林遣都主演で、捨て犬や捨て猫を救う北里大学(十和田キャンパス)に実在した動物保護サークルを描いた『犬部!』のBlu-ray&DVDが2022年1月12日(水)に発売されることになった。本作は、先日「ニューヨーク・フェスティバル2021」で銅賞を獲得した「ザ・ノンフィクション 花子と先生の18年~人生を変えた犬~」(CX)でも注目された獣医師の学生時代をモデルに、動物たちのために奔走する若き獣医学生たちの奮闘の日々と、16年後の成長した彼らの絆と葛藤を描くドラマ。Blu-ray豪華版には、撮影の裏側まで密着したメイキングに加え、未公開&NGシーン、舞台挨拶集、キャスト座談会など、約120分の大ボリュームの特典映像を収録。今回、豪華版特典映像の一部も含んだPR映像も公開された。超が付くほどの動物好きな熱血主人公・花井颯太を演じたのは、NHK連続テレビ小説「スカーレット」、映画『護られなかった者たちへ』など話題作に多数出演し『恋する寄生虫』の公開も控える林遣都。その相棒で心優しい同級生・柴崎涼介に扮するのは、NHK連続テレビ小説「なつぞら」やドラマ「ボクの殺意が恋をした」などに出演し、2022年開始予定NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」への出演も決まっている中川大志。さらに、放送中のドラマ「つまり好きって言いたいんだけど、」で主演を務めるなどミュージシャンとしてだけでなく、映画・ドラマ・舞台と、役者としての活躍も目覚ましい大原櫻子、ドラマ「あなたの番です」「君と世界が終わる日に」など話題作で見せる存在感からますます脚光を浴びている浅香航大といった面々が、愛する動物のためにひた走る若者たちに扮した。『犬部!』Blu-ray&DVDは2022年1月12日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬部! 2021年7月22日より全国にて公開©2021「犬部!」製作委員会
2021年10月22日岸井ゆきの主演、共演に浜辺美波を迎え、強い絆で結ばれる親友を演じる映画『やがて海へと届く』が、来春公開されることが決定した。本作は、彩瀬まるによる同名小説の映像化。突然、消息を絶った親友の死を受け入れられない主人公が、深い悲しみを抱えながらも、前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かう物語。『愛がなんだ』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、「浦安鉄筋家族」「#家族募集します」に出演した岸井さんが演じるのは、自分にないものを持つ親友への密かな憧れ、そんな彼女の死を受け入れられずにいる主人公・真奈。岸井さんは「自分を満たしていた存在が力づくで奪われたとき、自分は何を感じてどう喪失と向き合うのだろうと考えました。愛しい記憶をつなぎ合わせてもここには何も無いこと、忘れないと決めても『今』が抗いようもなく押し寄せてしまうこと。胸が詰まるような思いの先で、息が出来る場所をさがす物語です」とコメントしている。岸井ゆきのそして、「賭ケグルイ」シリーズや、「私たちはどうかしている」『君の膵臓をたべたい』『約束のネバーランド』に出演、先日『シン・仮面ライダー』のヒロインにも抜擢された浜辺さんが、自由奔放で不思議な魅力を持つ、真奈の親友・すみれを存在感たっぷりに演じる。浜辺さんは「エンドロールが流れた瞬間にもう1度はじめから観返したくなりました。どんな物語なのか言葉にするのが難しいお話ではあるのですが、『やがて海へと届く』喪失を悲しみとしてだけ残さない作品です」と本作について語った。浜辺美波そんな2人は、映画での共演は今回が初めて。かつては深く繋がるも離れ離れになってしまう、12年にわたる切なくも愛おしい物語を描く本作。ほかでは観ることのできない、強い絆を感じさせる親密な表情が全編に散りばめられている。監督・脚本は、モスクワ映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をW受賞し、国内外で注目される中川龍太郎。壮大なスケールや描写から実写化困難とも囁かれていた本作を、『四月の永い夢』『わたしは光をにぎっている』などを手掛け、詩人としても活躍する中川監督の世界観と圧倒的映像美が見事に融合し、祈りのような心に寄り添う感動作が誕生。原作者の彩瀬さんは「原作を丁寧に型どりして空白の領域を埋め、飛躍が必要な箇所では血が通った真摯な創造を行い、まったく新しい物語を産み出してくれた」と話し、中川監督は「僕は、この物語が岸井ゆきのさん演じる真奈と、浜辺美波さん演じるすみれの時間や空間を超えた『ラブストーリー』だと思っています。ぜひ、映画館の暗闇でこの喪失と憧れの物語を体験してみてください」と呼びかけた。また今回、写真家・木村和平によるフィルムカメラで撮影された撮り下ろし写真も到着した。『やがて海へと届く』は2022年春、公開予定。(cinemacafe.net)
2021年10月22日菅田将暉主演『CUBE 一度入ったら、最後』がついに公開。この度、柄本時生が演じた「CUBE」の“最初の男”を映した冒頭映像と、特別キャラクタービジュアルが解禁された。今回、初解禁となったのは、<謎の部屋=CUBE>の脅威を即実感できる、危険が迫る死亡フラグ全開の“最初の男”を映し出した本編の冒頭映像。オリジナル版『CUBE』と同様に6人の男女に含まれない“最初の男”が登場し、たった1人でCUBE内を進んでいくシーンが映されている。謎の部屋「CUBE」の脅威を体感する“最初の男”のシーンによって、不穏すぎる「CUBE」を存分に鑑賞者も実感することができる、オリジナル版でも大人気のこの冒頭シーン。映像で、扉を開けて向こうの部屋からおそるおそる顔を覗かせるのは、柄本さん演じる囚人のような服を着た男。不安と緊張が入り混じった表情で周囲を警戒しながらゆっくりと白い部屋へと入ると、不穏な空気と閉塞感が漂うその部屋をまっすぐ進み、次の部屋への扉を開ける。次に男を待ち構えていた薄いオレンジ色の部屋は、先ほどの白い部屋とは違いどこか危険な雰囲気が漂っている。男はその部屋でも慎重な足どりで正面に向かって進んでいく。映像の背後からは不気味な音楽も流れ出す。ふと、部屋の中央で足を止めた男は正面にある正方形の扉の下に何かを発見。男が見つめる先には、点滅する謎の光。その光をじっくりと見つめていると、突然機械音のような大きな音がして…。謎は深まるばかりだが、四方を囲まれる閉塞感や不気味な音楽で、まさに「一度入ったら、最後」と思わせるようなCUBEの脅威を実感できる冒頭シーン。謎の光と大きな音の正体とは…。そしてこの「最初の男」の身に一体何があったのか…。さらに今回は、菅田さん演じたエンジニアの後藤ら、突如「CUBE」に閉じ込められた男女6人の特別キャラクタービジュアルも公開。謎の部屋「CUBE」の中に佇む6人の背景は、それぞれ異なる色のライトに染められているだけでなく、体の一部が何かの影響を受け歪んで見える不穏なビジュアルとなっている。『CUBE 一度入ったら、最後』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:CUBE 一度入ったら、最後 2021年10月22日より公開©2021「CUBE」製作委員会
2021年10月22日2012年にヤングマガジンにて連載された同名漫画を実写映画化した佐藤寛太主演の『軍艦少年』より、共演のフレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優のキャスト陣をとらえた追加場面写真が解禁となった。本作の原作は、「ギャングキング」「セブン☆スター」など、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹が、渾身の想いを込めて放つ熱き青春漫画「軍艦少年」。長崎・軍艦島の見える街を舞台に、大切な家族を失った親子が生きる意味を見出していく、喪失と再生を描く珠玉の物語だ。気の荒い主人公・坂本海星役を演じたのは、劇団EXILEのメンバーとして注目を集める佐藤寛太。失意に沈む主人公の父・坂本玄海役を演じたのは、『BROTHER』『キングダム』など、国内外でバイプレイヤーとして精力的に活動する加藤雅也。また、海星の同級生・結役に『樹海村』の山口まゆ、海星の友人・純役に『ハニーレモンソーダ』の濱田龍臣、玄海の幼なじみ・野母崎巌役に『どついたるねん』の赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に『うなぎ』の清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に『HERO』の大塚寧々など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が脇を固めている。この度解禁された追加場面写真は、そんな豪華キャスト陣をとらえたもの。さらに、世界文化遺産の軍艦島に佇む佐藤寛太、家の前の浜辺に仁王立ちする加藤雅也も映し出されており、親子の喪失と再生の物語に期待が高まる場面写真となっている。『軍艦少年』は12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:軍艦少年 2021年12月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2021『軍艦少年』製作委員会
