こんにちは!YouTubeチャンネル「日曜×家族」ビデオ編集担当のパパです。先日、大阪のとある小学校で「将来なりたい職業」として、1位「サッカー選手」、2位「医者」に続き、3位に「ユーチューバー」が登場し、ネット上で話題を呼んだことをご存知ですか?そもそもYouTuber(ユーチューバー)って何?YouTuberとは、YouTubeに動画をアップし、その広告収益で生活する人たちのこと。日本には、1日に100万回以上再生されているチャンネルが20以上もあり、そのほとんどが個人で動画を制作し、運営しているチャンネルなのです。実は、個人のチャンネルが人気なのは、世界を見ても珍しく、日本のYouTubeユーザーは個人が作る親しみやすい動画を好む傾向があるようです。必ずしもこった動画がヒットするわけではないので、あなたの作ったチャンネルが人気になることも決して夢ではありませんよ!この連載では、動画制作が初めてのママを対象に、動画制作のポイントを「準備・撮影・編集」の3回に分けてご紹介します。※なお本連載では、みなさんが参加しやすいよう撮影・編集はスマートフォンで完結することを前提に紹介したいと思います。ネタ選定のポイント1-どんな動画を作れば良いの?動画作りの最初の第一歩は「ネタ探し」。この時点で動画の面白さが決まると言っても過言ではありません。でも面白さって、誰にとっての面白さなんでしょう?例えば、あなたが料理を作るとして、家族の晩ごはんを作る場合、週末にホームパーティーを開く場合、小料理屋を開業する場合、それぞれ作るべき料理も変わりますよね。YouTubeの動画を作る場合も同様に、見る人に合わせて動画を作る必要があります。最近のYouTubeで人気のネタは、ターゲット別に大きく3つに分類できます。|幼児向けエンタメ動画(おもちゃ紹介、おままごと etc...)|学生向けエンタメ動画(ゲーム実況、馬鹿なことやってみた系 etc...)|大人向けHowTo動画(メイクアップ、料理、DIY、英会話 etc...)もしYouTubeで人気の動画を作りたいのであれば、ターゲットとなるユーザーの好みを調べる必要がありますが、まずはあなたの身近な人を想定し、その人が「面白い」「役に立った」と言ってくれそうなネタを考えてみましょう。大事なのは「自分ではない誰か」を想像して作るということです。ネタ選定のポイント2-そのネタ、動画に向いてる?YouTubeのユーザーは、当然みな動画を見たい人たちなので、動画に適したネタを選ぶ必要があります。お得なクレジットカードの比較は役に立つネタではありますが、動画で見たいとは思いませんよね?動画向きかどうかについては、以下の3つの”変化”を意識すると良いでしょう。1.状況の変化を作れるか始まりと終わりがある内容。例えば、起承転結のあるストーリーやHowTo動画など、時間の経過とともに状況が変わると続きを見たくなります。2.感情の変化を作れるか喜怒哀楽が表現できるもの。成功⇔失敗、勝ち⇔負けなどのイベントがあり、失敗を笑ったり、負けて悔しがるなど、出演者の感情の変化は見る人の共感をよびます。3.画面の変化を作れるか見た目に動きのある映像。例えば、ジェットコースターの映像やダンスなど、静止画では表現しにくいもの。複数の人や状況が登場し、カットを切り替えながら進行するドラマや音楽ライブなどは、飽きずに見続けやすくなります。動画の長さは3分を目安に!最初の10秒が命!せっかく動画を作るなら、作った動画の最後まで全部見てもらいたいですよね。YouTubeのトップクリエーターでも平均的な動画の再生時間は3分程度と言われています。まずは3分以内を目安に動画を完成させましょう。3分間の中でも最も力を入れたいのが最初の10秒です。動画を再生し始めた人は、最初の10秒、短ければ5秒で「この動画の続きを見るか」「別の動画を見るか」判断してしまいます。最初の10秒には、エンタメ系なら「本編での盛り上がりシーンを2、3カット」、HowTo系なら「動画を見て得られるメリット」などを入れましょう。何だか難しそうだなと感じたら!最終ヒミツ兵器「マネかけ算」いろいろなポイントを上げてみましたが、最初から全部やろうとすると頭が混乱しちゃいますよね。そんな時は自分が面白いと感じた動画をマネしてみましょう!あなたが面白いと感じたものは、すでに上記のポイントをクリアしている可能性が高いです。1つの動画をそのままコピーしても、本物を超えることは難しいので、できれば別の何かとかけ算してみてください。また、かけ算する場合は、できるだけ別のジャンルを組み合わせましょう。YouTube動画をベースにする場合、テレビ、映画、漫画など、なんでもOKです。例えば、私たち日曜×家族が制作した以下の動画は、YouTubeで人気のネタ「節分」と、往年の人気番組「スターどっきりマル秘報告」をかけ算して制作しました。この動画は、今まで学んだポイントもふんだんに盛り込まれています。・YouTubeユーザーが好きな節分ネタ(ターゲットとなるユーザーの好み)・妖怪ウォッチで鬼を呼ぶというHowTo的な流れ(状況の変化)・鬼じゃなく天狗が出た時の"戸惑い"と"恐怖"と"爆笑"(感情の変化)・カメラ2台使った画面作り(画面の変化)・タイトルでオチを言っちゃう(最初の10秒が命)最後に「大成功!」のカンバンを出さなかったことは今でも悔やまれますが、日曜×家族の動画の中でも視聴維持率(動画を最後まで見てもらえた割合)の高い人気の動画となっています。まとめ動画を作る上で一番重要なのは、やはりネタ。ネタが悪いと、撮影や編集をどんなに頑張っても面白い動画にはなりません!日常生活の中でも面白いネタがないか、常にアンテナをはっておきましょう!ネタが見つかったら「マネかけ算」を利用して、動画のあらすじを考えてみてください。次回、撮影編では、スマートフォンを使った具体的な撮影方法についてご紹介したいと思います。日曜×家族「今度の日曜、何して遊ぶ?」をテーマに、家族が休日を楽しく過ごすための情報を紹介するYouTubeチャンネル。2014年1月に開設し、年間約100本のペースでお菓子・おもちゃ・おでかけスポットなどの紹介動画を更新中。2015年2月から約4ヶ月間LINE株式会社が運営する「LINE キッズ動画」アプリにも動画を配信。しっかり者の姉・あんな(5歳)とひょうきん者の妹・このは(2歳)を中心に家族全員が制作に参加。親子横並びのチームでチャンネルを運営し、ともに成長しています!チャンネル登録もお願いします♪日曜☓家族 Sunday*familyチャンネル
2016年07月04日子どものオモチャには高価なものも多いですが、安価で入手できればそれに越したことはないですよね。実は100円ショップにも、3~6歳前後の小さな子ども向けのオモチャや遊び道具はいっぱいあります。中でも特にコスパの高いおすすめのアイテムを紹介します。■おままごとグッズ最近の100円ショップのオモチャコーナーでは、野菜、果物、包丁、フライパン、食器などのおままごと用グッズを多数見かけます。野菜や果物などの食材は、たいてい真ん中にマジックテープが付いていて、オモチャの包丁で半分にカットすることもできます。デパートや専門店で売られているままごとセットはかなり値が張りますが、100円ならたくさんのアイテムをそろえて、壮大なおままごと遊びが楽しめます。■ブロックプラスチックのカラフルなブロックは、数種類のサイズを1袋に詰め合わせたものが売られています。シンプルな造りで、あまり複雑な形のものは作れないのですが、小さな子どもにとってはかえって遊びやすいようです。もうすぐ4歳になる私の息子は、1万円以上するレゴブロックのセットも持っているのにちっとも使わず、100円ブロックを愛用しています。まずは1袋買ってみて、子どもの反応がよければ、4~5袋まとめ買いして豪勢に遊ばせてあげましょう。■紙粘土3歳を過ぎて手先が器用になってきたら、紙粘土もおすすめです。遊ぶときの台になる粘土板もセットで購入するといいでしょう。たださわったりこねたりして感触を楽しむだけでも、小さな子どもにとってはダイナミックな遊びです。慣れてきたら、おだんごやパン、動物など好きな形を作って遊べるようになるので、想像力も広がりそうです。 ■シャボン玉小さな子どもはとにかくシャボン玉が大好き。100円ショップで1セット買えば、数回にわたってたっぷり楽しめます。一般的に、シャボン玉を自分で吹いて遊べるようになるのは3歳頃から。子どもにシャボン玉をさせるときは、誤飲しないよう注意しながら、必ず大人といっしょに遊ぶようにしましょう。■お絵かきボード描いて消せるミニサイズのお絵かきボードは、手を汚さず、ゴミも出さずに繰り返し使える優秀アイテム。お出かけのときに持ち歩くのにもピッタリです。外出時、レストランでの待ち時間などに、さっと出して遊ばせると、お絵かき好きな子なら、しばらくおとなしくしていてくれます。100円ショップには、上記のほかにも、ミニカーや魚釣りゲーム、水鉄砲など、子どもが目を輝かせてほしがりそうなものがたくさんあります。しかし、これらの複雑な造りのオモチャ類は、使い方によっては壊れやすいかもしれません。もちろん「100円なんだから壊れても惜しくない」という考え方もアリですが、我が家では、壊れた100円オモチャを息子が捨てさせてくれず、後でジャマになって困りました。個人的には、壊れにくいシンプルな造りのオモチャと、シャボン玉、お絵かき帳、シールのような消耗品は100円ショップで、それ以外はオモチャ屋さんで買うことをおすすめします。
2016年07月02日思い通りにいかないのなんて日常茶飯事、それこそが子育て。「これで合ってる?」と自分の子育て方針に自信を持てないお母さんも多いはずです。その中でも「どんな時に叱って、どんな時は叱っちゃだめなの?」というお母さんの悩みって結構多いんです。そこで今回は、叱らなければならない時・叱ってはいけない時についてお話ししていきたいと思います。叱るべき時はいつ?まずは、一番大切な「叱るべき時」です。最も重要な叱るべき時は「他人に迷惑を掛けた時」です。ただ、一口に「他人に迷惑を掛けない」と言っても、世の中にはたくさんの「他人に迷惑を掛けてはいけない時」があります。電車に乗る時には、順番を守らなくてはいけないですし、集合時間には遅れてはいけないですし、人が嫌がる事はしてはいけませんし…例を挙げたらキリがありません。当たり前ですが、子供は世の中の事を何も知らずに生まれてきます。世の中のル−ルを教えてあげられるのは、お父さん、お母さんだけです。お父さん、お母さん自身が、教育者の立場として常に身を引き締め、子供に正しい事を教えてあげるのが、何よりも重要な事です。叱ってはいけない時叱ってはいけない時も、叱るべき時と同じくらい重要になります。叱ってはいけない時は、子供が落ち込んでいる時や、納得がいっていない時です。例を挙げてみましょう。子供が泣いている時、ただ欲しいおもちゃを買ってもらえなくて泣いているのと、運動会の競争で負けて悔しくて泣いているのとでは、同じ「泣く」でも雲泥の差がありますよね。同じ「ダダをこねる」でも、ただわがままでおもちゃを買って欲しくてダダをこねているのと、他の兄弟は買ってもらったのに、自分は買ってもらえなくてダダをこねているのとでは「ダダをこねる」の意味が違います。自分は買ってもらえなくて納得がいかないのに、叱ってしまってはかわいそうですよね。叱る量はどれくらい?最後に大切なのが、叱る量を見極める事です。もちろん、初めから人に迷惑を掛けないように心がけるなどの努力が一番大切です。叱らないで済むのが一番いい事ですから。しかしながら、まだ小さい子や、手のかかる元気な男の子など、どうしても叱らなくてはいけない時があるのも事実です。叱る量として、例を挙げて考えてみましょう。例えば、間違って小学校の友達のノートを持ち帰ってきてしまったら、叱るというよりは「友達のノートと混ざらないようにしなくちゃね」と注意くらいで十分でしょう。しかし、クラスの友達をふざけて怪我をさせてしまった時などは、しっかり叱ってあげなくてはなりません。叱る量は起こしてしまった事の重大さに応じて、変えていかなくてはなりません。子供を叱るという行動は、その子にとって大きな影響を及ぼします。叱るべき時と、叱ってはいけない時とを上手に見極めて、子供の成長のプラスになるようにしたいものです。
