2023年4月20日、韓国で活動する男性アイドルグループ『ASTRO』のメンバーである、ムンビンさんが亡くなったことが分かりました。25歳でした。ムンビンさんが息を引き取ったのは、同月19日。サンケイスポーツによると、ソウル市内の自宅で倒れているムンビンさんを、マネージャーが発見したとのことです。所属事務所は、韓国語版と日本語版のウェブサイトでムンビンさんの逝去を明かし、ファンに向けてメッセージをつづりました。悲痛で胸が痛むニュースをお伝えすることとなり、まずお詫び申し上げます。4月19日、ASTROのメンバーであるムンビンが私たちのそばを離れ、空の星になりました。ご遺族の悲しみとは比べものになりませんが、長い時間共にしてきたASTROのメンバーたちとfantagioの所属アーティスト、社員一同とても大きな悲しみと衝撃の中、故人を心から哀悼しています。ムンビンを応援してくださり、惜しみない愛を送ってくださったファンの皆様に、突然のニュースをお伝えすることになり、さらに胸を痛めております。誰よりもいつもファンを愛し、想っていた故人の気持ちをよく知っているので、より悲しいばかりです。突然の悲報で大きな悲しみに陥った遺族の方々が、故人を敬虔に追悼できますよう、推測での報道や悪意のある報道はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。遺族の意思に沿い、葬儀は家族や親族、社員が参列し、最大限静かに執り行う予定です。もう一度、故人の最期の道に謹んで哀悼の意を表します。ASTRO JAPAN OFFICIAL FAN CLUBーより引用2016年にデビューして以来、『ASTRO』でメインダンサー兼ボーカルとして、活躍してきたムンビンさん。2023年5月には、東京都と大阪府での『ASTRO』来日公演も控えていました。あまりにも突然で、早すぎる別れに、日本でも多くのファンから悲しむ声や惜しむ声が相次いでいます。ムンビンさんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年04月20日韓国ドラマの世界的人気を牽引する、沼落ち確定の俳優さんはいっぱい!チェックすべきオススメ作品とともに、その魅力を映画ライターの渥美志保さんとモデルの松元絵里花さんがご紹介します。ジャンル別・推し俳優LISTです。U‐25、麗しの演技ドル“演技ドル”とは、演技ができるアイドルを意味する韓国語の造語。本人にとっては活躍の場が増え、グループの知名度もアップしていいコトずくめ!ロウン(SF9)KBS演技大賞で3冠に輝く!デビュー時、平均身長180cm超えで話題を呼んだアイドルグループ・SF9。そのなかでも、ロウンの身長190cmはK‐POP界最高といわれる。「甘い顔で表情も愛らしく、ロウンはもはや“ヒロイン”。振り切った演技も好感度大!」(渥美さん)。ロウンが見られるのは『恋慕』朝鮮王朝時代、王位継承者だった双子の兄の死により、男装して皇太子となったフィ(パク・ウンビン)。明で医学を学び戻ってきたジウン(ロウン)はフィの初恋相手で、師匠として支えながら、好きに…。Netflix シリーズ『恋慕』独占配信中。チャウヌ(ASTRO)“顔天才”と呼ばれるのも納得の美貌。ASTROメンバーとしてデビューしてほどなく、その超絶的に美しく、小さな顔から“顔天才”という呼び名がつく。「いるだけで絵になって、シーンを成立させてしまうビジュアル!笑顔も真剣な顔も、いつまでも眺めていられます」(松元さん)。チャウヌを見られるのは『女神降臨』地味でいじめられていたジュギョン(ムン・ガヨン)がメイクで大変身。女神になって転校した先で、イケメンで秀才のスホ(チャウヌ)と強面だが心優しいソジュン(ファン・イニョプ)と三角関係を繰り広げる。U‐NEXTで独占配信中。©STUDIO DRAGON CORPORATIONセクシーな大人の男今、韓国ドラマ界を熱くさせるのは、30代の色気と悪役もこなせる演技力を兼ね備えたこの2人。渋みも増して、ますます目が離せなくなりそう!ジュノ(2PM)除隊後初主演作が韓国で大ヒットを記録。アイドルとして一時代を築き、演技ドル期の活躍を経て名優へと成長。「質の高いドラマに出演して実力を磨いてきたジュノ。ずいぶん前からその演技力の高さは、韓国クリエイターの間で話題の的でした」(渥美さん)。ジュノが見られるのは『赤い袖先(原題)』名君イ・サン(ジュノ)と、女官のソン・ドクイム(イ・セヨン)の切ない愛を描いた宮廷ロマンス。本作でジュノは百想芸術大賞テレビ部門男性最優秀演技賞を受賞。KNTVにて、6月26日より毎週日曜14:00~2話連続でアンコール放送がスタート。©2021MBCアン・ボヒョン『梨泰院クラス』で一躍人気俳優の仲間入り。バイトして、演技学校に通った苦労人。26歳という遅い俳優デビューだったが、『梨泰院クラス』の敵役で一躍脚光を浴びる。「ボクシングで鍛えた体がオーラを放つ『梨泰院クラス』での悪役も、『ユミの細胞たち』のような愛らしい役もできるのは演技力がある証拠!」(渥美さん)。アン・ボヒョンが見られるのは『ユミの細胞たち』キム・ゴウン演じる会社員のユミとアン・ボヒョン演じるゲーム開発者の恋愛ドラマ。キャラクターの心情をCGで表現して実写に融合させている。Prime Videoにて独占配信中。©STUDIO DRAGON CORPORATIONネクストブレイク注目株ドラマを輝かせるのは主役だけにあらず!ヒットドラマの2番手、3番手は次なるスターの宝庫。今からチェックしておいて損はなし!ロモン話題のサバイバルホラーで人気を獲得。ウズベキスタン出身で、中国Webドラマへの出演経験もある。「学校イチのイケメンポジションがぴったりで、私は“第二のソン・ガン”だと見ています」(松元さん)。ロモンが見られるのは『今、私たちの学校は…』世界29か国で1位を獲得した大ヒット作。ウイルスがまん延した高校に閉じ込められた生徒たちは、修羅場を生き抜くために戦う。単なる学園ゾンビモノにとどまらず、子どもの抱える闇や保身に走る大人など社会風刺も盛り込まれており見応え十分。Netflixシリーズ『今、私たちの学校は…』独占配信中。キム・ミンギュ2番手で結果を出した今、求ム主演作!2013年にデビューして以来、着実にキャリアを積み、『社内お見合い』の社長秘書役で脚光を浴びる。途中で眼鏡を外す“眼鏡キス”で沼落ちする人が続出。「社長を陰で支える秘書として、存在感を消すところはちゃんと消せるのがすごいと思いました。スーツを脱ぐと、見事な逆三角形の上半身が露わになって、トレーニングシーンは毎回ドキドキ!歌が上手いことでも知られていて、あの優しい声は俳優さんとしても大きな武器!」(松元さん)。キム・ミンギュが見られるのは『社内お見合い』断る前提で、社長令嬢の親友の代理でお見合いをしたシン・ハリ(キム・セジョン)。その相手は、自分が勤める会社のCEOのカン・テムだった。彼は結婚を望む祖父の手前、ハリに契約恋愛を持ちかけ、お金に困っていたハリは申し出を受け入れる。Netflixシリーズ『社内お見合い』独占配信中。©Everett Collection/アフロ渥美志保さん映画ライター。釜山国際映画祭取材をライフワークに多くの俳優を取材。著書に、韓ドラの知識と愛を詰め込んだ『大人もハマる! 韓国ドラマ推しの50本』(大月書店)。松元絵里花さんモデル、『王様のブランチ』(TBS)レギュラーレポーター。『トッケビ』から韓国ドラマの虜に。推し俳優は、同ドラマや『D.P. ‐脱走兵追跡官‐』に出演するチョン・ヘイン。※『anan』2022年6月22日号より。取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2022年06月18日韓国のボーイズグループ・ASTROが、約4年ぶりの日本単独ライブ『ASTRO 2022 JAPAN CONCERT<The 3rd ASTROAD to JAPAN [STARGAZER]>』を千葉・幕張メッセで開催し、2日間で約4万人を動員した。ASTROはMJ(エムジェイ)、JINJIN(ジンジン)、CHA EUN-WOO(チャウヌ)、MOON BIN(ムンビン)、ROCKY(ラキ)、YOON SAN-HA(ユンサナ)からなる6人組で、今年2月に韓国でデビュー6周年を迎えた。前回の単独ライブ『2018-19 ASTRO Live Tour “ASTROAD II” in Japan』東京公演がZepp Tokyoだったことからも、今回のライブでASTROの人気が着実に広がっていることが伺える。グループ名はスペイン語で「天体」を意味するだけに、今回のライブテーマは「STARGAZER(天文学者)」。6人が天文学者となり、星を見つけるという映画のように美しい映像がサイドストーリーとしてライブを彩った。セットリストは『All Yours』(2021年)、『Drive to the Starry Road』(2022年)の近作アルバムを中心に「これまでの会いたかった気持ちのすべてを詰め込んだ」(ユンサナ)という構成で、ダンサブルな曲、キュートな曲からバラードまで、ASTROの多彩な魅力を凝縮。さらにはユニット曲やソロ曲など各人の存在も光るものに。5月末にソウルで行われた同タイトルの公演とほぼ同じ構成で、メンバーのMJが今年5月に入隊し今回は5人での来日となったが、映像や演出の随所にMJの不在を感じさせないファンへの優しさが見て取れた。「ONE」「Moonwalk」「MY ZONE」というダンスチューンで華やかにオープニングを飾ると、「ファンの皆さんが一番好きなステージ」(ラキ)と言ってキュートな「When You Call My Name」「All Good」へ。「Cat’s Eye」(韓国語原題:長靴をはいた猫)ではステージに巨大な長靴に入った猫のオブジェが登場し、メンバーたちが猫耳と肉球手袋を付けてかわいらしさ全開でファンサービスを繰り広げたが、高いダンススキルを見せた後に、こういうかわいらしさを見せてくれるギャップもASTROの魅力だ。振り幅という点で注目したいのがソロとユニットのコーナーだ。