第34回東京国際映画祭と同時期に、9日間に渡って開催される「第22回東京フィルメックス」が11月7日(日)に閉幕。最優秀作品賞はアレクサンドレ・コベリゼ監督のドイツ・ジョージア合作『見上げた空に何が見える?』と、タイ・フランス・オランダ・シンガポール合作のジャッカワーン・ニンタムロン『時の解剖学』に決定。濱口竜介監督による短編集『偶然と想像』が観客賞に選ばれた。今年の東京フィルメックスは<継承と継続>を掲げ、これまで以上に独自性を有した刺激的な作品がラインアップ。連日、新たな映画との出会いに会場は盛り上がりを見せ、最終日の授賞式を迎えた。冒頭は、映画分野における人材育成事業「タレンツ・トーキョー」の結果発表。選ばれたのは、木村あさぎによる企画「あなたの髪は青緑の実から」。「消えゆく方言と文化へ光を差す、ユニークな制作プロセスで詩的なヴィジョン溢れる、非常にパーソナルな作品」と評された木村さんは、「私が映画を撮ることに戸惑って、何年間も撮ることから逃げていたが、タレンツの映画に対する情熱を直に感じることができて、とてもインスパイアされ勇気もをもらった」と感謝の気持ちを込めたメッセージを届けた。また、スペシャル・メンションとして、ラッチャプーン・ブンブンチャチョークの「A Useful Ghost」と、アルヴィン・ベラルミノの「Ria」が選ばれた。続いて、観客賞は、プログラム・ディレクターの神谷直希氏が冒頭に「この9日間、この映画祭が色々な人の力によって成り立っていることを実感した。この場で全ての人に感謝を述べたい」と挨拶し、今年のオープニングで上映された濱口監督『偶然と想像』が発表。残念ながら来場できなかった濱口監督からメッセージが届き、「フィルメックスは2008年に『PASION』という作品で初めて参加した。それから13年が経って、自分がこのような大きな、温かい気持ちににならるような賞をいただけてとても嬉しく思う。会場から大きな笑い声が響くたび、幸せな気持になりました」と喜びを伝えた。観客賞『偶然と想像』続いて発表された学生審査員賞は、アレクサンドレ・コベリゼ監督作『見上げた空に何が見える?』。「カメラに映るすべてのものが、私たちに何かを語りかけてくるように感じ、圧倒され、私たちが何気なく生活している日常の愛おしさに気付かされた」と受賞理由が述べられ、コベリゼ監督からは「私自身が17年ほど学生時代を過ごしたことがあったので、この賞が私にとってとても大事な意味を持っていると思う。日本のみなさんにどのように受け止められるか心配していたのだが、このような賞をいただけて嬉しい」とのメッセージが到着。最優秀作品賞 『見上げた空に何が見える?』さらに最優秀作品賞は、今年は2本同時受賞となり、1本目は、ジャッカワーン・ニンタムロン監督作『時の解剖学』。「わたしたちは現実と非現実が共存するところにいざなわれ、物語のかけらをつなぎ合わせてそれぞれの観点から捉え直すよううながされる。アンビバレントな要素、自然、登場人物たちや状況もまたこの映画の魅力だ」と様々な時間の層が絡みあわされた本作の魅力を評価。ニンタムロン監督からは、「この受賞は、出演していた全ての人達の影の支えがあると思う。私の作品がより広い観客に届くことを祈っている」と、ビデオメッセージで思いを語った。2本目は、学生審査員賞にも輝いた『見上げた空に何が見える?』で、「一方的な暴力装置にもなりうる映画=カメラを使いながら、本作品では被写体とフェアな関係を結ぶことに成功し、イメージは映画と世界との対話へと開かれてゆく」と本作のユニークな挑戦が称えられた。コベリゼ監督からは「この映画は私にとって孤独で長い道だった思う。長い孤独な旅が、この素晴らしい賞をいただけたことでハッピーエンドを迎えられたのでは、と思っている」と改めて喜びを語った。審査員長の諏訪敦彦監督(『風の電話』など)は、「こんなふうに審査をさせていただいたく時、される場合もあるけれど、そういう時に心の中で呟いている言葉がある。確か、クリント・イーストウッドの言葉だったと思うが、“たくさん賞を取るくだらない映画もある、一つも賞を取らない素晴らしい映画もある。ただそれだけのことなんだ”と。審査をするということは、ジャッジすることではなくパーソナルな視点を表現するものだと思っている。(コンぺティション作品)それぞれが、社会や個人の中に存在する問題にアプローチして、いかに映画として表現するか勇気あるチャレンジを見せてくれた」と講評。最優秀作品賞『時の解剖学』「(最優秀作品賞が)2本という異例な結果となったが、2本はそれぞれユニークなプロセスで、映画の未来を開いてくれていると感じたが、同等に評価したという結果ではなく、審査員それぞれが、映画に何を見ようとして求めているか、全く別の視点から、その価値を見出されたもの。違うアングルというものを皆さんに提示しようと、そういうふうに判断させてもらった。映画の未来の多様性に対する励ましのメッセージであると受けとめてもらえたら、と思う」と話し、受賞作、そして今年のコンペティション部門へ出品された作品全てに感謝も述べた。なお、「第22回東京フィルメックス」は会場での開催は終了し、この後11月23日(火・祝)まで一部作品をオンライン配信する(詳細は映画祭公式ホームページにて)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:偶然と想像 2021年12月17日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開©︎ 2021 NEOPA / fictive
2021年11月08日長澤まさみが美しきコンフィデンスウーマン・ダー子を演じる映画第3弾『コンフィデンスマンJP 英雄編』に、城田優と生田絵梨花、ミュージカルでの活躍が特に注目される2人が出演することが新たに分かった。今回ダー子たちが狙うオサカナ(=ターゲット)は、地中海一の“危ない夫妻”。所有する史上最高のお宝〈踊るビーナス〉という、行方不明とされていた幻の古代ギリシャ彫刻をかけて、熾烈な騙し合いが繰り広げられる。城田さんが演じるのは、若くして危険な密輸貿易で莫大な財を成して引退したスペインのマフィア、ジェラール・ゴンザレス。自身もスペインにルーツを持つ城田さんは、今作では日本語は一切使わず、英語とスペイン語だけを話すキャラクターに挑戦。シリーズ屈指の危険な男が、ダー子たちを追い詰めていく。そんなゴンザレスの内縁の妻であり、男を惑わす魔性の女・畠山麗奈を、先日「乃木坂46」からの卒業が発表された生田さんが演じる。麗奈は、モナコ(織田梨沙)、コックリ(関水渚)に続く、作中の影のヒロイン=コンフィガールの三代目。百戦錬磨のコンフィデンスマンたちを惑わす、小悪魔な姿に注目だ。『コンフィデンスマンJP 英雄編』は2022年1月14日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:コンフィデンスマンJP 英雄編 2022年1月14日より全国にて公開©2022「コンフィデンスマンJP」製作委員会
2021年11月08日林遣都×小松菜奈がW主演、極度の潔癖症のため誰とも人間関係を築けない青年と、寄生虫が好きで視線恐怖症に苦しむ不登校の高校生のラブストーリーを映画化した『恋する寄生虫』。この度、小松さん演じる印象的な佐薙の登場シーンを切り取った本編映像がシネマカフェに到着、小松さんが繊細な役作りについても明かした。到着したのは、まるで原案小説から飛び出してきたかのような小松さん扮する佐薙の姿とともに、独特な映像表現も楽しめる映像。『溺れるナイフ』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『糸』など、ラブ ストーリーのヒロインとしても支持が厚い小松さんが本作で扮するヒロインは、視線恐怖症を抱え孤独に生きる少女・佐薙。一見ぶっきらぼうで、高坂(林遣都)に対しても素っ気ない態度をとってしまう佐薙だが、それは気持ちの裏返しで、これまで人と関わることを避けてきた彼女の精一杯の愛情表現。そんな佐薙の愛らしさと強さを小松さんは見事に体現している。繊細な役どころを演じるにあたり、小松さんは「佐薙の細かい動作一つ一つ繊細に考えながら撮影しました。佐薙は鎧としてヘッドフォンを肌身離さずつけているのですが、身に着け方に関しても、いつ音楽を聞いていて、いつ聞いていないのか、いつ外すのか、外すのならその仕草まで細かく気にしていました。あとは視線恐怖症なので、人との視線はできるだけ交わらないようにしたい佐薙は、喋るときにどこを見るんだろうなど、視線ひとつとっても大事に意識しなければなりませんでした」と明かす。そして「感情の面では、撮影しながらその場で感じるがまま演じることが多かったのですが、順撮りではなかったので前後のシーンを考えながら現場で作り上げていきました」と、感情の表現とは逆に綿密に計画して演技をしていたという。視線恐怖症である佐薙にとって、人間の目は“気持ちの悪いもの”。本編映像では、佐薙の後ろの人々の目をグロテスクに強調し、“佐薙が見ている世界”を表現。アイディアマンで斬新な映像表現に定評のある柿本ケンサク監督ならでは世界観となっている。原案小説から飛び出してきたかのような、制服でヘッドフォンという出で立ちで気だるく歩く佐薙の姿も絵になるシーンとなっている。『恋する寄生虫』は11月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:恋する寄生虫 2021年11月12日より全国にて公開©2021「恋する寄生虫」製作委員会
