「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で実写映画化される『鋼の錬金術師』。この度、本日3月23日(木)より開催されている「Anime Japan 2017」にて、原作者・荒川弘氏による原画展の描き下ろしによるビジュアルをメインとしたポスターが公開され、併せてハガレン史上初の大規模となる原画展「鋼の錬金術師展」の開催日&会場が発表された。幼い頃、亡くなった母にもう一度会いたいという想いから、兄エドと弟アルは、ついに「人体錬成」の理論にたどり着く。だがそれは、錬金術師にとって絶対に犯してはならない禁忌だった…。錬成は失敗し、エドは左脚を、アルは身体全部を対価として持っていかれてしまう。瀕死のエドは自身の右腕と引き替えにアルの魂だけをなんとか錬成し、近くにあった鎧に定着させることに成功したのだった。時が経ち、右腕と左脚に“機械鎧”の義肢を装着した身で国家錬金術師となり、鎧の姿の弟アルと失った身体を取り戻す手がかりを探す旅を続けるエドを、人はこう呼ぶのだった。“鋼の錬金術師”と――。弟の身体を元に戻すために命をかける兄と、彼を支える鎧姿の心優しい弟。失ったすべてを取り戻すため、兄弟の壮大な冒険の旅が始まる…。壮大なスケ―ルと世界観、そして想像を超えるストーリーで日本のみならず、世界中を魅了する「鋼の錬金術師」。『ピンポン』の曽利文彦が監督を務める本作は、主演の山田さんがエドワード・エルリック役を演じるほか、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、松雪泰子ら豪華俳優陣が集結していることでも話題を集めている。そして今回発表された原画展は、東京(9月16日~10月29日)と大阪(11月3日~30日)の2か所で開催され、特別内覧会の実施も決定。会場には漫画原画の展示数、なんと約100点以上が展示され、物語を読み進めるようにストーリーに沿って展開。色彩豊かなカラーイラストも多数展示するほか、荒川氏が本展覧会のために描き下ろした特製原画も初公開され、原画のメイキング映像も必見だ。また、テレビアニメシリーズの絵コンテや原画の一挙展示や、実写映画『鋼の錬金術師』紹介コーナーでは、映画の中で使われた衣装や小物も見ることができる。さらに、展示をより深く楽しめるよう、人気声優による展覧会録り下ろしの音声ガイドや、会場限定のオリジナルグッズも用意されており、存分にハガレンを楽しめる機会となっている。また併せて、荒川氏が原画展のために特別に描き下ろしたビジュアルも解禁。荒川氏が1枚のイラストを描き下ろすのは、完全版「鋼の錬金術師」18巻(2012年9月発売)以来、約5年ぶり。キービジュアルは、主人公のエドワード・エルリックをはじめ、原作で不動の人気を誇るキャラクターたちが揃い踏みした、映画公開を心待ちにする原作ファン、そして映画ファン必見の一枚となっている。そして、映画とこの原画展ビジュアルをあしらった両面チラシは、25日(土)の「Anime Japan 2017」一般公開日を皮切り配布、東京・大阪の劇場では20万枚限定で配布予定。さらに、「Anime Japan 2017」のワーナー・ブラザースジャパンブース内で、昨年の東京コミコンで話題をかっさらった原作でも人気キャラのひとり、“ロイ・マスタング大佐”の劇中衣装を展示!この衣装は、映画で実際に役を演じたディーンさんが着用したものとなっており、原作のビジュアルが忠実に再現されている。映画公開記念「鋼の錬金術師展」は9月16日(土)~東京ドームシティ Gallery AaMo、11月3日(金・祝)~大阪南港ATCミュージアムにて開催。※特別内覧会は9月15日(金)に実施(完全時間指定制)。チケットは、5月20日(土)より先行販売、一般発売は7月12日(水)より発売開始となる。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月23日ディーン・フジオカ主演で、直木賞作家・井上荒野の同名小説を実写映画化する『結婚』。その公開日が6月24日(土)に決定し、ディーンさんが演じる結婚詐欺師の色気ダダ漏れポスタービジュアルが完成。さらなる豪華キャストも明らかになった。完璧なヴィジュアルに知的な会話、何よりも匂い立つその色気で、女性たちを虜にする男がいる。彼の名は古海健児(ウルミケンジ)、結婚詐欺師だ。ある日、騙された女たちが偶然に繋がり、古海の行方を探し始める。なぜ、彼は女を騙さなければ生きられないのか。そこには、女たちの想像も願望も鮮やかに裏切る“秘密”があった──。テレビ朝日系情報番組「サタデーステーション」で“インフルエンサー”に抜擢されるなど、今年も勢いが止まらないディーンさんが、“幸せとは何か?”を問いかける大人の本格恋愛ドラマで新境地を発揮する本作。このたび、ディーンさん演じる、あらゆる女性を大人の色気で翻弄する魅惑の結婚詐欺師の姿が初お披露目となるポスタービジュアルが完成。