木村拓哉が織田信長、綾瀬はるかが信長の正室・濃姫を演じる映画『レジェンド&バタフライ』の新たなキャストが発表。豊臣秀吉役で音尾琢真、徳川家康役で斎藤工が出演、三英傑が揃った。音尾さんが演じる木下藤吉郎=のちの豊臣秀吉は、信長と対照的で陽の活力に満ちたエネルギッシュな成り上がり者。これまで、名だたる俳優たちが演じてきた秀吉を務めることに、最初はプレッシャーを感じていたそうだが、「現場では特にメイクに力を入れてくださり、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚がありました」とコメント。鼻には特徴的なイボイボが施され、細部にわたる作りこみによって独特の魅力が感じられる。斎藤さんが演じる徳川家康は、のちに秀吉から天下を奪う戦国武将であり、どっしりとした懐の深い“柔”の存在感で信長と渡り合える俳優としてキャスティング。斎藤さんは「正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありましたが、愉しく“家康”様に臨むことが出来ました」と撮影をふり返っている。またビジュアルでは、目以外の顔部分全てに特殊メイクが施され、史実には肥満体形だったとあることから、体形にまでも手が加えられた。そんな2人に加え、信長の新規カットも披露された三英傑ビジュアルが公開。信長の天下への一点のみを見つめる強固な眼差し、秀吉の朗らかで親しみやすい表情、家康の纏う不気味でしたたかな心の内が見え隠れする。『レジェンド&バタフライ』は2023年1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:THE LEGEND & BUTTERFLY 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2022年10月06日「なにわ男子」高橋恭平が映画初主演を務める『なのに、千輝くんが甘すぎる。』に、莉子が出演することが分かった。「ブラックシンデレラ」「ファイトソング」『牛首村』などに出演した莉子さんが演じるのは、ヒロイン真綾(畑芽育)の親友・小原知花。恋に悩む真綾の話を聞き、背中を押す親友であり、千輝くん(高橋さん)や手塚(板垣李光人)とは同じ中学で、千輝くんとは陸上部仲間でもある。そんな明るくて面倒見の良い小原さんを演じる莉子さんは「同年代のキャストが多かったので、とても楽しい撮影でした。撮影合間も何気ない会話で盛り上がって、きっとその楽しい雰囲気が作品にも反映されてるんじゃないかなと思います」と充実した撮影だった様子。役柄については「誰とでも仲良くなれて、こういう友達がいたらいいなと思ってもらえるような女の子です」とコメント。そして「とにかくきゅんきゅんするシーンが多いので、そこを楽しんでもらいたいですが、陸上部として、みんなで陸上練習も頑張ったので、陸上シーンも注目して観てもらえたら嬉しいです」と見どころを明かしている。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:なのに、千輝くんが甘すぎる。 2023年3⽉3⽇より全国にて公開©2023「なのに、千輝くんが⽢すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
2022年10月05日劇場版シリーズの最新作で第25作目となる『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が、“ハロウィン”にちなんだ10月28日(金)~11月7日(月)の期間限定でハロウィン再会(リバイバル)上映。“ハロウィン再会(リバイバル)上映”をさらに盛り上げる、3大ニュースが解禁となった。ハロウィンシーズンで賑わう“渋谷”を舞台に、警察学校組(降谷と警視庁警察学校鬼塚教場での同期であり、すでに過去の事件で殉職をしている松田陣平・萩原研二・諸伏景光・伊達航)が過去に遭遇したある事件と、現代で起こるある事件が交差し仲間たちとの胸アツな絆が描かれた本作。さらに警視庁の公認カップル・高木刑事と佐藤刑事の恋愛模様にも大きな注目が集まり、記録的大ヒットとなった。青山剛昌先生描き下ろし・ハロウィングリーティングカードそんな本作の入場者プレゼントとして、青山剛昌先生描き下ろしの「ハロウィングリーティングカード」(※)配布が決定。タキシード姿のコナンに加え、お揃いの服装で柔らかな表情を見せる警察学校組の5人と、ウェディング姿の高木刑事&佐藤刑事が見つめ合う微笑ましいビジュアル。“ハロウィン再会(リバイバル)上映”の11日間でしか貰えない激レアなグリーティングカードとなっている。※10月28日(金)~11月7日(月)の期間に劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』上映館で本作鑑賞お1人様につき1つプレゼント。※劇場により数に限りあり、なくなり次第、配布を終了10月27日(木)オープニングイベント「名探偵コナン プレミアムトークナイト」開催11月9日(水)のBlu-ray&DVDの発売を記念して、ハロウィン再会(リバイバル)上映開始の前日10月27日(木)に、制作・宣伝に携わったスタッフ陣による「名探偵コナン プレミアムトークナイト」を開催。ここでしか聞けない裏話やハロウィン再会(リバイバル)上映の楽しみ方指南も?さらに劇場版のみに止まらず、先日放送がスタートしたアニメ「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」からもスタッフ陣が登壇し、アニメ放送の見どころなどここでしか聞けないエピソードがたっぷり語られる。11月7日(月)はクロージングイベントを全国同時生中継見納めとなるハロウィン再会(リバイバル)上映最終日であり、松田陣平と萩原研二の命日でもあるメモリアルな11月7日(月)に、豪華声優陣が集結し「“最後の待ち合わせ”舞台挨拶」が開催。高山みなみ(江戸川コナン)はじめ、警察学校組の豪華声優陣・古谷徹(安室透)、神奈延年(松田陣平)、三木眞一郎(萩原研二)、緑川光(諸伏景光)、東地宏樹(伊達航)という、この日しか見られない超豪華声優陣の登壇が決定。ポスタービジュアルのコピー「これが最後の、待ち合わせ――」にちなんだ“最後の待ち合わせ”舞台挨拶として、本作の思い出をたっぷりとトーク。さらにこの舞台挨拶の模様は全国160館の劇場で同時中継され、ハロウィン再会(リバイバル)上映のラストを華々しく締めくくる。『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は10月28日(金)~11月7日(月)、ハロウィン期間限定で公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名探偵コナン ハロウィンの花嫁 2022年4月15日より全国東宝系にて公開©2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2022年10月05日実在の森を舞台に、“それ”を見たという目撃情報をベースに描かれる、相葉雅紀主演ホラーエンターテインメント『“それ”がいる森』が現在公開中。本作は、驚きの“それ”の正体に加え、エンドロールが話題となっている。本作のプロデューサーは「企画段階から実際に撮影された写真や動画を使用したいと中田監督とも話していました。もちろん物語はフィクションではありますが、 “ほんとにいるよ”という証明として、写真や動画を載せることでよりリアルに感じていただけるんじゃないかと」とエンドロールがこのような形になった経緯を明かす。また、その実際に使用された映像について「素材をどう集めるかが課題で、結果的に自分たちで撮ったらいいんだという結論に至りました(笑)」とも語っており、秋山眞人といったその道の専門家の同行のもと、何度も森に通い、カメラに収めたのだ。さらにエンドロールの後半は、新規制作されたエンディング音楽が、“ほんとにいる”という映画の余韻をさらに盛り上げてくれる。TVアニメ「ドラゴンボール」の主題歌「魔訶不思議アドベンチャー!」の作詞家・森由里子が作詞を担当した同楽曲は、我々にとって“未知”となる“それ”関連の言語が用いられているという。そんなタイトルの「at za dooou」は“森”という意味のようだ。『“それ”がいる森』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:“それ”がいる森 2022年9月30日より全国にて公開(C)2022「“それ”がいる森」製作委員会
