『ペンギン・ハイウェイ』、『泣きたい私は猫をかぶる』に続くアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」の新作長編アニメーション映画第3弾『雨を告げる漂流団地』の公開・配信が決定。公式スペシャルイベント「TUDUM: A NETFLIX GLOBAL FAN EVENT」にて、“Netflix映画”として製作されることが発表された。小学6年生になった幼なじみの航祐と夏芽は、最近、お互いを避け、ギクシャクしている様子。夏休みのある日、2人の姿は取り壊しの決まった団地にあった。その団地は、2人がかつて育った思い出の場所。航祐たちが団地で遊んでいると、突然不思議な現象に巻き込まれ、気づくとそこは、あたり一面の大海原に。航祐たちを乗せ、団地は謎の海を漂流する――。本作は、小学生たちが取り壊し前の団地に入り込んだことから始まる、夏の終わりの冒険ファンタジー。監督は、『ペンギン・ハイウェイ』にて長編監督デビューを果たし、これが長編映画2作目となる石田祐康。キャラクターデザイン及びキャラクターデザイン補佐も、『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』の永江彰浩と加藤ふみが再タッグを組む。公開決定と併せて、特報映像とキービジュアルも到着。大海原を漂流する団地や、そこに迷い込んでしまった航祐たちが描かれ、彼らの冒険に期待高まるものとなっている。『雨を告げる漂流団地』特報映像団地に惹かれたという石田監督は「この映画に登場するある少女は団地をかけがえのない場所と思っています。しかし周りは理解できません。オンボロ団地だのオバケ団地だの言いたい放題です。取り壊しさえ始まってしまいます。少女の思いなど、関係なく。きっと誰にでもある大切な場所は往々にして他人にとっては他人事。でもだからこそ”自分だけの特別な体験”がそこにあったはず。そういう個人的な体験を他人に伝えるのは難しい事ですが、そこから飛び出てくる熱量を前にすると、せめて自分だけでも信じてやれないものかとなって…。この映画はそういうことを信じた結果、タイトルにしてしまうほど団地に思いを寄せた作品となりました」と製作の経緯を明かし、「自分にとっても一つの挑戦となります。分かりやすく学校にするなどの意見もありました。苦しんで、悩んで、それでも信じるままに!逆に皆で一緒になって知恵を絞りつつ!…団地を船出させることになりました」とコメントしている。『雨を告げる漂流団地』は2022年、Netflixにて全世界独占配信&日本全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年09月25日永野芽郁、田中圭、石原さとみが出演する映画『そして、バトンは渡された』より、今作でピアノに初挑戦した、永野さんと共演の岡田健史のメイキング映像が到着した。本作のストーリーで大きな役割を担うのが“ピアノ”。永野さん演じる主人公・優子は、卒業式の合唱で伴奏を引き受けてしまい、ピアノを猛特訓する。そして、岡田さん演じる、優子が恋心を抱く同級生・早瀬くんは、将来はピアニストの道に進むよう母から強く期待されているキャラクター。また2人は、ピアノという共通点をきっかけに、少しずつ惹かれあっていく。実際にピアノを演奏するシーンもあるということで、ピアノ初挑戦となる2人は、クランクインの前から練習を重ねてきた。ピアノ講師のもと、3か月前からレッスンを受けた永野さんは、「ひたすら復習して、朝起きて予習を繰り返し」と練習の様子を明かし、一方、半年前から練習していたという岡田さんがピアノを弾く姿も。岡田さんは撮影を通して、ピアノの演奏がどんどん好きになっていたと話す様子からも、真摯にピアノの練習に向き合ってきた様が受け取れる。さらに、本作でも重要な場面となる、名曲「旅立ちの日に」の伴奏を披露する卒業式のシーンも登場。最初は少し緊張した様子を見せるも、見事に演じきり、これまで積み重ねてきた練習の成果を遺憾なく発揮。そんなシーンの撮影を終え、「ピアノの演奏は、今回の作品の中で一番挑戦が必要なところだったので、記憶に残るシーンになったと思います」と永野さん。ぜひ、大スクリーンで体感して欲しいシーンとなっている。『そして、バトンは渡された』メイキング映像“ピアノ編”『そして、バトンは渡された』は10月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年09月25日『新聞記者』などのスターサンズ・河村光庸プロデューサーによる、有村架純と志尊淳出演のドキュメンタリー『人と仕事』より、新たな場面写真が解禁となった。有村架純と志尊淳の2人の俳優が、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人々に取材し、声なき仕事人達の現状をレポートする本作。『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大が監督をつとめ、コロナ禍と仕事を通して、現代社会と向き合い、私たちが生きていく上で切っても切り離せない仕事の価値を、改めて見出していく。この度解禁されたのは、有村さんと志尊さんがコロナ禍で打撃を受けたエッセンシャルワーカーの職場を取材・体験する新たな場面写真。ある農家の元を訪れた2人は、実際に作物の収穫を体験。人々の生活の基盤である「食」を支える農家の仕事を、実際に体験した姿が写し出されている。この日は落花生の収穫とその仕分け作業を体験した。2人は作業を体験するだけでなく、このコロナ禍が農家という仕事に与えた影響についても取材。緊急事態宣言の発出の影響で出荷先などが無くなってしまい、苦しい経営状況に立たされた農家のリアルな声を聞いた。また、有村さんは都内の児童相談所を取材。2020年、警察からの児童虐待通告は全国で過去最多を記録。その背景にはコロナ禍による環境の変化をきっかけとする家族間不和があると、取材先の職員も語っている。また、児童相談所という仕事についての話も聞いた有村さん。「様々な人の心の感情と向き合うことになる児童相談所の仕事は、心を表現する役者という仕事にも通ずる部分がある」と、取材の中で語った。本作では一般に定義されているエッセンシャルワーカーだけでなく、人と触れ合うことで成立する職業に従事する人も取材しており、志尊さんは、このコロナ禍で差別や偏見の目を向けられた「夜の街」でホストクラブの経営者を取材。夜の仕事に従事する人々が、このコロナ禍において何を感じているのか、その生の声に真摯に耳を傾ける。ほかにも本編では、介護福祉士や保育士など様々な職種のエッセンシャルワーカーを取材しており、2人は取材や体験を通して自分たちの生活の根底を支えていたエッセンシャルワーカーが、いまどんな想いで仕事をしているのかを聞くことになる。そんな取材の中で有村さんと志尊さんは一体どんなことを感じたのか…。2人の想いに耳を傾けるとともに、「仕事」について個々に見つめ直したくなる、いま必見のドキュメンタリーとなっている。『人と仕事』は10月8日(金)より全国にて3週間限定公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人と仕事 2021年10月8日より3週間限定上映©︎2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月25日深田恭子、瀬戸康史、渡部篤郎、小沢真珠らが再集結した『劇場版 ルパンの娘』より、メイキング&インタビュー映像を使用した特別映像が到着した。独特の世界観に、一癖も二癖もあるキャラクターたちが魅力的な本作。今回の劇場版では、その個性がスクリーンサイズにスケールアップ!“個性豊かなキャラクター編”と銘打たれたそんな今回の特別映像では、キャスト陣が自らキャラクターを解説している。今作で自身の出生の秘密も明らかになる、泥棒一家の娘、華役の深田さんは「迷いながら泥棒を繰り返してきた」と苦悩の人生をふり返り、警察一家の長男・桜庭和馬役の瀬戸さんは「和馬は警察でありながら捕まり癖がある面白い役」と解説。華、和馬、そして杏と、一家が和気あいあいと過ごすメイキングシーンも登場している。また、一族の謎を追う探偵一家の娘・美雲役の橋本環奈は「衣装もリニューアルして、すごいちゃんとした服を着させてもらってます」と明かし、泥棒一家の大黒柱・尊役の渡部さんは「泥棒ですけど、一生懸命泥棒やってますし、家族を愛していますし、気持ちは(尊と)同じ」と語っており、より濃厚に描かれる人間ドラマにも期待が高まる。ほかにも、個性豊かなキャストたちが登場しており、楽しそうな撮影の様子を少し覗くことができる。『劇場版 ルパンの娘』特別映像『劇場版 ルパンの娘』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 ルパンの娘 2021年10月15日より公開©横関大/講談社 ©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会