“「結婚しよう」―─それが、彼の別れの言葉”というコピーが表す通り、華麗に女を騙しつつも、裏に秘めた孤独と哀愁を感じさせ、妖しく魅惑的な格好良さが炸裂するビジュアルとなっている。また、ポスターの完成に併せ、古海健児を演じるディーンさん、その相棒・千石るり子を演じる柊子に続き、さらなる豪華キャストも一挙発表。古海に惹かれる家具屋店員・工藤麻美役には、ディーンさんと同じくNHK「精霊の守り人 悲しき破壊神」にも出演する中村映里子。同じく、古海に惹かれていくキャリア志向の編集者・吉岡真奈役には『愚行録』で話題の松本若菜。自分を騙した古海を探し出そうとする市役所勤務の穂原鳩子役に『続・深夜食堂』などで知られる安藤玉恵と、鳩子と共に古海を追う探偵・矢島役に名バイプレイヤーの古舘寛治が参加。そして、古海を助ける謎の女・柊泰江役には、ディーンさんとはNHK朝ドラ「あさが来た」以来の再共演となる萬田久子。強い信頼関係のもと、詐欺師である古海に変化のきっかけを与える重要な役どころを、ミステリアスかつ包容力を感じさせる円熟した演技で表現する。萬田さんは、ディーンさんとの再共演に「久しぶりにご一緒でき嬉しかったです。朝ドラではすれ違いだったので、今回が初共演みたいなもの」と嬉しそう。「相変わらず爽やかなディーンに癒されました。本当にデートしているような気分で、とっても楽しい撮影でした」とふり返り、「上質なひとときを過ごせると思いますので、ごゆるりとディーン演じる古海に酔って下さいませ」と期待を煽る。さらに、古海の妻・初音役には貫地谷しほりが決定。脚本を担当した尾崎将也は、執筆の段階から初音役には貫地谷さんをイメージしており、理想通りのキャスティングが実現。古海が家庭で唯一心安らいだ表情を見せる初音とのシーンは、映画の重要な核となっている。貫地谷さんは、ディーンさんとの共演を「常に役のこと、映画のことを考えてらっしゃる姿が印象的でした」とコメント。「古海が(妻である)初音以外の女性たちに、どんな視線を向けているのかも楽しみです。この映画での結婚の意味とは何なのか一緒に目撃してください」と気になる言葉を寄せる。まさに、日本映画界を牽引する豪華キャストが集結し、本格恋愛ドラマ初挑戦となるディーンさんの脇をしっかりと固める。なお、ディーンさん自ら、DEAN FUJIOKAとして本作の主題歌を担当することも決定。作詞・作曲を手がけ、主人公・古海としての想いを歌に込める。クランクアップ時、「いまはこの役から離れるのが名残惜しい」と語っていたディーンさん。「1つ1つのシーンがまるで象徴的な絵画の芸術作品に思えるような、そんなポエティックな世界観をみんなで作ってきた日々だったと思います」と感慨深げ。「ウルミという結婚詐欺師の役ですが、世の中的には犯罪者でとんでもない悪い奴です。そんな彼のバックグラウンドが持つ負のスパイラルが、物語の中でどう変化していくのか。生きることは選び続けることならば、誰しもこのウルミとどこかで共感できる部分もあるんじゃないかと思います」と、キャラクターに込めた思いを明かしている。『結婚』は6月24日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月22日映画『空飛ぶタイヤ』が、2018年6月15日(金)に全国の劇場で公開される。監督は『超高速!参勤交代』シリーズなどで知られる本木克英が務める。中小企業社長vs巨大企業の闇、池井戸潤作品初の映画化原作は、池井戸潤による同名のベストセラー小説。主人公で運送会社社長・赤松と、自社製品のリコール隠しを行う大手自動車会社との闘いを描く作品だ。「下町ロケット」「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」「民王」等、数多くの小説がドラマ化、その全てが高視聴率・話題となっている池井戸本人にとって本作は「ぼくはこの物語から、『ひとを描く』という小説の根幹を学んだ」という程に思い入れがある作品で、池井戸作品初の映画化となる。主演に長瀬智也主演は、TOKIOのメンバーとして活躍する一方、映画『TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ』や、ドラマ「フラジャイル」等、数々の話題作に主演し続ける長瀬智也。巨大企業に潜む闇と戦う、運送会社の社長・赤松徳郎を、熱く演じる。ディーン・フジオカ、高橋一生ら豪華キャスト集結そして、大手自動車会社のカスタマー戦略課課長・沢田悠太を演じるのはディーン・フジオカ。赤松からの再三の再調査要求を疎ましく思いながらも、自らも調査内容を疑問に思い調べていく内に、会社がひた隠す重大な事実に気づく。自らの心の内の正義と、大企業のサラリーマンとしての自分の立場に揺れる難しい役どころだ。さらに、大手ホープ銀行の本店営業本部ホープ自動車担当・井崎一亮役として高橋一生の出演も決定。ホープ自動車の経営計画に疑問を感じ、自らも調査を開始する、正義感の強く芯のある男を演じる。