俳優の高橋英樹が23日に自身のアメブロを更新。娘でフリーアナウンサーの高橋真麻らとの家族ショットを公開した。この日、高橋は「夕方のひととき」と切り出し「どう見ても幸せなジイジですなあ(笑)」と孫を後ろから見つめる自身の姿を公開。「天気も良いし今日はやっぱりいい日ですなあ」と満足そうにつづった。続けて更新したブログでは「仕事終わりで揃いご飯」と家族で食事をしたことを明かし、家族ショットを公開。「ご近所のヌキテパさんにて」「こちらはデザート二種」と堪能したデザートの写真も公開し「その他は後程に、、」とコメントした。この投稿に読者からは「素敵なお写真」「ご家族揃っていいですね」「笑顔が最高です」などのコメントが寄せられている。
2022年04月24日俳優の高橋英樹が29日に自身のアメブロを更新。娘でフリーアナウンサーの高橋真麻や自身とは違う孫の様子を明かした。この日、高橋は「暗くなってきておやつが食べたい」と切り出し、菓子を手にする自身の姿を公開。一方で、孫について「欲しいものしか食べない」と明かし「信じられない!」とコメントした。続けて「真麻の子供!私の孫!何でも食べたがり屋では無い!!」と説明。最後に「子供番組をじっと観て」とテレビを見る孫の写真も公開し「そのそばで食べたがり屋のジイシはおやつでした(笑)」(原文ママ)とお茶目につづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「可愛いなぁ」「孫ちゃん、意外ですね」「不思議です」などのコメントが寄せられている。
2022年03月30日羽生結弦撮影/JMPA「僕も……、出たいです(笑)」羽生結弦が、日本オリンピック委員会の公式Twitterに投稿された動画でこう話した。「現在、’30年の冬季五輪を北海道の札幌で開催しようと、招致活動が行われています。今回の動画もその一環で、ほかにも、フィギュアスケートの鍵山優真選手、宇野昌磨選手や、スキージャンプの小林陵侑選手など、北京五輪で活躍した選手たちも参加。それぞれが札幌五輪への思いを語っています。’30年冬季五輪は年内にも開催地が内定する見込みです」(スポーツ紙記者)貴重なチャンスに羽生も本気か羽生のこの発言を受けて、ファンたちは歓喜の声を上げている。「8年後には35歳となっている羽生選手。コーチとして帯同するのか、開会式や閉会式に登場するのか、はたまた代表選手として出場するのか、どんな形で札幌五輪に出てくれるのか楽しみです」(羽生のファン)動画では、“出たい”と言いながら思わず笑ってしまった羽生。リップサービスのようにも思えるが、2度の冬季五輪出場経験があり、現在はフィギュアスケート振付師として活動する村主章枝さんは“あながちそうでもないのでは”と推察する。「自国開催の五輪というのはやはり特別。前回、日本で冬季五輪が開催されたのが’98年長野五輪で、次が’30年札幌五輪だとすると、その間は32年。タイミング的に、出場できるチャンスはなかなかないので、羽生選手も案外本気かもしれませんね(笑)」しかし、北京五輪で表彰台にのぼったのは10代や20代の選手だけ。35歳で出場できる可能性はあるのだろうか。“アダルトな羽生結弦”を五輪で見られる可能性「30歳を越えると身体のダメージの回復が遅くなるので、若いときと同じ練習方法では難しいかもしれませんが、それを工夫すれば問題ありません。男性のアスリートで35歳以上の方もたくさんいますから」(村主さん、以下同)実際、北京五輪代表の座を小松原美里・小松原尊組と争い、3月21日から行われる世界選手権にアイスダンスで出場する高橋大輔も、現在36歳。また、競技を長く続けることには、メリットも。「私自身、今は指導や振り付けをやっていますが、33歳まで競技を続けた経験が生きていると思います。’06年のトリノ五輪で4位となった後、成績は下り坂の傾向でしたが、そのときの経験で、選手を育てるいろんなアプローチを学び、身体の使い方の引き出しが増えました。長く競技を続けると、その先のキャリアに生かすことができる面もあると思います」そして、村主さんはこんな可能性も指摘する。「28歳以上が出場できる『国際アダルトフィギュアスケート競技会』という大会があり、年々規模が大きくなってきています。“アダルト”といっても、落ち着いた大人の雰囲気の大会というよりは、かなり本気の世界大会。若い選手と変わらない熱い戦いをしています。’30年の札幌五輪のころには、日本でももっとメジャーな大会になっているかもしれませんし、それに羽生選手が出る可能性もあるでしょう。そうなれば、オリンピックで“アダルト”な羽生選手が見られるかもしれません」年齢を重ねたゆづの大人の魅力も見てみたい!
2022年03月17日俳優の高橋英樹が8日に自身のアメブロを更新。娘でフリーアナウンサーの高橋真麻から貰ったものを紹介した。この日、高橋は「真麻からのプレゼント」というタイトルでブログを更新。「真麻からもらった熟成肉のエキスです」と述べ、真麻から貰った品を公開した。続けて「まだ使っていませんがとても肉が美味しくなるそうです」と説明し「料理に使うのが楽しみですなあ」とコメント。最後に「今日も素敵なことが待っています」とつづり、ブログを締めくくった。
2022年03月08日岸井ゆきのと高橋一生がW主演した「恋せぬふたり」の6話が2月28日放送。みのりの赤ちゃんを見つめる高橋の表情と、回想シーンで描かれた高橋の過去に「今までで一番切なかった」「高橋さんがツラそう」などの声が殺到している。他者に恋愛感情を抱かず性的にも惹かれないアロマンティック・アセクシュアルと呼ばれる2人が同居生活をはじめていく姿を描いてきた本作。自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識して、高橋と“恋愛抜きの家族”になろうと同居をはじめるなか、親友だと思っていた千鶴から“恋愛的に好き”だったことを告白された咲子に岸井さん。咲子がキャンペーン商品を見に行ったスーパーで出会った男性で、祖母が亡くなってから近所のおせっかいが激しくなり、それを回避する思惑もあって咲子と同居をはじめた高橋に高橋さん。咲子と高橋の関係を尊重するようになった松岡一には濱正悟。咲子は親友だと思っていたが、実は咲子に恋愛感情を抱いていた門脇千鶴に小島藤子。咲子の妹・石川みのりには北香那。みのりの夫・大輔にはアベラヒデノブ。咲子の母・兒玉さくらには西田尚美。咲子の父・博実には小市慢太郎。高橋の同僚の浜岡には猫背椿。同じく高橋の同僚の豊玉には西川可奈子といった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。新年を迎えアロマンティック・アセクシュアルのイベントに参加した咲子は、そこで自分たちの将来について考えてなかったことに気付かされる。帰宅すると一にくわえ、みのりとその娘までが高橋家に遊びに来ていた。第2子を妊娠中のみのりだが、夫の大輔に浮気が発覚。離婚を考えているという。咲子の話にみのりはいら立ちを募らせ「誰かを好きにならないってことはさ、こういう苦しみとも無縁なわけでしょ。人生楽だよね」と言い、咲子の生き方に対し「なんもない人生」と言い放つ……というのが今回のおはなし。この言葉を聞いた一は「みのりちゃん、今のは言い過ぎだよ」とみのりをたしなめる。そんな一の姿に「カズくんが最初は不快で仕方なかった でもだんだん良さが分かってきた」「カズくんへの好感度がめきめきと上がっていく」「咲子の気持ちを代弁してくれてカズくんがあの場に居てくれて良かったとすら思う」などの反応が。その後みのりのもとに大輔がやってくる。娘を前に怒鳴り合いのケンカを繰り広げるみのりと大輔を高橋が止めるが、その直後みのりが破水。無事出産するがみのりは大輔に子どもを会わせないと言い、博実に促され大輔は病院から帰る。その後みのりの赤ちゃんを抱く咲子と両親、みのりを見つめ、その後赤ちゃんを見ながら「かわいいですね」とつぶやく高橋。そしてラスト、雨が降り庭の鉢を屋内にしまいながら、高橋は遥(菊池亜希子)との過去を思い出す。「今までで一番切なかったかもしれない…高橋さんの赤ちゃんを見る表情がさ…」「高橋さんがツラそうな回でしたね。いろいろ思い出してしまう過去があったのですね」「子どもを持ちたいと思った、そのチャンスがあった過去を感じさせる展開」「後半の高橋さん、どんな思いで赤ちゃんを見てたんだろう。高橋さんの過去に何があったのか…」など、今後明かされていくであろう高橋の過去についても多くの視聴者が思いを巡らせていた。(笠緒)
2022年03月01日俳優の高橋英樹が25日に自身のアメブロを更新。娘でフリーアナウンサーの高橋真麻の夫から貰った誕生日プレゼントを公開した。この日、高橋は「先日の私のバースデーに真麻の旦那さんから可愛いドライヤーをもらいました」と報告。ドライヤーをプレゼントしてくれた理由について「真麻が私がドライヤーをさがしていると耳打ちしたそうです(笑)」と明かした。続けて、ドライヤーを使用する自身の姿を公開し「小さくて可愛いです」とコメント。「そして軽い!」と利点も述べ「しばらくロケーションのお供になりそうです」と気に入った様子でつづった。最後に「どんどん新しい商品が開発されているんだなあ」とコメント。「明日の収録にもお供しそうです(笑)」と嬉しそうにつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「素敵なプレゼント」「感謝ですね」「可愛らしいドライヤーですね!!」などのコメントが寄せられている。
2022年02月25日フリーアナウンサーの高橋真麻が19日と20日に自身のアメブロを更新。父で俳優の高橋英樹のファンから貰ったプレゼントを公開した。19日のブログで、真麻は「父のファンの方が娘にアンパンマンの手編みのニット帽とワンピース、ひざ掛けをプレゼントして下さいました」と述べ、英樹のファンからアニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)の手編みのアイテムをプレゼントされたことを報告した。続けて『アンパンマン』のキャラクターがあしらわれたニット帽やワンピースの写真を複数枚公開し「これは唯一無二世界にひとつ」と感激した様子でコメント。「娘も大喜び!!」と反応を明かし「ありがとうございました」と感謝をつづった。また、20日には「大喜び」というタイトルでブログを更新。「アンパンマンの帽子をかぶってひざ掛けで遊んでおります」と娘の様子を写真とともに報告し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「素敵ですね」「凄いクオリティ」「とっても可愛い」「売り物みたい」などのコメントが寄せられている。
2022年02月21日俳優の高橋英樹が19日に自身のアメブロを更新。娘でフリーアナウンサーの高橋真麻夫婦へのお土産に購入した品を紹介した。この日、英樹は「お土産パンぱん」というタイトルでブログを更新し、購入したパンを手にする自身の姿を公開。「私はフランスパンのカリカリが大好き」とフランスパンを堪能する様子も公開した。続けて「すぐに売り切れるという塩クッキーです」と写真とともに紹介。味について「チーズ山椒カレーなど甘くないクッキーでワインにも合うのです」と説明した。また「これは真麻夫婦へのお土産でした!!」と真麻夫婦へのお土産に購入したことを報告。最後に「孫ちゃんには安納芋パンでした(笑)」と愛情たっぷりにつづり、ブログを締めくくった。