2022年10月05日瀬々敬久が監督を務める、2人の男の再起をかけた感動ドラマを描く映画『春に散る』の公開が決定。佐藤浩市と横浜流星がW主演を務めることも分かった。不公平な判定で負けアメリカへ渡り、40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて、2人は世界チャンピオンを共に目指し、命を懸けた戦いの舞台へと挑んでいく――。本作は、朝日新聞の連載時から話題を呼んでいた沢木耕太郎の同名小説の映画化。沢木さんが半生をかけて追い続けてきたテーマは、ボクシングを通じて〈生きる〉を問うこと。新田次郎文学賞を受賞した「一瞬の夏」、「カシアス」に続き、本作はその集大成ともいえる作品となっている。翔吾を導くことで、人生に尊厳を取り戻そうとする仁一を演じるのは、『64-ロクヨン-』『楽園』などで瀬々監督作品に参加した佐藤さん。「世代が違うと異人種であるかのように距離を置く人達もいる昨今、世代を超え拳ひとつで明日の階段を登ろうとする漢たちの映画になると信じて臨みます」と意気込む。仁一と出会い、諦めかけていた夢に再度挑戦する翔吾を演じるのは、「あなたの番です」「着飾る恋には理由があって」『アキラとあきら』など話題作が続く横浜さん。「ボクシングを出来ることや、監督、プロデューサーから熱い想いの綴った手紙を頂き、胸が高鳴り、出演したいと思いました。今ボクシングを1から学んでますが、芝居と格闘技、心から好きなものを仕事でできる幸せを噛み締めながら、翔吾が言っていたように今しか無い一瞬の光を掴めるよう、燃え尽きます。2人の命を懸けた挑戦をする姿を見て、皆さんに何か挑戦する勇気を与えられたら良いなと思っています」とコメント。そして、横浜さんに以前から注目していたという瀬々監督は「彼の一本気な眼差しが、現在この瞬間だけを生きようとする若者像にぴたりとはまる気がしています」と言い、「二人のそういう今の佇まいと立ち向かい方を映画に刻み残していきたいと思っています」と話している。『春に散る』は2023年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2022年10月05日大泉洋主演映画『月の満ち欠け』より、有村架純と目黒蓮(Snow Man)のメイキング写真と現場レポートが公開された。有村さんと目黒さんが演じるのは、主人公・小山内(大泉さん)の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃と、彼女と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦。2人の撮影は、主に80年代パートで舞台となる高田馬場で行われたそう。早稲田松竹を80年代風に作り込み、瑠璃と三角の2度目の再会シーンが撮影された際は、突然の2人の登場に思わず立ち止まる歩行者が続出したものの、2人共に最後まで役に集中し、大きな混乱もないまま、撮影は無事終了したという。また、近くの川沿いでは、瑠璃と三角の微笑ましい初デートシーンを撮影。憧れの女性と奇跡的な再会を果たし、どこか舞い上がっている様子の三角が初々しいこのシーンも、廣木隆一監督の求める自然さ・リアリティが徹底されている。台本にはない動きやセリフが、当たり前のように追加されているが、どこまでがセリフか分からないほど、ナチュラルな佇まいで臨む2人。クレーンカメラが一度もカットを割ることなく、長回しで2人を追い続けた同シーン。4分近いシーンとあって、現場には緊張感が漂っていたが、撮影の合間には、よく晴れた空を見上げ、「天気いいね」と談笑する様子も見られたという。そんな2人は、本作が初共演。有村さんは目黒さんについて「一言一言を大切にセリフを言われる方だなと思えたので、瑠璃として気持ちを動かしながらやり取りができたと思います」と話し、一方の目黒さんは「役としてもリードしてくれましたし、僕としてはすごく心が救われました。役者さんとしては引き出しの多さに日々驚かされました」とコメント。公開された初デートシーンのメイキング写真では、次第に緊張がほどけてきた2人が、監督を交えてディスカッションしている姿が写し出されている。『月の満ち欠け』は12月2日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:月の満ち欠け 2022年12月2日より全国にて公開©2022「⽉の満ち⽋け」製作委員会
2022年10月04日戸田恵梨香と永野芽郁が、ある未解決事件の語り手となる母娘を演じる湊かなえ原作の映画『母性』。2021年7月から放送され人気を獲得したドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」では先輩・後輩役として息の合った掛け合いを見せた戸田さんと永野さんが、本作では母・娘役として残酷なほどに毒を含んだセリフを浴びせ、これまでのイメージを覆す役どころに注目が集まっている。実は本作は、「ハコヅメ」で“愛され最強コンビ”を演じる以前の共演だったという。先日、証言が180度異なりすれ違う、戸田さん演じる娘を愛せない母・ルミ子と永野さん演じる母に愛されたい娘・清佳の様子を収めた予告編が解禁となり、お互いに投げかける「気持ち悪いのよ」「頭おかしいんじゃない」といったセリフが衝撃を与えた本作。2人が、本作で娘を演じることが発表された際にもSNS上では「ハコヅメと役柄はガラッと変わりますが、演技がとっても上手なおふたりなので、すごくすごくワクワク」「戸田&永野ペアあんなガチ可愛かったのに母性ぜんぜん違う人みたい…スゴ…」「湊かなえ原作、戸田恵梨香×永野芽郁というハコヅメ以来大好きなWキャスト、この世でいちばん胸焼けしそうな二字熟語『母性』がタイトルってなトリプルパンチで興味のど真ん中ぶち抜かれた」という声が上がるほど。本作の撮影は「ハコヅメ」撮影開始前に終了しており、実は撮影時初共演だった2人。戸田さんは「永野さんの透き通る肌や目、心には『支えてあげたい』『守ってあげたい』と思わせる力があり、私個人の母性が邪魔をしてとても苦労しました(笑)」と当時をふり返り、「真っ直ぐな目からは、清佳を彷彿させる強さと説得力があり、私を勇気づけてくれました。本当に頼れるペアです」と永野さんを称賛。戸田さん自身、“理解し難く共感の難しい女性”とルミ子を表すほどの難役に挑む中で、永野さんの存在が心の支えとなったことを明かしている。一方、「戸田さんがルミ子を演じている時の雰囲気は、普段のお人柄とは全く違い、間近で見て圧倒されました」と語る永野さん。“戸田さんと共演できること”がオファーを受けた決め手とも明言しており、「私が疑問に思うことまでも一緒に解消してくれる心強すぎる方で、戸田さんが役に向き合う姿に私自身とても影響を受けました。共演させて頂けてとても嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せている。お互いにそれぞれのキャラクターの感情が複雑に絡み合う役を追求していく中で、役柄とは正反対に支え合っていた信頼関係。最強のコンビネーションによる、新たな化学反応には期待が高まっている。本作は北米最大級の映画祭のひとつ、カナダ・第41回バンクーバー国際映画祭正式招待作品としてワールドプレミアが行われ、さらに第35回東京国際映画祭特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定。戸田さん、永野さんの迫真の演技には早くも海外映画祭から絶賛の声が上がっている。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年10月04日二宮和也が、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留されるも、帰国(ダモイ)を信じ続け、多くの仲間たちの心に希望の火を灯した実在の人物を演じる『ラーゲリより愛を込めて』。この度、二宮さんと北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕ら豪華キャスト陣の熱演と、「Mrs. GREEN APPLE」による壮大な主題歌で魅せる最新予告映像が解禁された。今回解禁となった映像では、生きる希望を唱え続けた山本幡男(二宮和也)が突如、耳元を押さえ雪の中に倒れ込み、身体が病魔に蝕まれてしまっていたことが発覚、それでも妻との約束を胸に帰国を信じ続け、病魔に立ち向かう山本の姿に突き動かされる仲間たちの姿が映し出される。誰よりも山本を慕っていた新谷(中島健人)がこらえきれずに涙をこぼす姿。拷問を受ける可能性も省みず、山本が適切な治療を受けられるようロシア兵に掛け合う原(安田顕)。最も山本に厳しい態度を示していた相沢(桐谷健太)は目に涙を浮べながらも弱る山本を鼓舞する様子も。何事からも目を背けてきた松田(松坂桃李)は「生きているだけじゃダメなんだ。山本さんのように生きるんだ」と強い覚悟の表情に。いつしか仲間たちの目にはかつての絶望の色はなく、山本のように生きることを諦めない強い光と愛情が宿っていく。そしてモジミ(北川景子)の存在。「必ず、帰る」という約束を誰よりも強く信じ続け、少しでも手がかりを見つけようと奔走する姿が映し出されていく。映像の後半では「Mrs. GREEN APPLE」の主題歌「Soranji」の音源も初解禁。メンバーの大森元貴は「生きる事への探究、深淵に触れるようなただならぬ感覚でなんとか制作することが出来ました。皆様自身が歩んできた人生に、必ずどこかしらでリンクできる、寄り添える作品を作れたのではないかと思っております」とコメント。“生きることへの希望”を美しく力強い言葉と繊細かつ壮大なメロディーで紡ぎ出し、本作の世界観を鮮やかに彩る楽曲に手応えを込めつつ、「戦争映画とはただ言い切れず、人との繋がり、愛とは。信じ抜くことの尊さ、難しさを改めて教えてくれた、確認できた。僕にとってそんな映画」とも語っている。『ラーゲリより愛を込めて』は12月9日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラーゲリより愛を込めて 2022年12月9日より全国東宝系にて公開ⓒ2022『ラーゲリより愛を込めて』製作委員会 ⓒ1989清水香子
