育児は楽しいことばかりではなく、子どもに対して怒ってしまうことやつらいこともたくさんあります。毎日が充実していると感じる反面、子どもに接することすら苦痛を感じてしまう瞬間も。初めての子育てのなかで、私が子どもに申し訳ないと思っている体験談をご紹介します。 夜寝なくてストレスMAX!初めての出産は里帰り出産だったため、退院後は親が身の回りのことをやってくれて、私は赤ちゃんのことに集中できる環境でした。それにもかかわらず、赤ちゃんが夜眠れずに泣いてしまう日々が続き、徐々に私自身が疲弊していきました。 3日に1回は夜中ずっと起きている状態で、私もヘトヘト。心身ともに限界でした。眠れずに泣きわめく赤ちゃんに、「いい加減に寝てよ!」と怒鳴ってしまったことがありました。 後追いがひどくてイライラ!子どもが生後10カ月のときに、私は仕事復帰をしました。朝は洗濯やお弁当の用意、保育園の準備と慌ただしくて、子どもに構っている余裕がありません。そんななか、後追いがひどくなり、少し離れるだけでも大泣きするように! 「なぜ、忙しいときに限って甘えてくるんだろう……」とイライラしてしまい、子どもが泣き叫んでいても、それを無視して家事を続けてしまうこともありました。 目を離したすきに口から流血!子どもがハイハイからつかまり立ちができるようになり、いろいろな物に興味を持ち始めていた生後11カ月ころ。テーブルの上には、私たち夫婦の本や書類を常に出しっぱなしにしており、子どもが触っても大丈夫だろうと思っていました。 そんなある日、目を離したすきに子どもが口から流血。テーブルの上にうっかり鉛筆も出していて、口の中を切ってしまいました。幸い大ケガにはならずに済みましたが、親の気の緩みが子どものケガに繋がってしまいました。 怒鳴ったり、無視したり、ケガをさせたり……。ダメな母親だなあと、自己嫌悪に陥ってしまうこともありました。「あのときはごめんね」と子どもに謝りたい気持ちでいっぱいです。 今もまだ、イライラした態度を出してしまうこともありますが、時間があるときには子どもと遊ぶ、子どもの安全を確保することに努めています。これから子どもとの時間を楽しめるように、気持ちの切り替えが大切だと実感しています。著者:山野楓男児の母。2018年4月に仕事復帰したばかりで育児との両立に悪戦苦闘中。不妊治療や妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年09月11日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回はヘルパンギーナに罹った娘さんを持つママからのご相談です。 Q.ヘルパンギーナに罹り、夜泣きがひどくなりました生後8カ月の娘がいます。日曜日に39度の熱があり、翌日には平熱まで下がったのですが病院に行ったらヘルパンギーナと診断されました。 熱が下がってからは離乳食をほとんど食べない以外は日中機嫌よく過ごしていました。ただこの2日間、夜泣きが大変ひどくなりました。普段は夜中目が覚めても授乳したらすぐに寝てくれていたのが、授乳しても寝ずに20〜30分間ずっと泣いています(授乳→寝ずに泣く→トントンしたり抱っこしてユラユラする→泣き止まずまた授乳→ようやく寝る)。本人が一番つらいのはわかりますが、流石にこれが連日続くと眠いです。 これはヘルパンギーナで喉が痛いせいなのか、たまたまタイミングが重なっただけなのか疑問です。また、ヘルパンギーナで潰瘍がひどいみたいですが何日くらいでおさまり、通常通りの離乳食に戻れるものなのでしょうか? また、今朝、娘のおむつを見たらおしっこがまったく出ていませんでした(12時間くらい替えていません)。授乳や麦茶はこまめにあげていたつもりでしたが、水分が足りていなかったのでしょうか? 宮川めぐみ助産師からの回答娘さんが高熱を出してヘルパンギーナと診断をされていたのですね。その後おしっこは出ましたか? おしっこの量が少なかったり、色が濃いようでしたら、飲めている量が少ないのだと思います。夜中に泣いていることが続いて、飲んでいる間は落ち着くということを繰り返していたのですね。お熱が出ていたのと体のつらさもあってのことかと思いますよ。喉の潰瘍の痛みが強いようでしたら、なかなか思うように飲めなかったりもすると思います。飲めていなくて、思うように水分を摂ることができない(先ほどのおしっこも出ないなどあるようでしたら)、受診をしていただくといいと思います。 ヘルパンギーナは、だいたい5日ほど経つと喉の痛みも軽減して食べられるようになると言われていますよ。今は冷めたおじや、いろいろと混ぜ込んだスープをミキサーにかけて冷ましたものもいいと思います。喉越しのいいものをあげてみてくださいね。※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください ヘルパンギーナとはプール熱(咽頭結膜熱)、手足口病と並ぶ、夏風邪の代表となる感染症で、毎年5月ごろから増加し始め、7月ごろにかけてピークとなり、9~10月にかけてほとんど見られなくなるという流行時期の特徴があります。 5歳以下の乳幼児が患者数の9割を占めているため、保育所や幼稚園で流行しやすい病気と言えます。特に1歳代が多く、年齢が上がるとともに患者数は減っていきます。0歳でかかる割合は5歳代とほぼ同じくらいとされています。 ヘルパンギーナの治療法と予防方法ヘルパンギーナのウイルスに直接効く薬はないため、対症療法となりますが、基本的には自然によくなります。 対症方法のポイントとしては口の中の痛みによって水分摂取が難しい場合があるので、脱水を起こさせないことです。そのため、医師の指示のもと、乳幼児用の経口補水液など、飲みやすく、吸収の早い飲み物をこまめに与えるようにしましょう。水分を嫌がる場合は、氷にしたり、水分を多く含むゼリーなどを与えても良いです。また、部屋の温度が高いと、発汗によって脱水が促進されてしまうため、室温にも注意しましょう。ヘルパンギーナの予防方法としては、手洗い・うがいをしっかりすることと、免疫力を落とさないことです。ヘルパンギーナの感染経路は、飛沫感染・経口感染・接触感染と、集団生活をおこなう場所で感染してしまいます。そのため、帰宅後の手洗い・うがいをしっかりおこない、栄養のある食事を摂り、早寝早起きの生活習慣を続けることが、ヘルパンギーナに限らず感染症の予防に繋がります。 また、ヘルパンギーナは症状が治まった後も長期にわたって便にウイルスが排泄されることがあるため、おむつ替えやトイレの後には手洗いをしっかりおこないましょう。※参考:基礎知識(ベビー)「赤ちゃんや子どもがかかるヘルパンギーナとは?症状や原因、治療法について」【監修:医師 松井 潔 先生 小児科 | 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長】
2019年09月09日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 7歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。今回は少し時をさかのぼって、長男の「なーが」が赤ちゃんだった頃、夜泣きがひどく辛かったときに、励まされたエピソードを書きます。■長男の夜泣きに悩まされる日々夜泣きは「なーが」が5か月半になる頃にやってきました。ただでさえ寝つきが悪くて、寝かしつけに苦労していたのに、やっと寝たと思ったら夜泣き。授乳や抱っこでなんとか寝かしつけても、1~2時間後には泣いて起きるの繰り返しでした。完全に寝つくのが朝になることも。当時の私には近所に友だちも、相談できる人もいませんでした。実家の母に話しても「いつか終わるから~」と言われ…「いつかっていつよ!?」と思っていました。■辛い時期はゴールが見えない育児をしていて思うのは、辛い時期はゴールが見えないということ。たとえば、イヤイヤ期。「いつか終わる」とよく言われますが…そんなのわかってるんだよ~~~!!その「いつか」がいつなのかわからないから、絶望的になるし、辛いんですよね。アドバイスはありがたいけど、そういうのじゃなくて「大変だよね、頑張ってるね」みたいな、共感を示してくれる言葉が欲しいんです。(わがままですが)夜泣きもゴールが見えなくて、精神的にも肉体的にもボロボロでした…■ブログのコメントに励まされたそんなとき、私が励まされたのが、当時、育児記録として書いていたブログのコメントでした。あまりにもひどい長男の夜泣きについて書いたら、共感や励ましのコメントをいただき、一時的ではありましたが、心が軽くなったのを覚えています。みんな優しくて、辛いのは自分だけじゃない! と思えました。私以外にも眠れなくて辛い思いをしてるママさんがいるんだ、と思うだけで心強かったです。長男を出産したころの私は、SNSはほとんどやっていなくてブログがメインでした。そのため、友だちもいない土地で心細く育児をしていた私にとって、ブログはとても励まされる場だったんです。世の中は優しい人であふれてるな…と思った出来事でした。
2019年09月05日産院を退院して自宅での生活が始まると、赤ちゃんが夜なかなか寝なくてつらいと感じるママやパパが多いようです。抱っこしても授乳してもおむつを替えても何をしても一晩中泣き止まないとなると、いつまでこの状態が続くのだろうと頭を悩ませてしまうかもしれません。そこで今回は、生まれて間もない赤ちゃんが夜型といわれる所以や赤ちゃんが1歳になるまでの睡眠のリズムや対処方法についてお話しします。 生まれてすぐの赤ちゃんが夜型なのはなぜ?!妊娠後期の赤ちゃんはとても活発に動きます。夜になると胎動が激しくて眠れない、胎動で肋骨などあちこちが痛いという経験をする妊婦さんは少なくありません。赤ちゃんがおなかの中で活発に動くとき、赤ちゃんはへその緒を通じてママからたくさんの酸素をもらっています。日中ママの活動量が多い時間に赤ちゃんが活発に動くとママの体に負担がかかってしまうので、夜間ママが休息し、活動量が減っている時間に赤ちゃんは活発に動くのです。つまり、ママに負担をかけないためにおなかの中で夜型に活動しているのですね。そんなママ想いの赤ちゃんが中まれて間もない時期は、まだおなかの中にいたときのリズムのまま。外の世界に適応していくには少し時間がかかるのです。*目が開いても脳が寝ていることがある? また、人間の赤ちゃんは脳が未熟なまま生まれてきます。他の動物は脳が成熟してから生まれてくるので、脳が未熟なまま生まれてくるのは人間くらいかもしれません。それは人間が進化の過程において二足歩行になってくるとともに骨盤の形が変化し、出産のときに狭い産道を通ってくるために小さい脳のままでないと通過できなかったからです。そのため、生まれたばかりの赤ちゃんの脳の大きさは大人の3分の1程度しかなく、生まれた後に徐々に脳も成熟していきます。そのため、乳児期の赤ちゃんが目を開けたり、声を出したりしているとき、実は脳は睡眠状態という不思議な現象が起きている場合があります。目を開けたり、声を出したときでもすぐに抱っこしたりせず、本当に起きているのかなと赤ちゃんをよく観察してみましょう。実は寝ているのかもしれませんよ。 赤ちゃんの1歳までの睡眠のリズム赤ちゃんの睡眠のリズムはどのように変化していくのかみていきましょう。●生まれてから生後1カ月ごろまで1日の睡眠時間は15~20時間くらいといわれていて、昼夜の区別はありません。●生後2カ月から3カ月ごろ睡眠時間は14~15時間くらいになり、個人差はあるものの大体生後4カ月くらいまでにはまとまって眠れるようになり、日中よりも夜のほうが長く眠れるようになってきます。●生後4カ月以降体内時計が少しずつ発達し、昼夜の区別がつくようになるのでこのころから起きる時間や寝る時間を意識し始めるといいかもしれません。●生後6カ月からこのころから1歳までの睡眠時間は11~13時間くらいになり、生後6カ月ごろから「暗くなると寝て、明るくなると起きる」という生活リズムが身につき、夜に連続で長い時間眠れるようになります。●生後7カ月ごろ夜泣きや寝ぐずりが目立つようになることもあります。この時期の夜泣きなどの原因は、乳歯が生え始めてきて気持ちが悪いため、脳の発達に伴って赤ちゃんが日中に受けた刺激を夜整理するため、などと言われていますが、はっきりした原因はわかっていません。●生後9カ月から12カ月ごろ日中体を動かして遊ぶこともできるようになるため、日中の活動量が増えます。お昼寝もするようになり、少しずつ大人に近い睡眠リズムが作れるようになってきます。 しかし、赤ちゃんの月齢に応じた睡眠時間にはもちろん個人差はあります。赤ちゃんの個人差による睡眠時間の長さの違いによって発達が妨げられるということはありません。赤ちゃんそれぞれの睡眠リズムに合わせてあげることが大切です。 赤ちゃんの睡眠のリズムを作るための月齢別にできる工夫では、月齢に合わせて赤ちゃんとうまく過ごす方法はあるのでしょうか。 ●生後1カ月まで昼夜の区別がまだなく、どちらかといえば先に触れたように夜のほうが活動的な面もあります。この時期は赤ちゃんの睡眠リズムにできるだけあわせてあげるとよいでしょう。●生後2カ月から3カ月くらいまで日中に窓を開けて外気浴をしたり、抱っこをしたり、たくさん話しかけてスキンシップをとるようにしましょう。