2018年1月19日 14:00
約700名の保護者が回答!女の子の発達障害、学校や友達との関係、身だしなみの悩みや解決策は?
という質問を行ったところ、「異性関係・性被害」(15件)、ホルモンバランスの変化などの影響による「精神不安定」(10件)などがあげられましたが、一番多い回答は「生理」(44件)についてでした。
特に、生理時に適切な処理ができない・できるのか不安という回答が多く寄せられました。
「生理になったときの対応ができるかどうか(予期せぬ対応ができない為)」
「自分で汚れ物の処理をちゃんとしてない。そこら辺にナプキン投げて恥じらいがない」
「生理の始末が面倒で、たびたび衣服を汚すがまったく気にしていない」
また、感覚過敏などの特性により、生理時に困難がある場合も。
「感覚過敏があるので、下着がどれでも着られない。 生理用ショーツが履けない。ナプキンもつけていられない」
「少しの傷で血を見ると大騒ぎなのに、生理の出血をどうとらえるか心配」
また、生理前や生理中の気分の変調が大きいお子さんも多いようです。
「生理中、生理前の気分の変調が激しく、仕事にいけない事がよくある」
「生理の前は気分が沈むことが多く、悲観的になる」
生理についての対応策については、後述する体験談も参考にしていただきたいと思います。
女の子の発達障害不安や困難が少ない家庭は、どのような工夫をしているの?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161019273
では、特に不安や困難を感じないで生活できている人は、どのような対策をとっているのでしょうか。
下記の4つが、対策のポイントのようです。
■事前に説明しておく(53件)
■ツールを活用する(15件)
■見守る・認める(23件)
■第三者に頼る(4件)
皆さんが行っている具体的な対策について、次に紹介していきます。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161018994
見通しが持てるように、事前に説明しているとスムーズだという意見が寄せられました。
「何かをする前や出かける前は、説明したり事前に行く場所を見学する」
「具体的になぜ気を付ける必要があるのか逐一説明している」
「事前に『こんな時にはこう言おう』『相手の返事を聞いてから行動しよう』など伝えている」
生理についても具体的な対策方法があげられました。