「TOKIO」長瀬智也が主演を務めるほか、吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶ、池脇千鶴ら豪華キャストが出演する7月スタートの新日曜劇場「ごめん、愛してる」。この度、主題歌が宇多田ヒカルの新曲「Forevermore」に決定したことが分かった。幼いころ母親に捨てられ不遇な環境で過ごしてきた岡崎律(長瀬智也)。底辺で生きる彼の居場所はもはや裏社会にしかなかった。そんな暗澹とした日々を送っていた律は、ひょんなことから一人の女性・三田 凜華(吉岡里帆)を助ける。後にこれが2人にとって運命を変える出会いとなる。ある日、律は事件に巻き込まれ頭に致命的なけがを負い、命がいつ尽きるかわからない状態に。せめて最期に親孝行がしたいと実母を探し始めた律は、情報を掴み母親・日向麗子(大竹しのぶ)を探し当てる。しかし、律が目にしたのは貧しさゆえに自分を捨てたと思っていた母親が息子のサトル(坂口健太郎)に溢れんばかりの愛情を注ぐ姿。裕福で幸せそうな2人の様子に愕然とした律は、母親への思慕と憎しみに葛藤する。そんなとき、律は凜華と再会。凜華は幼なじみであるサトルに思いを寄せていたが、その想いは届かず寂しさを抱えていた…。本作は母に捨てられ、これまで誰にも愛されなかった悲運を呪い愛を求める、長瀬さん演じる律と、だんだん彼に惹かれていく純粋で愛情深い凜華(吉岡里帆)、母の愛を一身に受け屈託なく生きるアイドルピアニストのサトル(坂口健太郎)、そして自分が産んだ律がそばにいることに気づかずサトルを溺愛する麗子(大竹しのぶ)。「律―凜華―サトルの男女」、「律―サトル―麗子の母子」、この2つの三角関係が交差する切ないラブストーリー。そして今回、本作の主題歌が宇多田さんの新曲「Forevermore」に決定。宇多田さんがTBSドラマに書き下ろすのは、2002年に放送された「First Love」の主題歌「SAKURA ドロップス」以来15年ぶり。主題歌について清水真由美プロデューサーは、「『ごめん、愛してる』というドラマの世界観をより大きく広げることが出来る強いテーマソングってどんな曲だろう?と純粋に悩みました」と明かし、「今回宇多田ヒカルさ んにご快諾いただけて、本当に理想的キャスティングだと思っています。リクエストはただひとつ、“2010年代を代表するラブソング”でした。出来上がった曲を聴いて、大きくて深くて切なくて、本当に想いが通じた気持ちになりました。ぜひ、ご期待ください」とコメント。なお、「Forevermore」は、7月28日(金)より配信リリースされる。日曜劇場「ごめん、愛してる」は7月9日(日)より毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。※初回25分拡大(cinemacafe.net)
2017年06月26日俳優の高橋一生が長瀬智也主演の映画『空飛ぶタイヤ』(2018年公開)に出演することが21日、わかった。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。高橋が演じるのは、大手ホープ銀行の本店営業本部で、ホープ自動車の担当をしている井崎一亮。ホープ自動車の経営計画に疑問を感じ、調査を開始する。冷静沈着に本質を見失わず、心に熱い正義を持っている男という役どころで、物語の大きな軸の一つとなる。長瀬とは『池袋ウエストゲートパーク』(00)、『ハンドク!!!』(01)に続き3度目の共演、また池井戸潤原作作品への出演も3度目となった。矢島孝プロデューサーは、高橋の起用理由について「沈着冷静に物事を判断しようとする眼力の強さと佇まいで、登場しただけで鮮烈な印象を残せると思い、オファーさせていただきました」と明かす。また、本木克英監督は「作らない演技によって強烈なリアリティーを打ち出す、独自の境地を得た俳優だと思います」と高橋の良さを表現。「低音の美声と不意に見せる笑顔に、世の女性たちが魅了されている理由がよくわかりました」と、魅力に気づいた様子だった。高橋は池井戸作品に対して「勝手にご縁を感じてしまっています」と語り、「池井戸さんの描く社会的な要素や人間の本質だったりするものが、社会を通して浮き彫りになっていく作品が多いので、出演させていただくことは役者冥利につきます」と熱弁。役については「秘めたる熱量がとても強い男」と説明した。すでに撮影は終了しているが「外向きはそこまで見えないですが、本質は熱い信念を持っているので、そのあたりをしっかりと演じ切れたんじゃないかなぁ……という過大評価はできないですが(笑)」と自信を見せる。「でも監督がOKと言ってくださったのでそれを信じます!」と語った。(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年06月22日「TOKIO」メンバーの5人が毎回ゲストを迎え繰り広げるトークや“心理戦”も視聴者にとって見どころになっている「TOKIOカケル」。その6月21日(水)今夜放送回に、俳優やミュージシャンとして活躍するディーン・フジオカが出演する。香港、台湾、ジャカルタ、インドネシア、北米、そして日本と世界各地で俳優だけでなく音楽活動でもその才能を発揮。日本では2015年放送のドラマ「探偵の探偵」で注目され、NHK連続テレビ小説「あさが来た」では“五代様ブーム”を巻き起こしたのも記憶に新しいディーンさん。今回国際派俳優の彼を迎えて行う企画は、番組人気の“生まれて初めて聞かれました”。これは「TOKIO」の5人が“ディーンさんがいままで聞かれたことがないであろう質問”をカードに記入。それらのカードを1枚ずつ引いてそこに書かれた質問に答えていくというもの。またトークではその語学力にまつわる話題やアジアでの貧乏生活の話。山口達也からの「トイレットペーパー、どう巻いている?」という意外すぎる質問で、トイレでのクセまでディーンさんの“素顔”に迫る。さらに長瀬智也との初セッションのあとには、弾き語りはお酒を飲んだ後でしかやらないと言った城島茂が、大切な人だけに見せる弾き語りを特別に披露する。ディーンさんの華麗なる半生が語られる今夜の「TOKIOカケル」をお楽しみに。ディーンさんの主演最新作となる映画『結婚』が6月24日(土)より全国にて公開される。年齢も境遇も違う、様々な女たちの心の隙間に入り込み、その色気で翻弄していく結婚詐欺師・古海健児(ディーンさん)。あるときは小説家、またあるときは空間コーディネーターと次々と姿を変え、結婚詐欺を行っていく。騙された女たちは、ついに古海の相棒・千石るり子にたどり着くのだが…。直木賞作家・井上荒野が“結婚詐欺”を題材に、騙す男と騙される女たちの孤独と欲望を描いた同名長編小説を原作に、連続テレビ小説「あさが来た」でチーフ演出を務めた西谷真一監督がメガホンをとった。脚本は連続テレビ小説「梅ちゃん先生」、「結婚できない男」や「お迎えデス。」の尾崎将也が担当。連続テレビ小説「まれ」の矢野陶子役で注目された新鋭女優・柊子がディーンさんの相棒・千石るり子を演じて共演する。「TOKIOカケル」は6月21日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年06月21日今年1月に復活したことでも話題となったゲームバラエティ番組「関口宏の東京フレンドパーク」。先日、「関口宏の東京フレンドパーク2017 7月ドラマ大集合SP!!」として放送されることが発表されたが、この度、番組に出演するゲスト俳優陣12人が決定し、放送日も7月3日(月)19時より3時間スペシャルで放送されることが分かった。2011年3月の番組終了以来、約6年ぶりに帰ってきた今年1月の復活第1弾は、木村拓哉、竹内結子、松たか子、松田龍平ら新春ドラマの俳優陣が一挙勢ぞろいという華やかさが大きな反響を呼び、視聴率も13.4%と高い数字を記録していた(※ビデオリサーチ調べ・関東地区)。そして今回は、7月よりスタートする「日曜劇場」、「火曜ドラマ」、「金曜ドラマ」の3つのドラマからそれぞれ4人、合計12人の豪華俳優陣が集結!2004年に韓国・KBSテレビで制作され、「冬のソナタ」をしのぐ29.2%の最高視聴率を記録、その年の韓国ドラマ界の各賞を総なめにしたドラマを基に描く日曜劇場「ごめん、愛してる」からは、主演を務める「TOKIO」の長瀬智也を始め、吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶ。「YOU」(集英社)で連載された深谷かほるの漫画を原作にした、火曜ドラマ「カンナさーん!」からは、グラマラスな“ぽっちゃり体型”に人並みはずれたファッションセンス、男気あふれるサバサバとした性格の“イイ女”役で主演を務める渡辺直美のほか、要潤、工藤阿須加、斉藤由貴。そして、東京都板橋区の下赤塚にひっそりと事務所を構える「あかつか探偵事務所」を舞台に繰り広げる探偵ドラマ、金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」からは、主演の瑛太、深田恭子、森田剛、中岡創一(ロッチ)が出演する。今回この12人は、前回の5つのアトラクションに新たに2つを加えた合計7つのアトラクションに挑戦。2人乗りバイクを操り蕎麦をゴールに届ける「デリソバ」、リズムに合わせて光るドラムを順番通りに叩く「フール・オン・ザ・ヒル」に加え、「東京フレンドパーク」の代名詞「ウォールクラッシュ」や頭脳と体力を使う「クイズ!ボディ&ブレイン」、タイミングを合わせて光を止める「フラッシュザウルス」、巨大シーソーでボールを運ぶ「ネヴァーワイプアウト」、ユニークなコスチュームに身を包んだホンジャマカと対戦する「ハイパーホッケー」、それぞれのアトラクションで競うことになる。「関口宏の東京フレンドパーク2017 7月ドラマ大集合SP!!」は7月3日(月)19時~TBSにて放送。「ごめん、愛してる」は7月より毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。「カンナさーん!」は7月18日(火)より毎週火曜日22時~TBSにて放送(初回15分拡大)。「ハロー張りネズミ」は7月より毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年06月17日「TOKIO」の長瀬智也が主演を務め、吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶら豪華キャストが出演する新ドラマ「ごめん、愛してる」。