2022年10月04日松山ケンイチと長澤まさみが、連続殺人犯役と検事役で初共演する、社会派エンターテインメント映画『ロストケア』より、本作初の映像が公開された。今回到着した特報映像では、松山さん演じる心優しい介護士・斯波宗典が、42人を殺害したにも関わらず、「僕は42人を“救いました”...」と語る。それに相対するは、長澤さん演じる検事・大友秀美。自分のしたことを“殺人”ではなく“救い”だと主張する斯波は、白髪でただならぬ過去をもつような佇まいとその信念をもった真っ直ぐな目つきで大友に言葉を浴びせる。大友は斯波の言葉に押されながらも、正義を貫き通すため反発する証人尋問シーンだ。なお、本作の主題歌は、森山直太朗の書き下ろし新曲「さもありなん」に決定。アコースティックギターのやさしく、繊細な音色が印象的なバラードとなっており、森山さんは「介護という一つのテーマでも生きている人の数だけ無数の問題と途方もない答えがあって、何が善で悪なのかはそれぞれ倫理観、置かれている立場によって異なります。大切なのはその『異なり』を寄り添い見守ること。是か非か、ありか無しかを問い合うより無意識の視点で相手の想いを感じること。『さもありなん』はそんな普遍の優しさから生まれた一曲です」とコメントしている。『ロストケア』は2023年3月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ロストケア 2023年3月、全国にて公開予定©2023「ロストケア」製作委員会
2022年10月03日変わらない母の愛を描く山田洋次監督最新作『こんにちは、母さん』の公開が決定。吉永小百合が主演を務め、息子役を大泉洋が演じる。大会社の人事部長として日々、神経をすり減らし、家では離婚問題、娘との関係に頭を悩ませる神崎昭夫は、久しぶりに母・福江が暮らす実家を訪れる。しかし、迎えてくれた母の様子が、どうもおかしい。割烹着を着ていたはずの母親は、艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活し、恋愛もしているようだ。戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う母と新たに出会い、次第に見失っていたことに気づかされる――。90本目の監督作となる本作は、『母べえ』『母と暮せば』に続く母3部作となり、吉永さんの集大成ともいえる作品となる。原作は、日本を代表する劇作家であり、演出家としても数々の名優と舞台を創ってきた永井愛の人気戯曲「こんにちは、母さん」。新国立劇場で上演され、NHK土曜ドラマにて映像化されるなど、多くの演劇ファンから人気を博した本作が、現代の下町を舞台に映画化される。数々の山田監督作品に出演してきた吉永さんが、映画出演123本目となる本作で、下町に暮らす母・福江を。山田監督映画への出演、吉永さんとの共演はともに初めてとなる大泉さんは、福江の息子・昭夫を演じる。監督・キャストコメント■山田洋次監督隅田川沿いの下町、古びた家並みの向こうにスカイツリーが高々とそびえる『向島』にカメラを据えて、この江戸以来の古い町に暮らす人びとやここを故郷として行き来する老若男女たちの人生を、生きる喜びや悲しみを、スクリーンにナイフで刻みつけるように克明に写し取り、描き出したい。■吉永小百合山田学校に再入学し、原点に戻って監督の思いをしっかり受け止められる様、努めます。大泉さんとは初めてなので、ちょっと心配でしたが、明かるくて、優しくて、リハーサルの時から励まされています。すてきな親子になりたい・・・なります!■大泉洋山田洋次監督の映画に、吉永小百合さんの息子役として出演することとなりました、大泉洋でございます。まさか私がこのような光栄な挨拶をする日が来ようとは、夢にも思っておりませんでした。役の重責に押し潰されそうではありましたが、リハーサルで、山田監督の力強くも細やかな演出を受け、海より深い愛情を湛えた吉永さんの母親としてのお芝居を目にし、今は感謝と、喜びと、期待でいっぱいであります。正直申し上げて、あの吉永小百合さんから、大泉洋は生まれない。私もそう思います(笑)しかし、決してそうは思わせない山田監督の演出、吉永さんの演技、映画とは偉大だと改めて感動しております。今や私は吉永さんの息子としか思えません。どうか皆さま、山田監督の描く、今も昔も変わらない、日本の下町で懸命に生きる、可笑しくもせつない、家族の物語を楽しみにしていてください。『こんにちは、母さん』は2023年9月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:こんにちは、母さん 2023年9月1日より全国にて公開©2023「こんにちは、母さん」製作委員会
2022年10月03日永野芽郁を主演、奈緒らを共演に迎え、タナダユキ監督がメガホンをとった映画『マイ・ブロークン・マリコ』。この度、永野さん、奈緒さんが作品への想いを語る貴重なインタビューが盛り込まれた特別映像が解禁となった。主人公シイノを演じた永野さん、そしてマリコを演じた奈緒さんが「オファーを受けた時の心境」「それぞれとの共演について」「印象に残っているエピソード」「印象に残っているセリフ」が、初解禁となる本編映像とあわせて明らかになる本映像。隣にいるお互いを想いながら、言葉を紡ぎ出す永野さんと奈緒さん。作品への参加の経緯を話す中、奈緒さんがマリコ役を演じる可能性が出て来た段階で「奈緒ちゃんがやるならできるかも」とふり返る永野さん。さらに、「ずっと芽郁ちゃんが隣にいてくれた」ことが大きかったという奈緒さんも、元々の信頼関係だからこそできた役づくりだったことを明かす。二人とも難しい役どころだったのにもかかわらず、「友達としても、奈緒ちゃんのこの瞬間を、今、私しか見ていないって幸せだなって思う」という気持ちがあったと話しながら、『マイ・ブロークン・マリコ』が「二人の絆を確かなものにしてくれた作品」であると断言する永野さん。さらには「印象に残っているセリフ」を語る中では、公開後だからこそ明らかにできる作品の細部に渡るまで、それぞれの想いが語られる。最後には「明日に寄り添える作品ができた」と奈緒さん、「魂からの叫びをスクリーンを通して体感していただけるようになっていると思います。日常に彩りが出たら良いなと思っています」と永野さんはそれぞれメッセージを送っている。「輝け!ブロスコミックアワード2020」大賞を受賞、「この漫画がすごい!2021年オンナ編」第4位にランクインしたほか、2021年に文化庁主催メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した平庫ワカのコミックを映画化した本作。カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞している。『マイ・ブロークン・マリコ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年10月02日二階堂ふみとGACKTがW主演し、埼玉を徹底的にディスるという衝撃的な内容で大きな話題となった映画『翔んで埼玉』の続編『翔んで埼玉PartII(仮題)』の撮影再開が決定した。昨年夏、製作発表し撮影が進められていたものの、麻実麗役のGACKTさんの体調不良による無期限活動休止を受け、一時撮影延期となっていた。そして、約1年の休止を経て、GACKTさんが完全復活。本日の「土曜プレミアム」で放送された『翔んで埼玉』の中で発表された。「おかげさまで元気な姿で帰ってくる事が出来ました。見ての通りの“復活”です」と話し、「続編の撮影がついに再開致します。是非次回作も楽しみに待っていて下さい」とコメントしている。『翔んで埼玉PartII(仮題)』は2023年公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:翔んで埼玉Ⅱ(仮題) 2022年公開予定©2022映画「翔んで埼玉」製作委員会
