帯同するコーチによって下の学年の起用機会、頻度が変わるチーム。積極的に起用してくれるコーチばかりなら経験を積めるけど、起用してくれないコーチの帯同が続くと試合に出られない。これが続くと、試合に出られる学年と出してもらえない学年の子たちで技術にもモチベーションにも差がつく。小学生年代なら均等に出場機会を与えてくれてもいいのでは?と悩むお母さんからのご相談です。出場機会の問題にモヤモヤしたり悩んでいる保護者の方も多いですよね。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、取材で得た知見をもとにアドバイスを授けますので参考にしてください。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<試合多すぎ!なのに上手な子ばかりが延々試合に出続ける不条理を何とかしてほしい問題<サッカーママからのご相談>こんにちは。息子(11歳)のチームの指導者についてご意見を聞かせて下さい。チームには10人以上コーチがいるのですが、監督がいません。コーチは、卒業生のお父さんや、在籍中の子の父親などのボランティアコーチです。子どもたちの人数が多くないので2学年で試合に行くことが多いのですが、下の学年の選手起用機会、頻度が試合に帯同するコーチによって違います。積極的に下の学年を起用するコーチだと、上の学年の試合でも必ず一度は出場させてもらえたりしますが、そうでない方だと、上の学年の試合ではベンチにいるだけ。練習試合でも、数分の出場のみ......ということもあり、試合当日のコーチが誰になるかによって考え方が変わる為、不公平が生じています。それが在籍中何年も続くとたくさん試合経験をした子(学年)と、そうでもない子(学年)に分かれてしまうのです。下の学年の起用に積極的なコーチが担当する学年の子たちはいつも楽しそうですし、たくさん試合経験を積めて上手くなっていますが、そうでないコーチが担当する学年の子たち(息子含む)は、モチベーションが上がらないようで淡々としていますし、出場機会の多い子たちに比べると上手くないです。機会の不公平さに、親の方も何だかモヤモヤした気持ちを抱えてしまいます。監督をたてない方針は構わないのですが、コーチたち全員のまとまった方針がないので育成の面で矛盾が生じていると思っています。まだ小学生なので、出場機会は均等にしてくれてもいいのでは。と感じているのですが、このような状態でも親は黙ってみているべきでしょうか。<島沢さんのアドバイス>ご相談のメールをいただき、ありがとうございます。毎回ご相談のメールだけでは判断が難しいものですが、今回は特に難解な事案ではあります。下の学年の選手を起用する機会や頻度が試合に帯同するコーチによって違っていて、試合当日のコーチが誰になるかによって変わる――という理解を私はしました。そうすると、下の学年の選手もたくさん出場させる人と、そうでない人が入れ代わり立ち代わり現れるわけで、均(なら)せば均等ではないかと感じます。違うのでしょうか。■黙って見守ることがマストではない。何をどう伝えるかがポイントいただいたご相談文だと、息子さんは現在「下の学年」ですね。そして、コーチは息子さんら下の学年を試合に出さないということですね。しかし、その方は今度は息子さんが「上の学年」になったときは、息子さんたちを出場させるということになります。例えば2年間くらいのスパンで言えば、試合の出場時間は同じになりそうな気もします。もちろん、このやり方がいいとは言いません。「小学生なので、出場機会は均等にしてくれてもいいのではと感じている」というお母様のご意見、もっともです。そして、親が黙ってみているべきか?という質問については、黙って見守ることがマストだとは私は思いません。このお母さんのケースでは、誰に対し、何を、どのように伝えるかが課題だと思います。クラブ(もしくは少年団)側が、例えば「みんなで作る、みんなのクラブ」をモットーにして、「みんなで意見を出し合っていいクラブにしましょう」と呼びかけているようであれば、意見はしやすい。しかし、息子さんが所属するクラブは、そんな感じでもなさそうです。では、どうするか。■一人で悩まず同じ意見を持つ保護者を集めようまずは、仲間を作りましょう。同じように、子どもたち全員に試合の出場機会を与えてほしいと考えている保護者を集めるのです。ひとつの要望として「こんなふうに考えてほしい」と話をまとめることが先決です。息子さん個人のことでとどまらないよう、チームの課題として考えてもらわなくてはいけません。次に、クラブの代表の方に要望を伝えましょう。監督は置かない慣習のようですが、ひとつの任意の集団なので一番上に立つ代表格の方はいらっしゃるかと思います。徒党を組むというイメージではなく、あくまでもひとり一人の子どもが楽しくサッカーをするために考えてほしいと伝えるのです。この連載の前回(91)で、『上手な子ばかりが延々試合に出続ける不条理を何とかしてほしい問題』を書いています。お母さんと同じように、子どもが試合に出られない不条理を訴えられています。私はこの記事の文中、「日本の少年サッカーの全員出場させない悪しき慣習には、四つのマイナス面がある」と書き、それを説明しました。サカイクのサイトからこの部分をコピーして渡してもよいかと思います。その際、絶対に感情的になってはいけません。まずは、日ごろボランティアでコーチを務めてくださることに感謝の意を伝え、できれば笑顔で主旨を伝えます。その際、当方の記事以外に、サカイクなどで報じられている他クラブや少年団の実践例や、池上正コーチの本なども添えて渡してもよいかと思います。そのように苦心されても、代表の方やコーチの方々からまったく話を受け付けず「クラブのことはクラブに任せて」と言われる可能性は高いでしょう。そもそも、日本サッカー協会のキッズ指導や、ライセンス取得の際に「試合に全員出場させる」ことは規定化されていません。ルールもなく、罰則もないので、コーチたちは技術が秀でた子どもの出場時間が長くなる傾向があります。したがって、全員を出場させるメリットや、逆に全員をプレーさせないリスクが伝えられていません。このため、多くのクラブにおいて、個人の育成やサッカーの普及、チームの底上げよりも、一つ一つの試合を勝つことにベクトルが向いているのが実情です。でも、だからといって、お子さんを他のクラブに移籍させるとか、サッカーをやめさせたりしないでください。■中学に入るまではなるべく楽しめるようにサポートしてあげること(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)11歳なのですでに上級生です。サッカーを遊びだととらえて、息子さんが中学生になるまでなるべく楽しめるようサポートしてあげてください。ゲーム形式の練習をたくさん行うスクールに通うことも一考です。国内でも海外でも、好きなチームの試合を親子でオンラインやテレビで一緒に観てもいいでしょう。試合に出られないことが、ダメだ、情けない。試合に出られないから上達しない。そんなネガティブな事柄を発信しないほうがいいです。試合に出られず一番残念なのも、焦っているのも息子さん本人です。子どもは親が思っている以上に、いろんなことを感じているし考えてもいます。試合以外の練習でサッカーを楽しむ。ミニゲームや紅白戦を目いっぱい楽しむ。そんな姿がお母さんはとても誇らしい。そんなことを伝えましょう。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2020年08月19日新型コロナウイルスの影響で、私たち家族の住む東京都でもおよそ2か月もの間、子どもたちは学校へ通うことができませんでした。特に、新1年生は学校生活が始まる前に休校になってしまったので、授業の遅れに不安を抱える保護者も多いのではないでしょうか。そこで、今回は現在高学年になる私の娘が、小学校1年生の夏休みにやっておいてよかったと感じる学習についてお話します。夏休み、漢字検定と算数検定を目標にしてみよう!私の娘が通う小学校では、先日保護者会が行われ、担任の先生からは、「1学期の学習範囲はほぼ終わったものの、休校で登校日数が少なく、駆け足で進んでしまった感があります」とお話がありました。また、逆に低学年などは、進度が遅く学習すべき単元が終えられなかった学級もあるかもしれません。親としては、わが子が1学期の授業内容をきちんと理解できているのか、覚えているのか不安になりますよね。算数は、わからないまま放っておくと苦手意識がついてしまうかもしれないし、漢字も1学期の範囲を覚えきれていないのに、新学期どんどん新しい漢字が出てくるのも負担になります。そこで、おすすめしたいのが、夏休みにスタートする算数検定と漢字検定の勉強です。検定を受けることで苦手意識が薄くなった娘は1年生の時に漢字検定と算数検定の両方を受験しており、その後も何回か漢字検定を受けています。検定後は、いつも母子ともども「やってよかった!」と強く感じています。初めて検定を受けた1年生の時。夏休みから少しずつ勉強し、10月に算数検定を受験し、11級に合格できました。当時は、算数の宿題にはとても時間がかかっていたのですが、その後は「算数はおもしろい!」と言うようになりました。また、漢字検定も、1年生の2月に10級を受験しました。結果は、漢字が苦手だったにも関わらず満点合格でした。どちらの検定も、受けた後に娘の勉強に対する苦手意識が薄くなっているのが感じられました。どちらの検定も対策しやすいのが◎漢字検定は、低学年の場合は試験範囲になる文字数も少なく、1年生に該当する10級では合格率が95%を超えることも。算数検定は、公式サイトで過去問をみることができます。1年生に該当する11級は、計算問題以外は、一見パズルのように見えるので、子どももそれほど抵抗なく問題に取り組めると思います。つまり、どちらの検定も、子どもの学年に該当する級を受ける場合、子ども自身も比較的勉強しやすく、親も教えやすいのです。結果的に、高得点を狙うこともできるかもしれません。継続は力なり!検定を利用して自信を養おう子どもに勉強させ続けるのは、とても根気がいります。しかし、算数検定や漢字検定対策を夏休みから無理のない範囲で少しづつ続けておけば、2学期に「夏休みの間がんばった!」という自信につながると思います。実際に検定を受けてみたら、子どもにも目に見えてわかりやすい成果がでるかもしれません。そこでもし高得点が取れたら、さらに自信になるし、また、残念ながら結果が出なかったり、得点が低かったとしても、目標に向かって頑張れたことはよい経験になると思います。新型コロナウイルスが流行している現在、状況によっては中止になるおそれもありますが、現時点ではどちらの検定も10月に試験日が設定されています。夏休みから漢字検定や算数検定を受けられるよう準備しておくことで、2学期に自信を持って臨めると思います。■日本漢字能力検定■日本数学検定協会(幼児・小学生)<文・写真:ライターeurope>
2020年08月08日監督が片っ端からカップ戦に申し込む。空いた休日も練習試合を入れたり試合が多すぎ。それなのに監督やコーチの子、うまい子しか試合に出さない。しかも、家族と過ごすことを前提として設けられている「家庭の日」はスポ少などもお休みの日とされているのに、それも無視。考えを改めてほしいけど、指導者に意見するなんて何事だという空気もあって言いにくいし、ほかに移籍するチームもない。どうすればいい?身も心も疲労困憊。というお母さんからのご質問です。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、取材で得た知見をもとにアドバイスを授けますので参考にしてください。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<コーチの差別的な対応があってサッカーをやめてしまった問題<サッカーママからのご相談>小学5年生の息子がスポーツ少年団に所属していますが、試合が多すぎて困っています。地域のリーグ戦に加え、他チームが主宰するカップ戦に監督が片っ端から申し込み、かろうじて空いていた日も自チームでカップ戦を主宰したり、急遽練習試合をいれたりするので土日がほぼ全て潰れます。地域では毎月第三日曜を「家庭の日」としてスポ少の活動を原則禁止していますが、監督は全く無視です。試合数が多い分、チームのいろんな子が起用される機会があればまだ良いのですが、監督やコーチの子と一部の上手な子ばかりが延々と出場し、そうでない子は最後の数分しか出られません。指導者に物申せば、ますます息子の出場時間が減らされるのが怖くて言えません。都会ではきちんと話し合いができるのかもしれませんが、私の地域では監督が偉い立場で、親が口を出すなんて何事だ、という古い価値観があります。移籍も考えましたが田舎のため他に行くチームがありません。せめて日曜日だけでも休ませて欲しいと思っております。私は平日フルタイムで働いており、土日はスポ少の手伝いで身も心も疲労困憊なのですが、世のサッカー少年の親はみんなこんな大変な思いをされているのですか。無理かもしれませんが、監督に何とかわかっていただくための伝え方などはあるのでしょうか。よろしくお願いいたします。<島沢さんのアドバイス>ご相談のメールをいただき、ありがとうございます。お母さんの「全員出場させてもらえない」という悩みは、少年サッカーが抱える大きな問題です。公式戦だと固定メンバーになりがちな問題は残しているものの、練習試合は平等にプレーさせるコーチは増えてきています。ところが、このご相談でお母さんは「試合数が多い分、チームのいろんな子が起用される機会があればまだ良いが、監督やコーチの子と一部の上手な子ばかりが延々と出場し、そうでない子は最後の数分しか出られない」と書かれています。ということは、練習試合でも「最後の数分だけ」なのかもしれませんね。サッカーはもちろん、スポーツは試合が一番楽しいに決まっています。しかも、お住まいが地方のほうで、通えるチームがそこしかない、という八方ふさがりな状態です。お母さんのやり切れない思いが伝わり、こちらまで胸が苦しくなってきました。■出場機会の偏りには四つのマイナスがある日本の少年サッカーの、全員出場させない悪しき慣習には、四つのマイナス面があると私は考えます。ひとつは、チーム力の底上げができないことです。上手な子だけが延々試合に出続ければ、出られない子のスキルは上がりません。対人スポーツのサッカーは力が匹敵した相手とプレーすることで成長していくのに、チーム内で実力がくっきり分かれてしまうと、拮抗した場面が生まれません。そうなると、やりがいがあってなおかつ楽しいサッカーからほど遠いものになってしまいます。ふたつめは、小学生は成長とともに体格も運動能力も変わることを、指導者が考えていないことです。そこを加味せず、勝つために低学年のころから足が速い子、体が大きい子ばかり起用すると、あとで伸びてきた選手が経験を積めません。逆に、ずっと試合に出続ける子どもは、一日に何試合もプレーしなくてはいけないので、全力でプレーしなくなります。つまり、走れない選手に育ってしまう。そして、なおかつ、活動過多で、足の甲を疲労骨折する、膝を壊すといった故障を抱えるリスクが上がります。三つめは、人権の問題です。コーチは子どもがサッカーを楽しむという人権を侵害してはいけません。ところが「補欠になったなら、その悔しさをぶつけろ」などと、謎の論理を振りかざします。そんな「俺についてこい」型の指導が根強い日本は、選手よりコーチの意見が強い。そこを緩和するため、以前は「アスリートファースト」などと言われました。この言葉は、スポーツ先進国の欧米では使われません。当然の概念だからです。近頃は日本では「アスリート・センタード・コーチング」と言われるようになりました。文字通り、選手が主役。主従関係が強いままでは、選手は主体的に動けません。主体的に動けないところに、未来につながる本当の意味の成長はありません。四つめのマイナス面は、全員出場をさせる文化でなければ、スポーツは勝利至上主義が過熱してしまいます。そのリスクをとっくの昔に理解しているドイツやフランスと言った欧州のサッカー強豪国は、過熱させないよう配慮して育成してきました。ノックアウト方式のトーナメント大会が少なくリーグ戦文化が根付いていたり、全国大会が実施されないのはそのためです。ブラジルでは、数十年前に全国大会を数年続けたら、ファンタジスタと呼ばれるような面白い選手が輩出されなくなりました。そこで全国大会を廃止したら、ようやくロナウドらが出てきたそうです。■全員試合に出すべき、という考えをまだ理解していない指導者も少なくないそんなこともあって、最近は子どもを全員出場させる指導者は増えつつあります。私が行動を共にしてきた少年サッカーコーチの池上正さんはいま、全国を回って「コロナをきっかけに少年サッカーを変えよう」と環境改善に地道に取り組まれています。と、ここまでご説明したように、少年サッカーは全員試合に出るべきです。お母さんの要望はなんら間違ってはいません。ただ、一方で、そのように考えて実践する指導者は非常に少ないうえに、その指導者たちを育成するコーチングデベロッパーの方々や、都道府県、区市町村のサッカー協会のトップの方もこのことを理解していない方は残念ながら少なくありません。サッカー少年の保護者向けのサイトはほかにもありますが、そのひとつにこんな文章を見つけました。「いつかは誰もが控えになる。そういう可能性があるということを知り、保護者が先に悲観しないのも大事です。保護者の悲観は子どもに移ります。控えで居続けることさえ、全然珍しくないことです。泰然と『時期』を待ってあげてください」これは間違っています。メディアでさえ、新たな価値観に気づいている人は少ないのが実情なのです。■自分一人の力で解決しようとせず、区市町村のサッカー協会にも相談をお住まいの関係上、今の所属先以外でサッカーをする環境はないようです。非常に難しいケースですが、以下にアドバイスをさせてください。