2021年10月21日人気音楽リズムゲーム「DEEMO」の劇場版アニメーション『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』に濱田岳、渡辺直美、イッセー尾形、松下洸平、山寺宏一が出演することが分かった。全世界累計2,800万ダウンロードを突破するゲーム「DEEMO」。ピアノをコンセプトに据え、旋律の美しいクラシックからロック・ジャズなどジャンルにとらわれないオリジナル楽曲のクオリティの高さと、緻密に計算されたリズムやメロディから得られる圧倒的な演奏感でアジア圏を中心に大ヒットを記録。世界中の音楽ゲームファンを唸らせた。映画では、藤咲淳一が総監督を担当、「Production I.G」が製作をサポートするほか、錚々たる製作陣が集結。また、韓国・富川で開催される「富川国際アニメーション映画祭」長編映画部門への出品も決定しており、ワールドプレミアとして上映が予定されている。今回新たに出演が発表された濱田さんが演じるのは、アリス(CV.竹達彩奈)が落ちてくる不思議な城にいる猫のぬいぐるみ・ミライ。お調子者で常に元気、くるみ割り・匂い袋のアリスを取り巻く人形たち3匹のリーダーだ。渡辺さんが、3匹の中で一番冷静でオシャレ、ふわふわと宙に浮く匂い袋。イッセーさんが、くだらないジョークで周りをよくしらけさせるマイペースなくるみ割り人形。記憶をなくし、不安なアリスの心に寄り添う3匹を感情豊かに演じる。また、現在放送中の「最愛」に出演する松下さんが、両親を失い幼い妹と共に叔母の世話になる天才ピアニストのハンス。ベテラン声優の山寺さんが、アリスを指導するピアノ教師バレンスキー教授の声を担当する。▼コメント濱田岳かわいいビジュアルですが、口が悪くてほかのキャラクターにツッコミを入れるキャラクターなので、自分に“大事な役だぞ”と課して臨みました。皆さんの声が入っている状態でアフレコをさせて頂いたので贅沢な環境でした。皆さんの声で緊張をほどいてもらい、アリスのように背中を押して頂けました。日本のプロフェッショナルたちが集まって作った作品です。僕なりのミライを一生懸命やりました。楽しんでいただけたら嬉しいです。渡辺直美におい袋のキャラクターを落とし込むのに時間がかかりました。今までやったことのないキャラ。彼女の一言一言で話が紐解かれていくような。緊張して声がうわずったりもしちゃったけど優しい声でいきたいと思って、塩梅が難しかったです。最近は現実世界が大変すぎていろいろ考えながら見ちゃうけど、DEEMOに関してはどっぷり入れる。音ゲーをやってない人も、DEEMOを知らなかった人にも見てほしい。大人になって忘れてしまった感情を思いだすような作品です。イッセー尾形心の話かなと思います。心の中をのぞく、一回立ち止まって、自分と会話する、それができちゃう映画なのでは。新しいDEEMOが生まれます!これがDEEMOだ!映画館で心と対話する時間を大切にしてください。松下洸平人生初アフレコだったのでものすごく緊張したんですが、細かく指示があってやりやすかったです、勉強になりました。この作品は音楽と映画とゲームの要素が詰まった素晴らしいエンターテインメント映画になると思います。これをきっかけにアニメの世界だけじゃなく音楽の世界にも飛び込んでみようかなと思えるようないろいろな可能性を秘めた作品になっていると思います。『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』は2022年2月25日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-
2021年10月21日天海祐希主演のコメディ映画『老後の資金がありません!』より、豪華キャストが演じる曲者ぞろいのキャラターたちが大集合した特別映像がいち早くシネマカフェに到着した。映像では、公開記念ナビとして、個性豊かなキャラクターたちを紹介しながら、キャストたちのインタビューも映し出されている。本作の主人公を演じるのは、これまで刑事や医者、弁護士、一級建築士など様々なキャラクターに扮してきた天海さん。今作では、普通の主婦・篤子を親近感たっぷりに演じている。子育ての責任から開放され、夫婦で気ままな老後生活を楽しもうとしていた矢先、次々とお金の問題が襲いかかるという、どこにでもある家庭の切実な課題に頭を抱える役どころ。そんな篤子の周囲には、個性派キャラクターたちばかりが揃う。まず映像では、松重豊演じる夫・章が、会社の倒産を伝えながらも、アイスを頬張り、当たりくじに満面の笑みをみせるオトボケっぷりを披露。撮影をふり返り、天海さんは「一見、篤子さんが家の主導権を握っている。でも、中の部分ではすごく章さんを頼りにしているんだ、というのを忘れないように、自分の一番中心に置いて演じていました」と明かす様子も。また娘・まゆみ(新川優愛)も、真面目な優等生タイプでありながら、ド派手な一発をかます隠れ個性派キャラクター。ヘビメタバンドマン・琢磨(加藤諒)を自宅に招待し、結婚を電撃発表して篤子たちの度肝を抜く。さらに、姑の問題を騒ぎ立て、厳しい家計に頭を抱える篤子に、義理の妹・志津子(若村麻由美)が追い打ちをかける。映像ラストに登場するのは、草笛光子演じる浪費家な姑・芳乃。「天真爛漫にやらせていただいて…男までやらされました」と語るように、かつて見たことのない華麗な変身っぷりを見ることができる。そんな家族たちのほかにも、柴田理恵、石井正則、友近、クリス松村、高橋メアリージュン、佐々木健介、北斗晶、荻原博子(経済ジャーナリスト)、竜雷太、藤田弓子、哀川翔、毒蝮三太夫、三谷幸喜などバラエティに富んだキャストたちが集結している。『老後の資金がありません!』特別映像『老後の資金がありません!』は10月30日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:老後の資金がありません! 2021年10月30日より全国にて公開©2020映画『老後の資金がありません!』製作委員会
2021年10月21日犬童一心監督が世界的なダンサー・田中泯の踊りと生き様を追う映画『名付けようのない踊り』より、予告編が到着した。女優・田中裕子のナレーションで進められる本映像。田中さんがオイルを全身に纏いながら踊るシーンから始まり、サンタクルス、東京、パリ、福島と、“田中泯の踊りと旅に出る高揚感”に浸ることができる。踊りの<はざま>には、43年前のパリ秋芸術祭で衝撃の海外デビューを果たした当時の写真や、世界をどよめかせた裸体での踊り、山村浩二のアニメーションで描かれた子ども時代の記憶が現れ、彼の人生をふり返る。またラストには、力強い視線と共に、本作を一足先に鑑賞した役所広司の「圧倒的な存在感の秘密が、この映画を観て少しだけ見えたような気がする」という言葉も映し出される。『名付けようのない踊り』予告編役所さんのほかにも、「『生きる事はまだまだ面白くなる』と、この映画に映る泯さんに教えてもらった気がします」(岡山天音)、「田中泯。彼の表現と姿。その生き方すべてがアートなのだ―映画『たそがれ清兵衛』での出会いの時から、ぼくはそう思っている」(山田洋次監督)など、多くの著名人からコメントが寄せられた。『名付けようのない踊り』は2022年1月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿バルト9、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:名付けようのない踊り 2022年、全国にて公開予定©2021「名付けようのない踊り」製作委員会
2021年10月21日第34回東京国際映画祭コンペティション部門に選出された、池松壮亮&伊藤沙莉W主演、松居大悟監督が描くオリジナルラブストーリー映画『ちょっと思い出しただけ』より、ティザービジュアルが到着した。怪我でダンサーの道を諦めた照生(池松さん)とタクシードライバーの葉(伊藤さん)を中心に、関わる登場人物たちとの会話を通じて都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出す本作。今回到着したビジュアルでは、スポットライトに照らされた、たった2人だけの世界が切り取られている。抱き合う2人のまるでダンスを踊っているかのような躍動感と、光と影のコントラストが印象的だが、葉の表情はどこか切なく、物思いにふけているようで、照生の表情は見えず、想像を掻き立てる。また、本作は東京国際映画祭へ出品されるということで、英題も『Just Remembering』に決定した。なお、ビジュアル・タイトルロゴのデザインは、『ミッドサマー』『デッド・ドント・ダイ』なども担当してきたグラフィックデザイナー・大島依提亜。現場スチール撮影は、昨年までニューヨークを拠点にペインター兼フォトグラファーとして活動し、映画スチールの担当は今回が初となったE-WAXが担当した。『ちょっと思い出しただけ』は2022年早春、公開予定。「第34回東京国際映画祭」は10月30日(土)~11月8日(月)日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。「TIFFCOM2021」は11月1日(月)~3日(水・祝)オンライン開催。(cinemacafe.net)■関連作品:ちょっと思い出しただけ 2022年早春、全国にて公開予定(C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会
