夏休みは、思い切り楽しんで美味しいものを食べて過ごしたいですよね。しかし、そんなときに気になるのは体重増加…。簡単なストレッチで、夏太り解消を目指せたら嬉しいですよね。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、【夏太り】速攻解消へ導く「簡単習慣」をご紹介します。速攻痩せを目指すなら、基礎代謝を上げよう美味しいものを食べて、気持ち良く運動してすっきりした体を保ちたい…。そう思いながらも、運動を習慣化するのは難しく、理想で終わってしまうという人も多いでしょう。今回ご紹介するエクササイズは、シンプルな動きなので実践も簡単。基礎代謝を上げるために動かしたい背中周りやお腹、お尻、太ももなど全身の筋肉を使って夏太りの解消を目指せるエクササイズです。全身を使うこの動きは、特に体幹を整えることにつながります。姿勢が整うことで筋肉をバランス良く使えるようになり、普段の姿勢の悪さからつく余分な脂肪を減らせる可能性も。そして、食べ過ぎてぽっこりと膨らんだお腹周りを引き締めたい人にもぴったり!早速チャレンジしてみましょう。30回繰り返して【夏太り】速攻解消へ導く「簡単習慣」1.膝立ちの姿勢をとるこのとき、両脚は腰幅より少し広めに開きます。また、腰を反らす姿勢にならないように、肋骨の一番下と腰骨の一番上の幅を近づける意識を持ちましょう。2.息を吐きながら、かかとにお尻を近づけるこのとき、上半身はなるべくリラックスしたままで、背中を丸めないように意識しましょう。上半身でお辞儀をするような姿勢ではなく、もも裏を使って体勢を維持するような意識でお尻を動かすのがポイントです。3.息を吸いながら、元の姿勢に戻る前側の脚のつけ根がしっかり伸びるように、お尻を前に突き出すように意識してください。4.1~3の動きを30回行う余裕がある場合は、紹介した動作を腕を上げたまま行ってみてください。肩と鎖骨の力を抜いて、首がすくまないように、腕を耳の横の位置まで上げるのがポイントです。肩甲骨から腕が生えているような意識で行ってください。エクササイズのコツ背中が丸まっていたり、お辞儀をするような姿勢で行うと、前ももばかりに負担がかかります。胴体から頭までをまっすぐに保ち、お尻をスライドさせるようなイメージで動くことがこのストレッチのコツです。そうすると、太ももの前側よりも後ろ側にアプローチできているのを感じるでしょう。自宅に全身鏡などがある場合は、ポジションを確認しながら行ってください。お尻をかかとに近づけたときや、膝立ちのときに、お腹が伸びているか確認できると良いでしょう。正しくエクササイズを行えていれば、全身、特にお腹が熱くなってくるはず。楽しみながら、無理のない範囲で生活に取り入れてみてくださいね。©Hakase_/gettyimages文 / 上村由夏
2022年08月12日猛暑が続く夏の時期でも、夜には脚がパンパンになっていたという経験がある人もいるでしょう。手軽なケアで、夏でもむくみ知らずの美脚を目指せたら嬉しいですよね。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、夏の【脚のむくみ解消】を目指す「簡単習慣」をご紹介します。脚がむくむのは冷えが原因かも…脚のむくみは、下半身が冷えたり、骨盤周りの歪みからくる血流の滞りが原因と考えられています。また、筋肉量の少なさが脚のむくみに影響を与えるケースも。脚にだるさを感じるほどむくんでいる場合は、適度に筋肉への刺激を与えることを習慣にしましょう。今回は、脚のむくみが気になる人におすすめしたい、かかとを上げ下げするだけの簡単な運動を紹介します。たった1分でできる! 脚のむくみ解消を目指す「簡単ストレッチ」1.両脚を軽く開いて立つ2.両脚のつけ根を軽く外に広げる3.両足のかかとをあげるこのとき、お尻は引き締めながら、かかとを真上に向かって持ち上げるような意識で行ってください。上半身が前のめりになったり、後ろに倒れそうな姿勢になったりしないように注意しましょう。4.両足のかかとをおろす5.3~4の動きを、30回繰り返すストレッチのポイントかかとを上げ下げすることで、お肉がつきやすくてたるみやすいふくらはぎや、太ももの裏側の筋肉を強化し、血流の改善が期待できます。この動きはリズミカルに行うのがポイントです。スローペースで筋肉に負担をかけると、かえってふくらはぎに筋肉がつきすぎる可能性があるので注意しましょう。また、このストレッチは家事の合間、トイレのついで、歯磨き中など手軽に行うことができます。何かのルーティンと合わせると習慣化しやすいですし、寝る前に行っておくことで、下半身まで血流が良くなって寝つきをよくすることも期待できます。ぜひ、1日30回を目標に、試してみてくださいね。©key05/gettyimages文 / 上村由夏
2022年08月11日「夏は暑くて、たくさん汗をかくから痩せるだろう!」と思っていたら、なぜか太っているという経験をしたことがある人もいるでしょう。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、そんな夏太り解消につながる「簡単習慣」をご紹介します。汗をかいているのに、痩せづらい…「夏は少し動くだけで汗がたくさん出てくるのに、なぜかあまり痩せない」と思ったことがある人もいるかもしれません。汗をかくことで、体内の老廃物が排出されたり、むくみがスッキリする効果は期待できますが、痩せることとイコールかと言われれば、そうは言い切れないのが現実です。適度に体を動かすことが大切夏の暑さで体がだるくなったり、クーラーの部屋と外の寒暖差で自律神経のバランスが崩れたりしやすいこの時期は、どうしても活動する気力が減退しますよね。体力が落ちているときに、運動して汗をかいても、さらに体力が奪われてしまう恐れも。特に、普段から運動をする習慣がない人は、体の動かし方に工夫が必要です。だるさを感じたら、体を休めたり、激しい運動で汗をかいたりするのではなく、生活のなかで適度に動くことが大切になります。今回はそんな、運動が苦手という人にもおすすめの夏太りが気になるときに簡単にできるストレッチを紹介します。立ったまま太ももを伸ばすだけ! 夏太り解消につながる簡単ストレッチ1.両脚を腰幅程度に開いて立つ2.両手を膝の上におき、膝を曲げ、後ろに向かってお尻を突きだすこのときお尻は、太ももの裏側から、膝の上あたりまでに伸びを感じる位置に調整しましょう。3.膝の上に肘をのせ、両脚に重心をのせる4.太ももの裏からお尻を斜め上に突き上げるこの動きによって、ストレッチの強度を高めます。5.4の体勢で、30秒伸ばす6.左脚に重心をのせて20秒伸ばす7.右脚に重心をのせて20秒伸ばす8.両脚に重心をのせて10秒伸ばすしっかりと太ももの裏側を引っ張るように意識してみてください。9.楽な姿勢に戻るストレッチ前後の体を比べよう!このストレッチを続けると、太もものバランスが取れて、立ち姿勢や歩くときの足運びがとても楽になるはずです。その結果、早く歩けるようなことも期待できます。ストレッチ前後での体の変化を感じると、続けるモチベーションになるので注目するようにしてみてくださいね。また、疲れたときは、体の重さが動作を鈍くさせるので、このストレッチを取り入れてサクッと動ける体作りも意識してください。ストレッチ以外にできること今回紹介したストレッチ以外にも、夏太りを解消するために生活のなかでできることはいくつかあります。・仕事や家事の途中に、いつもより体を動かすようにする・涼しくなる夕方~夜に散歩する・家にいるときはクーラーの温度を少し上げて、体が冷えるのを防ぐ日常で軽く汗が出る、体が奥から温まるように「動く」ことを意識するのは夏でも大切です。できる範囲のことから、少しずつ取り入れてみてくださいね。©Maksym Korobskyi / EyeEm/gettyimages文 / 上村由夏
2022年08月02日ダイエットをしても前ももの脂肪がなかなか取れず、パンパンに張っているといったお悩みはありませんか?前ももが太くなる原因は様々ありますが、日々の習慣や姿勢が大きく関わっていると言われています。今回は、現役ヨガインストラクターでもある筆者が前ももが太くなる原因から、おすすめのストレッチを紹介します。ぜひ今日から試してみてくださいね。前ももが太くなる原因3つなかなか贅肉を落とすのが難しい前ももですが、その理由は様々あります。まずは自分に当てはまるものがないか確認していきましょう。1.座りっぱなし・立ちっぱなしでいることが多い座りっぱなしや立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢が続くことで、下半身に余分な水分や老廃物が溜まりやすくなります。その結果、血流が滞ることで、むくみや冷えにつながることがあります。2.骨盤の歪み骨盤が歪むとリンパの流れが悪くなり、脂肪がつきやすくなると言われています。足を組む、ヒールをよく履く、片足に重心を置いた姿勢を続ける、バックを片側だけで持つなど、普段の何気ない癖が歪みの原因となる恐れもあるので注意しましょう。3.エネルギー消費量が少ない摂取したエネルギーより消費するエネルギー量が少ないと、脂質や糖質が脂肪となって蓄積されると言われています。そして、脂肪細胞に溜まった老廃物が絡み合うことで「セルライト」ができてしまうかもしれません。「セルライト」は一度ついてしまうと落ちにくいので、つかないようにするのが重要です。たった1分でできる! 前ももをスッキリさせるストレッチ前ももをスッキリさせる為には、まず血液やリンパの流れを良くすることから始めてみましょう。動画を見ながらぜひ一緒にやってみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.四つん這いになる2.左の膝を左手首の側に置き、脚を内側に曲げる3.右足を遠く後ろに伸ばし、足の甲を寝かせる4.吐く息で体を前に倒し、肘を床につく余裕があれば、手を重ねてその上に額を置いてみてください。5.4の状態で、深呼吸をする6.体を起こして右膝を曲げ、右手で右足の甲をつかむ7.右脚のかかとをお尻に引き寄せる余裕があれば、また体を前に倒し、左肘を床につけてみましょう。8.7の状態で、呼吸を繰り返す9.反対の足も同様に行うトレーニングも取り入れながら全身のボディメイクを!今回のストレッチで筋肉を軟らかくするだけでも、前もも痩せが十分に期待できます。さらに、トレーニングで筋力アップを同時に行えると相乗効果でダイエットにも効果があるはずです。緩めることと鍛えること、両方を意識してストレッチやトレーニングを行うことで、太ももだけでなく自然と全身痩せに繋がっていくでしょう。自分の体調と相談しながら、できることからチャレンジしてみてくださいね。©spukkato/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年07月31日「夏になると、なんだか太りやすい」と感じている人はいませんか?それは「夏太り」が原因かもしれませんね。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が、「寝たまま足を10回上下するだけで【痩せ体質】に導く簡単習慣」を紹介します。お家で簡単にできるので、今日から実践して夏太り対策しましょう!ジムに行くのは面倒という人にもおすすめ!夏太りはしたくないけれど、運動するためにジムに行くのは面倒だし、外に出ると暑い!だからと言って、お家でトレーニング時間をしっかり取るのも難しい……という方もいるはず。そんな方は、寝たままできる簡単なトレーニングから始めてみましょう!今回紹介するのは、寝たまま足を10回上下するだけの簡単な動きですが、しっかりとお腹や体幹にアプローチできます。動画を見ながら、ぜひ一緒にチャレンジしてみてくださいね。夏太り解消を目指す! 寝たまま足を10回上下するだけの簡単トレーニング\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり、頭の後ろで指を組む2.膝を立て、腹圧を入れる3.頭を起こし、両脚を真上にあげる4.吐く息とともに、右脚を伸ばしたまま下におろす5.右脚を上に戻しながら、左脚を伸ばしたまま下におろす6.4~5の動作を、10回行うゆっくりとした呼吸に合わせながら、動作を繰り返してください。トレーニングのポイント今回のトレーニングのポイントは5つ!トレーニングを効果的に行うためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。・脚の筋肉をなるべく使わず、腹部の筋肉を意識する・お腹を背中側に近づけるイメージを持ち、腰が浮かないようにする・肩や首に余計な力が入らないように注意する・ゆっくりとしたペースで行う・深い呼吸を意識する余裕がある日にはポイントを意識して、休憩を入れながら2~3セットほどチャレンジしてみてください。食事制限だけではNG! 筋トレを習慣化しようダイエットをしたいとき、一刻も早く体重を落とすのに「食事制限」を取り入れる方は多いかもしれません。しかし、「食事制限」だけではリバウンドをする可能性が高いため注意が必要です。だからこそ「筋肉トレーニング」を加えることで体の筋肉量を増やし、代謝を上げ、一日に消費されるエネルギー量を増やすことが大切なのです。