この度、本作に韓国の人気俳優イ・スヒョクが出演することが分かった。彼が日本のドラマに出演するのは今回が初めてとなる。本ドラマは、母に捨てられ、これまで誰にも愛されなかった悲運を呪い愛を求める長瀬さん演じる律と、だんだん彼に惹かれていく純粋で愛情深い凜華(吉岡里帆)、母の愛を一身に受け屈託なく生きるアイドルピアニストのサトル(坂口健太郎)、そして自分が産んだ律がそばにいることに気づかずサトルを溺愛する麗子(大竹しのぶ)。律、凜華、サトルの男女、律、サトル、麗子の母子、2つの三角関係が交差する切ない愛の物語だ。今回新たに出演が決定したのは、韓国ドラマ「運勢ロマンス」や「ナイショの恋していいですか!?」などに出演する韓国の人気若手俳優イ・スヒョク。彼が演じるのは、律を兄のように慕っている、韓国マフィアの跡取り息子・ぺクラン。生まれてすぐに親に捨てられ、養護施設からある夫婦の養子となった律は、養父母の赴任先の韓国・ソウルで家出。それ以来、韓国の裏社会で生きてきた。律はぺクランの父が経営するカジノの用心棒であり、ぺクランにとっては唯一心を許せる存在。ぺクランは、律が実の母親を探すために日本に戻るというストーリーのきっかけを作る重要な役どころとなっている。「韓国語で演技を出来るのでラッキーでした」と話すイ・スヒョク。本作は、2004年に韓国・KBSテレビで制作され、「冬のソナタ」をしのぐ29.2%の最高視聴率を記録、その年の韓国ドラマ界の各賞を総なめにしたドラマが原作とあって、「光栄に思います。韓国でもとても話題になると思うので、いい演技を見せたい、頑張りたいという気持ちがありました。主演である長瀬さんと頑張って力を合わせて、いい演技を通していいドラマになるよう頑張りたいと思います」と意気込み。主演の長瀬さんについては、「韓国で『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』などの作品やCMなども見たことがあり、とても有名な方だと知っていました。とても気さくに接してくれてとても嬉しかったです。ですから、韓国のロケでは私がおもてなししたいです」と話し、撮影ではガンアクションや泣くシーンなど幅広い演技が求められたそうで、「アクションは何でもできます。また、泣くような感情を込めるシーンも好きです。感情を込めるシーンはもっと上手くなりたいですね。アクションはすでに上手いです(笑)。本当は、自信のあるアクションをもっとお見せしたかったです」コメント。さらに、「ぺクランを守るために律が命をかけ、それゆえに律が日本に戻らざるをえなかったという、このストーリーの始まりを創り出す役割を担っているので、律とぺクランの男同士の絆、韓国でいう“ブラザーロマンス”をうまく描きたいですし、そういうところをみなさんにも見て欲しいと思います」と見どころを語り、「韓国ではとても有名な誰でも知っているドラマなので、韓国でそうだったように、日本でもヒットしてもらえるといいなと思います」と願った。日曜劇場「ごめん、愛してる」は7月より毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年06月10日女優・池脇千鶴が、「TOKIO」の長瀬智也が主演する7月スタートの新ドラマ「ごめん、愛してる」に出演することが決定。民放の連続ドラマにレギュラーで出演するのは、2003年放送の「大奥」以来14年ぶりとなる池脇さんは、高次脳機能障害を持つ難役に挑戦する。幼いころ母親に捨てられ不遇な環境で過ごしてきた岡崎律(長瀬智也)。底辺で生きる彼の居場所はもはや裏社会にしかなかった。そんな暗澹とした日々を送っていた律は、ひょんなことから一人の女性・三田 凜華(吉岡里帆)を助ける。後にこれが2人にとって運命を変える出会いとなる。ある日、律は事件に巻き込まれ頭に致命的なけがを負い、命がいつ尽きるかわからない状態に。せめて最期に親孝行がしたいと実母を探し始めた律は、情報を掴み母親・日向麗子(大竹しのぶ)を探し当てる。しかし、律が目にしたのは貧しさゆえに自分を捨てたと思っていた母親が息子のサトル(坂口健太郎)に溢れんばかりの愛情を注ぐ姿。裕福で幸せそうな2人の様子に愕然とした律は、母親への思慕と憎しみに葛藤する。そんなとき、律は凜華と再会。凜華は幼なじみであるサトルに思いを寄せていたが、その想いは届かず寂しさを抱えていた…。主人公・岡崎律役を長瀬さん、ヒロイン・三田凛華役を吉岡里帆、さらに坂口健太郎、大竹しのぶといった豪華キャストの出演が決定している本作。今回新たに発表された池脇さんが演じるのは、律と同じ児童養護施設で育った河合若菜役。彼女には8歳の息子がいるが、若菜自身子どもの頃に事故に遭い高次脳機能障害となり、事故のときと同じ7歳程度の知能で止まってしまっているという役どころだ。『そこのみにて光輝く』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞やアジア・フィルム・アワード最優秀助演女優賞を受賞するなどその演技力が高く評価される池脇さん。今回の役を演じられるのは彼女しかいないと、本ドラマの脚本を務める浅野妙子とプロデューサーの意見が一致し、熱烈なアプローチを受けて今回の出演が決定した。作品について池脇さんは「お話自体、普遍的な愛の話で、いいなと思ったんです。私の一人よがりの感覚ではなく、いま観る人たちにとってはとても新しく響くかなと。いろいろな広がり、可能性をこのドラマに感じました」話し、今回の出演の決め手については「悩みました。悩みましたけど、プロデューサーに説得されました(笑)『ぜひ!』と熱心に言っていただいて、背中を押されたので決めた、という感じです」とコメント。また若菜を演じるために、高次脳機能障害について勉強、自ら何度も取材に赴き、障害を理解しようと関係者に質問を重ねたそうで、「まず、本屋さんや図書館に行っていろいろな本を読みました。それから動きやお芝居のヒントがあったらいいなと思い、プロデューサーにお願いして探していただいて、3人の高次脳機能障害の方とお会いしてお話ができました。たわいもないことばかりを話しましたが、私にとってはとても身になるもので、いろいろな表情を見せてくださったり生活の一部を見せてくださったり。おしゃべりをすることで掘り下げて得られたものがありました。取材させていただいた中でいろいろなエッセンスを使って自分なりに若菜像を作り上げることができたので、とても助かっています」と明かした。また池脇さんのほかにも、サトルが夢中になる個性的な天才サックス奏者・古沢塔子役に、連続テレビ小説「花子とアン」「べっぴんさん」、現在放送中の「フランケンシュタインの恋」などに出演する大西礼芳が好演。塔子は“恋に奔放で自分の思うまま自由にかっこよく生きる”という役どころ。塔子はサックス奏者だが、大西さん自身も13歳から7年間サックスを吹き経験を積んできたそうで、劇中でも吹くシーンが登場するという。そのほか、律の出生の秘密を知るゴシップ記者・加賀美修平を六角精児、麗子のマネージャーで凜華の父・ 三田恒夫を中村梅雀が演じる。加賀美はある理由から麗子を憎んでおり、彼女を不幸にしたいと律に近づき、一方恒夫は麗子を崇拝していて、彼女の幸せのためなら手を汚すことも厭わない人物。麗子を巡る2人の男性はそれぞれ秘密を抱えており、ベテラン勢2人がドラマにサスペンス色を加える。日曜劇場「ごめん、愛してる」は7月より毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年05月19日男性デュオ「タッキー&翼」の滝沢秀明(35)が5月17日、都内で行われた初主演映画「こどもつかい」(6月17日公開、清水崇監督)のスペシャルイベントに出席した。 滝沢が演じるのは、子供の霊を操り悪い大人の命を奪う謎の男「こどもつかい」。滝沢にとってホラー作品は初挑戦となり「芸能活動を通じてホラーに関わるとは想像もしなかったので、自分にとっては挑戦の作品です」と話した。 「滝沢は役づくりのために特殊メイクにも初めて挑戦。ビジュアルも不気味だが、監督と徹底的に打ち合わせを重ねたという怪演ぶりだったそうです。ダイジェスト版が上映されましたが、場内の女性ファンは恐怖のあまり大きな悲鳴をあげていました」(イベントを取材した記者) 見事に“殻”を破って新境地を開拓した滝沢だが、他にもジャニーズではこうしたケースが。昨年公開映画「ヒメアノ~ル」で映画単独初主演をつとめた「V6」の森田剛(38)も、玄人筋から絶大な評価を受けたという。 「森田が演じたのは殺人鬼役。すっかり役が憑依して背筋がゾっとする演技でした。単館系にしてはなかなかの集客。映画賞に推す声もありましたが、作品の内容があまりにも残虐なため、受賞には至らなかったといいます」(映画関係者) そして来年公開が発表された、直木賞作家・池井戸潤氏(53)の原作を映画化した「空飛ぶタイヤ」。主演の「TOKIO」長瀬智也(38)が演じるのは、中小運送会社の社長役だ。 「原作の主人公と実年齢が近いこともあり、見事に役にハマったようだ。公開が発表されただけなのに、映画ファンの期待が高まっています」(前出・映画関係者) 今後も続々とジャニーズタレントたちが、グループで培った実力を映画で発揮してくれそうだ。
2017年05月18日俳優のディーン・フジオカが、長瀬智也主演の映画『空飛ぶタイヤ』(2018年公開)に出演することが17日、わかった。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。ディーンが演じるのは、ホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太。赤松からの再調査要求を疎ましく思いながらも、調べていくうちにリコール隠しに気づいてしまう。自分の正義と、サラリーマンとしての立場に揺れる役どころで、原作にはない赤松との対峙シーンも描かれていく。矢島孝プロデューサーは、ディーンの起用理由を「表面のクールさと内に秘めた熱さ、繊細さと大胆さ、組織の理論と個人の価値観、そんな二面性を持つ沢田を演じられるのはディーン・フジオカさん以外にいないと確信し、オファーいたしました」と説明。また、本木克英監督も「男から見ても溜息が出るほど美しい容姿と、鍛え抜かれた肉体から発するキレの良い所作に、往年の日本映画の二枚目俳優が彷彿とさせられました」と絶賛した。主演の長瀬は、ディーンについて以前から「音楽好きなんだという印象があった」と明かし、「クランクインした日からずっと音楽の話をして盛り上がっています」と撮影中の様子を語る。「感覚的に自分に近いものを感じています!」と印象を話した。一方ディーンは長瀬について「本当に気持ちの良くて楽しい方です。スカっと晴れた日のカリフォルニアみたいなイメージ」とコメント。初共演となるが、2人が絡むシーンはあまりなく、長瀬は「お互いのお芝居を想像しながら…ということが多かったのですが、その分対面するシーンにエネルギーを溜めて挑むことができました」と撮影を振り返った。またディーンも「もっと一緒にお芝居をしたかったです」と残念がりつつ、「こういう人たちがいたら世の中いい方向に行くんじゃないかなと、希望を感じながら演じることができました。きっといい画が撮れていると思います」と自信を見せた。
