こんにちは、健康ライターの鍋谷萌子です。『寝る』という行動は、疲労を回復したり、体調を戻したり、ストレスを解消したりするために、とても重要なものです。仕事が忙しくなると睡眠時間が犠牲になりますが、忙しい人ほど睡眠時間の確保が必要なもの。忙しくなってくる中高年の場合、睡眠時間は確保できているのでしょうか?ここでは、総務省統計局の『生活時間に関する結果』から、30代~50代の睡眠時間の平均をみていきましょう。●30代から50代の平均睡眠時間は約7.5時間平均睡眠時間は、平成18年と平成23年でもかわりません。女性の場合は若干の差はありますが、どちらのデータでも、『平均睡眠時間は7.42時間』 と出ています。男性の平均睡眠間は、全体で見ると、7.49時間。女性の場合は7.36時間です。30代の男性の平均睡眠時間は、7.32時間。40代の男性の場合は7.2時間。そして50代の場合は7.24時間となっています。●ほかの年代と比較しよう上の数字から、“30代~50代の男性の睡眠時間は、平均値に比べて短い”ということがわかります。特に、45~49歳の場合、男性全体の年齢層のなかではもっとも睡眠時間が短く、7.1時間 となっています。男性の場合、35歳~64歳までの壮年期の睡眠時間が短くなる傾向にあります。冒頭で少しお話した、『仕事が忙しい世代』 に合致しています。ちなみに、女性の場合も45歳~49歳の睡眠時間がもっとも短いです。6.48時間と、平均睡眠時間を1時間程度も割り込む数字であり、性別、年齢別にとったデータでは最低値です。●睡眠時間を確保する意味とは『仕事が忙しい時期』というのは、“時間がないが故のストレス” を抱え込みやすい時期でもあります。そのため、本来ならば、いつも以上に睡眠時間を確保し、しっかり寝ておく必要があります。しかし、忙しくなれば睡眠時間は犠牲になりますし、寝ようと思っても、仕事のことが気になって眠れなくなる、ということも多いでしょう。このような場合、満足な睡眠時間が確保できなかったとしても、“質のよい睡眠” をとるように心がけたいものです。遮光カーテンを使ったり、湯船にしっかり浸かった後に寝たり、香りや音に気遣ったり、という工夫を行えば、睡眠時間は短くても、満足度の高い睡眠を得ることができるでしょう。また、「これらのことをしていても眠れない」「たまに早く帰ってきてもうまく眠れない」というような症状に見舞われているのであれば、病院で診察を受けるようにしてください。睡眠障害を患っている可能性が否定できません。【参考リンク】・平成 23 年社会生活基本調査 生活時間に関する結果 要約 | 総務省()●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)
2016年03月06日「人生は短い」いつもそう思いながら日々暮らしてきたけれど、ある出会いをきっかけに「人生は長い」というポジティブな考えが浮かび、長いからどうしようかと真剣に考えるようになりました。先日自分の研究ワークの一部で健康な高齢者の方と多くコミュニケーションを取るチャンスがあり、これをきっかけに私の人生観やこれからの計画を考えなおすことになったのです。今回お会いしたのは60代~80代の健康な高齢者の方々。どの方も地域のため人のために働いておられる方々です。私の人生設計では60歳でリタイアしその後は仕事のことはあまり考えていなかったのが本音でした。しかし今、医学の進歩や予防医学が進み、平均寿命は世界一を誇る日本! 60代からの人生が20年以上もあるのです。さて60歳からどうする…?お会いした70代、80代の方がなんとお元気なこと。健康面だけではなく、ちゃんと自分の能力を発揮できるところに身をおき、自分らしく生きるアイデンティティを保っているのです。そして服装や身なりがとてもおしゃれで清潔感に溢れています。私は自分の仕事の内容を忘れ、話を聞くことに夢中になりました。落ち着いた貫禄と相手を優しく包む包容力。そんなに慌てなくて大丈夫ですよ、と声をかけられ、「そうですよね」と思わず涙ぐんでしまいました。 長い人生を “元気に楽しんで” 過ごすためには?ITに翻弄される毎日、スピードが命の現在。研究職もスピードがものをいいます。そんな中でふと穏やかでアナログな時の流れを感じた瞬間でした。戦後の日本を立て直し、日本の高度成長を支えてきたこの世代。乗り越え、経験してきたからこそ持つこの余裕感。今の私、現代の人たちに彼らの意見や空気感は必要であると感じました。話も自らの経験をもとに話をしてくださいました。どう感じたか、どう見てきたか、話の興味はつきません。そして最も興味を持ったのは、「どうしてこんなにお元気なのか、どうして楽しそうなのか」ということ。今も活発に活動されているが、それは今に始まったことではなく、若い頃から活動的であるということ。習慣というのは年齢を重ねてから変えるのは難しい。今でさえ、自分の生活の傾向をなんとか変えようとしてもかなりの努力が必要になります。今回お会いした高齢の方がたは、日常的に運動をすること、人とたくさんコンタクトを取り、趣味を楽しみ、おしゃれをして外へでかけることを億劫に思わず、それらは日常的なことであるようでした。シンプルな食事で人を家に招き、残りの布でさっとお裁縫をしブラウスを作る、自転車に乗り風を感じる。楽しくて仕方がないという。ゆるやかな時間を感じるけれど、次の予定を聞くと、ポケットからスマホを取り出しスケジュール表をチェックする。ちゃんと時代の波にも乗っているのです。認知症予防にも? 日々の生活で大切なこと認知症である人と健常者の脳内を比較したこんな論文(※)があります。認知症の原因としてamyloidβ(Aβ)やTau (タウ)という異常なタンパク質が脳内に沈着し、それが神経細胞を脱落させることが考えられています。その凝集は特に記憶や情動に関連した脳部位に起こるのです。しかし高齢者の中には健康で、記憶力や認知機能の低下がみられず元気に楽しく暮らしている方も多くいます。健康で認知機能を維持したまま亡くなった方の脳を剖検したところ、Aβが著しく沈着しており病理学的にはアルツハイマーと診断される状態であったといいます。アルツハイマーと診断されて亡くなった方とどこに差があったかというと海馬の体積であることがわかったのです。つまり病理学的、組織学的には差はないけれど、アルツハイマー病では海馬の体積の減少が認められたのです。海馬の体積を維持することで、予防も可能であるということを示した研究の1つです。そして海馬は唯一、神経を再生させる能力があり、それは運動や食事、日々の生活で大きく変化をします。ライフスタイルが大きく関与していることは間違いありません。人生は長い。だから健康=楽しく=一生現役でなくてはいけません。考えさせられる40代、今から準備が必要だと感じた出会いとなりました。※ 参考論文:Erten-Lyons et al., Neurology, 2009
2016年03月01日男性はナイーブな生き物です。なので、不用意な一言が男性を傷つけてしまっているなんてことが、実はよくあるものなのです。特に、バカにされたと感じれば、その女性に対して、一気に心を閉ざしてしまいます。そこで今回は、「バカにされた」と感じる女性からの一言について、男性たちに聞いてみました。■1.「そんなことも知らないの?」「上から目線の女性って大嫌いなんですが、『そんなことも知らないの?』って言われると、本当に腹が立ちますね。恋人どころか、友だちにもしたくないです」(25歳/営業)男性は女性よりも上に立っていたいですし、色んなことを教えてあげたいと思っています。困ったときに頼りにされる存在でいたいのです。でも、この一言は、そんな男性の思いを粉々に打ち砕いてしまいます。「無知」、「無能」、「頼りにならない」。そんな風に言われているような気になるので、怒りを通り越して憎悪の気持ちさえ芽生えてしまいかねませんよ。■2.「どうせ無理でしょ」「やる前から無理だと決めつけられると、『俺の何を知ってるんだよ』って言いたくなりますね。そういう子には、もう一切手を貸したくなくなります」(28歳/IT)頭ごなしに決めつけて否定をされると、男性のプライドはズタズタにされてしまいます。「無理に決まっている」、「できるわけがない」というのは、人格否定にも近いものがあるので、自分の存在全てを否定されているような気分になってしまうでしょう。そんな扱いをしてくる女性のことは、“敵”としてしか見てくれなくなりますよ。■3.「○○さんはできたのに」「彼女がよく『○○ちゃんの彼氏はできたのに』って言うんですけど、あれは本当にムカつきますね。『じゃあ、その男と付き合えばいいじゃん』って思っちゃいますね」(26歳/飲食)男性は他の男性と比べられることを本当に嫌がります。しかも、自分が下になる形で比べられたりしたら、もう立ち直れないくらい傷ついてしまうでしょう。男性が何かミスなどをしてしまったときに、フォローしてあげるのではなく、叩き落すような一言を放つ女性に、近づいてくる男性なんてまずいないですよ。■4.「私がやるから貸して」「『もういいよ、私がやるから』って言われたときは、心の底から傷つきましたね。イライラしているのはわかるけど、そんな言い方しなくてもいいのにとは思いますね」(27歳/出版)男性が何かをやろうとして、なかなかうまくできないときなど、「私がやるから貸してよ」と言い放ってしまいがちです。イライラして勢いで言ってしまうかもしれませんが、男性からするとこんなに強烈なダメ出しはありません。しかも、これを人前で言われたりしたら、みんなの前で説教をされているような気分にもなり、その場から逃げ出したくなってしまうことでしょう。■おわりに男性は自分のことをバカにするような、見下してくるような女性には、絶対に好意を持ってくれません。実際にその男性がデキる男でなかったとしても、です。不用意な一言には気をつけてくださいね。(山田周平/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年02月26日Woman&Crowdは21日、女性のエイジングケアの実態や、それがもたらす意識変化を明らかにすることを目的として、40代・50代の女性を対象に実施したエイジングケアに関する意識調査結果を発表した。まず、実際にエイジングケアを始めた年齢を尋ねたところ、最も早くから始めた人は19歳から、遅く始めた方は55歳からで、平均は38.9歳。エイジングケアを意識し始めた平均は37.3歳となったが、実際に加齢による肌や顔つきの変化を実感したのは平均40.6歳であり、特に産後や育児が落ち着いてから体の変化と共に加齢を感じることが多いようだ。実際に加齢を要因とする肌の悩みとして、1位は「シミ」、2位は「たるみ」、3位は「乾燥」という結果になっている。実年齢より自分は若く見えると思うかという質問に対しては、「思う」(26%)と「まあまあ思う」(51%)を合わせた約8割の女性が「自分は実年齢よりも若く見える」と思っていると回答。また、95%の女性がエイジングケアは女性にとって重要なことだと考えており、その中でも「若々しくいることで生活にハリが出る。女性として自信が持てる(40代後半)」といった自分のためのエイジングケアを含め、「夫や子どもが、素敵な妻や母として紹介できる存在でいたい(40代前半)」など、誰かのためのエイジングケアも意識していることが分かった。さらに、エイジングケアによって私生活に期待できる影響として、「イキイキと過ごせることで、家庭生活や仕事もうまくいく気がする(40代前半)」「年齢を言い訳にせず、活動的になれる。人に会うのが楽しくなる(40代前半)」といった回答も挙がっている。こうした回答に対して同社は、「外見の自信は、内面にもポジティブな影響を与えると共に、女性の美意識は実生活にも影響をもたらす可能性があることが分かった」とコメントしている。最後に、「キレイに年を重ねている」と思う40代・50代の女性芸能人を聞いたとこと、ドラマやCMでも活躍中の篠原涼子さんと真矢ミキさんが、同年代の女性たちから「キレイに年を重ねている」と多数の支持を集め、それぞれ40代女性と50代女性の1位となっている。同調査は、2015年12月1日~15日の期間に、「Woman&Crowd」会員の40代・50代の女性300名を対象とし、インターネット調査によって実施された。
