出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、モヤモヤした気持ちをうまく解消する女性、「スーツでバッティングセンターにいる女」になりきり。今週のお題“スーツでバッティングセンターにいる女”と聞いて、あなたは、どんな風景を思い浮かべましたか?私が思い浮かべたのは、2つのパターンです。まず、1つ目は、男性が多いグループのなかに、スーツを着た女性がいる姿。「スカートだけど大丈夫?」と周りの人に聞かれても、「全然平気です!かっとばしちゃいますよ!」と気持ちのいい返事をして、積極的に参加。ノリがいいし、男性陣の“バッティングセンターに行きたい欲”を邪魔しない、気遣いができる感じがしますよね。そして、もう一つは、一人で来ているパターン。もしかしたら彼女は、仕事で嫌なことがあって、モヤモヤした気持ちを解消しに来たのかもしれません。そんなときに、ネットに悪口を書き込むのではなく、ボールにぶつけるって、前向きな発散方法だと思います。本当は誰かに話を聞いてほしいのに、“夜だし、愚痴をこぼすのも申し訳ない…”と遠慮をして、ひたすらバットを振る健気さも感じられます。終わった後は、自販機の缶ジュースでひと息。お酒を飲んで忘れるのではなく、目の前の嫌なことと向き合って、心に決着をつけ、気持ちを切り替えて頑張る。もし翌日、“筋肉痛で資料が持てない…”なんて事態に陥ったとしても、そのドジっ子感がまた、かわいらしいですよね~。と、どちらのパターンにせよ、スーツでバッティングセンターにいる人は、すごく良い女だと思うんです。だからまずは、ひとりでバットを振りに行ってみましょう。もしかしたら、隣にいる男性に“もっと、下のほうを持って打ったほうがいいよ”なんて、声をかけられちゃうかも…!?そんなふうに、出会いのチャンスまで落ちているかもしれない場所、もう、行くしかないですよね~。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くの番組にレギュラー出演している。※『anan』2017年8月30日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2017年08月29日「TOKIO」の松岡昌宏が、9月25日(月)放送の「ドラマ特別企画 名奉行!遠山の金四郎」で主人公の遠山金四郎を演じることが明らかに。稲森いずみ、加藤雅也、中原丈雄、神山智洋(「ジャニーズWEST」)、渡辺麻友(「AKB48」)、平田満、原田美枝子、北大路欣也ら豪華俳優陣を共演に迎え、3時間のスペシャル版で放送する。これまでTBSでは、遠山金四郎を主人公にしたナショナル劇場「江戸を斬る」シリーズを7回放送し、西郷輝彦が5回、里見浩太朗が2回金四郎を演じた。TBSのドラマに金四郎が登場するのは、里見さんが出演した1994年以来23年ぶりとなった。そして今回、東映京都撮影所にて8月27日(日)、お白洲でのお裁きシーンの撮影が行われ、金四郎の桜吹雪の刺青を初めてお披露目。松岡さん演じる北町奉行の金四郎は、金次と名乗って江戸の街に出没し、庶民の希望や不満を聞いて政道に反映。明るく気さくな金次は、人々から金さんと呼ばれて慕われており、奉行所にいては出会わない悪事にも遭遇する。金四郎が奉行として悪事を裁くとき、悪者は知らぬ存ぜぬと白を切るのだが、実は金四郎が金さんだったと驚きの種明かしがあり、悪人は観念させられるというのが「遠山の金四郎」のストーリー。桜吹雪の刺青は金四郎が金さんであるという決定的な証拠で、桜吹雪の登場は番組最大の見せ場。そんな金さんのシンボル、桜吹雪の刺青を描くには、その面積により2時間から4時間かかるという。右肩と腕の刺青だけを見せるお白洲シーンでは2時間を要し、金四郎が入浴するシーンでは、背中にも一面の桜吹雪を描くため4時間もかかったそう。お白洲シーンを撮り終えた松岡さんは、「桜吹雪を背負ったとき、うれしくて久しぶりに写メを撮りました。桜吹雪を背負うとその重さが感じられて、そんな思いがお白洲での裁きのセリフにつながるのだと思います。桜吹雪の力を借りながら、お白洲シーンを撮りきりました。この場面を番組の最大の山場だと考えて収録してきたので、撮影を終えてすがすがしい気持ちです」と心境を明かし、「誰もが知っている遠山金四郎役を僕が演じるとは夢にも思っていなかったので、ウソだろうというのが話を聞いての第一印象です」とコメント。また自身の時代劇デビューは16歳のとき、松方弘樹主演の「大忠臣蔵」だと言う松岡さんは、当時をふり返り「このときたくさん勉強させていただきました。その松方さんが演じた遠山金四郎を演じられることは何かご縁を感じます。僕は時代劇の大ファンでたくさんの先輩方の金さんも見ているので、金さん像が頭に入っています。それを引き継ぎながらどうやって自分らしさを出そうかというのがこの作品の工夫のしどころです」と語った。そして、「地上波での時代劇放送は少なくなっている昨今、3時間のドラマを放送できるのは大きなチャンス」と話す松岡さんは、「こんなに面白い作品があるぞと皆さんにお知らせして、金さんを知らない若い世代にもご覧いただきたいですし、時代劇ファンの方々には懐かしくご覧いただきたいと思います」と多くの人たちに観てもらいたいと語っている。「ドラマ特別企画 名奉行!遠山の金四郎」は9月25日(月)20時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月29日公開中の劇場版『HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY』にて物語の核の一人となるキャラクターを演じる黒木啓司さんと、劇場版初参加のNAOTOさん。お二人のマイブームやLDH全体での“流行モノ(?)”も要チェックです!黒木啓二EXILEのエンタメを九州に浸透させていきたい。俺が宮崎出身っていうのもあるんですけど、今、九州にハマっています。とくに福岡はメシも美味いし、女性もキレイ(笑)。俺が上京したときに感じた東京の活気やわくわくするような雰囲気が今、福岡にあるんですよね。今年に入ってもう2か月くらいは福岡にいます。個人的な勘なんですけど、今後はもっと九州に注目が集まるような気がしていて。EXILEエンタテインメントを九州に浸透させるために、「THE NINE WORLDS」というプロジェクトも始動させました。九州のテレビ局と一緒に番組を作ったり、イベントを企画したり。これからもっと九州を盛り上げていけたらいいなと思っています。NAOTO15作品を並行して読むほど漫画にハマっています!俺がハマっているのは漫画。常に15作品くらい並行して読んでいます。お気に入りは、『キングダム』『進撃の巨人』『グラゼニ』『ゴールデンカムイ』『土竜の唄』。少女漫画も読みますよ。『7SEEDS』は壮大なストーリーで俺のベスト5に入るくらい好き。ハリウッドに売り込みたいくらいです!あと、LDH全体で流行っているのはGENERATIONS。先輩から飲みの席に誘われまくってます。俺はメンディーをよく呼ぶんですけど、そうするとだいたい(佐野)玲於もついてきて。で、「他のメンバーは何してんの?」って聞くと、別の先輩から誘われていたり。ジェネ、大忙しです!(笑)映画「HiGH&LOWTHE MOVIE2 / END OF SKY」黒木さん扮するロッキーがリーダーの「White Rascals」をはじめ、5つのチームが争いを繰り広げるSWORD地区。NAOTOさんはそこの支配を新たに目論む武闘派集団「プリズンギャング」のジェシー役。全国松竹系にて公開中。くろき・けいじ1980年1月21日生まれ、宮崎県出身。EXILE兼EXILE THE SECONDのパフォーマー。AbemaTV『BPM~BEST PEOPLE’s MUSIC~』(毎週土曜21時~)のMCを担当中。ナオト1983年8月30日生まれ、埼玉県出身。EXILEパフォーマー、三代目J Soul Brothersのリーダー兼パフォーマー。TBS系『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(毎週木曜19時56分~)に出演中。※『anan』2017年8月30日号より。写真・網中健太スタイリスト・jumbo(speedwheels)ヘア&メイク・千絵(H.M.C/黒木さん)下川真矢(NAOTOさん)インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年08月28日山口智子、天海祐希、菅野美穂、榮倉奈々、志田未来、川口春奈ら演技派女優を数多く輩出する芸能事務所・研音で、17歳の新人女優が新たな一歩を踏み出そうとしている。喜多乃愛は、知らぬ間に母が送った履歴書がきっかけで、今年1月にこの世界に入った。レッスンの日々を送っていた喜多にチャンスが巡って来る。8月29日、東京の中野ザ・ポケットで上演される舞台『大きな虹のあとで~不動四兄弟~』(事前チケットは既に完売/当日券のみ)の出演が決まったのだ。ところがこの作品、彼女にとっては別の意味を持つ。主演は入江甚儀、市川知宏、竜星涼、山本涼介、脇を固める女優陣は大友花恋、桜田ひより、矢作穂香。同事務所で実績を残してきた先輩俳優たちだ。舞台デビュー作でいきなりの難関が待ち構えていた喜多。彼女はどのような思いで立ち向かい、成長を遂げようとしているのか。芸能界で新たな一歩を踏み出す人物の思いを記録するインタビュー連載「駆け出す一歩」の第一回。舞台稽古真っ只中の喜多は、ほどよい緊張感を漂わせ、笑顔とやる気に満ちあふれていた。○親に直訴「キャンセル料払うから!」――いよいよ本番が迫ってきましたね。今年1月1日に事務所に所属して、春頃に出演が決まりました。お稽古が始まったのは8月1日。実は、出演することを聞いた時点ではどなたと共演するのか知らなくて、その後、出演される方のお名前を聞いて固まりました(笑)。なかなか実感できなくて、しばらくフワフワした気持ちだったんですけど、ビジュアル撮影を終えて本番が近づくにつれて、せっかく先輩とご一緒させてもらえるので自分が新人であることはできるだけ考えないようにして、きちんと一人の役者として演じようと決めました。――出演が決まってからは、どのような準備をして不安を解消していったんですか?できることは全部やっておこうと思って、演出の秦(秀明)さんに聞いたら、声を強くするためにカラオケに行くことを勧められました。あとは、戦争がテーマの作品なので歴史の勉強をして、家族と地方の資料館にも行きました。――行動力ありますね。今まではそういうタイプでもなかったんですけど(笑)、この世界に入って変わりました。お仕事のスケジュールで一度行けなくなって「それでも絶対に行く!」と(笑)。「キャンセル料が発生しても自分で払うから行かせて」と親にお願いしました。――喜多さんをそこまで突き動かしたのは、何だったんでしょうか?それほど重いテーマですし、演技経験も少ないからだと思います。今まではこんなことしなかったです。この世界に入って、行動力がつきました。プライベートでは変わってないんですけど、仕事となると責任感というか、「しっかりしなきゃ」という思いがあります。――秦さんのツイッターでは「女性キャストも初日から台本無し。意地の張り合いが心強い」とありました。セリフを頭に入れて、稽古に臨んだんですね。全部覚えて稽古初日を迎えました。登場人物が多いので大変で……。覚え方が分からなくて、最初は読んでも頭に入りませんでした。私以外のセリフを録音して流れを聞いたり、いろいろな方法を試しながら覚えました。――そして迎えた稽古初日。名立たる先輩方を前にして、準備していたことを活かすことはできましたか?カメラとは違って目の前にはお客さんがいるので、どういう動きをしていいのか全く分からなくて。自分のセリフのところの動き方はなんとなくつかめていましたが、それ以外で何をしていればいいのか理解できていなくて、最初は固まって何もできなかったです。こうして自分が舞台に出る立場になると、今まで見てきた方々が工夫されていたんだと感じます。――セリフ以外の喜多さんにも注目してます。そのほか、演出の秦さんからはどのような指導があったのでしょうか。「声のボリュームはよくても、今のままだと聞こえづらくて言葉が入ってこない」「音になって言葉になっていない」と言われたので、稽古が始まる前には声出しなどのトレーニングを一生懸命やっています。言われないと気づかないことでした。――先輩俳優と共演して学んだことは何ですか?主演の4人(入江甚儀、市川知宏、竜星涼、山本涼介)の方の熱量がすごいです。稽古はエアコンを消してやってるんですけど、だんだん暑くなって、4人の方のスイッチも入って。クーラーがついているときとは別人のように変わって、ものすごい迫力でした。自分もそうなるのを実感していて、追い込まれるとどんどん熱くなります。――今のところ順調ですか?部分的にやる稽古でできていても、通し稽古で自分の粗が見えてまだまだだと思いました。今日もこれから通し稽古を2回やります。――直前にすみません(笑)。いえ、ありがとうございます(笑)。通さないと分からない部分があったので、通し稽古の大切さを感じました。何回も繰り返すと、型にはまって新鮮味がなくなってしまいますので、初心に戻ってその瞬間を楽しむことを心掛けています。自分の稽古じゃない日でも、主演の方々の稽古を見て勉強して、雰囲気をつかんでいます。――本番直前ですが、今はどのような状態ですか?まだまだです。詰めるべきところを詰めて、本番に臨みたいと思います。――演じる楽しさは感じていますか?