自分に合った方法を組み合わせながら、無理なく、ストレスなく行うことが、「痩せやすく、太りにくい、リバウンドしない」痩せ体質を作るためには大切です。自分の体調と相談しながら、できることからチャレンジしてみてくださいね。©Edwin Tan/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年07月25日気温が高い日や、雨の日が続き、蒸し暑い夜が増えてきた地域も多いのではないでしょうか?そんなとき、寝る前にちょっとした工夫をすることでぐっすりと眠ることができたら嬉しいですよね。そこで今回はヨガインストラクターの筆者が、寝苦しい夜も、寝る前たった3分行うだけで熟睡に導く「簡単習慣」をご紹介します。寝苦しいのは呼吸の浅さが原因…!?寝苦しくてなかなか寝つけないときは、背中周りが縮んで呼吸が浅くなっていることが原因かもしれません。日中の作業姿勢が影響して、背中が丸まっていたり、お腹を突き出すような姿勢を無意識でとっていたりすると、背中や腰に負担がかかり呼吸をするときに窮屈な姿勢が定着してしまう恐れがあります。そんな悩みのある方は、背中やお腹、肋骨のストレッチを寝る前にすることで、普段は気がつかなかった呼吸の浅さに気づけるはずです。また、深く呼吸できるようになれば、寝苦しさの解消につながり、ストレッチを続けるモチベーションにもなるでしょう。寝る前3分でできる! 心身がリラックスして熟睡に導く「背中ストレッチ」1.体の右側面を下にして寝ます(左側からでもOK)このとき、左手は後頭部に軽く当て、脇を開いて肘を天井方向へ向けましょう。また、右腕はリラックスしたまま、動かないように固定します。2.息を吐くと同時に、頭、首、肋骨の順にゆっくりと体をひねる背骨の動きを意識しながら行ってください。顔をうしろに向けていくことで、自然と背骨が上から下へとねじれていきますので、無理な力は加えないようにしましょう。このとき、腰回りは動かさないよう注意してください。3.息を吸うと同時に、元の位置に戻る4.1~3の動きを、左右それぞれ5回ずつ行う呼吸に合わせてゆっくりと丁寧に行うことを意識してみてください。5回目のときは、2の姿勢で気持ち良く5呼吸ほどしてから、元の位置に戻るようにしましょう。ストレッチのポイント背中が伸びることでとても気持ちよくストレッチできます。深い呼吸とともに行うと、途中から眠気を感じることがあるかもしれません。ストレッチのポイントは、背中をひねったときに、腰の位置はなるべく動かさないこと。そして、ひねった姿勢をキープするときは、吸う息とともに肋骨の間を伸ばし、吐く息とともに緩めていくような意識をもつことです。ストレッチ終了後は、そのまま横向きの姿勢で脱力しましょう。ストレッチの前後で比べると、呼吸のしやすさが変わるはずです。寝苦しい夜や、毎晩の習慣にぜひ取り入れてみてくださいね。©Damir Khabirov/gettyimages文 / 上村由夏
2022年07月23日夏は、屋外イベントや連休中の親戚での集まり、旅行などの機会もあり、つい暴飲暴食してしまいがちという人もいるでしょう。なかには、体についたお肉を見て、暴飲暴食を後悔するという人もいるかもしれません。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、暴飲暴食後も10回ひねるだけで「速攻ぺたんこお腹を目指せる簡単習慣」をご紹介します。夏はつい暴飲暴食しがち…夏はついつい冷たいものをたくさん飲んでしまったり、バーベキューや親せきとの集まりで食べ過ぎてしまったりすることも少なくないでしょう。お腹いっぱい食べたあとは、幸せな気持ちになりますよね。でもなかには「太るかも…」と不安になってしまうという人もいるかもしれません。今回は、そんな暴飲暴食をしてしまった日にやっておきたい、簡単なストレッチを紹介します。ただ、お腹や下半身に多少負荷がかかるので、食後すぐに動くのは避けて、時間を空けてから行うようにしてくださいね。暴飲暴食後に10回ひねるだけの「簡単ストレッチ」1.仰向けの姿勢になり、両膝を曲げるこのとき、両手は楽な位置に置いてください。2.両脚を持ち上げ、左脚を上にして脚を組むこのとき、右脚のすねと左脚の小指側が離れないように揃えます。3.脚が離れないように、脚を床におろす4.息を吸う5.息を吐きながら、両脚を左側へ倒すこのとき、腰から捻らないように注意してください。両脚が離れないように意識して倒し、内腿に力が入るのを確認できればOKです。両脚が離れそうになるギリギリまで倒してみてください。6.息を吸いながら、元の位置に脚を戻す7.息を吐きながら、両脚を右側へ倒す5のときと同じように、両脚が離れないよう意識して行ってください。8. 息を吸いながら、元の位置に脚を戻す9. 4~8の動作を1セットとし、10~15回繰り返す食事中は姿勢を意識しましょう食事中も、お腹を圧迫した姿勢を避けることで消化の助けになると言われています。姿勢を正し、礼儀正しく食べるということではなく、椅子に深めに腰掛けて、腰が軽く立つ姿勢をつくることが大切です。腰回りが緊張するほど反らさなくても大丈夫。頭から上半身を糸で吊り上げるようなイメージで姿勢をつくってみてください。みぞおちからお腹までがまっすぐになり、見た目も美しく、消化の妨げになりかねない姿勢を防ぐことができるでしょう。ストレッチのあとは変化を確認してみて!ストレッチが終わったら、仰向けに寝た姿勢で背中と床の接地面をチェックしてみると変化がわかるかもしれません。腰が床に近づいている、または床と平行に近い状態になっていたらOKです。肋骨からお腹をさすってみて、こちらも床と平行に近い状態になっていたら、さらに良いでしょう。ただ、この確認方法だと、元々の骨盤の傾きや体型に左右される部分もあるので、神経質になりすぎず、自分なりにストレッチ前後での変化を比べてみてくださいね。きっと続けるモチベーションになるはずです。©PonyWang/gettyimages文 / 上村由夏
2022年07月17日ダイエットしてもすぐにリバウンドしたり、体重は減るのに体脂肪は減らないなどと悩んだ経験がある人も少なくないでしょう。自分にあわないダイエット方法を続けていると、逆に太りやすい体質になってしまう可能性もあります。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、太りやすくなってしまうNGダイエット方法と、おすすめのダイエット方法についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。そのダイエット方法、長く続けられますか?ダイエットと言うと「厳しい食事制限」や「ハードなトレーニング」をイメージしがちかもしれませんが、それでは長く続けるのが難しいと感じる人もいるでしょう。痩せやすく、太りにくい体を作るためには「時間をかけること」が必要になる場合もあります。ダイエットを始めるときは、そのダイエット方法は自分にとって長く続けられるものなのか、ストレスなくできそうなのかを自分に問いかけることから始めてみてください。また、始めから高い目標設定をするのではなく、すぐに試せるハードルが低い目標を立てることもおすすめです。失敗しやすい… NGダイエット方法2選それでは、ついやりがちなNGダイエット方法をご紹介していきます。ダイエット中の人は、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。とにかくハードな運動を取り入れる運動は、ダイエットをしたい人にはとても重要になってくるため、なるべく毎日行うことをおすすめします。しかし、ハードルの高すぎる運動を選んでしまうと逆効果になってしまうことがあるので注意が必要です。さらに、毎日何時間もかけてトレーニングやランニングを行ったり、ダンベルなどで負荷の強いトレーニングばかりを行うというのもおすすめしません。ストレスなく行えそうな範囲で、時間と負荷をかけて取り組んでみましょう。過度な食事制限食事は、ダイエットをする際にとても重要な部分になります。しかし、筆者は「〇〇しか食べないダイエット」、「水しか飲まないダイエット」「糖質を摂らないダイエット」など、過度に食事制限のあるダイエット方法はあまりおすすめしません。栄養が偏るような食事制限は、ストレスも溜まりやすく、栄養不足で筋肉量が減り、基礎代謝が下がる恐れがあると言われています。そうすると、痩せにくく太りやすい体質になりかねません。ストレスがかかると暴飲暴食しやすく、リバウンドを引き起こしやすくなるので、過度な食事制限で行うダイエット方法は避けたほうが無難。これも運動と同様に、長く続けられるものなのかを考えたうえで、ストレスをなるべく感じない方法を選ぶようにしましょう。リバウンドを防ぐためにも… おすすめのダイエット方法2つ運動編トレーニングに関して大事なのは「頑張りすぎないこと」そして「日常に少しずつ取り入れること」です。毎日外で長時間ランニングしたり、ジムに入会してきついトレーニングするのではなく、お家でも外でも毎日続けられるような運動を少しずつ生活に取り入れることをおすすめします。例えばテレビを見ながらできるようなトレーニングをする家の周りを30分程度歩く習慣をつける体に疲労を感じるときはトレーニングではなくヨガをしてみるエレベーターやエスカレーターではなく、積極的に階段を使うなど、生活の中に運動を取り入れるときっと継続がしやすく、ストレスも溜まりにくいダイエットができるでしょう。それだけでなく、正しい姿勢で過ごすことも重要です。猫背や反り腰が癖になってしまっている方は、まず運動よりも、座っている姿勢や立っているときに姿勢を意識することから始めてみましょう。正しい姿勢は、自然と筋肉が使えている状態なので、トレーニングせずとも多少のカロリー消費は目指せるはずです。食事編ダイエット中の食事に関しては、「食べない」よりも「食べるものを選ぶこと」が重要となるでしょう。まずは量や食事の回数を調節するのではなく、栄養バランスの良い食事を心がけてみてください。それに加えて食べる順番、食べるスピードなども意識することで、食べても脂肪がつきにくくなり、効率よくダイエットがしやすくなるでしょう。そのほか、食事に関しては、下記のようなことを意識すると良いかもしれません。テレビを見ながら、携帯を見ながらなど「ながら食事」は避けるタンパク質を積極的にとる食事のときは最初に食物繊維をとる脂質は控えめに、糖質はお菓子ではなく食事やフルーツでとる我慢はストレスや暴飲暴食のもとになりかねません。食事は、美味しく無理なくできるように見直してみましょう!生活習慣を見直すだけでも「痩せ体質」は目指せる普段何気なく行っている習慣によって、太りやすくなってしまう恐れもあります。特に、「寝不足」「ストレスのたまる生活」は要注意。逆に、ダイエットや健康な体の維持につながるとされる、日常でできる小さな習慣もあります。例えば下記のようなことを意識・実践してみるのもおすすめです。早寝早起きを心がけるシャワーで済ませずしっかり入浴するストレスは溜めない体重にとらわれない今回紹介したような、食事や運動方法を日常になるべく取り入れることで、痩せ体質が目指せるようになるでしょう。きっと続けることで、体にも心にも少しずつ変化があらわれてくるはずです。無理せず、自分の生活にとりいれやすいことから、始めてみてくださいね。©Tetra Images/Peter Dazeley/staticnak1983/artparadigm/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年07月16日いよいよ夏本番となり、ボディラインが目立つ服装で出かける機会も増えてきました。そんなとき、お腹まわりと太もものお肉が気になるという人もいるでしょう。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、お家でできて、10回動かすだけで「お腹と脚の速攻同時痩せを目指せる簡単エクササイズ」をご紹介します。脚とお腹に贅肉がつくのは姿勢が原因かも…太ももの後ろ辺りの贅肉や、前側や外側の張り、内もものたるみなど、脚の悩みは様々ありますよね。なかには、脚の悩みに加えて、お腹周りも気になってきたという方もいるでしょう。脚とお腹に贅肉がつく原因として、普段の姿勢が関係していることが考えられます。特に、いつも反り腰になりやすいという方は、骨盤が前傾した姿勢になるので、お腹から脚にかけて繋がっている筋肉をうまく動かせていない可能性があります。うまく動かせていない部分は脂肪が残りやすいので、これから紹介するエクササイズでお尻や股関節周りをしっかりと動かしてあげましょう。10回続けるだけ! お腹と脚の同時痩せを目指せる「簡単エクササイズ」1.両膝を立てる2.両膝を肩幅ほどに開き、腰をまっすぐに立てるこのとき、脚の付け根が伸びるように姿勢を整えるのがポイントです。3.左の膝から足先を、右膝に寄せる4.右脚の膝の位置を、左膝の位置より少しだけ後ろへさげる5.両脚の付け根(股関節のあたり)に両手を置く6.息を吸う7.息を吐きながら、お尻をさげるお尻をさげるとき、上半身でお辞儀をするのではなく、お尻をさげながら自然と上半身が少し前に倒れるイメージです。また、上半身を倒すと体が横に傾いていく可能性があるので、おへそはなるべく前に向けることを意識して続けてみてください。8.息を吸いながら元の位置に戻る9.6~8の動作を10回繰り返す10.3の寄せる脚を左右で変えて、6~8の動作を10回繰り返すお腹や下半身にアプローチできている感覚があればOK!シンプルな動作を10回続けるだけですが、続けているとお腹が熱くなり、お尻や太ももにアプローチできている感覚を覚えるはず。しっかりと左右10回ずつ行うと、息が上がることもあるでしょう。ストレッチが終わったあとは、リラックスできる体勢で休みながら、動かしたことで熱くなっている部位や、だるくなっている部分を確認してみてもいいかもしれません。毎日続けていると、きっと体の変化に気づくはずですよ。最初はきついと感じるかもしれませんが、速攻痩せを目指せるエクササイズなので、ぜひ無理のない範囲でチャレンジしてみてくださいね。©Anton Vierietin/gettyimages文 / 上村由夏