2017年05月17日長瀬智也が主演を務め、池井戸潤の小説を初めて映画化する『空飛ぶタイヤ』。長瀬さんが演じる整備不良を疑われた運送会社社長・赤松と対峙する、ホープ自動車の沢田課長役にディーン・フジオカが決定。撮休日に行われた2人の特別インタビューの模様も到着した。ある日、突然起きたトラックの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、トラックの欠陥に気づき、製造元・ホープ自動車に再調査を要求。だが、遅々として進まない調査に苛立った赤松は、自らの足で調査を開始するが、そこには大企業がひた隠しにするリコール隠しがあった――。第136回直木賞候補作にもなった120万部突破の大ベストセラーの池井戸作品を、初めて映画化する本作。ディーンさんが演じるのは、ホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太。赤松からの再三の再調査要求を疎ましく思いながらも、自らも調査内容を疑問に思い調べていく内に、会社がひた隠す、重大な事実に気づいてしまう。過去にも行われていた“リコール隠し”。それは2度とあってはならないことだった。自らの心の内の正義と、大企業のサラリーマンとしての自分の立場に揺れていく沢田。ディーンさんはこれまでにない難しい役どころで、俳優としての新境地を開く。今回の映画では、原作にはない赤松と沢田が“直接対峙”するシーンを、映画オリジナルとして描いていく。立場の違う2人が、それぞれの正義を胸に、お互いに気持ちをぶつけ合う緊迫したシーンは、本作の大きな見どころの1つとなった。ディーンさんの起用理由について、本作の矢島孝プロデューサーは、「表面のクールさと内に秘めた熱さ、繊細さと大胆さ、組織の理論と個人の価値観、そんな二面性を持つ沢田を演じられるのはディーン・フジオカさん以外にいないと確信し、オファーいたしました」とコメント。また、本木克英監督も、「男から見ても溜息が出るほど美しい容姿と、鍛え抜かれた肉体から発するキレの良い所作に、往年の日本映画の二枚目俳優を彷彿とさせられました。『エリートの沢田ここにあり』と思えるストイックさと知性も溢れて、ただただ見惚れるばかりでした」と、絶賛を贈っている。長瀬さんとディーンさんは、本作が初共演。ともに本木組・池井戸作品へ初参加となった。撮休日に行われた2人の特別インタビューは、それぞれ造詣の深い音楽の話で盛り上がり、互いに「もっと一緒にお芝居したかった」と称え合うなど、本編の緊迫した雰囲気とは一転、非常に和気あいあいしたものとなった。まず、お互いの印象について長瀬さんは、「以前に音楽番組でギターを弾いている映像を観て、音楽好きなんだという印象があったので、ディーンさんのクランクインした日からずっと音楽の話をして盛り上がっています」と明かす。「全然気取らないし、お芝居に集中するときはしっかり集中するし、とても楽しい人です。感覚的に自分に近いものを感じています!」と言うと、ディーンさんも「本当に気持ちの良くて楽しい方です。スカっと晴れた日のカリフォルニアみたいなイメージ」と膝を打つ表現でコメント。「今回の赤松という役は、まっすぐで情熱的で、長瀬さんはベストキャスティングだなと隣で日々感じています」と語った。そんな本作の撮影現場は「スタッフのクオリティと経験値が素晴らしく、撮影もスムーズで楽しい」と長瀬さんがいえば、ディーンさんも「スムーズで無駄がなく、チーム一丸となって素晴らしい作品を作ろうとする気概を感じています」と語り、現場での充実感を覗かせる。赤松徳郎と沢田悠太。立場は違えど、心に熱い正義を持つ2人の男の熱い闘いが実現した本作。「ディーンさんと(直接)絡むシーンはあまり多くなく、お互いのお芝居を想像しながら…ということが多かったのですが、その分、対面するシーンにエネルギーを溜めて挑むことができました。沢田は大企業に勤めるエリートサラリーマンですが、彼にも彼なりの正義感があるような印象を抱いています」と、手応え十分といったところ。一方、ディーンさんも「赤松と沢田は立場が全く違いますが、正義に対して近い価値観を持った2人がぶつかり合い、最終的にはそれぞれの戦いを全うしていく…こういう人たちがいたら世の中いい方向に行くんじゃないかなと、希望を感じながら演じることができました。きっといい画が撮れていると思います」と同調。お互いに「もっと一緒にお芝居したかった」と語り合った。そして、池井戸作品初の映画化に、「すごく意外でしたが、プレッシャーにはならないよう、変わらず本気でやれればいいかなと思っています。素晴らしいメッセージを持つ作品ですし、映画にしか出せない良さを出していきたいです」と語る長瀬さん。「いまの社会を描いている作品です。社会人として、という前に1人の人間として、とても考えさせられる内容になっていますので、是非楽しみにしていただければと思います」とメッセージを贈る。ディーンさんも「『正しさとは何か』という物事の根底にある大切なものを考えさせてくれる作品です。観た後きっと爽快な気持ちになると思う」と語っている。『空飛ぶタイヤ』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定。ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年05月17日前回のコラムでは「『男はこれが好き』は右から左へ聞き流せ。自分を無理に添わせる必要なし」と書きました。「男はこれが好き」は10代後半〜アラサー期に提示されがちですが、主にアラサー以降、いわゆる「大人女子」な皆さんに提示され、よりもっともらしく耳元で囁かれるテーマがもうひとつあります。それは「賢い女は…」で始まるアドバイスです。曰く、賢い女は、メイクやファッションで頑張りすぎない。やたらと自己主張しない。浪費しない。浮ついて遊び回らない。男の浮気ごときに目くじら立てない。「この先私たちどうするの」とか突き付けない。むやみに怒らない。泣かない。NOときっぱり言わない。あーーーーめんどくせーーーーー!!!!(クドカンドラマ「IWGP」で長瀬智也演じるまこっちゃんの口グセ)「賢い女」…結構キラーワードですね。否定するとまるで自分は賢くないみたいだし。でもよく見て下さい。その後に続くのはなぜかほとんどが「○○しない」って言葉なんですよ。「気づかれないうちに手のひらで男を転がせる、黙って操るのが賢い女」みたいなことは確かに現実にあり得る。でもそれを標榜するのは何だか古くさいよなあ。だって意地悪く見ると「○○しない女の方が男にとって都合がいい」の言い換えに見えるんだもん。でしゃばらない。邪魔をしない。耳の痛いことを言わない。決定を迫らない。視覚で、力量で、男を脅かさない。なぜそんなナイナイづくしの控えめが女としての「愛され」「賢さ」だと喧伝されるんだ。全部「やめること」であり全部「他人が主軸」なのって、あんまりじゃないか。こういうアドバイスが男性の総意でないのも、意外と女性たちから多く出てくる言葉なのも分かりますが、やはりこういうアドバイスはろくな結果を招かないから聞き流していい。だって辛いじゃん。必死な人ほどその呪いに絡めとられるし。たまに裏技的に取り入れるのはいい。だけど肝に銘じるもんでもねえ。「あれも聞き流せこれもスルーしろじゃ、一体どうしたらモテるようになるのさ」と思うかもしれません。そこに対する答えはただひとつ。まず、すべてを「他人軸」ではなく「自分軸」に置き換えることから始めよう。恋した時に自然と起こる相手への思いやりはいいんです。でも基本的に色恋にまつわる行動や努力は「滅私の尽くし」より「いま自分が持ってる魅力をさらに伸ばす方向」であるべきだと私は思います。ていうかそれしか無理だ。誰かのために別のものになろうとしたって破綻する。常に他人の視線や思惑を介して己を作り上げるのは、あほみたいだ。誰かに好かれたければ、いったん恋から目を離して自分をまじまじ見つめるんですわ。私が色恋を抜かしていちばん好きなこと、楽しいことは何だろう。つい夢中になってしまうこと、やりがいを感じてることは何だろう。自分だけが薄々確信している、または過去の恋人や友人、家族から褒められたりした自分の魅力って何だろう。それらが一般的なモテや賢さとまったく関係ないとしても気にすることなく、まずはそこに注力する。自分ワールドをどんどん盛り上げていく。そうして自分軸で忙しくしていると、その姿はとても楽しそうで生き生きしてくる。そしてそんなあなたに興味をひかれる男性が、ある日ひょっこり出てきたりします。「ひとりでも楽しそうに日々を過ごす女性」、男性は予想以上に好きですよ。それが恋人候補ではなく友人止まりであってもいい。まずは「自分軸で回る日々」での交流を少しずつ広げていくことから始めましょう。誰かのためじゃなくて、自分の好きなことと、やるべきことをやる。モテ恋も、その後でついてくる。それが真の意味での「賢い女」ってやつじゃないかな。
