妊娠中期に発症する頭痛は、緊張性頭痛という、肩こりや腰痛が原因のものが多くなります。妊娠経過で大きくなった乳房の重さで、肩が張る、おなかをかばうために、体のバランスを崩して腰痛になり、それが背中や肩まで達して、頭痛を引き起こすというわけです。無理のない範囲でのストレッチで身体をほぐす、首から肩を蒸しタオルなどで温める、などを試してみては。また、ホルモンの変化によって偏頭痛が起こっている場合も。偏頭痛のメカニズムは、脳血管が何らかの理由で拡がり、拡がった血管によって神経が圧迫されたり引っ張られることで痛みが起こるもの。偏頭痛の場合は、ズキズキする部位を濡れタオルなどで冷やし、暗い部屋で横になって休むと、拡がった血管が収縮し、頭痛が緩和すると言われています。また、普段からコーヒーを飲んでいる人は、少量のコーヒーを飲むと症状が緩和することも。これは、カフェインの血管収縮作用で、拡がりかけた脳血管を収縮させるからです。過剰摂取を続けると妊娠の継続に影響があるとされるカフェインですが、1日コーヒー1~2杯程度なら妊婦さんでも問題ないとされています。あまりにひどい頭痛や、発熱を伴う頭痛の場合には、医師の診断を受けるようにしましょう。妊娠中でも飲める痛み止めを処方してもらえます。また、妊娠期には鉄欠乏性貧血が起こりやすくなりますが、貧血のせいで頭痛の症状がでる場合もあります。みんなどうだった? 妊娠中期の「頭痛」の体験談・兄がいておさがりもあるし、赤ちゃんばかりお祝いをもらうからママにあげると幼なじみからマッサージ機をもらいました。目が悪く、頭痛、首こりがひどかったので嬉しかったです。(32歳)・つわりの終わる頃の時期は毎日頭痛がひどかったです。・妊娠中は一定期間毎日頭痛に悩まされましたが、あるとき突然治りました。・肩こりからくる頭痛だったので、ひたすら肩を温めました。・頭痛がありましたが、カフェイン入りのコーヒーを飲むとマシになりました。・妊娠中は頭痛がひどく、病院で勧められて漢方を飲みました。・花粉症でしたが、いつもの抗アレルギー薬を飲んで差し支えないと言われたものの、気になって飲みませんでした。頭痛薬や、胃薬も必要なら内服するようにと言われ、胃薬は処方された物をずっと内服していましたが、頭痛薬は我慢しました。妊娠中ずっと尿たんぱくが+でしたが、食生活等一切指導制約はなく、本当に大丈夫なのか気になりました。ちなみに足はパンパンにむくみ、くるぶしは全く見えませんでした。・持病の薬は欠かさず必ず飲めと毎度言われていましたが、頭痛薬はかなり押してやっと出してもらえました。妊娠糖尿病で自己血糖計測を強制されましたが、数値の確認は最初だけであとは確認されなかったので、保険がおりない検査キットと針が惜しかったです。自己管理はお腹の子のためと言い聞かせたけど、強制なら確認すべきでは?と思いました。・少し頭痛がするというと薬を出され、ずっと具合が悪いより飲んで早く治した方がよいと言われた。でも薬を飲むには抵抗があって不安だった。・頭痛がひどいといっても、特に妊娠には関係ない、という通り一遍の答え。でも、たぶんそうなんだろう、と思いました。・妊娠悪阻や頭痛で寝込んでるとき、夫に「弱いな~」と言われた。(22歳)・元々便秘がちだったが、妊娠してさらに便秘になりました。1~2日出ないだけでも、むくみや頭痛、ボーッとするなどの不快感があり、産科で処方された薬に頼りっぱなしでした。・便秘はお水をよく飲むようにしました。一度あまりにも出なくて妊娠中で薬も使えず、頭痛や体のだるさまで出てしまいましたが、水を飲んで頑張りました。便秘改善のため、植物性乳酸菌飲料を飲むと比較的良かったのですが、妊娠後期からは糖が出てきてしまったので、それからは控えました。・亜鉛をとりました。頭痛持ちには良いと聞きました。(31歳)・頭痛は水分不足でなるから水分をとれば治ると言われたが、治らないことが多々あった。(28歳)・安定期頃に入った頃、頭痛がひどかったです。(34歳)・頭痛の時でも薬を飲まず、ひたすら寝て時間が経つのを待ったという感じでしたが、どうしてもひどい時は、冷却シートをこめかみに貼ると楽になりました。・もともと頭痛持ちでしたが、薬が飲めなかったので、頭痛や首の痛みは一番困りました。整体に行き、首回りを調整してもらうと、ある程度改善しました。また、妊娠中期に入ってからは、医師に相談して、ネックレスタイプの磁気をつけていました。・普段、偏頭痛がひどく、今までは決まった市販の頭痛薬を飲んで治していましたが、妊娠中はその薬が飲めない上に、産婦人科で出された薬では効かず、苦労しました。(25歳)・肩こりからくる頭痛がひどかったので、対処としては、頭痛薬は飲まずに、休みの日にできる限りマッサージに通い、抱き枕や寝る姿勢にも気をつけました。・突然、目の前が砂嵐のようになったり、視界が断片的に見えにくくなったりした後、必ず、頭痛がきて嘔吐を繰り返すことが多々ありました。病院で診療を受けると、偏頭痛の症状で妊娠中のストレスや血流の悪化が原因とのことでした。妊婦でも服用できる頭痛薬を処方してもらい、視界に変化あったらすぐ服用することで、解消できました。・休むより他の方法はなく、頭痛には薄く作ったコーヒーが効きました。妊娠中は胎児に影響があるとは言え、頭痛薬も飲めないので、普段からカフェインを取っている人は全く抜いてしまうことが原因かどうかは判りませんが、睡魔と頭痛には、かなり悩まされました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日つわりの期間には個人差がありますが、大体胎盤が完成する妊娠15週くらいには終わることがほとんどです。ところが、妊娠中期になってもまだつわりが続く場合や、いったん治まったつわりが、また始まったと感じる人がいます。これは、そもそも妊娠するとプロゲステロンというホルモンの働きにより、消化器平滑筋が弛緩し、また、子宮が大きくなることで、周りの消化管を圧迫するようになります。このことから、消化器運動が低下し、胃の中にいつもよりも長時間食物が停滞するため、ムカムカしたり、胃酸の分泌異常になってつわりのような症状がでたりするのです。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日今まではなんともなかったのに、妊娠中期になって急に便秘の症状がでることがあります。これは、妊娠するとプロゲステロンというホルモンの働きにより、消化器平滑筋が弛緩します。また、子宮が大きくなることで、胃を圧迫するようになります。また、子宮内に羊水を貯め込もうとする働きから、体内の水分量が減る、初期のつわりで十分に水分や食事が摂れなかったときに、便の原料が不足して便秘グセがついてしまった、なども妊娠中期の便秘の原因となります。便秘とは、主に、通常1日1回だった排便が、数日に1回程度に減少する、排便間隔が不規則、便の水分含有量が低下し、硬便になっていることなどを指します。毎日出ていても、出る便がカチカチの硬便の場合には、便秘となります。便秘にならないように、水分と繊維質をしっかり摂り、いつ出したかを覚えておくのが一番ですが、もし便秘になってしまった場合には、便秘薬を使用し、排便を促すようにしましょう。カチカチの便をいきんで出すのは、裂肛(切れ痔)の元になるので要注意。どうしても自力で出せない場合には、摘便(てきべん:肛門から指を入れ、便を摘出する医療行為)を健診時にお願いすることになります。みんなどうだった? 妊娠中期「便秘」対策の体験談・鉄分補給の為にあさりを、便秘予防の為にひじきを、カルシウム補給の為に牛乳を摂っていました。(28歳)・コンニャクを便秘解消のため、グレープフルーツをビタミン摂取のために食べるようにしていました。(28歳)・元々便秘で、妊娠中は医師から便を出やすくする薬を貰ったが、飲みたくなかったからさつまいもを毎日食べて自力で出していました。(29歳)・便秘ぎみだったので、さつまいもとプルーン・ヨーグルトを食べていました。(36歳)・ビタミン補給と便秘の予防のため、ドライフルーツを空腹時のおやつ変わりに食べていました。(32歳)・ドライプルーンとヨーグルトを意識して食べました。また、便秘予防のためにオリゴ糖、むくみ予防のために煮小豆も食べていました。(30歳)・鉄剤を服用していて便秘になりやすいので、便秘改善の為にバナナを食べていました。(32歳)・バナナを食べて食物繊維をとり、便秘にならないように心掛けました。(24歳)・フルーツでビタミン摂取、牛乳とヨーグルトで便秘防止、煮干でカルシウム摂取していました。(38歳)・本当は苦手だけど、貧血と便秘によいときいたのでプルーンを食べていました。(33歳)・葉酸や鉄分があると言われてほうれん草を、便秘にならないためと、甘い物を我慢するためにサツマイモを食べました。(36歳)・ホウレン草など鉄分を多く含むものや、乳製品を便秘解消のためにとっていました。(25歳)・便秘がちになり、妊娠中は極力下剤に依存したくなかったのでヨーグルトをとるようにしていました。(31歳)・便秘に効き、産後母乳の出が良くなると聞いたので玄米を食べました。(30歳)・主に野菜中心の食事で便秘を防止し、妊娠専用サプリメントで葉酸など普段の食事で補いにくいものをカバーしていました。(23歳)・食物繊維が豊富な大豆を、便秘対策にとっていました。(31歳)・鉄分と葉酸入りヨーグルトを、赤ちゃんのための栄養分と便秘改善のために食べました。(39歳)・桃はよく食べました。便秘気味だったのもあり、後期になるほどいきむのも怖くなって…桃を食べると便秘解消になりました。(32歳)・貧血になったため、ひじき ほうれん草等鉄分を補う食事をしました。 便秘予防のため普段は嫌いで飲まない牛乳をとりました。(33歳)・便秘がちだったため、食物繊維を多く摂るようにしました。(27歳)・便秘予防と鉄分・カルシウムを意識してヨーグルトとプルーンを妊娠中は欠かせませんでした。(29歳)・野菜をよく食べました。出産が冬だったので、特に根菜を食べました。身体を冷やさないようにするためと便秘解消のためです。(31歳)・野菜類で繊維質を摂取して便秘を予防し、納豆、イチゴなどで葉酸を摂取しました。(39歳)・牛乳が苦手なので、少しでもカルシウムをと思い、また、便秘予防のためヨーグルトを食べました。レバー等:鉄分補給のためにほうれん草も食べるようにしていました。(25歳)・便秘だと胃のムカムカが増すので、便秘解消のために野菜や炭酸水をたくさん食べるようにしていました。・もともと便秘とは無縁だったのに、妊娠を機に便秘がひどくなりました。食生活と運動で直すように言われ、食事も気を付けていたのですが、それでも改善されないので便秘薬を出してほしいとお願いしても、睡眠を9時間取るように言われただけでした。妊娠性湿疹がひどく1日2~3時間しか眠れない中、睡眠をと言われても正直無理でした。・便秘になったので、イモ類を食べるように心がけました。(33歳)・お米と野菜をとり、便秘を予防しました。(27歳)・便秘を解消するためにカボチャを食べるようにしました。(33歳)・きなこやバナナなどを食べ、便秘対策をしていました。(29歳)・便秘解消のため、グリーンスムージーを飲んでいました。(28歳)・便秘防止と栄養補給のために、プルーンと大豆プロテインをとっていました。(36歳)・貧血があったので鉄分を摂取するためと、便秘改善のために、プルーンとヨーグルトを食べるようにしていました。(29歳)・元々便秘がちだったので、マタニティ雑誌で便秘に効果的な食品に挙げられているヨーグルトや野菜を積極的に採っていました。(27歳)・食物繊維で便秘もせず、葉酸も入っている青汁を、栄養の補助的に飲んでいました。手軽に摂取出来たのが良かったです。(25歳)・納豆、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品を便秘解消のためにとるようにしていました。(31歳)・出産が冬だったので、根菜を中心に野菜を食べました。身体を冷やさないようにするためと、便秘解消の為です。(31歳)・一度、明け方に左のわき腹が猛烈に痛くなり、起きあがれないほどになりました。病院に行ったところ、子宮が大きくなって腸が圧迫されたことによる便秘とのことでした。ちょっと恥ずかしかったけれど、本当に痛くて会社を休んだほどだったし、妊婦は便秘との戦いだよーと先生に言われ、侮れないなと実感しました。・そばやそうめん、とろろは たくさん食べても体重が増えにくいのと、食物繊維を摂って便秘解消できると思ってよく食べていました。(28歳)・妊娠中に太りすぎないようにお腹いっぱいにしたかったのと、便秘解消を狙って野菜をとりました。(33歳)・ビタミン、葉酸等を摂取するためと、便秘解消のために緑黄色野菜を食べるように気をつけていました。(35歳)・便秘だと胃のムカムカが増すので、便秘解消のために野菜や炭酸水をたくさん食べました。・お米を玄米にしたら、便秘が解消されました。・毎日快調だったのに、妊娠した途端便秘になった。3日出ないのが普通になり、便秘解消のためいろいろ試し、今は1~2日に1回出るようになりました。続けているのはバナナきな粉ヨーグルト、オリゴ糖、ゴボウ茶、黒豆、エビオス錠、起きてすぐ水を飲むなどです。おりものが増えた時は病院で相談し、膣に入れる座薬を処方してもらったら効きました。・元々便秘で、便秘薬を服用しており、妊娠中~授乳中の現在は、産院で便秘薬を処方してもらっています。尿漏れには、人生で初めてパットを利用しまし。・便秘で4日出ない日が繰り返していたので、下剤を使用し解消しました。・妊娠前から便秘がちで妊娠中後期からさらに悪化したが、薬を処方してもらったり、水分をたくさんとるようにした。妊娠中期から便秘だったこともあり、切れ痔になりました。すぐ薬を処方してもらい、2日で治りました。・妊娠前は生理前のみ便秘がちで、普段はゆるいぐらいだったが、五ヶ月前後からは食べた分はまともに出なくなり、同じ時期の妊婦さんよりお腹が出ていた気がする。三ヶ月の健診で腸管にガスがたまっており、腹部エコーでは赤ちゃんがうつらなかった。・妊娠中期に酷い便秘になり便秘の腹いたで陣痛みたいになって病院に駆けつけ子宮頸管も短くなってきているのでといわれ一週間入院になりました。それからは、なるべく食事等でも便秘が治らない時は、病院で貰った下剤を我慢せずに早めに飲んで便秘解消するようにしてます。・出産後便秘が解消された。・もともと便秘がちなので、毎朝野菜ジュース、豆乳、ヨーグルトは必ず食べている。・妊娠初期は下痢気味だったのですが、妊娠中期にはいると便秘になりました。安定期で食欲も旺盛だったので、出ないとお腹がカチカチで辛かったです。繊維質なものを食べると更に悪化したので、なるべく朝に水分をいっぱい取るようにしてました。