2022年07月13日夏になると薄着をする機会も多く、ボディラインが気になることもありますよね。そのなかでも特に、ヒップラインが気になるという人は多いかもしれません。そこで今回は現役ヨガインストラクターの筆者が「ヒップアップを目指せる簡単習慣」を紹介します。脚を上げるだけの簡単なトレーニングなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。トレーニングに苦手意識のある人にもおすすめヒップアップトレーニングといえば、スクワットを思いつく人もいるかもしれません。しかし、“毎日スクワットをするのは難しい”と感じる人も多いでしょう。今回は、そんなトレーニングに苦手意識のある人でも、テレビを観ながら気軽にできるヒップアップのための簡単なトレーニングを紹介します。それではやり方をみていきましょう!上向きで丸いお尻を手に入れる! 脚を上げるだけの簡単トレーニング\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.肩下に肘をつき、股関節の下に膝をついて、手の指を組む2.右脚を後ろに伸ばす3.右脚を真上に上げて、おろす4.3の上下の動作を5~10回行う5.右脚を体の右斜めうしろから、大きく半円を描くように体の左斜め後ろへ動かす4.5の動作を、5~10回行う5.反対の脚も同様に行うトレーニングのポイント今回のトレーニングのポイントは3つ!より効果的にトレーニングを行うためにも、ぜひ意識してみてくださいね。・お尻の筋肉を使う意識をしましょう・お腹を引き上げ背中を一直線に保ちましょう・深い呼吸を意識してゆっくり行いましょうヒップラインを整えるために、姿勢を意識することも大事お尻の筋肉は、立ったり座ったりするときに使う大事な部位です。運動不足だったり、猫背、反り腰など姿勢が悪いと、お尻の位置が低くなり扁平尻になる可能性も。お尻のトレーニングにプラスして、普段から姿勢を意識して過ごしてみましょう。意識もトレーニングも続けることで、体にも心にも少しずつ変化があらわれてくるはずです。無理のない範囲で、習慣にしてみてくださいね。©JANIFEST/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年07月12日夏になりボディラインが出やすい服装をする機会が増えましたよね。そんななかで「いつの間にか、太っていた…」と感じた人もいるかもしれません。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「痩せ体質に導く簡単ストレッチ」をご紹介します。体への負担が少ない、運動初心者さんにも簡単なストレッチですのでぜひチェックしてみてくださいね。まずは自分の姿勢をチェック!「なんだか最近太ったような気がする」「体が重くなった」と感じた人は、姿勢をチェックしてみましょう。鏡で自分の姿勢を確認したときに、猫背やお腹を突き出すような姿勢になっていたら注意が必要です!そのような姿勢に慣れると楽かもしれませんが、本来姿勢を維持するときに使われるべき筋肉が使われず、筋肉が減ることで体が疲れやすくなったり、贅肉がつきやすくなる可能性が高まります。痩せ体質に導く姿勢の作り方骨格が本来あるべき位置に安定していると、バランス良く全身の筋肉が使えて、痩せやすい体に近づけるでしょう。そのためには日ごろから、正しい姿勢を意識することが大切です。まずは、背骨を意識してみましょう。頭からみぞおち辺りまでの背骨を上に向かってふわっと伸ばすだけ。そうすることでお腹周りが伸びて安定します。普段から反り腰の人は、一度大げさに腰を丸めてから伸ばしてみましょう。腰は無理に反らそうとしなくても、背骨を伸ばすときに自然と立ち上がってくる感覚があるはずです。長時間歩き続けたり座った状態が続くと、姿勢が崩れやすいため、気づいたタイミングで姿勢を整えてみましょう。腕を伸ばすだけ!痩せ体質へ導く「簡単ストレッチ」2つ1つ目の簡単ストレッチ1.両膝を立てる両膝を立てるのが難しい場合は、立ったままや、座ったままでも構いません。2.両腕を上げ、頭の前で両肘をつかむ3.肋骨付近を伸ばすように、左肘を斜め上方向へ引きあげるこのとき、肋骨付近から二の腕にかけて、伸びているのを感じられればOKです。4.体勢を2の状態に戻し、次は右肘を斜め上方向へ引き上げる5.2~4を左右交互に10回繰り返す2つ目の簡単ストレッチ1.右手を腰骨に当て、左腕を耳の手前あたりで伸ばすこのとき、肋骨付近から伸ばすように意識しましょう。2.息を吸う3.息を吐くタイミングで、右方向へ体を傾けるこのときも、肋骨付近から二の腕にかけて、伸びているのを感じられればOKです。4.この状態で3回呼吸する5.1~4の動作を左右両方の腕で、2セットずつ行う習慣化させることで「痩せ体質」を目指すお腹が伸びたり、腹部から背筋にかけて安定感を感じられたらしっかりと効いているはず。何も感じられない場合は、腰を反った姿勢で行っていないかをチェックしてみましょう。反り腰が定着してしまっている場合は、ストレッチの前に紹介した「痩せ体質に導く姿勢」を作ってから始めてみてください。朝起きたときや、お昼休憩、寝る前など、ほっと一息つけるタイミングで、今回紹介したストレッチや姿勢を取り入れてみてください。習慣化させることで、痩せ体質を目指していきましょう。©RUNSTUDIO/gettyimages文 / 上村由夏
2022年07月11日気温の高い日々が続く今日この頃。仕事や家事をする中で、一段と体力を消耗した感覚になることも多いですよね。しかし「こんなに汗をかいてるのに、体はむくんでる!?」「なんだかお腹周りがキツくなったかも…」と感じた人もいるのでは?そこで今回は、エステティシャンであり約2か月で6㎏痩せた筆者が、知らないうちに夏太りを招いている原因と、その対策法についてご紹介します。夏太りを招く原因と対策夏太りを招く原因1.冷たい食べ物が増え、暴飲暴食しがち夏といえば、喉ごしの良い冷たいそうめんやそばなどの麺類がおいしい季節。またスパイスが効いた辛い料理や、ガッツリしたメニューを食べる機会が増える人もいるかもしれません。たしかに夏を乗り切るためには冷たいもので体温を調節したり、スタミナをつけることは大切です。しかし冷たい料理ばかりを食べると胃腸が冷えてしまうので要注意。麺類が続けば糖質が多くなり、たんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維が不足してしまいます。またスパイスの刺激と濃い味つけによって食欲が増し、食べすぎてしまうことも。対策1.夏でも温かい食べ物を意識して、胃腸を冷やさない夏太りを予防するためには、以下のような食生活を意識しましょう。・冷たいものばかりでなく、温かいスープや白湯、お茶などで胃腸を温める・麺類ばかりを摂取せず、バランスの取れた食事を心がける(お昼に麺類を食べたら、夜は蒸し野菜やスープ、たんぱく質を中心とした食事にするなど)・スパイスや味の濃いものを食べるときは、量や頻度に気をつける・ゆっくり、よく噛んで食べる夏太りを招く原因2.汗やエアコンによる冷えで、むくみを招くこの時期は汗をかくことが多いですが、汗は体温調節するために必要な働き。しっかり水分補給して、脱水症状を起こさないように気を付けましょう。しかし、汗が引いたあとや、一日中エアコンの効いた部屋にいると体が冷えやすくなります。さらに、汗や水の摂取量で水分バランスが崩れやすいため、注意が必要。このような環境が、体のむくみに繋がります。対策2.体温調整を意識して、むくみづらい体作りを暑い日こそ、体温が下がりすぎないように意識しましょう。・こまめに水分補給をして体内の水分を循環させる・冷たい食べ物や飲み物を摂りすぎない・体を冷やしすぎないようにエアコンの温度調節はこまめに行い、寒いと感じたら衣類で工夫する・汗をかいた後はそのまま放置せず、ハンカチやタオルで汗をふきとる・一日の終わりに湯船に浸かり体の芯から温める・入浴、ストレッチ、マッサージなどで血液、リンパの流れを良くして老廃物を溜め込まない夏太りを招く原因3.暑さが億劫で運動不足になりやすい夏は日射病や熱中症の危険もあり、屋外での運動を控えることが多いですよね。さらに、暑さによって、いつも以上に動きたくないと感じる人も多いのではないでしょうか。その結果、食べている量は変わらないのに運動量が低下し、食べたものが脂肪となって蓄積しやすくなったり、老廃物としてむくみを感じたりします。また筋肉量が低下して、ボディラインが崩れやすくなる恐れも…。対策3.可能な範囲で、体を動かす無理のない範囲で、積極的に体を動かすように以下の4つを意識してください。・屋外での運動は、気温が低い早朝や夕方以降にする・自宅でできるエクササイズや筋トレ、ストレッチなどを習慣にする・日々の生活で体の大きい筋肉を動かすことを意識する(移動の際に大股で歩いて太ももを動かす、お腹を引き締めて座るなど)・掃除や物を取るときは、体にひねりを加えながら体を意図的に動かしていく食生活の乱れや体の冷え、運動不足が夏太りを引き起こしてしまうと筆者は考えています。夏の終わりに「あれ?太ったかも…」と思わないためにも、今回ご紹介した原因と対策を意識しながら過ごしてみてくださいね。©PORNCHAI SODA/gettyimages©kazuma seki/gettyimages文/寒川あゆみ
2022年07月11日あなたの周りにも「しっかり食べているのにスリムな体型を維持している人」や「SNSでよく食べ物の投稿をしているわりに太らない人」はいませんか?そんな人たちを見ていると、不思議に思うこともありますよね。今回は、約2か月で6㎏痩せた後も体型をキープできている筆者が、太りにくい体をつくるために必要な習慣についてご紹介します。食べても太りにくい人は、3つのバランスが整っている!太りにくい体質の人や、スマートな体型を維持している人には、共通点があると筆者は考えています。それは「日々の食事でしっかり栄養が取れている」「基礎代謝が高い」「筋肉量がある」ということ。日常的にこれら3つのバランスが上手に取れているのです。1.日々の食事による栄養バランス普段食べている食事内容を振り返ってみましょう。糖質や脂質が多く、食物繊維やたんぱく質、ビタミン、ミネラルが不足していませんか?食べたものが体を作り、エネルギーとなるので、日頃からバランスよく摂取することが大切です。2.栄養をエネルギーに変える基礎代謝基礎代謝は年齢とともに低下したり、運動不足によって下がりやすくなります。適度に運動を取り入れながら、基礎代謝を落とさないように心がけてみてくだい。また、1日の総カロリーが基礎代謝量を大幅に超えないように意識することも重要です。3.血液やリンパの流れを促し、体を支える筋肉運動不足によって筋肉が低下すると、血液やリンパの流れが悪くなり冷えやむくみを招く可能性があります。また、食べたものを燃焼しづらくなり脂肪がつきやすくなることも。適度に運動を取り入れて、筋肉量を落とさないようにしましょう。この3つを意識した生活をおくれば、食事制限をしなくても体型を維持しやすくなります。必要な栄養をエネルギーとして燃焼することで、老廃物(むくみ)を溜めこみにくくなり、太りにくい体ができるのです。“痩せ体質”の人がやらない5つのことファストフードや揚げ物を頻繁に食べるスピーディでお手頃価格なコンビニ弁当やファストフード、お酒のお供にぴったりな味付けの濃いものや揚げ物など、こういった食事は塩分や脂質が多くハイカロリーになりがち。さらに食物繊維、ミネラル、ビタミンが不足しやすくなります。太りにくい人は野菜や魚、肉をバランスよく取りながら、生・蒸し・炒め調理のメニューを多く食べている傾向があります。味付けは薄めを意識して、揚げ物を食べる回数を少なくしましょう。外食をする際も、野菜が多いメニューや和食系のおかずを選ぶといいですね。毎日のようにお菓子やスイーツを食べる夕方のブレイクタイムや夕食後のデザートなど、お菓子やスイーツを楽しむことが習慣になっていませんか?スイーツは糖質が多く、脳が“また欲しい!”と繰り返し求めてくるため、毎日食べることが習慣になりやすいのです。また、夕方以降は副交感神経が優位になり、燃焼力が低下。糖質をとりすぎると体内に溜め込み、太りやすくなる原因になります。おやつやデザートの回数を減らしたり、糖質の少ないものに変えたりしてみましょう。