まず、「監督に何とかわかっていただくための伝え方はあるか」との質問ですが、これはお母さんだけの力では無理だと思います。例えば、ほかのお母さんと同じ考えの保護者に、上記の私がお伝えしたリスクを説明し、一緒にお願いしに行くことも一案ですが、非常にハードルが高いでしょう。したがって、区市町村のサッカー協会に相談してみてはいかがでしょうか。サカイクの悩み相談をしたらこう言われた、と説明してもいいかと思います。「家庭の日」が定められているにかかわらず、休養を子どもに与えていない点も改善を訴えてはいかがでしょうか。区市町村のサッカー協会は、そのような役目を担っています。ただし、匿名だとスルーされるので、実名で話しつつ監督本人には名前を明かさないことを約束してもらってください。■中学以降も視野に入れ、お子さんに確認してほしいこと(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)そして、最後になりますが、子どもの意思を確認してください。5年生の今の状態で、満足しているのかどうか。サッカーが楽しいのかどうか。そのうえで、お母さんが「せめて日曜日だけでも休んでほしい」と思っていることなど、伝えてみましょう。中学生でどのスポーツをするかも話しながら、続ける、辞める、ほかのことをする。サッカーは週末の試合だけ休んで、他のスポーツもやる。いくつかの選択肢の中から答えを出してください。理不尽なことを子どものうちから我慢するのもいい経験だ、などとはまったく思いません。理不尽を感じなくなるほうが不幸です。ただ、そのなかで親子で寄り添った時間は大きな宝物になると思います。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2020年08月05日お子さんが1人生まれたご家庭では、もう1人子どもを考えるケースもあると思います。実際のご相談でも、「経済的に2人目はいつ産むといいですか?」とご質問をいただくこともあります。 子育てのしやすさや体調、お仕事の状況などから、適切な年齢差もそれぞれあると思います。今回は、マネープランの観点から1歳差~5歳差までの年齢差の主なメリット・デメリットをお伝えします。 1歳差の主なメリット・デメリットメリット①受験などの行事が重複しない②育児用品や衣料品を2人目に使いやすい③市区町村からの就園奨励補助金が加算されやすい④きょうだいが、同じ幼稚園・保育園の場合、割引を受けられる可能性がある デメリット受験などの行事が2年連続になり、学用品の購入や入試の費用も連続する 2歳差のおもなメリット・デメリットメリット①市区町村からの就園奨励補助金が加算されやすい②きょうだいと同じ幼稚園・保育園の場合、割引を受けられる可能性がある デメリット受験などの行事は重複しないが、上の子の受験時期と下の子の入学時期(例:中学3年と中学1年)が重なる 3歳差のおもなメリット・デメリットメリット①市区町村からの就園奨励補助金が加算されやすい②きょうだいが同じ幼稚園・保育園の場合、割引を受けられる可能性がある デメリット受験などの行事が重複する(例:高校3年と中学3年)ため、学費等の負担が集中しやすい 4~5歳差のおもなメリット・デメリットメリット幼稚園3年間や大学4年間の時期が重複しない デメリット①教育費を支払う期間が長くなる②育児用品や衣料品を買い替えることが多い いずれのケースにしても、かかる費用に大きな差ができるというよりは、子育て期間は短くなるものの、教育費を重複して支払う期間がある状況と、子育て期間は長いものの教育費を分散させる状況のどちらがいいかを決めることになります。 実際にお子さんが生まれてから社会人になるまでの20年~25年程度の収支について表にまとめると、どの時期に多くのお金がかかるかわかりやすくなります。そのため、2人目のお子さんを考えられている場合には、表をまとめて家計全般や教育費の推移を把握するといいでしょう。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2020年07月14日大人も子どもも楽しめる謎解き問題を数多く編み出し、今や謎解き王子として、「今夜はナゾトレ」(フジテレビ)や「おはスタ」(テレビ東京系列)などで大活躍中の松丸亮吾さん。現在は都内で一人暮らしをしていますが、大学3年生までは千葉県の実家で暮らしていたそう。そんな松丸さんに、思い出深い実家での数々のエピソードについてお話を伺いました。■ 4人兄弟の末っ子は、損な役回り!?実は4人兄弟の末っ子という松丸さん(抱っこされているのが松丸さん)。男の子4人兄弟だと遊びはもっぱらゲームだったそう。末っ子なだけあって、いつも兄たちに負かされてばかりの日々が続きます。「昔『スマッシュブラザーズ』っていうゲームがあって、敵を場外に追い出す格闘ゲームなんですけど、100戦中99戦くらいは僕が最初に追い出されて、そこからずっとゲームが終わるまで待つ、みたいな。そんなのが続いたら全然楽しくないんで、ポンって兄弟に手を出しちゃうじゃないですか。そうすると親が来て、殴るのはよくないって僕が注意されるっていう。超いじめられて、損な役回りですよ(笑)」■ 大学受験の時もLDKのダイニングテーブルで勉強東京大学で謎解きサークルの代表をつとめていた松丸さん。日本最難関の大学に入学するために、どのような環境で勉強していたのでしょうか?「家のスペース的に子ども1人にひと部屋は難しくて、自分だけの部屋はなかったです。次兄と僕でひとつの部屋を使っていました。でもその部屋では勉強せず、大学受験の時もLDKのダイニングテーブルで勉強してましたね」キッチンからリビングが見渡せる間取りだったため、両親も安心して家事が行えるよう、自然とリビング学習が定着したそうです。兄弟の誕生日にみんなでケーキを囲んで。6人家族の食卓はいつも大賑わい。食事や勉強はいつもこのテーブルで。■ リビングの壁には、けんかの際に開けてしまった穴が!写真は松丸さんの実家リビングの一角。「今思うとリビングで過ごす時間がかなり長かったですね。家族と話す時間も長かったし、ひとりになるってことが小さいときからあまりなかったです」リビングはテレビ番組の取り合いや、ゲームの勝敗にまつわるいざこざなどでいつもけんかの発生地に。そのため、テレビが置かれているリビングの一角の壁には、けんかの際に開けてしまった穴がいまだにそのまま残っているとか。■ 念願の子ども部屋を手に入れた頃には必要なくなっていたこちらは松丸さんの実家の間取り図。子どものころは自分だけの子ども部屋が欲しくてたまらなかったという松丸さん。兄弟の成長とともに、独立して一人暮らしをする兄弟もでてきたため、やっと松丸さんの自由に使える部屋が手に入るときがきました。「そのころにはもう必要なくなってしまっていて(笑)。大学のサークルで使った備品などの保存室みたいになっちゃいました」。実家を離れ一人暮らしを始めた現在でも、子ども部屋には荷物が山積みされて物置と化しているそうです。松丸亮吾さん謎解きクリエイター。東京大学に入学後、謎解き制作サークルの代表をつとめ、現在は自身が設立した謎解き制作会社RIDDLERの代表取締役を務める。謎解きブームの仕掛け人で、多くのメディアで活躍。シリーズ累計135万部の「東大ナゾトレ」の最新刊『東大ナゾトレSEASONⅡ 第3巻』(扶桑社刊)が好評発売中。※情報は「リライフプラス vol.37」掲載時のものです。
2020年07月12日発達凸凹長男、私立中学へ!いよいよ通学開始したけれど発達障害がある長男は、小6から受験勉強をはじめ、この春私立中学に入学しました。今回は発達凸凹中学受験シリーズ、最終話。中学入学後の生活とは…?中1の壁その1「通学の壁」Upload By スガカズ自宅から中学校までの通学経路はバス→電車(2回乗り換え)→徒歩で、1時間ほど。バスや電車は予想外の事が起こりやすいので、私は1ヶ月間付き添い、二人で電車の乗り降りする場所のルールを決めながら、少しずつ付き添う距離を縮めていきました。付き添い中に電車の遅延を経験しました。遅延すると電車が一気に混むので、付き添える時に「満員電車」を経験してもらうことにしました。※この時東京の感染者数は今ほど多くはありませんでした。Upload By スガカズ通学鞄を持ったまま体を支える手段がなく揺られること十数分。体の小さい長男にとって非常に辛い時間だったようです。電車を降りるころにはクタクタでした。「今度から遅延があったら、急行ではなく各駅停車に乗る」というルールにして、学校にもその旨を伝えました。ちなみに乗り換えが少なく遅延が少ない別ルートも試してみましたが、30分早く出ないといけませんし、乗り過ごしそうだし、他社線と間違えそうな条件だと感じたため、断念しました。現在はバス停までは付き添い、その後は一人で登校しています。先日電車が混み具合が悪くなったそうで、休憩してから登校(遅刻)したのだそうです。通学中こまめに水分補給をするようにしてからは大丈夫らしいのですが、また同じようなことが起こると思うので都度模索していこうと思います。中1の壁その2「学校生活の壁」Upload By スガカズ通ってみて痛感したのは、課題のスケジュール管理が難しいという事です。授業によって提出日が違ってくるので、見通しをつけることが苦手な長男は、かなり困惑していました。家庭でチャートを作ってみようと思い、担任の先生に相談すると、先生が「同じように把握しきれない子もいそうなので」との事でクラス共通のチェックシートを作っていただけました。その他にも一つひとつの行動が慎重だったり、過集中なので周囲より行動が遅れがちになります。先日は上履きの靴紐結びに時間がかかってしまい授業に遅れたそうなので、休日の間に蝶々結びや、解けにくい結び方を改めて練習しました。壁だけではなく、成長を感じることもUpload By スガカズ通い始めて思いもよらないことがありました。小学校までは服薬をしていましたが、本人が「もうお薬を飲まないでも自分の力で頑張れる」と言いだしたのです。服薬については、医師の判断を伺うことに。家庭や学校での様子を伝えた上で、「本人の意思を尊重しよう」という結論になりました。まだ服薬をやめてから1ヵ月半しか経っていませんが、本人や担任の先生から聞く限り、明らかな困り事はないようです。Upload By スガカズクラスには似たタイプの子が数人いるようで、少しずつ友達ができてきたようです。休日に会って遊ぶことは今のところ無いですが、オンラインゲーム上で会話しながら遊んでいます。長男は小学校まで、自分の考えが見えづらく、率先した意見が聞ける機会は少ない子でした。ですが、本番直前に志望校を決めたり、実際中学校に通い出してから集団に溶け込もうとしていたり、今回のように自分で物事を決めていく様子に、母親としては非常に驚いています。本人と母親(私)の希望から始まった今回の私立中学受験。行動を促したり環境を整えるのは親の役目だと思い、試行錯誤する日々でしたが、そんな中で長男は自分の力で物事を考え、意思決定をするようになりました。まだ、見通しが付かない故の発言も多いですが、こういった経験は人生できっと生かされていくだろうと感じました。まだ中学校生活が始まったばかりで、本人はやる気に満ちあふれていますが、失敗もして落ち込むこともあるだろうと思います。ですが、その時その時の本人の意思を大事にしつつ、引き続き見守っていこうと思います。
2020年07月09日最近の子どもは実年齢よりマイナス4歳ぐらい幼い印象の子が増えている、それは大人に原因がある。ということを前編でお送りしました。子どもが忘れ物をしてツライ思いをしないようにと、いつまでも学校の道具やサッカーの準備を親がすべてやってあげていませんか?進学塾「VAMOS」の代表で、日本サッカー協会登録仲介人として若手プロサッカー選手の育成も手がけ、アスリートと学習教育に共通する「成長プロセス」の体系化にも取り組む富永雄輔さんは、子どもの自立には勉強でもサッカーでも普段の生活の部分がとても大事だと言います。後編では、わが子を徐々に自立させるために保護者に意識していただきたいことを伺いました。(取材・文:前田陽子)(写真は少年サッカーのイメージです)<<前編:今どきの子は実年齢マイナス4歳幼い!?自分の事を自分でできる子にするために小学生の親が心得ておくこと■親に大切なのは我慢する勇気――子どもを甘やかしてしまう原因は何だと思いますか?子どもを子ども扱いして甘やかしてしまう原因のひとつに、SNSをはじめとする情報収集ツールがあると思っています。親御さん世代の人は盛んに使っていて、そこから典型的なマニュアルを入手している方もいるようですね。今の小学生の親世代は、ちょうど厳しい教えがNGとされてきた変換期で育っているため、教育への観念が同じ世代でも大きく異なります。そういった背景から親自身が結論を持っていないので自分の指針となるマニュアルを求める方が多いように思います。結果、「まだ子どもだから」「子どもを傷つけたくないから」など自分に都合のいい意見だけを切り取って子どもに対峙するので、子どもに甘くなるのだと思います。――親世代がちょうどマニュアルがあることが当たり前な世代ですよね。どうしても指針を欲してしまいます。親がブレると子どももブレます。親が真偽不明な情報に惑わされると子どもも混乱してしまうのはわかりますよね。また、甘やかされた子は勉強でもスポーツでも中途半端になってしまいます。自立させなければいけないことに、親は早く気が付かなければいけません。失敗した経験は子どもをおのずと成長させます。ですので早いうちにたくさんトライをして、たくさんエラーを経験させましょう。例えば、子どもが考えて実践した勉強のやり方で結果が出なくてもその方法を否定してはいけません。そのまま続けるのか、勉強法を変えるのか。それは子どもがまた考えて、トライすればいいのです。勉強なら、そんな経験を受験にまだ間に合う小学5年生、中学2年生の段階でたくさん失敗することは大切だと思います。失敗している間は、親は極力口出しを控えることも大事なことです。失敗を子どもに負わせ続けることを我慢する勇気が親に必要なのです。さらに、今は結果を見る時期なのか、経過を見るべき時期なのかを見極めること。勉強なら小5は過程を学ぶときで、小6は結果を見るときです。もっと短いスパンで考えてもいいですね。今度のテストは算数は結果を見て、苦手な国語はこれまでやってきたプロセスが良かったかどうかを見るとか。結果と過程のどちらに着目するかの基準を持っていると良いと思います。親が子どもにその時、何を学ばせたいかをはっきりすること。それをしないと、結局あれもこれもになってしまいます。■ゼロか100ではなく、徐々に手を放す――子どもの自立を考えたときに大切なのは日々の生活なのかなと思います。そう思います。現在海外で活躍しているサッカー選手の多くは、練習以外の時間を現地の言葉を習得するための勉強などに多くの時間を割いています。そういった努力はほとんど報道されませんが、一流選手たちは練習以外で努力していることがたくさんあります。親御さんにはそこに気づいてほしいですね。勉強にしてもサッカーにしても、上を目指すなら生活の部分がとても大事です。親が口を出し、手を出すことのすべてがダメではないと思いますよ。たとえば九九ができない子に割り算をしろと言っても無理なことです。ベースとなる知識は教えてあげないといけません。教えるステップと手を放すステップが重要なのですが、子どもが失敗することを心配して手を放せない親がとても多いと思います。いきなりすべてのことから手を放す必要はありません。部分ごとに手を放せばいいのです。例えばサッカーなら、練習場は試合会場まで一緒に行くけれど、準備はひとりでやらせる。試合会場へのアクセスを考えさせて、一緒に行くとか。少しずつで良いのです。いろいろな自立のさせ方があると思います。付くのと離れるのを段階的にすることを意識してほしいですね。中学生になったから、高校生になったからと、いきなりすべてをつき放すのではなく、子どもの様子を見ながら徐々にでいいと思います。そして親もトライ&エラーを繰り返していくこと。親がエラーする様子を見せることも、子どもにとっては「失敗してもいいんだ」という教訓になります。■親もアップデートが必要――子どもたちの習い事のスタートが低年齢化していると思います。やはり早く始めないとダメなのでしょうか?ひと昔前に比べて、塾もサッカーなどの習い事も、スタートする年齢が下がってきています。その結果、小1の段階でうまい子がたくさんいます。小学校から始めようとクラブに入った子が同じ練習をしたときに、幼稚園から始めていた子はできて、小学校から始めた子はできないということがたくさんあります。そんな時に小学校から始めた子が「自分はダメだ」とあきらめてしまう子がいるんです。できないのではなくて、やり方を知らないだけなのに。それなのに子どもも親も諦めてクラブを辞めてしまう、これはとても不幸なことだと思います。正当な競争をさせないことでつまづきやチャレンジがないので、ぬるい環境で甘えが出てきてしまうのです。そして甘えが多いと精神的に幼い子が増えます。そういった子を増やさないためには、正当な競争が必要だと思います。過度な椅子取りゲームは精神的にもきついですが、適度な刺激を子どもに与え続けると考え方は変わってくるはずです。一生懸命挑戦してみて、それでも思ったような結果が出なかったり、別の目標をに向かうことを決断することもあるかもしれません。ですが、目標を変えることは挫折ではなく新たなことへのチャレンジなのです。親はつい挫折をさせたくなくて手を出してしまいますが、チャレンジととらえられれば、応援することができるのではないでしょうか。今回のコロナ禍で実感された方も多いと思いますが、10年後どころか、少し先の将来は予想がつかない社会に変化する可能性もあるのです。大人が考えている以上に子どもを取り囲む環境は進化して、これまで以上に変わっていきます。AI、プログラミングなどを小学生時代から学ぶことは、親世代には経験がなかったこと。ですから、親もアップデートが必要です。向上心を持っている親は、子どもへの植え付け方がとても上手ですよ。子どものためにも、自分たちが変わることに躊躇しない親がいいですね。<<前編:今どきの子は実年齢マイナス4歳幼い!?自分の事を自分でできる子にするために小学生の親が心得ておくこと富永雄輔(とみなが・ゆうすけ)進学塾「VAMOS(バモス)」代表。京都大学を卒業後、東京・吉祥寺に幼稚園生から高校生まで通塾する進学塾「VAMOS」を設立。入塾テストを行わず、先着順で子どもを受け入れるスタイルでありながら、中学受験から高校受験、大学受験まで、毎年首都圏トップクラスの難関校合格率を誇る。少人数制の個別カリキュラムを組みながら、子供に合わせた独自の勉強法により驚異の合格率を実現して話題に。小さな学習塾ながら、論理的な学習法や、子供の自主自立を促し、自分で考える力の育成に効果的と、保護者から圧倒的な支持を集めている。日本サッカー協会登録仲介人として若手プロサッカー選手の育成も手がけ、アスリートと学習教育に共通する「成長プロセス」の体系化にも取り組んでいる。主な著書に『「急激に伸びる子」「伸び続ける子」には共通点があった!』(朝日新聞出版)、『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』(文響社)、『男の子の学力の伸ばし方』『女の子の学力の伸ばし方』(共にダイヤモンド社)、『それは子どもの学力が伸びるサイン!』(廣済堂出版)などがある。進学塾「VAMOS(バモス)」ホームページはこちら>>