2021年11月06日コロナ禍で卒業制作展が中止になり、青春を奪われていく学生たちの悲しみを目の当たりにした、のんが世の中の擦り切れた思いを救い上げたいと企画、脚本・監督・主演を務めた初の劇場長編映画『Ribbon』。この度、予告編が解禁、主題歌を「サンボマスター」が書き下ろし、2022年2月25日(金)より公開されることが決定した。解禁された120秒の予告編では、「世の中の人たちみんな、芸術なんか無くたって生きていけるんだって」という主人公・いつか(のん)の印象的なセリフから始まり、親友・平井(山下リオ)との衝突や、公園で出会う男(渡辺大知)との交流など、コロナ禍で様々な感情に突き動かされるいつかの様子が描かれていく。中でも注目は、のんさん発案のリボンアートによる感情表現。『シン・ゴジラ』監督・特技監督の樋口真嗣、准監督・ 特技統括の尾上克郎の豪華タッグにより特撮で撮影された“リボンアートによる感情表現”が本予告編で一部公開されている。絵筆に巻きつく動き、しなやかに空中を舞う動き、素早く流れるような動きなど、感情に呼応するカラフルなリボンが表現された。主題歌はサンボマスターが書き下ろした新曲「ボクだけのもの」のんさんと「サンボマスター」は、のんさん主催の音楽イベント「のん、KAIWAフェスVol.1~音楽があれば会話が出来る!~」(2017年)でも共演。今回、のんさんからの熱烈なオファーを受け、その想いに応えて書き下ろしの新曲「ボクだけのもの」を制作した。のんさんが映画にこめた「コロナ禍で表現の場を奪われた人々の擦り切れた思いを救いたい」というメッセージと、「サンボマスター」のパワフルで温かみのあるサウンド、背中を押してくれる前向きな歌詞が共鳴し、圧倒的な熱量を持った楽曲が誕生した(この度解禁された予告編には本主題歌は使用されていない)。サンボマスター「サンボマスターさんの曲は、とんでもないエネルギーがあります」と、のんさん。「私自身、落ち込んだ時とか自分を焚き付けたい時、サンボさんの曲を聴いて自分を奮い立たせます。そして、熱い映画を観た後にかかるサンボマスターさんのエンディングテーマは最強です。泣きます」とコメント。「今回の映画は、コロナ禍で悔しい思いをした学生の皆さんの無念を晴らしたいという願いがありました。サンボさんに曲を作っていただけたら、みんなの想いを熱く包んでくれるようなエールを送ってくださるんじゃないかと、お願いさせていただきました。「ボクだけのもの」は私の想像の何倍も超えて、物凄い威力を持って送られてきました。こんな感動にはそんなに巡り会えない気がしています。自分の想いも晴らしてもらえたような気分になりました。『Ribbon』という映画と共に、「ボクだけのもの」という曲がかかることを、心から嬉しく思います」と思い入れたっぷりに語っている。『Ribbon』は2022年2月25日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年11月06日ゲイであることを隠しながら生活する高校生と、そんな彼に恋する同級生の姿を描いた映画『彼女が好きなものは』。この度、主人公を演じる神尾楓珠と、その恋人役・今井翼の新場面写真が解禁となった。神尾さん演じる主人公の安藤純は、「異性を愛したい」「家庭を築きたい」と世間でいわゆる“ふつう”と言われる幸せを手にしたいと願いながらも、自分らしさとの狭間で葛藤する高校生。そんな純に恋をする山田杏奈演じる同級生・三浦紗枝は、自分の好きなものを素直に好きだと言えない悩みを抱えながら、純と共に成長していくことになる。今回解禁となったのは、純(神尾楓珠)と純の恋人、佐々木誠(今井翼)の2人を捉えた新場面写真2点。ゲイであることを家族や友人ら誰にも打ち明けられずに悩む純と、自分の性的指向やアイデンティティに悩む純に、かつての自分を重ねるように純を優しく見守る誠。純はBL好きを隠しているクラスメイトの紗枝と書店で鉢合わせたことから急接近し、やがて紗枝から告白される。「自分も“ふつう”に女性と付き合い、“ふつう”の人生を歩めるのではないか?」。一縷の望みをかけ、純は紗枝の告白を受け入れ、付き合うことになったのだが…。なお、本作は公開1週前の11月26日(金)より先行上映が決定。実施劇場は【東京】TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ新宿、【大阪】TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズセブンパーク天美の4劇場となり、この先行上映には神尾さん、山田さん、今井さんが登壇予定の舞台挨拶も実施される。『彼女が好きなものは』は12月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女が好きなものは 2021年秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(c)2021「彼女が好きなものは」製作委員会
2021年11月05日『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌が「King Gnu」書き下ろしの「一途」に決定し、併せてアクションシーン満載の予告映像が解禁となった。この度解禁された90秒の予告映像は、最悪の呪詛師・夏油傑による“百鬼夜行”の決行宣言からスタート。膝を抱えてふさぎ込む乙骨を呪術高専へ導く五条悟、乙骨に檄を飛ばす禪院真希との関わりを経て、乙骨は里香の呪いを祓う決意をする。特級過呪怨霊として完全顕現してしまう里香、呪言を放つ狗巻棘、夏油に殴りかかるパンダなど、遂に始まってしまった“百鬼夜行”を止めるべく、呪術師vs.呪詛師がぶつかり合う激しいバトルシーンは必見だ。さらに、主題歌を担当する「King Gnu」の常田大希(Gt.Vo.)は「大勢の人々が待ち望んでいる名作の映画化ということでプレッシャーたっぷりでしたが、呪術廻戦の世界観にピッタリの、ヒリヒリとパンチのある何処迄も真っ直ぐな楽曲に仕上がったと思います。里香ちゃんと乙骨憂太君の関係は羨ましいほどに、そして呪わしいほどに一途ですね」とコメント。現在、全国アリーナツアーを敢行中、新曲を発表するたびに大きな話題を呼ぶ「King Gnu」が、本作のために書き下ろした楽曲「一途」で「呪術廻戦」と初タッグを組む。「King Gnu」らしい疾走感とともに、本作の主人公・乙骨憂太と、かつて結婚の約束を交わし、現在は呪霊となって乙骨に憑いている幼なじみ・里香の関係性を表すような一途な想いが溢れる歌詞が印象的な楽曲に仕上がっている。King Gnu 常田大希(コメント全文)『劇場版 呪術廻戦 0 』の主題歌に「一途」という楽曲を書き下ろさせていただきました。大勢の人々が待ち望んでいる名作の映画化ということでプレッシャーたっぷりでしたが、呪術廻戦の世界観にピッタリの、ヒリヒリとパンチのある何処迄も真っ直ぐな楽曲に仕上がったと思います。里香ちゃんと乙骨憂太君の関係は羨ましいほどに、そして呪わしいほどに一途ですね。皆様公開を楽しみに待っていてください!宜しくお願い致します!『劇場版 呪術廻戦 0』は12月24日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 呪術廻戦 0 2021年12月24日より全国東宝系にて公開© 2021 「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会©芥見下々/集英社
2021年11月05日堤幸彦の監督作50作目にして創作の原点に立ち返り、3人の女優を迎えて自主制作映画として完成させた『truth ~姦しき弔いの果て~』が、2022年1月7日(金)より全国順次公開決定。女性たちの“戦い”を切り取った本予告映像が解禁された。1988年に『バカヤロー!私、怒ってます「英語がなんだ」』で映画監督デビュー以来、メジャーレーベルで話題作を次々と生み出してきた堤幸彦。これまで一貫して“真実”に目を凝らし続けた堤監督が、本作の企画発起人であるプロデューサー兼主演3人と手を組み、監督作50作目にして原点に立ち返り、自主制作映画として完成させた本作は、主演3人のワンシチュエーション会話劇。「精子バンク」を題材に、愛を追う女性たちが本音むき出しで人間味を曝け出す喜劇作品となっている。本予告は、コロナ禍で表現の場を失ってしまった本作の主演兼企画発起人の広山詞葉、福宮あやの、河野知美らが、現状打破しようと映画製作に踏み切ったきっかけ会話から始まる。「私たち映画創りたいんです!!」と3人が情熱のまま直々にオファー、その気概に応えた堤監督。文化庁による「文化芸術活動の継続支援事業」助成金を元に、予算約700万円&撮影2日間という低予算かつ物理的な制約の中、堤組が集結し製作がスタート。マウント命の美貌の受付嬢、元ヤンのシングルマザー、謎多きセレブ医師。同じ男(忖度出演:佐藤二朗)を愛した3人の女性たちが、彼の葬儀の夜に鉢合わせ、己のプライドをめぐる壮絶な舌戦が繰り広げられるシーンが切り取られている。さらに、本作はノースイースト国際映画祭に正式出品が決定。これまで堤監督は、ローマインターナショナルムービーアワード最優秀作品賞、ベルリンインディー映画祭特別賞、ウルバッティ国際映画祭女性映画最優秀作品賞、ゴールデンスパロウ国際映画祭審査員特別賞、モントリオールインディペンデント映画祭最優秀短編コメディ賞を受賞しており、海外映画祭6冠を目指す。ただただ姦(かしま)しいだけでなく、世界中を激震させたコロナ禍に生まれた本作に込められた女性たちのみならず人類の生きる強さを謳うメッセージは、国境を越え、世界各国に一石を投じ続けている。『truth ~姦しき弔いの果て~』は2022年1月7日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:truth 〜姦しき弔いの果て〜 2022年1月7日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開©2021 映画「truth〜姦しき弔いの果て〜」パートナーズ
2021年11月05日大ヒットを記録したA24製作映画『ライトハウス』のBlu-ray&DVDが来年1月にリリースされることが決定した。本作は、劇中に散りばめられた古典怪奇文学や絵画、過去の名作映画へのオマージュや神話のモチーフを織り込み、幾重に仕掛けられた“謎解き”も話題を呼び、口コミやSNSによって熱狂的ファンを生み出した話題作。リリースされるBlu-ray&DVD中でも完全初回限定生産となる「コレクターズ・エディション Blu-ray BOX」は、映画ファンを魅了したモノクロームの美しい映像を堪能できる本編はもちろん、櫻井孝宏、山路和弘という人気実力派声優が1対1の真剣勝負で演じる日本語吹替版、メイキングやインタビュー、ロバート・エガース監督による音声解説といった映画の全貌に迫る充実の特典映像&音声に加え、解説ブックレット、紙質にまでこだわり抜いた“アンティーク木箱風アウターBOX”、そして、大人気ブランド「ウェーバー(weber)」との“コラボロング Tシャツ”など、ここでしか手に入らないプレミア必至の貴重特典が満載の豪華仕様となっている。その上、販売元ではさらなる超貴重なサプライズ特典の追加を調整中。後日詳細が発表される予定だ。また、同時に発売される「Blu-ray デラックス版」、「DVD デラックス版」にも、BOXと同様の特典映像・音声に加え、コレクターズBOXとは異なる解説ブックレットが封入される。そして、この発売決定を記念して、特典収録されるメイキング映像の一部がお披露目された。公開された映像では、撮影のために実際の灯台を建てる様子や、2人のキャストが撮影時のエピソードを語る場面などが映し出される。ロバート・パティンソンがまさに全身全霊で危険な撮影に挑む舞台裏や、エガース監督と本作のアイディアに惚れ込んだウィレム・デフォーのエピソードには、思わず見入ってしまうこと間違いなし。映画ファン必見の内容だ。『ライトハウス』Blu-ray&DVDは2022年1月14日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライトハウス 2021年7月9日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2019 A24 Films LLC. All Rights Reserved.