シャワーだけで済ませる夏になると、暑いし面倒だからという理由で湯船につからない人も多いのではないでしょうか。しかし、夏は汗が引いたあとに肌が冷えたり、エアコンによって体温が下がりやすくなっています。体が冷えていると、血液やリンパの流れが悪くなり、むくみを招きやすくなります。また疲労や倦怠感など、あらゆる体調不良の原因にも。お風呂はシャワーだけで済ませず、湯船に浸かってしっかりと体を温めるようにしましょう。むくみを溜める1日の終わりになると脚のむくみを感じる人も多いですよね。むくみは「座りっぱなしや立ちっぱなしなどの運動不足」「冷え」「水分の摂取不足」「汗やトイレ回数が少なく水分がめぐっていない」「塩分接種量が多い」ことで起きやすくなるといわれています。老廃物によるむくみを放置すると、体内に停滞して肥満の一因になることも。脂肪の周りに老廃物が絡みつき、セルライト化しやすくなるようです。仕事や家事の合間や寝る前など、ちょっとした時間にストレッチやマッサージをおこないましょう。不要な老廃物、むくみを溜め込まないようにすることが大切です。姿勢を悪くする・運動をさぼる赤…使っている筋肉、黄…脂肪がつきやすい部位太りにくい体質の人は、体の太い筋肉である腹筋、背筋、太もも、ふくらはぎをよく動かしている傾向があります。座っているときも腹筋や背筋が緩んだ姿勢になっており、ひじ下やひざ下しか使っていない人も多いはず。するとお腹や腰回り、太もも、ヒップに脂肪がつきやすくなってしまいます。1日30分〜1時間でいいので、ウォーキングやジョギングをしたり、エクササイズ習慣をつけたりと、体を大きく動かしましょう。筋肉が動くことで食べたものを消費し、余分な脂肪を燃焼しやすくなります。おのずとボディラインも引き締まってくるはずですよ。いかがだったでしょうか?自分の体のバランスが乱れていないか、日々のライフスタイルを見直してみましょう。“無理なくスマートな体型を手に入れたい”という人は、今回ご紹介した5つの習慣はやらないように意識してみてくださいね。©max-kegfire/gettyimages文/寒川あゆみ
2022年07月06日ダイエットをしているのに「なかなか思ったような効果がでない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?そんな方はもしかすると普段から「太りやすい習慣」が身についてしまっているかもしれません。そこで今回は、現役ヨガインストラクターでもある筆者が、瘦せている人がやっている「痩せルール」をご紹介します!痩せている人は無意識でやっていることも多いようですが、ダイエット中の人は、ぜひチェックしてみてください。無理なダイエットは禁物!痩せ体質を目指せる「痩せルール」5つ過度な食事制限や短期間のハードなダイエットは、一時的に体重を落とせるかもしれませんが、リバウンドに繋がりやすいと言われています。また、無理なダイエット法を続けると、ストレスが溜まって心も体もボロボロになってしまうことも…。せっかくダイエットしてもリバウンドしたり、体を壊してしまっては意味がありません。今回は無理なダイエットをしなくても、習慣化させることで痩せ体質をつくることができる「痩せルール」をご紹介します。食事:栄養素をバランスよく摂る「You are what you eat(あなたの体は、あなたが食べたものでできている)」という有名な言葉がありますが、たくさんの量を食べていなくても太りやすいという方は、食べるものや食べる時間など食事の方法を見直した方がいいかもしれません。下記の項目に当てはまる方は要注意!いつもの食生活を振り返ってみてくださいね。・普段の食事では、食材や栄養が偏っている・飲酒することが多い・食事の時間が不規則・夜中に食事することも多い・早食い・間食が多い痩せ体質を目指すなら、食事の時間やいつも食べているものを見直してみましょう。揚げ物や麺類などの高カロリーなメニューや、お菓子や糖分の多い飲み物を減らすなど、エネルギーを摂りすぎないように心がけることが大事。ただ食事の量を減らすのではなく、たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂る食事が大切です。間食が多い方は、ナッツやドライフルーツなど美容にも良いと言われる食材を意識して摂取するようにしてみてくださいね。運動:運動不足を解消する運動をする習慣がないと、摂取したカロリーを消費できないだけでなく、筋力が落ち代謝も悪くなりやすいです。結果的に、太りやすくなる原因にもなりかねません。痩せ体質を目指すなら、定期的に運動する習慣を身に付けましょう。例えば、帰り道に一駅歩いてみたり、普段から階段を使ったり、お家でもできるヨガやストレッチに挑戦するなど、短時間でも無理なく続けられるものを取り入れてみましょう。1日1分でできる簡単なストレッチもあるので、まずは少しずつでも体を動かす習慣を取り入れましょう。睡眠:6~8時間の睡眠をとる寝不足はダイエットの敵です。睡眠不足だったり、睡眠の質が悪いと、睡眠中の成長ホルモン分泌量が減少し、脂肪を溜め込みやすくなると言われています。痩せ体質を目指すなら、忙しい方でも6~8時間は睡眠をとれるように一日のスケジュールを見直してみてください。姿勢:正しい姿勢を意識する「猫背」や「反り腰」などの姿勢でいると、余分な脂肪がつきやすくなり、体のバランスが悪くなってしまうことも…。また、姿勢が悪いことで、筋肉が上手に使われなくなることで代謝が落ち、脂肪もつきやすくなるでしょう。普段から姿勢を正すことで、運動せずとも全身の筋肉が使われます。そして、ぽっこりお腹の解消や、ヒップラインを綺麗に見せてくれる効果も期待できるので、まずは正しい姿勢を意識してみましょう。入浴:定期的に湯船につかる冷えが体に負担をかける恐れがあることは、ご存知の方も多いかもしれません。体温が1度下がるだけでも基礎代謝量が12%下がると言われています。代謝が悪くなるだけでなく、余分な水分や脂肪が溜まりやすくなるとされているので、体を冷やさないことが大切です。夏だとしても、毎日シャワーですませるのではなく、定期的に湯船につかって体を温める習慣をつけましょう。また、暑いからといって冷たい飲み物ばかりを摂取すると、体を冷やすことに繋がるので注意しましょう。痩せ習慣を身につけよう今回紹介した5つのルールに加え、普段からストレスを溜めないこともダイエットには必要不可欠。一度に全てを完璧に行おうとせず、ストレスがかからない程度で、続けられそうなものから取り入れてみてください。痩せ体質は「健康習慣」から作られます。健康的な食生活や生活習慣を意識することで、少しずつ変化がでてくるでしょう。自分の体調と相談しながら、できる範囲でチャレンジしてみてくださいね。©bymuratdeniz/Morsa Images/Westend61/YuriF/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2022年07月01日気温が上がってくると薄手の服や露出が多い服を着たくなるという人は多いかもしれません。そんなとき、お腹周りや下腹部周りについたお肉が目立って気になることもあるでしょう。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「下腹部痩せを目指す簡単習慣」をご紹介します。下腹部の贅肉は、姿勢が関係している可能性も!下腹部の贅肉が気になる人は、まずは姿勢を意識して整えることが大切です。猫背や反り腰、お腹を突き出して立つような姿勢が常態化している人は、無意識のうちに下腹部の贅肉を目立たせていたり、腹筋を使わないことでお腹痩せから遠ざかっている可能性もあるので、注意が必要です。座ったまま丸めるだけ!下腹部痩せを目指す「簡単習慣」それでは、下腹部痩せを目指せる簡単トレーニングをご紹介します。反り腰や猫背の人は、腰や背中周りもカチコチに凝っている可能性があります。今から紹介する簡単なトレーニングで、腰回りをほぐし、お腹を動かしていきましょう。1.正座をしたら、足の指を立てる2.両手を軽く組み、後頭部へ添える3.肩の力を抜いて、肘を前方へ向ける肩甲骨から腕を丸めるようなイメージで行ってください。4.3の状態で、息を吸う5.息を吐きながら、頭を下げておへそを見る背中と腰の境目辺りを丸めるように意識をしてみましょう。このとき、お腹に力が入っていれば大丈夫です。7.息を吸いながら、元の姿勢に戻る8.3~7を1回とし、10~15回程度繰り返すトレーニングの注意点このトレーニングをする際に、前かがみになってお辞儀姿勢になるのはNGです。上体を丸めようとして、お辞儀姿勢をとるとお腹に力が入りません。ポイントは、背中と腰の境目辺り(背中側の肋骨の一番下の骨辺り)から上体を丸め、お腹を縮めていく意識で行うことです。猫背や反り腰が癖になっている人は「お腹を伸ばす意識」も取り入れて下腹部のお肉が特に気になるときは、簡単トレーニングにプラスして、「お腹を伸ばす意識」を習慣化させてみましょう。「お腹を伸ばす意識」とは、床に対して骨盤をまっすぐに立てて姿勢を保つことです。骨盤をまっすぐに立てるためには股関節周りやお尻の筋肉の柔軟性が必要と言われることもありますが、猫背や反り腰が常態化している人こそ、日常的に意識するだけでも変化は感じやすいでしょう。姿勢を良くしようと腰を伸ばしたり反らしたりすると、お腹に力が入らず、逆にお腹に贅肉をつける原因となってしまうかもしれないので、背骨を上に引き上げるようなイメージで姿勢をキープしてみましょう。簡単習慣+日常の姿勢を見直して、ぽっこりお腹を改善しよう!日常的にお腹を伸ばすことを意識しながら、今回紹介したトレーニングを実践すると、気になっていたお腹を凹ませることができるかもしれません。夏に向けて理想の体を手に入れるために、日々の生活習慣に取り入れてみてくださいね。©Laurence Monneret/gettyimages文 / 上村由夏
2022年06月30日デスクワークが多いとお尻まわりが凝り固まり、腰痛などの症状を引き起こす可能性があります。毎日少しずつストレッチを行うことで、腰痛を解消できたら嬉しいですよね。そこで今回は、現役ヨガインストラクターでもある筆者が、たった1分でお尻周りをほぐす簡単習慣を2つご紹介します。 座ったまま簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。その腰痛、もしかしてお尻の硬さが原因かも?腰痛になる要因の1つとして考えられるのが「お尻の筋肉の凝り」です。特に、普段デスクワークで長時間座りっぱなしの方や、運動不足、姿勢が悪いと感じている方は体のバランスをとるのに大切なお尻が硬いことで腰に負担がかかりやすくなり、腰痛を引き起こしやすくなります。腰への負担は座っていても立っていてもかかるので、普段からお尻をほぐしてあげることが腰痛予防や軽減にもつながります。今回は、たった1分でできるお尻ほぐしに最適な簡単習慣をご紹介します。腰痛予防におすすめのヨガポーズをご紹介!お尻まわりの筋肉が緩むことで腰痛の予防や解消だけでなく、下半身の血行が促進され冷え性やむくみの軽減にも繋がるとされています。それではやり方をみていきましょう!\動画でトレーニングを確認!/真珠貝のポーズのやり方をチェック!1.足裏をあわせて座る2.少し前に脚を動かし、脚でひし形を作る3.骨盤を立て背骨を伸ばし、吐く呼吸で上体を前に倒す余裕があれば額をかかとの上に乗せ上半身はリラックスさせましょう。4.3~5回ほど呼吸を繰り返す牛の顔のポーズのやり方をチェック!1.すわったまま、片脚を下に、もう片方の脚を上に重ね、膝を上下に合わせる無理なく心地よいポジションで行いましょう。2.骨盤を立て背骨を伸ばし、吐く呼吸で上体を前に倒す余裕があれば顎を膝の上に乗せてみましょう。3.3~5回ほど呼吸を繰り返す4.数呼吸したあと、ゆっくりと体をおこし、脚を組み替えて同様に行う動きのポイント今回紹介した動きのポイントは5つ!効果を高めるためにも、ぜひ意識してみてくださいね。・深い呼吸を意識する・肩や首周りの余計な力を抜く・お尻周りの筋肉を意識する・脚のつけ根から体を倒す初めは深く体を倒すのが難しいかもしれませんが、続けることで、体にも心にも少しずつ変化が表れてくるはず。ご自身の体調に合わせて、負荷を加えながら続けてみてください。©Peter Dazeley/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2022年06月27日気温も上がり、脚の露出が増える季節になってきました。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「太ももに隙間をつくるための簡単習慣」をご紹介します。記事の最後には、トレーニングをしなくても太もも痩せにアプローチできる方法を紹介しているので最後までチェックしてくださいね。太ももに隙間をつくるためには、内ももを鍛える!内ももがプヨっとしている人は、骨盤が前傾して反り腰になっている可能性が高め!さらに、反り腰になりやすい人は腹筋で姿勢を整えるのが難しく、姿勢が崩れ、太ももの前側や外側に負荷がかかる立ち方や歩き方をしていることが多いとされています。骨盤が正しい位置に整っていれば、腹筋や内もも、裏ももを効果的に使えて自然と引き締まっていくのですが、前傾姿勢だと本来使いたいこれらの部位がうまく使えなくなるのです。