2020年06月30日いよいよ受験目前!第一志望に向けて勉強していたはずが…発達障害がある長男は、中学受験を経てこの春から私立中学に進学しました。小6からスタートした受験勉強…いろんな人に支えてもらいながらも進め、いよいよ受験1か月前を切った時、急に第一志望校をうけないと言い出したのです…。Upload By スガカズUpload By スガカズ理由をたずねたところ、「将来ものづくりに関わる仕事がしたいから」ということでした。確かにその先の進路を見据えるとF中学校の方が良いのですが、最近F中学校への入学希望者がかなり増えているのと、今までE中学校の対策を中心にしていたので心配になりました。この時点で本番3週間前でした。Upload By スガカズF中学校の出題傾向はE中学校とは違います。比較的合格しやすい午前の4科目と難易度が上がる午後の2科目をうける事に。次の日も午前午後両方受ける事にしました。算数は合格点をクリアできそうでしたが、国語、理科、社会に課題がまだまだありそうでした。4科目の場合、2科目が合格点を取ればクリアです。苦手とする社会は捨てるにしても、国語と理科どちらかは合格点を取らなければいけません。塾、療育、家庭の三位一体Upload By スガカズ周りも本人もラストスパートです!希望校が変わる事や、1校だけ受ける事を言語聴覚士さんに伝えたところ、本番の2日前に特別に枠を作っていただけることになりました。そして最後の指導枠では、F中学校の国語の出題傾向に合わせた時間配分や、絶対に取っておきたい問題、取り掛かる順番など指導していただきました。(ちなみに、学習障害がある子どもの受験対策までしてくれる言語聴覚士さんはあまりいないそうです。出会いに恵まれたことをありがたく思っています)塾では、理科に絞って過去問対策をしていただきました。私は理科が苦手なので、教えることはできず…。本当に助かりました。長男は、(体調管理も考えて)直前の3日間は小学校をお休みし、私も仕事を休んで算数、国語の指導をすることにしました。長男自身はラストスパートだと理解をして、集中して繰り返し過去問を解き続けました。F中学校の出願数を確認すると、思った以上に多くて「本当に入れるのだろうか」と私は心配になりました。「これだけの数の人がF中学校に入りたいと思っているから、これで長男が入れたらラッキーだね!」と言いました。長男は「うん!入れたらすごい!」と言い笑っていました。見通しが立つ子だったら士気が下がる可能性もあるのかもと思いましたが、この時ばかりは「見通しが立ちづらい子で良かった」と受験を通して思える様になりました。直前は本当に「なる様になる」という気持ちで、もし本番で試験に受け続けることに疲れたなら本人の気持ちを大事にしようと思いました。そして当日…午前は好調!午後で不安にUpload By スガカズ午前は調子よく取り組むことができた様です。しかし、午後受験では問題の難易度がぐっと上がったこともあり、書けない所がちらほらあった様子。何時間もテストに向かうのは流石に疲れた様で、帰り道は「疲れた〜」「午後は自信ないなぁ…」と何度ももらしていました。午前の結果は夜にわかるのですが、次の日も午前、午後と試験が入っているので、午後のテストで解けなかった部分や漢字の勉強をして過ごしました。Upload By スガカズそしてその日の夜、受験した人数が昨年よりかなり増えたとの事で、予定していた時間から大幅にずれ、22時ごろに結果が発表されました。…無事に合格しました。あまりはしゃぐタイプの子ではないのですが、長男は両手を挙げて喜んでいました!Upload By スガカズ「諦めないでよかった」と本人は言っていましたが、私も同じ気持ちでした。本当に長かったしいろんな方に助けられた一年でしたが無事に終わりました。なぜ1校に絞った?振り返ると私に反省点今回ドタバタな中で模索した中学受験でしたが、振り返ってみると1つ反省点がありました。それは、1月に他県で試験を受けた際の学校選び。わが家は東京に住んでいるのですが、2月が本番で近隣で1月本番の県がある場合、「お試し受験」を受ける家庭が多いのだそうです。近くの県が1月本番だったので、家から比較的近くて偏差値が合っている1校を受けました。結果合格をいただき本人も自信がついたわけですが、うれしさのあまり「F中学校に合格しない場合は、(1月受験で合格した)他県の中学校に通う」と本人が決めたのです。他県を先に受ける場合はたとえ目的が「入学」ではないにしても、「本人に合う学校」を選んだ方がリスク回避になると感じました。それには、受験を決めたころからもっと全体を見据えて行動しておけばよかったのかも知れません。とはいえ本命を1つに絞ることで対策がしやすくなったため、結果本人が決めた中学校に合格して良かったと思います。次回は中学受験シリーズ最終話です。コロナの影響で流動的ではありましたが、休校期間から実際に中学校に通い出した現在のお話になります。
2020年06月29日みなさんのお子さんは、年齢なりに自分の事を自分でできますか?親御さんがあれこれ手をかけたり、「こうしなさい」と先回りして口出ししてしまっていませんか。わが子がつまづいて挫折してほしくないばかりに親がつまづきそうな要因を取り除いてしまう......。そうすることが子どもの自立を阻んでいるとしたら?「最近の子どもは実年齢よりマイナス4歳ぐらい幼い印象の子が増えている」と、進学塾「VAMOS」の代表で、日本サッカー協会登録仲介人として若手プロサッカー選手の育成も手がけ、アスリートと学習教育に共通する「成長プロセス」の体系化にも取り組む富永雄輔さんは言います。はたしてそれはなぜでしょうか。子どもを年齢なりに自立させるために親はどうすればいいのかを伺いましたのでご覧ください。(取材・文:前田陽子)(写真は少年サッカーのイメージです)■以前に比べて、子どもたちは実年齢より4歳幼い!?――大学入試に親が同行することが普通となりつつありますが、どう思われていますか?受験のみ、住まい探しなどは別の機会に行う前提ですが、保護者世代の方々の経験として、遠方に入試に行く際に、子どもが女子だとまれに親御さんが会場まで一緒に行く方もいたと思いますが、男子の場合はなかったですよね。最近は男女問わず親がついていくことも増えつつあり、子どもの方も親と一緒に行くのが安心という子もいるようです。そういった、自分で行動する面なども含め、今の子たちは実年齢より4歳くらい幼い印象です。ここ5~6年、特に男の子に幼さが残っていると感じることが多いですね。同様の事は、同業者の中でも聞くことが増えました。「幼い」と聞くとネガティブなイメージを持つかもしれませんが、悪いことばかりではないと思います。どの子もずっと幼いままでいるわけではなく、成長が緩やかなだけで、どこかで追いつきますので、たとえ今お子さんが他の子より精神的に未熟だとしても心配しすぎないでください。では、どうして今の子どもたちが幼いかというと、子どもたちがダメージを受けると立ち上がれないからです。「挫折したら立ち上がれない」「レールを外れたら戻れない」という空気があり、それでも立ち上がれる子はいるのですが、多くの場合は自分の子が大きな挫折をしたら立ち上がれないことがわかっているから、わが子にダメージを与えないようにと親が先回りをして、つまづく要素を取り除いてしまう。その悪循環が突き進みすぎていると感じています。――確かに。子どもたちを守ってあげたいという気持ちはわかりますが。それで社会に出て大丈夫かと心配になります。生物の世界には生存競争があって、勝ち残らなければいけないという本能があります。少し前から「徒競走で順位をつけない」「サッカーでレギュラーを決めない」「成績をつけない」という動きがあります。サッカーで選手全員にチャンスを与えようという主旨はわかりますが、社会に出て全員が同じ条件で同様なチャンスが与えられることは100%ありません。子どもの幼さを増長している要因のひとつは、大人がチャンスを強制的に与えるからだと考えています。昔の部活では、部内の競争を経て18名のメンバーが決められ、そこからスタメンの11名を目指す。全員に与えられたチャンスを生かせるか、生かせないかは個人の努力や力で、その過程が子どもたちを成長させました。けれど、今の子どもたちはチャンスが過度に与えられることで競争する必要がない=無理やり成長をしなくて良くなっているのです。■子どもが幼いのではなく、大人が幼い子どもを作っている――プロとして活躍している選手たちの子ども時代はもっと大人だったと思いますか?近年様々なジャンルでトップ層の子どもは考えがしっかりして成熟している子も多いと思います。サッカーでいうと、今、スペインで活躍している久保建英選手は18歳ですが、20年前の18歳に比べて格段と大人です。インタビューの受け答えなども、とてもしっかりしていますよね。勉強でも東大に入って「東大王」などに出ている子たちは、勉強だけでなく、幅広い知識や柔軟な発想が求められるクイズもできる。どの子も非常に要領が良くて、セルフプロデュースに長けているんです。天が二物を与えた子がたくさん出てきている一方で、前述したように幼い子どもたちも増えているという状況です。――同年代の子どもたちで差が出るのは、なぜでしょう。今の子どもたちは自分で選択せず、大人が与えた環境の中で過ごしています。それは子どもにとって言い訳しやすい状況です。そういう状況を大人が用意し続けた結果が、子どもの成長を妨げていると感じています。『親が出すぎる→過度な公平な機会を与える→順位を付けない→厳しくしない→成長しない』そんな循環ができてしまっています。順位付けをしない、厳しくしないというのは、指導者からするととても楽なことなのです。チームを強化する必要がないので、子どもたちを公平に扱うことさえすればいいだけですから。プロセスに重点を置いて楽しもうという方針にも利点はたくさんありますが、結果を求められないことは指導者にとって非常に楽という側面もあるのです。今の子どもたちはいろいろなことから守られすぎている結果、幼さが残っているのかなと思いますね。何でもかんでも厳しくしなければいけないとは言いません。けれど、競争をさせたら出来る子はたくさんいます。子どもは頑張れるのに、大人がその環境を取り除いてしまうので、頑張り方を知らない子が多すぎるのです。■親は現実を直視しよう――親はどう接していくべきだと考えますか?親御さんの多くが、現実を直視できていないと感じています。日本代表やオリンピック代表を見れば、おのずと過保護で伸びる子が少ないというのはわかるはず。サッカーは飛び級が許されているので、高校生でプロになる子も少なくありません。プロになったら何歳であろうと大人と一緒にプレーをします。15~16歳で大人扱いをしてあげなければいけないことに、親が早く気が付くことが重要です。プロを目指しているのではないので......。と思う人もいるかもしれません。けれど、自分の学年より上のカテゴリーの試合に出る機会がサッカーには多くあります。上の年代の人たちと一緒にプレーをして、自分の意見を言う。そういう環境は身近にあると思います。子どもは勝手に大きくなりません。親の関わり方によって、子どもの成長が変わることを肝に銘ずること。親が周囲の人たちにどう接していくべきかを考え、実行することで子どもの今後が左右されるのです。富永雄輔(とみなが・ゆうすけ)進学塾「VAMOS(バモス)」代表。京都大学を卒業後、東京・吉祥寺に幼稚園生から高校生まで通塾する進学塾「VAMOS」を設立。入塾テストを行わず、先着順で子どもを受け入れるスタイルでありながら、中学受験から高校受験、大学受験まで、毎年首都圏トップクラスの難関校合格率を誇る。少人数制の個別カリキュラムを組みながら、子供に合わせた独自の勉強法により驚異の合格率を実現して話題に。小さな学習塾ながら、論理的な学習法や、子供の自主自立を促し、自分で考える力の育成に効果的と、保護者から圧倒的な支持を集めている。日本サッカー協会登録仲介人として若手プロサッカー選手の育成も手がけ、アスリートと学習教育に共通する「成長プロセス」の体系化にも取り組んでいる。主な著書に『「急激に伸びる子」「伸び続ける子」には共通点があった!』(朝日新聞出版)、『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』(文響社)、『男の子の学力の伸ばし方』『女の子の学力の伸ばし方』(共にダイヤモンド社)、『それは子どもの学力が伸びるサイン!』(廣済堂出版)などがある。進学塾「VAMOS(バモス)」ホームページはこちら>>
2020年06月22日ASDの長男のパニック対応…これまでの対応Upload By スガカズ長男にはASDがあり、対人関係の苦手さやこだわりによってまわりの人から強く言われる事があります。小学1~4年生頃はパニックになりがちで、帰宅して押し入れにこもったり、時には自分で自分をたたいた事もありました。そういった場面に直面した場合は、その行動には触れず、長男がキラキラする言葉をつぶやいてみたり、右手と左手の人差し指を差出し、「こっち(右手人差し指)はYES、こっち(左手人差し指)はNO。どっちを選ぶ?」など、選択しやすくする工夫で切り替えてもらうなどの対応をしていました。親子のコミュニケーションでも、パニックになりづらい声かけを意識していました。受験が近づいてきて…親もピリピリ。とうとう父親がしびれを切らして…!Upload By スガカズ年末年始で本番が近づいてきたある日の休日、いつもの様に長男は外出して3~4時間勉強、私はその支援をする予定でした。パパと残りのきょうだいは、家で留守番です。ところが本人は弟と遊ぶことに集中して、なかなか次の行動に移れませんでした。この時期は夫婦の間で緊張した空気が流れていました。パパがいよいよしびれをきらして、いつもより強く叱りました。Upload By スガカズ長男は勉強しないつもりではなく、目の前の「遊びたい」欲求と戦っていましたが、強く叱られたことでパニックまではいかないものの、落ち込み…「何のために勉強しているのかわからなくなってきた」「頑張っても怒られるくらいなら、受験するなんて決めなきゃ良かった」と言い泣いてしまいました。そんな長男に旦那は、「自分のことしか見えていない。受験勉強のために家族も頑張っているのに、自分だけが頑張っていると思っている。」と、ひと言。Upload By スガカズしばらくしてパパが長男に怒った理由を説明しました。わが家のパパは、普段しゃべる方ではないのですが、その分気まぐれで発言を変えたりしません。「やる」と決めたことは「やる」性格です。そのため、長男が「受験をやめる」と言えば、「じゃあやめよう。」と、さっと幕をひくことに抵抗がないのです。(私は今までの長男の努力など考えると、とてもじゃないですが同じ様な決断はできません)そんなパパの警告の意味を長男は理解したのと、「約束を守ることで得られること」を振り返ったようでした。その後はさっと切り替えることができました。母親として少しかわいそうな気もしますが、この先の中学校生活を考えると、敢えて障害物を与えることも大事なのだと理解しました。親子喧嘩は増えたけれど、キラキラ言葉も忘れないように…Upload By スガカズ長男は、中学受験勉強をきっかけに、家での遊びと勉強の切り替えが上手くいかず、大なり小なり叱られる回数は増えました。受験で親も焦り、叱りがちになってしまいます。でも、次の行動に移った時や、注意散漫になっている時、リラックスしている時など、私はなるべくキラキラ言葉を忘れないようにしようと心がけました。受験勉強でいろんな経験ができたので、子どももずいぶん成長した様に思います。もちろん親としては志望校に受かってほしいのはやまやまなのですが、8ヶ月間を通して「できない自分」を責める機会がグンと減り、もし受験した私立中学校に入れなかったとしても、公立中学校でやっていけそうだと感じるほど、自信がついていると感じました。さて、いよいよ試験本番の話にうつります。これまで第一希望と第二希望の学校のために勉強に取り組んできた長男でしたが、1月に本人がある決断をして、状況が変わってしまいました。次回、詳しくお話したいと思います。