2016年06月24日こんにちは。県の面積の約8割を森林が占める大自然で育ったママライターなかやまあぽろです。皆さんは「木育」 という言葉を聞いたことはありますか?正直、ほとんどのママさんたちになじみのない言葉だと思います。冒頭でも紹介させていただいた通り、全国で2番目に森林率の高い県で育ったわたしでさえ、木育という言葉を知りませんでした。娘を出産し、自治体より産後に受けることのできるさまざまなサポートやサービスの案内書の中の一つに、「木育」を勧めるパンフレットがあり、目に留まったのがきっかけです。その取り組みにとても興味を持ち、またより多くの人に知ってもらいたいと思いましたので、今回は資料を元に簡単にご紹介したいと思います。●五感をめいっぱい育てる助けをする木育木育の活動は北海道から始まり、現在では東京はもちろん、全国約100か所に施設があり、さまざまな活動や体験が実施されています。「木育」という言葉を初めて聞いたり目にしたりすると、多くの方が「木で作られた道具やおもちゃを積極的に使って子育てをすること?」と、思いますよね。まさにその通りですが、木育が目指す「育児」とは、小さなころから森や木とふれあうことで、人と自然のつながりを自ら考えることのできる豊かな心をはぐくむ という、大きな希望をもった取り組みなのです。●「木育」を日常に取り入れるコツ3つ●(1)ファーストスプーンは、ぜひ木製のものを森などで駆け回ったりできない赤ちゃんでも、離乳食に使うスプーンを木製のものにすることから、簡単に「木育」が始められます。赤ちゃんの感触が最も鋭い場所は、舌や唇、鼻の頭と言われています。小さなころから舌や唇で木のぬくもりを感じさせることで、木に親しみを感じる第一歩 につながるそう。●(2)木のおもちゃで脳を刺激乳幼児期に、特に敏感だとされる“皮膚感覚” 。この時期に皮膚感覚を開発してあげることにより、脳がよい刺激を受け、大いに成長すると言われています。カラフルなプラスチックや、やわらかな布でできたおもちゃもよいですが、木のおもちゃもぜひプラスしてあげて。木が持つ特有の肌触りや硬さ、ひんやりとした感触、匂いや自然ならではの色は赤ちゃんの五感を育て、豊かな感性を育むことができるでしょう。●(3)森の中での体験を体全体で吸収活発で好奇心が旺盛な幼児期~児童期からでき、ぜひ子どもたちに体験させてあげたいことといえば、森などの大自然の中で自由に遊び、過ごすこと。森の中で子どもたちと一緒に過ごすという育児スタイルは、デンマークから世界各地に広がり、日本でも注目され始めているそう。一歩森に入るだけで、子どもは大人の想像以上にたくさんのことを吸収します。たとえば、森のにおいを嗅ぎ、裸足で落ち葉の上を歩いたり、木々の揺れる音を聞いたり……。たったこれだけの体験でも、子どもの五感が研ぎ澄まされ、豊かな心が育つ種となります 。----------大都会で自然と疎遠な方も、ぜひ夏休みなどの長期休暇や連休などを利用して子どもたちと計画を立ててみてください。パパやママも、日々の疲れがきっと癒やされるでしょう。【参考リンク】・岐阜県父子手帳「パパスイッチオン!ぎふイクメンへの道」 | 岐阜県公式ホームページ()・木育の理念と目的 | 木材のよさを学ぶ – 木育.jp()●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
2016年06月23日もうすぐ季節は本格的な夏ですね。 暑くてだるくなりがちな夏ですが、洗濯物はどんどん乾き、ママとしては嬉しい、太陽の恵みたっぷりの季節。 そんな夏は、トイレトレーニングを始めるのにピッタリ。来年から幼稚園、というお子さんを持つママはそろそろトイレトレーニングを始めたいですよね。今回は、2013年1月生まれ(今年幼稚園に入園)の子どもを持つママたち6人に話を聞き、トイレトレーニングの方法や時期についてまとめてみました。6人中5人のママが入園前の夏までにトイレトレーニングを開始まずはトイレトレーニングの開始時期について聞いてみました。■1歳代ではじめたママ:3人一番早かったママは1歳0カ月から開始。落ち着いて座れるようになったらすぐに始めたとのこと。次に1歳半頃に始めたママが2人。「下の子が生まれる前にオムツが取れればと思って…」という理由と「お友だちが始めたので始めてみた」というきっかけだそうです。■2歳代ではじめたママ:2人2歳5カ月、6カ月で開始したママたちは「幼稚園入園のために!」とのこと。次の春に入園を控えたママたちは、やはり夏ごろトイレトレーニングを開始していました。■幼稚園入園直前にはじめたママ:1人唯一トイレトレーニングを入園前の夏に行わなかったママは、入園直前の冬にスタート。本人のやる気が出るまでじっくり待ったそうです。それぞれのママの考え方や、その子の個性しだいで始める時期はさまざまですね。始めた時期はバラバラでも、完了はほとんど同じ開始時期には1年以上の差があった子どもたちですが、実際にトイレトレーニングが完了した時期は、2歳半~3歳ごろに集中しました。1歳代で始めたママたちはトイレトレーニングが完了するまでの期間について「1年以上」と話すのに対し、2歳半ごろ始めたママたちは「半年くらい」とのこと。入園直前まで待ったママからは「いきなりトイレに行くと言い出した」というトイレトレーニング期間ほぼ0という話まで飛び出しました。2歳を過ぎると格段に言葉を理解する能力がアップする子どもたち。また、「お兄さん(お姉さん)になりたい!」という自立心も育ってくる年代ですよね。2歳半ごろ始めたママからは「言葉が通じたので苦労はしなかった」という意見も。子どもたち自身の「できるようになりたい」という思いがあると、トイレトレーニングはスムーズに進んでいくことが多いようです。しかしその一方で、スムーズだったはずのトイレトレーニングが停滞するという体験談も。「ママが下の子を妊娠し体調が優れなくなり、親子でトイレトレーニングへの意欲が薄れてしまった」というケースや、「下の子が生まれると上の子が赤ちゃん返りし、トイレに行きたくないと言われてしまった」ということもあったそうです。2歳はイヤイヤ期もあり、下の子が生まれると赤ちゃん返りもあるため、思ったように進まないことも多いんですね。トイトレには「濡れた感覚がわかる」ことと「できたら嬉しい」が大切次に、どんな方法でトイレトレーニングを行ったのか聞いてみました。すると、6人中5人のママが開始時からトレーニングおむつを使ったり、いきなりパンツを履かせるなど「濡れた感覚がわかる」トイレトレーニング方法を行っていました。また、トイトレシールとよばれる、トイレに行ったらシールを貼る仕組みを使っていたママも6人中5人。シールの柄を頻繁に変えたり、カレンダーを使って、トイレに行けたら数字に手描きのハートマークを描くことにしたりすることで子どもの飽きがこないように工夫したというママもいました。また、ごほうびはシール以外に、インターネットでダウンロードできるキャラクターのぬり絵をあげたり、いけないとはわかりつつもラムネ等の食べ物で釣ってしまった…という本音も。トイレトレーニングは本人のやる気が一番大切。やる気を失わせないためにママたちはたゆまぬ努力を続けていました。排泄のリズムをつかむ表を使ったママも前職で保育士をしていたというママからは、排泄のリズムをつかむための表を使ったという体験談も聞けました。トイレに座ることに慣れ、毎日のようにトイレで成功するようになったら、この表を始めたそうです。表を使う前は「朝の寝起き」と「お昼寝前」の2回に絞ってトイレに連れて行っていて、その回数を増やしていく目的もあり取り入れたのだとか。毎日トイレに連れていくタイミングを決めて表にしておくと、どのタイミングでおむつが濡れていたのか、また、どのタイミングならトイレで排泄しやすいのかがわかります。タイミングごとに2段に分かれていて、上の段は、おむつが濡れていた(×)濡れていない(○)を表し、下の段はトイレで出た(○)出ない(×)を表しています。下の方にはトイレでできた回数を数字で書いています。排泄のタイミングもつかみやすく、だんだんとトイレで排泄する回数が増えてきているのがわかり、ママのモチベーションアップにもつながりそうですね。表は3、4カ月経ってタイミングが理解できたらやめ、ごほうびシールを貼るだけに変更したとのことでした。だんだん成功が増えて来たら、保育園では8割成功するようになることを基準にしてパンツへの移行をしていたそうです。しかし、自宅では失敗があると後片付けも大変ですし、マメにトイレに連れていく決心をしないと難しいため、排泄の感覚が1時間以上は空き、9割以上成功、かつトイレを自分で知らせてくれるようになってから、パンツへの移行をしたそうです。トイレに行くのを嫌がったら?トイレトレーニングの中でママが悩むことの1つ「トイレを嫌がる」ということについて、元保育士のママはどのように対処していたのか聞いてみました。■トイレに行くことに楽しみを作る「トイレに行ったらシールを貼ろう」と誘ったり、トイレに好きなキャラクターのタオルをかけておいて「〇〇(キャラクター)が待っているから行こう」と声掛けをするなど、トイレに楽しみを作ることもコツだそうです。■ぬいぐるみもトイレに行きたいみたい気に入っているぬいぐるみや、遊んでいるおもちゃがあれば「おもちゃもトイレに行きたいみたいだよ」と誘って、おもちゃを持たせてトイレに連れていくことも効果があるのだそう。これは私自身も、息子のお気に入りの犬のぬいぐるみでやっていました。おままごとやお世話遊びが好きな子には効果があるかもしれません。■「あと〇分したら行こう」とストップウォッチを鳴らしてみるこれは目からウロコの作戦でした。もちろん子どもたちは「〇分」という時間の感覚はわかりませんが、音が鳴るものが好きですよね。「これが鳴るよ」と言われるだけで、なんだか遊んでいるような気持ちになり、音が鳴ると「鳴った!」と自然にトイレに足が向いてくれるかもしれません。たくさんの作戦を教えてくれた保育士ママですが「それでも嫌がるなら、オムツを履いていたら無理強いはしなかった」とのことでした。せっかくのトイレトレーニングも、しつこくして本人が「もうイヤ!」となってしまったら本末転倒ですよね。時にはママが気持ちを切り替えて折れることも必要なようです。秘訣は「あせらないこと」トイレトレーニングを終えたママたちが口をそろえて言うことは「あせらないのが一番」ということ。ママがあせって子どもの失敗を叱ってしまったり、周りの子と比べてしまうことで、子どもは自信をなくし、やる気を失ってしまいます。早く始めてもゆっくり始めても、トイレトレーニングの進み方は本人のやる気次第。自分の子どもの成長にしっかり向き合ってトイレトレーニングを進めていきたいですね。そして多くのママが「半年以上」かかると話すトイレトレーニングを、入園前にあせらず進めていくには、やはり入園半年前の今がチャンス。この夏は親子二人三脚ではじめてみませんか?<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年06月23日こんにちは!南国で子育て中のママライターなかやまあぽろです。真夏の日中は、日差しが強すぎて外にお散歩すらいけないような日々が続きますね。そんな夏日には、おうちのお風呂場やベランダで簡単にできる水遊びがオススメです。うちの子はまだ月齢が小さすぎて早いかも……と迷っているパパやママ、今回は7~8か月のおすわりが安定しだしたころから親子で楽しめる、水遊びの際のポイントをまとめてみました。ぜひトライしてみてください!●環境の違いで、親子共に気分を切り替えて夏場は、どうしてもエアコンの効いた涼しいお部屋の中で過ごす時間が多くなりがちです。無理に外に出かけても、赤ちゃんの負担になってしまうし、ママも体力を消耗してしまいます。しかし、ずっと同じ環境にいるのはママも赤ちゃんにとってもストレス。そういうときはほんの少しだけ環境を変えて遊んでみましょう。ちょっとした変化だけでも随分と気分転換になるものです 。日陰やお風呂場でできる水遊びは、このような気分転換にぴったりですよ!●赤ちゃんと水遊びする際のポイント●(1)赤ちゃんの体調や環境をチェック楽しい水遊びを始める前に、まずは赤ちゃんの体調をチェック。熱や鼻水が出ていないか、機嫌はいつも通り良いかなどを確認しましょう。ベランダなど屋外で遊ぶときは、熱中症対策に直射日光が当たらない場所を選びましょう。気温が25度以上、10時~14時頃 がよいとされています。水遊びだからといって、冷たい水をプールに張るのは禁物!28~30度のぬるめのお湯を準備するのがポイントです。●(2)赤ちゃんを遊ばせているときは、目を離さない!乳幼児の溺水事故は、不慮の事故である交通事故、窒息に次ぐ第3位の死亡原因でもあるほど多発しています。特に乳幼児で多いのが“浴槽での溺水”。大人からは想像もできない、数cmの水でも溺れる可能性がある のです。おすわりが安定したからと言って、物を取りに行くなどする際に目を離すことがないようにしましょう。タオルやおもちゃ、赤ちゃんの飲み物などはあらかじめ遊び場のそばに準備しておき、水の中でのおすわりが不安定な様子であれば、必ず支えてあげるようにしましょう。●(3)赤ちゃんの五感を刺激する遊びを用意して水遊びは、室内では体験できないことばかりが楽しめます。水の音や感触を思い切り楽しませてあげて。オススメなのは、動物やキャラクターが描かれたスポンジをパパやママが握り、水の底から手を離すとスポンジが飛び出て赤ちゃんがびっくり!という遊び。パパやママの「ポン!」という言葉とともに、物の変化や水しぶきで驚かせるのもポイント。また、いらなくなったカップや牛乳パック、ペットボトルなども赤ちゃんの格好のおもちゃ。小さな穴をあけてシャワーにしてみたり、水に浮かばせて遊んでみたり……。普段は必要のない物として処分してしまうものも、夏場は少しだけ取っておくといいかもしれません 。●(4)遊んだ後は体を十分温めて子どもが楽しんでいる様子でも、30分くらいで切り上げるようにしましょう 。ぬるま湯を張っていても、水温が下がっているので体が冷え、体力の消耗も早くなります。上がった後は温かいシャワーなどで十分に体を温めてあげましょう。水分補給も忘れずに!----------夏場でも、手軽にトライできる水遊び。ビニールプールの代わりに浴槽でも楽しめますし、お片付けも楽チンなところもうれしいですね。熱中症には十分気をつけて、親子で夏を楽しみましょう!【参考文献】・『最新月齢ごとに「見てわかる!」育児新百科』ベネッセコーポレーション・編【参考リンク】・子どもの事故の現状(2013年) | 岐阜県総合医療センター(PDF)()●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