●生後4カ月ごろから昼夜の区別がつき始めるので、日中にお散歩をすることを日課にするのも良いでしょう。また、寝返りも始まってくるなど赤ちゃんの活動も増えてきます。赤ちゃんの日中の活動量を増やすようにすると昼夜の区別もつきやすくなってきます。●生後5~6カ月ごろ離乳食がスタートします。赤ちゃんの食事の時間を中心に日中のリズムを作ってあげるといいでしょう。●生後8カ月以降食事の時間、遊ぶ時間、お昼寝の時間を決めて、日中の生活のリズムを作ってあげましょう。また、マットを敷いたり、紙をビリビリやぶる遊びやビニール袋を膨らませて風船にして遊べるようなおもちゃをそろえたりするなど、赤ちゃんがしっかり遊べる環境づくりやお昼寝の時間を15時までにすることもポイントです。 赤ちゃんの月齢が低いうちは睡眠リズムがついていないのでなかなか寝てくれないということもあるかもしれませんが、寝かしつけをスムーズにおこなうために、「寝る前の決まり事」をするのも一つの手かもしれません。例えば、寝る前には赤ちゃんにマッサージをする、ゆったりとした音楽を流す、絵本を読み聞かせるなどです。寝る前の習慣をつけることで赤ちゃんがこれから眠るということを理解し、眠りにつきやすくなるという効果もあるようです。 このように生まれて間もない赤ちゃんが夜寝ないのには理由があるのです。赤ちゃんが夜寝なくてつらいと感じているママは、ママ想いの赤ちゃんなのね、と思うと少し気持ちがラクになるかもしれませんね。 赤ちゃんは月齢が上がるとともに睡眠リズムがついてきて、日中は活動して、やがて夜は眠るようになってきます。はじめのうちはママも睡眠不足で大変かもしれませんが、気分転換をしたり、ご家族に甘えて寝させてもらったりすることも必要です。赤ちゃんの成長を温かく見守っていきましょう。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年09月02日2018年11月に男の子と女の子の双子のママとなった多屋澄礼さん。ワーキングママとして双子を育てるリアルな日々を綴る連載です。 最初から読む≫ 離乳食、ずり這い、夜泣き、新しいことがどんどん始まり、できることもどんどんと増えてきました。保育園、会社、自宅を往復する忙しない日々の中でも小さな感動や驚きがあり、それが仕事で心も体もクタクタになっている私の活力になっています。我が家の双子たちが色々なことに挑戦してくれるのは嬉しいのですが、心配性な私は、双子から一時も目が離せない日々が続いております。■その一、「後追い」はじめました。弟のダンくんの性格を一言で表すとしたら「甘えん坊」! 四六時中「ママ、ママ」で、どんなにお父さんが全力で遊んでくれていても、私が側にいないことに気がつくと、ブンブンと手を振り回して泣き出してしまいます。洗濯物を取り込んだり、離乳食を準備するのも一苦労。まだずり這いも初期段階なので、上手に追いかけることもできず、大号泣することも。しかし、いざ抱っこをすると泣き止んで、ニコッと微笑む策士なダンくん。もしや、泣けば抱っこしてもらえるって、味をしめてしまったのか…!?後追いが激しい弟とは真逆に、マイペースに部屋を探索するキリちゃん。お茶碗を棚から出して齧ってみたり「え!そんなところにいたの?」と行動範囲をハイスピードで拡大していくパワーがとにかくすごい。キリちゃんの物怖じせず、積極的なところは自分に似ているのかもしれません。■その二、「ストロー飲み」はじめました。食事の際の水分摂取は大切ですよね。離乳食をはじめてから排泄のリズムも変化があり、便秘が心配なのでなるべく麦茶や白湯を飲んで欲しいと思い、ストロー飲みができるように練習の日々が続きました。ストローマグの導入も試みたのですが、練習に最適だったのが小さなサイズ(我が家はコープ)のパック入り麦茶。練習をスタートした頃は、双子は自力で吸う感覚が分からず、パックの側面を押して麦茶が出てくるようにサポートしていたのですが、まずはダンくんがストローの使い方をマスターし、それから1週間くらいでキリちゃんも自力で麦茶を飲めるように。食事の合間にチューチューと麦茶を吸う姿が微笑ましいです。そのほかにも遂に離乳食でも掴み食べがスタートし、毎日の食事の時間が以前に比べると大変な感じにはなっていますが、今のところは「食べるの楽しい!」とふたりとも思ってくれてるみたいなので、レトルトなども取り入れながらもバリエーションを考えながら進めています。そして、ずり這い初心者のダンくんを大きく引き離すように、キリちゃんのつかまり立ちもはじまりそうな予感で、母の気持ちが双子の成長に追いついていないのが現状。現状にプラスし、私を悩ませる問題がいくつかあります。それは我が家のシークレットメンバー、猫の存在です!結婚する前からずっと生活を共にしていた愛猫がいるのですが、双子が生まれた直後に引っ越しすることになり、現在は実家で居候中。双子は実家に帰るたびに猫に興味津々で、特にキリちゃんは猫を見つけるたびに「ハイスピードずり這い」で猫を追いかけ回しています。夫も、猫にちょっかいを出しがちで、私を怒らせることもしばしば。最近では夫とキリちゃんがいると、近くにも寄ってきてくれなくなってしまい、とっても寂しい。いつかは「双子+夫+猫+私」で生活できる日々がスタートできることを心から願っております。つづく
2019年08月31日長男が2歳になる目前に、次男が誕生。それを機に、長男が急に夜泣きをするようになってしまいました。長男の夜泣きがどんなもので、どのように対処して乗り越えたのか、ご紹介します。 深夜の授乳タイムに始まった「夜泣き」長男の夜泣きは、次男が生後1カ月のころから急に始まりました。長男は1歳4カ月で断乳し、それから一度も夜泣きをしたことがなかったので、とても驚きました。次男に授乳する横で、激しく泣き叫ぶ長男。おなかがいっぱいになれば寝るはずの次男も、長男の泣きわめく声で眠れず、悪循環を繰り返していました。日中はご機嫌で遊んでいるのに、夜中は急に泣き出すのです。ただでさえ授乳で睡眠不足だったのが、さらに睡眠時間が削られ、私の心身は疲弊していきました。 毎日続く「夜泣き」にヘトヘト……長男はお兄ちゃんだとはいえ、まだまだ甘えたい盛りなのは理解していたつもりです。でも、次男のお世話で忙しい私は、夜泣きをされるとパニック状態。ストレスも増すばかりでした。 長男の夜泣きは毎日のように続き、次男の授乳ペースは基本的に3時間おき。ほぼ眠れない日もあり、さまざまな方法でなんとか長男を泣き止ませようと必死でした。あるときは片手で授乳しつつ、もう片方の手で長男の背中をトントンしたり、さすってあげたり……。でも、なかなかおさまらなかったのです。 保育士をしているママ友に相談すると、「それは赤ちゃん返りからくる夜泣きかもね」といわれ、「確かにそうかも!」と納得。でも、どうしたらいいのかわかりませんでした。 思い切って次男を家族に預けてみた!なかなか夜泣きがおさまらず、赤ちゃん返りと思われる行動も増えるばかり。自分のイライラも長男に伝わっていたのかもしれません。また、産後に私が体調を崩したこともあり、母や妹がよく長男を連れ出してくれていました。それも、寂しさを感じた一因だったのかもしれません。 私は、長男と向き合う時間をつくることを決意。今度は反対に、家族に次男のお世話をお願いし、私と長男の2人で出かけることにしました。ただ一緒に公園に行く、スーパーで買い物をする、といったものでしたが、「抱っこして!」と甘えてきては喜んでくれました。 いつもは次男をずっと抱っこしているので、このときだけは長男を抱っこしてあげて、スキンシップを大切にしたのです。2人だけの時間をつくることを何度か繰り返していくと、徐々に赤ちゃん返りも夜泣きも落ち着いていきました。 今までは毎日ママを独り占めしていた長男。生まれた次男の育児に必死でしたが、夜泣きで長男の寂しさに気付き、2人の時間をつくるようになりました。その結果、長男は次男に対してやさしく接してくれるようになり、落ち着いた日々を過ごせています。 イラスト:(c)chicchimama著者:横田みお3歳と1歳の男の子の母。美容師の資格を取得後、ヘアカラーリスト・アイリストとして活動。結婚と出産を経てライターに転向し、主に美容の専門知識や子育ての記事を中心に執筆。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月22日寝かしつけには生活リズムを整えることが重要と聞きます。娘は生活リズムが整っていたにも関わらず、生後6カ月ころから、おっぱいが口から離れると寝られない状態になりました。夜泣きも始まり、泣くたびに授乳する日々……。そのとき私が挑戦した、授乳以外での寝かしつけについてお伝えします。 おっぱいなしでは寝られない!?娘が生後6カ月を迎えたころ、授乳での寝かしつけはかなり時間がかかりました。娘も体力がついてきたせいか、40分~60分程おっぱいを吸わないと寝落ちしてくれないのです。授乳の体勢は意外と疲れるものです。首、肩、腕がしびれて、猫背にもなってきます。娘は昼寝のときも授乳をしないと眠れなかったため、私の体は凝り固まってしまいました。添い乳も試したのですが、こちらも意外と体勢が難しく、娘もうまく吸えずに断念してしまいました。 寝かしつけ方法を模索する日々このままでは、娘にも私にも良くない! と思い、授乳以外での寝かしつけ方法を模索することにしました。まず試したのは「背中とんとん」です。住まいのある区で開催しているママ子会で相談したところ、他のママから「背中とんとんで寝てくれる」との意見を聞いたのです。ネットで検索しても「とんとん」でうまくいったという意見は多いです。しかし、うちの娘には合わなかったようで、まるで邪魔だと言わんばかりに嫌がられてしまいました。その後も子守歌、ベビーマッサージ、抱っこなどいろいろ試しましたが、私と娘どちらにも合う方法が見つかりませんでした。 絵本とオルゴールで眠る時間の意識付け今度は保育士さんに相談してみたところ、「赤ちゃんが安心できる何かがあるといい」との意見を聞きました。ぬいぐるみやタオルなど、赤ちゃんによって好みは違うようです。娘はお気に入りのグッズが特になかったのですが、昼間に絵本を読み聞かせるとおとなしく聞いていることがよくあったため、絵本で試すことに!普段お世話や家事をしていると、実際に娘と向き合って遊ぶ時間が意外と少ないことにも気づきました。寝る前に絵本を読むことで、娘とのコミュニケーションの時間にもなり、一石二鳥だと考えました。また、私自身がオルゴール曲を聞くと心が落ち着くと感じていたため、そちらも試してみることにしたのです。 定着した寝かしつけで娘も私もハッピーに実践してみたところ、寝ながら絵本を見て聞いてくれたのです。そのうち目をこすって眠い素振りをするように。そのタイミングで「おやすみ」と声をかけ、電気を消し、添い寝をしました。何分がぐずぐずし、ごろごろ動き回るものの、しばらくすると眠っていきました。このときは本当にうれしかったです。毎日続けていくうちに、絵本を読む時間もぐずる時間も短くなりました。布団の中に入り、オルゴール曲と絵本が始まったら、寝る時間だとわかってくれたような気がします。横になって絵本を読むだけなので、私の体もすごくラクになりました。生後11カ月になる現在は、この寝かしつけ方法が完全に定着しています。 授乳以外の寝かしつけに挑戦し、育児はこれという正解がないと改めて知ることができました。まだ話せない娘との生活は、悩むことが多くあります。「どうしてうちの娘だけ」とついつい思うのですが、自分の意思を押し付けるのではなくお互いに合う方法を考えることが大事だとわかりました。 著者:加藤みか1児の母。現在育児休暇中。夫と娘の3人暮らし。今後の家族計画を立てながら妊娠・出産・子育て・暮らしに関する体験談を中心に執筆中。
2019年08月01日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、ラクな寝かしつけ方法を見つけたというママの体験談です。 ひとりでねんねなどしたことがない娘。生後4カ月ごろから始まった人見知りもあり、1歳を過ぎても、寝かしつけは母親の私でないと絶対に寝ませんでした。添い乳で寝てくれている時期が1番ラクだったかもしれません。 抱っこ紐をフル活用授乳していたころは基本添い乳で寝ていましたが、夜泣きがあったので、1歳になったのを機に授乳を卒業しました。そこからは音楽を鳴らしたり隣で寄り添うこともしましたが、娘が10kgに未たないころは抱っこやおんぶをすれば早く眠りについてくれたので、昼寝や夜寝るときも抱っこ紐で抱っこやおんぶをしていました。 私は、抱っこ紐から降ろしベッドで寝かせるところまで毎日できていましたが、たまに夫に代わると、ベッドに下ろすことに苦戦していました。 噂で聞いていた本をゲット娘が1歳を過ぎ、体重がどんどん増えていくにつれて、寝かしつけの抱っこやおんぶが負担になっていきました。そこで、噂に聞いたことがある寝かしつけ用の本『おやすみ、ロジャー』『おやすみ、エレン』(飛鳥新社)を手に入れました。試しに読んでみると、隣で聞いている娘は、毎日同じページで眠りに落ちていきます。 本を聞くことが習慣になったため、眠る前に「本!」と言って、自ら引っ張り出し本を持ってきます。この1冊だけは眠るときにしか読まず、ずっと寝室に置くようにし、日中には読まないようにしました。 寝ぼけて泣いているときは大勢の場所に連れて行った日や初めて会う人が多い日などは、夜泣きに悩まされることがあります。私の声も届かず、大好きなキャラクターにも目をくれず、好物の食べ物を見せても泣き続けてしまう娘には、眠りにつく音楽が効果的でした。 音楽を流している携帯やタブレットをつい気にしてしまうようで、昼や夜の寝かしつけには使っていませんでしたが、夜中の寝ぼけているときは、すーっと眠りについてしまうことが多かったです。 娘の心と体の成長に合わせて、寝かしつけの方法を変えていきました。おんぶで寝てくれると他の用事も出来て楽でしたが、私の肩や腰が痛くなり、娘も大きくなると居心地が悪いようで、眠りに落ちることが少なくなりました。現在、娘は1歳9カ月になりましたが、音楽・本・抱っこなど、娘の様子を見てさまざまな寝かしつけ方法をおこなっています。これからも、親の都合だけではなく、子どもがスーッと眠りに落ちることができる方法を見つけてあげるようにしたいと思っています。 著者:やすだ おと一女の母。妊娠・出産・子育てに関する体験談や、自身の海外留学、旅行についての記事を中心に執筆。