2016年01月22日40歳代後半から50歳代にかけては、そろそろ第二の人生が気になる時期。老後の資金プランについても考え始める人も多いと思います。資金プランというといくらのお金をどのように用意するかということばかりに目が行きがちですが、老後の保障のことも一緒に考えてみてください。○定年と同時に保険料払い込みが終わる保険はそのまま継続すべき?若い頃に加入したままずっと見直しをしていない保険は、どのような契約になっているのか一度確認してみましょう。メインの保険は保険料の払い込みが60歳前後で終わるという商品に加入している人も多いはず。死亡保障の保険の場合、払い込み期間が終了すると同時に死亡保障額がぐんと低くなる契約が多いので、これまでの保障のままのつもりでいると、老後に「アテにしていた保険金がもらえなかった」ということになりかねないので注意が必要です。現在の保障額が何千万円もあったとしても、実はそのほとんどが掛け捨ての保障である可能性が大きいため、保険料の払い込みが終わった後は数百万円しか保障が残らなかったということも。掛け捨てが良くないとか死亡保障が数百万円だから老後の保障として少なすぎるということではなく、これまでかけてきた保険に対しての期待と現実が大きくかけ離れているケースが多く見られるので、早めに現実的なところを冷静にチェックしておき、保障内容を見直すべきところは早めに手を打っておくことが肝心です。保障が減るとわかって慌てて損をしてしまわないためにも事前の確認は必須です。○老後の死亡保障はいくらあれば安心なの?実際、老後の死亡保障額は300万円~500万円程度、低い人だと150万円ぐらいになってしまう保険に加入している人がほとんどです。この老後も残る保障額は終身保険といって一生涯保障される部分。それ以外の数千万円は掛け捨てで安心を買っているのだと割りきりが必要です。さて、残った終身保険の保障額で老後の死亡保障が足りるのかどうかということが問題です。60歳前後から終身保障の保険に加入するには、保険金額とほぼ同じだけの保険料を払わなければならないケースも。保障を充実させるために老後資金を使ってしまうという事にもなりかねないので慎重に検討することが求められます。死亡保障は残された家族が困らないためのお金なので、子供たちが独立した後は夫婦お互いが万一のときに残されたほうが生活に困らないだけの保障を確保しておくというのが基本的な考え方です。その場合、年金がいくらもらえるのか、老後資金として用意しているお金がいくらあるのか、持ち家かどうかなどによって必要額は違ってきます。一人残されたときには遺族年金と貯蓄でなんとか生活できるのであれば、極端な話、葬式費用程度あれば死亡保障は十分と割り切ることもできます。若いころは貯蓄も少なくそれに対して必要な支出が多いため、万一のときの大きな保障が必要でしたが、そのころの感覚で保険を準備する必要はありません。老後のための資金準備がきちんとできていて、相続など特別な資金準備の必要性もなければ死亡保障はなくてもいいケースもあります。ですから、死亡保障がガクンと減ってしまうことを極度に心配し、必要もない保険に加入することがないよう、しっかり保険で準備しなければならないお金があるのか検討してください。○医療保障が心配だけどこれから加入できる?医療保障に関しては、メインの保険に特約で入っているだけという人は、終身タイプの保険を追加することも検討できます。死亡保障の保険に吹かされている保険は、80歳などで保障が満了してしまうものが多いからです。ただし、医療保障も老後の資金プランをどのように設計しているかによって追加で加入が必要かどうかを冷静に判断してください。病気などのための備えも含めて老後資金を作っているなら、あえて保険に入る必要はありません。がんなど深刻な病気になったときに特別な治療を望む場合には、通常の医療保険ではなく、治療費を補償するタイプの保険で備えるという選択もあります。老後は、何でも保険でリスクに備えるのではなく、蓄えも考慮し必要な保障だけ選んで確保する方向で見直しを考えてみましょう。<著者プロフィール>ファイナンシャルプランナー 堀内玲子証券会社勤務後、編集製作会社で女性誌、マネー関連書などの編集を経て1993年に独立。1996年ファイナンシャルプランナー資格を取得。FPとして金融・マネー記事などの執筆活動を中心に、セミナー講師、家計相談などを行う。著書に「あなたの虎の子資産倍増計画」(PHP研究所・共著)「年代別ライフスタイル別生命保険のマル得見直し教室」(大和出版)など。
2016年01月19日「ボディーラインをきれいに保てるのは20代まで」なんて誰が決めたのでしょうか。美しい身体を持つ30代、40代以上の輝いている女性だっています。ただ現実問題として、30代も後半に入ると新陳代謝は確実に落ちてくるもの。そこで適切なカロリーコントロールや運動は必須になります。今回は『everyday HEALTH』を参考に、30代の賢いダイエットのコツを10種ご紹介しましょう。■1:痩せたい理由を明確に持つロサンゼルスのジョニー・ボーデン認定栄養士は、目標に対する具体的な理由づけが重要だと述べています。痩せたい理由は人それぞれ。健康になりたい、昔はけたはずのパンツを履きたい、くびれを取り戻したい……。なんでもよいので明確な理由を持ち、それを書き留めましょう。いつも目にする位置に、目標とするボディーを持つ有名人などのポスターを貼ると、視覚から動機づけられるのでおすすめです。■2:食事は1日3食をやめて5食にするスコッツデール減量センターに勤める肥満専門医のジルツァー医学博士は、3度の食事+2回の間食による1日5食生活を推奨しています。間食は1回200カロリー未満。たとえばヨーグルト、ビーフジャーキー、ゆで卵、プロテインシェイク、砂糖の量が少ないスナックバーなどがオススメです。2~3時間ごとに適切な量を小分けに摂り、満足感を維持することが目的です。なおダイエットに朝食は必須なので、抜かずにきちんと食べましょう。■3:タンパク質をたっぷり摂るすべての食事やスナック類は、14g以上のタンパク質と25g以下の炭水化物を含みます。おすすめが無脂肪のギリシャヨーグルト。1食分の約160gで、タンパク質は17g、炭水化物は6g含まれています。タンパク質も炭水化物と同様に腹持ちがよいので、ヨーグルトのような食べものがおすすめです。■4:「1袋100カロリー」の手軽なおやつに注意する「1日おやつは100カロリーまで」など、間食の量をカロリーだけで決めるのはやめましょう。たとえば、100カロリーでもチョコチップクッキーの場合、タンパク質はたった1gなのに砂糖は8.5gも含まれています。一方で、枝豆ならタンパク質は17gで、砂糖はたったの3gです。30代のおやつの選び方は、カロリーより内容が大事なのです。ちなみに砂糖をカットすると、PMS(月経前症候群)の改善も見込めるそうです。■5:子どもの食べ残しに手をつけない「もったいない精神」は素晴らしいですが、ダイエットにとっては致命傷です。子どもが残したチキンナゲット3ピースは、それだけで余分な142キロカロリーを追加します。フライドポテトSサイズも、半分残してしまったからと食べてしまうと136カロリー追加です。何気なく口にしたひとかけらが、ものすごく余分なカロリー摂取になっている可能性があります。心当たりはありませんか?■6:愛する家族のためにも健康的な食事をつくるダイエット食品を家族全員に強制すべき、という意味ではありません。ダイエットのために食事の内容を見なおしたとき、その内容は自ずと家族にとっても健康に良い食事になるはずです。既婚の女性であれば、自分のためだけではなく家族のためでもあると考えて、健康的な献立を考えてみましょう。■7:便利なアイテムは利用する一昔前はスマートフォンもなく、記録を取るのにも手書きで面倒な思いをすることもありました。しかし、いまは違います。無料のアプリやウェブサイト上で、日々のがんばりを記録したり、歩数計の役割をするサービスを見つけたりするのはたやすいことです。使える便利なものはとことん使って、カロリー計算なども行い、効率的に痩せましょう。■8:ダイエット仲間を見つけるひとりでやると挫折しがちなダイエットも、同じような目標を持つ仲間がいたらがんばれるはず。たとえば「週末のこの時間は必ず一緒にランニングをする」など決めごとを一緒につくってモチベーションを上げるのもひとつの手です。■9:睡眠時間を優先する赤ちゃんや小さな子どもがいるうちは、深い眠りに入りづらいかもしれませんが、睡眠時間の確保が重要です。2014年の発表によると、睡眠不足は食欲を調節するホルモンに影響を与える可能性があり、結果として体重増加につながるそうです。なるべく睡眠時間のとれる環境を整えましょう。■10:必要に応じてサプリメントで栄養素を補うサプリで痩せることは難しいですが、栄養素を補うことで健康にプラスの効果はあります。食生活の改善によって、摂取量が減ってしまった栄養素をたとえばマルチビタミンなどのサプリで補うのは有効です。*家事や育児、仕事に追われながらの30代のダイエットは十分な時間が取れないこともあるでしょう。しかし、そんななかでも、日々の食生活やちょっとした心がけで効率的にダイエットをすることは可能です。よりキレイな自分を手に入れてみませんか?(文/スケルトンワークス)【参考】※10 Weight-Loss Tips for Women in Their Thirties-everyday HEALTH