2021年09月24日『愛がなんだ』『街の上で』の今泉力哉監督がメガホン、『アルプススタンドのはしの方』城定秀夫監督が脚本を担当したコラボ企画「L/R15」のR=『猫は逃げた』から、主要キャストとポスタービジュアルが解禁された。監督・城定秀夫、脚本・今泉力哉による「L/R15」のL=『愛なのに』は、古本屋の店主(瀬戸康史)と、店主にプロポーズする女子高生(河合優実)、店主の憧れの女性(さとうほなみ)など、一方通行の恋愛が交差し二転三転する先の読めないラブコメディ。一方、今回の監督・今泉力哉、脚本・城定秀夫によるL/R15のR=『猫は逃げた』は、飼い猫“カンタ”をどちらが引き取るかで揉める離婚直前の夫婦とそれぞれの恋人の話。1匹の猫と愚かで不器用な4人の男女によって繰り広げる異色の恋愛狂騒劇となっている。今作でレディコミ漫画家の町田亜子を演じるのは、モデルとして活動する傍ら、フリーマガジン「EA magazine(エア マガジン)」編集長を務める山本奈衣瑠。亜子と離婚寸前の夫で、週刊誌記者の広重役には、「恋はつづくよどこまでも」で注目を集め、『マイ・ダディ』など話題作に出演する毎熊克哉。毎熊克哉広重の同僚で、浮気相手でもある真実子役には、『フタリノセカイ』や『転がるビー玉』などに出演する手島実優。さらに亜子と関係を持っている雑誌編集者の松山役には、『ミュジコフィリア』で長編映画初主演を務める井之脇海。井之脇海そのほか、伊藤俊介(オズワルド)、中村久美、オセロ(猫)も出演。また、亜子が描く劇中漫画はイラストレーターで漫画家の岡藤真依が手掛けている。『猫は逃げた』4人の主要キャストからコメント到着【山本奈衣瑠/町田亜子役】初めまして町田亜子役の山本 奈衣瑠です。 誰かを好きになってこの先も一緒に居る事を選び同じ屋根の下で暮らす。でも、いつの間にか言葉が足りなくなったり戻れなくなったりして色んな色が混ざった空気が分離しながら充満する様になった部屋。その部屋で、その近所で...何が起きていくのか。目には見えないけど心では見えてしまったその空気の色達 を是非劇場に見に来て下さい。分からない事ばかりから始まった日々でしたが、今泉組の皆様は悲しいも暖かいも全部一緒に感じてくれました。猫がとても可愛いです! 宜しくお願いします!【毎熊克哉/君島広重役】今泉監督と初めてお会いしたのは2016年頃。いつかご一緒したいなと思っていたのですが、まさか城定さん脚本の作品で叶うとは思いも寄らずとても楽しかったです! 僕はもともと断然犬派男でしたが、、この作品で猫と触れ合い猫派に転向、、いや犬も可愛いし、、でも、猫ちゃん。。猫に翻弄? 救済? される、 ちょっとダメダメな可愛い人達のお話です。お楽しみに!【手島実優/真実子役】初めて脚本を読んだ時、真実子は私がやるんだ! と思いました。撮影期間中はずっと恋に溺れていて、満 たされない苦しみを一生分味わったと思います。人を好きになるって、エネルギーの消費量が凄い。今泉さんが描く人間のずるさや矛盾がとても好きです。へんてこだけど愛おしい男女のいざこざを、くすくすと楽しんでもらえたら嬉しいです。【井之脇海/松山役 】新作が公開する度に舞台挨拶に通うほど学生の頃から監督のファンだったので、参加が決まった時は嬉しくてたまりませんでした。念願の今泉組は、参加する全員が、面白い映画を作りたい一心で撮影に取り組む、映画愛に溢れた幸せな現場でした。 松山は、一見チャラくて器用そうですが、実はピュアで不器用でちょっと寂しがり屋な青年です。そのギャップを楽しみながら、城定さんの紡ぐ言葉と、監督の切り取る世界の中で、伸び伸びと演じさせてい ただきました。ぜひ、お楽しみに。『愛なのに』は2022年2月25日(金)、『猫は逃げた』が3月18日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛なのに 2022年初春、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開予定(C)2021『愛なのに』フィルムパートナーズ猫は逃げた
2021年09月24日佐藤健が主演、阿部寛や清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人などが集結した『護られなかった者たちへ』。 この度、佐藤さんが身体を張って迫真の演技を魅せる1シーンのメイキング映像が解禁となった。今回解禁されたのは、予告映像の冒頭でも使用されている佐藤さん演じる主人公・利根が泥水に浸かり「ふざんけんな!」と絶叫するシーンの裏側。震災後の避難所で、利根がほかの被災者とトラブルになり地面に押さえつけられる場面だ。「不器用で、熱くなったら止められない」と佐藤さん自身も語る、“利根泰久”という人物のエネルギーが高まった瞬間をとらえたシーンとなっている。初映像となる特報映像が解禁された際から話題となった本シーンは、一連の動きを入念にチェックして挑み、現場でも慎重に撮影されたという。撮影合間には、共演の波岡一喜と笑顔で談笑する様子も見せた佐藤さんだが、カメラが回った瞬間、感情が溢れ出る”利根”となり、その人となりの違いに驚かされる。佐藤さんはグラウンドにできた泥の水たまりを見て、「遠慮せず、僕の顔を泥水に全力で突っ込んでください」と共演者に告げ、このシーンに入り込んでいき、倒れ方や顔の浸かり方を細かくスタッフ・共演者と確認し、率先して段取りを進めていく。結果、顔の半分が泥水に浸かった状態で絶叫するという衝撃的なシーンが誕生した。全身全霊で芝居に臨む佐藤さんの熱情とスタッフがひとつになった瞬間であり、観る者の心を震わせるシーンとなっている。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月24日ラリーを通して新たな目標にチャレンジする人々の物語を、四季折々の自然とともに描く映画『僕と彼女とラリーと』より、森崎ウィンと深川麻衣が演じる幼なじみのデートシーンの場面写真がシネマカフェに到着した。本作の舞台は、愛知県豊田市・岐阜県恵那市。今回到着したのは、そんな豊田市に実在するスポットを、大河(森崎さん)と美帆(深川さん)がデートする場面。大河は、父との確執で過去にとらわれ、将来に迷う主人公。そんな大河の幼なじみで、自身のアイデンティティーに添い、地元で暮らすシングルマザーが美帆だ。鮮やかな赤い色が映える香嵐渓を渡るシーンについて森崎さんは、「本当に綺麗でした。僕は普段あまり携帯で写真を撮らないですけど、そこのロケ場所はさすがに写真を撮りましたね(笑)。そのくらい綺麗で素敵なところで、良いシーンが撮れたのではないかなと思っております」と語っており、劇中でも印象的な美しいシーンとして登場している。また、大河の30歳の誕生日を記念して訪れた、豊田市美術館のレストランでは、緊張している表情の大河とは対照的に、優しく微笑む美帆のカットが切り取られている。深川さんは「豊田市美術館はとっても印象に残っています」とふり返り、「本当に綺麗で、ちょうど撮影した時間帯も夕暮れ時だったので、空がオレンジになっている中で、水面や建物があって…。すごく近代的な綺麗な建物が目に焼き付いていて、注目してほしいです」とアピールした。『僕と彼女とラリーと』は10月1日(金)より全国にて公開。※9月24日(金)愛知・岐阜一部劇場先行あり(cinemacafe.net)■関連作品:僕と彼女とラリーと 2021年10月1日より全国にて公開(C)2021『僕と彼女とラリーと』製作委員会
2021年09月23日藤原竜也&松山ケンイチW主演、神木隆之介も出演する新感覚サスペンスエンターテインメント映画『ノイズ』。この度、黒木華と永瀬正敏が本作に出演していることが明らかになった。藤原さん、松山さん、神木さんが幼なじみを演じることが発表されている本作。今回新たに出演が発表された黒木さんが演じるのは、圭太(藤原さん)の優しい妻・泉加奈。夫役の藤原さんについては「家族とのシーンではいいお父さんの顔でしたが、純と真一郎とのシーンでは全く違う顔になっていて、俳優としていろんな顔を持っている方だなと思いました」と印象を明かし、「もちろん台本を読んで演じましたが、どんな映画になっているのか想像がつかない部分も多かったので、実際の作品をみてこんな風になっていたのかと驚きました」とコメントしている。そして永瀬さんが、圭太たち幼なじみ3人を追い詰める県警の刑事・畠山努を演じる。突如、姿を消した元受刑者・小御坂睦夫の後を追い、圭太たちの住む猪狩島に訪れるが、3人の挙動に不信感を覚える。「座長の藤原竜也さん、松山ケンイチさんの作り出す暖かい雰囲気と神木隆之介さんを始め共演者・スタッフの皆さんの御心遣いで内容とは真逆のここち良い時間を過ごす事が出来ました」と撮影をふり返った永瀬さんは、「現代における様々な問題点が凝縮された本作品。参加させて頂き、感謝しています」と話している。『ノイズ』は2022年1月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2021年09月23日佐藤寛太と加藤雅也が親子役で共演する映画『軍艦少年』に山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、清水美沙、大塚寧々が出演していることが分かった。『僕に、会いたかった』や『樹海村』、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」ではゲスト出演した山口さんが演じるのは、海星(佐藤さん)の同級生・結。「花のち晴れ~花男 Next Season~」『ハニーレモンソーダ』の濱田さんが、海星の友人・純。そして、玄海(加藤さん)の幼なじみ・野母崎巌を赤井さん。海星の教師で玄海の同級生・泉を清水さん。海星の母で玄海の妻・小百合を大塚さんが演じる。また併せて到着したポスタービジュアルは、決意を固めた表情で前を見つめる、金髪姿に傷だらけの海星、愛に溢れた表情で妻を見つめる優しい笑顔の玄海と、思い詰めた表情で花を見つめる小百合。そして海と朽ち果てた軍艦島、3人を見守る結、純、野母崎、泉の姿も写し出されている。なお、本作の主題歌は、「10-FEET」のボーカル/ギターとして作詞作曲も担当する卓真が、ソロ名義初となる楽曲提供を行なっている。<コメント>山口まゆ今まで挑戦したことのないような役で、現場に入るまで、とても緊張していたことをよく覚えています。今では立ち入れる場所が限られてしまった軍艦島をもとに作られた神秘的でとても素敵なお話です。公開までお楽しみに!濱田龍臣2年前に撮影をして、このような情勢になってしまいましたが、今こうやって公開できるのがとても嬉しいです。自分としてもチャレンジになるような役を演じることが出来た作品でした。