5月にリリースされた最新アルバム『Drive to the Starry Road』に収録された各人のソロ曲を日替わりで披露したが、初日はムンビンのセクシーで情熱的な「Let’s go ride」と、インターンから大金持ちに昇り詰める男を楽しいパフォーマンスと共に見せたジンジンの「All Day」。2日目はユンサナが「24 Hours」でアコースティックギターの弾き語りを披露し、チャウヌは「First Love」で高校生に扮してドキドキの告白。ラキは「S#1.」で、恋人との幸せの絶頂から別れのどん底までを感情たっぷりにパフォーマンスして各人の魅力をアピール。また不在のMJは両日VTRでソロ曲「Story」を披露した。チャウヌユニットコーナーではムンビン&ユンサナがASTROとは一味異なるダークでセクシーな「WHO」を見せたかと思えば、ラッパーユニットのジンジン&ラキはファンキーなパーティーチューン「Just Breath」で会場を一気に盛り上げた。チャウヌはMJのソロ曲「Get Set Yo」をユンサナと一緒に歌ったが、チャウヌがトロット(韓国の演歌)を歌うのはなかなか見られない光景となった。ムンビン&ユンサナ「Like stars」でファンにバラの花をプレゼントすると、「ファンというたくさんの星の光が届き、星の中で唯一輝くASTROになった」という天文学者たちのサイドストーリーのエンディング映像から最新活動曲「Candy Sugar Pop」、そして「After Midnight」で本編を締めくくると、大きなアンコールの拍手に応えて「Every Minute」「You Smile」「Confession」のメドレーで会場を駆け抜ける。そして、MJも映像で登場した「Call Out」の楽しい一体感でフィナーレを迎えた。これからは、皆さんに力を届け、原動力になり、恩返ししていきたいコロナ禍前にファンミーティングは行っていたが、ライブとなると4年ぶり。しかも日本公演としては今までにない最大キャパシティの観客を前にメンバーたちも感無量で、ムンビンは「こんなに大きな会場でコンサートができることは嬉しいけれど、もっと皆さんに近づきたい。近づける状況になったら、皆さんとたくさん話をして、目を合わせたいです。僕は今25歳ですが、25歳でこんなに良い記憶を与えてくださって、ありがとうございます」とコメント。チャウヌは「デビューの頃からメンバーたちと『2万人を埋められるグループになれるかな?』と話していたので、感慨深いです。『会いたかった!』という皆さんの感情が伝わりました。こんな幸運を与えてくださって、ありがとうございます」と語った。ユンサナは「公演中、ずっと幸せでしたが、皆さんが声を出せなかったことが心残りです。次の来日公演はまだ決まっていませんが、もっと大きな会場で会えるように頑張ります」、ラキは「今までは僕たちがファンの皆さんから力をもらってきました。成長したこれからは、皆さんに力を届け、原動力になり、恩返ししていきたいです」とファンに感謝を伝えた。最後にリーダーのジンジンが「すごく幸せでした。僕たちがステージで走り回れる原動力になってくださって、本当にありがとうございます。これからも頑張って努力するASTROになります。いつかMJさんも一緒に、ドームで会いましょう!」と、これからファンとともに向かっていく大きな夢を語ってくれた。<リリース情報>ASTRO 3rd Full Album『Drive to the Starry Road』Now On SaleDrive Ver. / Starry Ver. / Road Ver.(3形態)ASTRO『Drive to the Starry Road』ジャケット【収録曲】1. Candy Sugar Pop2. Something Something3. More4. Light the sky5. Story6. All Day7. First Love8. Let’s go ride9. S#1.10. 24 Hours11. Like stars関連リンクASTRO JAPAN OFFICIALサイト: JAPAN OFFICIAL Twitter:
2022年06月07日韓国の6人組ボーイズグループ・ASTROが5日、千葉・幕張メッセで行われたライブイベント「MTV LIVE MATCH 2022.06.05」に出演した。現在来日中で、6月3日・4日の2日間、幕張メッセで約4年ぶりの日本公演を開催したASTRO。この日も「MTV LIVE MATCH」に出演し、3日連続幕張メッセでのライブとなった。「ONE」「Again」を披露した後、メンバーは「今日も紫の光がよく見えますね」「きれいですね」とASTROカラーのペンライトに喜び、「昨日に続いて会うことができてうれしいです」と笑顔を見せた。ここで一人ひとり自己紹介。ユンサナは「ASTROの宇宙一かわいい末っ子サナです。会えてうれしいです」、ジンジンは「ASTROの頼れるリーダー、ジンジンです。今日もよろしくお願いします」と挨拶した。チャ・ウヌは「ASTROの胸キュン担当、ウヌです」と自己紹介し、メンバーから胸キュンポーズをリクエストされると、観客のハートを撃ち抜くポーズ。すると、ユンサナが撃たれた動きを見せ、ウヌは「こっち(客席)に撃ったのにあっちに行っちゃったんですね」と笑った。ラキはシンプルに「ASTROのラキです」と名前を伝え、ムンビンは「ASTROのハート泥棒、ムンビンです」と挨拶。5人の自己紹介が終わると、ジンジンは「もう1人メンバーがいるんです。MJさんです。MJさんは今、韓国で一生懸命国防の義務を果たしているところです」と伝えた。3曲目の「Stardust」では、花道を歩いてセンターステージへ。続く「Like stars」は、観客との距離が近いセンターステージを歩きながらパフォーマンスし、ファンを喜ばせた。そして、3日・4日に幕張メッセでコンサートを開催したことを報告し、「コンサート見に来た人!」と観客に尋ねると、多くの人が手を挙げ、うれしそうなメンバーたち。「僕たちが公演をしに来たらまた温かく迎え入れてくれますか?」という問いかけにも、観客は温かい拍手で応えた。終盤は、「Candy Sugar Pop」と「After Midnight」を披露。パフォーマンスを終えると「バイバーイ!」「皆さん大好き」「また会いましょう」「日本に戻ってくるまで待っていてくださいね」と流暢な日本語で語りかけるメンバーたち。ジンジンは「次に来るときはMJさんも一緒に来たいと思いますので待っていてください」と6人での再来日を約束し、「本当に素敵な思い出をありがとうございました」と感謝した。「MTV LIVE MATCH」は、MTV JAPANによるオリジナル・ライブイベント。今回は、ASTRO、FANTASTICS from EXILE TRIBE、JO1、w-inds.が出演した。同イベントの模様は、MTVで7月31日(20:00~22:30)に放送。■ASTROセットリスト1.ONE2.Again3.Stardust4.Like stars5.Candy Sugar Pop6.After Midnight
2022年06月05日5月16日に韓国でリリースされる6人組ボーイズグループASTROの3rdフルアルバム『Drive to the Starry Road』が、日本限定特典付きで国内発売されることが発表された。今作は「Drive Ver.」「Starry Ver.」「Road Ver.」の3形態でリリースされ、本日5月2日の14時より予約がスタート。また、5月10日より入会申込受付が開始されるASTRO JAPAN OFFICIAL FANCLUBのSHOPにてアルバムを予約すると、期間限定でファンクラブ会員限定の特典が付属する予定だ。ASTROは、6月3日・4日に幕張メッセで単独公演『ASTRO 2022 JAPAN CONCERT<The 3rd ASTROAD to JAPAN [STARGAZER]>』を開催する。<リリース情報>ASTRO3rd Full Album『Drive to the Starry Road』2022年5月下旬リリース予定5月2日(月) 14時より予約開始※ASTRO JAPAN OFFICIAL FANCLUB SHOPは5月10日(火) より予約開始※輸入盤につき販売開始日は前後する可能性がございます※並行輸入品とお間違えのないようご確認ください●Drive Ver.1. Cover(220 x 295 mm)2. Photo Book(220 x 295 mm):88p3. CD-R:個人1種ずつ計6種のうちランダム1種を提供4. Envelope(155 x 215 mm):1種5. Post Card(125 x 175 mm):1種6. Photo Card(55 x 85 mm):個人4種ずつ計24種のうちランダム2種を提供7. Folding Post Card(910 x 150 mm):1種8. Poster初回限定 / 予約版特典(525 x 770mm):1種『Drive to the Starry Road』Drive Ver.イメージ●Starry Ver.1. Cover(170 x 230 mm)2. Photo Book(170 x 230 x 13mm):88p3. CD-R:個人1種ずつ計6種のうちランダム1種を提供4. Hologram Post Card(125 x 175 mm):1種5. Photo Card (55 x 85 mm):個人4種ずつ計24種のうちランダム2種を提供6. Photo Card Frame(55 x 85 mm):1種7. Folding Poster(440 x 320 mm):1種8. Poster初回限定 / 予約版特典(525 x 770mm):1種『Drive to the Starry Road』Starry Ver.イメージ●Road Ver.1. Package Box(158 x 158 x 35 mm)2. Photo Book(148 x 148 x 10 mm):116p3. CD-R:個人1種ずつ計6種のうちランダム1種を提供4. Sticker(148 x 148 mm):1種5. Post Card(105 x 148 mm):1種6. Photo Card(55 x 85 mm):個人4種ずつ計24種のうちランダム2種を提供7. Photo Stand(148 x 95 mm):1種8. Poster初回限定 / 予約版特典(525 x 770mm):1種『Drive to the Starry Road』Road Ver.