だからこそ、意識的に内ももを鍛えるトレーニングを取り入れて、太ももを鍛えていきましょう。内ももを鍛えて、太ももに隙間を作る「簡単トレーニング」それでは、内ももを引き締める簡単なトレーニングをご紹介します。内ももを鍛える前に、外ももや前ももを手でほぐしておくと、より効果が見込めます。時間があるときは、トレーニング前に太もも全体をほぐしておきましょう。1.仰向けに寝る2.両膝を曲げる3.背中と腰を床に押しつける腰と床の接地面に隙間ができないように意識してください。4.両膝を閉じて脚を上げる膝は曲げたままで大丈夫です。5.息を吸いながら、両膝を開いて足の裏を合わせる脚のつけ根から開くイメージで行ってください。6.息を吐きながら、足の裏をあわせたまま、両膝を閉じながら脚を上に伸ばす7.自然と足の裏が離れたところで脚をそろえる8.4~7までを1回とし、20~30回行う腰が痛くなったらポジションを確認このトレーニングをすると、腰と床の接地面に空間ができやすく、腰が反った姿勢になりやすいです。その状態で続けると、太もも痩せに必要な内ももが鍛えづらく、腰を痛める可能性も高まります。腰を反ってしまいそうになったら、お尻に薄めのクッションを入れるか、両手をお尻の下に敷いて腰を丸められるように工夫してみてください。初めから20回以上続けるのが難しい人は、まずは5回や10回から挑戦。慣れてきたら休憩を入れながら、少しずつ段階を踏んでチャレンジしていきましょう!トレーニングをする時間がない人は、歩き方を変えてみてトレーニングをする時間がなかったり、面倒だと感じる人は、股関節周りをケアするのもおすすめです。寝ながら股関節周りをぐるぐる回してほぐしたり、歩くときにお腹を伸ばしてお腹から脚が生えているようなイメージで歩いてみるのも良いでしょう。普段と違う部位が刺激されて、脚の運びや脚の疲れ方にも変化が出るかもしれません。余裕がある日はトレーニングをしてみたり、疲れた日は股関節周りをほぐしてみたりと、普段の生活や自分の体調にあわせて、習慣として取り入れてみてくださいね。©narith_2527/gettyimages文 / 上村由夏
2022年06月23日「すっきりした体になりたい」「もう少し体重を落としたい」と夏に向けてダイエットにチャレンジする人も多いはず。さまざまなダイエット法がありますが、理想のボディを作るためには自分の体や体質を理解した上でダイエット法を取り入れなければ、リバウンドしてしまうことだってありえます。今回は約2か月で6kgを落とした筆者が「すっきりボディを作るためにやめたこと」についてご紹介します。カロリーとともに糖質・脂質を意識!ダイエットでは、エネルギーを消費することも大事だと言われていますよね。人のエネルギー消費量は主に基礎代謝量・食事誘発性熱産生・身体活動量の3つに分けられます。そのうち、60%もの割合を占めているのが基礎代謝量です(※1)。基礎代謝とは、早朝に快適な室内などにおいて空腹の状態で過ごしているときの代謝量のこと(※2)。成人女性は約1,150kcal、成人男性は約1,500kcalと言われています(※3)。例えば、基礎代謝量が1,150kcalの女性が一日の食事による摂取カロリーが1,000kcalほどであれば体重は減りやすく、摂取カロリーが2,000kcalの場合は燃焼しきれず体重が増えやすいと考えられるでしょう。ただし2,000kcal摂取していても、しっかり運動して食べた分を燃焼できていれば太りにくくなります。食べるのを我慢したくないけど痩せたい!と感じている人は運動などでエネルギー消費を高めることが大切。また、基礎代謝量は体格に依存し(※1)、加齢にともない筋力低下とともに基礎代謝も下がる傾向にあるため(※4)、筋力を高めるよう取り組むことも必要です。ここまで消費エネルギーについて説明したのですが、糖質と脂質の摂取量にも要注意。・砂糖が含まれているお菓子やスイーツ、ジュース、お酒・パンや麺類、ご飯・脂質が含まれている油やバター、マーガリン、ナッツなどに多く含まれる糖や脂質は分解や燃焼するのが大変なため、必要以上に摂りすぎないように意識することが大切です。筆者としては、糖や脂質を摂取する場合は、オリゴ糖やてんさい糖、質の良い植物由来の油などに変えることがおすすめです。ダイエットによって変化した食生活ダイエットを行う前、筆者は以下のような食生活を送っていました。朝食:惣菜パンを食べるか、もしくは何も食べない昼食:納豆、ご飯、前日の残りのおかず、スープ夕食:野菜、肉や魚、ご飯、スープ間食:チョコレート、アイスダイエット前から野菜を多く食べたり、お肉とお魚を交互に取り入れたり、日常的に揚げ物は食べないように生活を送っていました。太ることはなかったものの、痩せることもありませんでした。ですが、ダイエットをするにあたり、3つのポイントを意識することで減量に成功しました。約2か月で6㎏落とした筆者が「減量のためにやめたこと・変えたこと」3選1.朝はパンを控える&何も食べない生活をやめたダイエットを機に自分の食事をアプリに入力し、食生活を見直したときに気づいたことは、エネルギーとなるたんぱく質やビタミンが圧倒的に少ないことでした。便秘になりやすい体質でもあったので、朝一番の腸の働きをよくすることを目標にパンを食べるのを控えたり、何も食べない習慣をやめるようにしました。そのかわりに、プロテインを飲んだりヨーグルトとフルーツを食べたりする生活に変更。結果として、朝の空腹時に栄養たっぷりのプロテインを取るようになり体の調子がよくなり、ヨーグルトとフルーツを取り入れてからはお通じや肌の調子がよくなったと感じるようになりました。2.お米や麺類の食べる回数を減らした昼の食事内容はほとんど変えていませんが、麺やパンは週に1回だけ、お米は昼のみ摂取するように、米や麺類の食べる回数を減らしました。夜の食事は数種類の野菜や豆、魚、もしくは鶏肉や豚肉をあわせたサラダとスープにしています。麺類やパンは手軽に食べられますが、糖質過多になってしまうこと。さらに、夕方以降は体の燃焼力も低下することから、お腹に溜まりやすいものを減らしてみると翌朝の胃や腸が軽く感じ、徐々にお腹まわりがすっきりしていきました。3.間食は糖質の少ない食品に変えた筆者は、夕方のブレイクタイムにチョコレートを食べたり、お風呂上がりにアイスクリームを食べることが日課のようになっていました。しかし、このちょこちょこ食いは危険です。これまで食べていたチョコレートは、ビスケットなど小麦が入っているものや、砂糖たっぷりな準チョコレートを選んでいました。しかし、購入するのはカカオ72%のチョコレートに変更。バニラやチョコレートのアイスクリームも食べる回数を減らし、氷菓やシャーベット系の低カロリーアイスに変えたり、自分でヨーグルトアイスを作るなどして「我慢してストレスを溜める」のではなく「食べるものを変える」ことを意識しました。摂取する脂質や糖質量を控えることが、体重を減らすことに繋がったと感じています。ダイエットの方法は様々ですが、筆者は日々の習慣や意識を変え、摂取していた余計な糖質や脂質、カロリーを見直すことで約2か月で6㎏落とすことができました。ぜひ、自分が理想とするボディを得るために参考にしてみてくださいね。【参考】※1 身体活動とエネルギー代謝 e-ヘルスネット(厚生労働省)※2 日本医師会ホームページ「健康の森」※3 ダイエット e-ヘルスネット(厚生労働省)※4 加齢とエネルギー代謝 e-ヘルスネット(厚生労働省)©Standret,Kmpzzz,Pixel-Shot,Roman Samborskyi,Africa Studio/shutterstock文/寒川あゆみ
2022年06月22日「すっきりした体になりたい」とダイエットにチャレンジする人も多いのではないでしょうか。さまざまなダイエット法がありますが、理想とするボディを作るためにダイエットをする場合は、自分の体や体質を理解した上で取り組まないと思ったように体重が落ちず、リバウンドしてしまうことも。今回は2か月で6kg減量に成功した筆者が理想とするボディを作るために意識したことについてご紹介します。ダイエットは体重を落とすことが目的ではない!体のメカニズムを知って弱点を変えていくチャレンジ「体重を落としたい」「すっきりしたボディラインになりたい」など、ダイエットの理由は人それぞれ。話題のダイエット法を取り入れてみても思うように結果が出なかったり、一時的に体重は落ちてもすぐにリバウンドしてしまったり、そんな経験がある人も多いでしょう。目標とする体重やボディラインに近づくために、筆者がダイエット中に大切だと感じたことはこの3つ。1.体のメカニズムを知る2.自分の体質を理解し、弱点を克服する3.体に記憶させるダイエット法が体のメカニズムに沿っていない、あるいは自分の体質と合っていなければ、思ったように効果が出ないと感じることもあるでしょう。自分の体の理解が深まることで、ダイエットにおける弱点がわかり克服できるのです。また、たとえ目標体重を達成しても、ダイエットに向いた生活習慣から元の生活に戻ればリバウンドしやすくなります。ダイエットは一時的な取り組みではなく、長期的に取り組んで太りにくい体質を目指す改革だと筆者は考えます。体のメカニズムとは?私たちの体は骨・筋肉・臓器・脂肪・皮膚などから成り立っていて、日々の食事によって栄養を蓄え生きています。ダイエットをするにあたって、栄養をエネルギーに変える代謝や、脂肪燃焼のための運動を支える筋肉の働き。さらに、食べたものを消化する胃や栄養を吸収する腸、尿や便として不要物を体外に出す排泄といったサイクルを理解することが大切です。このサイクルが停滞することで便秘や脂肪増加、むくみの原因になる恐れもあり、それが体重増加を促すことも。反対に、スムーズにサイクルが行われればむくみや脂肪の増加を防ぐことにも繋がるのです。話題のダイエット法を取り入れる前に、まずは腸内環境を整えて排泄習慣を正す、筋肉量や運動量を増やしエネルギー消費を促すなど体のサイクルを正しくするように心掛けるのが大切です。1.腸内環境を整えるための食習慣腸には約1000種類・約100兆個もの細菌が住み着いていると言われています。細菌には、「善玉菌」「悪玉菌」「どちらでもない中間の菌」の3種類あり、健康的な腸内細菌を維持するためには善玉菌が優勢であることが大事だとされています(※1)。一方で、以下のような生活習慣は、悪玉菌が増える原因になります。・たんぱく質や脂質ばかり摂取する・食事の時間がバラバラで、不規則な生活を送っている・睡眠不足である・ストレスを溜めている悪玉菌を増やさないためにも、まずは普段の食事内容を記録するなど生活習慣を改善することが大切です。また、善玉菌はビフィズス菌や乳酸菌、食物繊維などを摂取することで増えると言わています。悪玉菌を増やさない生活を送るとともに、野菜や発酵食品も積極的に食べることが大事です。約2か月で6kg減らした筆者が「食生活」で意識していること7つ筆者がダイエット生活を送るなかで、意識している食習慣は次のようなものがあります。・朝食に乳酸菌入り&栄養素豊富なプロテインを飲む・朝食に乳酸菌を含むヨーグルトや食物繊維の摂れるグラノーラまたはフルーツを食べる・昼食や夕食に納豆やキムチなどの発酵食品を食べる・積極的にサラダを食べる・パンやお米、麺類は昼食時のみ食べる・ジャンクフードや揚げ物類は極力食べない・食事や入眠のタイミングを毎日一定に揃える日々の食生活では、食べたいと思うまま口にするのではなく、腸にいいかどうかを考えてから食べるようにしています。野菜を食べるときは数種類の野菜や豆を、生魚や蒸し肉と一緒に食べるのがおすすめ。市販のドレッシングは使用せずオリーブオイルとレモン、コショウなどで味付けするのがポイントです。また、朝イチや就寝前の消化の妨げにならないよう、筆者は昼食時のみパンやお米、麺類などの炭水化物を摂るようにしています。2.筋量や運動量を増やしエネルギー消費を促す筋肉はポンプの役割となり血液やリンパの流れを促しています。運動不足が続くと血液やリンパの流れが悪くなり、むくみや冷えを招くほか、筋肉量が落ちることで代謝も悪くなり、脂肪やセルライトが蓄積しやすくなります。筋肉が活動することで、全身の代謝を高め余分な脂肪を燃焼することができるためウォーキングやランニング、ストレッチやマッサージなどを取り入れるのがおすすめです(※2)。日頃の生活でこのようなことが続くと、むくみ、冷え、脂肪を招く原因となるため注意が必要です。・座りっぱなし、立ちっぱなしなど同じ姿勢が多い・手先や足先は動かしていても、大きい筋肉(太もも、お尻、お腹、背中)は動かせていない・湯船に浸からずシャワーのみ・アルコールやジュースをよく飲み、水を飲まない約2か月で6kg減らした筆者が「体作り」で意識していること5つ筆者が日ごろの生活で、体を動かすために意識していることは、以下5つです。・毎日入浴する・入浴時はストレッチ、ふくらはぎ、太もも、お尻まわりをマッサージする・お風呂上がりにストレッチやエクササイズをする・掃除や家事の合間も体を大きく動かす・週に1~2回は3~4kmウォーキングする3.排泄習慣を整える人間の体の約60%は水分でできており、補給した水や食事に含まれる水分で体内の水を入れ替えています。一日の水分摂取量が少ない人や、お茶やコーヒー、ジュースなどの清涼飲料水ばかり飲んでいる人、塩分や脂が多い食事をよく食べる人は、余分な糖、塩分、脂肪を溜め込むだけでなく、水分の循環が悪くなってしまいます(※3)。日頃の食生活で、このようなことが続く場合は、排出力を低下させる原因となり得るため気をつけた方がいいでしょう。。・お茶、コーヒー、ジュースしか飲まず、水を飲む量が少ない・水分を含む野菜を食べる機会が少ない・ジャンクフードや揚げ物、味付けの濃いものをよく食べる・お酒をよく飲む・運動する習慣がない約2か月で6kg減らした筆者が「排泄」のために意識していること6つ筆者は、体内に水分を蓄積させないために、汗、尿、便として排出させ、翌日に持ち越さないように意識しています。そのためにやっていることは以下です。・1日1.5〜2ℓの水を飲む(ウォーターボトルに水を常備し、日中や入浴時もこまめに水分補給)・こまめにトイレに行く、排泄を我慢しない・食事の味付けは薄めにする(塩分の摂り過ぎを防ぐため)・毎日サラダ、蒸し、炒め野菜など、野菜を数種類食べる・アルコールは週に1回程度に抑える・入浴中&お風呂上がりにストレッチやマッサージをおこなうこのように「体のメカニズム」に合わせて、腸内環境を整え、筋肉を強くし燃焼力や排出力を高めることを習慣化させると、自分の体質や習慣においての弱点が浮き彫りになってくるはずです。この弱点を克服していくことが目標体重やすっきりしたボディラインを作るキーポイントになりますので、参考にしてみてください。【参考】※1 腸内細菌と健康 e-ヘルスネット(厚生労働省)※2 身体活動とエネルギー代謝 e-ヘルスネット(厚生労働省)※3 嗜好飲料(アルコール飲料を除く) e-ヘルスネット(厚生労働省)©eldar nurkovic, Tom Wang, New Africa/shutterstock文/寒川あゆみ
