化粧水と乳液があればいい。他はサブ。基礎化粧品の正しい選び方
で基本のお手入れをしっかりとしたうえで、お好みでプラスしてください」
加齢によるたるみやほうれい線は、真皮に存在している膠原(こうげん)線維、弾性線維が紫外線などの影響、加齢などで変性してしまうことが大きな原因だそう。
たるんでしまってから日常のケアで元に戻すのは難しいので、乾燥しないように、また紫外線を浴びすぎないよう、日頃のお手入れで予防することが大切です。
「日焼けで一時的に黒くなってもしばらくすると自然に元に戻るように、表皮の基底層でメラニンが一時的に増えただけであれば、肌のターンオーバーによって改善します。
ただ加齢とともにターンオーバーが滞ったり、強い日焼けなどで炎症が強くなったりしていると、表皮基底層だけでなく真皮にメラニンが沈着してしまいます。これは私たちが『しみ』と呼んでいるもので、医学的には老人性色素斑や炎症後色素沈着といい、化粧品だけで対処するのは難しいでしょう」
加齢による変化は自然なので病気ではありません。極端に気にしすぎず、日々楽しくいかに年を取っていくか、自分と付き合っていくか、肌をきっかけに考えるのもいい機会かもしれないですね。
それでもこういったしみがどうしても気になる方は、レーザーやハイドロキノンクリームなどを使うことになるそうです。