2017年05月05日「TOKIO」の長瀬智也が、7月期スタートのドラマ「ごめん、愛してる」でTBS日曜劇場初主演を務めることが決定。吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶら豪華キャストを迎え、2004年に韓国・KBSテレビで制作され「冬のソナタ」をしのぐ29.2%の最高視聴率を記録し、韓国ドラマ界の各賞を総なめにしたドラマを原作に、舞台を2017年に移して切ないラブストーリーを繰り広げる。幼い頃、母親に捨てられ不遇な環境で過ごしてきた岡崎律(長瀬智也)。底辺で生きる彼の居場所は、もはや裏社会にしかなかった。そんな暗澹とした日々を送っていた律は、ひょんなことから一人の女性・三田凛華(吉岡里帆)を助ける。後に、これが2人にとって運命を変える出会いとなる。ある日、律は事件に巻き込まれ頭に致命的なけがを負い、命がいつ尽きるかわからない状態に。せめて最期に親孝行がしたいと実母を探し始めた律は、情報を掴み、母・日向麗子(大竹しのぶ)を探し当てる。しかし、律が目にしたのは貧しさゆえに自分を捨てたと思っていた母親が、息子・サトル(坂口健太郎)に 溢れんばかりの愛情を注ぐ姿。裕福で幸せそうな2人の様子に愕然とした律は、母親への思慕と憎しみに葛藤する。そんなとき、律は凛華と再会。凛華は幼なじみであるサトルに思いを寄せていたが、その想いは届かず寂しさを抱えていた。これまで誰にも愛されなかった悲運を呪い、それゆえに、愛を求める律。彼が内側に秘める孤独と、人としての温かさに触れ、だんだん律に惹かれていく凛華。母の愛を一身に受け陽の当たる道を歩み、律の苦悩を知らずに屈託なく生きるサトル。そして、かつて自分が産んだ子がそばにいることに気づかず、サトルを溺愛する麗子。律と凛華とサトル、律とサトルと麗子。2つの三角関係が交差する、切ないラブストーリー。主人公・律を演じるのは、「20年ぶりのラブストーリー」だと話す長瀬さん。律は、血の気が多くケンカが強いが、その一方で人間的な温かみも持つ男。「『ラブなんか』とちょっと否定していた自分もいたかもしれませんが、いまは素直に『自分がラブストーリーと向き合うならどうなるのか』という思いでやりたい」と意気込む長瀬さんは、「30代後半になって“愛”に対して思うことが、20年前とは全然違うと思うんです。今回の役を通して、その気持ちを素直に受け取って演じようと思っています。きっと見たことのないラブストーリーになるので、ぜひ期待して観てもらえたらと思います」とコメント。久しぶりのラブストーリーを演じる長瀬さんが、愛を求め様々な感情が重なりあう律の心の内をどのように表現するのか、いまから楽しみだ。また、三田凛華を演じるのは連続ドラマ初ヒロインとなる吉岡さん。先月最終回を迎えた「カルテット」では、目が笑っていない魔性の女を演じ注目を集めたが、本作では一転、他人のために自己犠牲をいとわない純粋で愛情深い女性を演じる。そして、元ピアニストの母親の英才教育を受けて育ち、卓越した演奏技術とルックスで老若問わず女性に絶大な人気を誇るアイドルピアニスト・日向サトルを、日曜劇場初出演となる坂口さん。律が憎みながらも激しく求めることになる母・日向麗子を、長瀬さんとは1997年放送の「Dearウーマンスペシャル」以来20年ぶりのドラマ共演となる大竹さんが演じる。吉岡さんは、「思ってもいなかった大きなお役に緊張と責任を感じております」と心境を語り、「素晴らしい共演者、制作チームの方々と丁寧に作品と 向き合っていけたらと思っております」とコメント。坂口さんは、「サトルは一見、屈託のない姿で人々を魅了しますが、どこか悲しく、寂しそうな印象も受けました。まずは彼を知って、自分に重ねて、サトルにとっての愛の形、姿を見せられるように精一杯お芝居をしたいと思います」と明かす。そして、原作ドラマ観ていたと言う大竹さんは、「いまからワクワクしています。スタッフ、キャストの皆さんと共に楽しく、そして誇れるドラマになるようワンカット、ワンカット、一生懸命演じてゆきたいと思っています。次週が待ち遠しい、そんなドラマが作れたらいいなぁー」と期待を語った。日曜劇場「ごめん、愛してる」は7月より毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年04月10日映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』やドラマ「フラジャイル」など数々の話題作に主演する「TOKIO」の長瀬智也が、池井戸潤・原作の初の映画化作品『空飛ぶタイヤ』に主演。自らの正義を信じる“アツい”主人公を演じることになった。ある日、突然起きたトラックの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松は、トラックの欠陥に気づき、製造元・ホープ自動車に再調査を要求。遅々として進まない調査に苛立った赤松は、自らの足で調査を開始するが、そこには大企業がひた隠しにするリコール隠しがあった。時に挫折しそうになりがらも、自分の正義や家族や会社を守るため、赤松は大企業に立ち向かっていく――。第145回直木賞を受賞した「下町ロケット」をはじめ、「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」「民王」など、世相や現代社会の歪みを反映させた数多くの作品がドラマ化され、そのたびに高視聴率を記録、社会現象化する池井戸潤作品。その累計120万部突破の大ベストセラー「空飛ぶタイヤ」が、満を持しての初映画化。2006年に実業之日本社から単行本が、2009年に講談社から文庫が刊行され、第136回直木賞候補作にもなった本作は、池井戸さん本人にとって「ぼくはこの物語から、『ひとを描く』という小説の根幹を学んだ」というほどに思い入れのある1作。2009年には、WOWOW連続ドラマWにて仲村トオル主演で映像化され、「第26回ATP賞テレビグランプリ2009」最優秀賞を受賞した。主演を務めるのは、「TOKIO」のメンバーとして多岐に活躍する一方、俳優としても一目置かれる存在の長瀬さん。どんな困難にも、あきらめず、負けず、そして終わらせない。自らの信念や正義のため何度でも立ち上がる、巨大企業と戦う運送会社の社長・赤松徳郎を、熱く演じてくれるはずだ。監督は『超高速!参勤交代』シリーズの本木克英。『超高速!参勤交代』(’14)では第57回ブルーリボン賞作品賞、第38回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、本作が16本目の長編映画で、池井戸作品・主演の長瀬さんともに初タッグが実現。この3月にクランクイン、4月にクランクアップを予定している。<キャスト・監督コメント>■長瀬智也(赤松徳郎役)池井戸さんの小説が映画化されるのは初めてと聞きました。役の年齢と近いこともあり、共感できる部分がたくさんありました。社会へ勇敢に立ち向かう役をいただき、とても光栄に思います。そして、僕はいつも通り本気でやるだけです。■池井戸潤(原作)『空飛ぶタイヤ』は私にとって初の映画化作品となりました。人の命を軽視し、社会を欺き、自らは保身に走る――巨大企業の腐りきった内情と、“会社の常識は世間の非常識”を地でゆくエリート社員たち。そんな彼らに挑むのは、四面楚歌の運送会社のオヤジ、赤松徳郎です。主演の長瀬智也さん始め、出演者の皆さんの演技がいまから楽しみです。頑張れ、赤松!そう心から応援できる映画になることを期待しています。■本木克英(監督)池井戸作品の最高傑作と言われる本作を映画化する機会を得られて、とても興奮しています。一つの事故をめぐって描き出される、日本の企業社会の体質と病理。いまだ改善されないのはなぜか。ひとり果敢に闘う中小企業の赤松社長に寄り添って考えていきたいと思います。主演の長瀬智也さんは、情熱や男気を発散するだけでなく、内に秘める表現もできる稀有な俳優です。彼の深みのある演技に大いに期待しています。『空飛ぶタイヤ』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定。ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年03月06日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が、映画『空飛ぶタイヤ』(2018年公開)に出演することが6日、わかった。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。池井戸作品が映画化されるのは、今回が初となる。『ゲゲゲの鬼太郎』『超高速!参勤交代』シリーズの本木克英がメガホンを取り、3月にクランクイン、4月のクランクアップを予定している。赤松を演じる長瀬は、「役の年齢と近いこともあり、共感できる部分がたくさんありました。社会へ勇敢に立ち向かう役をいただき、とても光栄に思います」と喜びを語る。「そして、僕はいつも通り本気でやるだけです」と、熱い思いを表した。池井戸は「人の命を軽視し、社会を欺き、自らは保身に走る――巨大企業の腐りきった内情と、会社の常識は世間の非常識を地でゆくエリート社員たち。そんな彼らに挑むのは、四面楚歌の運送会社のオヤジ、赤松徳郎です」と作品を説明。2006年に発売された同作には、「ぼくはこの物語から、『ひとを描く』という小説の根幹を学んだ」というほどの思い入れを持っているが「主演の長瀬智也さん始め、出演者の皆さんの演技がいまから楽しみです」と期待を寄せた。本木監督は「池井戸作品の最高傑作と言われる本作を映画化する機会を得られて、とても興奮しています」と喜びのコメント。「主演の長瀬智也さんは、情熱や男気を発散するだけでなく、内に秘める表現もできる稀有な俳優です」と称賛し、「彼の深みのある演技に大いに期待しています」と撮影への思いを語った。(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年03月06日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が、11日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)で、"一番かっこいいと思うジャニーズの後輩"に、嵐の松本潤を挙げた。この日の放送は、TOKIOとほぼ同世代の20th Century(トニセン)の坂本昌行・長野博・井ノ原快彦がゲスト。デビュー前後の青春時代の話題で、アラフォージャニーズ8人が大いに盛り上がり、坂本がTOKIOのサポートボーカルだったことや、坂本と国分太一がSMAPにいた時代があったことも明かされた。そんな中、彼らから見て"一番かっこいいと思う後輩"は誰かというトークテーマに。長瀬は松本の名前を挙げ、「やっぱなんか決まってるじゃないですか、普段から」と理由を説明した。共通の趣味から、最近はプライベートでも会うことがあるそうで、「スター感がすごいんですよ。街中の駐車場で『松潤だよね』とか言われてるんですけど、フリンジの付いたジャケット着て、もうカウボーイなんですよ」と力説。しかし、国分からは「スタン・ハンセンじゃないよね?」と、カウボーイスタイルで有名なアメリカ人レスラーに例えてツッコまれていた。また、井ノ原が挙げたのは、王子様キャラでおなじみのSexy Zone・中島健人で、国分も「僕らの時代と違って自分プロデュースがうまい」と評した。すると、松岡昌宏は「ジャニーズは本来、王子様じゃないんですか?」と確認するが、井ノ原は「ここらへん(の今日の出演者の世代)からおかしくなったんでしょ?」と、元も子もない一言。ここに追い打ちをかけるように、長瀬は「ここ、ジャニーズのがん細胞」と発し、一同爆笑していた。