2022年06月18日リモートワークとなり、家で長時間座っていることが増えたという人も多いかもしれません。長時間同じ姿勢でいることで肩こりになり、悩んでいるという人もいるでしょう。そんなときには、深い呼吸で筋肉に働きかけ、体をほぐし、姿勢の歪みを整えることができるヨガがおすすめです。今回は、現役ヨガインストラクターでもある筆者が、お家でもオフィスでも簡単に取り組めて、肩こりや姿勢改善にもアプローチが出来る「簡単習慣」をご紹介します。たった1分でできるので、ぜひ動画をみながらチャレンジしてみてくださいね。その肩こりは猫背が原因かも…!最近、もしくは慢性的に肩こりで悩んでいるという方も多いのでは?もしかするとそれは猫背が原因かもしれません。スマホやPCを見るときの姿勢、長時間のデスクワークでの座り姿勢が悪いと猫背になりやすく、それに伴って肩こりや腰痛など様々な不調が出やすくなります。そこで今回は、肩こりとその原因となる可能性のある猫背を改善へ導く簡単習慣をご紹介します。肩こりや姿勢改善におすすめのヨガポーズをご紹介!今回ご紹介するのは「鷲のポーズ」。このポーズでは、肘を絡ませて肩甲骨を左右に開くことにより、肩甲骨周りや背中の筋肉がほぐれて、筋肉のコリやつまりを解消させる効果が期待できます。それではやり方をみていきましょう!\動画でトレーニングを確認!/「鷲のポーズ」のやり方をチェック!1.好きな座り方をする椅子の上でも大丈夫です。2.両手を体の前で交差させ、肘を上下に重ねる3.そのまま肘を90度に曲げ、手の甲を合わせる4.余裕があれば手首を絡ませ、手の平を合わせる5.背中を伸ばし、肩甲骨を下げる6.ゆっくりと腕を軽く上に持ち上げる7.呼吸とともに5~10回程度、腕を上下に動かす8.上半身を軽く前に倒し、腕を斜め前方へ伸ばす9.背中の広がりを意識しながら呼吸をする10.腕を解く11.腕を組みかえて反対側も同様に行う動きのポイント「鷲のポーズ」をとるときは、以下のポイントを意識して行ってみてください。・ゆっくり呼吸に合わせて動く・肩や首周りの余計な力を抜く・肩甲骨の動きを意識しながら動く・深い呼吸を意識するまた、肩と首がつまらないように、肩甲骨、背中を広げるイメージを持ったまま取り組むとよいでしょう。きっと続けることで、体にも心にも少しずつ変化が訪れるはず。無理のない範囲で生活に取り入れて、肩こりと猫背改善を目指してみてくださいね。©bymuratdeniz/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2022年06月17日立ち作業の合間などに、ほんの少しの時間で簡単に、太りにくい体づくりができたら嬉しいですよね。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「仕事や家事をしながら痩せ体質をつくる簡単習慣」を2つご紹介します。下半身を意識することであなたも痩せ体質に近づけるはず!仕事や家事の合間には下半身を整えるのがおすすめ仕事や家事の合間に痩せ体質を目指すには、下半身を整えることを習慣化させるのがおすすめです。下半身の筋肉は大きいため、衰えると他の部位にも影響が出やすいです。例えば、お尻の筋力が萎えると、骨盤が歪みやすくなりお腹周りにも贅肉が残りやすくなると言われています。また、太腿の外側や前側に贅肉がつきやすい人は、骨盤の位置が不安定になっていることが原因の1つとして考えられます。下半身を整えることで期待できる変化お尻を整えて骨盤を安定したポジションに導くと、普段歩いているときや立っているときに脚に変化が表れます。骨盤を安定させることにより脚の負担が楽になり、脚もすっきりしてくるでしょう。さらにたるみやすい内腿を整えると、お腹周りから内腿にかけてつながる筋肉が働きやすくなり、お腹周りもすっきりしやすくなります。そこで今回は、立ったまま行える、お尻とたるみやすい内腿にフォーカスした簡単習慣を紹介します。「お尻を引き締める簡単習慣」1.両脚を閉じたまままっすぐに立つ脚の付け根を外側へ向けるように意識して、軽くお尻が引き締まった状態を作りましょう。2.みぞおちを真上に引っ張るようにして姿勢を整える3.右脚に重心を移動させる骨に体をのせるようなイメージで重心を移動させると安定します。4.左足先を外側へ向ける股関節から脚全体を外側へと向けるようにしましょう。5.お腹に力を入れて、左ひざを曲げ脚を横に持ち上げるこのとき、左のお尻の上部に手を置きます。6.息を吐きながら持ち上げた左脚を、後方へ向かって投げだす左のお尻の上部が硬くなっているか確認してみましょう。7.これを1セットとして10回行ったら反対側も同様に行うこのエクササイズを行う際は、脚を後方へ投げだしたときに腰を反りやすいので、お腹に力を入れるように意識してポジションを固定しましょう。「内腿を引き締める簡単習慣」1.両脚を閉じて、脚の付け根から足先を外側へ開く2.膝を開きながら曲げる3.膝を開いた状態でかかとをあげる4.かかとをあげたまま、膝を閉じるこのとき、内腿を会陰の方へ引き上げるようなイメージで動いてください。5.かかとをおろして最初のポジションに戻る6.これを1セットとして、10~15回繰り返す意識することで効果を引き出すそれぞれお尻と太腿にアプローチするエクササイズをする際は、目的の部位に力が入っているか、効いている感覚があるかを確かめながら行いましょう。力を入れる箇所やアプローチしている部位を意識して行うことで、より効果を引き出すことにつながるはずです。どちらも回数を重ねるとだるさを感じるかもしれません。だるさを感じたらあと数回を目安に続けてみると良いでしょう。家事や仕事の合間に、無理のない範囲で取り組んでみてくださいね。©Staras/gettyimages文 / 上村由夏
2022年06月16日そろそろノースリーブや半そで一枚で過ごす季節がやってきますね。なかには「ノースリーブを着たいけれど、二の腕は出したくない…」と考えている人もいるかもしれません。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、きつい筋トレをしなくても、すっきり二の腕を目指せる毎日の簡単習慣をご紹介します。二の腕が太く見える原因とは?久しぶりにノースリーブを着て鏡を見たら、「二の腕がたくましくなっている」「二の腕がむくんでいる気がする」と感じた人もいるかもしれません。だからといって、間違った方法で筋トレをしてしまうと、筋肉がついて余計に太く見えてしまう可能性も。二の腕に贅肉がつく理由として、姿勢の崩れから巻き肩になっていたり、背筋が弱くなって猫背になっていることなどが考えられます。また、デスクワークばかりで常に肘が曲がっている状態が続くと、力こぶの部分にある筋肉である上腕二頭筋が使われず、二の腕部分がたるみやすくなってしまいます。二の腕の内側と外側のバランスをとるストレッチを取り入れることで、スッキリ二の腕を目指せるので、ぜひ今日からチャレンジしてみて!1.「伸ばす」ことで、スッキリ二の腕を目指すストレッチ1.床に正座する2.鎖骨と肩甲骨の力を抜き、鎖骨から腕をぶら下げる感覚で両腕の力を抜く3.左肘を曲げ、手のひらを上に向ける4.左腕の付け根から腕全体を外旋させて、指先を左方向へ向けていくこのとき、左腕の付け根から動かすことを意識しましょう。5.手のひらを下に向ける6.肩甲骨から下げる意識で、肘を伸ばすこのとき、力こぶのできる上腕二頭筋が、伸ばされている感覚があるかを確かめましょう。7.このまま20秒キープする8.腕の状態はそのままで、上腕二頭筋の力を抜いて、さらに20秒キープする9.終えたら左腕をおろして、反対側も同様に行う2.「ねじる」ことでスッキリ二の腕を目指すストレッチ1.左腕を横に持ち上げて、鎖骨の位置でキープするこのとき、手のひらは上に向けましょう。2.肘から手のひらまでを内旋させて手のひらを下に向ける肘の付け根に刺激を感じられたらOKです。4.手のひらを下に向けたのを1回とし、30回繰り返す5.左腕をおろして、反対側も同様に行うストレッチ前後で腕の感覚を比べてみてストレッチをする前とした後の腕の感覚を比べてみましょう。二の腕の付け根に刺激を感じたり、肩甲骨を動かした感覚があれば正しくアプローチできているはずです。背中周りが凝っているときや、デスクワークが続いているときにも手軽にできるので、ぜひ試してみてくださいね。©Mix and Match Studio/shutterstock文 / 上村由夏
2022年06月09日キュッと引き締まったくびれはメリハリのある体のシルエットを作るのに必要不可欠ですよね。そこで今回は、来たる肌見せの季節までにやっておきたい「簡単エクササイズ」を現役ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。自宅でも簡単にできるので、ぜひ今日からチャレンジしてみてくださいね。くびれを手に入れるためには「腹斜筋」にアプローチ!くびれとは、引き締まったウエストラインのことを指します。くびれには黄金比があり、ウエスト7:ヒップ10が綺麗なくびれラインとも言われています。それではこれからくびれを作る上で必要な「腹斜筋」にアプローチする簡単トレーニングを2つご紹介します。自分が理想とするメリハリのあるボディラインのために、今日から試してみてくださいね。夏までにくびれを目指す! "たった10回"伸ばすだけの簡単トレーニング\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.膝を立てて座り、骨盤を立て背中を伸ばす2.両手を前に伸ばし手のひらを合わせる3.お腹を締めたまま、上半身をやや後ろに倒す4.吐く息とともに両腕を膝の外側へ、左右交互に伸ばす5.ゆっくり呼吸をしながら10回行う体を倒す角度は自身で調整しながら、お腹を絞るように意識して動いてみてください。さらに強度を上げて! "たった10回"捻るだけの簡単トレーニング\動画でトレーニングを確認!/即効性を感じやすい「1分のくびれトレーニング」" src="" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen>やり方をチェック!1.肩の下に肘をつき足を後ろに伸ばす2.頭から、かかとまでを一直線に保つ3.お尻を持ち上げ、吐く呼吸とともに、お腹をひねりお尻を左右に倒す4.呼吸に合わせて10回行う頭の位置は変えずに、お尻を大きく動かすことを意識してください。くびれを目指すなら、普段の姿勢も気をつけて!ボディメイクをする上で大事なのは運動と食事、そして生活習慣と言われています。日頃から栄養バランスの良い食事を意識するのはもちろんのこと、くびれを目指すなら普段の姿勢を整えることも大切です。姿勢が悪いと骨盤の歪みが起こりやすく、それによってくびれができにくくなってしまうことがあります。また、猫背や反り腰気味の方も要注意です。必要な場所に必要な筋肉や脂肪がつくことが、美しいボディラインを作るのに大事なポイントと言えるので、普段から姿勢を整えることを心がけてみてください。無理のない範囲で「簡単習慣」を生活に取り入れよう今回はトレーニングを2種類ご紹介しましたが、お風呂の後にお腹のオイルマッサージを行ってあげると、さらなる効果が期待できます。きっと続けることで、体にも心にも少しずつ変化があらわれてくるはず。自分の生活に取り入れやすいことから、習慣にしてみてくださいね。