2020年06月18日編集部:学研キッズネット編集部学習塾の無料検索サイト『塾ログ』を運営する株式会社FREEMINDは、2020年5月28日(木)より、同サイトにて、2020年6月・7月(※)の入塾金が無料の学習塾を紹介する『入塾金無料キャンペーン』特集ページをオープンしました。※塾によって実施月が異なります。塾で学びたい子どもたちを応援!新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、春にスタートがきれなかった学生様、また、学校が臨時休校となり、お子様の学力低下や学力格差の拡大を心配されている保護者様が数多くいらっしゃるかと思います。そこで、塾ログでは、『入塾金無料キャンペーン』を実施している学習塾の特集ページをオープンすることで、塾で学びたい子どもたちと、その未来を応援したいと考えています。塾ログの特徴『塾ログ』は2019年3月にオープンして以降、リリースから1年で累計44万人が利用するなど、多くの皆様にご愛用いただいている国内最大級の塾検索サイトです。掲載教室数は約52,000件。“ぴったり”の塾をより探しやすくするための検索機能が充実しているほか、口コミを参考に複数の教室へまとめて資料請求できるなど、保護者様や学生の皆様が本当に必要としている学習塾のリアルな情報が簡単に手に入ります。ユーザー登録不要で利用料も完全無料のため、安心してご利用いただけます。■株式会社FREEMIND会社概要商号:株式会社FREEMIND代表者:代表取締役北田 秀司所在地:〒604-0875京都市中京区車屋町通竹屋町上る砂金町403番地 田丸産業ビル1F設立:1988年3月事業内容:・システム開発/Web基幹システム、e-learningシステム、グループウェア、医療・教育関連のシステムなどの受託開発、導入、運用保守・ネットワーク構築・Webサイト制作等・学習塾、英語教室、小学校などを対象とした、子ども英語教室「Lepton」のフランチャイズ事業・小学生・中学生を主対象とした、コミュニケーション英語能力テスト「Junior English Test(JET)」の実施運営・多読・多聴・eラーニングが一体となった、コミュニケーション英語の自立学習教材「Lepton Reading FARM」の販売■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月28日編集部:学研キッズネット編集部株式会社QLEAが運営する高校受験教育情報サイト「School Post 高校受験ナビ」は、2020年5月29日(金)18時より公式HPにて、長引く休校で高校入試に不安を抱える受験生向けた「都立高校推薦入試対策オンラインセミナー」を開催と合わせ、受験生の自宅学習を応援する「授業リクエスト」を受付開始することを発表しました。対策講座開催の背景新型コロナウイルスにより長引く休校で、「先生との進路相談ができず、推薦入試に向けた対策をどうすれば良いか分からない。」「高校説明会自粛が続き、情報が入らない。」など、高校推薦入試に不安を抱える多くの声が、高校受験情報サイト「School Post高校受験ナビ」に集まりました。これらの不安の声を受け、高校推薦入試合格を目指す受験生や受験生の子を持つ保護者のみなさまに、高校入試に向けた対策法を知ってもらい、いま何をするべきか考え、受験に対し前向きに取り組むきっかけとなればという想いから、「都立高校推薦入試対策オンラインセミナー」を企画・開催いたしました。都立高校推薦入試に特化したセミナー内容となりますが、全国の私立・公立高校における推薦入試対策にもご参考いただけます。さらに今回、推薦入試対策に重要な内申点を上げるための振り返り学習として、受験生の自宅学習を応援する「授業リクエスト」を受付開始。School Post高校受験ナビでは、リクエストが多く集まった授業を今後無料オンライン講座として配信し、全国の受験生を応援してまいります。【「都立高校推薦入試対策オンラインセミナー」プログラム】・合格・不合格の分かれ道!合格への5つの関門とは?・高校推薦入試に「受かる子」の5つの特徴 / 「落ちる子」の3つの特徴・合格に向けて、いまからするべきこと・合格に向けた1年間のスケジュール。都立高校推薦入試の日程他※都立高校推薦入試に特化したセミナー内容となりますが、全国の私立・公立高校における推薦入試対策にもご参考いただけます。高校推薦入試対策オンラインセミナー 概要〈 講師/School Post高校受験ナビ主宰:石井 知哉〉早稲田大学卒業。東京都の塾業界で指導歴25年。豊富な実践経験に裏付けられた独自の理論とメソッドに基づき、小学校~大学受験まで、幅広い教科・年齢・学力層を対象に、個々の成長を最大限引き出す指導を得意とする。現在は、東京都大田区で個別指導塾2校舎の教務・運営を統括する傍ら、千代田区麹町に超少人数制個人指導道場「合格ゼミ」を開設。自ら教鞭を執り、多くの受験生を人気校・難関校合格に導いている。「School Post 高校受験ナビ」をはじめ、多くの教育系メディアからの取材・教育に関する記事を執筆。■高校推薦入試対策オンラインセミナー概要日時:2020年5月29日(金)18:00〜配信開始開催形式:公式HPにてオンライン配信(Youtube)対象:全国の受験生(中学1年生〜3年生)または受験生の子を持つ保護者参加費:無料■School Post 高校受験ナビとは「School Post高校受験ナビ」は “首都圏の高校受験を控える子どもの親御さん”のための教育情報サイト。学校の取り組みと、学習のテクニックを発信し、お子さんの進路の選択肢を増やすことを目指しています。公式HP:■企業情報会社名:株式会社QLEA本社:東京都千代田区麹町1-8 高砂ビル3F代表者:代表取締役 鳥越 隆文■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月28日発達障害長男の中学受験わが家の発達凸凹の長男は、4月から大学附属の私立中学校に通っています。中学受験に向けてスタートしたのは小学6年から!初めての経験でまさにドタバタな1年間でした。そもそもなぜわが家が長男の私立進学を考えるようになったのか、受験勉強にはどのように取り組んだのかを連載シリーズでご紹介します。今回は第4話です!長男の集中力とモチベーション、どうあげる?Upload By スガカズ受験勉強に重要なこと――それは、本人に合った環境と、モチベーションが重要ということです。それはみんな同じだと思います。ただ、発達凸凹な長男にはその状態を維持するのが難しい…。平日は私が仕事をしているので、日中はもちろん、帰宅後もごはん、小学校の宿題、お風呂…と、慌ただしく、長男中心に支援することは難しい。その上、きょうだいが話しかけたりTVを見てしまったりもします。夏休みなど、長期休暇の時期は特に大事な時期と言われていたので、どうすれば私の目の届かないところで長男が勉強に集中できるのかを必死で考えました。Upload By スガカズ夏休みのある日、長男を連れて会社に向かうことにしました。片道1時間で、大人でも大変な中がんばってくれました。会社といってもオフィスの中に入れるわけではなく、会社のすぐ近くの休憩スペースに長男を連れて行きました。そこでは沢山の人が休憩・飲食・デスクワークをしています。「お母さんがランチで迎えに行くまでの3時間と、ランチが終わってから1時間勉強しようね」というルールにしました。この体験は長男にとって楽しいものになりました。とはいえ、すぐにやる気スイッチオン!となったわけではないのですけどね…。Upload By スガカズ大人に近づいた気分になって、さらに中学校に通うイメージがついた様で、本人が「明日もついて行く」と言いました。それ以降長期休暇時の日課になりました。本人の型にはまった環境を見つけてからは、塾、外(図書館など)、家庭の3つの環境で勉強する内容など、ルールを設けることにしました。Upload By スガカズUpload By スガカズ塾以外の勉強はマンツーマンです。もともと小さいころから運筆が苦手だったり処理速度が低いことから算数で途中式が抜ける傾向がありそうだったり、「旅人算」「食塩水」の問題など、図にすると解きやすい問題を敬遠しがちだったので、本人のレベルに合わせて問題を図を交えて解いてもらいました。直前までなかなか定着しなかったのですが、年末年始になってようやくやる気になり、解けるようになりました。苦手なことに取り組む姿勢が変わったのは、前回のコラムで紹介した言語聴覚士さんのお陰でもあります。この時期は年末年始。いよいよ本番目前になりました。これまで色々と右往左往しながらも勉強をがんばってくれている長男でしたが、家族はそれなりにストレスも抱えていました。次回は家族間で起こった受験ならではのトラブルについてお話したいと思います。
2020年05月28日編集部:学研キッズネット編集部HUSTAR株式会社が運営する、オンライン学習コーチングサービス『スタディチェーン』編集部は、現役大学生に対して「国公立大学、私立大学どちらを志望していたか?」について調査。その結果を発表しました。志望が多かったのはどっち?世の中には、沢山の大学があります。自分のやりたいこと、学びたい分野で大学を探していくと自分の行きたい大学が絶対に見つかるはずです。日本の大学は主に国立大学、私立大学、公立大学、短期大学に分かれています。そして、国立大学と公立大学との差はあまりありません。そのため国公立大学とも呼ばれることも多いです。その中でも、高校生の進学志望先として多い大学が国公立大学と私立大学になります。現役大学生の方々が高校生だった頃、国公立大学と私立大学どちらを志望していたのでしょう?【調査概要:大学受験に関する調査】調査方法:インターネット調査調査人数:42名調査対象:現役大学生『スタディチェーン』編集部は、現役大学生を対象に「高校生のころ、国公立大学と私立大学どちらを志望していましたか?」とアンケート調査を行いました。まずは、アンケート結果をご覧ください。アンケート結果スタディーチェーンから引用現役大学生を対象に「国公立大学、私立大学どちらを志望していましたか?」とアンケートを実施したところ、どちらも半数ずつという結果になりました。●私立:50%「私立大学を志望していた」と回答した人は全体の50%でした。私立大学を志望していた理由は、学部の選択肢が国立より豊富なので、勉強したいことが私立大学にあったという声や、入試のために勉強する科目が少ないので、偏差値の低い高校生が1年間かけて逆転合格を勝ち取ることができると思った、といった声が上がりました。●国公立:50%「国公立大学を志望していた」と回答した人は全体の50%でした。国公立大学を志望していた理由は学費が私立よりも半額近く安いため親に負担をあまりかけなくて済む、大学という場所でよりアカデミックな勉強をしたかったなどの声が上がりました。現役大学生42名に「国公立大学、私立大学どちらを志望していましたか?」アンケートを取った結果、まさかの50%50%にわかれました。国公立大学、私立大学どちらかに人気が偏ることがないのはとても良いことだと思われます。▼参考記事「志望校の大学の決め方」について詳しく説明▼他のアンケートなども参考にしたい方はこちらから▼【コロナ】休校期間中でも家で無料で受けられるオンライン塾【スタディーチェーン公式サイト】■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月26日編集部:学研キッズネット編集部スマートに学べる問題集「Libry(リブリー)」を開発する、株式会社Libryと、教育出版社 株式会社増進堂・受験研究社は、休校等により家庭学習に取り組む中学生を支援するため、個人・学校・自治体に対し、中学生からの圧倒的な支持を誇る参考書「自由自在」(英語・数学・理科・社会)と問題集「標準問題集」(英語・数学)を急遽デジタル化し、2020年8月31日まで「リブリー」にて無償で提供することを発表しました。今回の無償提供についてスマートに学べる問題集「リブリー」は、既存の教科書や問題集をデジタル化し、生徒一人ひとりの学習履歴に基づいた個別最適化学習ができる「デジタル教科書・教材」。現在、500以上の中学校・高等学校に提供していて、個人でのご利用も可能です。一方、教育出版社 株式会社増進堂・受験研究社の発行する参考書「自由自在」は、創刊60年 累計2600万部を突破し、世代を超えて親しまれる、基礎から高校受験まで中学3年間使えるベストセラー参考書。また、「標準問題集」も創刊50年を超える中学生用の定番問題集として実績があり、StepA(基本問題)・StepB(標準問題)・StepC(実力問題)の3段階で、無理なく学力アップを図ることができます。このたび、株式会社Libryと株式会社増進堂・受験研究社は、休校等によって家庭学習に取り組む中学生を支援するために、オンライン授業の補助や自習に最適な参考書「自由自在」(英語・数学・理科・社会)と「標準問題集」(英語・数学)をデジタル化し、「リブリー」にて無償で提供されます。これまでも、個社でコンテンツの無償提供など休校期間の学習支援をしてきましたが、休校期間の長期化で学習格差が拡大していることを受けて、より多くの子供たちの学習を協働して支援します。対象書籍提供対象の書籍は、基礎から高校受験まで使える信頼の参考書「自由自在」<数学、英語、理科、社会>、「標準問題集」<数学、英語> の計10冊を予定。提供開始日は、書き込みもできる電子書籍版の「標準問題集」(英語・数学)が2020年5月25日、「自由自在」(英語・数学・理科・社会)は2020年6月1日に一部科目から順次提供されす。さらに「問題検索」や「復習支援」などの学習サポート機能が豊富なデジタル問題集版の「標準問題集」も準備ができ次第公開予定。<提供期間>「自由自在」:2020年6月1日から順次公開〜2020年8月31日まで「標準問題集」:2020年5月25日〜2020年8月31日まで<ご利用環境>PC、タブレット、スマホ、Chromebookでご利用いただけます。対応OSはiOS、Android、Windows、ChromeOSです。<ご利用可能な機能>書籍ビューワー機能※急遽デジタル化したため、まずは書籍ビューワー機能のみご利用いただけます。問題集については、「問題検索」等の機能を順次ご利用頂けるように致します。▼「自由自在」詳しくはこちら▼「標準問題集」詳しくはこちらご利用方法について1.個人でのお申込み対象:すべての中学1~3年生の生徒・保護者・LEARN at HOMEプロジェクトサイトに未登録の方1:以下の申し込みサイトにご登録下さい。登録時にLINEの友達登録がされます。:増進堂・受験研究社公式LINEアカウントのトーク画面に#libryとご入力下さい。3:LINE上でリンク先とID/パスワードを連絡させて頂きますので、そちらでログイン頂ければご利用頂けます。・LEARN at HOMEプロジェクトサイトに登録済みの方1:増進堂・受験研究社公式LINEアカウントのトーク画面に#libryとご入力下さい。2:LINE上でリンク先とID/パスワードを連絡させて頂きますので、そちらでログイン頂ければご利用頂けます。2.学校・自治体でのお申込み対象:すべての中学校・自治体お申込み方法:下記フォームにて必要事項をご入力のうえ、お申込みください。お申込み後、弊社担当よりご連絡いたします。※お申込みの状況によってはお断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。今回の無償提供についてのメッセージ【株式会社Libry 代表取締役CEO 後藤 匠】全国一斉休校のニュースがあってから、リブリーもコンテンツの無償提供の取組などの取り組みを積極的に行ってまいりました。無償提供を進めていく中でも、中学生が家庭学習で活用できるコンテンツのラインナップの拡充は社内でも課題になっていました。その中で、増進堂・受験研究社さまにご協力をいただき、子供たちの学びを止めないために、創刊以来2600万部突破のベストセラー参考書である「自由自在」をはじめとしたコンテンツを提供させていただけることになったことは、非常に心強く感じています。これから、まだ学校再開がされていない地域があります。学校が再開しても、授業進度等も例年通りにいかず、取り残されてしまう子供たちが出てくるかもしれません。リブリーが、そんな状況にある学習者のみなさまを含め、全国のみなさまや地方自治体でも、お役に立てていただければ幸いです。【株式会社増進堂・受験研究社 専務取締役 岡本 泰治】当たり前の授業や学校生活が突然なくなっても、慣れないオンライン授業や家庭学習に悪戦苦闘しながら学び続ける多くの中学生がいます。そして、そんな子供たちに学びを届けるため一生懸命に取り組まれている多くの先生方もいらっしゃいます。我々としても何かできないかと思いをめぐらしました。オンライン授業で理解しきれなかったこと、普段は先生にすぐに質問できたこと、休校が終わっても駆け足の授業で理解がついていかないこと、そんな中学生の「?」が沢山あると思います。それらを少しでも減らせればとの想いから、中学三年間の内容が一冊に分かりやすくまとまった参考書「自由自在」とその理解の確認に使える「標準問題集」を、リブリーさんにご協力頂き、無償で提供させて頂くことにしました。個人はもちろん、学校や自治体でもご活用頂ければ幸いです。スマートに学べる問題集「リブリー」についてスマートに学べる問題集「リブリー」は、提携出版社の発行する教科書・教材をデジタル化し、学習履歴に基づいた個別最適化学習ができるAIドリル機能で、生徒がより効率的に学べるようサポートする「デジタル教科書・教材」。中学校の数学と高等学校の数学・英語・物理・化学・生物・地学に対応しています。現在、「1人1台」端末環境を整備している中学校・高等学校を中心に500校以上に提供されているほか、個人でのご利用も可能です。学校で導入していただくと、生徒向けコンテンツと合わせて、「リブリー」の学習履歴の確認や宿題の配信・回収・集計ができる先生用管理ツールもお使いいただけます。授業準備や宿題対応などの業務が効率化され、校務負荷軽減や先生の働き方改革につながります。