イメージ【TRACK LIST】01. Candy Sugar Pop02. Something Something03. More04. Light the sky05. Story06. All Day07. First Love08. Let’s go ride09. S#1.10. 24 Hours11. Like stars【日本限定特典詳細】■ mu-mo ショップ・オンライントーク会(抽選)30秒トーク:各メンバー90人ずつ、計450名(MJの参加はありません)・メンバー個別トレーディングカード(全6種のうちランダム1種)・ 全店共通特典のポストカード■TOWER RECORDS 限定特典(オンライン含む / 一部店舗除く)・メンバー個別トレーディングカード(全10種のうちランダム1種/MJの特典はありません)・全店共通特典のポストカード■HMV(HMV&BOOKS Online 含む / 一部店舗除く)1. サイン入りチェキ:メンバー各3種類、計15枚(抽選 / MJの特典はありません)2. 名前を呼んであげる映像:メンバー各3つ、計15(抽選 / MJの特典はありません)※1.2.からご希望の特典にご応募いただけます。・メンバー個別ステッカー(全6種のうちランダム1種)■楽天・メンバー個別A4クリアファイル(全6種のうちランダム1種)・全店共通特典のポストカード■Amazon・メンバー個別マグネットシート(全6種のうちランダム1種)・全店共通特典のポストカード■KPOP TOWN・メンバー個別缶バッジ(全6種のうちランダム1種)・全店共通特典のポストカード■Simeji・メンバー個別生写真(全6種のうちランダム1種)・全店共通特典のポストカード※6月頭よりECサイトにて販売開始となります。予約は実施しておりません。■全店共通特典・ポストカード※特典はなくなり次第終了となります。※一部、取り扱いの無い店舗もありますので、ご予約の際は各店舗にご確認下さい。※上記販売店の日本限定特典付アルバムは、韓国の卸売業者から供給されており、その売上は韓国「gaonチャート」「HANTEOチャート」に反映されます。■ASTRO JAPAN OFFICIAL FANCLUB SHOP・限定スペシャル番組視聴※詳細はASTRO JAPAN OFFICIALサイトにてASTRO「All Good-JP Ver.-」Now On Sale※TOKYO MX『寺西一浩ドラマ〜人生いろいろ〜』挿入歌ASTRO「All Good-JP Ver.-」ジャケットASTRO「1番好きな人にサヨナラを言おう」Now On Sale※FODドラマ『エロい彼氏が私を魅わす』主題歌ASTRO「1番好きな人にサヨナラを言おう」ジャケット<ツアー情報>ASTRO 2022 JAPAN CONCERT『The 3rd ASTROAD to JAPAN [STARGAZER]』『The 3rd ASTROAD to JAPAN [STARGAZER]』告知画像【日程】6月3日(金) 幕張メッセ国際展示場9〜11ホール開場 17:00/ 開演 18:306月4日(土) 幕張メッセ国際展示場9〜11ホール開場 14:30 / 開演 16:00※1日目、2日目の公演内容は多少異なる場合があります。※ASTROメンバーMJの出演はございません。【チケット料金】全席指定:11,000円(税込)一人1公演につき2枚まで(複数公演申込可)※公演中止以外の払い戻しは不可※未就学児は入場不可チケットはこちら:関連リンクASTRO JAPAN OFFICIALサイト JAPAN OFFICIAL Twitter
2022年05月02日韓国の6人組ボーイズグループASTROのライブツアー日本公演『The 3rd ASTROAD to JAPAN [STARGAZER]』が6月3日・4日の2日間にわたり幕張メッセ国際展示場9〜11ホールにて開催されることが決定した。4月3日に日本デビュー3周年を迎え、ファンミーティングでも定期的に来日していたASTRO。日本でのライブツアー公演は2018年のZeppツアー以来4年ぶりの開催となる。併せて、先日韓国で開催されたASTROのファンミーティング『2022 ASTRO AROHA FESTIVAL【GATE 6】』がABEMAにて日本語字幕付きで配信されることが決定した。<ツアー情報>ASTRO 2022 JAPAN CONCERT『The 3rd ASTROAD to JAPAN [STARGAZER]』『The 3rd ASTROAD to JAPAN [STARGAZER]』告知画像【日程】6月3日(金) 幕張メッセ国際展示場9〜11ホール開場 17:00/ 開演 18:306月4日(土) 幕張メッセ国際展示場9〜11ホール開場 14:30 / 開演 16:00※1日目、2日目の公演内容は多少異なる場合があります。※ASTROメンバーMJの出演はございません。【チケット料金】全席指定:11,000円(税込)一人1公演につき2枚まで(複数公演申込可)※公演中止以外の払い戻しは不可※未就学児は入場不可■チケットぴあ先行(抽選)申込み期間:4月15日(金)18:00~4月24日(日) 23:59チケットはこちら:関連リンクASTRO JAPAN OFFICIALサイト JAPAN OFFICIAL Twitter
2022年04月16日韓国のボーイズグループASTROの新曲「1番好きな人にサヨナラを言おう」が、11月3日に配信リリースされることが決定した。「1番好きな人にサヨナラを言おう」は、野島伸司脚本のFODオリジナルドラマ『エロい彼氏が私を魅わす』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、ASTROがしっとりと歌い上げるせつないバラード。作詞は野島が担当し、作曲とプロデュースはEXILEほか多くのアーティストに楽曲提供をしているDaisuke“DAIS”Miyachiが担当している。■ASTRO コメント日本の皆さん、こんにちは、ASTROです。僕たちASTROがFODオリジナルドラマの主題歌を担当することになりました。楽曲のタイトルは 「一番好きな人にサヨナラを言おう」です。ドラマの脚本を担当した野島伸司さんが歌詞を書いてくださいました。とても光栄です。ありがとうございます。ASTROの新しい魅力が見れるバラード曲となっていますので、ドラマと一緒にたくさん聴いてください。■野島伸司 コメント恋愛は込み上げる喜びと、一方で残酷な別れを常に内包しています。あるサヨナラのシチュエーションに向かう男性の車内での葛藤を物語にしてみました。そして、この歌詞にとても感情が滲むメロディがつき、さらに人気のK-POPグループASTROが、主題歌を歌唱してくれることで、楽曲はもちろんのこと、ドラマも相乗効果があるのではないかと、とても期待しています。<リリース情報>「1番好きな人にサヨナラを言おう」11月3日(水・祝) デジタルリリース※10月30日(土) よりiTunes、Amazon MusicにてPRE-ORDER受付開始「1番好きな人にサヨナラを言おう」配信ジャケット「All Good-JP Ver.-」配信中※TOKYO MX『寺西一浩ドラマ~人生いろいろ~』挿入歌「All Good-JP Ver.-」配信ジャケット<番組情報>FODオリジナルドラマ『エロい彼氏が私を魅わす』『エロい彼氏が私を魅わす』メインビジュアルFODにて毎週土曜日0時に最新話配信中(全8話)脚本:野島伸司出演:松井愛莉 / 笠松将 / 結木滉星 / 萩原みのり / 菅野莉央 / 国生さゆり主題歌:ASTRO「1番好きな人にサヨナラを言おう」配信リンク:公式サイト:■ASTRO JAPAN OFFICIAL SITE
2021年10月27日人気急上昇中のK-POPボーイズグループ、ASTRO。2016年、デビュープロジェクト「TO BE CONTINUED」を経て待望のデビューを果たした彼らが、デビュー当時から約1年間、MUSIC ON! TV(エムオン!)のレギュラー番組「韓ON! ファイティン!!」に出演。ゲームコーナーやグルメレポなど、デビュー当時の初々しいASTROの出演シーンをまとめた総集編を全5エピソード、3週にわたって一挙オンエア!■■番組情報■■<番組名>韓ON! ファイティン!! ~ASTROスペシャル~<放送日時>[#1]2021/9/17(金)26:00〜27:00[#2]2021/9/17(金)27:00〜28:00[#3]2021/9/24(金)26:00〜27:00[#4]2021/9/24(金)27:00〜28:00[#5]2021/10/1(金)26:00〜27:00▼ASTRO関連番組はこちら!<番組名>ミュージックバンク (韓国放送日:2021/8/13)<放送日時>2021/9/13(月)18:30〜20:00[再]2021/9/14(火) 8:00〜9:30<番組名>SHOW CHAMPION BEHIND (韓国配信日:2021/8/24)<放送日時>2021/9/14(火)18:00〜19:00[再]2021/9/15(水)8:00〜9:00<番組名>テレビ独占生中継! 2021 THE FACT MUSIC AWARDS<放送日時>2021/10/2(土)19:00~23:30<出演アーティスト>BTS、SEVENTEEN、ファン・チヨル、Brave Girls、OH MY GIRL、ITZY、Stray Kids、THE BOYZ、ATEEZ、ASTRO、STAYC、ENHYPEN 他※放送時間、出演アーティストは変更になる場合がございます▼視聴方法、番組詳細はこちら! 以上MUSIC ON! TV(エムオン!)は、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりTVなどでご覧いただける音楽チャンネルです。