2022年02月20日岸井ゆきの、高橋一生がW主演する「恋せぬふたり」の3話が1月24日放送。「だから私は推しました」に登場したサニーサイドアップの登場にSNSが沸くなか、高橋のポイントカードへのこだわりにも「あるある」「わかる」など共感の声も寄せられている。アロマンティックとは、恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと。アセクシュアルとは、性的指向の一つで他者に性的に惹かれないこと。どちらの面でも他者に惹かれない人はアロマンティック・アセクシュアルと呼ばれる。本作はアロマンティック・アセクシュアルの2人が同居生活を始め、両親、上司、元カレ、ご近所さんたちに波紋を広げていく様を描いていく作品。スーパーまるまる本社勤務で、キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れた際に高橋と出会い、高橋のブログを読んで自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識。前回、家族に自分がアロマンティック・アセクシュアルであることを明かした咲子に岸井ゆきの。1話で咲子から同居しないかと提案され、最初は首をかしげていていたが、祖母が亡くなってから近所のおせっかいが激しかったこともあり同居を始め、前回は彼氏のふりをして咲子の家族に会いに行った高橋に高橋さん。勝手に咲子と付き合ってるつもりの同僚・松岡一には濱正悟。咲子の親友の美容師・門脇千鶴に小島藤子。咲子の妹・石川みのりに北香那。みのりの夫・大輔にアベラヒデノブ。咲子の母・兒玉さくらに西田尚美。咲子の父・博実には小市慢太郎。過去に高橋と何かあったらしい猪塚遥には菊池亜希子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。一から「俺らギリ付き合ってる」と言われた咲子は意味が分からずポカンとする。2人は過去に付き合っていたが“活動休止”という形で距離を置いていた。咲子のなかでは関係が終わったつもりだったが、一にとってはあくまで活動休止で関係は終わっていなかった…。咲子と一が親しくなるきっかけになったのが、2019年のよるドラ枠でオンエアされた「だから私は推しました」に登場した地下アイドルのサニーサイドアップだと判明すると、視聴者からは「サニサイが出てきたのも嬉しい。同じ世界に存在してる」「一瞬、別のグループかと思ったけど黄色だし、卵だし、絶対そうだと確信。好きなドラマだったから嬉しかった~~」「序盤にサニサイが一瞬出ててビックリしてたら、その後名前もガッツリ出てきて嬉しい」などの反応が上がる。その後、高橋が貯めたポイントカードのポイントを消化するため、咲子は仕事帰りに高橋と待ち合わせる。ポイントカードを貯めてから「満を持して使う」という高橋だが、そのせいでたくさんあるポイントカードの有効期限が全部“今日”だった…という展開に「うわーーーーーー、わかる、ポイントの有効期限忘れがち」といった共感の声や、「ああいう何気ない小さな幸せを分かち合える人生は本当に素敵だと思う」「押し付けでもなく、自然に時間を共有出来る関係は良いなと思った」など、咲子と高橋の関係性を讃える声も多数SNSに投稿されている。(笠緒)
2022年01月25日羽生結弦選手「来月行われる、五輪2連覇の羽生結弦(27)との戦いでは、このようなミスが許されないだろう」アメリカの放送局『NBCスポーツ』が、運営するWEBサイトの記事でこう綴ったのは、日本時間の1月5日から10日に行われたフィギュアスケートの『全米選手権』でのネイサン・チェン(22)の演技だ。■最大のライバル・ネイサンが転倒するも高得点「ネイサン選手は、昨年12月に行われた『全日本選手権』での羽生選手の322.36点を上回る328.01点で、『全米選手権』6連覇を果たし、2月に開催される北京五輪の代表に内定しました。ショートプログラムでは難易度の高い4回転ルッツ-3回転トーループのコンビネーションジャンプを成功させる圧巻の演技を披露。しかし、フリープログラムでは2度も転倒しているんです。しかも、そのうち1度はジャンプではない、ステップの場面。それでもこの高得点ですから……」(スポーツ紙記者)フィギュアスケート評論家の佐野稔さんは、このミスについて、「ノリノリでやっていたところで転んでしまう、いわば“弘法も筆の誤り”ですよね。めったに見られない珍しいシーンだと思います」と驚いた様子。もし、このミスがなかったらどうなっていたのか。「ネイサン選手自身が持つ世界最高得点の335.30点に近いものになったと思います。しかし、羽生選手の点数は日本国内で滑ったもの、ネイサン選手の点数はアメリカ国内で滑ったものですから、国際スケート連盟に認定される記録にはならず、あくまで参考記録にしかなりません。なので、オリンピックでこれと同じことが起こったとしても、どうなるかはわかりません」(佐野さん)羽生は北京五輪について、「連覇は絶対に諦めたくないし、だからこそ強く決意を持って、絶対に勝ちたいなって思いました」と語っている。では、最大のライバルであるネイサンに勝つ秘策は何か。■羽生結弦に秘策はある?羽生が初めてオリンピック王者となった’14年のソチ五輪では、戦いは滑走前から始まっていたという。ソチ五輪にペアの代表として出場し、JOC理事で羽生の幼なじみでもある高橋成美さんは、それを間近で見ていた。「ゆづはもともと身体が繊細なので、現地入りする前から体調管理のためにみんなと離れて行動していて、彼なりのルーティンもあるのでそれを崩さないように周りもすごく気を使っていました」ソチへ出発する前から、さすがの徹底ぶり。今回はどうなるのだろうか。「昨年12月の『全日本選手権』では、ほかの選手との会話だけでなく、1人でいてもとにかくしゃべり続けて、周囲と関わりたい様子を見せていました。とはいえ、今回の北京五輪は“4回転半の成功”と“3連覇”がかかっていて、今まで以上に強い気持ちで挑む大会。羽生選手ほどの人なら、そんな気持ちを抑えることはできるはず。ソチ五輪のように、周囲と別行動をとるという可能性も、十分にあると思いますよ」(スケート連盟関係者)そして、’18年の平昌五輪で2度目の五輪王者となった羽生。開催3か月前に右足にケガを負ってしまい、出場予定だった複数の試合を欠場することに。ケガからの復帰戦となったのが、五輪だった。「ほとんど練習ができておらず、痛み止めを飲んでいたと試合後に自ら明かしていましたが、試合前はひと言も語っていません。“自分は完璧だ、平気だ”と思い込んでやっていたわけです。それで、ショートプログラムを見事にこなし、フリーもなんとか滑りました。一方のネイサン選手は、ショートですべてのジャンプでミスが出てボロボロだった。それは、羽生選手が見事な演技が“(ケガ明けなのに)できている”というのを見せたからだと思います。ケガの度合いは、世界中の人が知らなかった。それが羽生陣営の作戦だったわけです」(佐野さん、以下同)■4回転半の成功がカギ見事な作戦で五輪2連覇を果たした羽生。佐野さんは、北京五輪での作戦にも期待を寄せているという。「羽生選手が金メダルを獲得するには、4回転半の成功がかなり重要です」それは、彼自身の演技のためだけではない。「羽生選手が4回転半を成功させたというニュースが試合会場で流れたときに、それを聞いたネイサン選手が何を感じるかですよね」いったいどういうことか。「北京五輪には世界トップクラスの審判が集まりますが、4回転半は誰も成功したことのないジャンプなので、どのような点数をつけるかは想像がつかないわけです。それだけ、4回転半を成功させるというのは、とんでもない話。それを試合でやって、ほかもノーミスでやった人の点数がどうなるのかなんて、計り知れないでしょう。センセーショナルであり、すごいことが世の中に起こったとき、人間は動揺します。そこが、羽生選手の狙いなのです」技術の戦いだけではなく、高度な“頭脳戦”が展開されるというのだ。では、ネイサンが先の滑走だった場合は?「男子は、8日にショートプログラムが行われて、10日に行われるフリープログラムまで1日空きますが、その1日で練習をします。おそらく、2人の練習は同じ時間帯に行われるはず。そのときに羽生選手がバシッと4回転半を決めたら、それを見たネイサン選手がどう思うか。そこからもう、プレッシャーをかけているわけです」チャンスはまだある。「滑走順によって分けられたグループごとに、ウオーミングアップとして滑走直前に行われる“6分間練習”です。そこで、ネイサン選手の目の前で4回転半を当然のように決めれば、彼が動揺することは間違いありません。そうとうなプレッシャーを与えることができるでしょうね」(前出・スポーツ紙記者)相手を動揺させるための“頭脳”が、2人の勝負の行方を握っている。「いちばん使うのは、身体ではなく頭かもしれません。羽生選手もネイサン選手も、精神的にはすごく強いはず。そんな中で、動揺したら負け、逆にいかに相手を動揺させるかという駆け引きはあると思います」(佐野さん)北京五輪で4回転半を成功させて3連覇という2つの夢を叶えるべく、羽生は一直線に向かう──。
2022年01月19日羽生結弦「肉みそおいしー!」羽生結弦が、タコライス風肉みそを口いっぱいにほおばるのは、『味の素』の新CMだ。「東京五輪で金メダルを獲得した、柔道の阿部詩選手と共演しています。阿部選手が紹介するメニューを、羽生選手が“あざとかわいく”食べる姿にキュンとするファンが続出中です」(スポーツ紙記者)新CMにも注目が集まるが、やっぱり気になるのは“本業”の動向だ。「ほかの選手は今シーズンの試合が始まりつつありますが、ユヅは11月12日から始まる『NHK杯』まで出番はおあずけ。いったい、どんな曲を選んでどんな演技をするのか、気になってウズウズしています(笑)。日本で開催される大会に出るので、せっかくだから生で応援したい!」(羽生のファン)フリープログラムは昨シーズンの『天と地と』を継続する意向を示していたが、ショートプログラムはまだ明かされていない。「7月には、曲は決まっていたようです。ただ、演技で実際に使う音源は完成していない状態でした。その後、進捗状況は語られていませんが、『天と地と』の対極にあるようなバラードのピアノ曲になるのではないでしょうか」(フィギュア関係者)■コロナ禍で指導が受けられない選手スポーツライターの梅田香子さんは、羽生の今シーズンのプログラムについてこう語る。「フリーの『天と地と』は五輪向けのプログラムというよりは、羽生選手の好きな振り付けが多い印象。とはいえ、五輪で点をとれるように、コーチのブライアン・オーサー氏が修正を加えると思います」昨年同様、リモートでの指導になるのだろうか。では、ショートの進捗はどうか。「普通のシーズンであれば、夏の強化合宿で新しいプログラムを披露します。でも、今年はコロナ禍でどの選手も思うように振り付けの指導が受けられていない状況です。NHK杯に間に合うよう、今ちょうどつくりあげているところだと思います」(梅田さん)4歳から小学2年生まで羽生を指導した、山田真実コーチにも聞いてみると、こんな答えが返ってきた。「新曲だとしても古い曲だとしても、現時点でプログラムが仕上がっていないということはないと思います。どんな曲で滑っても、できるときはできるし、できないときはできない。スケート関係者はそんな感じで見ています」ある意味、羽生への信頼の表れのようだ。「新しい曲だとすれば、もう滑り込んでいるだろうし、以前の曲を使うとしても、ちゃんとこなすはず。そのあたりは、まったく心配していません」(山田コーチ、以下同)■羽生選手の身体はもうボロボロプログラムの完成より、別のことが気にかかるという。「私が心配しているのは身体のこと。4回転半を練習するということは、身体に負荷がかかって、普段よりケガが多くなってしまうんです。なので、彼の身体はボロボロなんじゃないでしょうか。4回転半を氷上で練習しながら、トレーニングをして身体もつくらないといけない。どれだけ身体を酷使しているか……。でも、本人は挑戦したい、成功させたいでしょうし……」憂慮しつつも、羽生にエールを送る。「結弦の魅力をたくさん出せる演技をすれば、自ずと結果や観客の満足がついてくるはず。“4回転半ができるまで現役を続ける”とか、私はそこまでする必要はないと思っていて、本人が納得して“これで十分だな”と思えたときに、勇退というか、現役をいったんやめるというか、そういう方法もあると思います。本人が納得できていれば、それでいいんです」恩師のエールを受けて、納得のシーズンにできるか─。