2016年01月09日ティアはこのほど、「葬儀に対する意識と実態」に関する調査結果を発表した。調査は12月11日~13日、全国の40代~70代の男女1,000名(男女各年代125名)を対象にインターネットで行われた。○7割が「配偶者の葬儀」について話し合った経験なし「自分や配偶者の葬儀の準備について、配偶者と話し合ったことがありますか?」と尋ねたところ、「自分の葬儀」について「ある」と回答したのは35.5%。その理由は「準備をしておけば配偶者や子供たちに迷惑をかけずに済むから」だった。一方、「配偶者の葬儀」について話し合ったことがある人は29.1%で、およそ7割が話し合ったことがないとのこと。話し合ったことがない理由について聞いたところ、多い順に「まだ早から(38.4%)」「残された人間で決めればいいから(30.7%)」「縁起が悪いから(15.9%)」となった。○半数以上が「自分の老後の準備せず」次に、「自分の老後に備えて準備しているもの」について尋ねたところ、約半数が「準備していない(51.3%)」と回答。その割合は年代が上がるに連れて減少するものの、70代でも3割超(31.2%)が「老後の準備を何もしていない」ことがわかった。また、「準備している(48.7%)」と回答した人に、どのような備えをしているのか教えてもらったところ、「葬儀の費用(53.0%)」や「墓(51.1%)」、「介護の費用(30.2%)」など、"自分の死に関する準備"が上位を占めた。○親が亡くなる前に準備しておくこと続いて、"親の葬儀の準備"について尋ねたところ、「親が亡くなる前に葬儀の準備をしておいてよかったと思うこと」として、「墓(54.3%)」や「葬儀の費用(48.0%)」、「葬儀社(32.1%)」などが上位に並んだ。反対に、「準備をしていなかったために困ったこと」では、「案内対象者のリスト(36.7%)」「葬儀の費用(30.2%)」「葬儀実施に関する親の意志とヒアリング(26.1%)」が上位に。各項目とも若い世代になるにつれ割合が高くなり、若い世代ほど親が亡くなる前の準備や親との意思疎通が不足していることが浮き彫りとなった。○自分の葬儀よりも「配偶者の葬儀」を……最後に、「自分が亡くなった後に葬儀をしてもらいたいか?」と質問したところ、「はい(51.2%)」「いいえ(48.8%)」と、ほぼ半々という結果に。また、「配偶者が亡くなった後に配偶者の葬儀をしたいか」については、8割以上が「はい」と回答し、自分の葬儀よりも配偶者の葬儀をしたい人が多いことがわかった。また、自分の葬儀をしてもらいたい理由について尋ねたところ、断トツで「配偶者の気持ちの区切りをつけてもらいたいから(56.4%)」だった。一方、配偶者の葬儀をしたい理由としては「自分の気持ちに区切りをつけたいから(56.4%)」が最多となり、多くの人が、葬儀を"気持ちに区切りをつける機会"としていることがうかがえる結果となった。
2015年12月28日「40代は”女子”じゃない」論争に、そろそろ決着をつけようか(c)Alena Getman先日、国立新美術館で「ニキ・ド・サンファル展」を観てきたんです。ニキ・ド・サンファルは戦後を代表する女性美術家の1人で、少女時代を過ごしたアメリカや母国フランスの前衛芸術の影響を受けながら、1961年に発表した「射撃絵画」で広くその名を知られるようになります。「射撃絵画」というのは、絵の具を入れた袋や缶を埋め込んだ石膏レリーフに、銃をぶっ放すことで描かれる絵画です。それと「40代女子」とどういう関係が……とお思いのみなさま、もうしばらくお付き合いを。ニキ・ド・サンファルは女性美術家であると同時に、なかなか過激な発言が飛び出すフェミニストでもあったので、現代を生きるおひとりさまの我々にも、さまざまな部分で示唆をあたえてくれる存在だと思うんです。「ナナ」は少女か、オンナか、母親か?ニキは11歳のときに父親から性的虐待を受けており、さらに母親との関係もずっとうまくいっていなかったといいます。家庭環境により幼少時代にトラウマを背負わされたニキは、精神的に不安定な時期を過ごしながらも、のちに芸術家としての才能を開花させます。そして前述した「射撃絵画」の制作に取り組むようになるわけですが、ニキ・ド・サンファルといえば、それよりも有名で高い人気を誇るのはなんといっても「ナナ」シリーズでしょう。「ナナ」シリーズの女性型の彫刻は、土偶を思わせるようなずんぐりした豊満バディが特徴です。初代「ナナ」を、ニキは友人だった妊娠中の女性をモデルにして制作したといいます。となると、この「ナナ」は母親なのでしょうか?しかし、どでかいお尻と大根足でぴょんぴょん飛び跳ねている(実際にはもちろん飛び跳ねてなんていないですが、飛び跳ねているかのように見える)「ナナ」は、母親として考えるにはちょっと無邪気すぎる気がします。だとすると、「ナナ」は少女なのでしょうか?とはいえ、少女にしては妖艶だし、ファッショナブルだし、何より肉体的に発達しすぎています。つまり、「ナナ」は少女であり、オンナであり、母親でもあるという、女性の多義的なイメージを表しているということです。ジェーン・スーさんが著書『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』のなかで、「40代女子」という言葉を話題にしていました。世間では「40代は“女子”じゃない」ということでこの言葉が叩かれたわけですが、かわいらしいものを見てテンションが上がったり、明確な根拠なく何かを嫌悪したりといった女子特有の言動は、本人と意識とは無関係に、生涯続くといいます。少女に求められるもの、オンナに求められるもの、母親に求められるもの、そのバラバラさ加減に我々はときに引き裂かれるわけですが、それらをすべて包括しながら飛び跳ねたり逆立ちしたりしている「ナナ」は、会場でとってもパワフルな魅力に溢れていたのです。〈ホーン〉はエロか、子供のアスレチックか?ところで、今回の展示にはなかったのですが、ニキといったら私のなかでは<ホーン>です。<ホーン>とは、美術館のエントラスに制作された女性の胎内をかたどった巨大建造物で、観客は足を広げた女性の性器から、彼女の胎内に侵入することができます。それはエロティックな体験であると同時に、人間の誕生という原始的な記憶を呼び起こします。以前、作品集か何かでこの〈ホーン〉という作品と、性器の前で列をなす観客の姿を見たとき、私もとても無邪気な気持ちで、「この〈ホーン〉に入りたい!」と楽しい気分になったんですよね。〈ホーン〉を一目見れば、多くの人はその性器から「中へ入りたい!」と思うはずです。そしてそのとき我々の胸のうちには、エロティックな冷やかしの気持ちと、巨大なアスレチックを前にした子供のような純粋なわくわく感とが、共存していると思うんです。少女であり、オンナであり、母親である「ナナ」。そして、我々の胸のうちにエロティックな欲望と無邪気なわくわくを同時に喚起する〈ホーン〉。ニキ・ド・サンファルの一連の作品はこんなふうに、子供でもあり思春期の少年少女でもあり大人でもあるという、境界線のない多義的な人間のイメージを我々の前に提供します。少女時代に性的虐待を受けたトラウマや、女同士である自分と母親の間で埋められなかった溝、友人の妊娠を祝う気持ちーー「女性」に対するさまざまな感情が、ニキにこのイメージを作らせたのでしょう。「いい年した女が”女子”っていうな!」という一連の批判には、確かに耳を傾けるべき要素もあると私は思います。しかし、彼らは「ナナ」を前にしても、「いい年して子供みたいに飛び跳ねたり逆立ちしたりするな!」というでしょうか?おそらく、そんなことはいいません。境界線のない多義的なイメージはときに人を混乱させますが、「ナナ」を見ていると、それこそが本来の人の姿であると、我々は思い知らされることになります。さて、「40代女子論争」に、私はうまく決着をつけられたでしょうか?判定はこれを読んだあなたに委ねますが、「女子っていうな!」という批判をしている人が身近にいたら、試しに「あなたはニキ・ド・サンファルの作品をどう思う?」と聞いてみてください。もしかすると、そこから何か面白い話ができるかもしれませんよ。Text/ チェコ好き
2015年12月11日MMD研究所が12月3日に発表した「40代~60代の商品・サービスに関する購買動向調査」によると、40代~60代で家電やデジタル機器のシニア向け商品・サービスを利用しているのは4%以下で、全体の4割が魅力を感じていないという。同調査は同社が、40歳以上69歳以下の男女を対象として2015年10月2日・3日の両日に実施したインターネット調査であり、有効回答数は1,035人。シニア向けの携帯電話及び家電・デジタル機器の利用状況を見ると、シニア向けの商品やサービスの利用度は携帯電話で3.6%、家電・デジタル機器で2.5%に止まっている。また、シニア向けサービスに興味があるという回答は携帯電話で23.4%、家電・デジタル機器28.7%だった一方で、魅力を感じないという回答は携帯電話で42.7%、家電・デジタル機器で43.8%あり、いずれにおいても興味がある回答者を魅力を感じない回答者が上回った。商品やサービスに対する考え方を尋ねたところ、家電・デジタル機器については、世代が上がるにつれて価格が高くても納得するものを選びたいという傾向がある。一方、携帯電話については世代が上がると共にその率は下がり、逆に必要最低限でよいという回答が世代の上昇に合わせて増えている。家電やデジタル機器の購入方法を最大3つまでの複数回答で尋ねると、実店舗で見てそのまま購入するとの回答が61.1%で最多だった。また、家電・デジタル機器については22.6%が、ネットで検索して実店舗で購入すると回答した。ニュースや情報を取得するメディアでは、インターネットを毎日使う機器としては、スマートフォンとタブレットのいずれも、年代が上がるにつれて利用頻度が下がる傾向にある。
2015年12月04日DoCLASSEはこのほど、「2015年クリスマスに関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月6日~19日、同社カタログ会員の40~60代の女性587名を対象にインターネットで行われた。○クリスマスは「家で家族と」が定番!クリスマスを誰とどこで過ごすのか尋ねたところ、「家族(90.4%)」と「自宅(82.5%)」で過ごすという人が圧倒的多数となり、中高年女性は友達や同僚とクリスマスを過ごすのではなく、「自宅で家族と過ごす」ということが再確認できる結果となった。○クリスマスプレゼントは、あげるも、もらうも「1万円以下」次に、中高年女性のプレゼント事情について調査を実施。その結果、55%が「クリスマスプレゼントがほしい」と答えたものの、プレゼントを「もらう予定がある」と回答した人は19.3%。さらに、パートナーへ「贈る予定がある」という人は35.6%に留まった。中高年女性の半数以上がクリスマスプレゼントがほしいと思っていることがわかったが、では、「クリスマスプレゼントに期待する価格帯」はいくらなのだろうか。教えてもらったところ、「1万円以下(40%)」が最も多く、平均金額は「1万5,224円」となった。また、「1,000円以下(7%)」「5,000円以下(22%)」という回答を合わせると、69%が「1万円以下」の金額を回答。2013年の調査に比べて27%増加した。一方、パートナーへの「クリスマスプレゼントの予算」について尋ねたところ、その平均金額は「1万5,177円」となり、66%が「1万円以下」の金額を回答。2013年の調査に比べて14%増加となり、バブル世代と言われる中高年女性だが、「クリスマスプレゼントは1万円以下で交換する」というカジュアルなクリスマスプレゼント事情が浮き彫りとなった。○55.7%が「パートナーからのプレゼントにがっかり」経験アリ続いて、「今年のクリスマスにほしいプレゼントは何ですか?」と質問したところ、1位「アクセサリー(35.4%)」、2位「洋服(25.4%)」、3位「鞄(20.1%)」という結果となった。また、「クリスマスプレゼントで洋服をもらうとしたら、欲しいカテゴリーはなんですか?」という質問に対しては、「セーター(48.9%)」や「コート(37.5%)」の人気が高く、冬ならではの洋服が上位にランクインした。続いて、パートナーからのプレゼントにがっかりしたことがあるか尋ねた結果、55.7%の人が「ある」と回答。また、34.4%の女性が「一度以上、もらったプレゼントの金額を調べたことがある」ことも判明した。○クリスマスを一緒に過ごしたい芸能人ランキング次に、「思い出のクリスマスソング」を教えてもらったところ、「ホワイト・クリスマス(18.8%)」「ラスト・クリスマス(15.2%)」「クリスマス・イヴ(14.2%)」がTOP3となった。また、「クリスマスを一緒に過ごしたい芸能人」についても尋ねたところ、TOP3は「福山雅治(7.5%)」「西島秀俊(4.2%)」「マツコ・デラックス(3.1%)」という結果に。「福山ロス」というワードが生まれるほど世間に衝撃を与えた福山雅治の結婚だが、中高年女性からの支持はまだ厚いことがわかった。