2021年11月04日映画×音楽の祭典「MOOSIC LAB 2019」で好評を得た『ゆうなぎ』が、海外セールス会社との契約を経て一新し、『この日々が凪いだら』と名を変え、満を持して単独劇場公開される。この度、本作のポスタービジュアルと場面写真が到着した。故郷を捨てるように上京してきた宮嶋大翔(サトウヒロキ)。建設現場で働く彼は、花屋で働く望月双葉(瀬戸かほ)と出会い、いつしか恋人同士の関係に。時代は平成から令和へと変化するも、2人の日々は穏やかに流れ、このまま何も変わらないかに思えたが――。23歳の新鋭・常間地裕監督が描く本作は、様々な変化に向き合う若者たちを繊細に映し出す群像劇。サトウヒロキ、瀬戸かほ、山田将が主演として物語の中心に捉えられ、私たちの日常を体現。さらに、藤原季節、山之内すず、川瀬陽太らが物語に強度を与える。そして、主題歌「夕凪」と挿入歌「サイレン」は、オルタナティブ・ロック・バンド「羊文学」が担当。作詞作曲を手掛けた塩塚モエカは劇中音楽も担当し、若者たちの日々に寄り添いながら、物語を叙情的なものにしている。劇場公開に寄せてサトウさんは「今、この映画を公開出来ることをとても嬉しく思います。少しずつ変わっていく未来の事を美しく思える、そんな映画だと思っています」と言い、瀬戸さんは「どうかこの作品がひとりでも多くの方の心に届きますように」と願う。常間地監督も「劇場を出た後、あなたの見る景色に、少しでも光が差しますように――」とコメントした。『この日々が凪いだら』は2022年2月25日(金)新宿シネマカリテにて公開、以降、全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2021年11月04日明日11月5日(金)から劇場公開&Netflix配信される森山未來主演映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』より、メイキング映像が到着した。公開されたメイキング映像では、主人公佐藤役の森山さんのギプスに、かつての恋人かおり役の伊藤沙莉が、森山さんの似顔絵を描く様子が映し出されている。なぜ、劇中で佐藤がギプスをしているのかというと、ある理由で事故に遭ったから。そしてかおりは、それに寄りそうのだ。そんな劇中で一瞬映るギプスに描かれているお見舞いイラストは、伊藤さん本人が描いたものだったというのが今回の映像で明らかに。気合を入れてペンで書き込むが、完成した森山さんの似顔はイラスト感の強いものに仕上がり、スタッフも一緒になり笑い合う、とても和やかな雰囲気が伝わってくる。伊藤さんはこのときのことについて、「私が現場で悩んでしまった時に『沙莉ちゃん』と呼ばれて行ってみたら、『なにか描いてよ』って言われたんです。それで絵を描いてたら悩んでいたことをすっかり忘れちゃって。『全部委ねよう』と思った瞬間でした」とふり返っており、それまでの撮影の緊張がほぐれる特別な瞬間だったことが分かる。Netflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』は11月5日(金)よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかにて公開、Netflixにて全世界配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ボクたちはみんな大人になれなかった 2021年11月5日よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかにて公開&Netflixにて全世界配信©2021 C&Iエンタテインメント
2021年11月04日“中国残留孤児”の家族の絆を描いた日中合作映画『再会の奈良』が、日中国交正常化50周年の節目となる2022年2月4日(金)より全国公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁された。2005年、生みの親を探すために日本へ帰国後、行方を消した“残留孤児”の養女・麗華を探すために、奈良に住む孫娘のような存在のシャオザーを頼って中国から訪れた陳ばあちゃん。麗華探しを始めたふたりに、ひょんなことから知り合った元警察官の一雄が加わり、言葉の壁を越えて不思議な縁で結ばれた3人の切なくも心温まる麗華探しの旅が始まる――。“今と未来、奈良と世界を繋ぐ”映画製作プロジェクト「NARAtive2020」から生まれた本作の監督・脚本を担当するのは、中国出身のポンフェイ監督。ツァイ・ミンリャン監督の現場で助監督・共同脚本などを務め、ホン・サンス監督のアシスタントプロデューサーも務めた経験を持つ新鋭だ。またエグゼクティブプロデューサーは『あん』『朝が来る』を手掛け、なら国際映画祭のエグゼクティブ・ディレクターでもある奈良出身の河瀬直美と、『長江哀歌』『罪の手ざわり』など中国映画「第六世代」を代表するジャ・ジャンクーが務めている。麗華探しを手伝う一雄を演じる主演俳優には、『哭声/コクソン』『MINAMATA-ミナマタ-』など近年益々世界的な認知度を高めている國村隼。養女探しに奔走する養母には、『妻の愛、娘の時』ほか中国を代表する女優ウー・イエンシュー、シャオザーには中国で注目の若手女優イン・ズー。また物語の鍵を握る男に永瀬正敏が友情出演を果たし、シャオザーの元恋人には劇団EXILEの秋山真太郎と、日中を代表する実力派俳優の共演が実現した。この度、解禁された日本版ポスターでは、孤独な元警察官の一雄と養女・麗華を探しに単身中国からやって来た陳ばあちゃん、そしてシャオザーの3人が秋の奈良の紅葉を背景に並んで歩く姿が捉えられたビジュアルに、「異国を歩く。娘の本当の名前を探す旅。」というキャッチが添えられている。『再会の奈良』は2022年2月4日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。2022年1月28日(金)より奈良県にて先行上映。(text:cinemacafe.net)
2021年11月04日園子温監督が役者の卵たちと創り上げた遊び心と映画愛あふれる最新作『エッシャー通りの赤いポスト』より、予告編映像と場面写真が解禁された。この度解禁された本予告では、「人生が決まる」オーディション会場に向かう、まだ「何者でもない」者たちが映し出される。オーディションでは様々な個性的なキャラクターが登場。しかし鬼才映画監督・小林が全員新人で撮ろうとした企画を、エグゼクティブプロデューサーによって阻まれそうになる。予告には園子温監督が経験した映画業界あるあるをエンターテインメントに昇華し、さらにいま「仮面」をかぶって生きる全ての人へ「エキストラでいいんか?人生のエキストラで」「君は誰だ?」「仮面を外して、衝動のまま突き進め」と畳みかけるようなセリフがメッセージとして詰め込まれている。また本作には、園作品らしい魅力的なヒロインが次々に登場。殺気立った訳ありの女・安子には、独特の存在感を放つ藤丸千。狂気をみなぎらせながら、可憐さも併せ持つ演技を披露している。また俳優志望だった亡き夫の遺志を継いでオーディションに応募する切子を演じるのは、黒河内りく。これまで演技経験がなかったとは思えない凛とした姿は、園作品に新たなヒロインの誕生を印象づける。そして映画監督の小林を支える恋人の方子は、モデル・フォトグラファーとしても活動するモーガン茉愛羅が演じており、柔らかさと儚さを持つキャラクターが映画に幻想的な雰囲気をもたらしている。それぞれ経歴も年齢も異なる役者たちが、園監督が全員のキャラクターを踏まえて作り上げたそれぞれの役を、実人生を生きるように熱演する姿は、群像劇ならではの迫力。さらに渡辺哲、諏訪太朗、吹越満といった園作品お馴染みのベテラン俳優たちも脇を固め、作品と若き役者たちを力強く支えている。『エッシャー通りの赤いポスト』は12月25日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エッシャー通りの赤いポスト 2021年12月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開
2021年11月04日初長編映画『岬の兄妹』で各界から激賞が相次いだ片山慎三監督の長編2作目にして商業デビュー作、佐藤二朗主演の『さがす』の公開日が2022年1月21日(金)に決定し、予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。行方不明の父を探す娘の前に現れたのは、父になりすました「連続殺人犯」だった…。衝撃的な内容から、ワールドプレミア上映となった釜山国際映画祭でも注目を集めた本作。このたび解禁された予告映像は、慎ましく暮らす父・智(佐藤二朗)と娘・楓(伊東蒼)の姿から始まる。「お父ちゃんな、今日あいつ見たんや。指名手配犯、山内照巳。警察突き出したら300万やで」。智のその言葉をいつもの冗談だと思う楓は「あほなこと考えんと、普通に働きいや」と相手にしない。まさかその翌朝、父が姿を消すとは微塵にも思わずに…。誰かをさがし街を彷徨う智は、「目をつぶったらな、悪いことばっか浮かぶんや」という意味深なセリフ、1万円札を見つめる。残された楓は必死にチラシを配り、消えた父を探す。やがて楓の目の前に現れたのは、父になりすました連続殺人犯・山内(清水尋也)。「お父ちゃんどこや!」と叫びながら、山内を追いかける楓。「殺したんか?」という楓の追求に山内は「それは有料コンテンツだね」と不敵な笑みを浮かべる。父はなぜ消えたのか、父をさがした先にある驚きの展開とは?予告映像に収められた佐藤さんの底知れない凄みと可笑しみがせめぎ合う演技はまさに真骨頂。併せて解禁となったポスタービジュアルのデザインを手掛けたのは、卓越したセンスにより、これまでSNSを中心に話題を呼んできた韓国の気鋭のデザイン会社Propaganda(プロパガンダ)。本作のロゴ、超ティザービジュアル、そしてティザービジュアルに続いてデザインを担当した。「見つけたくないものまで見えてくる。」の一文を示すかのように、山内を険しい表情で見つめる智と、何かを見透かすような視線を観客に投げかける楓の姿が印象的。また、智の服に付着した血痕の染みも意味深だ。彼らは何をさがし、そして何を見つけるのか…?予想を裏切る衝撃の展開を予感させる予告映像とポスタービジュアルとなっている。『さがす』は2022年1月21日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さがす 2022年、テアトル新宿ほか全国にて公開©2022『さがす』製作委員会