2019年07月27日3人目を出産する直前、2人の子どもたちの面倒で精一杯だった私は、出産して身軽になってから衣替えをすればいいかなと思っていました。しかし、早めに行動しなかったことを後悔することに……。今回はそのときの体験談をお伝えします。 臨月はおなかが重くて体調がよくない日々8月中旬に私は臨月になり、重たくなったおなかで日中は2人の子どもたちと自宅で過ごしていました。つわりも終わっておらず、常に体調があまりよくない状態。それに加えて育児で手いっぱいに……。 家事や掃除も思うように動けず、晩ごはんを作っているときに気持ち悪くなり、夫が帰宅すると2人の子どもたちを見てもらい、私は寝たきり状態の日々が続きました。 出産時期がちょうど衣替えの季節冬服を出そうと思ってはいたのですが、日中はしゃぎまわる子どもたちの面倒を見ながら、臨月のおなかの状態で大きな圧縮袋を出して衣替えをするのはなかなか大変でした。 つい「身軽になった産後にやることにしよう」と思い、後回しにしてしまったのです。そして気が付けば9月下旬、3人目を出産したときには夏服だと朝晩が肌寒いと感じる季節になっていました。 おなかは身軽になったけれど…産後、自宅に帰ってから私の体自体は軽くなったものの、2人の子どもたちと生まれた赤ちゃんの面倒を見るのに手いっぱいになってしまいました。というのも、3人目は黄昏泣きと夜泣きがひどく、晩ごはんを作ろうとすると大泣き、夜は1時間おきに起きて泣くという状態……。 私自身、さらに体力的にきつくなってしまってなかなか衣替えができず、そのまま季節はますます寒くなってしまいました。 勢いで衣替えをするはめに!さすがに寒いと感じ、2人の子どもたちが風邪をひいたら困るので、夫が休暇の日に衣替えを決行! 朝からバタバタと勢いで衣替えをしたのですが、日中は子どもたちを公園に連れて行ったりしたので、子ども2人分の衣替えをおこなっただけで1日が終わってしまいました。 そして後日、私や夫の分の衣替えもおこなうことに……。衣替えが遅れた分、私と夫はとても寒い思いをし、お互いに風邪をひいてしまいました。 臨月は身重なだけではなく体調も変わりやすく、何でも後回しにしたことを後悔しました。確かに無理をしてはいけない時期だったとは思いますが、生まれた子が上の子たちと比べて黄昏泣きや夜泣きの頻度が多く、こんなに時間が取れないものだとは思いませんでした。今回の経験で「やれることは今すぐやる!」というのが、私の教訓となりました。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年07月20日赤ちゃんを産んだ後、しばらくは授乳や夜泣きでなかなか眠れず、大変な毎日が続くママもいると思います。私も産後は授乳や夜泣きで眠れない夜が続き、夫にも起きて助けてほしいと思いましたが理想通りにはいかず……。 産後も一緒にいたけれど…赤ちゃんを産んで病院を退院した後は、2カ月くらい私の実家に里帰りをしていました。そのとき通勤先が近くなるということもあり、夫も私の里帰りについて来たのです。 退院後から赤ちゃんと私、夫の3人で寝ていましたが、パパが夜泣きで起きたことは一度もありません。1月生まれだったため、夜寒いなかで起きて授乳したりおむつを替えたりバタバタしていても、パパだけは熟睡しているようでした。それでも、里帰り中は私の家族の協力もあり、初めての子育てでもなんとか乗り越えていた気がします。 産後3カ月で知らない土地へ引越し里帰りから自宅に戻ってすぐに転勤で他県へ引っ越すことが決まり、産後3カ月には知らない土地での子育てが始まりました。夫も慣れない職場で大変だったり疲れていたりしたとは思いますが、夜泣きで起きないのは相変わらず。 私の場合は娘の1カ月健診のころから完全母乳だったため、まだ夜泣きの対応はラクな方だったかもしれません。ミルクを作ったり哺乳瓶を消毒したりが続いた場合は、無理矢理に起こして協力してもらわないと大変だっただろうなと思います。 電話の音では目が覚めるのに…夫に対して不思議で仕方がないのは、娘の泣き声ではまったく起きないのに、電話の音では目が覚めるということでした。たまに「本当は起きているのに寝たふりをしているのではないか?」と思うこともありましたが、枕元で娘が大泣きしていてもいびきをかいて寝ているので、本当に聞こえないのだと思います。私の友人のなかには「夜泣きの対応はパパがする」という人もいますが、人それぞれなんだなと思うばかりです。 産後、私は赤ちゃんの声に敏感になってわが子の小さな声でも気づくようになりましたが、夫は寝てしまうと気づきませんでした。夜泣き対応の協力をしてもらうことはできなかったけれど、その代わりに起きているときはたくさん娘のお世話をしてもらい、助けてもらっています。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月20日現在、9歳・8歳・6歳・2歳の4人の子どもがいます。ようやく子育てが落ち着きましたが、過去を振り返ったとき、あまりの大変さに記憶が飛んでいた時期があります。それは3歳・2歳・0歳の三兄妹を育てていた過酷な時期。どのような状況だったのかをご紹介します。 見ず知らずの方にも励まされる日々「過酷な時期」だった当時、3歳の長男、2歳の次男、0歳の長女の3人を連れて歩いていると、見ず知らずの方々に「大変ね!一気に大きくなるから頑張って!」と、たくさん声をかけてもらっていました。 自分自身あれよあれよと3人の母になり、「子育てはこれが普通だ」と思っていたのですが、幼い3人を連れて歩いている姿は、地域柄や時代も相まってめずらしいものだったのかもしれないと今になって思います。 3人の子育てで配慮していたこと毎日、3人の同時または交互の欲求にひたすら答え、あっという間に日が暮れる生活でした。1人に時間がかかるとほかのことができなくなってしまうため、子どもたちを泣かないように、兄妹間の感染を防ぐために1人も風邪を引かせないように、と神経を尖らせていました。 また、わが家は2階のある戸建てなのですが、私が目を離したすきに、子どもたちが階段を使うと危険だと感じ、夜も布団を1階に持ってきて、ほとんど1階だけで生活をしていました。 つらかったことが夜泣きとお風呂!また、わが家の長男は3歳までほとんど言葉が出ませんでした。周りの人が言っていることはわかり、自分の意思もあるのに、うまく伝えられないもどかしさ。その影響か、ひどい夜泣きが3歳まで続きました。毎晩1時間から2時間ほど泣きわめくのです。 2歳の次男もその泣き声で目を覚まし、0歳の長女は授乳時間に夜泣きが被ると一緒に泣き、忍耐の日々……。お風呂も私がひとりで入れており、長男もひとりでお着替えができないので、冬は私が湯冷めをしながら3人の着替えをしていました。 4人目の子どもたちをを育てていて思うことは、「3歳はまだまだ赤ちゃんの延長」ということ。2人の兄役でたくさん我慢させた長男のことをかわいそうに思うこともあります。でも、過ぎてみれば本当にあっという間で、3人とも一気に大きく頼もしくなりました。私自身も頑張って育ててきてよかった! と思っています。著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年07月17日息子が1歳2カ月になるころ、2人目の出産のために息子を保育園に通わせることになりました。 なかなか慣れずに苦労したことや、またその経験から学んだことをいくつかお伝えします。 忙しかった慣らし保育期間保育園に通い始め、最初の1週間は短時間の保育から始める慣らし保育という期間でした。「子どもが親と離れて、第三者である保育士と過ごすことに慣れるための大切な期間です」 との説明を受け、いよいよスタート! 預けるときに大泣きする息子。初めて息子を置いて出ていく体験に、胸を締めつけられるような想いの私。その後は家事などする暇もなく、あっという間にお迎えの時間でしたが、帰宅後の息子はいつにも増してぐずり、私から離れず家事もままならない状態でした。 連絡ノートは成長記録フルタイムの保育が始まると、息子がどのように過ごしているのかとても気になり、 連絡ノートの保育士さんからのコメントを真剣に読む毎日でした。「ずっと泣いていました」というコメントは、日が経つにつれ「今日は笑顔がみられました」「ひとりで遊べるようになりました」と確実に成長している様子が伺えました。 そして2週間が経つころには、「給食を完食しました」との報告を受け、とても安心したのを覚えています。 突然の夜泣きと歯ぎしり保育園生活がスタートして3週間が経つころには、預けるときにも泣かなくなった息子。私はすっかり慣れたのだと思い、安心していました。 しかしこのころから、夜はぐっすり寝ていた息子が突然起きて1時間泣き続けたり、寝ているときや抱っこしているときに歯ぎしりをするように……。息子が抱えている葛藤や、大きな頑張りを知り、私は胸がチクリと痛みました。 親子で葛藤を乗り越えること必死で寂しさと戦い、頑張っている息子を見て、何とも言えない切なさが込み上げた私。たくさん泣きました。 保育士さんに話を聞いてもらうと、「必ず慣れる日が来るし、今とても頑張っているからたくさん褒めてあげて! お母さんも一緒に頑張ってあげてくださいね」という言葉を頂きました。 私は、息子と過ごすときはたくさん抱きしめたり、大好きだよと伝えるようにしました。 そうすることで、どこか自分自身も励まされている気がしたのです。 息子は1カ月経つころには夜泣きや歯ぎしりもなくなり、保育園に慣れてくれました。慣れるまでの期間や苦労は、体験してみないとわからないことだらけです。 そのときは出口が見えずに落ち込む日ばかりでしたが、今では親子で成長できたとても濃い時間になったと思っています。著者:松本のあ1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年07月13日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、ある習慣で寝かしつけがラクになったというママの体験談です。 「赤ちゃんの寝かしつけは大変」という話は、何人もの友人から聞かされていました。先輩ママの話や育児情報誌で得た知識から、私が「寝かしつけをラクにするためにこれだけは守ろう!」と決心し、そのおかげで実際に寝かしつけに苦労をしなかった方法があります。 沐浴の時間を決める新生児期の赤ちゃんは昼夜関係なく寝たり起きたりですが、なるべく早く朝と夜を知ってほしくて、沐浴の時間だけは決めていました。毎日夜7時ごろに沐浴し、終わったら育児用ミルクを飲ませます。飲みながら寝てしまってもOK。眠らなければ飲み切ったあとに抱っこで揺らし、寝かしつけをします。 この方法でなかなか眠らずにいつまでもぐずぐずしていたということはなかったように思います。朝になったら眠っていてもカーテンを開けて、陽の光を部屋に入れるようにしていました。 お昼寝をしすぎない生後5カ月くらいから徐々に生活リズムが整ってきて、朝は6時ごろに起き、9時~11時くらいまで眠り、午後は2時~4時くらいの間にお昼寝をするという生活になってきました。 お出掛けをすると多少ずれてしまうこともあるのですが、朝の光を必ず浴びるようにしていたのがよかったのか、生活のズレを翌日に引きずってしまうということはありませんでした。 お昼寝をしすぎてしまうとやはり寝つきが悪くなるので、何時に眠っても遅くとも夕方5時ごろには起こすようにしていました。 夜中に起きてしまったときは生後6カ月を過ぎると、だんだんと夜泣きをするようになってきました。夜泣きのし始めはまだ目が開かずに寝ながら泣いている状態なので、そのときに胸をトントンしてあげると、うまくいけばすぐに寝てくれました。 それがダメな場合はハンモック作戦。シーツの真ん中に赤ちゃんを置き、パパと2人でそれぞれ両端を持ってハンモックのようにゆらゆら揺らします。これで眠らなかったことは、うちの子の場合は一度もありませんでした! ①朝は必ずカーテンを開ける②入浴の時間を決めるこの2つだけは徹底したので、自然とお昼寝の時間も定まり、生活リズムが整ってくれたように思います。そのおかげなのか、毎日ラクに寝かしつけをすることができました。