感じていますが、今は稽古真っ只中なのできついこともたくさんあるんですけど、秦さんが「終わった時に『役者になってよかった』と思える舞台にしたい」とおっしゃっていて、私もそれを目指してやっていきたいと思っています。――3人の先輩女優(大友花恋、桜田ひより、矢作穂香)との共演で何か得たものはありますか。作品でご一緒するのは初めてですが、一緒にレッスンを受けさせていただいてきました。その中で、自分の課題を乗り越えている姿を目の前で見ることができるのは、すごく幸せな環境だと感じます。――こうしてお話しているとすごく落ち着いていらっしゃる印象です。もう不安な毎日です! でも、不安を意識するとどんどん内に内になってしまうというか、そればかり考えても仕方ないなと。先輩方の足を引っ張りたくないので、「やるしかない!」と気持ちを切り替えています。――きっと役者としてプラスになる貴重な経験だと思います。最近、ツイッターを始められましたが、どのような思いで?昨日始めました(※8月22日に取材)。この舞台もあるので、自分を発信できるいい機会だと思って始めることにしました。稽古の様子をお客さんに伝えたいです。やっぱり、お客さんには楽しみにして来てもらいたくて。喜多乃愛です!Twitter始めました✩よろしくお願いします^^ pic.twitter.com/m5JJAZJ25c— 喜多 乃愛 (@noa_smile_518) 2017年8月21日○目標は2020年までに朝ドラに出ること――お母さんが履歴書を送ったことが現在の事務所に入るきっかけだったそうですね。もともと芸能界に憧れはあったんですけど、行動には起こせていなくて、親がその踏み出すきっかけを作ってくれました。――舞台にはご家族はいらっしゃるんですか?お父さん、お母さん、妹も。おばあちゃんもおばさんも、みんな。なんか緊張しますね(笑)。――別の話題に変えましょうか(笑)。ご両親はこの仕事をどのように受けとめていらっしゃるんですか?4歳からダンスをやっていて、それも母がきっかけでした。ずっと面倒を見てもらっていたんですけど、この世界では親が何かをするよりも自分でやるようになりました。メールや日程の管理、持ち物の準備も一切親は関与していません。自分一人でやりなさいということと受けとめています。――仕事の話もあまりしない?しますけど、向こうからは聞いてきません。ただ、何かに悩んでいたりすると、「元気ないけど大丈夫?」と声を掛けてくれたりすることはあります。でも、そこを頼りにしているというようりも……悩んでいても誰かの力を借りようとはあまり思わないです。――それでもつらい時は?やっぱり友だちです。みんな応援してくれています。こういう世界に入ったら厳しいことも言われたりするのかなと思っていたんですけど、みんな優しい。疲れている時でも、帰りの電車でずーっと話してしまいます(笑)。――今回の舞台は「夢」もテーマです。現時点で、何か思い描いている将来像はありますか?目標があって、とにかくそれに向かって頑張る。頑張ってどうなるか分からないですけど、とりあえず今は「頑張るしかない!」と思っています。――どのような目標なんですか?2020年に二十歳になります。その年までに朝ドラに出るのが私の夢です。ヒロイン以外の役でも、とにかく出たい。それまでに、挑戦できるまでの演技力をつけたいと思っています。■プロフィール喜多乃愛(きた・のあ)2000年5月18日生まれ。埼玉県出身。身長160センチ。趣味は音楽鑑賞、特技はダンス・書道、世界史を暗記すること。2017年4月期のTBS系ドラマ『あなたのことはそれほど』で、飯田香子(回想・中学生)役を演じた。
2017年08月28日発達障害の当事者が出る番組を前に、心に広がるモヤモヤ。出典 : 発達障害に関するテレビ番組が最近増えてきましたね。7月にもTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」という番組で、発達障害のあるピアニスト、野田あすかさんの特集があったのが記憶に新しいと思います。こうした番組が放送されることはとても嬉しい反面、実際に番組を見るのには少し勇気がいります。それはおそらく、私の心の中で、隣の芝が青く見えてしまう気持ちがあるからなのでしょう。正直なところ「発達障害と診断された我が子にも、キラリと光る才能が一つでもあれば・・・」と思うことがあります。成功されている方やサポート環境が充実されている方を羨ましく思ってしまう気持ちもないわけではありません。そんなときは、落ち着いてこんな考えを頭に思い浮かべるのです。「自分たち家族と番組に登場する方々を比べて悲観する必要は1ミリもない。我が家とは違う苦労があり、今まで試したことのない工夫もしているのだから、自分でできることを探してみる気持ちで見てみよう。」そうやって自分に言い聞かせてから「えいっ」と番組を見ることで、素直な気持ちで見られるようになる気がしています。番組を見て気付いた「代替案に考えが及ばない」という特性出典 : 今回の番組でとても参考になったのが、野田あすかさんが買い物をするシーンでした。「スプーンの絵が描いてある砂糖を買ってきてね」と言われたものの、スーパーにはそのパッケージの商品が置いていなかったのです。あすかさんは「違う砂糖を買って帰る」「母親に電話して聞いてみる」などの代替案を思いつくことができず、「どうしよう」と戸惑い泣いてしまいます。この「代替案を思いつくことができない」という様子が発達障害の診断を受けている息子の日常と重なり、はっと気づいたことがありました。息子は勉強中に字を書き間違えると「あ、間違えちゃった、どうしよう」と言って焦って固まってしまいます。最初は「消しゴムで消して書き直してみたらどうかな?」と丁寧に対応していても、「ママ、どうしよう、どうしよう」と日に何度も聞かれると私もイライラとしてしまい「さっきも言ったよね?自分でちゃんと考えなさい!」と怒ってしまうことがよくありました。しかし、これは息子が考えることを放棄しているわけでも、甘えているわけでもなく「どうすればよいか」という案を思いつくことができない脳の特性に起因することだったのです。また息子は水泳教室で着替えるのが遅く「ロッカールームに取り残されてしまったらどうしよう」と強い不安を抱えおり、水着のまま床に座り込んでしまうこともありました。この理由も、「どうしよう」という考えから抜け出せずに困り果てているために起こるのだと考えるようになったのです。「どうすればよいか」を考えられるようになるために出典 : 息子が困り果てた状態を自ら脱することができるようになるためには、どうすればいいでしょうか。そのためにはまず「字を書き間違えたら、消しゴムで消して書き直す」「座り込まず手早く着替えれば、ロッカーに取り残されることはない」ということを、根気よく、息子にわかりやすい形でインプットして行く必要があると思います。自閉症スペクトラムのある人にはさまざまな特性があります。はっきりと目に見える困難さは他人も気づきやすいですが、気づかれにくい部分は「誰でもよくあること」で片づけられてしまいがちです。私も息子が困っている部分を発達障害の特性だと考えず、「甘えだ」「考える力が足りない」「頭でわかっているのに出来ないわけがない」と切り捨ててしまうところでした。代替案を考えるところまでたどり着けないのは脳の特性の問題だと思いますが、そうであったとしても少しずつ成長はしていくはずです。まずは、息子が困っているときは「こんなときは〇〇してみよう」と次のステップを提示し、それを積み上げてゆくことを続けていこうと思っています。「好き」を伸ばし、「困った」を助けてあげること出典 : 番組中で登場した野田あすかさんはピアニストとしてご活躍されていますが、楽譜を読むことができません。想像を絶するような長い時間をかけ楽譜を分解し、工夫を重ねてそれらを組み合わせ、一曲としてインプットし、それを自分の音楽として奏でていらっしゃいます。あっさりと楽譜を読める人には信じられない世界だと思いますが、彼女がそこまでして楽譜を自分のものにする原動力は、やはり「ピアノが好き」だということなのだと思うのです。発達障害のある子どもたちが、一般の子どもたちに比べて出来ないことが多かったり、出来たとしても時間がかかったりすることがよくあります。そうしている間に自己肯定感が下がり、自分を責めたり無気力になってしまうこともあるかもしれません。特性や個性を認めてあげて、長所を伸ばしてあげるために、私たち親に何が出来るのか。それを考えていくと、やはり「好き」と思えることを増やしてあげることだと思うのです。たとえそれが親の意向に沿わないことであっても、虫なら虫、戦隊モノなら戦隊モノにどっぷりはまる時間を作ってあげることで、図鑑から知識を得る方法、インターネットを検索する方法を覚え、さらにそこで見かけた新しい物にまた興味を持つかもしれません。少しずつ世界を広げて「好き」を増やす環境を整えてあげることが、家庭でできるとても大切なことではないでしょうか。好きなものを否定されない、困っていることを責められずに次の方法を教えてもらえる。そんな子どもにとって安心できる家庭作り。頭ではわかっていても私自身なかなか難しいのですが、それでもあきらめず、日々意識して子どもたちに接していきたいと思います。
2017年08月27日NHK大河ドラマ「真田丸」のメインテーマでも知られるヴァイオリニストの三浦文彰が、8月27日(日)今夜放送のTBS系「情熱大陸」に出演。「天才少年」と呼ばれた若き孤高のヴァイオリニストに秘められた“家族の絆”を番組が追った。三浦さんは1993年東京都生まれ。両親はヴァイオリニスト、妹はピアニストという音楽一家で育ち、3歳からヴァイオリンを始め6歳より徳永二男に師事し、その後ウィーン私立音楽大学に入学、パヴェル・ヴェルニコフ、ジュリアン・ラクリンのもとでさらに腕に磨きをかけた。2009年に世界最難関といわれるドイツのハノーファー国際ヴァイオリンコンクールに、16歳という若さで史上最年少優勝。使用するのはストラディヴァリウス1704年製作Viottiという若き天才ヴァイオリニストだ。ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、ミルウォーキー響、プラハ・フィルなど世界の名だたるオーケストラや音楽家たちと数多く共演。日本でも「AAA」や辻井伸行とのコラボ、さらに2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」での、ヴァイオリンの印象的な音色ではじまるメインテーマを弾き話題になるなど多方面で活躍している。朝から晩まで「ずーっとずーっと音楽のことを考えてしまう」という几帳面な性格で、唯一の息抜きは「お笑い動画を見て笑うこと」だという三浦さん。繊細かつ骨太な音色とその甘い顔立ちで女性ファンも数多い彼だが、その家庭環境から「天才少年」「サラブレッド」と世間から呼ばれるも、裏では家族の問題に苦しみ父親に反抗し続けた苦しい過去があったという。今回番組では三浦さんの海外での音楽活動とともに、次世代の才能を生み出そうと子どもたちに直接レッスンをする風景なども取材。さらに自らがヴァイオリンを演奏しながらオーケストラの指揮もするという「弾き振り」に挑む過程にも密着した。この「弾き振り」で共演したオーケストラのコンサートマスターはなんと父親。父との関係に苦しみ屈折した思いを抱えながら大人になった過去を持つ三浦さんと、その息子の成長を影で見守る父親、お互いを想いながら音を奏でる音楽家親子の“絆”を追う。「情熱大陸」は8月27日(日)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2017年08月27日超一流アスリートが競技人生の中で遭遇した「あの時スゴかった天才」の“いま”を追跡、一流アスリートが勝てなかった“消えた天才”の第二の人生を探る「消えた天才~一流アスリートが勝てなかった人を大追跡SP~」が8月27日(日)18時30分~TBS系でオンエアされる。番組MCは「バナナマン」。ゲストは恵俊彰、三田寛子、篠原信一、澤部佑、ホラン千秋、吉岡里帆。幼少期からその才能に注目が集まっていた“平成の大横綱”貴乃花が小中学時代、唯一勝てなかった男「天才K」だが、数多くの相撲部屋からスカウトされながらもプロの世界へ進まなかった。なぜ「K」は角界入りしなかったのか。そしていま何をしているのか。元巨人のエース・桑田真澄が高校入学時「絶対に勝てない」と思った同期の「天才T」は、ある“事件”によりマウンドに上がることが困難に。代わりにチャンスを得たのが桑田さんだったという。「本当はTKコンビだった」と語るほど桑田さんの人生を大きく左右させた「天才T」とは。現在“9秒台争い”が繰り広げられている陸上日本男子100mで、50年前既に「10秒1」を記録、1964年の東京五輪で100mを予選1位通過。日本人としては空前絶後の記録を叩き出した「天才I」だが、24歳の若さで陸上を引退。その後プロ野球に「代走専門選手」としてドラフト指名されるも徹底的にマークされわずか3年で戦力外となり表舞台から姿を消した。今回「I」が30年ぶりにテレビの前に登場する。いまから22年前、競泳界に現れた“岩崎恭子を超える逸材”中学生「天才A」は中学生にして世界ランク1位に輝き、世界記録も樹立したが“残酷な出来事”がきっかけで表舞台から姿を消すことに。「天才A」がその後歩んだ意外な人生とは!?松井秀喜の「五打席連続敬遠」で話題になった1992年夏の甲子園で歴史的な快挙を成し遂げ、松井さんと共に高校日本代表でも活躍した「天才M」だが、プロからの誘いを拒否して大学受験、プロ入りすることはなかった。