2021年11月04日2012年に公開され、韓国国内での観客動員数が400万人超え、韓国の恋愛映画として歴代1位の興行記録を樹立した『建築学概論』。この度、山下智久を主演に迎え、Netflix映画『恋に落ちた家』として日韓最高峰キャスト・スタッフで日本リメイクされることになった。2002年、建築家を目指して都内の大学に通う18歳の伊吹は、美しくチャーミングな女性・李由梛と出会う。2人は日本の繊細な建築を辿りながら、忘れられないひとときを過ごす。「将来、私の家を建ててね」そんな他愛ない約束だけを残して砕け散った2人の恋。それから19年、長い空白の時間を経て、離婚・父の病気など人生の苦悩を背負った由梛が、突然伊吹の前に現れる。そして、夕陽の街とも言われ、南アルプスと富士山を眺める絶景の西伊豆町に家を建てて欲しいと依頼する。あの頃秘めていた想いを答え合わせするように、2人の距離は縮まっていくーー。山下さんが全世界190以上の国や地域に配信されるNetflix作品に参加するのは初めて、また、ラブストーリーの主演は6年ぶりとなる。「韓国で大ヒットした恋愛映画のリメイクという事で大きなプレッシャーを感じているのと同時にこの作品に携われる大きな喜びを感じています。建築家が家を設計するのと同じように、敬意を込めて、丁寧にストーリーを理解し、そして気持ちを込めてこの作品を作り上げて行けたらと思います」と意気込みをコメント。「オリジナルの作品をリスペクトしながら、新しくこのチームで作る愛の形を表現できるよう努めていきたい」と語る。さらに、「若かりし頃の不器用さ、大人になると失われがちな柔軟さ、素直さ。19年という時をまたぐ、繊細でいて、大きな心の変化をゆっくりと描いていきます。あの頃、今、そして未来。見てくださる皆さんが僕達の役に、気持ちを投影できるような優しく温かい作品になるよう願いを込めて撮影をしていきます」と強い意欲をのぞかせた。プロデューサーの李鳳宇もまた、「近年、日本ではテレビ、映画で韓国オリジナルの作品をリメイクする動きが活発ですが、オリジナルを超えるのは至難の業のようです」と吐露し、「今回、我々が挑むのは韓国人なら誰もが知る名作『建築学概論』。大いなるチャレンジを前に怯むことなく素晴らしいコラボレーションが奏でれるよう、万全の準備で臨むつもりです」と語っている。Netflix映画『恋に落ちた家』はNetflixにて全世界配信予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年11月04日永野芽郁が、4回苗字が変わった主人公を演じる映画『そして、バトンは渡された』が現在公開中。この度、漫画家・やまもり三香が本作の主人公・優子を幻想的に表現した応援イラストが公開された。やまもりさんといえば、永野さん初主演映画『ひるなかの流星』の原作者。今回公開された優子のイラストは、明るく振り撒く笑顔ではなく、物語の重要な場面で大粒の涙を流す姿が切り取られている。悲しさではなく、本作における温かみや柔らかさが色使いで表現されており、美しく、幻想的なイラストに仕上がっている。本作を先行して鑑賞したやまもりさんは「ある場面でそれまでの全てが繋がり、『そういうことか~!』とハッとさせられました(観た人はきっとまた最初から観直したくなるはず)」と感想を述べ、「ご覧になった方も、まだ観てない方も、是非映画館に足をお運びください」とメッセージを寄せた。『そして、バトンは渡された』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年11月03日玉木宏主演、川口春奈、志尊淳らが共演、2020年に高視聴率を記録したドラマ「極主夫道」の映画化が決定。2022年初夏に公開されることになった。原作は、累計400万部突破の同名コミック(著:おおのこうすけ/新潮社「くらげバンチ」連載中)。数々の伝説を残した最凶の極道 “不死身の龍(たつ)”が足を洗い、選んだ道はなんと専業主夫!玉木宏が“史上最強の主夫”を演じて爆笑を誘った。極道時代の外見や言動が抜けておらず、強面にグラサン、スーツの上に柴犬のキャラクターがプリントされたエプロンを羽織り、高すぎる主夫力で料理、洗濯、掃除など家事全般に命を賭け、時にはご近所のトラブルに奮闘。玉木さんが全身全霊、変顔・爆笑アクション連発で演じる“史上最強の主夫”のキャラクターは大人気に。玉木さんは「まさか映画になるとは、、、連続ドラマ放送から約1年が経ちますが、『映画 極主夫道』の撮影が始まった時、前回の撮影から1週間くらい休んで撮影が再開したのかなと思うくらい、すんなりと収まりました」と語り、「こんな感覚は初めて」とコメント。「笑う事が出来る時間は幸せです。『見て呉れは悪いが味が良い』そんな後味の良さを目指して、精一杯頑張ります」と気合いたっぷり。玉木宏2022年、笑いもスケールもパワーアップして帰ってくる。監督はドラマ版「極主夫道」ほか、「おっさんずラブ」(18)、「浦安鉄筋家族」(20)などのコメディドラマを数多く手掛ける瑠東東一郎が務める。川口春奈、志尊淳ほかドラマレギュラー陣再集結玉木さん演じる“不死身の龍”とともに、数々のギャグを繰り広げ日本中を爆笑させた人気キャラクターも再集結。川口春奈が演じる龍の妻・美久は、デザイナーとして働くキャリアウーマンだが料理はどヘタ。龍が暴走しそうになると繰り出すラリアットやヘッドロックでの強烈ツッコミは映画版でも炸裂!?そして志尊淳演じる龍の元舎弟・雅も続投。天然で不器用、アニキと慕う龍にビンタされたり、川に投げられたり、振り回されながらも体を張って付いていくその姿は健在。「また皆さんと再会出来ること、一緒に映画を作れることが純粋に嬉しかったです」と語る川口さんは、「またさらにパワーアップしたコメディ感と温かさ、みんなの愛を感じていただけるよう、頑張ります」と意気込み、「まだまだ大変な状況ですが、映画を観て、とにかく笑ってもらえれば嬉しい」とコメント。川口春奈志尊さんは「映画化と聞いてまた雅が巻き込まれる姿が見れる、やられる雅が見れると思った皆さん。ごめんなさい。映画の雅はかなり成長しています。全てを解決に導きます。ビンタは交わして、懐に入ってワンツーです。ご期待に添えなくてすみません。シュミレーションはバッチリです」と、雅の成長に言及する。志尊淳さらに、龍がかつて属していた極道事務所「天雀会」会長の江口菊次郎とその妻・雲雀を演じる竹中直人&稲森いずみ。龍と美久の子ども・向日葵を演じる白鳥玉季。龍の宿命のライバルにして、足を洗いクレープ屋を営む虎二郎を演じる滝藤賢一。町内の警官コンビ・酒井と佐渡島を演じる古川雄大と安井順平。喫茶店の店員・ゆかり役の玉城ティナ。婦人会の田中と太田を演じるMEGUMIと田中道子ら、龍に負けず濃すぎるキャラクターが再集結する。『映画 極主夫道』は2022年初夏、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2021年11月03日西島秀俊、内野聖陽、山本耕史、磯村勇斗らが再び集結した劇場版『きのう何食べた?』が、11月3日(水・祝)よりついに公開。映画を観る前に、本作の世界観と個性豊かなキャラクターたちを予習&復習できる、“5分でわかる「何食べ」ドラマダイジェスト映像”が到着した。累計発行部数840万部(電子版含む)突破のよしながふみによる人気漫画を原作とした本作。料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(シロさん)を西島さん、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(ケンジ)を内野さんが演じ、2019年4月クールにテレビ東京系列にて放送され大きな話題に。そして劇場版は、TVドラマに登場した個性豊かな人気キャラクターたちが全員総出演し、京都旅行の様子、シロさんの胸をざわつかせる青年が登場と、2人の今後の人生を揺るがす物語が描かれる。今回到着した映像は、2019年放送のTVドラマから2020年元日のスペシャルドラマまでの放送内容をまとめた総集編。映像は、シロさんとケンジの人柄を伺い知ることの出来るキャラクター紹介からスタート。登場人物たちをコミカルにわかりやすく紹介していく一方、後半では、シロさんとケンジの考え方のすれ違いをきっかけに、ほろ苦い人生の機微や心にぐっと刺さるセリフも登場。ほろ苦さもありながら、シロさんが作る料理とそれを美味しそうに食べるケンジの穏やかで幸せそうな様子を織り交ぜながら展開する映像に、温かくなること間違いなしだ。5分でわかる「何食べ」ドラマダイジェスト映像劇場版『きのう何食べた?』は11月3日(水・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版「きのう何食べた?」 2021年11月3日より全国東宝系にて公開©2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会