著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年07月11日初めての出産は、大きな総合病院でした。その病院では、産後は母子同室と決まっており、大部屋か個室が選べたのですが、できるだけ安く済ませたかったのと「他のママさんと交流できるかもしれない」という期待を持って大部屋にしました。しかしその選択を後悔することになったのです……。 産後すぐに始まった母子同室22時半ごろに出産し、さまざまな処置をして大部屋に移動したのは日付が変わった後でした。初めての出産ということもあり、体はボロボロなのにハイになってしまって眠ることができず、携帯で出産報告などをしていたら余計に眠るタイミングを失い、ほぼ徹夜で朝を迎えることになってしまいました。 そんな状態のところに赤ちゃんが運ばれてきました。もちろん愛おしいのですが、つい昨日までおなかにいたわが子なのに抱っこするのが怖いような、不思議な感覚になったのを覚えています。 昼間はスヤスヤ寝ているのに…昼間は本当によく寝てくれていて、無理やり起こして授乳するほどずっと寝ている子でした。 しかし夜になると目がパッチリ開き、授乳してもミルクをあげても抱っこをしていても泣くのです。泣きやんだと思ってベッドに寝かせて自分も横になると、10分足らずで泣き始めます。 初めての出産、自分の体もまだしんどい状態で、しかも大部屋。周りのママや赤ちゃんに迷惑をかけてはいけないというプレッシャーのなか、ほとんど眠れないまま3日が過ぎました。 助産師さんに泣きながらヘルプ昼間赤ちゃんが寝ている間に少し体を休めることはできたものの、調乳指導や沐浴指導など、何かとすることがあり、まとまった睡眠は取れぬまま……。周りのママと交流する余裕なんてまったくありませんでした。 「ママになったんだからちゃんとしなきゃ!」という使命感もあり、それまで助けを求めることができませんでしたが、さすがにギブアップ。精神的にも体力的にも限界が来てしまい、夜中に泣くわが子を抱きながら私も涙がボロボロ……。助産師さんにわが子を託し、一晩しっかり睡眠をとることにしました。 母子同室だったことで育児の大変さはすぐに実感することができましたが、なかなか体を休めることができませんでした。さらに大部屋だったことで「うるさくすると他の赤ちゃんが起きてしまう」というプレッシャーもあり、精神的にもかなり疲れました。初産は特に無理のない産後・入院生活を送れるような環境が良いと実感しました。助産師さんにももっと頼ればよかったと思い、その後2人目・3人目出産時は個室を選択し、つらいときは無理せず赤ちゃんを助産師さんに預けるようにして、自分の心身の回復を優先しました。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年07月09日こんにちは。保育士の中田馨です。赤ちゃんの夜泣きが続くと、寝不足になりママはヘトヘトになってしまいます。赤ちゃんが成長すればいつかは終わる夜泣きですが、ママはそうは思えずしんどくなってしまうこともありますよね。 今回は、赤ちゃんが夜泣きをするときにどうコミュニケーションを取ったらいいかについて話します。 どうして赤ちゃんは夜泣きをするの?赤ちゃんが夜泣きをする理由には、おなかが空いている、喉が渇いている、おしっこが出た、暑い、寒い、ママがいるか確認しているなどがあります。また、昼間に刺激があったため泣いている、ときには、なぜかわからないけれど理由なく泣いているということもあるでしょう。 このように、原因がはっきりしにくい夜泣きですが、大切なことはママが「私のやり方が間違っているのかも……」などと悩まないことです。「夜泣きはいつか終わるわよ」と祖母や先輩ママに言われても、大変なのは「今」です。いつか終わると言われても、いつ終わるかわからない夜泣きをつらいと感じたときは、家族や身近な人に相談して、1人で抱えないことが大切です。 息抜きをするのも1つの方法。寝不足のときは、赤ちゃんのお昼寝のときに一緒に寝るなど、ママの体力を回復できるように心がけましょう。 夜泣きをしたときのコミュニケーションの取り方赤ちゃんが夜泣きをしたときには、さまざまな対応方法があります。 「必ずこれをしたほうがいい」というものはなく、赤ちゃんによって安心したり、寝てくれたりする方法は違います。つまり、赤ちゃんの数だけ対応方法はあるということです。赤ちゃんの生理的欲求を満たしてあげながら、安全な方法でいろいろとチャレンジして落ち着く方法を見つけましょう。 ■「ママがそばにいるから大丈夫だよ」と声かけをするまずは「ママがそばにいること」を赤ちゃんに伝え安心させることからスタートです。それから、赤ちゃんの落ち着く方法を実践します。 ■抱っこで安心させる抱っこは赤ちゃんが安心することの時1つ。泣いたら抱き上げます。スリングが好きなら寝るまでスリングで抱っこするなど、赤ちゃんの好きな抱っこをしてあげましょう。 ■添い寝で安心させる添い寝で、赤ちゃん優しくさすったり、トントンします。私は抱っこして起き上がる元気がないときは、赤ちゃんが寝付くまではカンガルー抱っこのように胸の上に抱っこして寝かせていました。 ■授乳するおなかが空いている場合、おっぱいやミルクを飲むと、おなかも気持ちも満足し、その後ぐっすり寝ることもあります。 わが子も、夜泣きがよくあったことを思い出します。夜泣きは必ず止まります。夜泣きがつらいときは家族に相談し、助けてもらいながら、“うちの子の夜泣き対応方法”を見つけてみましょう。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年06月20日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師の高杉絵理さんからメッセージです。 生後7カ月くらいになるとママたちを悩ませる「夜泣き」。赤ちゃんの表情が豊かになったり、ハイハイができるようになったり、子どもの成長が嬉しく、ますますかわいくなる一方で、夜泣きが負担になり、終わりが見えない不安感を覚えるママたちも少なくありません。ここでは夜泣きの原因やラクに乗り切るポイントを紹介します。 夜泣きは脳が成長している証!?赤ちゃんの脳は生まれたときは未熟ですが、成長とともに成熟していきます。生後7カ月ぐらいになると記憶の脳が育ってきます。この頃に人見知りが起きるのも記憶する力が育ってきた証拠です。夜泣の原因はまだ解明しきれてはいませんが、記憶する脳が育ってきているためという説があります。この時期には2~3日間の記憶ができるようになってきます。脳は、日中の活動からたくさんの学習をして、夜寝ている間に日中に学習した記憶を整理します。しかし、脳の発達は未熟なので、整理が追いつかずに脳がくたびれて興奮し、夜泣きを起こしているのでは、と考えられているのです。しかし、多くは脳の成長とともに1~3カ月程度でおさまります。 夜泣きをラクに乗り切る秘訣とは?夜泣きをラクに乗り切りたい…そう思っているママも多いですよね。少しでもラクにするには生活リズムをつけることが大切です。生活リズムをつけるポイントを紹介します。 ①起床時間は朝7時を目安に。毎日決まった時間に起床しましょう。人の体内時計は毎朝光を浴びることで調整されます。電気をつけて明るくするだけでも大丈夫です。毎朝決まった時間に明るくして、起きる時間であることをお知らせしてあげましょう。「おはよう」など声かけをしながらコミュニケーションをとります。赤ちゃんが起きたことを確認したら、顔を拭いて、お着替えをしましょう。 ②日中はしっかり活動して、お昼寝時間は調整を日中はお散歩やお部屋でしっかり遊ばせてあげましょう。そして、お昼から午後3時くらいまでの間は家でゆっくりする時間を作りましょう。そうすることでこの時間帯にお昼寝をするようになることが多くなります。また、夕方の眠りはなるべく控えましょう。ママが夕食の支度をしている間に眠ってしまうこともありますが、この時間に寝てしまうと夜の眠りが遅くなる原因にもなります。なるべく夕方は起こしておく工夫をしたり、どうしても眠ってしまうときは30分間を目途にして起こしましょう。 ③就寝時間の目標は夜8時。眠る前のスキンシップも大切に。就寝時間の30分くらい前からゆったり一緒に過ごしましょう。抱っこして静かに話しかけたり、絵本を読み聞かせてあげたり、しっかりスキンシップの時間を作ります。毎日同じようにすることでもうすぐ眠る時間なのだと赤ちゃんも学習していきます。そして、赤ちゃんの目は大人よりも光に敏感なので、就寝時間になったら明かりは消して静かな環境を整えましょう。 どうしても泣き止まないときは?生活リズムを整えても、夜、赤ちゃんがどうしても泣き止まないということもあると思います。そんなときはほかに原因がないか探ってみましょう。・ 熱や鼻づまりはないか?赤ちゃんがいつもと違う様子はないか?・ おむつや衣類、布団の調整は?暑すぎたり寒すぎたりしないか?・ 喉は渇いてないか?などまた、興奮がおさまらないときは別室に移ってみたり、ときには車などで外に連れ出すのも効果的です。そして、ちょっとつらいかもしれませんが、どんなに夜泣きがあっても朝は決まった時間に起こすことが大切です。 まとめ赤ちゃんの毎日の成長はかわいく、嬉しいですが、目を離せない時期にもなってきて昼夜ともにママの負担感が増す時期でもあります。パパと協力して家事の負担を減らしたり、休日にママがリフレッシュすることも大切です。夜泣きは永遠に続くものではありません。脳がしっかり成長している証拠で、必ず終わりがあります。息抜きをしつつ、夜泣きを少しでもラクに乗り切れるといいなと思います。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年06月11日寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)赤ちゃんが生まれたばかりの頃、赤ちゃんのお風呂担当はパパがやる家庭が、結構多いですね。「お風呂=夜」というイメージが強いためか、パパが仕事から帰ってきてから、寝ている赤ちゃんを起こしてお風呂に入れるという話もよく聞きます。■お風呂に入れるタイミング人には自然な体温の上下の波があり、下がってくるときに眠気を感じるようになっています。そのため、質のよい眠りを考えると、夜の寝かしつけを始める30分くらい前には、ぬるめのお風呂から上がっているのが理想です。産後のママの体力が回復したら、できればお風呂は日中か、夕方に入れてあげましょう。赤ちゃんとパパの触れ合いを重視して、パパのお風呂担当を継続するのであれば、夜起こして入れるのではなく、朝の出勤前にお風呂に入れてあげましょう。その場合は、赤ちゃんのあせも予防に、1日の汗は、夜寝る前にガーゼタオルなどで優しくふいてあげてください。仕事が休みの日や、早く帰ってこれる日だけパパ担当という感じで工夫してもいいですね。■保育園に通っている場合のスケジュールのポイントよく質問を受ける内容に、「保育園に通っている場合」というのがあります。その際に気をつけたいポイントをお伝えしておきましょう。赤ちゃんが小さいうちから、仕事を再開するママも増えてきました。保育園に通うと、日中のお昼寝時間は保育士さんが調整してくれるので、とても心強いですね。平日の園でのリズムを聞いておき、休日にも同じように生活するよう心がけると、赤ちゃんも生活しやすいと思います。ただ、保育園に通うと、どうしても寝かせるのが遅くなりがちなのも事実です。自分でやりたいという気持ちが育ってくる2歳前後では、さらに大変でしょう。子どもをせかすのではなく、ママが効率的に動いて、なるべく早く寝かせられるように工夫してみましょう。夕食はテレビを消して食べる、離乳食は作り溜めしてストックしておく、パパ用の凝った料理は赤ちゃんが寝てから作るなどの工夫で、かなり時間を節約できると思います。また、日中子どもと離れているからと、夜に長時間遊んであげることで、子どもに必要な睡眠時間を削ってしまうという事態は避けましょう。朝スッキリ起きられるか、朝ご飯をしっかり食べられるか、園で元気に遊べているかを確認して、睡眠時間が少なくなりすぎないよう注意しましょう。子どもとの関係は、長時間一緒にいればいいというものではありません。寝る前の30分を、家事や仕事のことを忘れて、しっかりと子どもと向き合いスキンシップをとるように意識してください。その濃い30分間が、ずっと家にいて一緒に過ごしている休日より充実していることに、きっと気づくと思います。■上の子がいる場合のスケジュールのポイントもう1つ多い質問は「上の子のいる場合は?」というものです。上の子が、ちょうど幼稚園に通っている場合、お迎えの時間がお昼の2時くらいだと、下の赤ちゃんのお昼寝時間と重なって生活リズムが作りづらいという現状があるようです。赤ちゃんが小さいうちは、午後のお昼寝を11時頃に早めるのもひとつのやり方です。また、ベビーカーで寝てくれる子の場合、お迎え時間の少し前からベビーカーの上で寝てもらうのもいいと思います。また、途中で起きてしまって、十分お昼寝ができなかった場合は、夕方にもう少し寝かせてあげましょう。下の子の場合、上の子に付き合わされることで、どこででも寝られるようになる子が多いようです。あまり神経質にならず、赤ちゃんの機嫌をみながら調整してあげてください。夜は、上の子のリズムに合わせて寝るのが遅くなるという悩みを抱えているママも多くいます。これは、上の子も寝るのを早くして、一緒に寝かせることで解決できます。兄弟みんな一緒に、夜8時に寝られるように、生活を整えてみましょう。そうすると、子どもは朝スッキリ起きられるようになり、日中の機嫌もよくなります。 3ステップ最後の「寝る前30分のイチャイチャタイムを作ろう!」 は、兄弟のいる場合にもとてもおすすめの習慣です。下の子に授乳しながら、上の子とピッタリくっついて座り、上の子の小さい頃の話やお腹にいた頃の話を聞かせてあげてください。上の子がお話ができるようなら、その日にあったことをじっくり聞いてあげてもいいですね。ママが上の子に「大好き」という気持ちをしっかりと伝えることで、下の子が生まれてから始まった夜泣きや赤ちゃん返りも改善するかもしれません。また、一緒に寝かせることでママも自分の時間が持てて、とても快適な習慣になると思います。ぜひ試してみてください。 『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。