こういうご時世ではありますが、是非劇場に足をお運び頂ければ幸いです。赤井英和親やから、大人やから、いつでも子供の前を胸はって歩いて行かなアカンのやけど、オロオロしたり情けなかったり、みんな弱いんや。子供が背中を押してくれることもある、一歩踏み出す子供の後ろからついて行く事もある。これはホンマの親子と友情の話しや!清水美沙亡くなった命がどれだけ人にインパクトを与えるか・・・ましてや愛する人が。痛いぐらいにそれに向き合う親子を支える私の演じた“泉”は“軍艦島の如く動じずに側に居る”そんな役でした。今の時代だからこそ柳内先生の作品のような昭和的な人間のぶつかりあいが熱く心に響くと思っています。この作品は、自分とそして自分に関わる人とのことを見つめなおす機会を与えてくれる作品だと思いますので、是非皆さんに観ていただきたいと思います。大塚寧々とても力のある作品でそれぞれの気持ちや心情がものすごく伝わって、引き込まれました。本当に大切で愛しい夫と息子を置いて、先に死んでしまうだろうと思うと、心が張りさけそうでした。悲しみ、愛おしさ、言葉では語りつくせない想いを胸にきざみながら演じました。佐藤さんの純粋でまっすぐな感じは、海星そのもので、母を演じる事が出来て、心から嬉しかったです。加藤さんも、現場で色々話しながら、夫婦役を演じられた事に感謝の気持ちでいっぱいです。監督もキャストもスタッフも、みんながこの『軍艦少年』にとても熱い気持ちがあった現場だと思います。その気持ちが作品に表われていると思います。私も『軍艦少年』の台本は今でも書斎のテーブルの見えるところに大切に置いてあります。心を揺さぶる、力のある、映画だと思います。私も何回でも観たい映画です。嵐のような悲しみの時もあるが、心地良い風が吹く時も来る。家族やまわりの人を大切に想う気持ち、優しい気持ちが、皆様に届きますように。卓真過去に打ち勝つ。正義を貫く。どちらもその辺の自己啓発本に書いていそうな当たり前な表現だが果たして全てに於いてそれをやり遂げて人生を走り抜ける者が居るだろうか?私はそうは思わない。何故ならば過去の後悔を乗り越える力は後悔が生み出し、正義を貫く志しもまたそれに反する自らの過ちが生み出すのではないかと思うからだ。少なくとも私はそうでした。最初から真っ白の純白よりも、消しては描いて、また描いては消して後悔の跡が染み付いた灰色がかかったくたびれた白の方が美しい。過去を投影するには大き過ぎる軍艦島での日々とその姿が玄海親子に日々永遠と問いかける。自分の非力さに打ちひしがれ、過去に打ち勝てない苦しみと哀しみを知っている分だけその宿命とジレンマは増す。しかしその向こうにはそれよりも大きく深い生きる指針がある筈だと私は思う。本人にしか分からない苦しみであり、本人しかそれを乗り越えられないと知り、それでも“敢えて”首を突っ込む巌の存在。そっとしておく事だけが優しさでは無く、自分の性分に合った表現でズケズケ介入して目を覚そうとしてくれる巌という男。あんな友達が居たらいいなと思います。『軍艦少年』は12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:軍艦少年 2021年12月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2021『軍艦少年』製作委員会
2021年09月22日永瀬廉(King & Prince)、池田エライザ、柄本佑が共演、『チワワちゃん』『とんかつDJアゲ太郎』など二宮健監督が手掛ける映画『真夜中乙女戦争』。恋と破壊、対極な魅力に惹きつけられる場面写真が解禁となった。今回到着したのは、無気力な大学生の“私”、凛々しく聡明な“先輩”、危険なカリスマ“黒服”の3人の様々な表情を捉えた場面写真。永瀬さん演じる“私”が写るのは、大学の授業中のワンシーン。生気のない虚無感を抱えた眼差しと冷めた表情を浮かべ、何の役に立つか分からない講義へのフラストレーションを抱えている。“先輩”、“黒服”と出会う前の、退屈な日常と平凡な自分自身に行き場のない憤りを感じている瞬間だ。池田さん演じる“先輩”は、「かくれんぼ同好会」の面接会場で“私”に淡々と質問を浴びせるスーツ姿の冷ややかな表情を見せる。一方、“先輩”が大学のカフェテリアに座っているカットは“私”と連絡先を交換する場面。それまで会話を交わすことはあったものの、直接的な繋がりを得たことで段々と2人の関係性が深まっていく。何よりも“冷酷な先輩”という第一印象から、笑みを浮かべてギャップをみせる“先輩”により一層惹かれていくシーンだ。そして、柄本さん演じる“黒服”が写る場面写真は、どちらもミステリアスな雰囲気を醸し出している。次第に“私”と仲を深めていく場となるアジトで腰をかけている“黒服”。バックには、共に名画を見て意気投合する自作の映画館も写っている。もう一方は、自作アプリで盗んだ車を燃やし、普通の生活に憧れる“私”を挑発するシーン。この出来事をきっかけに“私”は彼の計画する“真夜中乙女戦争”へと誘われていく。凛々しく聡明な“先輩”に惹かれつつも、人の心を一瞬で掌握してしまう危険なカリスマ“黒服”と出会ったことで、“私”の退屈だった日常は一変。「真夜中乙女戦争」という名の“東京破壊計画”へと巻き込まれていく。加速する恋と疾走する真夜中の青春、そして内なる戦争をスリリングでサスペンスフルに描く本作の世界観が伝わる写真となっている。『真夜中乙女戦争』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:真夜中乙女戦争 2022年全国にて公開予定©2022「真夜中乙女戦争」製作委員会
2021年09月22日小松菜奈と坂口健太郎が初共演し、『新聞記者』(第43回日本アカデミー賞6部門受賞)『ヤクザと家族The Family』の藤井道人監督がメガホンを取る映画『余命10年』にW主演することが判明。初映像となる特報とティザービジュアルが解禁となった。難病を発症し、余命10年となった高林茉莉、茉莉と出会い恋に落ちる真部和人。映画化発表後から「茉莉や和人を誰が演じるのか」と話題を呼び続けていた本作のキャストが解禁。数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知った20歳の茉莉(まつり)役に、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』ほか『糸』の大ヒットが記憶に新しく、『ムーンライト・シャドウ』『恋する寄生虫』と話題作が続く小松菜奈。自らの余命を知りもう恋はしないと誓いながら、和人に惹かれていく主人公・茉莉役を演じる。茉莉と同様に難病を抱えた原作小説の著者(小坂流加)は、本作の文庫化を待たずして亡くなっており、著者の遺した想いを小松さんが引き継ぎ、全身全霊で演じる。茉莉と恋に落ち、茉莉を変えていくきっかけを作る若者・和人(かずと)役には、連続テレビ小説「おかえりモネ」にも出演し、精力的に活動の幅を広げる坂口健太郎。本作で初共演となる最旬実力派の2人のW主演が実現した。小松さん、坂口さんの現場で演技に挑む様子を見ていた楠千亜紀プロデューサーは、「小松さんは、役に向き合う為1年間に及ぶ減量に取組み、私達はその姿をただ見守るしかありませんでした。茉莉として真剣に10年を生き切った彼女を見届けて下さい」とコメント、また坂口さんについては「本当に20歳から30歳までの10年間を撮影したかのように声や顔、目つきまでも変化させ、和人という難しい役柄を完璧に演じ切っていました」と語り、まさに2人が全身全霊でこの作品に取り組んでいた様子がうかがえる。移りゆく四季のパートごとに物語が展開される本作。約1年という長期間の撮影を、四季折々の美しい風景のなかで行った。併せて解禁となった特報映像には、小松さんと坂口さん2人の感情がぎゅっと詰まったかのような映像美。カニューレを身体につけ、自身の余命を知り覚悟を決めるかのような茉莉(小松さん)の表情。生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた茉莉の一方で、生きることから逃げ続けている若者である和人(坂口さん)。2人の出会いはそれぞれの人生を大きく変えていく。茉莉に優しく寄り添うような和人の目線で綴られる切ない映像は、ビデオカメラで切り取られた、2人の何気ない日常が次々に映し出されるのに呼応して、「RADWIMPS」の旋律が徐々に盛り上がっていく。まさに「君と出会って、この世界が愛おしくなった」という言葉どおりに、藤井監督の透明感のある映像美が、かけがえのない2人で過ごす一瞬一瞬を鮮明に映し出し、“普通の毎日”の素晴らしさを伝えてくれる。小松菜奈/茉莉役「かけがえのない時間が詰まっています」撮影は約一年かけて季節を追いながら、息をする事さえも丁寧に向き合って来ました。このお話しは、題名の通り、命のお話しです。もちろん、命なので軽いものではないからこそ、簡単には挑めないことも分かっていましたし、どのように伝え、どのように受けとられるのか、正直、私も演じる前はいろいろ考えました。でも、最後を見るのではなくその人が生きている過程をどう生きてあげるか。生きている証をどう刻むのか。その気持ち次第で見え方と演じ方が180°変わる、私が彼女の人生を生きようと覚悟が決まった瞬間です。カメラが回ってない時にも涙が止まらなかった事は今でも忘れません。自分じゃないのに自分の人生の中に2つの人生を歩んだ一年は本当に何にも変えられない変えることの出来ない、かけがえのない時間が詰まっています。2022年春、是非楽しみにお待ち下さい!坂口健太郎/和人役「すごい瞬間を観た」すごい瞬間を観た、確かに生きていた、と思った。自分がそこにいる作品で、こんなに泣いたのは初めてでした。改めて命を考える、一人でも多くの人に見てほしい作品になりました。藤井道人/監督「宝物のような時間」小松さんと坂口くんと駆け抜けたこの1年間は、宝物のような時間でした。そして、関係者試写を終えた二人の表情を観て、この映画の監督が出来て本当に幸せだなと思いました。二人が演じた10年の月日が刻まれた『余命10年』を楽しみにしていて下さい。『余命10年』は2022年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年全国にて公開予定©2022映画「余命10年」製作委員会