赤松・沢田と直接対決することはないものの、物語の重要な軸の一つとなる役どころだ。そのほか、赤松徳郎(長瀬智也)の妻/赤松史絵役に深田恭子、ホープ自動車常務取締役/狩野威役に岸部一徳、 赤松運送専務/宮代直吉役に笹野高史、港北中央署刑事/高幡真治役に寺脇康文、週刊潮流記者/ 榎本優子役に小池栄子、赤松運送整備士/門田駿一役に阿部顕嵐(あべ あらん)など、人気実力を兼ね備えた豪華キャストが集結している。原作者・池井戸潤コメント原作者の池井戸潤は本作について次のようにコメント。「もし、人を死に至らしめる欠陥を知りつつそれを隠蔽していたなら、それは社会に対する重大な罪。それでも大企業なら許されるのかー。問われているのは、我々の見識と勇気。それは事故か事件かー。正義とはなにか、守るべきはなにか。」「空飛ぶタイヤは私にとって初の映画化作品となりました。人の命を軽視し、社会を欺き、自らは保身に走る――。巨大企業の腐りきった内情と、会社の常識は世間の非常識を地でゆくエリート社員たち。そんな彼らに挑むのは、四面楚歌の運送会社のオヤジ、赤松徳郎です。主演の長瀬智也さん始め、出演者の皆さんの演技がいまから楽しみです。頑張れ、赤松!そう心から応援できる映画になることを期待しています」『空飛ぶタイヤ』あらすじよく晴れた日の午後に、1台のトレーラーが起こした脱輪事故。事故を起こした運送会社の社長・赤松徳郎(長瀬智也)は警察で信じられないことを聞く。突然タイヤが外れた、と。整備不良を疑われてしまい、世間やマスコミからはバッシングをされる日々。彼は車両の構造そのものに欠陥があるのではないか?と考え、製造元のホープ自動車へ再調査を要求する。ホープ自動車カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)は、赤松の要求を疎ましく思いながらも、真実を突き止めるために、また同じ頃、ホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)は、グループ会社であるホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自のリサーチをそれぞれ始める。突き止めた先にあった真実は大企業のリコール隠し。過去にも行われていたそれは、二度とあってはならないことだった。果たしてそれは事故なのか事件なのか。男たちは大企業にどう立ち向かっていくのかー正義とはなにか、守るべきものはなにか?赤松は親から引き継いだ会社や社員、家族を守るため、何よりも自らの正義のため、巨大な企業に戦いを挑む。作品情報映画『空飛ぶタイヤ』公開時期:2018年6月15日(金)原作:池井戸潤「空飛ぶタイヤ」 (講談社文庫、実業之日本社刊)主演:長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、岸部一徳、笹野高史、寺脇康文、小池栄子、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、ムロツヨシ、中村蒼ほか監督:本木克英(c) 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年03月17日俳優のディーン・フジオカ(36)が14日、自身のインスタグラムを更新し、インドネシア人の夫人との間に第3子が誕生したことを発表。祝福コメントが殺到している。詳細は明かしていないが、すやすやと眠るわが子の写真をアップ。「#remember311(3月11日を忘れない)」、「#godbless(神の祝福がありますように)」というハッシュタグを添えて報告した。この投稿に、「おめでとうございます!」「3人目のお子様の誕生おめでとうございます」「3.11運命的な誕生ですね」「ディーンパパ、がんばって!」「ディーンパパこれからも、パワフルに頑張って」「いつまでも素敵な家族でいてください」などと祝福や応援のメッセージが多数寄せられている。ディーンは2012年に結婚し、2014年に男女の双子が誕生している。
2017年03月14日壮大なスケール、世界観と想像を超えるストーリーで世界をも魅了する傑作コミックの実写映画化『鋼の錬金術師』。本作の公開初日が、「映画の日」12月1日(金)に決定!さらに山田涼介演じる主人公エドワード・エルリックの鎧姿の弟、アルフォンスをとらえた場面写真が初解禁となった。幼いころ、亡くなった母にもう一度会いたいという想いから兄エドと弟アルは、錬金術において絶対に犯してはならない禁忌、“人体錬成”を試みる。だが、錬成は失敗し、エドは左脚を、アルは身体全部を対価として“持っていかれて”しまう。瀕死のエドは自身の右腕と引き替えにアルの魂だけをなんとか錬成し、近くにあった鎧に定着させることに成功した。時が経ち、右腕と左脚に“機械鎧(オートメイル)”の義肢を装着した身で国家錬金術師となり、鎧姿の弟アルとともに、失った身体を取り戻す手がかりを探す旅を続けるエドを、人は“鋼の錬金術師”と呼んだ――。