夫婦ともに1人目の出産の経験から2人目も同じように考えていたら、まったく違う立ち会い出産になった、ちょっと笑えるエピソードを紹介します。 いくら2人目は早いと言っても…第一子の息子を出産時は、陣痛がずっと5分間隔のままで、子宮口も1cmから全然開かない状況が続きました。そして子宮口が全開し破水するまで24時間かかり、その後も、何度いきんでも全然息子が出てこず……。最終的には酸素マスクをつけられ、先生に押し出されるという形で出産を終えました。出産後、息子の頭が大きくて出なかったと聞かされましたが、トータル36時間の長く、つらい出産でした。そんな第一子の出産を経験してる私たちだったので、2人目は早いと言っても1日くらいはかかるだろうと思っていました。 出産予定日3週間前から前駆陣痛やおしるしが続いていたものの、結局出産予定日も過ぎてしまい、妊娠40週に突入。先生と相談して、卵膜剥離をしても陣痛が来ない場合は1週間後に薬で陣痛を起こすと決め、この日は卵膜剥離の処置をしてもらい帰宅しました。 その日は30分〜1時間おきくらいに痛みが起き、夜中3時過ぎに痛みで目が覚めたので、陣痛アプリを使うと10分間隔。いびきをかいて寝ている夫と息子を起こさないように、シャワーを浴び、陣痛の合間に出産入院の荷物の最終確認をして、軽く食事をとりました。そして6時過ぎに産院に電話すると「経産婦さんなのでもう来てくださいね」と言われたので、夫と息子を起こして産院に向かいました。 夫よ、どこへ行った?診察を受け、分娩室でいろいろな器具をつけられたのを見届けた夫は、息子を保育園に。私は先生に「自然に進むのを待つか、早めるか」と聞かれ、第一子のときの2日徹夜を思い出し「早く産みたいです!」とお願いしました。そのとき子宮口は4cm開いていたのでバルーンを入れ、6cmになったところで陣痛促進剤の点滴を開始しました。 その間にも陣痛は徐々に短く強くなっていたのですが、戻ってきた夫がモニターの波形をみて「おぉ、今陣痛来てる?」とか「痛い?」とか聞いて来て落ち着かないので、助産師さんが「進んだらまた呼びますから、待っていてください。」と夫を一旦退室させてくれました。それが11時ごろ。 夫は追い出されている間に、市役所に行ったり、お昼ごはんを食べたりしていたようです。一旦病院に戻ってきたようなので助産師さんが夫を呼びに行ってくれたのですが、部屋におらず……。助産師さんが探してくれて「旦那さん……診察受けていました。」と戻ってきました。夫は風疹の抗体があるのか検査をしてもらっていたそうで……なぜこんなときに……。 13時頃、陣痛が2分間隔になり、子宮口は7cm。「うーん、夕方くらいまでかかるかなぁ」と助産師さんに言われたのですが 13時半ごろ、急にズシンとお尻に力が入る陣痛がきました。2回ほど耐えたのですが、3回目はいきみのがしができず……。「何か出そうです!!」と叫んで暴れてしまい、助産師さんが慌てて私の足を抑えバタバタしているときに、入ってきた夫が呆然としているのが目に入りました。 たまたま先生が通りがかり「あら〜頭もう見えてるよ!」と慌てて麻酔をして会陰切開をしてくれていきんでいいよ!と言われた瞬間に1回いきんだだけで生まれました。13時40分、病院に着いてから6時間のことでした。 間に合ってよかった第一子の出産のときに比べ、かなりの余力を残して出産を終えた私はだいぶ元気で、テンションもあがって赤ちゃんの写真を撮りまくっていたのですが、ギリギリ立ち会えた夫の第一声は「俺、何の役にもたたなかった……」でした。 第一子のときは出産ラッシュで助産師さんも看護師さんも足りなく、夫は腰をさすったり飲み物を飲ませてくれたりしてくれていたのですが、今回は私だけだったので助産師さんが付きっ切りでいてくれて夫は手持ち無沙汰→いろいろ用事を済ませてギリギリに帰ってくるということに。同じ病院内にいるのに、立ち会いに間に合わなかった!とネタのようにならなくてよかったと思います。 ちなみに余談ですが、長丁場になることを考え、片道2時間半かかるところに住んでいる実父に息子を家で見ててもらおうと夕方保育園のお迎えから頼んでいたのですが、保育園のお迎え前に生まれてしまい、少し早めに病院に到着した父も「えっ!! もう生まれたの?! 俺、何しに来たんだろう……」と、これまた唖然としておりました。 第一子の出産のときに36時間かかった私は、病院に着いて30分とか1時間で生まれるという話はまったく信じられず、前日の陣痛の予兆も夜中の陣痛が始まってからも「まぁまだ生まれないだろう。とりあえずアレとアレをやってからにしよう」と夫婦ともにのんきだったなぁと、反省しました。経産婦さんは特に進みやすいとのことだったので、もし3人目を産むなら夫には病院から出ないでほしいと伝えようと思いました。 著者:兼松あかりイヤイヤ期真っ只中2歳10カ月の息子と8カ月の娘の二児の母。バイオ系研究員や知的財産の仕事を経て、引き出物プランナー・贈り物コーディネーターとして活動中。書籍を出版したことがきっかけでライター業もおこなう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年07月30日妊娠期間は何事もなく過ごし、いよいよ出産!でも、なかなか生まれてこなくて……私が体験した出産までのエピソードをお話しします。 楽しかった妊婦期間妊娠期間はつわりもなく、体調不良もなく、すこぶる健康妊婦でした。妊娠期間はのんびり過ごすことができ、夫と2人きりの最後の旅行にも行き、楽しんで生活していました。このまま、何事もなく出産して、子育てしていくんだろうな〜と当然のように思っていました。 おなかの張りは陣痛だった出産予定日が近づいてきたある日、今日はやけにおなかが張るなぁと感じました。そのまま夜になり、夕食を食べ終えたころから、おなかの張りが収まらなくなり、これは何か変だぞ? と思い、病院に電話。状況を説明しても陣痛ではないようでしたが、少し心配だったので、夜間に病院へ。 診てもらうと、なんと子宮口が5cm開いていると言われ、驚き! 感じていたおなかの張りは、どうやら陣痛だったようです。 深夜からは痛みを感じるようになり、このままだと早ければ朝方に生まれそうと言われ、痛みを感じながらもいよいよ赤ちゃんに会えるのが楽しみでした。 緊急帝王切開、そして無事出産!陣痛の痛みがだんだん強くなっていく一方、朝になっても子宮口が5cmのまま開かず、帝王切開を提案されました。当然、普通分娩できると思っていた私は大ショック。普通分娩で産んであげられないことへの申し訳なさから、涙が……。なかなか決断ができず、陣痛が始まってから12時間後、このままでは赤ちゃんも苦しいよという助産師さんの言葉に背中を押され、緊急帝王切開をすることにしました。 手術中、麻酔で動けませんでしたが、赤ちゃんの産声を聞くことができ、思わず感動して、涙が溢れました。 今はどんな形であれ、赤ちゃんが健康で無事に生まれてきてくれたことに感謝しています。著者:塩澤 萌華初めての子育てに奮闘中の30代ママ。子どもの昼寝中におやつを食べるのが至福の時間。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年07月29日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師の高杉絵理さんからメッセージです。 愛おしいわが子に会えるのは楽しみだけど、陣痛は怖い……出産を経験したママたちから聞く話はどれも陣痛が痛かった、辛かったことばかり。未経験のことに対する不安やお産を経験しているからこそ不安になる気持ち、妊婦さんなら誰しも抱く気持ちです。出産が近づいてくると楽しみな気持ちより不安な気持ちが募ることもあります。 ここでは、わが子との共同作業であるお産を楽しめるように少しでも陣痛をラクに過ごせる方法をお話します。 陣痛は初産で平均12時間!初産婦の分娩時間は平均で12時間です。もちろんそれよりも短い方もいれば、30時間以上かかるほど長い方もいます。陣痛の始まりは誰にも予測できません。一般的には10分ごとの規則的な痛みのあるおなかの張りがくれば陣痛の開始とされています。 最初は生理痛くらいの痛みのある規則的なお腹の張りからはじまり、それが少しずつ強くなり、間隔も短くなってくると本当の陣痛になっていきます。そして、その1回1回の陣痛によって、赤ちゃんが少しずつ下に降りてきて、ホルモンが分泌されることにより子宮口が開いて、赤ちゃんが通ってくる産道も赤ちゃんが通りやすいように柔らかくなってきます。そうやって赤ちゃんもママの体も少しずつ準備されながら、お産は進んでいくのです。 陣痛をラクに過ごすための基本の過ごし方陣痛のときは少しでもリラックスして過ごすのが安産への近道です。自宅や病院で自分が一番楽な体勢や楽な環境で過ごせるといいですね。また、安心できるご主人や家族の存在があると不安も軽減できます。 ほかにも、不安を軽減させるために、好きな音楽やアロマをたくのもいいかもしれません。また、陣痛中、熟睡はできないかもしれませんが、少しウトウトするだけでも体が休まり、疲労度が変わってきますよ。 痛みが強いときはマッサージや指圧が効果的!痛みが強いときは次のような方法で痛みや不快感が軽減できます。 ①マッサージや指圧をしてもらうお産が進行してくると、腰痛やお尻が押される感じが出てきます。助産師さんに教えてもらいながら腰のマッサージをご家族にしてもらいましょう。陣痛がくるタイミングで呼吸法に合わせてマッサージしてもらったり、痛みの強い箇所をピンポイントに指圧してもらったりすると随分楽になります。 ②肛門を圧迫する赤ちゃんが降りてくると赤ちゃんが出てくる場所と肛門は近いのでお通じのような、お尻が押されて気持ち悪いような感覚になってきます。そのようなときは、助産師さんに圧迫の仕方を教えてもらいながら、手やテニスボールを使って肛門をご家族または助産師さんに圧迫してもらいましょう。 ③温める温めると痛みが和らぐこともあります。病院によっては温めるものを貸してくれる場合もありますが、自分でもカイロを持参すると役に立つかもしれません。 