妊娠後期には、産婦人科から便秘薬を処方してもらって、なんとかしてます。・鉄分は重要です。血液検査でひっかかると薬を出され、それを飲むと便秘がひどくなります。鉄分摂取のために、プルーンを毎日食べています。(38歳)・便秘がひどく漢方薬を処方されたときに、「毎日飲んででも便が出るようにして下さい。」と言われたのですが、いくら漢方薬でも、飲みすぎて赤ちゃんに影響はないのかな、と疑問に思いました。(22歳)・鉄分を摂取するために、よくプルーンを食べていました。便秘解消にもなりました。(25歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中期は、安定期と呼ばれるくらい、心身ともに穏やかな妊娠期間です。でも、プロゲステロンの産生は分娩まで右肩上がり。妊娠期には増加したプロゲステロンが、さまざまな不調の原因となります。イライラもそのひとつ。気分転換として、軽く体を動かす、読書などなにかに没頭するなどしてやりすごしましょう。みんなどうしてた? 妊娠中期「イライラ」の解消法体験談・妊娠中にイライラするときは安くても好きなものを買っていました。・イライラ解消に音楽を聴きながら、大好きなお菓子を食べまくっていました。・こどもと二人きりだと気分が悪くイライラするので、なるべく外に出てママ友さんと会っています。・つわりはなかったけれど変にイライラしたので、たくさん外に出て、いろんな人と話しました。・なしなど水分が多いフルーツを食べると、気持ち悪さやイライラがなくなりました。・暗く憂鬱で泣きたい気分のときは、思い切り泣いたらスッキリしました。枕とか壊れないものを思い切り床に投げつけてイライラを発散しました。・夫の両親との同居でその関係上、常にイライラしていたので友達と出掛けたり話したり、1人で散歩するなどして気分転換していました。・妊婦なのに、父親から酒やタバコを勧められてイライラしました。(25歳)・中期くらいから下がり気味だったが、頑張って運動し過ぎたせいか1カ月早産でした。でも妊娠中のイライラなどは適度の運動が良いと思う。妊婦ヨガはすごく良かったです。・おなかが大きくなると、足の爪を自分で切るのが難しくなるので、妊娠中は夫に足の爪を切ってもらっていました。時間があればペディキュアをしてくれたり、むくんだ足をマッサージしてくれたりもしてくれました。マッサージをしながら「むくんで辛いよね」「あまり無理しないでね」と言われ、妊娠中のイライラがすっと楽になりました。ちょっとした一言でいいんです。夫には感謝しています。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日一般的に、妊娠期には妊娠を維持するために産生されるホルモンの働きによって眠気が出やすくなります。ただ、このプロゲステロンというホルモンは、眠気だけではなくイライラなど精神的な不安定さを引き起こす場合もあり、これが不眠につながっていることもあるでしょう。妊娠中期には、だんだんとおなかが大きくなることで、今までうつぶせや仰向けで寝ていた人が、自分が快適な睡眠姿勢が取れなくなることも原因のひとつです。横向き寝がしやすくなるように、「抱きまくら」などを試してみましょう。最近は、産後には授乳枕として長く使える妊婦さん用の抱き枕が人気です。妊娠中の不眠の対処法としておすすめなのは、交感神経を休めるために、TV、PC、スマートフォンなどを睡眠前数時間は使わないこと。こういった機器から出る強い光は交感神経を刺激します。交感神経が刺激されると体が緊張状態になるため、眠りにくくなります。ベッドでスマホを見ていると眠れなくなる「スマホ不眠」の妊婦さんは、ちょっとスマホを我慢して、彼やお腹のベビーと話したりして、のんびりした時間を作ってみては?また、牛乳には不眠症解消作用があるそうです。睡眠を促す成分にセロトニンというものがありますが、牛乳にはトリプトファンという体内でセロトニンを増やす働きのある成分が入っているためです。身体を冷やすと寝つきが悪くなるので、ホットミルクがおすすめです。みんなどうだった? 妊娠中期の「不眠」の体験談・一日中眠いのに、いざ寝ようと思うと寝れず不眠気味でした。(36歳)・お腹が大きくなるにつれ7か月ころから、何よりも背中が凝り不眠になりましたが、ヨガで無事解消しました。(29歳)・昼間は仕事中など、とても眠かったのですが、夜は胎動が気になったり、腰痛がひどくて眠れないことがよくありました(28歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中には動悸が起きることがあります。妊娠初期から妊娠中期にかけての動悸の原因は、主に鉄欠乏性貧血です。妊娠すると、母体の体重が増加する、胎児の血液を確保するという理由で、血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。ただし、赤血球量の増加よりも液体成分の血漿量の増加の方がはるかに多いため、血の量は増えますが、薄まった状態になり、貧血のようになってしまいます。これは妊婦の生理的現象で、妊娠中期になると、発症することが多いといわれています。鉄欠乏性貧血になると、疲れやすい、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、頭痛といった症状があらわれます。また、妊娠すると産生量の増える、プロゲステロンは、呼吸中枢を刺激し、動悸や息切れをおこします。更に妊娠後期(末期)近くになると、子宮の拡大で、肺を圧迫し、横隔膜の上方を押圧し、動悸や息切れを起こしやすくなります。みんなどうだった? 妊娠中期の「動悸」の体験談・張り止めをもらったが、動悸がひどくて止めました。子宮が大きくなるにつれての鬱血だと言われました。・動悸がひどくて動けない時に、主人が気遣ってくれなかった時が悲しかったです。(26歳)・とにかく体が重く、脚はむくみ手はしびれ、動悸も激しかったです。寝返りをどちらにしても辛く、めちゃくちゃ解放されたいと思いました。(36歳)・熱中症のような熱感と、寒気、動悸がしました。(38歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊婦の体温は、13週くらいまでは高温相を持続します。通常の体温より0.2~0.3℃上昇し、37℃以上の微熱を示すこともありますが、そんな妊娠初期に感じた微熱も、妊娠中期になれば落ち着きます。大体13~14週ごろには次第に下降してきて、妊娠6~7カ月頃には低温相(36~36.5℃)に戻り、分娩時まで続きます。これは、胎盤が完成し、ホルモンの産生場所が胎盤へ移行した、また妊娠維持のために産生されるホルモンの増加に身体が慣れたためではないかといわれています。ただ、ホルモンの産生は分娩まで右肩上がりですので、慣れたと思っても、また微熱を感じることもあります。また、妊娠中期ともなれば、胎児も成長して大きくなってきますので、胎児の産生する熱量が増加し、このことで熱っぽさを感じるともいわれています。ただし、38度近くの高熱の場合は妊娠の症状とは別のものですので、医師の診察を受けましょう。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると、妊婦の身体は免疫が低下し、普段であれば大丈夫なちょっとした菌やウイルスにも負けて、発熱などを起こすことがあります。このことは、当然胎児にも影響します。胎児の体温に影響を与える因子は、母体体温、胎児自身の代謝活性、子宮血流量などがありますが、胎児に対して最も大きな影響を与える因子は母体の体温です。胎児の体温は、常に0.5℃程度母体よりも高く維持されています。また、胎児は常に代謝熱を産生しており、この代謝熱は臍帯や胎児の皮膚から、胎盤を通じて母体や羊水などに放射され、胎児体温を調節しています。もし、母体が発熱した場合、羊水温もあがりますので、胎児は熱を放射できなくなり、胎児体内に熱が蓄積してしまいます。母体の発熱は少しであれば問題はない、といわれていますが、何日も熱が続いた場合には、胎児にも影響が出るのではないかといわれています。38℃以上の熱が出た場合には、早めに受診しましょう。みんなどうだった? 妊娠中期の「熱」の体験談・妊娠中は常に熱っぽかったです。・風邪をひいて熱と嘔吐があったのに、「どうせ薬も飲めないし」と夜間診療を拒否されました。点滴くらいは「打てたのでは?」と思いました。・風邪を引いてしまったときに発熱もあり、かなり体調が悪かったのに、産科の先生が「自力で治せ」と妊娠中でも飲めるお薬を処方してくれませんでした。極力、私もお薬は飲まずに治したかったのですが、インフルエンザも流行り始めた時期だったので、必要な診察をして欲しかったです。(34歳)・2回の妊娠中とも、高熱の風邪をひき、その後、副鼻腔炎にかかってしまいました。子供への影響が心配でした。(33歳)・仕事中頻繁にお手洗いに立つことが難しかったため、妊娠16週のときに膀胱炎による高熱で救急搬送されました。その後はこまめに水分を摂り、お手洗いに行く回数も意識的に増やすようにしました。・陣痛みたいに定期的にくるお腹の張りみたいなのが深夜ずっと続いて、熱もでて、ゴハンも食べられなかった6か月くらいの時に、早朝すぐ産院に行き診察してもらって、「風邪かな」と言われました。「インフルエンザとかないですかね」と聞くと、「そうかもしれないね」と言われました。どうなんだろうと思いました。そのあと診察終わった直後に産院内で嘔吐してすっきりしたことがあります。(27歳)・持病が悪化し2週間くらい高熱が続いたけれど妊婦でも大丈夫な薬を使ってくれたり薬剤師の方が薬の説明をしてくれました。その後薬の量を一時的に増やしましたが今は落ち着いているので元に戻っています。・インフルエンザになったり、高熱が出たり、咳が止まらなかったり、赤ちゃんは見えないだけに、とても不安になりました。薬も飲んだけど、大丈夫と言われても、飲みたくなかったです。(25歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠後期(末期)のトラブルとして多くの妊婦さんが経験するむくみですが、最近は冷え症の妊婦さん、ワーキング妊婦さんが増えたせいか、妊娠中期でもむくみを症状として感じる方が多くいます。医学的に浮腫(ふしゅ=むくみのこと)というのは、体の皮下組織などに余分な水分が貯留した状態の事を言います。妊娠すると、母体の体重が増加する、胎児の血液を確保するという理由で、血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。そのため、腎臓の働きが追いつかないことが、妊娠中のむくみの原因の一つとしてあげられます。しかも、エストロゲンの作用で皮下組織により水分を溜め込む作用が働き、また、日々大きくなる胎児で骨盤内は圧迫されるため、下半身の血流が心臓の方に戻りにくくなり、より下半身がむくむというわけです。予防法は、塩分の取りすぎに注意し、疲れをためないということ。同じ姿勢を続けず、軽く動かす、マッサージするのもおすすめ。足のむくみ対策には、寝るときに足を高くして寝る、弾性ストッキング(足を圧迫するための特殊な編み方でつくられた医療用ストッキングで、下肢静脈の血液還流を促進する働きがあり、静脈瘤やリンパ浮腫の治療の際などに使用されます)または、着圧ソックスなどを利用するなどしましょう。みんなどうしてた? 妊娠中期の「むくみ」の予防法、体験談・カルシウムやむくみ防止でワカメを食べるようにしていました。(33歳)・むくみ防止のためにグレープフルーツをよく食べていました。(28歳)・むくみやすかったのと、体重コントロールのため、ごぼうなどの食物繊維豊富な食材をとるよう心がけました。(32歳)・むくみに効くと聞いたので、すいかをよく食べました。(27歳)・むくみの予防に煮小豆を食べた。また、ドライプルーンとヨーグルト、オリゴ糖を便秘予防のためにとりました。(30歳)・むくみがひどかったため、バナナときゅうりを食べるよう気をつけました。(32歳)・むくみがひどかったので、塩分を抑えた料理を食べました。(32歳)・健診で足のむくみを訴えても、「仕方がない」で終わってしまいました。・普段全くむくまない体質なのにむくみ、体質の増加もあったのに特に何も指示がなく、体重増加に気を付けてのみ。結局妊娠高血圧症候群になりました。・両下肢のむくみがすごくなって、静脈血栓予防に弾性ストッキングを履いた方がいいのか尋ねたところ、あなたの好きでいいですよって言われ、どういうこと?と思いました。結局履かないで無事に何事もなく出産できました。・妊娠中、太りすぎとむくみで今まで履いていたブーツが履けなくなっていてショックでした。(25歳)・むくみ防止と葉酸摂取のため、バナナと納豆を意識して食べるようにしていました。(34歳)・むくみがひどかったので、塩分を抑えた料理を食べました。(32歳)・瓜系の野菜と果物をむくみ防止のために摂っていました。(32歳)・カリウムが多く含まれる夏野菜・梨・バナナをむくみ防止に食べていました。(26歳)・静脈留ができて足がボコボコになり、むくみも出て足首のくびれがなくなり、妊婦でお腹が大きい上に、足が人形のようにストンとなりました。鼠径ヘルニア(脱腸)も出てきて、出産後に手術しなければいけないかもと怯えて過ごしましたが、産後はどちらも治まりました。(35歳)・むくみが半端でなく、歩くのも大変でした。「怪獣」の足と言われていました。(24歳)・こんなにも太くパンパンになるのかと思うほど足首から下がむくみ、足の甲が腫れて痛くて正座ができませんでした。(34歳)・私が悲しんでいると力強い胎動を感じ、涙が出るほど嬉しくて、とても励まされていました。身体の変化では妊娠中足がすごくむくみ、ムーミンのような足になったのがかなり衝撃的でした。(29歳)・通っていた産婦人科には沢山の先生がいらっしゃったのですが、その中に1人受け付けない先生がいました。体重増加に特に気を付けていたのに「太りすぎ」と言われ、むくみが気になって相談したら「食事管理がなってない」言われたりと、とにかく感じの悪い先生でした。母体に良くないのでその先生の居ない日を選んで妊婦健診に行きました。(32歳)・妊娠6ヶ月までは、ヨーグルトや納豆で便秘はなかったですが、6ヶ月を過ぎると足の冷えやむくみも重なり便もかたくなりました。下剤をもらったり朝一番に水を飲んだりしています。・便秘やむくみがひどくなり、体重が増えた。薬を処方してもらって少しは改善したが、産むまで良くなったり悪くなったりを繰り返した。・むくみは気にしなくていいとのことでしたが、足がパンパンだったため気になって仕方なかったです。(31歳)・ルイボスティーを体に良さそうだから飲み、ドライフルーツを鉄分やビタミン摂取の為に食べ、野菜ジュースをむくみ解消に飲みました。