2021年09月22日『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』のBlu-ray&DVDが10月6日(水)リリース。この度、主演・坂口健太郎が歩道橋から飛び降りる、アクションシーンの裏側を映した映像をシネマカフェが独占入手した。無線機だけで繋がる“現在”と“過去”の刑事が、未解決事件に挑む「シグナル 長期未解決事件捜査班」。春に公開された映画は、坂口さん演じる刑事・三枝、北村一輝演じる大山、吉瀬美智子演じる桜井を始めドラマ版キャストが再集結し、新たに伊原剛志、鹿賀丈史、田中哲司、杉本哲太、奈緒らも登場。脅威から日本を救うため、陰謀渦巻く深い闇に立ち向かうオリジナルストーリーが描かれる。リリース前に今回シネマカフェに到着したのは、Blu-ray&DVDの豪華版に映像特典として収録されるメイキング映像の一部。謎の無線機で、“過去”に生きる刑事と通信しながら、未解決事件を解き明かそうと奮闘する“現在”の刑事・三枝健人を演じる坂口さんが、歩道橋から飛び降りるシーンの裏側が映し出されている。今作で初の本格アクションに挑戦した坂口さん。映像では、「大変です」「安全にかっこよく撮っていきたい」と話す場面も。『劇場版シグナル』アクション舞台裏なお豪華版にはほかにも、イベント映像や特別番組など、3時間超えの特典映像が収録されている。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班 2021年4月2日より全国東宝系にて公開ⓒ2021「劇場版シグナル」製作委員会
2021年09月22日松本潤主演ドラマを映画化する『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』から、この度、“劇場公開99日前”を記念して、松本さん演じる深山大翔らの新場面写真が解禁。また、連続ドラマがParaviとTVerで順次配信されることが決定した。本作は、個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンターテインメント。映画では松本さん演じる超型破りな弁護士・深山大翔、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田篤弘の名コンビに加え、新たに杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果も加わり、“0.1%の事実”を求めて奮闘する。今回解禁された場面写真は、集中して考えたいときの癖である両手で耳を塞ぐポーズをした深山(松本さん)と、大好きな馬のオブジェをバックにどこか険しい表情をした佐田(香川さん)の様子が切り取られており、「99.9」ドラマシリーズからのお馴染みのキャラクターが伝わってくる写真となっている。さらに新ヒロイン・穂乃果の写真は、なにやら独特のポーズをした様子が写し出されており、いままでドラマシリーズのヒロインである大のプロレス好き立花彩乃(榮倉奈々)、腹話術を得意とする尾崎舞子(木村文乃)という癖の強いキャラクターに続いて、どのようなヒロイン像になっているのか期待が高まる写真となっている。さらに映画の公開を記念して、ParaviとTVerで、公開から99日前の9月22日(水)0時より、ドラマ「99.9-刑事専門弁護士‐SEASON l」「99.9-刑事専門弁護士-SEASON ll」の順次配信がスタートした。Paraviでは、2022年3月31日までの期間限定配信となる。ドラマでは、深山と佐田との絶妙な掛け合いが大きな話題になったほか、事実を解き明かしていく痛快なストーリー、個性豊かな法律事務所の面々のチームワーク、随所に散りばめられた小ネタや親父ギャグ、心温まるストーリーといった数々の魅力が多くの視聴者の心を掴み、圧倒的な支持を得て平均世帯視聴率は「SEASON l」が17.2%、「SEASON ll」が17.6%を記録。「SEASON ll」の平均世帯視聴率は18年民放連続ドラマのトップとなったほか、最終話の世帯視聴率は21.0%に達し、同年の民放連ドラで唯一の20%超(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した。本作の映画化や、「SEASON l」のヒロイン・榮倉奈々、「SEASON ll」のヒロイン・木村文乃が映画に出演することが解禁、SNSでも「もう一回ドラマを見返したい」といった声が上がっていた。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は12月30日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年12月30日より全国にて公開©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年09月22日「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM 2016」準グランプリ受賞作品で、ムロツヨシの初主演映画『マイ・ダディ』に小栗旬が出演することが分かった。役者歴25年・今年で45歳を迎えた俳優ムロツヨシが満を持して映画“初”主演をつとめ、愛する娘を救いたい一心で必死に奔走する父親・御堂一男を演じる本作。娘<ひかり>役として新星・中田乃愛が出演し、一男の妻であり、ひかりの母・江津子役は話題作への出演が相次ぐ注目女優、奈緒が演じている。そしてこの度、いままで明かされてこなかった物語のカギを握る探偵役を、主演のムロツヨシと親交のある小栗旬が演じることが明らかとなった。小栗さんは、一人娘のひかりが白血病と告げられ、娘を助けるために本当の父親を探すことを決めた一男が訪れる探偵事務所の探偵・長崎亮太を演じる。小栗さんの出演についてムロさんは「探偵役はどんな人がイメージなのか?を監督と話していた時に『小栗だったらね』と提案したところ『それいいですね』と。その後、直接、映画に出てもらえないか、こういう役があるんだけどって言ったら『もちろん、出させていただきます』って。言ってみるものだなって。出てもらえて嬉しかったですね」と主演であるムロツヨシさん自らがオファーしていたことを明かした。小栗さんは「ムロくんから、初主演をする作品で一ついい役があるんで、もしタイミングさえ合えば出てくれないかみたいな話をされまして。撮影はあっという間でしたが、楽しかったです。かなり苦悩しているムロくんの姿を、少しだけでも垣間見ることができて、そこは非常にいい経験だったと思います」と撮影をふり返る。親交の深い小栗さんでも見たことのないムロさんの姿が本作では見られる様子だ。また併せて解禁となった新予告編では、これまで明かされていなかった一男の妻・江津子への複雑な気持ちも描かれており、本編への期待が高まる映像となっている。『マイ・ダディ』は9月23日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ダディ 2021年9月23日より全国にて公開(C)2021「マイ・ダディ」製作委員会
2021年09月21日倉悠貴、三浦透子、清水尋也、八木莉可子らが出演する映画『スパゲティコード・ラブ』より、予告編とポスタービジュアルが到着した。大好きなアイドルへの思いを断ち切ろうとひた走るフードデリバリー配達員や、全く芽が出ず夢を諦めようとするシンガーソングライター、定住しないノマド生活者、天才と称されプレッシャーと周囲との距離に苦しむ広告クリエイターなどなど、東京でもがく13人の若者たちのドラマが複雑に絡み合っていく…。到着した予告映像では、もがきながら生きる若者たちの姿が、「美人だったら」、「私にはなにもない」、「誰か助けてくれませんかね」といった心情と共に次々と映し出され、三浦さんが歌う主題歌「Never」など、劇中で使用される音楽が彩る。ラストには「最後に訪れる奇跡が 今を生きる、独りぼっちのあなたにきっとつながる」というメッセージもあり、いまを生きる私たちを肯定する物語であることを伝えている。『スパゲティコード・ラブ』予告編そして本作を観る者は、それぞれの苦悩を抱えながら、愛を模索し、必死に生きる13人の誰かに感情移入し、物語を体験することになる。『スパゲティコード・ラブ』は11月26日(金)より渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパゲティコード・ラブ 2021年全国にて公開予定