まとめ出産が近づいてくると、赤ちゃんに会えるのは楽しみだけど、お産を迎えるのが怖いという気持ちになるのはとてもよくわかります。事前にお産のイメージトレーニングをしておくといいですね。そして、いよいよお産が始まったら、こう思ってはいかがでしょうか。『ママが辛いときは赤ちゃんが頑張っているとき。どんなに辛くても必ず赤ちゃんと会える幸せな瞬間が待っている』と。1人じゃありません。この2人でのお産の時間も楽しめるといいなと思います。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年07月27日私の義母はとても穏やかでやさしい人です。不妊治療で第一子を授かったときはとても喜んでくれ、私が不調のときに通勤の送迎をしてくれたり食事を作ってくれたりと、たくさんお世話になりました。けれど、初めての出産を経験するにあたり、自分のことでいっぱいになった私は義母に対していろいろと不満を募らせてゆき……。 陣痛中に差し入れされた驚きの物!私は予定日を過ぎても子宮口がなかなか開かなかったため、入院して陣痛促進剤を使って出産する予定でした。結局入院予定日の前日に陣痛が来たため、ひとりでそのまま入院したのですが、入院したことを義母に連絡するとまさかのお見舞いに。 何をしに来たのかと思ったら、だるまを届けに来たとのこと。 「今のタイミングでだるま!?」 と驚いたのを今でも覚えています。 出産後はほぼ毎日お見舞いに義母の家から病院が近いということもあり、義母と義父は出産直後にお見舞いに来てくれました。そこまではよかったのですが、入院中ほぼ毎日お見舞いに。狭い病室に生まれた直後の娘と義母と私の3人きり……。来てくれてありがたいのに、なぜか産んだ直後は 「起き上がって接しなければならない」 という気持ちのほうが強く、つらく感じてしまいました。 気にかけてもらえることはありがたいけれど、入院中は沐浴実習や母乳マッサージ、友人との面会などいろいろと予定が入っていたため、もう少し休みたいと感じたことを覚えています。 まさか!? バスタオルに文句1番の衝撃だったのは、出産直後の入院中に使っていたおくるみ代わりのバスタオルに文句を言われたことです。私が直接言われたわけではないのですが、病室に来ていた夫の携帯電話に連絡があり 「まだあのベージュのバスタオル使っているの?」 と言われたのです。 バスタオルがベージュだったため、義母にはおくるみとしてふさわしくないと感じたのかもしれません。電話を受けたときは汚れたために白いブランドのバスタオルに交換済みで、そのことを伝えると安心していたようです。なんでそんなことを言うんだろう……と無性に悲しくなって夜中に号泣しました。連日の睡眠不足でネガティブになっていたのだと思います。 初めての出産による不安や睡眠不足で私の気持ちが不安定だったこともあり、普段なら何も感じないことも悪い方向に受け止めてしまう時期でした。4年以上経った今では 「そんなこともあったなぁ」 と思えるできごとです。著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年07月25日2人目を妊娠し、妊娠39週のとき「経産婦だからもういつ生まれてもおかしくない」と言われていました。しかし自宅から実家が徒歩5分と近所だったので、安心しきっていたのです⋯⋯。 実家まで徒歩5分私の実家は自宅から徒歩5分で行くことができる距離でした。自宅から実家までの距離がとても近かったので、2人目を妊娠しているときも長女と歩いてよく実家に行っていたのですが、当時2才だった長女はまだまだ甘えたい盛り。途中で歩かなくなり、私に「抱っこして!」と言うことも多く、臨月でも抱っこをしてあげながら実家に行っていました。 破水した日も実家へ…そんなある日、私は夫と喧嘩をして自宅にいたくないと思い、長女と実家に行ってテレビを見ていました。その日は妊婦健診の日で、お医者様に「もうだいぶ下に降りてきてるし、いつ生まれてもおかしくない。妊娠39週目なので、今日生まれてもおかしくないね」と言われていたのですが、まだ大丈夫だと思っていました。 でも、なんだか違和感がありトイレへ行ったとき、破水していることに気付きました。 すぐに産婦人科に行くことに!血混じりの水のようなものが出てきてさすがに焦ったのですが、陣痛のような痛みはなかったため冷静に夫に電話しました。そうすると、喧嘩をして自宅に残っていた夫も私が破水した話を聞いて焦ってしまい、すぐに駆けつけてくれました。 そして、夫と2人で状況を産婦人科に説明したところ、すぐに来てほしいと言われ夜8時半に産婦人科で見てもらうことになりました。 すでに子宮口7cm!産婦人科に着いてすぐ分娩台に来てくださいと言われ、見てもらったところ、「すでに子宮口が7cm開いている」と言われました。しかし、まだ陣痛らしい痛みもなく、夫と「今日生まれるのかな?」と分娩台で話しながら過ごしていました。産婦人科に着いて約1時間後少しずつ痛み出し、「あ、これだ」と陣痛に気付きました。 病院到着2時間後には痛みが少しずつ強くなっていき、「そろそろかな」とお医者様に言われたときに強い痛みが来て、2回ほどいきんだらスルッと赤ちゃんが生まれました。 破水をしたとき、子宮口が7cm開いていると告げられたときも、まったく痛みはありませんでした。距離が近いとはいえ、もし実家ではなく別のお出かけ先だったらもっと大変なことになっていたと思います。臨月のときはもっと注意しなくてはいけないなと感じました。著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月24日1人目の出産のときは陣痛開始から4時間で生まれたため、医師から「2人目はもっと早く生まれるだろうから、陣痛が始まったらすぐに病院に来てください」と言われていました。そして、妊娠37週の妊婦健診に行くと子宮口がすでに開いており、陣痛の前触れもないまま即入院に! そんな慌ただしい入院~出産までのお話をご紹介します。 妊娠37週の妊婦健診で⋯妊娠37週0日に妊婦健診を受けました。お産の気配がするような自覚症状はなく、腹部エコーで赤ちゃんを見てもらうと「元気で特に問題ない」とのことでした。 「1人目の出産時、陣痛を感じて病院に着いたときにはすでに子宮口が7cm開いていたので、今回も子宮口が一気に開かないか気になっています」と医師に伝えました。すると、「自覚症状が特にないなら大丈夫だとは思うけれど、内診してみましょう」ということに。 子宮口が4cm開いていた!内診で子宮口の開きを見てもらうと、医師の表情が一転! 「子宮口がすでに4cm開いている。このまま陣痛が来れば一気にお産が進んで生まれるかもしれない。家から病院まで遠いし、病院外で生まれてしまうと大変です。このままの状態で家に帰すことはできません。今から入院して様子をみましょう」と言われました。 出産準備はしていたものの、予定日まであと3週間あったので、当然何も持って来ていませんでした。まさかの手ぶらのまま即入院になってしまったのです。 一時退院…しかし自宅には帰れず健診後そのまま病室に案内され、陣痛を待つことに。急な展開で一気に出産の現実味が湧き、期待と不安を抱きながら病室で過ごしました。しばらくしておなかが張ってきましたが、間隔がばらばらでそのまま遠のいてしまい……。 入院している必要がなくなったものの、自宅は遠くて混雑時は1時間かかるということもあり、結局自宅への許可はおりませんでした。陣痛時にすぐ病院に来られる範囲で待機しておくように言われ、病院から5分のところに住む妹の家で、次の健診までの1週間を過ごすことになったのでした。 妊娠38週妊婦健診後、再入院~出産退院後は正期産の時期に入っていたため特に安静指示はなく、通常の生活を送っていいとのことでした。妹の家では、いつ陣痛が来るか怖くて最低限の身の回りのことだけをしていました。しかし一向に陣痛が来る気配がないので、3日目からは1時間程度歩いたり、家事洗濯をしたりと、普通の生活を過ごしていました。 そして陣痛が来ないまま妊娠38週の健診になり、子宮口の開きは変わらず4cm。しかし、このとき1週間離れて暮らしていたため長女の精神面が不安定になってしまっていたのです。これ以上は離れて過ごせないため、内診で陣痛を促すことに。内診を受けた後30分ほどで一気に陣痛が来て、1時間半で無事出産しました。 まさか妊娠37週で自宅に帰れなくなるとは思ってもいませんでした。改めて、出産はいつ、何が起こるかわからないなと感じました。2人目の出産時は長女のこともありますし、何を優先すべきか判断がとても難しかったです。想定外のことが多々あった出産でしたが、無事に生まれてきてくれてやっと安心することができました。 著者:福山あかね一男一女の母。元幼稚園教諭、元保育園勤務。第二子出産を機に退職。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月24日初めての出産よりも2人目の出産はスムーズで、予定日より早く生まれたり、お産の時間が短いと聞いたことがあり、2人目の出産はすぐに終わるだろうと甘くみていました。ところが、1人目の出産も2人目の出産も、私にとっては壮絶な体験でした。何回経験しても、出産というものは大変なものです。 「2人目の出産はスムーズ」って本当?2人目を妊娠中に、2人目は出産がスムーズ、予定日より早く生まれる! など、産婦人科で一緒になったママさんやママ友に聞いたことがあり、実際に産婦人科の先生からも、前回の出産から2年以内のほうがよりスムーズに出産できる傾向があると聞きました。 私の場合、年子の出産だったため、2人目はラクだろうという感覚になってしまい、完全に安心しきっていました。ところが、実際の出産はとても大変なものでした。 陣痛は来ているのに子宮口が開かない!陣痛が来たのは夜の9時ごろ。まだ我慢できる痛さだったので、ごはんを食べてお風呂に入り、横になりました。前駆陣痛だと思ったのですが、痛みは治まらず、間隔もどんどん短くなり、病院に行くと子宮口は4cm開いていました。 ところが、陣痛の間隔は1分間隔になっているのに、子宮口は4cmのまま。