2021年10月11日羽生結弦「今シーズンも自分の夢の達成に向けて日々精進していきます」日本スケート連盟が9月1日に公開した動画で力強く抱負を語ったのは、羽生結弦(26)。来年2月の大舞台に向け、いよいよ本格始動する。■幼なじみが語った羽生結弦の存在感「9月3日、JOCが北京五輪に挑む選手や監督などを集めてオンラインで研修会を開催。“チームJAPAN”として連帯感を強めるのが目的です。スピードスケートの髙木美帆選手やノルディックスキーの渡部暁斗選手たちとともに、羽生選手も参加。東京五輪で活躍したメダリストも出席し、貴重な体験談を伝授しました」(スポーツ紙記者)ついに動きだした北京五輪日本代表。今年6月には、羽生にとって追い風となるニュースも届いていた。「JOCの新理事が決まったんですが、その中に高橋成美さんがいるんですよ。元フィギュアスケートペアの選手で、’14年にはソチ五輪に出場。JOCでは史上初の20代理事ということになります。彼女は羽生選手の“幼なじみ”ですから、喜んだことでしょう」(同・スポーツ紙記者)’18年3月に現役を引退し、現在は松竹芸能に所属する高橋さん。スポーツライターの梅田香子さんは、彼女を高く評価している。「中国語や英語などを話せるとても優秀な人で、すごく大きな戦力。精神的にも現役時代から鍛え上げられていますし、アスリートの大変な部分をよく理解しています。シングルとペア両方において第一線で活躍した経験があって、今の強化選手はみんな彼女を知っている。選手にとって、相談しやすくて頼りになる存在ですね」競技に対して特別な思いを抱く羽生にとって、同じ志を持つ心強い味方となる。「羽生選手はフィギュアスケートに対する思いがとても熱い人ですから“競技を盛り上げる”という部分でも、高橋さんの就任は大きいと思います。彼女と羽生選手は私利私欲関係なくスケートやスポーツのために動ける方なので、北京五輪に向けた動きやその先の活躍も非常に楽しみですね」(梅田さん)■羽生結弦のスケート愛日本スケート界の未来を明るく照らす2人が初めて出会ったのは、羽生が小学2年生で高橋さんが小学5年生のとき。高橋さんを指導していた都築章一郎コーチが仙台に移り、そこで羽生も教えるようになったことで一緒に練習をすることに。当時から、仲のよさは知られていた。「性格面で気が合ったみたい。羽生くんはとにかくスケート一筋で、“スケートが好きな子じゃないと付き合えない”と話すくらい。高橋さんとも、ずっとスケートの話ばかりしていましたよ。村上佳菜子さんとも仲がよかったけど、彼女はけっこう毒舌なタイプ。もちろん悪気はないんですが、羽生くんは“なるちゃんのほうが気が合います~”と言っていました(笑)」(スケート連盟関係者)幼少期から気の置けない間柄だった2人。当時について高橋さん本人に話を聞くと、懐かしそうに振り返る。「ゆづとは小学校も一緒だったんですけど、スケートと関係ない学校生活でもみんなから一目置かれていて、男女関係なく人気者でした。スケート場では、年上のお姉さんたちからの人気が圧倒的(笑)。高校生や大学生たちから可愛がられていました。年下に対して優しいけど、人懐っこくてお姉さんたちに対しても甘え上手でしたね」高橋さんは昨年の女性誌のインタビューで「私も一方的に少し好意を持っていた時期がありました」と語っていたが……。「まあちょっとね、ちょっとですよ(笑)。うまく言い表せないけど、神々しいですよね。人を惹きつけるオーラは昔からあって、それがどんどん磨かれていった印象です。でも恋人にしたら大変そう(笑)」(高橋さん、以下同)多くの人に愛され今や世界的なスターとなった羽生だが、その才能は幼いころから傑出していた。「練習に没頭する“質”がケタはずれでした。練習時間は同じはずなのに、一緒に遊んでいると都築先生はいつも私のことばかり怒るんです。“ゆづだって練習してないじゃん”と言い返すと“だけど結弦はできてる。着実に進歩してるだろ”って。同じ練習量でも、質が全然違いました」小学2年生にして、尊敬するエフゲニー・プルシェンコになりきって滑っていた。■幼少期からあった羽生の向上心「大人の選手が技を成功させるのを見て、ただ“すごい”って思うんじゃなくて“俺もああなりたい”って言ってました。憧れながら燃えていたんです。自らを“疑う”感情を、ゆづからは感じたことがないですね」北京五輪では最大のライバルであるネイサン・チェンと対決することが予想されるが、羽生にとってネイサンに勝つことだけが目標ではなくなってきている。「2人はまったく違うスタイルだから、スケーターから見ても、優劣をつけがたいというか……。ゆづの目標も最初はオリンピック優勝で、それが2連覇になって、今は4回転半という大技に挑戦していて、どんどん自分自身のほうに向いている。ファンの方たちも、勝ち負けよりゆづが自分で納得できる滑りをしてほしいという思いがあるんじゃないでしょうか」前人未到の4回転半を目指す羽生の姿は、幼なじみの目にどう映るのか。「総合力のスケートをここまで極めたうえで、新たに“4回転半”にも挑戦する。スケートに対する純粋な“愛”を感じますよね。成績のためにはほかで点数を上げていくほうが簡単だけど、“やっぱり跳びたい”っていう気持ちがあるところに“ゆづらしさ”を感じます」そう語る高橋さん自身も、スケートに貢献したいという“愛”は負けていない。「日本のコーチ陣の持つ指導力のポテンシャルを最大限に生かせるような環境をつくり、みんなが持つアイデアを気軽に発信できるようにしていきたいと考えています。選手たちに関しても、私がこの立場にいることで、JOCとのパイプ役として声を届けることができるかなと。私、昔から相談されやすいタイプなんです。選手たちは私になら気軽に言えることもあると思うので、組織と現場をつなぐ懸け橋になれたらと思います」心技体が充実している羽生を、幼なじみの“史上最年少理事”が支える。幼いころから見てきた2人の夢が叶うのは、もうすぐだ。
2021年09月16日女優として活躍している高橋由美子(たかはし・ゆみこ)さん。2021年4月2日に結婚したことを発表し、ファンを驚かせました。そんな高橋由美子さんの結婚相手や、これまでの経歴についてご紹介します!高橋由美子が結婚!相手はどんな人?サンケイスポーツによれば、高橋由美子さんの夫は一般男性のようです。女優の高橋由美子(47)が1日に結婚したと所属事務所が2日、明らかにした。事務所は相手の男性を「一般の方と聞いている」としている。サンケイスポーツーより引用そのため、名前や年齢、顔写真といったプライベートな情報は明かされていません。1990年代には『20世紀最後の正統派アイドル』と呼ばれるほど人気を博していた高橋由美子さん。そんな高橋由美子さんの心を射止めた男性はどのような人物なのか、気になりますね。高橋由美子のこれまでと現在の活動は?高橋由美子さんは1990年に放送されたアニメ『魔神英雄伝ワタル2』の主題歌『Step by Step』で歌手デビュー。同曲をきっかけに、アイドル活動に重きを置くようになります。その後、女優としての才能も開花させ、1994年に放送されたテレビドラマ『南くんの恋人』(テレビ朝日系)に出演。ある日、突然身長が縮んでしまったヒロイン・堀切ちよみ役をキュートに演じ、ブレイクしました。以降、数々のドラマからオファーがくるようになり、正統派アイドルから女優に転身。1998年にはドラマ『ショムニ』(フジテレビ系)でメインキャラクターの1人を演じ、その人気を確実なものにしています。近年は舞台を中心に活躍を見せ、2020年には主演も務めました。結婚し、高橋由美子さんがこれからどのような姿を見せてくれるのか、多くの人が注目しています。[文・構成/grape編集部]
2021年04月02日2021年3月11日で、東日本大震災発生から10年が経ちます。この地震に見舞われ被災をした一人、フィギュアスケーターの羽生結弦選手。同日サンケイスポーツは、羽生選手が被災した人々へ向けてつづった『メッセージ』を公開しました。羽生結弦「でも、やっぱりいわせてください」震災から10年を経てもなお、故郷へ戻ることができない人や行方が分からない人も多くいます。仙台市の自宅が全壊し、自身も避難生活を経験したという羽生選手。さまざまな心の傷を負いながら、日々生きる人たちへこのようなメッセージを贈っています。最近は、あの日がなかったらとは思わないようになりました。それだけ、今までいろんなことを経験して、積み上げてこれたと思っています。そう考えると、あの日から、たくさんの時間が経ったのだなと、実感します。こんな僕でもこうやって感じられるので、きっと皆さんは、想像を遥かに超えるほど、頑張ってきたのだと、頑張ったのだと思います。すごいなぁと、感動します。数えきれない悲しみと苦しみを、乗り越えてこられたのだと思います。(中略)本当に、10年間、お疲れ様でした。10年という節目を迎えて、何かが急に変わるわけではないと思います。まだ、癒えない傷があると思います。街の傷も、心の傷も、痛む傷もあると思います。まだ、頑張らなくちゃいけないこともあると思います。簡単には言えない言葉だとわかっています。言われなくても頑張らなきゃいけないこともわかっています。でも、やっぱり言わせてください。僕は、この言葉に一番支えられてきた人間だと思うので、その言葉が持つ意味を、力を一番知っている人間だと思うので、言わせてください。頑張ってくださいあの日から、皆さんからたくさんの「頑張れ」をいただきました。本当に、ありがとうございます。僕も、頑張りますサンケイスポーツーより引用羽生選手は、復興に向けて懸命に生きてきた人々へ、簡単にはいえないことを理解しつつも、「頑張ってください。僕も、頑張ります」という言葉を改めて贈ったのです。震災だけではなく、世界という舞台でさまざまなプレッシャーや厳しい練習に耐えてきた羽生選手。誰よりも「頑張れ」の持つ力を知っている、羽生選手だからこそいえる言葉に、ネット上ではさまざまな声が上がっています。・電車の中で読んでいて、涙が出そうになりました。まだまだ復興の途中。一歩ずつですね。・あの時から「頑張れ」って言葉が嫌いでした。でも、羽生くんの「頑張れ」は何か違うものを感じますね。ありがとう。・羽生さんの頑張る姿に、どれだけの人が励まされたことか…。失ったものは元には戻らないけど、少しずつ前へ進んでいきたいと思えました。10年が経過してもなお、被災した人々は、あの時の傷跡と向き合いながら生きています。私たちがやるべきことは、震災の経験を風化させることなく、次の世代へ正しくつなげていくことだといえるでしょう。投稿全文はこちら何を言えばいいのか、伝えればいいのか、分かりません。あの日のことはすぐに思い出せます。この前の地震でも、思い出しました。10年も経ってしまったのかという思いと、確かに経ったなという実感があります。オリンピックというものを通して、フィギュアスケートというものを通して、被災地の皆さんとの交流を持てたことも、繋がりが持てたことも、笑顔や、葛藤や、苦しみを感じられたことも、心の中の宝物です。何ができるんだろう、何をしたらいいんだろう、何が自分の役割なんだろうそんなことを考えると胸が痛くなります。皆さんの力にもなりたいですけれど、あの日から始まった悲しみの日々は、一生消えることはなく、どんな言葉を出していいのかわからなくなります。でも、たくさん考えて気がついたことがあります。