2021年10月21日街全体が世界遺産に登録されているマルタの首都・ヴァレッタで騙し合いバトルを繰り広げる、長澤まさみ主演映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』より、第2弾キャストが発表された。今回ダー子たちの前に立ちはだかるのは、若くして多くの難事件を解決した手腕により、パリ市警からICPO(国際刑事警察機構)に引き抜かれたスーパーエリート。“インターポールの狼”と呼ばれ、独立捜査権を与えられた国際犯罪のエキスパートだ。そんなオッドアイが印象的な捜査官・マルセル真梨邑役として、瀬戸康史がシリーズ初参加。特殊部隊を率い、ダー子たちを追い詰めていく。また、同じく新キャストとして、真木よう子が出演。役名は一切不明となっており、どうやらマルタに来た観光客らしい。そして、海上自衛官役で徳永えりが出演する。さらに、SPドラマ「運勢編」で初登場、3度目の登場となる、広末涼子演じる腕利きハニートラッパー・韮山波子。織田梨沙が演じる『ロマンス編』で初登場した“ダー子の一番弟子”モナコ。初代コンフィガールに続き、関水渚演じる前作でフウ家を相続しプリンセスとなった“2代目コンフィガール”コックリも再登場が決定した。『コンフィデンスマンJP 英雄編』は2022年1月14日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:コンフィデンスマンJP 英雄編 2022年1月14日より全国にて公開©2022「コンフィデンスマンJP」製作委員会
2021年10月21日永野芽郁と田中圭が親子役で共演する映画『そして、バトンは渡された』より、3種のスポット映像をシネマカフェが独占入手した。今回到着したのは、“号泣編”、“旅立ちの日に編”、“共感編”の3種のスポット映像。“号泣編”では、主人公・優子(永野さん)と森宮さん(田中さん)が涙するシーンと共に、一般試写会を訪れた観客の感想が挿入され、“旅立ちの日に編”では名曲「旅立ちの日に」の合唱シーンが登場し、未来へ飛び立とうとする優子と、娘の成長を見守り続けてきた森宮さんの気持ちが、曲とリンクし胸を揺さぶられる。最後に“共感編”では、2人の母親と3人の父親に育てられたと話す優子と天才ピアニストの同級生・早瀬くん(岡田健史)とのシーンが登場。一生忘れられない感動が待ち受けるという、優子が知った親たちの切なくも愛おしい嘘とは…?本作への期待がさらに膨らんでいく映像だ。また、本作の本予告や今回のスポット映像でナレーションを担当した声優の細谷佳正は、一足先に本作を鑑賞し「人は他者から影響を受けながら、他者に影響を与えながら生きているのだと、改めて思わされました。他者の決断を尊重する様々な登場人物の姿に、これから先の人間関係の在り方を感じたし、他者の意思を封じ込めてしまうエゴの中にも、愛情を見たような気がしました」と感想を語る。フリーアナウンサーの宇垣美里も「画面いっぱいに溢れるそれぞれの愛の形がじんわりと胸に沁みる。家族とは血の繋がりにあらず。自分や自分の大切な人を大切に慈しみここまで守ってくれた人たちの声が聞きたくなった」とコメントを寄せている。号泣編旅立ちの日に編共感編『そして、バトンは渡された』は10月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年10月20日「King & Prince」永瀬廉が主演を務める青春ダークエンターテインメント映画『真夜中乙女戦争』の公開日が2022年1月21日(金)に決定。併せて追加キャストが発表された。今回発表となったのは、強烈な個性を放つ6名のキャスト。大学で講義へのフラストレーションを抱えた主人公の“私”(永瀬さん)と対峙する教授役には、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の白金大臣役が話題となった渡辺真起子。主人公が恋心を抱く “先輩”(池田エライザ)の親友・カナを、『僕に、会いたかった』『樹海村』の山口まゆ。“私”の高校からの同級生・佐藤を関西ジャニーズ Jr.(Aぇ! group)の佐野晶哉が演じる。佐野さんは「撮影は数時間でしたが、現場でもブラッシュアップしてくださって、いろんな引き出しができて楽しかったです。佐藤は最初もっとやんちゃな感じだったんですが、監督から“冷たい感じのキャラクターにしてみて”と指導していただいて、本番もその演技で撮影しました」と現場エピソードを語っている。本作では、凛々しく聡明な“先輩”に惹かれつつも、人の心を一瞬で掌握してしまう危険なカリスマ“黒服”と出会ったことで、“私”の退屈だった日常は一変。【真夜中乙女戦争】という名の“東京破壊計画”へと巻き込まれていく。一連の騒動を首謀する危険なカリスマ“黒服”(柄本佑)に魅了され、“TEAM常連”として東京破壊計画の遂行に加わる面々として、篠原悠伸(田中役)、安藤彰則(松本役)、成河(高橋役)が出演し、強烈な印象を残す。『真夜中乙女戦争』は2022年1月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:真夜中乙女戦争 2022年全国にて公開予定©2022「真夜中乙女戦争」製作委員会
2021年10月20日「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中、既刊17巻にしてシリーズ累計発行部数5500万部を突破する大人気コミック「呪術廻戦」初の映画作品『劇場版 呪術廻戦 0』より、主要キャラクター祈本里香を演じる声優情報が解禁された。先日、主人公・乙骨憂太を緒方恵美が演じることが発表されて以来、「キャストは誰になるのか?」と注目を集めてきた、乙骨の幼馴染であり呪いとなって彼に取り憑いてしまう重要キャラクターの祈本里香。幼少の頃、乙骨憂太と結婚の約束を交わしていた彼女は、交通事故により乙骨の目の前で命を落としてしまう。その後、乙骨に取り憑き“特級過呪怨霊”となった里香は、その強大な力で乙骨に少しでも害を及ぼすと判断したものに対して過剰に反応し躊躇なく制裁を加えていく。そんな祈本里香を演じるのは、「PSYCHO-PASSサイコパス」の主人公・常守朱や、「ニセコイ」の小野寺小咲、「物語シリーズ」の千石撫子など、数々の魅力的なヒロインを演じてきたほか、アーティスト活動も絶好調の花澤香菜。オーディションを経て里香を演じることが決まった花澤さんは「幼少期の里香ちゃんも怨霊の里香ちゃんも担当できるので、収録に向けてさらに憂太君への気持ちを募らせて、しっかりと演じさせていただきます。そして、大好きな緒方恵美さんとの掛け合いをとても楽しみにしています!」と意気込みを語っている。乙骨を演じる緒方さんとの掛け合いは勿論、透き通るような唯一無二の声質を持つ花澤さんが、人間と特級過呪怨霊をどのように演じ分けるのか。公開が待ち遠しい。『劇場版 呪術廻戦 0』は2021年12月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 呪術廻戦 0 2021年12月24日より全国東宝系にて公開© 2021 「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会©芥見下々/集英社
2021年10月20日話題の秋ドラマに出演中の窪田正孝×宮沢りえが共演する、ユーモアと皮肉に満ちた新時代ポリティカルコメディ『決戦は日曜日』よりポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。窪田正孝が事なかれ主義の議員秘書、宮沢りえが政界に無知な空回り新人候補者を演じる本作。この度解禁となったのは、宮沢さん演じる川島ゆみを落選させるため密かに奔走する(?)窪田さん演じる谷村の決意に満ちた表情が印象的なポスタービジュアル。「私に清き一票を…入れないでください!」という落選に向けた強い意思を代弁するかのようなコピーも記されている。併せて解禁となった場面写真では、真っ赤なスーツを着て先頭に立ち選挙活動に勤しむ川島とその傍らで不安そうに見守る谷村の姿が切り取られ、前途多難な選挙戦を予感させる。また「必勝」の文字を背に何やら驚いている濱口(小市慢太郎)と谷村の2ショット、岩渕(赤楚衛二)をはじめ秘書チームが川島をサポートする選挙事務所での様子を写した場面写真も到着した。『決戦は日曜日』は2022年1月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:決戦は日曜日 2022年1月7日より全国にて公開Ⓒ2021「決戦は日曜日」製作委員会