長い陣痛に体力を奪われ、意識を保つので精一杯でした。これ以上は母子ともに危険ということで、人工破膜の処置をしてもらいました。 何回経験しても出産は大変破膜してもらったものの、回旋異常で赤ちゃんがまったく降りてきませんでした。陣痛は7時間以上も続き、やっと分娩の体勢に入りましたが、すでに体力はなく、意識も遠のいていく私。酸素マスクをつけてもらい、わが子のために必死で力を振り絞って出産しました。 長男のときは不安もありましたが、スムーズな出産でした。ですが、次男は大変な出産だった記憶しかありません。私の場合、2人目の出産のほうがラクなんてことは決してありませんでした。何回経験しても、出産は大変なものだということを実感しました。 イラスト:sawawa著者:木村えま二児の母。年子育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年07月15日よく「鼻からスイカが出るほど痛い」と言われる出産。でも経験するまでは、そんなこと言われてもイメージできない、痛い痛いとは言っても自分の気持ち次第でなんとかなるはず、と思っていました。そんな私の絶叫陣痛体験談をお話しします。 妊娠中の私のバースプラン誰かの出産を身近で経験したこともないし、何から何まで初めての体験になる自分の出産。この体からどのように赤ちゃんが生まれてくるのか、思い浮かべてみてもあまりイメージできずにいました。 妊娠中に考えた私のバースプランには、「なるべく穏やかに出産に挑みたい」というもの。気持ちが落ち着く音楽のCDやアロマなどを、産院へ持参していました。「生まれてくる赤ちゃんも大変」ということも頭にあったので、母としておなかの子に「大丈夫だよ」と語りかけるようなイメージで、落ち着いて、取り乱したりせず出産したい。そんな風に考えていました。 破水から始まった出産自分の出産が陣痛から始まるのか、破水から始まるのか、陣痛が来なくて誘発剤をつかうことになるのか、こればかりは事前にはわかりません。 私の初めての出産は、妊娠40週で破水から始まりました。夫が休みの間に陣痛が来てほしいなと思い、スクワットなどいろいろ試してみたりしたのですが陣痛は来ず、諦めて「一旦考えないようにしよう」と思っていたら、明け方、寝ているときに破水が起きました。初めての経験でしたが「これは破水だ」とわかり、すぐに夫と一緒に産院へ向かいました。 破水が起こったことにより「これから出産が始まるんだ」という心構えもできたように思います。 叫ばずにはいられない!陣痛がどんどん強くなり、子宮口が7cmほど開いてきたころから「これは思いの外痛いぞ」と感じていました。陣痛の波が来るたびに今まで経験したことのない痛みがやってきます。頭では「痛い」と叫んでもどうしようもないことはわかっているのですが、叫ばずにはいられませんでした。 ただただその時々の状況についていくのに精一杯で、持参したアロマもCDも使う余裕がありません。今では笑い話ですが、「い……痛い! 痛い! ギャー!」と叫ぶことで体力を消耗し、陣痛が引いている数分間は眠ってしまう私を見て、夫はそれはそれはものすごく心配したのだそうです。 大絶叫のなか、結果的に破水から6時間で無事に赤ちゃんは生まれてきてくれました。助産師さんからは「もっとかかるかと思ったけれど、早かったね!」と言われ、お産の進みも早く安産でした。 知人から、「陣痛で待機している間、隣のLDRから“痛い!” と叫んでいる声が聞こえて、出産が怖くなった」という話を聞き、私はそうならないようにしようと出産前は思っていました。ですが、いざ自分の出産となると絶叫……。叫び声はきっと隣の部屋にも聞こえていたでしょうから、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今思うと、私は叫ぶことで痛みから気をそらしていたのだと思います。何もそんな風に気をそらさなくてもよかったのですが……。出産は理想通りにはいかないものだな、と身をもって実感しました。著者:立田みのり一男一女の母。妊娠、出産を機に退職後、現在は自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月15日毎回健診のときに赤ちゃんは大きめだと言われており、予定日を過ぎても陣痛が来る気配がなく、妊娠41週のときに誘発分娩のため入院。初産で4,300g越えのビッグベビーを出産したときの体験談です。 陣痛の気配がなく誘発入院毎回健診のときに赤ちゃんは大きめだと言われ、妊娠40週の健診の際には、おなかの中の赤ちゃんは推定体重3,800g。妊娠41週を過ぎても陣痛の気配がなく、このままでは赤ちゃんが大きくなり過ぎるため、翌日に誘発入院をすることになりました。 入院1日目にラミセル、バルーン挿入という子宮口を開く処置をおこない、入院2日目の朝から陣痛誘発剤を点滴する予定でした。1日目の朝にラミセルを挿入し夕方に抜去、その後にバルーンを挿入すると自然と陣痛が始まり、バルーンも抜けたため、陣痛誘発剤は使用せずにこのまま自然陣痛で出産する方向になりました。 一向に強くならない陣痛陣痛が始まったものの、陣痛の間隔はなかなか狭まらず、強さもずっと我慢できる程度の痛みで、テレビや携帯を見る余裕もありました。助産師さんからも「微弱陣痛だね」と言われていて、LDR室へ移ってからは少し陣痛が強まりましたが、まだ周りの話し声を聞く余裕がありました。 赤ちゃんはなかなか下りてこず、地味に痛い陣痛と付き合うことになり、後半は痛みというよりも睡魔との戦いでした。結局人工破水をし、やっと赤ちゃんが下りてきて分娩の準備に入ったのは陣痛開始から12時間後でした。 下から吸引して、上からは馬乗りに!陣痛に合わせていきむのですが、まったく赤ちゃんが出てくる気配がありません。赤ちゃんが大きいこと、そして私の陣痛持続時間が短く陣痛間隔が長いことが問題でした。1回の陣痛で1〜2回しかいきめず、次の陣痛までの待ちが長いため、赤ちゃんが戻ってしまう状態でした。 私のいきみだけでの出産は難しいと判断され、下から吸引し上からはおなかに助産師さんが馬乗りになりました。陣痛のタイミングに合わせて同時にいきむ、引っ張る、押し出すといった感じでした。なんとか頭が出ましたが今度は肩がつかえ、もう一度いきむ前に陣痛は終わり、その後はいきんでもまったく出てきません。結局先生が引っ張り、助産師さんが押し出し、なんとか赤ちゃんを出すことができました。出てきてびっくり! 推定体重+500gの4,300g越えのビッグベビーでした! 健診のときから大きめの赤ちゃんだと言われていたため、ある程度覚悟はしていましたが、まさか4,300gもあるとは思いませんでした。初産でかなりのビッグベビーでしたが、吸引分娩とおなかを押してもらうことでなんとか無事に出産をすることができました。出産まではいろいろと大変でしたが、生まれてからはよく飲んでよく寝る子で、どっしりとしていてお世話もしやすいです。ビッグベビーも悪いものではありません。著者:塚田さき0歳男児の母。普段は作業療法士として訪問看護ステーションで勤務、現在産休中。自身の体験をもとに、主に体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月13日初めての出産、切迫早産で自宅安静の日々を経てやっと訪れた予定日。しかし、それから数日過ぎても陣痛が訪れないので、ついに陣痛促進剤の使用が決定! 思いがけない事が気になった私の出産話を聞いてください。 予定日+6日で促進剤決定切迫早産で約1カ月間自宅安静をしていましたが、予定日に近づいてもう大丈夫! ……となったのになかなか陣痛が来ない……。歩いても階段を昇降しても少し張るだけのおなかに、妊娠41週0日での誘発分娩が決まりました。 入院の流れを説明された後は「いよいよこの日に生まれるのか、日にちが前もってわかるなんて不思議!」くらいの気持ちでした。 陣痛促進剤投与当日、朝9:00ごろから陣痛促進剤の点滴を打ち始めました。まずは少ない量から徐々に増やしていくようで、テレビを見ながら夫と助産師さんと談笑しながら何ともなく午前中が過ぎていきました。 昼食を食べて薬の量が増えていっても特におなかに痛みはなかったので、夫は昼食を摂りに一旦外へ出ていきました。午後1時を過ぎたころ、なんだか便意を感じて1回目のトイレに行かせてもらったところ、ゆるめの便が……。産院着でおなかが冷えたのかな? と思いながらまた分娩室に戻りました。 いよいよ陣痛が! この痛みは何?その後、徐々におなかの張りが強くなっていき、助産師さんも「これで陣痛が乗ればいいですね!」と小まめに確認してくれました。それでも便意は続き、2回、3回とトイレに立たせてもらう状態の私に、「促進剤で少し緩くなっているのかもね」と助産師さんが声をかけてくれました。外出していた夫が午後2時ごろ戻ったときには、おなかの痛みが陣痛なのか腹痛なのか、とうとう区別がつかなくなっていました。 このころ、かなり陣痛は強くなっていたようで、もうトイレには立たせてもらえなかったのですが、相変わらず便意を感じていた私は、「ここで漏らすのは絶対に嫌だ!」と、ただただそれだけを考えていました。 出産は便意との闘いいよいよ喋れないくらい陣痛が強くなってきたときも、助産師さんからは「まだいきんではダメ! 逃してね」と言われていましたが、私にとってはいきんだら便が出てしまうという感覚だったので、必死にこらえていました。しかし、「もういいよ! いきんで!」の合図でおなかに力を入れるときには、痛みが最高潮で便意がどうとか考える余裕もなく、早くこの痛みをどうにかしたい! という一心でいきみました。陣痛の合間に、ずっと気になっていた便意を伝えると、「あぁ、ちょっと出てるね。でも大丈夫! このままいきんで!」と回答がありました。もうろうとしている頭ではもう恥ずかしいという感情は湧きませんでした。直後に破水し羊水も一気に出たので、もうとにかく全部出してやる! といきみ続け、無事に出産することができました。 私は陣痛の痛みについて聞かれると、「おなかをこわしたときの痛み × 数十倍」と答えます。今でもあの分娩室で、必死に便意と戦った記憶は鮮明に覚えています。