2019年05月29日寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)安眠スケジュールを見て、低月齢のうちは、夜7時就寝になっていることに驚いた方も多いと思います。これは、7時に寝かせたほうが絶対にいいといっているのではありません。早い時間に設定したのには理由があります。■早く寝かせる工夫をする日本の赤ちゃんは世界一の夜更かしで、赤ちゃんの夜型化がどんどん進んでいます。つい30年ほど前まで、小学生の子どもでも夜8時までに寝るのが当たり前でした。それが今は、早寝早起きをすすめている育児書ですら、夜9時就寝の赤ちゃんに対して「早寝でいいですね」という小児科医のコメントがついていたりします。大人の生活リズムの夜型化が進むにつれて、赤ちゃんの寝る時間もどんどん遅くなり、その分睡眠時間が短くなっています。はたしてそれで日本の赤ちゃんは大丈夫なのでしょうか。私は心配でなりません。このような理由から、赤ちゃんの寝かしつけの時間を夜7時としているのです。ドイツでは、3歳以下の子どもが寝床に入る時間は平均夜6時48分です。それを考えると、夜7時に寝かしつけを始めるのは、赤ちゃんにとって早すぎるわけではないということがわかっていただけると思います。人は本来、暗くなったら眠る動物です。夕方から夜にかけて赤ちゃんの機嫌が悪くなるのは、眠いと訴えているのかもしれません。機嫌の悪い赤ちゃんとイライラしながら過ごすより、早めに寝かせてあげたほうが、お互いストレスなく過ごせるという場合も多くあります。とはいえ、親の仕事や兄弟がいると、寝かせるのがどうしても夜9時頃になってしまう家庭も多いのが現実でしょう。そのような場合も、それ以上遅くならないように気をつけたり、どうしたらもう少し早くに寝かせてあげられるかなと工夫するきっかけになればと願っています。もちろん、7時に寝かさないと夜泣きはなくならないよ、ということでは決してありません。■早起き赤ちゃんへの対応は?夏が近づくと、朝5時前後に目を覚まし、親を悩ませる赤ちゃんが急に増えてきます。赤ちゃんが朝5時頃に目覚めるのは、朝日に反応していることが多く、これは体内時計がしっかり働いている証拠で、実はとても好ましいことなのです。光に敏感なタイプの赤ちゃんは、外の明るさに合わせて、夏は起きる時間が早くなり、冬は遅くなります。全体の睡眠時間も、夏は短く、冬は長くなるのは自然なことです。そうはいっても5時前に起きられたら困るというのが、親の本音ですよね。そこで、早起き赤ちゃんへの対処法として、私は遮光カーテンをおすすめしています。遮光カーテンは、夜、街灯や向かいのマンションの明かりが部屋に差し込むのを防ぎ、安眠を促します。朝は、朝日が入ってくるのを防ぐことができ、必要以上に早く起きてしまうのを防ぐことができます。ただし、注意したいのは、親も起きにくくなるということです。親も朝日を感じながら、徐々に朝の覚醒に向かうのが通常ですが、それがなくなってしまうので、目覚まし時計などを利用して、かなり意識して起きるようにする必要があります。それができるようであれば、とても便利な文明の利器といえます。朝、赤ちゃんを起こすときは、起きてほしい時間の10~30分ほど前に、遮光カーテンを全開にして、朝日に反応して自然と目を覚ますように促してあげましょう。 『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。
2019年05月28日タイミングを見失った娘の授乳事情と泥沼化した卒乳の体験談です。長男の場合。「離乳食が始まると昼間の授乳は少しずつ減り、1歳になるころにはおやすみ前の1回のみ。次第に、それがなくともスゥーっと寝入ることが増え自然と卒乳…」と、まるで育児書の一例のような卒乳でした。しかし、その後一度だけ夜におっぱいを欲しがって泣いたときに、オッパイを飲ませず、抱っこやおなかポンポンでムリヤリ(?)寝かしつけてしまったことがありました。「本人のペースを無視してしまったかな」「無理強いしてしまったかな」と、ちょっぴり後悔が残りました。■娘への負い目で卒乳タイミングを見失うそんなわけで娘の授乳は「とことん付き合う!」に作戦変更。これは当然、息子同様「娘も1歳前には授乳回数が減るだろう」というのが前提だったのですが、とんだ目論見違いでした。上の子がいると、生活リズムはどうしても上の子中心になりがち。下の子はベビーベッドでゆったりしてもいられず、上の子につき合って抱っことおんぶでアクティブに過ごし、その間、下の子ができる主張はオッパイのみ…。そのせいか、上の子以上にオッパイへの執着が強くなったような気がします。夜は、静かに寝てほしい一心で、ちょっとでもグズったら下の子にはオッパイを飲ませるという日々。気がつけば1歳を過ぎてもなお、夜中の頻回授乳が続いている泥沼状態…。夜の授乳も夜泣きも、2回目となれば多少は「ゴールが見えているからがんばれる」はずだったのに、2歳近くなってもまだ終わらないとなると、ゴールなんて完全に行方不明。とっくに通り過ぎているのに、コースを飛び出して意地になって市中を走り回っている感じです。■「卒乳は本人のタイミングで」にこだわりすぎかも…!?「卒乳は本人のタイミングで」「とことん付き合う」にこだわりすぎて、娘も私も終わらせ方がわからず惰性で「飲み・飲ませ」ているのではないか?さらに授乳に関して、「息子のときこうだった」から「娘もこうだろう」と決めつけていないか? と、このころ、ようやく気がつきました。そして夜中に何度も起きていては私はもちろん娘も寝不足になってしまうのでは? という心配もあります。そんなわけで娘の場合、2歳を過ぎてようやく本腰をいれて卒乳にいどみました。2歳ともなると、こちらの言葉への理解もどんどん進み、おしゃべりも上手になると同時に主張も激しくなってくるころ。とりあえず声かけから始めてみるも、イヤイヤ期に突入しつつある娘の答えは当然…。■イヤイヤ期の卒乳作戦に、禁じ手を出してしまったこうなってはお互い引くに引けません。子守唄やおなか・背中ポンポン、絵本の読み聞かせ、その他いろいろ育児書に記載されているような方法は一とおりやりつくした上で、正攻法の説得に応じないなら…最後の手段です。コレだけは使いたくなかった…しかしお互いの良質な睡眠のため、背に腹は代えられません! あの人の力を借りるしかない…。ひと言です。「ウソっこ赤ちゃんどこだどこだオバケ(長い)」なぞのこの人の登場をにおわせるひと言で、長かった娘の卒乳(授乳)は完了しました。私の場合ですが、普段は脅かしたり恐怖心を与えるような接し方はしたくないと考えており、オバケや鬼を引き合いに出すことはありません。なので「オバケ」と言ったところで、娘に響くどうかかわかりませんでした。でも、何やら得体の知れない雰囲気を感じ取ったらしく、聞くや否やバッとオッパイから顔を離し布団にもぐりこみました。私にとっては禁じ手の「オバケ」を、言い聞かせるのに使ったのはこのときが初めてです(そして最後の手段です)。それからは「オバケ」の件には触れず、布団に入ってギュッと抱くように体を密着させるとスゥ~と寝るようになりました。「オバケを登場させてまで無理やりに授乳を終わらせた」と言えなくはないですが、娘の様子見るに授乳については「大・満・足!」で、私は私で「やり切った感」がありこれはこれで良しとします。途中、体力と睡眠時間を削る泥沼状態があったものの、「卒乳」は誰が何と言おうと結果オーライ大成功です。
2019年05月28日寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)ここから月齢別の安眠スケジュールをそれぞれご紹介していきます。■生後0~1か月★生まれてからの1か月間は、ママの体調と母乳育児をする場合は母乳育児が軌道に乗ることを優先させましょう。★生活リズムは、赤ちゃん任せでOKです。寝ている赤ちゃんを起こす必要はありませんが、朝起きる時間、夜眠る時間は、室内の明るさでしっかり区別しましょう。眠っているからといって、夜に明るいリビングにいさせるのはよくありません。★母乳育児に自信が持てない場合は、早めに最寄りの母乳外来に相談しましょう。軌道に乗るまでは1日10回以上の授乳が必要なことも多くあります。★このスケジュールは、赤ちゃんとの生活の1日全体をイメージするためのものです。特に新生児期は、授乳のタイミングや、1回の寝ている時間は、それぞれの赤ちゃんで大きく異なります。図の生活に合わせるのではなく、赤ちゃん自身のリズムを大切にしましょう。■生後2~4か月★生後2か月に入ったら、「朝寝」「昼寝」「夕寝」の3回のお昼寝になるイメージを持って、1か月くらいかけて徐々にリズムを整えていきましょう。★生活リズムの整え方は、朝起こすことから始めましょう。★朝5時すぎに目が覚める子も少なくありません。ママに負担がないようなら、そこから1日の生活をスタートさせてもOKです。その場合、朝寝を少し長めにするなどして、調整しましょう。★この時期はまだ夜7時~朝起きるまでの間に、2~3回授乳が必要な子がほとんどですが、それ以上に増えないように気をつけましょう。★赤ちゃんが夜中に泣くとき、毎回授乳を求めているのではありません。約1時間ごとに、眠りが浅くなり、寝言泣きをする子も多くいます。2~3分何もしないで様子をみるようにしましょう。★母乳の出があまりよくない場合は、夜間の授乳を増やすのではなく、昼間の授乳を増やすように工夫しましょう。表の午前11時頃の授乳を、「朝寝の前後」と「昼寝の前後」に分けるだけで、3回授乳回数を増やすことができます。★この時期、赤ちゃんは1日に80ml以上の母乳を飲みます。ママは授乳の前には、必ずコップ1杯のお水を飲むようにしましょう。★乳房にトラブルがある場合は、早めに近くの母乳外来へ相談してください。■生後5〜6か月★生後5か月に入ったら、「夕寝」を徐々になくしていき、「朝寝」と「昼寝」の2回になるように調整していきましょう。★離乳食は、急がなくても大丈夫です。無理強いせず、ゆっくりと進めましょう。アレルギーが心配であれば、開始時期を2~3か月遅らせても問題ありません。赤ちゃんの食べたい様子と相談しながら進めましょう。★授乳回数を減らすと、母乳の出が悪くなる場合は、日中の授乳回数を増やすようにしましょう。★朝5時すぎに目が覚める子も少なくありません。ママに負担がないようなら、そこから1日の生活をスタートさせてもOKです。その場合、朝寝を少し長めにするなどして、調整しましょう。★赤ちゃんが夜中に泣くとき、毎回授乳を求めているのではありません。約1時間ごとに、眠りが浅くなり、寝言泣きをする子も多くいます。2~3分何もしないで様子をみるようにし、夜間授乳が増えないよう注意しましょう。■生後7~8か月★「朝寝」と「昼寝」の2回のお昼寝を定着させましょう。★離乳食は、生後10か月くらいで3回食になるイメージで、ゆっくり進めましょう。★授乳回数を減らすと、母乳の出が悪くなる場合は、日中の授乳回数を増やすようにしましょう。★朝5時すぎに目が覚める子も少なくありません。ママに負担がないようなら、そこから1日の生活をスタートさせてもOKです。その場合、朝寝を少し長めにする、お昼の離乳食との間にもう1回授乳をはさむなどして、調整しましょう。★この時期、夜中に頻繁に目を覚ましてしまうのは、ほとんどの場合、お腹が空いているからではありません。泣きやませるための夜間授乳はやめ、なるべく間隔をあけるようにしましょう。★母乳育児をなるべく長く続けたい場合は、卒乳まで夜間に1、2回の授乳を継続したほうがいい場合もあります。■生後9~11か月★朝寝はだいたい1歳3か月頃に、必要なくなります。早い子はこの時期に朝寝がなくなります。寝つきが悪くなってきたら、朝寝をなくしてみてもいいかもしれません。★朝寝をなくす過程で、次の昼寝まで起きていられない場合は、お昼ご飯の離乳食を早めにすませ、昼寝を11時30分頃に始められるよう工夫をしましょう。★朝5時すぎに目が覚める子も少なくありません。ママに負担がないようなら、そこから1日の生活をスタートさせてもOKです。その場合、朝食と昼食との間にもう1回授乳をはさむなどして、お腹の空き具合を調整しましょう。★この時期、夜中に頻繁に目を覚ましてしまうのは、ほとんどの場合、お腹が空いているからではありません。