あれから25年を経たいま「天才M」は何をしているのか?なぜプロ入りを拒否したのか…いま明かされる真実とは。前園真聖が小中学校時代同じ地区でプレーし、常に憧れの存在だった同学年の「天才E」。一度も勝てたことがなかった「天才E」はプロに進まず表舞台から消えた。26年を経たいま、「天才E」は何をしているのか。2010年のバンクーバー五輪で巻き起こった“腰パン騒動”。当時記者会見でつぶやいた声がマイクに拾われ大騒動になった「天才K」はいま何をしているのか。あれから7年を経て別の舞台で世界一になった「天才K」が“腰パン騒動”の真相をテレビで初めて語る。瀬古利彦が人生で最も衝撃を受けた「天才K」は、大学1年の箱根駅伝で衝撃の走りを見せるも、華々しい大学生活を送ったあとは表舞台で活躍することなく陸上を引退。そんな「天才K」の現在を追跡してみると衝撃の転身を遂げていた。「天才K」の意外な素顔と「箱根フィーバー」の壮絶な裏側をテレビ初告白する。ゲストの吉岡さんは本番組終了後、21時からオンエアされる日曜劇場「ごめん、愛してる」に出演中。「TOKIO」の長瀬智也主演、坂口健太郎、大竹しのぶらも出演。吉岡さん演じる凜華と、坂口さん演じるサトル、長瀬さん演じる律の関係もいよいよ佳境に突入する。「消えた天才~一流アスリートが勝てなかった人を大追跡SP~」は8月27日(日)18時30分~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年08月27日現在進行中の壮大なエンタテインメントプロジェクト『HiGH&LOW』。公開中の劇場版『HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY』にて物語の核の一人となるキャラクターを演じる黒木啓司さんと、劇場版初参加のNAOTOさんに、お互いの魅力を語ってもらいました。――本作の一番の見どころは?黒木:「HiGH&LOW」は男たちの友情や絆を描いた物語なんですけど、2では今まで敵対していた各チームのリーダーたちが手を組むんです。NAOTO:ライバル同士が手を組んで強大な敵を倒す展開って、鳥肌が立つじゃないですか。『ドラゴンボール』でいう悟空とベジータが組んで魔人ブウを倒すとか、『ろくでなしBLUES』で四天王が共闘して川島を倒すとか。「HiGH&LOW」版“アベンジャーズ”みたいなイメージです。――撮影中の思い出は?黒木:同じチームのメンバーを演じた遠藤雄弥さん、栁俊太郎さん、稲葉友さんと群馬の場末のバーを何軒もハシゴしたことです。NAOTO:面白そうですね。俺は北九州のロケで毎日のように岩ちゃん(岩田剛典)と一緒にいたんで、その流れで食事に行ったり、(関口)メンディーも同じシーンが多かったので福岡で食事したり。黒木:そうそう俺、「福岡に今、NAOTOさんとネスミスさんがいる!」って友達から連絡きて。そんでネスに、「何してんの?」って電話しようと思ったんだけど、よくよく考えてみたらネスなわけねぇなって(笑)。NAOTO:たぶんそれ、メンディーの間違いです(笑)。――普段のお二人の関係性は?NAOTO:昔はよく二人で飲みに行ったりしてたんですけどね。黒木:最近はないね。各々のグループが忙しくなってきたから。――初めて会ったときの、お互いの第一印象って覚えてます?黒木:いや、まったく。NAOTO:俺は超怖かったですけど(笑)。啓司さん、やっぱりすげぇ迫力ありましたから。全然笑ってなかったし。黒木:俺、みんなに怖いって言われて笑うようになったんですよ。NAOTO:意外とそういうところは受け入れるんですね(笑)。黒木:人を見かけで判断するんじゃねぇよって若干イラッとした部分もあったんですけど、少しショックだったんですよね(笑)。NAOTO:俺も啓司さんもB型だからか、意外と気にしぃですよね(笑)。黒木:もともとただのダンサーだったから、エンタテインメントっていうものが昔はよくわかっていなかった。楽しくもねぇのに笑えるかよ!って(笑)。NAOTO:啓司さん!それ活字にしたとき怖いですって(笑)。黒木:でも最近は年もとって、重力にいろんなものが負けてきて、目もちょっと下がってきたんですよ。整形じゃなくてね。NAOTO:わかってます(笑)。黒木:性格的にもだいぶ丸くなりました。まだとげとげしてる部分もありますけど。テレビに出るときは笑いますし、撮影のときも笑えって言われたら笑います。ただ、訓練しないと人は簡単には笑えないっていう話です。NAOTO:そこですか?(笑)――お互いのココがかっこいいと思うところはどこですか?黒木:NAOTOはおしゃれだし、美味い店も知ってるし、付き合ったらいろいろ買ってくれそうだし、いろんなところに連れていってくれそう。マメなんだろうね。NAOTO:啓司さんは見てのとおり、漢(おとこ)の中の漢ですよ。嘘偽りなく、思ったことをストレートに投げてきますから。みなさんにも十分伝わりましたよね?(笑)映画「HiGH&LOWTHE MOVIE2 / END OF SKY」黒木さん扮するロッキーがリーダーの「White Rascals」をはじめ、5つのチームが争いを繰り広げるSWORD地区。NAOTOさんはそこの支配を新たに目論む武闘派集団「プリズンギャング」のジェシー役。全国松竹系にて公開中。くろき・けいじ1980年1月21日生まれ、宮崎県出身。EXILE兼EXILE THE SECONDのパフォーマー。AbemaTV『BPM~BEST PEOPLE’s MUSIC~』(毎週土曜21時~)のMCを担当中。ナオト1983年8月30日生まれ、埼玉県出身。EXILEパフォーマー、三代目J Soul Brothersのリーダー兼パフォーマー。TBS系『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(毎週木曜19時56分~)に出演中。※『anan』2017年8月30日号より。写真・網中健太スタイリスト・jumbo(speedwheels)ヘア&メイク・千絵(H.M.C/黒木さん)下川真矢(NAOTOさん)インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年08月26日笑福亭鶴瓶と「ViVi」モデル・emmaがMCを務め、ゲストの友人や関係者に徹底取材することでその素顔に迫っていくバラエティー「A-Studio」が8月25日(金)オンエアされ、女優の田中麗奈がゲスト出演。昨年結婚した夫との結婚生活などについてトークを展開する。幼少期から女優を志し、久留米市在住だった高校時代にCMで注目を集めた田中さん。多数のCM出演と並行で『はつ恋』『東京マリーゴールド』『ドラッグストア・ガール』など多数の映画に出演、2007年に『ゲゲゲの鬼太郎』の実写版で演じた猫娘役も大きな話題となった。その後も『犬と私の10の約束』『源氏物語 千年の謎』『麒麟の翼』などの映画とともに、人気韓国映画の日本版となるドラマ「猟奇的な彼女」のヒロイン役や、大河ドラマ「平清盛」「花燃ゆ」などTVドラマでも活躍している。今回も女優として着実に成長を続けてきた田中さんのプライベートを探るべく、番組が徹底取材。トークでは夫が購入したカップ麺をこっそり食べて容器をわからないように捨てたにも関わらず「夫にすぐ見つかっちゃう」ことなど、田中さんの知られざる結婚生活などが語られる模様だ。今回のゲストである田中さんが出演する舞台“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season風”が9月15日(金)から「IHIステージアラウンド東京」で上演される。劇団☆新感線の戯曲である本作は1990年に古田新太主演で初演され、その後は7年ごとに市川染五郎、小栗旬など様々なキャストによる再演を繰り返してきた人気作。今回は“花・鳥・風・月”の4シーズンに分けロングラン公演されることになり、“Season風”はその3作目。主人公の捨之介、その敵役・天魔王の二役を松山ケンイチが、蘭兵衛を向井理が、極楽太夫を田中さんがそれぞれ演じるほか、沙霧役に岸井ゆきの、狸穴二郎衛門役に生瀬勝久といったキャストも共演する。客席が回転する新趣向の劇場「IHIステージアラウンド東京」を生かした演出にも注目。田中さんの貴重なプライベートトークが聞ける「A-Studio」は8月25日(金)23時~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年08月25日Amazonオリジナルの連続ドラマ「東京アリス」の完成披露試写会が8月24日(木)、都内にて開催され、出演の山本美月、トリンドル玲奈、朝比奈彩、高橋メアリージュン、大谷亮平、瀬田なつき監督、菊地健雄監督が登壇した。同作は、「クローバー」「月と指先の間」で知られる人気漫画家・稚野鳥子による大ヒット少女コミックが原作。人生の岐路に立つ同級生4人組のリアルな姿と恋愛模様を描き、連続ドラマでは、代官山のシェアハウスで暮らしながら、恋愛や仕事、ファッションなど、それぞれの幸せを追い求めていくストーリーが描かれる。有栖川ふう役を山本さんが、羽田みずほ役をトリンドルさんが、円城寺さゆり役を朝比奈さんが、桜川理央役を高橋さんが、冷徹で容赦のない仕事から“アイスマン”と呼ばれる、ふうの上司・奥園慎二役を大谷さんが演じる。イベントでは、女性キャスト4人がそれぞれの役柄に対する思いを語った後、大谷さんに「ご自身としては、4人の中で一番気になるキャラクターは?」との質問が飛んだ。韓国での12年の芸能活動の後、日本での初レギュラー出演となったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)が大ヒットし、注目を集めている大谷さんは「選べませんね。昨日から考えたのですが、ちょっと難しいです」と回答。すると、山本さんは「当たり前に、私じゃないですか?だって、ふうちゃんですよ」と猛烈アピール。大谷さんは「そうですね」とはにかみ、「ふうは、撮影していても放っておけないといいますか、男心をくすぐるといいますか、そういうキャラクターの人なので」と印象を言葉に。大谷さんの言葉を受けた山本さんは「くすぐりました!」とにっこり。大谷さんは「迷ったというのはうそで、はっきり言うと、ふうちゃんではないでしょうか」と明かした。ただ、大谷さんの声のトーンが低かったためか、山本さんは「私が言ったから?」とチクリ。続けて山本さんは、「そういえば、大谷さんは大事なところで、私の名前じゃなくて、『円城寺!』って呼んだのですよ。すごい大事なシーンで。『有栖川!』って言わなきゃいけないところを、『円城寺!』って」と恨み言。菊地監督は「2回、(『円城寺!』と)呼んで。カットをかけて。『僕、何か間違えました?』みたいな感じでした」と大谷さんの様子を暴露した。イベントは和気あいあいと進んだが、“アイスマン”と呼ばれる大谷さんの役柄が話題にあがると、山本さんは、仕返しとばかりに、「(大谷さんは)すごい天然なのですよ。こう見えて恐ろしく天然なのです」と笑みを浮かべた。大谷さんは「天然と言うと誤解を生じるのですが」、「僕はもうアラフォーなので」などと反論。しかし、山本さんは「(劇中の)待ち受け画面がカピバラだったのですよ。現場で、カピバラの写真を見せて、『見て下さいよ!この待ち受け!』と言ったら、『ああ、モモンガ』って(笑)。『カピバラは韓国にはいない』って言うのですよ。『韓国にいたからカピバラを知らない』って言うのです。それって韓国の方に失礼だと思うのですよ。絶対、韓国の方もカピバラを知っていると思います」と畳みかけた。大谷さんは「カピバラは、ここ何年かの間に流行った動物だと思うのです」、「オシャレな動物とかはあまり分からないです」などと弁明していたが、一連のやり取りが笑いを誘った。Amazonオリジナル「東京アリス」は8月25日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信開始(全12話)。(竹内みちまろ)
2017年08月24日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「サンフレ」。サンドバッグフレンドの略で、恋愛や仕事で落ち込んだときに、愚痴を聞いてもらい「精神的サンドバッグ」になってもらう友人のことなんだそう。自分に好意を持っているが彼氏候補にならない男性がターゲットに。男子100人アンケートでは、「サンフレがいる女性はアリですか?」という質問に35%がアリ、65%がナシと回答。一方、土田さんの意見は?ウィンウィンの関係が成立する男もいますM体質の男なら、むしろ嬉しいんじゃないですか。「僕にだけいろんなことを話してくれる」という勘違い。女性側も、「アナタだから言えるの」という思わせぶりな態度だろうから、お互いウィンウィンの関係で成立するわけで。そもそもサンフレじゃなくたって、「あの人には愚痴が言える」という友達くらいはいませんか。女性の場合は、答えを求めているわけではなく、ただ聞いてくれるだけでいいんでしょ。ニコニコしながら「そうだね」って言ってくれればいいんだから。たまに僕のところにもSNSで悩み相談がくるんですけど、大抵は、ただ聞いてほしいだけなんだろうなぁと思うんですよ。だから、あえて返事はしませんしね。もし、的確な答えを求めるようになったら、それはもう打ち返し合うスパーリングになっちゃう。サンドバッグの役割じゃなくなりますからね。愚痴を言う側も、直球の文句ばかりじゃなくて、少しポップなノリで話せるといいんじゃないかな。受け止める側も、少しは楽しんでくれそうじゃないですか。つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『このって何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数。※『anan』2017年8月30日号より。文・神保亜紀子(C)Thomas_EyeDesign(by anan編集部)