2017年01月12日城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の「TOKIO」メンバーがゲストと“大人の駆け引き”を駆使してゲームやトークを展開するバラエティ「TOKIOカケル」。新年最初の放送となる1月11日(水)のゲストに1月21日(土)から舞台「TWENTIETH TRIANGLE TOUR 戸惑いの惑星」に出演する坂本昌行、長野博、井ノ原快彦の「20th Century(トニセン)」を迎えることが明らかになった。坂本さんは2013年10月以来、およそ3年ぶりの出演、長野さん、井ノ原さんは初出演となる。今回番組で行われる企画は「トニセンの“生まれて初めて聞かれました”!」。アラフォージャニーズの8名が、80年代の「入所期」から90年代の「デビュー期」、さらには現在に至るまで、いまだから言えるジャニーズ秘話を、事務所入所当時の10代の頃に戻って語り尽くす。番組冒頭では、それぞれが事務所に入った順番を、本人たちの記憶をもとに整理していく。8名の中で最初に事務所に入ったのは1986年入所の長野さん。その後に「光GENJI」の佐藤アツヒロが事務所に入ったという。当時13歳の長野さんは「光GENJI」のローラースケート練習に参加していた過去を明かし、のちにジャニー喜多川社長から「YOU、(光GENJIに)入れれば良かったよ」と言われたことを激白。1986年に城島さんが入所、1987年の同じオーディションで坂本さんと国分さんが入所、翌1988年の同じオーディションで山口さんと井ノ原さんが入所した。当時はジャニーズジュニア内のメンバーチェンジが多くあり、坂本さんが「TOKIO」のサポートボーカルを務めたこともあったという。「どうなっていてもおかしくなかった」と松岡さんが語ったように、坂本さんと国分さんが「SMAP」にいた時期もあったことが明らかに。さらに平成元年となる1989年に松岡さんは先輩たちが本当に怖かったのだとか。ジャニー喜多川社長に買ってもらった整髪料をめぐり起こった国分さんとのある事件を語った。そのほか井ノ原さんが、出演していた「アイドル共和国」(テレビ朝日)の城島さんの恥ずかしい武勇伝についても暴露!同じ事務所に所属し、ほぼ同世代の「トニセン」ということで、番組冒頭から「TOKIO」メンバー、「トニセン」メンバーともに「この感じは初めて」、「うれしい」などと和気あいあいとしたムードで行われた収録。「トニセン」がゲストだからこそ、「TOKIO」も腹を割って話した様子だ。彼らが青春時代をおくった頃のジャニーズ秘話が満載となっている。本番組で「TOKIO」×「トニセン」のマル秘年表をチェックしてみては。「TOKIOカケル」は1月11日(水)23時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年01月10日元AKB48で女優の大島優子が、16日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)にゲスト出演。AKB48時代の握手会について語った。大島は、AKB48選抜総選挙で1位に輝いた時の気持ちを聞かれると、「ファン投票で1位にさせていただいたので、感謝しかないですね。感激ですね」と返答。「みんなが土台になって山を積み上げてくれて、山頂からの景色を見られたという感じ」と表現し、「自分で上がり切ったものと人が押し上げてくれたものとでは感動が違うのかなとは思いました」と語った。また、1位になるために努力したことを聞かれると、「握手会が多かった。そこでいろんなことを言う方がいるんです」と握手会を振り返り、「『何カップですか?』と言う方もいらっしゃるし、いろんなバリエーションがあるので、そういうことに対応できるように」と明かした。そして、TOKIOの長瀬智也が「『何カップ?』」も答えるの?」と聞くと、「答えます」と返し、「ワールドカップ」と明かすと、松岡昌宏が「おじさん」と笑った。
2016年11月17日城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也ら「TOKIO」メンバーが毎回登場するゲストと、大人の駆け引きを駆使したオリジナルゲームやトークを展開するフジテレビ系バラエティー「TOKIOカケル」にGACKTがゲストとして出演する。同番組では「TOKIO」とゲストが主に心理戦がメインとなるゲームで競い合うが、対戦のなかで明らかになっていくゲストの意外な“本性”なども番組の見どころだ。今回GACKTさんを迎えて行われるのは番組の人気企画“生まれて初めて聞かれました”。GACKTさんがまだ聞かれたことがないであろう質問を「TOKIO」メンバーが考案しカードに記入。GACKTさんはそれらのカードを1枚ずつ引き、質問に答えていくというもの。“米は死ぬ直前まで食べない”という食生活や、ウォシュレットは強めだという独特のこだわりをはじめ、結婚式は欠席(?)など謎の全貌が明らかになるほか、さらには心霊体験や号泣した映画。さらに結婚の条件まで、「TOKIO」の5人それぞれが繰り出すさまざまな質問や、収録中のフリートークからGACKTさんの新たな一面が浮き彫りにされていく。今回ゲストで登場したGACKTさんは自身47作目のシングルとなる「キミだけのボクでいるから」を11月23日(水)にリリース。同作はTVアニメ「TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-」の主題歌になっており、GACKTさんは怪人二十面相役の声優としてアニメ本編にも参加。CDにセットされているDVDにはGACKTさんと「TRICKSTER」がコラボした全編アニメーションのMVが収録されている。さらに2017年には自身が主演を務める映画『カーラヌカン』も公開予定。GACKTさんの意外な一面が見られる「TOKIOカケル」は11月2日(水)今夜23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月02日女優の宮沢りえが、26日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)に出演し、香水で役作りしていることを明かした。宮沢は「心を高ぶらせる香りは?」とTOKIOのメンバーに質問した際、自身について「すごい香りが好き。香りによって左右される」と告白。「例えば、役を演じるとき、台本をもらうと役のイメージの香水を買いに行くんです。だからすごい量の香水を持っています」と打ち明けた。そして、「時代劇だったらお香っぽい匂いの香水とか…それをけいこ中からつけるんです」と続け、その香りを嗅ぐとその役に入り込めるようになると説明。TOKIOのメンバーが「役作りになってるんだ!?」「おもしろい! 聞いたことない」と驚くと、「すごくいいですよ。エンジンかからないときも、その香水つけるとエンジンがかかる」と熱弁した。TOKIOのメンバーも「心を高ぶらせる香り」について話し、国分太一は「近所の一軒家の換気扇から出てくるカレーの匂い」と明かし、「今もワクワクする。家に帰るとうちじゃなかったっていう…また煮物かよ!って(笑)」と説明。長瀬智也は「わかる!」と共感し、また、「俺は、夜7時、8時くらいにお風呂場の通気口から匂ってくるシャンプーの匂い。なんか温かい」と語った。
2016年10月27日アイドルグループ・TOKIOの松岡昌宏が、19日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)で、メンバーの長瀬智也がゴルフコースデビューしたときのエピソードを明かした。ゲストの中井貴一が、何をしたときに大人になったと感じるかTOKIOのメンバーに質問し、自身について「ゴルフ場に行ったときに大人になったと思った」と話したところからゴルフの話題に。国分太一も「大人だなと思いました。ジャケット着用とか襟がついてなきゃダメとか細かいルールがあるんだなと思って」と同調した。すると松岡が、「そこにアロハシャツと短パンでヘッドホンやりながら『チーッス!』って入ってきたのコイツですから」と、長瀬のコースデビュー時の様子を暴露。山口達也が「何歳のとき?」と聞くと、長瀬は「意外に7年前くらいだよね」と笑った。松岡は「さすがメンバーだなと思ったのは、長瀬コース出るの初めてって言ってたな、絶対そんな格好で来る気がすると思って、俺ちゃんと2着持っていった」と告白。中井が「大人!」と松岡を称賛すると、長瀬は「俺、クソガキ!」と笑いを誘った。松岡はまた、「襟ついてるよ! 襟ついてるよ!」「アロハシャツだから」とそのときの長瀬との爆笑やりとりも明かした。ツイッター上では、「松岡くん、初めてゴルフする長瀬くんのために、何も言わず服2着持ってくとかカッコ良すぎ」「松岡くん最高にアニキ涙」「松岡氏の2着用意って!優しい上に気が利きすぎ」「松岡さんの優しさ気遣いすごい」「松兄かっけえ」と松岡の神対応を称える声があがった。
2016年10月20日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也(37)が、19日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)で、同い年であるKinKi Kidsの堂本光一(37)の頑張っている姿が「活力になる」と話した。ジャニーズJr.時代から光一と仲が良く、テレビでも一緒に遊んだエピソードをよく話している長瀬。今回、ゲストの中井貴一に対して「ライバルは誰?」と質問し、その際に自身のライバル的存在として光一の名前を挙げた。長瀬は「僕でいったら、同じ会社でKinKi Kidsの堂本光一が同い年。まったくキャラクターも違うんですけど、彼がテレビで頑張っている姿を見ると自分も頑張んなきゃなって活力になる」と打ち明けた。この発言に、ツイッター上では「本当に素敵な関係」「良い友情だなぁ」「長瀬くん、光一くんと親友でありライバルな関係だなんて、何て素敵なんでしょ」「長瀬くんにとって光一さんは親友でもありライバル枠にも名前があるのかあ……男同士でそれはどう考えても最高の賛辞……」などと感動の声があがった。中井は、年齢もデビューもほぼ同時期という佐藤浩市の名前を挙げ、「浩市さんと一緒に芝居をすると触発される。彼がいい仕事をしていると俺も頑張んなきゃいけないと思える」と答えた。さらに、「役者は年齢って関係ない。最近は20代の俳優さんはライバルと思うようにしている」と告白。最近は、映画『グッドモーニングショー』で共演した濱田岳に刺激を受けたそうで、「想像していた芝居を超えてくる。ワクワクさせてくれる」と語った。