泣きやませるための夜間授乳はやめ、なるべく間隔をあけるようにしましょう。母乳育児をなるべく長く続けたい場合は、卒乳まで夜間に1、2回の授乳を継続したほうがいい場合もあります。■1~1歳6か月★朝寝はだいたい1歳3か月頃に、必要なくなります。寝つきが悪くなってきたり、昼寝が短くなってきたら、朝寝をなくしてみましょう。★朝寝をなくす過程で、次の昼寝まで起きていられない場合は、お昼ご飯の離乳食を早めにすませ、昼寝を11時30分頃に始められるよう工夫をしましょう。★朝5時すぎに目が覚める子も少なくありません。ママに負担がないようなら、そこから1日の生活をスタートさせてもOKです。その場合、朝食と昼食との間にもう1回授乳やおやつをはさむなどして、お腹の空き具合を調整しましょう。★この時期の夜泣きは、生活リズムの乱れか寝かしつけの習慣によるものがほとんどです。泣きやませるための夜間授乳はやめましょう。★卒乳の時期は、ママ自身の考えや赤ちゃんの要求によって、柔軟に判断してください。★母乳育児をなるべく長く続けたい場合は、卒乳まで夜間に1、2回の授乳を継続したほうがいい場合もあります。■1歳7か月~3歳★3歳になると、お昼寝も短くなってきます。中には、寝なくなる子も出てきます。★朝5時すぎに目が覚める子も少なくありません。ママに負担がないようなら、そこから1日の生活をスタートさせてもOKです。★卒乳の時期は、ママ自身の考えや子どもの要求によって、柔軟に判断してください。★この時期の夜泣きは、生活リズムの乱れや寝かしつけの習慣に加えて、保育園や幼稚園など新しい環境への不安などが要因として考えられます。寝る前30分のイチャイチャタイムを充実させ、安心させてあげましょう。★母乳育児をなるべく長く続けたい場合は、卒乳まで夜間に1、2回の授乳を継続したほうがいい場合もあります。■4歳~5歳★夕食から寝るまでの間は、テレビやゲームは禁止など、家庭でルールを作って、早く寝る習慣をつけましょう。★朝食は、午前中にしっかりと遊ぶエネルギーの源です。簡単なもので大丈夫なので、忙しくても抜かないようにしてください。★そろそろ、寝かしつけがなくても、ひとりで寝られるように練習をしていきましょう。ひとりで寝られるようになっても、寝る前のイチャイチャタイムはおすすめの習慣です。その日にあったことを親子で振り返るすてきな時間になりますよ。★小学校低学年くらいまでは、夜8時に寝る習慣を保ちましょう。 『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。
2019年05月27日寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)「安眠スケジュール」とは、赤ちゃんの一般的な睡眠発達などをもとに作成した、赤ちゃんが快適に過ごせる目安となるスケジュールです。■安眠スケジュールの2つの目的この安眠スケジュールの目的は2つあります。1つ目は、ママが赤ちゃんとの生活時間の流れをイメージしやすくすることです。どんな流れで1日を過ごすかがわかっていると、これまでの何が起こるかわからなかった日々よりも、赤ちゃんと楽しい1日を過ごせるようになります。2つ目は、赤ちゃんの成長に伴ってお昼寝などの睡眠がどのように変化していくのかという流れを知ることです。睡眠の発達過程が具体的にわかるようになると、目の前の問題だけでなく先を見通すことができるようになり、ある程度気持ちがラクになると思います。また、安眠のための簡単3ステップで、いまいちわが子の眠りのリズムがつかめなかった場合は、この安眠スケジュールを参考に生活リズムを整えてみてもいいでしょう。まずは型どおりにやってみると、それぞれの赤ちゃんの生活リズムの個性がよく見えてくることもありますので参考にしてみてください。でもここで間違えてはいけないのが、このスケジュールに赤ちゃんを合わせるのではないということです。赤ちゃんの生活リズムが見えてきたら、赤ちゃんの個性に合わせてスケジュールのほうを変更してあげてください。ここを間違えると、「このスケジュール通りにならない」と、余計に自分を苦しめる結果になってしまいます。必要な睡眠時間も、授乳の間隔も、赤ちゃんそれぞれが違うのは当たり前。まずは、ポイントをしっかり押さえましょう。■安眠スケジュールを行う前のポイント安眠スケジュールを行う前のポイント(1)安眠スケジュールは、3ステップでよくなった赤ちゃんは試す必要はありませんので、成長の流れだけ参考に見てみましょう。試す場合も、まずは0~5歳までの全体のスケジュールを確認して、赤ちゃんの成長の流れをつかんでください。(2)1週間くらい継続してできるよう、帰省や旅行などの大きなイベントのない時期を選んでください。(3)赤ちゃんの体調のいいときに始めましょう。特に鼻づまりは、眠りを浅くするもとですので、治ってからにしましょう。(4)次の月齢に進むときは、いきなり変更するのではなく、徐々に移行していきましょう。(5)スケジュールに赤ちゃんを合わせるのではありません。「赤ちゃんの生活リズムの個性をつかむために行っている」ということを、忘れないようにしましょう。 『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。
2019年05月26日寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)寝不足ママの負担を減らすために、まずはすぐにできる、本当に簡単な3ステップの改善法をまとめました。私が大切にしていることは、「生活リズムを整えること」「寝かしつけを見直すこと」「ママと赤ちゃん、双方の気持ちを大切にすること」。これを元にして成り立っているのが、この3ステップです。まずは3~4日チャレンジしてみてください。この3ステップを実践するだけでも、赤ちゃんの眠りの悩みが解決することが多くあります。ぜひ、やってみてください。■ステップ1:朝は7時までに起こそう7時までに赤ちゃんを起こしてください。夜10時以降に寝た場合は、朝8時を目安に起こしましょう。ここは踏ん張りどころです。朝が苦手なママは、パパと協力してがんばりましょう! 生活リズムを整えるコツは、朝起きる時間にかかっています。すでに赤ちゃんが7~8時に起きている場合は、次からの2つのステップに取り組んでください。朝起こす際のポイントは3つです。朝の起こし方のポイント(1)カーテンを開けて、太陽の光を入れましょう。日当たりが悪い部屋の場合や、雨や曇りの日は、まずは電気をつけてください。赤ちゃんが、光に反応して、目を覚ましたら、優しく「おはよう」と声をかけましょう。光で起きない場合は、「おはよう」と声をかけてみて、それでもだめなら体をゆすります。(2)起こすとき、生まれたばかりの赤ちゃんでも、いきなり抱き上げて起こさないように注意しましょう。赤ちゃんが起きる準備ができていないことで、寝ぐずりならぬ「起きぐずり」の原因になります。(3)赤ちゃんが目を開けて、周囲を確認する様子が見られてから、抱っこや朝のオムツ換えや着替えを行いましょう。「お顔ふこうね」「オムツ換えようね」「あっちのお部屋に行こうね」と、これから何をするか、赤ちゃんに声をかけてから、朝の習慣を始めてください。生後1か月に入ったら、朝起きた後は、夜に寝ていたところとは別のところで過ごしましょう。顔をふく、パジャマとは別の服に着替えるなど、朝の決まった習慣が、昼と夜の差をわかりやすくしてくれます。■ステップ2:お昼寝の時間を調整して、日中は活動的に過ごそう!生後2か月からは、お昼寝の時間帯が「朝寝」「昼寝」「夕寝」の3つに分かれているのをイメージして生活してみましょう。次の表の時間を目安にして、お昼寝の時間を調整してください。午前中は、お散歩や外遊びなど、太陽の光を浴びて活動的に過ごしましょう。午前中の太陽の光は、夜に強い眠気を起こすメラトニンというホルモンの分泌を高めます。夜に質のよい睡眠をとるには、実は朝の活動にかかっているのです。また、ハイハイや歩くなどのリズムのある運動をすると、セロトニンという神経伝達物質の働きで、赤ちゃんの心が穏やかになることがわかっています。夜の寝つきもよくなります。低月齢のうちから、意識して、生活に運動を取り入れるといいですね。親子のふれあい遊びなどの本を見てみると、小さいうちからいろんな運動遊びができることがわかって、親子一緒に楽しめますよ。お昼寝のポイント(1)生後3か月くらいまでは、赤ちゃんが眠そうにしたら寝かせるスタイルで大丈夫。生後4か月くらいからは、お昼寝の始まりの時間を決めて、寝かしつけるようにしてみましょう。(2)お昼寝は、したいだけさせておくのではなく、だいたい図2の時間くらい寝たら、赤ちゃんを起こします。起こし方は、ステップ1の起こし方のポイントと同じで、いきなり抱き上げないように注意しましょう。(3)夕方5時以降は、夕食の準備などで忙しい時間帯ですが、夜の睡眠にひびくのでなるべく寝かさないように努力してください。■ステップ3:寝る前30分のイチャイチャタイムを作ろうまずは、夜8時までに寝かせることを目標にしましょう(すでにもっと早くに寝かせている場合は、そのままで大丈夫です)。夜8時に寝かせるためには、7時30分までには、夕食やお風呂、歯磨きや着替えなどをすませてください。そして、寝る前の30分間は、ママと赤ちゃんのイチャイチャタイムです。いつも過ごしている部屋の明かりを薄暗くして、スキンシップをとりながら静かに過ごしましょう。間接照明や豆電球など、オレンジ色のほのかな光で、夕方の薄暗い雰囲気を演出してください。オレンジ色の明かりは、心を穏やかにする効果があることが知られています。授乳中の赤ちゃんはその時間におっぱいやミルクを、卒乳した子は、絵本やお絵かきなど、静かな遊びを選んでください。お話ができるようになった子は、ママと一緒にその日1日を振り返ってみてもいいですね。イチャイチャタイムの過ごし方のポイント(1)ママはいつもより声をワントーン低くして、優しくゆっくり話す。(2)テレビ・パソコン・携帯は厳禁! 部屋はオレンジ色の光で薄暗くする。(3)家事や仕事のことは忘れて、しっかりと子どもと向き合う。(4)大きい子の場合も、意識してスキンシップをたっぷりとる。(5)1日の振り返りを話す場合は、子どもの「よかった行動」を、具体的に伝える。(6)授乳中の子は、おっぱいや哺乳瓶をくわえたまま寝てしまわないように注意して、足のうらをくすぐったり、軽くたたいたりして、なるべくたくさん飲んでもらう。薄暗い中で過ごすことで、強い眠気を起こすメラトニンというホルモンの分泌を促し、寝つきをよくしてくれます。また、寝る前30分のこの習慣は、ママと赤ちゃんの絆を深め、日中の興奮を静める役割もあります。赤ちゃんに、心も体も寝る準備ができることで、ママは寝かしつけがとてもラクになるでしょう。心穏やかに、すてきな時間を楽しんでくださいね。この3ステップには、夜泣き改善のために大切な要素がたくさん含まれており、第3章の安眠スケジュールの基礎になるものです。3ステップの実践だけでよくなった場合は、安眠スケジュールは参考程度に目を通すくらいで大丈夫でしょう。 『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。
2019年05月25日こんにちは! 趣味、妊娠! 特技、出産!福岡のゴッドマザーこと、山口紫織です。2月1日に無事、第7子を出産しました。大家族山口家の内部事情を公開しちゃうコラム第7弾。今回は、私が体験した、子育て暗黒期はそれはそれは長ーい長ーい真っ暗なトンネルの中にいるような光さえ見えない日々についてお話したいと思います。 7人産んだのは"想定外"! よく聞かれる質問のひとつ、「最初から7人産もうと思ってたんですか?」答えは「NO!」自分が7人産むなんて思いもしてませんでした(笑)!自分が三姉妹ということもあり、私の理想は、「子どもは3人」でした。 15歳で旦那と出会い19歳で妊娠、20歳で出産、結婚。世の中的には早い方だったと思います。 周りの友達には誰も結婚してる人も、子どもがいる人もいません。親、親戚が近くにいるわけではないし、誰にも頼ることができない状況……そんな中、初めての子育てがスタートしました。 赤ちゃんがかわいくない。憎い存在。 もともと赤ちゃんが大好きだった私。小さいころの将来の夢は保育士さんになることでした。妊娠中は「赤ちゃん好きだし、子育てもどうにかなるでしょ~」と思っていました。しかし、いざ出産してみると、こんなにも大変なの?ってくらい次々と予測不可能なこと起こります。 抱っこしないと寝ない、置いたら泣く……だから結局、抱っこしたままソファで何度寝たことか。 やっと寝た子どもを起こさないように、携帯はもちろんマナーモード。玄関のドアのピンポンの音など、生活音のすべてが私の敵だと思っていました。静かな家で子どもと2人きり……出かけるところもない。 誘ってくれるのは学生の友達だから、声が掛かっても夜の時間帯で、赤ちゃんがいる私は行けない。ごはんもトイレもお風呂も睡眠も、何も自由じゃない。 赤ちゃんがいるだけで、こんなにも不自由になるなんて想像もしていなかった……。カウンターで食べていたラーメンを食べれなくなる日が来るなんて思いもしなかった……。まるで私のすべてが赤ちゃんに奪われて、誰かに支配されているような、そんな毎日。 ▲第二子長女生後6カ月ごろ。上の子2人は年子ですごく大変だった。 