミス。サンタさんの帽子を忘れていってしまいました。『メリークリスマス』と、低めの声で!帽子をかぶって病室に入りたかったのに...」と残念がった。そして、「でもとっても喜んでくれて笑顔も見られて幸せな時間を過ごせました!」とつづった麻耶。「やぁと言ってハグをして帰ってきましたドラマ逃げ恥のみくりちゃんの真似です」と、20日に最終回を迎えたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で新垣結衣演じた森山みくり風のハグをしたことを明かした。麻央も同日、ブログで「私のサンタが来てくれました」と麻耶の訪問を報告し、2ショット写真を公開。「しかし、サンタの帽子を忘れて、落ち込んでいる。帽子なくても、私にはサンタにしか見えないよ」とつづっていた。
2016年12月25日ご紹介する3つのアイテムは、いずれも持ち主の生活をより豊かにしてくれるだけでなく、プレゼントや話題のタネとしてもおすすめです。気になるアイテムはないか、ぜひともチェックしてみてください。ドラマでも話題のお洒落なライト「Mini Lumio+」は一見すると手帳にも見えますが、実はスマートフォンの充電もできる、機能的なライトです。表紙にあたる部分を開くと、本のページのように薄いシェードが放射状に広がって、幻想的な白い光を灯します。このライトは2016年に話題になったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のエンディングにも使われており、特に注目度の高いアイテムとなっています。空中に絵が描ける?大人でも楽しめる3Dペン!「3Doodler」は、ペン先から出るプラスチックによって、まるで空中に絵を描くような感覚で立体物が作れる画期的なツールです。「3Doodler スタート」はこのシリーズの中でも子供向けのアイテムで、低温で溶けるプラスチックを使っています。大人でも子供でも楽しめる、プレゼントにおすすめしたいアイテムです。触ってびっくりのお洒落インテリアグッズ見た人をあっと驚かせるアイテムを探している人には、「シークレットデスクオーガナイザーホワイト」がおすすめ。「シークレットデスクオーガナイザーホワイト」は、そのままの状態では普通の透き通ったケースに見えまが、物を入れてひっくり返すとケースの中に色のついた液体が満ちてきて、中の物をすっかり隠してしまいます。ところが、元の位置に戻すと液体が消えていき、中の物が再び姿をあらわすのです!ちょっとしたものをいたずらっぽく隠せる「シークレットデスクオーガナイザーホワイト」は、話題づくりにぴったりのアイテムですよ。店舗情報店名:MoMA DESIGN STORE表参道TEL・予約:03-5468-5801住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1GYRE3Fアクセス:原宿駅より徒歩約6分明治神宮前駅より徒歩約4分表参道駅より徒歩約6分営業時間:11:00~20:00定休日:年中無休(GYREビルに準ずる)
2016年12月22日タレントの乙葉が21日、自身のブログを更新。20日に放送されたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の最終回に、夫であるお笑いタレント・藤井隆の妻役としてサプライズ出演した感想をつづった。乙葉は「毎週楽しみにしていた大好きなドラマに、主人の妻役で出演しまして、私自身もとても緊張しました」と振り返り、「撮影ではTBSドラマ『きみはペット』で、お世話になった金子監督に久しぶりにお会いすることができたこともとても嬉しく、またスタッフさん、キャストの皆さんも温かく迎えて下さり、ありがたい限りでした」と感謝した。そして、「毎週楽しみにしていた日曜日8時と火曜日10時、これからは寂しさでいっぱいになりそうです」とコメント。18日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ『真田丸』と、この『逃げ恥』と、どちらも"ロス"状態のようだ。乙葉は、藤井演じる日野の妻役として出演。日野から「僕の奥さん」と紹介されると、「初めまして日野の家内です」と新垣結衣演じる森山みくりに笑顔であいさつした。乙葉と藤井のまさかのリアル夫婦共演に、ツイッター上では「わお!乙葉!」「リアル夫婦素敵」「え!すごい!!乙葉!リアル奥さん」「最後まで最高な演出!」と驚きの歓喜の声が上がった。
2016年12月21日