2016年10月20日「TOKIO」松岡昌宏が出演する10月期放送の新ドラマ「家政夫のミタゾノ」。この度、松岡さんが本ドラマで“女装”に初挑戦していることが明らかに。また、併せて主題歌には「TOKIO」の楽曲、長瀬智也が作詞・作曲を手掛ける「愛!wanna be with you…」に決定したことも分かった。本ドラマは、家政夫・三田園薫(松岡昌宏)が派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマ。派遣先の家庭を崩壊させ、そして再生へと導くダークヒーロー・三田園。「人の家庭を覗くのが趣味」というヒト癖ある性格を持ちつつも、家事のスキルはプロ級と、そのキャラクター設定だけでも強烈だが、さらに衝撃的なことに、今回は女装にまで挑戦!ほぼ全編女性の格好をして登場するという。これまでバラエティー番組の企画などで女装をしたことはあっても、テレビドラマで女装をするのは今回が初となる。そんな女装に挑戦した松岡さんは、「ビューラーが難しい」「しゃべり口調も、なかなか自分っぽく喋れなくて、なんか店2軒ほど潰したオカマのママみたい」「乳バンド(ブラジャー)を付けていると肩が凝る」と早くも苦労を実感しているよう。また、「メイクを終えて鏡を見たら、そこにおふくろがいた(笑)」と自身の女装姿についてこう話し、「とにかくすべてが初体験だけど、いい経験だなと思います。女優さんは大変だということがよくわかりました!このドラマでは“直しの時間”はいっぱい取って欲しい!と切に願っています(笑)」とスタッフへの要望も口にしていた。メイクと着替えを終え、スタッフの前に立ったときは男性スタッフたちから「おぉ!」という歓声が上がったと明かした松岡さん。カツラをかぶってみるたびに、男性スタッフたちが口々に自分たちの好みを口にしていたそうで、「みんなが僕を“自分色”に染めようとするんですよ(笑)」と笑って話していた。劇中では「思わず凝視してしまうほど大きな女」と表現される三田園。誰もが二度見してしまう、ひと目では松岡さんと分からない衝撃的なビジュアルは早速話題となりそうだ。また松岡さんのほかにも、三田園と共に依頼主のもとへ派遣される家政婦仲間の花田えみり役に清水富美加、三田園たちが所属する家政婦紹介所の所長・結頼子役に余貴美子。さらに柴本幸、堀田茜、平田敦子といった個性豊かな女優陣が家政婦紹介所の派遣家政婦役として登場することも決定。毎回このメンバーが依頼主の家庭の秘密を暴露し合う“女子トーク”シーンにも注目だ。「家政夫のミタゾノ」は10月21日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年09月24日アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本光一が、アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也と近所に住んでいることを、19日放送のテレビ朝日系特別音楽番組『ミュージックステーション ウルトラFES 2016』内で明かした。放送では「ジャニーズウルトラヒットメドレー」として、TOKIO、V6、KinKi Kidsの3組がEX THEATER ROPPONGIに集結。MCのタモリが中継でグループを超えての交流について尋ねると、長瀬は「最近光一くんの家に、箸をいただきに行きました」とエピソードを披露した。長瀬が「今、ご近所なんですよ」と説明すると、会場に集まっていたファンからも驚きの声が。光一は「(長瀬が)『箸をちょうだい』って」と話し、「共同玄関のカメラあるじゃないですか。あいつ背が高いもんだから口しか映ってないんです」と状況を振り返った。そして長瀬は「なぜだか二膳くれた」と、光一からもらった箸について語った。また、TOKIO・国分太一は「どうしても(V6)森田剛が電話番号を教えてくれないんですよ」とクレーム。森田が「タモリさん、僕、(国分が)嫌いなんです」と冗談を言うと、国分が「なんだこのやろう!! 電話番号教えろっつんだよ!!」と森田に殴りかかり、乱闘騒ぎとなった。この騒ぎに、松岡昌宏が「やめろよお前! 城島(茂)が泣いてるじゃねえかよ」となだめると、TOKIOのリーダーである城島が白いハンカチで涙をぬぐう姿が映った。「泣いてる泣いてる!」(井ノ原快彦)、「なんで泣いてんだよ」(長野博)とツッコミが入る中、長瀬が「ケンカはやめえや!」と城島の心の声を代弁すると、何事もなかったかのように事態が収束。ベテラングループたちのコンビネーションに会場も大盛り上がりだった。
2016年09月20日女優の広瀬すず(18)が、7日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)で満員電車内のエピソードを語り、TOKIOから絶賛された。「最近良いことした?」のトークテーマで、「この前電車に乗っていて、私の車両だけすごく人がいて」と切り出した広瀬。2人の幼い子どもを連れた妊婦が同じ車両にいることに気づき、「すごく大変そう」と同情したが「知らない人に席を譲りたくても、ちょっと人見知り発動しちゃう」というのが本音だった。しかし、覚悟を決めて「よかったら……」と声を掛けて席を譲り、妊婦は「ありがとうございます」と感謝。広瀬は「あ、いや……」とうまく受け答えができず、子どもとうまくコミュニケーションを取れなかったことを今でも後悔しているようだ。相手は「広瀬すず」であることに最後まで気づかなかったという。このエピソードを聞いたTOKIOは大絶賛。長瀬智也は「この話を聞いて2万人が好きになった!」、国分太一は「親切なことをした時って清々しい気持ちになるよね! それすごく分かる」と盛り上がっていた。
2016年09月08日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が、メガネブランド・Zoff「Zoff SMART」シリーズの新イメージキャラクターに就任したことが8日、わかった。CM「Zoff SMART『心が折れた男篇』A」は8日から全国で放送される。CMでは、長瀬がスマートフォンを眺めながら、気になる女性とやりとりをしていたのに名前を間違えてしまうというミスに後悔し、メガネを強く握りしめてしまう。我に返って手元を見ると、メガネは本来の形に戻っており、強さに驚くという展開に。長瀬演じる男性の部屋がメインセットとなっているが、部屋の雰囲気は長瀬の自宅に似ているという。長瀬は撮影中もリラックスした様子で、スタッフも笑ってしまうほどコミカルな演技を見せた。長瀬は「僕にとってメガネは必需品なので、Zoffのキャラクターになれて非常に嬉しいです」と喜びを語った。パソコン作業や映画鑑賞、読書の際にメガネを使用するという長瀬は「TOKIOのメンバーも普段、楽屋では本を読んだりするのにメガネをかけている」と明かし、「ぜひみんなに試してもらいたいですね」と目標を示した。
2016年08月08日映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のヒット御礼舞台挨拶が7月25日に都内劇場で行われ、宮藤官九郎監督と桐谷健太が映画を見終えたばかりの観客の質問に答える形でトークを展開した。宮藤監督が本作の舞台挨拶に登壇するのはこれで40回目!観客の中にも既に劇場で複数回、鑑賞しているという人も多く、質問もかなりマニアックなものもが。特にこの日は、桐谷さんも登壇するということで、あるファンからは桐谷さんに対し(桐谷さんが演じた)COZYが時折、お腹を出しているのは、同じく宮藤監督の脚本によるドラマ「タイガー&ドラゴン」で桐谷さんが演じた“チビT”を意識したのでは?という鋭い質問が飛んだ。桐谷さんは、実際には特にチビTを意識したものではなく、衣裳の伊賀大介さんの発案によるものだと説明。「伊賀さんが『アメリカンな感じ、80年代っぽい古めの雰囲気で行こうよ』と言って、(Tシャツを)切って結んだんです」と語り「僕だけお腹が出ているので、(緑色のメイクで)塗るのに時間がかかりました」と裏話も明かした。ちなみに「タイガー&ドラゴン」は桐谷さんにとっては初めて出演した宮藤脚本作品。今回の主演の長瀬智也と共演したのも「タイガー&ドラゴン」が初めてで、今回は、それ以来の再共演となった。「(宮藤脚本作品は)『流星の絆』、『吾輩は主婦である』も出てるし、『木更津キャッツアイ』もちょこっと出てますけど、宮藤さんが監督をする作品は実は今回が初めてなんです」と感慨深げ。初めて受けた宮藤演出について「毎日が楽しすぎて、何も考えずに現場に行き、そこで思いついたオモロイことをやろうという感じで、ノンストレスの楽しい毎日でした!」と充実感を漂わせる。宮藤監督は桐谷さんについて「自由度が高く、台本にない部分をやってくれるし、それで長瀬くんも神木(隆之介)くんも変わるので、すごくよかった」と現場での臨機応変な対応力、アドリブのパワーを讚えた。ちなみに桐谷さんの起用については「(『ソラニン』や『BECK ベック』でドラマーを演じており)ドラムを叩けるのは知ってたから、たぶん、やるだろうと(笑)。あとは長瀬くん、神木くん、清野(菜名)さんとのバランス?学ランを着てるイメージもあったし、ドラマーと言ってもあまり神経質ではなくてガサガサしてるタイプを思い浮かべていた」と明かした。この前日に行われた舞台挨拶では、宮藤監督と共に、本作で神木さん演じる大介の精子(※宮藤監督曰く“ガマン汁”)を演じた中村獅童が登壇したが、この日のトークでもこのシーンが話題に!桐谷さんが「神木くんの精子は中村獅童さんだったんですね…(笑)」としみじみと語り、会場は爆笑に包まれた。宮藤監督はこのシーンを「虚無感」という言葉で説明し、桐谷さんも、その言葉に深くうなずき「男性はみんな、大介のような気分に…」とガマン汁について熱く語ろうとするも、ここで舞台挨拶は終了の時間に。現時点では、この舞台挨拶が本作の最後のプロモーションとなっており、それが“ガマン汁”の話題で終わるという、宮藤監督作品らしい(?)まさかの幕切れとなった…。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年07月26日映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(公開中)の大ヒット記念イベントが11日、都内で行われ、同作に出演したお笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁とメガホンを取った宮藤官九郎監督が出席した。本作は宮藤監督のオリジナル最新作で、舞台に選ばれたのは地獄。地獄専属バンド・地獄図のフロントマンで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬智也)と、17歳の若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイトに会いたい一心で生き返りを目指す、関大助(神木隆之介)の地獄めぐりの様子を描いている。6月25日から全国288のスクリーンで上映され7月10日までで、71万人を動員、興収9億5,069万円を記録している。キラーKの先輩・鬼野役を務めたほか、劇中に登場する"鬼Phone"と"鬼Pad"の制作も担当した片桐は、宮藤監督とおそろいの地獄図Tシャツで登壇。持参した実物の"鬼Phone"などを「石よりは軽く、鬼よりも軽い」と紹介しながら舞台あいさつはスタートした。宮藤監督は、片桐の出演の背景として「"鬼Phone"、"鬼Pad"ありきだった」と語る。衣装を担当したスタイリスト・伊賀大介氏から「打ち合わせの途中で『仁さんに頼んだ方がいいですよ』とアドバイスをいただいて」と振り返り、「これだけ作ってもらうのも悪いなと思って映画に出演いただこうということになったのですが、空いてた役が黄色い鬼と我慢汁だったんです」と暴露。「誰だか分かんない度で言えばいい勝負」と笑みを浮かべながら明かした。片桐は「特殊メイクに3時間かかった」と告白。これに宮藤監督は「メイク部は(片桐の)顔が派手なので、元の顔に造形で勝とうとする」とスタッフらの気合が入った特殊メイクによって奇抜な風貌が出来上がったとも話した。さらに、片桐の出演シーンは「すべてアドリブ」と打ち明け「まったくいらない役ですからね(笑)」と発言すると、片桐自身も「何のために出演したんだって役ですから」と納得した様子を見せ、会場の笑いを誘った。最後に、片桐は「地獄っていう新しいジャンルの映画が誕生しました。輪廻転生をしっかり繰り返していて、こんなにしっかりとした地獄の映画はこれまでなかった」とアピール。加えて、「泣ける映画でもあります。正面から地獄を扱っていて、大好きな映画になりました」と絶賛すると、宮藤監督はこれまで35回も舞台あいさつに登壇していることを自嘲気味に話しつつ「まだまだ僕の舞台あいさつ地獄は続きます。劇場の大きい音で見てもらうのがいい映画なので、ぜひ周りの人に薦めていただければ」と呼びかけ、大きな拍手に包まれる中、ステージを後にした。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年07月12日地獄が舞台の青春コメディ『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のヒット御礼舞台挨拶が7月4日(月)、都内で行われ、主演の長瀬智也、共演する神木隆之介、宮藤官九郎監督が出席。同作は公開9日間で観客動員50万7,512人、興収6億7,075万1,300円を記録している。修学旅行中の事故で地獄に落ちた高校生が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼キラーKからギターの猛特訓を受け、現世への転生に挑む。地獄の赤鬼を演じた長瀬さんは「(宮藤)監督とは、これまでいろんな作品でご一緒していますが、こうした形で数字的に褒められるのは初めて。リアクションに困ります」と困惑の表情?それでも「一緒に培ってきたコメディ映画が、“鬼ヒット”してくれるのが何よりうれしい」と誇らしげだった。宮藤監督も「いままで報われないことが多かった!」と感激しきり。ただ、「この前、地方に行ったら、通りすがりの人から『あっ、映画観に行くよ。トゥゲザートゥゲザーだっけ?』って題名を間違われて(笑)。まだまだ、気を緩めずに宣伝しないといけないですね」と背筋を伸ばした。地獄に落ちる高校生を演じた神木さんは、「唯一無二の作品に参加できて、誇りだし幸せです」と感無量の面持ちだったが、「これだけ多くの人に、僕が拷問されている姿が見られているのは複雑…」と苦笑い。舞台挨拶では、長瀬さんらが満員の観客と一緒に映画の主題歌を熱唱する場面も。会場となった東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズが、地獄のライブハウスと化していた。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年07月04日●宮藤監督とは「ウマが合う」1990年代後半から2000年代前半にかけてオルタナティヴロックバンド・NUMBER GIRLのフロントマンとして活躍し、ささくれだったサウンドや実直な姿勢で後進のアーティストたちに大きな影響を与えた向井秀徳。解散後は、新たにロックバンド・ZAZEN BOYSなどで活動する傍ら、『ディストラクション・ベイビーズ』(公開中)などの映画音楽も担当している。2014年には『スペース☆ダンディ』の音楽制作陣に参加、アニメ業界に進出したことでも話題を呼んだ。その向井が劇中音楽の多くを務め、宮藤官九郎監督がメガホンを取る映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』が6月より公開している。青春映画の側面を持つ本作だが、もう一つ大きな特徴を挙げるとするならば、それは音楽映画であるということだ。劇中で、地獄に落ちる関大助(神木隆之介)は、転生をかけてキラーK(長瀬智也)がフロントマンを務めるバンド・地獄図に加入。本編では、彼らのパフォーマンスも大きく取り上げられている。とは言え、それも音楽界でスターダムにのし上がるとか、メンバーが一致団結してライブを成功させる様を捉えるといったものではない。生き返りを目指して活動するという特異な設定が、特徴的なバンド描写につながっていると言えよう。そんな"音楽映画"『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』だが、驚くことに、強烈な地獄の映像が続いても、そのBGMは主張し過ぎず、物語に寄り添っている。かと思えば、バンドに焦点が当たるシーンでは、奇抜な設定を際立たせるように、エッジの立った音像がむき出しになる。多様なサウンドを生み出し、本作を音楽映画として完成させる一助を果たした向井は、NUMBER GIRL時代から、ロックバンド・グループ魂の一員としても知られる宮藤監督と関係を築いてきた。実際に、本作に至るまで宮藤監督がメガホンを取ってきた『真夜中の弥次さん喜多さん』(05年/ZAZEN BOYSの一員として)、『少年メリケンサック』(09年)、『中学生円山』(13年)といった映画は、全て向井が音楽を担当している。10年以上、共に仕事をしてきた2人。これを踏まえ、本作の音楽を制作するにあたって、向井はどのような思いを抱えていたのか、そして今彼が実感している宮藤監督との関係とは。その背景を伺った。○具体的な打ち合わせなしでも「最後はかみ合う」――本作には、すごく音楽映画の側面があると感じました。どミュージカルですね。地獄ミュージカル。――宮藤監督とは何度もお仕事されていますが、今回は監督の想像した世界観のイメージを共有するのが難しかったのではないでしょうか。長いお付き合いをさせていただいてますね。過去の宮藤さんの映画は、全部参加して、ほかにも芝居、歌舞伎とかの音楽もさせていただいてまして。コラボレーションをしていく中で、歌舞伎にしても、やったことなくて…私の引き出しの中に、まったくもってない。「どうすればいいのかな」って最初は思うんですけど、宮藤さんと「具体的にこういう風に」とまで決めなくても、うまい具合に最後はかみあう。ずっとそうだったし、今回もそうでした。宮藤さんと一緒に作っていくものに関して、私としては、間違いはないという実感があります。一言で言って、「ウマが合う」。今回も撮影前に必要な、映画の中でキモとなる曲がたくさんありまして。それを用意することから始まったんですけど、例えば作中でポイントとなる「天国」という曲。これはバラードで、分かりやすい、愛する人へ気持ちを伝えるための非常に歌詞もストレートでシンプルなラブソングなんですね。これを作らなければならない…むしろ「それありきの映画になる」くらいのもんだった。「どストレートなラブソングって、作ったことねぇなあ、できるかなぁ、どうすりゃいいんだ…」と一瞬、思いました。が、試行錯誤して「ラブソングを歌うなんて恥ずかしいとか照れがある」という風になるかなと思ったけど、純粋な気持ちで作ることができたんですよ。"照れ"なく。これは非常に自分の中で重要で、「これは良いんじゃないかな」と。そこから始まりました。――宮藤監督とはNUMBER GIRL時代からグループ魂と対バンなさっていたり、彼らのアルバムにも参加されたりしていました。10年以上の交流になりますが、本作に至るまで、バンドマン同士という関係もあると思いますし、監督とアーティストという関係もあると思います。それぞれ、どのようなお付き合いをされてきたのでしょうか。芝居、映画、歌舞伎…あと、コントをやらされるって言うね(笑)。今年(2015年)の夏もさせられましたけど、それに関してだけはさせられるって感じのイメージがある。ほかは一緒に作っていくという感覚。あとは、宮藤さんの芝居を見に行かせていただいたり、宮藤さんがZAZEN BOYSのライブを見に来ていただいたりと、そういう交流ですね。●シーンに寄り添った劇伴の狙いと宮藤監督との"部活"○長瀬智也が癖のあるガイドボーカルを完コピ - 地獄と現世では機材も変更――そんなお2人ですが、今回作られた楽曲の中で、宮藤監督らしいオーダーの仕方だったものはありましたか?