2021年10月20日山田杏奈、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、芋生悠らフレッシュなキャストが出演する、綿矢りさ原作の映画『ひらいて』。この度、山田さんと芋生さん演じる少女たちを写し出す場面写真がシネマカフェに到着した。場面写真では、優等生で人気者の愛(山田さん)が、美雪(芋生さん)の部屋のベッドで横になり、美雪がそれに優しく寄り添っている。クラスメイトであるたとえに思いを寄せる愛と、たとえの恋人である美雪。しかし美雪は、愛の真意を知らない。着々とその距離を詰めていく2人は、ある日美雪の家へ。次第に美雪は、その愛らしい魅力を振りまく愛に心を許していく。愛おしそうに愛を見つめる美雪の気持ちの正体、2人の歪な関係が向かう先が気になる写真となっている。『ひらいて』は10月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ひらいて 2021年10月22日より全国にて公開(C) 綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会
2021年10月19日歴史小説界の巨星・司馬遼太郎の国民的ベストセラーを岡田准一主演で実写化した映画『燃えよ剣』より、新場面写真が解禁された。原作ファンをはじめ、各界著名人からの熱いコメントも多数寄せられている本作は、「岡田准一、最高!殺陣が物凄かった!圧巻!!」「山田涼介の沖田総司美しすぎる、、」「剣を手にした男たちの命を懸けたぶつかり合い、仲間同士の絆や愛、そしてスケールの大きさに鳥肌が止まらなかった」「池田屋に向かう隊士のシーンは圧巻、大スクリーンで見て欲しい!」と、SNSでも絶賛の嵐。週末興行収入ランキングでも、堂々の1位を獲得し大ヒットスタートを記録している。この度公開された場面写真には、土方(岡田准一)と沖田(山田涼介)の2人が、それぞれの想い人であるお雪(柴咲コウ)、糸里(阿部純子)とともに静かに身を寄せ合い、心通わせる姿が美しく写し出されている。「新選組」としての誇りと信念を胸に、命を懸けた危険な戦いに身を投じる土方と沖田。写真はそんな彼らが決して戦場では見せることのない表情を切り取っており、お雪と糸里に対する深い愛の絆を感じさせる。一方で、血に染まる沖田と彼を抱き寄せ涙を流す糸里の姿からは、激動の時代によって引き裂かれていく彼らの切ない運命の結末も予感させる。またフィクションでありながら、「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」の“お雪”を演じた柴咲コウは、運命の出会いを果たした土方とお雪について、「人間の輝く部分とその裏側にある影の部分の両面で惹かれ合うものがあったと思う」とコメント。土方を演じた岡田さんとは、あまり多くの言葉を交わすことはなかったものの、「(土方とお雪の)見えない絆というものがどんどん深まるようなお芝居だった」と撮影当時をふり返っている。そんな柴咲さんに対し、原田監督や岡田さんも「表情のニュアンスから繊細さと美しさを醸し出していて、すべての瞬間をお雪として生きていた」(監督)「立ち姿もキレイで、現場ではいつも美しいと思っていた」(岡田さん)と絶賛。劇中で描かれる土方とお雪、沖田と糸里の愛の物語にも注目してほしい。『燃えよ剣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2021年10月15日より公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月19日個性豊かな弁護士たちが、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいくリーガル・エンタテインメント『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』より、松本潤、香川照之、杉咲花の3人が初めて揃う撮影現場レポートが到着した。この日は、主人公・深山大翔を演じる松本さんにとって、撮影初日となり、TVドラマでもお馴染みの「斑目法律事務所」のシーン。あたりを見回して「懐かしい!」と言いながら、トレードマークの青いスーツ姿で登場、座長の明るい表情に、現場の士気も自然と上がっていったそう。また、松本さんと香川さん、そして新ヒロインの杉咲さんが初めて揃う重要な一日。本作で香川さんは、引き続き敏腕弁護士・佐田を、杉咲さんは新米弁護士・穂乃果を演じている。杉咲さんは、松本さんとは本作が初共演。香川さんとは親子役で過去に共演経験があり、今回は約6年ぶりの共演とあって、「成長したなぁ」と目を細める香川さんに、「またご一緒できるのがすごく嬉しい」と杉咲さん。早速、現場に馴染んでいる様子が見受けられた。まず、リハーサルが始まる。『99.9』の現場には毎回、台本以外に割本(監督がこれまでの撮影の状況やキャスト陣からの意見も参考にしつつ、カット割りや追加セリフを書き込んだ台本から、その日の撮影部分のみをコピーしてまとめた小冊子)が用意されている。そこからさらにキャスト陣がセリフを膨らませ、時にはアドリブを交えながら、テンポの良い掛け合いが繰り広げられていくのだ。「(役者に)いかに気持ちよく演じてもらうかが大事」という木村ひさし監督は、演出をつけつつ、キャスト陣の演技を楽しみ、アイディアもどんどん採用。適宜アレンジも加え柔軟にタクトを振りながら、世界観を作り出していく。そして迎えた本番では、どのテイクでも深山と佐田、そして穂乃果も加わった3人の息の合った掛け合いが、監督のカットの声がかかるまでどこまでも続く。テイクごとに少し芝居が違ったり、セリフの言い回しが違ったり、どれも面白いが、どのテイクのどの部分をどこまで使うのか、監督や編集スタッフの腕の見せどころとなる。撮影の合間には、松本さんがスタッフに声をかける姿も。ドラマからのスタッフはもちろん、新たに参加するスタッフの名前も全て把握済みの松本さん。「このチームで作品を作れることがすごく嬉しい」と語る頼れる座長のもと、一致団結したチームが極上のエンターテインメントを生み出す。併せて公開された場面写真では、そんな3人の斑目法律事務所でのシーンが写し出されている。なにやらもの言いたげに書類を佐田に見せる深山と、少し怪訝な顔の佐田、深山の様子をそっと伺う穂乃果と、3人の掛け合いに期待が膨らむショットだ。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は12月30日(木)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年12月30日より全国にて公開©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年10月19日阿部寛と北村匠海が親子役で共演し、重松清の不朽の名作を瀬々敬久監督が映画化する『とんび』。この度、杏、安田顕、大島優子、麻生久美子ら、“とんびと鷹”親子をとりまく豪華キャストが発表された。破天荒ながら愛すべき父・ヤス(阿部さん)の姉貴分で、アキラを我が子のように可愛いがる小料理屋「夕なぎ」の女将・たえ子を薬師丸ひろ子。出版社に勤める編集者で、ヤスの息子・アキラ(北村さん)の婚約者の由美を、現在「日本沈没-希望のひと-」に出演中の杏。ヤスの妻でアキラの母・美佐子を、現在公開中の『マスカレード・ナイト』にも出演する麻生久美子が演じることが決定。また、ヤスの幼なじみで薬師院の跡取り息子・照雲を安田顕。照雲の妻・幸恵を大島優子。薬師院住職で照雲の父・海雲を麿赤兒。ほかにも、濱田岳、宇梶剛士、田中哲司、豊原功補、嶋田久作、村上淳、尾美としのり、吉岡睦雄、宇野祥平、木竜麻生の出演も明らかになった。▼コメント・薬師丸ひろ子『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の瀬々監督と再びご一緒させて頂ける事に心踊りました。そして偶然にも”8年越し”と同じく岡山でのロケ!街の皆様、フィルムコミッションの皆様の多大なご協力のもと、暖かく優しい気持ちに包まれながらロケに参加しました。ヤスさん、アキラ親子を見つめるたえ子の佇まいは、街の雰囲気が自然に作り上げてくれました。阿部さんとの共演も久しぶり、多彩な表情を見せるヤスさんを魅力的に作り上げていらっしゃいましたが、そんな中でも阿部さんが考案するコメディ部分が大好きです。是非、ご覧ください。・杏大好きな重松さんの原作で瀬々監督と伺って、ぜひ出演させていただきたいと思いました。私が演じたのは、自分が幼児だった頃の時代、勢いがある色濃い時代の都会の女性。懐かしい衣装やメイクがとても新鮮でした。東京で生まれ育ち、備後のあらあらしい海に良く似た豪気な方々の勢いに気圧されながらも、どこか憧れと郷愁を感じ、惹かれていく気持ちは、実際の場所に行けたことでより身近に感じられました。阿部さんとは以前共演させていただいたこともあり、とても気さくに話しかけてくださって嬉しかったです。北村さんとは割と年齢が離れているので、最初夫婦と聞いて驚きましたが、とても落ち着かれていて安心感がありました。完成した作品を見て、時代を超えて何度もぶつかり合い、支え合い、交差しあう人間の愛のドラマに、何度も涙が流れました。昭和というパワフルで彩り豊かな時代、今は少なくなってしまった人の距離感があります。人は1人では無い、多角的に関わり合って人生があるのだと思わされる作品です。