私の心が悲鳴をあげていたけれど、そんなことに気づいてもどうしようもなくて……。 当時20歳とまだ若かった旦那は、夜遊びに行くのが当たり前。「あんただけ遊べていいよね!私は遊べないのに!」と喧嘩する日々が続くと、次第に「こんなに毎日つらいのは赤ちゃんのせいだ……!」と思うようになりました。 心から笑えない日が続き、ついに生後2カ月ごろには「少しもかわいいいと思えない……」そう、赤ちゃんが「憎い存在」に見えていました。 今思い返すと、1人目ということもあり慎重に子育てしていたり、母親としてしっかり私が育てなくちゃ!と力みすぎていたり、若いからこそ子育てちゃんとしなきゃ!と肩に力が入りすぎていたせいだったと思いますが、当時はすごくつらく、きつい子育てでした。 「ちゃんとしなきゃ」の呪縛から解放されたら「理想のお母さん像」みなさんは持っていますか? 私にも「理想のお母さん像」があります。年子で2人目を産んで、子ども2人を育児していた時までは、この「お母さんだから、ちゃんとしなきゃ」という呪縛にかかっていました。 「自分がつくった"ちゃんとしなきゃの呪縛"のせいで、子育てがつらく大変になってる」 そう気づいたのは3人目の時。 あれほど毎日つらいつらいと思っていた上の子2人のときの育児が、3人目になると途端に楽しいに変わったんです。 ▲長男5歳、長女4歳、次男3歳ごろ。 今までは、家事もしなきゃ、ご飯も作らなきゃ、何時にお風呂入れて、何時に寝せなきゃ……と、時間ややることをガチガチに決めていました。でも、3人目が生まれて…… いやいや、無理無理無理ー!死なないようにみてるので精一杯!それならいっそ、全部決めるのをやめようっと! やめる決意をしました。 「やらなきゃいけない」という概念を手放すと、スルスル~ッ!とラクで楽しい子育てになったんです。 掃除機一日かけなくても生きていけるし、洗濯物を朝干さなくても生きていけるし、納豆ご飯でも生きていける、、、 そんな考えにシフトしていくと、心の余裕が生まれました。 笑顔で子育てができはじめたのは3人目から!▲4人目が1歳ごろ。コーンフレークを床にぶちまけたけど、かわいくて叱れない、の図(笑) 当然ですが、3人目の育児は、1人目、2人目の育児の経験が発揮できます。なんで泣いてるのかがわかるし、この熱はアレだなとか、次はこの成長をするはず、夜泣きは上の子2人で慣れたから苦痛にならないとか、育児に慣れてきました。 笑顔で子育てができ、心に余裕ができると、「もう!」「ダメ!」「なんで泣くの!」と毎日言っていた口癖が、「かわいいね!」「今それがやりたいんだよね!」「泣いてもいいよ~!泣くのが仕事だもんね!」に変化していきました。 ママの心の余裕は、子どもたちにもすぐ伝わるようで、子どもたちの夜泣きが減り、笑顔も増えていきました。 3人目になると、両手では足りないとさすがにわかったのか、今まで夜遊び三昧だった旦那さんがしっかり育児するようになり、それも私の育児をラクにしていった1つだと思います。 3人目以降は、何人増えても「楽しい」しかない! ▲次女4歳、三女2歳、四男生後3カ月ごろ。夜みんなママに寄ってきて、朝起きるといつもこんな感じに。 子どもが増えることで、もちろん経済的な不安はあるけれど、そんなこと考えてたら1人だって産みにくい世の中! 3人も4人も変わらないと思って産んでいったら、あっという間に7人の子宝に恵まれて、気づけば大家族になっていました(笑)。 この春、長男は移住先の中学校に入学し、長女も小学6年生になりました。7人も子どもがいると、上の子たちは成長して、家事や育児を手伝ってくれるし、産めば産むほどに育児はラクに楽しくなるな、と日々実感しながら生きています。 著者:ライター 子育てセミナー講師、ママコミュニティ「mamalink(ママリンク)」代表 山口 紫織現在32歳、6児の母(2019年2月に第7子男児出産予定)。12歳男児、11歳女児、9歳男児、7歳男児、4歳女児、1歳女児を子育てしている。「繋ぐ」をコンセプトにヒト、モノ、コトをつなぐママコミュニティ「mamalink(ママリンク)」代表。防災カフェ主催やイベント企画・運営、料理教室など精力的に活動している。“みんなで子育て!地球の子は自分の子!”WEB:「わくらく子育て 山口紫織のOFFICIAL WEB」blog:「福岡大家族山口家7人ワクラク子育て」
2019年05月18日長女は抱っこでしか寝ない子でした。夜中に起きるたび家の中を抱っこしながら歩かないと寝てくれず、私は睡眠不足になったり腰痛になったりと大変な思いをしました。 長女の寝かしつけで苦労したので、次女が生まれるにあたり赤ちゃんの睡眠に関する本を何冊も読み、書かれていたことを実践したら結果は大成功!「おやすみ」と言い、ベビーベッドに連れていくとひとりですぐ寝る子に育ちました。今回は、私が実践して効果的だったと思う方法を3つご紹介します! おくるみでお雛巻きにするおくるみに包まれると、赤ちゃんは子宮の中の感覚を思い出して安心するそうです。産院でもおくるみやバスタオルで包むと良いと教わりました。次女が生後4カ月ぐらいまではずっと、柔らかい綿素材のおくるみでお雛巻きにしていました。一見窮屈そうにも見えますが、その状態が安心できるようです。巻くことで、赤ちゃんの意思とは関係なく腕など体が動いてしまうモロー反射により、起きてしまうことも防いでもくれます。 胎内音を流す&安心できるアイテム赤ちゃんは決まった方法で眠ることを好むそうです。なので、私は毎回メリーの胎内音を流し、近くに私のにおいがついたハンカチを置いてあげていました。「この音を聞いたら寝る時間だ!」と思うようにしたかったのです。 1歳半になった今、もう胎内音は流していませんが、新生児期から側にあったハンカチを抱いてスリスリしながら寝ています。 自分で眠れるようにしてあげる毎日授乳や抱っこで寝かせていると、その方法以外で寝かしつけることが難しくなります。そのため、授乳や抱っこで眠たくなった赤ちゃんを腕の中で眠りにつかせるのではなく、「ベビーベッドに寝たら、自分で眠る」ことを習慣づけるようにしました。 授乳中や抱っこをしているときにウトウトしたら、ベビーベッドに置いて寝かせるようにしていました。もし授乳中に完全に寝てしまったら、一度起こします。再度ウトウトしてからベビーベッドに移動し、自分で眠れるようにしていました。最初はせっかく寝たところを起こすのはかわいそうにも感じましたが、「自分でぐっすり眠れる方法を教えてあげることも愛情」という本の言葉を信じて実行していました。 赤ちゃんの夜泣きや寝かしつけが大変なとき、根性で頑張るだけではなく、睡眠に関して勉強して知識を得ることも重要だと感じました。もちろん、赤ちゃんによって合う、合わないはあると思います。寝つきの良い子、悪い子がいますし、敏感な長女で同じことを試しても、効果があったかどうかはわかりません。 ただ、今回ご紹介した3つの方法は次女には合っていたようで、寝かしつけにかかる時間はわずか1分です。よく寝てくれるので私の時間も確保でき、子どもも機嫌が良くなるのでとても助かっています。著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月10日息子は生まれたときから、よく泣く赤ちゃんでした。母乳やミルクを飲ませても、1時間続けて眠ることができればいいほう。おかげで睡眠不足の日々が続き、私は心も体もボロボロでした。まとまって眠らない息子の育児についてお伝えします。 よく寝る子とあまり寝ない子の違いスヤスヤ眠るというイメージだった赤ちゃん。でも、現実は違いました。出産直後からとにかく泣く。入院中も息子の泣き声が響き渡っていました。やっと眠ったと思っても、30分後には「ふんぎゃー!」。母乳やミルクは飲ませているのにどうして? と、出産を終えたばかりの体は休まることがありませんでした。 生後6カ月を過ぎても、1時間続けて寝たらいいほう。育児相談や小児科で何度も相談しましたが、個性としか言えないとのことでした。 疲労は限界に達し、産後うつに私は約1年半、睡眠不足と闘いました。目の下にはクマ、肌荒れ、口角炎……。鏡に映る自分の顔を見るたびに「一気に老けたな」と気が沈んだものです。胃腸も弱り、下痢が続く日々。まとまって眠れないというのは、本当につらいことでした。 そして、慣れない育児で精神的、体力的にも限界に達し、産後うつを発症してしまいました。そんな状況を見兼ね、夫や義母が夜間の授乳を手伝ってくれました。改めて周囲の協力が必要だと感じた瞬間です。 断乳で睡眠不足から解放された1歳を過ぎても同じ状況が続き、どんな対策を試しても、改善することはありませんでした。息子が1歳半になったころ、仕事復帰の関係で断乳を決行しました。 約1週間は泣きわめき、何度か心が折れそうになりましたが、ぐっと我慢。すると、いつの間にか2~3時間、まとまって眠ってくれるようになりました。息子にとってはかなりの成長です。結局、朝までぐっすり眠ってくれるようになったのは、3歳に入ってから。長い闘いでした。 2人目の娘は授乳時間になっても起きないくらい、息子と違ってよく寝る子でした。息子の育児が大変だった分、すごくラクな育児をさせてもらいました。よく寝る子、寝ない子の違いは、やっぱり個性だったのかもしれません。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月08日こんにちは。5歳3歳兄妹の母、グラハム子です。うちは息子が1歳2ヶ月、娘は1歳4ヶ月で断乳しました。断乳を決めた理由はいろいろありますが、■子どもの虫歯や小食が心配で…断乳作戦を開始!インターネットで「断乳 方法 1歳過ぎ」などと検索すると、いろいろと方法が出てきたので、まず私がやったのは、「ばんそうこう作戦」。息子のときも娘のときもやりました。近所のドラッグストアで売っているばんそうこうの中で1番大きなものを購入し、娘の大好きなキャラクターを描く。そしておっぱいに貼っておく。娘の場合、おっぱいが欲しいときは自分で私の服をめくってきました。するとそこには、いつもあるはずのおっぱいではなく、大好きなキャラクターが…。最初は怒りながら泣いていた娘でしたが、そのうち笑うようになりました。何度服をめくっても大好きなあのヒーローが「いないいないばぁ」するのが楽しいようでした。こうして、日中はわりとスムーズに断乳することができました。手こずったのは夜の部です。夜は、彼を見せてもちっとも泣きやみません(むしろもっと泣く)。■断乳中の夜泣きにゲッソリでも抱っこしたりあやしたり、いろいろやっているうちに本人も泣き疲れて寝ます。が、しかし、またすぐ起きます。最初の3日はこれの繰り返しでした。ところが、4日目から変化が...! 起きて泣いても、お茶を飲むと落ち着くようになりました。どうやら「泣いてもおっぱいはもらえない」と気がついたようでした。そして1週間後には夜起きても泣かなくなり(隣に私がいると、安心してそのまま寝てくれる)、2週間後には起きる回数自体、ひと晩で1、2回になりました。ここまでくれば、もう断乳成功を確信しました。確信した日、1人で夜中に祝杯をあげました。また、断乳中は、息子は夫の部屋で寝ていました。夫の仕事が翌日休みのときは、娘も夫の部屋で寝て、夜泣きの対応をしてもらいました。これが本当に救われました。わが家は夫の協力があったおかげで、断乳が夫婦の中で「共通のがんばった思い出」になりました。「あのときは大変だったよね」と、たまに話題にのぼります。と思ってしまう自分もいるのですが(笑)、それはまぁ置いといて。これから断乳を考えている方へ。断乳は寝不足との戦いでもあります。旦那さんやまわりの方に頼れるときは、遠慮せず頼ってください。旦那さんも、できる限り奥さんをサポートしてあげてくださいね。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2019年05月07日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。いよいよ新年度が始まりましたね。入園、入学、新学期…新生活に戸惑っているお子さんもいらっしゃることと思います。親としては心配ですよね。私も娘の幼稚園入園のときは、とても心配でした。でも、子供の適応能力はすごい!! 案外すぐ慣れるものです。親と離れて他者と触れ合う中で、戸惑ったり泣いたり笑ったり怒ったり…そんなことを繰り返しながら、子供たちは少しずつ成長していくんですよね。娘も年長になり心も体も大きく成長したように思います。娘だけでなく下の息子もここ最近、大きな成長を遂げました。「卒乳」です。■おっぱい星人の息子がついに卒乳!娘が2歳で卒乳したので、息子も2歳で卒乳しようと決めていました。なので、先日2歳の誕生日を迎えたことをきっかけに卒乳をスタート。今日は息子の「卒乳エピソード」について書きたいと思います。これから卒乳予定のご家庭の参考になれば幸いです。そしていよいよ緊張の卒乳チャレンジ1日目がスタートしました…予想通り、諦めずに1時間泣き続けていました。娘の時は、「おっぱいバイバイね」と言い聞かせて、少し泣いただけであっさりと卒乳できたのですが…息子はそうはいきませんでした…。 ■2〜3日目は夜中に1回だけ授乳実は卒乳直前まで、多い日は昼夜合わせて4回くらい授乳していたので…急に授乳をやめたことにより、おっぱいがカチカチになってしまいました。痛くて痛くて…なので夜中に息子が起きた時、1回だけ授乳することを2日間続けました。これ以降は、おっぱいがカチカチになることはなくなりました。少しずつですが泣く時間が減っていきました。■そしてついにこの時が!!ついに!!!!卒乳チャレンジ9日目(途中2回授乳したけれども…)にして、目標達成しました。あまりにも息子が泣くので、途中主人に「まだ卒乳しなくてもいいんじゃないの?」なんて言われたけど…歯のことを考えると、頑張って良かったと思います。明けない夜はない!乳離れしな子はいない !!!さすが男子。卒乳してもおっぱい大好き星人は変わらずです。今でも隙あらばおっぱいを吸いたがります(笑)余談ですが、娘は卒乳したその日から夜中1回も起きなくなったものの、息子の場合はそうはいきませんでした。今でも夜中起きることがあります。まだ完全に卒乳できていないのかな?夜中起きて泣かれるのつらい…息子よ、朝までぐっすり寝てくれ〜これから卒乳を予定しているお母さん・お父さん、頑張ってください!コツは「卒乳するぞ!という強い意志」これだけです。