(31歳)・バナナ、納豆 をむくみ防止と葉酸摂取のために食べました。(31歳)・ごぼうなどの食物繊維豊富な食材は、むくみやすかったためと体重コントロールのために食べました。(32歳)・夏野菜、梨、バナナはカリウムが多く含まれるのでむくみ防止に食べました。(26歳)・プルーン入りヨーグルトは、便秘にならないように、またトマトはむくみ防止のため、小松菜はカルシウムを摂取するために食べました。(33歳)・バナナ、きゅうりは、むくみがひどかったため食べました。(32歳)・バナナは、むくみを改善したかったので食べました。(22歳)・すいかは、むくみに利くと聞きました。(27歳)・妊婦の時、自分では足のむくみがすごくて大変だったが、医師からは特に異常数値ではないので特に薬を出されることもなく、自分で対処しなくてはならないのですごく困りました。何を試してもむくみが解消されることはありませんでした。・7ヶ月半くらいから安定してきたので、運動も兼ねて床拭きでカラ拭きから水拭きを一日一部屋ずつ順番でしています。一気に全部の部屋をするのはしんどいので順番にしています。前期は気持ち悪くなってお風呂に浸かれなかったけど、7ヶ月後半からむくみ対策も兼ねてお風呂に浸かってつぼ押しなどして温まります。入れないときは足湯だけでも入るようにしています。・髪の毛を洗うのが面倒になり、短くした。今まで2プッシュ使っていたシャンプーが1プッシュで充分になった上に、洗ってそのままでもいいので楽ちん。自炊することが多くなった。それまでは外食が惣菜購入が多かった。むくみ防止に簡単なストレッチをするようになった。仕事をする際、意識的に気持ちにゆとりを持つようになった。便秘対策ヨーグルトや食物繊維摂取をするようになった。・安定期は毎日寝る前にむくみ対策の足マッサージをしました。妊娠後期は切迫気味だったため、足と二の腕のマッサージのみにしました。正期産1日数回、スクワットと股関節、肩のストレッチ、足マッサージ、息をゆっくり吐く練習も行いました。・足浴を冷え・むくみ対策として7か月頃からやりました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日貧血とは、血液の成分のうち、赤血球に含まれているヘモグロビンが不足する症状。妊娠すると、母体の体重が増加し、胎児の血液を確保するという理由で、血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。ただし、赤血球量の増加よりも液体成分の血漿量の増加の方がはるかに多いため、血の量は増えますが、薄まった状態になり、貧血のように見えるわけです。血液が薄まるのは妊婦の生理的現象ですが、妊娠中期になると、身体はさらに血液量を増加させるため、鉄欠乏性貧血を発症する方も多いです。鉄欠乏性貧血になると、疲れやすい、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、頭痛といった症状があらわれます。発症した場合、鉄剤が処方されます。この時は、鉄分の吸収を阻害するタンニンの含まれる紅茶などの摂りすぎにも注意しましょう。みんなどうだった? 妊娠中期の「貧血」の予防法、体験談・貧血気味だったので、鉄分の入ったウエハースを食べていました。(28歳)・鉄分が足りなくて貧血を起こし、倒れたことかあるので、あさりや小魚をよく食べるように気をつけました。(32歳)・ごまや魚類、乳製品を貧血防止とカルシウムを摂るために食べていました。(39歳)・貧血に良いと言われたので、しじみとひじきを食べるように心がけました。(36歳)・貧血なので、チーズ、ほうれんそうなどを気をつけて食べていました。(39歳)・貧血予防のためにナッツ類をよく食べました。(32歳)・貧血検査で引っ掛かった為、のり類を食べるようにしました。(25歳)・バナナ、プルーンを便秘予防と貧血予防のために妊娠中は積極的にとるようにしていました。(40歳)・バランスと健康を意識して野菜を食べるようにしていたのと、貧血気味だったので鉄分の多いものも意識して食べました。(28歳)・妊娠中期から軽い貧血になったため、ひじき、ほうれん草、あさり、小松菜、赤身の牛肉など鉄分の多い食品をとるよう心がけました。(28歳)・血液検査の結果、貧血気味でした。レバーは食べられなかったので、ひじきとホウレン草を沢山食べました。(24歳)・鉄分が不足して貧血気味だったので、ひじきを食べるようにしました。摂りすぎはいけないとのことだったので、ほどほどの量を心がけました。(27歳)・レバーが苦手なので、貧血対策にプルーンを食べました。(32歳)・貧血気味だったので、プルーン、ひじきで鉄分を意識して摂るようにしていました。(30歳)・妊娠する前から貧血気味で数値も良くなかったので、ブロッコリー、小松菜、ほうれん草などを意識して食べるように気をつけました。(27歳)・貧血になってしまったのですが、レバーを食べると吐くので、ほうれん草、小松菜、貝類といった他の食品で鉄分を摂取しようと積極的に食べました。(36歳)・貧血防止のために、鉄分たっぷりの鶏レバーをよく食べるようにしていました。(29歳)・貧血気味だったので、手軽に栄養バランスを補える雑穀米に切り替えました。(30歳)・貧血気味だったので、ほうれん草より鉄分が多いと言われる小松菜を食べていました。(30歳)・病院で貧血と言われ、マタニティー雑誌に鉄分が多く含まれると書いてあった小松菜を食べるようしました。(30歳)・貧血がひどく、鉄分を取るように言われて鉄分入りのチーズを食べるようにしました。(29歳)・貧血気味で、鉄分補給に納豆がいいと聞いたので妊娠中はよく食べるよう意識しました。(34歳)・貧血予防に良いと聞いて、納豆を気をつけて食べるようにしました。おかげで、出産まで貧血になりませんでした。(26歳)・貧血予防に、大量に作って冷凍できるひじきを食べました。(32歳)・いい病院ではありましたが、貧血気味という診断で「鉄剤を出しましょう」とか、じんましんがひどかった時「塗り薬を出しましょう」と言ったのに、お会計時に出なかったりということが結構あり、困りました。・妊婦にはカフェインと貧血がよくないと思い、紅茶を控えました。(29歳)・サプリで葉酸と鉄を摂りました。葉酸は赤ちゃんを作るのに必要だから。鉄は貧血防止のために摂っていました。(32歳)・たんぱく質と鉄分が含まれている食べ物を心がけました。栄養をバランスよくとらなきゃと思っていました。鉄分は貧血なので摂るようにしていました。(28歳)・妊婦健診で貧血と診察され、鉄分が多いひじきやほうれん草を意識して食べました。(30歳)・ほうれん草は妊婦に必要な葉酸が含まれているため、ひじきは貧血防止のため、頑張って食べていました。(23歳)・貧血気味だったので、プルーン、ひじきで鉄分を意識して摂るようにしていました。(30歳)・貧血があったので、鉄分摂取の為と便秘改善の為にプルーンとヨーグルトを食べるようにしていました。(29歳)・仕事が大変だったので一日分の鉄分が入ったヨーグルト飲料を貧血で倒れないように摂っていました。(22歳)・妊婦になる前は海藻類は食べなかったのですが、貧血があったので、海藻類とほうれん草など鉄分豊富な食品をとるようにしていました。(27歳)・病院で勧められた根菜類、貧血気味の為にレバーやほうれん草等の鉄分の多いもの、冷え性解消の為に生姜茶を妊娠中は気をつけて食べたり飲んだりしていました。(40歳)・カルシウムを補うために煮干を、貧血だったので鉄分を補うために豚レバーを食べました。(32歳)・貧血からくる、動悸や息切れの症状はかなりつらいので、鉄分をマメにとったほうがいいと思います。・妊娠中、貧血があり、鉄剤を処方されていましたが、仕事の朝礼中は、めまいがし立っている事がつらく休憩室で休む事が多くありました。鉄剤だけでは症状が良くなる事はないので、食事で摂るように心がけていました。・2人目妊娠時、自覚症状はなかったものの酷い貧血で、鉄剤を処方されました。飲み薬が全く合わず、注射にしてもらいました。ちょっとでも気になったことがあれば、どんどん先生に尋ねると良いと思います。 ・2人とも妊娠中は貧血で鉄剤が処方された。もっと鉄分の多い食材を摂ってればよかった。・妊娠中はかなりの貧血に悩みました。でも産院で処方される薬はドラックストアで買うより格安で安心でした。とりあえず症状を自覚したら、かかりつけの医師に、体調に合わせて欲しい薬をお願いすると、大概の症状に合った薬を処方してもらえました。・サプリメントが嫌いで栄養には気を使っていたのですが、健診でよく貧血だと言われました。妊婦だとサプリメントを上手に利用した方がいいかもしれません。・軽い貧血があったのですが、病院から貰った貧血用の薬を飲み、水分はなるべくタンニンを含まないモノをとり、牛乳を鉄分・葉酸入りのものに変えました。直ぐに治りました。・つわりがひどかったので、胃薬や貧血の薬を処方してもらいちゃんと飲んだら結構良くなったので、先生や看護士さんにしっかり相談するといいと思う。・妊婦の時、特にサプリメントは摂りませんでしたが、貧血予防のために鉄分の多いものを意識して食べていました。(31歳)・仕事をしていたので、身体にいいおやつ、例えばひじきせんべいや小魚などをいつもそばにおいて、こまめに食べながら貧血予防していました。・貧血予防にサプリメントはかかせなかった。・肌のキレイな子が産まれると聞いて、「りんご」か「プルーン」を毎日食べました。おかげで鉄分も取れ、貧血予防にもなりました。(30歳)・妊娠6ヶ月頃から、貧血予防にひじき、便秘予防にプルーンを食べていました。(34歳)・妊娠初期の2ヶ月から3ヶ月頃は疲れやすいので毎晩黒酢を飲んでいました。現在、7ヶ月ですが、便秘と貧血予防にきなこ牛乳やヨーグルトを摂取しています。(33歳)・妊婦の時、赤ちゃんの体に悪いとされるものは、ほぼ我慢し、飲み物も麦茶を中心に温かくして飲み、根菜類や小松菜、ほうれん草などを貧血予防に食べた。お菓子類は、お餅類などを食べた。(28歳)・安定期を過ぎてから貧血予防の為に極力レバニラ炒めやもずくなどを食べていました。葉酸のタブレットは妊娠前から毎日飲んでました。(27歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中期に感じる痛みのうち、代表的なものは腹痛です。激痛がしたり、出血を伴う下腹部の痛みの場合は、常位胎盤早期剥離や切迫早産などのトラブルを疑う必要があります。健診のタイミングでなくても、至急、お医者さんにかかるようにしましょう。一方、以下のような腹痛は、正常な妊娠経過に伴って起こるものですので、あまり心配はいりません。まず、下腹部が締め付けられるように感じる、引っ張られて感じる、キュッという感じの痛みであれば、子宮が大きくなるために、周囲を圧迫して生じる痛みと考えられます。下腹部や足のつけ根のあたりがつるような痛みの場合、子宮をささえている靱帯が急に伸びたための痛みと考えられます。いずれも正常な妊娠経過に伴って起こる痛みだと考えられます。また、胃炎である場合にはお腹の上の方が痛くなります。妊娠中は消化器官の動きが悪くなるため、ムカムカしたり、胃酸の分泌異常をおこしたりして、胃が痛むケースが考えられます。みんなどうだった? 妊娠中期の「痛み」の体験談・6ヶ月くらいの頃、明け方にお腹がバスケットボールのようにカチカチになり、痛みと息苦しさがありました。・8週から19週頃まで頻繁にお腹の張りを感じました。お腹が張ってくると真っ直ぐに立てなくて、「く」の字に曲がった状態になるのです。無理に伸ばそうとすると、お腹が張り破けるような痛みがありました。・お腹がよく張っていたので、子宮全体がキューっと突っ張るような感じで弱い痛みがありました。・お腹と腰に鈍痛があり、生理痛のような、下痢のような痛みがありました。・お腹の右側が突っ張るような痛みがありました。・お腹の下の方に、鈍い痛みがありました。・お腹の下の方に、針で刺されるようなチクチクした痛みがありました。・お腹の真ん中がパンパンになって、はちきれそうで苦しい痛みでした。・お腹の中心(おへそのあたり)に、生理痛のような痛みがありました。・お腹の張りと、筋肉痛のような、便秘でお腹が痛い時のような痛みがありました。・お腹よりも背中や腰、お尻の辺りに痛みを感じることの方が多かったです。・お腹全体がゴロゴロして、下痢の痛みなのか妊娠によるものか区別がつきませんでした。・お腹全体が硬くなって、キューっとした痛みがありました。・おへそのあたりに、お腹を壊したような痛みがありました。・おへそがキューッとするような痛みを感じました。・おへそがチクチクして、つねられるような痛みがありました。・おへそのあたりが急に張って、はちきれそうな痛みを感じました。・おへそのまわりを、針でツンツンされているような痛みがたまにありました。・おへその下あたりがギュッと痛くなりました。軽い生理痛のような痛みでした。・おへその左右横に筋肉痛のような痛みがあり、おへその下にもチクチクとした痛みがありました。・妊娠中におへその左側がひきつるような痛みが続いたことがありました。・おへその周りで引っ張られるような痛みがありました。・産院で便秘薬を貰って便秘しない様にしました。それから、妊婦さんがよく言う股関節痛や恥骨痛、腰痛なども無縁でした。多分我が家はマンションの4階で、エレベーターもないので1日数回は新聞取りや郵便取り、買い物等4階までの階段往復をするので、足腰が強くなっているのかもしれません。あと、足がむくむので、着圧の靴下を履いたり、青竹ふみなんかもして軽減に努めました。・妊婦の時はむくみやすく、恥骨が痛くて、寝てる時よく足がつりました。(34歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中期に咳の症状がでる妊婦さんがいます。この時、まず考えられるのは、菌やウイルスなどへの感染です。妊娠中は通常よりも免疫力が下がっています。そのため、普段なら滅多に風邪ひかないような人も、風邪をひいたりしてしまいます。この場合、重症化させないように、速やかに受診し、処方の薬で治しましょう。また、妊娠中期には、大きくなったおなかに胃が圧迫され、胃酸が逆流しやすく、逆流性食道炎になりやすいといわれています。妊娠初期のつわりが、出産時まで続いたという妊婦さんがたまにいますが、それは途中から逆流性食道炎の症状に変わったものと思われます。この逆流性食道炎の胃酸が喉にあがってくるという症状で咳込みやすくなることがあります。この場合、胃酸を中和してくれるような食べ物を摂りましょう。たとえば、牛乳やアイスクリーム、ヨーグルトなど。また、妊娠中は、身体の水分をおなかに集めようと身体が変化します。