2015年12月04日「いつまでもキレイで健康でいたい」というのは女性共通の願い。でも、加齢は誰にも等しく訪れます。20代、30代、40代と年齢を重ねていくなかで、体の変化は避けられません。でも、年齢と体の変化に関する真実と向き合うことで、キレイをもっと保てるようになります。今回は『Woman’s Health』の記事を参考に、20代から40代の代謝の変化についてまとめました。■20代基礎代謝量は10代後半~20代前半でピークを迎えます。活動レベルや筋肉量によっても異なりますが、25歳くらいまでは骨の構築段階。基礎代謝量は増えやすいのです。ですから、この時期に意識して運動するようにしておけば、ある程度の基礎代謝量をキープできます。しかし、それは20代までで、以後は10年ごとに約1~2%に低下します。20代では少しくらい食べすぎてもそれほど体重は増えませんが、同じ感覚で食べ続けると、やがて確実に体重は増えるでしょう。活動量についても、就職してオフィスワークをはじめると特に運動量が低下することに。だからこそ、意識して運動しないと筋肉量も落ちてしまいます。■30代30代になると筋肉量が落ち、基礎代謝量は低下します。脂肪が増え、体重増加だけではなく代謝機能不全を起こす可能性もあります。というのも、30代になると成長ホルモンの分泌もほとんどなくなるので、代謝率は放っておくと低下するだけなのです。ここで意識して筋力トレーニングを行わないと、代謝は改善されません。また、結婚や出産などの人生の転機が多いのが30代。特に妊娠時には余分なカロリーを摂取しやすく、ほとんどの女性が必要以上に体重を増やしてしまいます。妊娠中は赤ちゃんを抱えているため1日200カロリーは余分に燃焼していますが、それ以上に食べれば体重が増えるのは当然です。産んだ後に母乳を与えれば、大きなカロリー消費が期待できます。1日あたりなんと500~1,000キロカロリーにも相当するそうです。ただ、これはとても一時的なことなので、「ダイエット効果」を期待できるほどではありません。■40代40歳になると閉経を迎える女性も増え、エストロゲン、プロゲステロン、ヒト成長ホルモンなどのホルモンが減っていきます。体重を維持するためには、摂取カロリー自体を抑えることも重要になってきます。1日の大半を座って過ごすなら、1日150カロリーは摂取カロリーを抑えることを意識しましょう。維持するほどの運動をしていなければ、筋肉も自然に減っていきます。カロリーを消費するためにはある程度の筋肉量は必要ですが、40代になるとそのための筋力トレーニングが重要になってくるのです。代謝にも大いに影響します。1日100~120gの十分なタンパク質を摂り、適切なトレーニングをしましょう。*20代と同じ感覚で年齢を重ねていくと、体型をキープできません。激しい運動を毎日行う必要はありませんが、代謝量が確実に低下していくことは気に留めて、適度な筋力トレーニングを習慣づけてください。いつまでもキレイで健康的な身体を保つために、現実を受け止めて若いうちから先手をうちましょう!(文/スケルトンワークス)【参考】※How Your Metabolism Changes in Your 20s, 30s, and 40s-Women’s Health
2015年11月27日ほんの20数年くらい前は、恋愛に自立がどうのこうのという話は、ほぼまったくと言ってもいいくらいありませんでした。今20歳くらいの女子で、親が40代後半・・・・・・というひとは多いと思いますが、ご両親が20歳くらいの頃は、女子は大学を出て、数年会社に勤務して、25歳くらいまでには結婚するのがふつうでした。女子の自立というのは、バブル期にはたらいて稼ぎまくる女性が登場して、そういう女性が「輝く自立した女性」としてマスコミに取り上げられたことがきっかけだろうと思います。当時はマスコミに、自立している(珍しい・憧れ的な)女性の象徴として、ニュースキャスターが取り上げられていました。つまり25歳までに「行き遅れないように」結婚し、結婚したら専業主婦になる・・・・・・というその当時の世間のセオリーとはちがう文脈を地で行く女性が、マスコミウケし、なんとなくそういう流れのまま現在に至る・・・・・・ということです。■20万円ちょっとで、どうやって自立するんだよ・・・今の時代、経済的に自立している人は、男女ともに少ないはずです。若い人の平均年収は、公的機関の調査によると300万円あるかないかです。仮に額面で300万円とした場合、手取りにすると20万円ちょっとか、20万円欠けるくらいでしょう。実家暮らしならまだしも(実家暮らしをしている人を、自立していると言っていいのかどうかは別にして)、ひとり暮らしをしていたら、とても「自立したくない」手取り金額であるはずです。精神的な自立というのは、経済的な自立とセットですから(経済的に自立していないのに、精神的自立などない)、経済的に自立すれば恋愛はすごく楽しくなりますし、経済的に自立していないと恋愛はつまらないものになります。そもそも金がないのにどうやってホテルに行くねん?となりますよね。■経済的に不自由でいいと思うただ、経済的に自立しようと思えば、一般的にはかなりの時間が必要です。言うまでもないことですが、とくに男子が地道にはたらいて年収400万円、500万円くらい稼ごうと思えば、時間がかかりますよね。女子はWワークすれば済む話かもしれませんが、男子のWワークというのは、職種が極めて限られてきますからほぼ無理です。だから、経済的・精神的に自立していない者どうしがくっついて、楽しく恋をすればいいのだと思います。毎月手取りで20万円の男女がくっつけば、計算上は毎月40万円の家庭とおなじことになります。毎月40万円あれば「それなりに」経済的に自立できますし、ひいては精神的な自立も望めます。■そもそも結婚とはそういうものだった?そもそも結婚とはそういうものだったと、という事実もあります。ふたりでいたら食いっぱぐれることがないから結婚した。こう証言している人もいます。ふたりでいたら、楽しいときも2倍、苦しいときも2倍。堂々ともたれかかりあえばいいし、それがどことなく嬉しいことだったので結婚した。こう証言している人もいます。もっと昔のこと、今のようにサラリーマンという職業がまだ一般的ではなかったころは、とくにこういう傾向があったようです。日本は貧しかったからね。ここ最近であっても、「どう食っていけばいいのかよくわからない職業」・・・・・・たとえば作家とか作曲家とか画家みたいな職業の人たちは、「食いっぱぐれるかどうか」を結婚の指針にしていたりもします。マスコミに出てくるアーティストは、稼ぎのいいごくわずかな部類の人たちで、(言い方は悪いですが)いわゆる「その他大勢」の人は、「ふたりならどうにか食える」と思って恋をし、結婚していることもあります。■自立なんて、そんなのあとから考えればいいそれはつまり、自立なんて、そんなことはあとから考えればいいや!ということです。それで悪いのか?それでいいから、こういうコラムを書いています。まず、カップルで真剣に生き延びることを考えること。そこを精一杯やっているうちに、人は自然と経済的にも精神的にも「それなりに」自立するから不思議です。むしろ自立していない男女がバタバタと恋をするほうが、カラフルで楽しいくらいです。100%自立している男女が「金はある。淋しさはあまりない」というスタンスで恋をしたのでは、恋っておもしろくないものです。あなたがそのうち自立したときに、やってみればよくわかります。なんでもかんでも自立しちゃえばいいということは、この世の中にはないのですヨ。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年11月24日第2回「ベストハリ肌ニスト」男性が最も魅力的に感じる40代女性タレントとは?10月30日、ドクターシーラボは、第2回「ベストハリ肌ニスト」に三浦理恵子さんが選ばれたと発表した。同賞を選考する上で、20代から50代女性を対象に、「最も、男性をとりこにしてしまう」程魅力的な40代女性タレントについてアンケートを実施。1位「三浦理恵子」、2位「高岡早紀」、3位「森高千里」という結果になった。同社では、ハリのある肌の女性を表彰することで、“美肌”を目指す女性を増やすことを目的として、同賞を昨年から開催している。秒速リフトケアで“三浦理恵子”級の美肌をそして、うるおいのあるハリ肌になるためのアイテムとして、リニューアルされたばかりの同社人気商品「アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX」を紹介。リニューアル記念として、同商品とフェイスライン集中ケアバンド、メイクしながらリフトケアができるBBクリームがセットになった「エンリッチリフトセット」を、先着3万人限って無料プレゼント中だという。秒速リフトケアを体験して、“三浦理恵子”級の美肌を手に入れてみてはいかがだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】・ドクターシーラボ プレスリリース(DreamNews)