2022年10月01日偶然のいたずらで、ひとつ屋根の下で暮らすことになった2人の恋と家族の繋がりを描くハートウォーミング・ラブストーリー『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』より、竹内まりやの歌声が彩る、幸せが詰まったミュージック予告が到着した。今回の映像では、本作の主題歌である竹内さんの「幸せの探し方」が、感情表現が苦手な医師・俊英(高杉真宙)と、かつて一目惚れをした女性とそっくりな亜子(関水渚)、2人の生活を温かく彩っている。亜子を迎え入れた俊英だが、思い通りにならない生活に嫌気がさし、突然家を飛び出したり、机に落書きをしたりする亜子とぶつかっては振り回されてばかり。しかし次第に亜子の純粋な魅力を知り、一方で亜子は俊英の冷たい心を溶かし、お互いに心惹かれあっていく。映像では、俊英がデコピンしたあと、傷になっていないか確かめるために亜子のほっぺをつまんだり、バックハグをしたりと、キュンな未公開シーンも満載。何か大きなことが起こるわけではないけれど、小さな幸せを2人で積み重ねていく。そっけない態度の俊英と自由奔放な亜子、全く違う性格だが、不器用な点は似た者同士な2人。絶妙な関係性を演じるのに苦戦したこともあったそうで、「噛み合っていない」と感じるときには会話を重ね、2人で納得いくまでシーンを作り上げてきたという。「本当に亜子さんが関水さんで良かったなと思います」と高杉さんはふり返っており、2人が信頼関係を築けたからこそ、何気ない日常を幸せな日々へと輝きだす瞬間を作り上げることができたようだ。『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』は10月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いつか、いつも‥‥‥いつまでも。 2022年10月14日より全国にて公開©2022『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』製作委員会
2022年10月01日「モアザンワーズ/More Than Words」「すべて忘れてしまうから」『よだかの片想い』など、いま話題作への出演が相次ぐ青木柚が主演、甫木元空監督の『はだかのゆめ』が、第35回東京国際映画祭に正式出品が決定。本ポスタービジュアルと予告編解禁となった。5年ほど前より自身のルーツのある高知県に移住した甫木元監督は、そこで祖父と、闘病中の母とともに暮らすなかで、何気ない2人の言葉を書き留めたものを恩師である青山真治監督に送るという作業を繰り返していた。当初は小説としてまとめていたその文章から、自分の中で残ったものを再抽出して、シナリオ化したものが本作の始まり。主人公ノロを青木さんが演じ、甫木元監督が黒沢清監督の『大いなる幻影』の佇まいを意識してオファーしたという唯野未歩子がノロの母役を務めている。解禁となった本ポスタービジュアルは、部屋の中で机に向かうノロの場面写真を使用。「いつか夢にくらい顔をだしてくれたら」というコピーが添えられている。また予告編は、かつて青山監督から甫木元監督に贈られた“日本映画に現れた、甫木元空という「最後の映画作家」”という言葉と、黒沢監督から新たに届いたコメントから始まり、ノロの「生きてるものが死んでいて、死んでるものが生きてるような」という印象的なセリフとともに、日々の営みを切り取ったものとなっている。黒沢清(映画監督)コメント到着突如ぷわーんと走ってくる列車に戦慄する。唯野未歩子がサラッと口にする言葉がものすごい。ホラーではないが、これは間違いなく死の映画だ。『はだかのゆめ』は11月25日(金)より渋谷シネクイントほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はだかのゆめ 2022年11月25日より渋谷シネクイントほか全国にて順次公開©PONY CANYON
2022年09月30日木村文乃はじめ、広瀬アリス、室井滋ら豪華キャストが共演する『七人の秘書 THE MOVIE』より、秘書たちが魅せる華麗なファッションを写した場面写真が到着した。ドラマでお馴染みの秘書6人は、江口洋介演じる萬敬太郎が切り盛りするラーメン屋にいつものように集まり平和な日常とラーメンを噛みしめていた。そんな中、玉木宏演じるラーメン屋の店主・緒方航一から新たに依頼が舞い込む。今回対峙するのは、「アルプス雷鳥リゾート」を経営し、信州一帯を支配する「九十九ファミリー」。表の顔は地元の名家だが、実はその裏の顔は国家と繋がり、私腹を肥やすためには手段を厭わない極悪一家だった。今回解禁となった場面写真には、普段は“名もなき秘書”として黒子に徹している姿から、華麗に変身した秘書達の姿が切り取られている。九十九ファミリーの屋敷で5人がずらっと並ぶ場面では、鮮やかな真っ赤なドレスに輝くジュエリーでドレスアップした千代(木村文乃)、首元のデザインが印象的な青いドレスに黒いロングブーツを合わせ、かっこよさも忘れない不二子(菜々緒)、フレアなラインが可愛い黄色いドレスに黄色いアクセサリーを合わせ華麗な三和(大島優子)、メイド服に眼鏡を合わせキリっとした印象の五月(室井滋)、シックな透け感がある黒いワンピースに身を包みドレッシーなサラン(シム・ウンギョン)それぞれの姿が明らかになる。また、九十九次郎(濱田岳)との結婚披露宴を行う予定だった七菜(広瀬さん)は名家の新婦らしくティアラに豪華な真っ白なウエディングドレスという姿なのに泣き出しそうな表情で、航一(玉木さん)が営む信州のラーメン屋に千代と共に座る姿が…。七菜の結婚に一体何があったのか。さらに最後の場面写真では、雪山でスノーモービルを乗りこなす不二子、三和、サランはクールなダウン素材のスーツを着用し動きやすさも兼ね備え、最凶の敵を迎え撃つ準備万端。氷点下の雪山でも、真っ白な雪をも味方につける鮮やかで華麗なファッションを披露している。シーンが変わる度に装いが変わる秘書たちの“七変化”にも注目だ。『七人の秘書 THE MOVIE』は10月7日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:七人の秘書 THE MOVIE 2022年10月7日より全国東宝系にて公開©2022「七人の秘書 THE MOVIE」製作委員会
2022年09月30日大人になった月島雫と天沢聖司を清野菜名と松坂桃李が演じ、10年後の物語が加わった実写映画『耳をすませば』。この度、2人の遠距離恋愛の様子がうかがえ、レトロアイテムも写し出した写真が公開された。イタリアでチェリストを目指す聖司と、日本で同じく夢に向かって奮闘する雫。また必ず会おうと誓い合ってから10年が経った1998年、2人を繋ぐのは、お互いの心がこもった手紙や電話。公開された場面写真では、国際電話を通して柔らかな表情を浮かべる2人の様子が写し出されている。また、雫が大切にしている箱の中には、これまで聖司から届いた手紙が保管されている。遠く離れていても、お互いの存在に支えられながら、日々を過ごす様子が垣間見える。そして本作は、様々なレトロアイテムにも注目。聖司が愛用しているMDウォークマンとヘッドフォン、杉村(山田裕貴)の愛車・シティカブリオレなど、98年を生きる人たちの趣味が節々に感じられる。『耳をすませば』は10月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:耳をすませば(2020) 2022年10月14日より全国にて公開©︎柊あおい/集英社©︎2022『耳をすませば』製作委員会
2022年09月30日恐怖の先に爽快感も感じさせる超刺激的ループ型ホラー『カラダ探し』より、眞栄田郷敦のメイキングカットと最新映像が公開された。眞栄田さんが本作で演じているのは、主人公・明日香(橋本環奈)と共に脅威に立ち向かう伊勢高広。同じ高校に通う幼なじみであり、バスケが得意なクラスの人気者だ。先日のジャパンプレミアでは、撮影期間中に浦西翔太役の醍醐虎汰朗とジムに通っていたことや、ご飯を1グラム単位で計量していたというストイックなエピソードが飛び出した眞栄田さん。今回到着した写真では、鍛え上げられた肉体を駆使したダンクシュートを決めた瞬間が捉えられており、まだ見えていなかった高広の新たな魅力が垣間見える。バスケシーンの撮影について眞栄田さんは「これまでも遊びでバスケをすることはありましたが、今回の高広はすごく上手い役でフリースローを決めるシーンもあったんです。ずっと練習していてもなかなか入らなかったのに、本番では一発で入ったんですよ!」と裏話を披露。しかし、「すごく練習したのに、それあまり使われていなくて…」と残念そう。本編中では、華麗なバスケプレイを堪能出来るシーンはもちろん残っているほか、赤い人の脅威に挑むシーンでは、息つく間もない怒涛のアクションが満載。併せて公開された最新映像では、いち早く本作を鑑賞した人々の感想も収録されている。『カラダ探し』は10月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カラダ探し 2022年10月14日より全国にて公開©2022「カラダ探し」製作委員会