そのため、他の場所の水分が不足してしまうことがあります。肌が乾燥するというのもこれが理由。そしてのどの粘膜の水分が足りなくなれば、咳が出やすくなります。咳そのものが胎児へ悪影響を及ぼすという事はありませんが、咳はクセになりますし、腹筋などへの負担も大きく、かなり体力を消耗しますので、早めに対処するようにしましょう。また、咳が出ている時は、保湿とエチケットのため、必ずマスクをしましょう。みんなどうだった? 妊娠中期の「咳」の体験談・2人とも子宮が大きくなり始めると突っ張るようになりました。下の子のときには風邪をひいて薬を飲めずにひどいい咳に耐えていたら、ある朝お腹が激痛に襲われました。午後から病院でエコーしてもらったら、足をピーンと伸ばして逆子になっていて、これがとにかくずっと痛かったです。・くしゃみや咳をする時、下腹部に鈍痛があった。・妊娠中期に風邪を引いたとき、咳き込みすぎてお腹が張ったのか、全体が引きつるように痛みました。・風邪を引いていて咳がひどくなり、お腹が強く収縮するような痛みがありました。・咳が止まらず、夜も熟睡出来ないことを伝えたところ、「そうですか」と言われただけで診察終了されてしまいました。・妊娠と共に便秘になり、急激に体重が増加しました。カスピ海ヨーグルトとプルーンと足裏マッサージで中~後期は快便でした。それと、二人めだからか5ヶ月くらいから咳やくしゃみで尿漏れするようになり、尿漏れパットが必需品でした。・妊娠中は風邪をひき咳をする度に尿漏れがあり、風邪をひいている間ナプキンで対処していました。・くしゃみ・咳のたびに尿漏れがあり、マタニティビクスで骨盤底などをしめるトレーニングやトコちゃんベルトで骨盤の緩み防止を実施中。改善されるまではいっていません。・くしゃみや咳をした際に、少量の尿漏れをしてしまう事があります。・くしゃみや咳をする反動で尿漏れがあり、頻繁にパンツを変え清潔にしました。・トイレに行ってくしゃみや咳をすると少し尿が漏れるので、おりものパッドと尿漏れシートで対処しました。・もともと便秘でしたがさらにひどくなり、病院で出されたお薬を飲んでいました。あと、尿漏れは、くしゃみや咳で出て困りました。・咳をすると軽い尿漏れをするようになりました。出産まで尿漏れシートを使い、産後には産褥体操をする予定です。・咳をする時くしゃみをする時には尿漏れしないように力を入れたり気をつけました。・咳き込んで、自分では尿意を感じてないのに尿漏れしました。風邪かと思い内科で診てもらったところ、咳喘息と診断され、吸引器をもらい咳は落ち着きました。・風邪をひき、咳がひどい時に、尿漏れがありました。風邪が良くなるとなくなりました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中期に寒気を感じる(ゾクゾクする)ことがあります。これは、貧血の症状のひとつです。貧血とは、血液の成分のうち、赤血球に含まれているヘモグロビンが不足する症状。妊娠すると、母体の体重が増加し、胎児の血液を確保するという理由で、血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。ただし、赤血球量の増加よりも液体成分の血漿量の増加の方がはるかに多いため、血の量は増えますが、薄まった状態になり、貧血のように見えるわけです。血液が薄まるのは妊婦の生理的現象で、妊娠中期にはいると、多くの妊婦に貧血のような症状が見られます。貧血になると、疲れやすい、だるい、寒気、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、冷え、頭痛といった症状があらわれます。発症した場合、鉄剤が処方されます。この時は、鉄分の吸収を阻害するタンニンの含まれる紅茶などの摂りすぎにも注意しましょう。また、胎児がおなかで発する熱で、母体が暑さを感じ、それに対して外気温が低いという場合にも寒気を感じることがあります。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日こんにちは、ママライターのfurahaです。妊娠中は控えたほうが良いとされている、タバコ、アルコール、カフェイン。タバコやアルコールは、低出生体重児や胎児アルコール症候群を招く危険性があり、明らかに胎児に害があることがわかっています。その一方で、カフェインが胎児に及ぼす影響に関してはまだ研究中で諸説あり、どのような影響があるのかよく知らない妊婦さんも多いのではないでしょうか?また、タバコやアルコールのように完全にやめないといけないというわけではなく、カフェインは少量であれば問題ないという考え方もあります。そんな妊婦さんが知っておくべきカフェイン情報、そして妊婦さんに人気のハーブティーについて紹介します。●妊娠中にカフェインを控えないといけない理由なぜ妊婦さんがカフェイン摂取量に気を付けないといけないかというと、カフェインは胎盤を簡単に通過してママから胎児へ送られてしまうから 。胎児は代謝能力が低いため、カフェインをうまく分解して排出することができず、体の中にどんどんカフェインが蓄積されて血中濃度が高くなってしまいます。また、カフェインには血管を収縮させ胎盤への血流を減らしてしまう作用があるため、胎児へ酸素や栄養が十分に送られなくなる危険性も。さらに、利尿作用もあるので、妊娠期間に必要とされているカルシウムや鉄分を尿として排出し吸収を妨げる働きもあります。これらは既に研究でも証明されていることで、妊娠期のカフェイン摂取に関しては世界中で研究が行われています。アメリカの産科学と婦人科学の専門誌『American Journal of Obstetrics and Gynecology』では、『流産の危険性は毎日のカフェイン摂取量に比例すること。1日に200mg以上のカフェインを摂取する女性は、全くカフェインを取らない女性に比べ、流産の確率が2倍になる』と発表されています。また、イギリスのレスター大学が行った研究でも、カフェイン摂取量が1日100mg以下の妊婦さんと比較し、低出生体重児の子どもが生まれるリスクが、100mg~199mg摂取の人で20%、200mg~299mg摂取の人で40%、300mg以上摂取で50%高くなる、という結果が出ています。研究によってどれくらいの摂取量をよしとするかに多少の違いはあるようですが、少なくとも、カフェインは胎児の発達障害や低体重を招き、害があることは確か !妊婦さんはできるだけとらない方がいいということがわかります。●妊娠中も少量のカフェインであればOK!とはいうものの、カフェインを含むコーヒーや紅茶が好きでリフレッシュするために飲んでいる、という女性は多いと思います。妊娠を機にそれらを完全に断つというのは、ストレスの原因にもなりかねないので、コーヒーや紅茶がどうしても飲みたいという妊婦さんは摂取量に気を付けましょう 。妊婦さんの1日のカフェイン摂取量は、WHOでは300mgまで 、ヨーロッパやアメリカでは200mgまで にしたほうがいいとされています。1日200mgまでの場合、目安としてはコーヒー1〜2杯程度。日本では明確な基準はありませんが、コーヒーであれば1日1杯、多くても2杯程度にとどめるように推める産科医が多いようです。また、コーヒー・紅茶に比べて含有量は少ないですが、緑茶・ウーロン茶にもカフェインは含まれています。水分補給をする際も、緑茶・ウーロン茶ではなく麦茶を飲むほうがいいでしょう。カフェインを気にせずコーヒーや紅茶を飲みたいという方には、デカフェ やノンカフェイン のものがおすすめです。●妊娠中・授乳中はハーブティーにも注意が必要!カフェインを気にせずお茶を飲めるということで、ハーブティーを妊娠中に好んで飲む方も多いと思います。香りもよくリラックスできるハーブティーですが、実はハーブティーにも妊婦さんに向かないものがある ので、種類を選んで飲むようにしましょう。●妊娠中は飲まないほうがいいハーブ・セントジョーンズワート・セージ・ハイビスカス・フェンネル・レモングラス・サフラン・アロエ・ハトムギ・ジャスミン・カモミール・ラベンダー他にも妊娠中に避けるべきハーブはたくさんありますが、なじみのあるハーブで注意したいものをピックアップしました。上記ハーブの多くは子宮を収縮させたり子宮を刺激する作用があるため、妊娠中は飲まないようにしましょう。また、ラベンダーのように神経系に作用を及ぼすハーブも妊娠中は避けたほうがいいと言われています。上記全てではありませんが、ほとんどのものは授乳中も避けたほうがいいとされているハーブなので、妊娠中だけでなく出産後もハーブティーを飲む際は気を付けたいところです。●妊娠中に飲み過ぎないほうがいいハーブ●ローズヒップビタミンCを多く含み、疲労回復や美肌作用で知られているローズヒップですが、多量に摂取すると下痢症状 を起こすことがあります。●ペパーミント消化不良や吐き気を解消してくれるので、つわり症状を和らげてくれる反面、子宮の筋肉を収縮させる 作用もあるため、妊娠中の過剰摂取は避けましょう。●ショウガつわりを解消したり、代謝をよくしてくれるショウガ。しかし、ドライジンジャーを摂取し過ぎると消化器官へ悪影響を及ぼしたり、低血糖になる可能性 があります。●妊娠中でも飲めるハーブ●ルイボスティー妊娠中に不足しがちなミネラルが豊富に含まれており、血行促進、便秘解消、美肌作用などがあります。妊娠中から授乳中まで飲むことができるハーブです 。ただし、飲み過ぎると下痢症状がでる場合もあるので、注意をしましょう。●ダンディライオンルート利尿作用によるむくみ予防、便秘解消、さらに母乳の出もよくしてくれるので、妊娠中だけでなく授乳中にもおすすめのハーブ 。タンポポコーヒーとしても知られています。●ラズベリーリーフ(飲んでいいのは妊娠後期から)陣痛を和らげ子宮の動きを滑らかにしてくれるため、臨月の妊婦さんにおすすめのハーブ。母乳分泌を良くし、母体回復にも良いとされているので、産後にもおすすめのハーブです。ただし、子宮をけいれんさせる作用もあるため、妊娠初期や胎児が安定していない時期には飲まないほうがいいとされています。飲む時期に注意しましょう 。----------こうみると、なじみのあるハーブでも実は妊娠中は適さないものが意外に多いことがわかります。アメリカやイギリスでは、必要がない限り妊娠中のハーブ摂取は推奨されていないくらい、ハーブは種類や摂取量によっては胎児や母体の健康に悪影響になりかねないことも覚えておきましょう。【参考リンク】・Maternal caffeine intake during pregnancy and risk of fetal growth restriction: a large prospective observational study()●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)
2016年04月03日こんにちは、フリーライターのyossyです。生理痛や頭痛の症状がつらく、鎮痛剤をよく服用するというママは多いでしょう。しかし、2016年3月22日、厚生労働省が解熱鎮痛薬の副作用に関して、気になる通知を行いました。『ロキソプロフェンナトリウム水和物』 という成分に関して、重大な副作用を追記するよう求めたのです。聞きなれないかもしれませんが、『ロキソニン』という商品名は聞き覚えがあるのでは?CMによる影響か認知度も高く、服用している人が多いです。「どうしよう、たくさん飲んでいたのに……」と不安になっている人もいるかもしれませんね。実際、飲んでいても大丈夫なのでしょうか?●追加された副作用は、「小腸・大腸の狭窄・閉塞」比較的安全性が高く、副作用が少ないと言われているロキソプロフェンナトリウム。今回新たに追加されて話題となっている副作用は、「小腸・大腸の狭窄・閉塞」 です。少し難しい言葉ですが、腸の“狭窄(きょうさく)”というのは、腸管が狭まってしまうこと。狭まると、当然スムーズに消化物を通さなくなります。「腸閉塞(ちょうへいそく)/イレウス」というのは、消化物が流れなくなり、腸管が詰まってしまうことです。激しい腹痛や嘔吐といった症状が出て、重症の場合は死に至るケースも……。●直近の3年度で6症例腸閉塞が恐ろしい病気であることはおわかりいただけたと思いますが、医薬品医療機器総合機構によれば、実際に直近3年度で死亡した例はありません(2016年3月現在) 。また、小腸・大腸の狭窄・閉塞関連の症例全体で見ても6症例。このうち、“因果関係が否定できない”症例を5つ含んでいます。確実にロキソプロフェンナトリウムが原因だったと言えるわけではないケースもあるということですね。もちろん、副作用をきちんと知り、服用するに当たって気をつけなければいけないことに違いはありません。また、症例を少ないと感じるか多いと感じるかは人それぞれです。でも、重大な副作用が追加されたと聞いて悩んでいる人のなかには、「服用していると、かなりの確率で症状が起こるのでは」と誤解しているケースもあるでしょう。「重大な副作用」というのは、その症状自体は副作用のなかでも比較的重いですが、決して“頻度が高い”わけではないのです 。●他にも「重大な副作用」は存在する今回追加された副作用のみが重要であるかのように誤解している人もいるようです。でも、改めて「使用上の注意」を読むと、ほかにも重大な副作用は存在します 。『ロキソニンS』『ロキソニンSプラス』(第一三共)の使用上の注意をみると、改訂前から、**********まれに消化管出血(血を吐く、吐き気・嘔吐、腹痛、黒いタール状の便、血便等があらわれる)、消化管穿孔(消化管に穴があくこと。吐き気・嘔吐、激しい腹痛等があらわれる)の重篤な症状が起こることがあります**********という文言が記載されていました。※現在は、それに『小腸・大腸の狭窄・閉塞(吐き気・嘔吐、腹痛、腹部膨満等があらわれる)』の文言も追加されています。もともとこういった副作用の存在を知らなかったという人は、しっかりと確認しておきたいですね。----------ロキソプロフェンナトリウムに限らず、薬には副作用や用法・容量の記載が細かくなされています。きちんと読んでおけば、何かあった際にも「もしかして……」とすぐに気づくことができるのです。これを機に、しっかり使用上の注意を読む癖をつけたいですね。なお、今回の副作用の件を受けて、健康上の不安が思い当たるときは、医師や薬剤師に相談することをオススメします。また、激しい腹痛や嘔吐・吐き気、お腹の張りなどの症状が出た場合にはすぐに病院に行きましょう。【参考リンク】・ロキソプロフェンナトリウム水和物(医療用)(経口剤)の「使用上の注意」の改訂について | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PDF)()●ライター/yossy(フリーライター)