2021年09月21日『ファーストラヴ』『ナラタージュ』『Red』などの著作が映画化されてきた作家・島本理生の傑作恋愛小説「よだかの片想い」(集英社文庫刊)を、松井玲奈主演、中島歩共演で映画化することが決定。2022年に公開される。物語の主人公は、理系女子大生の前田アイコ。彼女の顔の左側にはアザがある。幼い頃から、からかいや畏怖の対象にされ、恋や遊びはあきらめていた。大学院でも研究一筋の生活を送っていたが、「顔にアザや怪我を負った人」のルポルタージュ本の取材を受けて話題となってから、状況は一変。本が映画化されることになり、友人の編集者の手引きで監督の飛坂逢太と会う。話をするうちに彼の人柄に惹かれ、作品にも感動するアイコ。飛坂への片想いを自覚してから、不器用に距離を縮めていくが、相手は仕事が第一で、女性にも不自由しないタイプ。アイコは飛坂への想いを募らせながら、自分のコンプレックスとも正面から向き合うことになる…。主演を務めるのは、映画『はらはらなのか。』(17/酒井麻衣監督)、『今日も嫌がらせ弁当』(19/塚本連平監督)、『ゾッキ』(21/竹中直人監督)などに出演し、今年11月には主演映画『幕が下りたら会いましょう』(21/前田聖来監督)が控える松井玲奈。小説家としても活躍し、読書好きとしても知られる松井さんは、かねてより島本理生作品の大ファンを公言しており、本作の原作は松井さん自身が初めて接した島本作品でもある。もし実写化する際は是が非でもヒロインのアイコ役をやりたいと、熱望し続けていたという。また、アイコが想いを寄せる飛坂役には、2015年に公開された初主演映画『グッド・ストライプス』(岨手由貴子監督)で第7回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞し、第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した『偶然と想像』(21/濱口竜介監督)や、第76回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に選出され、コン・リーやオダギリジョーらと共演する『サタデー・フィクション』(公開未定/ロウ・イエ監督)などの出演作の公開が控える中島歩。本作のメガホンをとるのは、長編映画監督デビュー作の『Dressing Up』(12)が第7回大阪アジアン映画祭にて上映された後、2013年の第14回TAMA NEW WAVEのグランプリを受賞、2015年に全国で劇場公開され、第25回日本映画プロフェッショナル大賞 新人監督賞を受賞した新鋭・安川有果。さらには、『性の劇薬』『アルプススタンドのはしの方』(ともに20)の2作品で第42回ヨコハマ映画祭監督賞を受賞し、今年6月には『愛がなんだ』『街の上で』などの今泉力哉監督とのコラボレーション企画として、互いに脚本を提供し合ってR15+指定のラブストーリーとなる劇場映画を監督する企画「L/R15(えるあーるじゅうご)」を発表するなど、脚本家としても精力的に活動する城定秀夫が今作の脚本を手掛けた。制作は、『勝手にふるえてろ』『寝ても覚めても』『愛がなんだ』『本気のしるし』と近年、話題作を多数手掛けてきたメ~テレと、制作会社ダブ。本作は新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not)HEROINE movies”=ノット・ヒロイン・ムービーズの映画『わたし達はおとな』に続く第2弾公開作品として制作された。松井玲奈『よだかの片想い』は私にとって特別な一冊です。描かれる恋愛模様に心奪われた日から、いつかアイコを演じたいと強く思い、そして今回その夢が叶いました。敬愛する島本理生さんの、中でも特に思い入れの強い作品。その世界を生きることができるなんて、こんなにも嬉しいことはありません。皆さんにご覧いただける日が来ることが、今から楽しみです。中島歩安川監督と松井さんとは会ったその日から率直に話し合える風通しの良い関係でした。それぞれが恋愛観を持ち寄り作品に織り込んでいった、気恥ずかしくも創造的な撮影でした。皆様にご覧いただける日が楽しみです。安川有果監督「まだ映画にできるか分からないが、感想を聞かせてください」とプロデューサーから薦めていただき、顔のアザによって生まれる不思議な関係性を描いた小説『よだかの片想い』を初めて読みました。私がこれまで読んできた島本さんの小説とは雰囲気の違うライトな読み口が新鮮で、偏った美の価値観が蔓延する社会でアザごと自分を肯定したいと願う主人公アイコの魅力に心を捕まれ、読み終える頃には「他の監督の手に渡ってほしくない」と強く感じていました。松井さんは、この役を熱望されていただけあって頼もしく、映画全体を引っ張ってくれました。シーンの相談の為に待機場所を訪ねると、びっしりと付箋のついた小説を読み込んでいた姿が今も目に焼き付いています。その覚悟と熱量で「島本作品の主人公を演じる」夢を叶えた松井さんの姿には幾度となく刺激を受けましたし、アイコに魂を吹き込んでくれた松井さんの魅力がそのままこの映画の魅力であると自信を持って言いたいです。中島さんはユニークな方で、特に印象に残っているのは、撮影が終わってしばらくしてからアフレコにお越しいただいたときに、あるシーンの自分の演技を見て「この人モテてきた人ですね」と仰ったことです。その時は「(撮影時じゃなく)今?」と思いましたが、後になって、意識すると演技に影響が出るからわざと忘れていたんだな、と気がつきました。撮影の時にも準備してきたものを忘れることを意識的にされていた印象があり、安心できないところに身を投げ出す勇敢さに、俳優の凄さを垣間見た気がしました。このお二人の間にしか生まれない素敵な瞬間を見つめることのできた撮影は、とても幸福な時間でした。粘り強く何度も脚本を書き直してくださった城定さん、まだ発表されていない素敵なキャストの皆さん、支えてくださった優秀なスタッフの皆さんにも、この場を借りてお礼を言いたいです。皆で作った映画が少しでも誰かの心に残るものになっているなら、こんなに幸せなことはありません。お届けできる日が今から待ち遠しいです。『よだかの片想い』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年09月21日過疎化の進む秋田の美しい田園を背景に“傷つきやすい思春期の少年少女”と“大人たち”の物語を描く『光を追いかけて』。この度、「きっと僕にとって、人生のターニングポイントになる映画だと思います」と語った映画初主演の中川翼が、感情をむき出しにして柳葉敏郎に向かっていく本編映像が到着した。到着した映像は、本作が初主演映画となる中川さんと、日本アカデミー賞助演男優賞3度受賞の柳葉さんとの熱演シーン。中川さんは4歳でモデルデビューし、その後は子役としてキャリアを重ね、藤原竜也、三浦春馬、新田真剣佑、尾上松也、妻夫木聡らが演じる主要登場人物の幼少期や少年時代を担ってきており、演技力は充分。「これまでは、マンガの実写ならマンガを読んで寄せた演技をしたり、幼少期役なら、大人の俳優さんの癖を真似したりして演じていた」としっかりと役作りをして演じていたという中川さん。今回は監督から“中川翼そのままで演じてくれ”と言われたとふり返り、「“普段の自分とどう切り替えたらいいんだろう”と悩みました」と明かした。しかし、「リハーサルを何回かやらせていただき、監督からもいろいろご指導いただいて、今まで創ってきた中川翼が良い意味で壊れて、素の中川翼が出せるようになったんじゃないかと思います」と役者として新たな発見があったという。「作品の中の彰も、僕自身も成長していったなと思います。彰でいた時間があったから、自分がすごく変われた気がして、いろんな人に自分の素をさらけだすようになったと思います」と語り、役者としてさらに自信をつけた中川さんの圧巻の演技が映像で垣間見ることができる。中川さん自身の言葉を裏付けるように、共演した柳葉さんは「新鮮で癒されました。今、あの演技を俺にやれと言われたら、絶対に無理ですね。自分が若かった頃、果たしてあれだけの演技ができたかな?って思います」と、中川さんが当時13歳だったからこそ演じられる瑞々しい演技に舌を巻く。さらに彰の父親を演じた駿河太郎も「劇中の彰がちゃんと成長していっている感じが、撮影している中でもみれたのが親心を感じてしまいました」と彰を表現する中川さんの演技を絶賛。そして、彰の担任に扮した生駒里奈もラストシーンで中川さんを含む生徒たちの演技に「お芝居が凄すぎて私を含めた大人が全員感動して泣いていました。心が締め付けられて、自分のシーンより、この生徒たちだけのラストシーンが好きで、“いいもの観たなぁ”って感じました」と、主演の中川さんを中心にした素晴らしい演技に魅了されたとふり返っている。『光を追いかけて』はAL☆VE(アルヴェシアター/秋田)にて先行公開中、10月1日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:光を追いかけて 2021年10月1日よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて順次公開
2021年09月20日Koki,が俳優デビュー・初主演となる映画『牛首村』がクランクアップ、Koki,さん自らオファーを受けた際の葛藤や、一人二役を演じ「不安が倍増した」と当時の心境を明かすインタビューが到着した。『牛首村』のイメージビジュアルをバックに、シンプルかつモードな衣装で登場したKoki,さん。彼女が演じるのは、17歳の女子高校生・奏音と、その妹・詩音。奏音は、あることがきっかけで自分に妹の詩音がいることを知り、2人が離れ離れに暮らす真相を辿っていく。しかし、そこには“牛首村”にまつわる恐るべき秘密と忌まわしい風習が纏いついていた…そんな恐怖に襲われる二役を演じるという大役を務めたKoki,。映像では、清水監督から「感情の持っていき方が、すごくカッコよかった」と言われた出来事を嬉しそうに語るなど、ひと言ひと言に熱を込めながら撮影を振り返った。今回届いた映像内では本邦初のメイキングシーンも公開。撮影現場でのKoki,さんの様子と、インタビューを受けるKoki,さんが交互に映し出され、本作の撮影を彼女自身の言葉で振り返る貴重なものとなっている。「私は1人でホラーが見れないくらい、結構ホラーが怖いんですけど…」と語り始めるKoki,さんは、「1番最初にすごく驚いたのが主演のオファーをいただけたことですね。最初はやっぱり自分に主演が務まるのかとか、すごく不安になったんですけど、でもとてもうれしかったです」と語る。そんな彼女は、台本を読んだ際に「ホラー要素だけでなく、家族・友情・姉妹の絆が描かれており、すごく惹かれた」と語るも、「怖いと思う描写が、思わず涙が出てしまうくらいはっきりイメージしやすかった」と、文字からひしひしと伝わる恐怖に襲われていたことも明かす。さらには、「よく寒気がすると言うじゃないですか。本当に、ぞわっ…てするくらいすごく怖かったです」と念押しも。『犬鳴村』『樹海村』を手掛けてきた清水崇監督とのタッグで印象に残っているシーンや演出については、「たくさんあるんですけど…(笑)ネタバレになってしまうのであまり詳しくは言えない」とコメント。「清水監督が本当に丁寧に、本当は自分が気づかないといけないこととか全部細かいところまで本当に優しく教えて下さったのですごい助かりました」と明かし、終盤では、クランクアップの際に彼女の目から涙が零れる様子も映し出され、清水組との深い絆を感じさせた。果たして、彼女が演じる奏音・詩音姉妹に纏いつく恐怖とは一体何なのか?続報に期待が高まる。(text:cinemacafe.net)■関連作品:牛首村©2021 「牛首村」製作委員会
