銀杏BOYZが現在開催中の全国ツアー『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』のトレーラー映像が公開された。6月6日(木) の新潟・新潟LOTS公演を皮切りに、全国7都市でツアーの集大成となる公演を行う銀杏BOYZ。本公演には各地ゲストアーティストが出演し、峯田和伸の弾き語りと特別編成(峯田和伸、岡山健二、加藤稜太)でのライブを予定している。銀杏BOYZ『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』トレーラー映像<ツアー情報>銀杏BOYZ『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』※終了分は割愛6月6日(木) 新潟・新潟LOTSOPEN17:45 / START18:30ゲスト:大木温之(ピーズ)6月11日(火) 宮城・仙台RensaOPEN17:45 / START18:30ゲスト:友部正人6月14日(金) 北海道・札幌PENNY LANE24OPEN17:45 / START18:30ゲスト:松本素生(GOING UNDER GROUND)6月21日(金) 福岡・福岡DRUM LOGOSOPEN17:30 / START18:30ゲスト:ホフディラン7月2日(火) 愛知・名古屋DIAMOND HALLOPEN17:30 / START18:30ゲスト:ホリエアツシ(ストレイテナー)7月4日(木) 大阪・なんばHatchOPEN17:30 / START18:30ゲスト:YO-KING7月12日(金) 東京・浅草公会堂OPEN17:00 / START17:45ゲスト:TOMOVSKYチケット情報:()オフィシャルサイト:
2024年04月20日昨年9月からスタートした銀杏BOYZのライブツアー「世界ツアー弾き語り 23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl」。その名の通り、峯田和伸(ボーカル)がたったひとりで弾き語りでライブを行うツアーで、「全国47都道府県を巡る」というもの。この3月は前半に北陸+静岡などを巡り、中半からは東北+九州エリアでのステージがある。ここまで細かく全国を巡るツアーとしては2005年の「世界ツアー」以来、18〜19年ぶりとなるが、当時と今とで、そのステージにはどんな違いがあるだろうか。3月1日に開催された富山SOUL POWER公演の様子をここで伝えたい。「ごく普通のアンちゃん」の歌が始まると…3月1日のライブ当日の夕方。雨が降ったりやんだりする中、年齢層がかなりバラバラな客が、ひとりまたひとりと会場である富山SOUL POWERへと入っていった。この日は10代の若い客はもちろん、70代の客もいた。しかも、「子供と一緒に観に来た」というわけではなく、自身が「観たい」として訪れていたという。多くのロックバンドやシンガーを支持するリスナーには「世代」「このジャンルが好きそうな人」というすみ分けのようなものがあるが、銀杏BOYZにはそれがまったくない。幅広い層の人たちが支持し、そして皆が自由に楽しむことができるのも銀杏BOYZのライブの特徴だ。しかも、今回は峯田ひとりの弾き語りステージ。その「歌」たちを染み渡るように楽しめるはずだと期待感が膨らむ。こんな空気の中で、ギターを一本鷲掴みにしてステージにネルシャツを着た峯田が現れた。見た目だけを見れば「ごく普通のアンちゃん」という風情だが、これは峯田自身があえてそうしているのだろう。峯田は常々「自分はただの音楽好きの46歳」と語り、ある種の「ステージとリスナーの上下関係」みたいなものをなくすような発言をする。その上で「ライブ」という特別な空間に存在する「音楽があまねく人と人とのつながりや瞬間」だけを追い求めたいとも。そんな峯田が1曲目に「新訳 銀河鉄道の夜」を歌うと会場の空気は一変。神が憑依したかのような強さを与えオーディエンスは皆、息を飲むようにその音、歌詞、そして峯田の声に聴き入った。歌が始まると、ライブハウスの空気が一変続く「NO FUTURE NO CRY」「若者たち」といったアップテンポな楽曲でも、アコースティックギターを壊れんばかりにかき鳴らし圧倒。まさに「生の銀杏BOYZ」「生の峯田」を前に、オーディエンスがぐんぐん引っ張られていくように感じた。その神がかった歌と歌との合間に入るMCでは、まるで友達と話をするかのようにこんな話をした。「一緒に歌いたいという人は大声で歌ってくれて構わないし、踊りたい人は踊ってくれて構わないし、静かに聴きたい人はそうしてくれて構わない。お客さんたちと一緒に作り上げていく空間がライブの楽しみなので。そのためにも気持ちを込めて歌います」「一番信じられるものを求めて富山まで来た」そして、峯田がこだわる「ライブ」についてもMCでこう語った。「今回、47都道府県を巡っていますが、どんなに小さな街にもライブハウスというものがあり、どの会場にも『大きい音を浴びてぇ』『音楽聴きたい』っていう人が集まっています。そのひとりひとりは、きっと『チケットぴあ』とかでチケットを買って、その日を楽しみに日々生活している。その上でのライブ空間こそが僕にとって一番信じられるもの。インターネットでもSNSでもなく、やっぱり僕にとっては『ここ』が一番なんです。お客さんの歌声だったり、拍手だったり、怒号だったり、緊張感だったり。このライブの空気を味わいたいたくて、今日も富山まで来ました」中半までは銀杏BOYZの新旧の楽曲が演奏され、弾き語りだからこそより強く感じたのが銀杏BOYZの楽曲の多彩さだ。多くの人がそれぞれの生活で何度も聴き込んだ「あの曲」が次々に演奏されたもちろん「銀杏BOYZらしいメロディ」「峯田にしか表現できない独特の歌詞」といった傾向はあるが、この弾き語りによって次々に演奏される楽曲たちは、1曲として似たようなものはなく、それぞれ強い個性を放っており、オーディエンスもまたそれぞれの生活の中で何度も聴き込んだであろう「あの曲」たちを前に、ある人は一緒に歌い、ある人はじっと聴き入った。「自分のことだけは絶対に殺さないで」「死にさえしなければ、またいつかライブで会える」中半から後半にかけては「恋は永遠」「いちごの唄」「GOD SAVE THEわーるど」といったポップチューンが次々と演奏され、本編のクライマックスでは「BABY BABY」で大合唱。峯田が言う「一番信じられるもの」がいったんは終わった。峯田は長めのMCでこうも語った。「正直、他人のことなんて関係ないんですよ。でもひとつだけお願いがあります。自分のことだけは絶対に殺さないで。そうすれば、こうやってまたライブで会うことができるから。ライブハウスに来れば、また一緒に歌ったり、一緒に音楽を楽しむことができるから。だから、何があっても絶対に死なないで」アンコールでは、銀杏BOYZ の弾き語り楽曲としては馴染み深い「あの曲」で締め括られ、全17曲を終了。汗でボロボロになった峯田はオーディエンスに深々と頭を下げて「また会いましょう」とステージを後にした。アンコールのラストは弾き語り曲として馴染み深い「あの曲」だった47都道府県を巡った集大成的ライブも終演後、バックステージで改めて峯田に今回のツアーについて話を聞いた。「今日の富山で28本目だけど、言うまでもなくひとつとして同じライブはなかったです。それぞれの街で、それぞれのお客さんがライブに来てくれて、どのライブも僕にとっては記憶に残ってる。本当に不思議なんだけど、各地で『何を食べた』とかは覚えていないけど、ライブだけは各所ともに鮮明に覚えてる。これもライブと音楽の面白さ。不思議だけど、だからこそ、ずっと歌い続けられるんだとも思う」『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』はいよいよ後半戦に突入するが、集大成となる7都市での公演も追加発表された。47都道府県を生の歌声、ギター1本で巡ってきた集大成もまた、峯田がこだわり続ける「ライブ」の意義を強く感じるステージになることだろう。TEXT:松田義人(deco)PHOTO:芦沢洋介、松田義人(deco)<ツアー公演情報>銀杏BOYZ『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』追加日程6月6日(木) 新潟・新潟LOTSOPEN17:45 / START18:30ゲスト:大木温之(ピーズ)6月11日(火) 宮城・仙台RensaOPEN17:45 / START18:30ゲスト:友部正人6月14日(金) 北海道・札幌PENNY LANE24OPEN17:45 / START18:30ゲスト:松本素生(GOING UNDER GROUND)6月21日(金) 福岡・福岡DRUM LOGOSOPEN17:30 / START18:30ゲスト:ホフディラン7月2日(火) 愛知・名古屋DIAMOND HALLOPEN17:30 / START18:30ゲスト:ホリエアツシ(ストレイテナー)7月4日(木) 大阪・なんばHatchOPEN17:30 / START18:30ゲスト:YO-KING7月12日(金) 東京・浅草公会堂OPEN17:30 / START17:45ゲスト:TOMOVSKY■アプリ先行受付:3月20日(水・祝) 23:59まで詳細は こちら()※東京・浅草公会堂は対象外オフィシャルサイト:
2024年03月15日銀杏BOYZが、現在開催中の弾き語りツアー『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』の追加日程とゲストアーティストを発表した。このたび追加日程としてアナウンスされたのは、6月6日(木) の新潟・新潟LOTS公演から7月12日(金) の東京・浅草公会堂までの全7公演。またゲストとして大木温之(ピーズ)、友部正人、松本素生(GOING UNDER GROUND)、ホフディラン、ホリエアツシ(ストレイテナー)、YO-KING、TOMOVSKYが各地に出演する。チケットはオフィシャル先行受付を1月29日(月) まで実施中。銀杏BOYZ『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』チケット情報はこちら!()<ツアー情報>銀杏BOYZ『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』追加日程6月6日(木) 新潟・新潟LOTSOPEN17:45 / START18:30ゲスト:大木温之(ピーズ)6月11日(火) 宮城・仙台RensaOPEN17:45 / START18:30ゲスト:友部正人6月14日(金) 北海道・札幌PENNY LANE24OPEN17:45 / START18:30ゲスト:松本素生(GOING UNDER GROUND)6月21日(金) 福岡・福岡DRUM LOGOSOPEN17:30 / START18:30ゲスト:ホフディラン7月2日(火) 愛知・名古屋DIAMOND HALLOPEN17:30 / START18:30ゲスト:ホリエアツシ(ストレイテナー)7月4日(木) 大阪・なんばHatchOPEN17:30 / START18:30ゲスト:YO-KING7月12日(金) 東京・浅草公会堂OPEN17:30 / START17:45ゲスト:TOMOVSKY■オフィシャル先行受付:1月29日(月) 23:59まで()関連リンクオフィシャルサイト::
2024年01月15日来る12月13日(水)、大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズのスリーマンでのライブが開催される。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』というイベントのもので東京・TACHIKAWA STAGE GARDENでのステージになる。各アーティストの詳細を知っている人ならわかる通り、大森靖子は銀杏BOYZとピーズに影響を受けて育った世代で、銀杏BOYZの峯田和伸はピーズに影響を受けて育った世代だ。いわば3世代の夢の共演と言っても良いものだが、その長兄と言っても良いピーズの大木温之は「まぁ『全然オシャレじゃない日本語の歌』でがんばるという意味では共通点かもしれないね」と照れくさそうに笑う。ここでは、その言葉通り「全然オシャレじゃない日本語アーティスト鼎談」と題し、彼らの共通点とライブにかける思いを、大森靖子、峯田和伸、大木温之の三者に語ってもらい、【前編】【後編】でお届けする。【前編】の今回はアーティスト同士の影響を受けたところ、交流秘話などを中心におおいに語ってもらった。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』チケット情報はこちら()「ピーズにはずっと運命を感じていた」(峯田)――峯田さん、大森さんにとってピーズは大先輩にあたりますよね。峯田和伸(以下、峯田)そう。はるさん(大木温之)の前ではこんな話はしたことないんだけど、実は僕、ピーズに運命のようなものを感じてたの。まず、僕ははるさんの12個下で干支が一緒で、さらに誕生月も一緒なの。さらに、僕が初めて組んだバンド、GOING STEADYを始めた1997年に、ピーズが『リハビリ中断』というアルバムを出して活動停止になっちゃった。「うわ、ずっと聴いていたピーズと一緒にライブハウスで共演できるかもしれないって夢を描いていたんだけどな」と思って。マジで「ピーズと対バンする」っていうのはこの頃の目標だったからね。だから、超悔しかったけど、でもさGOING STEADYが解散することになった翌月に、今度はピーズが復活したの。峯田和伸(銀杏BOYZ)大木温之(以下、はる)俺は峯田の生まれ変わりだね(笑)。峯田そんなことがあったから勝手にはるさん、ピーズには運命を感じてるんだ。またさ、運命的な話で言うと、靖子ちゃん(大森靖子)もそうなんだ。僕はGOING STEADY解散後に、銀杏BOYZを始めたわけだけど、そのときにさ、毎晩僕にメールをくれていたのが靖子ちゃん。当時はSNSなんかなかったし、手紙以外ではメールが主流だったの。そのメールのタイトルは必ず「大森 靖子」。「峯田さんへ」とかじゃなくて、自分の名前なんだ。しかも、ちゃんと苗字と名前の間に、絶対半角開けてるっていう(笑)。そのメールが毎回超長いの。大森靖子(以下、大森)でも当時のメールって500文字しか送れんかったから、そんなに長くないよ。大森靖子峯田いや、原稿用紙1枚分と思えばやっぱり長いよ(笑)。たださ、このメールがすごく面白いんだ。当時の靖子ちゃんは高校生だったけど、書いてあることがすごく面白かった。はるそれはファンレターみたいなものなの?ライブの感想とか?峯田いや、「今日学校でこんなことがあって」「親とこんな話をして」みたいな。大森今思うと怖すぎる。恥ずかしい……。峯田いや、でも面白かったの。その頃、銀杏BOYZのお客さんからいっぱいメールをもらったけど、靖子ちゃんとか他の面白いメールはちゃんと保存してた。面白いことを考える人だなと思って。それから数年後に、あるライブをライブハウスに観に行ったの。ライブハウスって、壁にいろんなバンドとかアーティストのチラシがベタベタ貼ってあるじゃん。その中にさ、「大森 靖子」っていう名前を見つけて。「あれ、この名前どこかで見たことあるな……あ、あのメールをくれていた人かも」って。でも、そのときに思ったのは「あの人なら、バンドとかもやりかねんな」っていう。そして、やっぱりチラシの「大森 靖子」は、あの頃僕に毎日メールをくれていた靖子ちゃんだったっていう。その後もぴあのイベントで一緒にツーマンをやらせてもらったりしたけど、これも運命みたいな感じがしてすごくうれしかった記憶がある。