仕事中、月経痛(生理痛)やPMSの症状がしんどいとき、ありますよね。そんなとき、職場に休むことや体調やメンタルが不調なことを伝えたいとき、言いづらいところも。マナーの専門家に職場への伝え方をうかがいました。
月経痛やPMSの症状が辛くても約5割は周りに伝えない
ツムラが2022年1月、15歳~49歳の月経の経験がある6,000人の女性を対象に行った「生理・PMSの本音と理解度調査」では、月経痛やPMSによる症状が辛くても49.8%は周りに伝えないことが判明!
理由は「表現しにくい」「わかってもらえない」「我慢するものだから」などが上位に。確かにどう言えばいいのかわからないですし、言ってもわかってもらえないこともあるため、結果的に「言わない」「我慢する」の選択を取る人が約半数いるようです。
ここ数年では「生理休暇」などを取り入れる会社も出てきているため、今後は職場理解も進んでいくものと見られます。男性の理解も進んでおり、実際、ツムラの全国の15歳~49歳の男女15,000人を対象にしたアンケート調査では、「周囲の身近な人が生理やPMSで体調が優れない様子をみて心配」と感じている男性は53.6%、「生理やPMSについて 話題にすることはタブーではないと思う」
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