2016年06月20日【ママからのご相談】子どもが少し大きくなり、大量のぬいぐるみや赤ちゃん用おもちゃの処分方法に困っています。愛着があるものが多く、燃えるゴミに出す気にはなかなかなれません。みなさんどうしているのでしょうか?●A. 捨てるもリサイクルもいろいろ! ママたちに処分法を聞いてみました。こんにちは。ご相談ありがとうございます。ママライターのmomoです。子どもが生まれてからプレゼントでいただいたり、どこかへ行ったときに買ってあげたり、おもちゃやぬいぐるみは成長と共にどんどん増えていきますよね。たしかに、みんなどうしているのか気になります。今回はママたちに実際のところどうしているのか聞いてみましたのでご紹介します。●(1)寄付する『乳児院や病院など、もらってくれるか電話で確認した後に寄付するようにしています。絵本なども喜んでもらえますよ』(8歳と10歳の女の子のママ)『発展途上国へ寄付する団体などをネットで探すと意外と多く出てきます。ワクチンへ変換 することができたりもするので、誰かの役に立つように送っています』(9歳と5歳の男の子のママ)多かった答えは、「寄付する」ということ。衣類のリサイクルは聞いたことがありますが、ぬいぐるみなどもリサイクル、リユースできる時代なのですね。いらないものが誰かのためになるのなら、うれしい限りです。●(2)販売する『出産祝いでいただいたものの中に高価なものがあったので、ネットオークション で販売しました。予想以上に高値がついたので、売れそうなものは売ってしまっています』(5歳女の子のママ)『もう我が家では使わないけどまだまだきれいなものは、フリマや幼稚園のバザー で販売しています。儲けというよりは、誰かに喜んでもらえれば、という気持ちで』(5歳男の子と0歳女の子のママ)ブランドもののぬいぐるみやアンティークのおもちゃなどは高値で売れる場合があります。捨てる前に売れそうなものか調べてみるのもいいかもしれませんね。高値で売らなくても、きれいなものならフリマやバザーで十分に売れる可能性があります。おもちゃやぬいぐるみは愛着があるものなので、次の持ち主を探してあげるのもいいですね。●(3)神社やお寺で供養してもらう『長年我が家にいたので魂があるような気がして、お寺で供養してもらってきました。しっかり別れも告げられてよかったです』(12歳男の子と8歳女の子のママ)ずっと一緒にいて愛着のあるぬいぐるみやおもちゃ。なんだか生きているような感覚もわいてきて、捨てるに捨てられないものですよね。そういう場合は神社やお寺で供養してくれるので、電話で聞いてみましょう。ちゃんとした“お別れ”をすることができますよ。----------大事にしていたからこそ、簡単には捨てられないものたち。新しい持ち主を探すも、捨てるも、家族で決めてみるのがいいでしょう。後悔のない“さよなら”をできるといいですね。●ライター/momo(ママライター、元モデル)
2016年06月18日【ママからのご相談】小学校に入学したばかりの息子がいるのですが、玄関の収納に悩んでいます。最近地震が増えているので、防災用品を玄関に置きたいのですが、収納スペースがなく廊下に出しっぱなしなので見栄えが悪い状態です。●A. 防災用品は部屋の中に収納するのがオススメ。こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。2015年に『パナソニック株式会社』が、主婦482人を対象に「クロークボックス:玄関収納アンケート調査」を実施しました。その調査結果をみると、「玄関で靴収納以外で困っていることは?」という質問に対して、「靴以外のモノを入れる場所が足りない」と回答した人が全体の7割弱で第1位でした。また、68人の人が「防災用品を玄関に置きたいが置けていない」と回答しています。このことから、玄関の収納に悩んでいる人が多く、また防災用品を玄関に置きたいと考えている方が多くいらっしゃることがわかります。●防災用品は玄関以外の場所がオススメお家の構造がわかりませんが、万一地震などで避難しなければならない事態が発生したとき、家の中のいる場所によっては、玄関から避難しない可能性も考えられます。また、玄関が倒壊してしまった場合、防災用品を取り出すことができなくなる恐れもあります。その上、廊下に出しっぱなしの防災用品が避難の邪魔をしてしまう という可能性もあります。そういった状況を考慮すると、防災用品は部屋の中で管理することがオススメです。防災用品は、避難場所に持っていくための「1次非常袋」 、避難後安全が確認できた後、自宅にもどったときに必要な「2次非常袋」 と分けて保管します。1次非常袋は家族一人ひとり用意し、部屋の中ですぐに持ち出せる場所に保管します。リュックなどに用意し、必要最低限、背負って走れるくらいの重さにとどめておきましょう。2次非常袋も、玄関ではなく部屋の中に分散して収納するのがオススメです。お家の中にスペースを確保できなければ、専用のケースに入れベランダや庭で管理する方法もあります。ただしこの場合、夏場はかなりの高温になるので、食品や医薬品を保管する場合は部屋の中にしてください。1か所にまとめて保管するのではなく、いくつかに分散して保管するようにしましょう。----------以上、防災用品の保管場所についてご紹介しました。保管した場所が倒壊してしまうと取り出すことが困難になる可能性があります。玄関の1か所に置くのではなく、室内に分散して収納することがオススメです。玄関以外の場所もご検討くださいね。【参考リンク】・クロークボックス:玄関収納アンケート調査 | Panasonic()●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)
2016年06月13日【ママからのご相談】2歳の子どもがいます。発達のゆっくりだったうちの子も、最近は反動のように動きまわりたがることが増え、外遊びができない梅雨の季節をどう過ごそうかと、不安になってきました。みなさん、どうなさっているのでしょうか。●A. 用意次第で、雨の日は“いいチャンス”になるかも!こんにちは、ライターの佐原チハルです。動きたい・遊びたい盛りの子どもがいると、梅雨の季節は悩ましいものですよね。特に集合住宅にお住まいの場合は、「家の中で暴れさせてしまうのは避けたい!」と考えている方も少なくないかと思います。そこで今回は、遊びたい盛りの子どもを育てたことのあるママさんたちに、雨の日の過ごし方について聞いてみました。●(1)知育系のおもちゃを用意しておいた『普段は外遊びばかりだったので、これは逆にいい機会かも、と、知育系のおもちゃ を用意してみた』(30代・ワーキングマザー)『お友達が、歌ったりダンスしたりしながら英語が勉強できる〜みたいなDVDを貸してくれたので、それをよく再生していた』(30代・専業ママ)英語のDVDを見せていた、というママは『思っていた以上に楽しめていて、簡単な数字やアルファベットは覚えてしまっていた。子どもの学習能力はすごい』とも聞かせてくれました。●(2)雨具を充実させておく『外で遊びたい盛りの子どもに、雨が降っているかどうかなんて関係ない…… 。外に行きたがってしかたがなかったので、しっかりとしたレインウエアを買って、ずっとお外をお散歩していました』(20代・専業ママ)『長靴で歩く・傘をさす、などの練習をしたり、ナメクジの観察をしたり、雨の日だからこそできることを楽しみました。お部屋遊びが本当にできない子だったので、仕方なく、という面もありますが……』(40代・ワーキングマザー)まだ小さい子どもの場合、「やりたい」と思ったことを我慢するのは特に難しいものです。室内遊びが苦手な子の場合、“親が諦める”という選択をするのが一番ストレスがない……という状況になることもあるでしょう。たしかに、雨の日には雨の日の楽しみが見つけられることもありますね。覚悟を決めて、雨の日の外遊びを楽しんでみるのもいいかもしれません。風邪をひかないよう、雨具対策はしっかりと行いましょう。●(3)“外だけど屋内”の場所へ行く『普段は行かないんですけど、子育て支援広場とか、児童館とか、図書館でやっている読み聞かせとかに足を運んでみました。別に必要ないって思っていたんですが、本当に助かりました……あぁいうのって大事なんだなって実感しました』(30代・ワーキングマザー)『電車が好きな子なので、目的地もなく、電車に乗りに行きました。ターミナル駅で行き交うのを見たり、入場券だけ買って新幹線を見に行ってみたり。子どもはとても楽しめていました』(30代・ワーキングマザー)子どもの気持ちと親の都合とが折り合わないこと、よくありますよね。そういうときに、お互いに合意できる“折衷案” を出して実行できる、というのは、雨の日以外でも大切なことなのかもしれません。----------以上、いかがでしたでしょうか。お住まいの環境によっては、難しいものもあったかもしれません。梅雨は、雨のせいで「子どもの気持ちと親の都合との対立」が目立つ季節ですね。けれど、雨の日ならではの楽しみを見つけたり、子どもの気持ちも尊重しつつ折り合いをつけていく“訓練”をしたりする機会として、利用もできそうです。よりストレスなく、楽しく過ごせるよう、がんばりましょう!●ライター/佐原チハル(フリーライター)
2016年06月05日こんにちは。ママライターの木村華子です。3人を育児中の私は、最近子どもたちの“独り言”に耳を傾けるのがマイブーム。思い巡らせたことがそのまま言葉になって出てくる彼らのつぶやきは、それぞれに個性やかわいらしい矛盾があり、 聞いていて飽きることがありません。未就学児がタブレットやスマートフォンを使いこなす昨今。子どもたちの独り言もまた、現代風に進化を遂げているのではないか?と感じることが増えました。とくに影響を受けていると感じられるのは、ネット上にアップされているゲーム実況動画の存在 です。ボソボソと何か喋りながらゲームをしているな……と耳をそばだてていると、ソロ実況をしながらゲームに没頭する息子の面白すぎる瞬間に出くわすこともしばしば。そこで今回は、現役ママたちに“実況風にゲームをする子どもたちの目撃エピソード”を伺ってみました。思った以上に経験者が多く、これは新たな“子育てあるある”になる予感……。彼らのプチ黒歴史にもなりそうな、かわいらしいソロ実況シーンをお楽しみください。●現役ママたちによる“実況風にゲームをする子どもたち”の目撃エピソード6つ!『マイクラをしながら、「はい!今回もマイクラってゆーゲームをやっていこうかと思うんですがね〜!」と実況するスタイルが定番になってる年長の息子。結構大きな声で喋ってるのに、私(ママ)が見てると分かると恥ずかしそうに黙ってしまう。あんなに大声で実況してるくせに、バレてないと思っているところがかわいい 』(6歳男の子のママ)『小1の息子はゲームを始めるとき、「えー、はじめての人ははじめまして。そうじゃない人はこんにちは」とか言ってる。最初は何言ってんのか分からなくて、後々子どもが見ている実況動画でのセリフ なんだと知った。よく覚えてるんだな〜と感心したのと、自分が小1のときってファミコンも持ってなくて、いつも田んぼでカエルとか捕まえてたのにな……と、ジェネレーションギャップを感じた。何か、未来ってスゴイ』(小1男の子のママ)『ゲーム実況じゃないけど、娘に新しいおもちゃを買ってあげたとき、キッズユーチューバー風におもちゃの解説を始めてくれた。なんでもまねしたい年頃なんだろうけど、聞いてるこっちが少し恥ずかしかった 』(5歳女の子のママ)『実況風にブツブツ言ってる息子の様子を、スマホでこっそり動画撮影してる。見つかると一気にトーンダウンするので、かなりこっそり撮って、後で動画を息子に見せて反応を楽しんでいる 。息子は毎回、スッゴイ恥ずかしがって嫌がる。もともとは実況風の独り言をやめさせるために始めたことなんだけど、最近は完全に反応を楽しむためにやってる』(小2男の子のママ)『ゲーム好きのパパの影響から、ゲームデビューも早かった息子。ゲームをするときにはゆっくり(動画などでしばしば登場するテキスト読み上げソフト調に)ひとり実況している。なんと日常の会話でもゆっくり調で喋ろうとする始末。忙しいときにあの声で話されると、分かっていてもイラっとする 』(6歳男の子のママ)『小2の息子が、やたらと「初見、初見」言っている。多分「初めて見た」みたいな意味なんだけど、そうじゃないときも「初見!」とおっしゃる。ゲーム中はもちろん、宿題の音読で分からない漢字があったとき も「分かんないよー初見だからさー」って……。初見じゃないよ!授業で習ってるはずだよ!』(小2男の子のママ)●一人ゲームに励むわが子を見つけたら、耳を傾けてみて!ソロ実況でゲームをしている子どもを目撃した際には、スマホの普及で登場した“テレビや絵本にスワイプする幼児”に出会ったときにも似た興奮があります。わが子がデジタルネイティブ世代なのだと、強烈に実感させられる瞬間ですね。これを嘆かわしいと感じるか、面白おかしく捉えるかは、ママごとに見解が異なるでしょう。しかし、当の子どもたちが楽しんでいることは紛れもない事実です 。頭のてっぺんから足の先まで、どっぷりとネットに浸かったわが子の成長を楽しみに見守ってみるのもオツなもの。一人でゲームに励むわが子を見つけたら、ぜひこっそり耳をそばだててみてはいかがでしょうか。●ライター/木村華子(ママライター)