「ピーズの音楽の中には自分がいると思った」(大森)――もちろん、大森さん、銀杏BOYZ、ピーズでは表現面での共通点もありますよね。はる「全然オシャレじゃない日本語の歌でがんばる」とかそういうところは共通点なのかもね。普通、ロックって言ったら、もっとみんなカッチョ良いじゃないですか。大木温之(ピーズ)峯田でも、そういうピーズの表現みたいなところにはメチャクチャ影響を受けていますよ。歌詞とかね。長くなるから具体的には言わないけど、とにかくピーズは憧れのバンドだった。でもさ、初めてはるさんに会ったときの印象が最悪で。イノマーさん(オナニーマシーン)と一緒に本を出すことになり、その取材ではるさんに会いに行ったの。そしたらさ、指定されたのが赤羽のゲロ臭い居酒屋でさ。顔も見えないくらい真っ暗な電球の店で、闇鍋みたいなのが出てきて。「なんでこの鍋、こんなに酸っぱいんだ」と。しかも、はるさんまだ酒を飲んでた時期だから、勝手に飲んで取材になんないの。最終的にはベロベロになっちゃって、彼女が迎えに来てさ。最後は「バーカ、バーカ。お前らバーカ」って言いながら帰っていった。「なんなんだ、この人は」と。一同(爆笑)――その点、大森さんは峯田さんとアーティスト同士として出会ったときはどうでしたか?大森最初に峯田さんと話したのはいつだったかはもうわかんないんです。ずっと銀杏BOYZのライブを観に行って、追っかけ続けていて、ライブの後に話をしてもらったりもしていたので。ただ、メールを送っておきながらしばらくは名前は言わないようにしようと思っていました。自分が音楽を始めたときに「銀杏BOYZが好き」っていうことが事前にあると、「そういう人の音楽なんだ」ってことになるから、それがイヤで。でも、さっき峯田さんが言ってくれたみたいに、たまたま私の名前と活動を知ってくれて。それが自然ですごく嬉しかったです。わーいっていう感じでした。ただ、以降、峯田さんと話をするようになっても、峯田さんって日によって違うんですよね。「今日は後輩扱いだな」っていう日と、「今日はすごい距離があるな」っていう日と。峯田そんなことはないよ。――いや、大森さんが言う感じはよくわかります。峯田さんがピリピリしているときはちょっと距離があるというか。大森そう。ただ、優しいのは優しい。後輩とかを大事にしてくれる。それが私にとっての銀杏BOYZなんですけど、ピーズももちろんすごく好きで。私、自称進学校みたいな高校に通っていたんですけど、ピーズには「進学校ヤンキー」の曲とかがあって「あ、ピーズの音楽の中に、自分がいるかもしれない」と思いながら聴いていました。なんか一般に流行っている少年漫画とか少女漫画とかを読んでも、「このストーリーの中には、自分がいない」「なんか違うな」と思いながら見ることが多かったんです。でも、ピーズの音楽の中には「いる」と思って好きになりました。「ふたりとも田舎から出てきたアンちゃん、姉ちゃんって感じ」(はる)――ただ、はるさん、峯田さんって似ているところももちろんありますけど、性格も表現もやっぱり違いますよね。大森全然違いますね。峯田さんが歌詞で描く「女性」みたいなイメージは、自分の中に絶対いないんです。いないからこそ「私もこんなふうに歌ってくれたら良いのにな」って思いながら夢を見ることができるんですけど、ピーズの歌詞で描かれている「女性」にはなれそうな気がする。峯田なるほど。それはなんかわかる。大森だから、ピーズを聴きながらずっと土手を歩いたりとかはできると思うんですけど、銀杏BOYZの歌詞の世界には私がいないんです(笑)。ピーズと銀杏BOYZはどっちも大好きですけど、受け取り方が全然違うんです。――こういう話を大先輩のはるさんはどう思いますか。はる大先輩でもないし、どんなに若いバンドでも後輩とかも思ったことないけどね。だいたい峯田にしても大森さんにしても、田舎から出てきたアンちゃん、姉ちゃんって感じでしょ。峯田……うるさいなー、成田(はるの出身地)だって田舎じゃん。一同(爆笑)はるいや、そんなに気取った人たちじゃないっていう意味で(笑)。たとえば子供の頃から音楽の勉強をずっとやってきて、「音楽家になりました」っていう感じじゃないじゃん。それよりは田舎で過ごして酔っ払った勢いで田舎から出てきたっていう。しかも、大森さんも銀杏BOYZも対バンやったことがあるけど、同じステージに立てば先輩も後輩もないじゃないっすか。むしろ俺はズーズーしく「同い年」くらいの気分でやらせてもらっていますよ。峯田でも、すごいからね、ピーズは。はるさんがポロッと言ってくれた言葉とかをずっと覚えているし。大森ピーズは私の人生とまったく同じ年齢でもあるし。はる俺は何もすごくないよ。むしろサボってるほうだよ。全然がんばっていないし、「がんばっていないほうの先輩」という意味ではすごいかもしれない(笑)。だってさ、もっと世の中でがんばっている人たちの音楽に触れたりすると、「ああ俺はやっぱりダメだな。明らかに違う世界だ」って思うし。俺ができるのはワイルドサイドっちゅうか、土手をテクテク歩くしかできないからね。( 後編() に続く)Text:松田義人(deco)Photo:石原敦志<公演情報>ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』12月13日(水) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDENOPEN17:30 / START18:30出演:大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズ【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場):6,900円(税込)2-3F指定席(階層指定不可):6,900円(税込)()関連リンク大森靖子 公式サイト:銀杏BOYZ 公式サイト:ピーズ 公式サイト:
2023年12月07日来る12月13日(水)、大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズのスリーマンでのライブが開催される。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』というイベントのもので東京・TACHIKAWA STAGE GARDENでのステージになる。各アーティストの詳細を知っている人ならわかる通り、大森靖子は銀杏BOYZとピーズに影響を受けて育った世代で、銀杏BOYZの峯田和伸はピーズに影響を受けて育った世代だ。いわば3世代の夢の共演と言っても良いものだが、その長兄と言っても良いピーズの大木温之は「まぁ『全然オシャレじゃない日本語の歌』でがんばるという意味では共通点かもしれないね」と照れくさそうに笑う。ここでは、その言葉通り「全然オシャレじゃない日本語アーティスト鼎談」と題し、彼らの共通点とライブにかける思いを、大森靖子、峯田和伸、大木温之の三者に語ってもらい、【前編】【後編】でお届けする。【後編】の今回は3アーティストにとってのライブとは何かと、12月13日のステージにかける思いを聞いた。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』チケット情報はこちら()「今度のライブはちょっとやりづらそうです(笑)」(大森)―― 【前編】() では「俺はサボってる」と言っていたはるさんですが、ライブはサボらないですよね。大木温之(以下、はる)本当はさ、「電気を使って音を出す」っていうことを人を集めてやっていいのかなって思ってる。もっと完成度の高い音が出せれば良いけど、なかなか上がらないし。もう40年近くやっていても、「すごい良かった」っていうライブなんてせいぜい7〜8回くらいじゃないかなって思うよ。それは自分の精進不足、技術不足だから。そういう意味でのライブの完成度は高めていきたいとは思ってる。でもさ、その点、大森さんとか峯田とかはすごいなと思う。全力でちゃんとやるんだけど、終演後にはちゃんと「お疲れさまでした」って帰れるじゃん。それで周りにいる事務所の人たちもご飯を食べられるわけで。俺なんか、「うわ、ちょっと今ヤバい。悪いけど、周りの人を食べさせられないわ」って思うと、自分から逃げちゃう。「俺もうヤメるから」って、これまで何度も逃げてきたからね。根っこはやっぱり変わりませんよ。中途半端。そう考えるとさ、曲作りとかは一生懸命作るけど、ライブはそこまでがんばっていない気がする。だって、俺はまだステージでチンチン出したりしていないじゃん。やっぱり最終的にはチンチン出さないとライブじゃないでしょ。大木温之(ピーズ)峯田和伸(以下、峯田)かつてはそんなこともありました。はるチンチンは出したから、今度はケツ穴を見せてみたら?でもそうなるとケツ穴の周りにあるケツ毛をどう処理するとかの問題が出てくるから難しいかもしれないね。峯田なんなんだよ、マジでよー(笑)。ただ、ケツ毛ってよく考えてみたら、ケアとかしたことないですね。最近爪が伸びるのが早いのが悩みなんだけど。大森靖子(以下、大森)汗をかくと爪が伸びるのが早くなるみたいですよ。だから、夏場は爪が伸びやすい峯田そうなんだ。今度カレンダーに爪切った日を書いておこうかな。――ライブからケツ毛や爪に飛躍しましたけど、12月13日のライブは何か考えていることはありますか?セッションとかもあるんですよね?大森それが難しそうだなって。はるさんの前の自分と、峯田さんの前の自分を変えてきているんで、そこがちょっとやりづらそうです。「お客さんのことを気にするところがはるさんらしい」(峯田)――どういうことですか?大森いや、はるさんの前では普通に可愛い女の子できるけど、峯田さんの前ではちょっと無理です。峯田化けの皮をかぶってるの?猫かぶってるみたいな?大森うーん、峯田さんの前だと「ちゃんとミュージシャンにならなくちゃ」「すごい面白いことを言わなくちゃ」みたいな感じで、結局無駄なことをいっぱい喋って終わるみたいな感じが多いですね。「なんであんな無駄な話をしちゃったんだろう」って思いながら、いつも帰っていきます。大森靖子――その意味では、大森さんのステージとセッションは特に面白そうですね。はるライブじゃなくて、みんなの座談会だったら面白かったかもしれないよね。一同(爆笑)はるただ、今度のライブは、お客さん同士が仲良く過ごせてくれたら良いなと思う。だって大森さんのお客さん、銀杏BOYZのお客さん、ピーズのお客さんってことで言うと年齢の幅が広いし、男子と女子でリズムも違うだろうし。みんな仲良くしてほしいなと思う。峯田そういうことを気にするのもはるさんらしいな。この前さ、山形のイベントでピーズと一緒になったの。出演者が泊まる旅館がみんな一緒だったんだけど、僕は誰よりも先に風呂に入りたかったからすぐに旅館に行って、風呂場に行ったら、はるさんがひとりで先に入ってて。峯田和伸(銀杏BOYZ)はるへっへっへ。一番風呂は私だ!峯田すごい気まずくてさ(笑)。フルチン同士で何喋ったらいいかわかんねぇし。そのときもお客さんの話ばっかりしてた。「お客さんの年齢層が上がって、おとなしくなっちゃってる」とか言って。はるあの日は最前列あたりでグッタリしているオバサンとかがいたからね。峯田いや、あの日は弾き語りだから大人しく聴くのが正解なんですよ。何を言っているんですか(笑)。でも、今度のライブでは靖子ちゃんもピーズも初期の頃の曲から最新の曲までまんべんなく演奏してくれたら個人的にはすごくうれしい。すごく楽しみだもんな、靖子ちゃんのセットリストもピーズのセットリストも。ちょっと前の靖子ちゃんのライブでは初期の頃の曲をやっててさ、これがすごくうれしかった。「うわーやるんだー」と思って。大森たぶん今度のライブは初期のも最近のもまんべんなくやると思います。峯田だとしたらすごくうれしい。古いのも最近のも好きな曲がいっぱいあるからね。銀杏BOYZもたぶんそうなると思うけど、まんべんなくやってくれるほうがお客さんもより楽しめると思うし。はる曲は子供のようなものだからね。どの時期に生まれた子供でも差別なく全員かわいいでしょ。だから、ピーズもどの曲も等しくかわいがっていますよ。いつかこの曲たちでオペラができるといいなと思っていますよ。「みんなに諦めてもらえるくらいの時間になったら良いなと思う」(はる)――最後に改めて12月13日のライブへの思いをお聞かせください。大森日が暮れて終わっちゃわないようにしたいですね。ずっと楽しい時間になれば良いなと思っています。あと、私、東京に初めて出てきて住んだのが小平で、立川駅をよく使ってたんですよ。そういう意味でもすごく楽しみです。はる今度のライブにどれだけのお客さんが集まるかわからないけど、集まったらたいしたもんだなと思って、こっちも楽しみに出かけますよ。南武線を使って。でも、12月13日は普通に平日だからね。大森さん、峯田、俺の3人でがんばってステージでゴロゴロしないと。「こんなのもう観られない」「なかなかないのが観られたからもういいや」ってみんなに諦めてもらえるくらいの時間になったら良いなと思う。でも、TACHIKAWA STAGE GARDENってメチャクチャ綺麗な場所らしいね。美術館みたいな会場らしいから、俺は観光気分で行きますよ。楽しみ楽しみ。峯田絶対面白いと思う。確かにはるさん、俺、靖子ちゃんで10個ずつ離れてるから「3世代」ってことも言えるけど、どのバンドのお客さんも全部楽しめるんじゃないかと思う。「オシャレじゃない日本語の歌でがんばる」っていうのはピーズから始まってるけど、そこにもある価値観がある。たぶん、俺も靖子ちゃんもそこに影響を受けているので、面白がってもらえると思います。はる今回のタイミングは本当に良かったよね。みんなが元気なときに一緒にやれて。そろそろ俺なんかヤバいからね。良かった良かった。……ただ、立川だからね。熊とか出ないか心配ではあるけどね。峯田出ねぇよ(笑)!Text:松田義人(deco)Photo:石原敦志<公演情報>ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』12月13日(水) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDENOPEN17:30 / START18:30出演:大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズ【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場):6,900円(税込)2-3F指定席(階層指定不可):6,900円(税込)()関連リンク大森靖子 公式サイト:銀杏BOYZ 公式サイト:ピーズ 公式サイト:
2023年12月07日銀杏BOYZが2005年に二枚同時リリースしたファーストアルバムが、初のカセットで発売されることが決定した。今回のリリースは、「Cassette Store Day x Cassette Week 2023」に併せて実施されるもので、10月20日(金) から全国の一部レコードストアにてファーストアルバム『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』『DOOR』のカセットテープが数量限定で発売される。<リリース情報>『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』10月20日(金) リリース価格:2,750円(税込)仕様:ハーフ(グリッターレッド)、歌詞カード付き『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』ジャケット【収録曲】■A面01. 日本人02. SKOOL KILL03. あの娘に1ミリでもちょっかいかけたら殺す04. 童貞フォーク少年、高円寺にて爆死寸前05. トラッシュ06. なんて悪意に満ちた平和なんだろう07. もしも君が泣くならば08.駆け抜けて性春09.BABY BABY■B面10. 漂流教室11. YOU&I VS.THE WORLD12. 若者たち13. 青春時代14. 東京『DOOR』10月20日(金) リリース価格:2,750円(税込)仕様:ハーフ(グリッターイエロー)、歌詞カード付き『DOOR』ジャケット【収録曲】■A面01. 十七歳(・・・cutie girls don’t love me and punk.)02. 犬人間03. 日本発狂04. 援助交際05. メス豚06. あの娘は綾波レイが好き07. SEXTEEN08. リビドー09. 夢で逢えたら10. 銀河鉄道の夜■B面11. 惑星基地ベオウルフ12. 夜王子と月の姫13. NO FUTURE NO CRY14. 人間15. なんとなく僕たちは大人になるんだ【取り扱い店舗】・タワーレコード・HMV・ココナッツディスク吉祥寺店・池袋店・JET SET・ディスクユニオン・waltz・UKFC ONLINE SHOP<ライブスケジュール>銀杏BOYZ『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』※終了分は割愛■2023年10月4日(水) 埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-310月10日(火) 茨城・水戸LIGHT HOUSE10月11日(水) 福島・club SONICいわき10月16日(月) 京都・京都磔磔10月18日(水) 石川・金沢EIGHT HALL10月19日(木) 長野・長野CLUB JUNK BOX10月23日(月) 宮崎・宮崎LAZARUS10月24日(火) 鹿児島・鹿児島CAPARVO HALL10月26日(木) 熊本・熊本B.9 V110月31日(火) 群馬・前橋DYVER11月2日(木) 山梨・甲府CONVICTION11月6日(月) 岐阜・岐阜club-G11月7日(火) 奈良・奈良NEVERLAND11月9日(木) 和歌山・和歌山CLUB GATE11月13日(月) 岡山・岡山YEBISU YA PRO11月15日(水) 鳥取・米子AZTiC laughs11月16日(木) 島根・出雲APOLLO11月21日(火) 神奈川・F.A.D YOKOHAMA■2024年1月15日(月) 千葉・柏PALOOZA1月18日(木) 滋賀・滋賀U-STONE2月14日(水) 兵庫・神戸CHICKEN GEORGE2月15日(木) 三重・四日市CLUB ROOTS2月22日(木) 愛媛・松山WstudioRED2月24日(土) 徳島・徳島club GRINDHOUSE2月25日(日) 高知・高知CARAVAN SARY3月1日(金) 富山・富山SOUL POWER3月2日(土) 福井・福井 CHOP3月4日(月) 静岡・LiveHouse浜松窓枠3月12日(火) 秋田・秋田Club SWINDLE3月13日(水) 岩手・盛岡CLUB CHANGE WAVE3月15日(金) 山形・山形ミュージック昭和セッション3月19日(火) 長崎・長崎DRUM Be-73月20日(水・祝) 佐賀・佐賀GEILS3月22日(金) 大分・大分DRUM Be-03月26日(火) 北海道・札幌KLUB COUNTER ACTION3月28日(木) 北海道・函館club COCOA4月1日(月) 香川・高松DIME4月3日(水) 山口・周南RISING HALL4月4日(木) 広島・広島CLUB QUATTRO4月9日(火) 青森・弘前KEEP THE BEAT4月17日(水) 沖縄・桜坂セントラルto be continued【チケット料金】全自由 前売:5,500円(税込・ドリンク代別)※未就学児入場不可・小学生以上チケット必要※入場整理番号有り●チケットはこちら()※2024年公演の先行受付を10月3日(火) 23:59まで実施中関連リンク銀杏BOYZ Official WebSite: X:
2023年10月01日9月19日、渋谷WWW Xにて、銀杏BOYZの47都道府県を回る全国ツアー「世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl」が幕を開けた。銀杏BOYZが「世界ツアー」と称して47都道府県を回るのは、彼らが1stアルバム『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』と『DOOR』をリリースした2005年以来、18年ぶりのこと。2024年7月まで続く予定の今回の世界ツアー。「弾き語り」とタイトルにあるように、今回は峯田和伸がひとりで回るツアーとなる。9月19日、開演15分ほど前に渋谷WWW Xの会場に入ると、場内には峯田が選曲した音楽が場内BGMとして流れていた。コックニー・リジェクツ、シャム69、マイ・ブラッディ・バレンタイン、ジュディ・アンド・マリー、フリッパーズ・ギター、ザ・ゲット・アップ・キッズ、フェルト……などなど。この日のBGMのプレイリストは峯田のインスタグラムでも公開されている。峯田は、今のように「プレイリスト」という言葉が頻繁に使われるようになる前からジャンルや国境や時代性を超えたたくさんの音楽を隣同士に並べていたし、そんな音楽の聴き方があることを彼に教えられた、という人は私だけでなくきっとたくさんいるだろう。この日のプレイリストも、いかにも峯田らしくざっくばらんとした、でも1本の道のようなたしかさを感じさせるもので、彼の愛着や記憶や知性によって繋がっていく音楽たちの、その生き生きとしたあたたかさが、開演前からWWW Xのフロアを包んでいた。そしてそれは、まるで部屋に招かれているようなあたたかさでもあった。開演前の場内アナウンスで、携帯電話の電源を切るかマナーモードにすることを求められた。フロアの前方には椅子席も用意されているし、ライブは静かに演奏に聴き入るものになるのかと想像したが……必ずしもそういうわけではなかった。決して物音を立ててはいけないような緊張感のある静かな空間だったわけではなく、だからといって、普段の銀杏BOYZのライブのような獰猛なエネルギーの爆発だけではなく。とても絶妙なバランスの中で激しさと穏やかさがじんわりと混ざり合っている、そんな空間だった。銀杏BOYZのメンバーも含めた、その場所に集まったすべての人たちが、それぞれの眠れない夜や眠りすぎた朝を持ち寄るような、そんな孤独と孤独が身を寄せ合う感覚は変わらずそこにあったが、でも、この日の空間が18年前ではなく「今」の銀杏BOYZでなければ生み出しえない空間であることも確かだった。中央にマイクが1本立てられたシンプルなステージに表れた峯田は、この日、アンコールも含めて計18曲をひとりで披露した。この日のギターは、みうらじゅんにもらったというギブソンのギターで、ライブで使用するのは初めてだという。選曲は新旧幅広かった。「40代になって、こんな曲やりたくないよー」と冗談交じりにぼやきながら始まった“トラッシュ”は、しかしながら、あの衝動性が今の峯田の身体性に昇華されているような凄みがあった。他にも、“夢で逢えたら”は美しく甘やかに響き、“ナイトライダー”は夢と現実のはざまを疾走するようで、“もしも君が泣くならば”では峯田がマイクを客席に向け、フロアにいる人々も声を上げて一緒に歌った。“少年少女”は力強く、照明が暗くなった中で彼が“光”のイントロを奏で始めるのを、息をのんで聴いた。1、2曲の演奏を終えるごとに始まる峯田のMC……というか、ほとんど「お喋り」といった方がしっくりくるトークも、熱気と沈黙と笑いが混ざり合う、この空間の豊かさを生み出すのに大きな役割を果たしていた。前日に美容院に髪を切りに行って「こんなふうにしてください」とクリープハイプ・尾崎世界観の写真を見せたら、馴染みの美容師さんに「峯田さんは峯田さんのままでいいじゃないですか!」と言われたという話。最近気になっているのはテレビ東京の中原みなみアナウンサー。入れ墨OKのサウナ付き銭湯に行って、そこで感じた心地よさ。チケット転売やインターネット、SNSの話。峯田は言っていた。「現実はつまんねぇし、ネットはネットで面白くないし。じゃあ、どこが居場所かって言ったら……ここ。ここだけなんだよ」「ギターをチューニングする姿を見せるのは素を見せるようで嫌だ」と、峯田は言っていた。この日改めて感じた、彼の奏でるギターでしか感じることのできない優しさや悲しさや体温があること。銀杏BOYZの音源を聴いて、そのノイズに身を委ねている時、「故郷の山形で峯田が見つめた雪の景色と心の世界は、こんな感じだったのかな」と思うことがある。その山形公演を含めた2024年4月までのツアースケジュールも、この初日WWW X公演の日に発表された。今回の47都道府県世界ツアーは峯田自身が発案したもので、峯田自身が何かを提案することは、実は銀杏BOYZの活動においては珍しいことなのだという。彼は言っていた。「このツアーは、混じりっ気のない僕の意思なんです」そして、最後にはまた東京に戻ってくる、とも。18年ぶりに47都道府県をまわる銀杏BOYZ。その先でどんな出会いが、どんな音楽が生まれるのか。とてもそわそわする。Text:天野史彬Photo:村井香<ライブスケジュール>銀杏BOYZ『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』※終了分は割愛■2023年10月4日(水) 埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-310月10日(火) 茨城・水戸LIGHT HOUSE10月11日(水) 福島・club SONICいわき10月16日(月) 京都・京都磔磔10月18日(水) 石川・金沢EIGHT HALL10月19日(木) 長野・長野CLUB JUNK BOX10月23日(月) 宮崎・宮崎LAZARUS10月24日(火) 鹿児島・鹿児島CAPARVO HALL10月26日(木) 熊本・熊本B.9 V110月31日(火) 群馬・前橋DYVER11月2日(木) 山梨・甲府CONVICTION11月6日(月) 岐阜・岐阜club-G11月7日(火) 奈良・奈良NEVERLAND11月9日(木) 和歌山・和歌山CLUB GATE11月13日(月) 岡山・岡山YEBISU YA PRO11月15日(水) 鳥取・米子AZTiC laughs11月16日(木) 島根・出雲APOLLO11月21日(火) 神奈川・F.A.D YOKOHAMA■2024年1月15日(月) 千葉・柏PALOOZA1月18日(木) 滋賀・滋賀U-STONE2月14日(水) 兵庫・神戸CHICKEN GEORGE2月15日(木) 三重・四日市CLUB ROOTS2月22日(木) 愛媛・松山WstudioRED2月24日(土) 徳島・徳島club GRINDHOUSE2月25日(日) 高知・高知CARAVAN SARY3月1日(金) 富山・富山SOUL POWER3月2日(土) 福井・福井 CHOP3月4日(月) 静岡・LiveHouse浜松窓枠3月12日(火) 秋田・秋田Club SWINDLE3月13日(水) 岩手・盛岡CLUB CHANGE WAVE3月15日(金) 山形・山形ミュージック昭和セッション3月19日(火) 長崎・長崎DRUM Be-73月20日(水・祝) 佐賀・佐賀GEILS3月22日(金) 大分・大分DRUM Be-03月26日(火) 北海道・札幌KLUB COUNTER ACTION3月28日(木) 北海道・函館club COCOA4月1日(月) 香川・高松DIME4月3日(水) 山口・周南RISING HALL4月4日(木) 広島・広島CLUB QUATTRO4月9日(火) 青森・弘前KEEP THE BEAT4月17日(水) 沖縄・桜坂セントラルto be continued【チケット料金】全自由 前売:5,500円(税込・ドリンク代別)※未就学児入場不可・小学生以上チケット必要※入場整理番号有り●チケットはこちら()※2024年公演の先行受付を10月3日(火) 23:59まで実施中関連リンク銀杏BOYZ Official WebSite: X:
2023年09月28日銀杏BOYZの全国弾き語りツアー『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』より、2024年4月公演までの日程が発表された。本日9月19日(火) の東京・WWW Xからスタートした本ツアーは、全国47都道府県を巡る18年ぶりの全国ツアー。このたび、2024年1月15日(月) の千葉・柏PALOOZAから、4月17日(水) の沖縄・桜坂セントラルまでの全23公演が追加決定した。2024年公演のチケットは、先行受付を10月3日(火) まで実施中。銀杏BOYZ『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』チケット情報はこちら()<ツアー情報>銀杏BOYZ『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』※終了分は割愛■2023年9月27日(水) 栃木・HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-210月4日(水) 埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-310月10日(火) 茨城・水戸LIGHT HOUSE10月11日(水) 福島・club SONICいわき10月16日(月) 京都・京都磔磔10月18日(水) 石川・金沢EIGHT HALL10月19日(木) 長野・長野CLUB JUNK BOX10月23日(月) 宮崎・宮崎LAZARUS10月24日(火) 鹿児島・鹿児島CAPARVO HALL10月26日(木) 熊本・熊本B.9 V110月31日(火) 群馬・前橋DYVER11月2日(木) 山梨・甲府CONVICTION11月6日(月) 岐阜・岐阜club-G11月7日(火) 奈良・奈良NEVERLAND11月9日(木) 和歌山・和歌山CLUB GATE11月13日(月) 岡山・岡山YEBISU YA PRO11月15日(水) 鳥取・米子AZTiC laughs11月16日(木) 島根・出雲APOLLO11月21日(火) 神奈川・F.A.D YOKOHAMA■2024年1月15日(月) 千葉・柏PALOOZA1月18日(木) 滋賀・滋賀U-STONE2月14日(水) 兵庫・神戸CHICKEN GEORGE2月15日(木) 三重・四日市CLUB ROOTS2月22日(木) 愛媛・松山WstudioRED2月24日(土) 徳島・徳島club GRINDHOUSE2月25日(日) 高知・高知CARAVAN SARY3月1日(金) 富山・富山SOUL POWER3月2日(土) 福井・福井 CHOP3月4日(月) 静岡・LiveHouse浜松窓枠3月12日(火) 秋田・秋田Club SWINDLE3月13日(水) 岩手・盛岡CLUB CHANGE WAVE3月15日(金) 山形・山形ミュージック昭和セッション3月19日(火) 長崎・長崎DRUM Be-73月20日(水・祝) 佐賀・佐賀GEILS3月22日(金) 大分・大分DRUM Be-03月26日(火) 北海道・札幌KLUB COUNTER ACTION3月28日(木) 北海道・函館club COCOA4月1日(月) 香川・高松DIME4月3日(水) 山口・周南RISING HALL4月4日(木) 広島・広島CLUB QUATTRO4月9日(火) 青森・弘前KEEP THE BEAT4月17日(水) 沖縄・桜坂セントラルto be continued【チケット料金】全自由 前売:5,500円(税込・ドリンク代別)※未就学児入場不可・小学生以上チケット必要※入場整理番号有り■オフィシャル先行受付:10月3日(火) 23:59まで()関連リンク銀杏BOYZ Official WebSite: X:
2023年09月19日銀杏BOYZが、2005年の『世界ツアー』以来18年ぶりとなる全国ツアー『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』を開催することが決定した。本ツアーは、2023年9月から2024年にかけて47都道府県を回る予定で、本公演は峯田和伸単独での弾き語りによる出演となる。併せて、告知第一弾として2023年のツアースケジュールが発表された。チケットの先行予約は7月9日(日) まで受付中だ。<ツアー情報>『世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl』■2023年9月19日(火) 東京・WWW X9月27日(水) 栃木・HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-210月4日(水) 埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-310月10日(火) 茨城・水戸LIGHT HOUSE10月11日(水) 福島・club SONICいわき10月16日(月) 京都・京都磔磔10月18日(水) 石川・金沢EIGHT HALL10月19日(木) 長野・長野CLUB JUNK BOX10月23日(月) 宮崎・宮崎LAZARUS10月24日(火) 鹿児島・鹿児島CAPARVO HALL10月26日(木) 熊本・熊本B.9 V110月31日(火) 群馬・前橋DYVER11月2日(木) 山梨・甲府CONVICTION11月6日(月) 岐阜・岐阜club-G11月7日(火) 奈良・奈良NEVERLAND11月9日(木) 和歌山・和歌山CLUB GATE11月13日(月) 岡山・岡山YEBISU YA PRO11月15日(水) 鳥取・米子AZTiC laughs11月16日(木) 島根・出雲APOLLO11月21日(火) 神奈川・F.A.D YOKOHAMAto be continued【チケット料金】全自由 前売:5,500円(税込・ドリンク代別)※全自由は、椅子席とスタンディングの併用となります。※未就学児入場不可・小学生以上チケット必要※入場整理番号有り■オフィシャル先行受付期間:6月25日(日) 22:00〜7月9日(日) 23:59枚数制限:一人4枚まで対象:全公演受付はこちら:銀杏BOYZ Official WebSite: Twitter:
2023年06月25日世界最大級のKカルチャーフェスティバル「KCON JAPAN 2023」(12日~14日/千葉・幕張メッセ)が12日に開催され、レッドカーペットにINI、JUST B、NiziU、STAYC、THE BOYZ、YENA、8TURNらが登場した。NiziUは美脚あらわな白の衣装で登場。INIは一人ひとり異なるデニムコーデでクールに決めた。この日のレッドカーペットのトリを飾ったのはTHE BOYZ。会場から大きな歓声が起こった。また、MCを務める矢吹奈子、PENTAGONのユウト、古家正亨も登場し、出演アーティストたちとトークを繰り広げた。「KCON」は2012年から韓国のCJ ENMが毎年開催し、今年で11年目を迎える世界最大級のKカルチャーフェスティバル(2021、2021年はオンラインで開催)。K-POPショーと韓国のライフスタイルを直接体験できるコンベンションを融合させ、さまざまなKカルチャーを発信している。
2023年05月12日この度、株式会社norosi standが『THE CAMP BOOK 2023』の第3弾出演アーティスト計9組を発表いたします。また、最速先行&先得チケットに続き、早割チケットも大好評により完売。第3弾出演アーティストの発表と合わせてチケット全券種の一般販売を各プレイガイドにて2023年3月15日(水)正午から開始します。話題の『THE CAMP BOOK 2023』の気になる第3弾アーティストに、計9組の出演が決定しました。【第3弾アーティスト】・GEZAN・5lack・OMSB・どんぐりず・水曜日のカンパネラ・イルカポリス海豚刑警・かもめ児童合唱団・250※TCB DISCO出演・VIDEOTAPEMUSIC※TCB DISCO出演今年は、台湾のインディーシーンを牽引する最注目バンドの一つ、『イルカポリス海豚刑警』や第20回韓国大衆音楽賞で4冠を達成するなど、名実ともに韓国ポピュラー音楽を代表するプロデューサーとなった『250』といったアジアの音楽シーンで活躍する2組のアーティストの出演も大きな話題となりそうです。石野卓球とOMK(YOUNG-G, MMM, Soi48)に加え250、VIDEOTAPEMUSICが発表され、夜のDJタイム『TCB DISCO』の4組が出揃いました。徐々に全貌が明らかになる『THE CAMP BOOK 2023』から益々目が離せず、今後も発表される追加出演アーティストにも期待が高まります。※順不同※出演アーティストの出演日、出演時間、出演ステージは後日発表いたします。※出演アーティストは変更になる場合がございます。■チケット詳細最速先行&先得チケットに続き、早割チケットも大好評により完売。チケット全券種の一般販売を各プレイガイドにて2023年3月15日(水)正午から開始します。▼一般チケット詳細手ぶらでキャンプ泊が可能な常設テントセット券や、毎年即完するオートキャンプセット券などに加え、2023年6月10日(土)、6月11日(日)各日の『1日入場券』、さらには4年ぶりに復活したTCB DISCOのみ参加できる『TCB DISCO入場券』も発売を開始しました。また、車が無くても手軽に『THE CAMP BOOK 2023』を楽しめる毎年大好評なオフィシャルバスツアーもご用意しました。様々な参加スタイルに合わせて購入できる豊富なチケットがございます。最速先行チケット、先得チケット、早割チケットに引き続き、各券種で完売の可能性があるため、早目の購入がおすすめです!<チケット概要>販売期間: 2023年3月15日(水)12:00~6月9日(金)23:59までイープラス、ローチケ(Lコード:75650)、バスツアー※チケットぴあは、2023年3月18日(土)10:00より販売開始予定※予定枚数に達し次第販売終了※TCB DISCOの注意事項・TCB DISCOへの参加は『2日通し入場券』または『TCB DISCO入場券』が必要です。・『2日通し入場券』をお持ちの方は『TCB DISCO入場券』は不要です。・『1日入場券』のみではTCB DISCOには参加できません。■THE CAMP BOOK 2023開催概要開催日: 2023年6月10日(土)・6月11日(日)雨天決行/荒天中止開場/終演予定: 6月10日(土) 開場 9:00/開演 12:00/終演予定 21:006月11日(日) 開場 9:00/開演 10:00/終演予定 16:00会場: 富士見高原リゾート所在地: 長野県諏訪郡富士見町境12067主催: 株式会社norosi stand【アクセス】●車の場合東京から(約128分)高井戸I.C.―(中央自動車道)―小淵沢I.C.―富士見高原リゾート静岡から(約120分)新清水JCT―(中部横断自動車道)―双葉JCT―(中央自動車道)―小淵沢IC―富士見高原リゾート名古屋から(約150分)小牧 JCT―(中央自動車道)―諏訪南 I.C.―富士見高原リゾート●電車の場合東京駅から(約130分)新宿駅―(JR中央本線)―小淵沢駅―富士見高原リゾート名古屋駅から(約155分)名古屋駅―(JR中央本線)―塩尻駅―(JR中央本線)―富士見駅―富士見高原リゾート(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年03月17日銀杏BOYZ 特別公演『山形のロック好きの集まり2023』が、2023年3月4日(土) に山形・やまぎん県民ホールで開催されることが決定した。本公演は元々2020年4月に行われる予定だったが、コロナ禍の影響を受け延期となり、同年12月に予定されていた振替公演も中止となっていた。なお銀杏BOYZが地元・山形でライブを開催するのは、2005年の全国ツアー『銀杏BOYZ 世界ツアー2005』以来、18年ぶりとなる。チケットはオフィシャル先行受付を2023年1月15日(日) まで実施中。<ライブ情報>銀杏BOYZ 特別公演『山形のロック好きの集まり2023』2023年3月4日(土) 山形・やまぎん県民ホール開場17:00 / 開演18:00【チケット情報】前売:6,900円(税込)※全席指定※小学生以上有料。未就学児童のご入場は保護者同伴のもと、膝上観覧可能な場合のみ保護者1名につき1名まで入場可。ただし、お子様の座席が必要な場合はチケット購入が必要になります。■オフィシャル先行受付期間:2023年1月15日(日) 23:59まで受付URL:一般発売日:2023年2月11日(土)関連リンクオフィシャルサイト::
2022年12月26日12月4日に川崎CLUB CITTA’で開催されるDJ/ライブイベント『The 42nd Anniversary LONDON NITE X’mas Special 2022』のタイムテーブルが発表された。今年で42周年を迎えた『LONDON NITE』は、DJの大貫憲章が「ロックで踊る」をテーマに1980年に新宿ツバキハウスでスタート。中でも年に1回、クリスマス時期に行われる『LONDON NITE X’mas Special』は人気のイベントで、毎回豪華なミュージシャンやDJが参加している。本来は2020年の40周年の際にアニバーサリーイベントを開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け見送りに。今回はTHE SKA FLAMES、THE BAWDIES、SHEENA & THE ROKKETSらゆかりのミュージシャンたちが集結し、アニバーサリーイベントをDJとともに盛り上げる。チケットは現在一般発売中。<イベント情報>The 42nd Anniversary LONDON NITE X’mas Special 202212月4日(日) 川崎CLUB CITTA’OPEN / START16:00【タイムテーブル】16:00 OPEN/DJ 加藤直樹16:20 DJ YU-TA16:40 DJ U-ICHI17:00 THE SKA FLAMES17:45 DJ Yossy18:15 DJ SHOJI18:45 THE BAWDIES19:30 DJ 稲葉達哉20:00 DJ ヒカル20:30 SHEENA & THE ROKKETS21:15 DJ 大貫憲章【チケット料金】(税込 / オールスタンディング)前売:5,000円当日:6,000円※入場時ドリンク代別途600円必要チケット情報はこちら:公式サイト:
2022年11月16日9月、特別公演「君と僕だけが知らない宇宙へ」と題し、東京・中野サンプラザ(22日)と大阪・オリックス劇場(28日)でのホール公演を控えている銀杏BOYZ。開催地の中野は、銀杏BOYZおよび峯田和伸のヒストリーを語る上で絶対に欠かすことができない街、そして大阪は、近年峯田が「セカンドハウスを借りて住みたい」と語るほど思い出のある街である。ここでは、東京・中野、大阪ふたつの公演地での伝説、思いなどを峯田本人に聞く。後編の今回は「大阪の面白さとライブスペースがあるべき場所」として、本人に話を聞いた。セカンドハウスを作りたいくらい大阪が好き―― 前編() では、東京・中野を舞台にした銀杏BOYZ、または峯田さん個人の事件簿について聞きましたが、大阪での事件はありませんか?峯田大阪は特にないね。ただ、すごい思い入れのある街で、行くたびにテンションが上がる。安いアパートとかでも良いから、セカンドハウスを大阪に作りたいくらいだよ。天王寺動物園も好きだし、新世界も好きだし。あと、3月のツアーのときには鶴橋まで焼肉を食べに行ったけど、あの界隈もすごく面白かったな。東京で「街を地元から盛り上げよう」とすると、若い人が中心だったりするじゃん。でも、大阪は若い人はもちろんだけど、それ以上にオッチャン、オバチャンとかが盛り上げようとしてる(笑)。あの活気は本当に良いと思ったな。――東京だと、都市開発とかで、どんどん変えていくところを、大阪は街の人たちがちゃんと守ってるように見えますよね。峯田そう。中野サンプラザも来年で改築するらしいけど、隣にある中野区役所やセントラルパークとかと一体化するのかもしれないね。定かではないけど、あんまり整理されると面白くないんだよ。それよりは昔から続く並木道があって、そこでトランペットの人が自由に練習したりできるほうが良い。あるいは、大阪はもちろんだけど、中野とか高円寺とかの中央線沿線にある飲み屋街とかのゴチャゴチャした感じのほうが面白いなって思う。街の中にあるオリックス劇場と中野サンプラザは、今やすごいありがたい会場――大阪のオリックス劇場はどうですか?峯田オリックス劇場は初めてだけど、街中にある会場でしょう。それがいいなと思う。あと、今回の公演とは関係ないけど、好きな街・会場で言うと、神戸の三宮も良い!電車に乗って15分くらいでヴィッセル神戸のノエビアスタジアム神戸とかに行けるらしい。これは羨ましいよ。東京でサッカーの試合を観に行こうと思ったら味の素スタジアムとかだけど、ちょっと遠いからね。中野サンプラザもそうだし、昔の名前で言う渋谷公会堂(現:LIVE CUBE SHIBUYA)とかもそうだけど、街中の会場で音楽を楽しんだり、お芝居を楽しんだり、スポーツを楽しんだりできるのって今やすごいありがたいことだと思う。今、大勢のお客さんを集められる会場って、埋め立てのベイエリアみたいなところが中心でしょう。それが悪いってわけではないし、銀杏BOYZでもライブをやるけど、ああいう会場とは明らかに違う音が鳴るんだよ、街中の会場って。土地代が高いから会場を作れないっていう問題があると思うけど、お客さんの身近な生活圏で文化を楽しめる空間があるともっと良いと思うんだ。ライブを観に行く前に友達とお茶したり、お酒を飲んだりもすぐにできるしさ。スポーツを観終わった後、友達とファミレスとかに行って、今日観た試合の感想とか話し合えたら楽しいじゃん。近々歌舞伎町にZeppができるらしいけど、最高だよね。そういう都市開発が増えてくれたら良いなと思う。「街のパワー」「街の活気」みたいなことも込みで銀杏のライブを楽しんでほしい――そういう意味ではオリックス劇場ではライブの前後の時間も楽しそうですね。また、中野は銀杏BOYZの伝説の場所でもあるし、中野サンプラザという歴史ある会場でもあるし、両方ともすごく良いライブになるだろうなと期待しています。峯田うん、僕もスッゲー楽しみ。大阪のさ、さっき言ったような「街のパワー」とか「街の活気」みたいものと込みでライブを楽しんでもらえたらうれしいね。中野ももちろん同じ。中野、高円寺、阿佐ヶ谷とかの独特の街の雰囲気があるでしょう。バンドマン、芸人さん、役者さん、作家さん、漫画家さんとか、みんな中央線界隈の求心によって集って、街を舞台に文化を作り上げていってるところがあると思うし。繰り返しになるけど、改築前の中野サンプラザとしてのライブは銀杏BOYZでは今度が最後になる。中野サンプラザはニルヴァーナもやったし、PiLもやったし、キング・クリムゾンもやった会場だよ。そんな貴重な中野サンプラザで、改築前に演奏できることはマジでありがたいよね。絶対に良いライブになるようがんばります!文章:松田義人(deco)撮影:石原敦志ぴあアプリでは峯田和伸(銀杏BOYZ)のアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。<ライブ情報>銀杏BOYZ特別公演「君と僕だけが知らない宇宙へ」9月22日(木) 中野サンプラザ開場17:30 / 開場18:309月28日(水) オリックス劇場開場17:30 / 開場18:30チケット料金:全席指定6,900円(税込)※8月27日(土)10:00より一般発売開始ぴあ・tvk 50th Anniversary「STAY ROCK!2022」10月30日(日) ぴあアリーナMM開場13:30 / 開演14:30出演:銀杏BOYZ / Ken Yokoyama / ザ・クロマニヨンズ / ハルカミライ / 空気階段チケット料金:全席指定8,800円(税込)■オフィシャル抽選先行:8月28日(日) 23:59までチケット情報はこちら:イベントオフィシャルサイト:関連リンクウェブサイト:::