2017年08月24日萩本欽一(76・以下萩本)「小西ががんになったという話は聞いていたんだよ。しかも完治が難しい腎臓だと……。もし見舞いに行って、それが最後みたいになるのも嫌だったもん。今日はこんなに元気な笑顔で会えてうれしいや」 小西博之(57・以下小西)「日本の腎臓がん史上5本の指に入るという大きさでしたが、大将に教わった心の持ち方で乗り越えられたんです」 師匠・欽ちゃんの前に日焼けした顔で、はにかみ笑いを見せる小西。欽ちゃんもうれしそうにほほ笑む。末期がんから奇跡の回復を遂げ、がんに立ち向かう心構えと、あきらめない気持ちの実体験をつづった『生きてるだけで150点!』(毎日新聞出版)を7月に出版した小西。その生きざまを大絶賛した師匠の欽ちゃんと、今回本誌で師弟の初対談が実現した。小西ががん告知を受けたのは’04年12月。45歳だった。 小西「先生が明らかにどう話そうか悩んでいて。僕から先生に『先生、僕は「がん」ですね?』と、尋ねたんです。帰りに事務所で仲間に伝えるとショックを受けて、みんな泣き出しました」 萩本「小西も泣いたの?」 小西「はい。その日から毎晩、風呂の中で顔がぐちゃぐちゃにして1時間ほど泣きました」 年明けにはがんは左の腎臓に縦20センチ横13センチの大きさだと判明。主治医から「この腎臓に圧迫された脾臓が腫れて破裂寸前。椅子から転げ落ちたりしたら、衝撃で破裂し、即死するかもしれない。この瞬間に死んでもおかしくない」と、余命ゼロ宣告を受けたのだ。 小西「そんな僕が自分のがんを受け入れることができたのは、大将の教えがあったからです。大将は常々、『小西、人生は50対50だよ。どんな人でも幸せと不幸せは同じようにくるんだよ』と、話してくれていましたよね」 萩本「人は悪いことがあれば、嘆き、悲しむ。落ち込んでもいい。けれどその不幸せは拒絶せずに、きちんと受け止めなければいけない。人生とはそういうものだってね。番組の収録の後、毎週のように、みんなに雑談として話していただけだよ〜」 2人の出会いは、’82年『欽ちゃんの週刊欽曜日』(TBS系)のオーディションだ。小西は3,000人のなかから合格。だがその直前、一度不合格になっていたという。 萩本「僕ね、『不合格』と言われてスタジオを去っていくときの小西の姿をずっと覚えてるの。てくてく歩いてスタジオを出た小西に、作家の大岩(賞介)が声をかけて。離れているから会話は聞こえないんだけど、落ちた小西が、デカい声で『大丈夫ですよ。ありがとうございます』って、笑顔で逆に大岩を励ましてるの。人はね、『不合格』など、ダメになったときに、その人の本性が現れる。小西は最後の最後に、自分じゃなく他人への思いやりがあったんだよ。あの笑顔が忘れられなくてね。名古屋に帰った小西を、すぐに呼び戻したの」 晴れて欽ちゃんファミリーの一員となった小西は、コニタンとして人気を博した。 小西「一事が万事、ものごとをいろいろな視点で見ることを、毎週収録後に3年間みんなに話をして教えてくれました。でも当時は、大将の教えを理解できていなかったんです。思い知ったのは、がん告知の3年前に、突発性難聴になり右耳の聴力を失ったとき。『悪いことも受け入れなければいけないと、大将も言ってた』と、思い出して」 萩本「小西、忘れてたの?(笑)」 小西「はい、それまで忘れてました(苦笑)。そのとき、大将の人生訓が僕の血肉になったんです。それだけじゃない。視点を変えることで心も変わること、言葉の持つ力を信じること。だからがんになったときも発想を変えたんです。『腎臓にがんができてしまった』を、『2つある腎臓でよかった』。『日本では3人に1人ががんで死ぬ』から『がんになっても3人に2人は助かって生きている』って」 萩本「僕の雑談を無駄にせずに、病いの治療という生きた体験に置き換えてくれたんだね。小西は主治医の先生に、『大丈夫ですか?』じゃなく『大丈夫ですかね?』って言ったんだよね。この『ね』がいいよ。その一語に先生への信頼がこめられている。『先生助けてください』じゃなく、先生に『助けよう!』と思わせたんだから」
2017年08月24日今週末より全国公開される映画『関ヶ原』で主演を務める「V6」岡田准一と、同作で共演している俳優の東出昌大が、「嵐」櫻井翔と有吉弘行がMCを担当するTBS系バラエティ「櫻井・有吉THE夜会」の8月24日(木)放送回にゲストとして登場する。今回は岡田さんのアクションに対する異常なまでのこだわりを紹介。岡田さんの歴代出演作品から“危険すぎるスタント映像ベスト3”を紹介するほか、岡田さんと東出さんが変人対決を繰り広げる。また岡田さんが話題の街「北千住」をリサーチ。かつての“怖い”イメージを一新し多くの若者に支持される街へと変身を遂げた北千住の魅力を岡田さんが「アンジャッシュ」児嶋一哉とともに調査。スイーツや女子には欠かせないインスタスポット、そして学生寮まで北千住の魅力を存分に紹介。そんななかで岡田さんが女子大生にブチ切れする…一体何が!?放送をお見逃しなく。今回のゲストである岡田さんと東出さんが共演した映画『関ヶ原』は8月26日(土)より全国にて公開。司馬遼太郎の小説を原作に、巨匠・原田眞人監督が岡田さんを主演に迎え、日本映画で初めて“関ケ原の戦い”をメインに据えて映画化。戦乱の世に終止符を打ち、後の日本のありようを決定づけた戦 ――「関ヶ原の戦い」。豊臣秀吉亡き後、豊臣家への忠義から立ちあがる石田三成と、天下取りの野望を抱く徳川家康。両雄はいかにして世紀の合戦に向かうのか?そして、命を懸けて三成を守る忍び・初芽との密やかな“愛”の行方は…。権謀渦巻く中、“純粋すぎる武将”三成を中心に、忠誠を誓う島左近、両軍の間で揺れ、勝敗の鍵を握る小早川秀秋など武将たち、彼らを取り巻く女たちの“未来に向けた”戦いが、幕を開ける――という物語。岡田さんが石田三成役で主演、小早川秀秋役を東出さんが演じるほか、徳川家康役に役所広司、初芽役に有村架純、豊臣秀吉役に滝藤賢一、平岳大、中越典子、松山ケンイチ、北村有起哉、和田正人らも脇を固める。「V6」岡田さんと「嵐」櫻井さんの共演も見どころの「櫻井・有吉THE夜会」は8月24日(木)21時57~TBS系で放送。(笠緒)
2017年08月24日”コップのフチ子”を展開する、キタンクラブのフィギュアPUTITTO シリーズから、お笑いタレント・女優として活躍する渡辺直美をモチーフにした「コップのふちの直美」が登場。得意の歌モノマネを中心に、体験型展示イベント「渡辺直美展 Naomi’s Party」の開催や渡辺直美がプロデュースするファッションブランド「プニュズ(PUNYUS)」の展開など、多方面で才能を発揮している渡辺直美。現在は、TBSドラマ「カンナさーん!」で主演を務め、女優としての新たな一面で注目を集めている。インスタグラムのフォロワー700万人を超えるほど、世界でもトップクラスの”ぽちゃかわいい”スター・渡辺が今回フィギュアになって登場。ハート柄のTシャツを着て佇む「ちょこっと座る ver.」、水着を着てセクシーなポーズをきめる「セクシーポーズ ver.」、コップのフチにぶらさがった「ぶらさがり ver.」、舌を出して味見している「ちょい飲み ver.」、そして「シークレット.ver」の全5種類がラインナップする。すべてボックスに入って発売される「クローズド BOX」形式で展開されるので、どれが入っているかは購入してからのお楽しみ。部屋の中に飾れば、元気をもらえるはず。ぜひ手にとってみては。【アイテム詳細】「コップのふちの直美」全5種 各600円+税発売日:2017年8月18日(金)取扱店舗:オンラインショップ「ラナタウン 」、よしもと各劇場ショップ「テレビ通り」ほか全国バラエティショップ(C)YOSHIMOTO KOGYO(C)KITAN CLUB
2017年08月24日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「サンフレ」。サンドバッグフレンドの略。恋愛や仕事で落ち込んだときに、愚痴を聞いてもらい「精神的サンドバッグ」になってもらう。自分に好意を持っているが彼氏候補にならない男性がターゲット。そんな「サンフレ」に対する坂上さんの意見は?支配する環境に慣れると必ず外でもボロが出る!“精神的なサンドバッグ”とはよく言ったもので、完全に女性が上の主従関係。なんでこう安直に上から目線になれるんですかね~。自分の都合で呼び出せたり、なんでも黙って聞いてくれるなんて、相手の男はどれだけドMなんでしょう。完全にストレスのはけ口になっていることに気づかない男も男ですけど。人間、慣れってコワイですよ。自分が支配する環境に慣れてしまったら、普段どれだけふつうに振る舞っていても、どこかで絶対にボロが出る。サンフレへのドSな振る舞いがいつのまにか習慣となって、外に出てしまうんです。若いコならありがちですよ。たとえば、普段年上にはちゃんと敬語で礼儀正しいのに、友達からの電話にはギャル語で話している、なんていうのは、まだ若いもんなぁってことで片付く。でも、いい年をした大人の女性が…となると、誰もフォローしてくれない。ドン引きされるだけです。ストレス発散→サンフレって、短絡すぎるんですよね。本当に好きな人ができたとき、ハドメが利かない!なんてことにならないように!さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『好きか嫌いか言う時間』(TBS月曜19:56~)、『ダウンタウンなう』『有吉ゼミ』レギュラーほか出演番組多数。※『anan』2017年8月30日号より。写真・中島慶子文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年08月23日「学校へ行こう!」のスタッフが再集結し、「V6」が若者たちのこの夏最高の思い出作りを応援するスペシャル番組「V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!」。この度、本番組にて「男子校&女子校!夢の交換留学!!」と題した企画を放送することが分かった。「この夏、あなたが青春の1ページとしてあなたがやってみたいことは何ですか?」と題し、視聴者からの想いを募集していた本番組。すでに「一度でいいから、東京に行ってみたい!」という小中学生たちの想いを受け、人生初の“東京への夢の修学旅行”を実現する模様が放送されることが発表されているが、「一度でいいから女子のいるクラスで授業を受けたい!!」「男子とスクールラブしたい!」といった応募が全国の男子校・女子校からたくさん届いたことから、スタッフが応募のあった様々な学校を取材し、その中から「もうこれ以上は我慢の限界だ!」という男子校・女子校をそれぞれ選び、ロケが行われた。もちろん、この夏最高の思い出作りを応援するのは、「V6」の面々。今回、大阪にある女子高校の3年生の生徒5名が岡山にある男子高校へ。岡山にある男子高校の3年生の生徒5名が大阪にある女子高校へ、それぞれ1泊2日の交換留学が決定。交換留学生を選ぶ過程でも生徒たちのアピール&テンションはMAX。女子高校では、自薦・他薦問わず男子校に留学すべきだと思う5名を投票で決定。男子高校では、自己アピールVTRを作成し、「V6」が入念に留学メンバー決定した。そして、いよいよ交換留学生を発表するため、女子高校には坂本昌行と井ノ原快彦が、男子高校には長野博と三宅健がそれぞれ訪れる予定だった…が、長野さん&三宅さんにハプニング!一体何が…?交換留学当日は、それぞれの高校で歓迎する催しが準備されており、開校以来初めて女子を迎える男子高校では、応援団による歓迎の挨拶や体操部によるパフォーマンス。一方、女子高校ではマーチングバンドが大歓迎。それぞれの授業中の様子は?放課後は!?一体どんな青春が繰り広げられるのか楽しみにしていて。「V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!」は8月30日(水)19時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月23日6月13日(火)に肺腺がんで他界した女優・野際陽子さん。「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」では、8月25日(金)放送を「中居正広のキンスマスペシャル」とし、2時間にわたり野際さんの命尽きるまで女優として生きた人生と、最後の3年間の日々に迫っていく。「必殺シリーズ」「浅見光彦シリーズ」「TRICKシリーズ」など数多くの作品に出演し、お茶の間から愛され続け、いまから2か月半前の亡くなる直前までドラマ「やすらぎの郷」に出演していた野際さん。闘病していたという情報が一切なかったため、あまりにも突然の訃報に世の中が大きな衝撃を受けた。そんなほとんど情報が出ていない中、野際さんの最期を知る数少ない人物が、今回番組だけに語った。まず、ドラマで共演以来、41年もの間親交があり、野際さんの芸能界の娘といっても過言ではない女優・浅野ゆう子。そして野際さんの最期を看取った一人娘・真瀬樹里。さらにほかにも伊東四朗、長塚京三、佐野史郎、常盤貴子、坂井真紀らがドラマの裏側や野際さんとの知られざるエピソードを語る。