©Olena Yakobchuk/shutterstockNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2022年06月08日運動したり、食事を気にしながらダイエットをしていても、日常のちょっとした無意識の癖が痩せ体質から遠ざけてしまっていることがあります。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「痩せ体質から遠ざかるNG習慣」をご紹介します。毎日ちょっとしたことを意識するだけで痩せ体質に近づけるはず!姿勢が悪いと「痩せ体質」から遠ざかる原因になることも…運動や食事制限をしていても、思ったような効果が出ないことはありませんか?その原因の一つに日々の姿勢が関わっているかもしれません。1日のうちの運動をする時間はほんのわずかという人が多いですが、姿勢は常に関わってきます。座りっぱなしのことが多かったり、歩く習慣が少ない場合、姿勢を支える体幹の筋力が弱くなっていきます。すると姿勢が悪くなって、お腹や背中、二の腕などに余計なお肉が残ったり、重心が下がって下半身だけがたくましくなったりと、なかなか痩せにくくなることもあります。立ち姿勢や歩き方は意識できても座った途端に…立っているときなら、立ち方に気をつけたり歩く歩幅を大きくしてみたり、姿勢を意識しやすいかもしれません。しかし、座った途端に姿勢が崩れていつの間にか腰が疲れたり、肩がこったりしていませんか?または姿勢を意識しすぎて体をガチガチに固めて腰痛になってしまうなんてことも…。いつの間にか痩せ体質から遠ざかる「NGな姿勢」が習慣化していないか、見直してみましょう。NG姿勢1.「腰を丸めて頭を前に突き出した姿勢」パソコン仕事を続けていたり、座りっぱなしの時間が長引くと、つい腰を丸めて頭を前に突き出した姿勢になりがちですよね。ラクに感じるのでついついそうしてしまう人が多いのですが、重たい頭を前に突き出した姿勢は、頭を支えるために肩がガチガチに固まり、そのバランスをとるために背中を丸めざるおえない体勢になってしまうのです。これではお腹周りが潰れて循環も悪くなり、消化の妨げにもなりかねません。この状態が定着すると、肩こりになったり、背中や二の腕にお肉がついたり、ぽっこりお腹が定着したりと、痩せ体質から遠ざかってしまう恐れがあります。特に食事をするときにこの姿勢でいるのはNG。消化の負担になる懸念があるため、食事中は特に気をつけましょう。NG姿勢2.「胸を突き出して反り腰になった姿勢」姿勢がよさそうに見えますが、胸を突き出して反り腰状態でいると腰に負担がかかってしまいます。体幹で胴体を支えにくく、肋骨の位置も不安定になることから、歪みが定着しやすい姿勢です。反り腰が定着すると、下半身が痩せにくくなりむくみに悩む場合も。体が緊張して腰痛に悩んでいるときは、座り姿勢を意識して直してみると良いでしょう。痩せ体質に導く「お腹をつぶさない姿勢」では、正しい座り方を解説します。ポイントはお腹をつぶさない姿勢をとること。姿勢を意識するあまり、腰を仰け反らせるのではなく、背骨を意識して座ってみましょう。背骨が体を支えているイメージを持つことが大切です。「痩せ体質」に導く姿勢の作り方1.リラックスして座るこのとき、多少背中が丸まっていてもOKです。2.鎖骨から腕がぶら下がっている感覚で鎖骨、肩、肩甲骨をストンと下げ、さらに腰回りの力も緩める坐骨が床に対してまっすぐになったらOK。腰はリラックスしたままお腹周りが安定したような感覚があれば大丈夫です。ここで無理に胸を張ったり、腰を反らしたりしないように注意してください。3.そのまま頭からみぞおち辺りまでの背骨を上に引っ張るイメージで胴体を伸ばす「引き上げるのはみぞおちまで」とイメージすると自然と腰が持ち上がります。ここで深呼吸。吐く息とともに背中の力を抜けば安定します。こうすることで、自然とお腹が引きあがり腰が立った姿勢になります。「痩せ体質」に導く姿勢は意外とラク痩せ体質になるために、姿勢を意識しようとするとなんだか辛そうなイメージがある方も多いかもしれません。実際は余計な緊張がなく体幹が安定してとてもラクです。むしろ姿勢が悪い方が体に負担をかけてしまいますし、痩せ体質からも遠ざかります。まずは今回紹介した座り姿勢から整えてみましょう。慣れてくると、安定する位置の感覚がわかってバランスが取りやすくなってくるはず。座りっぱなしの時間が長い人はぜひ試してみてくださいね。©New Africa/shutterstock文 / 上村由夏
2022年06月06日夏が近づくにつれて、湿度もだんだんと高くなってきました。高温多湿の時期が始まると、熱や水分が体内に溜まってむくみも出やすく、体のだるさに悩まされがち。体の倦怠感が心にも影響して、なんだかやる気が起きにくかったり気持ちが沈んでしまうことも。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、心身ともにスッキリできる簡単習慣をご紹介します。心も体も緩めて、エネルギッシュな自分を手に入れましょう!呼吸を整えることが大切心が沈み、体もだるく感じるときは呼吸が浅くなっていることが一つの要因として考えられます。そんなときは深い呼吸がしやすいように胸や背中まわりをゆるめてあげましょう。というのも、体が緊張していると、胸や背中の動きが悪くなって呼吸がしにくくなるのです。意識して深い呼吸をすることで自律神経にアプローチし、気持ちもリラックスしていくはず。深く呼吸をするだけ!心身のだるさを吹き飛ばす簡単習慣1.体を横向きにして両ひざを軽く曲げます2.右の腰骨を天井に向けて、上半身と下半身をまっすぐに並べましょう3.上半身も横たえたら、下側の手を右の腰骨に当てて、軽く固定します4.上半身の力を抜き、上側の腕を頭上に伸ばします。脇腹から二の腕をしっかりとストレッチし、脱力しましょう5.肘を軽く曲げて腕を脱力させたら、肋骨を背中側へ倒すように上半身を捻ります。このとき、腰が倒れていかないように下側の手で軽く固定してください6.上半身と腕の重みに身を委ねて、リラックスしましょう7.呼吸で背中が膨らんだり緩んだりするのを意識しつつ、気持ちのいい位置でさらに脱力していきます8.息を吸うときに捻っている姿勢が緩み、吐くときに自然と捻りが深くなるのを感じながら10呼吸しましょう9.上半身を元の位置に戻し、リラックスした状態で緩んだ感覚を味わいます10.反対側も同様に4~9を行ってください脱力して、自然にかかる力を活かす今回ご紹介したストレッチは自重を負荷として使うので、リラックスした状態で呼吸をすると体が自然と適切な位置に向かって伸びたり縮んだりしてくれます。自然な動きを力でコントロールせず、脱力を意識するのがポイント。エクササイズを終える頃には深く呼吸しやすくなり、心身ともにリラックスできているでしょう。夜寝る前にベッドの上で行うのがオススメです。気持ちが落ち着かない日には、ぜひ試してみてくださいね。©fizkes/shutterstock上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整え頑張らなくても、自然と痩せてキレイになっていく“マナメソッド”を発案。現在は女性の体の巡りを目覚めさせるレッスンをテーマとし、エネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】と【ゆる痩せマナメソッド】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし外側も内側も本質的な幸せを見出セルレッスンを展開中。生徒は全国にわたり、個人レッスンはキャンセル待ちが出るほどの人気。文/上村由夏
2022年05月28日減量のためにトレーニングを続けることはなかなか根気のいるもの。だからこそ、日常の生活を送っていても太りづらい「痩せ体質」の人には憧れますよね。そんな痩せ体質も、実は寝る前に1日の体の歪みをリセットしておくだけで目指せるんです。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「背部を丸めて伸ばすだけで痩せ体質を目指せる簡単習慣」をご紹介します。姿勢を伸ばすことが意識されがちですが、今回は丸める力にフォーカスしてお伝えします。痩せない原因は背中と腰のこわばり…?長時間座っていたりアンバランスな立ち方をすることで起こりうる姿勢の崩れを放置すると、局所的に筋肉に負担がかかり、凝り固まりやすくなります。特に、女性に多く見られるのがお腹の力が抜けたような姿勢。それによって骨盤が前傾してしまうと反り腰になりやすく、腰や背中がパンパンに張ってしまうことも。また、デスクワーク中にやってしまいがちな巻肩姿勢が定着すると、背中が丸まって首から肩周りの筋肉がガチガチに固まってしまいがち。これらの姿勢によって負担がかかる筋肉が局所的になると、全身をバランスよく動かしにくくなり、動きが悪い部分に脂肪が残ったり、全身の代謝が落ちたりする恐れがあります。丸める、伸ばすをバランスよくとはいえ、姿勢をよくしようと意識すると、体を伸ばすことばかりに意識が行ってしまうことも。ですが、腰や背中を丸める柔軟性も痩せるために大切です。背骨を柔軟に動かせるように筋肉をまんべんなくほぐしておくことで、代謝の低下を予防しましょう。今回ご紹介するエクササイズでは、背中から腰を丸める力を意識してください。背中や腰をしっかり丸めることで、お腹にもしっかりアプローチできます。肩や首が凝ってると感じる人ほど、数回やるだけでもかなり疲れるでしょう。エクササイズを続けていけば気持ちよく体をストレッチできるようになると思いますので、自身の体の変化を感じてみてください。丸めて伸ばすだけ!寝る前10回で痩せ体質を目指す簡単習慣1.両脚を腰幅程度に開き、足先を外側へ向けてしゃがみます2.両腕は両脚の間に通し、膝先を開きましょう3.息を吸い、吐きながら腰を丸めてお尻を床に近づけてください4.3と同時に、肋骨の背後あたりから上部は頭の方へ向かってしっかりと丸め、首から頭は力を抜いて下げましょう5.3と4の動きを数回繰り返し、後背部を軽くストレッチします6.5を終えたら、息を吸いながら頭からみぞおちまでの背骨を上に引き上げるように意識して、両腕を斜め上に向かって伸ばしましょう7.今度は息を吐きながら背骨全体をしっかりと丸めるとともに、頭上にあげた両腕を手の甲を向かい合わせにした状態で前方へ引っ張るように伸ばします8.息を吸いながらかかとを持ち上げ、両脚を股関節をからしっかりと開き、両腕でさらに気持ちのいいところまで押し開いてください9.6~8を1セットとし、合計10セット行います背骨全体を意識すること背骨をしっかりと丸めて伸ばすことを意識するのが大切です。背骨全体を意識して動かすように心がけましょう。特に、腰はお尻を床に近づけるくらい丁寧に丸めると、お腹も縮みます。また、腕を伸ばすときも背中から二の腕までを引っ張るように伸ばすのがポイント。首から腰まで凝り固まっている日はとてもしんどく感じますが、翌朝はスッキリするはず。代謝を低下させないためにも、寝る前にぜひ行ってみてくださいね。©Alina Troeva/shutterstock上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整え頑張らなくても、自然と痩せてキレイになっていく“マナメソッド”を発案。現在は女性の体の巡りを目覚めさせるレッスンをテーマとし、エネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】と【ゆる痩せマナメソッド】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし外側も内側も本質的な幸せを見出セルレッスンを展開中。生徒は全国にわたり、個人レッスンはキャンセル待ちが出るほどの人気。文/上村由夏