2022年09月30日のん×門脇麦×大島優子ら共演の『天間荘の三姉妹』より、のんが演じる天間荘の仲居に、大島優子演じる若女将が接客の心得を伝授する本編映像が解禁された。本作は、交通事故で臨死状態になったたまえ(のん)が、天空と地上の間にある三ツ瀬という街の旅館“天間荘”に導かれ、異母姉ののぞみ(大島優子)とかなえ(門脇麦)の元で、旅館での仕事や、三ツ瀬の住人との出会いと別れを通して、“地上に戻る”か“天へ旅立つか”という選択肢に戸惑いながら、自分の魂の行方を模索していく物語。いのち、ひとの生と死、家族や近しい人たちとのつながりなど誰にとっても他人事ではないテーマを、観る者の心に問いかけながら見つめていく。解禁された本編映像では、天間荘で仲居として働くことになったたまえが、若女将であるのぞみに接客の心得を教わる姿が映し出されている。作務衣を着付けてもらいながら緊張の面持ちのたまえ。見慣れない自分の仲居姿にぎこちない表情を浮かべていると、のぞみから「おもてなしの基本は、常にどうしたらお客様に喜んでもらえるかを考えて行動すること」「笑顔を大切に」とその心得を伝授される。さらに、この旅館に滞在している、のぞみさえも手こずらせるとある客の存在をほのめかされる。旅館で接客業をすることに対しとまどいを隠せないたまえが、旅館での仕事を通してどのように成長し、どのように自らのいのちと向き合うのか。天空と地上の狭間で紡がれる、心温まる感動の物語に期待が高まる。『天間荘の三姉妹』は10月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天間荘の三姉妹 2022年10月28日より全国にて公開©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会
2022年09月29日七里圭監督初のドキュメンタリー映画『背 吉増剛造×空間現代』の公開にあわせて、昨年の国際文学館(村上春樹ライブラリー)開館の際に七里監督が製作した「村上春樹ライブラリー・イメージ映像」フルバージョンが特別同時上映される。今回が初めての劇場公開となる「村上春樹ライブラリー・イメージ映像」は、村上春樹がアンデルセン文学賞を受賞した際のスピーチに触発されて製作。新宿 K’s cinemaにて、10月9日(日)より『背 吉増剛造×空間現代』各回上映前に行われる。「村上春樹ライブラリー・イメージ映像」上映概要●上映日時2022年10月9日(日)、10(月・祝)、15(土)、16(日)、22(土)、23(日)『背 吉増剛造×空間現代』各回上映前●上映場所新宿 K’s cinema●七里圭監督の『村上春樹ライブラリー・イメージ映像』製作にあたってのコメント国際文学館(村上春樹ライブラリー)開館記念の映像をどういうものにするか。構想するにあたって、(開館に寄せて村上春樹氏が掲げたキャッチフレーズ)「物語を拓こう、心を語ろう」について熟考することにしました。そのヒントになったのが、アンデルセン文学賞の受賞スピーチです。このなかで春樹氏は、「小説を書くとき、物語の暗いトンネルを通りながら、まったく思いもしない僕自身の幻と出会います。それは僕自身の影に違いない」「影を排除してしまえば、薄っぺらな幻想しか残りません。影を作らない光は本物の光ではありません」と述べています。それは、春樹氏の小説に取り組む姿勢をつまびらかに語るとともに、私たちが今生きる社会、現代文明のひずみ、その問題の本質を照射するスピーチであったと考えています。特に「影を作らない光」というメタファーは、都合の悪いものを排除し、どんどん白々と明るく清潔になっていく世の中、人間への警句に思えました。―――七里圭『背 吉増剛造×空間現代』は10月8日(土)より新宿K’s cinemaほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:背 吉増剛造×空間現代 2022年10月8日より新宿K’s cinemaほか全国にて順次公開©charm point
2022年09月29日新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』。オーディションで選ばれた原菜乃華が主人公・岩戸鈴芽を、松村北斗が“災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年・宗像草太を演じることが発表されている本作から、すずめと草太に関わる重要なキャラクターを演じる豪華キャスト6名が発表、新映像満載の最新予告も解禁された。すずめが幼い頃から2人で暮らし、漁協で働く叔母の岩戸環(いわと・たまき)を演じるのは、映画『悪人』でモントリオール世界映画祭最優秀女優賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞などを受賞、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」での活躍も記憶に新しい深津絵里。宗像草太の祖父で「閉じ師」の師匠でもある宗像羊朗(むなかた・ひつじろう)を演じるのは、歌舞伎役者としての輝かしい実績はもちろん、舞台・ドラマでも活躍、特に「ラ・マンチャの男」では1969年の初演から50年以上も主演として舞台に立ち続けている松本白鸚。新海監督作品への出演に対し深津さんは「新海誠監督をはじめ、関わる皆さんが全力を注いだこの作品を、観てくださる方の胸の奥の深いところにまできちんと届ける。それが私のやるべき事と信じ、一生懸命務めさせていただきます」とコメント。また、松本白鸚さんは「初めてのアニメの声でしたが、新海監督が手取り足取り教えてくださって助かりました。監督はとっても気さくな方で、それでいて役柄の説明が非常に細やかで本当に、感謝しています」とふり返っている。過保護になりながらも愛情深くすずめを支える環と、冷静かつ厳しく草太を見守る羊朗を2人がどのように演じているのか期待が高まる。そして、漁協に勤めている環の同僚・岡部稔(おかべ・みのる)を染谷将太が、すずめが出会う神戸のスナックのママで、女手一つで幼い双子を育てている二ノ宮ルミ(にのみや・るみ)を伊藤沙莉が、すずめが愛媛で出会う同い年の活発な少女・海部千果(あまべ・ちか)を花瀬琴音が、すずめの母親・岩戸椿芽(いわと・つばめ)を花澤香菜が演じている。豪華キャスト陣の声も吹き込まれた最新予告映像も解禁すれ違ったすずめに対し、「ねぇ、きみ。このあたりに扉はない?」と草太が声をかける2人の出逢いのシーンからスタートする最新予告映像では、人の言葉を話す謎の白い猫・ダイジンによって椅子に姿を変えられてしまう草太、日本各地へと旅に出るすずめが経験する様々な人々との出会いが描かれる。そして、開いてしまった各地の扉から現れる“災い”を止めるため、ふたりで身を挺して懸命に“戸締まり”する姿が。すずめと椅子の姿の草太とのコミカルなやりとり、千果やルミたちとの心温まるふれあい、すずめの覚悟を決めた表情やアクションシーン、そして印象的なセリフ「行ってきます」など、新規映像満載の圧倒的な予告映像となった。新キャストコメント全文■松本白鸚初めてのアニメの声でしたが、新海監督が手取り足取り教えてくださって助かりました。監督はとっても気さくな方で、それでいて役柄の説明が非常に細やかで本当に、感謝しています。宗像羊朗は難しい役でした。監督の第一声が品格がないといけない、品格ということをね、何度も、自分で思いました。素晴らしいスタッフで、監督以下皆さんに親切にしていただいて。11月11日の公開を私も楽しみに期待しております。どうぞ皆さんも『すずめの戸締まり』期待してください。■深津絵里すずめの叔母・タマキに魂を吹き込み、彼女の声を作り出す。恐れながら挑戦することになりました。初めてのことでとても怖いですが、新海誠監督をはじめ、関わる皆さんが全力を注いだこの作品を、観てくださる方の胸の奥の深いところにまできちんと届ける。それが私のやるべき事と信じ、一生懸命務めさせていただきます。■染谷将太劇場の予告編で見ていた『すずめの戸締まり』に自分が参加させていただけるなんて思ってもいませんでした。新海監督の緻密で繊細、それでいて大胆な世界観に参加できたことに興奮と感謝をしております。今回、声を担当させていただいた岡部稔はとても純粋で実直な清々しい男であり、鈴芽が育った町を体現している役だと思っております。是非この美しく力強い作品を皆様に劇場で見ていただきたいです。戸が現れた時、いかなる冒険が待っているのか。きっと誰もが新たな世界観に引き込まれるに違いありません。■伊藤沙莉「すずめの戸締まり」の予告を映画館で観た時に、おっ!