長らく“映像化不可能“とされてきた東野圭吾の人気小説を映画化した『天空の蜂』の完成報告会見が6月22日に都内で行われ、メガホンをとる堤幸彦監督をはじめ、江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛が出席した。会見では本編冒頭13分の映像が披露され、堤監督は「観たことない映画を作ろうと団結し、自分でもビックリするくらいすごい映画を作っちゃったなと思う」と強い自信を示した。その他の写真最新鋭の巨大ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の上空にホバリングさせるテロリスト“天空の蜂”との8時間に及ぶ極限の心理戦をスリリングに描く。「テロという現代的な脅威に加えて、3.11以降の原発の脅威という題材は、日本で映画にすべきもの。さらに親子の物語でもある」(堤監督)。ヘリの設計士を演じる江口も、「非常に面白い作品。3.11で経験した恐怖をリアルに捉えながら、エンターテインメントとしての救出劇を描いている」と誇らしげ。本木は原発の設計士を演じており、「巨大ヘリと人間が対峙するミステリーであり、ひとつの怪獣映画。驚きに満ちた作品で、改めて原作が予言の書だと実感する」と東野氏の先見に敬意を表した。一方、ヘリを強奪するテロリストを演じる綾野は「念願でした!」と堤監督との初タッグに喜びのコメント。「現場のライブ感や、そこで起こるパワーをとても大事にされる監督。俳優部への信頼も厚かった」と話した。片や仲間は『トリック』シリーズで、堤監督とは10数年来の付き合いで「今回は『トリック』の頃のような無茶ブリはありませんでした」と笑いを誘い、「とても上質な大人のラブストーリーを撮ってくださった」と振り返った。取材・文・写真:内田 涼
2015年06月22日“原発テロ”を扱い長年、映像化不可能とされた東野圭吾のサスペンス巨編を映画化した『天空の蜂』の完成報告会見が6月22日(月)、都内で行われ、江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、堤幸彦監督が出席した。1995年夏、謎のテロリスト“天空の蜂”が強奪した超巨大ヘリ・ビッグBを、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止させ「全国すべての原発の破棄」を要求。8時間後にはヘリの燃料が切れ、「新陽」目がけてヘリが墜落してしまう危機的状況で、緊迫感あふれる攻防が繰り広げられる。ヘリの設計者・湯原を演じる江口さんは、「3.11を経験し原発の恐怖をリアルに感じるいま、エンタテインメントとして息詰まる救出劇が描かれている。非常に面白い作品に仕上がりました」と手応え十分。一方、原発の設計士である三島役の本木さんも、「原作は予言の書だった。ひとつの怪獣映画として、それに対峙する人々のミステリーを描いている」と興奮しきりだった。ほぼ同世代の江口さんと本木さんだが、意外にも共演するのは初めて。江口さんが「同じ設計士という立場で、男同士の“動”のぶつかり合いを意識した」と体を張ったアクションをふり返ると、本木さんは「もう年齢的には無理ですね。今年(の12月)で50歳になりますから」。この発言に、隣に座る綾野さんが「えっ、そうなんですか?」と驚く一幕もあった。その綾野さんは、「念願でした!」と初の“堤組”参加に大喜びで、「とにかく最高の現場。俳優部への信頼も厚く、その場で起こるパワーをとても大事にされる」。一方、『トリック』シリーズで堤監督と長年タッグを組んできた仲間さんは、「本木さんとのとても上質なラブシーンを撮ってくださった。今回、『トリック』の頃のような無茶ブリはありませんでした(笑)」と明かし、堤監督を恐縮させていた。会見では迫力あふれる冒頭13分の本編映像がお披露目され、堤監督は「自分で言うのもなんですが、すごい映画を作っちゃったと思います」と自信のコメント。「テロという現代的な脅威に加えて、親子の物語だと思う」と話していた。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年06月22日菊池亜希子と中島歩主演の映画『グッド・ストライプス』の試写会がアラサー女子約100名を招待して5月20日(水)に開催。上映後には岨手由貴子監督と結婚にまつわる毒舌アドバイスが話題の自称“未婚のプロ”ジェーン・スーによるトークイベントが行われた。自らムック「マッシュ」の編集長を務めるなど女優としてのみならず独特のセンスが同世代の高い支持を集める菊池さんと、朝ドラ「花子とアン」で仲間由紀恵の不倫相手を演じて話題を呼んだ中島さんを主演に迎えた本作。交際4年を経て妊娠をきっかけに結婚することになったカップルが互いの趣味や価値観の相違にいがみ合いつつ、式の準備をする中で互いの存在を認めていくようになるさまを描き出す。現在は既に結婚し、出産を経て子育て中の岨手監督だが、本作の脚本執筆時の4年前は「結婚する予定も彼氏もいない状態」だったそうで「“負け犬”という言葉が流行ったりしていて、世間のプレッシャーだったり結婚のイメージというのは本当にそうなのか?また東京のオシャレなカップルの部屋紹介の番組などを見て『うそつけ!こんなオシャレなわけないだろっ!』と思ったりして、そこへのアンチテーゼから始まった」と明かす。「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」(ポプラ社刊)などの結婚や女子にまつわる著作も高い支持を集めるジェーンさんは、本作、特に主人公の緑(菊池さん)の“低体温”ぶりを称賛。「妊娠して結婚が決まって急に『母たるものこうあるべき!』というふうでもなく、真生(中島さん)に対しても『お父さんになって!』とか『夫たるもの…』と責めたりしないところがいい。いきなりそうなってしまう人の方が、生徒会長になって急にいばり出す人みたいで怖い(笑)。緑が真生に期待しないところが素晴らしい。キラキラしてないところがリアリティをもって突き刺さりました」と語る。なんら覚悟のないままなり行きで結婚が決まった2人を描いているが、世の中の“婚活ブーム”や「頑張らないと結婚できない」という風潮に関して監督は自身の経験を踏まえて「結婚する前は“あっち側”と“こっち側”という線引きがあったけど、渡ってみると地続きだった」と決して結婚がゴールでも特別なものでもないと解説。ジェーンさんは「昔は近所のおばさんとか(結婚の)世話をしてくれた人がいたけど、いまはそのシステムがなくなったというだけ。頑張らなきゃできないのは普通だと思いますよ」と指摘する。さらに「お金がないから結婚できない」という声にはジェーンさんは「日本はすでに成熟社会ですから、親の世代と違い、夫のインカム(収入)をあてにするのは無理!」とピシャリ!監督も「結婚しても離婚するかもしれないし、相手が死ぬ可能性だってある。(お金のために)妥協するよりも自分で稼げるようにした方がいい」とうなずいていた。また、緑と真生のように長く交際しつつも結婚に踏み出せない(相手も結婚を切り出さない)という女性や、独り身の自由を犠牲にしてまで結婚したいと思えないという女性の相談には岨手監督は「(結婚を)“自由と引き換えに”と思うくらい、いまが楽しいなら無理する必要はない」とアドバイス。ジェーンさんは、プロポーズされないという女性に対し自著にも書いた内容として「親しい女友達にしないことは恋人にもしない」という“至言”を送り、会場のアラサー女性たちはふむふむと深くうなずいていた。『グッド・ストライプス』は5月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月21日1995年の原作発表から20年。原発を題材にしたテーマ性やその物語のスケールの大きさから、長年“映像化不可能”と言われた東野圭吾の同名小説を『20世紀少年』シリーズなど様々な作品を手がけてきた堤幸彦監督がメガホンをとり、映像化した映画『天空の蜂』が9月12日(土)より公開となる。史上最悪の原発テロに立ち向かう男たちを描いた本作の、第一弾ビジュアルがこのたび公開となった。最新鋭にして日本最大の超巨大ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという史上最悪の“原発テロ”と、この究極の危機に立ち向かう人々を描いた本作。主演を務める江口洋介は、長年、家族との時間を犠牲にしながらも、自衛隊用の超巨大ヘリ“ビッグB”の開発に取り組んできたヘリコプター設計士・湯原。一方、湯原と同期入社で、日本の発展に寄付するエネルギーと信じ、原子力発電所の設計に携わってきた原発設計士・三島を本木雅弘が演じる。このたび完成した本ビジュアルには、江口さん、本木さんを始め、三島の恋人で事件解決の鍵を握る女性・赤嶺を演じる仲間由紀恵、超巨大ヘリ“ビッグB”を奪う謎の男・雑賀に扮する綾野剛の姿が確認できる。10階建てのビル相当にあたる約34mの超巨大ヘリ“ビッグB”が原子炉へ墜落するまで“タイムリミットは8時間”“原発テロ”という日本消滅の危機から「守り抜けるのか」との問い掛けに、力強い眼差しを向ける湯原と三島。それぞれの大切なものを守り抜こうとする強い決意が伝わってくる。また、衝撃的なメッセージである「標的は原発。」の後には、炎と煙が立ち上る超巨大ヘリ“ビッグB”。その様は事態の深刻さを物語っており、一刻の猶予も許されない緊迫感が感じられる。果たして、彼らはどのような結末を迎えるのか――。本作の公開を楽しみに待ちたい。『天空の蜂』は2015年9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日原作発表から20年、“映像化不可能”と言われてきた東野圭吾の同名小説が、江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛ら実力派俳優たちが集結し実写映画化される『天空の蜂』。史上最悪の原発テロに立ち向かう男たちを描いた本作の、待望の特報映像が解禁された。1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》が突如動き出し、子どもを一人乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した。遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は“天空の蜂”と名乗り、「全国すべての原発の破棄」を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する――。今回解禁された特報は、報道や政府の声が飛び交う中、超巨大ヘリ《ビッグB》が全てを掻き消すように突如現れる、緊迫した場面からスタート。機内の子どもの父親であり《ビッグB》を開発したヘリ設計士・湯原を江口さんが、子どもの救出と日本消滅の危機を止めるべく奔走する原子力発電所の設計士・三島を本木さんが務める。燃料が尽きてヘリが原子炉へ墜落するまでの8時間というタイムリミットに立ち向かう湯原、三島に続いて、三島の恋人で事件解決の鍵を握る女性・赤嶺(仲間由紀恵)、《ビッグB》を奪う謎の男・雑賀(綾野剛)の姿も映し出され、30秒という時間が一瞬に感じられるほどの密度を持った映像となっている。本作の映画化にあたり、原作ファンの間では、現在日本に実在する輸送用ヘリをはるかに越える“日本最大の《ビッグB》がどのように映像化されるのかという点にも注目が集まっており、CG制作作業は1年以上にわたり、いまなお続行中だという。また、不安感や緊張感などを表現するため、“カメラを固定して撮影されたカットが一つもない”という特別な手法で撮影は行われたという。メガホンを取った堤幸彦監督自身も、「様々な作品を作らせていただいていますが、これまでこんなに神経を張りつめた作品はなかなかありませんでした。トップカットからスタッフロールまで全神経を集中させて作りました。私の作品の中ではこういうアプローチはなかったなぁと、自分でもびっくりするような仕上がりになっています」とコメントを寄せ、長年の監督歴の中でもとりわけ手応えを感じた作品となる様子だ。柄本明、國村隼、向井理らの豪華キャストも発表され、ますます盛り上がるクライシス・サスペンス超大作。まずはこちらの特報から“堤組”の本気を感じてみて。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月24日東野圭吾の小説を江口洋介と本木雅弘の出演で映画化する『天空の蜂』の特報映像が公開になった。特報動画本作は、原子力発電所の上に最新鋭のヘリを静止させ、“全国すべての原発の破棄”を行わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する犯人“天空の蜂”と、テロに立ち向かう人々の息つまる攻防を描いたクライム・サスペンス。ジャックされた最新鋭のヘリの設計士・湯原を江口が、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じ、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研らが出演する。このほど公開された映像には江口、本木ら出演者だけでなく、物語の最重要キャラクターともいえる超巨大ヘリ“ビッグB”も登場。映画では全長34メートル、総重量25トンの日本最大級の輸送ヘリを描くべく、内部の巨大セットを建設。CGも駆使して“ビッグB”を描いている。堤監督は「様々な作品を作らせて頂いていますが、これまでこんなに神経を張りつめた作品はなかなかありませんでした。トップカットからスタッフロールまで全神経を集中させて作りました。私の作品の中ではこういうアプローチはなかったなぁと、自分でもびっくりするような仕上がりになっています」とコメント。映画は9月に公開される。『天空の蜂』9月12日(土) 全国ロードショー
2015年03月24日全国各地の城の来城者はここ数年右肩上がりに伸びており、3月27日にせまった"白すぎ城"と噂の姫路城のグランドオープンも注目を集めている。しかし、日本には何百、何千と城があり、なかなか全国の城をまわるのは難しいもの。そこで、「旅や出張のついでに城が見たい! 」というわがままな旅行者のために、東海道新幹線に乗りながら楽しめる城を紹介しよう。車窓から眺める名城めぐりなんてなかなかツウな旅路! とは言え、一瞬で通り過ぎる城も少なくないので、相応の集中力をもって挑んでいただきたい。なお、城によっては見える方向が違うので、往路はA席・復路はE席などと方向を変えて楽しむといいだろう。まずは東京駅~浜松駅までの間に楽しめる城から。○発車数秒後に現われる「江戸城」旅の醍醐味である駅弁やビールを買って、東京駅から東海道新幹線に乗車。席について、「さあ駅弁を食べよう! 」なんて余裕は車窓からの城旅にはない。発車してわずか数十秒で、「江戸城」が見えるからだ。江戸時代の徳川将軍家の居城であり、現在は天皇家が住まう皇居なので、知らない人はいないだろう。見える側は東京駅→新大阪駅の進行方向に向かって右側(E席側)。城跡の前には片側3車線の大通りが現れ、その通りの先に白い櫓がそびえている。これは伏見櫓と呼ばれる皇居宮殿の入り口に建つ建物で、分かりにくいがその手前には、江戸城一の撮影スポットである二重橋も見える。発車して間もなくなのでそれほどスピードも出ておらず、注意していれば見逃すことはないだろう。○「小田原城」は3回チャンスあり!品川駅を過ぎ、新横浜駅を過ぎ、ちょうど駅弁も食べ終わる頃(東京駅から30分程度)に出現するのが「小田原城」。天下統一を目前にした豊臣秀吉による小田原城攻めは、歴史の時間に習ったはず。江戸時代、徳川家康の家臣によって小田原城は大改修され、石垣や天守のある城に生まれ変わった。現在建つ天守閣は、この江戸時代の天守を模したである。城は大阪駅への進行方向に向かって左側(A席側)、先ほどの江戸城とは反対側だ。小田原駅は新幹線「こだま」しか止まらないが、この小田原駅を通過する前後に城が見える。小田原駅に入る前にはビルの谷間から天守閣が見え、小田原駅通過直後にはトンネルに入る数秒の間に大きく全体像が出現する。さらに、トンネル通過後には左後方に確認することができるので、前述2カ所で見逃した人は窓ガラスにかぶりつこう。○立派な"ウソ城"「熱海城」小田原駅の次の熱海駅を過ぎた直後には、左側(A席側)の丘陵上に立派な天守閣が現れる。こちらは「熱海城」なのだが、実はこの城は真っ赤なウソ城。「北条氏が水軍の本拠地として築城を計画したものの、ついに完成しなかった」という都市伝説のような伝承をもとに戦後築かれたそう。どっしりと構えるその姿はなかなか凛々(りり)しいものがあるのだが……。東京駅を出発してここまで3城紹介したが、集中して車窓からの景色を眺めていると、わずか3城だけでも結構疲労が出てくるはず。疲れた人はしばしブレイク。進行方向の右側(E席側)には静岡名物の茶畑、そして日本人の心の故郷・富士山が登場し、旅路にはやる想いを慰撫(いぶ)してくれる。○仲間由紀恵ゆかりの「掛川城」静岡駅を過ぎたら、次の城に備えよう。静岡駅を過ぎて約15分程度で掛川駅を通過するが、その掛川駅の前後、右側(E席側)に見えるのが「掛川城」だ。掛川城は織田信長や秀吉の家臣であった山内一豊が関ヶ原の戦い前に居城とした城。そう言われてピンとこない人も、NHK大河ドラマ『功名が辻』で仲間由紀恵さんが演じた千代の夫と言えば、思い出す方もいるのではないだろうか(ちなみに山内一豊役は上川隆也氏)。千代は一武将にすぎなかった一豊を献身的に支え、内助の功で夫を大名へと出世させる。そんな一豊の居城だったことから、掛川城は"出世城"の異名を持っている。小高い丘の上に建つ掛川城の天守は、新幹線からでもはっきり見える。周りに遮るような高い建物は多くないので、意識していれば見逃すことはないだろう。この天守は1994年に再建された、日本初の木造復元天守である。○一瞬見える"出世城"「浜松城」「こだま」では掛川駅の次の停車駅は浜松駅である。この浜松駅を通過した直後に見えるのが「浜松城」だ。浜松城は江戸城に移る前に長く家康の居城だった城。さらに江戸時代に入ると、天保の改革を実行した老中・水野忠邦など、浜松城主から幕府の重役に出世した例が数多くあり、掛川城と同じく"出世城"として当時から貴ばれてきた。サラリーマンであればぜひとも拝んでおきたい城だが、この浜松城の復元天守が見えるのはほんの一瞬、わずかに現れるだけなのだ。見えるのは掛川城と同じく右側(E席側)。浜松駅を過ぎたら凝視して、マンションの狭間に見える緑の丘陵を探そう。天守が見えている間に3回願いごとを言えたら、その願いがかなうとかかなわないとか……。続いては名古屋駅~新大阪駅。この区間では、名古屋城や彦根城などが拝める。引き続き、城をお見逃しなく!(文・かみゆ歴史編集部 滝沢弘康)○筆者プロフィール: かみゆ歴史編集部歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史全般、世界史、美術・アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『日本の山城100名城』(洋泉社)、『これが皇居です』(宝島社)、『一度は行きたい日本の美城』(学研パブリッシング)、『日本史1000城』(世界文化社)、『廃城をゆく』シリーズ、『国分寺を歩く』(ともにイカロス出版)、『日本の銅像完全名鑑』(廣済堂出版)、『新版 大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)など多数。また、トークショーや城ツアーを行うお城プロジェクト「城フェス」を共催。「かみゆ」「城フェス」
2015年03月19日東野圭吾原作を基に江口洋介と本木雅弘を主演に迎えて映画化する『天空の蜂』。このほど、本作の公開日が9月12日(土)に決定し、江口さんと本木さんの鋭い視線が向けられたイメージカットが公開された。日本最大の超巨大ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという史上最悪の“原発テロ”と、この究極の危機に立ち向かう人々の8時間のドラマを描いた本作。原発を題材にしたテーマ性やその物語のスケールの大きさから、長年映像化不可能と言われ続けてきた作品に挑むのは、「トリック」や「SPEC」シリーズ、5月に公開を控える『イニシエーション・ラブ』など話題作を手掛けてきた堤幸彦監督。キャストには、長年、家族との時間を犠牲にしながらも、自衛隊用の超巨大ヘリ“ビッグB”の開発に取り組んできたヘリコプター設計士・湯原を江口さん。一方、湯原と同期入社で、日本の発展に寄与するエネルギーと信じ、原子力発電所の設計に携わってきた原発設計士・三島役に本木さん。そのほか仲間由紀恵を始め、堤組初挑戦となる綾野剛、柄本明、國村隼、向井理ら豪華キャストが集結している。公開されたビジュアルでは、立場は違いながらも、同じ技術者であり、普通の父親でもある2人が“原発テロ”に立ち向かおうとする、鋭い視線の中に表れている。緊張感漂う青いトーンには、日本の未来のためにと作り上げてきたヘリと原発がテロに使われ、人類が危険にさらされることになってしまったことへの、生みの親としての憂いや葛藤が浮かび上がる。現在の日本が抱える様々な問題について、直視することを避けてきた我々に問いをなげかける本作。“原発テロ”という前例のない題材がどのように描かれるのか?期待が高まる。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月13日東野圭吾の小説を江口洋介と本木雅弘の出演で映画化する『天空の蜂』の公開日が9月12日(土)に決定し、イメージ画像が公開になった。本作は、原子力発電所の上に最新鋭のヘリを静止させ、“全国すべての原発の破棄”を行わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する犯人“天空の蜂”と、テロに立ち向かう人々の息つまる攻防を描いたクライム・サスペンス。ジャックされた最新鋭のヘリの設計士・湯原を江口が、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じ、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研らが出演する。このほど公開されたイメージ画像は、ふたりの設計士の背後にヘリが浮かんでいるもので、この巨大ヘリが一体どんな動きを見せるのか? ふたりがどのような手段でこのヘリを止めるのか気になるところだ。『天空の蜂』9月12日(土) 全国ロードショー
2015年03月13日江口洋介と本木雅弘が出演する大作映画『天空の蜂』に、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研らが出演することが発表になった。本作は東野圭吾の小説を堤幸彦監督で映画化するもので、今秋に公開を予定している。その他の写真本作は、原子力発電所の上に最新鋭のヘリを静止させ、“全国すべての原発の破棄”を行わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する犯人“天空の蜂”と、テロに立ち向かう人々の息つまる攻防を描いたクライム・サスペンス。ジャックされた最新鋭のヘリの設計士・湯原を江口が、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じる。仲間は三島の恋人の赤嶺を演じるが「『トリック』シリーズが完結して少し寂しく思っていたところ、また堤監督とお仕事をご一緒することができて大変嬉しかったです。今回は、スケールの大きな社会派の作品だったので、堤組とはいえまったく雰囲気も違い、初共演の方が多かったこともあり、改めて新鮮な気持ちで作品に取り組めました」と撮影を振り返り、巨大ヘリを奪った謎の男・雑賀を演じる綾野は「堤組、スタッフ、キャストの皆様と共に、真摯に受け止め、取り組まさせて頂きました。刻々と迫っている。もう眼を背けてはいけない。不確かな今を、確かな未来へ紡ぐ為に。わたしは天空の蜂を生きて、わたしを体感したのかもしれない」とコメントを寄せている。撮影はすでに終了しており、現在、ポストプロダクション中。今秋に松竹の配給で全国公開される。『天空の蜂』2015年 秋 全国ロードショー
2015年02月23日女優の仲間由紀恵が、堤幸彦監督の映画『天空の蜂』(2015年秋公開)に出演することが23日、明らかになった。本作は、作家・東野圭吾が1995年に発表した同名小説(講談社文庫)を原作に、『トリック』シリーズなどで知られる堤幸彦監督が手掛けるクライシスサスペンス作品。ハイジャックされた最新鋭のヘリコプター"ビッグB"を原子力発電所の真上に静止させるという史上最悪の原発テロと、その危機に立ち向かう人々の8時間のドラマが描かれる。ヘリ設計士・湯原役の江口洋介、原発設計士・三島役の本木雅弘に加え、新たなキャストが発表。三島の恋人で事件解決を握る女・赤嶺を、提監督が全幅の信頼を寄せる仲間が演じる。制作サイドは、「主要キャラクターのほとんどが男性となる物語の中で、限定された登場シーンで圧倒的な存在感を発揮する女優を考えたとき、堤監督と15年以上も仕事を続けている仲間さんの顔がすぐに浮かびました」と起用理由を明かす。今回の出演オファーに仲間は、「『トリック』シリーズが完結して少し寂しく思っていたところ、また堤監督とお仕事をご一緒することができて大変嬉しかったです」と感激。「スケールの大きな社会派の作品だったので、堤組とはいえまったく雰囲気も違い、初共演の方が多かったこともあり、改めて新鮮な気持ちで作品に取り組めました」と語り、「私の役は、過去に心に傷を背負った役だったので、原作を元に1シーン1シーン役作りはもちろんのこと、髪型や服装・メイクまで監督と話し合いながら撮影しました」と振り返った。また、巨大ヘリ"ビッグB"を奪う謎の男・雑賀役に提組初参加となる綾野剛。犯人を追う地元のベテラン刑事・室伏役を柄本明、原発「新陽」の所長・中塚役を國村隼、原子炉核燃料開発事業団「炉燃」理事長役を石橋蓮司、警視庁長官役を竹中直人、東日本大震災で救助活動に向かう自衛隊員役を向井理、福井県警・警備部長役を佐藤二朗、福井県消防本部の特殊災害課長役を光石研、室伏の部下役を落合モトキ、航空自衛隊のヘリ操縦士役をやべきょうすけが演じる。そのほか手塚とおる、永瀬匡、石橋けい、カゴシマジロー、松島花、前川泰之、松田悟志、森岡豊の出演も決定している。
2015年02月23日「ガリレオ」「麒麟の翼」といった映像化作品を数多く有し、稀代のヒットメーカーとして知られる作家・東野圭吾が1995年に発表した同名原作を、『悼む人』『20世紀少年』シリーズなどの堤幸彦監督が映画化する『天空の蜂』。このほど、先に発表されていた江口洋介、本木雅弘に加え、堤監督が全幅の信頼を置く最旬女優・仲間由紀恵、堤組初挑戦となる綾野剛ほか、柄本明、國村隼、さらに向井理ら新たな豪華キャストが決定。彼らが演じる劇中キャラクターのビジュアルが解禁となった。原作は、最新鋭にして日本最大の超巨大ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという史上最悪の“原発テロ”と、この究極の危機に立ち向かう人々の8時間のドラマを描いた東野圭吾によるロングセラー小説。20年前に書かれたものとは思えないほど、東日本大震災後の現在の日本を予見しているかのような内容が描かれており、そのテーマ性やスケールの大きさから、長年、映像化不可能といわれてきた。そんな原作を、日本を代表する映像のヒットメーカーである堤監督がメガホンを取り、映画化。テロリストに奪われる巨大ヘリ“ビッグB”の設計士で、ヘリ墜落を阻止すべく奔走する湯原役に江口さん、湯原と同期でテロリストに狙われる原発「新陽」の設計士である三島役を本木さんが演じている。仲間さんが演じるのは、本木さん演じる三島の恋人で、事件解決のカギを握る女性・赤嶺役。また、綾野さんは巨大ヘリ“ビッグB”を奪う謎の男に扮し、ふたりは使命と思惑を秘めながら事件と関わっていく男女に、迫真の演技で挑んでいく。さらに、犯人を追う地元刑事・室伏役を柄本さん、事件現場を統括する発電所所長・中塚を國村さんと両ベテランが演じるほか、竹中直人、石橋蓮司、佐藤二朗、光石研、落合モトキ、やべきょうすけら、ひとクセのある実力派俳優が集結。向井さんは、原作には登場しないオリジナルシーンの中で、2011年3月、東日本大震災後の日本で救助活動に赴く自衛隊員を演じるという。今回、明るくポジティブな雰囲気とは正反対の、秘密と決意を秘めた難しいキャラクターで、数少ない女性キャストとなった仲間さん。「『トリック』シリーズが完結して少し寂しく思っていたところ、また堤監督とお仕事をご一緒することができて大変嬉しかったです」とコメント。『トリック』とはまったくタイプの異なる、壮大なスケールの社会派作品であり、初共演の面々が多かったことから、「改めて新鮮な気持ちで作品に取り組めました」と言う。「私の役は、過去に心に傷を背負った役だったので、原作を元に1シーン1シーン役作りはもちろんのこと、髪型や服装・メイクまで監督と話し合いながら撮影しました。観終わった後に必ず心に何かが残る作品になると思います」と、その手応えを言葉に込める仲間さん。製作陣も「限定された登場シーンで圧倒的な存在感を発揮する女優を考えたとき、堤監督と15年以上も仕事を続けている仲間さんの顔がすぐに浮かびました」と明かす。また、製作陣の意見が一致し、脚本完成と同時に即オファーしたという綾野さんは、影を背負った寡黙な実行犯というキャラクターに。「綾野さんが醸し出す研ぎ澄まされた空気感によって、見事な犯人が出現しました。去年の夏、数日間という極度に限定された撮影環境のなか、芝居と殺陣をあっという間にモノにしていく様に、スタッフの驚嘆と賞賛が入り混じる現場でした」と絶賛を受けている。「刻々と迫っている。もう眼を背けてはいけない。不確かないまを、確かな未来へ紡ぐために。わたしは天空の蜂を生きて、わたしを体感したのかもしれない」とコメントした綾野さんは、初めての堤監督作品に、「真摯に受け止め、取り組まさせていただきました」とふり返っている。原作とは異なる、映画オリジナルの新たな展開が描かれていくという本作。豪華なキャスト陣が織りなす究極のクライシス・サスペンスに期待が高まる。『天空の蜂』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月23日モチベーションの高さは、仕事の出来にも直結するもの。モチベーションが高ければ、能力以上のものを発揮することもあるだろう。だが、一方で仲間や部下の"モチベーション"をどうしたらあげることができるのかを悩んでいる人も多いのも事実。そこで今回は、マイナビニュース300名に"モチベーション"に関するアンケートを実施した。マイナビニュースが2014年12月に読者300人を対象に行ったアンケートによると、職場や家庭などで誰かのマネジメントをしたり相談に乗ったことがあると回答した人は、「よくある」(5%)、「たまにある」(17%)を合わせて約2割。その相手として多かったのは「職場(部下・後輩)」が31.8%で、以下「友人」(21.2%)、「職場(同僚」(15.2%)、「家庭(配偶者)」(13・6%)の順に続いた。また、経験者の63.6%が「その際、悩みに思うこと、難しいと思うことがある」と回答。具体的には「自分の思いがうまく伝わらない」が61.9%で最多を占め、「相手のモチベーションが上がらない」も42.9%と多かった。さらに、どのような場面においてそうした悩みを感じるかを具体的に訊ねた質問では次のような回答が挙がった。■自分にできることは相手にもできるという思い込みで相談に乗ってしまうとき(ソフトウェア/事務系専門職)■部下が頑固なとき。もっとこうして欲しいのにと思う(情報・IT/経営・コンサルタント系)■半年に一度の自己評価面談で、部下に評価を伝えるのが辛い(電機/技術職)■自分が経験したことない経験に対しての相談(その他/事務系専門職)■自分のことで精一杯になってる人に自分の言葉を伝えるのは難しい(建設・土木/事務系専門職)■自分の主張ばかりで、こちらの話が受け入れられないとき(医療・福祉/専門職)一方、相手のモチベーションを上げるために行っていることがあると回答した人は27.3%。具体的に寄せられた回答には以下のようなものがあった。■自分も下げて話しをする(情報・IT/営業職)■相手の言ったことを頭ごなしに否定しないようにする(情報・IT/販売職・サービス系)■前向きな解決法を提示する(団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■やってくれたことに対して感謝の意をきちんと言葉にして伝える(ソフトウェア/事務系専門職)■小さなことでも評価して、みんなの役に立っているということを伝える(機械・精密機器/営業職)■まずは話を聞いてあげること、話を聞いてもらうと自然に答えが出たりする場合もあるので、聞いて問題点をクリアにしてあげる(情報・IT/技術職)■小さいことでも褒める。一緒に喜ぶ(その他/事務系専門職)■食事会などの息抜き(学校・教育関連/事務系専門職)今回のアンケート結果を受け、心理・コミュニケーション、経営、教育領域から科学的アプローチに基づいた“やる気=モチベーション”の研究を推進している、東京未来大学・モチベーション行動科学部長の角山剛教授にモチベーション・マネジメントにおける、他者へのアドバイスやモチベーションを上げさせるためのポイントを訊ねた。──モチベーション・マネジメントにおいて、人にアドバイスをする際に重視すべきポイントはなんでしょうか。自分の中での理解と相手の中での理解との完全な一致は難しいです。「自分のほうが正しい。伝わらないのは相手の理解不足」と相手に不満を持ちがちですが、そうなるといわゆる“上から目線”になりがちで、ますます思いは伝わらなくなってしまいます。基本は相手に寄り添う気持ちです。まずは相手の言葉に耳を傾けること、そして相手と同じ視点に立ち、同じ枠組みで考えてみることで、相手の思いを掬い取ることが大切です。──職場、家庭、友人関係それぞれの場面におけるモチベーション・マネジメントにおいて大切なことはなんでしょうか。同僚・部下・後輩など職場においては、まずは説明し、相手からの納得を得ること。どんなによく見える目標であっても、自分が納得しなければ実行への意欲は湧かないものです。それとは反対に、納得して受け入れることができれば、外部から与えられた目標であっても実行へのモチベーションは強まります。配偶者・子どもといった家庭内においては、指示やアドバイスが“命令”や“強制”になっていないかを省みましょう。自分の考えや価値観を一方的に押し付けようとしても、相手は納得しないし動きません。相手がなぜそう考えるのかを相手の立場に立って理解することが必要です。友人関係においては、どんなに親しい間柄でもコミュニケーションのズレは必ず起こるものです。相手のモチベーションが上がらないのは、相手に原因があるのではなく、自分の側に原因があるのかもしれません。どうすれば相手とのズレを解消できるのか、一度自分自身を振り返ってみることも有効です。ただし、職場の同僚や部下、後輩であっても、どのような相手か、どのような状況かによってアドバイスは千差万別です。ゆえに、どのような場面においても大切なことは、相手との信頼関係を築くことができているかどうかということです。厳しい言葉であっても、信頼関係ができていれば「あの人が言うのならしょうがない」と相手の耳にも届きます。けれども、信頼関係がなければどのような良いアドバイスであっても相手の耳には届きにくい。納得のいかない指示では“やらされ感”が先に立ってしまい、実行への意欲は湧いてきません。──モチベーション・マネジメントの観点から見て“ほめる”という方法は有効なのでしょうか。ほめるというのは、相手の長所や良いところを認めてポジティブに評価するということです。ほめられて嫌な気持ちになる人はまずいないでしょう。ただし、“見え透いた”“歯の浮くような”ほめ言葉は逆効果で、かえって相手の感情を害してしまうこともあります。しかし、長所を評価するという視点に立てば、嫌な相手であってもその相手の長所を見つけて認めることも、モチベーション・マネジメントにつながります。どんな小さなことでもよいので、それを認め、言葉にして評価することは、相手との関係の改善にもつながります。──“モチベーション行動科学”とはどのような学問でしょうか。例えば、円滑な対人関係を築くためにはコミュニケーションの促進が重要ですが、コミュニケーションと一口に言っても、その対象は大変広いです。視線や表情、しぐさなど、言葉によらないコミュニケーションもあれば、コミュニケーションのズレはなぜ起こるのか、私たちが他者を判断するときに陥りがちな心理的な錯誤にはどのようなものがあるかなどは、モチベーション行動科学の基本的な学びとなります。コミュニケーション・スキルをアップするための具体的な実践もその1つです。心理学分野からのリーダーシップやモチベーションに関する科学的な探究、経営学や教育学分野からの実践的なアプローチもモチベーション行動科学に含まれます。人それぞれに個別の事情や感情も千差万別な人間。それゆえに人と人とが関わる人間関係もより複雑で難しいものである。その上、他人のモチベーションのマネージメントを行うことは、誰しも容易なことではないが、そうした事象に体系的に取り組むのが“モチベーション行動科学”。理想的なアドバイスにより、周囲から頼られる存在となるために、心理学をはじめ、経営学や教育学など多角的な視点から解決を試みる学問に注目してみたい。調査時期:2014/12/08~2014/12/09調査対象:マイナビニュース会員調査数: 300名調査方法:インターネットログイン式アンケート
2015年01月19日北陸新幹線開通(JR西日本)が2か月後に迫った1月14日(水)、東京駅に隣接する東京ステーションホテルにてCM発表会が開催され、CM曲「北陸ロマン」を制作した谷村新司とCMに出演し、谷村さんと共にデュエットで同曲を歌っている仲間由紀恵が出席した。北陸新幹線は3月14日(土)に金沢・富山-東京間で開業。これに合わせて谷村さんが「北陸ロマン」を手掛け、“プレミアムデュエットバージョン”という形で、CMに使用されるバージョンでは2人の競演が実現した。CMは石川県の金沢駅、鼓門・近江町市場、福井県の芦原温泉、富山県の富山湾鮨の店などで撮影され仲間さんが北陸の魅力に触れる様子が描かれる。仲間さんは改めて北陸について「素敵なところがたくさんあります。日本海がすぐそこで、山もあり自然豊かで景色も素晴らしい。海の幸、山の幸もたくさんあるし観光地も数多くあります。ぜひ新幹線で行っていただければ」とアピール。CMでは寿司をおいしそうに頬張るシーンがあるが「またゆっくり食べに行きたい」とニッコリ。温泉での撮影も「癒されました」と笑顔を見せた。谷村さんは40年来、ツアーなどで北陸に行き続けているそうで「あの辺はいい湯がいっぱいあって大好きで通ってます」とうなずく。楽曲では「日本海」がテーマとなっているが、この点について谷村さんは「思い詰めている感じではなく、ポップに日本海を表現したかった」と語る。「(福井、富山、石川の)3県の知事さんとお話をして良さをおうかがいできて、全てを歌詞に盛り込みたかったけど、膨大になってしまうので(笑)、共通するもので印象的なものとして日本海があった。日本海に沈む夕日はどこで見るよりも大きいんです」と語った。また、谷村さんは「長女が仲間さんと同じ年頃なんですが『大人になると日本海の良さが沁みてくる』と言っていた」と娘さんの言葉からも歌詞の着想を得たという。仲間さんとのデュエットの収録は忙しい合間を縫ってクリスマスイブに行なわれたそうだが「親子のような気持ちでした」と微笑んだ。仲間さんは収録について「ずっと緊張していました。でもスタジオに入る前から(谷村さんは)優しくて、本当に親子のように温かく迎えてくださいました」と語り、楽曲についても「聴いてて前に行きたくなるようなワクワクする曲です」と印象を口にした。最後に仲間さんは「魅力的な場所がたくさんあって、まだまだ見足りないです」と語り、新幹線開通を待っての北陸再訪を誓っていた。北陸新幹線の新CMは1月20日(火)よりオンエア開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月14日「梅ちゃん先生」「あまちゃん」「ごちそうさん」を超え、朝ドラ枠では過去10年で最高の記録となったNHK連続テレビ小説「花子とアン」。そんな本作が今回、「第65回NHK紅白歌合戦」のスペシャル企画として「花子とアン」特別編が放送されることが明らかになった。「赤毛のアン」の日本語翻訳者である村岡花子の半生を原案として描かれた本作。主演の吉高由里子を始め、仲間由紀恵、鈴木亮平、吉田鋼太郎、高梨臨、窪田正孝、賀来賢人と最旬俳優陣が集結した。初回から最終回までで平均視聴率が22,6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)という驚異の記録を打ち立てた本作。脚本は中園ミホによる特別書き下ろし。俳優陣は主要キャストが勢揃いし、制作陣も「花子とアン」制作チームが全面協力するという。企画内容の詳細はまだ不明だが、白鳥かをる子を演じる「ハリセンボン」近藤春菜は、「中園先生には、『是非白鳥かをる子が輝くような特別編を』と伝えました(笑)。かをる子の意外な一面をお楽しみ頂ければと存じます」と今回の特別編に並々ならぬ気合で臨んでいるという。その中園さんは、「紅白の中で『花子とアン』がどう蘇るのか私もいまから楽しみにしています。かをる子の意外な一面がどこまで引き出せるか分かりませんが、ご期待ください(笑) 」とコメント。大ブームを巻き起こした国民的ドラマが、紅白で装いも新たにいったいどう蘇るのか注目だ。「第65回 NHK紅白歌合戦」は12月31日(水)19:15~NHK総合・ラジオ第1にて放送。※20:55~21:00 は中断ニュース。(text:cinemacafe.net)
2014年12月24日今年の大晦日12月31日(水)に行われる「第65回 NHK紅白歌合戦」のゲスト審査員が発表され、2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」で主演を務める井上真央や、今年の朝ドラ「花子とアン」に出演した仲間由紀恵、さらにタモリや黒柳徹子ら豪華9名の参加が明らかとなった。“歌おう おおみそかは全員参加で!”をテーマに掲げる今年の「紅白歌合戦」。司会には、5年連続で白組の司会となる「嵐」、紅組は「花子とアン」で主演を務めた吉高由里子が務める。目玉としては、「嵐」と「妖怪ウォッチ」がコラボレーションを果たすドリーム・ステージや、“電撃復帰”が囁かれる中森明菜の出演といったところだろうか。今回、発表された9名のゲスト審査員は以下の通り。■ゲスト審査員 (~五十音順~)・阿部寛 (俳優)・井上真央 (俳優)・尾上松也 (歌舞伎俳優)・黒柳徹子 (タレント)・タモリ (タレント)・中園ミホ (脚本家)・仲間由紀恵(俳優)・蜷川実花 (写真家・映画監督)・山中伸弥 (京都大学 iPS細胞研究所所長2012年ノーベル生理学医学賞受賞)タモリさんや黒柳さんといった大物たちの中、井上さんや尾上さんら若手たちがどんな掛け合いを見せてくれるのか、さらにノーベル賞学者の山中さんのコメントにも期待したい。「第65回 NHK紅白歌合戦」は12月31日(水)19:15~NHK総合・ラジオ第1にて放送。※20:55~21:00 は中断ニュース。(text:cinemacafe.net)
2014年12月24日「第56回輝く!日本レコード大賞」で総合司会を務める仲間由紀恵とTBSの安住紳一郎アナウンサーが12月18日(木)に記者会見を行なった。56回目を迎える今年は優秀作品賞に「サザンオールスターズ」、「ゆず」、「AKB48」、「三代目J Soul Brothers」、「SEKAI NO OWARI」、きゃりーぱみゅぱみゅ、「AAA」などベテランから若手まで多彩な顔ぶれが並ぶ。仲間さんと共に会見場に現れた安住アナは冒頭から「こうしてると田中哲司さんになった気分です」と今年、仲間さんが俳優の田中哲司との入籍を発表したことを踏まえていきなりジャブ!仲間さんは「安住さんは『(司会を)楽しみたい』と仰ってますが、私は最後まで緊張感を持って臨みたいと思います(笑)」と切り返す。楽しみにしているアーティストに話が及ぶと仲間さんは「(優秀作品賞の)10組の方はどなたが大賞を獲ってもおかしくない方ばかり。『AKB48』が今年もというのも期待しますし、『三代目J Soul Brothers』が初のという期待もあります。『サザンオールスターズ』は(『TSUNAMI』以来)14年ぶり…どなたが獲ってもいいなと思いますし楽しみです」と語る。安住アナは「きゃりーぱみゅぱみゅさんに『SEKAI NO OWARI』さん、この2組も注目です!」ときゃりーとセカオワのFukaseが交際中ということを念頭に(?)、言及し、すぐさま仲間さんが「大賞を獲るかという意味で(笑)」とフォローする一幕も。さらに安住アナは、仲間さんがNHKの紅白歌合戦で過去4回司会を務めていることに触れつつ、今年、仲間さんが出演した連続テレビ小説「花子とアン」主演の吉高由里子が紅白で司会を務めることも踏まえて「吉高さんと“向こう”の道をというのも当然あったはず。そういう中でレコ大に…」とも。仲間さんは「私の方こそ呼んでいただいて光栄です」と笑顔でレコ大の初司会の喜びを口にしていた。「第56回 輝く!日本レコード大賞」は12月30日(火)17:30よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月18日11月21日(金)早朝、「結婚したい男性芸能人」のNO.1、向井理(32才)がかねてから交際していた女優の国仲涼子と来月結婚することを発表。11月19日(水)には、西島秀俊(43才)が16才年下の一般人女性との結婚を発表と、今週、2大イケメン俳優の突然のニュースが、日本中のあらゆる世代の女子の間を駆け巡っている。ふと気づけば、西島さんを始め、朝ドラ「マッサン」で名脇役ぶりを見せている堤真一(50才)や、「リーガルハイスペシャル」がまもなく放送される堺雅人(41才)や大森南朋(42才)ら、独身貴族と思っていた人気俳優たちは既婚者ばかり。向井さんが出演する「信長協奏曲」の主演・小栗旬(31才)も、今年は山田優との間に第1子が誕生しており、いまではすっかりパパの顔だ。ハリウッド俳優でも、先週末、渾身の最新作『フューリー』を引っさげ来日したブラッド・ピット(50才)はアンジェリーナ・ジョリーと結婚式を挙げたばかりで、左手の薬指にはしっかりと指輪がキラリ。また、ハリウッド随一のモテ俳優としてならしたジョージ・クルーニー(53才)は才色兼備の弁護士とついにゴールイン。週初めからニュースを振りまいていたジョニー・デップ(51才)も『パワー・ゲーム』のアンバー・ハードと婚約中と、ホットな話題が続いている。続々と結婚を決め、“身を固める”人気俳優たち。残された“独身貴族”の砦となるのは、いったい誰なのだろうか!?ストイックな主人公がハマり役となった「MOZU」の映画化も決まったばかりの西島さん。『小野寺の弟・小野寺の姉』や「信長協奏曲」での好演が光る向井さん。絶好調の「マッサン」に加え、2015年には主演作『神様はバリにいる』、大泉洋主演の『駆込み女と駆出し男』、是枝裕和監督の『海街diary』の公開も控えている堤さん。2016年の大河ドラマ「真田丸」では主役を張り、『ベイマックス』日本語版で声の出演を務めた妻・菅野美穂と仲睦まじそうな堺さん。さらに、「花子とアン」の“蓮サマ”仲間由紀恵をリアルに射止めた田中哲司(48才)、『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』にまさかの参戦を果たしている伊藤英明(39才)など、数え上げれば切りがない、かつての“独身俳優”たち。これからまず気になるのは、西島さんと並び、日本のモテ俳優にして大物独身貴族のひとりであった福山雅治(45才)。『るろうに剣心 伝説の最期編』での好演も記憶に新しく、年末恒例の大規模ライブを控えている福山さんは、うわさになった女優は数知れず。秋ドラマ「ママとパパが生きる理由。」で乳がんになってしまうママを演じた吹石一恵の名前も挙がっていた。もし、福山さんまでも結婚!となれば、またもや日本がひっくり返りそうな大きな悲鳴が響き渡るに違いない。そして、子煩悩なパパ役もしっくりくる佐々木蔵之介(46才)も、よく名前が挙げられるひとり。西島さんの結婚報道の後には「あとは佐々木さんに託すしかない」といった声も飛び出したほどだが、宮部みゆきのミステリー巨編を2部作で映画化した『ソロモンの偽証』では校内裁判を起こす娘・藤野涼子に戸惑うことになる父親に。さらに永作博美と10年ぶりに夫婦役を演じる『夫婦フーフー日記』と、2015年も劇中では“夫”を演じることになる。40代では、韓国映画『自由が丘で』など海外でも活躍し『海街diary』への参加が発表されたばかりの加瀬亮(40才)も、女優の市川実日子とはすでに事実婚状態といわれている。バカリズムが脚本を手掛けたドラマ「素敵な選TAXI」が好評で、意外なハマり役をゲットした竹野内豊(43才)や、2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」に出演するバツイチの大沢たかお(46才)も気になるところだ。また、実写版『進撃の巨人』で、大方の予想をよそにリヴァイ兵長ならぬ新キャラ“シキシマ”として発表された長谷川博己(37才)も、かつて共演した鈴木京香とのうわさが。『海月姫』では大変身した“オタク女子”の能年玲奈にひと目惚れしてしまうのだが…。そのほか、右肩上がりで視聴率を伸ばす「きょうは会社休みます。」で綾瀬はるか演じる“こじらせ女子”と福士蒼汰演じる年下男子の間に割って入る玉木宏(34才)などにも“結婚秒読み”と言われる交際報道は相次いでいる。さらに、「TEAM NACS」で唯一の独身・戸次重幸(41才)は、先日出演したドロドロの不倫ドラマ「エンドレスアフェア~終わりなき情事~」で、結婚はもうこりごりといったような発言も!?ハリウッドでは、次にくる大物はレオナルド・ディカプリオ(40才)か!?もしくはトム・クルーズ(52才)の再々婚か!?気になるけれども実現してほしくはない(?)人気俳優たちのゴールインに、今後も注目は高まるばかりだ。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日年末恒例の音楽番組「日本レコード大賞」。第56回となる今年は、総合司会に仲間由紀恵、TBSアナウンサーの安住紳一郎が務めることが発表された。仲間さんは今回が初の「レコード大賞」総合司会、安住アナは3年連続3度目となる。12月30日(火)に東京・新国立劇場から生放送される今年の「レコード大賞」。初の総合司会を務める仲間さんは、今年4月から放送されたNHK連続テレビ小説「花子とアン」でも、吉高由里子演じる主人公の親友・葉山蓮子役の好演も記憶に新しいが、TBSでは現在放送中のドラマ「SAKURA~事件を聞く女~」(毎週月曜20時~)でも、究極の“聞き上手”な極秘潜入捜査官を熱演し話題を集め、2015年には舞台「放浪記」の主演も決定している。さらに、今年9月には俳優の田中哲司との結婚を発表するなど今年、公私共に注目を集めた女優といえる。そんな仲間さんは今回の大抜擢に「初めてのレコード大賞の司会のお話を頂き、大変光栄に思っております。と、同時に今から緊張しております。安住さんとは司会では初めて共演させて頂きますが、安心ですしとても楽しみです。年末を締めくくる音楽の大イベントを盛り上げられますよう、一生懸命頑張りたいと思います」と意気込みを寄せている。出演アーティストはまだ発表されていないが、近日、各賞受賞者が決まり発表される予定のよう。果たして、今年はどんなアーティストが栄冠に輝くのか?「第56回輝く!日本レコード大賞」は12月30日(火)に生放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月17日現代女子から絶大な人気を誇るモデル・女優の菊池亜希子と、連続テレビ小説「花子とアン」で注目を浴びた中島歩が、別れの危機を迎えそうなマンネリカップルとなり、新時代の結婚観をリアルに描くラブストーリー『グッド・ストライプス』で共演、2015年初夏に公開されることが明らかとなった。いつも白けた態度の萬谷緑(菊池亜希子)、優柔不断でネットサーフィンばかりしている南澤真生(中島歩)は、ともに28歳、4年間交際しているマンネリ状態のカップル。お互い別れを考えていた矢先、緑の妊娠が発覚。行き掛り上、結婚を決意するものの、生まれも育ちも、物事へのこだわりも異なる2人は何をするにしても揉めてばかり。それでも準備を進めていく中、知ることのなかった相手の“ルーツ”を辿ることになり…。少子化、非正規雇用などの不安要素や、また“男女の友情”が成立していることも遠因のひとつといわれている、昨今の婚姻率の減少。妊娠を契機に結婚へと踏み切る、いわゆる“おめでた婚”カップルも増えている現代の結婚事情に、大胆にもスポットを当てた本作は、予期せぬ妊娠で結婚することになった男女が、それまで知らなかった相手の小さな歴史を知るという、愛おしい珠玉の恋愛模様が描かれていく。緑役に、独特の存在感で女優としても注目を集め、『森崎書店の日々』で映画初主演、その後も『わが母の記』『深夜食堂』など映画への出演が続くモデルの菊池亜希子。書籍「菊池亜希子ムックマッシュ」(小学館刊)では編集長を務めるなど、そのセンスにはオシャレに敏感な若者から絶大な支持を集めている。真生役には、連続テレビ小説「花子とアン」で仲間由紀恵演じる“白蓮”こと蓮子の駆け落ち相手・宮本龍一役でTVドラマ初レギュラーを果たし、いま人気急上昇中の新鋭俳優・中島歩。そして、役柄と同世代のリアルな恋愛模様を演じる2人の指揮を取るのは、国内外の映画祭で上映、受賞歴を持つ岨手由貴子(そで ゆきこ)監督。また、音楽家として幅広く活躍する大橋トリオが主題歌「めくるめく僕らの出会い」を提供し、いまの女性の気持ちを繊細に表現する新鋭クリエイターとタッグを組む。岨手監督によれば、クランクアップ時には「最後の方は相手にイライラしていた」と語るほど、本物のカップルのように心を開いていた主演の2人が、どのような新時代ロマンスを繰り広げるのか注目。菊池さん、中島さんからもコメントも到着している。■菊池亜希子「停滞前線に突入してしまった男女が、妊娠を機にようやくふたりとしてのスタートを切ることができるのなら、それは『いいきっかけ』と言えるのかもしれないな!と適齢期真っ只中女子代表として、そんなことをぐるぐる考えながら演じました。私のまわりのカップルを見ていると、適齢期というものを意識しないよう努めるあまり、タイミングを見失っていく人たちが本当にたくさんいます。もうすっかり大人のはずなのに、ひとつの家族を作るってことに飛び込む勇気がない」「(タイトルの)グッド・ストライプスとは、よい平行線ということ。家族になる=1本の線になるって考えると尻込みしちゃうけど、離れたり絡まったり交差したりしながら、少しずつ同じ方向を向いて二本の線を描いていけばいいんだ、そのことに気づいた私は、重たくなっていくお腹とは裏腹に、気持ちが軽くなっていくのを感じながら演じていました。観てくださった方々にとって、この作品が何かしらのスタートラインになったら幸せだなあと思います」■中島歩「僕は自分の人生をおもしろくしたいという気持ちもあって俳優になろうと思いました。そして俳優であるからには勝新太郎さんみたいに破天荒な生き方をしなきゃって思います。だけど、地元にさえ自分より破天荒なやつが2人いるので、世の中から破天荒と思われるには、相当なあれが必要なので破天荒俳優への道は諦めかけています」「結婚はわりとみんなすることなのでそんな特別なことだと思っていませんでした。でも、劇中で結婚してみて、勝新太郎さんにならなくても、結婚することは人生においてすごく特別なことだと思いました。そして結婚できない場合もあるので、それを考えるとやっぱり特別なことですね」『グッド・ストライプス』は2015年初夏より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月05日NHKの連続テレビ小説「花子とアン」の伝助役で大人気の吉田鋼太郎が10月23日(木)に都内で開催された「東京ドラマアウォード2014」に出席。助演男優賞を受賞し、その喜びを語った。「東京ドラマアウォード2014」はこの1年(※昨年7月から今年6月)で放送された作品の中から、優れた作品や俳優に贈られる賞で、1次審査を通過した作品を対象に15名の審査員による投票で決定する。吉田さんは「花子とアン」では仲間由紀恵が演じる蓮子と政略結婚するも、若い男と駆け落ちされてしまう炭鉱王の伝助を悲哀をもって好演。モデルとなった実在の炭鉱王のこれまでのイメージを覆し、多くの視聴者、特に女性の支持を集め、“伝助萌え”なる言葉まで広まった。またTBSとWOWOWの共同制作によるドラマ「MOZU」では、「花子とアン」とはまたタイプの全く異なるアクの強い悪役の中神を熱演し、話題を呼んだ。今回の助演男優賞はこの「花子とアン」と「MOZU」での演技を評価してのものだったが、吉田さんは今年のグランプリに輝いた大ヒットドラマ「半沢直樹」にも半沢の上司役で出演しており、もはや話題作に欠かせない俳優であることが分かる。「花子とアン」の伝助役について吉田さんは「(モデルとなった人物が)歴史の中でそんなにいい評判の人ではなかったんですが、自伝や評伝を読んで、評判よりもはるかに素敵な人物だと感じ、誠実で男らしく、豪快で一途な人という線を大事にしようと思った」と語る。なぜ伝助がこれほど視聴者の支持を集めたのか?吉田さんは「真摯で真面目で一途、そんな男の人がいまはそんなにいないのかな?あの男らしさが逆に新鮮だったのかもしれません。不器用で素敵だと思います」と分析する。一方の「MOZU」に関しては吉田さんは「自分で見ていて鳥肌が立った」と作品の質の高さについて胸を張る。“ゲスな悪役”中神を演じる上で「身近にいるキャラクターではないので、どうリアリティを持たせるか?逆に殺し屋然としていない、軽い、その辺にいそうな人として演じた方が、非日常性が出ると思いました。アドリブでも軽い感じを出そうとしました」と振り返った。年下の上司を演じた長谷川博己との“関係”も話題を集めたが「車の中で悪だくみをするシーンで、脚本にはないけど、彼の太ももをずっと触り続けていて、ホモセクシュアルな感じを出そうとしたんですが、そこは映ってません(笑)!」とも明かし、笑いを誘っていた。(text:cinemacafe.net)
2014年10月24日仲間由紀恵が、10月20日(月)から放送されるTBSの新ドラマ「SAKURA~事件を聞く女~」で、主演を務めることが決定。仲間さんにとっては「ジョシデカ!-女子刑事-」(’07)以来7年振りの刑事ドラマとなるが、今回は“究極の聞き上手”の極秘潜入捜査官を演じるという。仲間さん演じる主人公は、水沢桜。朝は地元FM局のパーソナリティ“DJこころ”としてリスナーの声を聞き、昼は駒込中央署・生活安全課の相談窓口係として住民の苦情に耳を傾け、夜は元婦警の祖母・ウメ(草笛光子)が営む小料理屋で馴染み客から情報を得る。しかし、ひとたび事件が起これば、署長・五十嵐恭子(高島礼子)の命を受け身分を隠して潜入捜査する、といういくつもの顔を持つ女で、潜入捜査で聞き込んだ数々の声を淀みなく並べながら、熱血刑事・竹内正人(佐藤隆太)とタッグを組みながら犯人を追い詰めて行く。今回の出演について、仲間さんは「久しぶりの本格的な刑事ドラマで、今から撮影が楽しみです。“聞く力”で、事件を解決する役だと聞いていますので、いろんな顔が見せられたらな…と。見終わった後スッキリ出来るような、痛快な作品になればいいなと思います」と意気込みを語っている。決め台詞は「真言葉と偽り言葉、この耳ではっきりと聞き分けた…この事件、桜が聞きました!」。「TRICK」や「ごくせん」のような痛快な作品となるのだろうか?「SAKURA~事件を聞く女~」はTBSにて10月20日(月)より放送。初回は21時~2時間スペシャル/通常回は20時~放送。(text:cinemacafe.net)
2014年08月22日その人の名字を聞いて、「○出身ですか?」という話になりやすい都道府県といえば、ぶっちぎりで沖縄県だろう。他県出身者にはなかなかない名字の人も多く、漢字で書かれている場合、その読み方を考えてしまうことも少なくない。では実際、沖縄県ではどんな名字が多いのだろうか。今回、多い順にベスト30を紹介しよう。○もっとも多い名字は「比嘉」さん第1位になったのは約4万6,000人で「比嘉」さん。2014年5月1日現在、沖縄県の推定人口は約1,418万人(平成22年国勢調査確報値に基づく推計)のため、沖縄人口の3.2%を占めることになる。「比嘉」姓は全国に約4万8,200人であり、95%以上が沖縄県在住ということが分かる。なお、名字だけでなく、沖縄県には「比嘉」という地名も数多く存在している。○沖縄県には「城」が付く名字が多い第2位は「金城」さん。今回のランキングでは100人未満を四捨五入したため、「金城」さんも1位同様、沖縄県に約4万6,000人いるという結果になった。「金城」さんは「きんじょう、かねしろ、かねぐすく」などと読み方の種類も豊富。全国では約5万1,900人の「金城」さんがおり、大阪府には沖縄県に次ぐ約3,200人がいるようだ。なお、沖縄県らしい名前といえば8位の「島袋」さん。ルーツは現在の中頭郡北中城村島袋とも言われている。ランキングを見てみると、ベスト10の中で「城」という漢字を含む名字が50%を占めていることが分かる。この「城」という漢字を沖縄県では「ぐすく」と読み、聖地・神の在地という意味がある。「金城」と書いて「かねぐすく」と読むように、名字にもこの名残が残っている。ちなみに、全国で一番多い名字の「佐藤」さんは沖縄県には約700人しかおらず、317位となっている。○「東風平」「南風原」という名字も沖縄県ならではでいうと、難読名字が多いというのも特徴のひとつ。例えば、今回のランキングでは圏外ではあったが、「東風平」と書いて「こちひら、こちんだ、くちんだ」さんは全国に約400人いる。ほかにも、「南風原」と書いて「はえばる、はえばら」さんは全国に約600人。「東風平」も「南風原」も沖縄県の地名として現在も残っている。このように難読な名字が存在するのは、地名や地域性と名字が深く関連している証拠。日本でも独特の文化を持ち、独自の発展を遂げてきた沖縄県らしい傾向と言えるだろう。なお、今回のランキングで30位圏内にランクインした名字の有名人は以下。具志堅用高さん(27位)、新垣結衣さん(5位)、比嘉愛未さん(1位)、宮里藍さん(12位)、仲間由紀恵さん(29位)、SPEED 上原多香子さん(7位)、SPEED 島袋寛子さん(8位)、ガレッジセール/ゴリ照屋年之さん(15位)、知念里奈さん(11位)、Kiroro 金城綾乃さん(2位)。ほかにも、ピース又吉直樹さん(26位)、上地雄輔さん(24位)の先祖は沖縄県出身だという。※ランキングは、月間400万アクセスの「名字由来 net」アプリと「名字由来 net(Web)」の名字データベースから、電話帳データをもとに沖縄県で実世帯が確認できるもののみを集計し、人数の多い順に抽出。100人未満四捨五入により算出している。本文と写真は関係ありません○筆者プロフィール : 名字由来 net(リクルーティング スタジオ)月間400万アクセスの「名字由来 net(アプリ・Web)」や月間200万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリなど、名字・名前・家系図に特化したサービスをアプリとWebで提供している。「名字由来 net」はApp Store 総合第1位200万ダウンロード、「無料 赤ちゃん名づけ」は App Store ジャンル第1位の実績。2014年5月には、名字情報を生かしたシミュレーションゲームアプリ「戦国村を作ろう」をリリースした。
2014年06月30日子供の頃は優しいお兄ちゃんが欲しいと思っていたけど、今なら一緒に旅行や買い物に行ける頼りになるお姉ちゃんが欲しいなぁ。今回は、マイナビニュース会員の女性400名に、姉にしたい芸能人は誰か聞いてみた。>>男性編も見るQ.姉にしたい芸能人といえば、誰を想像しますか??1位 天海祐希 13.5%2位 菅野美穂 12.0%3位 仲間由紀恵 7.8%4位 吉瀬美智子 4.5%5位 北川景子 4.2%Q.その人のどんなところが好きですか? 姉にしたい理由を教えてください。■天海祐希・「サバサバとした性格で、相談にも適格にアドバイスしてくれそう!」(32歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「竹を割ったような性格が姉御っぽい」(24歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「優柔不断な自分にズバッと言って引っ張ってくれそう」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「厳しくもあり優しくもあり頼りになりそう」(28歳/その他/その他)・「さっぱりしていて、面倒見が良さそうなので」(28歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「優しそうでユーモアがあるので、すごく楽しい会話ができそう」(41歳/その他/その他)■菅野美穂・「年齢が近いので色んな相談ができそう」(34歳/ソフトウェア/技術職)・「きれいなお姉さん…少し天然なところが完璧すぎなくて相談しやすそうだから」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「明るくてかわいくて一緒にいると安心できそうだから」(30歳/金融・証券/事務系専門職)・「旅好きと聞いた事があるので、一緒に旅行してみたいです」(30歳/小売店/秘書・アシスタント職)・「すごくキレイなのに親しげ、かわいがってもらえそうだから」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「悩んだときにいいアドバイスをくれそう」(30歳/商社・卸/事務系専門職)■仲間由紀恵・「とにかくきれいで自慢のお姉ちゃんになりそう!ご本人が意外とアグレッシブって言っていたので、海外旅行とか一緒に行きたい」(28歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「しっかりしてそうで頼りがいがありそうだから」(30歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「お姉さまって感じ」(26歳/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「かっこいいところが好き…かっこいいと自慢できるから」(32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「純粋で穏やかな感じ」(32歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)■吉瀬美智子・「きれいなお姉さんは自慢だから」(32歳/金融・証券/事務系専門職)・「上品な所を見習いたい」(27歳/生保・損保/販売職・サービス系)・「すごく頼れそうだし、優しくしてくれそうだから」(31歳/食品・飲料/事務系専門職)・「性格がさばさばしてるけど女子力がありそう」(35歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「とても素敵な人だけどあまりガンガン主張してこなそうで落ち着いて甘えられそう…立派すぎて説教とかされると嫌なので」(43歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■北川景子・「きれいなので自分の姉なら自慢したいです」(31歳/自動車関連/事務系専門職)・「クールなところ、美人な姉がいたら化粧とかいろいろ教えてもらえそうだから」(24歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「妹思いになって相談とか親身になって聞いてくれそう」(24歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「しっかりしていてサバサバしてそうだから」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「年齢も近いし、愛らしいところ」(25歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)■そのほか・番外編・「栗山千明: 美人で優しくて話も面白いしオタクだから話が合いそう」(24歳/不動産/事務系専門職)・「江角マキコ: さばさばしていて厳しくもあり、愛情もありなイメージだから」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「杉本彩: 料理が上手だから作ってもらいたい」(27歳/金融・証券/営業職)・「中谷美紀: 昔からお姉さんのイメージがあり、大人の女としていろいろ一緒に遊んでくれそうなので」(27歳/学校・教育関連/専門職)・「優香: 元気で優しくてかわいいお姉ちゃんになってくれそう」(27歳/商社・卸/営業職)■総評女性が選んだ「姉にしたい芸能人」ランキング、第1位は男性編でも人気が高かった「天海祐希」だった。サバサバとした男前な役柄が多く、「かっこ良くて頼りになりそう」という声が多数寄せられた。"理想の上司"としてあげられることも多く、姉御肌のイメージがあるので「面倒見が良さそう」「いろいろ相談に乗ってくれそう」など、"頼りになるカッコイイお姉さん"として人気を集めた。2位は「菅野美穂」が続いた。年齢を感じさせないかわいらしさや、ちょっと天然で誰からも愛されるキャラに親しみやすさを感じる人が多いよう。また、「一緒にいると安心できそう」「何でも悩みを聞いてくれそう」「かわいがってもらえそう」など、包容力の面でも評価されていた。中には「(菅野美穂と)似ていると言われるので、(本当に姉妹に見えて)面白そう」というコメントも。3位は「仲間由紀恵」がランクイン。「美人で凛としている」「頼りがいがありそう」との声が多く、「とにかくきれいで自慢のお姉ちゃんになりそう」とのことだった。4位は「吉瀬美智子」だった。「仲間由紀恵」と同様に、知的で凛とした美人だし、頼りがいがありそうという理由が多く挙げられ、「こんな姉がいたら自慢できる」と考える人が多かった。5位は「北川景子」がランクイン。自分の考えをしっかり持った美しくて知的な"憧れのお姉さん"に「女子力アップの秘訣など、いろいろ相談に乗ってもらいたい」との声が寄せられた。全体的な傾向として、「サバサバしている」ことを理由に挙げた人が多かった今回のアンケート。きれいで素敵なお姉さんでも、やっぱり女同士良い関係を保つにはサバサバした性格がいいというのが本音なのかも。※画像は本文と関係ありません調査時期:2014年5月23日~2014年5月31日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性400名調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年06月27日『トリック』シリーズ最終章『トリック劇場版 ラストステージ』の公開を前に、投票で選ばれたドラマの人気エピソード3本と本作を徹夜でイッキ見するイベントが1月9日(木)夜から10日早朝にかけて開催。上映後には仲間由紀恵、阿部寛、堤幸彦監督の舞台挨拶が行われた。自称・超売れっ子美人マジシャンの山田と騙されやすい天才物理学者・上田のコンビが怪事件の裏に隠されたトリックを暴いていく人気シリーズで、連続ドラマにスペシャルドラマ、劇場版とシリーズを重ねてきたが本作で最終章となる。公式ページで募集した「輝け! 『TRICK』エピソードランキング」でTVドラマ17エピソードの中から「母の泉」腸完全版、「六つ墓村」超完全版、「死を呼ぶ駄洒落歌」腸完全版が上映され、その後、今回の劇場版を先行上映。朝の8時半過ぎに全てを見終えた観客の前に仲間さんらが登場すると、会場は拍手と歓声に包まれた。仲間さんは徹夜で鑑賞した熱烈なファンに労いと感謝の言葉を口にし、「14年間、続けてまいりましたが、阿部さんと堤監督に付いてきました」と笑顔。阿部さんは「『トリック』は僕の歴史でもあります」と胸を張る。堤監督はシリーズ終結について「寂しいんです。ホントに寂しい…」と語り、その思いを最終章に込めたと語る。前夜に上映された「母の泉」はシリーズ最初の事件ということで、阿部さんは「撮影に入って、そのときはまだ役作りもできてなくて、なんていう世界かと思った」とふり返る。当時はかなりのハードスケジュールだったそうで、「朝の4時とか4時半くらいまで撮って、ちょっと寝て、また撮るというのを2週間くらい続けていた」と明かす。「夕立で中断したときに、みんなですごいテンションでカラオケしてた」(堤監督)、「卓球で盛り上がったりした」(仲間さん)と3人とも懐かしそうに当時を述懐していた。今回の『ラストステージ』はシリーズ初の海外ロケでマレーシアに飛んだが、仲間さんは「とにかく暑かった。汗が滝のように出ました。奈緒子と同じようにワクワクしながらリゾート感のあるところやオシャレな場所をと思ってたら、ジャングルで、ワニがいる河で、コウモリがいる洞窟だった…」とガッカリ。しかも、「初日は大雨」(阿部さん)。堤監督は「どこ行っても同じでだいたい洞窟ですからね(笑)」とそれこそが『トリック』らしさだと笑っていた。また、山田を貧乳、上田を巨根という設定にするなどのコミカルな要素について、堤監督は「仲間さんと初めてお会いしたときにずっと知ってるかのように喋ることができたので、今回は笑いの路線で行こうと決めた」と第一印象でシリーズの方向性を決定したと明かす。この日も壇上で仲間さんを「国民的貧乳」と表現。仲間さんは「そんなこと言われたことないです!」と憤慨しつつ、“国民的貧乳”という言葉に報道陣のペンが一斉に反応したのを見て「もっとほかに書くこといっぱいありますから!」と苦笑していた。また、山田と上田の間の恋愛要素の有無に話が及ぶと、堤監督は本作に登場する回想シーンについて「上田の目線で特徴的な奈緒子の表情を映してる」と説明。阿部さんも「過去を見ると切ない気持ちになる。できた映画を観て、こんなに奈緒子を想っていたのかと感動した」と語る。一方、奈緒子の上田に対する思いについては、堤監督は「洞窟で奈緒子が14年持ち続けたカゴを落としたとき、大事なものがある」と思わせぶりに微笑んだ。最後の締めの挨拶で真面目なことを言うかと思えば、阿部さんは本作から参加した東山紀之について「マレーシアでジムに行ったとき、東山さんの伝説の腹筋千回を見た」と興奮気味に語るなど、最後まで笑いに満ちた舞台挨拶となった。仲間さんは「最後までよろしくお願いします」と頭を下げ、客席は拍手に包まれた。『トリック劇場版 ラストステージ』は1月11日(土)より全国にて公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:トリック劇場版 ラストステージ 2014年1月11日より全国東宝系にて公開(C) 2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会
2014年01月10日阿部寛はメールを見て驚いた。送り主は仲間由紀恵。14年におよぶ「トリック」シリーズの終幕を飾る『トリック劇場版 ラストステージ』の撮影最終日。全てのシーンの撮影を終えたという報告と共にスタッフ、キャスト陣で撮った記念写真が添付されていた。そこに阿部さんの姿はない…。数日前にすでに自らの出演シーンは全て撮り終えていたからだ。「その1週間くらい前です。(意外と)あっさり終わりました。その日のラストシーンですらなくて、(スタッフも)『はい、移動です』って感じで、極めてサラリと…(苦笑)。だからメールを見てびっくりしました。泣いてる人までいるよ!って(笑)。その場にいないのが悔しかったですね」。上田らしい、いや『トリック』らしいと言うべきか…。目の前にいるのは役からすっかり離れ、落ち着いた佇まいの仲間さんと阿部さんなのに、語られるエピソードの中の2人は山田奈緒子と上田次郎そのものである。自称・超売れっ子天才美人マジシャン(金欠・貧乳)の山田と、騙されやすい天才物理学者(巨根・童貞)の上田のコンビが、殺人事件や怪奇現象の裏に隠されたトリックを暴いていく人気シリーズがついに幕を下ろす。人気作品を次々と生み出す堤幸彦監督にとっても歴代最長のシリーズとなったが、その中核を担った2人のコンビネーションはどのように生まれたのか――?14年前、仲間さんは20歳。不安と緊張を胸に連続ドラマの撮影に臨んでいた。「民放初主演ですごく緊張してました。阿部さんに生瀬(勝久)さんと周りは大先輩ばかりで…。掛け合いということもよく分かってない中で、最初は一生懸命、投げるばかりで、阿部さんが全てを受け止めて方向性から何から決めてくださいました」。阿部さんにとっても上田というコミカルで奇妙なキャラクターは未知の領域。「最初は手探りだった」と言いつつ、グイグイとコミカルな方向へと足を踏み出していった。これまでにない3枚目のキャラとして、上田の人物像が固まっていく過程を阿部さんはこうふり返る。「最初は『カッコよくいこうか?』って考えてたんです。(同じ堤作品の)『ケイゾク』の渡部(篤郎)さんみたいに。いろいろ可能性を模索したんだけど、それがこうなるとは…(苦笑)。連ドラで上田が大ウソを吐いた回があったんです。シューマッハがどうのって(※上田がF1世界王者のシューマッハに運転を教えたのは自分だと主張する)。そのあたりで観念しました(笑)。当初、台本を読んだときは疑問だったんです。『これを言って成立するのかな?』って。でも、連ドラが毎話、出来ていき、完成したものを見てまた作っていくわけですけど、『確かにこれは面白い!』って思うようになっていきました」。山田と上田の2人のコンビネーションも回を追うごとに深まり、それがまたそれぞれのキャラクターをはっきりと際立たせていくことにも繋がった。決して山田も上田も人間として成長はしないのだが…。仲間さんは、シーズンを重ねる中で覚えた“駆け引き”の面白さをこう語る。「シーズン1では上田にやられっぱなしでしたけど、シリーズを重ねていくうちに掛け合いが面白いと思うようになりました。上田の言うことに反応したりアドリブで返したり。最初のうちは笑いが止まらなくてNGを連発していました(笑)。シーズン2は『今度は笑わないぞ』と決意して臨んで、気の抜けない現場だと実感しつつ楽しかった。蒔田(光治)さんの脚本を読み込み、回を重ねるごとに奈緒子というキャラの幅が見えてきました。最初は上田さんに対しても敬語なのに、だんだん変わっていって、呼び捨てになって、殴ったりウソついたり…。そういう中でだんだん、私も観念していきました(笑)」。阿部さんも掛け合いの中での仲間さんの変化をひしひしと感じていた。「最初の頃の奈緒子は、過去やいろんなものに精神的にも囚われていて、そこに上田が土足で踏み込んでいくような感じで、まさに仲間さんの目の中に入っていくような芝居でした。それがシリーズが進むにつれて、奈緒子がだんだんと手強くなってきた(笑)。殴り返してきたり、一筋縄ではいかなくなってきて。今回、久々にお会いしてやってみると、やっぱり安心感を持ってやらせてもらえるんですよ。僕がどんな芝居をやっても助けてくれるという信頼感があるんです」。「長いような、あっという間だったような――」。仲間さんは14年という歳月をそんな言葉で表現する。「今回で本当に終わりですが、あの世界観は私たちの知らないところでずっと続いているような気がします。終わってせいせいするという気持ちでもないし、寂しさもあるけど、一生お別れという気もしない…不思議な感じです」といまだはっきりとした実感を伴わない別れを語る。阿部さんは、堤監督からもメールを受け取った。それは仲間さんからメールを受け取った撮影最終日よりもさらにずっと後のこと。編集の最終段階でスタジオから送られたものだった。「『編集していて、涙が止まらくなった。寂しいです』って。あの強い堤さんらしくない…いや、普段は強い人だからこそ、メールで本音をのぞかせて、寂しさを語ってくれたんだなと思います」。ラスト近く、これまでの14年の山田と上田の姿が映し出される。「14年間、一緒に歩いてきたから、パッと見せられてもどこのシーンなのかすぐに分かるんですよ」と阿部さん。「ホントに『やめてよ!』って思いましたね」とスクリーンに映し出された20代前半の姿に仲間さんは苦笑する。その声は照れくさそうで、そして少しだけ寂しげだった。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:トリック劇場版 ラストステージ 2014年1月11日より全国東宝系にて公開(C) 2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会
2014年01月08日3月末より放送開始となるNHKの連続テレビ小説「花子とアン」の撮影現場の様子が1月7日(火)、報道陣に公開され、主演の吉高由里子を始め、仲間由紀恵、浅田美代子、ともさかりえ、高梨臨が会見に出席した。山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校、教師生活を経て、翻訳者への道を進み、やがて「赤毛のアン」を翻訳する村岡花子の明治から昭和にかけての波乱に満ちた人生を描く本作。花子は10歳でこれまで育った環境と全く異なる東京のミッション系女学校に編入し、そこで英語を学び、翻訳者となる上での基盤を作り上げていく。劇中の姿で登場した吉高さんは「まだ始まったばかりのような気持ちで慣れないところもありますが懸命に臨んでいます」とニッコリ。男子禁制の女学校とあって、キャストも女性ばかり。撮影の合間の共演陣との会話について問われると「むき出しの女子会トークです。多分、(記事に)書けない」といたずらっぽい笑みを浮かべつつ、「強気に“朝の顔”と言い張って2014年はいきたい」と宣言し報道陣の笑いを誘う。果たしてどんな内容が?と気になるところだが、花子の生涯の親友となる蓮子を演じる仲間さんは「そこはあまりツッコまれない方が…」と微妙な笑み。自身も女子校出身ということで「本当の女子校はもっとすごいものがありますからね(笑)。明るい女子会トークが繰り広げられてます」とフォローしていた。高梨さんは、朝ドラ初挑戦となるが「毎日、勉強になります。両親が必ず見ているドラマに出るというのは素直に嬉しいです」と語る。「面白い方が多いので楽しいです。前日のリハーサルの本読みで、私が漢字を間違えて読んでたんですが、仲間さんが後でこっそりとみなさんに聞こえないように教えてくださいまして。天使のような先輩です」と笑顔を見せた。ともさかさんは英語教師役ということで、かなりの分量の英語のセリフがあるそうで「受験勉強のようです」と苦笑。役柄の性格の点でも厳格な女性とあって「撮影が終わるまでに何本、眉間にシワが増えるか不安です(苦笑)」と悩みの種は尽きないよう?浅田さんは女学生たちを見守る寮母を演じているが、舞台となった学校のモデルが東洋英和女学院であることに触れ、かつて同校を受験し「面接で挨拶がきちんとできなくて落ちました(苦笑)」と告白。「それなのに先生をやっていいのかと…」と自虐的に語り、会場は再び笑いに包まれた。浅田さんは現場の様子について「主演の吉高さんが明るくて、和やかです。チームワークが良くてキャピキャピしてます。女学校のシーンは画面が明るくなりそう」とまさに寮母さながらの温かいまなざしで語っていた。NHK連続テレビ小説「花子とアン」は3月31日(月)より放送開始。(黒豆直樹(cinema名義))
2014年01月07日人気シリーズの完結編『トリック劇場版 ラストステージ』の完成披露試写会の上映後の舞台挨拶に仲間由紀恵、阿部寛、堤幸彦監督らが登壇。しんみりとした雰囲気…と思いきや、登壇陣は劇中さながらのコミカルな掛け合いで観客を沸かせた。2000年に連続ドラマの放送が開始されて以降、連ドラの続編にスペシャルドラマ、劇場版、スピンオフ作品とシリーズを重ねてきた『トリック』の完結編となる本作。この日はおなじみの仲間さん、阿部さん、堤監督に加え、生瀬勝久、池田鉄洋、東山紀之、北村一輝、水原希子の計9名が出席し、初めて完成した映画を観終えたばかりの観客の拍手と歓声に迎えられた。仲間さんは客席を見渡し「いろんな思いがこの作品にはあります」と言葉に力を込める。阿部さんも本作を通じて「新たな自分を発見することができた」と感慨深げ。堤監督は「最後と考えると平常心を保てない。“実家”のような作品」と感傷的な言葉を口にするが、そんなしんみりとした雰囲気も束の間!堤監督は初めて仲間さんと阿部さんと顔を合わせたときのことをふり返り、阿部さん演じる上田が“巨根”の持ち主という設定について「阿部さんに『どんな役どころですか?』と聞かれて、『巨根です』とカッコいいオープンテラスの場所で言いました(笑)。まさかこの作品が14年も続くとは…」としみじみと語り笑いを誘う。そんな堤監督に対し、生瀬さんは言いたいことがあるよう。マレーシアでのロケの後、編集作業の過程で必要に応じて俳優によるセリフのアフレコが行われるが、生瀬さんは「アフレコをやったシーンでカットされていたところがあった。ありえないでしょ!」と怒り心頭の様子。堤監督はこれを「やむおち」と説明。「やむをえず、落とさざるを得なかったシーン」という意味で、DVDやブルーレイ発売の際に特典映像などで加えられるものだが、生瀬さんは「やむおちのためにアフレコは必要ないでしょ!何度も(収録を)やりましたよ」と怒りが収まらない様子だった。一方、仲間さんの母親役を演じた野際さんは登壇陣を見渡し「全員、マレーシアで良い思いをしたらしいですけど、私だけ置いていかれました。時間はたっぷりあったのに…」と海外ロケに同行できなかったことが口惜しそう。これには堤監督も申し訳なさそうに何度も頭を下げていた。さらに野際さんは、本シリーズが終幕を迎える“理由”について「みなさん大スターになったから忙しい」と仲間さんをチラリ。そして「エラくなっちゃって難しいんです(笑)」と語り、仲間さんを慌てさせていた。そして、劇中で阿部さんにただならぬ好意を持ってすり寄るオネエキャラの医者を演じた北村さんは、迫真の演技について「阿部さんがいろいろ教えてくれた」と意味ありげに語り、さらに低い声でボソボソと喋る阿部さんのモノマネを披露。2人の中について東山さんは「手を握り合っていた」と証言し、会場は笑いとざわめきに包まれた。これに対し、阿部さんは復讐とばかり、大事な舞台挨拶の締めの挨拶を、甲高い声の北村さんのモノマネで行い「ありがとうございました!」と“北村口調”でファンにお別れとお礼を告げるという暴挙(?)で、何とも本シリーズらしい、笑いの絶えない完成披露となった。『トリック劇場版 ラストステージ』は2014年1月11日(土)より公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:トリック劇場版 ラストステージ 2014年1月11日より全国東宝系にて公開(C) 2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会
2013年12月18日TVドラマ、映画にスピンオフと14年にわたって愛され続けてきた『トリック』シリーズが完結。フィナーレを飾る『トリック劇場版 ラストステージ』の完成披露イベントが12月17日(火)に開催され、仲間由紀恵、阿部寛、堤幸彦監督らおなじみの面々が来場した。2000年に深夜ドラマとして始まり、多くのファンを魅了してきた本シリーズだが、今回の『ラストシリーズ』では初の海外ロケを敢行。山田と上田のコンビが呪術師と対決する。この日は、堤監督、仲間さん、阿部さんに加え、生瀬勝久、野際陽子、東山紀之、北村一輝、池田鉄洋、水原希子が出席。寒空の下でのイベントにもかかわらず、会場には約1,000人の熱心な「トリック」ファンが足を運んだ。登壇陣は堤監督から順に一人ずつ登場し、それぞれ何もないところから“鳥を出現させる”というトリックを披露。9人の登壇陣が鳥を出す――鳥が9匹、鳥9…『トリック』という、本作らしいダジャレ付きの演出に笑いが漏れたが、一人一人見事にトリックを完成させていく。そして最後に仲間さんは巨大な檻と共に登場。どんな鳥を取り出すかと思えば、幕を掛けて数秒、幕を再び外すと中にはダチョウが!あまりのスケールに客席は驚きに包まれ、拍手と歓声が送られた。最後を迎えるにあたって、仲間さんは「14年間続いた『トリック』ですが、ここまでたくさんの方が愛してくださったおかげです」と感謝の言葉を口にする。「14年前は20歳で、学校を卒業してこれから社会人として頑張っていこうというときに、民放のドラマ初主演で緊張して現場に入りました。たくさん勉強、経験させていただきましたが、まさか14年も続くなんて…」と感慨を口にする。仲間さん、阿部さん同様にシリーズを通じて参加してきた生瀬さんは「仲間さんが20歳、僕が26歳のときに始まって…」と語り笑いを誘う。さらに野際さんまで「始まったときは私は18歳でございました。それなのに、14年しか経ってないのに何故か77歳になりました。それこそが“トリック”」とユーモアたっぷりに語り会場は再び笑いに包まれた。本作から参加となった東山さんは、阿部さんと北村さんを見やり「僕はごらんの通り、2人に比べ顔が薄いので『テルマエロマエ』には出られないんですが、『トリック』の最後に参加させていただき嬉しいです」と微笑んだ。最後の挨拶で阿部さんは「一番最後のシーンで上田の気持ちになって、ポロリと涙が出ました」と明かし、本シリーズへの強い思い、そして惜別の念を伺わせた。『トリック劇場版 ラストステージ』は2014年1月11日(土)より全国にて公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:トリック劇場版 ラストステージ 2014年1月11日より全国東宝系にて公開(C) 2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会
2013年12月17日吉高由里子が主演を務める、来春スタートのNHK連続ドラマ小説「花子とアン」。11月21日(木)、山梨県・甲府にて初のロケが行われ、吉高さんは晴れやかな表情を見せた。朝ドラ第90作目となる本作は、「赤毛のアン」などの翻訳家として活躍した甲府市出身の村岡花子(安東はな)の明治・大正・昭和にわたる、波乱万丈の半生を描いたもの。物語の軸となるのは、吉高さん演じる花子と仲間由紀恵扮する生涯の友・葉山蓮子の友情だ。この日は、東京から5年ぶりに帰郷した女学生時代の花子が、家族の期待を背負い再び東京へと戻っていくシーンを撮影。吉高さんを始め、室井滋(花子の母・安東ふじ)、石橋蓮司(花子の祖父・安東周造)、賀来賢人(花子の兄・安東吉太郎)、黒木華(花子の妹・安東かよ)、窪田正孝(花子の幼なじみ・木場朝市)らが、汚しメイクを施しロケに臨んだ。吉高さんは、「私はクランクインして2日目になります。1日目は53歳の頃の花子からクランクインしました。初めてみなさんと同じところに立って始まっているので、すごく緊張していてまだ実感が湧かないなぁっていうのが本音です」とマイペースな口調で語る。そんな一方で、“母”室井さんは10月にクランクインしていたそうで、「今日はいらっしゃいませんけど、夫役の伊原(剛志)さんと先月のまだブドウが残っている辺りにクランクインさせて頂きました。その頃は私たちは恥ずかしながら20代の回想シーンを演じまして、ここから先80代までやらせて頂きます。今日初めて娘(吉高さん)に会いまして、“頑張れ”と見送るところを撮影したんですけど、何かドナドナが売られて行ったみたいな(笑)そういう雰囲気で撮ってます」と“娘”との対面を喜んだ。“妹”黒木華は、最低気温がすでに2度ともなる甲府での撮影中の“寒さ”との戦いに一抹の不安があるようで…。「何人かお話ししてたんですけど、さらに寒くなるっていう話しで、ちょっと大変だなぁ…と思うんですけど、みんなで温め合って頑張っていけたらと思います」と“家族一丸”となって撮影に臨むと語っていた。NHK連続ドラマ小説「花子とアン」は2014年3月31日~9月27日、全156回放送予定。(text:cinemacafe.net)
2013年11月22日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!