2016年04月01日こんにちは。健康管理士のSAYURIです。一般的に、手足が冷たくなる末端冷え症というと女性の症状だと思われがちですが、実はストレスや運動不足から、近年男性の末端冷え症も増加している と言われています。そこで今回は、 末端冷え症のメカニズムとさまざまな冷えのタイプをご紹介します。●末梢血管の血行障害のメカニズム“末梢血管の血行障害”とは、手足などの体の末端部分で血行が悪くなっている状態です。人間の体は寒いと感じると体の表面の毛細血管を収縮させて体温が外へ逃げないようにします。そしてある程度の時間がたつと今度は血液を送り込み、体の表面の温度が下がり過ぎないように調節される仕組み になっています。ところが、その調節機能が正常に働かず、いつまでも血管が収縮しているために冷たくなってしまうのが“冷え性”ということになります。それだけでなく、周囲が暖かくなってもなかなか血管が広がらず回復するのに時間がかかってしまうこともあります。冷えを起こすのは通常、男性より女性に多く、その大きな違いは熱を生産する筋肉の量 。女性は男性よりも筋肉が少ないために熱生産が少なくなりがちな上に、月経周期によって体温の変動もあるため、冷えが起こりやすくなっています。しかし、交通手段が便利になったことやエアコンの普及、生活習慣の変化などによって、男性にも女性同様に末梢血管の血行障害が増えています。●冷えのタイプ冷えには原因によってさまざまなタイプが考えられます。以下にいくつか例を挙げてみましょう。●(1)皮膚センサー異常タイプエアコンの効いた環境や寒すぎる環境に長くいたり、薄着や矯正下着、サイズの合っていないきつい下着、靴下や靴を日常的に身に付けたりすることで、皮膚感覚がうまく働かなくなってしまい起こるタイプの冷えです。また、情報をキャッチするための皮膚センサーに異常があって、きちんと脳へ情報が送られない ことで体温調節ができなくなった状態ともいえます。●(2)自律神経失調タイプ自律神経失調症とまではいかなくとも、何らかの原因で交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまって生じる 冷えのタイプ。もしくは緊張やストレスによって自律神経のバランスが崩れ、血管を必要以上に収縮させ隅々まで体温が行きわたらずに起こる冷えともいえます。●(3)ホルモンアンバランスタイプ特に女性に多いタイプです。女性の体は25日~30日の周期で月経があるように、体内でのホルモンバランスに周期的な変化があります。この周期をコントロールしているのが脳の視床下部ですが、視床下部は自律神経も司っているため、ホルモンバランスが崩れると自律神経のバランスも崩れてしまい、冷えが起こる場合があります。特に更年期の女性はホルモンバランスの崩れから、手足は冷たいのに顔がほてる といった“冷えのぼせ”という症状が現れやすくなります。●(4)貧血タイプ赤血球のヘモグロビンは酸素を運搬する働きがありますが、私たちは呼吸をすることで常に肺に新鮮な空気を取り込んでいます。息を吸いこみ吐くというわずかな時間で、肺の毛細血管の中でヘモグロビンは酸素と結合し、不要な二酸化炭素を放出しています。そして血液中に入り、他の成分と共に全身に送り込まれます。赤血球が不足し酸素が足りないために、必要なエネルギーを作り出せずに疲れやすくなり、貧血によって手足が冷える といった症状が出る場合があります。●(5)病気による冷え肝臓病、腎臓病、心臓病などの内臓疾患 によるものや自律神経失調症、レイノー病、膠原病などからも冷えが起こる場合があります。冷えの他に、手足の痛みやしびれ、急激な体重減少、ひどい無気力、たび重なるめまい、指先が蝋のように真っ白になるレイノー現象、冷えによって手足が痛んだりしびれたりする、爪の変形、唇の血色が悪いなどの症状がある場合は早めの受診を受けた方がいいでしょう。冷えも放置するとさまざまな病気を招く可能性があるので、「たかが冷えなんて!」と安易に捉えず、十分気を付けたいものですね。【参考文献】・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)
2016年03月31日こんにちは、ママライターのacoです。近頃、赤ちゃんに小頭症を引き起こすジカ熱の母子感染が問題となっています。ニュースなどで取り上げられる機会も増えたため、ご存じの方も多いのではないでしょうか。しかし、実は私たちの身近にも、 妊婦さんが感染すると赤ちゃんに脳障害や聴力障害、流産・死産を引き起こすウイルスがあります。それは『サイトメガロウイルス 』と呼ばれるものです。サイトメガロウイルスはまだ認知度が低いこともあり、知らなかったがために予防できず、結果的に赤ちゃんに症状が出てしまったケースがたくさんあります。そのため、少しでも多くの方に知っていただきたいという思いから、今回はサイトメガロウイルスの危険性や予防策についてお伝えします。●お腹の赤ちゃんに感染すると、障がいを引き起こすリスクもサイトメガロウイルスは、唾液や尿、母乳に含まれていることが多く、ほとんどの人が幼少期に親や他の子どもとの接触により自然に感染し、免疫を持っています。しかし最近では清潔志向の高まりも影響し、免疫のない成人女性が増えています 。こういった女性が妊娠して初めてサイトメガロウイルスに感染した場合や、妊娠中に免疫力がひどく低下した場合は、お腹の赤ちゃんに感染するリスクがあります。赤ちゃんに感染すると脳障害や聴力障害、流産・死産などを引き起こす ことがありますが、症状や障がいの程度はさまざまです。また、症状が見られるのは感染した赤ちゃん全てではなく、約10~30%と言われています。一般的に2人目のお子さんを妊娠中に、食事やオムツ替えなど上のお子さんのお世話を通して感染するケースが多いようです。●自分に免疫があるかどうかは、血液検査でわかります自分がサイトメガロウイルスに対して免疫を持っているかどうかは、血液検査をして抗体の有無を調べることでわかります。しかしこの抗体検査は、妊婦健診の中に含まれていません。日本産科婦人科学会において特に推奨されていないことが理由ですが、これにならって厚生労働省も現段階では「やらなくてもいい検査」と位置づけています。それゆえに、積極的に検査をすすめている産科施設は全体の1割程度 にとどまっています。そのため、妊娠されている方でもし自分にサイトメガロウイルスの抗体があるかどうかを知りたい場合は、妊婦健診の際、かかりつけの産院に抗体検査を希望する旨を伝えましょう。またこれから妊娠を考えている方も、事前に抗体検査をして、自分に免疫があるかを調べておくと安心できると思います。●具体的な予防策血液検査をして、もし抗体がないことがわかった場合は、予防が重要です。とはいえ、サイトメガロウイルスを予防できるワクチンは現状まだない ため、一番の予防策は妊娠中に感染しないよう注意することです。【具体的な予防策】(1)おむつ交換や子どもの食事、鼻水やよだれを拭いた後などは、石鹸と流水で20秒間手を洗いましょう。(2)子どもと食器を共用することは避け、子どもが残した食べ物なども食べないようにしましょう。(3)子どものよだれやおしっこがついてしまったおもちゃや家具などは、きれいに拭き取りましょう。サイトメガロウイルスは、石鹸やアルコール、次亜塩素酸などに弱い ので、単に水拭きではなくこういったものが入った清掃用品を使うといいでしょう。また、乾燥にも弱いので、布団類は天日で十分に乾燥させると安心です。(4)妊娠中の夫婦生活の際には、必ずコンドームを使用しましょう。パートナーから感染する可能性もあるためです。----------いかがでしたか?サイトメガロウイルスについて、私自身は偶然耳にする機会があったため抗体検査や予防の重要性を知ることができましたが、身近にあるウイルスだからこそ、知らなければ防げないものですよね。今回お伝えしたことで、少しでも多くの方に知っていただけるきっかけとなれば幸いです。【参考リンク】・サイトメガロウイルス | 先天性トキソプラズマ&サイトメガロウイルス感染症患者会()●ライター/aco(フリーライター)
2016年03月29日こんにちは。保育士ライターのyossyです。医学の進歩によって近年は妊産婦の死亡例は減っていますが、やはり出産は命がけ。残念ながら、妊産婦さんが命を落としてしまうこともあります。2010年時点で、最も多い死亡原因は分娩後の出血。次いで『産科的塞栓(そくせん)』です。産科的塞栓には、肺血栓塞栓症や羊水塞栓症が含まれます。ここでは、羊水塞栓症について詳しくご紹介しましょう。『羊水塞栓症(ようすいそくせんしょう)』 というのは、羊水に含まれる赤ちゃんの成分が母親の血液中に入ってしまうことによって起きる疾患です。●発症例は少ないが、発症すると死亡率60~80%羊水塞栓症の症状の出方はさまざまで、診断が困難だとも言われていますが、主な症状は次の通りです。・血圧低下・呼吸困難・チアノーゼ(皮膚や粘膜が青紫色になる)・胸痛・大量出血日本産科婦人科学会によれば、『発症頻度は2~3万分娩に1例とも報告されているが、母体死亡率は60~80% 』だといいます。発症することはまれですが、発症してしまうと死亡率が高い非常に怖い疾患なのです。●羊水のなかにある胎児成分が原因羊水塞栓症が起こってしまう原因は、羊水のなかの胎児成分(胎便や胎脂、うぶ毛など)が母親の血液中に入ってしまう ことです。肺毛細管がそれらの成分によってつまってしまうことや、アナフィラキシーショックを引き起こすことによって発症します。●破水後に起こるケースが多い羊水塞栓症を発症するのは、破水後であるケースが多いといいます。日本産科婦人科学会が提示している、「ハイリスク例・誘因」は以下のようなケースです。【羊水塞栓症のハイリスク例・誘因】・帝王切開・軟産道裂傷・常位胎盤早期剝離・前置胎盤・経産婦・分娩誘発・過強陣痛(とくに破水後)・遷延分娩・羊水混濁・分娩前後の発熱・アレルギーやアトピーを持っている・妊娠中の人工流産、羊水穿刺、人工羊水の子宮内注入ご覧いただいた通り、多くの妊婦さんが当てはまる項目です。発症するのはごくまれのため、極端に怖がるのはかえって良くない でしょう。しかし、不安がある場合は、医師・看護師・助産師に相談し、できるだけ疑問を解決しておくことをオススメします。----------『羊水塞栓症』という言葉を初めて目にした人も多いかもしれません。状態が急変した場合は自分で症状を伝えることができませんが、状態はさまざまです。少しでも何か異変を感じた場合には、我慢せずにすぐに医師や看護師に伝えるようにしましょう。【参考リンク】・羊水塞栓症によるDIC | 日本産科婦人科学会(PDF)()●ライター/yossy(フリーライター)
2016年03月27日こんにちは、ママライターのみいゆです。妊娠は病気ではないと言われますが、人によってはつわりがひどかったり体調が思わしくなかったりと、さまざまな症状が表れます。特に仕事をしている方にとって、妊娠が分かった場合、 「職場にはいつ言おう」「つわりがひどいときはどうしよう」などいろいろと心配事があるのではないでしょうか。今回は女性が妊娠が分かってからの職場での振る舞い方や行動についてご紹介していきましょう。●プレママが仕事をするうえでの心構え4つ●(1)できれば早く妊娠の報告をする妊娠初期は流産するかもしれないというのが一番気がかりですね。そのため職場への報告は安定期を迎えてから、という方もいらっしゃいます。妊娠前とさほど体調の変化も少なく普通に仕事ができる方もいれば、妊娠が分かったくらいからつわりがひどく、以前のように仕事をスムーズにできなくなる方もいます。自分ではコントロールできないため、つわりがピークを迎える妊娠3か月くらいまでには、上司にだけ報告する などしてアピールしておくのも大切なことです。●(2)やれる仕事をきちんとこなす国が定めた労働基準法第六五条に『妊娠中の軽易業務への転換』という法律があります。もし妊娠中の女性が請求した場合においては、他の軽易な業務に転換させなければならないという決まりです。特に普段は力仕事をしている場合ですと体に負担がかかりますので、座ってできるような軽作業に変更を申し出ることができますね。しかし、妊娠してるからといっていつでも優遇されていては周りの目も気になるところ。今までやっていた仕事にできないものが出てきたら、代わりにできる仕事を率先して探してやりましょう 。そうすれば、具合が悪くて早退やお休みしてしまったときでも、周りの人から不満が出ることはまずないでしょう。●(3)適度に動くことを心がけるいつも座っている仕事やいつも立っている仕事をしていませんか。以前は気にならなかった体勢でも、妊娠してお腹がふくらみはじめると体のあらゆる場所に負担がかかってきます。ここは意識して一時間ごとに座ったり立ったりするなど、適度に体を動かしましょう 。筆者は妊娠中デスクワークをしていて、忙しいのをいいことに長時間座って仕事をしていました。やっと終わったと思って急に立ち上がるとめまいとフラつきで倒れそうに。冬の寒い時期もあって足元はかなり冷えていました。今考えると危険ですので、必ず時間を決めて動くことををオススメします。●(4)効率よく仕事をするクセをつけよう妊娠前は残業をして終わらせたかった仕事も妊娠するとそうもいきません。妊娠しながらのフルタイムの仕事は、自分では気にしていなくても体をとても酷使しているのです。きっと、以前よりも帰宅してからどっと疲れがあふれ出ることがあるでしょう。これが毎日続くと体が悲鳴をあげますし、お腹の赤ちゃんにもあまり良い影響を与えかねません。できれば残業をしないような仕事のやり方 を考えましょう。明日に持ち越せるものは今日は潔く諦める、常に時間を気にしながら、「これをやったら次はあれに取り掛かろう!」など計画を立てながらやると良いですね。効率よくやることにデメリットはありませんし、むしろメリハリがつくことによって、仕事に対する姿勢も良いものに変わっていきます。----------いかがでしょうか。妊娠すると思わぬアクシデントもあるかもしれません。経験していないと妊娠中の女性の体にどんな症状があるかはあまり理解されないものです。そんなときでも気持ちよく仕事をするには、周りの上司や同僚との兼ね合い が大切です。体調の良いときはできることを見つける、体調不良のときは潔く休養を取ること。育児休暇を取る場合、復帰後のことを考えるとなおさらですね。まずは元気な赤ちゃんを産めるように、仕事でムダなストレスをためないよう妊娠期間を乗り越えましょう。●ライター/みいゆ(ママライター)