やったー!新海さんの新作だ!と完全にお客さんの気持ちで公開が楽しみだなぁと思っていたら、少し後に出演のお話をいただいてこれでもかってくらい驚きました。笑自分が新海さんの世界に飛び込めるなんて夢にも思っていなかったのでとても嬉しかったです。やらせていただいたルミさんという女性は強く逞しく楽しく明るく愛情深い女性という印象だったので、やっていてなんだか勝手に心が穏やかになっていくのを感じました。新海さんの演出はとても丁寧で優しくて繊細だったので少しでも応えたいという気持ちで臨みました。アフレコ自体とても楽しくて、今はまた振り出しに戻って公開楽しみだなぁなんて思っています。■花瀬琴音オーディションの時は、声のお芝居は初めてで、新海監督にお芝居を見て頂けるのが光栄だなという気持ちが強かったので、千果役を頂いた時は、私で良いんですか!という気持ちで、とっても嬉しかったです。千果は、すずめが愛媛県で出会う高校2年生の女の子です。すずめの旅の、背中を押してくれる心強い存在だと感じています。千果のように明るく元気にアフレコ中も常に楽しんで演じさせていただきました。どんな世代の方が見ても、何か勇気つけられたり、そばにいる人の愛を再確認したり、それぞれがそれぞれの受け取り方で楽しめるような素敵な作品だと感じています。こんな素敵な作品に参加できてとても嬉しいです。■花澤香菜再び新海誠監督作品に関わることができてとても嬉しい気持ちです!私が担当する椿芽は、明るくて溌剌とした女性で、鈴芽ちゃんのお母さんです。鈴芽ちゃんが幼いころに使っていたあの椅子とも深く関係しています。物語の中で印象的に出てくる掛け替えのない日常シーンを、大切に演じています。『戸締まりの旅』の中で自分と向き合い成長していく鈴芽ちゃんの姿がとても素敵ですので、ぜひ劇場でご覧ください。『すずめの戸締まり』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年09月29日1947年に出版され“斜陽族”と流行語にもなり、大ベストセラーとなった太宰治の名著「斜陽」。執筆75周年を記念する作品『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』より、安藤政信演じる“自由に生きる男”と宮本茉由演じる“真っ直ぐに生きる女”を捉えたポスターと予告編が解禁された。いまもなお読み継がれている「斜陽」は、戦後の日本を舞台に没落貴族の娘かず子と彼女が想いを寄せる売れっ子作家との恋と革命の物語。本作ではヒロインのかず子を映画デビューにして初主演の宮本さんが演じ、彼女が想いを寄せる売れ子作家を安藤さんが演じている。この度解禁された予告編では、「人間は恋と革命のために生れて来たのだ」という「斜陽」に刻まれた太宰治の名言と共に、売れっ子作家の上原(安藤さん)がヒロインのかず子(宮本さん)にいきなり接吻する衝撃のモノクロの映像で幕をあける。続けて、「鳩のごとく素直に、蛇のごとく慧(さと)かれ、というイエスの言葉を思い出し、ある決心をした」と東京へと向かうかず子の姿が映し出される。終戦を迎えた日本は新たな価値観で生き抜かねばならない時代を迎えていた。住み慣れた土地を離れ、激動の時代を懸命に生き抜くことを決意したかず子は、太宰自身が投影された上原に想いを寄せている。「俺には女房も子供もいるんだぜ」という男に、「私の生きがいはあなたを愛して子供を産むことなの」と応じるかず子ににじむのは、新たな価値観で生き抜くと決めた強い意志。混沌とした時代に、常識から外れ自由に生きる男と、強く真っ直ぐに生きる女が出会う恋と革命の物語がどんな展開を迎えるのか、期待が高まる内容となっている。さらに予告編では豪華共演者たちも紹介。かず子の母・都貴子に水野真紀、貴族の血に抗いながら麻薬と酒に逃げ破滅していく弟・直治を奥野壮、上原行きつけの酒場の女将に萬田久子、都貴子を診察する三宅医師に柄本明と実力派俳優が脇を固めている。そして、同時解禁となったポスター・ビジュアルは、屏風と障子、畳の上には絨毯がひかれた部屋で、かず子が上原と身を寄せ合う許されぬ逢瀬をとらえている。『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』は10月28日(金)TOHOシネマズ甲府先行、11月4日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:鳩のごとく蛇のごとく斜陽 2022年11月4日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開※甲府先行あり©2022『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』製作委員会
2022年09月29日直木賞作家・井上荒野の原作を基に、昨年11月、満99歳で波乱の人生を全うした作家・僧侶の瀬戸内寂聴が出家した背景にあった男女3人の関係を描いた映画『あちらにいる鬼』が11月11日(金)より全国公開。本作では自立した女性の先駆者として時代を駆け抜けた瀬戸内寂聴の知られざる物語が描き出されるが、自分の信念に正直に、時代や社会通念に抗い運命を切り拓いた実在の女性たちの映画が、この秋、相次いで公開される。『あちらにいる鬼』11月11日(金)公開瀬戸内寂聴、井上光晴、そしてその妻。実在した人物をモデルに、男女3人の特別な関係を井上夫妻の長女である作家・井上荒野が綴った傑作小説を映画化。瀬戸内寂聴が出家に至る背景には3人の計り知れない繋がりがあった。1966年、講演旅行をきっかけに出会った長内みはると白木篤郎は、それぞれに妻子やパートナーがありながら男女の仲に。奔放で嘘つきな篤郎にのめり込むみはる、全てを承知している笙子。緊張をはらむ3人の関係性が生まれる中、みはるが突然「わたし、出家しようと思うの」と篤郎に告げる。自分の悲しみや怒りを咀嚼し、自身の信念に基づいて、作家としてその人生を切り拓いていった瀬戸内寂聴、劇中では長内みはるという人物。自立した女性の先駆者として時代を駆け抜けた彼女の、実は知られていない物語が描き出される。文学に導かれ、求め合う主人公・長内みはる、のちの寂光に寺島しのぶ、井上光晴をモデルとした白木篤郎に豊川悦司、白木の妻・笙子を広末涼子が演じる。『スペンサー ダイアナの決意』10月14日(金)公開先日、女王エリザベス2世が崩御し、悲しみに暮れるイギリス王室。かつて、未来の王妃の座を捨て、1人の人間として生きる道を選んだダイアナの決意の3日間を描く。ダイアナ元妃を演じたクリステン・スチュワートは、第94回アカデミー賞にノミネート。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でジャクリーン・ケネディを描いたパブロ・ラライン。舞台は1991年、クリスマス。エリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウス。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の仲が冷え切り、不倫や離婚の噂が飛び交う中、世界中がプリンセスの動向に注目していた。ダイアナにとって、2人の息子たちと過ごすひと時だけが、本来の自分らしくいられる時間。息がつまるような王室のしきたりと、スキャンダルを避けるための厳しい監視体制の中、身も心も追い詰められていくダイアナは、子ども時代を過ごした故郷でもあるこの地で、人生を劇的に変える一大決心をする。『キュリー夫人天才科学者の愛と情熱』10月14日(金)公開人類史上初ノーベル賞を2度受賞した<天才科学者>マリ・キュリー。彼女の波乱に満ちた半生を描き出す、心揺さぶる真実の物語。主演は、『ゴーン・ガール』『パーフェクト・ケア』のロザムンド・パイク。サム・ライリー、アナイリン・バーナード、アニャ・テイラー=ジョイらが脇を固め、『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピが監督を務めた。19世紀、パリ。ポーランド出身の若き女性研究者マリ・スクウォドフスカは、ソルボンヌ大学から性差別を受けていた中、同僚の科学者ピエール・キュリーと結婚してキュリー夫人となる。彼の支援で研究に没頭した彼女は、ラジウムとポロニウムという新しい元素を発見したことから夫婦でノーベル賞を受賞。科学界を席巻するが、夫は不慮の事故死。さらに、彼女が発見したラジウムはがん細胞の治療に役立つ一方、核兵器としても利用されるようになり、彼女の苦悩は深まっていく――。『あちらにいる鬼』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スペンサー ダイアナの決意 2022年10月14日より全国にて公開©2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITEDあちらにいる鬼 2022年11月11日より全国にて公開©2022「あちらにいる鬼」製作委員会キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱 2022年10月14日よりkino cinéma 横浜みなとみらいほか全国にて公開© 2019 STUDIOCANAL S.A.S AND AMAZON CONTENT SERVICES LLC