<「リブリー」の特徴>1. 信頼と実績のある教科書・問題集をそのままデジタル化しています。2. 一人ひとりの学習履歴に基づいて個別最適化された問題を提示することで、応用力の強化、記憶の定着、弱点の補強を図ります。3. 先生用管理ツールで、授業準備や宿題対応などの業務を効率化し、校務負荷軽減や先生の働き方改革に貢献します。これらのサービスを通じて、社会問題となっている「重たい通学カバン」や「教員の長時間労働」 などの課題解決に貢献しております。実際にご活用いただいている中学校・高等学校の現場から、 「通学カバンが軽くなった」「教員の残業時間が1日あたり1〜2時間削減された」という声も寄せられています。公式サイト:■ 株式会社Libryについて「一人ひとりが自分の可能性を最大限に発揮できる社会をつくる」をビジョンに掲げ、スマートに学べる問題集「リブリー」を開発・提供しています。弊社は今後もコンテンツの拡充や新機能の開発を進め、学習者一人ひとりの興味・能力・状況に合わせて、適切な情報を適切なタイミングで提供できる「学習エコシステム」を構築してまいります。会社名:株式会社Libry代表取締役CEO:後藤 匠設立:2012年5月所在地:東京都千代田区岩本町3-9-13岩本町寿共同ビル 4F企業サイト:■ 株式会社増進堂・受験研究社について日本初のドリル型教材の発刊や、「知りたいことが何でもわかる」をコンセプトに厚物参考書という新しいジャンルを確立し、創刊60年 累計2600万部のロングセラーとなっている『自由自在』シリーズなど、創業以来130年にわたり常に時代に先駆けた教材を開発してきた教育系出版社。社内に次世代教育研究のためのNEXT LEARNING Labsを設立。長年培った教材開発ノウハウをもとに、企業・学校・塾での教材開発や教育サービス開発支援および実証事業のデザイン等を実施。AIやVRなどの最新技術を教育現場で活用するための開発も推進。会社名:株式会社増進堂・受験研究社代表取締役社長:岡本 明剛創業:1890年11月所在地:大阪市西区新町3丁目3番6号企業サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月22日編集部:学研キッズネット編集部教育変革をミッションに掲げ、”独学にコーチがつく。勉強法が劇的に変わる。”をコンセプトに大学受験のオンライン個別指導塾を展開するセンセイプレイス株式会社は、休校による学生の生活・学習リズム改善の支援策として2020年3月から5月にかけて「センセイプレイスのネット自習室」を実施しており、累計の利用者が6000人を突破したことを発表しました。休校期間終了後の継続希望が98%センセイプレイスでは、休校延長による学生の生活・学習リズム改善の支援策として3月から5月にかけて「センセイプレイスのネット自習室」を実施しており、累計の利用者が6000人を突破しました。39県で緊急事態宣言が解除され、地域により通学再開の見通しが立ってきています。「センセイプレイスのネット自習室」では、5月末までの実施を決定しておりますが、緊急事態宣言の解除に合わせて、休校終了後のネット自習室の継続希望について利用者146名にアンケートを実施したところ、約98%が継続してほしいと回答しました。■継続利用したい理由1位は「移動時間がなくて効率的」継続してほしいと答えた方に継続してほしい理由を聞いたところ、1位は「移動がなくて効率的」、2位が「時間が区切られているのでだらけない」、3位が「他の人が見えて刺激になるのでモチベーションを維持できる」という結果になりました。「センセイプレイスのネット自習室」は、オンラインの強みを活かした、「移動時間のかからない自習室」であり、1時間毎に休憩時間を設けることで集中力を維持できる仕組みを作っています。また、全国から学生が参加し、朝の会で目標宣言をすることで他の人達の頑張りが刺激となり、モチベーションの維持に繋がると考えています。#休校中の過ごし方 を支援する「センセイプレイスのネット自習室」概要時間:8:45~11:00 自習の前後に10分間の「朝会」と「ふりかえり会」を実施。期間:2020年5月7日(木)~5月29日(金)まで※土日祝日は除く対象:高校1年生、高校2年生、高校3年生、浪人生自習環境:ビデオ会議サービスZoomを活用自習室の管理人:センセイプレイス学習責任者馬場センセイ、センセイプレイス学習コーチ陣(現役の早稲田生・慶応生)内容:1朝の会:自習前の目標宣言(学習時間、やること、決意表明)、2帰りの会:自習後のふりかえり(学習時間、やったこと、ふりかえり)、馬場センセイ・学習コーチ陣による有益な情報の学習情報の提供■会社概要2015年にCEO庄司裕一とCLO(学習責任者=Chief Learning Officer)馬場祐平の2人で創業した教育スタートアップ。3度の資金調達を経て、現在は社員10名を中心に、学生インターン30名・学習コーチ40名が在籍する規模に拡大。2017年にスタートした大学受験生向けYouTubeチャンネルは、開始3年間でチャンネル登録者数約2万人超、視聴回数1000万回の人気チャンネルとして成長中。会社名:センセイプレイス株式会社所在地:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2丁目13-3 橘ビル5階代表者:庄司裕一(しょうじゆういち)設立:2015年4月会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月22日編集部:学研キッズネット編集部ODKソリューションズは、半世紀以上にわたり、日本の大学入試を支えるサービスを提供しており、国内の総受験生の約2人に1人が利用しています。現在、新型コロナウイルスを背景に、勉強や受験に対する不安の声が大きくなりつつあります。そのような中、ODKでは、2021年度(2021年4月入学者対象)入試を控えた高校3年生200名を対象に、「受験生への新型コロナウイルスの影響に関する調査」を実施。その結果を発表しました。調査結果(ODKソリューションズ調べ)■調査概要調査対象者:2021年度(2021年4月入学者対象)入試を控える高校3年生200名調査方法:インターネットリサーチ調査期間:2020年4月27日(月)~2020年4月30日(木)調査協力会社:株式会社ネオマーケティング・新型コロナの影響により、受験に不安がある受験生は9割以上!・すでに受験勉強に支障が出ていると感じている受験生は約8割!・「学校ごとの対応の差」「試験の中止・延期の可能性」「自宅学習」に不安の声多数2021年度入試を控える受験生に、新型コロナの影響を背景とした受験への不安について尋ねたところ、「不安がある」「どちらかといえば不安がある」と答えた人の合計が9割以上(93.5%)にものぼることがわかりました。また、現在すでに受験勉強に「支障が出ている」「どちらかといえば支障が出ている」と答えた人は約8割(78.0%)に達しています。「不安がある」と答えた人に具体的な内容を尋ねると、「学校ごとの対応(休校等)の差による勉学への影響(63.1%)」、「試験の中止・延期の可能性(60.4%)に不安」、「家での学習(59.4%)」が上位を占めました。また、感染拡大防止のために「大学のオープンキャンパスに参加できない可能性」が約6割、「受験・大学に関する情報収集」が約3割と、学校選びのために必要となる情報収集に不安を感じている人が多いことがわかります。加えて、受験までのスケジュール管理がしづらいことや、自宅学習による勉強の進捗、入試内容・試験方式変更の可能性、受験に対するモチベーションキープに対して不安を感じると回答した人がいずれも5割を超えており、先行きの不透明感を背景とした不安や相対的な学力が把握しにくい自宅学習等に対して不安を感じる人が多いことがわかります。・新型コロナの影響で受験方法の見直しを検討していると回答した受験生は約3割!・うち6割以上がAOや推薦入試での早期の受験を検討、約半数が志望校のレベルを下げると回答。一方、例年どおりの入試実施を望む受験生も多数受験に対する不安を募らせ、勉強にも支障が出ていると回答する受験生が多い中、受験方法の見直しを検討する人も出てきています。調査によると、受験方法の見直しを「検討している」「どちらかといえば検討している」と答えた人はすでに約3割となっています。そのうち、早期に実施されるAOや推薦入試を利用することを考えている人がそれぞれ6割以上にのぼります。また、志望校のレベルを下げると回答した人が約半数との結果になりました。その他、自由回答では「受験科目が少ない大学に変更する」「そもそも大学進学できるかわからなくなった」という回答も見受けられ、新型コロナが多くの受験生の進路に影響を及ぼしていることがわかります。一方、見直さないと回答した人が約4割にのぼっており、現時点においては自身の当初の予定どおりの受験を望み、例年どおりの入試実施を期待している様子が窺えます。また、「どちらでもない」と回答した人も3割という結果になりました。前述の調査結果のように9割以上の人が受験に不安を感じており、その不安や先行きの不透明感に起因して迷いが生じている様子が垣間見えます。・各学校の対応の違いによって受験への不公平さを感じると回答した受験生は7割以上!・休校期間の長さや授業のすすむスピードが変わってしまうということだけでなく、オンライン授業や学習用端末貸与の有無等、自宅学習に対する支援の差に不公平を感じる傾向・新型コロナへの対応は地域や各学校等によって異なり、7割以上の人が受験への不公平さを感じていることがわかりました。特に「休校期間が異なる」ことや「授業のすすむスピードが変わる」といった授業への直接的な影響に対して、9割以上の人が不公平さを感じると回答しています。また、「リアルタイムでのオンライン授業の有無(86.4%)」や「学校からの自宅学習用タブレット端末等の貸与(61.9%)」といった点にも多くの人が不公平さを感じており、自宅でも学習できる環境が整えられている人が受験に対して有利だとする見方が強いことが窺えます。・新型コロナ対策として、約2人に1人の受験生がすでにオンラインサービスで学習!・満足度をあげるポイントはモチベーションキープ新型コロナ対策としてオンラインで学習をすすめられるサービスを利用する人が増えており、この度の調査においても、半数近くの人がすでに導入済、約3割の受験生が「導入検討中」または「今後検討したい」と答え、満足している人も半数を超える結果となりました。オンラインでの学習に対し、移動時間の無駄が省けることや、自分のペースで学習をすすめられること、効率的に復習ができる等、多くのメリットを感じている一方、「やる気が出ない」や「集中できない」といったモチベーションキープに苦心する人も約6割にのぼることがわかりました。・受験情報のこまめな発信や入試情報やスケジュールの一元管理システムを求める声が多数!・オンラインオープンキャンパスの開催やオンライン資料送付を求める教育現場にもIT化の波が押し寄せる中、受験生から大学に期待すること、オンラインでできると便利だと思うことについて質問したところ、大学からの情報発信に期待すると回答した人が最も多く、受験情報の収集に積極的な姿勢が窺えます。また、受験生から大学に期待することとして次いで多かったのが「入試情報やスケジュールの一元管理システム(72.0%)」の導入となりました。各学校において特色ある入試を実施される等、入試情報は学校選びの一つのポイントとなりつつあります。また、出願期限や合格発表日、各種手続き期限等、受験時は守らなければならないスケジュールが多くあり、それらは各学校によって異なります。入試制度の複雑化を背景に、手続き漏れや失念を防ぐためにもスケジュールを一元管理できるシステムが求められていると推測されます。会社概要【『UCARO®』の概要】『UCARO®』は、ODKが提供する、日本初の大学横断型の受験ポータルサイトです。出願、スケジュール管理、大学との個別連絡や合否照会、入学手続等、出願から入学に至るまでの手続き等を一元管理することができます。『UCARO®』は大学間の垣根を越え、“受験”の各プロセスにおける共通プラットフォームを目指し、受験生の利便性向上・負荷軽減に加え、大学の業務効率向上・コスト削減を含めた省力化に寄与しています。2017年4月入学者対象(2017年度)入試よりサービスの提供を開始し、現在では、約2人に1人の受験生にご利用いただいています。会社公式サイト:紹介動画:■受験生のメリット・受験や入学に関する情報をマイページで一括管理・確認ができる。・マイページで登録した個人情報は、各大学のWeb出願で流用が可能。・『UCARO®』で受験に関する手続きの進捗等を確認できる。・入学手続きや振替・辞退手続きが『UCARO®』で完結。Web決済も可能。■大学のメリット・受験から入学までの各プロセスを『UCARO®』に集約することが可能。複数のシステム間をまたぐデータのやり取りが不要に。・受験票・入学手続書類等の郵送にかかる費用や手間を削減。・メッセージ機能により、受験生からの問い合わせの対応やイベント告知等を行える。・受験や入学に関する手続きの進捗を受験生にリアルタイムでお知らせし、きめ細やかなフォローができる。【『UCARO®』×『みんチャレ』の概要】三日坊主防止アプリ『みんチャレ』のカテゴリに「大学受験(UCARO®)」を開設し、大学受験生及び未来の大学受験生(以下、学生)が集まるコミュニティを提供。合格を目指す匿名の5人が1チームのチャットで励ましあうことで受験に対するモチベーションをキープし、受験勉強の習慣化のサポート並びに学生同士のコミュニケーションの場を創出します。■習慣化を促す『みんチャレ』3つの仕組み・証拠写真を送る「自己認知」・同じ目標のユーザー同士の「ピアサポート」・AIサポートやコイン獲得等の「ゲーミフィケーション」この3つの仕組みで行動変容が続くサポートをします。【株式会社ODKソリューションズについて】機密性の高い大量データの処理に強みを持ち、教育・金融・医療分野にITサービスを提供しています。[教育関連サービス]大学入試をトータルサポート。受験生の約2人に1人が利用する大学横断型「受験ポータルサイト『UCARO』」のほか、「入口(受験生向け広報)から出口(入学手続)」に至るまでをサポートする『大学入試アウトソーシングサービス』を提供しています。[金融関連サービス]「証券総合システム『SENS21』」や「不公正売買監視システム『Watch21』」等を提供しています。[医療関連サービス]臨床検査システムの運用業務のほか、クラウド型の電子カルテの開発並びに導入サポートを行っています。【株式会社ODKソリューションズ】所在地:〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町一丁目6番7号代表者:西井 生和設立:1963年(昭和38年)4月1日資本金:6億3,720万円(2020年3月31日現在)Tel:06-6202-3700(代表)Fax:06-6202-0445会社公式サイト:事業内容:教育・金融・医療分野へITサービスを提供『ビジネスを、スマートにつなぐ。人生の、ストーリーをつむぐ。』ITの力で、すべての人の人生に喜びをもたらしたい。私たちのビジネスは、夢に向かって挑戦する人の人生を、より素晴らしい方向へとリードするソリューションでありたいと願っています。創業から50年以上の歴史の中で積み重ねてきたデータと経験で、お客様のビジネスをスマートにつなぎ、そして、より豊かな人生のストーリーをつむいでいきます。■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月21日編集部:学研キッズネット編集部HUSTAR株式会社が運営する、現役大学生が受験生の時に欲しかった塾がコンセプトのオンライン学習コーチングサービス『スタディチェーン』編集部は、現役大学生に対して「受験期の息抜きは何だったか」について調査を実施したことを発表しました。調査概要:大学受験に関する調査調査日:2020年5月10日 〜2020年5月16日調査方法:インターネット調査調査人数:43名調査対象:現役大学生大学受験というのは今まで生活してきた時間で行っていたもの、例えば友達と遊ぶ量回数や、SNSを断ったりして勉強以外の時間を大幅に減らし受験勉強に打ち込まなければなりません。勉強をしていると集中がきれてしまうことももちろんあります。そんな時、息抜きの時間が大事になってきます。現役大学生の方々は受験期にどのように息抜きをしていたのでしょう『スタディチェーン』編集部は、現役大学生を対象に「受験期の息抜きは何でしたか?」とアンケート調査を行いました。まずは、アンケート結果をご覧ください。調査結果スタディーチェーンから引用現役大学生を対象に「受験期の息抜きは何ですか?」とアンケートを実施したところ以下のような結果となりました。・スマートフォン(35%)受験期の息抜きの方法として一番多かったのはスマートフォンを利用することでした。時には音楽を聴いたりしながらやることで休憩の要素を入れ、ソファに座りながら単語帳を読むなど休憩しながらも勉強することもできます。YouTubeで自分の好きなアーティストの動画を一本だけ、自分の好きなアプリを5分だけなど制限を付けて利用することも推奨します。・友達や親との会話(24%)常に机に向かって勉強している受験生にとって、誰かと話すことによってとても良いリフレッシュとなります。塾などでに通われている人は、時々休憩室などで友達と会話することもとても息抜きとしては有効です。・テレビ(18%)テレビと回答してくれた方からは「塾で遅くまで勉強し、自宅に帰宅してから家族と一緒に1時間だけテレビを観る、見終わったら勉強を再開する」していたという声も頂きました。家族と会話しながらテレビを観ることはとても良い息抜きとなりますね。