2016年03月25日こんにちは、ママライターの木村華子です。冷え込む日も少なくなり、心待ちにしていた季節がやってきました。花屋には春らしい色合いの花々が並び、天気の良い日にはピクニックにでも行きたくなるような……。これからドンドンと暖かくなり、 子どもを連れてのお出かけも楽しくなってくる、はず!そう、楽しいハズなんです。春だもん。それなのにテンションを下げてくれるのは、私たち日本人の宿敵とも言える“スギ花粉” です。夫婦揃って花粉症に悩むわが家には、若干4歳にして堂々花粉症デビューを果たしてしまった愛息子がおります。彼の症状をどうにか改善させてやろうと、子ども用の眼鏡やマスク、お薬など、さまざまな花粉症アイテムを取り揃えているのですが、それらも気休めにしかならず……。「こんな体に産んでしまったお母さんを許してね!」状態がここ数年続いております。そんな我々に、ステキなウワサが舞い込んできたのは1週間前のことでした。その内容は、「ワセリンが花粉症に効く! 」というもの。これは試してみなきゃ!と、さっそく一家で鼻にワセリンを塗りたくって1週間……。今回は、その効果のほどをご紹介いたします。●ここ数年で、子どもの花粉症は増加&若齢化しています!2015年12月、目薬や胃薬などでおなじみの製薬会社『ロート製薬株式会社』が公開した「子どもの花粉症調査」によると、ここ3年で花粉症に悩む子どもたちの数は25.7%から33.4%へ増加していることが判明しました。さらに、花粉症にかかっている子どものうち、45.5%が「0歳から5歳までに花粉症を発症した」とのこと……!この結果を過去3年間と比較すると、発症年齢はどんどん低くなっている のだそうです。つまり、花粉症の子どもたちは年々増加している上に、発症年齢もだんだん低年齢化しているということ。わが家の息子のように、子どもなのに花粉症になってしまったケースは案外珍しくないのかもしれませんね。とはいえ、「イッパイ仲間がいるんだね!ヨカッタネ!」とはなりません。幼いわが子がティッシュケースを抱えて歩いている姿は本当に不憫。どうにかしてやりたいのが親心です。●鼻にワセリンを塗って1週間、その結果……事の発端は3月の頭。Twitterで「ワセリンを鼻に塗ると花粉症の症状が軽くなる」という旨のツイートが拡散され、話題になりました。**********花粉のせいで目も鼻も死亡って感じだったんだけど、「鼻の穴と目のまわりにワセリンを塗る」っていうやつがすごく効く(花粉受容体?wのある場所をカバーする事で症状が出ない)。これ教えてくれた人まじ神。ワセリン今の時期ちょっと硬いので馬油でも代用可能。お困りの方是非。— STY (@STYjp) 2016年3月4日**********これを見て、私もさっそくワセリンを引っ張り出し、鼻の中に塗りまくってみました。もちろん、花粉症に悩む息子や主人の鼻と目元にもベッタベタ塗りました!塗った場所は“鼻の中”と“まぶた”です。とくに鼻の中は、外から見える場所ではないので、できるだけベタベタに広範囲に塗り広げました。できれば、鼻の入り口にも塗った方がいいようです。その結果……先に申し上げます。ワセリンで本当に世界が変わりました。鼻に塗った直後から、ムズムズする不快感がなくなりました。“軽くなる”どころではありません。なくなりました。長年花粉症に苦しむ主人も、同じく「花粉症が治った!」とうれしい悲鳴をあげていました。しかし、これは花粉症が治ったわけではなく、ワセリンが粘膜を花粉から守ってくれているのだそうです。息子の症状は、鼻はもちろん目の痒みや腫れもひどいのですが、目をグリグリ掻いている頻度が明らかに減りました。ティッシュの消費量も大幅に減少です。本人も「気にならなくなった」とうれしそう!【1週間塗り続けてわかったコツ】・鼻の中は、できるだけ広範囲に、大量のワセリンを塗ったほうが効く・一日に数回、塗り直さないと効果が薄れてしまう【デメリットかもしれないポイント】・目に塗るとベタベタになります。メイクがしにくいかも……。目元をグリグリしてしまったり、何度もティシュで鼻をかんでしまったり……。このように、花粉症によって起こる二次災害で弱くなったお肌を保湿する意味でも有効 だと感じました。●花粉症に悩むすべての親子に伝えたい……ワセリン、すごい!本来“春”は、色とりどりの花が咲き、たくさんの虫が活動を始めるステキな季節。子どもたちには、ぜひ感性豊かに美しい季節の移り変わりを楽しんでほしいものです。ところが、花粉症の低年齢化によって、春を楽しめない子どもが増えている事実があります。今年はワセリンを使って、ムズムズも鼻水も無縁な、楽しい春を過ごしてみてはいかがでしょうか。●ライター/木村華子(ママライター)
2016年03月23日こんにちは!ママライターのなかやまあぽろです。先日娘の1歳の誕生日を無事に迎え、そのせいか最近はよく妊娠中のことを思い出します。わたしはいわゆる“食べづわり”でした。なにか食べていないと気持ち悪いという症状が妊娠初期にあり、 朝から晩まで食べもののことで頭がいっぱいで、仕事中はこっそりグミなどを食べてしのいだ思い出があります。妊娠中期になれば治まるのかなと思っていましたが、それ以上続き、体重が2週間で4kgも増加 してしまい、産科医に注意された苦い思い出も。そうかといって食事の量を減らしても、赤ちゃんに影響が出るのでは……と、悩む日々が続きました。同じような経験をされている方も多いのではないでしょうか。今回は厚生労働省のデータを参考に、妊娠中のヘルシーな栄養のとり方をご紹介したいと思います。●ポイントは、主食・主菜・副菜が整った食事をとること!厚生労働省の日本人の食事摂取基準によると、非妊娠時の1日に必要なエネルギーは約2,000kcalであるとされています。妊娠初期はそれにプラス50kcal、中期は250kcal、後期に入るとなんと450kcalも余分に摂取するのが望ましいそうです。だからといって、あれこれ好きなものだけ食べる、というのはNGです。食べたものは血液と一緒に赤ちゃんに送られる ので、あまりにも高カロリー、高タンパクであるものは考えものです。ヘルシーかつ必要な栄養をとるポイントは、主食・主菜・副菜というベースがきちんと整った食事をとること。これに気を付けていれば、自然とバランスよく妊娠中に必要な栄養がとれるとされています。●ヘルシーで栄養をバランスよくとるためのポイント7つ●(1)主菜でしっかりタンパク質を!赤ちゃんの血液や筋肉の発達に必要なのがタンパク質です。主菜としてオススメなのが、タンパク質が多く含まれている肉や魚 です。特に牛肉や豚肉はヒレ、鶏肉はささみ、魚は白身のほうが脂肪分が少ないので、より安心ですね。●(2)エネルギー源の主食はしっかりとる体を動かすエネルギー源として必要なのが炭水化物です。パンや麺類に比べ、ごはんは塩分が少ないのでごはんを基本とした献立を立てるとよいでしょう。●(3)塩分・脂肪分・糖分のとり過ぎには注意!甘いものや脂っこいもの、しょっぱいものがどうしても欲しくなるころ。でも肥満やトラブルになる原因なので、とり過ぎには十分注意を!特に塩分のとり過ぎは、塩分を代謝する腎臓の働きに影響し妊娠高血圧症候群のリスクが高まる ので、一日の塩分量を意識することがポイントです。●(4)葉酸は妊婦さんの心強い味方“葉酸”と聞くと、赤ちゃんの障害のリスクを下げることができるという認識をしている方が多いのではないでしょうか。実はそれ以外にも、ママの貧血や動脈硬化の予防になる という働きも報告されています。ほうれん草やブロッコリー、納豆にも豊富に含まれているので、サラダや副菜としてもとり入れやすいですね。●(5)カルシウムや鉄をたっぷり含んだ食材を選んで年輩の方から、「出産すると歯が1本抜ける」という言葉を一度は聞いたことがありませんか?妊娠中にママが摂取した栄養の中で、特に赤ちゃん優先に使われるのがカルシウムや鉄です。乳製品や牛肉の赤身、レバーや青菜を積極的にとり、ママ自身もしっかり補うようにしましょう!●(6)ビタミン・ミネラル・食物繊維も忘れないで妊娠中はホルモンの影響や赤ちゃんの成長に合わせて子宮がどんどん大きくなり、腸の働きが低下し便秘になってしまう ことも。根菜や昆布などの海藻類は食物繊維がたっぷりなのでオススメ。また、野菜や果物もバランスよくとり入れて、ビタミンとミネラルも補いましょう。●(7)水分補給を心がけてへその緒を通じて赤ちゃんへ栄養や酸素を送るのは、ママの血液。水分を意識してとらないと、血流がスムーズにいかないこともあるそう。こまめにしっかりとって、血液の循環をよくすることを心がけましょう。目安は1日1~1.5Lとされています。----------妊娠中のママの体は絶えず変化し、さまざまな症状やリスクと向き合わなければいけません。現代のわたしたちの生活では、一食で全てをバランスよくとはなかなか難しいのかもしれませんが、一日三食のバランスを考えることは難しくありません。健康な妊婦生活が送れるように、ヘルシーかつ必要な栄養がしっかりとれるような食事を心がけてくださいね!【参考文献】・『妊娠生活2013ー2014 初めての妊娠、出産、産後まで。この1冊があれば安心!』おはよう奥さん編集部・編集●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
2016年03月23日【ママからのご相談】現在妊娠3か月です。待望の妊娠がわかって大喜びしているのですが、まだ体に大きな変化はなく、少しでも妊婦さんらしいことをしたいなーと考えています。そこでスーパーのマタニティコーナーに行ってみたところ、いろいろな種類のマタニティグッズがあったのですが、どれを買えばいいのか、何が必要なのかわからず何も購入できていません。マタニティ用の下着や腹帯、マタニティウェアなどはどんなものを選べばいいのでしょうか。●A. 長いようで短い妊婦生活。マタニティグッズは、なるべく産後も使えるものを選ぶようにしましょう。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。まだまだ見た目ではわからない妊娠初期でも、マタニティグッズを買ったり身に着けたりしていると「妊婦さんになれたんだ」と晴れやかな気持ちになることができますね。しかし、妊娠期間は長いようでとても短い一時的なもの。せっかくなら、産後も長く使えるものを選んで、良い買い物をしたいですね。また、モノを増やしたくない妊婦さんは家の中にあるものでマタニティグッズを代用することをおすすめします。●マタニティグッズってどんなものがあるの?●マタニティインナーマタニティ用のブラジャーやショーツ、肌着など。ブラジャー、ショーツともに妊娠するとサイズが変わるので購入する妊婦さんも多い です。ブラジャーは、ノンワイヤーで締め付けないタイプのものや授乳ができるものもあります。ショーツは、大きくなったおなかを包むタイプのもので、ヒップのサイズも妊婦さん仕様になっています。ブラジャーとショーツがセット売りになっているものもあります。●腹帯おなかを保温したり、おなかを支えたりしてくれます。おなかを下から支えて腰に巻き付けるベルトタイプや腹巻タイプもあります。保温目的として妊娠初期から着用する妊婦さんもいますが、妊娠5か月で戌の日の祝いのタイミングから着用することも多いようです。ベルトタイプのものは、骨盤の動きを制限することで腰痛や尿漏れへの対策もすることができます。産後の骨盤ダイエットと兼用できるタイプのものもあります 。●マタニティウェア妊婦さん用のアパレル用品。ゆったりとしたデザインで授乳ができるタイプのものも多く売られています。●先輩ママのマタニティグッズ体験談3つ●マタニティグッズを多くそろえた結果、タンスの肥やしに『マタニティグッズは結構そろえていました。マタニティ用のブラジャーは妊娠がわかってすぐから使用しました。妊娠中ずっとおっぱいが張って痛かったので妊娠前のブラジャーはつけられませんでした。ショーツもおなかを包んでくれるタイプのものを買いましたが、臨月のころには破れてしまっていました。マタニティウェアはズボンを中心に買っていました。妊婦さん用なだけあって履き心地はよく、産まれる直前までボトムスには困りませんでしたが、産後は使っていません 。次の妊娠の予定もなくタンスの肥やしになっているので誰かにあげようかな、と考えています』(30代/男の子ママ)●ほとんど買わなかった『わたしはマタニティ関連のグッズはほとんど買っていません。妊娠生活に使っていたマタニティグッズは産婦人科に入院準備として用意するよう言われていたマタニティ用のパジャマとサイズに合わせたブラトップだけ。パジャマは妊娠中も楽な格好で寝られて、産後も授乳できるパジャマは大活躍でした。ブラジャーは産後も授乳で使えそうなブラトップを数枚買って、それをしばらく着用しています。お洋服も長めのワンピースやトップスで十分だったので妊婦用は買いませんでした。ボトムスは総ゴムのものを履いたりヘアゴムを通して自分でウェストを延長させたりして、なんとか乗り切りました 。腹帯関係は買わず、手持ちの毛糸のパンツをはいていました』(30代/女の子ママ)●必要に応じて購入『マタニティインナーはブラジャーのみ購入。産後も使おうと授乳できるタイプのものをしてましたが、産後はまたサイズが変わってしまい、結局買いなおしました。腹帯は腹巻タイプのものとベルトタイプのもの両方持っています。1人目のときは腹巻タイプのものしか買わなかったのですが、2人目妊娠時腰痛がひどかったのでベルトタイプのものを購入。マタニティウェアは高価なので買わないつもりでしたが、1人目の時妊娠前の服をムリして着ていたらおなかの部分が伸びてしまって結局産後着られなくなってしまったので、妊娠期間中用の安い洋服を何着か買って、それをローテーションで着ていました 』(20代/男の子2人のママ)●マタニティグッズの必要性はママによって異なるいかがでしたか?マタニティグッズは、ママの体型や体調の変化、価値観によって必要・不必要なものが決まります。ぜひご自身の生活にプラスになるものを選んで、快適なマタニティライフをお過ごしくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年03月21日【ママからのご相談】妊婦健診で妊娠糖尿病の診断が出てしまいました!妊娠がわかってからは、普段以上に栄養面や体重管理に気を付けていただけにとてもショックです。これからどんなことに注意して過ごせばいいのでしょうか?●A. 基本は今の生活のままでOK! 食事制限はかえってNG!齋藤惠です。ご相談ありがとうございます。相談者さまは妊娠糖尿病とのことですが、ご相談を伺う限りでは特別に不規則な生活をしているわけではないようですね。そうであれば、今の生活スタイルを無理して見直す必要はないと思います。一般の糖尿病と妊娠糖尿病は別物 ですので、自己判断で食事制限などをしてしまうのはかえって赤ちゃんにとって良くないですよ。