2022年05月22日ダイエット中は、上半身に比べて下半身はなかなか痩せづらいと感じている人がいるかもしれません。特に、太ももの贅肉が落ちづらく気になるなんて声をよく聞きます。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、続けるだけで下半身がスッキリする簡単トレーニングをご紹介します。脚を10回上げ下げするだけなので、誰でも取り組みやすいですよ。夏までに内ももを引き締める!下半身といってもお尻や内もも、ハムストリングなどさまざまな部位がありますが、今回は特に“内もも”にアプローチするトレーニングをご紹介します。内ももの筋肉を普段の生活で意識して使うことは少ないため、筋力が落ちやすい上に脂肪が気になる部位でもあります。トレーニングでしっかり内もも使っていきましょう!内ももがみるみる細くなる!? たった10回上下するだけの簡単エクササイズ\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.横向きになり、下側の肘を地面について頭を支えます2.腹圧を入れ背中を真っ直ぐにし、両脚を浮かせてください3.息を吐きながら、下側の脚を上側の脚に近づけます4.3を5~10回程度チャレンジして、反対の脚も同様に行いましょうトレーニング時のポイント今回のトレーニングのポイントは6つ!より効果的にトレーニングを行うためにも、ぜひ意識してみてくださいね。1.深く呼吸をしましょう2.下側にある脚の内ももを使う意識をしましょう3.背中を真っ直ぐにして、体幹を強く保ちましょう4.骨盤を地面と平行になるように維持しましょう5.上側の脚はなるべく動かさないようにしましょう6.お腹を締めたまま行いましょう体幹を使いながら、内ももにしっかりとアプローチする簡単トレーニングです。上半身がブレないように姿勢を意識して、呼吸を止めずにゆっくり行うことが大切です。余裕がある日は10回取り組んだ後に、休憩を入れながら2~3セットチャレンジしてみて!©YAKOBCHUK VIACHESLAV/shutterstockNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2022年05月10日体のパーツの中でも、お腹周りのぜい肉が気になる方もいるのでは?偏った食生活をしていると、どうしてもくびれが消えたりぽっこりしたりしがち。連休中は普段よりも贅沢に食事をした分、お腹が心なしかふっくらしてきたなんてことも…。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が、簡単に続けやすい腹筋トレーニングをご紹介します。たった10回を毎日続けることで、すっきりお腹が目指せますよ。お腹痩せしたいなら腹直筋&腹斜筋にアプローチ!腹筋と一言で言っても、細かく見れば腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋の3種類と、インナーマッスルである腹横筋があります。効果的にトレーニングを行うためには、鍛えたい部位を意識することが大切です。今回は、お腹の前面にある“腹直筋”と、脇腹部分にある“外腹斜筋”及びその内側にある“内腹斜筋”にアプローチするトレーニングをそれぞれご紹介します。どちらの動きも道具は要らず、おうちで簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。すっきりお腹に近づく腹筋トレーニング腹直筋を鍛える「アブドミナルクランチ」\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになりひざを立て、両手を頭の後ろで組みます2.両脚を持ち上げてひざを90度に曲げ、脛と地面を平行にしましょう3.息を吐きながら上体を持ち上げ、肘とひざを近づけてください4.お腹の筋肉を縦に縮めることを意識しながら、1~3を呼吸に合わせてゆっくりと10回行います腹斜筋を鍛える「ローリングサイドプランク」\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.肩の真下に肘をついて脚を横に伸ばしてください2.骨盤が床と垂直になるよう、腹圧を入れて体幹を固定します3.反対の手を腰に添えて、お尻を持ち上げましょう4.体をまっすぐに伸ばし、上側の手を上げてください5.息を吐きながら上側の手を床と脇腹の間に向かって通します6.息を吸いながら体を起こし、元に戻しましょう7.5~6を5~10回呼吸に合わせて行いますトレーニング時のポイント今回のトレーニングのポイントはそれぞれ5つ!トレーニングの効果を高めるためにも、ぜひ意識してみてくださいね。腹直筋を鍛える「アブドミナルクランチ」1.腕や肘の力を使わず、腹部の筋肉だけで行う2.おへそをのぞき込むように上体を丸める3.肩や首に余計な力を入れない4.勢いをつけない5.深い呼吸を意識する腹斜筋を鍛える「ローリングサイドプランク」1.お尻が落ちないように強く保つ2.ひねるときは、おへそは正面を向けたまま、胸でツイストする意識で行う3.肩や首に余計な力を入れない4.腕だけに頼らず体幹を使ってバランスを取る5.深い呼吸を意識するまずは無理のない範囲で続けることが大切です。連休中の食べすぎでお肉が気になるなら、コツコツとトレーニングを重ねてお腹痩せを目指しましょう。余裕がある日には、休憩を入れながら2~3セットほどチャレンジしてみてください!©Max4e Photo/shutterstockNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2022年05月08日連休で心身ともにリフレッシュしたのに、「あれ、普段の洋服がきつくなっているかも?」と変化を感じてはいませんか?連休で食べ過ぎてしまったせいで、お腹のお肉が気になりはじめた今、すぐに挽回していきたいものです。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、ぽっこりお腹を凹ませる方法をお伝えします。まずは2週間だけでも試してみましょう!下腹のお肉に効かせたい!全体的にぽっこりしたお腹のなかでも、特に下腹のお肉が気になる方もいると思います。連休中におうちでゴロゴロして過ごすことが多かった方は、いつの間にか姿勢が崩れてお腹をたるませる生活になってしまっていたのかも。下腹が気になるなら、お腹だけでなく股関節や下半身も丁寧に動かしてあげることがポイントです。体型の変化に気がついたときがケアのしどき。これから紹介するエクササイズを、まずは二週間続けてみましょう。エクササイズの前に背中を丸めておくエクササイズを始める前に、まずは背中を丸める姿勢を取りましょう。背中を丸めることで、仰向けになったときに反り腰になるのを予防することができます。特に、腹筋運動で腰が痛くなる方は、反り腰になったままでトレーニングを行なっている可能性も。腰回りにばかり負担がかかり、腹筋をうまく動かすことができない恐れもあります。腰を痛めたりトレーニングの効果を下げたりしないためにも、まずは仰向けの姿勢になり、両膝を軽く抱えるポジションを作りましょう。1.仰向けに寝ます2.背中と腰の上部を床に押しつけるようにし、尾てい骨あたりは床から浮かせるよう意識しましょう3.両脚を胸に引き寄せます。このとき、脚とお腹の力で引き寄せるようにし、手は軽く添える程度にしてください4.腰回りを軽く左右にゆすり、腰をリラックスさせます両脚を交互に伸ばすだけ!お腹周りをスッキリさせる簡単習慣1.上記で説明したように、ひざを抱えた姿勢で寝ます2.お腹と両脚でひざを引きつけていた感覚を維持しましょう3.息を吸います4.息を吐きながら、左ひざを抱えたまま右脚を伸ばしてください5.脚を伸ばすとき、肋骨と腰骨を近づけるようにしてお腹を縮めた姿勢を維持し、腰が反らないように注意します6.息を吸いながら脚をチェンジ。入れ替えるときも腰を軽く丸め、お腹を縮めるようにし、お腹の力で脚を引きつけるようにします7.息を吐きながら左脚を伸ばしてください8.脚を伸ばしては入れ替える動きを繰り返しながら、腰骨の内側付近にあるお腹の筋肉が伸びたり縮むのをイメージしてください9.4~7を20回行なって休憩し、余裕があれば再び20回繰り返しましょう姿勢を意識して、2週間トライ!脚を入れ替える動きを繰り返して腰が痛くなる場合は、お腹の力が抜けて腰に負担がかかっている可能性もあります。そのときは、エクササイズを始める前にとった基本姿勢に戻って進めるようにしてくださいね。まずは2週間。そのあとは様子を見て3日に1回程度行いながら変化を楽しんでみてください。©Vovatol/shutterstock上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整える“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした『マナメソッドセラピー』でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを展開中。生徒は全国にわたる。文/上村由夏
2022年05月07日ヨガインストラクターをしている筆者は、「どうやって体型を維持しているのですか?」と聞かれることが多いです。いざ聞かれると自分でも「なぜだろう」と考えてしまうのですが、無意識的に習慣になっていることがいくつかあると感じました。そこで今回は、筆者が体型を維持するために気をつけている3つの習慣をご紹介します。我慢せず痩せている人の共通点とはいつも健康的な美しさや体型を維持している人を観察しても、特に食事制限をしているようにも見えないと感じたことはありませんか?一緒にいると美味しいものを好きなように食べているみたいだし、ダイエットでつらそうな瞬間を見たことがないと思うこともあるのではないでしょうか。つらいダイエットや運動を続けていても、効果が出ないと悩む人にとっては、どうにかその秘訣を知りたいと思いますよね。そんなメソッドを取り入れたい人も多いはず。健康的に体型を維持している人の共通点は、“太りにくい生活”をしていることだと筆者は思います。痩せるためにあれこれ我慢するのではなく、我慢をせずに太らないよう意識しているのです。ハードルの低いルールを日常に取り入れる太らない意識とは何でしょうか?それは普段の生活において、当たり前にできることを自然とルーティン化していること。例えば、間食をしないようにお菓子をストックしない、惰性で食べるのではなく本当に美味しいと思ったものだけを食べるなど、さまざまにあります。つまり、わざわざ時間を取らなくても普段の生活に取り入れやすい、ハードルが低い決めごとを取り入れているのです。ヨガインストラクターの筆者も、思い返せば当たり前のように行っているルールがいくつかあるので、今回は3つご紹介します。1.姿勢に気をつける体型維持に一番必要だと筆者が思うのは、“姿勢に気をつける”ことです。ただし、美しい姿勢をキープしようとしても無理をしたりつらかったりしたら、維持できるのはせいぜい20分が限界でしょう。姿勢を気をつける点で筆者が最も心がけていることは、お腹をつぶさないこと。胃腸が入っているお腹をつぶしてしまうと、胃腸が圧迫されやすい状態に。胃腸を圧迫しないのは、食べ物の消化に負担をかけないためにも大切です。お腹をつぶさず伸ばすには、朝や疲れたとき、夜寝る前に伸びをして、しっかりと肋骨を引き上げるようにしてお腹のスペースを維持すること。腰や背中が疲れてきたときは、頭からみぞおち辺りまでの背骨を上に引き上げるようにしてみましょう。姿勢を整えるときにやりがちなのが、腰を反るようにして姿勢をよくしようとすること。これでは腰が疲れるばかりか、お腹は引き上がりにくいでしょう。2.歩くときにみぞおちを意識する普段歩くときの姿勢は、立ち姿勢と同様に体型維持にとっても重要。特に、下半身太りが気になる人は、歩き方が影響して下半身にばかり負担がある可能性も。脚を動かす筋肉はお腹にもつながっていますので、みぞおちから脚が生えている意識を持つことでお腹の筋肉を奥からも使うことができ、脂肪が燃焼しやすくなります。歩くときも、頭からみぞおちまでの背骨を上に引き上げるように心掛けるとよいでしょう。3.小麦製品を減らす太ってしまったと思うとき、甘いものを減らそうかなと考えることは多いはず。筆者は好きなものは我慢せず、美味しいものは気持ちよく食べる派です。けれどお腹がもたついてぽっこりお腹が気になったときは、腸の疲れを疑います。中でも小麦製品に含まれるグルテンの取りすぎは消化吸収に影響が出ると言われています。また中毒性もあるので、小麦製品であるパスタやパン、洋菓子などが無性に食べたくなってしまうことも。同時に影響を感じるのはメンタル面。倦怠感や疲労感、やる気に影響が出始めて気分が落ち込む時は、小麦の取りすぎを疑うようにしています。全ての小麦製品を抜くのは難しいので、朝食をお米にしたり、甘いものが食べたくなったら和菓子にしています。時には、二週間だけパスタ含め麺類を抜くようなこともしています。粗悪な小麦製品は腸壁を荒らすので、腸がブヨブヨになるとも言われているため、特に気をつけているのです。小麦を控えることで、数日で気持ちが安定したり便通が良くなったり、お腹周りがスッキリするなど、筆者はすぐに効果を感じるので、定期的に抜いてみるのもオススメです。生活の流れに組み込めるものを体型維持のために、いきなり運動時間を組み込んだり、食事制限をするのはハードルが高いですよね。一度自分の生活パターンを紙に書き出して客観視するのもオススメ。その中で体が自然と反応できるものを取り入れていくのが負担なく習慣化できるポイントです。頭の中だけで考えているとつい忘れたり、自分には合わない方法を選んでしまうので、まずは書き出すことで、自分の今の状態を自覚してみましょう。これだけでも自分に適切な方法を思いつくことがあります。今回は筆者が体型を維持するために行っている習慣をご紹介しました。どれも特に難しいことはなく日常の中で自然と習慣化できるものです。まずは自分の生活パターンを把握して、やってみたいと思うものから試してみてはいかがでしょうか?©metamorworks, margouillat photo, nelen/shutterstock上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整える“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした『マナメソッドセラピー』でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを展開中。生徒は全国にわたる。文/上村由夏
2022年05月06日