2015年11月04日味の素は28日、「60代以降の就業及び健康」に関する調査の結果を発表した。対象は、全国の40~70代男女2,000名、調査時期は2015年9月。○40代、50代で「60歳以降も働きたい」人は6割以上40代・50代の回答者に、「60歳以降も働きたいと思うか」を聞いところ、「働きたい」「どちらかといえば働きたい」と回答した計61.3%が働きたい意向を示した。60代、70代の回答者に「リタイアした年齢」を質問したところ、リタイアした年齢は平均62.8歳だった。また、「何歳まで働くと思うか」を聞くと、60代・70代でまだリタイアしていない人は、平均70.7歳だった。一方、40代・50代では平均62.5歳となった。「60歳以降も働くとしたらどんな不安があるか」を聞くと、全体の1位は「体力的に続けられない」(57.0%)だった。次いで、2位は「健康を維持する」(39.2%)、3位は「ストレスが溜まる」(32.1%)という結果となった。年代別でみると、「体力的に続けられない」の項目がすべての年代で1位となった。なかでも、40代は67.7%、50代は66.6%と、それぞれ約7割が体力面に不安を示している。
2015年11月02日ヘルスケアシステムズとアスタリールはこのほど、「身体のサビつきに関する調査」の結果を明らかにした。同調査は7~9月、アスタリールのモニタである20~60代の女性234名に検体を郵送してもらい実施した。同調査には、尿中の酸化ストレス指標「8-OHdG」の値を測定できるヘルスケアシステムズの「サビチェック」を使用した。8-OHdGは人体のDNAが活性酸素で損傷した時に生じる物質で、その値が高いほど身体がサビついている可能性が高いとのこと。調査の結果、20代女性の8-OHdG平均値は13.8ng/mgクレアチニンで、40代以上の女性の平均値11.7ng/mgクレアチニンよりも高かった。抗酸化力が40代よりも高いはずの20代がサビチェックの数値が高いことから、生活の中で他の年代よりも非常に高い酸化ストレスを受けていることや、40代よりも抗酸化力が弱っていることが考えられるという。8-OHdGの値が平均値(日本人1,079名によるヘルスケアシステムズ社データ)以上となった割合を年代別で比較したところ、40代以上(60.0%)よりも20代(65.6%)の方が高く、3人に2人がサビ状態であることがわかった。また、20代女性の睡眠時間や休日の過ごし方と8-OHdG値の関係についてアンケートで調べると、「睡眠時間が6時間未満」の人と「休日を家で過ごす」人はサビついている傾向にあり、そうでない人と比べて1.5倍以上の8-OHdGの値が得られた。愛知学院大学心身科学部・大澤俊彦教授によると、活性酸素は、ウイルスなどの外敵から身を守るのに必要なものだが、ストレスや紫外線、喫煙などによって過剰に生成されると、自らのDNAや細胞に対して酸化障害を起こすという。「これがいわゆる身体のサビつきと呼ばれるもので、老化や生活習慣病の原因となります」。これらのサビつきから身体を守るため、体内には抗酸化成分があるが、加齢とともに減少してしまうとのこと。抗酸化成分が多いはずの20代が40代よりも酸化障害を受けている要因については、「若い世代でも生活習慣やストレスによって体内の抗酸化成分が減少し、活性酸素からの防御能力が低下していることが推測されます」と述べている。対策としては、「身体のサビつきが多いと分かったら、睡眠不足やストレス、紫外線など原因となる生活習慣を改善することに加え、野菜や果物などの抗酸化食品を積極的に摂(と)るように食生活を改善してみましょう。野菜は350g、果物は200gが1日の目安量になります」。なお、抗酸化成分を含む栄養補助食品などの摂取も有効だという。
2015年10月28日日本労働組合総連合会は26日、就労観に関する意識調査の結果を発表した。対象は、正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイトなどの形態で働く20~40代の男女600名。○20代の41.8%、「仕事に真面目に取り組めている」20代の回答者に、「仕事に真面目取り組めているか」の意識を聞くと、41.8%で「真面目に取り組めている」が1位となった。次いで、2位は「やや真面目に取り組めている」(39.1%)、3位は「あまり真面目に取り組めていない」(12.9%)という結果となった。「真面目に取り組めている」「やや真面目に取り組めている」と答えた人に「不安・不満があるか」を聞いたところ、85.7%が「不安・不満がある」と回答した。20代に対して、「仕事をするうえでの不安」を聞くと、1位は「きちんと職務を全うできるのか」「職場での人間関係が悪くならないか」(ともに29.8%)だった。次いで3位は「仕事とプライベートが両立できるのか」(24.4%)となった。20代に「仕事をするうえで抱えてしまう不満」を聞いたところ、「給与や福利厚生がよくない」(33.8%)が1位だった。以降、2位「休日や残業時間などの待遇がよくない」(23.1%)、3位「会社の将来性、安定性がない」(19.1%)と続いた。「仕事で実現したいこと」を質問した。「社会を良くすることに貢献する」の項目では20代が23.6%で最多となり、30代・40代を上回った。「会社の成長・発展に貢献する」の項目に関しては、年代が上がるにつれて割合が多くなり、最多は19.6%で40代だった。
2015年10月28日女性のストレス指標を調査株式会社ヘルスケアシステムズとアスタリール株式会社は、20代から60代の女性234名を対象に「身体のサビつきに関する調査」を共同で行った。今回の調査では、尿中の酸化ストレス指標「8-OHdG」の値をヘルスケアシステムズの「サビチェック」にて測定。「8-OHdG」の値が高いほど「身体がサビている」と言える。20代女性は高いストレスを受けている?調査の結果、40代女性の平均値は11.7ng/mgだったのに対し、20代女性の平均値は13.8ng/mgと、20代女性の方が身体がサビているということが明らかに。20代の方が他の年代よりも日常の中で高いストレスを受け、抗酸化力が下がっていることが考えられるとのこと。睡眠や休日の過ごし方も大事また、ライフスタイルとの関係を調査したところ、睡眠時間が6時間未満である人、休日を家で過ごす人は値が高いことが分かった。仕事もプライベートも忙しいのに美しい女性は、睡眠を十分に取り、休日は外出してアクティブに楽しむことが美しさに繋がっているのかもしれない。(画像はプレスリリースより)【参考】・アスタリール株式会社 プレスリリース/PR TIMES
2015年10月26日美容家電を販売するヤーマンはこのほど、20~50代の女性500名を対象とした「肌悩み」に関する調査を行い、その結果を発表した。それによると、肌悩みは「毛穴の黒ずみ」「にきび」から「ハリ・弾力のなさ」「しわ」へと、年齢とともに変化・増加するが、「年齢に合わせたスキンケア」が十分にできている女性は、わずか1割弱であることが分かった。はじめに、「現在、自分の肌に自信はありますか? 」と聞いたところ、「ある」と回答した女性は2割台の23%。残り約8割の女性は、肌への自信が「ない」と答えている。また、「ない」と回答した女性の割合を年代別に見ると、20代で71%、30代で80%、40代で80%、50代で77%となり、20代でも7割以上の女性が、肌への自信を持てていないことが分かった。「現在、肌悩みはありますか? 」との質問では、93%の人が「ある」と回答。「具体的な肌悩み」を各年代にたずねると、いずれの年代でも「毛穴の開き」「しみ」が3割以上の回答を集め、上位5項目にも入っている。その一方で、年代ごとに異なる傾向もみられ、年代が下になるほど「毛穴の黒ずみ」「にきび」の割合が高くなり、特に20代では「毛穴の黒ずみ」は58%と半数以上、「にきび」は46%と、いずれも約2人に1人が悩んでいる。また、年代が上がるほど「ハリ・弾力のなさ」「しわ」といった項目を選ぶ人が多くなっている。同社は、年齢が上がるにつれて、肌悩みが局所的なものから肌全体の質感に変化している様子がうかがえると分析。実際、肌悩みが「過去10年で変わった」(66%)という人は約7割、「過去10年で増えた」(79%)という人も約8割にのぼっている。具体的には、「以前はベタつきが悩みだったが、今はしわ、くすみがとても気になる」(46歳)、「10代の頃からにきびに悩まされ続けているが、年齢とともに乾燥、毛穴の開きや黒ずみも気になるようになってきた」(29歳)などの声があがっており、年齢を重ねるにつれて、肌悩みは"変わり"、そして"増える"ことが読み取れるという。そこで、肌悩みを解消するためのスキンケアについても質問。まず、「肌悩みを解決するためには、年齢に合わせたスキンケアが必要だと思いますか? 」と質問すると、93%と大多数が「そう思う」と回答。ところが、10代の頃から現在までを振り返って「年齢に合わせたスキンケアが十分にできていると思いますか? 」と聞いたところ、「十分にできていると思う」と回答したのはわずか7%。残りの93%は「できていないと思う」(45%)、または「できていると思うが十分とは言えない」(48%)と回答している。年齢に合わせたスキンケアが十分にできていない理由を聞いたところ、「お金がかかるイメージがあるから」(60%)、「面倒だから」(36%)、「方法が分からないから」(28%)といった項目が上位となった。また、「特に理由はない」(13%)と、なんとなくスキンケアをおろそかにしている人も一定数存在している。しかし、年齢に合わせたスキンケアと肌への自信の関係性について調べたところ、スキンケアが「十分にできている」グループでは「肌に自信がある」人は71%だったのに対して、「十分にできていない」グループではわずか19%であった。同社は、「年齢とともに移り変わる肌に合わせたスキンケアをしっかりと行うことが、肌に自信を持ち続けるためのカギである」とコメントしている。同調査は10月2日~5日、20~50代の女性500名(年代ごとに均等割付)を対象として、インターネット調査によって実施された。