2022年08月26日9月、特別公演「君と僕だけが知らない宇宙へ」と題し、東京・中野サンプラザ(22日)と大阪・オリックス劇場(28日)でのホール公演を控えている銀杏BOYZ。開催地の中野は、銀杏BOYZおよび峯田和伸のヒストリーを語る上で絶対に欠かすことができない街、そして大阪は、近年峯田が「セカンドハウスを借りて住みたい」と語るほど思い入れのある街である。ここでは、この東京・中野、大阪ふたつの公演地での伝説、思いなどを峯田本人に聞く。前編は「知られざる『銀杏BOYZの中野事件簿』」として、いくつもの伝説・事件簿を本人に聞いた。15年間、中野界隈で暮らしていた峯田――銀杏BOYZの様々な伝説が生まれた、東京の中央線沿線の中でも特に中野には、バンド活動にまつわる様々な事件が起きたエリアですね。峯田僕はずっと中野に住んでたからね。今はもう離れちゃったけど、2005年に中野に引っ越して、2020年までの15年間、中野界隈に住んでた。だから、この取材で久しぶりに中野に来たわけだけど、やっぱり他の街に行くのとは違う特別な感じがある。簡単には来られないですね。自分の人生を振り返っても、20〜30代っていう大切な時間を過ごしたのが中野だし、そこにはバンドもプライベートも恋愛も全部詰まってたからね。今は別のところに住んでるけど、ときどき思うことがあるもんな。「もう一度中野に住みたいな」とかね。銀杏BOYZ、中野を舞台にした12の事件とは!?――そんな中野ですが、銀杏BOYZ、あるいは峯田さんにとっての様々な伝説・事件を12個ほどリストアップしました。おおむね、以下の感じかなと思います。ちょっと振り返ってみましょう。■中野に住みたくなった峯田。雑誌の企画を利用して、様々な中野の部屋を探す事件それまでは世田谷・若林で暮らしていた峯田。中野ブロードウェイにある「まんだらけ」などに通うために中野に引っ越しをしようと決意。この引っ越しに先立って『たのしい中央線』という雑誌の企画で、中野エリアの部屋探しを決行した事件。この取材+部屋探しでは、住む部屋は見つけられなかったものの、後に本当に中野界隈に住むことになった。■メンバーから峯田の誕生日に「中野の部屋」をプレゼントされ、そのまま住む事件28歳の誕生日(2005年12月10日)に、銀杏BOYZのオリジナルメンバーからプレゼントとして渡された合鍵。その合鍵が使える、中野の早稲田通り沿いのマンションの1室は、峯田の居住用にメンバーが借りたものだった。峯田は迷わずそのままこの部屋に引っ越すことになったという事件。■中野駅前での、金粉ゲリラライブ映像撮影事件劇団・ヨーロッパ企画のメンバーより「短編映画祭のための、映像作品を出品してほしい」と声をかけられた銀杏BOYZ。この映像作品のために「中野駅前でメンバー全員金粉を身にまとってのゲリラライブ」を決行し、その様子を収めることにした。しかし撮影当日、現場の中野駅前に来たのは峯田を除く3人のメンバーのみ。峯田は「体調を崩した」という理由から参加できず、やむを得ず3人のメンバーが中野駅前で金粉になりゲリラライブを決行した。しかし、峯田の「体調を崩した」というのは実はウソで、3人のメンバーが金粉でライブをしているところに、峯田が知り合いづてのヤンキーを手配し、わざと因縁をつけて絡ませ、警察官が駆けつける事態となった。事情を全く知らない3人のメンバーが右往左往する様子を映像に残し、映像作品として完成させた。「スッゲー面白い映像になった!」と峯田は喜んだが、後で3人のメンバーが激怒したという事件。■シングル「あいどんわなだい」MV撮影で、漫画喫茶ローショングチャグチャ事件2007年に銀杏BOYZが発表したシングル「あいどんわなだい」。このミュージック・ビデオの撮影の舞台となったのが中野の漫画喫茶だった。漫画喫茶を借り切っての撮影だったが、数時間借りるはずが24時間に至り、予定を大幅にオーバーした上、店内をローションだらけにしてしまった。漫画喫茶のスタッフから「聞いてないですよ。どうしてくれるんですか」と怒られ、その後必死になって掃除してお詫びしたという事件。■中野ブロードウェイに住み始める事件メンバーが借りてくれた部屋に飽きた峯田。「より『まんだらけ』に近いところに住みたい」という理由から、中野ブロードウェイの居住階に住み始めた事件。■中野ブロードウェイの占い師に「ペットを飼ったらあなた死にますよ」と言われる事件やはり『たのしい中央線』という雑誌の企画での事件。中野ブロードウェイの占い師に峯田が占ってもらったところ「ペットは飼わないでください。ペットを飼ったらあなたは絶対に死にます」と言われ、峯田が露骨にムッとした。後に峯田はこの占いを無視してヤモリを買い始めたが、ご存じの通り今も峯田は死んでいない。■元メンバー・村井、中野の居酒屋で白子食べ過ぎ勃起事件元メンバー・村井守(ドラム)と、中野の居酒屋に行った峯田。村井も峯田も白子をバクバク食べたところ精力が付きすぎて、ふたりとも勃起が収まらなくなった事件。村井はその後、ネットカフェに行き、ズボンのベルトを外そうとしたが、その瞬間に射精しまったという。■マネージャー・江口、全然住みたくない新中野のアパートに無理矢理住まわされる事件引っ越しを考えていた銀杏BOYZのマネージャー・江口豊。その話を知った峯田は「俺が部屋を決めてやる」と江口を中野のネットカフェへ連れ込みネット検索で物件を物色。新中野にある築80年以上のボロボロのアパート(家賃5万円)を峯田が見つけ、嫌がる江口を半ば強制的に住ませた事件。■マネージャー・江口の新中野のアパート、地場悪すぎ事件イヤイヤ築80年以上の新中野のアパートに住み始めたマネージャー・江口。このアパートに暮らし始めて以来、不可思議な現象を体験するようになった事件。飼っていたインドホシガメ2匹が日本語で会話をし始めたり、自分自身も金縛りにあったりしながらも、なんだかんだ5年ほどこの部屋で暮らした。ボロボロの部屋だが、WOWOWだけは加入していたこともあり、サッカーの中継を観るために峯田もこのアパートに夜な夜な訪れたという。■中野在住のデリヘル嬢に、『AKIRA』を借りパクされる事件峯田が中野で暮らしていた頃、彼女がいない時期にデリヘル嬢を呼ぶことがあったようだ。たまたま懇意になったデリヘル嬢(この女性も自称・中野在住)に漫画『AKIRA』を貸してあげたところ、後日デリヘルのホームページを見ると、その女性がいなくなっており、『AKIRA』もそのまま返してもらえなかったという事件。■峯田と同じ中野在住の女性に告白したところ彼氏がいた事件峯田が中野の住まいから歩いて30秒ほどのところに、仕事で知り合った綺麗な女性が住んでいた。夜中に近くのカフェなどでお茶することがあったが、だんだん峯田がその女性を好きになり、ある日意を決して告白したところ「ごめん。私、彼氏いるの」と言われて撃沈した事件。しかし、その数日後女性から「……男と別れた」と言われ、そのまましばらく付き合うことになった。■中野サンプラザを普段から利用している事件中野時代からの名残りで、今も中野サンプラザの地下にあるスタジオでリハーサルを行うことが多い銀杏BOYZ。また、峯田は中野サンプラザのホテルを借り、その部屋で曲作りなどを行うこともあるようだが、禁煙の部屋と知らずにタバコを吸ってしまい、ホテルのスタッフからメチャクチャ怒られたという事件もある。今の中野サンプラザでの、銀杏BOYZのライブは最後になる――かろうじて記事にできる事件ばかりを集めましたが、これでもほんの一部です。多くの事件が中野を舞台に起きていたということですね。峯田そういうことになるけど、でもしょうがないんだ。中野にいれば全部揃っちゃうでしょ。よその街に行く理由もない。食事をするにしても、中野ブロードウェイの上に住んでたときは、エレベータのボタンの「2階」を押せば、すぐに美味しい天丼屋さんとか喫茶店とかに行けたし。また、メンバーがいた頃は、みんな杉並とか吉祥寺とかで、中野が一番集まりやすかったし、バンド以外の友達もほとんど中野を中心に半径300メートルくらいのところに住んでたからね。だから、中野を出る必要がなかったし、同時にいろんな出来事や思い出が残ってるんだよね。――ただ、そう考えると、今度の公演は、銀杏BOYZにとっても6年ぶりの中野サンプラザ公演でもあり、峯田さんもライブにかける思いは相当なものではないかと思います。峯田そうだね。特にサンプラザのほうは、来年改築されるらしくてさ。だから、今のステージでの銀杏BOYZのライブはおそらく最後になる。国内外の良いアーティスト、バンドが演奏したステージだから悔いがないようにライブしたいと思う。――お客さんも当日は、ライブはもちろん、中野界隈での時間を楽しんでほしいですよね。今回の「事件簿」をご参考にしていただいて(笑)。峯田中野ブロードウェイの地下にあるデッカいソフトクリームとか食べながら、中野サンプラザに来てもらえたら嬉しいね(笑)。文章:松田義人(deco)撮影:石原敦志※ 【後編:大阪の面白さとライブスペースがあるべき場所】() につづく。ぴあアプリでは峯田和伸(銀杏BOYZ)のアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。<ライブ情報>銀杏BOYZ特別公演「君と僕だけが知らない宇宙へ」9月22日(木) 中野サンプラザ開場17:30 / 開場18:309月28日(水) オリックス劇場開場17:30 / 開場18:30チケット料金:全席指定6,900円(税込)※8月27日(土)10:00より一般発売開始ぴあ・tvk 50th Anniversary「STAY ROCK!2022」10月30日(日) ぴあアリーナMM開場13:30 / 開演14:30出演:銀杏BOYZ / Ken Yokoyama / ザ・クロマニヨンズ / ハルカミライ / 空気階段チケット料金:全席指定8,800円(税込)■オフィシャル抽選先行:8月28日(日) 23:59までチケット情報はこちら:イベントオフィシャルサイト:関連リンクウェブサイト:::
2022年08月25日韓国で2019年に放送されたバラエティ番組『スクールアタック2019』が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。同番組では、人気アーティストが学校を突然訪問し、サプライズコンサートを開催。毎回1組のアーティストが、番組から与えられるミッションを生徒に気づかれないようにクリアし、学校に設置されたステージを目指す。様々なプログラムを通して、10代のファンに“永遠に忘れられない思い出”をプレゼントする。第1回では、2017年にデビューし、韓国での新人賞を総ナメにして話題を集めたボーイズグループ・THE BOYZが登場。まずは学校へと向かう車の中、メンバーにまつわるクイズバトルで争い、脱落者は徒歩で学校へ向かうことに。それ以外にも、番組のタブレットからの指示を受け、学校を舞台にしたシークレットミッションにチャレンジしていく。第6回には、韓国・中国・カナダという多国籍なメンバーで構成されたNCT DREAMが登場。豪華な朝食が用意されて喜ぶメンバーだったが、用意されたのは特大箸やダンベル付のスプーンなど。一人ずつ与えられたアイテムで「完食した順に車で移動できる」という難題を前に、果たしてメンバー全員が学校にたどり着けるのか。
2022年08月15日9月9日に公開される映画『HiGH&LOW THE WORST X』の劇中歌の詳細が発表された。本作は、シリーズ累計観客動員556万人、興行収入78億円を突破した、男たちの友情と熱き闘いを様々なメディアで描く『HiGH&LOW』シリーズと、累計8000万部を突破した不良漫画の金字塔『クローズ』『WORST』(原作・髙橋ヒロシ)のクロスオーバー映画『HIGH&LOW THE WORST』の続編。“THE RAMPAGE×NCT 127×BE:FIRST”といったアーティストらの共演が大きな話題となっている。今回発表された劇中歌は、THE RAMPAGEによる「Slam That Down」をはじめ、MA55IVE THE RAMPAGE「RIDE OR DIE」、BALLISTIK BOYZ「We never die」、PSYCHIC FEVER「WARRIORS」、DEEP SQUAD「Pouring rain」の全5曲。「Slam That Down」は、楓士雄と氷室の激しい戦闘シーンに勢いと迫力をクロスする劇中歌として制作。印象的なエスニックなフレーズと力強くエッジの効いた重厚なビートで、敵を「叩きつける」ような攻撃的なダンスナンバー。目の前の大きな敵に対峙した時に訪れる緊張感と高揚感と、迫り来る恐怖に怯むことなく勝利を掴み取るために最期まで諦めないことを歌った、極限の世界でも己を鼓舞するパワフルな1曲に仕上がっている。「RIDE OR DIE」は、瀬ノ門工業高校・江罵羅商業高校・鎌坂の三校連合のテーマ曲として制作されたMA55IVE THE RAMPAGEの新曲。ヒップホップとロックを掛け合わせた攻撃的なトラックに乗せて歌唱される、「THE WORST」の世界観をベースに書き下ろされた硬派かつ熱量の高い歌詞が印象的な楽曲となっている。「We never die」は、『クローズ』『WORST』でお馴染みの最強高校・鈴蘭男子高校の登場シーンで使用される楽曲で、強いけど優しく、そして孤高の美しさを表現。ラウドロック×ヒップホップ×エレクトロ全てを掛け合わせた新時代ミクスチャーサウンドで、ソリッドかつ重厚感のあるギターサウンドに、深く沈み込むベースとリズミカルなドラムス、鼓膜を貫くシャープなシンセサイザーにのせて、BALLISTIK BOYZの7人がマイクリレーを繰り広げる。本作のメインのアクションシーンで流れる「WARRIORS」は、ヒップホップとオルタナティヴ・ロックが融合したアグレッシブでエモーショナルな仕上がりになっている。なおPSYCHIC FEVERは今回が劇伴初参加となる。「Pouring rain」は、三校連合に襲われ、鬼邪高が窮地に立たされるシーンで流れる楽曲。印象的なピアノのイントロから始まるDEEP SQUADメンバー3人(比嘉涼樹、杉山亮司、宇原雄飛)によるバラード曲で、本作の世界観をピアノとストリングスを中心としたサウンドで表現し、“本当の強さ”をテーマに内に秘めた覚悟を感じることができる力強さが詰まった1曲となっている。また、各楽曲が流れる劇中シーンの場面写真とともに、劇中歌の1コーラスが先行公開された。THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「Slam That Down」MA55IVE THE RAMPAGE「RIDE OR DIE」BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE「We never die」PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE「WARRIORS」DEEP SQUAD「Pouring rain」映画『HiGH&LOW THE WORST X』 公式サイト:
2022年07月20日映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)の場面写真が14日、公開された。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画の続編。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。この度、待望の最新作の劇中楽曲情報が明らかに。THE RAMPAGEをはじめ、MA55IVE THE RAMPAGE、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVER、DEEP SQUADが担当することが決定した。「Slam That Down」(THE RAMPAGE)は、楓士雄(川村壱馬)と氷室の激しい戦闘シーンに勢いと迫力をクロスする劇中歌として制作された。印象的なエスニックなフレーズと力強くエッジの効いた重厚なビートで、敵を「叩きつける」ような攻撃的なダンスナンバー。目の前の大きな敵に対峙した時に訪れる緊張感と高揚感。迫り来る恐怖に怯むことなく勝利を掴み取る為に最期まで諦めないことを歌った、極限の世界でも己を鼓舞するパワフルな一曲に仕上がっている。「RIDE OR DIE」(MA55IVE THE RAMPAGE)は、瀬ノ門工業高校・江罵羅商業高校・鎌坂の三校連合のテーマ曲として制作された新曲。ヒップホップとロックを掛け合わせた攻撃的なトラックに乗せて歌唱される、「THE WORST」の世界観をベースに書き下ろされた硬派かつ熱量の高い歌詞が印象的な仕上がりとなっている。「We never die」(BALLISTIK BOYZ)は、「クローズ」「WORST」でお馴染み、今作満を持して登場する最強高校・鈴蘭男子高校の登場シーンで使用される。強いけど、優しく、そして孤高の美しさを表現する。ラウドロック×ヒップホップ×エレクトロ全てを掛け合わせた、新時代ミクスチャーサウンド。ソリッドかつ重厚感のあるギターサウンドに、深く沈み込むベースとリズミカルなドラムス、鼓膜を貫くシャープなシンセサイザーにのせて、BALLISTIK BOYZの7人がマイクリレーを繰り広げる。「WARRIORS」(PSYCHIC FEVER)は、本作のメインのアクションシーンで流れる楽曲でヒップホップとオルタナティヴ・ロックが融合したアグレッシブでエモーショナルな仕上がりになっている。戦いの中で共鳴し合い大きな力に挑んでいく...そんな想いを高揚させ鼓舞する戦闘テーマを劇伴初参加となる PSYCHIC FEVER が担当する。「Pouring rain」(DEEP SQUAD)は、三校連合に襲われ、鬼邪高が窮地に立たされるシーンで流れる楽曲。印象的なピアノのイントロから始まるDEEP SQUADメンバー3人(比嘉涼樹、杉山亮司、宇原雄飛)によるバラード曲。『HiGH&LOW THE WORST X』の世界観をピアノとストリングスを中心としたサウンドで表現し、”本当の強さ”をテーマに内に秘めた覚悟を感じることが出来る力強さが詰まった1曲が完成した。各楽曲が流れる劇中シーンの場面写真とともに、1コーラスが先行解禁された。(C)2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C)髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
2022年07月20日2022年3月に初のアコースティック・ライブツアー『僕たちは世界に帰ることができない☆』で全国6カ所を周った銀杏BOYZが、9月に『君と僕だけが知らない宇宙へ』と銘打った特別公演を東京と大阪で開催。東京公演は約6年ぶりに中野サンプラザ、大阪公演はバンド初となるオリックス劇場が会場となる。チケットのオフィシャル先行は2022年7月1日(金) 18:00より開始。同時刻より、トレーラー映像も公開になった。銀杏BOYZ『君と僕だけが知らない宇宙へ』トレーラー<公演情報>銀杏BOYZ特別公演『君と僕だけが知らない宇宙へ』【東京公演】9月22日(木) 中野サンプラザ開場17:30 / 開場18:30【大阪公演】9月28日(水) オリックス劇場開場17:30 / 開場18:30【チケット情報】料金:全席指定6,900円(税込)■オフィシャル先行受付期間:7月1日(金) 18:00〜7月10日(日) 23:59受付URL:※お1人様1公演につき2枚まで申し込み可(同行者情報登録も必要)※小学生以上有料。未就学児童のご入場は保護者同伴のもと、膝上観覧可能な場合のみ保護者1名につき1名まで入場可。ただし、お子様の座席が必要な場合はチケット購入が必要になります。※電子チケットのみ(MOALA Ticket)※一般発売日:8月27日(土)関連リンク銀杏BOYZ Official Website:銀杏BOYZ Official Twitter:銀杏BOYZ Official YouTube:
2022年07月01日スターバックス(Starbucks)は、夏の新作「The メロン of メロン フラペチーノ」を2022年6月1日(水)より発売する。“圧倒的なメロン感”「The メロン of メロン フラペチーノ」サマーシーズン第2弾として、“ヨリドリミドリ(Yori Dori Midori)”をテーマにした新作メニューが登場。圧倒的なメロン感を感じられる“ミドリ”のフラペチーノ「The メロン of メロン フラペチーノ」は、どこから飲んでもまるで完熟したメロンのいちばん美味しいところだけを食べているような味わいを楽しめる1杯だ。赤肉メロンソース×青肉メロンフラペチーノジューシーに香る赤肉メロンの果肉ソースに、爽やかな青肉メロン果汁のベースとミルクを合わせた甘みのフラペチーノをプラス。加えて、メロン風味のホイップクリーム、メロン風味のソースをトッピングして仕上げた。最初から最後の一口まで華やかなメロンの風味を堪能することができる。味わいに加え、グリーンとオレンジ、2つの鮮やかな“メロンカラー”も「The メロン of メロン フラペチーノ」の魅力。初夏の爽やかな気分を盛り上げてくれそうだ。抹茶ムース&スコーンなど“ミドリ”スイーツもまた、「The メロン of メロン フラペチーノ」に加えて、「アーモンドミルクの抹茶ムース」や「抹茶ホワイトチョコスコーン」などの“ミドリ”スイーツも同時に展開される。【詳細】スターバックス「The メロン of メロン フラペチーノ」販売期間:2022年6月1日(水)~7月12日(火)取り扱い店舗:全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)価格:トールサイズのみ テイクアウト 678円、イートイン 690円
2022年05月28日対バン型ミュージックリアリティショー『COREMANIA(R)』のEPISODE #04『銀杏BOYZ×菅田将暉』が、5月21日の21時より配信される。台本は存在せず、MC不在のアーティスト2組だけで進行する『COREMANIA』。EPISODE #04では、ミュージシャンであり俳優の顔も持つ銀杏BOYZの峯田和伸と菅田将暉が出演。学生時代から好きだったアーティストを前に初めはためらいながらも全力でぶつかる菅田と、そんなピュアな気持ちと演奏を真正面から受け止める峯田が、お互いの為だけに演奏し合い、ほかでは見ることが出来ないユルくて過激なプライベートトークを披露する。視聴チケットは本日5月14日より販売スタート。購入後は配信期間中見放題となる。■銀杏BOYZ 峯田和伸 コメントこの世界に生きていれば、純粋な人ほど傷つくのではないか。悲しむ事が多いのではないか。それに「純粋でありたい」とさえ思っていない。うまく歌おうとも考えはしない。菅田将暉さんはそんな人だ。そんな彼と一緒に歌うことができました。どうぞお楽しみに。■菅田将暉 コメント結果、夢のような時間でした。人生何回かの禁断の時間。完全にキャパオーバー。悩みましたが、銀杏BOYZに触れられて、僕は幸せです。とてもショーにはなってない瞬間もありますが、久々に素直に過ごせました。このような機会を下さり本当にありがとうございます。『COREMANIA(R)』EPISODE #04『銀杏BOYZ×菅田将暉』トレーラー<配信情報>COREMANIA EPISODE #04『銀杏BOYZ×菅田将暉』配信期間:5月21日(土) 21:00~6月18日(土) 23:00視聴チケット:1,980円(税込)販売期間:5月14日(土) 18:00~6月18日(土) 21:00※視聴チケット購入時から配信期間中見放題エピソード詳細ページ:チケット購入リンク:※「チケットぴあ」で予約して全国のセブンイレブンで決済可能※番組を視聴するためには「COREMANIA App」のダウンロードが必要です(一部PCブラウザでも視聴可能)。COREMANIA公式サイトにて作成したアカウントで、アプリにログインしてください。・App ダウンロードURL:・GoogleストアURL:関連リンクCOREMANIA 公式サイト: Twitter: Instagram: Facebook: YouTube:
2022年05月14日The NFT Records特撮Boyz “赤の情熱”影山怜雄による「会心の一撃」デモバージョンNFT販売のお知らせ株式会社クレイオ(東京都港区赤坂代表取締役神名秀紀)は、音楽専門のNFTマーケットプレイス『The NFT Records』にて、2022年5月14日土曜20時より、特撮Boyz “赤の情熱”影山怜雄による「会心の一撃」デモバージョンを限定5点のNFTとして発売することをお知らせ致します。サイトURL: (日本) (Global)本作は、NFT限定の影山怜雄による「会心の一撃」デモ歌唱バージョン音源です。作詞作曲を手掛けた影山怜雄、自身が歌う「会心の一撃」フルコーラス。このデモバージョンは今回限りの限定販売となります。価格:税込8,000円商品ページ (2022年5月14日土曜20時解禁)◆影山怜雄/特撮Boyzプロフィール誕生日 : 11月10日出身地 : 岐阜県趣味 : 楽器演奏座右の銘 : なんでもやるぜ、気合いでな!<The NFT Recordsについて>音楽専門のNFTマーケットプレイス。Twitter: Instagram: The NFT Recordsでは、商品を仮想通貨ではなくクレジットカードなどの法定通貨で購入することができます。なお、The NFT Recordsで購入した音楽、MV、ジャケット写真、アーティスト写真などはThe NFT Recordsの「マイコレクション」ページで楽しむことができます。<NFTについて>NFTとは、デジタルのものであっても、ユーザーが確かにそれを持っていることを証明してくれる仕組みのことです。NFTを買うということは、ユーザーの好きなアーティストと共に喜びを分かち合うことにつながります。NFTの楽しみ方の一つとして、急激に市場が拡大しています。<The NFT Recordsが取り扱うNFTについて>The NFT Recordsは音楽原盤および各種データを権利元から正式に許諾を受けて商品化し、NFT商品としてお客様にお届けします。NFT商品の原盤権や著作権はアーティストまたはレーベル各社が権利を保有しており、NFTは原盤権や著作権を販売・譲渡するものではありません。また、販売されるNFT商品には一つ一つ固有のシリアルナンバーが入っております。その番号を持っているのは購入者のみとなり、購入者がその商品を「所有」することとなります。購入し受け取った商品は、アーティスト/版元から許諾が降りた商品のみ、The NFT Recordsのマーケットプレイスにて出品することも可能です。<環境への配慮について>The NFT Recordsは、環境に配慮した設計を心掛けています。当社のマーケットプレイスでは、ブロックチェーンネットワークで一般的な、計算競争によるPoW (プルーフ・オブ・ワーク)というコンセンサスアルゴリズムを使っていないため、電力を大きく消費することがなく、環境に配慮した設計になっています。【株式会社クレイオ会社概要】本 社:東京都港区赤坂3丁目7番地13号代 表 者:代表取締役社長 神名秀紀設 立:2019年4月22日事 業 概 要:マーケットプレイスの企画・開発・制作・運営、動画配信サービスの開発・運営。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆【The NFT Records】 音楽NFTの著作権処理及びデータフォーマットの課題解決に向け、 パブリックチェーンでの音楽NFT流通を実現するための構想と新規格を提言、実現へというプレスリリースも是非ご覧ください。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆The NFT Recordsには、経験豊富なNFTの専門家及び、エンターテインメント界に精通する多彩なメンバーがそろっています。レーベル様単位でのNFT化、アーティスト様のNFT楽曲販売についてのサポートなどを行わせていただきます。是非お気軽にお問い合わせ下さい。Limited-five worldwide! TOKUSATSU Boyz "Red Passion" Leo Kageyama’s "Critical Hit" demo version sound source NFT released at the music specialized marketplace "The NFT Records" on May 14th 20:00 (JST), 2022.KLEIO Inc. (Minato-ku, Tokyo, CEO Hidenori Kamina, hereinafter referred to as the Company) hereby announces the sales of Leo Kageyama’s NFT "Critical Hit" demo version sound source (limited-five) at the music specialized marketplace "The NFT Records" on May 14th 20:00 (JST), 2022.Website URL: (Global)This is a limited NFT of "Critical Hit" demo version sound source by Leo Kageyama.Leo Kageyama who wrote and composed the song, sings full chorus.This demo version will be on sale this time only.Product page: (accessible from May 14th 20:00 (JST), 2022)◆Leo Kageyama / TOKUSATSU Boyz ProfileBirthday: November 11thBirthplace: Gifu prefectureHobby: Playing musical instrumentsMotto: I’ll do anything, with my spirit!