・安田顕憧れの瀬々組、敬愛する阿部 寛さんとご一緒できる喜びで小躍りしました。そして、重松 清さんの描かれる様々な家族のカタチの一部として現場に参加できたことに、心より感謝申し上げます。阿部 寛さんはじめ、諸先輩のキャスト皆様、同世代の方々、北村匠海さんはじめ、若いキャストの力、諸々入り混じる毎日が刺激的で嬉しい撮影の日々でした。『とんび』という作品に流れる時代を超えた普遍的な人間讃歌、父と息子の絆、家族愛。人と人との触れ合いが持つエネルギーが映画全編に溢れています。老若男女、全ての人に捧げる作品だと思います。是非、ご覧ください。・大島優子まず、瀬々さんの作品にまたお声をかけていただいたこと、一度よりも二度の喜びは倍となり押し寄せました。ヤスさんとアキラを支える家族の一員、幸恵おばちゃんとしてアキラが成長していく姿に一喜一憂し、我が子のように見守らせていただく日々を過ごさせていただきました。そしてヤスさんの人情味には信じられるものが映っていて、阿部 寛さんにはどこまでもついて行きたくなります。いつもこうして撮影を振り返る時に、現場ごとに色が見えながら言葉を選ぶのですが、『とんび』の現場は心の底からじんわり温まるような夕陽の色です。観てくださった皆さんが温かくなる作品になることだと思います。・瀬々敬久監督重松 清さんの原作「とんび」には強い物語があると思います。主人公、ヤスを中心にしながらも脇役たちの抱えている物語がどれも濃厚で人の心を惹きつけます。誰を主人公にしても一編の映画ができるのではないかと思えます。そうした人々を魅力的な方たちが集まって演じてくれました。薬師丸ひろ子さんは人生の苛烈さを颯爽と背負い投げするような見事な一本の存在感です。杏さんは働く女性のバイタリティを優しさに包んでプレゼントしてくれました。安田 顕さんは独自のペーソスの中に男の侘び寂びが滲み出ています。大島優子さんは常に明るく可憐に映画の屋台骨を支えてくれました。そして、麻生久美子さんの透明感が映画の時間を永遠にしてくれます。麿 赤兒さんのセリフ「ヤス、海になれ」は正に父と子の映画のテーマであり、必見の見どころです。他にも、一瞬の出番と思われる場面に素晴らしい方たちが出てきます。自分で言うのもなんですが、今回の『とんび』間違いなしにおもしろいです。『とんび』は2022年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年公開予定©2022『とんび』製作委員会
2021年10月19日深田恭子、瀬戸康史、橋本環奈らが出演する『劇場版 ルパンの娘』が現在公開中。この度、Lの一族の前に立ちはだかる“謎の敵・JOKER”の正体が、観月ありさ演じる三雲玲であることが明らかとなった。玲は、もう一人のLの一族として、TVドラマシーズン2のラストでその存在が明かされていた。尊(渡部篤郎)の妹である玲は、Lの一族の中でも抜きん出た泥棒センスの持ち主だが、とある事件をきっかけに一族の前から姿を消し、死んだと噂されていた。そんな玲は、これまで泥棒スーツに身を包んだ姿しか明かされていなかった。しかし、ある出来事をきっかけに、怒りと哀愁に溢れた驚きの姿でLの一族と対峙する。そんなJOKER姿の玲を演じるにあたって、観月さんは「Lの一族を振り回す役なので、クレイジーなお芝居をしながらも、玲が抱える心の闇や哀愁をしっかり表現できるよう頑張りたい」と意気込み撮影に挑んだそう。衣装もこだわり抜かれており、印象的な紫のウィッグや手袋など全て特注で作られ、衣装合わせは5時間にも及んだという。また、首元の黒いレースは、玲に取り繕う邪気が表現されたのだとか。さらに今回、変身メイク動画も到着。顔は白く塗られ、目元は大胆な黒のアイシャドーと涙のようなダイヤがつけられ、どんどん出来上がっていく“史上最狂の敵・三雲玲”。そのメイクの途中では、観月さんも思わず「怖~」と呟くほど。最後にはウィッグを被り、華麗にマント捌きを披露する場面も登場している。三雲玲への変身メイク動画『劇場版 ルパンの娘』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 ルパンの娘 2021年10月15日より公開©横関大/講談社 ©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会
2021年10月19日神尾楓珠主演、名門吹奏楽部の絆が生んだ希望と感動の実話『20歳のソウル』に出演する新たなキャスト13名が発表された。千葉県船橋市立船橋高校に代々受け継がれている応援曲「市船 soul」誕生の裏側には、癌により20歳という若さで短い人生の幕を閉じた青年がいた。本作は、これを作曲した一人の青年・浅野大義さんと、市船吹奏楽部の絆が生んだ奇跡を辿った原作「20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド」(小学館)及び「20歳のソウル」(幻冬舎文庫)の映画化。神尾さん演じる主人公の浅野大義の恋人・宮田夏月役には、『思い、思われ、ふり、ふられ』「消えた初恋」の福本莉子。大義の主治医・星野拓朗役には、9年ぶりの映画出演となる高橋克典。祖父・浅野忠義を平泉成。消防隊員役で塙宣之が出演。吹奏楽部の仲間として、前田航基(秋田豪役)、若林時英(田崎洋一役)。そのほか、石黒賢(木村貴教役 ※友情出演)、佐藤美咲(ユッコ役)、宮部のぞみ(ミナ役)、松大航也(滝沢翔役)、池田朱那(浅野千鶴役)、石崎なつみ(黒木まどか役)、菅原永二(浅野正義役)も参加している。▼コメント福本莉子初めて脚本を読んだ時、大義くんと同じ20歳の自分自身を重ねて涙が止まりませんでした。そして大義くんの言葉や懸命に生きる姿に沢山の勇気を貰いました。今も実在している方を演じるのは初めてのことで不安もありましたが、監督指導のもと現場に来てくださったご本人の雰囲気や自分が実際にその場で感じたことを大切に演じさせて頂きました。大義くんが繋いでくれたご縁がこの映画を通してより沢山の人に広がることは、また1つ大義くんが起こした奇跡のように思います。前田航基20歳のソウル!熱い部活生活、熱い友情。1人の男とその生き様に魅せられた沢山の若者たちが紡いだ本当の物語です。本当の友達とは何か、命を燃やして生きるとは何か、大切だけど、つい忙しい日常の中で忘れてしまう事を思い出して頂けると思います。見てくださった皆さんの生きる活力になれたら幸いです。若林時英この作品のオファーをいただいた時「なにかしらの楽器を演奏してもらいます」とプロデューサーさんから事前に聞いており、僕と体積がほぼかわらないユーフォニウムの担当になった時、トランペット担当の前田航基君を羨ましく思ったのは内緒です。管楽器を演奏したことがなかったので、撮影前から楽器練習の時間を作ってもらい、猛練習して撮影に挑ませていただきました。この作品を通して「市船 soul」が皆さんにとどきますよう願っております。佐藤美咲今回、母校の映画に出演させて頂く事となり、とても嬉しいです。初めて演技をさせて頂いたのですが、秋山監督や脚本の中井さんを始め、キャストの皆様、スタッフの方々、高橋先生、市船吹奏楽部の皆さんのお陰で最後までやり切ることができました。人間は皆、人生の終わりがあるように、何事にも終わりがあります。だからこそ辛くても頑張れたり、今を楽しむことができると思います。この映画を見て今をどう生ききるのか考えるきっかけになればと思います。宮部のぞみこの作品が初めての映画出演になるのですが、監督からは「演技しなくていい、自然な感じで」と言っていただきました。最初は戸惑いましたが、お話していくうちに緊張を解いてくださいました。撮影前に市船高校吹奏楽部のみなさんと一緒に、練習に参加させていただいたのですが、部員の高い意識と絆を感じとても感動しました。私は小中学校で吹奏楽部に所属していたのですが、あまりのレベルの違いに驚きました。映画を観ていただき、ひとりでも多くの人の心にこの作品の想いが届いたら嬉しいです。松大航也僕はこの作品で、応援団の中に入って「市船 soul」を演奏させていただきました。その時の曲の力強さは本当に凄かったです。この曲がどんな思いで作られ受け継がれているのか、観ていただく皆さんの心に何かを伝えることが出来るのではないかと思います。池田朱那浅野千鶴役を演じさせていただきます、池田朱那です。とても強い愛に包まれた家族、恋人、先生、そして仲間たちのお話です。私自身、大好きな兄がいるので、このお話が実話だという事で胸が締め付けられる思いを共感しました。いま家族や友達と過ごせる毎日が、好きなことをやれる事が、どれだけ幸せなことなのか改めて感じられる素敵な作品です。ぜひ、大切な人とご覧いただきたいです。石崎なつみ3年前、図書館でたまたま手に取った本がこの「20歳のソウル」でした。白や黒の本の列にぽつんと、鮮やかな青空色の本。その日のことは今でも鮮明に覚えています。誰かのために自分の人生を全うする、その大義くんの生き様に衝撃を受けました。若いからすごいとかそういうことではなく、ただ純粋にその真っ直ぐさがかっこいいと思った。そんな大義くんが生き続けるこの作品に携われたこと、大義くんをサポートする看護師として共に生きられること、こんなに幸せなことはありません。どうか皆さまの心の一部に、大義くんが生き続けますように。