加えて、野際さんが出演した名作ドラマ「キイハンター」を始め、「ずっとあなたが好きだった」「ダブル・キッチン」「誰にも言えない」「スウィート・ホーム」「長男の嫁」の映像と共に、生涯女優として生きた野際さんの人生と最後の3年の日々を辿る。なぜ野際さんはがんであることを最期まで公表しなかったのか?なぜ亡くなる数日前まで現場に立ち続けたのか?その真相が初めて明かされる…。「中居正広のキンスマスペシャル」は8月25日(金)19時56分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月23日夏クールは毎年、登場人物たちのお洒落な着こなしに注目が集まります。SNSの発展により、これまで以上に素早くお洒落情報をキャッチしたいという願望が強まっているのか…今期は特にファッション業界を扱ったドラマが多くなっていますよね!そこで今日は、ドラマニアな筆者が作品を厳選し、“ファッション業界のいろは”がわかる面白ドラマをご紹介していきましょう。■雑誌のフリーライター&読モの涙ぐましい努力がキラリファッション雑誌業界を舞台に立場の違う女性同士のぶつかり合い、本当の幸せを模索する姿を描いたドラマ「セシルのもくろみ」。女性なら誰しも一度は夢見たことのある、煌びやかな世界――しかしその裏側には壮絶なバトルがあり…。お洒落に無頓着な主人公・宮地奈央(真木よう子)は、ファッションの世界で働く“プロ”たちと接する中で、これまで感じたことのない価値観に目覚めていきます。本作では専属モデルではなく、読者モデルという視聴者に近いポジションにスポットを当てているのが特徴的。日常に密接したダイエット方法やファッションテクニックなどを数多く取り上げるほか、「どうやったらSNSのいいね数を増やせるか」といった現代ならではの悩みが非常にリアルに描かれていますよ~。モデルのほかにも、ファッション業界を盛り上げる様々な職業が登場!一日でも早く大成したいと必死なフリーライター・江里(伊藤歩)にとって、読者モデル・宮地の成功は必須。彼女に合った企画を編集長に売り込む毎日…その涙ぐましい努力は、私たちが想像するよりはるかに地道な作業と言えるでしょう。宮地は無事、専属モデルへの道を駆け上がることができるのか!?フォトグラファー役の金子ノブアキさん、ヘアメイク役のチュートリアル・徳井義実さんと合わせて、チーム・ミヤジの今後から目が離せません。■インスタ映えする洋服が続々!デザイナーのお仕事奮闘記ファッションと言えば「カンナさーん!」の存在も欠かせません。渡辺直美さん演じる主人公・河東カンナは、実際に“主婦の方々が着回ししやすいスタイリング”をモットーにヘアメイクを演出されているとか。「カンナさーん!」8月22日(火)放送の第6話より劇中、アパレルブランド・Girly Sebastianにデザイナーとして勤務しているカンナですが、子育てとの両立中にも関わらず、いつも120%のお洒落度を発揮。その個性溢れる色使いが渡辺直美さんのインスタグラムを彷彿とさせるから、これまた面白いんですよね!彼女に似合うビビットカラーの洋服が続々登場するので、是非チェックしてみてはいかがでしょうか。また「いつか自分のデザインした洋服で世界中の女性をハッピーにするのが夢だ」と語るカンナ。ファッションデザイナーはデザイン画を描く仕事がメインに思われがちですが…、まだまだ駆け出しのカンナは、洋服の在庫整理や発注業務にも駆り出されます。その際、手際よく洋服を畳む仕草など、アパレル業界でしか知り得ない生活の知恵みたいなものがちょこちょこ描かれているので、参考にしてみるのも良いでしょう。何事にも前向きな彼女の姿は、あなたの心に活力を与えてくれること間違いなしですよ~。■パターン作成から店舗販売まで――洋服作りの全てがわかる!そして最後がこちら。より詳細に洋服作りの工程を見てみたい方には、「脳にスマホが埋められた!」がおすすめです。アパレル企業・エグザルトンを舞台に、脳内スマホ人間となった主人公・折茂圭太(伊藤淳史)が様々な悪に立ち向かう奔走ストーリー。本作はタイトルの通り、基本的には「なぜ、脳内にスマホが埋められてしまったのか」その真相究明が主軸となって描かれているのですが…、そのほかにも毎話繰り広げられる“アパレルあるある”が話題となっています。中でも注目なのが、スマホ人間に詳しい柳子(新川優愛)のパタンナーとしての仕事風景。デザイナーが作成したデザインをもとに、パターン=型紙へと起こしていく繊細な作業――実際に洋服の着やすさはココで決まるそうで、大きな役割を担っていることがわかります。実際に一着の洋服を作るまでの工程や完成した洋服を店頭で如何に上手く販売するかなど、回によって異なる部署や職種にスポットを当てているため、アパレル企業の成り立ちを垣間見る絶好のチャンスとも言えますね!「メイプル超合金」安藤なつさんの活躍にも、注目です。以上、いかでしたか?主人公たちの服装は、いつの時代も流行の最先端を走っています。是非、日々のコーディネートの参考にしてみてくださいね。(text:Yuki Watanabe)
2017年08月22日渡辺直美がTBS連続ドラマ初主演を務める火曜ドラマ「カンナさーん!」。毎話放送後は、SNSを中心に「泣けた!」「感動した!」という声が多く挙がり、幅広い層から支持を集めている話題の本作に、この度、モデルやグラビアもこなす“モグラ女子”泉里香が8月22日(火)放送の第6話からゲスト出演することが決定。ドギツイ姑が送り込む美女刺客として登場する。深谷かほるの同名コミックを原作に、渡辺さんが超ポジティブな働くママ・カンナ役として、仕事に母業に奮闘する物語をコミカルに描いていく。カンナの元イケメン夫・鈴木礼を要潤が演じ、礼の母親・柳子を斉藤由貴が演じるほか、山口紗弥加、トリンドル玲奈、工藤阿須加らが出演している。ドラマ「美少女戦士セーラームーン」や『SCOOP!』にも出演する泉さんが今回演じるのは、カンナの元姑・柳子の紹介で、カンナの愛息子・麗音の通うわかば保育園にリトミック講師としてやってくる緒川俊子。園児の心を掴むのが上手く、すぐに人気者になる俊子に、麗音も例外なくメロメロに。しかし実は、俊子は礼の幼なじみで、柳子に送り込まれた強力な刺客…?柳子は礼と俊子に見合いをさせ、あわよくばカンナから麗音を引き取ろうと画策していたのだ!物腰柔らかく、家庭的で上品。それに加えて、スタイルもよく華やかな美女という俊子の登場で、カンナの心は大きくかき乱されてしまう。さらに、俊子にはもうひとつの顔が。実は第1話からすでにカンナの前に現れていた!?さりげなく張られていた伏線、彼女は一体…。今回の出演に泉さんは、「大変なスケジュールにも関わらず、いつも笑顔で現場を明るくしてくださるので、パワーを貰っています」と共演した渡辺さんについて話し、演じる俊子については「カンナさんと礼さんの仲をかき乱す新たな障壁として、柳子さんに送り込まれます(笑)。子どもが大好きなので、リトミック指導員という点も楽しく演じさせていただきました」とコメント。また、実は第1話からカンナに関わるところで登場しているという俊子。泉さんは「1話から張り巡らされた伏線を回収しつつ、物語の折り返し地点でまだまだドラマをかき混ぜます!」と視聴者へメッセージを送った。泉さんが登場する第6話では、ファッション界のカリスマ・ニック難波(加藤雅也)からのアプローチを一度は断ったカンナだったが、ニックの紳士的であたたかい人柄や、カンナの愛息子・麗音へのまっすぐな想いに触れ、思い切って「私と付き合ってください」と告白!ついにめでたく、カンナはニックと交際することに。ニックは連日カンナのマンションを訪れ、食事を作ったり、麗音と一緒に遊んだりと、充実した幸せな日々を送っていた。そして日曜日、ニックとピクニックへ行く支度をしていたカンナ。約束の時間ぴったりにニックが迎えにきたが、楽しそうなカンナとは裏腹に、どこか元気のない麗音は急にお腹が痛い」と言い出す。さらに礼から連絡があり、カンナと麗音に報告があるからいまから家を訪ねるというのだ。カンナから、ニックと真剣に付き合っていることを聞かされた礼は、心の準備ができておらずうまく話をすることさえできない。一方、久しぶりにパパに会えた麗音は、礼に遊ぼうと何度もせがむ。そんな麗音の様子に、ニックは何かを悟ったように帰ってしまい…。さらに、礼の前で微笑む謎の美女の登場でまさかの四角関係突入か…!?「カンナさーん!」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月22日ラジオのタイムテーブルには情報系や音楽番組、プロ野球中継などが並ぶ。好きなアーティストやタレントが出演する番組も見つかるかもしれない。そんなラジオも、テレビの視聴率のように、どれくらいの人が聴いているのかという指標「個人聴取率」が、ビデオリサーチ社によって調査されている。マイナビニュース編集部に「みんなが聴いているラジオ番組が知りたい」という読者からの声が届いた。そこで、個人聴取率の局別ランキングで16年首位をひた走るTBSラジオ取締役編成局長・古川博志氏に、人気番組について聞いてきた。――最新の聴取率調査(ビデオリサーチ首都圏個人聴取率調査2017年6月12日~18日)で『伊集院光とらじおと』(毎週月~木曜8:30~)が1.8%を獲得し、ワイド番組週平均ランキング1位でした。長年続いた『大沢悠里のゆうゆうワイド』の後継番組として昨年スタートした新しい番組ですが、人気の理由を教えてください。ラジオのゴールデンタイムでもある平日午前は、TBSラジオが『大沢悠里のゆうゆうワイド』で30年かけて築いた盤石の時間帯です。大沢悠里さんから伊集院光さんへ、ラジオ業界のエースからエースにしっかりと継承されましたので、1位を死守していることは決して意外なことではないと思っています。伊集院さんとTBSラジオの付き合いは長く、かれこれ20年以上。存在感を強めていった伊集院さんが平日ワイドを務めていただくことになったのは自然な流れでもあり、リスナーからも"待ってました"という思いがあったからこそ、それが数字に表れていると考えています。また、もうひとつの後継番組である『ジェーン・スー 生活は踊る』(毎週月~金曜11:00~)も期待に沿うかたちで結果を出し、手応えを感じています。ジェーン・スーさんは、初めてTBSラジオに出演していただいた2010年頃は、知る人ぞ知る存在でしたが、出演していただくなかでパーソナリティとして頭角を現していきました。とにかく発言が的確。ズケズケと物を言ってるようでいて、底辺には優しさが流れ、そんなところが共感を得ています。ラジオは日常の中で生活に寄り添ったメディアですから、本音を話しながら、常にリスナーのことを考えている伊集院さんやジェーン・スーさんは、素晴らしいラジオパーソナリティだと思います。――伊集院さんの番組に続いてワイド番組週平均ランキング2位、聴取率1.7%の『安住紳一郎の日曜天国』(毎週日曜10:00~)も本音トークで人気を得ています。それこそ、テレビにもネットにもないラジオの面白さなのでしょうか。ラジオはテレビよりも一歩踏み込んだ本音、ネットよりは多くの方に受け入れられる品格・センスが求められていると思いますが、そうしたものの根底にあるのが「リスナーを楽しませたい」という思いだと思います。安住アナウンサーがTBSテレビの土曜日夜の生放送『情報7daysニュースキャスター』を担当しながら、翌日朝のラジオの生放送を続けているのは、体力的にしんどい時もあると思いますが、「リスナーを楽しませたい一心」からでしょう。この思いは、他の出演者・スタッフにも共有されています。ゲスト選びから番組のジングル作成、さらにはメールを紹介させていただいた方に送る御礼のハガキの挿絵や切手の種類まで、"安住イズム"ともいえる、安住アナウンサーのこだわりが番組の隅々まで行き届いています。――ワイド番組週平均ラインキングトップ10の番組にTBSラジオが8番組も占め、全日(6~24時/個人全体)の局別ランキングでもTBSラジオがトップ。2001年8月以来、16年間首位をキープしています。TBSラジオの強さをどのように分析していますか?16年前のタイムテーブルをみると、小沢昭一さん、永六輔さんなどレジェント級のパーソナリティの番組がそろっていました。現在は、その時にはなかった、伊集院さん、ジェーン・スーさん、安住アナウンサー、ライムスターの宇多丸さん、爆笑問題さん、ナイツさんの人気番組が並び、急激ではなくゆっくりとしたペースで、しかし確実に変わってきています。ラジオの改編は気づいたら変わっていたぐらいの方がいいんです。ガラッと変わるとリスナーにフィットしない局になってしまいがちですから。番組はたいてい2年続けてやっと腰の据わった番組になっていくものなので、いたずらに改編してはいけないと思っています。――深夜帯はニッポン放送の『オールナイトニッポン』という長年築くブランドがありますが、聴取率をみるとTBSラジオの『JUNK』も強いですよね。はい。実はTBSラジオの深夜帯は平日全曜日同時間帯トップです。『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月曜深夜1:00~)が最新結果で1.2%。人数で換算すると、生放送で聴いている方は43万人ほどいらっしゃいます。『バナナマンのバナナムーンGOLD』(毎週金曜深夜1:00~)も0.9%と好調です。インターネットで聴けるradikoで、聴き逃しサービスのタイムフリー機能が追加された影響もあって、これまで「生ではちょっと聴けないよ」という方にも注目度が上がり、リスナーもスポンサーも増えています。"