原作は、月刊「少年ガンガン」にて2001年から2010年に渡り連載された荒川弘による伝説的コミック。全世界シリーズ累計7,000万部超の大ベストセラーとなっており、2003年と2009年にはTVアニメ、2005年と2011年には劇場アニメ化。連載中に妊娠・出産を経験した原作者が「いつかわが子に読ませたい」との思いを込め描き続けたエルリック兄弟の感動的な冒険譚は、いまもなお女性からも熱狂的に支持されている。また、今秋には“ハガレン”史上初の大規模原画展「鋼の錬金術師展」も開催される。“鋼の錬金術師”ことエドワード・エルリック役には、俳優としても活躍著しい山田さん。幼馴染みのウィンリィ役に本田翼、“焔の錬金術師”マスタング大佐役にディーン・フジオカ、“人造人間(ホムンクルス)”ラスト役に松雪泰子、同じくエンヴィー役に本郷奏多など、オールスターキャストが集結していることでも話題。監督は、ジェームズ・キャメロン監督のもと『タイタニック』のCGを手掛け、『ピンポン』で日本映画の新たな扉を開いた曽利文彦。撮影はイタリアからクランクイン、すでにクランクアップを迎えている。昨年公開された特報映像では、原作の世界観を再現した映像とともに、リアリティあふれるアルフォンスの姿が一瞬描き出され、曽利監督による最先端技術を見せつけた。今回解禁となった場面写真では、改めてアルフォンスの姿を確認できる。ハリウッド大作でも用いられ、本作のために開発されたという邦画史上初となるCG技術により、鎧の中に魂だけを有したアルフォンスはその存在をリアルに感じさせるキャラクターに。力強い意思を感じさせ、何かを見据えるようなアルフォンスの視線の先に待ち受けるものとは…?山田さんは、「俺がエドなんだという強い気持ちを持って撮影に臨み、CGのアルフォンスを見て、これは大丈夫、実写化できるぞ」と感じたことを明かしている。また、現在ポストプロダクション作業に入っている曽利監督は、「スタッフ、キャスト一同、この作品を本当に実写化できると信じて疑わない人々が集まった現場で大いに士気が上がりました。皆さんの期待を裏切らないよう、原作の本質を大切にこの作品を仕上げていきたいと思います」と意気込みのコメント。エド役の山田さん、曽利監督も、確かな手応えを感じている様子の本作。細部までこだわり抜かれた圧倒的なクオリティで、本編がより楽しみになるアルの姿となっている。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月23日映画『素晴らしきかな、人生』の公開直前イベントが2月22日(水)、都内にて開催され、歌手で俳優の松下優也と女優の萬田久子が登壇。松下さんがバレンタインデーのエピソードを告白した。同作は、『プラダを着た悪魔』(’06)で恋に仕事に奮闘しながら、人生で一番大切なことの見つけ方を描き、世界中の女性を夢中にさせたデヴィッド・フランケル監督が贈るヒューマンドラマ。キャストには、主人公の“人生ドン底男”ハワード役のウィル・スミスを始め、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンら、アカデミー賞受賞&ノミネート俳優が結集し、ストーリーのみならずキャストの演技力にも注目が集まっている。デヴィッド監督最新作のイベントということで、全身「プラダ(PRADA)」のファッションで姿を現した松下さん。ダンスボーカルユニット「X4」のメンバーYUYAとして活動し、俳優としても放送中の連続テレビ小説「べっぴんさん」にて岩佐栄輔役を担当し話題沸騰中。バレンタインデーはちょうど「べっぴんさん」の収録だったそう。バレンタインのチョコレートやプレゼントが話題にあがると、松下さんは、「普段、音楽活動もやらせてもらっていますので、ライブなどなら、そういうものがファンの方から…ということがあったりするのですが、その現場だけでした」とバレンタインデー当日のスケジュールが「べっぴんさん」の収録だけだったことを告げた。続けて、「『個人的に渡してくれる人もいるのかな』などと少しは思いましたけど、全室に『みなさんへ』と置いてあるものを頂いただけです(笑)」と女性キャストからの“個人的なチョコ”に期待するものの見事に空振りに終わったエピソードを激白して笑いを誘った。「トラックで持ち帰るほどチョコレートをもらったのでは?」と突っ込まれると、「いままでで一番注目されているはずなのにいままでで一番少ないと思います」と苦笑い。MCから「(『あさが来た』の)ディーン・フジオカさん、(『とと姉ちゃん』の)坂口健太郎さんに続く“栄輔ロス”という言葉が各所で叫ばれているそうですが、それは届いていますか?」と声を掛けられると、松下さんは、「ありがとうございます。本当にプレッシャーでしかないです。そのようなお名前を出されると」とディーンさんや坂口さんの名前にひたすら恐縮した。