2021年11月02日池田エライザの初監督映画『夏、至るころ』で注目を集めた倉悠貴をはじめ、三浦透子、清水尋也、八木莉可子、ゆりやんレトリィバァ、土村芳らフレッシュで多彩なキャストが出演、エモーショナルな映像とリアルな心情が観る者の共感を増幅する『スパゲティコード・ラブ』が11月26日(金)より全国公開。いまを生きる私たちの姿をリアルに映し出した本作に加え、“あの日、あの時”の記憶とともに描かれる、確かにそこに存在した若者たちの日常を切り取った共感せずにはいられない、胸を締め付けるような日本映画が2021年下半期に続々と公開される。愛を模索し必死に生きる13人『スパゲティコード・ラブ』「MONDO GROSSO」の「ラビリンス(Vocal:満島ひかり)」MVで注目を浴び、ナショナルブランドの広告を手掛ける映像クリエイター・丸山健志による初長編映画。アーバンでスタイリッシュな映像美を特徴とする丸山監督が、いまを生きる私たちを肯定する物語を創り上げた。フードデリバリー配達員、シンガーソングライター、広告クリエイター、カメラマンから、不登校の高校生、引きこもりになった女性など、東京でもがく13人の若者たちの日常を追った群像劇。「スパゲティコード」(解読困難なほど複雑に絡み合ったプログラミングコードの意)のようにこんがらがった彼らのドラマは複雑に絡み合い、やがて思いもよらぬエンディングへと辿り着く――。『スパゲティコード・ラブ』は11月26日(金)より渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。全てがいまの自分に繋がっている…『ボクたちはみんな大人になれなかった』森山未來が主演、伊藤沙莉、大島優子、萩原聖人らが出演し、燃え殻による同名ベストセラー小説を映画化した『ボクたちはみんな大人になれなかった』(11月5日公開&Netflix配信)。1995年、彼女と出会い、生まれて初めて頑張りたいと思ったボク。「君は大丈夫だよ。おもしろいもん」という彼女の言葉に支えられがむしゃらに働いた日々。1999年、ノストラダムスの大予言に反して地球は滅亡せず、唯一の心の支えだった彼女はさよならも言わずに去っていった。志した小説家にはなれず、ズルズルとテレビ業界の片隅で働き続けたボクにも、時間だけは等しく過ぎて行った。そして2020年。社会と折り合いをつけながら生きてきた46歳のボクは、いくつかのほろ苦い再会をきっかけに、二度と戻らない“あの頃”を思い出す……。あの時も、あの場所も、あの人も、全てがいまの自分に繋がっていると思わせてくれる1作。『ボクたちはみんな大人になれなかった』は11月5日(金)よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかにて公開&Netflixにて全世界配信。こんなハズじゃなかった人生『明け方の若者たち』北村匠海が主演、黒島結菜と井上祐貴が共演し、23歳の新進気鋭・松本花奈監督が手掛けた最新作『明け方の若者たち』(12月31日公開)。松本監督は2016年『脱脱脱脱17』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター・コンペティション部門の審査員特別賞・観客賞を受賞し、以後も『21世紀の女の子』に参加、今年公開された実写映画『ホリミヤ』でも監督を務めてきた。「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」その16文字から始まった、沼のような5年間――。東京・明大前で開かれた学生最後の退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で1人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり…。世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は、“こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていく。息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現実。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。でも、僕は最初からわかっていた。いつか、この時間に終わりがくることを…。『明け方の若者たち』は12月31日(金)より全国にて公開。夢に、仕事に、恋愛に、もがき苦しみながらも全力で駆け抜けた日々。いままさに映画と同じような境遇にある人にも、少し大人になり“あの頃”に想いを馳せながら観る人にも響くポイントはありそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:明け方の若者たち 2021年12月31日より全国にて公開スパゲティコード・ラブ 2021年11月26日より渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開©『スパゲティコード・ラブ』製作委員会【Netflix映画】ボクたちはみんな大人になれなかった 2021年11月5日よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかにて公開&Netflixにて全世界配信©2021 C&Iエンタテインメント
2021年11月02日90年代を代表するミニシアターや、渋谷の街、流行した音楽・映画のタイトルなど当時のカルチャーが盛り込まれながら、シンガーソングライターのあいみょんらが熱い共感を寄せるベストセラー小説の映画化『ボクたちはみんな大人になれなかった』。この度、森山未來と大島優子による新たな劇中カットとメイキング映像が解禁となった。今回解禁となったメイキング映像では、主人公・佐藤役の森山未來と、佐藤の人生に影響を与える女性・恵役の大島優子が夜の虎ノ門の街並で演出を受けている映像から始まる。森義仁監督から「二人で映画を観たあと、酔っぱらって楽しそうに歩いていて、信号を渡って佐藤が先行して歩くと恵が追いかけていって(佐藤に)おぶさる。それぐらいやってもいいかな」と、突如“おんぶ”の提案をされ驚く森山さんと大島さんの姿が。照れくささも感じさせる笑いとツッコミを交えながらも、演技の細かいイメージを監督とすり合わせた後、本番シーンで難なくおんぶシーンをやってのける二人の姿が映し出されている。大島さん自身、印象に残ったシーンとして「とあるシーンで、虎ノ門の交差点で森山未來さんにおんぶしてもらいました。東京のど真ん中でおんぶしてもらうなんて、撮影でしか味わえない楽しい時間でした」とふり返るほど、恋人たちの美しいひと時を描いたシーンとして映画の中でも魅力的に映し出されている。佐藤と恵、劇中での描かれ方も本作の注目ポイントの1つとなりそうだ。『ボクたちはみんな大人になれなかった』は11月5日(金)よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかにて公開&Netflixにて全世界配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】ボクたちはみんな大人になれなかった 2021年11月5日よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかにて公開&Netflixにて全世界配信©2021 C&Iエンタテインメント
2021年11月02日10月29日(金)より公開中の永野芽郁主演映画『そして、バトンは渡された』が、公開3日間(10月29日~31日)で動員数161,667人、興行収入216,309,720円を記録し、週末興行収入ランキング実写邦画1位を獲得したことが分かった。累計発行部数110万部を突破、2019年の本屋大賞受賞の同名ベストセラー小説を、永野さんと田中圭が親子役で共演し映画化した本作。客層は20代の女性を中心に、キャストファンや原作ファン、土日は大学生やカップルの姿も目立つ印象。SNS上では感動の声が多く寄せられ、早くもリピーターも出てきている様子。そんな本作の公開を記念して、永野さん演じる4回苗字が変わっても前向きに生きる優子、義理の父・森宮さん(田中さん)、梨花(石原さとみ)、義理の娘・みぃたん(稲垣来泉)、早瀬くん(岡田健史)の新場面写真が到着。持ち前の明るい笑顔を見せる優子や、優しい表情の森宮さん、梨花とみぃたんが遊園地ではしゃぐ様子、天才ピアニスト・早瀬くんの演奏場面など、劇中のシーンをふり返り、物語の余韻に浸ってしまうようなカットとなっている。また、アジア映画の普及を目的に2000年に始まり、今年で22回目を迎える、アメリカ西海岸の都市サンディエゴで開催の「サンディエゴ・アジアン映画祭」にて、インターナショナルプレミアとして先日、本作が海外初上映された。映画祭のアーティスティックディレクターは本作について「結末にはサプライズが待っている。この映画では、よくある日常のシーンを、希望や共感に魔法のように変えてしまう不思議な魅力がある。作品にはあふれるほどのポジティブさがあって、めくるめくファッションも楽しめる。これは、すべての人の心を癒してくれる、感動と驚きがある最高の映画」(公式HPから抜粋)と紹介している。『そして、バトンは渡された』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年11月01日池松壮亮と伊藤沙莉を主演に迎えた、松居大悟監督が描くオリジナルラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』。現在開催中の「第34回東京国際映画祭」にてコンペティション部門に選出されている本作から、新たにバラエティ豊かなキャストが発表された。今回新たに出演が明らかになったのは、実力派俳優をはじめ、アーティスト、動画クリエイター、ミュージシャン、お笑い芸人といった、計12名。伊藤さん演じる葉の友人・さつき役を、ラジオパーソナリティー、CM、Youtubeなどで幅広く活動する大関れいか。映画『私たちのハァハァ』と同役名(梅尾さつき)での登場だ。コンパしていた男・康太役として屋敷裕政(ニューヨーク)。舞台照明で照生(池松さん)の先輩・牧田を市川実和子。照生のダンサー仲間として、これまで数多くの松居監督作品の助監督を務め、池松さんとも親交が深い広瀬斗史輝、タクシー運転手・ナグラとして、「ムーンライダーズ」のボーカル・鈴木慶一。またタクシー運転手の葉が、劇中で個性豊かな乗客たちを次々と乗せていく様子も描かれる。そんな乗客役には、高岡早紀、「M 愛すべき人がいて」の安斉かれん、「クリープハイプ」の「寝癖」のMVに出演している郭智博、これまでも松居監督作品に出演してきた子役・細井鼓太。3人組の酔っ払いとして渋川清彦、松浦祐也、山崎将平が出演。主人公2人の恋模様に加え、葉と乗客のユニークな車内での会話も注目となっている。『ちょっと思い出しただけ』は2022年早春、公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ちょっと思い出しただけ 2022年早春、全国にて公開予定(C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会