2015年10月25日あなたの周りに「おじさんキラー」はいませんか?実は人生経験豊富なおじさんの心を掴むのって、可愛いだけでは難しいんです。最近では40代以上のおじさんブームが来ており、自分と一回り以上離れている男性とお付き合いすることはザラなんだそう。そこで今回は「若い男性は飽きてしまってもう少し年上の男性と付き合ってみたい」と思っている人必見の「おじさんの心を掴む」4つのテクニックをご紹介いたします。■1.ファッションは露出多め「おじさん世代は大人めなロングスカートとか地味なストールが好きだと思っている女性もいるかと思うんですが、実は逆なんですよ。若い子と付き合いたいおじさんは年相応の服装をした女性が好き。ミニスカに生脚の露出多めで攻めれば、食いつきが全然違いますよ。」(21歳/大学生)まずは外見ですが、ついおじさんに合わせようと控えめな服装になってしまう人も多いはず。でもそれは野暮ったいイメージがついてしまい、逆効果なんだそう。ある程度の品を保ちつつ、若さならではの露出をプラスして、おじさんの心を射止めてしまいましょう。■2.とにかく褒める「美味しいものを御馳走してもらった時なんかは『すごい美味しいです~!こんなの初めて食べました~!』ととにかく褒めます。おじさんも『こんなに喜んでくれるならまたどこか連れて行ってあげよう』という気持ちになりますよ。」(24歳/受付)「同年代のカップルだったら服装や髪形の変化にも敏感に反応すると思うんです。それと同じで、おじさんがいつもと違う服を着て来ていたら『とても似合ってますね』と褒めてあげると良いですよ。ちょっと新鮮な感じがしてグッときちゃうみたいです。」(25歳/不動産)男性も40代くらいになってくるとなかなか褒められることも少なくなってくるそう。たまには少し過剰なまでに褒めてみましょう。おじさんも「俺、もしかしてまだいける?」と嬉しくなってしまうはずです。■3.分からないことがあったらどんどん聞く「人生経験豊富なおじさんは20代の男子には分からないことを沢山知っているはず。ちょっとでも分からないなと思うことがあったらどんどん聞いてみた方が良いですよ。1つのことを聞いたら10返ってきます。」(22歳/大学生)若い子に頼られることが何より嬉しいおじさん。政治や仕事のことなど分からないことがあったら何でも聞いてしまいましょう。■4.上手な切り返し「歳の差で発生するジェネレーションギャップも『知らなかったです~!』『勉強になりました~!』『今度友達に話してみますね!』など、相手が嫌な気持ちにならない上手な返し方が出来るとおじさんの心をグッと掴めます。」(27歳/公務員)分からない話が出てきても、上手に切り返すことが出来ればあなたの株も上がるはずです。間違っても「意味分かんない」「そんなの知らないんだけど」とは言わないようにしましょう。■おわりにいかがでしたか?おじさんの心を掴むには若さも最大の武器になりそうですね。もし気になる40代以上の男性がいたら、是非この4つのテクを使ってみてくださいね。(和/ライター)(伊東亜梨沙/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年10月11日気づけば40歳を超え、「独身ライフを楽しむ!」と決めていたのに、あるキッカケから“電撃婚”することに…。そんな、ある意味うらやましい経験をしたアラフォー女性に、出会いから結婚までの道のりや、心境の変化について聞いてみました。ここに、婚活のヒントが隠されているかも!?●40歳で初めて婚活サイトに登録、3カ月で結婚!「仕事に一生懸命打ち込んでいたら、あっという間に40歳…。本音を言えば、結婚なんて自然にできると思っていました」と話すのはSさん(42歳/営業)。いま、まさに同じように感じているアラフォー女性は少なくないでしょう。「でも、そんなことはあるわけもなく、周りの友達は結婚・出産を終え、子どもも中学生や高校生にまで成長しています。私には、お金と自由はあるけれど、決定的な何かが足りない…。そんな時に目にしたのが婚活サイトだったんです。これまではプライドもあり、登録したことはありませんでしたが、もう、そんなことは言ってられないと広告をクリック。すぐに登録しました。すると、その2週間後には同年代の真面目そうな男性と会うことに。相手も結婚を強く望んでいたので話はトントンと進み、出会ってから3カ月目で結婚することになりました。お互いに40歳を超えてからの結婚だったからこそ、私も夫も自分のことは自分でできますし、相手に対して求めるものも多くありません。若いころのように、相手を束縛したり、期待することも少ないんです。これが5年前なら、相手にいろいろと不満を持ったり、自分もわがままを言ったりしたかもしれません。でも、今は過去の恋愛での失敗があったからこそ、そうはなりません。おかげでいい距離感を保つことができ、結婚して1年が経った今でも新鮮な気持ちで一緒にいられます」相手に求めるのは、一緒にいる“安心感”だというSさん。男性に対して「こうしてほしい」という考えがほとんどないと言います。これは、男性に依存することなく、仕事にしっかり向き合うなかで自分の芯を築き上げてきた40代女性だからこそできること。晩婚がむしろ功を奏し、今は誰もがうらやむようなラブラブな新婚生活を送っています。●相手は意外と身近にいる? まさかの交際0日婚!「結婚に対して強いこだわりがあり、相手の容姿や性格はもちろん、お給料や家庭の事情なども考慮して相手探しをしていました。しかし、そんな好条件の男性が40歳まで結婚していないわけがなく、探しているうちに気づけば私もアラフォーになっていました」と、これまた“あるある”話をしてくれたのはYさん(43歳/経理)。「このままでは一生独身だと思った私は、いつも悩みを聞いてくれる男友達に、『もうこだわりは捨てる!ただ幸せになりたい!』と打ち明けたんです。すると、彼は私がそう言い出すのを待っていたらしく、その場で『それじゃぁ、僕と結婚しよう』と言ってくれたんです。私としては完全に恋愛対象外だったので、その時はすごく驚きました。でも、彼は友達としては最高の存在。決して好みでもないし、お金も持っていませんが、一緒にいるだけで安心するんです。翌日、完全にノリで婚姻届を役所に持っていき、結婚することに。はっきり言って、ドキドキするような恋愛感情はありませんが、今までにない充実感を持ちながら毎日を過ごしています」ともすれば結婚の大きなハードルになる“条件”。それを取り払った瞬間、意外と身近なところから相手が現れるのかもしれません。よくいわれるように、恋愛と結婚は別モノです。あなたの周りにも、一緒にいて安心できる男性はいませんか?ヘンなこだわりは早々に捨て、もっと現実を見つめてみてはいかがでしょう。●外面を磨いたら、内面も磨かれた!?現在、専業主婦となったMさんは41歳。結婚のキッカケは、なんとダイエットだったといいます。「30代になり、体重が落ちにくくなってきたのは感じていましたが、40代になったとたん、さらに体重が増加。どこからどう見ても“おばちゃん体型”になり、これから先、結婚できるとは思えなくなっていました。でも、このままじゃいけないと思い、貯金を崩して専属トレーナーが付いてくれるジムに通いはじめたんです。キツいダイエットでしたが、15kgの減量に成功し、服のサイズどころか、見た目もだいぶ変わりました。それからは、これまでまったく読んでいなかったファッション雑誌を読んでオシャレを研究。いつも1本結びで気にしていなかったヘアスタイルも、毎朝しっかりセットするようになり、明らかにキレイなったと自分でも思えるようになりました。自信を持てるようになったせいか、自分から男性に声をかけることも増えました。その結果、趣味で通っていた英会話スクールで知り合ったバツイチ男性を誘って、一緒に食事に行くことに!『最近、変わりましたね』と褒めてくれて、すぐにお付き合いがスタート。結婚することになりました。今では、彼のために毎日オシャレに、かわいくいられるように努力しています」何もしなければ、年々衰えていくのが現実。そこで「もういいや」「どうせ私は一生独身なんだ」と諦めず、努力したからこそ、幸せな結婚を手に入れたMさん。見た目を磨くことはもちろん大切ですが、その努力によって自信がつき、内面まで変化したことが重要なポイントだったと言えるでしょう。大人の電撃婚は、軽はずみなものではなく、積み重ねてきた人生経験があるからこそできること。プライドを捨て、よけいな条件を手放し、自分を磨く…。どれも決して簡単なことではありませんが、もし本気で結婚したいと思っているのなら、彼女たちを参考に、一歩踏み出してみてはいかがでしょう。大人の男女にしかできない、ステキな恋に出会えるかもしれません。<文/吉田可奈>
2015年10月09日オールアバウトとドクターシーラボはこのほど、「美白」に関する調査結果を発表した。調査は20代~30代の独身女性と40代~50代の女性を対象にインターネット上で行われ、8月14日~17日の期間に2,367人から回答を得た。はじめに、年間の紫外線対策と美白ケアについて20代~30代の女性(1,267人)に聞いた。結果は「UVケア・美白ケアを行う」(42.0%)、「UVケアのみ行う」(42.0%)が同率1位となり、あわせて約8割がUVケアを行っていることがわかった。一方で美白ケアを行っている人は、「UVケア・美白ケアを行う(42.0%)」「美白のみ行う(2.0%)」を合わせて半数以下にとどまった。次に、20代~30代の独身女性のうち、美白ケアをしていると回答した人(565人)を対象に季節別の美白に対する意識の変化を調査した。すると、夏(6~8月)は「非常に高い」(44.0%)と「高い」(43.0%)をあわせると約9割が「意識が高い」と回答。一方、秋にはその割合が約6割と約20ポイント低下していることがわかった。加えて、20代の頃に美白意識が高かった40代~50代の女性(263人)にも調査を実施。現状の肌への満足度についてたずねたところ、38.0%が「想像していたより悪い」と答え、「想像していたよりとても悪い」と答えた人も9.1%いた。その主な理由としては、紫外線による肌の老化「光老化」が原因のひとつである「シミ」(48.3%)、「たるみ」(44.9%)、「シワ」(41.1%)が上位を占めた。結果を受けて、美容ライターの夏目円氏は、「40代~50代の女性の悩みの多くは光老化が一因であることから、十分に美白の効果が得られていないことがわかる」と指摘。その上で「美白を成功させるには、紫外線が強い時期に肌を守りケアするだけでなく、受けたダメージをしっかりリセットすることが大事」とコメントした。続けて、「秋こそ意識高く美白ケアを行う必要がある」としている。
2015年10月07日40代から「髪の老化」意識9月16日、アデランスは、髪のアンチエイジングケアについて調査を実施したと発表した。白髪を見つけたり、髪にパサつきを感じたりなど、髪の老化を意識し始めるのは40代からであることがわかった。髪は人目につきやすく、年齢の印象を左右することが多い。同調査においても、女性の“老け”ポイントを尋ねた結果、「肌」(1位)に次いで、「髪の毛」(2位)に“老け”を感じる人が多かった。「白髪が増えた」が1位髪の老化の悩みとしては、「白髪が増えた」が1位で、約8割の女性が回答。また、約5割がツヤが減った、パサつきが増えたと感じていた。また、60・70代になると「髪が細くなってきた」という意見が多くなってくることから、40代の次は60代で髪の悩みが増えることがわかった。ケアに興味は8割、シャンプーが人気女性の約8割が「髪のアンチエイジングケア」に興味を抱いている一方で、実際にケアに取り組んでいる人は3割弱と少ないことが判明。具体的なケアについては、悩みに応じてシャンプーやコンディショナーを使い分けている人が最も多く、続いて、ヘアスタイルを工夫している、自宅で白髪染めをしている、などがランクインした。(画像はプレスリリースより)【参考】・アデランス プレスリリース