詳しくは、MUSIC ON! TV(エムオン!)公式サイト( )まで。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月11日「ASTRO」チャウヌが主演、大ヒットウェブ漫画を実写ドラマ化した「女神降臨」が11月5日(金)よりDVD発売&レンタル開始されることになった。主演を務めるのは、「私のIDはカンナム美人」「新米史官ク・ヘリョン」に続き主演を務め、次世代の演技もできるアイドル“演技ドル”としても注目されているボーイズグループ「ASTRO」のチャウヌ。スポーツ万能で学年トップの秀才だが、心に深い傷を負っているイ・スホ役を好演。原作漫画ファンからも、スホのモデルはチャウヌなのでは?と言われるほどのシンクロ率100%のはまり役で、ドラマ放送前から大きな話題に。周囲の人と必要以上に関わりを持たなくなった一匹狼のようなスホが、転校してきたヒロインのジュギョンと出会い、本来の自分を取り戻していく過程をグレードアップした表現力で見事に演じ切った。また、想いを寄せるジュギョンに対し、プライドを捨てて愛情表現をする姿は、視聴者の心を鷲掴みにするはず。■ムン・ガヨン&ファン・イニョプら若手実力派俳優たちの共演本作のヒロインで、容姿のことでいじめられ傷つくもメイクの力で“女神”へと変身するイム・ジュギョン役を演じたのは、デビュー15年目を迎えた子役出身のムン・ガヨン。培われてきた確かな演技力で原作を忠実に再現し、メイク後の“女神”のジュギョンも、見た目に自信のないすっぴんのジェギョンもかわいらしい魅力で多くの女性視聴者の共感を得た。また、イ・スホの元親友でジュギョンをめぐってライバルとなるハン・ソジュン役には、人気急上昇中のファン・イニョプがキャスティング。彼もチャウヌに引けを取らない原作ウェブ漫画とのシンクロ率が話題となり、切れ長の目にシャープな顎のライン、そして強面の雰囲気まで兼ねそなえていると話題に。そのほかにも、「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」で一躍注目を浴びたカン・スジン役のパク・ユナなど、実力派の若手俳優たちが勢ぞろい。■世界で大ヒットしたウェブ漫画が満を持してドラマ化へ!韓国の大手サイトNavarのウェブ漫画で2018年に連載を開始し、火曜日ランキングで幾度となく1位を獲得してきた「女神降臨」。また、韓国だけでなく日本、タイ、台湾、インドネシアなどの国でも連載されランキングは常に上位をキープ。そんなグローバルな人気を誇る大ヒットウェブ漫画が実写化。そして、本作品では原作ウェブ漫画とは異なる設定やドラマオリジナルのストーリーで構成されており、原作ウェブ漫画を見たことがある人もない人も楽しめる内容に仕上がっている。■胸キュン必至の三角関係が巻き起こすドキドキシーン満載のラブコメディちょっと変わり者だが素直で純粋なジュギョンは、容姿を理由に深く傷つけられるがネットのコメントで劇的に変わるメイクのことを教えてもらい猛特訓。家庭の事情で転校することになり、それを機に誰もが見とれる“女神”へと大変身!転校先のセボム高校で一匹狼で学年1位の秀才イ・スホ、バイクを乗り回しケンカの絶えない問題児ハン・ソジュンの違った魅力を持つ2人のイケメンと出会うも、早々にすっぴんがバレる危機に直面!?彼らとの出会いがジュギョンの運命さえも変えていく!?ジュギョンにだけ優しくしたり照れくさいことも行動で示すスホや、ジュギョンに片思い中で素直に気持ちを表現できないツンデレのソジュンにドキドキしてしまう。恋のライバルとなった元親友同士のスホとソジュンの火花散るバトルにも注目。青春真っただ中の若者たちの成長物語としても見ごたえたっぷりな内容となっている。さらに、韓国語を勉強中の人必見な、韓国語字幕を収録。普段生活の中で使う言葉から、若者たちが使う略語や流行語など教科書にはあまり詳しく載ってはいないが、重要度が高い言葉がハングル字幕となっている。(text:cinemacafe.net)
2021年09月01日歌手兼俳優として活躍し、注目度抜群の次世代のスター、チャウヌ。誰もが恋する、その圧倒的なビジュアルを生かしながら、出演作ごとに演技力にも磨きをかけている。いま世界でいちばん美しい男。歌手であり演技の世界でも活躍する次世代のスターとして注目度が急上昇中のASTROのチャウヌ。完璧なビジュアルから“顔の天才”と呼ばれ、頭脳の明晰さと優しい性格から“チェチェチャチャ(推しは推しチャウヌはチャウヌ)”という言葉が流行したほど、スペシャルな存在感を放っている。「そう言ってもらえることはうれしいのですが、今でも慣れることはないですね。恥ずかしいのは相変わらずですし、僕は全然完璧ではないです。くすぐられるのに弱くて、かなりのいたずら好き(笑)。みなさん、僕のことを優しいって言ってくれますよね。(日本語で)でも僕は優しいけど、めちゃ優しくはない(笑)」これまで出演したおもなドラマは「ASTROの活動と撮影が重なり大変なスケジュールでしたが、その経験から得たものも大きい」と語る初主演作『私のIDはカンナム美人』。時代劇『新米史官ク・ヘリョン』では「先輩俳優の方々との共演から多くを学び、(撮影が夏だったので)蚊に刺されても我慢できる忍耐力もつきました(笑)」という。そして最新主演作は、ウェブトゥーンをドラマ化した『女神降臨』。漫画から抜け出したようなルックスと繊細な演技力が生かされ、原作の再現率の高さも話題を呼んでいる。「原作のウェブトゥーンは序盤だけ目を通し、キャラクターを作る過程ではほぼ読まずに監督と脚本家と話し合いながらスホという役を演じることに集中しました。この作品で改めて演技って楽しい!と思ったんですよね。6か月間スホとして過ごして、最後のシーンの撮影を終えて家に帰る道ではいろんな感情が湧いてきました。喜びもあるけど寂しくもあって、演技の仕事には抜け出せなくなる中毒性があるんだと思いましたね。演技には正解があるわけではないので難しいけれど、面白いです」ドラマを観たASTROのメンバーの反応も気になるところ。「ジンジンさんは音楽番組のリハーサルのとき急に“ジュギョン!”とヒロインの名前を叫んだり、ラキは元気が出るような応援のメッセージを送ってくれたり。ムンビンはレッスンで一緒のときに“アクション上手だったね。すごくかっこよかったよ”ってよくほめてくれたりしました」歌手と俳優の活動を両立させる大変さについては、「それぞれに集中するだけです」と語る。「もともといろいろなことに挑戦するのが好きで、休むのはあまり好きじゃないタイプなんです。だから精神的に大変なことはひとつもないのに、最近は体力が足りないと感じることもありますね。以前はそんなことはなかったけど、僕ももう(韓国の年齢で)25歳になったので(笑)」多彩なシーンで活躍するチャウヌが感じている、韓国エンターテインメントの強みとは?「韓国には僕がいる!冗談です(笑)。素敵で才能あふれる俳優、歌手の方々が多いのが韓国エンタメの強みだと思います。みなさんとても頑張っていますし……、この質問に答えるのは難しいですね。僕自身はジャンルにはこだわらず、ドラマ、映画、音楽など幅広く楽しんでいます」チャウヌ1997年3月30日生まれ。韓国出身。2016 年に韓国、‘19 年に日本でデビューしたASTROのメンバー。俳優としてはドラマ『最高の一発~時空を超えて~』などを経て、『私のIDはカンナム美人』『女神降臨』に主演。※『anan』2021年6月2日号より。写真・Daun Kim(STUDIO DAUN)取材、文・細谷美香構成・菅野知子コーディネーター・Shinhae Song(TANO International)(by anan編集部)
2021年05月29日「ASTRO」チャウヌが出演し、人気ウェブ漫画を実写ドラマ化した「女神降臨」(原題)が4月23日(金)より「Mnet」にて日本初放送されることになった。本作は、日韓で話題沸騰の同名人気ウェブ漫画(原作:yaongyi/LINEマンガにて日本独占配信中)を実写化した、待ちきれない人続出中といわれる新作ドラマ。メイクを通じて誰もが振り向く“女神”に変身する女子高生イム・ジュギョン(ムン・ガヨン)、秀才で運動神抜群だが、どこか陰のあるイ・スホ(チャウヌ/ASTRO)、タフな風貌で悪い噂が絶えないハン・ソジュン(ファン・イニョプ)が繰り広げる、ドキドキの三角関係ラブコメディ。「私のIDはカンナム美人」でドラマ初主演を飾り、次世代の演技ドル(=演技もできるアイドル)として期待されるチャウヌ(ASTRO)は、その演技力はもちろん、漫画からそのまま出てきたような美しいビジュアルも注目されている。さらに、魅力的なルックスのファン・イニョプが見せるソジュンの意外な一面もキュンとするポイントに。原作とのシンクロ率100%といわれる期待の俳優陣によるラブコメディとなっている。あらすじ外見を理由に同級生からいじめられていた女子高生イム・ジュギョン(ムン・ガヨン)。ある日、深く傷ついたジュギョンがビルの屋上から飛び降りようとしたところ、偶然居合わせたイ・スホ(チャウヌASTRO)に助けられる。そんな中、家庭の事情で転校することになったジュギョンは、これを機に人生を変えようとメイクに目覚める。メイクで大変身を遂げ、新しい学校で“女神”と呼ばれ喜ぶジュギョンだったが、そこには彼女のすっぴんを知るスホがいた――。(text:cinemacafe.net)