2021年11月01日桜井玲香主演、岡崎紗絵、三戸なつめ共演の映画『シノノメ色の週末』は、女子校卒業後10年ぶりに再会、週末だけ母校に集まる3人の20代女子を描いたほろ苦くも愛おしい物語。気鋭の穐山茉由監督が独自の目線で描いたオリジナル作品だ。今作のほかにも、ふくだももこ『ずっと独身でいるつもり?』、野本梢『愛のくだらない』と新進気鋭女性監督が描く“等身大”の女性たちの映画が今秋、相次いで公開される。★穐山茉由『シノノメ色の週末』11月5日(金)公開『シノノメ色の週末』で監督・脚本を務めたのは、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』が「MOOSIC LAB 2018」長編グランプリを受賞し、国内外で高い評価を受けた新鋭・穐山茉由。自身初の長編商業映画となる本作では、映画監督とファッションプレスを両立し活動している経験をもとに、社会で働く女性たちの心理を、独自の目線で鋭く柔らかく、オリジナル脚本で描いた。穐山茉由監督主人公・美玲には、「乃木坂46」を卒業後俳優として活動し、数々の舞台に出演し注目を集める桜井玲香が映画初主演。高校時代の同級生でシノノメ女子元放送クラブのメンバー・まりりん役に、今泉力哉監督作品『mellow』ほか数々の映画やドラマに出演する岡崎紗絵。アンディ役にはNHK連続テレビ小説「おちょやん」で、主人公おちょやんの亡くなった母・サエを演じ、その存在感や魅力が評判を集めた三戸なつめが共演する。★ふくだももこ『ずっと独身でいるつもり?』同じく働く女性を描いた今秋の注目作、田中みな実主演の『ずっと独身でいるつもり?』(11月19日公開)の監督は、新人女性監督注目株のふくだももこ。2016年に小説「えん」ですばる文学賞佳作を受賞し、同年に『父の結婚』で映画監督デビューを果たした。『おいしい家族』『君が世界のはじまり』などの話題作を手掛けたふくだ監督は、本作の中で、やりがいある仕事や暮らしに充足感を得ながらも、周囲の雑音に揺れる30代の独身女性の等身大な姿を捉えた。そのほか、市川実和子、松村沙友理、徳永えりらが共演。★野本梢『愛のくだらない』そしてもう1本が、2020年・第14回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門で弁慶グランプリと映画.com賞をダブル受賞した長編作品『愛のくだらない』(公開中)。2016年に『私は渦の底から』で長編デビューを果たした野本梢が監督・脚本を手掛け、30代の人間が、忙しさや意地の張り合いにより仕事でもプライベートでも失敗しながら成長する姿、“他者との関係性”をコミカルに描いている。『シノノメ色の週末』は11月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シノノメ色の週末 2021年11月5日より全国にて公開©️2021「シノノメ色の週末」製作委員会ずっと独身でいるつもり? 2021年11月19日より全国にて公開© 2021日活
2021年11月01日阿部寛と北村匠海が共演し、新たな“とんびと鷹”を演じる、重松清原作映画『とんび』(監督:瀬々敬久)より、特報映像とティザービジュアルが到着した。映像は、破天荒ながら愛すべき父・ヤス(阿部さん)の息子・アキラ(北村さん)の語り口で紹介。鼻歌交じりにトラックを運転し、夜には小料理屋「夕なぎ」の前で酔った勢いで喧嘩…と、街の名物男ヤスの破天荒な姿が映し出される。そして、ヤスが美佐子(麻生久美子)と出会い、アキラが生まれ、人生絶頂の幸せにいた家族だったが、悲劇が起きてしまう。そんな家族の姿と共に、映像では、ヤスの幼なじみ・照雲(安田顕)、その妻・幸恵(大島優子)らの姿も確認することができる。『とんび』特報映像そして映像と同時に公開されたティザービジュアルでは、海辺で幸せそうにアキラを抱き上げるヤスの姿が映し出されている。『とんび』は2022年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年公開予定©2022『とんび』製作委員会
2021年11月01日2015年に下北沢ザ・スズナリで上演された、根本宗子作・演出・出演の舞台「もっと超越した所へ。」が映画化、主演は前田敦子、その彼氏役に菊池風磨が決定した。原作、脚本を手掛ける根本宗子は、めんどくさい人間の生態を“これでもか”というほどの言葉数で描いた作風が演劇界で大きな評判を呼び、26歳にして演劇界最高の名誉・岸田國士戯曲賞の最終候補にノミネート。さらには麻生久美子・中村倫也W主演の公演「クラッシャー女中」を手掛けるなどキャリアを積み上げた、いま最も脂の乗っている劇作家。舞台「もっと超越した所へ。」は、演劇ポータルサイトやSNSでも”最高傑作”との呼び声が高い1本。映画は、脚本は舞台と同じく根本氏が手掛け、WOWOWドラマ「グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ」の山岸聖太が監督。ダメ男を引きよせる女たちの恋愛模様を描く本作で、ダメ恋愛体質の主人公・真知子を演じた前田さんは「しっかりと自立していて、でもちょっとかわいいダメな男の子を引き受けちゃう姉御肌な女の子。女子のフラットな部分を持っているキャラクターなので、多くの方々に共感してもらえると思います」と自信をのぞかせる。前田敦子撮影はすでに終了しており、前田さんは「もともと根本さんの舞台や世界観が好きだったので、その代表作の一本が初めて映画化されるということがまず嬉しかったです」と語り、「恋愛は一生続いていくものなので、観る歳によって作品の見方が全然変わる気がします。自分が10年後に観たらどういう風に思うんだろうという楽しみもあります」と作品の仕上がりに期待を寄せた。さらに、バンドマン志望で、ライブ配信の投げ銭で生計を立てている怜人を演じた菊池さんは、『劇場版 仮面ティーチャー』以来7年ぶりの映画出演ということで「オファーをいただいて驚きましたが、とても嬉しかったです。映画の撮影現場は久しぶりだったので、どんな感じなんだろうと戸惑いもありました」と撮影をふり返る。また、自身が演じた怜人について、「甘えるのが上手で、強く束縛する怜人は僕自身とは全く真逆です」と語り、演じていて楽しかったそう。共演には、比類なき個性を発揮するキャストたちが顔を揃える。元子役のバラエティタレント・鈴には映画『生きてるだけで、愛。』で、第33回高崎映画祭最優秀主演女優賞などを受賞、存在感のある俳優として注目を集める趣里。鈴と同棲生活を送る富を、ドラマや映画をはじめ様々な分野で活躍する千葉雄大。千葉雄大金髪ギャル・美和は、映画『サマーフィルムにのって』やドラマ「お耳に合いましたら。」の主演を務め、月刊「根本宗子」第17、18号にも出演している実力派若手俳優の伊藤万理華。美和のハイテンションな彼氏・泰造役に、本作で演技初挑戦となるロックバンド「OKAMOTO'S」のドラマー、オカモトレイジ。子持ちの風俗嬢・七瀬を数多くの映画・ドラマ・舞台などで活躍する黒川芽以。七瀬の店に通う、プライドの高い元子役・慎太郎に名バイプレーヤーとして様々な作品に出演する、三浦貴大。三浦貴大監督を務めた山岸聖太は、ドラマ「忘却のサチコ」や「有村架純の撮休」などで近年注目されている映像作家。ドラマ「下北沢ダイハード」で根本氏が脚本を手掛けた回の演出を手掛け、2018年には月刊「根本宗子」の本公演、第16号「愛犬ポリーの死、そして家族の話」の密着ドキュメンタリーを監督するなど、根本氏の世界観を映像に落とし込む術を誰よりも把握している。根本氏は「『え?他の作品と間違えてませんか?』と思いました(笑)」と映画化のオファーを受けた当時をふり返り、「お話を聞いたら間違いなくこの作品で、何故この作品を選んでいただけたのかも理解できたので大変ありがたい機会をいただいたと感じ、『山岸聖太監督が撮ってくださるなら!』とお願いをして監督に全てを託しました」と全幅の信頼を寄せる。また、山岸監督は「根本作品のファンとしてとてつもなく嬉しい瞬間でした」と明かし、「根本さんが描かれる女性たちには強さとは違うたくましさがあって、悲しみに包まれ絶望に打ちのめされても、心に傷を負い涙を流しても、でもなんとかこの状況を私は打破するのだという超エネルギーがどこからか湧き上がり、もう一度足掻こうとする。そんなシーンを舞台で何度も拝見し、いつも清々しい気持ちになっておりました。その清々しさを大切に撮ろうと思い挑んだ次第です」と気合を感じさせる。そして、初めて長編映画の脚本を手掛けた根本さんは「自分原作の作品だなんてオリジナルにこだわり続けてきた自分にとって涙が出るほど嬉しい出来事です」と語り、「キャスティングも監督と一緒にして、最高のキャストでの映画化が実現して、さらに全てのキャストの方が新しい魂を役に吹き込んでくださり感謝しています。どうしようもない気持ちの時にふと劇場に入ってこの作品と出会ってくれるどこかの誰かの日常が、劇場を出る時には少しだけ変わることを信じて、2022年この作品が全国へと届きますように」と公開に向けて、熱い想いを明かしている。キャストコメント全文岡崎真知子役:前田敦子根本宗子さんの作品は女子たちの強い姿が描かれているので、毎回スカッとした気持ちにさせてくれます。もともと根本さんの舞台や世界観が好きだったので、その代表作の一本が初めて映画化されるということがまず嬉しかったですし、自分が主演させていただくということで二度嬉しいです。今回、私が演じた真知子は、しっかりと自立していて、でもちょっとかわいいダメな男の子を引き受けちゃう姉御肌な女の子。女子のフラットな部分を持っているキャラクターなので、多くの方々に共感してもらえると思います。女子も男子も恋人との真剣勝負が描かれています。恋愛は一生続いていくものなので、観る歳によって作品の見方が全然変わる気がします。自分が10年後に見たらどういう風に思うんだろうという楽しみもあります。朝井怜人役:菊池風磨7年ぶりの映画出演へのオファーをいただき、驚きましたが、とても嬉しかったです。映画の撮影現場は久しぶりだったので、どんな感じなんだろうと戸惑いもありました。甘えるのが上手で、強く束縛し、弱い所を見せられる怜人は、僕自身とは全く真逆で、共感はできなかったです。でも、クズな怜人を演じるのはとても楽しかったです。今まで、このような描かれ方がされてこなかったリアリティのある恋模様やちょっと目を逸らしてしまいたくなるような自分の弱い部分が描かれている作品だと思います。相手に思う弱い部分や自分の弱い部分が全部ダメなわけではなく、それらを受け入れたうえで愛することが「愛情」じゃないでしょうか。是非、弱い部分を突かれに来てください。安西美和役:伊藤万理華根本さんと山岸監督のつくる作品はファンとして待望していました。楽しみだけどどこか関われないかな、と期待していたところ、ご縁があり本当に嬉しかったです。根本さんとご一緒したのは2作のみですが、この出逢いは自分にとってとても大きかったです。言葉にできない私が根本さんの言葉を通して演じることで、いつも自分自身が生かされている感覚があり、何度も救われました。