2015年09月23日イースト・プレスはこのほど、『<40男>はなぜ嫌われるか』(田中俊之 著/税込930円)を発売した。同書では、2015年時点で30代後半から40代前半までの男性を「40男(よんじゅうおとこ)」と呼んでいる。「『アラフォー』などと生易しい呼び方は採用しない」という。「僕ら40男の内面に目を向ければ、男は家庭を顧みずに仕事だけをしていればいいという『昭和的男らしさ』と、ワークとライフのバランスに気を使い、家事や育児も頑張ろうとする『平成的男らしさ』の狭間に生きている。『働いてさえいればいい』と開き直ることは難しいけれど、若い世代のようにさらりと家事・育児をこなせるわけではない」(同書より抜粋)内容は、「僕らは何を着ればいいのか」「友だちはどこにいった」「なぜ若い女の子が好きなのか」「男女の友情--若き日のあの問い、いま僕らは答えを出そう」「40男の歪んだ世界」「40男は夢をつかめるのか」「40男よ、そろそろ政治を語れ」「どうしてこんなことになってしまったのか」「これからの40年をどう生きるか」。読み進めていくと、以下のような厳しい現実も突きつけられる。・「40男がまず確認するべきなのは、他人に不快感を与えるような外見をしていないかどうかだ」・「好きこのんで40男と恋愛する若い女の子など存在しない」・「昔も今も、中高年の男は、若い女の子が自分を受け入れてくれれば、人生が一発逆転できると考えている。あまりに短絡的な思考に言葉を失う」・「ほとんどすべての40男の夢は実現しなかった」こうした現実を受け入れた上でどうするべきか。40男に寄り添うような(著者も40男)、40男を応援してくれるような解説がなされている。著者の田中俊之さんは、社会学、男性学、キャリア教育論を主な研究分野とする武蔵大学社会学部助教。男性学の視点から男性の生き方の見直しをすすめる論客として、メディアでも活躍する。著作に『男性学の新展開』『男がつらいよ』がある。
2015年09月12日母に疎まれて育った記憶から、いつも母親にどう思われるかが気になる32歳の千遥。母ひとり子ひとりで育ち、相互依存から抜けられない27歳の亜沙子。唯川恵さんの『啼かない鳥は空に溺れる』は、そんな対照的なふたりの女性を通して、現代の母と娘を見つめる長編だ。「ひとりは、母の愛が欲しくてたまらない。もうひとりは、母の愛が重くてたまらない。母と娘の結びつきは千差万別だけれど、煎じ詰めれば、この両極の悩みになるだろうと思ったんです」ここ3~4年で一気に認知度が上がった「毒親」という言葉。社会的風潮に応えるように、母に支配され、生きづらさを抱える女性たちを描いた小説も多数出版されてきた。だが本書では、母との関係をこじらせた千遥や亜沙子の思いだけでなく、不器用にしか子育てできなかった母たちの思いをも掬い取っているところが出色。自分が母親の気持ちがわかる年齢になったからこそ書けた部分もあったと、唯川さんは言う。「娘にキツく当たらざるを得なかった千遥の母親。娘を女手ひとつでがんばって育てたのだから認めてほしいと思う亜沙子の母親。『愛しすぎたのではないか』『愛さなすぎたのではないか』と、思い通りに育たなかったことに葛藤するのもしかたないのかなと。なぜなら、娘を否定することは、自分を否定することと同じ。娘は母を断罪すればいいけど、母は娘を非難できないんですから」母とのこじれた関係は、千遥や亜沙子の結婚にも影を落とす。千遥は、年下のフリーター・功太郎が、母に紹介してもいいと思う仕事を手に入れたことで、彼との結婚に積極的になる。一方、亜沙子は「母が強く薦める相手だし、条件も悪くないし」と、田畑との結婚を自分に納得させていく。ところが、それぞれに思いがけない災難が降りかかり、ヒロインたちは今度こそ、自分らしく、結婚や人生に向き合わなければならなくなるのだ。「特に千遥については、状況の変化やそれに伴う決断など、なかなか答えが出なくて。編集者に相談し、単行本化にあたり書き直しました。もはや、結婚すれば幸せになれるという保証もない時代。ラストには、誰もが自分で納得できる道を選んでほしいという願いを込めています」◇ゆいかわ・けい作家。石川県生まれ。2002年、『肩ごしの恋人』で直木賞を、’08年、『愛に似たもの』で柴田錬三郎賞を受賞。『霧町ロマンティカ』『夜明け前に会いたい』が文庫化。◇母の影響で、生き方も恋のしかたも対照的になったふたりのヒロイン。彼女たちがニアミスすることで浮かび上がってくる現代女性の選択とは。幻冬舎1500円※『anan』2015年9月9日号より。写真・岡本あゆみ(唯川さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子
2015年09月08日マンダムは9月3日、30代・40代・50代それぞれの年代における「男性の白髪の印象」を聞いた調査結果を発表した。調査は7月14日~21日、首都圏の有職女性434名(20代213名、30代221名)を対象にインターネットで行われた。○」!?30代男性の白髪は「苦労してそう」「老けて見える」「できれば無いほう(染めたほう)がいい」と、年相応ではなく、どちらかというとマイナスの印象に傾いていた。40代の男性の白髪は「年齢なので仕方がないと思う」が35.7%、「年相応でいいと思う」が20% と30代に比べて増加する一方、16%が「できればないほうがいい(染めたほうがいい)」「老けて見える」と回答しており、白髪の生え方や量によってはマイナスの印象に傾く可能性もある。50代の男性の白髪は「年齢なので仕方ない」に加えて、「年相応でいい」「渋い」といった、肯定的要素が4割を超えています。調査では、「自然なスタイルもいいですが、30代、40代は白髪が目立ってきたときには、染めてみても良いのではないでしょうか。さらに若々しくエネルギッシュな印象を与えることができるかもしれません」とコメントしている。
2015年09月03日マンダムはこのほど、20代・30代女性の恋愛対象と男性の年齢との関係について意識調査を実施し結果を発表した。調査は7月14日~21日、首都圏在住の20代~30代の有識女性434名を対象に、インターネットにて行われた。○女性53%が「40代以上の男性有名人」が好きはじめに、「あなたの好きな男性有名人は?」と質問したところ、挙がった名前の38%が「40代」の有名人で、「50代(11%)」「60代以上(4%)」も合わせると、過半数にあたる53%の女性が40代以上の男性有名人の名前を挙げた。一方、「20代」男性有名人の名前を挙げた人は14%と少なく、「10代」に関してはゼロという結果に。多くの女性が年上男性に魅力を感じていることがわかった。○20代女性の4人に1人が「40代以上の男性」が恋愛対象次に、恋愛対象として見ることができる男性の年齢上限について聞いたところ、20代で24%、30代では67%が40代以上の男性が恋愛対象になり得ると回答した。また、恋愛対象となる男性と自分との年齢差異については、上が平均8.8歳、下が平均4.1歳と、年上に対する受容度は年下に比べて2倍以上という結果に。「オトナの男性の恋愛チャンスはまだまだ多いと言える」と調査では分析している。
2015年09月03日自分が10代だったときのことを思い出してみましょう。ティーンエイジャーは、変化の時期。自分や身の回りに起きるさまざまな出来事を受け止めるのに精一杯です。喜怒哀楽の表現が激しくなったり、思いどおりにいかないと感じることも多かったのではないでしょうか。同じことを、いま10代の子どもたちも経験しているのです。青年期に人間の脳は最も急激な成長を遂げます。今回は『Live Science』の記事を参考に、すべての親が知っておくべき「青年期の子どもについての10の事実」をまとめました。■1:最も脳が発展・成長する時期である11~19歳はもっとも多感な時期です。神経科学の研究者サラ・ジョンソン氏は、人生を通じて変わり続ける脳がもっとも影響を受ける時期だといいます。「ティーンの脳内」についての著書があるシェリル・ファインスタインも、この時期は脳が新しい認知能力やスキルを得る時期であるといっています。19歳にもなれば見た目も中身も大人と感じるかもしれませんが、まだ成長過程にあることを忘れないようにしましょう。■2:神経細胞の再構成は青年期にも起きるいままで科学者は、幼少期だけが神経細胞・ニューロンが活発に結合していると考えていました。3歳までの間に効率的な構成に整えられ、その後は大きく変化しないと思われてきたのです。しかし、ニューロンの活発な成長活動は青年期の前にも起こるということが。国際的な総合科学ジャーナル『ネイチャー』で発表されました。ちなみに女子のピークは11歳、男子のピークは12歳だそうです。■3:デリケートな時期で感情に左右される大人に近づくと、脳のさまざまな領域が相互に協力して働き、処理能力が高まります。脳内の情報を使って問題を処理する経験を積むことで、意思決定技術が向上していくのです。ただし、この時期の意思決定は、感情に大きく左右されやすい大脳辺縁系を多用します。意思決定が感情に左右されやすいのは、脳科学的に仕方がないことなのです。■4:社会を知って理性との戦いが始まる新たな考え方を身につけはじめる時期でもあります。感情が不安定なので、親や家族とはぶつかることもあるでしょう。青年期になると、個人的な感情と理性の間で揺れ動きはじめます。良心と社会性を身につけた子どもたちを穏やかな感情で受け止め、支えましょう。■5:激しく感情が揺さぶられる10代は、記憶と感情の形成に極めて重要な部分である、大脳辺縁系の大きな変化が始まる時期です。そのため怒り、恐れ、攻撃性、興奮、性的な欲求などの強い感情が揺れ動きます。同じ10台でも若いほど衝動的に感情のままに行動してしまいがちですが、年上になるほど自分の理性と戦うようになっていきます。■6:社会の一員としての自分を意識するようになる2004年発表のニューヨーク科学アカデミーの研究によると、青年期では考える力が伸びるかわりに、自分を意識することで社会的不安は増加します。他の人の視線が気になったり、より大人らしく振る舞いたくなることもあるでしょう。大人は、交渉や妥協の必要性、そして人と助け合う大切さを教える必要があります。■7:感情にブレーキがかかりにくくなる大人以上に刺激的なことにチャレンジしたい時期です。17歳くらいまでは衝動的な感情に勝てず、喧嘩や酒に手を出してしまうかもしれません。青年期の子どもは、感情のブレーキの性能が低いことを忘れないようにしましょう。逃げずに受け止め、時に親がブレーキになりましょう。■8:家族のかたちに関わらず親の愛情がいるある調査によれば、青年期の子どもの84%が自分の母親を、父親については89%も高く評価していることがわかりました。時に子ども側が親を拒否する場合もあるでしょう。しかし、根底では子どもたちも親を必要としているのです。彼らは大人ではなく、まだ発展途上。それを忘れずに、見守りながら側にいてやりましょう。■9:より多くの睡眠が必要となる若いうちは睡眠不足でも大丈夫、という考え方は間違っています。理想としては毎日9~10時間寝るのがよいくらいです。青年期に24時間周期のリズムに変動があると、大人になってからも影響します。脳内の活発な再形成にも影響を及ぼすので、青年期に入っても睡眠時間には気を配りましょう。■10:自分が世界の中心だと勘違いするオキシトシンと呼ばれるホルモンの生成量が増えることで、自意識がより強くなります。近年の研究によると、自意識は15才でピークに達するということです。実現可能・不可能な物事の判別ができないうちに自意識が強まるので、理想主義になってしまいがちです。社会との関わり方を教えてあげるのも親の務めですが、答えを与えるのではなく、自分で考えることをサポートしてあげてください。10代は難しい時期。手を焼くこともあるでしょう。しかし親を含めて誰もが通る道です。いまは不安定かもしれませんが、やがて成熟した大人になるために、手を貸してあげましょう。(文/スケルトンワークス)【参考】※10 Facts Every Parent Should Know about Their Teen’s Brain-LiveScience