萬田さんは、朝ドラ「あさが来た」の顔合わせの風景をふり返り、「そのときは(ディーンさんと)初対面で隣に座っての顔合わせだったのですが、飴をひとつだけあげたのです(笑)。そのときはとってもワイルドで、ジーンズにTシャツで、素敵な方だなと思いました」とディーンさんの印象を明かした。「あれよ、あれよといいますか、すごい人気になりまして」とディーンさんの人気の沸騰ぶりを思い返し、「この間、お会いしたときは本当にソフィスティケートされていて、益々、ぴかぴかに光っていました」と再会した際の印象を言葉にした。「エステに行くよりもいい刺激ですよね。いい人に会っていると」と笑顔を浮かべる一幕もあった。『素晴らしきかな、人生』は、2月25日(土)より全国にて公開。(竹内みちまろ)■関連作品:素晴らしきかな、人生 2017年2月25日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC
2017年02月22日4月から、ニュース情報番組『サタデーステーション』(テレビ朝日系)への出演がディーン・フジオカ(36)。 そして本業の俳優業でも、ファンが悶絶する新たなチャレンジが決まりそうだという。それは、芥川賞作家・平野啓一郎の小説『マチネの終わりに』の映画化。ディーン様が主役の最有力候補になっているのだ。 「毎日新聞に連載されたこの小説は、掲載時から女性読者の話題を独占。そのため、映画化の話が何社からも舞い込みました。ところが驚くことに、映画化の話を持ち込んだすべての社が“この役はディーン・フジオカさんしかいません”と言ってきたそうです。こんなこと、前代未聞ですよ(笑)」(映画関係者) ディーン様が演じることになりそうな役は、2歳上のヒロインとの叶わぬ恋に翻弄される、38歳の天才ギタリスト。さまざまな想いが複雑に入り組む、大人の恋愛ストーリーだ。原作を少し紐解いてみると――。 天才ギタリストの蒔野聡史は、ある日、フランスの通信社に勤務するジャーナリストの小峰洋子(40)と出会う。出会った瞬間からお互い強く惹かれ合うが、洋子には米国人の婚約者がいて――。 「私、結婚するのよ、もうじき」「だから止めに来たんだよ」 理知的な蒔野が、ふと見せる激情は、まるで炎のよう。 「洋子さんが自殺したら、俺もするよ。これは俺の一方的な約束だから。死にたいと思い詰めた時には、それは俺を殺そうとしてるんだって思い出してほしい」 ディーン様に、こんな“艶技”を見せつけられたら、映画館で“キュン死”する人が続出するかも――。
2017年02月17日現在NHKにて放送中の大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」。明日2月11日(土)放送の第4回では、ディーン・フジオカ演じる王弟イーハンと、壇蜜演じるタルの民・トリーシアの過去が明かされる。作家・上橋菜穂子による野間児童文芸新人賞受賞小説を原作に描く「精霊の守り人」。現在放送中の第2部は、原作の「守り人」シリーズから「神の守り人〈来訪編・帰還編〉」「蒼路の旅人」「天と地の守り人〈第1部〉」を基に、お尋ね者となった女用心棒バルサと、新ヨゴ国の皇太子となったチャグム、別れ別れになった2人の冒険が描かれる。第4回では、バルサ(綾瀬はるか)はシハナ(真木よう子)から届いた脅迫状に従い再びロタ王国を目指す。途中の野営地で狼の群れに襲われるが、アスラ(鈴木梨央)が一瞬で狼たちを殺してしまう。高笑いするアスラは確かに禍々しい何者かに支配されていた…。一方、サンガルに囚われたチャグム(板垣瑞生) は牢から脱走するが、敵の銛を肩に受けてしまう。負傷したチャグムを乗せた舟の前にヒュウゴ(鈴木亮平)の海賊船が現れ、行く手を阻む…といったストーリーに。そして今回の見どころとなるのが、ディーンさん演じるイーハンと壇蜜さん演じるトリーシアの禁断の恋。16年前に恋に落ちた2人だが、2人の恋は引き裂かれてしまう。引き裂かれた2人の悲恋が、ロタ王国を動 乱に巻き込んでゆくという。またアクションシーンでは、綾瀬はるか演じるバルサと狼の対決は必見。最新のVFXを駆使して描かれる、迫力あるこのシーンは見逃せない。さらに、今回の主な舞台の一つとなる、広大なロタ王国に点在する遊牧民の野営地に登場する、素朴な暮らしを営む遊牧民たちが着ているものは全てドラマオリジナル。個性的な衣装にも注目してみて。大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」第4回「笑う魔物」は2月11日(土)21時~NHK総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月11日女優の広瀬すずが、「2017年第41回エランドール賞」の新人賞に決まり、2日、都内ホテルで行われた授賞式に登場。お祝いに駆けつけた映画『ちはやふる』の小泉徳宏監督から、間もなく撮影が始まる続編に向けて、現状のショートヘアを心配された。