2021年03月02日今年、韓国の音楽番組で念願の1位を獲得。4月には日本デビューも果たし、勢いに乗るK-POPグループ「ASTRO」が、anan本誌に待望の初登場!それぞれのユニークなキャッチフレーズを、和気あいあいと考えてくれました。――日本デビューの知らせを聞いた時の心境から教えてください。ユンサナ(以下、サナ):ついに僕たちも日本でデビューできることが素直に嬉しかったです。チャウヌ(以下、ウヌ):嬉しさや期待だけじゃなく、’16年に韓国でデビューした時の気持ちに戻ったようで、緊張もありました。――日本デビュー作となるミニアルバム『Venus』の楽曲を聴いて、どんな印象でしたか?MJ:韓国でのデビュー当初、ASTROは今より明るいイメージでした。成長に合わせて曲も大人っぽく変わっていったんですが、『Venus』からは、その当時のような明るさを感じました。ウヌ:どんな曲をいただけるのか楽しみにしていて、聴いてすぐに「花咲ケミライ」にエネルギーを感じました。「この曲がリード曲になるといいね」って皆で話してたら、実際そうなって。とても嬉しかったです。ムンビン:「II愛してる」は聞き慣れないリズムだったので、最初は歌うのが難しそうと思ったんですが、楽しくレコーディングできて、結果、僕の好きな曲になりました。――ではここで、アルバム収録曲のタイトルから連想した質問をしていきたいと思います。まずはリード曲「花咲ケミライ」にかけて、好きな花を教えてください。ジンジン:バラ!MJさんと作った「Bloom」という曲のテーマにした花で、制作中に調べていくうちに好きになりました。サナ:僕はユリです。花言葉が「自分のことをずっと考えていてほしい」なんです。AROHA(ファンの通称)が僕のことをいつも考えてくれたら嬉しい!ウヌ:僕は桔梗。花言葉である「変わらぬ愛」をAROHAに示していきたいです。ムンビン:僕は、モクレンが好き。冬、ふかふかの毛で芽を包むモクレンのように、AROHAを温かく包み込む男になれたら。MJ:僕は明るい性格なので、自分はひまわりのようだと思います。ムンビン:ひまわりみたいに背が高かったらよかったのに(笑)。MJ:十分だと思ってる(笑)。ラキ:僕はカスミソウですね。ムンビン:みんなの答えを聞きながら検索してたでしょ?(笑)ラキ:(あえて検索画面を棒読みしながら)カスミソウの花言葉は「清らかな心と愛の成就」。カスミソウのように清らかにAROHAとの愛を成就させたい。検索はしましたけど、僕の本心です。――MVには猫が登場しますよね。MJ:あの子は、たまたま撮影現場にいた野良猫なんです。空き時間に遊んでて、僕の撮影の番になってもあとをついてくるんで、急遽、抱っこして撮ることになりました。僕の日本デビューは、にゃんこと一緒です!(笑)――次に韓国歌番組で初の1位を獲得した「All Night」。歌詞にスマホが登場しますが、スマホ依存度が高いメンバーは?サナ:スマホが好きなのは、ジンジンさんとMJさんとムンビンさんとウヌさんとラキさん。つまり、僕以外全員(笑)。ムンビン:僕はスマホがなくても生きていけるから違う。ラキ:ジンジンさんは、スケジュールが終わってぐったりしながらもスマホゲームをやってるよね。操作なしでアイテムが手に入ったり、勝手にレベルが上がるゲーム。ウヌ:普通、ゲームは操作しながら遊ぶのに、ジンジンさんはスマホをじっと見てるだけなんだよね。ジンジン:ゲーム中は何も考えず集中できるから、いろんなジャンルをやるんだけど、放置しても進むゲームをなぜやり続けるのかは、自分でもわからない(笑)。――ウヌさんには、美しい顔立ちから「顔天才」というキャッチフレーズがあります。そんなふうに、これからASTROを知る人が一度で覚えられるようなキャッチフレーズを考えてみてください。ウヌさんはぜひ新しいものを!ムンビン:実は、ジンジンさんも「顔天才」。ひとつの顔に1000通り面白さが潜んでいて、見るたびに違う魅力を感じられるんです。ジンジン:天才を超えた神です!ムンビン:じゃ、「顔神」ってことで(笑)。MJさんは(日本語で)ピカピカしてる。MJ:僕は、ステージのどこにいてもピカピカ輝いてます!ウヌ:“どこでもピカピカ”を略して「どこピカ」でどう?サナ:それ、かわいい~。僕は?ムンビン:サナの特徴といえば、グループNo.1の高身長。ウヌ:かわいい末っ子でもあるね。ムンビン:わかった!日本語の“背が高い”と“末っ子”を合わせて「せっこ」。サナ:1個の言葉で2つの意味があって面白い!気に入りました。ラキ:ムンビンさんは地下鉄のホームにある「スクリーンドア」。練習生時代のあだ名だけど(笑)。ムンビン:それはイヤ!いったん他の人のを考えよう。ラキは岩みたいにガッチリしてるから「岩」。ラキ:生きてるものでお願い!サナ:じゃ、「岩人間」(笑)。ジンジン:ウヌには「牛」ってつけたいな。丑年生まれだから。サナ:たくさんごはんを食べた後、牛の鳴き声を出すのも上手だし。ラキ:なら「イケメン牛」でしょ。MJ:保留中のムンビンは?ラキ:ムンビンさんは超大食い。ウヌ:ごはんを食べたいビンを略して「ごたビン」で。ムンビン:それいい~!サナ:このキャッチフレーズで、僕たちを覚えてください!(笑)アストロ2016年に韓国デビュー。グループ名は、スペイン語で天体や星を意味する「ASTRO」から。ファンの通称は「AROHA(アロハ)」。4月3日、日本オリジナル曲「花咲ケミライ」「II愛してる」「I’m on Your Side」他、全6曲を収録したミニアルバム『Venus』で日本デビュー。オリコンデイリーチャート1位に輝き、人気の高さを証明した。Debut Mini Album『Venus』【初回限定盤A CD+DVD】¥2,685【初回限定盤B CD+フォトブック】¥2,685【通常盤CD】¥2,130(UNIVERSAL MUSIC)ジンジン1996年3月15日生まれ。リーダー、ラッパー。いつもニコニコしている癒しキャラ。涙もろい一面もある。全体的に行動がゆっくりしており、メンバー曰く「早寝遅起き」。ムンビン1998年1月26日生まれ。ボーカル。子役出身で、現在韓国ドラマ『十八の瞬間』で10年ぶりに演技に挑戦中。好きな日本の食べ物は焼き鳥。「ぼんじり、最高です!」チャウヌ1997年3月30日生まれ。ボーカル。頭脳明晰で日本語力もグループNo.1!韓国で放送予定の時代劇『新米史官ク・ヘリョン』に主演。ハイチュウプレミアムがお気に入り。ラキ1999年2月25日生まれ。ラッパー。ダンススキルや表現力が高く、振付も手掛ける。自身にとって、ファン以外のVenusは母親。「小3まで世界でいちばんかわいいと思ってました」ユンサナ2000年3月21日生まれ。ボーカル。“かわいい”担当の末っ子ながら、パフォーマンスでは大人びた表情に。犬か猫なら猫派。「ムンビンさんの実家の猫が超かわいいです」エムジェイ1994年3月5日生まれ。ボーカル。音域の広いパワフルな歌声で魅了。ファン以外のVenusといえば「ジンジン(笑)。女性っぽいとこがあって、見るたびにドキドキ」。※『anan』2019年5月22日号より。写真・伊藤元気(Symphonic)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年05月21日2016年11月にスタートした本連載。その記念すべき第一回を飾ってくれたのが、ASTRO。キラキラした笑顔の6人が、ananwebにカムバック!今回は、名古屋、大阪、東京で行われた全6回公演の最終日、コンサートが始まる前の貴重な時間にお話をうかがうことができました。写真・小笠原真紀 動画・千葉 諭 文・小泉咲子【ペンになってもいいですか!?】vol. 74ananwebに2年ぶりの登場!大人になったASTROのみなさん左から、YOON SAN-HA、MJ、MOON BIN、CHA EUN-WOO、JINJIN、ROCKY。CHA EUN-WOO(チャ・ウヌ)1997年3月30日生まれ。“顔の天才” と異名をとる完璧なビジュアル&頭脳明晰のリアル王子。ドラマ『私のIDは江南美人』に主演。――日本ツアーでの思い出は?EUN-WOO ほんとうにいろいろ食べました。たこ焼きに、手羽先に、ひましぶり…ひつまぶし! コンサートが終わった後は、コンビニへ。両手に持ったカゴがいっぱいなるくらい買い物もしました。とくに気に入ったのは、ジャンボモナカ! このツアー中、少なくとも10個は食べたんじゃないかな。ついさっきもひとつ食べたばかり(笑)。東京では、大勢の人がいるなかを歩くことができました。街を歩く。ただそれだけのことがすごく幸せでした。――仲のいいK-POPアイドルは?EUN-WOO SEVENTEENのメンバーとは仲良くしています。尊敬しているのは、SHINee先輩とBTS(防弾少年団)先輩。SHINee先輩は、あんなふうな音楽的変遷をたどってみたいと思うスタイルを持ってらっしゃって、BTS先輩は、あの情熱がカッコいい!JINJIN(ジンジン)1996年3月15日生まれ。ラップ担当。メンバーを温かく見守るリーダー。感情豊かで涙もろい一面も。曲作りにも挑戦中!――日本ツアーでの思い出は?JINJIN ドン・キホーテに行って、こんにゃくゼリーのピーチ味と、日本限定フレーバーのキットカットを買いました。それと、短パン&タンクトップ。持ってくるのを忘れて、あまりの暑さに購入したんです! それから、家族と久しぶりに日本で旅行できたのもいい思い出。都庁の展望台に上がったり、いろいろな経験ができました。――仲のいいK-POPアイドルは?JINJIN 同い年のSEVENTEENのホシくん、B.A.PのZELOくんは、一杯飲む3人組。僕は、カクテルみたいに何かと混ぜたお酒が好きなんです。日本ではハイボールが有名だと聞いて飲んでみたら、すごくおいしかった! どんな食べ物にも合いますね。MJ(エムジェイ)1994年3月5日生まれ。伸びやかなボーカルで魅せる最年長メンバー。コンサートでは底抜けの明るさでMCを盛り上げる!――日本ツアーでの思い出は?MJ カレーとんこつラーメンを食べました! あれ、カレーだっけ…?(しばしスタッフと協議)じゃなかったかもしれないですけど(笑)、粘り気があったので、カレーだったと思います。ラーメンだったことは間違いないです(笑)。――仲のいいK-POPアイドルは?MJ MYTEENのキム・グクホン(シホン)くん。昔、一緒に練習をしていた弟的存在なんです。グクホンくんは今、韓国の活動期で忙しくしてるんで、落ち着いたらまた会いたいですね。いつか一緒に活動できたらとも思っています。互いをよく知ってるから、協力し合い、いいシナジー効果が得られるはず!MOON BIN(ムンビン)1998年1月26日。均整のとれた肉体から放たれるダンスは色気たっぷり。嗅覚が鋭く、メンバーを匂いだけで識別できる。――日本ツアーでの思い出は?MOON BIN ラーメンの記憶が強いです。肉の出汁がしっかり出ていて、おいしかった! それと、券売機の文化が韓国にはないので、ちょっと不思議でした。