これは毎度のことで、具体的な注文ってのはないんです。ただ、キーワードですね。「毎度おさわがせします」とか、そんな程度ですね。――詳細な指示なく制作されたのですね。ということは、完成した映画をご覧になって、良い意味で予想を裏切られたものもありそうですね。私が地獄図の楽曲を作りまして、それをキラーK=長瀬さんが歌うんだけども。「天誅!!」とかは、私がデモで歌ったものを、ノリとか譜割りも含めて、完コピしてくださってるんですよ。私、自分の癖で歌ったりする部分もあるんですけど、それを非常に良い形で、ノリを損なわず…と言うより、私のガイドボーカルに沿って忠実に歌ってくださって。「何で長瀬さん、ちゃんとコピってるの」って笑ってしまいました。私は歌の癖がすごくあるから、それを良い調子で再現してくださって、うれしかったです(笑)――劇中の音楽では、地獄のけばけばしい風景が続いている中、穏やかな楽曲が多かったことに驚きもありました。映画は、地獄の世界と現世の世界、2つが分かれてるんですね。全く別世界だから、その違いというのを、分かりやすくしなければいけなかった。地獄のところではおどろおどろしい和太鼓を入れたり…一方、現世のシーンでは「胸キュン青春ムービー」的ストーリーなんで、それに寄り添う形のアコースティックギターの奇麗な音だったりシンセサイザーのキラキラしたムードある音世界にしていって。楽器も大きく変えて、ハッキリ違いを出しました。○劇伴は邪魔にならずシーンに寄り添うものでなければならない――「スーサイド」という楽曲も印象強く残りました。この曲は"軽音楽部の高校生がオリジナル曲を作るならどんな風になるだろう"と想像しながら書いたと伺ったのですが、ご自身も中学時代からギターに目覚めてらっしゃって。その時の感情が曲に投影されるようなこともありましたか。ありました。作り方が分からないから、自分が知ってる限りのコードと、適当にこんな歌詞で、みたいに何となくで大体作ろうとするんです。全然、自分の中に確固たる軸を持ってない、ブレブレで上っ面な曲が出来上がってくるのですけども、「スーサイド」に関しては、そういう部分を大事にしました。――ご自身の中学時代の活動もそういった雰囲気でしたか。まず曲っぽくなればうれしいっていう、もっと無邪気なもんだったんで。どこかで聞いたことあるフレーズを乗っけてみたり、それでも何となくコードが合って、曲っぽくなってる。それだけで満足してたのはありました。それで英語っぽく歌ったら「R.E.M.ぽくなったな」とか。それだけでうれしい、そういうことなんです。――R.E.M.の名前も飛び出しましたが向井さんは、音楽的なバックグラウンドも幅広いですよね。その中から、多様なジャンルのサウンドを劇中音楽として盛り込むことができたのではないかと思います。今回の狙いはどのようなものでしょうか。劇伴は、やはり邪魔にならない音楽じゃないとダメなんですよ。邪魔にならないけど、シーンと相まって、気持ちが揺れ動かされるみたいなものになれば良いなと。主張を強くしすぎないといけない場合もあるんだけど、基本的に、シーンに寄り添う音って言うのは、鳴ってるか鳴ってないか分からない方が良いんじゃないかなと思ったり、いらねえんじゃねえかと思ったり…難しいんです。試行錯誤ですね。○宮藤監督とは"部活"の先輩・後輩――最後に、あらためて、宮藤監督とのお仕事というのを、端的に表すとどのような言葉になりますか。(深く考えて)部活。――ウマが合って、仲が良くても"部活"なんですね一応、宮藤さんは先輩ですから。同級生じゃなくて、私は後輩なんで、縦社会もありつつ(笑)。そんな部活動を続けていきたいですね。■プロフィール向井秀徳1973年10月26日生まれ。佐賀県出身。1995年にバンド・NUMBER GIRLを福岡で結成。1999年、シングル「透明少女」でメジャーデビューを果たし、海外レコーディングに励みながら、多数のライブを展開するも2002年に解散。以降もZAZEN BOYSやLEO今井とのユニット・KIMONOSを結成し、自身のスタジオ「MATSURI STUDIO」を拠点に楽曲を制作している。宮藤官九郎監督がメガホンを取った『少年メリケンサック』(09年)では、第33回日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。2015年の『第66回NHK紅白歌合戦』では椎名林檎のステージにゲストとして登場したことも話題となった。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年07月03日不慮の事故で地獄にたどり着き、赤鬼・キラーKのロックバンドに加入するはめになった高校生・大助を描く『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。宮藤官九郎監督と大助を演じた神木隆之介が、キラーKを演じた長瀬智也とのコラボレーションを語る。地獄でロックバンド「地獄図(ヘルズ)」を結成しているキラーKを演じた長瀬さんとは、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」以来、数々のドラマや宮藤さんの映画監督デビュー作『真夜中の弥次さん喜多さん』で組んできている。以心伝心の域に達している。「今回は本当にスムーズでしたね。キラーK仕様のギター制作やレコーディングもあったりして、クランクイン前に会う機会がいつもより多かったんです。そうすると長瀬君からもいろいろ意見が出てくるし、僕も『こうしてほしい』というのを言葉で伝えられたので、撮影が始まったときには、お互い共有できてる状態でした。撮影前に長瀬君から『鬼ってどれぐらい鬼の感じですか?特殊メイクするぐらいの感じですか?』と聞かれて、いや、そうじゃないよと答えたら『僕だと分かる感じですか?じゃあ、まだ牙がフィットしてない感じとか、そういうのもありですかね』って(笑)、そのまま採用させてもらいました」。撮影現場でも互いの意見を伝え合い、新たなものが生まれることもあった。「そこで軌道修正できるんですよね。僕は僕で準備していたものがあって、こういうふうにしたい。でも、長瀬君がやってる方が面白いなと思ったら、そっちにしようかって。下準備がうまくできて、世界観が共有できてたからかなと僕は思ってます」。神木さんは01年のドラマ「ムコ殿」以来、久々の長瀬さんとの再共演となった。「小学校以来で、最初は少し恥ずかしかったです。子どものときは全く何も考えずに演じていました。当時は長瀬さんは芝居の中でも普通に、僕に接してくださっていたのですが今回は役として向き合ってくださいました。長瀬さんは長瀬さんで、僕も僕で役づくりをして、それをぶつけ合うというのが、お互い新鮮過ぎて『恥ずかしかったよね』と話していました。だけど、一度共演させていただいたこともあって、呼吸をすぐに合わせることができたと感じています」。キラーKは、地上では“近藤さん”という地味な男性だった。大助は現世でも地獄でも一貫して彼をなめてかかるが、長瀬さんと神木さんのテンポよく息の合ったやりとりは実に楽しい。「近藤さんはキラーKっていう鬼になりたての、完成し切ってない状態で大助と会うんです。ちょっとまだぶれてるところが大助のキャラクターによって、引き出される。大助の鬼を怖がらないキャラクターが面白い。特に冒頭のシーンは思いましたね」と監督は言う。今回は特に、役者やスタッフから投げかけられる意外な発想を柔軟に取り入れたという。「そうですね。言われた通りにやるだけの役者さんよりも好きですね。違ったら『違う』って言えるし、僕も。何か仕掛けてくるというか、逸脱したアイデアを持ってる役者さんとなら、いくらでもそういうことできると思います」。(text:Yuki Tominaga/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月28日「ぴあ」調査による2016年6月24日、25日のぴあ映画初日満足度ランキングは、宮藤官九郎監督が長瀬智也、神木隆之介をキャストに迎えた青春コメディ『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』がトップに輝いた。2位に太田垣康男の人気漫画をアニメ化した『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』、3位に小池真理子の小説を門脇麦主演で映画化した『二重生活』が入った。その他の写真1位の『TOO YOUNG TO DIE!…』は、不慮の事故により地獄に落ちてしまった普通の高校生・大助(神木)が、ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼、キラーK(長瀬)の鬼特訓のもと、生き返るために奮闘する様を描く。『舞妓Haaaan!!!』や連続テレビ小説『あまちゃん』など数々のヒット作を手掛けてきた宮藤監督が、3年ぶりにメガホンを執ったオリジナルストーリーだが、出口調査では「さすがクドカン!」「笑えるし泣けるしクドカンワールドが全開!」「細かいところまで面白く、小ネタ満載」「観客に余韻を与える前に次々と場面が変わっていくので飽きない」「楽しい気分が残るいい映画」などの声があがった。主演の長瀬は、宮藤監督とこれまで幾度もタッグを組んでおり、今作では1時間半もかかる特殊メイクを施し、超ハイテンションで少しバカっぽいが、ギターを弾いて歌うとカッコいい赤鬼キラーKを熱演した。「クドカンと長瀬のタッグが見たくて来た」という観客も多く期待も高かったが、「現実離れした登場人物をこなすのがうまい!」「クドカンと長瀬の相性が最高」と大好評だった。本作は“地獄”というあり得ない場所を舞台に、過激なキャラクターが登場する突飛な物語だが、大助の恋心や、師弟関係、友情といった普遍的なドラマも繰り広げられており、観客からは「全体を通してコミカルだが感動させられるところもある」「クドカン独特の美学が感じられた」「楽しさも盛り込みつつも、世の中を皮肉するクドカンの演出がよい」などの感想も寄せられた。(本ランキングは、6/24(金)、25(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』公開中(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月27日