この賞は、日本映画テレビプロデューサー協会が1年を通して優秀な活躍をした俳優や映画・ドラマなどを表彰するもので、広瀬は『ちはやふる』のほか、『四月は君の嘘』『怒り』といった映画、『怪盗 山猫』などのドラマへの出演を受けて受賞。舞台に現れた広瀬は「想像以上に人がいて、すごく『ワーッ』ってなってます」と驚きを表現した。ここに、お祝いのゲストとして小泉監督が登場し、花束を贈呈。小泉監督は「広瀬さんをキャスティングした時は、まだ『海街diary』(2015年)も公開されておらず、本当にこれからという具合で、われわれにとってもかなりギャンブル性の高いキャスティングだったんですけど、本当に見事に期待に応えてくださいました」と感謝した。その上で、「まだ新人賞という位置づけですけど、これから間違いなく大女優になっていく人だと思ってるので、その道を突っ走ってもらえたら」とエールを送ると、広瀬は恐縮の表情を見せた。しかし、小泉監督は「もうすぐ続編の撮影があるんですが、さしあたっての僕の心配は、(広瀬演じる)千早って確かロングヘアだったよな…」と、広瀬のショートカットにチクリ。「髪の毛(の長さ)が間に合うのか…とドキドキしていますが、きっと何とかしてくれると信じています」とけん制した。これを受け、授賞式後に取材に応じた広瀬は、映画『先生!』(今秋公開)の役づくりでショートカットにしたと釈明しながら、「結構伸びてきた方なんですけど、ポニーテールが今できないので、あらためて監督に言われて、ちょっと心に刺さりました」と心境を吐露。ただ、前回の『ちはやふる』撮影前もボブより短かったため、当時の髪を伸ばす方法として「毎日10カ所くらい(髪を)しばって寝てたんです」と紹介し、「刺激を与えると伸びるって言われるので、『もう今からやらなくては!』って思いました」と、焦る気持ちを語っていた。そんな広瀬は、この春で学生生活が終了。女優一本で活動できるようになり、「もっといろんな役や作品に出会って、もっともっと大きくなれたら」と抱負を述べた。一方で、「趣味が全く無いので、プライベートでも自分が好きなことを探したいなと思います」と目標を話していた。○「2017年第41回エランドール賞」受賞者●新人賞:坂口健太郎、高畑充希、ディーン・フジオカ、波瑠、星野源、広瀬すず●特別賞:『逃げるは恥だが役に立つ』制作チーム(TBS)●映画 プロデューサー賞:『シン・ゴジラ』山内章弘氏(東宝)●映画 プロデューサー奨励賞:『君の名は。』川口典孝氏(コミックス・ウェーブ・フィルム)●テレビ プロデューサー賞:『真田丸』屋敷陽太郎氏(NHK)、吉川邦夫氏(同)●テレビ プロデューサー奨励賞:『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』小田玲奈氏(日本テレビ)●アクターズセミナー受賞者:池田純矢、加茂井彩音、永瀬匡、野村麻純、永田隼人
2017年02月02日上橋菜穂子の「守り人」シリーズを、綾瀬はるか主演で3年にわたって映像化していく大河ファンタジーの第2シーズン「精霊の守り人 悲しき破壊神」が、1月21日(土)今夜から放送スタートとなる。チャグムとの旅を終えて4年。お尋ね者となったバルサはロタ王国に身を潜め、用心棒稼業を続けていた。バルサは人身売買組織に売られそうになったタル人の少女・アスラを助けるが、アスラは“タルの破壊神=タルハマヤ”を招き大量殺人を起こす力を授かった恐るべき存在であることが分かる。アスラを抹殺しようと、ロタ王家の密偵“カシャル”たちが動きだした。「人を殺してはいけない――」そうアスラに教えながら、バルサとカシャルの死闘が始まる…!原作は2015年に「鹿の王」で本屋大賞を受賞した上橋さんの野間児童文芸新人賞受賞作「守り人」シリーズ。このシリーズ全10巻をベースにして、人と精霊が共生する世界を舞台に女用心棒バルサと皇子チャグムの冒険が描かれる本シリーズ。第2部では原作の「神の守り人<来訪編・帰還編>」「蒼路の旅人」「天と地の守り人<第1部>」をもとにお尋ね者となった女用心棒バルサと、新ヨゴ国の皇太子となったチャグム、別れ別れになった2人の冒険が繰り広げられる。主人公バルサを演じる綾瀬はるかのほか、バルサの幼馴染みで彼女に好意を抱く薬草師の青年・タンダに東出昌大、ロタ国の呪術師で王家に仕える密偵カシャルの一員であるシハナ役に真木よう子、成長したチャグム役に板垣瑞生、新ヨゴ国の若き星読博士のひとりでチャグムを支えるシュガに林遣都、カシャルの頭領でシハナの父親・スファル役を柄本明、そしてロタ王国で抑圧される“タルの民”の少女・アスラ役を鈴木梨央、ロタ国王ヨーサムの弟・イーハン役にディーン・フジオカ。またバルサとチャグムが戦う相手となる“ラスボス”ラウル役として高良健吾。そのほか、鈴木亮平、新ヨゴ国の海軍大提督・トーサ役の伊武雅刀、タルの民でアスラの母・トリーシア役の壇蜜、そのほか吹越満、木村文乃、中村獅童、吉川晃司、高島礼子、平幹二朗、藤原竜也、渡辺えりら錚々たる俳優陣が豪華共演する。第1話「災いの子」ではバルサが逃亡生活を送るロタ王国に薬草を求めてタンダがやって来て再会。二人が泊まった宿に囚われていた少女アスラを救い出すバルサにタンダは不吉だから関わるべきではないと忠告する。と、呪術師シハナがアスラをさらおうと現れ、バルサとシハナの死闘が始まる…というストーリが展開。「精霊の守り人 悲しき破壊神」が1月21日(土)21時からNHK総合テレビで放送。1月28日(土)16時30分から再放送。(笠緒)