菅原永二浅野大義くんの作った「市船 soul」は今もこの先も演奏され続けるでしょう。大義くんの音楽にのせた想いは、魂は生き続けるということだと思います。是非劇場に足をお運びいただき、その想いを感じていただけたらと思っております。平泉成脚本を読んで、孫を想うおじいさんの心情に共感しました。僕も大義さんのおじいさん同様、実際の孫の写真を山ほど撮っていて、おじいさんの気持ちがとてもよく分かります。おじいさんにとって可愛くてたまらないお孫さんだったんだなと。この作品は、何か所も胸にジーンとくるシーンがたくさんあります。映画を観て泣きたい方、何度でも感動して泣ける作品です。ぜひ映画館でご覧ください。塙宣之原作を読んでとても感動していたので、出演のお話を頂いた時はすごく嬉しかったです。消防隊員の役だったのですが、臨場感のあるシーンが撮れました。佐藤浩市さんも少しだけの絡みでしたがすごく優しく接して頂きました。演技は自信があまり無いほうなのですが、今までの役者人生の中で会心の演技ができたと思います。ぜひご覧頂ければと思います。石黒賢人は亡くなった後にどんな生き方をしたのか伝わる事があり、告別式にたくさんの仲間が集まった事が、大義さんの人となりを物語っているんだろうなと思いました。コロナ禍で、会いたいに人に会えない状況になり、一期一会、今が大事なんだと、当たり前の事を改めて感じる様になりました。本作を観て、今、相手と向き合う事の大切さを改めて感じていただけると嬉しいです。こういう時代だからこそ意義がある作品だと思います。高橋克典僕は彼に病気を告知し、最後まで見届ける医師を演じさせていただきました。やるせない、胸が締め付けられるお話ですが、主人公の勇気と、病と向き合い精一杯生ききる姿に、逆に力を与えられます。彼の人生に伴走するような気持ちで共に感じていただけたらと思います。『20歳のソウル』は2022年初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:20歳のソウル 2022年全国にて公開予定©2022「20歳のソウル」製作委員会
2021年10月19日ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による『CUBE』の初の公認リメイク『CUBE 一度入ったら、最後』がついに今週公開。この度公開前に、声優・杉田智和が解説する、より本作が楽しめる映像が到着した。今回映像のナレーションを担当するのは、「ジョジョの奇妙な冒険」「涼宮ハルヒの憂鬱」「賭ケグルイ」「SCORPION/スコーピオン」(吹き替え)など数々の作品に出演する声優の杉田さん。大人気漫画「銀魂」では、杉田さんがアニメーション版で主人公坂田銀時を、本作主演の菅田将暉は実写版の志村新八を演じ、また『シャザム!』では菅田さんが主人公、杉田さんが主人公に力を与える役として、それぞれ吹き替えを担当した。そんな杉田さんが、このほど公開された映像で本作に登場する用語を分かりやすく解説。本作では、年齢も職業もバラバラの6人の男女が、謎の立方体=CUBEに閉じ込められてしまう。そこから脱出するためには、仕掛けられた数々の死のトラップから生き延びつつ、その中に隠された謎の暗号を解かなければならない。その暗号を解くための重要なキーワードが、“素数”と“デカルト座標”。例を出し、わかり易く解説している本映像は、映画上映前にぜひチェックしておきたい内容だ。杉田智和が解説『CUBE 一度入ったら、最後』特別講座『CUBE 一度入ったら、最後』は10月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:CUBE 一度入ったら、最後 2021年10月22日より公開©2021「CUBE」製作委員会
2021年10月18日ドラマ「真犯人フラグ」に出演する坂東龍汰がトランスジェンダーの男性を演じ、「ボイスII 110緊急指令室」も記憶に新しい片山友希とW主演する映画『フタリノセカイ』のポスタービジュアルが完成し、“フタリ”を中心にした劇中画像が初解禁。さらに、ソウル国際プライド映画祭コンペティション部門への出品も決定した。本作は、トランスジェンダーとして葛藤する彼・真也とその彼女(シスジェンダー)ユイの2人の10年間の軌跡を描いたラブストーリー。本作W主演の片山さん(ユイ役)は、「撮影当時の私は22歳で愛とはなにか分かりませんでした。人を想う事の難しさや自分の気持ちだけではどうにもならないこと。悩んで考えて少しずつ進むの繰り返しです。自分の感情を素直に受け入れるのも簡単じゃないと知りました。人に優しくするのは当たり前で人にしてもらって当たり前な事なんてないんだと思いました」とコメント。また、坂東さんは「今回この役のお話をいただいた時は正直驚きました、自分に演じられるのか不安もありました」と語りながらも「しかし飯塚(花笑)監督と何度も役について話し合い深めていく事により真也という役を演じることが楽しみになりました。トランジェンダーとして色々な葛藤と戦う真也、それを支えるユイのフタリの究極の愛を描いた作品になっています。僕自身初めての挑戦が沢山あった現場でしたがユイ役の片山友希さんに助けられながら丁寧に演じられたと思います」とふり返っている。解禁されたポスタービジュアルには、暖かな配色の2人“フタリ”のキスシーンが起用された。そして、今年11年目を迎えるソウル国際プライド映画祭 2021(SIPFF 2021/11月4日~10日開催)コンペティションの1部門「Asia Pride Section」に本作の出品が決定。この映画祭は、韓国内外の優れた作品性を備えた多様なクィア映画を披露し、多様性を享受できる文化フェスティバルとして、今年は世界32か国124編の規模で開催される。『フタリノセカイ』は2022年1月14日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フタリノセカイ 2022年1月14日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開©️2021 フタリノセカイ製作委員会
2021年10月18日永野芽郁、田中圭、石原さとみらの共演で贈る映画『そして、バトンは渡された』。本作の個性ともいえる重要な料理の数々は、前田哲監督作『極道めし』も担当しているフードコーディネーターのせんるいのりこが手掛けている。主人公・優子(永野芽郁)の義理の父親である森宮さん(田中圭)は「子供に栄養をつけさせるのは親の務め」「優子ちゃんを幸せにするのが親の務め」と、とりわけ料理には気を遣い、愛情を表現するキャラクター。原作と同様に、劇中でも回鍋肉、ロールキャベツ、餃子、野菜たっぷりスープ、オムライスなど森宮さんが作る沢山の手料理が登場する。森宮さんが優子に料理を振る舞うシーンはどれを切り取っても印象的だが、中でも必見なのは楽器店の前でばったり会った優子の憧れの存在、早瀬くん(岡田健史)を食事に誘い、森宮さん、優子、早瀬くんの3人で食卓を囲むシーン。その日の献立のメインは、森宮さん特製の「ニラと野菜たっぷり餃子」。焼きたての円盤餃子が運ばれるたびに、永野さんも、田中さんも、岡田さんも、とにかく美味しそうに餃子を口にし、「カット!」がかかるたび、キャストからは「おいしい~」という言葉が漏れていたという。前田監督からは、食べながら目線をどう動かすのかなど細かい演出も入っていたようだが、「本当に美味しいと芝居も変わってくると思うんです」とプロデューサーが語るように、家族で食卓を囲むという、平凡ながらも贅沢な幸せを、美味しい料理と温かい空気感によって作り出していた。「せんるいさんの料理はどれも美味しいので、料理のシーンの撮影日は、俳優部はお弁当を食べないんですよね(笑)」とスタッフが明かすほど、キャストもせんるいさんの料理に胃袋を掴まれていた様子。また、ひとり暮らしを始めた優子が久々に森宮さんを訪ねるシーンでは「手伝ってもいい?」と、優子と森宮さんが並んでキッチンに立ち、ミートソースのパスタを作る。森宮さんの背中を見て料理の道へ進むことを決心した優子が、森宮さんと同じリズム、同じ動きで、野菜を刻む姿は、何気ないなかに2人が親子として過ごしてきた時間が感じられ、胸にじんわりと響くシーンとなっている。田中さんは「普段料理はしないので、どうにか編集で誤魔化していると思っています(笑)」と、最初は慣れない調理に悪戦苦闘していたものの、撮影を重ねるうちに少しずつ上達していき、包丁さばきや鍋ふりも器用にこなす料理上手の父親役を熱演。キッチンの棚には様々な調味料が、リビングの棚にはたくさんの料理本が並び、優子への森宮さんの愛情が垣間見える家の風景も注目ポイントとなっている。『そして、バトンは渡された』は10月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年10月18日二宮和也の映画主演最新作が、第二次世界大戦終了後のシベリア強制収容所での日本人を描いた『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(仮)に決定。監督は『8年越しの花嫁 奇跡の実話』や『64-ロクヨン-前編/後編』の瀬々敬久が務める。1945年、零下40度を超える厳冬のシベリアで、死と隣り合わせの日々を過ごしながらも、家族を想い、仲間を想い、希望を胸に懸命に生きる男が実在した――。