2022年09月28日松山ケンイチ、長澤まさみ初共演映画『ロストケア』の追加キャストとして、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、柄本明ら豪華俳優陣の出演が決定した。本作は、42人もの人間を殺めた連続殺人犯とその事件を担当する検事が取り調べを通じて対峙し、なぜ彼が大量殺人を犯したのかという真相に迫る社会派エンターテインメント作品。主人公の心優しい介護士・斯波宗典を演じる松山さん、斯波と対峙する検事・大友秀美を演じる長澤さん。本作で初共演を果たした2人の鬼気迫る対決は観る者を一気に本作の世界に引き込む。2019年に俳優デビューをしてから、『蜜蜂と遠雷』(19)や日曜劇場「ドラゴン桜」(21)など数々の映画・ドラマの話題作に出演し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの若手実力派俳優・鈴鹿央士が演じるのは、長澤さんが演じる検事をサポートする検察事務官役の椎名幸太。長澤さんと共に、連続殺人犯を追い詰め、隠された事件の真相究明に奔走する役どころ。「松山さんと長澤さんのお芝居を特等席のような場所で見て感じることが出来て本当に幸せでした」とふり返り、「今回脚本を読んで自分の身に置き換えた時、沢山のことを考えさせられました」と明かす鈴鹿さん。「僕は数学が好きで、今回の役柄も数学的な知識を駆使して事件を解決に導く大事な役だったので、大切に演じようと思いました」とコメント。そして、演劇界はもとより、1979年に映画デビューをして以来40年以上もの間、数多くの映像作品に出演してきた名優・柄本明が今回演じるのは、松山さん演じる連続殺人犯・斯波宗典の父、斯波正作。周りからは心優しい青年として慕われていた男・斯波宗典が未曽有の連続殺人事件を起こした理由、そしてきっかけを、父は知っていたのか?連続殺人犯の父という役柄を圧巻の演技で魅せる。柄本さんは本作への参加について「前田監督から手紙まで頂いたので、やるしかないと思いました」と語り、「親子の役を演じて、あらためて松山さんに才能を感じました」と松山さんを賞賛した。そのほかにも、介護老人の娘として坂井真紀、戸田菜穂、ヘルパー役で峯村リエ、新人ヘルパー役で加藤菜津、坂井さん演じる仕事先の友人役にやす(ずん)、検事正役に岩谷健司、ケアセンター長役に井上肇、取り調べを受ける女性役で綾戸智恵、警部補役で梶原善、検事の母で藤田弓子の参加も発表、まさに世代を超えた実力派俳優陣が集結し、社会派エンターテインメントを作り上げている。『ロストケア』は2023年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロストケア 2023年3月、全国にて公開予定©2023「ロストケア」製作委員会
2022年09月28日「なにわ男子」高橋恭平初主演映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』に、板垣李光人が出演していることが分かった。「仮面ライダージオウ」や『約束のネバーランド』などに出演し、10月スタートの新ドラマ「silent」への出演も決定している板垣さんが演じるのは、ヒロイン・真綾(畑芽育)に密かに想いを寄せるクラスメートであり、千輝彗(高橋さん)のライバルでもある手塚颯馬。ライバルでありながらも、どこかで千輝を見守るような一面も。きゅんきゅん映画に出たかったという板垣さんは、撮影中は高橋さんと仲良く話すことも多く、チームワークの良さを見せていたという。板垣さんは「千輝とライバルでありつつ、千輝と真綾の恋の起爆剤になる人物でもあり友情も描かれているので、単純に対立するだけではない少し複雑な存在です」と役柄について説明し、「"きゅん"の部分など不安な点も多くあったのですが、恭平くんが持つ人を惹きつける力と包容力のおかげで同世代のキャストととにかく楽しみながら、青春しながら作品を描けたと思います」とふり返っている。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:なのに、千輝くんが甘すぎる。 2023年3⽉3⽇より全国にて公開©2023「なのに、千輝くんが⽢すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
2022年09月28日聴覚障がいと向き合いながら、プロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さんをモデルにした物語『ケイコ 目を澄ませて』より、場面写真が公開された。今回の場面写真では、岸井ゆきの演じる主人公・ケイコと、彼女のまわりに生きる人物たちの日常が写し出されている。河川敷でのロードワークやシャドーといった、三浦友和演じる会長と二人三脚で練習に励むカット。友人たちとの楽しそうなカフェでの様子、同居する弟とのやりとりが切り取られている。何気ない日常が美しいことを思い起こさせてくれるようなシーンの連続で、ケイコをストイックなアスリートとしてではなく、不安や迷い、喜びや情熱など様々な感情で揺れ動く、どこにでもいるような等身大の女性として描いていく。第35回東京国際映画祭へも出品が決まった本作は、映画人から早くも注目を集めており、「『ケイコ 目を澄ませて』は流れる時間を柔らかにフィルムへと定着させた傑作だ。岸井ゆきのの瞳の輝きと、手と腕の動きとともに渦を巻くような粒子の蠢きを存分に感じるには大画面で見る以外の選択肢はない」(濱口竜介/映画監督)、「岸井ゆきのは、間違いなく天才!」(吉田恵輔/映画監督)、「エモーショナルなパンチが胸に突き刺さる快作」(矢田部吉彦/映画プロデューサー)、「岸井ゆきのが放つ圧倒的熱量に、心が動かされる」(カルロ・シャトリアン/ベルリン国際映画祭アーティスティック・ディレクター)とコメントを寄せている。『ケイコ 目を澄ませて』は12月16日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ケイコ 目を澄ませて 2022年12月16日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2022年09月27日NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当し、国連でのスピーチ、ニューヨークやプラハでの個展開催など世界的にも知られる書家・金澤翔子と母・泰子に密着した、初のドキュメンタリー映画『書家 金澤翔子 共に生きる』が、2023年5月に劇場公開が決定した。金澤翔子は、5歳から母・泰子を師として書道を始め、一心に揮毫する彼女の“書”は数多くの人々を魅了してきた。彼女の代表作の1つである「風神雷神」は、京都の建仁寺で国宝・俵屋宗達の「風神雷神」の屏風並んで書が納められている。日本のみならずニューヨークやプラハでの個展開催など世界的な活躍を見せている。金澤翔子が書家として一流の舞台まで上り詰めるまでにはいくつもの努力と挑戦、そして母・泰子の支えがあった。生まれてすぐにダウン症と診断された彼女に母である泰子がどう向き合ってきたのか、どうやって彼女の才能を開花させていったのか。映画では、彼女たちの日々の活動や全国巡回展に密着、金澤翔子と母・泰子が共に生み出す“書道”と彼女たちの幸せの形に迫っていく。金澤泰子コメント翔子と私のことが映画になると聞いてびっくりしています。翔子はまわりにいる人に喜んでもらいたい一心で、書いてきました。そばにいる私自身が、一番翔子に喜びや驚きをもらってきたのかもしれません。翔子の物語を観て、いろいろな方々が元気や勇気を感じてもらえたら嬉しいです。宮澤正明監督コメント(抜粋)金澤翔子の書は、感動する。無我の生命力の強さを、人々は心の深いところで感じ今を生きる意味を悟る。過去、現在、未来はひとつ、翔子さんの尋常でない愛の深さの答えとして母泰子氏は言い放った。「翔子は、普通より染色体が一個多い。その一個の染色体の正体が愛だ。」あなたには、どんな愛が見えますか?この映画で、それぞれの自分が感じ取った愛を探してください。映画『書家 金澤翔子 共に生きる』は2023年5月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:書家 金澤翔子 共に生きる 2023年5月公開予定©映画「書家 金澤翔子 共に生きる」製作委員会