2017年01月21日綾瀬はるか主演の大河ファンタジー「精霊の守り人」(NHK)。1月21日(土)より第2シーズン「精霊の守り人 悲しき破壊神」の放送が開始となる。本作に、近年の朝ドラで活躍し、お茶の間の人気者になった男優たちが続々と参戦しており、大きな話題を呼んでいる。原作は2015年に「鹿の王」で本屋大賞を受賞した上橋菜穂子による大人気シリーズ。幼くして故郷を追われ、旅を続ける女用心棒・バルサを主人公に、異なる文化や宗教、言語を用いる複数の国々の戦いや陰謀が壮大なスケールで描き出される。朝ドラ俳優といえば、本作に第1シーズンから出演しているのが、バルサの幼なじみで彼女に好意を抱く薬草師の青年・タンダを演じる東出昌大。2013年の「あまちゃん」、そして「ごちそうさん」と2作連続で出演し、特に「ごちそうさん」では杏演じるヒロインの夫を好演した(その後、2人が結婚したのはみなさんご存知の通り)。今回の第2シーズンでは、バルサが身を潜めているロタ王国で、彼女に4年ぶりに再会する。ちなみに、少し気が早いが、11月に放送予定の最終章にもタンダは出演することが発表されており、今後、2人の仲がどうなっていくのかも気になるところ。同じく第1シーズンからの出演組では、現在放送中の朝ドラ「べっぴんさん」に、ドラマー志望の青年役でこの1月から登場している林遣都がいる。「精霊の守り人」では新ヨゴ国の若き星読博士のひとりでチャグムを支えるシュガを演じており、本作でも新ヨゴ国内の王位継承をめぐる政争に大きく関与することに…。そして、第2シーズンから新たに登場する面々にも朝ドラのイケメンたちが!バルサが身を隠しているロタ王国の王弟・イーハンを演じるのが、2015年の「あさが来た」の“五代さま”で大ブレイクを果たしたディーン・フジオカ。本作では理想と現実のはざまで苦しむ第一王位継承権者を演じている。今シリーズの鍵を握る異能の少女・アスラの母で処刑されたトリーシアとかつて恋仲にあり、さらにアスラを狙う密偵にして呪術師・シハナに好意を寄せられているが、トリーシアを演じるのは壇蜜、そしてシハナを演じるのは真木よう子。シリアスな役ながら、美女2人から想いを寄せられる(※時期は違います!)のはさすが。ちなみに、ディーンへのオファーは、朝ドラでのブレイクの前だったとのこと。NHK局内の「あさが来た」第1週の試写を見たプロデューサーが「絶対に人気者になる」と確信し、すぐにオファーを出したそうで、こちらもさすがの慧眼。周囲の国々を征服し、領土を拡大するタルシュ帝国の第二王子・ラウル役で第2シーズンから登場するのが高良健吾である。高良は「おひさま」で井上真央演じるヒロインの夫を好演し、その後、大河ドラマ「花燃ゆ」を挟んで、現在放送中の朝ドラ「べっぴんさん」にもメインキャストとして出演中。ちなみに大河ドラマ「花燃ゆ」では高杉晋作を演じたが、東出も同作に高杉の親友・久坂玄瑞役で出演しており、同作では井上が演じた主人公の最初の夫を演じている。朝ドラとは打って変わって、頭脳明晰で野心を隠さないラウルのどSっぷり(?)に早くも期待が!またラウルが重用する部下の密偵で、チャグムを追うヒュウゴを演じるのが鈴木亮平。タルシュ帝国に征服されたヨゴ国の出身ながら、出自を問わずに優秀な人材を配下に置くラウルに認められた男であり、それだけデキる密偵だということ。こちらも「花子とアン」で見せた心優しい夫をはじめ、近年の作品で見せてきた“いいひと”とは違う表情を見せてくれそう。高良と鈴木がどのような主従関係を築くのかも楽しみなところだ。さて、ご紹介の通り第2シーズンまででも、多くの朝ドラ俳優が出演してるが、さらに11月からは最終章が放送。先日、最終章から新たに参加する新キャストとして鹿賀丈史(※昨年、亡くなった平幹二朗が演じる聖導師を引き継ぐ)、武田鉄矢、米良美一、渡辺いっけいらが発表された。この中で、“元祖・朝ドラブレイク俳優”と言えるのが、渡辺いっけい。90年代から朝ドラを見ている、やや年上の視聴者は覚えているかと思うが、1992年から93年にかけて放送された「ひらり」(主題歌はドリカムの「晴れたらいいね」)で石田ひかり演じるヒロインとその姉に想いを寄せられ、三角関係となる医師を演じ、お茶の間の人気を博した。同作をきっかけに知名度を上げ、文字通り、ブレイクした。壮大なファンタジーの世界に身を投じた新旧朝ドラ俳優たちのコラボレーション、いつもと違う表情にも注目して楽しんで見るのもいいかも。(text:cinemacafe.net)