この痛みも、たくさんの方々の中にある傷も、今も消えることない悲しみや苦しみも…それがあるなら、なくなったものはないんだなと思いました。痛みは、傷を教えてくれるもので、傷があるのは、あの日が在った証明なのだなと思います。あの日以前の全てが、在ったことの証だと思います。忘れないでほしいという声も、忘れたいと思う人も、いろんな人がいると思います。僕は、忘れたくないですけれど、前を向いて歩いて、走ってきたと思っています。それと同時に、僕にはなくなったものはないですが、後ろをたくさん振り返って、立ち止まってきたなとも思います。立ち止まって、また痛みを感じて、苦しくなって、それでも日々を過ごしてきました。最近は、あの日がなかったらとは思わないようになりました。それだけ、今までいろんなことを経験して、積み上げてこれたと思っています。そう考えると、あの日から、たくさんの時間が経ったのだなと、実感します。こんな僕でもこうやって感じられるので、きっと皆さんは、想像を遥かに超えるほど、頑張ってきたのだと、頑張ったのだと思います。すごいなぁと、感動します。数えきれない悲しみと苦しみを、乗り越えてこられたのだと思います。幼稚な言葉でしか表現できないので、恥ずかしいのですが、本当にすごいなと思います。本当に、10年間、お疲れ様でした。10年という節目を迎えて、何かが急に変わるわけではないと思います。まだ、癒えない傷があると思います。街の傷も、心の傷も、痛む傷もあると思います。まだ、頑張らなくちゃいけないこともあると思います。簡単には言えない言葉だとわかっています。言われなくても頑張らなきゃいけないこともわかっています。でも、やっぱり言わせてください。僕は、この言葉に一番支えられてきた人間だと思うので、その言葉が持つ意味を、力を一番知っている人間だと思うので、言わせてください。頑張ってくださいあの日から、皆さんからたくさんの「頑張れ」をいただきました。本当に、ありがとうございます。僕も、頑張ります2021年3月羽生結弦サンケイスポーツーより引用[文・構成/grape編集部]
2021年03月11日羽生結弦選手東日本大震災から10年。特別な思いで迎えているのがフィギュアスケートの羽生結弦選手だ。■被災地や被災者に寄り添う羽生結弦選手当時、16歳の羽生選手は故郷・仙台市にあるアイスリンク仙台で練習中に被災、避難所生活を送った。練習リンクは大きな被害を受けた。「このままフィギュアスケートを続けられるのか」。不安を抱えていた。震災前年にジュニアのグランプリファイナルと世界選手権を優勝。次代のエースとして期待が集まるなか、羽生選手は練習環境と復興支援目的のために全国のアイスショーに出演して競技を続けた。17歳からは拠点をカナダに移したが、アイスリンクの復興支援キャラクター「アイリン」の手袋をはめて練習してPRにひと役。人気となり品切れになるほどだった。折々には被災地や被災者に寄り添う発言をしている。19歳でソチ五輪金メダルに輝いた際は「希望であったり、みなさんの応援の象徴になったらうれしい」平昌五輪では66年ぶりの連覇を達成。快挙に仙台で凱旋パレードが行われ、国民栄誉賞を受賞した。「まだまだ復興に課題があるなかで、手助けになるような行動をしていきたい」■“共に、前へ”の思いを伝える展覧会10年の節目に『羽生結弦展 共に、前へ東日本大震災 あの日、そして今』が仙台で26日から開催(事前予約制)されている。東京での開催はすでに終了し、仙台のほか今後は大阪、宮崎を巡回する予定だ。“共に、前へ”踏み出せるようにと願う羽生選手の思いを伝える展覧会で、「羽生選手自身の避難所での体験や被災地で出会った人たちとの“あの日”と“今”を伝えるとともに、震災の風化が進むなかで、改めて震災について考え、防災への意識を高める機会になればと思います」と関係者。会場入り口には「自分が持っているものを一生懸命やるっていうのが、僕の勇気の出し方かな」と羽生選手のコメントが紹介されている。■4年ぶりに世界王者を奪還できるか3月22日からはスウェーデンのストックホルムで、新型コロナウイルスの影響で中止された世界選手権が2年ぶりに開催を予定している。昨年末の全日本フィギュアスケート選手権で合計319.36点をマークし、2位に35点近い差をつけて圧勝した羽生選手。全日本5年ぶり5回目の優勝に、特別な思いを口にした。「(コロナ禍での)医療従事者の献身ぶり、職を失ったり、お金が入らない生活で苦しい方々がいるなか、フィギュアスケートをやれることは恵まれている。少しでも自分の演技が、そのときだけ一瞬でも生きる活力になれたら」世界選手権2連覇中のライバル、ネイサン・チェン(米国)との対戦に注目が集まり、4年ぶりに世界王者を奪還できるのか。「優勝するためには、ミスをしないのがいちばん大切。全日本での完璧な演技での優勝は、ミスをしてはいけないことを証明してみせました。難易度の高いジャンプを組み込むかどうか。(基礎点の高い)ツッルを入れるのか。4回転アクセルに挑戦するのか。どう作戦を練ってくるのか楽しみです」(解説者の佐野さん)震災、コロナ禍と悲しみや苦しみに直面した人々に寄り添う羽生選手が、氷上で持てる力を表現し頂点に立つことは、多くの人の癒しとなり“風化させない”手助けと活力につながっている。
2021年03月01日出典: PRTIMES男子フィギュアスケートの羽生結弦選手、日本の男子フィギュア史上初の金メダルに輝く世界が認めた絶対王者!華麗な演技で日本中を魅了してやみません。今回、羽生結弦選手が商品パッケージになって登場しました。ファンはコレクションしたくなるかも︎凛々しい王者に釘付け!株式会社ロッテが発売するキシリトールガム<グレープ>ファミリーボトルのパッケージが羽生結弦選手仕様になりました。競技中の羽生結弦選手デザインは4種類。真剣な眼差し、ただただ美しい演技に洗練された芸術的仕草。その瞬間が切り取れられパッケージになっています。キシリトールガムは清涼感控えめなのでミントが苦手な方にもおすすめとのこと。フルーツの香りがふわっと漂い気分転換にもぴったりです。羽生選手もキシリトールガムででリラックスしているかもしれませんね。商品概要商品名:キシリトールガム<グレープ>ファミリーボトル内容量:143g想定小売価格:760円前後(税抜)出典:PRTIMES※出典:PRTIMES(株式会社ロッテ)
2020年12月12日羽生結弦日本の、いや世界のフィギュアスケートファンにうれしい知らせが!「12月下旬に長野で開催される『全日本フィギュアスケート選手権大会』に羽生結弦選手がエントリーしたんです。新型コロナウイルスの影響で今年3月の世界選手権が中止になったので、出場すれば実に10か月ぶりの表舞台。今シーズンはグランプリ(GP)シリーズも欠場し、国内の大会にもまだ参加していませんでした」(スポーツ紙記者)絶対王者の勇姿を久しぶりに見られそうだ。地元の仙台を訪れると、街の人々から喜びの声を聞くことができた。しかし、彼の行動については誰も話してくれない。「“仙台ルール”という暗黙の了解みたいなものがあるんです。羽生選手を街で見かけても見えないふりをする。決して騒いだり声をかけたりしない。彼が地元でちゃんと休養をとって練習に励めるよう、仙台市民全員で応援しているんです」(地元のファン)そもそも、羽生は最近あまり外出していないらしい。「9月に早稲田大学人間科学部通信教育課程を卒業しました。そのために、ずっと卒業論文に取り組んでいたんです。普通の学生の2倍以上の分量を執筆したとか。かなり時間がかかったはず」(前出・スポーツ紙記者)■コロナ対策で“巣ごもり”生活家にこもっていたのは、コロナ対策の意味もある。「羽生選手は2歳のころから気管支ぜんそくを患っていました。“呼吸器系疾患の保有者はコロナが重症化しやすいとの情報もあるので、可能な限り慎重に行動したい”とコメントしています。人出の多い日中は、よほどのことがない限り外出しないようにしているのでしょう」(同・スポーツ紙記者)GPシリーズを欠場したのも、コロナが原因だった。「辞退理由のひとつとして、自分が出場すると“多くの人が移動し集まる可能性がある”ことをあげていました。自分自身や周りの人たちだけでなく、ファンへの影響も心配しています。多くのマスコミも会場に押し寄せますから、“密”になることは容易に想像できるでしょう」(同・スポーツ紙記者)コロナ第3波が危惧されるなか、一転して大会へのエントリーを決めた。そこには、ある“大技”が関係しているという。■日本選手権で“新技”解禁へ「羽生選手がずっと叶えたい夢、世界初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を本番で披露する目処がついたようです。多くのファンに自分の進化を見せ、元気づけたいと思ったのではないでしょうか」(フィギュア専門誌記者)ライバルの動向も刺激になったようだ。「11月初旬にアメリカのネイサン・チェン選手が4回転半ジャンプを練習する動画がSNSで公開されたんです。着地に失敗していましたが、大きな話題になりました」(同・フィギュア専門誌記者)羽生は本当に4回転半ジャンプを披露してくれるのだろうか。スポーツライターの折山淑美さんに話を聞いた。「披露してくれればうれしいですね!完成に近づいているはずですから、プログラムの構成によってはありうるのかもしれません。が、実際に挑戦する可能性は低いでしょう。最後に出場した四大陸選手権ではショートプログラムもフリースケーティングも素晴らしい演技でしたが、“自分らしいものになったなと言えるように滑りたい”と課題をあげていました。4回転半に挑むのは、同じプログラムに挑戦し課題を解決してからなのではないでしょうか」全日本選手権に出場すること自体が難しい決断だった。「日本では細心の注意を払いしっかりと感染対策をしたうえで大会を開催しています。幸い、感染者は出ていません。リスクがないとは言えませんが、羽生選手は出るべきだと判断したのでしょう。来年3月にスウェーデンで行われる予定の世界選手権への切符を実力でつかみたい思いもあるはずです」(折山さん)羽生にはトップスケーターとしての責任感もある。今回の世界選手権は、2022年に中国・北京で開かれる冬季オリンピックの出場枠数を争う場でもあるからだ。「最大の3枠を勝ち取るためにも出場したいと思っているはずです。もちろん、ファンの期待に応えたいという気持ちも大きい。誰もが氷上の羽生選手を見たいですから。エントリーしたということは、今後は練習時間を増やして演技の質を高めることに集中していくでしょう」(折山さん)コロナ禍で試合に出られずとも練習は欠かしていない。「深夜0時から毎日1時間ほど仙台市内のスケートリンクを貸し切って練習していることが9月に女性誌で報じられました。家族が送り迎えなどで羽生選手を支えています」(前出・スポーツ紙記者)■連夜3時間の極秘特訓がエントリーが発表された日の深夜も、スケートリンク裏手にワンボックスカーがやってきた。しかし羽生は降りてこず、裏口のシャッターが開くと、車はそのまま中へ。「いまの自分の姿を誰にも見られたくないのでしょう。かなりの厳戒態勢が敷かれているようです」(同・スポーツ紙記者)目標ができたことで、練習は今まで以上に熱が入っている。深夜0時にリンクに入った車が、再び外に出てきたのは午前3時半。実に3時間以上も練習に励んでいたことに。最近はほぼ毎日、長時間の練習をしているようだ。「カナダのオーサーコーチからリモートで指導を受けているのでしょう。日本の深夜0時はカナダの午前10時。現地の日中の時間をめいっぱい使って、全日本選手権に向けて猛特訓をしているのではないでしょうか。それに練習時間が長くなったのは、新技に挑戦しているからかも」(前出・フィギュア専門誌記者)全日本選手権の初日はクリスマスイブ。聖なる夜に4回転半ジャンプをプレゼントしてくれるかも!?