2019年04月17日赤ちゃん時代はとにかくかわいい時期でもありますが、育児の大変さを痛感する時期でもあると思います。筆者の場合は、夜中に何度も泣いて起きる夜泣き、理由の分からないぐずりに疲労困憊でした。今回は、そんな壁に直面し、周りの協力を得る必要性を感じたときの体験談をお伝えします。 毎日の夜泣き、こっちも泣きたいわ…わが子は「寝ることが嫌いなの?」と思うほど、あまり眠らないタイプ。とくに0歳代は地獄の日々でした。1時間続けて寝てくれたらいいほうです。 1歳に入ってからは、夜中に何度も泣いて起きる夜泣きの対応でぐったり……。ようやく2~3時間まとまって寝てくれるようになったのは2歳に入ってから。朝まで眠るようになったのは3歳に入ってからです。よく眠る、眠らないというのは、子どもによってさまざまなようです。 生後8カ月、なんで泣き止まないの!生後8カ月ごろにもう1つ悩まされたのが、理由のわからないぐずり。外出先でぐずりが始まることもあり、対応に困り果てたこともあります。あやしても、何をしても泣きやまない……。誰しもストレスを感じると思います。 イライラしてしまい、わが子のことがかわいく思えない時期もありました。今だから気付くことですが、こうした壁に直面したときに「ひとりで抱え過ぎていた」と感じています。 周りの協力を得る必要性 「育児はすべて自分で! 」そうひとりで抱え込んでしまった結果、私はわが子が1歳を迎えるころにダウンしてしまいました。その間、夫が夜泣きの対応をしてくれました。夫との役割分担を決めることで、どれだけ負担が減るかを実感しました。 育児に限らず、ひとりで悩みを抱え込みすぎることはよくありません。無理をしすぎず、まわりの協力を得る必要性を、体を壊してようやく知ることとなりました。 生真面目な人ほどひとりで頑張りすぎたり、無理をする傾向があるそうです。いいところでもありますが、筆者のように裏目に出てしまうことも。夫の協力や子育て支援サービスを利用するなど、周りの協力を得ることも育児をするうえで大切だと学びました。 ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪イラスト:imasaku著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年04月12日離乳食が始まるまでの約6ヶ月、授乳は親子にとって欠かせない、かけがえのない時間です。でも、いつかはしなくてはならない卒乳…。実は、もうすぐ訪れる大型連休は、授乳卒業にぴったりの時期!ママにとっても子どもにとっても大イベントな卒乳、親子のペースで無理なく進められるように、今回は我が家の卒乳エピソードをご紹介します。離乳食が進むにつれ、徐々に減ってきた授乳回数生後1週間くらいから、完全母乳で育ててきた我が子。なんとなく1歳くらいまでは授乳を続けようかなぁ〜と思っていました。我が子の場合は離乳食の進みが思ったよりもよく、離乳食開始直後は、日中の授乳回数が自然と減ってきました。これは卒乳への入り口なのかなぁと思ったのもつかの間、7ヶ月頃から夜間授乳が増えるように…。おそらく、原因は歯ぐずり。夜、3時間おきくらいにおっぱいを求めてくるようになり、その度に添い乳。しかし、9ヶ月頃、保育園入園と同時に復職してから、夜間の授乳はいよいよ私の体がきつくなってきてしまいました。そこで、まずは夜間断乳から始めてみることに。今思えばいきなり卒乳をさせて戸惑わせてしまうよりも、段階を踏めたのは娘にとってもよかったのかな?と思っています。ママにも子どもにも無理のない、夜間断乳の進め方夜間断乳とは、夜の頻回授乳だけをやめて、子ども(=ママも!)が朝までまとめて寝られるようにすること。我が家の場合は、10ヶ月に入った頃に大型連休があったので、そこで夜間断乳に挑戦!先輩ママから「最初の三日間は自分も寝られない覚悟で挑んだほうがいいよ…」と言われたので、仕事のある平日を避けました。そして、もちろん夫の協力も必要不可欠。2週間前くらいからこの日に始めるよと宣言をして、夜間断乳とはなんぞやというところから心得、流れを共有。私の中で決めていたことは、・当日体調がよくなさそうだったら延期にする・夜、子どもがどんなに泣き続けても授乳はせず忍耐強く付き合うこの2点でした。夜間断乳は、事前準備もしっかりと!開始する日の日中は適度に運動をさせて、子どもが夜ぐっすり眠れるよう準備しました。夜泣きをした時の対処法として就寝前の事前準備も忘れずに。・枕元にお水をいれたマグを用意これも先輩ママの助言!おっぱいの代わりになるものがあると良いとのこと。娘はおしゃぶりが苦手だったのでマグを用意し、水分補給もできるようにしました。携帯で流すかもしれない音楽をチョイス娘は音楽や歌が大好きなので、夜泣きをしたときに聴かせたら効果あるかも?と思い、普段お気に入りの音楽を何曲かチョイスしてプレイリストにまとめておきました。さぁいざ開始です。夜間断乳成功までの流れは…【初日】●21時半頃就寝普段通り授乳で入眠。これが寝る前最後の授乳です。●0時頃夜泣き①おっぱいを探しながら泣き叫び、背中をトントンしたら嫌だ!と手を払いのけてのけぞる。マグを飲ませようとしても全然だめ…。音楽はかけてみたけど泣き声でかき消されて聞こえない。ということで…ぎゅっと体を密着させてひたすら泣き止むのを待つことに。1時間ほどでわたしのお腹にうつ伏せでしがみつくような形で再び寝付きました。●5時半頃夜泣き②同じく泣き止むのをひたすら待つスタイル。1時間半ほど泣いてから泣き疲れたのか寝落ち。●7時頃朝の授乳。ふぅ、やっと飲めた…と言わんばかりの幸せな表情。日中は夜の泣き叫びが嘘だったかのようにご機嫌で過ごしていました。私自身、初日はさすがに疲労困憊でしたが、休日のため昼間は夫に子どもを見てもらって、昼寝をして乗り切りました。【2日目】●21時頃就寝授乳で入眠。●2時半頃夜泣き①パパがトントン。昨日と同様トントン嫌だ!と手を払いのけてくる。30分ほど泣いてパパのお腹の上でやっと寝付く。●7時頃朝の授乳。2日目で夜泣きが1回のみに!!【3日目】●21時頃就寝授乳で入眠。その後、何時かわからないですが一回だけ起きて、泣かずにもぞもぞふにゃふにゃ私にひっつきながら5分ほどで寝付きました。●5時半頃朝の授乳【4日目】●21時頃就寝授乳で入眠。途中、何回か泣きそうな声をだしていましたがトントンですぐに寝付くように!●6時頃朝の授乳。この後も順調に朝まで寝てくれるようになりましたが、夜間断乳を始めてから娘はだいぶ早起きに!5時~6時くらいに泣いて起きるので、その時間はもう朝と判断して授乳していました。なるべく自分も早めに就寝して睡眠時間を確保できるよう調整しました。先輩ママから、夜泣きの時は家の中を抱っこでぐるぐるひたすら歩き回ったり、抱っこしたままほぼ寝られずソファーで一晩過ごした…なんて話も聞いていたので今思うとそこまで大変ではなかった記憶です。私の場合、「夜間断乳完了!」と感じたのは、4日経った日。人それぞれですが、3日も経つと赤ちゃんも諦めがつくのか、慣れるのか、ママも楽になるよう。最初の数日は夜泣きが大変でも、少し頑張ってみてくださいね。1歳2ヶ月の頃、ついに卒乳へ!1週間前くらいから、「もうすぐおっぱいはないないしようね」と言い聞かせていました。少し寂しそうな顔で「うん」とうなづく娘。意思疎通がだいぶできるようになってきた頃なので、わたしの言っていることを理解しているようでしたが、理解しているからかこの頃からおっぱいを求めてくる頻度がすこし増えました。我が家の場合、寝かしつけ以外は思い切ってパパにお願いしてみることに。私は別の部屋で就寝。おっぱいには寝る前にこっそりアンパンマンを描いた絆創膏を貼っておきました。卒乳中、夜の寝かしつけはどうする?おっぱいが入眠の合図になっている子も多く、ママたちが卒乳で苦労するのは1日のなかでも寝かしつけのタイミング。我が家は、30分から1時間の絵本の読み聞かせをすること、子守歌を歌うことをルーティンに。【初日】入浴後いつも通り寝室で過ごしていましたが、眠くなってくるとおっぱいが恋しくなるのか服をめくってくる。しかしそこにはおっぱいじゃなくアンパンマンの姿が…!「おっぱい、アンパンマンになっちゃったね?」というと特に泣くこともなくきょとんとした表情で吸うのを諦めていました。30分ほど絵本を読んでわりとすんなり就寝。夜中は1回起きて30分くらい泣いていたようです。朝は6時くらいに泣いて起きてしまったのでそのまま家族で起きることにしました。【2日目】絵本と子守歌で40分ほどで就寝。4時半頃に泣いて起きてしまって、30分くらい夫が寝かせようとトントンしたり抱き寄せたりしたようですが寝なかったみたいです。そのためこの日もそのまま起きることに。さすがにこの後眠くなったのか9時半から2時間ほど朝寝をしています。目を腫らしている娘を見るとごめんね…という気持ちでいっぱいでしたが、「あともう少し一緒にがんばろうね」と声をかけました。【3日目】寝る前に、服をめくって飲みたい素振りを見せてきましたがなんとか大好きなアンパンマンの絵でごまかして、40分ほどで就寝。お風呂に入る時、絆創膏でおっぱいを隠しておかなかったから思い出してしまったのかもしれません。この日はわたしも同じ寝室で就寝。朝方また泣くかなーとドキドキしていましたが…、7時半頃まで寝続けて寝起きもよかったです!先輩ママが言っていた「大変なのは三日くらいだよ」というのは、正にその通りでした。ここから2週間くらいは同じ方法(絵本の読み聞かせ)で寝かしつけ。その後は絵本を読んで子供から「もう一回」のリクエストがあると「あと1回読んだら電気を消してねんねしようね?」と約束をして真っ暗な状態で寝かせるようにしました。真っ暗にしたらさすがに泣くかな…と心配していましたが実際はそんなことなく、暗くなるとわたしにべったりくっついてねんねモードに突入します。子守唄は、はじめはゾウさんの歌で寝てくれたりもしていましたが、1週間くらい続けると、おっぱいなしで寝かせようとしてるのがわかるのか嫌がりました。この頃のおっぱいへの執着に関しては、しばらくして絆創膏を貼るのをやめてみましたが服をめくっておっぱいを見つけるとちょっと切なそうな顔をしながらギュっとわたしに抱き着いてきます。日中は前より少し甘えん坊になり、私もなるべく一緒に遊ぶ時間やスキンシップをとる時間を増やすようにしました。卒乳後、どう成長した?卒乳してから約半年。今はまた夜中に1回ほど夜泣きをするようになりましたが、わたしにくっついて腕枕をしたり、わたしの耳たぶを触ると落ち着くのか耳たぶを掴んだ瞬間泣き止みます。最近は「おっぱーい」とはっきり言いながらおっぱいをくわえてきたりもしますが、くわえるだけで吸い方は忘れてしまったようです。子育てで、最初にぶち当たる壁とも言われている「卒乳 」。私自身もとてもさみしくて、正直途中で何度もやっぱりやめようかな…なんて考えたりもしました。卒乳のタイミングに迷われている方も多く、まだはやいかな?子供がかわいそうかな?なんて思ったりもするかと思いますが、そのタイミングは子供のことを一番に理解しているお母さんが決めて良いということをネットの記事で見つけて私は心が軽くなりました。これからも子供と一緒に壁を乗り越えて成長していけたらいいな♡と思っています。
2019年04月12日1人目の長男は夜泣きが多く、なかなか寝なくて私も寝不足が本当に辛かったんです。3人目の長女が赤ちゃんのときは、長男は幼稚園で次男が2歳。1人目のときのように、寝なかったらどうしよう…と不安でしたが、全然違いました!!■3人目、最強説! ぐずぐず一切無し…というか無駄な動きがまったくありませんでした。「飲む!」「ゲップ!」「寝る!」という感じです。長男は本当にぐずぐずで、泣くときも「ふにゃ…」とはっきりしなくて、お腹すいてるのかな? とミルクをあげても必死で飲むわけでもなく。ゲップもなかなかせずに、横に寝かせてもぐずぐず泣いて寝ない。これがかなりきつかったんですが、3人目の長女は強い!「お腹空いた!」って泣いて、飲んで、寝て…。夜の授乳がまったくキツくありませんでした。
2019年04月04日こどもと見つけた小さな発見日誌
育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん