防腐剤がトラブルの原因に…夏にやってはいけない“美顔ケア”
汗をたくさんかく季節にはベタつく顔をスッキリさせるため、マッサージしながら毛穴の汚れを取ろうと念入りにクレンジングしたくなる。だが、メークを落とすのに欠かせないクレンジングは、時間をかけすぎるとクレンジング剤に含まれる界面活性剤が肌の潤いを奪ってしまい、乾燥肌や肌あれの原因に。肌にのせてから1分以内にすすごう。
「マッサージはむくみを取る効果はありますが、リフトアップまでは望めませんし、乾燥を悪化させます。マッサージをするなら、洗顔後に乳液をつけてゆっくり行うほうがいいでしょう」(慶田院長・以下同)
■「大量シートマスク」で肌荒れ
シートマスクには、保湿成分などのほかに防腐剤が含まれている。長時間貼ると肌に刺激を与え、バリア機能を壊す可能性が。使用時間は10分以内として、個別包装のものを週1~2回程度使うのならOK。
「洗顔後にシートマスクを顔に長時間貼るケアがブームになっていますが、大容量タイプのシートの使いすぎはNGです。
これは細菌がついた素手で取り出すことを想定しているため、個別に包装されたものよりも強い防腐剤が含まれていることがあり、トラブルのもとになりかねません」
■「油抜きダイエット」