深夜ラジオ再活況時代"に入っています。TBSラジオでは2002年に深夜帯を改革し、お笑いに特化した経緯があります。現在は伊集院さん、爆笑問題さん、山里亮太さん、おぎやはぎさん、バナナマンさんが並び、これまでに小堺一機さん、関根勤さん、雨上がり決死隊さん、極楽とんぼさん、さまぁ~ずさんなどが担当されています。ミュージジャンの方や文化人などバラエティなメンバーがそろう『オールナイトニッポン』に対して、TBSラジオはお笑いで勝負しています。10年をへて、それがリスナーに受け入れられ、TBSラジオを聴けば、"今、一番面白い人たちがしゃべっている"という信頼感を得られているのだと思います。――radikoやワイドFM(※1)、ラジオクラウド(※2)など聴取環境が整いつつあるなか、以前と比べて番組内容も変化しているのでしょうか。2カ月に一度、日記式の調査で行われている聴取率調査に比べて、radikoでは聴取いただいている方の実数がビビットにわかるようになりました。コーナーのパワーが落ちていることなども分析できるようになり、番組のつなぎ方や流れなどを研究しやすくなっています。大事なことは、数字に潜んでいる「リスナーの声」に耳を傾けることです。放送に臨む心持ちとしては、リスナーが多くいるからといってアジテーション演説風に話すのではなく、リスナーひとりひとりに語り掛けることが大事です。リスナーの皆さんの間には、自分の好きな番組が多くの人に聞かれてほしいという心理はあるかもしれませんが、根本にあるのは、やはり自分のハートにラジオパーソナリティが応えてくれているかどうか、だと思います。リスナーの信頼を得るのは何十年もかかりますが、失うのは一瞬です。日々緊張感を持って、リスナーが何を求めているのか、考えています。10月以降は、話題の「スマートスピーカー」をフォーカスする番組を編成する予定です。AIを番組のなかでどのように生かしていくのかなど、新たなデバイスにも注目して取り組んでいきます。(※1)…TBSラジオなどAM局の放送がFMでも聴けるサービス。(※2)…AM・FM局の一部の番組を時間や場所を問わず再生できるサービス。今週は聴取率調査が行われ、各局スペシャルウィークとして、特別ゲストやプレゼント企画などを用意し、盛り上げている。日頃の"番組力"がわかる集大成の週でもあるので、気になる番組を一度チェックしてみてはいかがだろうか。
2017年08月21日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:フジ・ミカパンとヤクルト・小川が真剣交際! 伊野尾慧と2股だった?プロ野球ヤクルト・小川泰弘投手(27)とフジテレビ・三上真奈アナ(28)の真剣交際が明らかになった。関係者によると、昨年3月に知人を通じて出会い、年齢が近く三上アナがヤクルトファンであることから、すぐに意気投合。4月には交際スタートしたという。『スポニチ』には試合のない月曜午後に、青山で手をつなぎながらショッピングデートをする姿が掲載された。小川はナイトゲームが多く、三上アナは朝の情報番組が主戦場。すれちがいがちだが、三上アナが小川に手料理を振る舞うなど、早くも「アスリートの女房」といったムードも。三上アナは幼少期を海外で過ごしていた帰国子女で、「パンシリーズ」8代目として『ミカパン』に抜てきされた期待株。一方、小川はヤクルトのエース格だが、今期はチームも本人も絶不調に陥っている。このままシーズンが終了したら、「三上アナさげまん説」が流れかねないだけに、残り試合では必死の投球が見られるかもしれない。しかし、三上アナは昨年12月に「Hey! Say! JUMPの伊野尾慧(27)の自宅で明け方まで過ごした」という報道があったばかり。「伊野尾がTBSの宇垣美里アナ(26)と2股している」と書かれていたが、今回の交際報道では「三上アナも小川との2股だった?」と書かれてしまった。小川が三上アナの釈明?! を受け入れたのか、交際が続いているのなら何の問題もないが、ヤクルトファンが祝福しづらい女性であることは間違いない。■4位:小室哲哉がKEIKOの歌声を病後初公開。globeの新曲で確定か15日、小室哲哉(58)がインスタグラムで、妻・KEIKO(45)の歌声を公開した。2011年10月にくも膜下出血で倒れて以来、初めてのことだけに多くのファンが沸いている。小室は「病気後に創って唄ってみた keikoの声です」というコメントと動画をアップ。動画には「2016~2017KEIKO」の文字が映し出され、1分51秒の曲をKEIKOが歌っている。小室は歌った時期などは明かさなかった一方、「きっと今はもっと上手になってると思う」とつづった。6年ぶりの歌声は、まさにglobeのKEIKOそのもの。以前、KEIKOが「リハビリで小学生用のドリルを解いている」と言っていただけに、「もう歌声は聴けない」と思っていたファンは多く、感動はひとしおだろう。実はglobeのデビュー記念日である8月9日、小室はツイッターにKEIKOの近況を書き込んでいた。「発症後、より一層桂子は理解を深めている。最近、今の私にあった曲なら唄えるよ~とも。桂子がkeikoになれるかもと、、僕こそ信じないとね!」と復活を予告していたのだ。今回の楽曲で気になるのは、その歌詞。「こんなあたしでいいのかなたくさん相談しているよ」「色々わからないだけど一言一言を大切にしているよ」など、本人が書いたのではないかと思わせるフレーズなのだ。さらに小室は4年前の8月9日にも、「新曲『ホワイトアウト』の制作を開始しました」とコメントしていたが、今回の曲にも「ホワイトアウト」というフレーズが使われているだけに、新曲としてリリースされる日が来るのではないか。■3位:不倫騒動の宮迫博之がCM契約解除、テレビ出演は継続もリスク大9日発売の『週刊文春』で「かけもち不倫」疑惑が報じられた雨上がり決死隊・宮迫博之(47)に大打撃。保険会社アフラックが、宮迫とのCM契約を解除したという。今後の協議次第とはいえ、宮迫には1000万円以上の契約料返還が要請される可能性が浮上している。2014年9月、アフラックは2012年に胃がんをわずらった宮迫をCM起用。がん保険の伝道師のような立ち位置で何度となく放送されてきた。しかし、今回の不倫騒動で公式サイトからCM動画が削除されてしまったのだ。宮迫は生出演した『バイキング』で、「下心はあったが一線は越えていない」ことや妻から許されたことを話すなど円満決着をアピールしていたが、やはり無風では終われない。現状、「レギュラー番組の休養・降板はない」とみられているが、まだまだ波乱含みだ。ベッキー(33)がそうだったように、宮迫は一般の人々から「ウソをついている」と思われているため、これ以上コメントを間違えると、世間の猛バッシングを受けるだろう。いや、すでに、「ベッキーは最初不倫とは知らなかったけど、宮迫は妻との美談でごまかそうとした」と嫌われはじめているだけに、休養・降板に追い込まれるリスクは残っている。テレビ出演の少ないアーティストや俳優の不倫は追及されにくくなったが、多くのレギュラー番組を持つ芸人の不倫を世間の人々は許してくれるだろうか。■2位:稲垣吾郎がジャニーズ退所と仕事を語る。「役者の仕事は大好き」18日、ジャニーズ事務所を9月8日で退社する稲垣吾郎(43)が『めざましテレビ』にVTR出演し、SMAP解散や今後の活動などを語った。稲垣はSMAP解散について、「見ている方とか世の中的にはすごい変化だと思うので、『何も変わらないよ』って、すました顔をして言ってはいけないことだとは思う」と真摯なコメント。「ただ、今ある現実はもちろん現実なので、それを受け止めながら前向きに。仕事欲は尽きることがないので」と前向きな姿勢を見せた。さらに、「やっぱり役者の仕事は大好きなので。ずっとやってきていることですし、役者の仕事って、その人のドキュメンタリーみたいな感じじゃないですか。内面が出る仕事なので、その人の魅力というか、人となりというか。いい人間になっていかないと、いい仕事もできないですし、自分をずっと磨きながら、いい俳優になっていくことができればと思っています」と力強く語った。一方、解散や退所で心配をかけたファンに対しては、「それは一番感じていること。心配をかけるということは非常に申し訳ないことなので、やっぱり心苦しいです」と神妙な表情に。「でも、これはもう自分で決めたことですし、その現実というものは受け止めてもらわないといけないなと思います。その心配に応えられるように、みなさんの中で欠けてしまっているものとか、ロスしているというか、それはまた満たしていかなければいけないなとは思っています」と慎重に答えた。終始、穏やかに言葉を選びながらも、内面に仕事への情熱を感じさせていたのが、いかにも稲垣らしい。この人ならいつか笑ってすべてを話してくれるのではないか。SMAPの真ん中世代として、再び年上と年下の世代の潤滑油になってくれるのではないか。あらためてそんな期待感を持たせるインタビューだった。■1位:ASKAが逮捕以降、初のファン前ライブ! 東京五輪に名乗りも16日、ASKA(59)が都内のスタジオでミュージックビデオ撮影を行い、300人のファンと報道陣に公開しつつ、YouTubeで生配信。2014年5月に覚せい剤取締法違反で逮捕されて以降、ファンの前で公開歌唱するのは初めてとなる。ASKAは小走りでスタジオに登場すると、「いろいろありました。今、この言葉しかありません。みんな、ゴメン!」と明るく謝ってから歌いはじめた。ファンから「おかえり~」の声がかかると「ただいま!」と返し、さらに「マスコミの方もいるけど、オレ、変じゃないから!」と自虐トークで笑わせる。それにしても、1万1,000人もの応募があったというから、やはり人気はスゴイ。ASKAは離婚後初となる『ノンストップ』のインタビューにも応じた。覚せい剤については、「一回吸うと11~12時間もつんですよ。すごく目が覚せいする。でも覚せい剤(の使い方)を知らないから1時間おきに使ってたんです。3週間続けて。それが覚せい剤と知ったときは、すべて遅かった」「2~3日間まったく起きられなくて、冷や汗の中でひたすら寝るだけ。仕事があるから、けっきょく使ってしまう。途中から“必要なもの”という意識しかありませんでした」と生々しくコメント。再犯の可能性については、「ない、ない、ないですよ」「(あれ以来、覚せい剤を)見たこともないですし、ほしいとも思わない」と強く否定した。気になるCHAGE and ASKAの再結成については、「(CHAGEに連絡は)あんまりしてないですね。『親しき仲にも礼儀あり』と言いますが、親しき仲を超えてしまう関係なら、何も言わなくていいんですよ」「(一緒に歌うことは)ないですね。それはないですね。まだまだないです。お互いがソロをやっている。2人はもともとソロでしたから」とこちらも否定した。さらにASKA節は止まらない。タレントに謝罪を求める世間の風潮に対して、「(謝罪で)本当に頭を下げる(べきな)のは身内だと思うんですけど。『世間に申し訳ございませんでした』と頭を下げるのは、何となく僕はひとつの形を示していることに過ぎないと思っているので。それなら僕は音楽で示していきたい」と強気に語った。撮影終盤では、「東京五輪をイメージした」という楽曲を初公開し、「一般公募があるなら参加したい」と猛アピール。10月には新アルバムをリリースするなど、執行猶予中の身であるにも関わらず、誰も止められないほどの爆走ぶりを見せている。このあやうさは、すっかり大人しくなった芸能界ではレアだけに、今後もワイドショーの主役になりそうだ。□おまけの1本「結婚・妊娠・出産・退社。民放アナニュースラッシュの理由」この数日間で、民放アナウンサーに関わる報道が続出している。テレビ朝日の上山千穂アナ(41)は、6月に結婚していたことが判明。相手は弁護士で、「10年にわたる交際を実らせた」という経緯に注目が集まっている。次に、テレビ東京の秋元玲奈アナ(32)は、ブログで第一子妊娠を発表。今年3月21日に一般男性との結婚を明かしたばかりで、「年内出産予定」というから、いわゆる“授かり婚”だったのだろう。同じテレビ東京の大橋未歩アナ(39)は、退社を発表。9月でレギュラー番組を降板し、12月上旬に退社するようだが、「妊活か」と見られている。最後に、日本テレビの小熊美香アナ(31)が7月24日に第一子を出産していたことが明らかになった。これだけ民放アナのニュースが続いた理由は、「ネタ不足」と「都合のいい時期だから」の2つ。まずお盆の時期は、週刊誌がすべて合併号で発売されないこともあり、タレント関連のニュースは少ない。また、民放アナウンサーにとって、世間が夏休みムードであり、家族が集まる今の時期はプライベートの報告がしやすい。加えて、秋の改編に関わるニュースが出はじめる時期だけに、妊娠・出産にともなう休養時期を発表しやすいなどの側面もある。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年08月20日歌手の森昌子(58)が18日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系・金曜21時~)に出演し、自身の怖すぎる教育論を語った。 森の長男は、人気ロックバンド「ONEOKROCK」のボーカルTaka(29)。ワンオクファンの注目も集まるなか、森は「自分の一生をかけた仕事は子育て」と告白。「痛みを覚えさせるためにわざと怪我をさせる」「目上の人を敬う子にするため兄弟間でも敬語を使わせる」「18歳になったら問答無用で一人暮らしをさせる」など独自の教育法を披露した。 この“鬼母”っぷりに、元夫・森進一(69)にも「ちょっとやりすぎなんじゃないの」と言われたこともあったという。特にスタジオを驚かせたのが、反抗期だったTakaに対して「包丁を出して応戦し『お前を殺して、母さんも死ぬ』と言った」というエピソード。「今最近映画でも見ないよ!」と、司会の中居正広(45)も思わず突っ込んでいた。 そんな森だが、実は『女性自身』17年2月21日号でもこの“包丁エピソード”を明かした上で独自の教育を行う理由について語っていた。 《子育てにはいろいろな考え、やり方があると思いますけど、私は、それくらいの覚悟がないと本当の意味での子育てはできないし、『子を思う親の気持ち』は伝わらないのではないかと思います。息子たちは3人3様の人生を歩んでいて、顔を合わせるのはお正月ぐらい。あとは携帯やメールでの交流ですけれど、いくつになっても私の子どもですから。いまでも息子たちに何か起きた場合は、親である私の責任だと思っていますし、『母親』というのはそれくらい強い覚悟で子どもに接していかないといけないと思うんです》 一見やりすぎではと思われる鬼母教育。しかしその裏には、しっかりと子を想う母の愛情があった。