産院のみなさんは、おそらく慣れていらっしゃるでしょうからそこまで気にする事はないのかもしれませんが、願わくば次の出産時には、便意と直結しない陣痛を感じたいです。著者:歌 啓子1歳男児の母、転勤族の妻。子育てはフランス流を実践、夫は息子の爪切り以外はすべてこなせる育メン。2018年9月より在宅勤務にて復職し、転居先の地で友達作りに勤しんでいる。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月12日こんにちは! 助産師のREIKOです。出産予定日を過ぎてからの妊婦健診で、お産の兆候があまりみられない場合、「誘発分娩も考えないとね」と医師から説明されることがあります。「誘発分娩」という言葉を聞いたことはあるけれど、実際はどのようなことをするの? という方もいらっしゃると思います。そこで今回は、誘発分娩についてお話ししたいと思います。 誘発分娩って何?誘発分娩は、おなかの中の赤ちゃんがママの産道を通って生まれてくる経腟分娩が可能なケースで、陣痛がみられないとき、人工的に陣痛を起こしてお産にする方法です。 誘発分娩というと、「陣痛促進剤」をイメージされる方が多いかもしれませんが、子宮の入り口である子宮頸管をやわらかくし、お産可能な状態になるようにする処置、「頸管熟化(けいかんじゅくか)」の処置も含まれているんですよ。 どのような場合に誘発分娩をおこなうの?誘発分娩をしたほうがいいと判断されるケースは、これ以上妊娠を継続することが、おなかの中の赤ちゃんやママにとってリスクとなる場合です。 出産予定日を過ぎ、お産の兆候が見られない場合、このまま経過してしまうと、過期妊娠となってしまい、赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があります。そのため、私が働いていた病院では、出産予定日を過ぎてしまった場合、妊娠41週ごろに誘発分娩をおこなうケースが多かったように思います。 このほかにも、破水をしたけれど陣痛が来ない、赤ちゃんが成長していないなどのケースで分娩誘発をおこないますが、それ以外にもおうちが遠く、陣痛が来てから病院に向かうと間に合わない、ママの不安が強いなどの理由で、誘発分娩となることがあります。 誘発分娩をおこなうためには条件がある!誘発分娩は、日本産婦人科学会および日本産婦人科医会のガイドラインに基づいておこなわれなければなりません。また、誘発分娩に関して、きちんと医師が説明したうえで、ママが説明の内容を理解し、ママとご家族が同意書にサインすることが必要になります。 誘発分娩に使うお薬にアレルギーがある、帝王切開を過去に2回以上している、前置胎盤であるなど、誘発分娩ができない場合もあります。 いずれにせよ、医師の説明を聞いてわからないこと、不安なことはきちんと確認しておくことが大切です。次回は、誘発分娩の実際についてお話ししたいと思います。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年07月11日妊娠中のママたちが気になるのは、分娩方法。最近は日本でも、「無痛分娩」がメジャーになりつつあります。今回は、私の「無痛分娩」経験談についてお話しようと思います!私が納得して「無痛分娩」を選んだ理由妊娠が進むにつれ、正直に言うとお産の痛みに怖気づいていた私。「無痛分娩」に対しての興味はあったものの、周囲に無痛分娩で産んだ知り合いもおらず、「私も絶対に無痛分娩で産もう!」と決めていたわけではありませんでした。出産をする病院を選んだ時に、私が最も重視したのは「車で30分以内」の「大きな病院」であること。その中でも評判が良く、小児医療に特化した病院を見つけ、そこなら安心して出産ができそうだと思ったし、たまたま無痛分娩もやっているとのこと。分娩予約をしてから、希望の分娩方法をすぐに決めず決定するまでに数ヶ月の時間があったので、その間「無痛分娩」についてじっくり考え、自分なりに調べたり説明会などを聞いたりして前向きに検討しました。いろいろ調べていくうちにわかったのは、一番のメリットは「痛みがほぼなく産めること=落ち着いたお産ができる」ということ。また、お産で体力消費をしない分、産後の体調面の回復が早い傾向があったりと、里帰りなしのワンオペ育児が決定していた私にとってとても魅力的な内容もありました。説明会や担当医、看護師さんにたくさん質問をして、リスクがほぼない(それを言ったら普通分娩にもリスクはあるよね程度)ことや、その病院での無痛分娩での事故が一例もなかったことなどに納得がいったので、出産の3〜4ヶ月前に無痛分娩での出産を決意しました。いざ出産! 前駆陣痛は、普通に痛い…私の病院では24時間いつ駆け込んでも無痛分娩で対応してくれるというので、計画的な出産はせず、じっくりとその日を待つことに。予定日を8日を過ぎたところに前駆陣痛があったものの、一度家に帰され、9日過ぎたところでやっと入院できました。私の選んだ病院では、無痛分娩を選択すると必ずLDRシステムを選択させられるので、陣痛~お産後の処置まで全て同じ部屋で過ごすことに。しかし、病院についてもすぐに麻酔を入れてくれるわけではなかったので、前駆陣痛や本陣痛も途中までは普通分娩の人と同じように痛かった〜!いざ無痛の麻酔を入れるのはだいたい子宮口5センチになってからと聞いていたのですが、実際にベッドで苦しんでいると看護師さんに「どうしても痛いというのであれば子宮口3センチくらいでもいいですよ」と言われ、耐えられなくなってきた時に再度声を掛けると、子宮口が3.5センチになっていたので麻酔をお願いしました。すると軽い生理痛くらいにまで痛みが治まり、すっごく楽に!痛くなってきたら麻酔を追加するスイッチを押せばいいし、眠ったり家族と話したりリラックスして子宮口が開いていくのを待ちました。まさかの出産時に麻酔が効かない事態!しかしなかなか子宮口が開かないため、陣痛促進剤を使うことに。順調に無痛分娩は進んでいたはずだったのですが、しばらくすると物凄く下腹部が痛い…。その都度麻酔を追加していたのですが、全然効かない…。「無痛分娩でも、出産時は多少痛みがあることもある」と聞いていたので「こんなに!?こんなもの!?」と思いつつも頑張って耐えました。痛い、でも、もうここまで来たら仕方ない!すぐに気持ちを切り替えて「子どもが頑張ってるから早く出してあげよう!」と気合いを込めることに!実はこの痛み、後から聞いた話だと、汗で背中に刺していた注射針がゆるんでしまい、麻酔がきちんと届いていなかったのだそう。産後「痛かったです」という話をしたら、その場にいた看護師さんから「痛がり方が異常だったから、気になっていた…」と話してくれました。しかし、いきみ方も上手いと褒めてもらえたので、結果良かったなと思います。図らずも出産の痛みを体験してしまいましたが、それが普通分娩でのマックスの痛みなのか、多少無痛分娩での効果があったものなのか…正直いまでもわからず。しかし、生まれた瞬間は今まで感じたことのない感動を味わえたし、どんな出産方法であれ、元気に生まれてきてくれて何よりでした。病院の麻酔量などの方針にもよりますが、そんなに痛くなることはなく「するんっ」と産めることもあるそう。無痛分娩成功した友人ママは、全く痛くなくて、産む時も「あ、なんか出てくる感覚あるなぁ〜」くらいだったのだそう。どのくらいの痛みがあるのかは病院の方針や個人差によるので、よく納得した上で、無痛分娩を受けるか決めてみてくださいね。無痛分娩に強い産婦人科も、自分に合った分娩方法を私は、もともと無痛分娩に興味があり、たまたま条件の合う病院が無痛分娩を行っていたので決意しましたが、「絶対に無痛や和痛で産みたい!」と思っているママもいるはず。理想の分娩方法とそれを実現できる産婦人科探しは、妊娠中のママにとって最も大事なイベント。しかし、実際に出産は何が起こるかわからない、未知のもの。どんな分娩を選択しても、お産は素晴らしいことには変わりありません。パパや家族とも話しあったりしながら、無理なく自分に合った分娩方法を選んで、より良い思い出を作ってくださいね。
2019年07月10日筆者が出産をするときに心配したことの1つが会陰切開です。出産の際、麻酔なしで陰部を切られるなんて! と想像しただけで痛みを感じ、できれば切らずに出産したいと思っていました。しかし、結局は会陰切開をすることになった私の体験談をお話しします。 会陰切開の覚悟を決める出産が間近になるにつれてわが子との対面が楽しみになる反面、陣痛に対する不安や出産時の会陰切開に対する恐怖が増していきました。できれば会陰切開はしたくないと思っていたところ、「会陰切開をせずに無理に出産して裂けてしまったほうが治りが悪くなる」といった出産に関する記事を目にし、会陰切開に対する覚悟を決めることに。 それでも「切らずに済むならばいいな……」とわずかな希望を抱きながら、気が向いたときお風呂上がりに会陰マッサージをしていました。 切ったときは痛くなかったけれど……陣痛が始まってから約1日が経ち、子宮口が全開大になってもうすぐ出産というタイミングでいきんでいると、「切るよ〜!」という先生の声が聞こえました。やっぱり切られるんだと覚悟したときに聞こえた「パチンッ」という音。 しかし予想とは裏腹に痛みはまったくなく、直後に元気な赤ちゃんが生まれました。やっと生まれたと安心したのも束の間で、会陰切開の傷の縫合となりました。切ったときは痛くなかったのに縫われているときは痛くて「早く縫い終わって!」と心の中で叫んでいました。 出産からしばらく痛かった傷会陰切開の傷は産後数日間腫れていましたが、1週間後の診察では回復は順調だと先生に言われました。それでも痛みがあったため、産後から円座クッションを使って傷口に直接力がかからないようにしていました。 しかし、産後1カ月近く経っても痛みが残ることに……。診察を受けても特に異常はなく、時間の経過とともに痛みはなくなっていきました。 振り返ってみると、初めての出産で慣れない育児やお見舞いに来てくれる人への対応で起きている時間が多く、会陰切開の傷にも負担がかかったのかもしれません。