2022年09月27日裏では人知れず弱きものを救う影の軍団として暗躍する、名もなき秘書たちを描く人気ドラマの劇場版『七人の秘書 THE MOVIE』より、アクションシーンの場面写真が到着した。到着した場面写真では、今回対峙する九十九家のお屋敷でドレスアップした千代(木村文乃)が強烈なキックをかまし、不二子(菜々緒)、三和(大島優子)、パク・サラン(シム・ウンギョン)も敵に立ち向かう様子が写し出されている。元警察秘書で空手が得意な不二子は足技を決め、サランは信州の山へ逃げ出す敵を追いかけ、足を高く振り上げるダイナミックなアクションシーンを披露。木村さんは「ドラマの3倍くらいアクションなどスケールの大きいシーンが満載」とコメントしており、スケールアップして帰ってきた秘書たちの活躍にますます期待が高まる。『七人の秘書 THE MOVIE』は10月7日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:七人の秘書 THE MOVIE 2022年10月7日より全国東宝系にて公開©2022「七人の秘書 THE MOVIE」製作委員会
2022年09月27日大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウが出演する実写映画『月の満ち欠け』より、夫婦役の大泉さんと柴咲さんのメイキング写真が到着した。本作の撮影は、昨年11月から12月にわたり行われた。とある一軒家スタジオでは、18歳になった瑠璃(菊池日菜子)の誕生日を、大泉さん演じる主人公の小山内堅と妻・梢(柴咲さん)、そして瑠璃の親友・緑坂ゆい(伊藤沙莉)と祝うシーンの撮影が行われ、ゆいがカメラで撮影し、夫婦のなれそめを語る場面では「本当にカメラ回ってる?」と、大泉さんの細かいアドリブが炸裂。柴咲さんらもつい笑顔になり、終始、賑やかな雰囲気で撮影は進んでいったという。絵に描いたような幸せな家族の愛に満ち溢れた日常のひとコマだが、この直後、梢と瑠璃を交通事故で失い、一気に不幸のどん底に叩き落とされることに。大泉さんは「僕がこんな笑顔でいられるのも今日までですよ」と苦笑いし、「この後どうなるかを知っているだけに、赤ちゃんの瑠璃を抱いているシーンから既に切なかったです」とふり返る。一方の柴咲さんは「梢は柔和で愛情深い人。しかし物腰の柔らかさの中にも、ブレない信念や強さが潜んでいる人という印象を感じたので、そういった部分を大切に演じました」と役作りで意識した点を明かす。夫婦を演じた2人は、『青天の霹靂』で共演経験があり、息はピッタリ。本作のプロデューサーは「おふたりの夫婦としての説得力は予想以上でした」と語っている。また、別の日のとある現場には、妻と娘を失った失意を表現するために、短期間で自主的な減量を敢行した大泉さんの姿が。頬はげっそりし、そこにシミや白髪などを足し、55歳の姿を作りあげた。大泉さんも「今回ばかりはスタッフに“大泉さん、老けましたねぇ”と言われるのが嬉しいです(笑)」とその仕上がりに満足している様子。プロデューサーは「光と影、その深みや落差を魅力的に演じ分けられるのは大泉さんしかいないと思いました。ベストオブベストなキャスティングでした」と自信を覗かせている。『月の満ち欠け』は12月2日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:月の満ち欠け 2022年12月2日より全国にて公開©2022「⽉の満ち⽋け」製作委員会
2022年09月27日映画『カメの甲羅はあばら骨』より、本作に声の出演をしている清水尋也と磯村勇斗のインタビュー映像と新ビジュアルが公開された。動物たちの体のしくみが、人間の体を変形させることでよく分かる動物図鑑「カメの甲羅はあばら骨」を、普通の高校を舞台に劇場アニメーション化。公開された映像では、主人公・カメ田カメ郎役の清水さんと、カエル川エル隆役の磯村さんが2人で挑んだアフレコ収録後、オファーが来たときの感想や役作りなどを語っている。また2人がそれぞれキャラクターとツーショットになった新ビジュアルも到着。グランドシネマサンシャイン 池袋のサイネージ広告にて、9月30日(金)~10月27日(木)まで掲載予定となっており、別カットも見られる。なお明日には、2人のアフレコ収録風景も公開。さらに、フラミンゴ塚フラ美役の「アンジュルム」上國料萌衣、ワニ渕ワニ平&ワシ崎ワシ也役の「OCTPATH」栗田航兵&四谷真佑、ウサギ林ウサ蔵役のでんでんのインタビューやアフレコ収録映像も順次公開される。『カメの甲羅はあばら骨』は10月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カメの甲羅はあばら骨 2022年10月28日より全国にて公開©2022 カメの甲羅はあばら骨製作委員会 ©川崎悟司 / SB クリエイティブ
2022年09月26日大ヒットドラマの映画化『Dr.コトー診療所』の新キャストが発表され、生田絵梨花が診療所で働く看護師役として出演することが決定した。2003年と2006年に放送された連続ドラマ「Dr.コトー診療所」は東京から僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、島の人々との交流を通して命の尊さを描いた人気ドラマ。吉岡秀隆が16年ぶりに再び“コトー先生”を演じ、さらには柴咲コウをはじめとする、時任三郎、大塚寧々、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、大森南朋、朝加真由美、富岡涼らドラマシリーズからのレギュラーキャスト9名も続投。中島みゆきによる主題歌「銀の龍の背に乗って」がドラマシリーズと変わらず映画でも主題歌となる。この度、新キャストとしてコトー(吉岡秀隆)と彩佳(柴咲コウ)とともに志木那島診療所で働く看護師・西野那美(にしの なみ)役で、生田絵梨花が出演することが決定。生田さんが演じる西野那美役は、コトーとともに診療所を長年支えてきた看護師の彩佳(柴咲コウ)に憧れ、数年前から診療所の看護師を務めているという役柄。志木那島で生まれ、幼いころから島に住む祖母・西野美登里(藤田弓子)と暮らしていたこともあり、島民とも顔なじみ。しっかり者で男勝りな性格が魅力的なキャラクターになっている。今回の抜擢に、以前からドラマを観ていたという生田さんは「実際に島の景色を目の当たりにしたときとても綺麗で感動し、『Dr.コトー診療所』という作品の世界観に参加している喜びを噛みしめていました。今まで皆さんが育んできた世界の中に馴染めるか不安でしたが、温かく仲間として迎えてくださり...皆さんとお話できている時間がとても感慨深く、今回出演させていただいていることが奇跡のように感じていました」と、新キャストとして参加することへの想いを語る。また、看護師という役どころについても、演じる中で学ぶことが多かったといい、「コトー先生はすべての人に生きてもらいたいと願っている。命と人間そのものを描いてるところがこの作品の魅力なんだと撮影を通して改めて感じました」と、長年愛されてきた医療ヒューマンドラマの金字塔に加わることへの覚悟も滲ませた。そんな生田さんと同じ看護師役として共演した、柴咲さんは「那美ちゃんの学ぼうという向上心と、溌剌としたキャラクターにすごく頼もしさを感じていました。若手の子たちが育っていく様子に、こうして少しずつ人が未来を繋いでいって島が存在していくんだなという気配を彩佳としても感じていました」と称賛の言葉を寄せている。<生田絵梨花コメント>実際に島の景色を目の当たりにしたときとても綺麗で感動し、『Dr.コトー診療所』という作品の世界観に参加している喜びを噛みしめていました。今まで皆さんが育んできた世界の中に馴染めるか不安でしたが、温かく仲間として迎えてくださり...皆さんとお話できている時間がとても感慨深く、今回出演させていただいていることが奇跡のように感じていました。那美は明るくて、テキパキといつも動いているという子です。看護師として1人でも多くの命を助けたい、コトー先生と彩佳さんの2人を少しでも支えたいという想いをかかえながら、看護師としての責任感や那美の想いが自然と伝わるよう意識して演じました。手術シーンは初めてで、診療所の皆さんは決してそれを段取りとしてやるわけではなく、どう役としてその手術に向き合うか、そこでの言葉はどんなものを背負って発するか、そういった緊張感が張り詰める手術シーンで皆さんの役に挑む姿に刺激を受け学ばせていただきました。コトー先生はすべての人に生きてもらいたいと願っている。命と人間そのものを描いているところがこの作品の魅力なんだと撮影を通して改めて感じました。『Dr.コトー診療所』は12月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Dr.コトー診療所 2022年12月16日より全国東宝系にて公開Ⓒ山田貴敏Ⓒ2022 映画「Dr.コトー診療所」製作委員会
2022年09月26日