2020年12月05日羽生結弦さあ、これからフィギュアシーズンと思っていた矢先、突然の発表が日本中を揺らした。8月28日、日本スケート連盟は、羽生結弦が今季のグランプリ(GP)シリーズを欠場すると発表したのだ。「フィギュア界の絶対王者が、欠場を真っ先に表明したことで騒然となりました。国内の宇野昌磨選手や紀平梨花選手をはじめ、海外のトップスケーターの動向にも影響を与えかねません」(スポーツ紙記者)初戦の『スケートアメリカ』の開幕はまだ1か月以上あるが、先行きは怪しい。「羽生選手が辞退理由のひとつにあげたのがコロナによる渡航規制や自主隔離などの世界的な制限です。緩和されるのか、再び強化されるのか日本国内でも見通しが立たない状況です。どんなシリーズになるのか、羽生選手が不安な気持ちになるのもうなずけます」(同・スポーツ紙記者)■“ドミノ辞退”の可能性は?羽生が欠場することで、ほかの選手の“ドミノ辞退”はあるのだろうか。スポーツライターの折山淑美さんは、それはない、とキッパリ。「羽生選手は持病のぜんそくもあって、ことさら気を遣ったのでしょう。選手個々の問題ですから、“ドミノ辞退”ということにはなりません。今季のGPシリーズは特例で1選手1大会だけの出場となりましたから、先日、スイスへ向かった宇野選手や、イタリアを中心に活動している紀平選手は日本のNHK杯ではなく、フランス杯かロシア杯に挑む準備を始めたんだと思います」宇野は公式サイトの中で、昨年と同じプログラムで戦うことも表明している。「昨シーズンは全日本選手権で4連覇を達成するも、コーチ不在問題などもあり不本意だっただけに、意気込みが伝わってきます。ただ、12月に北京で開催されるGPファイナルや、同月に長野で予定されている全日本選手権はコロナの状況次第になりそうです」(前出・スポーツ紙記者)羽生もGPシリーズ以外の出場は未定のようだが、厳しい状況は続きそうだ。「渡航や帰国時の2週間の自主隔離期間が、フィギュアスケーターにとって最も頭を悩ませると思いますね」そう語るのはフィギュアスケート解説者の佐野稔さん。■唯一の国内大会も辞退か……「隔離されている間、いっさい氷に乗れない。しかもシーズン中に、という状況は非常にまずいですね。海外の大会に参加するのは、そこがいちばんの問題点だと思います」カナダに拠点を置くブライアン・オーサーコーチの指導を受けるのも難しい状況だ。では、国内の大会はどうだろうか。全日本選手権は四大陸選手権や世界選手権の選考会を兼ねているため、国内トップ選手が参加する。「スケート連盟からすれば、全日本選手権に羽生選手と宇野選手に出場してもらい、かつ無観客開催は避けたいところ。ですが、羽生選手はGPシリーズの辞退理由のひとつに、自分が出場することで“多くの人が移動し、集まる可能性がある”ことを挙げて、ファンへの影響を心配しています。そうなると、全日本選手権も羽生選手が出場するということになれば、多くのファンやマスコミが会場に押し寄せることは容易に想像できます。唯一の国内大会も、辞退ということになるかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)GPシリーズにも全日本選手権にも出場しないとなると、日本代表の資格は確実に遠ざかる。しかしそこにも“逆転の目”があるらしい。「日本スケート連盟は9月2日に今シーズンの『国際競技会派遣選手選考基準』を発表し、その中でコロナの影響で参加しなかった選手を代表に選ぶ可能性を残しています。過去に実績のある羽生選手が選ばれる可能性はありますね」(同・スポーツ紙記者)しかし代表に選ばれたとしても、今シーズンの世界選手権開催国・スウェーデンの“ある問題”が羽生を悩ませる。「2歳のころから気管支ぜんそくを患ってきた羽生選手は、“呼吸器系疾患の保有者はコロナが重症化しやすいとの情報もあるので、可能な限り慎重に行動したい”とコメントしています。コロナ対策として『集団免疫』という日本とは違う方針をとっているスウェーデンへの入国は、避けたほうが無難かもしれません」(同・スポーツ紙記者)週刊女性は’15年3月に、海外遠征時に航空機内で気圧の変化からぜんそくの発作を起こしたエピソードを報じている。連盟のドクターが同行するとはいえ、心配事は尽きない。「8月25日に日テレ系の『newsevery.』にリモート出演した際、今年3月の世界選手権が中止になったことについて、“試合に出るのも怖かったんですよね”と漏らしていました」(羽生のファン)■“未来を見据えた”辞退’22年冬季北京五輪のプレシーズンを全試合欠場するとなると、前人未到の五輪3連覇にブレーキがかかるようにも思えるが、感染症に詳しいナビタスクリニック理事長の久住英二医師は、むしろ逆のことを指摘する。「羽生さんは、いま大会に無理して出ることよりも、今後の選手生活を大切に思って欠場を判断されたのだと思います。コロナウイルスによる肺炎というのは、肺の容積が小さくなるという報告もあります。肺活量が落ちてしまうんです。アスリートとしては致命傷になりかねません。たとえ回復しても、再び元の肺活量、肺の機能を取り戻すことはそうとう難しいでしょう。未来を見据えれば、今回の辞退は大事を取って避ける“英断”とも言えます」羽生にはどうしても叶えたい、ブレない夢がある。世界初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の完成だ。「完成させるために1シーズン休み、そのぶんを練習や休息にあてるのは、彼にとっていいことだと思います。今シーズンなのか来シーズンになるかはわかりませんが、きっと近いうちに披露してくれるでしょう」(折山さん)昨季までGPシリーズを10シーズン連続参加と、まさに突っ走ってきた。「天下一品のトリプルアクセル、という土台がしっかりありますから、そこに1回転を加えることは、そこまで難しくはないだろう、というのが私の見解です。生きているうちに、ファンのみなさんと一緒に見てみたい。楽しみにしています」(佐野さん)コロナが過ぎ去ったとき、氷上の貴公子は華麗な舞を見せてくれるに違いない。
2020年09月11日2020年5月1日、フリーアナウンサーの高橋真麻さんが第一子の出産を報告。「私が産まれた時と同じ」高橋真麻が第一子を出産、おめでたい報告に反響同日、父親の高橋英樹さんもブログを更新し、初孫が誕生した心境をつづりました。本日これから 退院いたしまして初めての 対面となりますので大変 ドキドキしております(笑)私達夫婦は八年の月日を経まして真麻を授かりましたのでこんなに 早く 初孫に恵まれ沢山の方々の 支え 応援のお陰と感謝!感謝!の気持ちで 一杯ですこれからもどうぞ暖かく 見守ってやって下さい!宜しくお願い致します高橋英樹オフィシャルブログーより引用真麻さんは2018年12月に一般男性と結婚。2年経たないうちに初孫が誕生し、英樹さんは喜びを抑えきれません!ブログによると、誕生の数日前から胸を躍らせ、孫からなんと呼んでもらおうかと思案していたようです。『おじいちゃん』のほか『ジイジ』や『ジイタン』、『グランパ』や『おじいちゃま』などで迷ったものの、結局は「孫が呼びやすいのがいい」と落ち着いたそう。出産を頑張った真麻さん同様、英樹さんの元にも多くの祝福の声が届いています。・お孫さんの誕生、おめでとうございます!・ご対面、とっても楽しみですね。・おじいちゃんが英樹さんって、いいなあ!・ママに似た明るく楽しいお嬢さんになったら素敵。・身内のことのように嬉しいです。かわいらしい孫を前にしたら、きっと英樹さんはデレデレになってしまうでしょう!初孫トークを聞ける日が楽しみですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月01日モデルの高橋ユウが7日、オフィシャルブログを更新し、姉で女優・高橋メアリージュンの言葉に感謝した。先月28日に第1男児を無事に出産したユウ。この日のブログでは、「退院して家に帰ってきて、慣れない沐浴を母とひろくん(夫の格闘家・卜部弘嵩)の協力のもとやっていて、私も余裕が無くてピリピリしちゃってお母さんにもひろくんにも当たりが強くなっちゃったんです」「『お母さん水止めて!!』『ひろくん耳!!』て感じで」と反省の思いをつづった。そのことを姉・メアリージュンに話したところ、返ってきた言葉は「そりゃそうや。この子の命最優先やもん」。さらに、メアリージュンは愛息に「良かったねー。ママがちゃんと守ってくれたよー」と語りかけてくれたという。この言葉に救われ、「めちゃくちゃ涙こらえるの我慢しました。ちょっとこぼれた。笑」と恥ずかしそうにつづるユウ。「姉のこういうところ、本当に驚かされます。深い優しさの持ち主です」とその人柄を褒め、「ひろくんも母も全然気にしてないというか気になってなかったみたい」と夫と母の支えにも感謝していた。
2020年02月07日俳優の高橋一生と女優の蒼井優が13日、都内で開催された映画『ロマンスドール』公開直前!プライベート試写会に登壇。高橋は自身の結婚観について「できるかなっていう恐怖はありますよ」と明かした。タナダユキ監督が自らの原作を映画化した本作は、美大を卒業してからのフリーター生活を送り、ひょんなことからラブドール制作工場で働き始めることとなった北村哲雄(高橋)と、その妻・園子(蒼井)の姿を映し出す。高橋と蒼井は『リリイ・シュシュのすべて』以来、19年ぶりの共演となった。結婚することに怖さがあるというファンから、本作への出演を機に結婚に対する意識が変わったか、そして結婚に対する恐怖があるか聞かれた高橋は「結婚できるかなっていう恐怖はありますよ。むしろ逆に。このくらいの年になってくると」とコメント。「孤独ですよ。ほんとに」と続けるも「あ、全然笑ってくれねえや。切実だったのかな、今の言い方(笑)」と自虐して会場を沸かせた。そんな高橋は「結婚に対してイメージしているものが少ないんですよね」としつつ「蒼井さんと去年の1月に、新婚生活の撮影をしているのは、ちょっと僕、楽しかったですね」と述懐。「新しい段ボールとか荷物とか持って帰ってきて。『よろしくお願いします』なんて言ってるのは、『俳優冥利に尽きるな』なんて思ってましたね」と撮影を振り返った。その後、蒼井に結婚したいのか問われると「したいですけど、相手がいなかったら始まらないですからね」と答え、蒼井は「ちょっと話を伺ってると、ほぼ家から出ないじゃないですか。ずっと家の中で自転車漕いでて」と高橋の生活を暴露。自転車で脚の筋肉を鍛えているという高橋は「想像できます? 逆にそれを見守っている奥さんという存在って(笑)。想像つかないんですよね。だから、多分ないんじゃないかと思っています」と本音を明かし、これを受けた蒼井は「だから私はそれを捨てた方がいいと思っている(笑)。その脚力で外に出るべき」と提案して高橋を笑わせていた。