2017年08月19日笑福亭鶴瓶と「ViVi」モデルのemmaが司会を務め、友人や関係者への徹底取材によってゲストの素顔に迫っていくバラエティー「A-Studio」。8月18日(金)今夜の放送ではゲストに「関ジャニ∞」の丸山隆平、大倉忠義、村上信五、横山裕、渋谷すばる、錦戸亮、安田章大の7人が登場、鶴瓶さんと「関ジャニ」メンバーのトークバトルが繰り広げられる。メンバー7人とも関西出身という構成の「関ジャニ∞」は2004年8月に「浪花いろは節」でデビュー。「関風ファイティング」「ズッコケ男道」などの楽曲で独自のカラーを打ち出し、唯一無二の存在感を放つグループへと成長を遂げた。またバンド形態でも楽曲を披露してきており、バンド曲として発表された曲だけでなくシングル曲もその多くが後にバンドアレンジされるなど、多彩なスタイルでの活動を繰り広げている。これまで同番組には錦戸さん、大倉さん、安田さん、丸山さん、横山さんが単独で出演したことはあるものの、メンバー全員では今回が初出演。渋谷さんと村上さんは写真での取材のみだったため初のスタジオ来訪となる。鶴瓶さんから「雑な奴ら」「危険を感じてる」と言われた7人だが、果たして鶴瓶さんとどんなトークバトルを繰り広げるのか。さらに今回は最新アルバム『ジャム』に収録されている水野良樹作詞・作曲による「青春のすべて」を編曲を担当した本間昭光が本番組限定の「特別Ver.」にアレンジ、一夜限りのスペシャルライブもお楽しみに。そんな「関ジャニ∞」がジャパンアンバサダーを務めている映画『スパイダーマン:ホームカミング』は現在公開中。アベンジャーズに憧れる15歳の高校生ピーター・パーカー(トム・ホランド)が友情や青春、甘酸っぱい初恋に全力投球しながら成長していくというストーリーで、ピーターを真のヒーローに導く“師匠”としてアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)も登場する。今回「関ジャニ∞」は本作の日本語版主題歌「Never Say Never」を担当している。鶴瓶さんと「関ジャニ∞」メンバーのトークバトルとSPライブが楽しめる「A-Studio」は8月18日(金) 23時~TBS系で放送。(笠緒)
2017年08月18日TBSにて毎週金曜日22時より好評放送中の金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」。放送開始前からゲスト出演が決定しいてたムロツヨシが、ついに8月18日(金)放送の第6話に県議会議員候補役で登場。主演の瑛太とムロさんに迫力満点のやり取りが繰り広げられることが分かった。ある日、「あかつか探偵事務所」にゴロー(瑛太)宛の手紙が届く。その文面には、「この手紙が届いたらすぐに私を訪ねてほしい。でも私は死んでいるはずで、部屋の写真立ての裏に犯人の名前を書いておきます…」という内容が綴られていた。早速、ゴローが手紙の差出人・浅田玲奈(玄理)を訪ねると、自室のテーブルに突っ伏して死んでいる玲奈を発見。ゴローは警察へ通報する。現場に立ち会うゴローが刑事(岩谷健司)に尋ねると、誰かと争ったような形跡もなく、状況的に服毒自殺が考えられ、死後2~3週間は経っているという。そんな中、ゴローは写真立ての裏に貼ってある紙を見つける。警察に悟られないよう事務所へ持ち帰り確認すると、「私を殺した犯人は伊佐川良二(ムロツヨシ)という男です」とのメモが。その伊佐川という男を調べてみると、なんと群馬県の県議会へ立候補している人物だった…。ムロさんが演じるのは、群馬県の県議会議員候補の伊佐川良二。学生時代からボランティア活動に明け暮れ、世界中を回ったりもした。最近ではずっと無報酬で市民運動のリーダーをやっており、将来を嘱望されている人物である。一見、クリーンなイメージで非の打ち所のない男だが、伊佐川は誰にも打ち明けてないある秘密を抱えており…果たして伊佐川の正体とは!?独特な芝居で高い人気を誇るムロさんが、そのクセを活かし、美人ホステスの死の謎の鍵を握る怪しげな男を熱演することに期待だ。物語のクライマックスでは、映画『サマータイムマシン・ブルース』以来の共演となる瑛太さんと台本20ページにも及ぶ迫力満点のやり取りが展開されるという。後半も怒涛の盛り上がりを見せる変幻自在の探偵ドラマ「ハロー張りネズミ」から、目が離せない。「ハロー張りネズミ」は毎週金曜日22時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月17日TBS系時代劇『水戸黄門』、『大岡越前』らに出演した俳優の出光元さん(享年82)が、8日午前8時43分に肺腺がんのため死去した。 17日に所属事務所が公式サイトで発表した。葬儀、告別式はすでに近親者のみで執り行った。出光さんは昭和10年に佐賀県で生まれ、NHK『まんてん』、『父帰る』、映画『新・男はつらいよ』などドラマや映画に多く出演した。
2017年08月17日「V6」が出演し、3時間にわたり放送するスペシャル番組「V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!」。今回番組では、「一度でいいから、東京に行ってみたい!」そんな小中学生たちの想いを実現することが決定した。「学校へ行こう!2015」以来、約2年ぶりに「V6」としてのスペシャル番組出演となる今回。本番組でも「学校へ行こう!」のスタッフが再集結し、「V6」と共に若者たちのこの夏最高の思い出作りを応援する。番組では、公式Webサイトにて“この夏、あなたが青春の1ページとしてあなたがやってみたいことは何ですか?”と題し、視聴者からの想いを募集していた。この度、その中から「一度でいいから、東京に行ってみたい!」という小中学生たちの想いを受け、人生初の“東京への夢の修学旅行”を実現するため「V6」が動いた。夢の修学旅行に選ばれたのは、東京から約1,350キロ離れた奄美群島のほぼ中央に位置する徳之島にある、徳之島町立手々小中学校の全校生徒9名。夢の修学旅行ロケでは、東京に行けば芸能人に会えると思っている子どもたちのために、芸能人に会える確率の高い場所へ向い、思い出に残る東京見物を楽しんでもらうため、「V6」がチョイスした様々なスポットにも案内していく。出演者には、梅沢富美男、岡田結実、サンシャイン池崎、城島茂、平野ノラ、ブルゾンちえみ with B、本田望結、横澤夏子、りゅうちぇる、と旬な面々が顔を揃えるようだ。果たして、子どもたちの“芸能人に会う”望みは叶うのだろうか?「V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!」は8月30日(水)19時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月17日●撮影後に気づいた「絹は私と似ている」「なんで今さら?」と思われるかもしれないが、2016年4月期に放送されたTBS系ドラマ『重版出来!』の話を少ししたい。漫画雑誌『週刊バイブス』の編集部を舞台に、黒木華演じる新人編集者・黒沢心の奮闘劇を中心に、脇役の葛藤までが丁寧に描かれていた。副編集長・五百旗頭(オダギリジョー)の「正しい編集者とは何か」、久慈勝社長(高田純次)の「運を貯める」と並んで、心に深く刺さったのが、自身の才能に悩む東江絹の姿だった。明日に備えて前向きになりたい時。何かの壁にぶち当たった時。このドラマを観て、気持ちを切り替えることが今でもルーティンになっている。東江絹を演じているのが、女優・高月彩良。彼女と会ったのは約2年前、主演映画『人狼ゲーム クレイジーフォックス』のインタビュー取材だった。8月10日に二十歳を迎えるこの節目だからこそ、東江絹についての思いを聞いておきたかった。取材前にブログをチェックしたところ、勝手にハマり役と思い込んでいたことをほどなく猛省することになる。「不器用な自分が不甲斐なく思いました」「私が悩んでいる中で、マネージャーさんが声を掛けてくれたり、監督やスタッフさんからアドバイスを頂いたり、素敵な共演者の皆様に助けて頂いたことで、ヒントが出てきて周りの方達のサポートのおかけで絹ちゃんを演じることができました」(2016年5月23日投稿より)。役者が視聴者に「ハマり役」と思わせるまでには相当な苦労を伴っていることを今更ながら知る。今回の取材でも、自身の足りない部分をいつでも意識し、それを必死に補おうとする姿勢は、やっぱり東江絹を重ねてしまう。○朗読劇の自主練で号泣――8月10日に節目となる二十歳を迎えられますね。おめでとうございます。どのような心持ちですか?(8月8日に取材)ありがとうございます。今まで迎えて来た誕生日の中では特別というか。大切にしたいという思いはあります(笑)。何かが変わるというような予感は今のところありませんが、新しいことには挑戦したいという気持ちは抱いています。――詳しく聞きたいです。ミュージカルに挑戦してみたいです。とにかく舞台に立つことが好きで、歌うことも好き。いろいろなミュージカルを観劇して感動しますが、終わってから感じるのは「自分にできるのかな」というマイナスイメージばかりで。でも、そういう不安を稽古で乗り切りたいとも思っています。実は、新しいことに挑む時にはいつもそういう心理状態になってしまいます。今日のインタビューも「ちゃんと答えられるかな」と不安になりながら来ました(笑)。――これまでたくさんの取材を経験してきても(笑)?そうなんですが、いつも新たな気持ちでというか。毎回緊張してしまいます。――初挑戦といえば、朗読劇『私の頭の中の消しゴム』が迫っていますね(8月17日19時~・20日12時~/東京・サンシャイン劇場)。本格的な稽古はこれからで、今はひたすら自主練です。過去に内山理名さんの朗読劇を拝見したことがあって、その時のことを思い出したり、参考となるような動画を観たりしてイメージを固めています。緊張と不安はありますが、もともと好きな作品なのでどちらかというと楽しみの方が大きいです。本を読んであまり涙を流してしまうことはないのですが、この作品は自宅で練習していても一人で泣いてしまって。ポロッとこぼれてしまうことはあっても、号泣してしまうのは初めてのことだったので、自分でも驚きました。――ドラマや映画でそのようになることはなかったんですか?そうですね、涙が出ることはあっても号泣まではならなくて。ドラマや映画は、カメラが回るとそうなります。環境に追い込まれるというか、相手の方が目の前にいると自然とそういう気持ちに。朗読劇はそのあたりの調節が難しいと感じていて、あまり泣きすぎるとお客さんに正しく伝わらなかったりするので、気をつけたいと思っています。台本を読んで、私が演じる薫は自分とかけ離れている存在だと分かりました。美しくて、華やかで、明るくて。その女性像を追いかけるので一生懸命で、細かい点でいえば、こうして話しているトーンも全く違っていて薫は常に明るい。「抱きしめていい?」というセリフも日常生活で口にしたことがないので(笑)、役と自分の溝を埋めることにも集中しています。――今回の朗読劇に限らず、自分と役に隔たりがあると、演じる上ではハードルになるんですか?今までは比較的自分に近いというか、ここまで開きがある役はなかったと感じています○『重版出来!』苦悩の真相――前回お会いしたのが2015年末、『人狼ゲーム クレイジーフォックス』の取材でした。その後、個人的に何度も観返している出演作があって、それがドラマ『重版出来!』です。仕事で思い通りにならないことがあったり、何かにつまずいたりした時に観ています。そうなんですね! ありがとうございます。――高月さんが演じた東江絹は自信の才能に葛藤し、やがては前向きに自らの人生を選択していきます。すごく悩みながらの撮影だったことがブログに書いてありました。一視聴者としては勝手にハマり役と思い込んでいたので、とても意外でした。「絹は私と似ている」ということに後に気づくんですけど、演じている時は全くそんなこともなく。監督がとても厳しい方で、お芝居について指導していただくことが繰り返しあって、絹を演じていて「これが正解なのか」と迷ってしまいました。そんな私を見て、周りのスタッフさんはじめ、マネージャーさんもアドバイスをくださったんです。そういう意味で、周囲の支えなしでは乗り切れない撮影でした。●舞台演出家「なにその演技?」が転機に――監督は他の方にもそういう指導だったんですか?たぶん、私だけだったと思います。