私が演じた美和は、恋人に影響されて変化してるのがいちばんわかりやすく出ていて、違いが面白かったです。人に合わせながらも、自分を律しようと容姿で強く保つ努力をしてるところが素敵でした。現実ではあり得ないこととか、現実にある概念を全部超越した映画です。8人それぞれが、失敗をしても、それでもごはんを食べてなんとか生きています。皆さんの明日の活力になると嬉しいです。万城目泰造役:オカモトレイジ脚本を読まず、ノリでオッケーしたので、後からセリフの多さに驚きました。自分のやってるバンドのツアーと並行して撮影とか普通に無謀すぎる挑戦だな(汗)と思いました。全く共感できないし、マジで考え方が真逆すぎるのに、監督からも根本さんからも「レイジ君そのままでいいんです!」と言われ、正直困惑していましたが、日に日に自分の喋り方が確かに泰造っぽいな…と思うようになってしまい、ちょっと嫌でしたけどだいぶ気が楽になりました。緊張感から来る肌荒れが一気に治りました。俺みたいなズブの素人にこんな貴重な機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。俺自身もこの経験でもっと超越したところに行けた気がします。確実に強くなれました。これって誰に向けたメッセージですっけ?(笑)北川七瀬役:黒川芽以男4人女4人。それぞれの物語の色が違って面白い脚本でした。みんな、どうしようもないけど愛らしさもあって、台詞の雰囲気も、とても魅力的です。根本宗子さんの面白い脚本と、山岸聖太さんが組んだらどんな面白い映像になるのか、楽しみです。七瀬は思ったことをパッと言っているようにみえて、そうでないときもあるので、考えれば考えるほど表現が難しい役でした。1人だけ昭和感を意識したり、真面目に馬鹿なことを言うシーンもあるので楽しみにしていただけたら嬉しいです。刺さる刺さらない、あるかもしれませんが、とにかく笑いに来てください!飯島慎太郎役:三浦貴大どのように映像化するのか、全く想像のつかない脚本でした。撮影中の現在でも、映像のイメージはなかなか出来ない部分が多いです。役者としてはワンシチュエーションでの芝居になりますが、こんなにつながった時が楽しみな映画もないので、今から非常にワクワクしています。私の演じる慎太郎の職業が俳優なこともあり、セリフのひとつひとつ、身につまされる思いです。プライドが高く世間ではダメ男と言われてしまうのかもしれませんし、私自身、慎太郎にあまり共感できるところもないのですが、何故か憎めない、不思議な魅力を持った男だと思います。自分自身、完成を見るのを楽しみにしている作品です。ぜひ、様々な形でご覧になっていただけると幸いです。櫻井鈴役:趣里舞台初演を観ていて、ものすごい演劇体験をし、心にずっと残っている作品だったので、出演オファーをいただいたときはとても嬉しく、同時に身の引き締まる思いでした。私の演じる鈴は面倒見が良く、愛情深い人、弱さと強さ両方を持ち合わせている人間らしい人だなと思います。生きていたらいろいろなことがありますが、未来に明るくむかう鈴を演じられて本当に光栄です。それぞれのキャラクターを通して、今を生きる皆さんの背中を押せるような作品になっていると思います。根本さんの描く物語を、山岸監督に導いていただき、素晴らしいキャスト、スタッフさんと共に、この作品に関われたことを本当に光栄に思います。楽しみにしていただけると嬉しいです!星川富役:千葉雄大脚本の生々しさとスペクタクルさに心躍りました。富はいち視点から見るとダメ男ではあると思うのですが、その人の立場になってみるとなんだか共感してしまう部分もあります。ブチギレられるシーンは心がしゅんとしました。でも、たのしいシーンは本当にたのしくて、これがずっと続けばいいのに、と思うくらいでした。ひとりひとりいろんな人生があって、それが混じり合うといいことも悪いこともいろいろありますが、ふんばったらいいことがあるかもしれません。人生の重なり合いをたのしんでいただけたらと思います。『もっと超越した所へ。』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年11月01日10月30日(土)~11月8日(月)の10日間開催される第34回東京国際映画祭コンペティション部門に選出、松居大悟監督と池松壮亮、伊藤沙莉がタッグを組んだオリジナルラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』より、特報映像が解禁された。この度解禁されたのは、約30秒の特報予告。「ずっと会話になんてなってなかったのかもね」という葉(伊藤沙莉)の言葉と、ものかなしいそれぞれの表情から始まった映像は一変、幸せそうなふたりの姿を映し出す。ふたりで住んだ家、ふたりで乗ったタクシー、ふたりだけの水族館、ふたりで観たあの映画、ふたりで食べたケーキ。何気ないものにも、幸せが宿っている。そしてまるで幸せが溢れ出てしまったかのように「来年の誕生日プロポーズしよ」と呟く照生(池松壮亮)。思わぬ一言に嬉しそうに聞き返す葉だが、照生は笑って誤魔化してしまう。そこへ“二度と戻れないなんでもない愛おしい日々”というテロップが入り、その後の展開を予感させる。そしてその後に屋上で花火をする葉と照生の映像に本作のタイトル“ちょっと思い出しただけ”の文字が入って特報は終わるが、冒頭から終わりにかけて大きく変化したふたりのセリフと表情、タイトルの意味など全てが気になる仕上りになっている。『ちょっと思い出しただけ』は2022年早春、公開予定。「第34回東京国際映画祭」は10月30日(土)~11月8日(月)日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。「TIFFCOM2021」は11月1日(月)~3日(水・祝)オンライン開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちょっと思い出しただけ 2022年早春、全国にて公開予定(C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会
2021年10月30日累計発行部数110万部を突破した、2019年の本屋大賞受賞のベストセラー小説の映画化『そして、バトンは渡された』。この度、永野芽郁、田中圭、岡田健史らキャスト陣の仲の良さが光るメイキング映像がシネマカフェに到着した。今回のメイキング映像は“早瀬くん編”と題され、岡田さん演じる天才ピアニストの早瀬にフォーカスをあてている。岡田さんが永野さん演じる優子の血の繋がらない父・森宮さん役の田中さんと、撮影の合間に仲良くキャッチボールする姿からスタートする本映像。本作では、ピアノ経験ゼロの状態から半年にも及ぶ練習の末、クールな天才ピアニストを見事に演じきっている岡田さんは、実は甲子園にも出場するほどの強豪校出身で筋金入りの元野球少年。今回のキャッチボールの中でも、ふいにカーブを混ぜる場面も。続いて、本作でも重要な意味合いを持つ、卒業式で優子が「旅立ちの日に」をピアノ演奏するシーンに変わり、そこで岡田さんがカメラマンに扮し、永野さんを撮影したメイキング映像も流れる。永野さんはお茶目に決めポーズをしたり、「岡田カメラの調子はいかがですか?」などと聞いたり、実際に同い年という共通点から仲を深めていった2人のリラックスした姿が垣間見える。『そして、バトンは渡された』メイキング映像・早瀬くん編『そして、バトンは渡された』は10月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年10月30日菅田将暉、杏、岡田将生、斎藤工、吉田鋼太郎という豪華キャストが共演する、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督初の公認リメイク作品『CUBE 一度入ったら、最後』が現在公開中。この度、主演の菅田さんと本作の主題歌「Cube」を担当した星野源によるスペシャル対談映像が到着した。映画公開直前には、お互いのレギュラーラジオ「オールナイトニッポン」に出演し合い、軽快なトークを繰り広げていた2人。今回の対談では、MVが192万回再生を突破し(10月29日時点)話題の新曲「Cube」について、「CUBEの中にいようと外にいようと絶望は変わらない。そこが苦しくもあり、面白いところ。それに改めて気づいて、映画を観た時に、まさにそれを体現している歌が最後に流れてきた。皆が同じ絶望だと思うと、ちょっと希望にみえる感じ。救われた感じがあった」と菅田さんが熱弁。一方の星野さんは、「CUBEの中は現代社会の縮図。中にいるときは外に救いがあるんじゃないかと、希望を見出そうとする。でも、必ずしもそうではないというのがCUBEの面白いところ。それを映画を観て感じたので、そういう歌を作りました」と作曲秘話を明かした。また、演出振付家・MIKIKOが初めてディレクションを手掛け、菅田さんがゲスト出演したMVの話題になると、菅田さんは「現場にいたけど何がどう入れ替わって、動いて、何があるか分からなかった。不思議な映像で面白かった」と感想を述べ、撮影セットについては「是非あれを展示してほしい。映画のセットよりデカい!映画よりも大人数出てるし」と驚きを伝える場面も。さらに星野さんは、自身が希望したという菅田さんのゲスト出演シーンについて「少しの時間なんだけど、ものすごい印象を残して去っていく」とふり返り、去り際に手を振るという演出も、星野さんの案だそうで、「不思議の国のアリスのウサギのイメージ。迷い込ませて去っていく」と説明している。菅田将暉&星野源SP対談映像『CUBE 一度入ったら、最後』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:CUBE 一度入ったら、最後 2021年10月22日より公開©2021「CUBE」製作委員会