・その他(23%)その他と回答していただいた方からは、「勉強に集中できなくなったら10分だけランニングをしてそのあとすぐに勉強を再開していた」や、「15分の昼寝をして眠気を取りリフレッシュしていた」などの回答を頂きました。運動することは、記憶力アップやストレス解消にもなるのでとても有効です。【スタディーチェーン公式サイト】▼他のアンケートなども参考にしたい方はこちら■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月20日「これからの時代、学歴は武器にならない」ともいわれます。その一方で、中学受験をはじめとした受験熱、教育熱は高まるばかり。日本において、学歴が持つ価値や意味はどんなものになっていくのでしょうか。教育ジャーナリストの中曽根陽子さんは、「大学に行くことを目的とするのではなく、もっと大きな人生の目的に向かうルートに大学があるなら、行けばいいだけのこと」と語ります。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカット)日本とまったく異なる欧米の入試システム世代人口が減った現在、日本は「大学全入時代」といわれます。大学のレベルを問わなければ、いまの子どもたちは全員が大学に入学できるというわけです。そうはいっても、やはりレベルの高い大学への入学はいまも変わらず簡単ではありません。とくにそういった難関大学は、入学者数を減らして一定のレベルを保とうとしているからです。では、その「レベル」とはなにか?それは、いまも変わらず、基本的には「偏差値」です。世代人口が多い団塊ジュニア世代が受験生だった時代のような「偏差値至上主義」とまではいかなくても、日本においては偏差値が重視される傾向にあることはたしかです。一方、日本や韓国などで行われるような、アジア型といわれる入試とまったく異なる入試システムをとっているのが、欧米です。欧米の入試では、日本の入試のように受験生が一斉に同じテストを受けるということはありません。一定の学力を測るスコアは必要ですが、その結果はあくまでも合否を判断する資料のひとつにすぎません。その一方で、たとえば志望理由やポートフォリオ、エッセイなどの書類をたくさん提出する必要があります。あるいは、何人かの推薦者がいないといけないということも。要は、入学を志望する人物が、いままでにどういうことをしてきて、どういう人たちとかかわってきて、入学したらなにをしたいのかといったことまで含め、トータルの人物像が欧米では問われるわけです。日本における自分の偏差値で表せるようないわゆる学力と呼ばれるものは、あくまでひとつの指標でしかありません。大学入試改革が失敗すれば日本の未来はない!?ただ、日本でも大学入試改革が進行中です。そもそも、なぜ大学入試改革をする必要があったか?それは、いまという時代が大きく変化しているからです。時代が変われば、それに伴って必要とされる人材も変わってくる。ところが、経済界からは「欲しい人材が育っていない」という声が以前から相次いでいました。そこで、大学入試を変えれば、その前にある高校、中学校、小学校の教育も必然的に変わっていく。そうして、実社会で求められる人材を育てようというロジックで大学入試改革が進められることになったのです。でも、当初予定されていた英語民間試験や記述式問題の導入が延期となるなど、現在は大学入試改革がトーンダウンしているのが実情です。しかし、仮にこのまま大学入試改革が頓挫して、結局かつての入試と同じようなシステムに戻ってしまったら、「日本の未来はない!」というくらいにわたしは考えています。先にお伝えしたように、大学入試改革に先んじて2020年から、高校、中学校、小学校の教育も変わっていきます(インタビュー第1回参照)。そのベースとなるのが、新たな学習指導要領。それは、これまでの教育とは異なる「生きる力」を伸ばすことを目指したものです。さらに、現在のコロナ危機で学校が休校に追い込まれ、オンライン化が加速しているなかで、学校教育の意味が問い直されています。もし、学校関係者が、単にコロナ禍の前に戻すことだけを目指すなら、日本は世界の潮流からも完全に遅れを取ることになるでしょう。さて、文科省によれば、生きる力とは具体的に「学びに向かう力、人間性」「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力」とされています。明らかに、これまで重視されてきたような知識をたくわえる力とは異なるものであり、どれもとても重要な力ですよね。その教育が本当にしっかりと定着するのか。そして、その教育で子どもたちが身につけた力を大学がきちんと評価できるのか。そこに大学入試改革が実を結ぶかどうかの鍵があるように思います。今後は学歴が持つ価値が変わっていく大学入試改革にはじまる日本の教育全体の改革が進めば、「これからの社会で求められる人材」が育つことになるでしょう。ただ、わたし自身は、これからは学歴は万能ではなくなると思っています。もちろん、これからも学歴はある程度の武器にはなるでしょう。でも、「あの大学を出るくらいのポテンシャルを持っている人なんですね」という程度の評価基準になるのではないでしょうか。それよりも問われるようになるのは、先の欧米の大学入試ではないですが、その人自身がなにをしてきたか、なにができるのか、なにをしたいのかといったトータルの人物像でしょう。そう考えると、今後は、自分自身の人生の「目的」をしっかり考えることがより大切になります。たとえば、なんの目的も持たないままに東大に行ったところで、東大で過ごす時間はただの無駄でしかありません。それよりも、自分の人生の目的をしっかり見据え、その目的のために必要な大学に行くこと。必要なければ大学には行かずに目的に向かって最短距離で進んでいく。あるいは、必要になったときに行く。そういった柔軟な考え方を持つことが大切です。大学は単なる通過点にすぎません。その先を見据えて自分の生き方を考えることを、ぜひお子さんに伝えてほしいと思います。『1歩先いく中学受験 成功したいなら「失敗力」を育てなさい』中曽根陽子 著/晶文社(2016)■ 教育ジャーナリスト・中曽根陽子さん インタビュー記事一覧第1回:親の役目は我が子の「自己探究の力」を育むこと。“理想の子ども像”を押し付けてない?第2回:学歴の価値はどう変わる? 「偏差値の高い大学に行く」ことにしがみつく必要は、もうない第3回:任せて、失敗させて、考えさせる。「困難を乗り越える力」を伸ばすには、放っておくのが◎(※近日公開)第4回:自己肯定感が「高い子の親」と「低い子の親」。驚くほど全く違う、それぞれの特徴とは(※近日公開)【プロフィール】中曽根陽子(なかそね・ようこ)1958年生まれ、東京都出身。教育ジャーナリスト。マザークエスト代表。慶応義塾大学大学院システムデザインマネジメント科ヒューマンラボ研究員。出産のために小学館を退職後、1994年、子育て中の母親たちが子どもと一緒にあそび場をチェックし紹介する『子どもとでかける大阪あそび場ガイド』(メイツ出版)を制作。取材から執筆、イラストまですべてを母親たちの手によって作成した同書は、いまなお改定版を重ねるロングセラーとなり、シリーズ累計50万部超。2004年、女性のネットワークを生かした編集・取材活動を行う情報発信ネットワーク「ワイワイネット」を発足。「お母さんと子どもたちの笑顔のために」をコンセプトに、数多くの書籍をプロデュース。2013年、「親を人材育成のプロに」というコンセプトのもと、母親自身が新しい時代をデザインする「マザークエスト」を立ち上げ、アクティブラーニング型のセミナーの開催を中心に活動している。現在は、教育ジャーナリストとして紙媒体からウェブ媒体まで幅広く執筆する傍ら、海外の教育視察も行い、偏差値主義の教育からクリエイティブな力を育てる探求型の学びへのシフトを提唱する。主な著書に『はじめての海外旅行 安心おでかけガイド』(メイツ出版)、『マンガ版 子どもが伸びる! コーチングブック』(合同出版)がある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年05月19日編集部:学研キッズネット編集部HUSTAR株式会社が運営するオンライン学習コーチングサービス『スタディチェーン』は、新型コロナウイルスによる休校期間が長期化する中、コロナで学校と塾に通えない中高生にみんなの力で授業を届ける新プロジェクトを、国内最大級のクラウドファンディング「READYFOR」にて2020年5月13日(水)より開始したことを発表しました。【日本初】コロナで学校と塾に通えない中高生にみんなの力で授業を届けるプロジェクト私たちはオンライン学習コーチング「スタディチェーン」として、合格までマンツーマンの形で先生が受験勉強のモチベーション管理、勉強計画と勉強法の指導、分からない問題の解説などなど生徒との対話を通して、目標達成まで色々な壁を乗り越えられるよう励んできました。私たちはこれまでオンラインでの対話を通して生徒と絆を築き、不安や想いを打ち明け一緒に話し合うことで解決し、明日からの自宅での受験勉強を頑張れるようになる生徒をたくさん見てきました。そんな中で、新型コロナウイルスの感染拡大により日本全国の受験生が今、苦境に立たされています。日々悩み、考え抜いた末に私たちがもっとより多くの人々に知って頂くこと、ご支援を頂くことで、日本全国の受験生が自宅学習での苦しみから解放されるのではないかと考えております。これから日本全国の少しでも多くの中高生、受験生に安心して、対話を通して成長する「オンライン学習コーチングサービス スタディチェーン」を利用していただけるよう、ぜひ皆様のご支援をお願いいたします。▼クラウドファンディング「READYFOR」本プロジェクトページ日本全国の一斉休校により感じた生徒と先生の対話の大切さ新型コロナウイルスの影響により、日本全国の中高生が一斉に自宅学習を強いられるようになりました。そんな中で、毎日のように受験勉強や生活リズムの変化に苦しむ生徒達を数多く目にしました。そして、これからよりオンライン「対話」を通しての学びが大切であることに気付かされるようになりました。コロナによる影響の中でもなんとかして生徒を助けてあげたい、そんな想いからこれまで自分達「スタディチェーン」が行ってきた生徒との関わり合いを通して、いつでも気軽にオンラインで対話ができる環境を日本全国のより多くの生徒に届けてあげたい、と思うようになりました。コロナウイルスの影響や拡大する地域格差の影響を踏まえて、日本全国どこでも最高の教育を受験生が受けられるように、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、医学部生を中心とした難関大学生講師によるオンライン学習コーチングサービス「スタディチェーン」のさらなる充実化に取り組みます。私たちがこれまでの体験を通して思い描いた新しい学びを、日本全国の外出自粛による自宅学習で苦しい思いを抱えている受験生に届けるカタチに挑戦します。プロジェクト概要プロジェクト名:コロナで学校と塾に通えない中高生にみんなの力で授業を届けたいURL:募集期間:2020年5月12日(火)〜7月31日(金)目標金額:200万円募集方式:All-or-nothing方式■支援金額とプロジェクトの返礼品3000円:受験生へ合格までの勉強計画を東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、医学部生の現役大学生がオーダーメイドにて作成し、プレゼント7000円:子ども1人を一ヶ月間サポートすることができます(目安)36,000円:子ども3人を一ヶ月間サポートすることができます(目安)※日本全国の子供10人に無料で合格までのオーダーメイドの勉強計画を配布することができます。※活動報告書をメールにてお送りします。※発送はいずれも2020年7月上旬頃を予定オンライン学習コーチングサービス「スタディチェーン」について■ 会社概要会社名:HUSTAR株式会社本社:東京都新宿区西早稲田1-22-3代表者:代表取締役CEO 竹本明弘<リンク一覧(スタディチェーン)>・公式サイト:・公式youtube:・公式twitter:・公式facebook:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月18日編集部:学研キッズネット編集部株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社である株式会社Z会は、「Z会の通信教育」中学生向けコースにおいて、高校受験生対象の専科「入試特訓」講座を開講中です。今なら特別に講座開講の3月号からのお申し込みも2020年5月29日(金)まで受付中。カリキュラムの最初からスタートすることで、入試に必要な学習を完全網羅し、万全な入試対策を行えます。入試特訓概要自宅でできるZ会の通信教育の専科「入試特訓」では、演習によって得点力や記述力を強化できるので、お通いの塾にプラスすることで入試対策を万全にできます。「アウトプットの演習が不十分で、入試に向けて力がついているのか不安…」という方に特におすすめする講座です。(1)「入試で差がつく問題」の演習で得点力UP!高校入試は出題範囲も広く、単元の知識を組み合わせて解く難度の高い問題が出題されます。そのため、入試で点を取るためには、「本番を想定した問題演習」が必要です。専科「入試特訓」では、入試傾向や出題のツボをおさえて「入試で差がつく問題」を厳選。着実に入試レベルに引き上げます。(2)高校入試で必出の記述問題を徹底的に対策!近年の高校入試では、記述力を問う問題が多く出題され、配点も高いため、記述問題でいかに得点できるかが志望校合格のための重要なポイント。専科「入試特訓」では、プロの添削者による個別添削指導で、得点に必要な要素や減点の理由までこまやかに指導し、確実に得点につながる「合格答案」へ導きます。<専科「入試特訓」講座概要>・科目:英語・数学・国語・理科・社会※1科目から受講いただけます。・1カ月の学習時間目安:30分×4回/1科目・1カ月あたりの受講会費:1,827円(税込)※1科目・12カ月一括払いの場合さらに、今なら特別にZ会独自の入試必勝カリキュラムを講座開講の3月号から始めることもできます。カリキュラムの最初からスタートすることで、入試に必要な学習を完全網羅し、万全な入試対策を行えます。ぜひ、この機会を活用して、志望校合格に向けた学習をスタートしてみませんか。講座開講の3月開講号からの入会申込締切日は【2020年5月29日(金)】です。▼専科「入試特訓」講座の詳細について▼2020年度申込受付中Z会の通信教育高校受験コース▼Z会の通信教育中高一貫コース■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月18日編集部:学研キッズネット編集部個別指導塾「東大螢雪会」を運営する株式会社螢雪会は、2020年5月31日(日)までにお申し込みをいただいた方を対象に入会金が無料となる「自宅学習応援キャンペーン」を実施することを発表しました。キャンペーン背景新型コロナウイルス感染症の影響が大きくなるにつれ、本年3月頃から塾・予備校の授業が通常通りには実施されず、本来は4月から新年度を迎える学校についても、休校期間を延長している地域も少なくありません。その対策として、授業を動画配信へ切り替えたり、多くの課題を一斉送信している学校や塾が増加していますが、このような一方通行のコンテンツでは、学生の皆様の反応や学習の理解度が直接把握できず、十分な指導が行き渡りにくいという問題に直面しています。学校やその他の塾・予備校の授業が通常通りに実施されるようになるまでには、まだ時間がかかると言われています。このいわば長い休みをうまく活用することができれば、これまでの学習内容の総復習や今後の学習内容の先取り、苦手科目の攻略や得意科目のブラッシュアップなど、多様な学習を進めることができます。当会では、この学力アップのチャンスを最大限に活かしていただくために、「自宅学習応援キャンペーン」を実施する運びといたしました。当会の百錬練磨の担任と講師陣が生徒様の学力アップのために力を尽くします!新型コロナウィルスの感染拡大に伴う休校延長で学習の遅れに不安を感じる学生が、自宅で安心して学習できる環境をご用意しておりますので是非ご活用ください。キャンペーン概要■キャンペーンの特典<特典1>入会金無料(5月31日まで)<特典2>短期間のみの受講ができます。■指導の概要1.指導形式すべて1対1となります。2.授業形態オンライン授業、自宅授業(家庭教師)3.担当講師プロ講師と現役東大生講師4.対象学年小学生、中学生、高校生、高卒生、大学生等5.指導内容学校やその他の塾・予備校の授業のフォローから受験指導まで幅広く指導いたします。6.指導科目どんな科目でも1科目から受講できます。7.授業スケジュール生徒様のスケジュールに合わせて受講できます。短期間のみの受講ができます。プロ講師と現役東大生講師による1対1の完全個別指導を実現!「東大螢雪会」の指導フロー当会では、生徒様お一人お一人としっかりと向き合い、生徒の皆様にとって今必要になっている「理解」をしっかりと積み上げていく指導フローをとっております。1.生徒様お一人お一人に担任がつき、現状の学習の問題点を洗い出します。今後の学習方針を立て、それを実現するための講師を選定します。2.担当講師が1対1で学習指導を行います。これまでの学習環境の中で積み重なっている「わからない」を1つ1つ解消していきます。3.担任と担当講師が連携し、生徒様の学力アップのために力を尽くします。■最近お問い合わせいただいた方々の声最近お問い合わせいただいた方々の声を一部ご紹介いたします。すぐに当会の授業をお受けいただき、今では順調に学習を進めることができております。1)1浪生(お父様より)大手予備校に通うことにしているが、生の授業は当面行われない。別途少人数形式の塾も併用することにしているが、すべての授業がなくなってしまった。