2016年06月01日こんにちは、保育士ライターのyossyです。富士通テンが小学生の親子を対象に行った調査(2012年)によると、子どもの7割が1時間以上の長距離ドライブを退屈だと感じているとのこと。また、8割以上が渋滞中に暇だと感じているという結果でした。ただでさえイライラしがちなドライブ中の渋滞。子どもは大人よりも長時間待つことが苦手ですし、トラブルも起きがちです。「トイレに行きたい!」「気持ち悪い~!」「つまらない!」といった子どもの声に、焦ったりイライラしたりする経験があるママ・パパも多いのではないでしょうか。ここでは、子連れドライブでの渋滞対策法をご紹介します。●もしものときの安心グッズを用意まず、急にトイレに行きたくなった際や、気分が悪くなってしまったときのために、下記のものを車に載せておくことをオススメします。●携帯トイレ/おむつ長時間の渋滞の場合、大人でさえトイレを我慢できないことがあります。携帯トイレがあったほうが安心でしょう。おむつが外れたばかりの時期であれば、余ったおむつでもいいですね。ただし、急に「おむつをはいて用を足して」というと、子どものプライドが傷つき、嫌がる恐れがあります。「もしものときには、おむつをはいてもらうこともあるかも」ということを子どもに事前に話しておく といいでしょう。●着替え急な下痢や嘔吐で洋服が汚れることも考えられます。小学生以上の子であっても、着替えを手元においておきましょう。トランクに入れてしまうと、渋滞中に取り出せない ので注意が必要です。●ビニール袋(防臭のものがオススメ)用を足した後の携帯トイレや、おむつ、嘔吐物、汚れた着替えなどを入れる際に何かと役に立ちます。複数枚持っておくといいでしょう。●バスタオル着替えが必要になった際、車外から見えないように隠す ために使えます。また、チャイルドシート・ジュニアシートが汚れてしまったときに下に敷く、嘔吐物を処理する、といった使い道も。●除菌シート嘔吐やトイレの処理の際、子どもの体や親の手、汚れた車内を拭くのに使えます。●消臭スプレー携帯トイレを使った後や嘔吐してしまった後は、車内のにおいが強くなります。ほかの人まで気分が悪くなることがありますので、消臭スプレーがあると安心です。●子ども用の酔い止め普段から酔う子はあらかじめ飲んでおいたほうがいいですが、そうではない子の場合も持っておくと安心です。●ペットボトルの水薬を飲む際や、手についた汚れを軽く洗い流す (ビニール袋などの上で)際にも使えます。●ぐずり防止のための事前チェック5つ子どもが退屈せずに車内で過ごすことができれば、親もかなり楽になるはず!ぐずり・退屈防止に関しても、事前準備が大切です。●(1)遊べる場所をチェックしておく目的地の途中で子どもが休憩でき、さらに遊べる場所があると安心です。エンターテインメント施設でなくても、広い公園などでも構いません。ただの広場であっても、何か外で遊べる道具を持っていれば、十分子どもは楽しめますね。「飽きた場合にはここに寄ろう」という場所 を複数チェックしておくといいでしょう。●(2)眠りながら行ける時間に出発する可能であれば、子どもが車内で眠りやすい時間 に出発するのもいいでしょう。ただし、ドライバーの体調管理が必須です。また、普段から眠りが浅い子の場合は、本来寝ているはずの時間に起きてしまって体内時計が狂うリスクもあるので、要注意です。●(3)小分けに包装された食料思うように食事やおやつが食べられない可能性もあるので、食料や飲料は少し多めに準備しておきましょう。甘いものだけでなく、食事の代わりになるパンなどもあると安心です。暑い車内で食品が傷んで食中毒を起こしたら大変なので、常温OKの小分けに包装されているものを用意する、保冷バッグを用意する などの対策も大事です。●(4)子どもが好きなDVDやCDを用意可能であれば、子どもが気に入りそうなDVDやCD を車内で視聴するのもいいでしょう。DVDは、初めてみるものと、普段から見ているお気に入りのもの、両方あると安心。CDであれば、みんなで一緒に歌えるものだと、盛り上がりやすいです。●(5)おもちゃやなぞなぞの本をこっそり用意しておく小さい子であれば、この日のために内緒でおもちゃ を購入しておくのもオススメです。安価なものでも、しばらくはそちらに集中してくれるでしょう。大きな子であれば、なぞなぞやクイズの本 を用意しておくと、暇つぶしになります。----------渋滞中は身動きがとれないため、事前準備が何よりも肝心!しっかり準備しておけば、家族だけの楽しい車内空間になる可能性も大です。ぜひ参考にしながら、子連れの渋滞を乗り切ってください。【参考リンク】・小学生の親子340組に聞く『ドライブでの親子コミュニケーションに関する調査』 | 富士通テン(PDF)()●ライター/yossy(フリーライター)
2016年05月29日子どものおもちゃの定番として人気のミニカー。これまでに人気キャラクターや映画とのコラボものなど、さまざまなバージョンが発売されており、多くの子どもたちを魅了しています。そんな中、実はそのミニカーに、あの宅急便のクロネコヤマト仕様があるのをご存じですか?しかも、一部の子どもたちの間ではこの車、クロネコの車ということで、“にゃんにゃんブー”と呼ばれているというではありませんか。子どもにとっても身近な存在となったミニカーについて知るべく、クロネコヤマトへ取材しました!さっそくこのミニカーの購入場所を伺うと、実は販売されておらず、同社の クロネコメンバーズ に登録して貯まったポイントで交換ができるというもの。ちなみにミニカーの種類は、街中でよく見かけるクロネコヤマトのウォークスルー車、クール宅急便車、10tトラックの全3種類。クロネコヤマトによると、ミニカーは全て、ポイントキャンペーンを開始した平成24年8月からあるそうで、交換商品の中でも、かなりの人気を誇るそう。それもそのはず。並べてみるとよくわかるように、どれも精巧で本物そっくり!■ウォークスルー車■クール宅急便車再現されているのは見た目だけでなく、ミニカーのドアがサイドも後ろもちゃんと開き、細かな部分にもこだわりが。子どものために集めていたら、ママの方がコレクターになってしまった、なんて話にも納得してしまいます。■10tトラックちなみに道路やお店などのイラストが描かれたレジャーシートと、ミニカー2台がセットになった「クロネコヤマトミニカー・遊べるレジャーシートセット」(500ポイント)との交換もできます。ミニカーを走らせて遊ぶのにぴったりで、こちらも大好評なのだそう。子どもと猫も重宝してる? クロネコポイントの景品とは別にもう一つ、気になるアイテムが。クロネコヤマトで誰でも買うことができる段ボールで、ウォークスルー車をモチーフにした「ウォークスルーボックス」です。縦35cm、横52cm、高さ29cmという手ごろなサイズ。このボックスの窓の部分をカッターで切り取り、中に猫を入れて、顔を出す愛らしい姿を楽しんでいる飼い主さんが多い模様。価格は税込356円で販売されています。しかし、猫だけでなく、子どもの遊び道具にもなるんです。写真のようにカッターは使わず、ダンボールを組み立てて、上の部分だけ中に押し込んだ状態にするだけでOK。1~2歳の子どもなら、ダンボールの中に座らせて、パパやママが後ろから押せば車ごっこが楽しめますし、子ども自身が手押し車のようにダンボールを押して遊ぶことも。大人が見守っていれば安心です。ダンボールなので、絵を描いても◎! 気軽に工作も楽しめます。ミニカーもウォークスルーボックスも、特に働く車が好きな子どもにとっては、たまらないはず。子どもと一緒に遊べる可愛いおもちゃとして、重宝しそうです。いつも街で見かける車がおもちゃになってしまうのですから、子どもにとってはたまりません。荷物を送ったり受け取ったりするだけでポイントが貯まるそうなので、ネットショッピングをよく使うママは意外とすぐにポイントが貯まるかもしれませんね。
2016年05月23日小さいころから自分の想いをかたちにする経験を積んできた子どもは、小学校でも国語のお話づくりを楽しむことができます。元小学校教師だった私がおすすめしたいのは、親子でお絵かきしながらできる絵本づくり。うまく話せない子どもの気持ちもわかるようになります。■子どもは絵で気持ちを表現している私は小学校の先生をしていた経験があり、現在も子ども支援業務に携わっています。私自身の子育てや学校教育の現場で実践してきた体験をもとに、手づくり絵本のすすめと効果を紹介します。子どもたちは、ちょっとした空き時間に絵を描くことがよくあります。絵を描くのは「想いを自由にアウトプットする」手段のひとつ。インプットされるたくさんの情報を無意識に整理して、自分の気持ちを表に出すことでバランスをとっているのです。なにげないお絵描きは、その子らしい世界観にあふれているので、ぜひ注目してみてください。そして、1枚の絵から、たったひとつの絵本を親子で簡単につくることができるのです。■会話もはずむ吹きだし絵本づくり子どもが絵を描いていたら、「ママもいっしょにお絵かきしたいな」と声をかけてみましょう。「いいよ」と言ったら、どんなキャラクターでもいいので、ひとつ描きます。そのキャラクターに吹きだしをつけてください。「なにをしているの?」「こんにちは」「どこにいくの?」というような、会話を誘導する言葉を入れて、子どもの絵に話しかけることがポイントです。初めは言葉で答えてくれるでしょう。それを吹きだしで子どもの絵に加えます。次に、子どもの答えにあった絵を別の紙に描き、吹きだしでまた話しかけてみてください。それに応じて子どもが絵を描き、吹きだしを足すというパターンをくり返します。ママが誘導していた話しかけも、慣れてくると子どもが先に描くようになりますよ。■一緒に楽しむ時間が自分にとってもプラスになる初めての絵本は2、3ページで終わるかもしれませんが、くり返すうちにページ数も増えていくでしょう。背景を描いたり表紙をつくると、さらにグレードアップして絵本らしくなります。絵を描くのが苦手なママは、写真やチラシからキャラクターを切りぬいて貼りつけるだけでもOK。好きなように絵本づくりを楽しんで。吹きだしを使った会話は、自分の気持ちを表すのにとても効果的な学習支援ツールで、小学校でもさまざまな場面で活用されています。言葉でうまく表現できずにとまどっている子どもの支援にも使われています。とても簡単で楽しい絵本づくりを通して、思いもよらない子どもの気持ちに気づくことができるかもしれません。子どもと遊びを共有できる時間は思っているよりも短いもの。一緒に遊べるいまを思いっきり楽しむことが、将来の自分にきっとプラスになりますよ。
2016年05月14日【ママからのご相談】今春、小学校に入学した娘がいます。ランドセルの置き場について悩んでいます。毎日の宿題はリビングでやるのですが、次の日の支度などは自室で自分でやるようにさせています。 今は勉強机の上に置いていますが、今後宿題なども自室でやるようにさせたいので、ランドセル置き場を作りたいと考えています。●A. カラーボックスで専用スペースを作る、カゴに入れる、机やベッドに掛ける方法がオススメです。こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。パナホームが2009年11月に実施したご自宅の収納に関するWebアンケートで、『帰宅後のカバンやランドセルの置き場』として第1位がリビングで47.3%という結果が出ました。また第2位は子ども室で26.1%という結果でした。このことから、多くの人がカバンやランドセルをリビングに置いているということが分かります。●(1)カラーボックスで専用スペースを作るカラーボックスは安価で、組み立て式のモノもたくさん販売されています。そのため、カラーボックスは気軽に所有できる収納アイテムの1つ です。ランドセルはカラーボックスの上に置いて、棚の中に教科書など必要な道具も一緒にしまうこともできます。また、棚板の位置を変えることができるカラーボックスを選べば、カラーボックスの中にランドセルをしまうこともできます。教科書やノート、絵の具など収納しなければならないモノを同じ場所で管理できるので、次の日の支度がスムーズにでき、忘れ物の心配もありません。●(2)カゴに入れるホームセンターなどに行けば、ランドセルがすっぽり入る大きさ のカゴを購入できます。籐(とう)のカゴやキャラクターモノのかわいらしいカゴなどさまざまな種類のモノがありますので、お子さんご本人と相談して決めるといいですね。●(3)机やベッドに掛ける机のデザインがわからないのですが、机にフックをとりつけて、そこにランドセルを引っ掛ける方法だとモノの出し入れも簡単 です。また、ベッドを使っているのであれば、ベッドにフックを取り付ける方法も有効です。----------幅も奥行きもあるランドセルの収納場所についてご紹介いたしました。学校から帰ってきたら重たいランドセルがすぐに置けるよう、できるだけアクション数(動作回数)を少なくしてあげる ことがポイントです。お子さんと一緒に、お子さんの行動動線を考えながら決めることをオススメいたします。ぜひ参考になさってください。【参考リンク】・先輩ママ&パパに聞きました!子育てに関するみんなのほんね | パナホーム()●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)
2016年05月13日こんにちは、ライターの佐原チハルです。“いざというときに頼れる義父母がいる”というのは、とても心強いことですよね。けれどその一方で、ありがたいと感じているからこそ“言えない本音”を抱えてしまって、ストレスやトラブルになってしまっているという人たちも少なくありません。●(1)育児方針は、自分たちに合わせてほしい!『いろいろなことに興味の強い年頃の子なので、お店に行くと、欲しがるおもちゃもたくさんあります。際限がないので、うちではイベントごと以外ではあまりおもちゃは買わないようにしているのですが……。義父母が気にせず買い与えてしまうのに困っています』(30代・3歳児のママ)『子どもが「食べたい」というと、なんでも買ってあげてしまうのが困ります。卵アレルギーのある子なんですが、卵の使われているものも多いので』(30代・2歳児のママ)特にアレルギーへの意識 は、世代によって大きく違ってくることもありますね。2歳のお子さんは、自分から「これ卵使ってない?」と確認ができることも少なくないそうなのですが、場合によっては命にも関わることですので、不安も多いそうです。●(2)「子どもがかわいそう」は傷つきます……『保育園のお迎えに行ってもらったのですが、その後しきりに「子どもがかわいそう 」「仕事より子どもが大事でしょう? 」など言われるようになってしまいました』(20代・3歳児のママ)『慣らし保育中、子どもの送り迎えを頼んだ日がありました。まだ新しい園に慣れておらず、毎日大泣きだったころで……。「かわいそうで見ていられなかった 」と言われてしまいました。慣らし保育の間は私自身もそんな風に感じることもあるので、気持ちはわかるのですが……』(30代・1歳児のママ)“子どもにかわいそうな思いはさせたくない”と、ママだって思っている場合が多いですよね。そのせいもあって、ショックもより大きなものになってしまうようです。●(3)“次の子”について子どもの口を使って言わせるのはやめて!『最近、ぬいぐるみや人形で“お世話ごっこ”をして遊んでいるのですが、一緒に遊びながら「弟か妹がいたらうれしいね」「下の子ができたら、こうやってお世話してあげるお兄ちゃんになるんだよ」など話しかけているのを聞くと、どうしていいのかわからなくなります……』(20代・4歳児のママ)『子どもが突然「妹が欲しい!」と言い出したので驚いていたのですが、よく聞いてみたら「おばあちゃんが、妹がいると楽しいよって言ってた 」とのことで……。もう1〜2人産んだ方がいい、とは私自身もよく言われているのですが、子どもの口まで使うのかと、驚きを通り越して怒ってしまいました』(20代・3歳児のママ)子どもをつくる・つくらない(つくれる・つくれない)、というのは、家族間であっても当然、簡単には触れてほしくない話題ですよね。子どもの気持ちは尊重したい、という思いを持ったママも多い中“子どもの口”が使われてしまうのは、特に困ってしまいますね。----------こうしたストレス・トラブルを抱えたときに“ハッキリ嫌と伝える ”か“事故のようなものと捉えて受け流す ”かは、とても迷うところです。子どもの健康・安全にすぐさま関わるものであれば、しっかりと伝えることは必要です。しかし、そうでなければ、「こうした方がいい」という“正しい答え”と呼べるようなものは、残念ながらありません。状況や環境によって、また内容によって、答えも変わってきます。“言わない”でいる方が、円満にいられることもあるでしょう。一方で、言うことで関係性がより良いものになるケースも多くあります。パートナーとも共有・相談しつつ、一番いい形を模索できるといいですね。●ライター/佐原チハル(フリーライター)
2016年05月07日【ママからのご相談】中学校に通う娘がいるママです。掃除機の収納に悩んでいます。部屋の中に出しっぱなしなのは生活感が出てしまい、あまり好みません。とはいえ、奥の方にしまい込みすぎるのも、出し入れに手間がかかってしまいます。掃除機はどこにしまったらよいでしょうか?●A. 掃除機は壁掛けや、分解して押入れまたはクローゼットに入れたり専用の戸棚に収納しましょう。こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。積水ハウスが掃除機 をかける頻度について行ったアンケート調査で、「あなたのお宅にある掃除機の合計台数」についての質問で、2台と回答した人が全体の45.3%で第1位という結果になりました。また、無回答だった1.0%の人達を除いた99%が1台から4台以上あると回答しています。このことから、多くの方が掃除機を所有しているということが分かります。●ワンタッチで出し入れできる壁掛け収納掃除機を毎日使うのであれば、出し入れがスムーズにできる方法がオススメです。分解したり、折りたたんだりせずにそのままの状態で壁掛けできる方法 を検討してみてください。スティック型は、壁にフックなどを取り付けることができるのであれば、掃除機が床から離れる程度の高さの部分にフックをとりつけ、掃除機の持ち手をフックに取り付けます。ヨコ型の掃除機などは、ホースや柄の部分をひっかけられる位置にフックを取り付け、本体は床に置いた状態で立てて収納するという方法があります。●分解して押入れやクローゼットに収納する押入に収納する場合は、分解して、ホースを軽くたたんでから収納します。キャスター付きのラックなど、出し入れが簡単にできる専用のラック を用意し、そこに掃除機をしまってから押入れに収納します。クローゼットに収納したい場合は、分解せずに立てた状態で収納できるような工夫が必要です。●掃除機専用の戸棚を定位置にする掃除機を収納する専用の戸棚を用意します。専用の戸棚は、扉がついていて中が見えないようになっているモノがオススメです。ホームセンターなどでも購入できます。最近はオシャレで可愛らしいモノが増えていますので、専用の戸棚をリビングなどに置いても違和感がありません。----------今回は掃除機の収納方法についてご紹介しました。すぐに掃除に取りかかれるよう、出し入れを簡単にするのがオススメです。ご参考になさってください。【参考リンク】・住まいのデータ集掃除機をかける頻度 | 積水ハウス()●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)
2016年05月06日こんにちは。ファイナンシャルプランナーのyossyです。皆さんの家庭では、子どもにまつわるお金、どれくらいかかっていますか?食費や衣服費、学費などは最低限必要な費用なので別としましょう。子どもの要望に合わせておもちゃやお菓子、 ゲーム機・ゲームソフト等を買ってしまうと、積もり積もってかなりの出費になってしまいますよね……。子どもが「ごねれば買ってもらえる」と学んでしまっているケースもあり、対応に手を焼いているという家庭 もあるのではないでしょうか。そのような場合、思い切ってお小遣い制を導入して子どもに任せてみるのも手です。●親が購入したくないものは、一定金額内で子どもに任せる親が納得できる範囲で金額を決めてお小遣いを渡すようにすれば、不本意な出費を抑えることができます。「これ買ってー!」と子どもに言われても、「それはお小遣いで買ってね」と言ってしまえば渡したお小遣い以上の出費をすることはありません。小学生以降、子どもによっては幼稚園の年長以降であれば、ある程度自分の意思で「購入する・しない」を決めることもできる でしょう。もちろん、大人だって衝動的に買い物をしてしまうことがあるのです。子どもが自分で判断すれば、結果的に欲しいものが全て購入できないというケースのほうが多いかもしれません。しかし、それも子どもが選択した結果です。性格にもよりますが、ある程度自由な判断をする権利を持たされているので、単に「これは買いません!」と言うよりは子どもも納得しやすいでしょう。●お小遣い帳のチェックなど、サポートはしっかりとお小遣いを“あげっぱなし”でフォローなしというのはよくありませんね。本当に何に使ったのかわからない状況になると、たとえば“子ども同士で金銭の貸し借りをしていた” といったトラブルが起こることもあり得ます。やはり、毎月お小遣い帳をしっかりつけること、銀行口座を開設して毎月あまった分を預金すること、といった基本の流れをサポートしてあげましょう。また、「なんで欲しいものが買えないんだろう」などと悩んでいたら、ぜひ相談に乗ってあげてくださいね。節約になるうえ子どものマネー教育にもなるので、一石二鳥です。●単純に金額だけでほかの家庭と比較するのはナンセンスでは、いくらくらいのお小遣いをあげるのがいいのでしょうか。たとえば、ファイナンシャルプランナーの岩下桂子氏は、著書のなかで『年齢×400円』という指針を示しています。6歳で2,400円という計算になるので、高すぎるようにも感じますね。でも、これには理由があります。衣服代や上履き・文房具といった学用品などもお小遣いで買うという決まりになっているのです。生活に関するものも自分で管理する必要があるのですね。ということは、もしも子どもが小遣いのやりくりに失敗した場合、「お小遣いが貯まるまでキツイ上履きで過ごす」といった事態もないとは言い切れません……。お小遣いで支払う範囲を聞くと「逆に足りないのでは?」と思う家庭もあるかもしれませんね。もうひとつ例をあげてみましょう。Aさん宅は1,000円のお小遣いを毎月あげていて、Bさん宅は100円だったとします。一見Aさん宅は子どもを甘やかしているように見えるかもしれません。でも、おもちゃ・お菓子代も込みの1,000円だとしたら?そして、Bさん宅では子どもの望むままに別途5,000円以上毎月おもちゃを買い与えていたら?印象は真逆になりますよね。少し極端な例ですが、このように、金額だけではなく“どこまでをお小遣いで購入するか” まで同時に比較しないと、比べる意味がないのです。●どこまでお小遣いで払うのかを明確に大切なのは、「どこまでの範囲をお小遣いで払うのか」を明確にすること。ここが不明瞭だと、「まぁいっか」を繰り返しているうちにだんだんとお小遣いの意義が薄れてしまいます。迷うことがあれば、そのたびに家族会議を開くなどして“お小遣い”の定義を常にはっきりさせること を心掛けましょう。----------家計に優しく、子どものマネー教育にもなるお小遣い制度。ほかの家庭がどうしているのかというのも気になるでしょうが、金額だけにとらわれる必要はありません。「多すぎた!」「少なすぎた!」と失敗するのだって、親子ともにいい経験です。興味があれば、ぜひトライしてみてくださいね。諦めずに試行錯誤していくことで、その家庭にとってベストな方法にたどり着けるはずです。【参考文献】・『かしこい子どもを育てるおこづかいトレーニング』岩下桂子・著●ライター/yossy(フリーライター)
2016年04月26日【ママからのご相談】3歳と2か月の兄弟のママをしています。下の子どもがまだ小さく手がかかるので、どうしても家事まで十分手が回りません。わが家のリビングは常に物が散らかり放題の状態です。特に3歳の子どものミニカーや新幹線、 電車のおもちゃの収納がうまくいかず、こちらが「お片付けしようね」と声をかけても自分でお片付けができません。これから先、下の子どもがハイハイしてもいいようにスペースを確保したいので、おもちゃのために大きな家具を買い足すことは考えていません。既存の収納を活かして、子どもが自分でお片付けができるようにするにはどうしたらいいでしょうか。●A. お片付け達人になる方法を3つご紹介します。ご相談ありがとうございます。ママライター、インテリアコーディネーターのあしださきです。子どものおもちゃの収納でお困りとのこと、ご相談者様のお気持ちよくわかります!わが家は男の子2人を含む3人の子どもたちがおり、お片付け問題は常に頭を悩ませるテーマです。『株式会社フェリシモ』が2015年4月に実施したアンケートをご紹介します。子どもを持つ既婚女性218名に「家の中で片付けたい場所はどこか」を調査したところ、64%がリビング・ダイニングと答えています。小さい子どもがいる家庭では、一日のほとんどをリビング・ダイニングで過ごしますので、お子さんのおもちゃのお片付けスペースもリビングの一角に必要となることでしょう。また前出のアンケートで、子どもを持つ既婚女性196人に「片付けたくてもできない理由は何か」を調査したところ、48%が「時間がない」 と答えており、「子どもが散らかすから」と「家族が協力してくれない」の2つを合わせて69% という結果が出ました。このアンケートから、リビング・ダイニングを上手にお片付けするためには、・短時間でできること・子どもが自らお片付けできる工夫・普段家に居ることの少ないご主人でも分かる、シンプル収納の3つのコツで乗り越えることができるということが言えると思います。●(1)短時間で片付けたい短時間で片付けるために必要なひと工夫をご紹介したいと思います。お子さんのおもちゃは買ったときの箱から出し、そのおもちゃがすっぽりと入る大きさの浅いバスケットなどに入れてカラーボックスなどに収納すると、出すときもしまうときも箱に元通りに入れる作業が省けるのでおすすめです。以前、わが家ではレールをつなげてその上に電車を走らせるおもちゃや、木製レールのパーツと汽車のセットなどを、買ったときの箱のままリビングの小さなクローゼットにしまっていました。見た目にはすっきりと片づきますし、箱に入れるのが当たり前だと思っていました。しかし、遊びたいときは親が手伝わないと出すことができず、また出すのにもしまうのにも時間がかかる ことに気がつき、その収納方法を改めたところ大幅な時間短縮につながりました。●(2)子どもが自分でお片付けできる工夫まず、「リビングのおもちゃスペースはここ」と決めたら、そのスペースに置けるだけのおもちゃを厳選して選ぶこと。絶対数を減らすことで、子どもが自分のおもちゃはこれだと理解してくれるでしょう。置ききれないおもちゃは、将来の子ども部屋に置くか別の部屋に置いておき、時々リビングのおもちゃと入れ替える というのもおすすめです。数を減らしたら、種類をざっくりと分けてみます。絵本、乗り物系(電車と車)、ぬいぐるみ、お料理セット、お絵描き道具などと大きめのジャンル分けをして、それぞれ専用のバスケットなどを用意します。遊んだあとはそのバスケットにポイポイと放り込むことがお片付けです。簡単で楽しいと、子どもも自分でやりたいという意欲がわくでしょう。または、カラーボックスにピッタリ収まる引き出しを用意して、その引き出しの中にしまう方法も非常にスッキリと片づくのでオススメです。引き出しを選ぶときのポイントは、同じシリーズのものがサイズ違いでいくつも販売されているメーカーのもので揃えるということです。またシンプルで、飾りがないもの。おもちゃ収納が必要でなくなっても別の用途に使うことができ、無駄になりません。●(3)わかりやすいシンプルな収納普段おうちにいる時間が少ないご主人。休日に子どもと遊んでくれるのは大変うれしいのですが、遊んだ後っていつもよりお部屋がぐちゃぐちゃになってしまうんですよね……。片付ける場所と方法がわからないから、というのが理由でしょうから悪気はないようです。(1)(2)のポイントを押さえてシンプルでざっくりとグループ分けしておくことで、そんなパパでも簡単に片付けることができますし、今はざっとまとまっていればよしとしませんか?小さいお子さんのお世話に忙しい時期ですから、パパが片付けた大雑把な状態でもオッケーというように、ひとつひとつのバスケットの大きさはゆとりのあるものを選んでください。物が中で動くくらい がちょうどいいですよ。----------いかがでしたか?簡単な方法ばかりですが、経験上とても役に立っているものばかりです。上のお兄ちゃんは、忙しいママの味方にきっとなってくれると思いますよ。褒められてママがうれしそうだと「よーし、もっと頑張ろう」と思ってくれるものですし、自分でなんでもやってみたい、それをママに見ていてほしいという子どもの発達成長段階に合っている方法です。ぜひ参考になればうれしいです。【参考リンク】・整理と収納に関する意識調査 | 株式会社フェリシモ(PDF)()●ライター/あしださき(元モデル)
2016年04月25日こんにちは、ママライターのfurahaです。幼児期の子どもをもつママの悩みの種のひとつ、お片付け。毎日「片付けなさい!」と言っているママ、何度言っても片付けをしない子どもにイライラしているママも多いと思います。でも、実は片付けをしやすい環境 が整っていないと、子どもにとってお片付けはとても難しいことだとご存知でしたか?お子様がなかなか片付けをできるようにならない……というママ必見!子どもが進んで片付けをしたくなる方法を紹介します。●夢中で遊ぶことは子どもの脳の発達を促す!多くの子どもは、遊ぶとなると家にあるおもちゃを次々と出して、部屋の中を散らかしながら遊びますよね。大人からすれば、一つ遊んだら一つ片付けておけば、そんなに散らかることはないのに……と思わずにはいられません。しかし専門家によると、この夢中になって遊ぶというのがとても良いこと なのだとか。教育評論家の親野智可等先生は、著書『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』のなかで以下のように述べられています。**********『例えば、子どもが大好きなブロックに夢中になって遊んでいるとき、思考力、創造力など…脳はフル回転しています。まさに頭がよくなっていく真っ最中。しばらくして飽きてしまって“じゃあ、お絵かきしよう!”と、出しっぱなしで次に移ったとき脳は高速回転を続けたまま次にいけます。そうやって、出しっぱなしで何時間もフル回転の状態のまま楽しく遊ぶと、頭もスッキリ、気分も爽快。さらに、脳も鍛えられるのです』**********思いっきり散らかしながら無我夢中で遊ぶことは子どもの自然な姿であり、創造力や思考力を鍛えること にもなっている。そう思うと、多少散らかっていても大らかな気持ちで子どもを見守ることができるのではないでしょうか!?●お片付けタイムを決めてそのときに一気に片付ける!夢中で遊ぶのは子どもにとって良いことですが、遊びっぱなしで片付けをしないというのはいけません。夕食前やお風呂の前など片付けるタイミングを決めて、そのときに一気に片付けるようにしましょう。毎日同じタイミングに片付けることで、子どもにとってもわかりやすく、お片付けの習慣がつきやすいと思います。●子どもが片付けたくなる環境を整えよう!では、どうしたら子どもはお片付けタイムに進んで片付けられるようになってくれるのでしょうか?わが子が片付けをしないというママは、子どもが片付けやすい環境 が整っているかを見直してみましょう。●(1)子どもが片付けやすい収納にする・おもちゃ箱はフタのないものにする・箱に目印や写真をつけて、分類して片付けやすいようにする・表紙が見える絵本収納棚など、パッと見てどこに何があるのかわかる収納にする・収納場所は子どもがしまいやすい高さにするおもちゃ箱が開けにくかったり、物がしまいにくかったりする収納であれば、子どもは片付けたがりません。幼い子どもでもわかりやすい収納を心がけましょう。●(2)子どもの発達に合わせて少しずつ片付けをできるようにしてあげるいきなり1人でちゃんと片付けができる子はいません。まず初めは、部屋の隅におもちゃを集めるところから始めてみる。それができたら種類やサイズで分類、おもちゃ箱に自分で入れられるようになる、というように段階を踏んであげるといいでしょう。●(3)遊び感覚で片付ける「どっちが早くできるかママと競争ね!」と言って数を数えながら一緒に片付けたり、箱によっておもちゃを分類している場合は正しい箱におもちゃが入れられるかゲーム感覚で片付けをしてみたり。片付けが苦手な子には、遊びの延長線上で片付けができるようにしてあげるのもおすすめです。片付けができたらシールを貼る、というようなお片付け表を作ってあげる のも喜ぶと思います。●(4)片付けができたときは思いっきり褒めてあげる片付けに限らず育児全般にいえることですが、子どもは褒められるとそのことに対して得意なイメージ を持ち、次からも進んでやってみようと思えるようになります。少しでも片付けができたときは、「お片付け上手だね〜よくできたね〜」と褒めてあげてください。●物を大切にする心を育むことで片付けもできるようになる!?片付けないといけない理由、皆さんはお子様に何と伝えていますか!?大人の感覚からすると、片付けないと部屋が散らかるから、けじめがつかないから、部屋が散らかっていると物を踏んで怪我の原因になるから、といったところでしょうか。しかし、このようなことを言われても、恐らく小さい子どもはピンときません。そこでおすすめなのは、物を大切にする心を育んであげるということ!「おもちゃを出しっぱなしだと踏んじゃって、○○くんも大事なおもちゃもイタイイタイになっちゃうよ」「乱暴におもちゃをしまうと、大事なおもちゃが怪我しちゃうよ。遊べなくなるよ」というように、「大切な物だからちゃんとしまってあげないと」という気持ちが芽生えるようにわかりやすい言葉で伝えてあげるといいでしょう。何度言っても子どもが片付けをしないと、イライラしてしまったり、「片付けなさい!」と怒鳴ってしまったり、挙げ句の果てに結局自分で片付けてしまう。ついついそうなっちゃうママもいると思いますが、もちろんそれらは逆効果!子どもが片付けやすい環境を整えてあげて、親子で気持ちよく片付けができるように工夫できるといいですね。【参考文献】・『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』親野智可等・著●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)
2016年04月17日こんにちは。教育コンサルタントの佐藤理香です。いろいろなことを「自分でやりたい!」、でも気分を損ねるとすぐに「イヤイヤ!」となるのが2~3歳の子どもたち。私自身、2歳の子どもがいるのでよくわかります。一方で、育児雑誌や書籍、 インターネットでは、「トイレトレーニングやってますか?」「生活習慣を身につけましょう」「社会性を育てよう」などと言われ、ママにとってはプレッシャーもかかってくる時期 です。そこで今回は、2~3歳の子育てでみなさんが何に力を入れているのかを参考にして、なかなかうまくいかない現状をもとに、チャイルドコーチングアドバイザーの視点から“子どもができない理由”をお伝えしたいと思います。●2~3歳の子育てで力を入れていることは何?ベネッセが行った調査によると、子育てで力を入れていることの上位5つは以下のようになりました。・1位:他者への思いやりをもつこと……50.3%・2位:親子でたくさんふれあうこと……49.4%・3位:社会のマナーやルールを身につけること……43.5%・4位:基本的生活習慣を身につけること……42.1%・5位:自分でできることは自分ですること……35.7%確かに、親としては「できてほしいな」「力を入れたいな」と思う内容ばかりです。しかし、実際はいかがでしょうか?トイレに誘ってもそっぽを向いている、お友達のおもちゃを取ってしまう、一人で着替えができないなどなど、「できてほしいな」と「実際にできること」はだいぶ違うのではないでしょうか。「うちの子は何度注意してもわからない!」「繰り返し言ってもできるようにならない!」なんて頭をかかえていませんか?でも、大丈夫。これは普通です。 なぜなら理由があるからなんです。●子どもができない理由とは?大人には大人の事情があるように、子どもには子どもの事情があります。子どもができない理由は大きく2つあります。●(1)興味がない!「自分で!」ということが増えてきたので、一見、何事にもチャレンジしているように見えてしまう子どもたち。実際は、「自分が興味や関心があるもの」「単純に面白そうと思ったこと」のみを、“自分で”やりたいだけなのです。逆に、「楽しそう」「やってみたい」と思えないことは、自分からやるとは言わないはずです。つまり、親が力を入れたいと思っていることがあれば、それに遊びの要素を取り入れたり、子どもを面白おかしく誘ったりして「やってみたい!」とその気にさせることが必要 なんですね。●(2)何を言われているのかわからないこの時期は、お話しすることが上達してきます。「普通に話しても通じるわ」と思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、子どもは話の大筋をわかっているかもしれませんが、言葉の意味を十分に理解できるほど発達してはいない のです。親は言葉で伝えたと思っても、子どもは「?」「何を言われているんだろう」ということも。言葉だけでなく、お片づけを一緒にする、公園では「おもちゃを貸して」の行動を一緒にとるなど、行動のイメージを具体的に持たせることも必要です。----------いかがでしたか?「うちの子はまだ○○できない」と他人と比較して気をもむのではなく、「去年に比べると○○も、△△もできるようになった!」と、子ども自身の成長を経年で見たいものですね。【参考リンク】・幼児の生活アンケート | ベネッセ教育総合研究所()●ライター/佐藤理香(教育コンサルタント)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2016年03月31日【ママからのご相談】幼稚園に通う息子のママです。薬箱の収納に悩んでいます。子どもがけがをしたり、急な発熱をしたりしたときに備えて準備をしているつもりなのですが、いつのまにかぐちゃぐちゃになってしまいます。簡単に管理できて、 家族みんなが分かりやすい収納を教えてください。●A. 薬箱は持たないのがオススメ。こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。2012年に、「無印良品くらしの良品研究所」が救急用品などの収納や問題点についてアンケート調査を実施しました。救急用品の収納で問題に感じているところについて質問した結果、「整理しにくい」と回答した人が約60%、次いで「取り出しにくい」と回答した人が約40%という結果がでました。多くの方が薬箱として使う救急用品の収納に悩んでいる ということが分かります。●処方箋は本人のみ! 処方された病気やケガのみ!病院で処方していただくお薬は、その人の症状に合わせた薬です。余ったからといって取っておいて、別の方が飲むのは非常に危険 です。また、同じ症状であったとしても処方箋の内容が違う場合もあります。自己判断で余った薬を飲むのも控えるようにしましょう。●薬箱に入っている薬をすべて出す!まずは、薬箱に入っている薬をすべて取り出します。箱に入っている薬はいったん箱から取り出し 、中身をチェックします。薬を取り出した後のカラになったパッケージがあるようでしたら、切り取って処分しましょう。●出した薬を分類する!取り出した薬をひとつひとつ確認していきます。使用期限の切れた薬は処分しましょう。体温計の電池はありますか?もし電池切れなどをしている場合は電池を用意し、交換しておきます。絆創膏や冷却シートなどもチェックし、粘着力が弱くなっていそうだったり、変色したりしているモノ は処分します。残った薬を分類していきます。分類方法はいろいろありますが、下記のような分類を参考にしてみてください。(1)胃腸薬・下痢止め・整腸剤(2)風邪薬・咳止め・痛み止め(3)うがい薬・かゆみ止め・虫刺され・消毒・目薬(4)絆創膏・湿布・包帯・テープ・冷却シート(5)ピンセット・体温計●“分類”したら収納する!薬は家族みんなで使うモノなので、家族の共有スペースに収納するようにします。リビングの引き出しなどがオススメです。このとき、薬箱に薬を入れるのではなく、引き出しをひとつ薬専用にします 。その引き出しの中に、分類したときのグループごとに収納していきます。このとき、薬の箱や、効能や飲み方などが書かれた説明書は絶対に捨てないようにしましょう。インターネットで調べることはもちろん可能ですが、ご自分の体調が悪くつらいとき、お子さんがケガをしてしまったときなど、インターネットで検索するのは非常に煩わしく感じるはずです。説明書はすぐに取り出せるよう、薬と一緒に収納しておくのがベストです。----------薬の収納についてご紹介いたしました。毎日頻繁に使うわけではないですが、必要なときにすぐに取り出すことができるよう 、日頃から準備をしておきたいですね。薬箱は箱そのものがスペースを占領してしまうので、思い切って薬箱をなくし、引き出し収納にするとスッキリしますよ。お試しください。【参考リンク】・H&B おうちポーチについてのアンケート結果 | 報告無印商品くらしの良品研究所()●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)
2016年03月29日こんにちは。ライターのNANARUKAです。春から始まる新生活へ向けて、心身共に軽やかな気分でスタートできるよう、身の周りの整理整頓を始めている方も多いかもしれません。その際、困ってしまうのが子どもの品。 とりわけ赤ちゃん時代の物は処分するのに勇気がいるもの ではないでしょうか。ある程度大きくなった子どもが所有する物は、多くの専門家が「捨てるか取っておくかは本人と相談のうえ」と論じているように、子どもの成長のためにも親子で話し合って決めるべきですが、赤ちゃんのころの衣類、おもちゃ、記念品などは、親にとっても自分が父、母になった記念の品。スパッと断捨離するか保管するかは迷うところだと思います。みなさんは、かけがえのないもの、世界にひとつだけのものとどう向き合っているのでしょうか。参考になるアイデアも一緒に、先輩ママさんたちに取材しました。●“子どもの思い出品”を整理するアイデア集●ファーストシューズ『きょうだいみんなで使い回してボロボロですが、だからこそどうしても捨てられなかったので、片方だけ取ってあります 』(40代ママ)『サイズアウトした靴はすべて処分していますが、柔らかくて小さなファーストシューズだけはジップバックに入れて保管しています。子どもが大きくなったらぜひ見せてあげたいので』(30代ママ)●産着『小さく切ってかわいい瓶に入れて飾っています。時折眺めては、着ていた当時を思い出しています』(30代ママ)『端切れにして縫い合わせ、ファブリックパネル にして飾っています』(30代ママ)●産毛『3歳まで伸ばし続けた髪の毛をカットする際に毛筆にしました』(30代ママ)『手縫いのお守りの中 にほんの少しだけ入れました。育児に悩んだときに赤ちゃん時代を思い出すと頑張れます』(20代ママ)●写真『最近はデータ保存が主流ですが、写真はやはり紙で残したいので、点数を決めて定期的にプリントします。ポイントはひと月の上限枚数を決めること 』(30代ママ)『後ろ姿やブレた写真はモノクロプリントして額に入れれば、アートなインテリアに変身』(30代ママ)●音声『ビデオ録画ではなく音声だけの記録もおすすめ。音だけに集中できるので、息づかいや話の間などもよく感じ取ることができます』(40代ママ)『自分が子どものとき、親がカセットテープで日常会話を録音していて、大人になった今でもそれを聞けば当時の記憶が一気によみがえります。だから自分でも子どもとの会話をよく録音しています』(30代ママ)●本・書類『赤ちゃんのときに好きだった絵本はタイトルをメモして処分 しました。毎日読んでいても数年もたてば忘れてしまうと思ったので』(30代ママ)『保育園に通い始めたころのお便りは少しだけとってあります。赤ちゃんのころの園生活は忘れてしまいがちなので』(40代ママ)●作品『お絵描きは、味わい深いものだけをスクラップ』(20代ママ)『園から持ち帰ったらすぐに本人に持たせて写真撮影しておき、しばらくしたら処分します。小さい子の作品はとても壊れやすいので、持ってきたその日に記録に残してしまう のがポイント』(40代ママ)●木製のおもちゃ『劣化するものではないし、はやりすたりもない。品質の良い物は長持ちする ので、将来、孫ができたときのために取っておきます』(30代ママ)『デザイン性の高い木のおもちゃは、インテリアにもなじむので飾って楽しんでいます』(40代ママ)----------いかがでしたか?みなさんの工夫を凝らしたスマートな保管方法、まねしてみたいものばかりです。モノの整理と心の整理、自分のモノでさえなかなかスムーズにいかないものですが、それに子どもとの思い出も加わると断ち切るのはそう簡単なことではありませんよね。しかし、スペースは限られています。そして、これからもモノは増えていくことでしょう。定期的に見直し、折り合いをつけて、身も心も軽い毎日をすごしたいものですね。●ライター/NANARUKA(フリーライター)
2016年03月21日【ママからのご相談】2歳児のママです。最近、保育園や病院など、「遅れたくない」と思うお出かけのときに限って「行かない」とグズられてしまうことが多いです。目的地に着けば、楽しそうにしたりけろっとしていたりするのですが、到着するまでがとにかく大変です。何かスムーズにお出かけできるコツはないでしょうか。●A. 子どものペースを作る・ペースに合わせる作戦を立て、やり過ごすのみ!こんにちは、ライターの佐原チハルです。2歳児といえば、いわゆる“イヤイヤ期”の真っ最中 。ある程度の会話ができるからこそ、難しいものですよね。「こうすれば絶対に大丈夫!」という技は残念ながらありませんが、イヤイヤ期を乗り切った先輩ママたちに「私たちはこうしたよ」という体験談を聞いてみました。●“持って行かせる”作戦『お気に入りのおもちゃを持っていけば大抵ゴキゲンなので、持って行かせることにしていた』そう語ってくれたのは、現在6歳・4歳の2児のママさんです。『上の子は車のおもちゃ、下の子はぬいぐるみが好きだったので、出かけるときはそれを持たせるようにした。最初は「片付けなさい」って言っていたんですが、この時期の自己主張は大事に受け入れてあげたほうがいい って聞いて、じゃあまぁいいかな、と』ということです。『朝ごはんをなかなか食べてくれなくて。「じゃあもう今朝は諦めて保育園に連れて行っちゃおう」って思うくらい保育園に出発するギリギリになると、急に食べたいって言い出すので困っていました』こちらは、20代ワーキングマザーYさんの言葉です。『食べさせてから行くことにして、遅刻したりお腹空かせたまま保育園に連れて行っちゃったりしたんですが、最近は、両手にご飯を握らせたまま登園することにしています。だから朝ご飯は、持ちやすいパンとかおにぎりばかり。栄養のバランスは、園の給食と夕ご飯でカバーできるからいいかなって』その態勢にしてから朝の時間に余裕を持つことができるようになり、今はこの方法で満足しているとのことでした。●“行き先に楽しみを作る”作戦『うちの子は電車が好きなので、踏み切りを通る道を選んでる』(30代・ワーキングマザー)『好きなキャラクターのグッズをディスプレイしているお店があるので、それを見に行こうって言って誘い出す』(30代・専業ママ)『自動販売機にハマっているので、いくつあるか一緒に数えようって誘う』(30代・専業ママ)『病院の後は、近くのベンチでおやつを食べてもいいことにした。最近では「病院に行くよ」と言うと喜ぶようになった』(40代・ワーキングマザー)大切なのは“子どもの興味に気付ける ”こと。また、子どもが楽しいと感じられるものを外に作れるように、日頃から一緒に遊んだり話しかけたりして下地を作っておくことだそうです。●“諦める”を前提に事前準備をしましょう“イヤイヤ期”を超えた・超えている最中のママたちの声には、いくつかの共通点がありました。『いつかは言ってわかってもらえるようになるので、この期間はなだめつつ、諦める』ということです(ただし、大切なことはちゃんと言って伝え続けることも大事だそうです)。また、“諦める”と言っても、“持って行くおもちゃのメンテナンスをしっかりすること”や“持って行く食べ物は精査すること(糖分・塩分に気をつける、ある程度は食事の代替になるものを選ぶ)”や“興味の対象はすぐに変わるのでローテーションや新規開拓ができるように日々探しておくこと”など、すべきことは多々ある ようでした。どんな方法が合っているのかは、お子さんやママ、ご家庭によって変わってくるものと思います。“イヤイヤ期”の大切な自我の芽生えを潰すことなく、見守りながら、負担のない方法を探したいですね。●ライター/佐原チハル(フリーライター)
2016年03月18日【ママからのご相談】中学3年生の息子がいる専業主婦です。キッチンの収納に悩んでいます。床下収納があるのですが、こちらがうまく使えていません。どんなものを収納するのに適していますか?●A. キッチンの床下収納は「オフシーズンのキッチン用品」「非常時のための備蓄」「買い置きの食料品」などがオススメ。こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。2014年に、クックパッドと、SUUMOが共同で行ったキッチンに関するアンケートで、『普段使用してるキッチンの不満』について聞いたアンケート調査によると、1位が「作業スペースが少ない」、2位が「収納が少ない」、3位が「キッチン全体のスペースが少ない」という結果が出ました。今回は、多くの人が悩みがちなキッチンのスペース、床下収納のアイデアについてご提案します。●キッチンの床下収納のアイデア3選●(1)オフシーズンのキッチン用品普段使いではない、オフシーズンのキッチン用品を収納してみてはいかがでしょうか?床下収納庫の大きさにもよりますが、ホットプレートや土鍋、卓上コンロなど、普段は使わないけれど、使いたいときにサッと取り出したいモノ を収納するのに適しています。湿気がこもりやすいので、一緒に除湿剤を入れておきましょう。また、週1程度換気をすることをオススメします。●(2)非常時のための備蓄地震などの非常時に備え、お水や非常食などを収納します。ペットボトルや缶詰などのフタの部分に、わかりやすく賞味期限を書いておく と、うっかり期限切れで食べられなくなってしまったということを防ぐことができます。非常食を入れる場合も、除湿剤を一緒に入れておきましょう。換気するタイミングで、中のモノを時々チェックするようにします。賞味期限が近づいてきたら新しいモノに買い替えて、賞味期限が切れる前に食べきってしまうようにしましょう。●(3)買い置きの食料品いただきもののお酒、記念日やイベントのときだけに飲むワインをはじめ、買い置きしたお米やジュース、お茶やお水などの食料品を入れておくようにします。この場合は、除湿剤を一緒に入れていきます。「普段使わないモノを入れておくと忘れてしまう」という方は、あえて、たまに開けて出す必要のあるモノ を入れるという方法もオススメです。----------キッチンの床下収納の使い方についてご紹介いたしました。収納スペースが限られているキッチンでは有効に使いたい収納ですね。ただ、湿気がこもりやすいので、上手に管理していく必要があります。時々換気をするなどして、食品を収納する場合は賞味期限も忘れずにチェックするようにしましょう。【参考リンク】・「SUUMO」×「クックパッド」クックパッドユーザーに聞いた 『理想のキッチン』に関する調査 | リクルート住まいカンパニー()●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)
2016年03月05日【ママからのご相談】幼稚園に通う息子のママです。乾物の収納に悩んでいます。ムシなどの心配もあり、あまりしまい込みたくありません。今はシンクの脇に置かれている状態で、見栄えもよくないし、作業スペースを占領されてしまうので何とかしたいと思っています。よい方法があったら教えてください。●A. 乾物は“色別”“用途別”“種類別”に分類して収納するのがオススメです。こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。2014年に、『クックパッド』と『SUUMO』が共同で行った「理想のキッチン」に関する調査を実施しました。「普段使用してるキッチンの不満」についてのアンケートでは、1位…「作業スペースが少ない」2位…「収納が少ない」3位…「キッチン全体のスペースが少ない」4位…「シンクが狭い」5位…「食器や野菜などの水を切るスペースがない」という結果が出ました。多くの方がスペースが狭い、少ないと不満に思っている方が多いということが分かります。●乾物の分類アイデア3選●(1)“色別”に分類する乾物そのものの色別に分類するという方法はいかがでしょうか?例えば、ワカメやヒジキは黒ですね。切り干し大根や春雨は白です。乾物そのものの色で分けると、必要なときに探しやすくなります。また、料理の色合い を考えたいときなども、すぐに見つけることができますよ。乾物をすべて出し、あまり深く考え込まずに色分けしてみましょう。色分けした後は、立てて収納します。立てることによりパッケージが見やすく、すぐに探し出すことができます。●(2)“用途別”に分類するダシに使うことの多いシイタケや昆布、煮干しなどでまとめるなど、主な用途別に分類 する方法はいかがでしょうか?例えば、おみそ汁を作ろうと思ったときに、ダシグループから煮干しを出し、海藻グループから乾燥ワカメを出す、という具合にしておくとあまり考えずに取り出すことができますよ。●(3)“種類別”に分類する乾物にはいろいろな種類があります。豆類は、空気に触れさせた方がよい と言われているので、通気性の良い袋などがオススメですね。その他、種類ごとに分類していきます。●分類したら収納する!乾物類は、湿気を嫌います。ビンや密閉容器に入れておく場合、なるべく同じ種類のビンや密閉容器を使うと、見栄えがよくキレイです。また、ビンや密閉容器のフタなどに中身を書いたラベル を張っておくと、探すときに手間がかかりません。パントリーや棚に入れる場合は、多くても2列ぐらいまでにとどめておくと取り出しやすくなります。前列に使用頻度の高いモノ、後列に使用頻度の低いモノを収納していきます。また、使用頻度の低いモノは冷蔵庫に保存すると安心です。乾物類は直射日光を避け、風通しがよく、湿度・温度ともに低い場所に保存します。排水パイプのあるシンク下は温度変化が激しく湿気がこもりやすいで、食品の保存には向きません。----------乾物はつい油断して賞味期限切れになってしまうこともあるかと思います。栄養価の高い乾物をムダにしてしまうことのないよう、賞味期限を定期的にチェックし、期限前に食べきるようにしたいですね。【参考リンク】・「SUUMO」×「クックパッド」 クックパッドユーザーに聞いた 『理想のキッチン』に関する調査 | リクルート住まいカンパニー()●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)