当時、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが山本幡男(やまもと はたお)。収容所での劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えない中、「どんなに辛いことがあっても、生きて帰るという希望を持ち続ける事が大切なんだ」と生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身も強制収容所に身を置き、わずかな食糧で1日10時間を超える過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯した…。そんな山本幡男を演じるのが、『母と暮せば』(2015年)で第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、『検察側の罪人』(2018年)で若き検事を演じ、第43回報知映画賞助演男優賞や第42回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞、さらに太平洋戦争を題材に描かれたクリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』(2006年)で、家族のために生きて帰ることを固く誓い戦い続けた若き陸軍兵を確かな存在感で演じ、国内外に鮮烈な印象を残した二宮和也。その高い演技力と豊かな表現力で俳優として絶対的な定評があることはもちろんのこと、アーティストとしても第一線を走り続け、多くの人々に希望を与え続けてきた二宮さんが、76年前に“生きることへの希望”を示した実在の人物に挑む。二宮さん自身、並々ならぬ覚悟を持って臨んでおり、小道具や衣装合わせの際にはより山本幡男に近づけるべく、試行錯誤を繰り返すこだわりを見せており、「“ただただ帰ることを想って、行ってきます”」と多くは語らずも、心血を注ぐ決意をコメント。山本幡男さんご本人そんな二宮さんの強い覚悟を受けてメガホンを取るのは、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『64-ロクヨン』『ヘヴンズ ストーリー』など国内外問わず数々の映画賞を受賞し、骨太な社会派ドラマから感動の恋愛物語まで、ジャンルを超えて卓越した演出力を発揮する人間ドラマの名手・瀬々敬久監督。二宮さんとは初タッグとなり、力強い世界観を作り上げていく。瀬々監督も「山本さんら多くの人々を追い詰めてしまった状況を再び作らないよう、戦争の起こした悲劇がもう再び起こらないよう、思いを込めて映画に取り組んでいきたい。そう思っています」と力強くコメント。山本さんの生まれ育った隠岐の島に足を運び、現地で感じ取った様々な想いを心に刻み、撮影に臨む。二宮和也企画プロデュースは、『黄泉がえり』『余命1ヶ月の花嫁』など数多くの感動作を手掛けてきた平野隆、脚本は『永遠の0』林民夫という大ヒットメーカーたちが務め、22.7億円の大ヒットを記録した『糸』を生み出した強力タッグが再結集。原作は「男たちの大和」で新田次郎文学賞を受賞した女性作家・辺見じゅん(1939-2011)のノンフィクション小説「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(文春文庫/1992年刊)。私小説・童話・詩歌など幅広い作品を生み出す中でも、関係者への丹念な聞き取りを基に構成されているノンフィクション作品で高い評価を受けており、その中でも発行部数20万部を超えるベストセラーとなっている。『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(仮)は2022年、全国東宝系にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:収容所(ラーゲリ)から来た遺書(仮) 2022年、全国東宝系にて公開予定
2021年10月18日佐藤健や阿部寛をはじめ、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人と豪華俳優陣で贈る第一級のヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』が現在公開中。この度、佐藤さんが演じる容疑者・利根の幸せだった過去を映し出す本編映像が到着した。公開されたのは、利根が避難所で出会う遠島けい(倍賞美津子)、小学生のカンちゃんと食卓を囲むシーン。“避難所よりも、自分の家が一番落ち着く”からと、被災した自宅で過ごすけい。利根は、カンちゃんに誘われ、そこへ足を運ぶ。そして、けいとカンちゃんが用意したうどんを勢いよく頬張る姿が映し出されており、お腹を空かせていた様子が伺える。けいは、利根の身辺について話を聞くが、友人はおらず、職場も津波で流されたという。そんな利根にけいは「笑顔でいなさい。そしたら、人はあなたにもっと優しくしてくれるから」と優しく語りかける。身寄りのない3人が、家族のように肩を寄せ合うように生きていく、始まりの場面。3人の絆は徐々に強くなっていき、そして9年後の連続殺人事件へと繋がっていく。『護られなかった者たちへ』連続殺人事件のきっかけとなる始まり…そんなうどんをかきこむシーンは、何度もテイクが重ねられたそう。完成披露試写会では、倍賞さんが佐藤さんの食べっぷりを明らかにしており、なんと約10杯も平らげたという。またSNSでは、佐藤さんの箸の持ち方に注目する声が上がっており、そんな細かい演出・役作りも話題となっている。『護られなかった者たちへ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年10月17日2019年にアメリカ・ニューヨーク、ロサンゼルスで開催された細野晴臣の貴重なライブ映像と直近のトークシーンをまとめたライブ・ドキュメンタリー『SAYONARA AMERICA』が11月より公開。この度待望の予告編が解禁された。今回解禁となった予告編では、「久しぶりにギターを持った。もう2年も触ってなかったなぁ」という言葉とともに屋上でひとり、ギターを片手に佇む細野晴臣の姿が映し出される。「突然現れたウィルス。このパンデミックは、世界的なオペラのように感じる」と静かに語る場面から、映像は2019年アメリカでのライブに変わる。5月のニューヨークのグラマシー・シアター、6月のロサンゼルスのマヤン・シアターで開催されたライブのチケットはすぐに完売。伝説のライブ当日、長蛇の列となったファンが「すごく興奮するわ!」「独創的で超クール」「すごく幸せにしてくれるの!」と嬉々として語る。ファンで埋め尽くされた客席は細野さんの登場で熱を帯び、彼の音楽に酔いしれていく様子が伝わってくる。前作の『NO SMOKING』に続き監督をつとめた佐渡岳利監督は、「今回の映画は、『NO SMOKING』でも一部紹介した、細野さんの2019年のアメリカツアーを主題にしたライブドキュメントです。タイトルの『SAYONARA AMERICA』は細野さんご自身がつけてくださいました。映画を最後まで観ていただけると、細野さんがこのタイトルをつけた意味が良くわかっていただけると思います。アメリカへの愛、音楽への愛、そして楽しくてチャーミングな細野さん満載のこの映画は、世界が変わらざるをえないこの時代だからこそ伝えたいメッセージがたっぷりつまった作品です」とコメント。“憧れの地”アメリカの舞台で、軽やかに、そして自由にギターを奏で歌う細野さん。「住所不定無職低収入」「Sports Men」「Body Snatchers」など全17曲の楽曲で彩られるライブが映画館で蘇る。『SAYONARA AMERICA』は、11月12日(金)よりシネスイッチ銀座、シネクイント、大阪ステーションシティシネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SAYONARA AMERICA 2021年11月12日よりシネスイッチ銀座、シネクイント、大阪ステーションシティシネマほか全国にて順次公開©2021“HARUOMI HOSONO SAYONARA AMERICA”FILM PARTNERS ARTWORK TOWA TEI & TOMOO GOKITA
2021年10月14日長澤まさみ扮するダー子らコンフィデンスマンたちが活躍する映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』の第1弾キャストとして、江口洋介、松重豊、角野卓造ら名優たちの出演が発表された。地中海に浮かぶ世界遺産の島“マルタ島”を舞台に、大人の騙し合いバトルが展開される本作。先日公開された特報映像では、一瞬だけ映り込んでいるキャストが誰なのか、話題となっていたが、今回ついに豪華出演者の存在が明らかに。連続ドラマから登場し、シリーズ屈指の人気キャラクターとなった宿敵・赤星栄介として、江口さんが本作にも出演することが決定。日本のゴッドファーザーと呼ばれ、毎回、ダー子たちを陥れるべく画策しながらも、ことごとくしっぺ返しに遭ってきた赤星。今回の動向にも注目だ。また松重さんが、ダー子たちを追う警視庁捜査二課の武骨な刑事・丹波役で出演。赤星に接近し、何かを企む場面も。そして、伝説のコンフィデンスマン・“三代目ツチノコ”を角野さんが演じる。これまで描かれてこなかったダー子たちの過去に関わる謎の人物という役どころ。ほかにも、お馴染みの悪徳芸能プロモーター、ホー・ナムシェン(生瀬勝久)、悪徳美術商・城ヶ崎善三(石黒賢)が登場。梶原善、高嶋政宏も集結し、物語を盛り上げる。『コンフィデンスマンJP 英雄編』は2022年1月14日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:コンフィデンスマンJP 英雄編 2022年1月14日より全国にて公開©2022「コンフィデンスマンJP」製作委員会