自宅学習をするように言われているが、うまく進んおらず、日に日に不安が大きくなってきている。2)高校3年生(お母様より)学校の授業は5月中に開始になると聞いているが、どうなるかわからない。学校からは自宅学習をするように言われているが、特に課題が出ている訳でもない。受験学年であるのに、受験勉強がスタートできずにいる。3)2浪生(生徒ご本人より)大手予備校に在籍しており、一斉に配信される授業を視聴している。いつでも視聴できるのは便利だが、逆にいつでも視聴できるので、結局視聴しなくなってきている。また、動画では講師がただ解説しているだけなので、退屈してしまう。4)高校2年生(生徒ご本人より)学校から大量の課題が送られてきているが、送られっぱなしで、そのフォローがないので困っている。いつから学校の授業が始まるかもわからないので、大量の課題をいつまでにやれば良いのかもわからない。勉強の方針が全く立たない状況だ。5)小学6年生(お母様より)中学受験をすることにしており、集団塾に通ってきている。緊急事態宣言の影響で集団塾の授業が行われず、WEB授業の配信もない。お友達は講師との1対1のオンライン授業を受けていて、長い休みを有意義に過ごしているようだ。■「東大螢雪会」とは東大螢雪会は、プロ講師・現役東大生によるマンツーマン指導を行う個別指導塾です。講師を生徒宅に派遣させていただくことも、オンラインで講師の生の授業を受けることもできます。また、通常期には東京都新宿区内にある教室で授業をお受けいただくこともできます。中学受験、高校受験、大学受験の対策はもちろんのこと、小学校、中学校、高校、大学における学校の授業のフォローやその他の塾・予備校の授業のフォロー、大学院受験、各種国家試験の対策など、あらゆる指導を行っております。 東大螢雪会では、生徒様の学力や目標に合わせて個別にカリキュラムを作成し、理解度を確認しながら授業を進めます。生徒様の個性やスタイルに合った、選び抜かれた講師が授業を行いますので、無理なく学力がアップし、目標を達成することができます。東大螢雪会は、プロ講師・現役東大生による家庭教師派遣も行うことのできる個別指導塾として、創設以来41年間、多くの方々にご好評を頂いております。■会社概要会社名:株式会社螢雪会代表者:栃木拓郎所在地:東京都新宿区荒木町12-2アミティ四谷設立:昭和59年5月会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月18日編集部:学研キッズネット編集部教育出版の旺文社は、一斉休校による高校生の自宅学習について、当社が提供する英単語アプリ「ターゲットの友」および参考書情報サイト「StudiCo」のユーザーを対象に、実態調査アンケートを実施しました。アンケート調査の背景新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う全国的な休校対応により、次年度以降の大学入試に臨む高校生の多くは、自宅での受験勉強を余儀なくされています。学習をサポートするアプリやWebサービスのユーザーに向けて、自宅学習についての調査アンケートを実施したところ、多くの高校生が、学校の通常授業時間と同程度以上の時間を、自宅での勉強に費やしていることがわかりました。一方で、「周りとの差が不安」「大学入試がどうなるか不安」といった悩みの声も多く、イレギュラーな環境下で不足しがちな、コミュニケーションや教育情報に対する課題も浮き彫りとなりました。アンケート調査概要〈自宅学習についてのアンケート〉・調査内容:休校中の勉強時間・学習内容、自宅学習の悩み等・調査対象:旺文社が運営する以下のアプリ・Webサービスのユーザー‐英単語アプリ「ターゲットの友」シリーズ‐参考書情報サイト「StudiCo(スタディコ)」・調査時期:2020年4月30日~2020年5月7日・回答規模:953件*学年の内訳は以下の通り‐高校3年生:56.3%‐高校2年生:12.4%‐高校1年生:20.2%‐その他合計:11.1%■休校期間中の高校生の勉強時間休校期間中の勉強時間を調査したところ、30%以上の高校生が、1日のうち「7時間以上」勉強していることがわかりました。「5時間~7時間未満」「7時間以上」の合算では過半数(55.9%)となり、多くの高校生が、学校の通常授業と同量程度かそれ以上の時間を、勉強に費やしていることがわかります。■休校期間中に取り組んでいる学習内容休校期間中にどのような学習に取り組んでいるかという調査では、「学校からの課題」が回答数トップ(81.4%)でした。このほか「参考書等での自習」も同規模の回答数(71.0%)を集め、学校や塾に通えない状況の中、多くの高校生が自主的に勉強を進める姿勢が見て取れます。一方で「学習アプリ・Webサービス」にも、半数近くの割合(45.6%)で回答が集まりました。電子端末やネットワーク接続環境さえあれば、休校期間中も自宅にいながら新しい学習コンテンツにアクセスできる、教育系ICT(※)サービスも積極的に利用されています。※ICT:Information and Communication Technologyの略語。情報処理や通信に関する技術、設備の総称。■自宅学習における高校生の悩み自宅で勉強するにあたって悩んでいることを聞いたところ、「周りとの差が不安」が回答数トップ(76.4%)となりました。休校期間中は、学校のテストや模試を受験する機会がなく、同世代の友人と直接会うことも少なくなるため、自分の学力や受験勉強計画の “現在地”を知るための情報が乏しくなります。これらの情報不足は、「適切な勉強量がわからない」「何を勉強してよいかわからない」といった悩みにも直結しており、ひいては「やる気が起きない」といった、勉強のモチベーション低下を誘引する要因になっていると見られます。■大学入試制度や「9月入学」制度に対する不安も自宅学習で悩んでいることとして、「大学入試がどうなるか不安」という項目も、過半数(58.1%)の回答を集めています。大学入試制度の改革が進められる中、2021年1月には「大学入試共通テスト」の初年度実施が予定されていますが、特に対象学年となる高校3年生の中には、「予定通り実施されるのか」といった不安が広がっているようです。また、本調査の自由回答内容には、一斉休校の影響で議論が活発化している「9月入学・始業」制度についても、関心を寄せる声が多く集まりました。大学受験への影響と合わせて、自分たちの将来を左右する制度面の問題に対しても、高校生による心配の声が高まっています。■自宅学習のコツは「タイムマネジメント」と「スマホ管理」自宅での学習を効率的に進めるコツや、勉強の際に決めているルールについて聞いた質問では、「1日の時間の使い方」に関連する回答が多く集まりました。「休校期間中でも学校の時間割に合わせて勉強する」「毎日学習する内容のルーティン・ペースを守る」といった、タイムマネジメントや自分なりの目標を意識した行動について、多くの意見が見られました。このほか、「スマホは勉強以外に使わない」「スマホを触る時間帯を決めて勉強する」といった、スマートフォンとの付き合い方に留意する声も、多く上がっています。旺文社では、休校期間にも時間を有効に使って毎日の学習を進められるアプリや、受験勉強に役立つ情報を効率的にキャッチできるWebサービスを提供しております。この機会にぜひご利用ください。【英単語アプリ「ターゲットの友」】「ターゲットの友」は、旺文社刊行の大学受験用英単語集『英単語ターゲット』シリーズに対応した公式アプリです。音声を聞きながら英単語を覚える、覚えた成果を確認テストでチェックするといった、書籍とアプリを連動した学習法が高校生の支持をいただき、2014年4月のリリース以来、300万ダウンロード(※1)を突破しています。・公式サイト:【参考書情報サイト「StudiCo(スタディコ)」】「StudiCo(スタディコ)」は、大学受験生のための参考書・勉強法情報サイトです。旺文社刊行書籍を含む、約6,800点(※2)の大学受験用参考書を科目・ジャンル別に掲載しており、書籍を実際に利用したユーザーによって、「使用時期」「使用期間」などの参考書の使い方情報が蓄積・シェアされていく仕組みとなっています。様々な参考書を比較しながら自分に合った勉強法を探せるサービスとして、2020年4月の利用者数は約3.1万人(※3)に上っています。・参考書検索トップページ:※1 2020年3月末現在、シリーズ4アプリiOS/Androidの合計※2 2020年4月末時点の掲載書目数※3 2020年4月の月間サイト訪問者数【会社概要】社名:株式会社 旺文社代表者:代表取締役社長 生駒 大壱設立:1931年10月1日本社:〒162-8680 東京都新宿区横寺町55TEL:03-3266-6400事業内容:教育・情報をメインとした総合出版と事業会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月15日編集部:学研キッズネット編集部コロナウイルスの感染拡大により休校の延長を受けての自宅学習の支援策として4月から5月にかけて「オンライン自習室」を実施しているHUSTAR株式会社が運営するオンライン学習コーチングサービス「スタディチェーン」は、「オンライン自習室」の累計の利用者が1000人を突破したことを発表しました。「スタディチェーンのオンライン自習室」の利用者が累計1000人を突破スタディチェーンでは、コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、休校延長により自宅学習が強いられた受験生の自宅学習の支援策として4月から5月にかけて「オンライン自習室」を実施しました。合計1ヶ月間に渡るオンライン自習室では累計の利用者が1000人を突破しました。期間中、朝9時~夜23時まで開放したオンライン自習室ですが、「モチベーションが上がった」「勉強時間が前よりも伸びた」という生徒の声がたくさん寄せられました。▼実際のオンライン自習室の様子また、参加者に「オンライン自習室を利用して感じたオンライン自習室のメリット」をアンケート調査したところ、「勉強しているライバルが画面の向こう側にいるからモチベーションが上がる」、「みんな勉強しているからなかなか席を離れずらい」、「スマホで自分の手元をカメラで映すために、必然的にスマホを使えない状況にできた」、「オンライン自習室がないと絶対にだらけた休校期間を送っていた」など多くの回答をいただきました。30日間「スタディチェーンのオンライン自習室」を運営して発見した次世代の学びの形■ネットだからこそ繋がることができる日本全国、世界中の仲間とライバルオンライン自習室では、日本全国各地から多くの学生に参加して頂きました。中には海外(カナダ、アメリカ)からの参加者もおり、日本全国だけでなく世界中の休校中の受験生達が一つのオンライン自習室を通して繋がることで、刺激し合いながらの勉強や自宅学習に取り組むやる気のUPに大きく繋がりました。■休校中の受験生にとって一番の課題はスマートフォンの存在オンライン自習室ではビデオ会議アプリのZoomを使用して、入室するシステムとなっています。多くの学生はスマホでアプリを立ち上げ、スマホのカメラにて自分自身の手元を映すことで、オンライン自習室の時間中はスマホを必然的に使えない状況になるため、「なんとなくスマホを触ってしまう」という状況を回避することができました。【対話の必要性】オンライン自習室を30日間、休日、祝日も含めて朝9時~夜23時まで開放しましたが、開始から最後まで食事、休憩以外オンライン自習室を活用できた生徒はほとんどいませんでした。ただ、オンライン自習室を9時~夜23時まで活用できた生徒の特徴として、スタディチェーンの本サービスである「学習コーチング」にて、現役大学生講師と週一回Zoomにて一対一で対話を行ったという結果が判明しました。「学習コーチング」としての対話の中で、先生とオンライン自習室で1日10時間勉強するという約束を生徒自身から発表することで生徒のやる気、モチベーションが上がり毎日の学習の継続にも繋がったという事例が数多く見受けられました。やはり、コロナウイルスの感染拡大によりこれまで塾の自習室や学校での勉強が生活の中心だった生徒にいきなり長期間の自宅学習が強いられると、非常に精神的にも辛いことがたくさんあります。だからこそ、これから日本でますます発展するオンライン教育においてはより対話の形が必要となってくるのではないかということが30日間のオンライン自習室にての学びとなりました。■スタディチェーン オンライン自習室概要・時間:9時スタート、23時終了。・期間:2020年4月11日(月)から5月11日(金)まで・対象:新高校1年生、新高校2年生、新高校3年生、浪人生・自習環境:ビデオ会議サービスZoomを活用【リンク一覧(スタディチェーン)】・スタディチェーン公式サイト:・公式youtube:・公式twitter:・公式facebook:・公式クラウドファンディング:■ 会社概要会社名:HUSTAR株式会社本社:東京都新宿区西早稲田1-22-3代表者:代表取締役CEO 竹本明弘■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月13日編集部:学研キッズネット編集部HUSTAR株式会社が運営するオンライン学習コーチングサービス『スタディチェーン』は、新型コロナウイルスによる休校期間が長期化する中、コロナで学校と塾に通えない中高生にみんなの力で授業を届ける新プロジェクトを、国内最大級のクラウドファンディング「READYFOR」にて2020年5月13日(水)より開始いたします。【日本初】コロナで学校と塾に通えない中高生にみんなの力で授業を届けるプロジェクト私たちはオンライン学習コーチング「スタディチェーン」として、合格までマンツーマンの形で先生が受験勉強のモチベーション管理、勉強計画と勉強法の指導、分からない問題の解説などなど生徒との対話を通して、目標達成まで色々な壁を乗り越えられるよう励んできました。私たちはこれまでオンラインでの対話を通して生徒と絆を築き、不安や想いを打ち明け一緒に話し合うことで解決し、明日からの自宅での受験勉強を頑張れるようになる生徒をたくさん見てきました。そんな中で、新型コロナウイルスの感染拡大により日本全国の受験生が今、苦境に立たされています。日々悩み、考え抜いた末に私たちがもっとより多くの人々に知って頂くこと、ご支援を頂くことで、日本全国の受験生が自宅学習での苦しみから解放されるのではないかと考えております。これから日本全国の少しでも多くの中高生、受験生に安心して、対話を通して成長する「オンライン学習コーチングサービス スタディチェーン」を利用していただけるよう、ぜひ皆様のご支援をお願いいたします。日本全国の一斉休校により感じた生徒と先生の対話の大切さ新型コロナウイルスの影響により、日本全国の中高生が一斉に自宅学習を強いられるようになりました。そんな中で、毎日のように受験勉強や生活リズムの変化に苦しむ生徒達を数多く目にしました。そして、これからよりオンラインでもオンラインでも「対話」を通しての学びが大切であることに気付かされるようになりました。コロナによる影響の中でもなんとかして生徒を助けてあげたい、そんな想いからこれまで自分達「スタディチェーン」が行ってきた生徒との関わり合いを通して、いつでも気軽にオンラインで対話ができる環境を日本全国のより多くの生徒に届けてあげたい。と思うようになりました。コロナウイルスの影響や拡大する地域格差の影響を踏まえて、日本全国どこでも最高の教育を受験生が受けられるように、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、医学部生を中心とした難関大学生講師によるオンライン学習コーチングサービス「スタディチェーン」のさらなる充実化に取り組みます。私たちがこれまでの体験を通して思い描いた新しい学びを、日本全国の外出自粛による自宅学習で苦しい思いを抱えている受験生に届けるカタチに挑戦します。プロジェクト概要プロジェクト名:コロナで学校と塾に通えない中高生にみんなの力で授業を届けたい募集期間:2020年5月12日(火)〜7月31日(金)目標金額:200万円募集方式:All-or-nothing方式【支援金額とプロジェクトの返礼品】・3000円:受験生へ合格までの勉強計画を東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、医学部生の現役大学生がオーダーメイドにて作成し、プレゼント・7000円:子ども1人を一ヶ月間サポートすることができます(目安)・36,000円:子ども3人を一ヶ月間サポートすることができます(目安)※日本全国の子供10人に無料で合格までのオーダーメイドの勉強計画を配布することができます。※活動報告書をメールにてお送りします。※発送は、いずれも2020年7月上旬頃を予定公式サイト:オンライン学習コーチングサービス「スタディチェーン」について【リンク一覧(スタディチェーン)】・スタディチェーン公式サイト:・公式youtube:・公式twitter:・公式facebook:■ 会社概要会社名:HUSTAR株式会社本社:東京都新宿区西早稲田1-22-3代表者:代表取締役CEO 竹本明弘 ■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月13日編集部:学研キッズネット編集部小中高校生向けオンライン家庭教師「まなぶてらす」は、新型コロナウイルスによる小中学校、高校の休校延長を受け、自宅で勉強中の全国の子どもたちの質問にオンラインで答える「質問レッスン」サービスを2020年5月11日(月)から一般公開。利用は無料で、小中高生の勉強の疑問に「まなぶてらす」講師陣(登録数190名)がボランティアで指導を担当します。質問レッスン概要■「質問レッスン」とは?