2015年08月07日身だしなみをピシッと整えている男性って、素敵ですよね。おまけにスキンケアや香水にも気を使っているとしたら、色気さえ感じそう。「男は40歳を過ぎたら自分の顔に自信を持て」と言われるように、これまでの経験が自信となってあらわれる年齢です。しかしながら、私生活や仕事が充実していなければ「自信のある顔」でいられるはずもなく……。40代は男性が老けはじめるタイミングでもあるというから、外見にも気を配る必要がありそう。男性も、わたしたち女性と同じように、魅力を保つ努力が必要なのですね。みなさんの周囲にいる、40代の男性たちは魅力的でしょうか?男性の美意識は、年々高まりつつあるひと昔前と比べて、身なりに気を使う男性が増えている気がしませんか?パナソニックが40~60代の男性300名(1都3県在住の有職者)を対象に行った「男性の美容意識に関する調査」によれば、「10年前と比べて、世間一般的に美容意識が高まっている」と思っている男性は、全体の81%にのぼることが分かったそうです。また「美容に興味・関心がある」と答えた人は44%で、40代に絞ると約過半数の48%が「関心がある」と回答。さらに、今の50~60代に「40代の頃に美容への興味・関心があったか」と尋ねたところ、「あった」と答えたのは、50代(10年前の40代)で36%、60代(20年前の40代)で33%。40代男性の美意識は、10年前と比べて3割近く増加していることが分かります。この調査は、日本の技術を結集したプレミアムシェーバー「ラムダッシュ」5枚刃シリーズの新製品発売にあたり実施したものです。40代男性の「美意識」が高い理由って?それにしてもなぜ、40代男性たちの間で美意識が高まっているのでしょう?服装を飾り立てるわりには、肌の清潔さなどには無関心な50代前後のバブル世代と、身だしなみは当然という考えの20・30代の若手の狭間にいるのが、就職氷河期を経験した40代。男性美容研究家の藤村岳氏によれば「どうせ年をとるなら、できるだけきれいに年齢を重ねたい」と思っている人が少なくないといいます。身なりを構わず「汗水たらして働く」ことが美徳とされていた昔と違い、身だしなみが整っていることは当たり前の現代。「自分たちに合った美容法を取り入れよう」と、柔軟な考え方ができるのが、40代の男性たちなのです!40代男性が「カッコいい」と言われたい相手とは?前述のアンケート調査により、男性たちが「カッコいい」と言われたい、と思っている相手も明らかになりました。全体としては「パートナー(妻・彼女)」(31%)が最多でしたが、40代に絞った場合では「職場の女性」(34%)が「パートナー」(32%)を上回るという結果に。40代男性は、職場の女性たちの反応を気にしている様子が分かりますね。上司や取引先の男性が、ちょっぴり外見に気遣う素振りをみせたら「◯◯さん、今日はいつも以上に素敵ですね!」と声を掛けてみては?男性が美容ケアで大切にしているパーツは・・・わたしたちがスキンケアを大切にしているように、男性が美容に取り組む際に、力を入れているポイントがあるようです。調査によれば、1位「ヒゲのケア」(33%)、2位「頭皮のケア」(29%)、3位「ヘアケア」(18%)、4位「肌のケア」(17%)、5位「ボディケア」(3%)という結果に。そして、ケアに使う家電として持っているアイテムは、実に93%の男性が「メンズシェーバー」と回答しています。藤村氏によれば「シェービングとスキンケアはワンセット」。肌をきれいな状態に保つためにもシェービング後の保湿は必須のよう。健康的でなめらかな肌は、シェービングもしやすいそうです。「いつまでもキレイでいたい」と思っているのは、どうやらわたしたち女性だけではないようですね。そのうち職場の男性たちと、美容の話題で盛り上がる日がくるかも!?そのときには「保湿ケア」の助言もぜひ、してあげてくださいね。
2015年08月03日バイエル薬品はこのほど、メディア向けのセミナー「加齢黄斑変性の最新情報 ~子・孫世代(20代~40代)の親や祖父母の目の健康に関する意識調査結果とともに~」を開催。東京女子医科大学 眼科学教室の教授・飯田知弘氏が、50代以上で年々増加している目の病気「加齢黄斑変性」に関する最新情報について講演した。○加齢黄斑変性とは「黄斑」とは、眼球の視力・色覚の機能において一番よい場所のことで、視界の中心部分はこの場所で見ている。「加齢黄斑変性」は、この黄斑と呼ばれる部分が加齢によって異常をきたし、視界がゆがんたり、視界の中心が見えなくなったりしてしまう疾患のことで、近年、50代以上の世代で年々増加傾向にある。最新の学会報告によれば、50代以上の約60人に1人の割合で疾患が見られるという。発症の要因としては加齢や酸化ストレス、喫煙、虚血、動脈硬化、高血圧、遺伝的な要因など複数挙げられる。飯田教授は「遺伝だけなど、ひとつの要因で発症するものではない。これらの要因が複数重なった場合に発症すると考えられています」と、複合的な要因で発症につながると話す。発症の自己チェック方法として、「アムスラーチャート」がある。格子状の表を目から30センチ離して、片目ずつ中央の黒い点を見つめるという方法で、老眼鏡やコンタクトレンズをしたままでチェックする。「格子がゆがむ」「中心が見えない」「真ん中が欠ける」といった形に見える場合は、加齢黄斑変性が疑われる。○加齢黄斑変性の最新治療法は?加齢黄斑変性にはいくつかのタイプがあるが、日本人に多いのは「滲出(しんしゅつ)型」で、全体の90%を占める。網膜に浮腫(ふしゅ)や出血を起こして急激に視力が低下してしまい、失明してしまう人の大半がこのタイプだという。この滲出型の中でもアジア人の男性に多いといわれるのは、「ポリープ状脈絡膜血管症」(PCV)という特殊型の疾患タイプ。このPCVはいわば「目の動脈瘤(りゅう)」で、初期は視力が保たれているため発症に気付きにくいが、出血リスクが高い。診断にはインドシアニングリーン蛍光造影法が有用だが、この診断ができる施設でしか確定診断ができず、医療機関でもまだ十分に知られていないケースがあるとされている。だが近年、加齢黄斑変性は治療法が大きく進歩してきており、「抗VEGF薬」の投与で視力の改善・維持が可能となっている。デンマークでは、この抗VEGF薬の登場で人口10万人あたりの失明者が52.2人から25.7人に減少している。この抗VEGF薬には、計画的な治療法「プロアクティブ投与」という投与方法が採用されている。病態の悪化があった場合に事後的に投与するのではなく、病態の悪化を避けるために事前に計画した適切な間隔で投与する方法だ。それをさらに、患者の状態に合わせて投薬のタイミングを変える個別化治療「トリート&エクステンド」という方法が効果的とされている。飯田教授は、「加齢黄斑変性の治療は悪くなってからではなく、わずかでも疾患が認められれば治療を開始でき、進行を抑えられる」と解説。継続的な治療を続けることで滲出の再発を予防し、視力の低下を防げるのだ。○目の違和感を「老化」で片付けない加齢黄斑変性は近年になって患者数が増えており、昨年の調査では日本における視覚障害原因の第4位(10.2%)となっている。しかし、9割前後が認知している白内障や緑内障などに比べ、加齢黄斑変性の認知率は約5割と低い。見えづらさが、疾病から由来すると考える人も少ないようだ。例えば、自分の親が新聞を広げて「最近文字が見えづらくて……」などと話した際、「まぁ、もう年だからしょうがないよ」という具合に返答した経験はないだろうか。実際に意識調査でも、親や祖父母が目が悪くなった場合に「病気を疑う」と回答したのは13.4%にすぎなかったという。だが、加齢黄斑変性は進行すると日常生活への影響が大きい。文字が読めず、見えないので調理や外出も危険が伴い、家族のサポートが必要になる可能性も高い。もし、親や祖父母が目の違和感を訴えた場合には、「老化だから」と片付けずにきちんと病院で診断を受けさせることが最善だ。加齢黄斑変性は、早期に治療を開始すれば進行の悪化を防ぐことのできる病気。「病気についての認知を高めることで、病気に早く気付き視力を保つことができる。今後も多くの人に加齢黄斑変性を知ってほしい」と、飯田教授は話す。発病のコア世代である50代だけでなく、子や孫世代も病気に関する認知を高め、目の健康を長く維持できるように心がけたい。
2015年07月30日10代、20代の頃と同じメイクをしていませんか?アラサー女性ががっつりメイクをしていると、キレイに見えるどころか痛々しい印象に。30代からは、落ち着いたナチュラルメイクを取り入れてみてください。ナチュラルメイクの代名詞といえば、女優の深津絵里さん。清楚で品のある彼女の雰囲気は、アラサー世代の憧れでもありますよね。今回は、自分の顔素材を活かした、30代のナチュラルメイクについてご紹介します。ナチュラルメイクをすると、若々しい印象にすることができますよ!大人ナチュラルメイクの基本はベース作りにあり!大人の女性にしっくりくる、ナチュラルメイクの鍵は肌のベース作りにあると言っても過言ではありません。大人のナチュラルメイクに必要なのは、陶器のように繊細な肌。ハイライトを駆使し、パウダーをはたいた「がんばって化粧しました!」感は30代からはNGです。メイク前のマッサージは必須。ファンデーションは極力薄付けに! ナチュラルメイクのベース作りは、血行を良くするためのマッサージからスタート。指先で顔をほぐすように2~3分かけてマッサージしましょう。化粧のノリと顔色が良くなりますよ。下地クリームで顔色を整えたら、コンシーラーで気になるくすみやシワをカバー。その後は、できるだけファンデーションを薄く伸ばしていきます。ベース作りで手を抜くと、ファンデーションの厚塗りに頼ってしまい、化粧崩れを招くことに……。ますます老けたメイクになってしまいます。目元メイクは「主張しすぎない」を心がけてついつい頑張りすぎる目元のメイクですが、目の周りをがっつりアイライナーで囲むのは20代まで。30代の大人女性に必要なのは、まつげの際を埋めるように描くシンプルなアイライン。これだけで目じりのたるみが引き締まって見え、グッと若々しい印象に。「盛ってます!」感満載のつけまつげもそろそろ卒業して、繊維入りのマスカラに変えてみるのもいいかもしれません。自分の目の特徴を活かした目元メイクを取り入れましょう。10代、20代の頃からがっつりメイクをしている女性に、ぜひ試して欲しい大人のナチュラルメイク。肌と目元のメイクを変えるだけで、今まで気がつかなかった自分のチャームポイントを発見できると思いますよ!
2015年07月28日