2021年09月20日《text:西森路代》津村記久子のデビュー作を原作に吉野竜平監督によって映画化された『君は永遠にそいつらより若い』が公開中である。本作は、就職も決まって後は卒論を残すのみという時期をすごしている大学生のホリガイ(佐久間由衣)を中心に描かれた物語だ。ホリガイは飾り気がなく、まわりからは変人扱いされたり、今も処女であることを周りの男子学生から指摘されたりもしていて、それに対して「もっとカジュアルかつポップに言えないかな」「ポチョムキンとか」と言い返したりもしている。そんなホリガイがひょんなきっかけから一学年下のイノギ(奈緒)に出会って、様々なことが変化していく。こうしたあらすじを読めば、ホリガイが自分の自意識と、どうつきあっていくかということを描いた作品だと思うかもしれない。大学生のモラトリム期間の葛藤の物語としても成立しうるのだが、この映画は、また別の面も持っていて、そこが筆者がこの映画に強く惹かれる所以でもある。ホリガイは、児童福祉士として地元での就職が決まっているが、そこには、一言では言い表わせない理由があった。それは、高二のときにテレビを見ていて知ったある事件に起因していた。ホリガイは、傷つけられた人を見て、常に心を痛めてしまう人であった。そして、そういう人だからかだろうか、彼女の周りには、様々な傷ついた人が存在していた。イノギも、やはり傷を抱えた人であったし、飲み会で出会ったのもつかの間、そのままこの世を去ってしまうホミネ(笠松将)にしても、バイト先で出会う、ちょっとお調子者に見えるヤスダ(葵揚)にしても、それぞれに何か痛みやコンプレックスを抱えていた。ホリガイは、そんな人の痛みに出会う度に、自分に何ができるのだろうかと考え、彼女自身も誰かを助けられないことで人知れず傷ついてしまう。実は、ホリガイが処女であることですら、自意識としての彼女だけの悩みというだけではなく、「経験」がないということで、人に本当の意味で向き合うことができるのだろうかという悩みでもあるのだということが、だんだんと分かって来るのだ。恥ずかしながら私は当初『君は永遠にそいつらより若い』というタイトルを聞いて、「若い」という言葉は、この物語の登場人物の若さの素晴らしさや可能性を称えるためにあるのかと思っていた。そうであれば、この映画もストレートに大学卒業間近の若者たちの青春群像劇になっていただろう。しかし、冒頭でも書いたように、この映画が青春群像劇であり、青春群像劇だけではない面があるのは、このタイトルの「若い」ということが、ホリガイが傷つけられた弱き存在に向けて放った言葉であるということが重要になっている。そもそも、この映画には、傷つけられた当事者と、傷つけられた人が周りにいるけれど、自分はその経験をしたわけではない非当事者で構成されている。後者はもちろんホリガイのことである。こうした当事者と非当事者の問題は難しい。現実の世の中を見渡しても、災害にあった地域の人たちと、その地域以外にいる人達や、差別されている人たちと、その差別をいたましく思っている人たちなど、当事者と非当事者はたくさん存在している。非当事者は、実際に体験していないから本当の意味での理解はできないだろうとあきらめてもいけないし、体験していないからこそ何かの力になろうとしても、「経験」がないからこそ、この行動は正解なのだろうかと思い悩んでしまったり、どんな言葉も空虚になってしまうのではないかと思ってしまうこともあるだろう。けれども、この映画を見ていると、同じ経験をしたわけではない自分にも、そうではない立場から、一緒に痛みを分かち合ったり、その原因をつきとめようと共に動くこともできるのだと思えてくる。この映画での当事者は、暴力や、児童虐待やネグレクトの被害者である。常にホリガイは、こうした当事者たちの痛みと出会ってしまい、自らの非当事者性と知らず知らずに向き合ってしまっているのである。もしかしたら、ネグレクトを前にして無力感を味わったホミネも大きな意味でいえば当事者だったかもしれないし、そう考えれば、ホリガイだって当事者になってしまう可能性もある。当事者をどうにか助けたいと思う非当事者たちは、「あのとき自分に何ができたのだろうか」ということで悩んでしまうものなのだろうし、その経験が人を優しく強くしていくのかもしれない。このように、ホリガイが自分自身だけを見つめるのではなく、他者の痛みに寄り添わずにいられないことは、彼女が児童福祉士という職業を選んだことにも大いに関わってくるし、そのことで、彼女の物語は終わらずに、この先もつらいけれど続いていくのだということがわかる。この映画は、個人的な痛みを描きつつも、その痛みをどうすれば分かち合えるのか、この痛みを味わう人をひとりでも少なくするにはどうしたらいいのかということに向き合っている。実は、そのことを突き詰めると、身近なものの善意や優しさで助け合うことだけではなく、公共の福祉や、もっと言えば行政などの働きが切実に必要なのだということが見えてくるのだ。そういう意味でも、この映画は、若者のある一時期のキラキラした季節を切り取っただけではない作品になっているし、その先も終わらずに続いていく物語になっているのだと思う。(西森路代)■関連作品:君は永遠にそいつらより若い 2021年9月17日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開©「君は永遠にそいつらより若い」製作委員会
2021年09月19日ムロツヨシが再び父を演じる初主演映画『マイ・ダディ』より、スペシャル映像“一男とひかりの親子編”がオンライン限定で公開された。今回到着した映像は、ムロさんが演じる父・御堂一男と、中田乃愛が演じる娘・ひかりにフィーチャーしたもので、少しぶつかりながらも仲良く暮らす様子が映し出されている。スペシャル映像“一男とひかりの親子編”牧師とアルバイトをしながら、男で一つで年頃の娘を育てる一男。約束の時間に遅れ、怒られたひかりが「うるさいなあもう」と、キツめに面倒くさがられる姿や、あえて大勢の前で「ああ言えばこう言う」と嫌みのようにこぼすシーンも登場。さらに映像と併せて、2人が向き合う場面写真も公開された。なお、今回の映像は第1弾となっており、本作をより楽しむことができるオンライン限定特別映像は、今後も公開予定となっている。『マイ・ダディ』は9月23日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ダディ 2021年9月23日より全国にて公開(C)2021「マイ・ダディ」製作委員会
2021年09月18日小松菜奈や宮沢氷魚が出演する、吉本ばなな原作の映画『ムーンライト・シャドウ』が現在公開中。この度、本作のコラボレーションソング、小袋成彬による「Parallax」のコラボMVが到着した。本作のコラボソングを歌う小袋さんは、2018年に宇多田ヒカルをプロデューサーに迎え、アルバム「分離派の夏」でメジャーデビュー。現在はロンドン在住でアーティストとして活動する傍ら、プロデューサーや作家としてもマルチに活動している。今回到着したMVは、本作のメガホンを取ったエドモンド・ヨウ監督が特別に制作。楽曲タイトルの「Parallax」は、“視差”(=ものを観察する場合に、見る場所や見る条件によって見え方に差ができること)という意味であることから、主人公・さつき(小松さん)の一人称で描かれる映画とはまた違った角度となる、さつきの恋人・等(宮沢さん)目線で物語を捉えた映像となっている。『ムーンライト・シャドウ』コラボソングMV夜明け前の薄暗い川の水面に横たわる等が映し出され、「Parallax」が静かに語りかけるように流れ出す本映像。本作のキーアイテムである“鈴”は、さつきと等の出会いを導くもので、イヤリングに付けていた鈴を失くして探すさつきと、それをたまたま見つけた等が、河原で出会う場面を神秘的に映し出す。恋人関係になるさつきと等の穏やかで幸せな日々、さつきと等の表情にフィーチャーした掛け合いの演出が続き、そして「あなたから隠れて黙って戦っていたこと」という歌詞が、お互い何か秘密にしていることがあるのではないか…と、暗示させるようで、物語の違った側面を幻想的に表現している。惜しくも本編からカットされてしまったシーンも使用されており、さつきや等らの心情の機微に触れるようで、観賞後にもまた違う角度から楽しめる映像だ。また本作を鑑賞した映画監督たちから絶賛コメントも到着。岩井俊二監督は「この映画を観た私たちはきっと何か特別な一日を手に入れるだろう」と言い、行定勲監督も「小さな音に耳をすますような研ぎ澄まされた感動がこの映画にはある」と話している。■エドモンド・ヨウ監督 コメントParallaxとは視差、物の位置の差異を表します。視点が変わると言う意味において、成彬さんの素晴らしい曲と映画『ムーンライト・シャドウ』は響き合っているのではないかと思います。映画はさつきの視点で語られますが、Parallaxと言う曲は等の声であると考えることが出来るのではないかと思います。等の言葉にし難い感情と言うものが、完璧にこの歌によって表現されていると思います。したがって、私は意図的にこのMVの中で、本編で使わなかったカットやシーンを取り入れました。そして等の視点から見た物語を再訪することを意図しました。等は居なくなったかもしれませんが、それは単にパララックスによるものです。さつきが別の視点で見ることによって、等の感情というものが残っているはずです。『ムーンライト・シャドウ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ムーンライト・シャドウ 2021年9月10日より全国にて公開©2021映画『ムーンライト・シャドウ』製作委員会