いつかは冬の札幌を訪れてみたいですね。雪まつりの雪像がきれいだなとずっと思ってるんです。温泉にも必ず行きたい!――仲のいいK-POPアイドルは?MOON BIN SEVETEENのスングァンくん。すごく明るい性格なので、すぐに仲良くなれました。彼の明るい表情やジェスチャーは勉強になります。iKONのCHANくんとは、同じ年で誕生日まで同じ。小学生のとき、子ども服の広告に一緒に出たりして、今でも連絡を取り合う仲です。ROCKY(ラキ)1999年2月25日生まれ。ラップ担当。小さい頃から習っていたバレエなどで培ったダンスはセンス抜群! 振り付けにも積極的に取り組む。――日本ツアーでの思い出は?ROCKY ドン・キホーテに行ったんですけど、何から何まで揃っていてびっくり! あまりの量に圧倒されて、選ぶのが大変で、結局ウィンドーショッピングに終わってしまったんですけど、楽しい時間でした。あ、こんにゃくゼリーだけは買いました!――仲のいいK-POPアイドルは?ROCKY SF9のチャニくんとは、小学生の頃から6、7年、共に過ごしてきた仲間。一生の友と呼べます。SEVENTEENのディノくんは、ASTROと活動時期が重なることが多くて、よく顔を合わせていたので、話すようになりました。ふたりともダンス担当ということもあって、気が合うんです。YOON SAN-HA(ユン・サナ)2000年3月21日生まれ。末っ子特有のかわいらしさを残しつつ、パフォーマンスでは大人びた表情を見せる。そのギャップが魅力!――日本ツアーでの思い出は?SAN-HA ホテルでみんなで食べようと思って、ドン・キホーテでお菓子をいっぱい買い込みました! 大阪の道頓堀で、グリコさんを背景に写真を撮ったのもいい思い出。さすがにあのポーズは撮ってないです(笑)。――仲のいいK-POPアイドルは?SAN-HA Wanna Oneのイ・デフィくん。同じ時期に話していたら仲良くなりました。Golden ChildのボミンくんとTHE BOYZのソヌくんは、高校の同級生です。THE BOYZのERICくんも練習生からの友達です! ボミンくんとは、来日前にボーリングに行きました。ボミンくんは初ボーリングだったので、僕が教えてあげたんですよ。ベストスコアは140ちょっとかな。すごくうまいわけではないです(笑)。――2016年11月にご登場いただいたときから、変化したメンバーは?MJ (その時の写真を見て爆笑しながら)ポーズがなんだかおもしろい! なんでこのポーズをしたんだろ!? いちばん変化があったのは、SAN-HAかな。JINJIN だね。SAN-HAがいちばん成長した。実際、身長も伸びたし。SAN-HA あれからさらに2、3cm伸びました!JINJIN 僕はもう身長が伸びない年…(笑)。矯正も取れたよね。SAN-HA (きれいな歯並びを見せながら)ニカッ!JINJIN “かわいい” から “カッコいい” イメージになったよ。MOON BIN 16年の頃は、SAN-HAに限らずみんな子どもっぽいなあ。MJ兄さんは、すでに大人だったけど、さらに成熟してる(笑)。ROCKY グループとしては、かわいさだけでなく、パワフルさやカッコよさも加わってきた!――最終公演直前ですが、これまでの日本ツアーの感想を聞かせてください。EUN-WOO 最終公演を前にして、前回の日本コンサートを思い出します。あの時、「コンサートツアーをします」と約束したんですけど、こうして約束を守れてすごく嬉しいんです。最後までいい緊張感を保って、このツアーを待ってくださったAROHA(ファンの総称)のみなさんに、ASTROのすべてを表現できたら。MOON BIN ツアータイトルも「ASTOROAD Ⅱ」なので、僕らはこんなにも成長したぞってところを見せたかったです。日本は、コンサートでの聴く文化が発達しているので、日本のバラード曲も準備しました。JINJIN 日本ならではの演出としては、日本の有名なドラマのパロディ映像もそう。僕は、『逃げるは恥だが役に立つ』のヒロインを演じたんですが、撮影の時に笑いすぎちゃって。ビハインド映像を見ても、相手役のEUN-WOOも僕が抱きついたとき、背中が笑ってました(笑)。そうした撮影も含めて、このツアーのすべてが楽しかったです。MOON BIN MJ兄さんは、コンサートの終わりが近づくにつれて、がぜんテンションが上がって、異常に笑い出すでしょ(笑)。それで、緊張がほぐれるから、ありがたくはあるんだけど。ROCKY この前は、アンコールも終わって、ほんとうに最後というとき、「今日のMJ兄さんは何をするのかな」って観察してたら、声を枯らしながら日本語で「最高!最高!」って言ってて、すごくカッコよかった!――AROHAが知らないところで、どんなことが起きてましたか?ROCKY 実は、SAN-HAのマイクにトラブルが発生した回があったんです。さりげなく袖に戻り、またステージに出てきて、目立たないように頑張ってたんですけど、振り付けを間違ってました(笑)。SAN-HA (照れくさそうに)間違えちゃいました(笑)。EUN-WOO ちょっと動揺しちゃったんだよね?SAN-HA そうなんです!――新しいミニアルバム『Rise Up』にかけて、“跳び上がる” くらい嬉しかったことは?MOON BIN アルバムリリース後、韓国の検索ワードランキングにも音楽チャートにも入れたことです。日本のTwitterランキングにも入ったと聞きました。エゴサをするか…? よくしてます(笑)。EUN-WOO みんなします!MOON BIN 大事なことです!ROCKY (笑)。僕が跳び上がるほど嬉しかったのは、コンサートの3、4日前、全体を通して練習をしたときです。スケジュールの都合でなかなか全員で集まれなくて、初めて通しリハをしたときに「準備は完璧! このままステージでお見せしたら大丈夫!!」と安心できたんです。すぐにでも、AROHAにお見せしたくなりました。SAN-HA 僕も、韓国で練習しながら心配したこともあったんですけど、ステージに上がったら、AROHAのみなさんが僕らを待ってくださったのがすぐにわかって、すごくありがたかったです。EUN-WOO ステージでは、どれだけ僕らが愛されてるのか感じられて、生きている実感があったんです。「もっと頑張らなくちゃ!」とも思いました。JINJIN 長いブランクがあってのカムバックだったので、「戻ってきてくれてありがとう」という声も耳にしました。僕らもAROHAが待ってくれたことにとても感謝しています。そうやって気持ちを通い合わせることができて、“RISE UP” するくらい嬉しかったです。MJ AROHAの声援が、ほんとうに恋しかったです。待っていただいたことに、感謝も申し訳ない気持ちもあって……。早くテレビに出たりして、みなさんにカッコいい姿をもっと見せなくちゃ!コメントムービーはこちら!
2018年08月29日6人組ボーイズグループASTROが、Zeppツアー『2018 ASTRO Live Tour “ASTROAD Ⅱ” in Japan』を敢行!今回のツアーは、メンバーが機長に扮し、会場を埋め尽くしたファンたちを夢の旅に連れて行ってくれました。名古屋、大阪を経て、8月7日、Zepp Tokyoで行われた東京初日のコンサートをレポートします。文・小泉咲子【ペンになってもいいですか!?】vol. 73ASTROと一緒にTake off!今夏、韓国で約8か月ぶりとなるミニアルバム『Rise Up』を発表したASTRO。タイトルの意味 “Rise Up(新しい姿で飛翔・跳躍)” にちなみ、メンバーたちが大自然の中でジャンプしたり、バク転したり、浮遊感のある映像に、AROHA(ファンの総称)のココロも浮き立ちます。1曲目は「Every Minute」。“僕の願いは君の夢を叶えてあげること” と爽やかに歌い、コンサートというAROHAにとって夢の時間が、今、この瞬間から始まることを告げます。続く「Dream Night」では、EUN-WOO&SAN-HA、JINJIN&MJ、MOON BIN&ROCKYが背中合わせになって、♡(ハート)をAROHAにプレゼント。「Baby」では、AROHAの爆発的な歓声の中、ターンもジャンプも完璧に決めます。MCでは、東京で過ごしたプライベート時間をテーマにトークを展開。SAN-HAは、MJ、EUN-WOO、ROCKYの4人で地下鉄に乗って渋谷や表参道に行ったことを報告。JINJINは、家族と新宿に行き、ハイボールを飲み、MOON BINはホテルで休んだり、運動をしていたそう。EUN-WOOが渋谷の人の多さに触れると「新宿もめちゃ多い」とJINJIN。EUN-WOOが「渋谷のほうがもっともっと多い」とかわいらしく言い張ると、MOON BINが「この会場がいちばん多い!」とAROHAを喜ばせます。左から、SAN-HA、MJ、MOON BIN、EUN-WOO、JINJIN、ROCKY。続いて、このツアーで世界初披露した新曲 「너잖아(Always you)」。『Rise Up』のメイン曲で、ROCKYが振り付けた叙情的なダンスやMJの美しい高音が印象的。「외친다(Call Out)」では、くるくる変化するフォーメーションに釘付け! 終わった後に漏れてくる息遣いからも、激しい振り付けを全身全霊で踊っていたのが伝わってきます。衣装チェンジの間の映像は、女の子が彼氏とやりたいことを具現化。たとえば、MOON BINがじゃんけんをしたり戯れていると雨が降ってきて、手を繋いでキャンピングカーに避難したり、EUN-WOOは濡れた手をタオルで優しく拭いてくれ、ドライヤーで髪を乾かしてもくれます。MJは、キッチンで手料理を食べさせてくれ、ROCKYは学校で恋人繋ぎをしながら、『星の王子さま』を読み聞かせ。JINJINとはジムデート。腹筋ができない女の子の手をとって引っ張り上げてくれます。SAN-HAは、夜の部屋でハンドマッサージ。そして、得意のギターで弾き語って……。そんな女子の夢と理想がいっぱい詰まった映像の余韻の中、「니가 웃잖아(You Smile)」「Cotton Candy」とスイートな楽曲でAROHAのハートをがっちりキャッチ!ここから、歌とダンスの2ユニットに分かれ、ステージを作り上げます。前半は、MJ、EUN-WOO、SAN-HAは、秦基博さんの「ひまわりの約束」をしっとり歌い上げます。6人による「어느새 우린(Better with you)」「내 곁에 있어줘(Stay with me)」「별(Star)」を挟み、後半はMOON BIN、JINJIN、ROCKYがダンスで魅了! 息をのむほどのセクシーさに、どよめきが起きました。今回のツアーは、パフォーマンスのみならず、映像も気合十分! MOON BIN&ROCKYが『おっさんずラブ』、MJ&SAN-HAは『ヒロイン失格』、JINJIN&EUN-WOOは『逃げるは恥だが役に立つ』と、日本の人気ドラマや映画を見事に再現し、会場は爆笑に包まれます。そして、『逃げ恥』の主題歌「恋」と嵐の「Happiness」をキュートにカバー。日本のファンに喜んでほしい6人の気持ちが伝わり、まさに “幸せ” が会場中に満ち足りたところで、3枚目のアルバムのタイトル曲「고백(Confession)」へ。ASTROからの “고백=告白” は「Run」のラストでも。日本語で「みんな大好き」「ほんと大好き」「愛してる」「めっちゃ愛してる」とメンバーから甘い言葉が飛び出し、「니가 불어와(Crazy Sexy Cool)」と「Real Love」で本編を締めくくりました。アンコールは「숨바꼭질(Hide&Seek)」でスタート。2曲目は、EUN-WOOが曲中に甘い言葉を言うのが名物の「북극성(Polaris)」。この日の台詞「チューして♡」で、AROHAを完全にノックアウト!最後の挨拶では、メンバー全員がAROHAへ感謝を伝えます。ROCKY 後方の方々まで、全員がジャンプしてくださってありがたかったです。視力は0.3ですが。(JINJINから「ほんとうに見えたの⁉」とツッコミが入り)心の目で(笑)。いや、ステージから落ちそうになるギリギリの端まで行ったので、ちゃんと見えてました!JINJIN できる限り、みなさんと目を合わせて、心で感じてらっしゃることを僕自身が感じようとしました。なかには涙を流している方もいて……。そうした姿を見て、みなさんの心を満たす歌手になりたいと思いました。ほんとうに、ほんとうに愛してます。CHA EUN-WOO 渋谷でCDショップに行ったんです。ほかの歌手の方々(のCDが並んでいる光景)を見て、僕たちASTROはもっと頑張らないといけないと思いました。与えられたチャンスを軽々しく考えず、責任感のあるASTROになります。MOON BIN 今日は、なぜか緊張していたみたいで、喉がカラカラでした。でも、登場した僕たちに向けてくれるみなさんの目線や表情を見て、キツくても頑張らなきゃと思えました。あのスタートした時の感覚は忘れられません。来てくださってありがとうございました。MJ 飛行機に乗っていたとき、窓の外でふわふわ浮かぶ雲がきれいだったんです。それを見ながら、「僕のそばにAROHAがいる」と思ったら、とても幸せでワクワクしました。言いたいことがあります。(日本語で)いつもここにいるね。YOON SAN-HA かわいい猫のように僕らを見つめ、なかには泣いてる方もいて、みなさんのおかげで頑張ることができました。明日、最後の公演が残っていますけど、さらに頑張るASTROになります。愛してます。おわり♡そして、ツアー恒例のASTRO韓国語講座とAROHAがASTROに教えたい日本語講座を挟み、ほんとうのラスト曲「너의 뒤에서(By Your Side)」 へ。AROHAを思い、メンバーが作詞した大切な曲を通じて、ASTROとAROHAは固い絆を確かめ合ったのでした。翌日の最終公演では、秘めた思いを赤裸々に語り、JINJINやEUN-WOOが涙し、思いが募ったEUN-WOOが「너의 뒤에서(By Your Side)」 の自分のパートで声を詰まらせる場面も。メンバー全員が、このツアーでAROHAと同じ時間を過ごせた喜びを、改めて感じたに違いありません。その公演直前、『ananweb』ではツアーの思い出などをメンバーにインタビューすることができました。撮り下ろし写真&動画とともに近日公開しますので、お楽しみに!
2018年08月22日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月27日、緊急で記者会見を開催し、X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)にトラブルが発生したことを明らかにした。ひとみは2月17日に打ち上げたばかりで、現在、初期運用中だった。前日(26日)の運用開始時(16時40分)から電波を正常に受信できない状態が続いており、衛星の状態を確認できないという。JAXAの発表によれば、ひとみと最後に通信できたのは、同日(26日)の9時52分。この約7時間の間に何かが起こったとみられるが、テレメトリを受信できないため、調べる手段はかなり限定的。何が起こったのか、現時点で特定することは難しい。ただ、通信途絶後に、最後の運用データを解析したところ、衛星の姿勢に異常が発生した可能性が高いことが分かった。確認できた衛星の状態は、「太陽電池パドルの発生電力が想定よりも低い」「構体内の温度分布が通常と異なる」「太陽捕捉を示す信号が確認できない」の3つで、これは、衛星の姿勢がずれたと考えれば辻褄が合う。記者会見で明らかになった情報で、良い情報と悪い情報が1つずつある。良い情報は、3~4分間という短時間ながら、異常発生後も衛星の電波を受信したことだ。地上からのコマンドは通らない状態であるものの、これは、衛星がまだ生きており、通信系が動いていることを示している。そして悪い情報は、「軌道が若干下がり気味に見える」(JAXA宇宙科学研究所の久保田孝・宇宙科学プログラムディレクタ)ということ。軌道に変化があったということは、推進系に何らかの不具合が発生し、ガスの放出があった可能性がある。こうなると、問題はかなり深刻だ(ただし軌道についてはまだ詳細を解析中とのこと)。今後、衛星の復旧に向け、まずやらなければならないのは通信の確立だ。通信できなければ、トラブルの原因が分からない。原因が分からなければ、対策の立てようがない。こういう場合のために、衛星には全方向に感度があるSバンドのローゲインアンテナが搭載されている。本来であれば、どんな姿勢になってもこのアンテナを使って通信はできるはずなのだが、それができていないのは、姿勢が変わったせいで電力が不足しているからと推測されている。そのため、地上からのコマンドを通すには、とにかくコマンドを送り続けるしか無い。太陽電池パドルがうまく太陽の方角を向いて、発生電力が十分あるタイミングならば、コマンドが通る可能性がある。しかし懸念されるのは、ひとみの「軟X線分光検出器」(SXS)に搭載されている液体ヘリウム。ひとみはバッテリが空になっても、再び太陽電池で発電できるようになると再起動するが、電源が切れた状態が続くと温度が上がり、液体ヘリウムが失われてしまう。液体ヘリウムが無くなると、観測装置本来の性能を発揮することはできない。前述のように、現時点では衛星の状態についてほとんど何も分かっていないため、今後の見通しは不明であるものの、いずれにしても、あまり猶予が無いことは確かだ。液体ヘリウムが無くても、ひとみの観測自体は続けることは可能だが、SXSは目玉機器の1つ。早期に復旧して、観測を開始することを期待したいところだ。なおJAXAは3月28日11時頃、あらためてプレスリリースで状況を発表する予定としている。
2016年03月27日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月29日、2月17日にH-IIAロケットで打ち上げたX線天文衛星「ひとみ(ASTRO-H)」について、冷却システムの立上げ、軟X線分光検出器(SXS)の試験動作、伸展式光学ベンチ(EOB)の伸展など、重要なシーケンスが正常に実施されたことを確認したと発表した。同衛星はこれでクリティカル運用期間を終了。今後、搭載機器の初期機能確認を約1カ月半、その後キャリブレーション観測をさらに約1カ月半かけて実施する予定となっている。「ひとみ」は2015年に科学観測を終了したX線天文衛星「すざく(ASTRO-EII)」の後継機。すざくに比べて観測能力が大幅に向上しており、ブラックホールの観測などを行う。名前は「ひとみ」(ASTRO-H)が「熱い宇宙の中を観るひとみ」であることや、画竜点睛の故事などが由来となっている。
2016年02月29日X線天文衛星「ASTRO-H」を搭載したH-IIAロケット30号機が2月17日17時45分、種子島宇宙センターより打ち上げられた。同ロケットは当初2月12日に打ち上げられる予定だったが、悪天候により延期となっていた。同ロケットは順調に飛行を続け、打ち上げから858秒後に「ASTRO-H」を分離した。「ASTRO-H」は昨年科学観測を終了した「すざく(ASTRO-EII)」の後継機にあたる。重量は2.7トンあり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の科学衛星では最も大きい。「すざく」に比べて10~100倍暗い天体の分光観測が可能で、ブラックホールの進化の謎などの解明に貢献することが期待されている。なお、マイナビニュースでは大塚実氏による打ち上げの現地レポートを掲載する予定なので、楽しみにしていただきたい。H-IIAロケット30号機の現地取材記事・H-IIAロケット30号機現地取材 - 氷結層の制約を見直し、打ち上げ延期が少なくなるかも?・H-IIAロケット30号機現地取材 - 打ち上げが延期、JAXA/MHIは氷結層と強風が原因と発表・H-IIAロケット30号機現地取材 - 姿を現した30号機、打ち上げは17時45分の予定で準備が進むH-IIAロケット30号機とASTRO-Hの詳細記事・MHI、X線天文衛星「ASTRO-H」を打ち上げるH-IIA 30号機を公開 - 乗り心地の改良と低コスト化に向けた飽くなき挑戦・X線天文衛星「ASTRO-H」がプレス公開 - 絶対温度0.05度を実現する冷却装置に大注目
2016年02月17日三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月10日は、X線天文衛星(ASTRO-H)を搭載したH-IIAロケット30号機の打ち上げを2月12日17時45分に実施すると発表した。ASTRO-Hは全長14m、打ち上げ時質量が2.7トンとこれまでのJAXAの科学衛星で最も大きく、搭載されている大型X線望遠鏡を用いた観測により、ブラックホールの進化のメカニズムなどが解明されることが期待されている。なお、マイナビニュースでは大塚実氏による打ち上げの現地レポートを掲載する予定なので、どうぞお楽しみに。関連記事・X線天文衛星(ASTRO-H)(ASTRO-H)について詳しくはこちら・H-IIAロケット30号機について詳しくはこちら
2016年02月10日宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は12月11日、X線天文衛星「ASTRO-H」を搭載したH-IIAロケット30号機を、2016年2月12日に打ち上げると発表した。打ち上げ場所は種子島宇宙センターで、打ち上げ予定時間帯は17時45分から18時30分に設定されている。また、2月12日に打ち上げができなかった場合に備え、打ち上げ予備期間として2月13日から2月29日までが確保されている。三菱重工をはじめ、各社が製造したロケット部品は、すでに種子島宇宙センターに搬入されている。これから組み立てや衛星の搭載、試験など、打ち上げまでの準備作業が続く。ASTRO-HはJAXAを中心に、国内外の研究機関や大学が共同開発した衛星で、X線という人間の目では見えない光を見て、宇宙を観測することを目的としている。たとえば超新星爆発やブラックホール、活動銀河核、銀河間の高温のプラズマといった現象は、激しく活動していることから数百万度から数億度という高い温度になっているが、こうした超高温の領域からはX線が出ている。ASTRO-Hを使ってそのX線を観測することで、これらまだ謎の多い現象について詳しく知ることができると期待されている。ASTRO-Hの全長は14m(打ち上げ後)、打ち上げ時の質量は2.7トンと、これまでJAXAが打ち上げた科学衛星の中で最も大きく、その内部には大型で高性能なX線望遠鏡が搭載されている。また機体が大きくなったことで、従来のJAXAの科学衛星と比べ、予備の部品など冗長系も十分に確保され、故障に強い衛星になっている。なお、打ち上げが成功すれば、ASTRO-Hには愛称が与えられることになっている。ASTRO-Hの詳細についてはこちらのレポートを参照○H-IIA史上最短の飛行時間、小型副衛星の放出や新技術の実証試験もH-IIAロケット30号機は打ち上げ後、太平洋上を南東の方角に飛び、離昇から14分14秒後にASTRO-Hを高度約575km、軌道傾斜角31度の円軌道に投入する。ロケットの飛行経路は先日打ち上げられた29号機に近いが、打ち上げから衛星分離まで4時間半もかかった29号機と比べ、今回は14分14秒ととても短い。これは最終的に衛星を投入する軌道が異なるためである。今月1日に実施された30号機コア機体の報道公開において、三菱重工の二村幸基(にむらこうき)氏は「29号機はH-IIAにとって最長の飛行時間だったが、今回の30号機は最短の飛行時間となっており、対照的」と語っている。また、今回はロケットの性能に余力があるため、名古屋大学の「ChubuSat-2」(質量約50kg)、三菱重工の「ChubuSat-3」(質量約52kg)、九州工業大学の「鳳龍四号」(質量約10kg)、そして米国の商業超小型衛星8機(合計で質量約65kg)の、合計11機の小型衛星も搭載される。これらはASTRO-Hがロケットから分離された後に、順に分離されることになっている。さらに、打ち上げから1時間49分30秒後には、JAXAと川崎重工が新たに開発した「低衝撃型分離部」の試験も行われる。この装置はロケットを衛星から分離するためのもので、従来は爆薬を使っていたことから分離時に衛星には大きな衝撃がかかっていた。しかしこの低衝撃型分離部は機械的に分離する仕組みを使っているため、衝撃が小さくできる。今回の試験では、実際の衛星ではなく、衛星を模した「ダミー衛星フレーム」を分離し、実際にこの装置で分離ができるのか、またその際の衝撃は設計どおり小さなものなのか、といったデータが取られることになっている。今回の試験の成果などを踏まえ、いずれ実際の衛星の分離で使われることが計画されている。H-IIA30号機のコア機体の詳細についてはこちらのレポートを参照参考・JAXA | H-IIAロケット30号機によるX線天文衛星(ASTRO-H)の打上げについて・平成27年度 ロケット打上げ計画書X線天文衛星(ASTRO-H)/小型副衛星/H-IIAロケット30号機(H-IIA・F30)PDF
2015年12月11日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月27日、2015年度中の打ち上げを目指しているX線天文衛星「ASTRO-H」をプレス向けに公開した。今年科学観測を終了した「すざく」(ASTRO-EII)の後継機で、重量は1.7トンから2.7へと大型化。観測性能も強化されており、すざくに比べ、10~100倍も暗い天体の分光観測が可能になった。H-IIAロケットにて、種子島宇宙センターより打ち上げられる予定。日本はこれまで、「はくちょう」(CORSA-b)、「てんま」(ASTRO-B)、「ぎんが」(ASTRO-C)、「あすか」(ASTRO-D)、「すざく」といった5機のX線天文衛星を開発しており、ASTRO-Hで6機目。X線天文学は比較的新しい学問であるが、日本は黎明期から取り組んで多くの成果を上げており、JAXAの高橋忠幸・ASTRO-Hプロジェクトマネージャは「X線天文学は日本のお家芸」と言い切る。電磁波の中で、人間の目で見ることができる領域が可視光であるが、全体からすればそれはほんの一部。宇宙は我々には"見えない光"で溢れている。そのために、電波や赤外線を使った観測も行われているのだが、X線は主に、数百万度から数億度という、超高温の物質から出ている波長。つまりX線観測を使えば、宇宙の中で激しく活動中の領域の様子を調べることができるというわけだ。そういった活動領域の代表格はブラックホールだ。最新の研究では、銀河は誕生したときから中心にブラックホールがあり、ともに進化してきたらしいということが分かりつつある。しかし、その進化のメカニズムはまだ分かっていないことも多く、従来のX線天文衛星より広い波長域を高感度で観測できるASTRO-Hを使って、謎を解明することが期待されている。ASTRO-Hには4種類6台の観測装置が搭載されるが、その目玉と言えるのは「軟X線分光検出器」(SXS)だ。これは日米が共同開発した装置で、「マイクロカロリメーター」と呼ばれるセンサーを使い、受光したX線光子のエネルギーを超精密に計測する。エネルギーが分かれば波長が分かるので、ドップラー効果を利用して、対象天体の動きまで見ることができるようになる。SXSのキー技術となるのは冷却機構。マイクロカロリメーターでは、X線光子が素子に当たったときにごく僅かに温度が上がることを利用しているので、素子を極低温に維持する必要がある。そのため冷媒として液体ヘリウムを搭載するのだが、同様の観測装置を搭載したすざくでは、打ち上げから1カ月でこの液体ヘリウムを全量喪失するという不具合が起きてしまい、観測できなかったという経緯がある。絶対温度0.06度(0.06K)を実現するために、すざくの「X線微少熱量計」(XRS)では、多段の冷却システムを搭載していた。まず機械式の冷凍機で100Kまで下げ、さらに固体ネオンで17K、液体ヘリウムで1.3Kまで冷却。その温度からの仕上げには、断熱消磁冷凍機(ADR)と呼ばれる装置が使われている。液体ヘリウムは30リットル(4kg)搭載。気化熱による冷却のため蒸発して徐々に減少するが、2年以上は持つはずだった。外部からの熱の流入を抑えるため、XRSは真空断熱容器に格納。そこにヘリウム排気弁と真空容器排気弁が付いている構造だった。不具合の原因となったのは、このヘリウム排気弁が衛星の構体内部に設置されていたこと。排気されたヘリウムが真空断熱容器に入り込み、断熱性能が劣化。すると熱流入が増え、ヘリウム蒸発量も増えた結果、さらに断熱性能が劣化するというループに陥ってしまった。わずかな量のヘリウムが真空断熱容器に入っただけでも致命的だという知見が無かったために起きた不具合だった。そこでASTRO-HのSXSでは、この対策として、ヘリウム排気弁と真空容器排気弁をともに構体外部に設置。またネオンタンクより外側を担当した日本と、その内側を担当した米国の間のコミュニケーション不足も要因とされたため、今回は全ての設計会議に米国側も参加したそうだ。なおSXSでは、仕組みもXRSから変更されており、ネオンは使わない。機械式の2段スターリング冷凍機(2ST)で20~30Kまで下げ、次にジュールトムソン冷凍機(JT)で4~5Kに冷却。液体ヘリウムで1.2K以下にして、ADRで最終的に0.05Kにまで下げる。すざくで実現した0.06Kは、宇宙空間で人工的に作り出された温度としては世界で最も低いものであったが、ASTRO-Hが計画通り0.05Kを達成すれば、記録の更新となる。そのほか搭載する観測装置は、軟X線撮像検出器(SXI)、硬X線撮像検出器(HXI)、軟ガンマ線検出器(SGD)。衛星の打ち上げ時の高さは8mほどだが、HXIのために用意された硬X線望遠鏡(HXT)の焦点距離は12mもあるため、軌道上で伸展式のブームを展開。その先端にHXI×2台を置き、長い焦点距離を確保する。このとき、衛星の全長は約14mにもなる。打ち上げ日はまだ公表されていないが、近日中に種子島へ輸送されるという。打ち上げ後、1カ月~1カ月半の初期運用、7カ月半の試験観測を経て、定常運用を開始する予定だ。高橋プロマネは「ブラックホールから銀河まで、宇宙がどうして現在の姿になったのかというところに興味がある」と述べ、ASTRO-Hによる観測開始に期待を寄せた。
2015年12月02日