2016年03月03日こんにちは。ライターのNANARUKAです。バッグが膨らんでしまう子どもとのお出かけ、みなさんはどうしていますか?もっとスマートにしたいけれど、着替え、食事、オムツなど、子どもの物はかさばる上にどれも欠かせない物ばかり。だからこそ、少しでも出し入れしやすい整ったバッグを目指したいものです。今回は、親子の荷物をスマートに収納するアイデアを集めました。●子どもの物は使うシーンごとに分類する子どもがグズった場合の、『おもちゃ・おやつ・飲み物』セット、オムツ替えコーナーにそのまま持って行ける『オムツ・おしりふき・着替え』セット、食事で使う『スタイ・カトラリー・お手ふき』セットなど、出先のいろいろなシーン別に袋に小分けしておけば、必要なときにサッと取り出せます。そんなとき、食品保存用のジップバッグ が便利。食品はもちろん、衣類やオムツもジップバッグに入れて圧縮すればコンパクトに持ち運べますし、汚れ物も密封できます。●適度に仕切って縦型収納を心がける仕切りのないお気に入りのバッグは、バッグインバッグやスパポーチを使えば機能的なマザーズバッグ に早変わり。そこへ分類したアイテムをできるだけ薄く収納し、高さをそろえた縦型収納を心がけます。ブリーフケースなどを活用して、ちょうど書類をファイリングするイメージです。高さをそろえることで小分けした荷物がバラつかなくなり、行方不明も防げます。●貴重品はミニショルダーに入れて身につけよう子どもの動きに気を取られていると自分の持ち物にまで注意を向けることができず、落とし物や置き忘れ経験のあるお母さんも多いようです。財布、鍵類、スマホなどは他の荷物とは分け、ポシェットやミニショルダー などにひとまとめにして、つねに身につけておきましょう。大きなバッグの中からお財布や鍵を探し出す手間を省けますし、盗難や紛失も防げます。----------いかがでしたか?子どもとのお出かけは準備段階から何かとバタバタするものですが、自分なりのルールを見つけて、お気に入りのバッグをよりスマートに、機能的に使いこなしてほしいと思います。【参考リンク】・ママバッグの選び方 | ベルメゾン()●ライター/NANARUKA(フリーライター)
2016年02月25日前編 では「赤ちゃんがおもちゃを取ろうとするのを邪魔してはいけないのはなぜか」ということについてお話ししました。後編では、赤ちゃんがおもちゃを取ろうとする行為がもたらす、発達への影響について解説します。最初からうまくはできない、根気よく見守って最初のうちこそ、あさっての方向に手を伸ばしたり距離感を間違えたりしていた赤ちゃんも、試行錯誤するうちにほどなく、問題なくおもちゃに触ることができるようになってきます。この時期の赤ちゃんはまだ、物をつかんで持ってくることができないでしょうから、手元まで持ってきてあげるなど、そういう部分だけは大人が手助けをしてもよいでしょう。ガラガラなどを赤ちゃんの近くに置いてあげれば、興味津々でがんばって握りしめ、振って音を出したりして遊び始めると思います。しかもそれは脳の訓練にもなるのです。このとき、持ったおもちゃなどをすぐに落としてしまうようであれば、赤ちゃんにとってはまだ重すぎるということですから、もっと軽い物に替えてあげるとよいでしょう。軽い物に変えたとしても、初めからうまくはできませんので、落としてしまうのは仕方ありません。ときどき拭いて、きれいにしておきましょう。生後4ヵ月~5ヵ月ぐらいになれば、赤ちゃんはおもちゃを自分の手でつかみ始めます。しかし、この頃にはまだ、大人のように親指とほかの手指を独立させて使うことができず、熊手のようにべたっとつかむようなやりかたしかできません。6ヵ月を過ぎる頃になると、ほかの4本の手指と親指を別々に扱って、大人がやるような物の握り方ができるようになり、生後9ヵ月を過ぎる頃には、手のひらで支えなくても指だけで物をつまむということができるようになります。時期に関しては個人差があります。たとえば生後7ヵ月ぐらいでも熊手つかみをしている赤ちゃんもめずらしくありません。焦らず見守ってあげてください。手を使う赤ちゃんは脳機能の発育も早い手は脳の出張所などとも言われ、体の中でも感覚器がたくさん集まっている場所です。ご存じの通り、触覚は体の中でいちばん敏感な部分です。手を使うことで得られる刺激は脳の発達には欠かせないものですから、赤ちゃんがどんどん手を使うように促してあげましょう。赤ちゃんは、指しゃぶりを本能的に行っていますが、これも指を刺激することで脳の発達に重要な意味を持っていると言えます。おもちゃをうまくつかむことができたら、褒めてあげるのを忘れないでくださいね。見ている側はイライラするかもしれませんが、失敗しても手助けはせずに見守り、成功したら褒めてあげるというのが原則です。(子育ての達人)
2016年01月24日まだ抵抗力がない赤ちゃんには、哺乳瓶だけでなく、おもちゃの消毒も必要です。中には「特に何もしていない」というママもいますが、できればおもちゃも消毒をして、赤ちゃんに害のない環境をつくってあげたいところ。今回は、赤ちゃんのおもちゃの消毒について考えてみましょう。■なぜ、赤ちゃんのおもちゃには消毒が必要なの? おもちゃの消毒をするのは、赤ちゃんが生まれて~生後6ヵ月頃までを目安にしておくとよいでしょう。赤ちゃんは生後6ヵ月前後になると、ハイハイをしたり何でも口の中に入れて確かめたりする時期に入るので、そうなると、いくら消毒をしても手が回らなくなります。フローリングやゴミ、ホコリなども体内に入ってしまうので、そのくらいの月齢になったら、いくらおもちゃだけを消毒をしても無意味になるはず。しかし、月齢がまだ低いうちは、体に害のあるものをなるべく取り入れないように、おもちゃを消毒して、ママが赤ちゃんを守ってあげる必要があります。■ピッタリな消毒方法を見つけようおもちゃの消毒方法はいろいろあります。いくつか例を挙げたので、おもちゃの素材や、家族のライフスタイルに合った方法を選ぶとよいでしょう。<赤ちゃんのおもちゃの消毒方法>・ミルトンなどの消毒液に浸ける・除菌シートで拭く・熱湯をかける・洗濯する・水洗いやぬれたタオルで拭く・除菌スプレーをする手軽に効果を期待できるのは、消毒液に浸ける方法。哺乳瓶を浸けている時に、おもちゃも一緒に入れておけば、一度に消毒できるので、時間を有効に使えます。洗濯OKな布絵本や赤ちゃん新聞などは、洗濯機で洗っておけば安心ですよね。洗えない素材のおもちゃや、時間がない時には除菌スプレーがおすすめ! シュッと吹きかけるだけで簡単に消毒できるので、忙しいママの強い味方となるでしょう。■消毒を見落としがちなおもちゃとは? おもちゃだけでなく、ぬいぐるみも消毒が必要。ぬいぐるみはカビやホコリなどが繁殖しやすいもの。小まめに消毒・除菌をしてアレルギーを予防しましょう。木のおもちゃの場合、スプレーや消毒液に浸けた後は、しっかりと乾かすことが大切。内部までしっかりと乾かしておかないと、そこからカビが繁殖する可能性もあるので、気をつけておきましょう。神経質になり過ぎる必要はないですが、安心して遊ばせるためや、赤ちゃんの健康のためにも、おもちゃの消毒は必要です。手間のかかる作業にはなりますが、安全に過ごすためには消毒が大切。赤ちゃんが、ある程度成長するまでは、小まめな消毒を日課にしておきましょう。
2015年06月02日広場や公園、お子さんが集まる公共の場に行くと、往々にして起こるのが「おもちゃの取り合い」です。親としては、お友だちとのトラブルを避け、できるだけ仲良く遊んで欲しいと思うもの。しかし、2歳を過ぎれば、たとえみんなで遊ぶためのおもちゃでも「これは自分のもの!」と所有を主張したくなったり、お友だちが使っているおもちゃがよく見えたりするのもごく自然なことです。そんな時、親としてはどのように対応することがベストなのでしょうか?■おもちゃを「取り合うこと」は、子どもの成長に必要なこと家でひとり遊びをしていたり、おとなと遊んだりしている時には、おもちゃを取り合うような状況は起こりません。実は、お子さんにとって、この「取り合い」という行為は、非常によい経験となります。独り占めしてはいけないことを知る、譲る、駆け引きするなど、ものを取り合うことで一度にたくさんの思いや学びを得ることができるのです。子育てサロンや児童館で小さい子が遊ぶ姿を見ることがありますが、子どもの年齢が低ければ低いほど、多くのママたちが子どもの後ろにぴったりとくっつき、ちょっとでもお友だちに近づくだけで「お友だちが使っているからダメよ!」と遮ってしまう場面をよく見かけます。実は、これはあまりよくないことなのです。ただ、お友だちに興味を持って近づいているだけかもしれないし、たとえおもちゃを取ろうとしていたとしても、ママが先回りしてお子さんのやることを遮ってしまうことは、子どもが自分自身で「これをやりたい!」と思って行動する気持ちを遮断してしまうことに繋がります。そうなると、お子さんはママの顔色を見て行動するようになったり、持っている好奇心を封じ込めてしまったりすることになるでしょう。■取り合いが起きてしまったら…とはいえ、トラブルはできるだけ避けたいもの。おもちゃの取り合いが起きてしまったら、親としてはどのように対処するのがよいのでしょうか。<まだ物の貸し借りが理解しにくい年齢の場合>なるべくケンカにならないように見守りながら声かけをするとよいでしょう。「●●ちゃんも使いたかったね。でも、○○くんも遊びたいんだって」と状況を説明し、「順番にしようか?」や「こういう時は、『かして』『どうぞ』と言うんだよ」などと教えてあげましょう。それでもダメな場合は、「こっちにこんな楽しいおもちゃあるよ!」と別の物で子どもの気を引く、という方法もおすすめです。<物の貸し借りが理解できるような年齢の場合>「どうやったら仲良く遊べるか、取り合いにならないか一緒に考える」という方法がとても有効です。「じゃあ、順番に遊ぼう」とか、「一緒に遊ぼう」とどちらかが言いだせばOK! 2人で相談して、お互いに譲ったり一緒に遊び始めたり、自分たちで解決策を見つけること自体が、とてもよい経験となります。ただし、自分が遊びたいものを「順番だから」といって、後からきたお友だちに譲るなんて嫌だ!と思うお子さんもいます。そこで言いがちなのは、「もし○○ちゃんが逆の立場だったらどう思う?」という声かけですが、実はこれが通用しないこともあるのです。「順番」という理論を重視して行動する子どもにとっては、相手の気持ちを想像することが難しい場合もあります。そんな時は、子どもの「僕が(私が)教えてあげる!」という気持ちがくすぐることがポイント。「どうやったら仲良く遊べるか教えて~」や「ママにどんな風にすれば楽しく遊べるか見せて~」といった言葉かけをしてみてください。だいたいの子どもが得意気になって、不思議と一緒に仲良く遊べるようになったりしますよ。過干渉のママが増加しているため、トラブルや想定外の状況に弱いお子さんや、好奇心がないお子さんが増えているという意見もあります。良い思いだけでなく、嫌な思いも含めて、なるべくたくさんの経験をお子さんにさせてあげることが健全な成長に繋がることでしょう。ただし、お友だちを叩くといった暴力的な行為に出た時は直ちに抑止して、別の方法を教えてあげることが必要です。
2015年02月19日ドロッとして、べたっとして、ひんやりした感触の不思議なおもちゃ、スライム。そんなスライムを家庭で作る方法をご紹介します。夏休みになると時間がいっぱい。できれば外で遊んできてほしいものの、日差しが強いと、さすがにお外遊びは厳しいものがあります。そうすると午後の長い時間をお部屋で過ごすことになるわけですが、ビデオやゲームばかりもちょっと嫌ですし、おもちゃで遊ぶのにも限界がありますよね。そんな時、我が家では、ダイニングテーブルを開放して、スライム作りをします。自分で作ると、色も自由自在。触感もひんやりしていて気持ちいいので、夏にぴったりです。いろんな色を作って、混ぜ合わせたらどんな色になるのか実験したり、クッキーの型を使って型抜きしたり、スライムを使っておままごとをしてみたり、遊び方も無限大です。1日経つと、ちょっと乾燥して、昨日とはまた違った感触を楽しむこともできます。作る過程から実験のように楽しめるので、時間を忘れて遊べちゃいますよ。■スライムの作り方<用意するもの>・ホウ砂(ホウシャ) 小さじ2・洗濯のり(成分がポリビニールアルコールのもの)100cc・絵の具(食紅でもOK)・ペットボトル・紙コップ・割りばし・水 25cc +100cc<作り方>1.ペットボトルに水を入れ、ホウ砂を少しずつ加えて溶かし、ホウ砂の不飽和水を作る。(水:ホウ砂=10:1で飽和になります。今回は水100ccに対し、ホウ砂小さじ2を使用)2.紙コップに水を25cc入れ、お好みの絵の具や食紅で色をつける。3.2で色水を作った紙コップに、洗濯のりを1の水と同量加えて混ぜる(今回の場合は100cc)。4.3の紙コップに1のホウ砂水を少しずつ加えながら混ぜる。かたまってきたら、一旦加えるのをやめて、よく混ぜる。その後、様子を見ながらホウ砂水を追加し、好みの硬さになったら出来上がり。砂場で砂鉄を集めてきて、絵の具の代わりに混ぜ合わせると、磁石に引き寄せられる不思議なスライムができます。ホウ砂は、目の消毒などに使われることが多い薬品で、薬局で売っています。「スライムを作りたいのです」と伝えれば購入できるはずです。少ししか使わないので、少量のものを購入するとよいでしょう(写真のホウ砂は、かなりの大容量です)。触って遊んでいる分には問題ありませんが、口に入れると毒性があるので注意しましょう。小さい子どもは口にものを入れなくなった以降に作るのがオススメです。楽しく遊んだ後は、きちんと手を洗いましょうね。
2014年08月25日夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
ドイツDE親バカ絵日記