現在第二子妊娠中ですが、次に出産して会陰切開したときには傷が長引かないことを祈るばかりです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月08日入院の準備はしていたけれど、まさか夫もいない、実家は新幹線を乗り継いで5時間の距離、2歳になりたての子どもを抱えている早朝に陣痛が来てしまうとは予想していませんでした。ひとりでどのように陣痛・出産を乗り切ったのか、筆者の体験談をご紹介します。 早めのお産に備えて生活長女を妊娠37週で出産したため、次の子も早くなるのではないかと予想をし、出産予定日の2カ月前には入院準備をしていました。時はちょうどお正月。夫は年末から離島へ出張に出ていて、1週間後に戻る予定でした。 夫のいないときに陣痛が来ませんようにと祈りながら、人混みを避け、帰省もせず、あまり体を動かさないように長女とおとなしく過ごしていました。 深夜に腹痛、早朝におしるしなんとか3日の夜になり、実家の母と電話で5日に来てもらう約束をして就寝。夜中2時くらいに腹痛で起き、おなかを下して朝まで何回かトイレに行くことを繰り返し、あまり眠れずにいたところ、5時におしるしが……。このとき妊娠36週1日。頻回にトイレに行っていたので、最初はおしるしなのかわからなかったのですが、下した痛みではない、定期的に締めつける痛みを感じて陣痛だと確信しました。 すぐに母、夫、産院、タクシーに連絡。しかしここで問題が生じます。産院は分娩に子どもの立ち会いNGのため、長女を連れて行くことができません。筆者はこのまま入院となるため長女をどうしたらいいのか、大パニックに。 長女の預け先をどうする?!悩んでいるうちに陣痛はどんどん痛みを増してきて、間隔も短くなってきていたので、迷惑をかけるけれど勇気を出して、一時保育で利用している保育所に4日早朝から一時預かりしてほしいとお願いしました。そして園までの送りを同じマンションのママ友だちにお願いし、筆者は単身タクシーで産院へ。 妊娠36週1日はその産院で扱えるギリギリの週数で、あやうく大きな病院に転院するところでした。経産婦だったのでスムーズにお産は進み、昼前には出産。長女のお迎えには朝一で新幹線に飛び乗った母が駆けつけてくれ、安心して入院することができました。一方の夫は遠方過ぎて帰宅ができず、翌日赤ちゃんと初対面というドタバタな出産になりました。 入院準備だけはしっかりとしていましたが、お正月という非日常だったため、長女と2人きりのときに陣痛が来るとは想定していなかった筆者。長女をどうするか、自分はどう産院にいくかなどのシミュレーションが足りていなかったと思います。ですがこの出産の際、保育所もタクシーの運転手さんも、ママ友も、ひとりで出産に向かう筆者を励まして子どものフォローや応援をしてくれたので、痛みや怖さよりも、頑張らなきゃ! という気持ちで出産に臨めたことは心強かったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 横山まい三児の母。夫の転勤に伴い三人別々の県で出産し子育てをしている。転勤妻としての妊娠・出産・子育ての経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年07月07日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。今回は尿もれか破水か判断に迷われている妊婦さんからのご質問です。 Q.尿もれ? 破水??妊娠35週の初産婦です。今日昼ごろ、くしゃみをしたときに尿もれしたのですが、破水の可能性はありますか? トイレに行きたかったタイミングであること、その1回だけだったことから尿もれかと思いましたが、破水の可能性もあるのかなと思い、お聞きしました。 宮川めぐみ助産師からの回答くしゃみをしたときの1回だけ、流れ出る感じがあったのであれば尿もれかと思いますが、その後もちょろちょろ流れ出るような感じはありますか?何か腹圧がかかったようなときにも出てくるようなことがあるようでしたら、破水の可能性もあると思います。しかし、実際は受診をしていただき調べてもらうのが一番になりますよ。もし、破水をされていて赤ちゃんに感染するようなことがあってもいけないと思いますので、判断に迷われるようなときにはかかりつけに相談をしていただければと思います。※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください 破水したときはどんな感じ?破水の仕方や感じ方は人それぞれで、お湯が流れた感じがしたという方もいれば、尿漏れかと思う方もいらっしゃいます。 正常な羊水の色は、透明~少し白濁した色なのでわかりにくいかもしれません。尿とはにおいが違うのですが、それも判断しにくいかもしれませんね。破水かなと思ったら、その時間を確認しておきましょう。そして、きれいなナプキンをつけて、産院に連絡して指示を仰いでください。 破水したあとは、外の世界と赤ちゃんが直接通じている状態なので、感染しやすくなっています。雑菌が入る恐れもあるので、入浴・シャワー、ウォシュレットの使用はダメですよ! 破水かなと思ったら…破水しているかどうかは、診察のときに明らかにわかる場合とそうでない場合があります。はっきりしない場合は、腟分泌物で検査をします。破水が確認できたら、入院となります。そのあとの対応は、妊娠週数と感染の状況によって異なります。 このままお産にする場合は、感染防止に努めつつ、血液検査で感染の値や赤ちゃんの状態などに注意しながら、自然に陣痛がくるのを待ちます。破水後24時間以内に陣痛がくることが多いといわれていますが、そうでない場合や、感染の値によってはお薬を使って分娩誘発の方向へ……というのが一般的な流れかと思います。 入院したあとも、あまり神経質になる必要はないと思いますが、お手洗いに行ったときに外陰部を清浄綿で消毒する(この辺りは入院後に説明があるかと思います)、こまめにナプキンを取り換えるなどしてくださいね。 破水かどうか判断に迷ったときは必ず受診しましょう! 破水したとなると、慌ててしまうかもしれませんが、もしそうなったときのことを想定して、陣痛タクシーの登録や荷物の準備しておくと安心ですね。※参考:ニュース(医療)「これって尿漏れ?破水?「破水の特徴や対処法」を助産師が解説します!」【著者:助産師 REIKO】
2019年07月05日Instagramでフォロワー5万人を超える「ニシカタ」さんの出産エピソードをご紹介! 妊娠39週、妊婦健診当日におしるし、陣痛が開始しそのまま入院! いよいよ出産です! 出口で頭がひっかかってたあの感覚は今でも忘れられません(笑)!こんなに皮膚が伸びるわけない! 絶対切れてる!早く次の陣痛きてくれーーー!!!と願ってました。 あの“ドゥルン”は、今思えば達成感のカタマリでした。終わってみれば、入院から4時間あまりのスピード安産でした。しかし当の本人からしたら、すんごく長く感じるもので、いつ終わるいつ終わる!?ばかり考えておりました(笑)。 ご出産、おめでとうございますー! そして本当に、お疲れさまでした!このつづきは、ニシカタさんのInstagramでぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年10月月17日午前3時18分PDT著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、フォロワー5万人超。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。Instagram:@c_nishikata
2019年07月04日Instagramでフォロワー5万人を超える「ニシカタ」さんの出産エピソードをご紹介! 妊娠39週、妊婦健診当日におしるし、陣痛が開始しそのまま入院! いよいよ陣痛が2~3分おきになり…?! 助産師さんの笑顔のご報告は、いつも残酷に響きわたるのでした……。 助産師さんの報告で挫けそうになったかた、他にもいらっしゃるんじゃないでしょうか(笑)? このほかにも、ニシカタさんのInstagramでは育児エピソードが更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、フォロワー5万人超。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。Instagram:@c_nishikata
2019年07月02日陣痛や出産に対して “痛くて怖い” というイメージがある人もいるのではないでしょうか。筆者も初めての出産予定日が近くにつれてドキドキしたのを覚えています。今回は、私の初めての陣痛体験を紹介します。 生まれる気配がない……「初産は出産予定日を過ぎることが多い」と周りから言われていましたが、筆者の初産も同様でした。予定日になっても子宮口が硬く、1cmほどしか開いておらず……。 ウォーキングをしたりスクワットをしたりしても子宮口は柔らかくならず、診察の際に先生にグリグリされても一向に開く気配がありません。このままでは正期産の時期を過ぎてしまうかもしれないということで、妊娠40週5日に入院し、陣痛促進剤を使って出産することになりました。 出産予定日4日後に訪れた定期的な痛みそして出産予定日から3日後、ようやくおなかが張る回数も頻繁になりましたが、間隔が開くこともありました。そして出産予定日を4日過ぎた日の朝。何となくおなかが張る間隔が定期的になり始めました。 その痛みが陣痛なのかどうかよくわからなかったのですが、まずは病院に電話をしました。助産師さんと話をしたところ、まだすぐに出産にはならないだろうとのことでしたが、もともと翌日に入院予定だったこと、また夜は夫が仕事で不在になることからそのまま入院することになりました。 1日かけてゆっくり開いた子宮口入院してからお産が進むように階段を上り下りしたせいか、夕方の診察時には子宮口が3cmくらいまで開いていました。このまま順調に開けば陣痛促進剤を使わずに出産できるかもしれないということで、出産に備えて夕食をしっかり食べて就寝することに。 