2020年01月14日開会式で並んで座る羽生&高橋&宇野。どこかリラックスモード♪撮影/坂本清「ここだけのために合わせてきた選手もたくさんいる。敬意を持って失礼にならないよう全力でぶつかりたい」フィギュアスケートの全日本選手権に羽生結弦が登場。4年ぶりとなる舞台で、ショートでいきなり110・72点の歴代最高得点を叩き出すなど、華麗な舞いを見せた。■メダリストら激突の氷上バトル話題となったのが、五輪メダリストであり、全日本優勝経験者3人の競演。アイスダンス転向のためシングルは最後となるバンクーバー五輪・銅メダルの高橋大輔は、「33歳まで現役をできると思ってもらえればそれでいい」と、闘志を。そんな大先輩と大会前に再会したソチ、平昌五輪・金メダルの羽生は、「緊張して何を話したか全然覚えてないんです。スケーターとしてのオーラがありました」平昌五輪・銀メダルの宇野昌磨も、「一生に1度の場。出る側も見る側も楽しみ」日本のフィギュア界を牽引してきた3人による、最初で最後の夢競演で締めくくった2019年。年が開けるとまた、世界との戦いが待っている――。
2019年12月23日羽生結弦12月19日から22日の4日間にわたって開催される『全日本フィギュアスケート選手権大会』。今大会をもってアイスダンスへ転向する高橋大輔や、今季大会をコーチ不在で挑んだ宇野昌磨も出場。そして、“絶対王者”の羽生結弦(25)が4年ぶりに出場することでも注目が集まっている。■明らかに見えた「変化」「12月5日からイタリアで行われたグランプリファイナルで、羽生選手はライバルであるネイサン・チェン選手に40点以上の大差をつけられ、2位で大会を終えることに。しかし本人は“点数ほど大きな差はない”と前向きな姿勢を見せています」(スポーツ紙記者)一部では羽生の衰えを指摘する声もあるが、フィギュアスケート解説者の佐野稔さんいわく、今回の結果は、ネイサンの大きな“飛躍”に勝因があったという。「ネイサン選手は’18年の平昌五輪の際、4回転ジャンプを6本組み込んだプログラムで出場していました。今回のように4回転を5本跳ぶことには比較的余裕があり、ほぼノーミスの演技ができたのではないかと思います」ライバルの成長をひしひしと感じ、ふたたび表彰台を譲る結果となってしまった羽生。しかし今回のグランプリファイナルでは、明らかな変化が見えた。「羽生選手はフリーの公式練習中、突如4回転アクセルの練習をし始め、周囲を沸かせていました。来年3月に行われる世界選手権ではプログラムに組み込めるよう本格的に練習していくようです。もし成功すれば、成長著しいネイサン選手にも十分に対抗できる必殺技になると思います」(前出・スポーツ紙記者)この4回転アクセルは、羽生にとって“スケート人生最後の目標”といっても過言ではないようだ。「本人は’22年の北京五輪へ出場の意欲を語っていますが、“4回転アクセルの成功を機に電撃引退するのではないか”という声も出ています。彼は大会にこだわるというより、自分のなかの目標や信念に沿って動く性格。北京五輪を待たずに引退ということも十分にありうると思います」(スケート連盟関係者)■「1回でも多く日本で」引退へのカウントダウンが進むなか、競技以外の面でも、終焉を見据える発言が垣間見えることがあった。「11月下旬に行われたグランプリシリーズNHK杯後のインタビューでは、勝利への感想よりも先に、“やっぱり日本で滑りたかったので”と、母国への愛を語っていました」(前出・スポーツ紙記者)彼はここ最近、特に日本で滑ることへの思いを口にしているという。「地元の宮城県仙台市の復興を願う気持ちや、フィギュアスケートという競技をより多くの人に知ってもらいたいという狙いがあるとのことですが、“自分自身、あと何回、日本で滑ることができるのだろう”と考えていて、1回でも多く日本で滑りたいという思いがあるようです」(前出・スケート連盟関係者)4年ぶりに立つ舞台には、勝利以上の思いがあった。
2019年12月19日俳優の高橋英樹が3日、オフィシャルブログを更新し、同日に第1子妊娠を発表した娘でタレント・高橋真麻への思いをつづった。英樹は「おかげさま!で」と題した記事で、「真麻から赤ちゃんができました!報告をうけました」と回顧。喜びを噛み締めつつ、「ただただ無事でありますようにと願うばかりです」と吐露した。「うちの奥さんが真麻の出産までに三度の流産をして八年の月日がかかりましたので安定期に入ったとはいえまだまだ心配しています」と胸の内を明かしつつ、「来年の春」「元気に生まれてくることをひたすら願っています」と母子の無事を祈る。「皆様からのパワーも頂き『ヒデジイ?』に無事になれますよう(笑)」と英樹。「これからの日々真麻には大事に過ごしてほしいと思っています」と娘への切実な思いを記している。
2019年12月03日羽生結弦(2018年ピョンチャン冬季五輪)10月26日、27日に行われたグランプリシリーズのカナダ大会。“絶対王者”羽生結弦が、自己ベストとなる322・59点で、今シーズン初優勝を飾った。「羽生選手は過去3回、カナダ大会に出場していますが、結果はすべて2位。鬼門としていた土地で初優勝を飾り、“自分に勝てた”と語っていました」(スポーツ紙記者)■羽生結弦、ライバルのネイサンに届かずプログラムは、ショートが『秋によせて』、フリーが『Origin』。どちらも、昨シーズンと同じ曲で臨んだ。「シリーズ初戦は曲に慣れていなかったり、演技構成が完成していない場合もあるので予想以上にミスをしたり、高得点が狙えないことも多い。しかし今大会は、2シーズン目ということで曲に慣れているためか、演技だけでなく精神的にも安定していました」(同・スポーツ紙記者)自己ベストを叩き出したものの、アメリカ代表のネイサン・チェンが持つ歴代最高得点323・42点には、僅差で及ばなかった。「今大会は難易度の高いジャンプを入れていなかったものの、今後について“4回転ルッツ、4回転アクセルを入れたいと思うかもしれない”と語っています。最大のライバルでもあるネイサン選手に完全勝利するためには、圧倒的な武器といえる4回転アクセルに挑戦したいという思いがあるのでしょう」(スケート連盟関係者)まだ誰も成功させたことのない4回転アクセルを、少しでも早く習得したいという気持ちの表れか、今大会ではこれまでには見られなかった、とある変化があった。■羽生結弦の今季のコンディションは?「ロシアの女子の演技には、かなり注目していましたね。カナダ大会で、3本の4回転ジャンプを成功させたロシア代表、アレクサンドラ・トゥルソワ選手のジャンプについて研究したり、同じくロシアのソフィア・アカチエワ選手にも注目しているようです」(同・スケート連盟関係者)“前人未到”への挑戦──。成功への道は、そうとう厳しいものとなる。本格的に演技に組み込むとなると、いつごろになるのだろうか。「4回転アクセルを入れるとなれば、演技やジャンプの構成を変えていかなければいけません。その調整をいきなり行うのは、かなりのリスクだと思います。仮に入れるとしても、早くて来年3月の世界選手権か、来シーズンになるでしょう」(同・スケート連盟関係者)フィギュアスケート解説者の佐野稔氏も、今は焦る必要はないと語る。「羽生選手のコンディションは今、非常にいい状態にあると言えます。そういうときだからこそ、意欲的に挑戦していきたいという思いがあると思うのですが、何よりケガをしないことがいちばんの課題です。昨年痛めた足首のケガのダメージが残っているので、足元は緩みやすい状態ですし、焦らず来シーズンに向けて調整しながら練習していくことが大切かと思います」“アクセル”の吹かしすぎには気をつけてほしい。
2019年11月06日サガン鳥栖のイケメンディフェンダー・高橋祐治選手が、サッカーへの熱い思いから、恋愛観、お姉さんであるモデル・高橋メアリージュンさんと高橋ユウさんのことまで、包み隠さず語ってくれました。甘い笑顔と鍛え抜かれた肉体美も余すことなくお届けします。写真・大内香織 文・三谷真美「ライバルは自分」と語る高橋祐治選手日本人の父とスペイン系フィリピン人の母を持ち、姉はモデル・女優の高橋メアリージュンさんと高橋ユウさん。そんな高橋選手は187cmの高身長&甘いルックスで、サポーターからの人気絶大です。「女性に向けた撮影なんてしたことないので、めっちゃ恥ずかしいんですけど(笑)」と言いながらも、カメラに素敵な笑顔で応えてくれました。ーーではさっそく、サッカーを始めたきっかけを教えてください。高橋選手 初めてサッカーをしたのは、小学2年生の体育の授業なんです。その頃ちょうど日韓ワールドカップがあって、日本代表を応援しているうちにハマりました。サッカー選手である以上、日本代表になるというのはみんなの夢だと思うんですけど、もちろん僕も目指しています。ーー高橋選手のプレーの魅力とは?高橋選手 僕はそんなにうまくないんですけど……ゴールを守る泥臭い感じとか、気持ちのこもったプレーを見て欲しいです。ライバルは自分だと思っているので、「去年とか過去の自分よりもいい試合をしたい!」と思いながら、サガン鳥栖の勝利のために体を張っています。ーーあまりサッカーを知らない女性がスタジアムで楽しむ方法は?高橋選手 最近はスタジアムのフードメニューが凝っているので、グルメを楽しみに遊び感覚で来てもらえたら嬉しいです。金曜日の夜に試合を開催する「フライデーナイトJリーグ」というのがあるんですけど、大人は試合の後飲みに行って、試合のことを話すのもいいですよね。夜の試合は日中よりも涼しいし日焼けなどを気にしなくていいから、女性でも観戦しやすいと思います。爽やかさと甘さを兼ね備えた高橋選手のプライベートに迫る実の姉は、モデルの高橋メアリージュンさんと高橋ユウさん。そんな羨ましすぎるお姉さん2人のことを聞いてみました。ーーお姉さんたちとは仲良しなんですか?高橋選手 姉ちゃん達がいて良かったことしかないですよ。性格は、上(高橋メアリージュンさん)がしっかりした長女という感じで、気も強いし頼りになる人。下(高橋ユウさん)はとにかく優しい仏のような人で、怒ることがないんです。みんな超仲が良くて、きょうだいケンカは全くしないです。でも最近悲しかったのが、下(高橋ユウさん)の結婚式がハワイであったのに試合で行けなかったこと。仕方ないけど、やっぱり行きたかったですね。ーー高橋選手はどんな性格なんですか?高橋選手 自分で言うのもなんですけど、けっこう優しいです(笑)。でも、しっかりはしてないですね。毎日を一生懸命楽しむことを大切にしています。ーー最近楽しんでいることは何ですか?高橋選手 もともとJ-popとか海外の古い曲とか音楽全般が好きなんですけど、最近、車ではマイケル・ジャクソンばっかり聴いています。実はサッカーをやる前は、親がギターをやっていた影響もあってドラムをやっていたんですよ。ほんまに全然うまくないんですけど、最近は家でずっとギターの練習をしています。特に目標とかもなくただの趣味だけど、もう少しギターを練習する時間を作りたいと思っています。ーークールな表情も甘い笑顔も、モデル顔負けのかっこよさ! そんなイケメン高橋選手はご結婚もされていらっしゃいますが、あえて(!)女性の好みについてもうかがってみます。どんな女性が好きですか?高橋選手 人並みですけど……笑顔が多い人は素敵だなと思いますね。あとは、仕事でも趣味でも何でもいいから頑張っている姿や、食べ物や運動など身体に気を遣っている女性が好きです。僕は週2~3回は焼肉に行くくらい肉好きなので、一緒に食事を楽しめるような、ご飯をモリモリ食べる子もいいと思います。高橋選手がグラビア撮影に初挑戦!冷やかされつつもシャツを脱いでくれた高橋選手。チームメンバーから「何の取材?」と声をかけられ、照れながら「anan」と答えている姿もかわいい! 「ちょっと腕立てして(パンプアップ)していいですか?(笑)」なんて冗談を言いつつ、引き受けてくれました。高橋選手 見せたがりみたくなったら嫌なんですけど……自らじゃないですよ、クラブ広報さんにお願いされたからですよ! あくまでも。恥ずっ、いや本当に恥ずかしいっす。ーー高橋選手はイケメンだから、グラビア撮影とか多そうじゃないですか?高橋選手 グラビアなんてないですよ! こういう取材(女性誌)自体、珍しいです。ーーサッカー選手の体ってカッコいいですよね。やはり相当、鍛えてるんですか?高橋選手 たしかに100人中99人は引き締まってる気がしますね。僕はまだまだですけど……体が重くなると動きが鈍くなってしまうので、体を鍛えすぎないように気をつけています。ーーカメラマンからのいろいろなポージングに対応していただいて(笑)。クラブ広報 高橋祐治選手のことを知っている選手に見られたら、笑われるかもしれませんね。高橋選手 たしかに。こんなにカッコつけている姿を、クラブのみんなが見たらめっちゃおもろいかも。そんなキャラじゃないんですよ。ーー実際、撮影中はチームメンバーからの冷やかしがすごい(笑)。みなさんとの仲の良さが伝わってきます。高橋選手 みんな仲良いですね。特に三丸拡選手は家族ぐるみで、一緒に出かけたりごはんに行ったりします。クラブ広報 高橋選手は男から見ても本当にカッコいいのに、2枚目キャラではありません。優しいお兄さんって感じですね。ーー具体的にどんなキャラなんですか?高橋選手 完全にいじられ役ですね(笑)。“ゆうじ” という名前がもうひとりいるので、普段は高橋からとった「たか」と呼ばれることが多いんですけど、なぜか豆って呼ばれたりもします。あだ名とかじゃなく、純粋にイジられていますね。あと見た目が濃いので、外国人扱いされることも(笑)。朝が弱いから、寝起きはピリッとしてるかもしれないですけど、近寄りがたい感じはないし、しゃべりやすいほうだと思いますよ。これで、スタジアムのお客さんが3人くらい増えるといいなぁ(笑)。でも本当に、ananwebをきっかけに、いままであまりサッカーに興味がない方がひとりでも多くスタジアムに足を運んでくれたら、選手としてはめちゃめちゃ嬉しいです。そういう人がひとりでも増えるように、サッカーのプレーで頑張るのはもちろんですけど、それ以外の活動でもサッカー選手がもっともっと活躍できたらなと思います。甘い表情もクールな視線も全てが本物のモデルさんのようにキマるイケメン選手。そんな完璧なルックスなのに気取らずかわいらしい高橋選手は、「ananwebの撮影は、新鮮で面白かった。また機会があればぜひ!」と話してくれました。Information高橋選手のプレーを観ることができるのは8月のホームゲーム8/4(日) vs.大分トリニータ(19:30キックオフ@駅前不動産スタジアム)8/23(金) vs.ヴィッセル神戸(19:30キックオフ@駅前不動産スタジアム)8/31(土) vs.ベガルタ仙台(19:30キックオフ@駅前不動産スタジアム)
2019年07月19日羽生結弦撮影/坂本清今年3月の世界選手権以来、令和の時代になって初めて羽生結弦(24)がリンクに戻ってきてくれた!■異例のコラボでさらなる進化千葉県で開かれていた「ファンタジー・オン・アイス」で、いきなり4回転トゥループを完璧に着氷。会場のボルテージは一気に最高潮に達した。紀平梨花(16)やロシアのザギトワ(17)、スペインのフェルナンデス(28)らも登場したが、黒ラメにワインレッドの新衣装のゆづは存在感抜群。最後は、特設ステージで『マスカレイド』を熱唱するX JAPANのToshIに合わせ、しっとりと芸術的な演技を見せ、異例のコラボでさらなる進化をとげたようだった──。X JAPANといえば、V(ビジュアル)系と呼ばれるロックバンドの元祖的存在で、演歌歌手の氷川きよし(41)も最近、V系メイクでの楽曲を披露して話題となっている。令和のゆづも、そんなスタイルを取り入れ、世界中のファンを驚かせてくれるかもしれない。
2019年05月28日高橋一生が主演する<“あえて結婚しない”男子=AK男子>たちを描くドラマ「東京独身男子」に、仲里依紗、高橋メアリージュン、桜井ユキと、“AK男子の前に立ちはだかる”女性キャストが決定した。主演の高橋さんがメガバンク勤務の石橋太郎役、斎藤工がバツイチの審美歯科クリニック院長・三好玲也役、滝藤賢一が大手弁護士事務所のボス弁・岩倉和彦役と、仕事も私生活も充実、何でも1人で事足りてしまう“AK男子”に扮する本作。人並み以上の容姿を持ち、スペックも高く、気の合う仲間とつるみながら独身ライフを謳歌していた3人だったが、あるときを境に、結婚を猛烈に意識する事態に…。しかし、その先に待っていたのはとんでもない“難婚ワールド”だった…というストーリー。理想の結婚を求め、七転八倒する本作にさらなる波乱を呼びこむのが、今回発表された3人の女性キャストたち。■仲里依紗、AK男子たちに辛辣な意見を叩きつける!「ホリデイラブ」では、浮気される正妻=“サレ妻”を演じ話題となった仲さんが今作で演じるのは、玲也(斎藤さん)の妹で、兄の審美歯科を取り仕切る影の立役者の三好かずな。プライベートでは夢見がちな3人のAK男子たちに辛辣な意見を叩きつける貴重な存在である一方、実は高橋さん演じる太郎に昔から密かな想いを寄せているという役どころだ。今回演じるかずなについて「何でもはっきり言うタイプ」と説明する仲さんは、「私は、ズバッとものを言う役が今まで多かったので、そういう性格だと思われがちですが、本当は違うんです。言うべきことを言えず、うやむやにしてしまう。だからかずなみたいな人は憧れです!」とコメント。共演するAK男子役の俳優陣たちについては「高橋さんはお会いしたことがないので勝手な印象ですが…フランスとか、似合いそうな雰囲気がある。斎藤さんもお会いしたことがないんですが、ミステリアスですよね。二人ともおしゃれなイメージです。滝藤さんは何度か共演させて頂きました。一度、ロケ現場までおしゃれな電動自転車に乗っていらしたことがあって!そのとき、なんだか“良いお父さん”というイメージを抱きました。でも今回の役は独身だし、今までとは全然違うタイプなので楽しみです!」とそれぞれ印象を語っている。■太郎の元恋人役に高橋メアリージュン「やる気に満ちています」『闇金ウシジマくん』シリーズや「東京アリス」「サバイバル・ウェディング」などに出演、モデルで女優の高橋さんは、太郎の元恋人・竹嶋舞衣役に決定。舞衣は旅行会社に勤務しており、3年前にロンドンへと旅立ったのを機に破局。しかし、帰国して太郎と再会したことで、彼の恋心に再び火をつけることになる。台本を読み、すごく面白いと感じたという高橋さんは「この役は自分にとって、今までにない新たなチャレンジになる」と言い、「舞衣は、明るいイメージを放ちながらも、どこか儚さを感じさせる女性なんです。その儚さみたいものが出せたらいいですし、是非とも表現していきたいと思っています。今まで私は、すごく気の強い女性の役をやることが多かったんです。でも今回はじめて、柔らかい印象のいわゆる女性らしい役を頂きました。今までは常にプンプンしている役ばっかりで(笑)、こういう女性を演じる機会がなかったから、とても嬉しいです!」と新たな役どころに意欲を示す。また、「テレビ朝日の連続ドラマにメインキャストとして出演するのも初めてなので、やる気に満ちています。