2021年10月14日山田涼介&土屋太鳳共演の三木聡監督による空想特撮エンターテインメント『大怪獣のあとしまつ』の公開日が2022年2月4日(金)に決定し、特報映像と第二弾キャストが解禁された。「Hey! Say! JUMP」の山田涼介、ヒロインに土屋太鳳を迎え、監督・脚本をドラマ「時効警察」シリーズなどで知られる三木聡が務める本作。死んだ怪獣の死体処理をめぐり、「誰もが知る“巨大怪獣”の、誰も知らない“死んだ後”の物語」を描く。先日解禁となった超特報映像はYouTubeでの総再生回数は180万回を超え、すでに多くの注目を集めている。この度解禁となった特報映像では怪獣の雄叫びから始まっており、いままで謎のベールに包まれていた超巨大怪獣の姿が遂に明らかとなっている。東京ドームの約1.5倍にあたる最全長380m(頭から尻尾まで)、さらに全高155m(つま先から胴体まで)の巨大なスケールは、あのゴジラをも凌ぎ邦画史上最大級。観る者を一気に壮大な世界観に引きずり込む。人々を苦しめた大怪獣がいなくなり、やっと訪れた平和な世界。しかし、怪獣の死体から発生するガスにより、未曾有の危機が迫る。爆発すれば国家崩壊の緊急事態に!切迫した状況の中、荒廃した街や、市民によるデモの様子など、特撮ならではのスケールと緊迫した映像に本作への期待が高まる内容となっている。特報映像と併せて解禁となった第二弾キャストは、雨音ユキノ(土屋太鳳)の夫で、真相究明のために暗躍する総理秘書官・雨音正彦役に幅広い役柄をこなし演技派として存在感を示す、濱田岳。特徴的なドレッドヘアの元特務隊であり爆破処理のプロ、ブルース役には「時効警察」シリーズで主演を務め三木聡作品常連のオダギリジョー。未曽有の難問に立ち向かい翻弄される内閣総理大臣・西大立目完(にしおおたちめ かん)役には、日本映画界を代表する名優・西田敏行が演じる。西田さんと濱田さんは「釣りバカ日誌」以来のコンビとなり、三木組で再びツーショットに収まる。そして、なにやら意味深なバンクシー風の怪獣イラストの場面写真も初解禁。公開延期を経て、益々盛り上がりを見せる本作。続報に期待したい。『大怪獣のあとしまつ』は2022年2月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大怪獣のあとしまつ 2022年2月4日より全国にて公開Ⓒ2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会
2021年10月14日岸善幸監督が主演・有村架純と挑む希望と再生の物語『前科者』より、追加キャスト7名が発表された。佳代の元で更生し社会復帰へ近づいていたが、再び警察に追われる身となる工藤誠(森田剛)の義父・遠山史雄役にリリー・フランキー。保護司として凶悪犯罪やままならぬ現実に立ち向かう阿川佳代(有村さん)に助言をする弁護士・宮口エマ役に木村多江。工藤の前に現れる謎の男・実役を『街の上で』『くれなずめ』の若葉竜也。滝本(磯村勇斗)の上司でバディとして行動を共にするベテラン刑事・鈴木充をマキタスポーツが演じることが決定。さらに、連続ドラマ版から斉藤みどり役・石橋静河、高松直治役・北村有起哉、松山役・宇野祥平が続投することも分かった。また劇中音楽は、『Fukushima50』『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』などの映画音楽を担当し、『レッドクリフ』『殺人の追憶』などの音楽も手掛け、海外からの評価も高い岩代太郎が、作品を重厚かつ繊細な音楽で彩る。『前科者』は2022年1月、全国にて公開予定。WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」は11月20日(土)WOWOWにて放送・配信開始。毎週土曜日22時30分※第1話無料放送(全6話)WOWOWオンデマンドにて配信各話放送後、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoにて見逃し配信(cinemacafe.net)■関連作品:前科者 2022年1月公開予定© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
2021年10月14日TVドラマで描かれたあの“交換殺人ゲーム”が始まらなかったら…という、もしもの世界の物語『あなたの番です 劇場版』より、新たな予告編とキャスト36名勢揃いのポスタービジュアルが公開された。予告編では、船上ウェディングパーティーを開催する幸せいっぱいの菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)の姿が映し出されるも、叫び声と共に、緊迫したシーンがたたみかける。船という逃れられない状況で連続殺人が起こり、犯人を見つけようとする翔太。しかし、菜奈と翔太が招待したマンションの住人たちは、疑心暗鬼にかられ、次々と常軌を逸した行動をとり始める。また映像ラストでは、菜奈の信じられない姿も一瞬、登場している。さらに今作の主題歌を、Aimerが手掛けることも決定。ドラマオープニング曲の「STAND ALONE」が象徴的だったが、映画のために書き下ろされた新曲「ONE AND LAST」は、「STAND ALONE」の合わせ鏡のような楽曲となっており、ドラマと“もしも…の世界”が描かれた映画の関係性が秘められているという。『あなたの番です 劇場版』予告映像そして新ポスタービジュアルでは、キャスト総勢36名が勢揃い。様々な表情を浮かべる登場人物たちに、赤い印や数字、縄、意味深な手が添えられ、より謎が深まるビジュアルとなった。また、各劇場にて掲出予定の“菜奈と翔太の結婚式風”の大型バナービジュアルもお披露目された。▼Aimerコメント『あなたの番です 劇場版』主題歌を担当させていただきます。Aimerです。ドラマに続いてまたこの作品に音楽で関われることが、本当に光栄で幸せです。劇場版で描かれるのは“もしも…の世界”。主題歌も「STAND ALONE」の合わせ鏡となるような楽曲を、と楽しみながら制作しました。「ONE AND LAST」がみなさんを再び「あな番」の世界へ、より強い力で引きずり込めたら嬉しいです。『あなたの番です 劇場版』は12月10日(金)より全国にて公開。Aimerdigital single「ONE AND LAST」は12月10日(金)配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:あなたの番です 劇場版 2021年12月10日より全国東宝系にて公開©2021『あなたの番です劇場版』製作委員会
2021年10月14日深田恭子が代々泥棒一家である“Lの一族”の娘、瀬戸康史が代々警察一家の息子を演じ、2人の禁断の恋を描いたTVドラマ「ルパンの娘」の続編にして最終章となる『劇場版 ルパンの娘』がもうすぐ公開スタート。この度、一族最後のお仕事現場シーンを写した場面写真がシネマカフェに到着した。泥棒スーツを着ると覚醒し、「アンタが犯した罪、悔い改めな!」と、どんな敵も倒してきた深田さん演じる華。そして、持ち前のリーダーシップと計画性・行動力で一族を率いてきた大黒柱の尊(渡部篤郎)、てんとう虫3号や忘却スプレーなど多くの発明品を手掛けてきた長男・渉(栗原類)、どんな鍵も簡単に開けられる尊の母・マツ(どんぐり)ら、それぞれが持つ能力を活かし、力を合わせて悪党たちを倒し、数々のお宝を手にしてきたLの一族だったが、本作では、尊が突然の引退宣言をする。そんなLの一族が写し出された今回の場面写真では、城のような場所から下を見下ろす、絶賛お仕事中のシーンが公開。狙った獲物は逃がさない彼らでも、本作で狙うのは“史上最大のお宝”とだけあって、一筋縄ではいかないのか、緻密な作戦を立てている様子が伺える。一方、不穏な雰囲気漂う2枚目の写真では、深刻そうな話をしている尊を心配そうに見つめる悦子や、怒りの表情を見せる渉、泣きそうな表情のマツの姿が。一体何が起こっているのか、その原因が一族の隠されたエピソードにあるのか、泥棒として最後のお仕事をどのように終えていくのか、その勇姿に注目だ。『劇場版 ルパンの娘』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 ルパンの娘 2021年10月15日より公開©横関大/講談社 ©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会
2021年10月14日