夜間も痛みの波を感じつつ朝を迎えてトイレに行くと、今まで感じたことのない激しい痛みと衝撃をおなかに感じ、しばらく動けなくなったのです。その後の診察で子宮口が8cmまで開いていたため、陣痛促進剤を使うことなく約3時間後に出産となりました。 もう少し陣痛から出産までがスムーズにいくと思っていましたが、子宮口が開くまでに時間がかかり、想像していたよりも長い陣痛となりました。それでも元気に赤ちゃんが生まれてきてくれてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月02日ベビーカレンダーは4月10日(水)、公式YouTubeチャンネルに茨城県つくば市の産婦人科「なないろレディースクリニック」の協力の元、「出産ドキュメンタリー動画」を公開しました。一人の妊婦さんとそのご家族に密着し、陣痛開始から出産、産後、1カ月半の母子の様子までを追ったドキュメンタリー映像です。出産を控えた妊婦さんだけでなくママ、パパなど多く方の反響を呼び、6月末現在で約83万回視聴されています。そこで今回は皆様から寄せられたコメントの一部を紹介します。ベビーカレンダーでおなじみの助産師REIKOさんのコメントも! これから出産を控えているママには必見です。 お産の様子に経産婦ママも驚きの声!静かなお産にママたちもびっくり!この人凄いよ…… 私は痛すぎて叫ばずにはいられなかった… だから出産後声が出なかった… 初産でこんだけ静かにすごい尊敬する… 私なんて3人目でようやくこんな感じだった! すごく冷静ですごい 笑 子宮口全開の時と内診の時もう耐えられない痛みだったのに…、尊敬です! 笑 会陰が頭でパツパツで裂けそうな感じも、陣痛とは別でめっちゃくちゃ痛かったけど…麻酔すると麻痺してわからなくなるのかな? REIKOさんコメント私が今まで経験したお産のなかでも静かだなという印象でした。初めてのお産なのに、どうしてここまで冷静にいられたのだろうと不思議に思われる方も多かったようですね。やはり妊娠中から心と体の準備ができていたこと、産院の先生や助産師と信頼関係が築けていて先を見越したサポートがきちんとできていたこと、そしてなによりご家族の支えがあったからこそなのではないかと思います。静かなお産はママたちの理想かもしれませんが、実際はなかなかそうもいかなかったりします。 痛みで声が出てしまうのも、助産師にとっては「お産が進んできているサイン」なので決して悪いことではありません。どのような形であれ、最終的にママと赤ちゃんが元気であれば問題ないと思っています。 義理のお母さんが頼もしい! 旦那さんのサポートしようって気持ちがすごく伝わってくるな~ そしてここまで落ち着いてできるの、本当にすごい… 義理母立ち会いとか無理とか思ってたけど夫よりめっちゃ痛みもわかってくれるしサポートすごそうやな この動画を見て自分の出産の時を思い出し、遠方で立ち会えないパパの代わりにうちの両親に立ち会いして貰えばよかったなって後悔しました。 ずっとLDRの外で待っていてくれましたが、側にいてくれたらどんなに心強かったかと今更ながらに思います。 もし2人目を授かれたら、付き添ってもらおうと決めました! REIKOさんコメントこれまで立ち会い出産と言うと旦那さん…というイメージでしたが、最近では旦那さん以外のご家族、上のお子さんの立ち会いが可能な産院も増えてきています。実際の夫立ち会い出産の場面では、自分も赤ちゃんを産むのではないかと思ってしまうくらい一生懸命サポートをしてくれる方から、何をしていいかわからない…とただただママに寄り添う方まで、立ち会いのスタイルもさまざまです。立ち会い出産は、メリットだけでなくデメリットもあります。事前にきちんと話し合い、ママの心許せる人が傍に寄り添い、一緒に新しい家族の誕生を迎えられるといいですね。 プレママや未来のママも絶賛!今7カ月で、お産に対してすごく恐怖心があったけど この動画見れてよかった 体験したことないから動画見れてよかった。ママさんパパさんお疲れ様でした。出産ってすごいな…涙が止まらない REIKOさんコメントお産の経過中でつらいのが、いつまで続くかわからない陣痛と「いきみ逃し」かもしれません。不安や恐怖は身体を緊張させ、痛みを強く感じるようになります。事前に一般的なお産の流れや呼吸法などを知っておくと、うまく陣痛と向き合えるのではないでしょうか。実際の場面で呼吸法が全然できない! という場合でも、必ず助産師が一緒にサポートしますので心配いりませんよ。 命が生まれ、家族が生まれる瞬間に涙 出産って素晴らしいですね。 誕生の瞬間、涙が出ました 出産まであと4カ月くらいですが、この動画を見て早く会いたいなって心から思いました(*´ω`*) 痛みは想像できないけど、他人の赤ちゃんでこんなに感動できるなら自分の時はどうなっちゃうんだろうとある意味不安(笑) 7カ月前に息子産んだの思い出して泣けてきた お母さんも赤ちゃんも頑張っていて 本当に凄いなぁ素敵だなぁと 思います REIKOさんコメント妊娠・出産は病気ではないとよく言われますが、何が起こるかわからないのが妊娠・出産だと思います。ですので、助産師にとって赤ちゃんが無事生まれた瞬間は、何度経験してもうれしいと同時にほっとする瞬間でもあります。ひとつの命を育み、この世に産み出すことの大変さや、小さな体で頑張ってこの世に生まれてきた命の尊さを、この動画を通じて感じていただけたらと思います。さらに新しい家族を迎える喜びを体験できる方が増えるといいなと思っています。 出産に立ち会って今回、出産ドキュメンタリー動画の制作にあたり、ご家族の皆様と一緒に、陣痛から出産に至るまで立ち会わせていただきました。ひとつの命がこの世に生まれる奇跡、その命の誕生とともに、家族が生まれていく瞬間を感じることができました。今回、ママたちからいただいたコメントでも多かったのが、小さな命がこの世に生まれた奇跡の瞬間への感動です。出産に命がけで臨む母親の姿と支える家族の姿に心を打たれたようです。 この動画が、これから出産されるママの心の準備としてだけでなく、すでにお子様のいる方にとっても、家族とは何かを見つめ直し、より絆を深めるきっかけになればと思います。また、悲しい事件も多い昨今、命の重さについて改めて考える契機となれたら、そして多くの女性が「赤ちゃんを生みたい!」と思える世の中になったら、そんな願いも込めています。 ぜひ、たくさんの方にご視聴いただけたら幸いです。 ベビーカレンダー編集長二階堂美和 コメント:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年06月30日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは! まつざきしおりです。■私の陣痛出産体験記私も初の出産にあたり、心の準備をば! と、陣痛の体験談を読み漁りました。よく言われる「鼻からスイカ」ですが、そもそもなんで「鼻」からなんだよと。鼻から固形物が出てきて痛かった経験なぞ、今までないよ!!何なん? 子宮と鼻孔ってつながってるん?そんなわけないやろ!!と、いまいち想像できなかったわけです。生理痛の数百倍の痛みも、ダンプカーも、例えのスケールが大きすぎてやはりイメージが沸かず…。にもかかわらず、出産経験のあるお母さんはみな、「痛みなんて産んだらすぐに忘れちゃうよ~」と言うのがこれまた不思議。そんなこんなで、「とにかく痛いけど、でもその時だけの痛みなのだな」というフワッとしたイメージで出産に臨みました。いやーーー。ま〜これは痛い!(笑)私の場合、赤ちゃんは早々に降りてきているけれど、子宮口が一向に開かない状態だったので、ひたすらいきむのを我慢していました。本当に骨盤が張り裂けそうで、「これで死なないなんて、女の人の体って丈夫にできてるわ~」と、意識朦朧とする中、ぼんやりと考えていました。最終的にはこんな感じに!!!!この時深夜だったので、静かな病室に響き渡る悲痛な叫び声はさぞかし怖かっただろうと思います。痛みに耐えきれず、様子を見に来る看護師さんに「もう生みます!生ませてください!!」とすがりつき懇願する始末。数時間後。「よし、もういきんでいいですよ~!」という先生が本当に神に見えました(笑)そんなこんなで壮絶な出産だったわけです。が、いや~。数日後には、痛みはスコーンと忘れましたね。(笑)人生で1番痛い瞬間だったはずなんですが。不思議なもんです。というわけで、出産は壮絶ですが、本当なんとかなりますし、終わってしまえば全然大丈夫なので、出産を控えたお母さん、頑張ってくださいーー!!!!!!ファイ、オーーー!!!!\「ママの行動について」のアンケート実施中!/ウーマンエキサイトでは、さらに皆さまのお役に立つ情報を提供すべく、「ママの行動について」のアンケートを実施中! 日ごろのお悩みやウーマンエキサイトへのご意見など、この機会にぜひ教えてください。アンケートにお答えいただいた方の中から、抽選で3000円分のAmazonギフト券を10名様にプレゼントいたします! (応募締切:2019年7月1日まで)回答はこちらから>>
2019年06月28日Instagramでフォロワー5万人を超える「ニシカタ」さんの出産エピソードをご紹介! 妊娠39週、妊婦健診当日におしるし、陣痛が開始しそのまま入院! いよいよ陣痛が2~3分おきになり…?! お茶とかウイダー、ありがたいけどそんなに毎回いらねーわ!と思ってました(笑)ゆっくり息整えたいんだよぉぉーって。でも、ああやって周りが無理やり飲ませないと飲むタイミングわからなくて飲まなくなっちゃうのかも。周りのフォローには本当、感謝感謝です。 このほかにも、ニシカタさんのInstagramでは育児エピソードが更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT
2019年06月27日んぎまむさん、無痛分娩で点滴・陣痛促進剤、硬膜外麻酔をおこない、いよいよ出産かと思いきや、子宮口9cmのところでまさかの緊急帝王切開で出産!産後、後陣痛や傷口の痛みがとにかく痛い……! この痛みをなんとかするには、「錠剤の痛み止め」と「坐薬」という方法があった。 どちらも効果時間や使用可能時間(何時間に1回など)があり、どうしてもアイドルタイムが生まれてしまう。 とにかくマッマは傷口が引きつるように痛くてそれを訴えていたのだが、どうやら「後陣痛」という子宮の収縮の痛みらしい。 しかし、感覚と「だって腹切られてるんだぜ!?」という思いから「どう考えても傷口が痛い!!!」と思い込んでいたマッマは、どうしても傷口が痛いことについて共感されたくて、何度もアピールするのだった。 監修/助産師REIKO※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年06月24日Instagramでフォロワー5万人を超える「ニシカタ」さんの出産エピソードをご紹介! 妊娠39週、妊婦健診当日におしるし、陣痛が開始しそのまま入院することになり…?! 出産ビデオを事前に見ておいたおかげだと思います!この気の利かせ方はすごく助かりました~! いろんなことを考え巡らせたうえで、イエスかノーかで答えられる的確な質問。旦那さん、ステキー! このほかにも、ニシカタさんのInstagramでは育児エピソードが更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、フォロワー5万人超。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。Instagram:@c_nishikata
2019年06月23日ベビーカレンダー編集部がおすすめの「妊娠・出産・育児マンガ」をご紹介♪ 今回は、Instagramでフォロワー5万人を超える「ニシカタ」さん。2018年1月生まれのお子さんの育児に奮闘する日常を更新しています。今回はニシカタさんの出産エピソードを6回に分けてご紹介します。 妊娠39週の妊婦健診当日(出産予定日3日前)の朝、おしるし降臨!6分間隔のときの痛みは、お腹を下した時のような「いたた~」程度の痛みでした。 点滴の針抜いて刺して、をやってる最中に陣痛が来たら最悪なので、もう着替えは速攻断念しました(笑)いやー、旦那さんの登場は本当にほっとしました!入院グッズに入れていたペットボトル用ストローを心底待ちわびてました。このストローの働きは出産時ダントツだった! …カッコイイぜ! ニシカタさん!!! このほかにも、ニシカタさんのInstagramでは育児エピソードが更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT 著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、フォロワー5万人超。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。Instagram:@c_nishikata
2019年06月20日初めての出産を控え、分娩予定の産婦人科での健診で「子宮頸管が短めだから、無理は控えてね」と指摘を受けました。予定日より少し早い出産になるのかなと軽く考えていたら、予定日より2週間も早い出産に! 夜中に始まった痛みを前駆陣痛だと思っていたら、なんと陣痛だったという私のドタバタ体験をお伝えします。 子宮頸管が短かった私長女の出産時、私は2つの産婦人科にお世話になりました。1つは自宅近くの病院、もう1つは実家近くの病院です。出産のおよそ1カ月前に里帰りし、後者の病院で健診を受けたときに子宮頸管が短いと医師から指摘がありました。 体に負担をかけすぎないようにとアドバイスされ、「胎児の成長スピードがゆっくりめなので、できるだけ長くおなかの中で成長してもらいましょう」とお話がありました。「急がなくていいからね」とおなかに向かって話しかけていましたが、予想以上に早く出産の日はやってきたのです。 これは前駆陣痛?痛みを感じ始めたのは、予定日2週間前の真夜中でした。「これが噂に聞く前駆陣痛か!」と、体が陣痛の練習をするなら自分も本番のための練習をしようと思い、陣痛間隔を記録するアプリを寝ぼけ眼でダウンロード。 睡魔に負けてまどろみつつ、だんだん強くなる痛みに「練習とはいえ痛いものだなぁ。本番の出産、私は大丈夫だろうか?」と心配しながら時間は過ぎていきました。しかし、余裕があったのも明け方まで。朝7時には間隔が8分おきくらいになっていて痛みも強くなっており、産婦人科へ電話しました。 病院へ着いたときには子宮口全開に!破水の有無や陣痛の痛みの程度を聞かれ、診療開始とともに診てもらうことになり、夫に連絡。でもこのときはまだ私も夫もすぐ出産になるとは思っていませんでした。 病院とやり取りをしているうちに痛みは一層増し、朝食を食べつつもじっとしていられない状態に。結局、診療開始より早めに診てもらうと、子宮口が全開になっているとわかり、即分娩室へ。 畳の部屋でのフリースタイル出産だったので、助産師さんが持って来てくださった大きなクッションにもたれるようにしていきみを逃しました。そして、病院到着から約2時間後に出産! 夫は立ち合いを希望していたので、連絡を受けてすぐに向かってくれたのですが、残念ながら間に合いませんでした。 出産のタイミングはいつになるかわからないものですが、いざそのときになると痛みの強さや状況の変化にかなり戸惑ってしまいました。でも、「おなかの中の赤ちゃんが選んだタイミングなんだよ」と助産師さんに言われ、心が軽くなったのを覚えています。今は第二子を妊娠中ですが、この子が生まれるときは心に余裕を持って臨みたいなと考えています。著者:柴崎諒子2016年2月長女を出産。2019年3月に第2子出産予定。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月19日家族の実話をもとにインパクト系育児マンガを描いている「ヤマモト」さんをご存知でしょうか? ママのビジュアルがなんと、ぽっちゃり体形のひげおじさんなんです(笑)!その超印象的マンガのタッチとおもしろストーリーにファンが多いヤマモトさんの出産エピソードをピックアップしてご紹介します! ヤマモトさん家 まさかのパンツ姿のヒゲ母ちゃん、心優しいモヒカン父ちゃん、娘さん(現在は3歳)、ゴメス(飼い猫)の3人と1匹暮らし。 ごく普通に出会い、結婚し、数カ月で妊娠。ついにその日を迎えます…! コレ陣痛? がやってきた出産予定日超過4日目、「おしるし」キターーー!陣痛中の移動は地獄陣痛の間隔は3~5分に1回に。陣痛がない間は気が遠のいて、何度も幻覚のような夢を見る……。痛すぎて、もうなりふり構っていられなくなってくる。 ついに…出産!やっとやっと医師登場! 「次の陣痛がきたら、息を2回吸ってから止めて なるべく長くきばるんや!」と言われ…! このあと、胎盤を出すのに小一時間ほどかかり、会陰切開の縫合をして(出産と比べれば縫われる痛みは大したことなかったそう)、無事娘さんの出産を終えたというヤマモトさん。 出産は人それぞれ。そしてどんな出産も奇跡! にしても、ヤマモトさんの絵力でなんとも強烈なお産だったように感じてしまうマジック……! さて次回は、このとき出産した娘ちゃんが大きくなった育児編をお届けします! お楽しみに♪ 協力/ヤマモト(Twitter@ymmtkid) 娘さんが猫の豆知識を教えてくれました。 pic.twitter.com/M40ClGlN26— ヤマモト@電子5巻発売中 (@ymmtkid) 2019年5月18日
2019年06月11日私は上の子が3歳8カ月のときに2人目を出産しました。その際、上の子を出産に立ち会わせるかとても迷いました。この記事では、娘を立ち会わせることになった経緯と実際に立ち会ってもらったときの様子をお伝えいたします。 長女を立ち会わせるかどうか…私が通っていた産院では、上の子も出産に立ち会うことを推奨していました。病院が協力的であり、夫は連絡すれば1時間以内に病院に駆けつけられるという好環境だったのですが、私は娘を立ち合わせるかどうかを非常に悩みました。 理由は「血や陣痛中の母を見てトラウマにならないか」「私がお産に集中できないのではないか」「夜中の出産になったら」などの不安があったからです。 助産師さんに相談したところ、「4歳近いなら大丈夫。赤ちゃん返りしているみたいだから、立ち会わせたほうが妹を受け入れやすい。お産が夜になってしまっても、お部屋にある簡易ベッドに寝かせれば大丈夫だよ」と後押しされ、長女を立ち会わせることを決めました。 長女のために考えたこと・準備したもの!立ち会い出産は必須ではなく、娘と私に無理のない範囲でと思っていました。なので、お産が長引いたり、すごく怖がったりした場合は、夫と一緒に家に帰ってもらおうと夫婦で事前に話し合って決めました。陣痛が来てからでは話すこともままならなくなるので、事前にいろいろと決めておいてよかったと思います。 そして私の入院グッズとは別に、娘のためにDVD、新しいおもちゃ、迷路ブック、折り紙、お絵かきセット、お菓子、パン、飲み物を用意しておきました。 立ち会い出産の様子夜中に陣痛が来たら予定を変更して、ひとりでお産に臨もうと思っていました。でも、幸い陣痛が来たのが17時。娘と2人、タクシーに乗り産院に向かいました。病院に向かわなくてはいけないことをキチンと理解していて、グズることなく自分の荷物を持ったり、靴を履いたりと協力的だったのが印象的でした。 娘は19時に夫が到着するまでは、持参したDVDを見ていました。陣痛が強くなってからはうちわで扇いだり、水を取ってくれたりと応援してくれて、心強かったです。生まれる瞬間はさすがに怖がり、夫に抱っこされていましたが、泣きわめくこともなく家族全員で次女の誕生を迎えることができました。病院到着から出産までは4時間でした。 出産が夜中だったり時間がかかったりしていたら、娘にずっといてもらうのは難しいなと思っていたので、スムーズなお産となり助かりました。娘が「お母さんは痛そうだったけど頑張ってた」「生まれた赤ちゃんは小さくてかわいかった」と言っていたので「あなたも同じように生まれてきたし、昔はあんなに小さかったんだよ」と教えてあげました。