4話から6話に出演させていただいたんですが(最終話にも少し出演)、4話が福田亮介監督、6話が塚原あゆ子監督。絹がどんどん精神的に追い詰められていく6話で塚原監督から熱心に指導していただきました。今でも印象に残っているのが、「もっと気持ちを込めて」と言われたことです。――今振り返ってみて、受けとめ方は変わりましたか?愛情を持って接していただいていました。監督のアドバイスがなければ、あのようにはならなかった。――自宅の二階から下りてきて、玄関にいた黒沢心を見て涙するシーンなんか最高でした(6話)。ありがとうございます(笑)。あのシーンは、黒木さんとお会いするのが本当に久しぶりで、本当にうれしかったんです。自分の気持ちがリンクしていました。黒木さんは本当にすばらしい方でした。見つめ合うだけでシビれるというか、まっすぐな瞳で見つめてくださるんです。安田顕さん(安井昇役)も役柄では追い詰められましたが(笑)、本当に紳士的で優しい方でした。そして、『重版出来!』はいろいろな方から反響がありました。今でも現場に入る時に「観てたよ」と言ってくださるスタッフさんがいます。本当にありがたいです。――東江さんは、自分に才能があるのか悩んでいましたが、漫画家だけでなく誰もが一度は悩んだことがあると思います。高月さんはいかがですか?私も不安です。この仕事をやっていても、いつも「自分には才能なんてあるのかな」とよぎってしまいます。最後は、「がむしゃらにやるしかない!」となるんですが、デビュー間もない頃と比べると、もう少し役について考えて臨めるようになったんじゃないかなという感覚はあります。そういう意味で、同世代の方々は刺激になる存在で、みなさん自分にないものを持ってますし、それぞれに違う魅力があって。この仕事をやっていて良かったと思うのは、そういう方々と出会えた瞬間。先輩含めて刺激をたくさんいただいています。○『脳スマ』『片想い』役柄との距離感――さて、8月31日放送の読売テレビ・日本テレビ系『脳にスマホが埋められた!』(毎週木曜23:59~)の第9話にゲスト出演。演じる朝比奈は社長秘書で、才色兼備のキャリアウーマンです。ご自身と役の開きはいかがですか?大学在学中に起業したエリート中のエリート。3日間の撮影だったんですが、現場に行くたびにセリフで毒舌を吐かなくてはいけなかったのですごく胸が苦しくて(笑)。初めて会った役者さんにも高圧的な態度をとらないといけないので、結構つらかったです。カットがかかったらすごくニコやかにして、「自分はそんな人じゃない」と伝わればいいなと思っていました(笑)。朝比奈は自信の塊。そういう自分にはないものを持っている役は、近い方を参考にしたりしています。――10月21日スタートの連続ドラマW『片想い』(毎週土曜22:00~)では、性分化疾患で男女両方の要素を持つ陸上部員高校生・末永睦美役。これも難しい役どころですね。心は女の子なのですが体の一部に障害があって、男性ホルモンが多いことが影響して陸上競技では普通の女の子よりも良い記録なので女子の大会に出られなかったり、いろいろな葛藤の中で生きている役です。ある日、桐谷健太さん演じるスポーツライター・哲朗の取材を受け、そこで抱えているものを打ち明けていくうちに、徐々に前向きになっていきます。スタッフさんがたくさん資料をくださって、それを読み込んだり、調べたりしながら性分化疾患について知識を深めました。疾患で悩んでいる方を傷つけてはいけないので慎重に演じないといけないと思っていたのですが、睦美がすごく明るい性格だったことに救われて、前向きに役と向き合うことができました。――こうしていろいろな役を演じる機会が増えて、周囲の期待が高まったり、より高いレベルを求められると感じることはありますか?演じる役の幅が広がっていることを幸せに思います。毎回が挑戦なので、自分が評価されていることはあまり実感できていません。○「まだまだ自分を評価できない」――20歳の節目ということで、デビューのお話をうかがいたいのですが、スカウトだったそうですね。2008年の小学5年生当時、地元・横浜でスイミングスクールに通っていて、そこは山奥の坂道をのぼったところにありました。私は自転車で、坂からおりてくるマネージャーさんとすれ違いざまにぶつかってしまって。謝っていたら名刺を渡されて、とりあえず受け取ってスイミングスクールに行ったのですが、終わっても待っていて(笑)。翌日に詳しいお話をうかがいました。――それまでに芸能界に興味は?全くなかったです。私にとっては未知の世界で、自分なんか女優さんになれるわけないと思っていました。だからこそ、「こんな私」に興味を持ってくれたというのが一番うれしかった。お父さんが「やりなよ」と背中を押してくれたので一歩を踏み出せましたし、「ダメだったらやめればいい」とも言ってくれました。お母さんも「やったら?」みたいな感じでしたね(笑)。――デビュー後すぐに『TSC東京ガール』(BS-i・08年)、『オトメン』(フジテレビ系・09年)などに出演されました。そういう現場を経験して気持ちは変わりましたか?夢を見ているような気持ちになりながら、現場にいたと思います。テレビで見ていた方々が目の前にいる。本当にそういう感覚で現場に立って、女優としての自覚は全くなかったです。セリフも「ありがとう」だけなのに反芻して(笑)。パニック状態でした。――その後の向き合い方はどのように変化していったんですか?どのタイミングで変わっていったのか……きっとやっていくうちに自覚していったと思います。その中でも印象に残っているのが、オーディションで受かった舞台『BASARA』(12年)。演出家の方から「なにその演技?」と怒られて、現実を突きつけられました。はっきりとダメ出しをもらったのは、その時が初めてでした。bump.yを2014年に卒業して一人になった時から、今まで以上にがんばらないといけないと思うようになりました。グループ在籍中はやっぱりそこに甘えていたんだと思います。自分にとっての「お家」のような存在でした。最近、やっと一人でいることに慣れてきました(笑)。まだまだ自分を評価できないですが、二十歳の節目を迎えて、もっともっとがんばっていきたい。そんな気持ちです。■プロフィール高月彩良(たかつき・さら)1997年8月10日生まれ。神奈川県出身。2008年にネットドラマ『TSC東京ガール』で女優デビューを飾り、スタジオジブリ作品『思い出のマーニー』の主演(声優・佐々木杏奈役)で注目を集める。これまで、『GTO』(12年・フジ系)、『地獄先生ぬ~べ~』(14年・日本テレビ系)、『五つ星ツーリスト ~最高の旅、ご案内します!!~』(15年・日本テレビ系)、『重版出来!』(16年・TBS系)、『銀と金』(17年・テレビ東京系)などのドラマ、『男子高校生の日常』(13年)、『僕は友達が少ない』(14年)、『スレイヤーズ・クロニクル』(15年)、『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(15年)、映画『黒崎くんの言いなりなんてならない』(16年)などの映画に出演。
2017年08月17日お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建とタレントの山瀬まみが、10月スタートのTBS系バラエティ番組『名医のTHE太鼓判!』(毎週月曜19:00~)でMCを務めることが16日、わかった。昨年9月からスペシャル番組として5回放送し、好評を得たことでレギュラー化が決定した同番組は、体にいいと言われている健康法や日常の健康問題にまつわる疑問を集めて紹介し、それらをスタジオの名医たちが「太鼓判」もしくは「ダメ」で判定する医療ウォッチングバラエティ。芸能人の日常生活にも密着し、仕事現場はもちろん、普段の食生活や睡眠の様子などプライベートな部分も徹底的に調査し、乱れた生活習慣からくる病気のリスクを医師がジャッジする。また、番組独自の最新人間ドックで芸能人を徹底検査。本人たちも全く気付いていなかった突然死のリスクや動脈硬化の可能性など、放っておくと命に係わる危険な病を名医たちが徹底解説する。過去には歌手の麻倉未稀がこの企画で人間ドッグを受診し、乳がんが見つかり、芸能人の健康管理にも一役買ってきた。MCは第1回の放送から担当してきたアンジャッシュの渡部建と、これまで数多くの医療番組に出演してきた山瀬まみ。また、アンジャッシュの児嶋一哉がゲストとして毎回出演する。渡部は「僕も長生きできるよう、この番組を通じて学びたいと思います! 皆さん、医学の新常識を楽しんでください、山瀬は「ビックリするほど医療は日々進歩します。その最新を教わりながらの仕事。不老不死も夢じゃないかもね私」とコメント。児嶋も「この番組のロケで色々身体を調べると毎回異常なく、かと言ってずば抜けて良い数値でもなく、何とも言えない空気になってしまいますが、健康に気をつけながら頑張るぞ! 見てねー」と意気込んでいる。(C)TBS
2017年08月17日初の3時間スペシャルで放送されることが決定している今年の「渡る世間は鬼ばかり」。この度、本作に演歌歌手の天童よしみが出演することが決定。角野卓造扮する小島勇らが結成している「おやじバンド」のメンバー・川上哲也の妻・華江役を演じる。連続シリーズが終了した後、単発番組として回を重ねてきた「渡る世間は鬼ばかり」。今作では、えなりかずき演じる眞に待望の第1子が誕生。しかし、子育てが原因で妻・貴子(清水由紀)が家出、“イクメン”に挑戦する眞に幸楽の面々が巻き込まれるなど、“子育て”を巡る騒動が描かれるほか、五月(泉ピン子)たち姉妹は父が遺した店の利益配当金である一人100万円の使い道を思案するなど今回も話題満載となっている。そんな中、今回新たに昨年放送のスペシャルで、長年親しまれてきた番組のテーマソング(作曲:羽田健太郎)に歌詞をつけた曲を唄い、新しい「渡鬼」の魅力をファンに披露した天童さんが、今作では川上哲也の妻・華江役としてドラマに参加。哲也を演じていた井之上隆志さんが今年3月に逝去したことにより、ドラマ上もやむなく「哲也が病死」という設定となり、華江が亡き夫の生前のお礼に皆の前に現れるというストーリーが展開していく。夫の代わりとはいかないが、「自分も昔、歌でプロを目指していたこともあるので、テストの上でバンドに参加させてもらえれば一番の供養になる」と勇たちに頭を下げる華江。そういうことならと、バンド仲間の典介(佐藤B作)、源太(山本コウタロー)、誠(村田雄浩)らは喜んで華江をバンド練習に招き…。いままで観ていた作品に参加することは「すごく不思議な感じ」と話す天童さんは、「ピン子さんや角野さんはドラマ(の登場人物)でなく、私にとっては本当に実在する家族なんです。その方々がいまここにいらして、その中に入っていくというのはものすごく緊張しました。歩き方もギクシャクと変になってしまいました」と撮影をふり返り、以前から親交のある泉さんからは、「女優として出てよ。いつものように堂々と」と言われたそうで、「益々プレッシャーがかかってしまいました」と明かす。また「母もいつもは何も言わないのに、今日の出演直前には電話で『本当に大丈夫?』なんてとても心配していました。でもうれしいやら誇らしいやら。バンドの前で唄うシーンも楽しみにしています」とコメントしている。橋田壽賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」3時間スペシャルは9月18日(月・祝)20時~TBSにて放送。天童よしみが唄う番組主題歌CD「人生讃歌 ~渡る世間は鬼ばかり~」は8月16日(水)よりリリース。(cinemacafe.net)
2017年08月16日星野源(36)のWOWOWドラマ初主演作品となった連続ドラマ「プラージュ~訳ありばかりのシェアハウス~」が12日から放送されている。誉田哲也さん(47)の原作をドラマ化した同作。星野は軽い気持ちで覚せい剤を使用して逮捕され前科者となり、訳ありの住人ばかりのシェアハウスで暮らす主人公を演じている。 「星野さんといえば昨年、新垣結衣(29)と夫婦役を演じたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が大ヒット。各局から連ドラオファーが殺到しましたが、結局受けたのは10月スタートの『コウノドリ2』(TBS)のみでした。というのも彼は音楽活動も行っていて、スケジュール的にも手一杯。ほかにオファーを受けられたのが、拘束期間も短く撮影も連ドラの時期とかぶらない『プラージュ』だったようです」(レコード会社) もともとWOWOWは03年からドラマを制作して不定期に放送。08年からは日曜夜の「連続ドラマW」の枠がスタートしていた。そして14年からは、土曜夜の「土曜オリジナルドラマ」の枠も加わった。 今やすっかり民放のドラマでは姿を見せなくなった宮沢りえ(44)もオファーを受けるなど、キャスト陣はもはや民放に負けない豪華さ。ここまでWOWOWのドラマが充実してきた背景には、それなりの理由があるという。 「出演する役者陣にとってはメリットだらけなんです。たとえばCMがないのでスポンサーの意向を気にせず作品作りができます。また視聴率を考える必要がないため、一流作家の骨太な原作をドラマ化できる。つまり、ストーリーに“外れ”がないんです。今後も星野さんのように、ドラマに出演していない大物たちが続々とオファーを受けそうだと言われています」(テレビ関係者) WOWOWの公式サイトによると、今年7月時点での累計加入者数は約281万人。ドラマ以外にも映画、スポーツ、ライブ中継などのコンテンツも充実しているだけに、300万人の大台突破も近そうだ。
2017年08月15日