2021年10月30日青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子という豪華俳優陣5名が監督を務める「アクターズ・ショート・フィルム2」にて、各作品の主演が村上虹郎、琉花、奥平大兼、伊藤沙莉、役所広司、柳英里紗、三浦貴大に決定。2022年2月より。WOWOWにて放送・配信される。「アクターズ・ショート・フィルム」は、WOWOW開局30周年記念のプロジェクト。予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作。世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指す。監督5名(青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子)多くの反響を受けて実施される第2弾で、青柳組の主演には、近年では『ソワレ』『銃』で主演を飾り、『孤狼の血 LEVEL2』『燃えよ剣』など数多くの話題作で抜群の存在感を放つ若手実力派俳優の村上虹郎。青柳さんとは親しい友人で「今際の国のアリス」でも共演している。村上虹郎玉城組のW主演には、人気モデルとして活躍する一方、マルチな才能でフォトグラファーとしても活動、今回が本格的女優業初挑戦となる琉花と、『MOTHER マザー』で鮮烈な俳優デビューを果たし、第44回日本アカデミー賞ほか主要な国内映画賞の新人賞を多数受賞した最注目の若手俳優・奥平大兼。これからが期待されるフレッシュな才能に玉城監督が自らオファーした。千葉組主演には、ドラマ「いいね!光源氏くん」で共演、その圧倒的な演技力と幅広い役柄で多彩な顔を魅せる伊藤沙莉。なお、千葉さんは監督だけでなく伊藤さんとともに自らの作品で主演にも挑戦する。伊藤沙莉永山組主演には『孤狼の血』で3度目の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞、『すばらしき世界』で第56回シカゴ国際映画祭最優秀演技賞を受賞するなど、日本を代表する役所広司。永山監督は役所さんの初監督作『ガマの油』で息子役として出演しており、その時の恩返しという形でオファーが実現した。役所広司前田組には、『ローリング』や『チチを撮りに』でヒロインを務めるなど女優として活躍する傍ら、自身でも短編映画を監督する柳英里紗。そして、俳優としての評価を確立し、多岐に渡る役柄で出演作が後を絶たない三浦貴大。多様なバックグラウンドを持つ彼らが、どのような役柄を演じ、どのような演技をみせてくれるのか。各作品は年内に順次撮影予定となっている。WOWOWオンデマンドでは「アクターズ・ショート・フィルム」第1弾で磯村勇斗、柄本佑、白石隼也、津田健次郎、森山未來がそれぞれ監督を務めた5作品、そしてその軌跡を辿ったドキュメンタリーを配信中。「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア2021」のコンペティションにノミネートされた森山監督・永山さん主演の『in-side-out』を始め個性豊かな5作品となっている。▼主演キャストコメント村上虹郎この頃、俳優監督流行ってるなあ、え、翔さんやるんですか、出た、どんな感じなんですか、え、僕ですか、流行りってちょっと遠ざかりたくなるよなあ、え、いや、はい。ちゃんとやります!!琉花玉城監督とは何度か撮影で御一緒させて頂いていましたが、初監督される作品でまさか自分が出演者としてオファー頂戴するとは思ってもいませんでした。監督とは同い年ということもあり、大変光栄です。台詞がある作品は初めてな上、長台詞で凄く緊張しているのですが、監督・チームの皆さまのお力をお借りして素敵な作品になるよう頑張りたいと思います。奥平大兼玉城ティナさんが監督ということで、呼んでもらえてとても嬉しいのと、今までと違ったわくわく感がありました。オファーをいただいた役柄がとても特殊で、最初に台本を読んだ時にとても興味深かったです。台本を読んでいろんな想像を働かせようと思います。今回の役はお芝居のやり方が今までと違って、雰囲気や表情重視になりそうなので、これまでと違った形でお芝居を考える必要があると思っています。自分なりに工夫してみたいです。伊藤沙莉共演をきっかけに普段から仲良くして頂いていますが、話していてクリエイティブなことにとても向いている人だなぁ と言う印象があったので、千葉さんには今回くるべくしてきている案件!と思いました。笑 そこに私も混ぜていただけるということで、とにかくシンプルにとっても楽しみです。出番の中で会話がほとんどなので作品を観た方が素なのかな?と錯覚するくらい自然に臨めたらいいなと思います。千葉さんからの演出は共演した時に頂いたアドバイスの印象などからなんの不安も心配もありません!千葉雄大このプロジェクトのルールとして、僕自身が出演することがあったことがまずひとつですが、脚本を書いているうちに、自分が演りたくなった、というのが一番かもしれません。その理由として伊藤沙莉さんが出演してくださると決まったことが大きいと思います。伊藤さんが役を通して感じたことを監督として切り取り、役者として受けて立ちたいと思っております。たのしくなりそーです!役所広司瑛太君から直接、電話で出演のオファーがありました。俳優仲間であり友人である彼の新たな挑戦に自分が役に立てるのであればと、永山瑛太組の一員として働こうと決めました。監督と俳優としていい時間を過ごせるよう頑張りたいと思います。永山監督、楽しみです!柳英里紗目の前にハードルがある。私の場合そのハードルを飛ぶか飛ばないか、躊躇と闘い、時間をかけても飛べなかったりする。私の友人の前田敦子さんは私が悩んでる間にどんどんと飛んで飛び終えてを何度も繰り返している。しかも、彼女にしか与えられない高いハードルをいとも簡単に。いや、いとも簡単にみえるように。その姿をずっとそばでみてきた。気がつけば10年ほどたっているが、彼女のその姿をいまだに友人という立場で感じている。これが才能か。彼女は変わり続け魅力を振りまく、私は変わらず彼女を見つめる。「英里紗!わたし監督する!」敦子、また飛ぶんだ。そこにいれてくれるんだ。すごく嬉しい。わたしは初めて躊躇なくハードルを飛ぼうとしている。彼女の飛ぶ先はいつも新しい。こんな楽しみなこと他にないです。三浦貴大今まで俳優として共演してきた前田さんと、今度は監督と俳優という関係性で作品を作り上げられることがとても楽しみです。非常に難易度の高い脚本ですから、どのような化学反応を起こせるか、私自身も俳優として一つステップアップできるのではと思っています。正直撮影前の現段階では、想像しきれてはいませんが、みなさんに楽しんで頂ける作品を作っていきたいです。前田監督の作品の一部として、映像に溶け込めるように尽力します。「アクターズ・ショート・フィルム2」は2022年2月、WOWOWで放送・配信。「アクターズ・ショート・フィルム」全5作品、「アクターズ・ショート・フィルム・ドキュメンタリー」はWOWOWオンデマンドにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年10月29日北村匠海主演、黒島結菜、井上祐貴共演の青春映画『明け方の若者たち』より、青春の日々を切り取った場面写真が解禁となった。本作の原作はTwitterでの“妄想ツイート”が話題となり、10~20代から圧倒的な支持を獲得したウェブライター・カツセマサヒコの大ヒット青春恋愛小説。『君の膵臓をたべたい』『東京リベンジャーズ』の北村匠海が主人公の<僕>役を務め、2022年のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロインに抜擢された黒島結菜が<僕>の一目ぼれ相手である<彼女>を、「ウルトラマンタイガ」の井上祐貴が<僕>の同期で親友となる<尚人>を演じる。23歳の新進気鋭監督である松本花奈がメガホンをとり、2010年代の若者のリアリティ溢れる青春劇の映像化に挑戦した。このたび解禁された場面写真では、<僕>が布団の上で憂鬱そうな表情を浮かべ携帯電話を見つめる姿や<彼女>と肩を寄せ合う仲睦まじい様子、<僕>の会社の同期で親友の<尚人>の姿などを見ることができる。<僕>と<彼女>と<尚人>の3人で、高円寺の飲み屋で夢を語り合う、まさに“マジックアワー”のようなひと時を写した1枚も。緊張した様子で手を繋ぎ見つめ合う<僕>と<彼女>の姿からは、“沼のような5年間”の始まりを予感させ、<僕>と<尚人>が呆然とした表情で立ち尽くす、何が起こったのか気になるカットも。最後には、大人になった<僕>が“明け方”になんとも言えない表情で空を見上げる姿があり、<僕>が過ごす“沼のような5年間”の行く末が気になる場面写真となっている。北村さんは「映画に登場する、街や音楽が偶然にも僕の ''本物の青春 ''と重なっていて、もうニ度と帰ってこない人生のマジックアワーをまた味わえたような、切なくてじんわりあったかくて、笑ってるのか泣いてるのかよくわからないあの頃を、皆さんも思い出せるかもしれません」と、北村自身含め誰もが経験したであろう青春時代を思い出させる作品であることをアピールしている。大注目の実力派若手キャストと新進気鋭の監督が描く20代の青春譚に注目だ。『明け方の若者たち』は12月31日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:明け方の若者たち 2021年12月31日より全国にて公開
2021年10月29日「Snow Man」が主演をつとめる人気アニメの実写化映画『おそ松さん』よりティザービジュアルが解禁となった。本作は、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作にした大ヒットアニメ「おそ松さん」の実写映画。大人気グループ「Snow Man」が主演し2016年には流行語大賞にノミネートされるほどの社会現象を巻き起こした人気作品と最強のコラボレーションを見せる。監督は『映画 賭ケグルイ』『東京リベンジャーズ』の英勉。実写版ならではのオリジナル要素を盛り込んで、“おそ松さん”の世界を描く。この度初お披露目となったビジュアルは、青空をバックに色鮮やかな9人が映える、メデタさ満点の1枚。主演の「Snow Man」が、“おそ松さん”お馴染みのパーカーとオリジナルキャラクターのエンド、クローズ、ピリオドは謎の黒の役衣装を着て、イヤミの代名詞である「シェー」のポーズを披露。大きく口を開けたビックスマイル、何かに向かって叫ぶような表情は共通ながら、それぞれに個性を見せている。「笑い盛り過ぎちゃってスイマシェーン!」のコピーが表すように、日本中に“笑いの渦”を巻き起こすような印象的なビジュアルとなっている。またこのティザービジュアルは、11月19日(金)より順次劇場にて掲出される予定で、来年3月の公開に向けてますます盛り上がりを見せそうだ。映画『おそ松さん』は2022年3月25日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 おそ松さん 2022年春公開予定©映画「おそ松さん」製作委員会2022
2021年10月29日