●妊娠糖尿病とは?日本産科婦人科学会のホームページによると、妊娠糖尿病とは**********『妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常です。なお、妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合や、妊娠中に“明らかな糖尿病”と診断された場合は妊娠糖尿病には含めませんが、これらは妊娠糖尿病より重度の状態ですので、血糖をより厳密に管理する必要があります。また妊娠前に糖尿病と診断されている場合は、血糖を十分管理した上で計画的に妊娠することが、健康な赤ちゃんを産むために非常に大切です』**********と記してあります。この文章からも、やはり妊娠糖尿病は一般の糖尿病とは違う状態だということがわかります。必要以上に重く捉えないようにしましょう。●妊娠糖尿病のリスクは?念のため、上記ホームページで挙げられている、妊娠糖尿病と診断された場合に想定される合併症のリスク を紹介しておきます。**********お母さん:妊娠高血圧症候群、羊水量の異常、肩甲難産、網膜症、腎症など赤ちゃん:流産、形態異常、巨大児、心臓の肥大、低血糖、多血症、電解質異常、黄疸、胎児死亡など**********繰り返しになりますが、これらの合併症は妊娠糖尿病と診断された場合、その症状がきわめて重大であれば起こり得るものです。妊娠糖尿病と診断されたからといって、「流産や胎児死亡の可能性が高くなってしまった!」などと心配しストレス抱えてはいけません。上記のリスクを防ぐために定期的に健診を受けているのです。主治医の指示に従って、治療や正しい生活改善を行うことが大切です。●どんな治療法があるの?まずは食事療法を行うのが一般的です。妊娠するとつわりからくる偏食などが原因で食生活が普段以上に乱れていることが懸念されます。その際には病院から栄養に関する指導を受ける必要があります。特に妊娠後期になってくると、へその緒を通じてママから赤ちゃんへ直接栄養を届けなければいけませんので、バランスの良い食事を摂ることが重要になってきます。しかし、食生活に問題がない場合や見直しても改善が見られない場合には、インスリン注射を行います。この注射は皮下注射なので赤ちゃんに影響を及ぼすものではありません 。インスリンが効きすぎて低血糖になってしまわないように注意しながら、毎日決められた量を投与していきます。●間違った情報に振り回されないで!妊娠糖尿病と診断されたら、第一に病院や主治医からのアドバイスを最優先に受けてください。巷にあふれる情報の中には、「炭水化物を抜くと血糖値が下がる」など間違ったものが数多くみられます。大切な赤ちゃんを守るため、ママが率先して情報を集めたくなる気持ちは当然ですが、それらが誤った情報であっても誰も責任をとってくれません。「どうにかしなきゃ!」と精神的にストレスを抱えてしまっては赤ちゃんにも負担になります ので、ゆったり構えて必要な治療を淡々と行うようにしましょう。【参考リンク】・妊娠糖尿病 | 日本産科婦人科学会()●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)
2016年03月21日【女性からのご相談】現在妊娠しており、もうすぐ妊娠5か月になります。つわりはおさまり、体調はだいぶ安定してきました。私が住んでいる市では、妊婦の歯科検診が公費で受けられるようなのですが、やはり受けておくべきでしょうか?妊娠中ではありますが、 フルタイムで仕事をしているためなかなか時間がとれず、どうしても優先順位が下がってしまいます。●A. 妊娠中の歯茎トラブルは早産につながることも。ぜひ歯科検診へ!こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。このたびは妊娠おめでとうございます。フルタイムでお仕事をしていらっしゃるためスケジュールの調整が難しいかもしれませんが、ぜひとも歯科検診を受けていただきたいと思います。なぜなら、妊娠と歯茎トラブルは一見何の関係もないように思えますが、実は早産や低出生体重児を産むリスクにつながることもある からです。●妊娠中に起こる口腔環境の変化4つ妊婦さんの口の中の環境は、妊娠をしていないときと比べ大きく変わっています。助産師であるSOLANINさんの著書『最強母乳外来 ママをたすける実践編!』では、次のような変化があると記されています。●(1)歯周病菌が増える妊娠すると増える女性ホルモンは、歯周病菌の好物でもあるため、妊婦さんの口の中には歯周病菌が増えます 。それにより歯茎がはれたり出血しやすくなったりします。●(2)だ液の分泌量が減るだ液の量が減り、口の中が乾きやすくなります。●(3)だ液の酸を中和する力が落ちる妊娠中は口の中が酸性のままの状態になりやすいです。さらにつわりで歯磨きが十分にできなかったり、食事回数が増えたりすることもあるため、虫歯のリスクが上がります 。●(4)歯肉の免疫力が低下する体だけでなく歯肉も免疫力が低下するため、歯周病菌や虫歯菌に攻撃されやすくなります。----------思った以上に口の中のトラブルに見舞われやすいことがわかりますよね。実は私も第一子妊娠中に歯科検診を受けたところ、生まれて初めての虫歯が見つかり、がっかりした経験があります。●重い歯周病は、早産や低出生体重児が産まれる原因に妊婦さんが歯周病を重症化させてしまうと、そうでない妊婦さんよりも早産や低出生体重児を産むリスクが何と5.9倍も高くなる といわれています。口の中に歯周病菌が増えると免疫のバランスが崩れ、血液中に『サイトカイン 』という物質が放出されるようになります。このサイトカインが増えるにつれ、子宮が収縮しやすくなり、早産などの原因となるわけです。----------いかがでしたか?妊娠中の歯科検診、お腹の赤ちゃんのためにも大切だということがわかっていただけたのではないでしょうか。受診のタイミングとしては、つわりがおさまった妊娠4か月ごろがおすすめです。妊娠後期になるとお腹が大きくなるので、診察の際あおむけになると苦しくなったり気分が悪くなったりする可能性があります。もし治療が必要であればそれまでに完了できるといいですね。【参考文献】・『最強母乳外来 ママをたすける実践編!』SOLANIN・著●ライター/aco(フリーライター)
2016年03月19日【ママからのご相談】こんにちは、現在妊娠7か月のプレママです。初めての出産でいろいろ不安です。よろしくお願いします。実は、先日病院で赤ちゃんが逆子と言われました。逆子体操のやり方を書いたプリントをもらい、大体のケースは治ります、と説明してもらったのですが、 私も母の胎内で逆子だったようで、結局母は帝王切開で私を出産しています。帝王切開は傷が治るまで時間がかかるので入院も長いと聞くし、仕事の事情で入院が長くなるのは避けたいです。逆子は遺伝してしまうのでしょうか?逆子体操だけで、本当に逆子は治りますか?●A. “逆子=遺伝”とはかぎらない。クヨクヨせずにできるだけの対策を。こんにちは!妊娠中のご相談を聞くとちょっと懐かしい気持ちになる、ライターの月極姫です。お仕事の事情ということは、産休後にすぐお仕事復帰されるのでしょうか?これから忙しくなりそうなので、せめて妊娠中から出産にかけてはゆったりとした気持ちで過ごしたいですよね。ご心配の逆子ちゃんですが、医師から逆子体操の指導をされたのであれば、体調変化が無いかぎり早速今日から実行してよいでしょう。また、ご心配の“遺伝”については、あまり考えなくてもよいと思います。母娘間で、逆子になりやすい子宮の形状が遺伝することがある、というだけの話であり、逆子は病気でもなんでもありません。主治医に「帝王切開を極力避けたい」という意思を伝えれば、お母様の時代よりは格段に豊富な選択肢を示してくれます。ではまず、「逆子」とはどういう状態を指すのでしょうか?●普通分娩できるケースもある! 逆子ちゃんのタイプいろいろひとくちに逆子と言っても、その姿勢はさまざま。普通分娩で出産できることもあります。ただし、分娩がうまくいかず途中から緊急帝王切開に切り替えるケースもあるので、医師の指示を仰いで慎重に検討していきましょう。(1)単殿位:頭が上、お尻が下、両足先が上を向いている状態です。出産時に足がひっかかりにくく、お尻から生まれてくる姿勢です。普通分娩で出産するケースも多い のがこのタイプです。(2)足位:頭が上、両足または片足先が下を向いてピンと伸びており、“気をつけ”に近い姿勢です。両足とも伸びている場合は全足位、片膝が折れている場合は不全足位と呼ばれます。(3)膝位:頭が上、両膝または片膝が下を向いている姿勢です。そのまま出産すると膝から出てくるような状態になります。両膝とも下を向いている場合は全膝位、片膝を立てている場合は不全膝位と呼ばれます。(4)複殿位:頭が上、足はいわゆる“体育座り”の状態です。完全な体育座りの場合は全複殿位、片足が上がっている場合は不全複殿位と呼ばれます。(1)の単殿位以外は、普通分娩を断念するケース がほとんどです。たとえ(1)でもママさんの体質や産道の形状、赤ちゃんの状態によっては、最初から帝王切開を選択する場合もあります。そもそも逆子の原因はすべてが解明されているわけではありませんが、「子宮筋腫、子宮内膜症などが原因で子宮の形状が通常と違い、上部に頭が収まりやすい」「羊水が多めで赤ちゃんが小柄であるため、出産間際まで赤ちゃんが動いてしまう」「母体が冷え性で赤ちゃんの動きが妊娠全期にわたって不活発」などの原因が考えられます。逆子の改善方法と言えば『逆子体操』 がもっとも有名ですが、他にも改善法があるので覚えておきましょう。●医師が推奨する逆子の解消法5つ●(a)逆子体操30週目以降に行うのが一般的です。産院から体操の図解をもらったり、実践指導を受けたりします。育児本や関連サイトにも、分かりやすい図解がたくさん載っていますね。さまざまな体位がありますが、どれもお尻の位置を高く上げて赤ちゃんの回転を促すものです。有名な『シムズの体位』 は、プレママさんにとっては最初はキツく感じるポーズですが、慣れてきてお腹のハリがなければそのまま就寝してもOKです。逆子体操を実践することで「次の健診で治っていた」「数回で治った」という事例が数多くあります。まずはこの体操を素直に実践してみるのが、逆子治しの王道です。じつは筆者の子どもたちは2人とも8週まで逆子でしたが、数回の逆子体操であっさり改善しています。●(b)就寝時の姿勢による方法ママさんが“横向きに寝る”だけの簡単な方法なのですが、どちら向きでも良いというわけではありません。「赤ちゃんの背中が上に向くように寝る」 というのがポイントです。現在の赤ちゃんの向きを受診時に教えてもらい、実行します。体操よりもさらに母体への負担が少なく、安全で効果的な方法です。●(c)食事療法母体が冷え性だと、赤ちゃんの胎動が不活発になりなかなか逆子が改善しないことがあります。逆子体操を行いながら“体を温める食事” を実践していきます。汁ものや温かい食べ物、飲み物を積極的に摂取しますが、食材の中には、こんにゃくのように「どう調理しても体を冷やしてしまう食べ物」があります。体を温める効果が強い食材を積極的に摂取し、赤ちゃんの動きを促していきましょう。●(d)外回転術(34週目以降)医師がお腹を圧迫して、赤ちゃんの回転を促します。熟練した専門家でなければ危険なので、当然ながら自己流の圧迫はNG です。他の方法で改善しなかった場合に備え、主治医に確認しておくとよいですね。●医学的根拠は不明なのに、不思議と効果的な逆子解消法2つ●(ア)鍼灸(しんきゅう)、ツボ押し最近ではこの鍼灸による逆子治療を推奨する医師も増えています。逆子体操でも改善しなかった妊婦さんの中ではじわじわ人気が出てきている方法です。鍼灸治療によって母体の冷えが改善し、胎動が促進されるというものですが、当然専門家にしか行えない方法です。妊娠中に刺激してはいけないツボもあるので、自己流は厳禁 。治療院を紹介してくれる医師も多いので、まずは主治医に相談してみてください。●(イ)胎児への語りかけ胎教教室などでもよく指導される方法です。「くるっと回って頭を下にしてね」「頭からするんと出てきてね」など、ママがお腹の赤ちゃんに向かって話しかけます。母体側への暗示効果、リラックス効果 により実際に胎児の動きが活発になり、逆子が治ったという例が少なくありません。妊娠中は、まだ見ぬ赤ちゃんとの不思議な一体感を経験された先輩ママも多いはず。言葉はわからなくても、赤ちゃんはママの気持ちを正確に受け取っているのかもしれませんね。----------いかがでしたか?逆子が改善する見込みはまだまだあります。できる限りのことを実行しているうちに、あっさり逆子が治っていてビックリ、というケースも少なくありません。ただ、くれぐれも母子の安全が第一です。事情はおありでしょうが、帝王切開を避けたいあまり無理をしてはいけません。とくに逆子体操は実行中にお腹のハリを感じたらすぐに中断、主治医のアドバイスを仰いで、無理のない範囲で進めていきましょう。どのような出産方法でも、ママがリラックスして臨めればそれが一番です。【参考文献】・『主婦の友社シリーズ バルーン 妊娠大全科』山岡京子・編●ライター/月極姫(フリーライター)