2021年09月17日コロナ禍にも関わらず、第42回日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を総なめにした前作の興行収入8.0億円を超える成績が確実となった『孤狼の血 LEVEL2』より、続編の製作が決定したことが発表された。公開前から業界内で賞賛の嵐を受けていた本作は、公開後も前作からのファンに加えて、バイオレンス映画を観るのは初めてといった新しいファンをも取り込む盛り上がりを見せている。SNSやレビューサイトには「今の閉塞感をぶっ飛ばしてくれる映画!」「前作から遥かにレベルアップ!」「最高に興奮した!続編を早く観たい!」「夜勤明けの眠たさもぶっ飛ぶ140分!」「衝撃過ぎて体力奪われる」「同じ映画をこんなに何回も映画館で見たのは初めて」など絶賛の声。また、東映や白石監督のもとには「こういった作品を待っていた。東映として、ぜひこの作品のシリーズ化を心の底から熱望します」という本作や本シリーズへの熱い思いが込められた手紙が多数届いている。そうしたファンからの熱い声を受け、東映は『孤狼の血 LEVEL2』の続編製作を決定。『孤狼の血 LEVEL2』の企画・プロデュースを担当した紀伊宗之は、「LEVEL2は、コロナ禍での公開になり悔しい。めちゃ悔しい。平和になったその時にレベルアップさせた第3作目に期待して下さい!」とコメント。また本作プロデューサーの天野和人は「生き残った男たちの決着を、撮影中から皆で探していました。広島はまだまだ熱い!」とコメントを寄せ、東映株式会社代表取締役会長・多田憲之は「2度あることは3度ある。『孤狼の血 LEVEL2』は今の世の中の閉塞感を吹き飛ばす熱量をもった作品となりました。時代に風穴を開ける作品を作り続けることが東映の使命ですので、続編の決定を致します」とコメントしている。『孤狼の血 LEVEL2』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会孤狼の血第3作目(仮)
2021年09月17日田中みな実が仕事や暮らしに充足感を得ながらも、周囲の雑音に傷つき、苦しみ、揺れる30代の独身女性を等身大で演じる映画『ずっと独身でいるつもり?』より、特報映像が到着した。今回到着したのは、田中さん演じる主人公・まみを始めとした、それぞれ違う環境で生きる4人の女性たちが幸せを探し、もがく姿を映し出した特報映像。執筆したエッセイが多くの女性から共感を得、一躍有名ライターになったまみが、「ずっと一人で生きるのも、しんどいなぁって…」とこぼすシーンからスタートし、一人で生きていく自分の生活に誇りを持って生きているはずが、何かが足りないと感じる、まみと同じ36歳・独身の由紀乃(市川実和子)、華やかな世界から抜け出せないことに焦りを感じる、無職のパパ活女子・美穂(松村沙友理)と続く。そして、ていねいな暮らし系インスタグラマーの主婦・彩佳(徳永えり)からは、結婚して子どもにも恵まれ、幸せそうに見えるも「結婚すれば幸せになれると思ってた…」と意味深に語られる。さらに後半には、彼女たちのリアルな心の叫びも。最後はウエディングドレス姿のまみが車を運転するシーンで締めくくられている。『ずっと独身でいるつもり?』特報映像また映像と併せて、4人の女性たちが写し出された新たな場面写真も到着。幸せ捜しの始まりを感じさせるカットとなっている。『ずっと独身でいるつもり?』は11月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ずっと独身でいるつもり? 2021年11月19日より全国にて公開© 2021日活
2021年09月17日現在公開中の映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』より、スペシャルエンドロールメイキング映像が公開された。映画公開直後から話題となっている今作のエンドロールでは、「King & Prince」が歌う主題歌「恋降る月夜に君想ふ」に合わせて、平野紫耀、橋本環奈、佐野勇斗、浅川梨奈、影山優佳という生徒会メンバーを演じるキャストが、ダンスを披露している。今回到着した映像では、そんなエンドロールダンスの練習姿と撮影の様子が収録されている。練習では、体育祭の衣装でもある体操服姿で熱心に取り組む彼ら。「King & Prince」を担当する振付師の指導のもと、驚異的な集中力とスピードでダンスを習得していく過程を捉えた。また本番の様子を収めた撮影メイキングでは、制服に身を包んだ5人のパフォーマンスの一部が収録。同じ振り付けでも、それぞれ違って見える個性溢れる踊りを披露している彼ら。劇場では、初日舞台挨拶時に平野さんが絶賛した「石上らしい佐野の腰の動き」や「浅川の振り向きポーズ」にも注目だ。『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』ダンスメイキング公開初日舞台挨拶では、そんなエンドロールダンスについて、実は「King & Prince」よりも先に練習と撮影を行っていたため、生徒会メンバーの映像を見ながら、「King & Prince」がダンス練習をしていたというエピソードも飛び出し話題に。5人全員がダンス経験者という奇跡のコラボが実現したエンドロールダンス見たさに、劇場へ足を運ぶリピーターもいるようだ。『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』は全国東宝系にて公開中。King & Prince「恋降る月夜に君想ふ」は10月6日(水)リリース予定。(cinemacafe.net)■関連作品:かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル 2021年8月20日より全国東宝系にて公開ⓒ2021『かぐや様は告らせたい2』製作委員会ⓒ赤坂アカ/集英社
2021年09月17日「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を映画化し実力派キャストが集結した『護られなかった者たちへ』より、メイキング映像が解禁となった。本作は、佐藤健、阿部寛ほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の俳優陣で贈る衝撃と感動のヒューマン・ミステリー。今回解禁されたのは、連続殺人事件の容疑者・利根(佐藤さん)を、刑事・笘篠(阿部さん)、そして部下の蓮田(林さん)が雨の中を全速力で追いかけるシーンのメイキング映像。本編の中でも、苫篠と蓮田が利根に初めて接触する、緊張感高まる場面だ。現場では「もう一丁、まだ熱い画は撮れてないぞ!」と瀬々監督から声が上がるなど、熱気あふれる撮影となった。キャストとスタッフを悩ませたのは当日の雨。当初、瀬々監督は雨の中で撮るつもりはなかったが、スケジュール的にもあとがなかったために、全身ずぶぬれになりながらの撮影に。幾度も繰り返し走るキャスト3人と必死でついていく撮影隊。苫篠が利根を見つけて走り始めるシーン、長い歩道橋でひたすら走り続け追いかけるシーン、歩道橋を降りてから住宅街へと続くシーンと、走り続けるカットが繰り返し撮影された。このシーンの撮影について佐藤さんは「長いんですよ、距離が(笑)。結構何回もやりましたから。雨も降っていて疲れました」と話し、阿部さんも「雨の中1日中、林君と何十本も200m以上のダッシュをしたのですが、20年ぶりくらいに全速力で走って、結構(体力が)もったので、自分の中ではちょっと嬉しかったです(笑)」と撮影をふり返った。悪天候の中、全力で挑む実力派キャストたちと過酷な撮影にのぞむスタッフたちの苦労と努力がうかがえるメイキング映像となっている。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月17日千葉県船橋市立船橋高校に代々受け継がれている応援曲「市船soul」を作曲した浅野大義さんと、吹奏楽部の絆が生んだ奇跡を辿った映画『20歳のソウル』にて、尾野真千子が主人公の母親役を務めることが決定。併せて、コメントが解禁された。生前、市船の吹奏楽部員だった大義さんは、野球部を応援する曲を作りたいと「市船soul」を作曲。市船を勝利へ導く神応援曲として仲間たちを勇気づけ、やがて病に侵された彼自身にも生きる力を与える曲になった。20歳でこの世を去った大義さんの告別式には、吹奏楽部顧問・高橋健一先生の呼びかけのもと、164名もの市船吹奏楽部OBが集まり、1日だけのブラスバンドを結成。「市船soul」を演奏し、大義さんを送り出した。その後その出来事を大義さんの母・桂子さんが朝日新聞に投稿。記事を読んだ中井由梨子氏が桂子さんに直接取材をし小説にしたことで、今回の映画化に繋がった。主人公・大義さんを演じる神尾楓珠と顧問・高橋先生役の佐藤浩市の出演がすでに発表されていた本作。大義さんの青春を支え、また息子の闘病を最期まで明るく勇気づけた母・浅野桂子役を演じた尾野さんは「やはり実在する母というのはとてもやりにくいものです。ですが、とてもやりがいを感じました。本当の話に失礼のないように、当時を思い出して辛くさせるだろうとわかっていましたが家族の方に当時の事を質問し、撮影に挑みました。おかげさまで息子を全力で愛し、物語に向き合う事ができたように思います」とコメント。また原作者であり、本作の脚本も担当した中井氏は「尾野真千子さんが桂子さんの役をお引き受けくださったと聞いたときは、朗らかな明るい笑顔と笑い声、そして何よりさっぱりとした気丈な雰囲気が、桂子さんと強く共通していると感じました。撮影現場で尾野さんと今回の役についてお話させていただいた時、『どのシーンを読んでも涙が出てくる』と仰っていました。その言葉通り、尾野さんはスクリーンの中で、笑顔の下に常に涙を湛えている桂子さんの繊細さを丁寧に汲み取りながら存在してくださいました」とコメントを寄せている。『20歳のソウル』は2022年全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:20歳のソウル 2022年全国にて公開予定©2022「20歳のソウル」製作委員会