安産だったからこそ言えることですが、家族が一丸となって次女を迎えられた気がして、上の子立ち会いにしてよかったと思っています。著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年06月09日出産予定日2日前に高位破水しましたが、少量だったため自己判断で尿漏れだと思って病院に行かなかった私。高位破水していたことに気が付かないまま、翌日の母との電話でようやく気付き……。その後、出産までの体験をお伝えします。 朝起きたらいつもと様子が違った出産予定日2日前の朝、起きてトイレに行くと、尿漏れのような感覚がありました。臨月から尿漏れに悩んでいたので寝ている間にしてしまったと大ショック……。ただの尿漏れだから問題ないだろうと病院に連絡することもなく、その後1日を普段通りに過ごしていました。 そして翌日、実母との電話で「起きたら尿漏れしていた」と伝えると、すぐに病院に連絡するように言われたのです。そのとき初めて、もしかしたら破水かもしれないということに気が付きました。 病院での診察で高位破水だと分かった病院に電話すると、入院の準備品を持って病院に来るように言われました。そして診察で高位破水と診断され、即入院に。破水すると羊水が多く出ると思い込んでいたので、いつのまにか破水していたことに驚きました。実母との電話がなければ高位破水に気が付かずに過ごすところでした。 そして、破水から24時間以内に陣痛が始まらなかったら陣痛促進剤で誘発することになりました。自然に陣痛が来ることを願っていましたがなかなか始まらず、陣痛促進剤を使うことに……。 子宮口が全開大になって急激に進んだお産陣痛促進剤を使い始めて1時間後に再度破水し、陣痛が始まりました。しかし5時間経っても子宮口は4cmしか開かず、終わりの見えない陣痛に難産を覚悟した私。5時間たったところで赤ちゃんの心拍が一時的に低下することがあり、一時は緊急帝王切開も考えられました。 しかし、診察すると4cmだった子宮口が一気に全開大に。先生たちも大慌てで、陣痛開始から6時間後にいきみ始めて3回のいきみで元気に生まれてきてくれました。赤ちゃんの産声を聞いたときには安心して涙がこぼれ、とてもうれしかったです。 妊娠中に何か変化があった場合は自己判断せず、病院を頼ることが大切だと改めて思いました。臨月になったら特に体の変化には敏感になったほうがいいと実感しました。突然の高位破水の経験も、今では良い経験だったと思っています。著者:中道麻智子一児の母。管理栄養士として給食を作っている。管理栄養士の知識を生かした記事や、初めての妊娠・出産・育児で学んだことを中心に記事を執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年06月04日私は未婚のシングルマザーです。まだ20代前半で結婚をしていない状態での妊娠判明、そしてシングルマザーの道を選んだときの体験談をお伝えします。 思いがけない妊娠息子の父親とは早くから同棲をしており、3年目に入ってしばらくしたころ、生理が止まりました。ですが、 元々ひどい生理不順だったので気にすることもなく普段通りの生活をしていました。そして今度は異様なほどの眠気に襲われ、朝9時~夕方6時までずっと寝ていたことも度々ありました。それが2カ月続き、さすがにおかしいと思い周りに相談すると、「妊娠したのではないか」と言われました。そこで妊娠検査薬を試したところ、くっきりと線が浮かび上がりトイレで放心状態になりました。 当時まだ20代前半でやりたい事もたくさんあり、まだまだ遊びたい私が親になるなんて想像もつかない……と、妊娠のうれしさより困惑のほうが大きかったです。相手に伝えましたが、彼も困り顔。 貯金もなく、結婚もしていない私たちは、おなかの子とさよならをするつもりでいました。 シングルマザーになってもこの子を産みたい!妊娠がわかってからすぐに産婦人科に行きました。 「きっと中絶を希望したら、先生は嫌な顔するんだろうな……」なんて思いながら内診台に乗ったのを覚えています。内診台に乗り、エコーを見せてもらったとき「これが赤ちゃんだよ」と先生に言われモニターを見たとき、ポロポロ涙がこぼれました。 エコーだから黒く小さくしか見えませんでしたが、小さい豆粒のようなわが子がかわいくて愛しくてたまらなくなり、私はこの子になんてひどい事をしようとしたんだ……と胸が痛くなり、自分で自分を殴りたいほどでした。 先生の「産みますか?」という言葉に、迷いもなく「はい」と答え、エコーをもらい、彼に話すと大喧嘩に。「シングルマザーになってもこの子を産みたい」と伝えたところ、それなら……と納得してくれました。 それからは母子手帳をもらいに行ったり分娩予約をしたり、お金を貯めるために少しずつ働いてあっという間に妊娠33週になりました。しかしそのころ、彼から別れを切り出され、慣れない土地、親しい友人もいないなかで子どもを産んで暮らしていくのは無理だと感じ、急遽地元に戻ることになりました。 「ごめんね」と「ありがとう」帰るころには妊娠35週になっていて、何件も何件も地元の病院を断られやっと出産できる病院が見つかり、新幹線や特急を乗り継いで地元に帰りました。 そして妊娠39週、破水から始まりすぐさま病院に飛んでいき入院しましたが、その日は陣痛が来ず、次の日の夜中に弱い陣痛があり、念のためという事で陣痛室で一晩過ごしました。 眠れないまま朝になってしまい、破水もしているので陣痛促進剤を打つことに。 朝の7時から夕方5時まで打ち続けました。しかし赤ちゃんは一向に降りてきてくれず……。 先生がこれ以上は危険と判断し、緊急帝王切開になり、妊娠39週3日で3,744gの男の子を出産しました。顔を初めて見たとき、涙が止まらなくなり、「ごめんね」と「ありがとう」でいっぱいになりました。目まぐるしい妊婦期間でしたが、病院の方々のサポートのおかげで、元気な子を産めた事に感謝しています。 「若い親は……」「シングルマザーなんて……」と白い目で見られる事も多く、つらいこともありますが、覚悟を持ち、試行錯誤しながらも子育てをしていこうと強く思っています。著者:緒方ゆず4歳、生後3カ月の子を持つシングルマザー。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年05月31日こんにちは! 助産師のREIKOです。出産を控えて、陣痛ってどのくらい痛いんだろう、赤ちゃんは無事生まれてくるかな……なんて、思いを馳せているママもいらっしゃるかと思います。予定日はあくまでも予定日で、出産はいつになるかはわかりません。もちろん、ほかのママとお産が重なることだってあり得ます。お産が重なるのはよくあること? そんなとき病院のスタッフはどうしているのか、私が働いていた病院を例にお話ししたいと思います。 入院から出産までの流れ産院によって、陣痛室と分娩室が分かれているところ、LDR(陣痛室から分娩室、産後の回復室の機能を兼ねているお部屋)があるところなど、さまざまです。 私が働いていた病院は、陣痛室・分娩室・産後入院のお部屋が分かれていました。陣痛が来たり破水で入院になると、陣痛室へ。そこでお産の経過を見て、お産間近になったら分娩室に移動、お産後2時間まで分娩室で経過を見て、問題がなければ産後入院のお部屋に戻るという流れでした。 大きな病院だからこその悩み!?私が働いていた病院は、その地域では大きな施設で、正常分娩だけでなく、ハイリスクなケースも受け入れていました。また、産婦人科病棟ということもあり、お産以外にも検査や処置も分娩室でおこなわれていて、分娩室は2部屋、陣痛室は2部屋ありました。 検査や処置はあらかじめ日時が決まっているので、先生方が重ならないように調整しているのですが、それでも検査や処置が多い日もあります。そこにお産が加わったときには、分娩室の争奪戦!? が起こっていました。 いろいろ重なったときこそ!検査や処置がなくても、お産が重なるときは重なります。そんなときこそ、助産師の先を見通す判断力と医師をはじめとしたスタッフとの協力が不可欠になります。日中は、それでもスタッフの人数が確保されていますが、夜間は日中と同じ人数とはいかないので、なおさらです。 お産が重なったとき、どのママの経過が一番早いか、検査・処置の時間の調整は可能か、今、分娩室で休んでいるお産後のママの経過に問題はないか……などなど、いろいろなことを判断して、お部屋移動をしていただくことも。 破水はしているけれどまだ陣痛が来ていないママは、いったん病室で経過を見たり、せっかく分娩室に入ったのに、思いのほかお産が進まず、陣痛室にいたほかのママのほうがお産が早くなりそうという場合は、申し訳ないけれどもお部屋をチェンジということもありました。 それでも安全第一で!いろいろなことが重なったとき、助産師の頭と体はフル回転です。でも、ママたちの前では冷静に、そしてママと赤ちゃんの安全を第一にしていました。 私が今でも印象に残っているできごとは、破水で日中入院した6人のママたちに次々と陣痛が来て、夜勤の間に全員がお産になったこと、そしてこちらも夜勤でのできごとですが、分娩室も陣痛室もすべて埋まっている状況で、もうすぐ生まれそう! という経産婦さんがさらに入院となり、数分違いで3人のお産があったことです。 いずれのお産もスタッフ全員バタバタでしたが、ママも赤ちゃんも無事で、ほっとしたのと同時に何とも言えない達成感を先生やほかのスタッフと分かち合ったことを覚えています。 最近では、1カ月に取り扱うお産の件数を決めている産院も少なくありません。産院のスタッフはお産をはじめ、ほかのできごとが重なったときのことを常に考えながら、陣痛に向き合っているママたちの経過を見ています。「私のこと忘れられてるかも……」なんて心配はいりませんよ。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年05月29日子育て楽じゃありません
良妻賢母になるまでは。
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々