2022年05月06日2022年3月、銀杏BOYZの久しぶりのワンマンツアー「銀杏BOYZアコースティック・ライブツアー2022『僕たちは世界に帰ることができない☆』」が全国6カ所で行われた。銀杏BOYZの有観客ライブとしては2年3カ月ぶりであり、2020年10月にリリースしたアルバム『ねえみんな大好きだよ』以降のワンマンツアーとしても初めてのもの。また、全公演とも新型コロナウイルス感染拡大防止のためにフロアには椅子を並べ全席指定での開催であり、さらにツアータイトルの通り楽曲は「アコースティック・アレンジ」によって演奏されるという過去にないものでもあった。銀杏BOYZの音楽を共有する全ての人たちにとって特別なツアーだったわけだが、全公演を終え、ボーカル・ギターの峯田和伸本人はどのような思いを抱いたのだろうか。そして、次なる未来とは……。3月31日、ツアーファイナルとなった札幌での終演後、峯田本人に話を聞いた。銀杏BOYZの「歌」をきちんと聴いて欲しいと思ったんだよね――ツアーお疲れさまでした。そもそも今回の「アコースティック・ライブツアー」はどのようにして考えられたものだったんですか?峯田一番最初のきっかけは江口くん(マネージャー)からのアイディアだったの。「アコースティック編成でのライブはどうですか?」って言われて。「そうっすかー」みたいに返事をして。コロナ禍になってずっとライブできなかったじゃん。この間に、オンラインライブを2回やったけど、有観客でのライブはずっとできなかった。この間、お客さんから「早くライブをやってください」とか「いや、今はやらないで大丈夫です」とかさ、いろんな意見をもらってたんだけど、従来の銀杏BOYZのライブはバンドもお客さんもグチャグチャで、濃厚接触ありきのものだからね。だから、僕自身が考えていたのは「コロナ禍が落ち着くまでは無理してライブをやることはないな」ってことだった。もちろん、僕だって本音では1日も早くライブでデッカイ音を出したかったよ。2014年に『光のなかに立っていてね』っていうアルバムを出したときは、メンバーが抜けてツアーができなかったし、2020年に『ねえみんな大好きだよ』ってアルバムを出したときは、ツアーの予定がコロナ禍で全部飛んじゃったしね。でも、しょうがない。やるべき時期が来るまでは待つしかないなって思ってたんだ。でも、江口くんがそういうアイディアを出してくれてさ、「それならできるかな?」って思ったのと、僕が好きなニルヴァーナに『MTVアンプラグド・イン・ニューヨーク』っていうアコースティックのライブアルバムがあってさ。あれが僕、すごく好きで。「あの感じでやれるのなら面白いかもな」って思って、それでやってみることにした。銀杏BOYZの曲をできるだけエレキギターを通さないで、アコースティック・アレンジにして。従来のグチャグチャの濃厚接触ありきのライブとは違うけど、それもまた面白いかなって思ってやることにしたんだ。――最初からすんなり取り組むことができたんですか?峯田銀杏BOYZの曲はどれも最初はアコースティック・ギターで作っているから、「弾き語りで歌え」って言われれば別に普通にできるんだ。でも、「それだけじゃ面白くない」っつって、サポートメンバーに入ってもらうことにしたんだけど、音を合わせてみるとこれがもう!本当に楽しかった。ツアーが始まるまで、1カ月くらいメンバーとスタジオに入ってアレンジを変えていったりして。「これはアコギが良いか」「いやエレキのほうが良いね」とか。あと「この曲は速くしよう」「この曲は遅くしよう」みたいなやりとりも、レコーディングのとき以来だしね。――結果的に、ツアーのステージでは大幅に楽曲のアレンジが変わったものもありましたね。峯田でも、曲の骨組みを大幅に変えたのはあんまりなかったかな。いつもなら激しく歌うところを、「しっとり歌おっか」とか「速くやってみよっか」とか「遅くやってみよっか」とか、それくらいで。むしろ、今回の「アコースティック・ライブツアー」では「歌」を最優先に考えた。従来の銀杏BOYZのライブは熱気とかを重視してたけど、銀杏BOYZの「歌」をちゃんと聴いて欲しいし、ここできちんと見せたいなと思ったんだよね。「アコースティック」なのに、ステージにはギターアンプが並んでいる(笑)――「歌を最優先にする」というのはいろんなアーティストが当然掲げていることですが、銀杏BOYZの場合、逆に新鮮だったかもしれないですね(笑)。峯田普段から「歌」を意識していないわけではないけど、やっぱりお客さんの熱気とか「峯田死ねー」とかの声も全部含めてのライブだと思っていたからね。だから、どうしても濃厚接触のグッチャグチャのライブをやることが多かった。でも、今はお客さんも声を出せない中で音楽を楽しまなくちゃならないでしょ。そういう状況からこそ「歌」をちゃんと聴いてもらって楽しんでもらえるライブをやりたいなって思った。ただ、確かにそれまでの銀杏BOYZのライブに慣れているお客さんは最初戸惑ったかもしれないね。僕がステージに出てきて、いきなり椅子に座るし、「アコースティックだ」っつってんのに、ステージにはエレキのギターアンプが並んでるし(笑)。幹宗くん(G)なんかほとんどエレキギターだったしね。――ただ、それでも楽曲のアレンジが全体的にアコースティックで、そのアクセントとしてエレキギターが入ったり、バンドサウンドになったりするのが面白いなと思いました。峯田うん、面白くなったと思う。ただ、正直を言うとやっぱり大変な感じもあったかな。生音だからごまかしがきかないし、荒っぽさが出ちゃう。普段のライブなら、曲と曲の間にノイズとかを入れて空間の雰囲気を作ったりできるけど、そういうのじゃなかったからね。あと、初めての経験だったので、全体の尺がどれくらいになるのかもわからなかったし、曲のセットリストを作ってみても、どういう感じで終わるのかも当初は見えなかった。だから、そこはツアーの序盤は探り探りだったような気もする。従来の銀杏BOYZのステージとの時間の進み方の違い――演奏時間はおおむね2時間半くらいで、普段のライブと変わらないのに、もっと長く感じました。贅沢な時間というか。峯田「時間の進み方が普段のライブとは全然違う」っていうのは僕も感じたけど、ただ僕の場合は逆で、スッゲー早く時間が過ぎるように感じたことがあったかな。本編が終わって一度ステージから引っ込むじゃん。そのときに「ヤッベ。今日は30分くらい早く終わっちゃたかもしれない」と思って時計を見てみると、もう2時間20分くらい演奏し終えていたりとかね。こういうのも僕自身は面白かった。あと、基本はお客さんも椅子に座って観てるじゃん。でも、「BABY BABY」くらいでみんな一斉に立ち上がるんだ。誰かが立ち上がって、そこから広がっていくのかもしれないけど、あれは面白いなと思った。ただ、照明とかのせいもあるかもしれないけど、普段のライブと違って、ステージからだとお客さんの表情が見えなくて、うっすらと白い世界のような感じに見えてたんだけどね。そこも従来のライブと違うところなんだけど、これも僕にとっては幻想的で面白い時間だった。ツアーが終わった今はまず新しい曲を作りたい――アコースティック・アレンジだったので、当初は「もっと昔のフォークっぽくなるのかな」「いやいや、すごい怨念系で重々しいものになるのかな」と思いましたが、実際に観ると、そんなことがなく、逆に重めの曲・悲しい曲でも、キャッチーでポップな印象が際立った気もしました。峯田どうなんだろうね、それは自分ではわからないけど。ただ、今回のツアーでいろんなやり方ができるんだなとも思った。同時に「こんなライブができるなら、『こういう曲も作れるな』『こういう曲をやってみたいな』」みたいなイメージもどんどん浮かんできてもいる。今回のツアーには時間が間に合わなくてできなかったけど、早く新曲をいっぱい作って、もっとライブをやりたいなと思った。――札幌でのツアーファイナルでも「ライブをすると新しい曲を作りたくなる。曲ができるとライブをしたくなる。これの繰り返しだ」と言っていましたね。峯田うん、まさにその感じだし、僕が初めて曲を作ったときから、それの繰り返しだったからね。だからツアーが終わった今は、まず曲を作りたい。新しいタイプの曲とかも面白そうだし、それができたらまたライブをやりに、全国を回ることができたらいいなと思っています。Text:松田義人(deco)Photo:村井香※銀杏BOYZ アコースティック・ライブツアー2022『僕たちは世界に帰ることができない☆』3月31日(木) Zepp Sapporo公演のライブレポートは こちら()関連リンク銀杏BOYZ オフィシャルサイト:銀杏BOYZ YouTube:
2022年04月08日2022年3月、銀杏BOYZが久々にワンマンツアーを行った。「銀杏BOYZ アコースティック・ライブツアー2022『僕たちは世界に帰ることができない☆』」と銘打ったもので、仙台、東京、大阪、福岡、名古屋、札幌の計6公演を敢行した。これだけを聞けば、取り立てて珍しいツアーではないように感じられるが、銀杏BOYZの有観客ライブとしては2年3カ月ぶりであり、2020年10月にリリースしたアルバム『ねえみんな大好きだよ』以降のワンマンツアーとしても初めてのものである。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにフロアには椅子を並べ全席指定での開催であり、さらにツアータイトルの通り楽曲は「アコースティック・アレンジ」によって演奏されたものでもあった。銀杏BOYZの活動、激しいライブステージを知る人からすれば前例のないツアーであり、かなり特別なツアーだった。ここではファイナルとなった3月31日(木) Zepp Sapporoでの公演をレポートで辿りたいと思う。普段のライブよりも、さらに飾らない剥き出しの峯田がそこにいた3月31日(木)、札幌。日中晴れ間が出ていたものの、夕方前からは雨が降り、やがて激しい雪に変わった。この悪天候にもかかわらず、会場のZepp Sapporo付近には、開場前からたくさんの人たちが集まっており、この光景を前に自ずと筆者も高揚する感じがあった。開場後、チケットを持ち指定された席に着席し、静かに開演を待った。開演までは峯田和伸(銀杏BOYZ)が作った国内外の名曲をまとめたミックステープが、モコモコしたようなアナログ音でかかっている。峯田は過去に銀杏BOYZの公演に対し「自分の部屋に遊びに来たような感じにしたい」と語ったことがあるが、今回もそのような空間になりそうな予感がする。開演時間になると、スクリーンに銀杏BOYZのこれまでの激しいステージやバックステージのオフショット、峯田のプライベートショットなどが雑然とコラージュされた映像作品が流れた。映像作品は激しいものである一方、どこか寂しげで、どこか悲しげな印象もあり観に来た人たちはかたずを呑んでスクリーンを凝視した。やがて映像作品がピタッと止まると、たったひとり、峯田がステージに現れた。普段のライブツアーよりもさらに飾らず、剥き出しのような表情で峯田が椅子に座る。アコースティック・ギターを持ち、おもむろに歌い始めたのは「人間」だった。「人間」は銀杏BOYZの楽曲の中でも、特に人間のエゴと向き合い、人が生きる意味や本質を問うような重要な作品であり、同時にこのステージが特別なものであることが暗に伝わってくる。次に演奏された「NO FUTURE NO CRY」の中盤でサポートメンバーの山本幹宗(G)、加藤綾太(G)、藤原寛(B)、岡山健二(Dr)が静かにステージに現れ、峯田と同じように椅子に座り演奏に加わった。フォーキーなアレンジではあるが、バンド構成でありその音はさらに厚みを増し、「若者たち」、「SEXTEEN」と続き、さらに、夏目漱石の名作『三四郎』からの一節を引用して朗読し、「恋は永遠」と続いた。加藤綾太(G)藤原寛(B)アコースティック・アレンジであるのに、オリジナルより速く感じる楽曲も6曲目の「骨」では、岡山健二(Dr)がメインボーカルを取り、峯田がコーラス的役回りに徹するなどの意外な展開もあった。さらに「夢で逢えたら」、「トラッシュ」、「エンジェルベイビー」、「いちごの唄」が演奏されたが、アコースティックを基調とした編成であるにもかかわらず、オリジナルよりも速く感じる楽曲もあった。既成概念には全くこだわりがない、自由をどこまでも突き詰める銀杏BOYZならではの表現のように感じた。岡山健二(Dr)中盤、即興か未完成かの歌を冒頭に加えた「新訳 銀河鉄道の夜」、「アーメン・ザーメン・メリーチェイン」と身を削るような楽曲が続いた後、「光」からDr.kyOn(Key)が加わった。演奏される音はさらに厚みを増し、さらに銀杏BOYZの中でも超大作と言って良いであろう「東京」へと続いた。Dr.kyOn(Key)「ライブをすると新しい曲を作りたくなる。曲ができるとライブをしたくなる。これの繰り返しだ」切ない楽曲が続いた後、後半では銀杏BOYZの代表曲「BABY BABY」、「ぽあだむ」といったポップチューンが演奏され、観客は何の申し合わせもないはずなのに、この辺からスタンディングする人が大半となった。最後にメロウでありながら、何もかもが遠くにあるように感じさせる楽曲「僕たちは世界を変えることができない」で本編が終了した。コロナ禍でもあり、観客は声を出せない。観客は「アンコール」を拍手だけで表現し、その音が鳴り止まぬ中、再びステージに照明が灯り峯田とサポートメンバーが登場した。山本幹宗(G)アンコールでは再び切ない楽曲「夜王子と月の姫」、山本幹宗(G)によるアコースティック・ギターのカッティングが象徴的な「GOD SAVE THEわーるど」と続き、最後には銀杏BOYZの最新曲「少年少女」がバンドアレンジで演奏され終了となった。公演中のMCで、峯田は「『どんな環境にいる人でも、この時間だけは全てを忘れて音楽を楽しんで欲しい』……そんなステージができたら良いなと思っている」と語ったが、その言葉がそのまま当てはまるような特別な空間、特別な時間、特別なライブだったように思う。終演後、Zepp Sapporoの外へ出ると雨や雪が降り止んでいた。その代わり冷たい札幌の風が吹き、温かいライブの空間から現実へと引き戻されるような寂しさを覚えた。「ライブをすると新しい曲を作りたくなる。曲ができるとライブをしたくなる。これの繰り返しだ」とも語った峯田だが、今回の「銀杏BOYZ アコースティック・ライブツアー2022『僕たちは世界に帰ることができない☆』」を終え、次なる銀杏BOYZはどこに向かおうとしているのだろうか。この日の終演後、峯田本人に聞いたインタビューを近日中に公開したいと思う。Text:松田義人(deco)Photo:村井香<公演情報>銀杏BOYZ アコースティック・ライブツアー2022『僕たちは世界に帰ることができない☆』3月31日(木) Zepp Sapporoセットリスト人間(弾き語り)NO FUTURE NO CRY若者たちSEXTEEN恋は永遠骨夢で逢えたらトラッシュエンジェルベイビーいちごの唄新訳 銀河鉄道の夜アーメン・ザーメン・メリーチェイン光東京BABY BABYぽあだむ僕たちは世界を変えることでができない-アンコール-夜王子と月の姫GOD SAVE THE わーるど少年少女関連リンク銀杏BOYZ オフィシャルサイト:銀杏BOYZ YouTube:
2022年04月04日=LOVE(ヨミ:イコールラブ)が、新曲「The 5th」のMusic Videoを公開した。髙松瞳がセンターを務める「The 5th」は、12月15日にリリースされる通算10枚目のシングル表題曲で、=LOVEの人気曲「僕らの制服クリスマス」の5年後のアフターストーリーを描いたクリスマスソングとなっている。公開されたMVは“大人クリスマス”をテーマに、メンバー11人がそれぞれの場所で思い思いのクリスマスを過ごすドラマシーンや、キラキラのイルミネーションで彩られた幻想的なシチュエーションの中で白い衣装を身にまとったダンスシーンで構成されている。併せて、シングル『The 5th』の全ジャケット写真が公開された。=LOVE「The 5th」MV【楽曲クレジット】作詞:指原莉乃作曲:ArmySlick / Yu-ki Kokubo / YUU for YOU / YHANAEL編曲:ArmySlick / YUU for YOUSound Director:矢山貴之(Sony Music)Mastered by Sony Music Studios Tokyo【MUSIC VIDEOクレジット】監督:大野敏嗣振付:shoji(s**t kingz)Producer:三池智之(north river)<リリース情報>10thシングル『The 5th』12月15日(水) リリース●Type A【CD+DVD】1,650円(税込)封入特典:・Type A生写真11種のうち1枚ランダム・スペシャルプレゼント抽選応募シリアルナンバー 『The 5th』Type Aジャケット●Type B【CD+DVD】1,650円(税込)封入特典:・Type B生写真11種のうち1枚ランダム・スペシャルプレゼント抽選応募シリアルナンバー『The 5th』Type Bジャケット●Type C【CD+DVD】1,650円(税込)封入特典:・Type C生写真11種のうち1枚ランダム・スペシャルプレゼント抽選応募シリアルナンバー『The 5th』Type Cジャケット●Type D(通常盤)【CD Only】1,100円(税込)『The 5th』Type D(通常盤)ジャケット関連リンク=LOVE オフィシャルHP: 公式Twitter: 公式YouTubeチャンネル:
2021年11月12日「じつは私って男っぽい……?」と思ったこと、ありませんか。もしかしたら、脳が男性寄りなのかもしれません!12星座別に、男性寄りの考え方をする「男性脳」なのか、女性寄りの考え方をする「女性脳」なのかを、占ってみました。■ おひつじ座(3/21~4/19)……THE男性脳おひつじ座のあなたは、男性脳80%・女性脳20%のTHE男性脳タイプ。何ごとにも熱意を持って取り組み、自らチャンスをつかみにいくところがあります。集団のなかでは持ちまえの直感力や決断力を活かしみんなをまとめて牽引する、頼もしいリーダー向きな星座です。■ おうし座(4/20~5/20)……THE女性脳おうし座のあなたは、男性脳25%・女性脳75%のTHE女性脳タイプ。責任感が強く、マイペースを守り仕事にはげみます。持久力も持ち合わせているので、根気のいることもそつなくこなすでしょう。どちらかというと消極的で、細やかなサポート役が向いています。ときに奉仕の度がすぎて、犠牲的なことをしてしまいがちですが、自分でうまく調整して乗りこえられます。■ ふたご座(5/21~6/21)……THE男性脳ふたご座のあなたは、男性脳90%・女性脳10%のTHE男性脳タイプ。こだわりはあまりなく、スピード重視なところが。ケアレスミスをしがちですが、機転を利かせて自分のミスは自分でカバーします。小さなことにとらわれずに、どんどん先に進んでいくでしょう。有能ですが淡白で、実力主義なところが男っぽい印象をあたえるのです。■ かに座(6/22~7/22)……THE女性脳かに座のあなたは、男性脳10%・女性脳90%のTHE女性脳タイプ。環境適応力や吸収力に優れていて、どんなことにもやりがいを見つけられるところが。日常の小さな幸せを感じる力があり、家庭的なことにも向いています。また母性本能あふれる一面も。■ しし座(7/23~8/22)……THE男性脳しし座のあなたは、男性脳70%・女性脳30%のTHE男性脳タイプ。大胆で目立つことを好むところがあり、面倒見がよく決断力もあるので、年下からとても慕われます。ですが恋愛面ではチヤホヤされたく、「女」として注目されたいという女性的な部分もありそう。■ おとめ座(8/23~9/22)……THE女性脳おとめ座のあなたは、男性脳25%・女性脳75%のTHE女性脳タイプ。ルーティンワークにも退屈をおぼえることなく、決められた時間内で決められたことを確実にこなせる、女性脳ならではのマルチタスクスキルを持っています。恋愛に関しては「花も恥じらう乙女」です。■ てんびん座(9/23~10/23)……やや男性脳てんびん座のあなたは、男性脳52%・女性脳48%のやや男性脳寄りなタイプ。協調性が高い女性脳的な部分も多いのですが、無駄なことを切り捨てるクールで男性脳的な部分が、それを少し上まわっています。そのため、感情に溺れることなくバランスが取れるのです。■ さそり座(10/24~11/21)……THE女性脳さそり座のあなたは、男性脳15%・女性脳85%のTHE女性脳タイプ。さそり座は、ひとつのことをとことん深めることに喜びを感じるところがあります。その対象は、恋愛であることも多いでしょう。仕事や趣味では男性脳が働きますが、恋愛では女性脳がフル回転。のめり込みすぎて、嫉妬に苦しめられることも。■ いて座(11/22~12/21)……THE男性脳いて座のあなたは、男性脳90%・女性脳10%のTHE男性脳タイプ。自己主張が強く、いつでも心はフリーダム。少年のような精神で、組織のなかでは浮いた存在になりがちでしょう。しかし、そんなことで悩むつもりは毛頭なく、スキあらば世界に飛びだしていこうとする一面も。■ やぎ座(12/22~1/19)……やや女性脳やぎ座のあなたは、男性脳40%・女性脳60%のやや女性脳寄りなタイプ。ひとつひとつのことを丁寧に進める慎重派で、失敗が少ないでしょう。丁寧さとしっかり者な部分が、まさに女性脳的。ですが、じつは強い野心をも秘めています。仕事に生きがちな面などは、男性的な部分も持ち合わせているでしょう。■ みずがめ座(1/20~2/18)……THE男性脳みずがめ座のあなたは、男性脳70%・女性脳30%のTHE男性脳タイプ。ルールに縛られるのが嫌いで、自由に行動できる環境を好むところがあります。仕事を心のよりどころにする人も多く、仕事には精神的な満足を求めるでしょう。協調性はありますが、ひとりが好きという男性脳的な一面もあります。■ うお座(2/19~3/20)……THE女性脳うお座のあなたは、男性脳5%・女性脳95%のTHE女性脳タイプ。人の感情やものごとの機微をつかむことが上手で、感性豊かな女性脳を持っています。芸術や美容、カウンセリングやヒーリングに興味津々で、趣味や仕事にしがちです。また受け身で流されやすい恋愛をすることも。■ あなたは、どちらでしたか?男性脳と女性脳は、実際の性別に関係なく、さまざまなシーンで活躍できる能力です。星は、それぞれの良さを活かせる場所で輝けるように能力を配剤しているのです。自分のタイプを、ぜひチェックしてみてください。(明石実夕/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年06月21日「特別な美人じゃないのに、なんであんなにモテるんだろう」……そんな女性に出会ったこともあるでしょう。じつは、男性にとって魅力的に感じる女性の条件のひとつに「雰囲気」が入っているそうです。見た目に自信がない女性でも「雰囲気」で勝負すれば男性に魅力的に感じてもらえるはず。それでは「雰囲気美人」の特徴をチェックしていきましょう!■ どこか「余裕」がある大人のオーラ「髪を耳にかける動きは余裕のある女性って感じがする。これをゆっくりやられるとドキドキします!」(27歳男性/経営コンサルタント)「忙しいときでも涼しい顔してテキパキ仕事をこなす先輩が職場にいます。魅力的だなって思わず目がいくのは、大人っぽい余裕のあるオーラを放ってるからだと!」(23歳男性/銀行員)女性の余裕は大人っぽいイメージにつながるようです。忙しいときや、焦っているときほど心に余裕を持ちましょう。落ち着きのある態度が魅力的な女性の雰囲気を演出してくれるはず!■ 女性らしいファッション「カジュアルコーデは嫌いじゃないけど、Tシャツとパンツみたいな本気のカジュアルは個人的に微妙です。Tシャツにはスカート、パンツにはヒール、みたいに女性アイテムを使うと印象が一気に変わる!」(25歳男性/美容師)「THE女性な服装は、美人じゃなくても魅力的に見えます。タイトスカートや抜き襟シャツを上手に着こなしてるとポイント高い」(24歳男性/不動産会社営業)意識すべきポイントは、ファッションに女性らしさが感じられるかどうか。たとえば、女性らしいアイテムを取り入れたり、ボディラインやうなじを見せて色っぽさをアピールするのもいいでしょう。毎日のコーデを決めるときは、どこか1箇所は女性らしい要素を取り入れてみてください。■ 見惚れてしまう「所作」の美しさ「どんなに忙しいときでも、物を拾ったり置いたりする動きが『おおっ!』って思うほどきれいな女性は、オーラがあるな~って思いながら見てます」(23歳男性/飲食店スタッフ)「歩き方がきれいで立ってるときに背筋が通ってる……みたいな遠くから見てもわかる美しさのある女性は雰囲気美人だと思う。そういう人は目立つからよけいに気になりますね」(26歳男性/食品メーカー営業)所作のきれいな女性は男性にとって美しく見えるものでしょう。なにげない所作が美しいと、同性でも憧れてしまいますよね!男性の注目ポイントのひとつである所作を意識することで、魅力的なオーラをどんどん放っていきましょう。■ 雰囲気を意識して魅力アップ魅力的な女性を目指す方法は、見た目を磨くことだけではありません。男性たちが注目している雰囲気を意識すれば、あなたの魅力が一気に高まるはずです。紹介した特徴を参考に、魅力たっぷりの魅力的な女性を目指してくださいね。(愛カツ編集部)●美人じゃなくてもモテる!普通の女性に「モテ期が来た理由」3つpresented by愛カツ ()
2021年06月20日この5月に全編英語詞シングルのダンスチューン「Butter」をリリースしたばかりのBTS。公開からたった4日でMVのYouTube再生回数は2億回を突破した。これは彼らにとっても自己新の記録だ。さらにオリコン週間ストリーミングランキング(6月7日付)で2週連続1位を獲得し、週間再生数は史上最高となる3113万回に、また4作目となるビルボード1位も記録した。昨年リリースの「Dynamite」はビルボード“Hot 100”で計3週1位となり初のグラミー賞ノミネートも経験するなどすでに世界規模で活躍している彼らではあるが、まだまだその躍進はとどまることを知らないのだと感じさせる。BTSと日本の強い結びつきを感じるベストアルバム。そんな中、この度日本でリリースされるのが『BTS,THE BEST』だ。2017年からの4年半の間に日本でリリースした作品を網羅した全23曲入りのベストアルバムとなっている。ARMY(BTSのファンの総称)たちにとっては当然知っていることかもしれないが、彼らは日本語曲をとても大事にしてくれている、ということに改めて気づかされる一枚だ。BTSに“沼落ち”して驚くことは恐ろしいほどたくさんあると思うが、日本語で歌うことへの熱心な彼らの取り組みもそのひとつだろう。2013年に韓国でデビューし、その翌年シングル「NO MORE DREAM」で日本デビュー。以降、日本語版アルバムを意欲的に制作し、「DNA」「Boy With Luv」などヒットタイトルをはじめ常に楽曲を韓国語、日本語両方で届けてくれている。また本アルバムにも収録されている「Film out」をはじめ日本オリジナル曲の多さと一曲一曲のクオリティの高さも密接な関係を知る大事なポイントだ。Back numberとのコラボレーションも話題を呼んだ「Filmout」は、「Dynamite」以降「Life Goes On」に続くシングルナンバー。「Life Goes On」は韓国語曲として初の全米1位を獲得したが、その次にリリースしたのが日本語曲だったというのも、名実ともに世界的アーティストになった彼らが、それでも日本のリスナーの存在を重要視している証左だろう。結果、この曲は“Hot 100”で1963年の坂本九「SUKIYAKI」以来の日本語楽曲ランクインという快挙をもたらした。今回、収録の日本オリジナル曲は「Stay Gold」「Your eyes tell」「Crystal Snow」など全7曲。これらの曲はいずれも本人たちも制作に携わった名曲が揃っている。ベストでこれまでの軌跡を振り返り、どんなに離れても会えない今であっても、耳に届く“言葉”でたくさんの愛すべきメッセージをまっすぐに伝えてくれていることを感じてほしい。「血、汗、涙」から「DNA」「Boy With Luv」などシングル曲を中心に全23曲収録。「Film out」初収録のほか大ヒットソング「Dynamite」も収録。『BTS, THE BEST』【通常盤(2CD)】¥2,970(Def Jam Recordings)ビーティーエス左からRM、JUNG KOOK、J-HOPE、V、JIMIN、SUGA、JINの7人組ボーイズグループ。「Film out」はback numberの清水依与吏が楽曲提供し、JUNG KOOKとコラボレーション制作。6月13日に結成8周年を迎え、記念のオンラインライブも開催された。©BIGHIT MUSIC Photo by BIGHIT MUSIC※『anan』2021年6月23日号より。文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年06月20日野外ロックフェスティバル「フジロックフェスティバル‘21(FUJI ROCK FESTIVAL’19)」とコロンビア(Columbia)がコラボレーションしたTシャツ「ロックトゥーロードTシャツ(ROCK TO ROAD SHORT SLEEVE TEE)」が2021年6月18日(金)よりコロンビア直営店ほかで発売される。長場雄が描く「猫バンド」のTシャツコラボレーションTシャツ「ロックトゥーロードTシャツ」には、アパレルブランドとのコラボレーションなど様々な領域で活動するアーティスト・長場雄が描いたオリジナルの猫バンド「ザ・キャッツ(THE CATS)」をデザイン。4匹の猫が楽しげにパフォーマンスするチャーミングな姿を大胆にプリントした。猫たちのイラストの下には「WELCOME BACK FUJI ROCK!」のグラフィックを添え、スリーブにはコロンビアのロゴをセット。素材は、汗をかいてもサラリとした着心地をキープし、紫外線もカットしてくれるものを使用した。野外で開催される「フジロックフェスティバル‘21」も快適に過ごせそうだ。カラーは、ホワイトとネイビーのシンプルな2色で展開する。長場雄による「夏フェスコレクション」もさらに、長場雄がフェスシーンをデザインした「夏フェスコレクション」もラインナップ。Tシャツやバックパック、サンダルにフェスを楽しむ人々の姿を落とし込んだ。【詳細】フジロックフェスティバル‘21×コロンビア発売日:2021年6月18日(金)展開店舗:コロンビア直営店、公式オンラインストアアイテム:「ロックトゥーロードTシャツ」4,730円サイズ:ユニセックス S・M・L・XLカラー:Sea Salt、Petrol Blue■夏フェスコレクションアイテム:・Tシャツ 4,730円・バックパック 14,630円・サンダル 4,730円【問い合せ先】株式会社コロンビアスポーツウェアジャパンフリーダイヤル:0120-193-803受付時間:月~金 10:00~12:00、13:00~18:30(土日祝休み)
2021年06月20日インターコンチネンタルホテル大阪は、スイーツブッフェ「ピーチ オン ザ ビーチ(PEACH ON THE BEACH)」を2021年7月2日(金)から9月26日(日)の金・土・日・祝日限定で開催する。“世界のビーチリゾート”を表現した桃スイーツビュッフェインターコンチネンタルホテル大阪の20階「ノカ ロースト&グリル」で7月から実施されるスイーツブッフェは、世界のビーチリゾートをイメージした桃スイーツが並ぶ“リゾートムードたっぷり”の「ピーチ オン ザ ビーチ」だ。ブッフェ台には、「ハワイアンココナッツパンケーキとピーチのコンポート」や「ピーチとマンゴーの”チェー”」、「ピーチのマリトッツォ」など、ジューシーな桃の美味しさを詰め込んだ色鮮やかなスイーツと、セイボリー約35種類を楽しむことができる。ピーチ×アールグレイの上品アフタヌーンティーところ変わって「ラウンジ3-60」では、みずみずしいピーチを使ったアフタヌーンティーとスイーツを用意。アフタヌーンティーは、馨しいアールグレイとのコンビネーションを楽しむことができる。1階のパティスリーでは桃スイーツもまた、1階のパティスリー「ストレス」のスイーツには、タルトやショートケーキ、そしてピーチティーのオペラなどを揃える。【詳細】■スイーツブッフェ「ピーチ オン ザ ビーチ」期間:2021年7月2日(金)~9月26日(日) 金・土・日・祝日限定店舗:ノカ ロースト&グリル(NOKA Roast & Grill) 20F時間:15:00~16:30、15:15~16:45、15:30~17:00のいずれか90分制※2021年8月6日(金)~9日(月・祝)、お盆期間中の13日(金)~16日(月)は毎日開催※2021年8月10日(火)~12日(木)は除外日価格:大人5,500円※コーヒー・紅茶付、サービス料別■ピーチ&アールグレイアフタヌーンティー期間:2021年7月1日(木)~9月30日(木)店舗:ラウンジ3-60 20F時間:1部 12:00~14:00、2部 14:00~16:00 または14:30~16:30、3部 16:30~18:30、いずれか120分制価格:1人 4,700円※コーヒー・紅茶付、サービス料別■桃スイーツ期間:2021年7月1日(木)~31日(土)営業時間:11:00~19:00(ラストオーダー 18:00)価格:桃のタルト 920円桃のショートケーキ 820円ピーチティーのオペラ 720円マスカルポーネと桃のタルトレット・フリュイ 720円※店内飲食時料金【予約・問い合わせ先】インターコンチネンタルホテル大阪住所:大阪府大阪市北区大深町3番60号TEL:06-6374-5700(代表)
2021年06月20日