2021年09月16日『神童』『マエストロ!』に続く、音楽シリーズ三部作の最終作、井之脇海主演映画『ミュジコフィリア』。この度、新規映像を含めた本作の本予告映像が公開された。今回の映像では、公開中の特報では描かれていない、主人公・朔(井之脇さん)と朔に想いを寄せるヒロイン・凪(松本穂香)の交流や、オーケストラの指揮をとる大成(山崎育三郎)の新シーンが登場。朔と大成、兄弟が言い合う場面も…。また、朔が求める“音楽とは”の答えを秘めた、一本の鍵の存在も今回明らかになっている。ほかにも、本作にさらなる厚みをもたらす、石丸幹二、神野三鈴、濱田マリといった実力派俳優たちの出演映像も初公開となった。『ミュジコフィリア』予告映像『ミュジコフィリア』は11月19日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。※11月12日(金)京都先行(cinemacafe.net)■関連作品:ミュジコフィリア 2021年秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(京都先行)(C)2021 musicophilia film partners(C)さそうあきら/双葉社
2021年09月16日卒業後10年ぶりの再会、週末だけ母校に集まる大人になりきれない20代女性たちの等身大の物語『シノノメ色の週末』。桜井玲香、岡崎紗絵、三戸なつめが共演する本作からこの度、予告編が公開された。美玲(桜井さん)とまりりん(岡崎さん)、アンディ(三戸さん)が、高校の廊下を走り抜けるシーンから始まる今回の映像。母校の廃校が決まり、元人気読モの美玲、元地味系のまりりん、ムードメーカーのアンディの放送クラブ3人は、10年ぶりに再会。昔埋めたタイムカプセルを探し校庭を掘り起こしたり、女子高生時代の制服を教室で着てみたりと、楽しい時間が流れるが、それぞれの本音が溢れ出て、あの頃とは違う、何者にもなれない20代女性たちのモヤモヤが浮き彫りになっていく。さらに、彼女たちの中に篠の目女子高校最後の学生・杉野あすか(中井友望)が参加し、制服の下にジャージを履いて卓球するシーンや、まりりんの会社の上司(工藤阿須加)が登場と、波乱の起こりそうな展開も。『シノノメ色の週末』予告編また、本作の主題歌も決定。楽曲は、TVアニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」エンディングテーマとなる「名もない花」でメジャーデビューした新人・佐藤ミキが歌う、作詞・高橋久美子、作曲・金澤ダイスケ(フジファブリック)の強力タッグで本作のために書き下ろされた「東雲の空」。佐藤さんのシルキーボイスが、映画を切なさと優しさで包み込む。佐藤ミキ佐藤さんは「想いを込めて歌わせて頂きました。主題歌『東雲の空』がこの映画に寄り添い、皆様の背中をそっと押してくれるような楽曲になりますように」とコメントし、楽曲を手掛けた2人も「美しい楽曲と、佐藤ミキさんの切なく強い歌声、そして映画の彼女らに導かれた歌詞です。見終わったあと、さらに余韻を広げてくれたらいいなと思います」(高橋さん)、「誰しもが持つノスタルジーに寄り添えられるような、そんな曲になればと思い曲を書きました。遠く離れた人や近くにいる人、思い出や記憶も然り、自分との『距離』を意識せずにはいられない、そんな時代の中で自然に作る事ができた曲なのかなと思います」(金澤さん)と語る。そして桜井さんも「素敵な音楽が作品の世界観を表現してくれていて、より甘酸っぱさが増しました!」と楽曲について話している。『シノノメ色の週末』は11月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シノノメ色の週末 2021年秋、全国にて公開予定©️2021「シノノメ色の週末」製作委員会
2021年09月16日森山未來を主演に迎え、伊藤沙莉、大島優子、萩原聖人、東出昌大、SUMIRE、篠原篤ほか個性豊かな豪華キャストを迎えたNetflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』。この度、初公開となる本編映像を交えた予告編映像が解禁された。予告編映像は、文通のやり取りを経て、主人公の佐藤(森山未來)とかおり(伊藤沙莉)が初めて出会った原宿のカフェの映像から始まる。出会いは1995年。90年代カルチャーの中心街だった原宿で交わす慣れない会話。「おもしろいと思う」と言ってくれたかおりを見上げる佐藤の、「普通じゃない自分を目指していた」90年代から、やがてテレビの美術制作会社で働きはじめ仕事に奔走する毎日、書きたい小説を全く書けない“何もない”自分が映し出されていく。そしてバーテンダーのスー(SUMIRE)との出会い、恵(大島優子)との別れ、2020年までの時代の変化とともに様々な通り過ぎた思い出が語られる。そんな「あの時も、あの場所も、あの人も、すべてが今の自分に繋がっている」ことに気づく佐藤の25年の歳月が、豪華キャストとともに抒情的な映像で綴られている。Netflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』は11月5日(金)よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかにて公開&NETFLIXにて全世界配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ボクたちはみんな大人になれなかった 2021年Netflixにて全世界同時配信予定©2021 C&Iエンタテインメント
2021年09月16日木竜麻生と藤原季節が出演する、20代の等身大の恋愛の危うさと歯がゆさを描いた映画『わたし達はおとな』の公開が決定した。大学でデザインの勉強をしている優実。ある日、自分が妊娠していることに気づく。知り合いの演劇サークルのチラシを作ったことがきっかけで出会った、直哉という恋人がいるが、父親が彼という自信を持てないでいた。一方、直哉は現実を受け入れようとすればするほど、優実への想いや考えがすれ違っていく――。主演を務めるのは、『菊とギロチン』で映画初主演を果たし、『鈴木家の嘘』でヒロイン役に抜擢され、その年の多くの映画賞を受賞した木竜麻生。共演は、『his』『佐々木、イン、マイマイン』に出演した藤原季節。本作で2人は初共演となる。本作は、メ~テレと制作会社ダブが製作、新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(NOT) HEROINE MOVIES”=ノット・ヒロイン・ムービーズの第1弾公開作品。今回は、「部活、好きじゃなきゃダメですか?」「俺のスカート、どこ行った?」などの脚本を担当してきた加藤拓也が監督を務める。<コメント>加藤拓也監督演劇と映画は全く違いますし、自分が演劇で良しとしているものがどうすれば映像の中でもできるのかまだわかっちゃいませんが、今回は普段から一緒に演劇をやっている人達と稽古をして稽古をして、リテイクをしてやり込んだ結果の生感というもの、だからつまりライブ感ですよね。生イコール演劇ではございませんが、私達を通じて私達を見つめる、とにかく生活がそこにあると思える生活の映画が出来上がったのではないかと思っております。私達の生活を非日常で俯瞰して体験する、そんなことがテーマの映画です。一口にラブストーリーと言われてしまえばそれまでなのですが繰り返し言わせていただきますとこれは生活の映画なのです。ドキュメンタリーじゃないですよ。アドリブもないですよ。映画だから。木竜麻生「"生活"や"暮らし"がそこにある」「表と裏だけじゃなくて、もっといくつも面があるんだと思う」加藤監督が言っていた言葉を心に書き留めて、相手と役と自分と向き合ってみた。ある時、たくさんの人に守られているような初めての感覚の中で、見たことのない顔をした自分がいた気がしました。あのアパートや道端、そしてそこのカフェ。あらゆるところにこの映画の中の人達がいるんじゃないか....そんな気がしています。藤原季節加藤拓也監督の書いた物語にこれまで多く参加してきたが、その度に文字通りボロボロになった。彼の脚本や芝居は、基本は技術的な積み重ねの上に成り立っているが、最後には激しくエモーショナルな部分で戦うことを自然に求められる。それでいつもボロボロになるわけだが、『わたし達はおとな』ではそのボロボロ具合がいつもとは比にならなかった。木竜麻生さん演じる優実と一緒に、傷つけ合ったり笑ったりしながら、この物語を駆け抜けた。優実がそこに存在していたということは、僕の癒えない心の傷がずっと証明している。『わたし達はおとな』は2022年6月10日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年09月16日