小中学生、高校生が、勉強中にわからない問題に出会ったとき、オンライン上で質問ができる無料の自習支援サービスです。わからない問題をスマホで撮って専用フォームから送信すると、まなぶてらす講師陣による20分間のオンラインミニレッスンが無料ですぐに受けられます。レッスンは休校支援として「まなぶてらす」講師陣がボランティアで行います。質問の受付時間は、月曜から土曜のあさ9時からよる8時まで(日曜休み)です。■「質問レッスン」の利用について利用には「まなぶてらす」の会員登録(無料)が必要です(不特定多数の利用を避けるため)。ミニレッスンはSkypeやZOOMを使い、ビデオ通話にてマンツーマンで行います。質問ができるのは、1回1問です。生徒間で不平等にならないように質問は週にひとり最大5回(5問)までとしています。■なぜ「質問レッスン」サービスを始めたか新型コロナウイルスによる休校措置により、子どもたちの自宅待機状態が続いています。学習塾や家庭教師も休止され、学習面で不安を感じているご家庭が多いと思います。特に受験生のいるご家庭は大変な不安を抱えているはずです。こうした状況の中、子どもたち、そして保護者がいちばん困る問題があります。それが、勉強中わからない問題にぶつかったときです。「質問をしたくても聞ける先生がいない・・・」「教えたくても、うまく教えられない・・・」休校措置、自宅待機中のいま、これは本人にとっても、保護者にとっても、非常に頭の痛い問題です。そこで「まなぶてらす」は急遽、休校中の子どもたちの質問に答える「質問レッスン」サービスをつくりました。わからない問題にぶつかっても、教えてもらえる先生がいれば、子どもたちの手は止まることはありません。たったひとりでも、勉強を前へ前へと進めていくことができます。休校措置がつづくいま、子どもたちの「?」に答えるこんなサービスが社会に求められていると考えました。■ボランティアで教えてくれます「まなぶてらす」ではこのサービスを、民間による休校支援策として「無料」で提供すると決めました。そして始めるなら、できるだけ長くサービスを提供し続けたいと考えています。無料サービスとして素早く立ち上げ、この事業を長く続けていくためには、生徒の質問に対して、先生がボランティアで教える必要があります。そこで「まなぶてらす」講師に新サービスについて協力を呼びかけたところ、約70名の講師が賛同してくれ、ボランティアでの指導をスタートできる体制が整いました。5月7日(木)から会員限定で試験的に質問を受け付けていますが、質問送信からほぼ30分以内にレッスンがスタートし、子どもたちの疑問に答えています。休校中、勉強が思うように進まない、わからない問題で手が止まってしまう、休校中の勉強方法について相談したい、そうしたご家庭の悩みを少しでも緩和できるよう講師一同で休校中のご家庭をサポートしていきたいと思います。「質問レッスン」の利用方法1.まなぶてらすの会員登録本人確認のため、まずは「まなぶてらす」の会員登録をおこないます(会員登録は無料)。会員登録ページ:.「質問レッスン」専用フォームにアクセスする会員登録後、ログインをしてマイページ上部の「質問レッスン」と書かれたバナーをクリックする。3.フォームに必要事項を記入して送信する「質問レッスン」専用フォームに入るので、そこでわからない問題をスマホで撮った画像ファイルをフォームに添付し、必要事項を記入して質問を送信します。4.担当する先生からメッセージが届きミニレッスンスタート質問に不備がなければ、送信から通常30分以内に担当の先生から連絡が届きます。ビデオ通話を開始して、20分のミニレッスンを受講して問題を解消してもらいます。■「質問レッスン」利用者の声試験的に、5月7日から3日間「質問レッスン」を現在の会員限定で実施しました。寄せられた質問は41問、特に小中学生の理数系の質問についての質問が多く寄せられました。ここで、実際に「質問レッスン」を利用した保護者の感想をご紹介します。■大阪府在住中2保護者の声質問サービスを利用させていただきました。休校中、さまざまなオンラインサービスを活用してまいりました。今回提供くださった質問サービスは、本当に子どもが求めていたものです。すぐ回答くださるのも 学びのスピードを維持できるため 本当に有難いです。ボランティアの先生方には感謝しかありません。講師の先生がたの質が素晴らしく高いです。最近は親が教えられることが少なくなってしまい、休校解除 になっても是非サブスクで利用させていただきたいです。感謝をお伝えしたくご連絡失礼いたしました。■今後の予定休校が明けて学校が始まっても「わからない問題をすぐに教えてほしい」というニーズはあると思います。このサービスを継続させることで、たとえ自宅のみの学習であっても教育格差が生まれない環境をつくりたいと考えています。「質問レッスン」を継続し、家で学習する子どもたちの家庭学習ツールとして広く利用してもらえたらと思います。塾や学校に行けなくても、休校になっても、安心して学べる。子どもたちの?に答え、働くお母さん、小さい子を抱えたお母さんにとっても安心便利なサービスを目指していきます。オンライン家庭教師「まなぶてらす」について「まなぶてらす」は、勉強系や習いごと系のレッスンを、オンラインビデオ通話を使い、1対1のマンツーマン形式で教えるサービスです。登録講師数は190名。「まなぶてらす」で学べるのは、小・中・高の勉強と、受験と、子どものリベラルアーツです。勉強系では、補習からテスト対策、受験対策(中学受験から大学受験まで)、検定試験対策を行っています。子どものリベラルアーツでは、そろばん、作文・小論文、英会話、理科実験、将棋、プログラミング、ピアノ・バイオリン・ギター、アートと幅広いレッスンを実施しています。▼まなぶてらす公式サイト【会社概要】株式会社ドリームエデュケーション設立:2007年11月29日代表者:坂本 七郎事業内容:インターネットを使った家庭学習支援サービス所在地:千葉県市川市塩焼2丁目2-69会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月11日編集部:学研キッズネット編集部【5/12締切】近畿圏で中学、高校受験の公開模擬テストの企画開発、運営を行う株式会社五ツ木書房は、新型コロナウィルスの影響により自宅学習を行う中学3年生、小学5,6年生を対象に、自宅で受けられる「おうち模試TM」を実施します。長年にわたり、受験生・保護者・塾・中学校・高校から信頼をお寄せいただいている五ツ木模試、五ツ木・駸々堂模試の新作問題にチャレンジ、その成績から暫定偏差値を算出し、五ツ木独自の志望校判定を行います。現在の学力と弱点を把握し、志望校との距離を計ることは、受験に向かう意欲を育みます。申し込みは2020年5月7日(木)から5月12日(火)まで、公式Webサイトなどで受け付けています。五ツ木書房のおうち模試TM概要【五ツ木のおうち模試(中学3年生対象)3つの特長】1.中3・五ツ木模試として作成した新作問題を投入します。入試の体裁に合わせた問題を時間内に解き、自らの手で解答用紙に書き込むことがポイント。2.暫定偏差値を算出し、五ツ木独自の志望校判定を行います。3.中3・五ツ木模試の「個人成績表」と「まとめ資料」の内容すべてが体験できます。【五ツ木・駸々堂おうち模試(小学5・6年生対象)3つの特長】1.小5・小6 五ツ木・駸々堂模試として作成した新作問題を投入します。入試の体裁に合わせた問題を時間内に解き、自らの手で解答用紙に書き込むことがポイント。2.暫定偏差値を算出し、五ツ木・駸々堂独自の志望校判定を行います。3.五ツ木・駸々堂模試の「個人成績表」と「まとめ資料」の内容すべてが体験できます。【受験生特典】1.5/25(月)に問題のポイント解説動画を閲覧できます。2.「教え合い動画コンテスト」を開催予定。思考力・表現力が鍛錬されます。3.LINE公式アカウントでいち早く役立つ情報を得られます。申し込方法詳細【お申込み受付期間】2020年5月7日(木)~5月12日(火)【申込方法】1.個人の方・指定取扱店での申込※営業時間・休日などは各自でご確認お願い致します。▼インターネットでの申込中学3年生:小学5・6年生:2.団体の方・指定申込書での申込詳しくはお問い合わせください。(TEL 06-6913-1251)【受験料】五ツ木のおうち模試TM(中学3年生対象):4,400円(税込)五ツ木・駸々堂おうち模試TM(小学5・6年生対象):4,840円(税込)▼五ツ木のおうち模試(中学3年生対象)公式Webページ▼五ツ木・駸々堂おうち模試(小学5・6年生対象)公式Webページ■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月11日編集部:学研キッズネット編集部株式会社受験ドクターは、中学受験を目指す小学5・6年生を対象とした「オンライン集団授業」を2020年5月8日(金)~5月17日(日)まで無料で開講します。新型コロナウイルスの影響による休校で不安を抱えるご家庭に向けた、中学受験生応援キャンペーンです。無料集団オンライン授業概要新型コロナウイルスの影響で小学校の休校や学習塾の休業が長期化するなか、学力の維持と向上に悩むご家庭の不安を少しでも解消するため、「中学受験で必須」かつ「多くの小学生が苦手とする単元」をピックアップし、「コロナに負けるな!中学受験生に勇気と感動を!自粛受験生応援キャンペーン」として今回特別に無料で全国のご家庭にオンラインでお届けします。詳しくはこちら〇「双方向」のオンライン集団授業です無料のオンライン動画授業によくありがちな、動画をただ一方的に見るだけの授業ではありません。 受験ドクターのオンライン集団授業は、Zoomで講師と生徒がつながり、質疑応答や発言を受け付けながら進められる双方向の授業です。リアルタイムのプロの授業をご家庭で体験できる希少なチャンスです。〇個別指導のノウハウから生まれた集団授業です受験ドクターのオンライン集団授業は、よくある集団塾の集団講義とは違います。個別指導塾として、ひとりひとりと向き合うことで個々の課題を掘り下げ、指導ノウハウを蓄積、研究してきました。毎年改訂を重ね進化し続ける当塾の「偏差値20アップ指導法」に基づく「根本原理指導」をお届けします。講義一覧個別指導のノウハウを究めたトップクラス講師の「プロの指導」が無料で受けられるチャンスです。各教科先着50名限定です。受講希望の方は早めのお申し込みをお勧めします。■受験ドクターについて「受験ドクター」は【目の前の1人を勝たせる!】をモットーに、お子さん一人ひとりの性格や学習状況に合わせたオーダーメイド授業の「個別指導塾」「プロ家庭教師の派遣」のサービスを提供しています。開成合格者数は2018年度~2020年度の3年連続で10名以上となり、個別指導No.1の高い合格実績を達成しています。■会社概要商号:株式会社受験ドクター塾長:安部 公一郎所在地:〒151-0053東京都渋谷区代々木1-55-4ヤマカドビル3F事業内容:中学受験専門の個別指導塾「中学受験ドクター」、中学受験専門の家庭教師「家庭教師ドクター」公式サイト: ■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月06日編集部:学研キッズネット編集部現在、新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出自粛を余儀なくされ「休校」や「在宅勤務」をしている人は多いのではないでしょうか。そんな中、政府関係者や一部の知事らを中心に「9月入学」案の議題が多く持ち上がっています。学習格差の解消や世界に標準を合わせることによるメリットなどがあげられる半面、新卒一括採用システムを導入している企業側との足並み、9月までの学費についてのデメリットも多数あげられます。収束時期の見通しが立たない中、どのような意見があるのでしょうか。画像は文部科学省HPより「9月入学」についてメリット・9月入学を実施することで、休校中にオンライン授業を実施している学校と不実施校などの「教育格差」がなくなる・世界標準にすることで日本と海外の留学制度がより活発になる・休校期間分の授業を追い込む必要が減り、良質の授業を増やせる期間が増える・学生たちの「夏休み」「文化祭・体育祭」「修学旅行」などの課外授業を実施するためのスケジュールに余裕が生まれる・受験時期を2021年7~8月にそろえることで混乱がなくなる・受験時期のインフルエンザや積雪による心配を解消できるデメリット・受験の時期が夏になる影響(熱中症など)・最終学年の卒業時期が3月から8月にずれることで、就職時期に影響が出る・半年分の学費の補償はどうなるか不透明・進級、進学、就職時期がそれぞれ半年間送れる・企業を含め3月締めの多い日本にとって、会計年度等の調整が必要になる※いずれも、9月までに感染症の影響が終息している場合とするなどの意見があげられる。ほかに懸念されているデメリットとしては、「9月入学」にした場合の生徒数の増加に伴う課題が叫ばれている。もし今年から「9月入学」制度が導入された場合、2021年度の新小学1年生にあたる子どもたちは2015年4月~2016年8月生まれとなり、例年に比べ1学年の生徒数が1.4倍になると言われている。その場合、教室や机の数は足りるのか、対応する先生たちのリソースはもちろん、増える生徒数に学校が耐えられるのかなどの課題があがっている。そのほかにも、4月28日に行われた記者会見で萩生田文部科学大臣は「9月入学」について、授業料などの学費の面では対応できる環境は整っているのではと述べつつ、「義務教育の小・中だけ9月から8月に変えても、高校入試も変わらなければ、大学、就職活動などにも影響が出てしまう。保育園だって9月までやってくれなかったら、3月に卒園したら、その間また半年間、何らかの受け皿を作らなければならない。課題なのは、社会全体でこのスケジュール感を共有できるのかどうか。もし9月入学で8月卒業ということになりますと、2年度にまたがる学校運営をしなきゃならない。」と語っている。上記のように、今年度の学習格差の解消など一定の効果は見込める一方で、様々な課題や混乱が生じることが懸念されている。短期間での実施を目指すのは難しいことだが、私たち一人ひとりがメリットとデメリットを理解すれば、少しでも混乱を避けること準備はできるはず。まだ今後の見通しが立たない状況ではあるが、これを機会にお子さまと話し合う時間を設けてみるのもいいかもしれません。【新型コロナウイルス感染症対策サイト】■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月04日編集部:学研キッズネット編集部大学受験のオンライン個別指導塾を展開するセンセイプレイス株式会社は、新型コロナウイルスの感染拡大による学校休校が長引く中、急浮上してきた「9月入学・新学期」制度に対して、学生に向けたアンケート調査を実施しました。9月入学・新学期について賛成が反対を上回る結果に「入学・新学期を9月に遅らせることを政府が検討している点をどう思いますか?」と聞いたところ、賛成が43%、反対が27%、どちらとも言えないが30%という結果となり、賛成が反対を上回る結果となりました。また、同様のアンケートをセンセイプレイスのYouTubeチャンネルでも行ったところ、1684名に回答いただき、賛成が45%、反対が36%、どちらとも言えないが19%という結果となり、こちらも賛成が多い結果となりました。2つの調査を合算すると、1921名が回答し、賛成が860名(44.8%)、反対が670名(34.9%)、どちらとも言えないが391名(20.3%)という結果となりました。賛成と答えた学生の意見を抜粋すると、9月入学・新学期がグローバルのスタンダードだからと回答する意見や、「現状の自宅での学習環境がみんな平等であるとは言えないから」「授業の進度が心配だから」「オンライン授業をしない学校もあるから」など、学習進度が地域や学校によって異なることから学習格差が生まれてしまうことを懸念とする意見が多く回答されました。また反対意見を見ると、「早生まれの扱いや入試の時期などまだまだたくさん課題がある中で、コロナの混乱に乗じて勢いで決めてしまいそうなのが不安」「受験予定が不透明な検討によって大幅に狂ってしまうこと」「夏の甲子園やインターハイなどが完全に無視されてしまっていて、推薦の選抜が難しくなること」「この年からこれを採用すると9月と10月生まれの間で年度が切り替わることになり混乱してしまう」など様々な課題がある中で、短期間で9月入学・新学期となることへの不安から反対する学生が多いことがわかりました。■アンケート概要期間:2020年4月30日(木)対象:ネット自習室利用学生およびセンセイプレイスYouTubeチャンネル視聴ユーザー手法:オンラインアンケート回答数:ネット自習室利用者237名(男137、女100)、YouTube視聴ユーザー1684名■会社概要2015年にCEO庄司裕一とCLO(学習責任者=Chief Learning Officer)馬場祐平の2人で創業した教育スタートアップ。3度の資金調達を経て、現在は社員10名を中心に、学生インターン30名・学習コーチ40名が在籍する規模に拡大。2017年にスタートした大学受験生向けYouTubeチャンネルは、開始3年間でチャンネル登録者数約2万人超、視聴回数1000万回の人気チャンネルとして成長中。会社名:センセイプレイス株式会社所在地:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2丁目13-3 橘ビル5階代表者:庄司裕一(しょうじゆういち)設立:2015年4月資本金:8,293万円(資本準備金含む)会社HP:URL: ■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月01日ムスメちゃんとオコメちゃん
ドイツDE親バカ絵日記
yopipiのプチプラコーデ〜ときどき育児日記〜