他の5人の魅力的な役者さんとの共演にも、クランクイン前からわくわくしていて、本当に楽しみしかないですね!」と撮影が待ち遠しいと話している。■桜井ユキ、やり手弁護士役に!そして、『娼年』『50回目のファーストキス』『スマホを落としただけなのに』など、話題作への出演が続く桜井さんが演じるのは、岩倉の事務所に所属するやり手弁護士・日比野透子。職場では切れ味鋭く働く一方、プライベートではその奔放な言動でAK男子たちを圧倒していく。AK男子について「仕事柄こういう男性は周りに多いので“そんな訳ない”という感覚はなかった」と言い、親近感を覚えたという桜井さん。3人共面識があるという男性キャストたちについては「高橋さんの第一印象はとにかくよくお話してくださる方でした。すごく知識豊富な方で、何を聞いても必ず答えが返ってくるんです」「滝藤さんは、演じる時の切り替えがすごいんです。オンオフがお見事」「斎藤さんは、三人の中ではいちばん“少年具合が高い”です、もちろん良い意味で(笑)」とそれぞれについて明かし、「ちゃんと皆さんの一部になれるように頑張りたいです!」と本作にかける意気込みを語っている。土曜ナイトドラマ「東京独身男子」は4月、毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年03月01日表現者としてさらなる高みを目指す羽生結弦。原点回帰、そして今季のビジョンを織り込んだ、新プログラムに迫ります。静かなピアノの曲は音も抑えて滑りたい。幼い頃から目標にしてきた、23歳での五輪制覇。それをディック・バトン(アメリカ)以来66年ぶりに果たす“連覇”という快挙とともに達成。そしてそれにより始められると思った、自分のための、新たなフィギュアスケートへの挑戦。自分が競技者として目覚め、世界を意識する気持ちを生み出してくれた憧れのスケーターふたりの、代表的なプログラムで使用された曲を使うと決めた。だからこそ、いま自分ができる最高の技術を入れ込んだプログラムにしたいという思いは強い。その表れが、SPでジャンプをすべて後半の初めまでに入れ、その後はスピンやステップを行う構成にしていることだ。昨年4月に自ら企画・参加したアイスショーの“コンティニューズ・ウィズ・ウィングス”で、羽生はジョニー・ウィアーの、体をかがめて足の間に手を入れて回転する彼の“パンケーキスピン”に衝撃を受けたと話していた。アイスショーではウィアーだけではなく、ステファン・ランビエールなどもスピンだけで感情を表現する技術の高さを見せている。そんなスピンとステップで表現する世界を、さらに際立たせようとする試みなのだろう。自身の世界最高得点を更新する110. 53点を出したGPシリーズロシア大会では「曲自体も序盤はゆったりしているので、その中の滑りではあまりエッジの音は立てたくないし、ゴリゴリとスケートを滑らせたくないので。そういった、何かジャンプにつながる部分の難しさみたいなものも感じながら滑っています」と話していた。それは彼が『バラード第1番ト短調』を滑るシーズンイン前の言葉と共通している。静かなピアノの調べで始まる曲だからこそ、スケーティングの音も極力抑えて静かに滑らなければいけないと思う、と話していたのだ。羽生がウィアーの滑りに憧れたと話した中のひとつに、彼のジャンプのランディングのスムーズさときれいな流れがある。静かな曲調の中で力を使わずにスムーズな“静”を感じさせるジャンプをし、曲が盛り上がる後半のスピンとステップで自らの感情を爆発させるようなプログラムを意識しているのだ。日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は、シーズン初戦オータムクラシックの、羽生のSPのスピンが印象的だったという。「レベル4を取るためには今までと同じことをやればいいが、今季はその組み合わせを難しいものに変えていた。それでこれまでの彼には見られないミスをしたが、本人も自分のためにスケートをすると話していたように、楽しみながら新しいことに挑戦しているなと感じました」と話している。ほぼスコアに縛られず演技ができている。フリーで彼の挑戦の気持ちが表れているのが、後半に入れている4回転トウループ+トリプルアクセルだ。このコンビネーションは着氷した足では踏み切らないために“シークエンス”扱いとなり、得点は2つの基礎点を加算した8掛けになる。羽生はそれを入れようとした理由を「今はほぼスコアに縛られることなく演技ができているので。点数は関係なく、今の自分ができる最高のコンビネーションとなるとやっぱり4回転トウループからのトリプルアクセルになると思うから、やろうかなと思いました」と話す。自分が得意にしていて思い入れのあるトリプルアクセルを2本入れたいという強いこだわりもある。それを入れることによって、連続ジャンプで2回転トウループを入れる必要がなくなることにもこだわった。エフゲニー・プルシェンコが『ニジンスキーに捧ぐ』で見せていた重厚感のあるカリスマ性を意識し、演技時間が30秒短くなり演技に余裕が持てない中で、すべてのジャンプに難しい入り方や出方を織り込む。そして最後にトリプルアクセル2本を含めたコンビネーションジャンプを3連続で入れる、極めて難度の高い構成にした。その難しさを承知しながらも、自分ができうる最高難度に取り組もうとするのは、“皇帝”とも称されるプルシェンコのこれまでの功績に敬意を払ってのものだろう。そのプログラムを自分のものとして完成させることこそ、羽生が目指すものだ。はにゅう・ゆづる1994年12月7日生まれ、宮城県出身。4歳からスケートを始める。 2014年のソチオリンピックに続き、2018年平昌オリンピックで金メダルを獲得。五輪連覇は66年ぶりの記録。※『anan』2019年1月30日号より。写真・能登 直(a prest)取材、文・折山淑美(by anan編集部)
2019年01月27日昨年8月末、拠点であるトロントのリンクにジャージー姿の羽生結弦の姿があった。公開練習のリラックスした表情に接近。公開練習で、いい意味での力をもらっています。昨年8月30・31日にカナダ・トロントのクリケットクラブで行われた、羽生結弦の新シーズンへ向けての公開練習。クラブに入ってくる彼を数多くのカメラが迎え、ロッカールームから出てスケート靴を履く時も、間近までカメラが迫ってくる。そんな中で彼にとっての公開練習の意味を聞かれると、笑みを浮かべながらこう答えた。「ひとつには自分にとって締め切りというか、テスト的なところがありますね。人間って追われるものがないと、最終的には詰めることができないじゃないですか。そういう意味で公開練習というのは皆さんが期待して来てくれることだから、自分の中で『ここまでにある程度仕上げておかなきゃ』という、ある意味でのプレッシャーというか…。いい意味での力みたいなものをもらっています」羽生は平昌五輪の後で、「五輪というのは卒論みたいなものだ」と話していた。4年間の集大成。そのためにゼミに入って研究を積み重ね、積み重ねて結果を出すものだと。だが平昌ではケガでその期間がギュッと短くされてしまった。すべてがゼロになった状態から、またすべてを一から作り直すのが大変だったと苦笑していた。そんな状況でも大きな目標にしていた五輪連覇を果たした羽生。今季の公開練習では、五輪へ向かう気迫を心に秘めていた昨季とは違う、穏やかな表情を見せていた。そこで発表した新プログラムは、ショートはジョニー・ウィアーが’06年トリノ五輪の前にフリーで使っていた『秋によせて』。『Origin』と名付けたフリーは、エフゲニー・プルシェンコが旧採点法時代に芸術点ですべてのジャッジが満点の6.0点を付けた、伝説のプログラム『ニジンスキーに捧ぐ』で使用していた曲。共に幼い頃に憧れ、その演技に刺激を受けた尊敬する存在。ふたりには自身が企画・プロデュースしたアイスショー“コンティニューズ・ウィズ・ウィングス”に出演してもらった時に、使いたいという思いを伝え、快く了承してもらったという。「フリーはまだ自分が使ったことのないジャンルの曲。小さい頃からずっとやりたいと思いながらも、プルシェンコさんの代表的なプログラムだから自分が使うべきではないと我慢してきた曲です。彼の圧倒的なオーラだったり、ニジンスキーのポーズ、一つひとつの音に合わせている動きやジャンプなどに、ものすごく惹かれた記憶があります。ウィアーさんの『秋によせて』も、男性だからこそ出せる中性的な美しさは彼の一番の魅力だと思ったし、スピンでの手の使い方やジャンプのランディングの美しさに惹かれ、自分もこういうふうに滑りたいなと思った記憶があります」曲の中に、自分の色を入れ込みたいと思う。以前は自分の色というより、尊敬しているスケーターたちの様々な部分を受け取り、それをつなぎ合わせて自分になればいいと思っていた。だが昨シーズンあたりからは自分らしさ、色というのがやっと出せるようになったと思えてきた。だからこそふたりへのリスペクトを持ちながら、曲の中に自分の色を入れ込みたいと思うようになったというのだ。競技を続行しようと決断した彼の心の中には、4回転アクセルに挑戦し、跳びたいという強い気持ちもある。それが今の最大のモチベーションだと。だがそれとともに、新しいプログラムに自分の思いを込めて作り上げ、演じたいという気持ちもある。「プログラムに関しては何か、自分の好きなようにしちゃおうというのが一番ですね。もう素直に、自分の気持ちとか、童心の中にある夢というものを叶えてあげようという気持ちが、今はすごく強いので。だから今は、すごく子供に戻った感じです」羽生はこう言うと明るく笑った。大きく開放された心。彼はそれを存分に楽しもうとしているかのようだった。はにゅう・ゆづる1994年12月7日生まれ、宮城県出身。4歳からスケートを始める。 2014年のソチオリンピックに続き、2018年平昌オリンピックで金メダルを獲得。五輪連覇は66年ぶりの記録。※『anan』2019年1月30日号より。写真・能登 直(a prest)取材、文・折山淑美(by anan編集部)
2019年01月26日