2016年03月17日こんにちは。保育士ライターのyossyです。妊娠中や産後に内痔核(いわゆる“イボ痔”)に悩む人は多いものです。症状が症状なだけに、なかなか周囲の人には相談しづらいものですよね。でも、放っておいて内痔核がひどくなると“脱肛”に発展することも……。基本的に、内痔核・脱肛は大きな心配がいらないケースが多いですが、注意点を知っておけば、早期に治したり悪化を食い止められたりすることもあります。ここでは脱肛の症状や原因、対処法を見ていきましょう。●脱肛は、内痔核(イボ痔)が悪化してなるケースが多いそもそも、脱肛(肛門粘膜脱)というのは、肛門や直腸の粘膜が外に出てきてしまう症状のことを言います。高齢が原因でなるケースもありますが、多くの場合は“内痔核”が原因です。内痔核とは、いわゆるイボ痔のこと。肛門にふくらみ(イボのようなもの)ができて、出血や脱出などの症状 があらわれる病気です。一般的には出血して気付く人が多く、その時点で痛みはないことが多いといいます。そして、内痔核の症状が悪化して痔核が大きくなったり、周囲の組織が弱まったりすると“脱肛”になってしまうというわけです。●言わないだけで、多くの人が脱肛を経験している内痔核・脱肛は、肛門に負担をかけすぎることが原因で起こります。妊娠中は胎児による圧迫を受けますし、分娩時にはいきみますよね。そのため、妊産婦はどうしても肛門に負担がかかりがち なのです。友人同士ではあまり話題にしないでしょうが、実は脱肛を経験している人は多いものです。「プレママタウン」の調査によれば、分娩時に脱肛を経験したことがあるという人は8.6%。「意外にいるんだな」と思われたのではないでしょうか。決してあなただけではありませんので、ご安心ください。●まずは医師に相談し、規則正しい生活をでは、脱肛になってしまったらどうすればいいのでしょうか。まず、自分で「イボ痔だ」と思っても、実は他の病気である可能性もあります。医師でなければ判断ができないので、出血があればきちんと受診しましょう。基本的には、内痔核・脱肛は良性疾患なので、手術をしないケースが多い です。内痔核が悪化しないよう、以下の点に気を付けて生活するといいでしょう。・患部を清潔にする・お風呂に入る、服装に気を付けるなどして体を温め、血流を良くする・栄養バランスに気を付けた食生活を送る・適度に運動する・便秘を解消する特に、便秘に悩む妊婦さんは多いものです。便秘が内痔核の原因になっていることも。妊娠中でも飲める便秘薬を処方してもらえることが多いので、悪化する前に早めに相談しておくことをオススメします。痔や脱肛といった症状を相談するのは気が引けるかもしれませんが、根本的な問題を解決せずに放っておくと、どんどん症状が悪化することがあります。多くの妊産婦が通る道 なので、不安に思ったらすぐに病院で相談するといいでしょう。【参考リンク】・脱肛 | プレママタウン()・痔核・脱肛について | 林医院()●ライター/yossy(フリーライター)
2016年03月16日【ママからのご相談】先日の健診の際、産院より“マタニティビクス”の教室に参加しないかと誘われました。妊娠4か月に入りつわりも徐々におさまってきたので、体力をつけるためになにかを始めたいと思っていたのですが、 自宅から産院まで距離があるため教室には通えません。妊娠中でも手軽に体力がつく運動があれば教えてください。●A. ウォーキングなら、手軽かつ自由に始められます!ご相談ありがとうございます。ママライターのなかやまあぽろです。お産の仕方は十人十色ですが、「富士登山と同じくらいの体力が必要 」と言われているようです。突然ですが、わたしは出産に約60時間もかかりました。約2日半陣痛に耐えたのちの出産でしたので、自分でもよく長時間体力がもったなあと思い出します。マイペースに毎日ウォーキングを続けていたからでしょうか。妊娠したお友達にも、気軽に始められる運動としてオススメしています。今日は、日本マタニティフィットネス協会認定のインストラクターの方による妊娠中に始めるウォーキングのポイントをまとめてみましたので、ぜひご一読ください。●運動前にはウォーミングアップを忘れずに主治医や助産師さんから運動の制限がされておらず、妊娠の経過が順調であれば、基本的に妊娠4か月ごろから運動を始めても良い とされています。ただウォーキングを始める前に、必ずおなかの張りがないかセルフチェックしましょう。張りがある場合は様子を見て、少しでも気がかりであれば休みましょう。特に問題がなければ、ウォーミングアップとして手首や足首、肩を回したり、アキレス腱を伸ばしたりして十分なストレッチをしましょう。急に動くと、不注意でけがをしたり、ウォーキング中におなかが張ったりする原因になります。●毎日30分を目標に!妊娠中はただでさえ体が動きにくく疲れやすいので、まずは30分を目標にして歩いてみましょう。慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきます。ウォーキングは体重のコントロールや下半身の筋肉の強化に効果があるので、短い時間でも毎日続けることがポイント だそうです。●ウォーキング中の各ポイントをチェック!●(1)正しいウォーキングの姿勢・あごを引いて、目線を10m先へ・背筋を伸ばす・腕を大きく振り、脇は締める・歩幅は大きく、つま先でけり出し、かかとから着地する●(2)ウォーキングするとき必ず持ち歩きたいもの・母子健康手帳と健康保険証ウォーキングにかかわらず、出掛けるときには必ず持ち歩きましょう。・スマホや携帯電話なにかあったときにすぐ連絡が取れるように、産院の連絡先 を登録しておきましょう。・汗ふき用のタオル汗をかくとあせもや風邪の原因になるので、こまめにふき取りましょう。・ナプキン突然の出血や尿もれ対策に用意しておけば安心です。●(3)ウォーキングするときの注意点・妊娠中は日焼けしやすいので、夏は帽子や日焼け止めなどの対策をしっかりと!・吸水性のあるものを着ましょう。・安全のために、バッグはショルダーバックなど両手が空くもの を使用しましょう。・音楽を聞きながら歩くのは危険なので控えましょう。----------いかがでしたか?お産で大事なのは実年齢ではなく“体力年齢”だとも言われているそうです。若いママでも、基礎体力がないまま出産に臨めば難産になる可能性もあります。妊娠中だからといって家でじっとせず、積極的に運動してお産に臨みましょう!【参考文献】・『妊娠生活2013ー2014 初めての妊娠、出産、産後まで。この1冊があれば安心!』おはよう奥さん編集部・編集●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
2016年03月15日こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。妊娠後期に入ると、どんどん大きくなるお腹に圧迫され、つわりのような吐き気をもよおしたり、腰痛や頭痛、むくみ、便秘に悩まされたりと、新たな悩みが出てきます。また、食欲が増すのに体重をあまり増やさないようにと指導されることもあり、お腹の中で成長する赤ちゃんに対する愛おしさと出産に対する不安が混在し、「もうどうしたらいいの!?」と一人で悩みを抱え込む人が少なくないようです。そこで今回は、妊娠後期の食事のポイント についてご紹介したいと思います。●減塩が必要ってほんと?妊娠中、必ず言われるのが「薄味で!」ということ。しかしこれ、生理学的に見ると、塩に含まれるナトリウムだけが問題 なのです。ナトリウムの過剰摂取は細胞の内液と外液のバランスを崩し、むくみの原因となります。しかし、実は塩を選べばそんなに神経質になる必要もありません。いま使っている塩のナトリウム含有量をチェックしてみてください。一般的に安く売られている精製塩はナトリウム99%以上。これはかなりの減塩が必要です。しかし、岩塩や海塩、藻塩といった自然塩ではナトリウム含有量が30%前後のものがあります。このような自然塩の場合、ナトリウムだけでなくママや赤ちゃんの体に必要なミネラルもたっぷり含まれているので、どんな塩を使うかで使用量が変わってきます。●調味料の選び方塩だけでなく、醤油や味噌も時間をかけてじっくり発酵されたものであれば、塩味だけでなくうま味や甘味もあるので、きちんとしたものを選びたいですね。見分け方は簡単。原材料名を見て、味噌であれば大豆・米麹(麦麹の場合もあり)・塩。醤油であれば大豆・米麹・大麦・塩。これ以外が入っていなければ、じっくり時間をかけて作られた本物の発酵食品です。ただし妊娠中はホルモンバランスの関係で味覚が鈍くなる し、味を濃くしすぎるとどうしてもご飯を食べすぎてしまうので、そのあたりは注意が必要です。●スパイスやだしを活用しましょう気分のいいときに、かつおだしや鶏がらスープをまとめて作って製氷皿で凍らせておくと便利です。だしを取るのは面倒だと思い込んではいませんか?何もプロのような取り方をする必要はありません。お湯を沸かした鍋にザルを入れ、かつおぶしを加えてひと煮立ちさせた後にザルを引き上げれば簡単です。鶏がらスープも、お湯を沸かした鍋にザルを入れ、しょうがと酒を少々。そして鶏ミンチを加え、ちょっと気になるアクを取ってザルを引き上げれば鶏がらスープと同じような味わいになります。このレシピは筆者の食育セミナーに参加された方たちにとても好評です。肉や魚の味付けも、塩コショウだけでなく気分でバジルやパセリなどスパイスをうまく使えば、味の変化も楽しめます。妊娠後期の赤ちゃんはちゃんと味覚もあるので、ママの食べたものの味が分かっています 。そしてママのストレスも伝わっています。上手に手を抜きながらも、おいしく必要なものを食べてくださいね。【参考文献】・『市販食用塩データブック』塩事業センター・編集●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)
2016年03月10日こんにちは、齋藤惠です。私事で恐縮ですが、現在妊娠9か月目に突入しました!いよいよ心も体も出産準備を万全にしなければいけない時期です。しかし、そんな大切な時期に降りかかった最大の悩みが……“寝不足”です。2〜3時間おきにトイレに起きてしまったり、お腹が張ってなかなか寝付けなかったりと、日に日に睡眠時間が少なくなっていき体力も落ちていく気がします。こんなことで出産・育児まで体が持つのかしら?そこで、愛読している大葉ナナコさんの著書『ナチュラルなお産』を参考に、出産前後の寝不足をどう乗り切るべきかを考えてみました!同じ境遇に悩むプレママのお力添えになれたら幸いです。●寝不足は自然なこと著書によると、**********妊娠後期からお産までの間に女性の体は短期集中睡眠サイクルに切り替わっているので、短い時間でグッと深く睡眠が取れるようになっていて、実はそんなに疲れていない のです。妊娠後期には大きくなったおなかで膀胱が圧迫されて、夜中に何度もトイレに起きることがあるのですが、それは産後の夜中の授乳にむけて、自分でちゃんと夜中に何度も起きる練習をしているのです**********とのこと。なるほど!私は今まで、夜中に何度もトイレに行きたくなってしまう自分自身を「不健康だな……」「もっと寝なくちゃ!」と精神的に追い込んでいたのかもしれません。産後は数時間ごとに起きて何が何でも赤ちゃんの授乳やおむつ替えに明け暮れる日々が待っているのですから、今はその練習期間 で自然な現象なのだとわかれば、気持ちも楽になりますね。●好きなときに寝て、好きなときに起きましょう妊娠をすると自分の体を自分でコントロールすることが難しくなる一方で、おなかのわが子を思うがあまり「規則正しい生活をしなければ」という強迫観念にとらわれてしまいがち。しかし、おなかの赤ちゃんはあなたと一心同体の存在です。ママがストレスを感じて苦しんでいるときに、赤ちゃんにも同時に肩身の狭い思いをさせているかもしれません。命を預かっているのだから体の変化は仕方がない!それよりも、肩の力を抜いてママ自身が心の重荷を下ろしてあげる ことがハッピーなお産への近道なのですね。私もこれからは規則正しい生活に縛られず、好きなときに寝て、夜中寝付けなくても読書やカフェタイムを楽しむなどして心休まるひと時を過ごそうと思います。【参考文献】・『体と心にやさしいナチュラルなお産』大葉ナナコ・著●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)
2016年03月07日【パパからのご相談】妻が妊娠しています。だいぶおなかも大きくなってきて赤ちゃんが産まれるのが本当に楽しみです。しかし先日、妻がおなかに妊娠線ができてしまったことに気づき、かなり落ち込んでいるようです。僕はそんなに気にならないし妊娠したのだから仕方ない、 と思うのですがあまりに気にしているので気の毒です。これ以上妊娠線を増やさないために何かできるケアはあるのでしょうか?また、できた妊娠線は治るものなのでしょうか?●A. 妊娠線は、あきらめずにケアすることで薄くすることができます。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。妊娠線ができてしまったときのショックは、同じ女性としてよくわかります。ママになった証しなのだから仕方ない と頭ではわかっていても、「頑張ってケアをしたのに」「妊娠線ができない人だっているのに……」と必要以上に落ち込んでしまうものです。しかし、できてしまった妊娠線もママが根気強くケアすることで、これ以上増やさず、薄くすることが可能なのです。●妊娠線の原因妊娠線は、妊娠週数が進みおなかが大きくになるにつれ、皮膚がそのスピードについていけず断裂を起こすことで現れます。早い妊婦さんで6~7か月ごろからできてしまう ことがあるようです。妊娠線を作る要因として、(1)体質(肌の伸びやすさ、やわらかさ)(2)急激な体重増加(3)子宮の大きさ(羊水過多、多胎妊娠、赤ちゃんが大きいなど)(4)妊娠中のホルモンの関係(肌の弾力が失われる)ということが考えられます。(3)(4)はママの努力ではどうしようもないことなので、ママができるのは(1)と(2)のお肌のケアと、体重のコントロールです。●妊娠線を防ぐマタニティライフづくり●(a)お肌のケアお風呂ではゴシゴシと洗わず、油分を落とし過ぎない石鹸で洗うようにします。お風呂上りにすぐ、肌質に合った保湿クリームを塗りましょう。水分をふき取る前にクリームで水分を閉じ込めてしまう のがポイント。6か月以降は保湿性の高いオイルと組み合わせているママも。ある産婦人科のHPのコラムにも、「妊娠線の予防は、おなかの皮膚を水分を多く含む“うるおいお肌”に保つこと」とあります。妊娠線ができてしまってからも、お肌の新陳代謝を高め弾力性を保つためにケアを続けるようにしましょう。●(b)体重コントロール6~8か月ごろが、一番妊婦さんの体型が変化する時期だといわれています。妊娠経過も安定し、ついつい食欲が出てしまうのですが、急に体重が増えることは決していいことではない ので、体重管理・栄養管理をしっかり行いましょう。妊婦さんにダイエットは禁物なので、・体重を毎日同じ時間に計る・1日3食必ず食べ、朝食をどっさり食べる意識・外食は迷ったら和食をセレクト・おやつは控えめに。たくさん食べてしまった日は翌日以降で調整ということに気を付けて、健康的な体重増加に努めましょう。●妊娠線はあきらめも肝心いかがでしたか?今回ご紹介した方法を試しても、妊娠線ができてしまった・増えてしまったなんてこともあると思います。どれだけ努力してもできてしまうときはできてしまうのが妊娠線です。新しい妊娠線を発見したときは、とても「ママの勲章」なんて思えないものですが、きちんとその妊娠線の跡を受け入れられるときがきます。かわいい赤ちゃんに会えるまであと少し。ぜひ貴重なマタニティライフを満喫してくださいね。【参考リンク】・妊娠線 | プレママタウン()●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年03月07日めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
こどもと見つけた小さな発見日誌
育児に遅れと混乱が生じてる !!