2017年01月21日内村光良率いる“人生”をテーマとするコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」。本日1月19日(木)の放送回にはNHK大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」から綾瀬はるかが登場するが、この度、来週26日(木)の放送にも本ドラマから出演者の鈴木亮平が登場することが決定。綾瀬さんは2週続けて出演するという。1月21日(土)より新シリーズの放送がスタートする大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」と2週にわたりコラボすることが決定した本番。本日放送回では、綾瀬さんが登場し元歌舞伎役者・夏木京介(内村光良)のコントに参加、さらにレギュラーメンバーともトークを繰り広げる。そして2週目に登場する鈴木さんが挑戦するコントは、「現役選手と元選手」。鈴木さん扮する現役メジャーリーガーの服部選手にインタビューするため、元チームメイトで解説者の望月(ムロツヨシ)とアナウンサー(石橋杏奈)がやってくる。望月はなれなれしく服部選手に話しかけるが…という内容だ。コント収録を終えた鈴木さんは、「コントは自分にとって新しい経験でした。とても楽しかった」とコメントし、さらに「また挑戦したい!」と早くも次に向けて意気込みを示した。 また、1週目に登場する綾瀬さんは、2週目では星野源扮する人気キャラクター「うそ太郎」と共演!綾瀬さんはうそ太郎の“妹”として体当たりでコントに挑戦。うそ太郎“兄妹”のコントも見逃せない。「精霊の守り人」は作家・上橋菜穂子による野間児童文芸新人賞受賞小説が原作。この度放送スタートする第2部は、原作の「守り人」シリーズから「神の守り人〈来訪編・帰還編〉」「蒼路の旅人」「天と地の守り人〈第1部〉」を基に、お尋ね者となった女用心棒バルサと、新ヨゴ国の皇太子となったチャグム、別れ別れになった2人の冒険が描かれる。今回コントに登場する綾瀬さんはバルサ役、鈴木さんはタルシュ帝国の密偵・ヒュウゴ役を演じる。そのほか、チャグム役の板垣瑞生、ロタ国の呪術師で王家に仕える密偵カシャルの一員であるシハナ役の真木よう子、さらに柄本明、鈴木梨央、壇蜜、ディーン・フジオカ、渡辺えりら豪華キャストが出演する。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は毎週木曜日22時25分~NHK総合にて放送。大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」は1月21日(土)より毎週土曜日21時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2017年01月19日連続テレビ小説「あさが来た」で五代友厚役を演じ、劇中の彼の死を受け入れられない視聴者の間で“五代ロス”という言葉が生まれるほど大ブレイクを果たした俳優ディーン・フジオカ。この度、ディーンさんを主演に迎えた映画『結婚』が、今年初夏に公開されることが決定した。年齢も境遇も違う、様々な女たちの心の隙間に入り込み、その色気で翻弄していく結婚詐欺師・古海健児(ディーン・フジオカ)。あるときは小説家、またあるときは空間コーディネーターと次々と姿を変え、結婚詐欺を行っていく。騙された女たちは、ついに古海の相棒・千石るり子(柊子)にたどり着くのだが…。原作は、直木賞作家・井上荒野が“結婚詐欺”を題材に、騙す男と騙される女たちの孤独と欲望を描いた同名長編小説。監督には、連続テレビ小説「あさが来た」でチーフ演出を務めた西谷真一、そして連続テレビ小説「梅ちゃん先生」、「結婚できない男」や「お迎えデス。」の尾崎将也が脚本を担当する。今回主演のディーンさんが演じるのは、結婚詐欺師の古海健児。いくつもの偽名を名乗り、あらゆる女性の心に入り込み、金品を騙し取っていくという役どころだ。これまで演じたことのない役に不安を感じていると語るディーンさんだが、「説得力のある結婚詐欺師を演じられるよう頑張りたい」と意気込みを見せる。また、西谷監督とは今回で3回目のタッグとなるディーンさん。「いつも刺激的な西谷監督の現場に戻れるのがいまからもう楽しみ」と期待を語り、「作品が西谷真一監督作品の史上最高傑作になるよう、微力ながら全身全霊をかけてお手伝いさせていただきたいと思っています」とコメントした。「『あさが来た』時代から、ディーン・フジオカさんは映画をやるべき人だと強く思っていた。そして自分が何としても監督をやりたい」と願っていた西谷監督は、「この本格的な恋愛ドラマをぜひディーン・フジオカさん主演で」と提案し今回実現。また、「今回は私が最初にディーンさんに感じた“大人の男が持つ優しさと色気、そして凄み”を引き出し、皆さんが見たことのない、新たなディーン・フジオカの魅力を描いていきたいと思っています」と期待高まるコメントを寄せている。さらに、詐欺にかけるターゲットを見つけ、古海に紹介している古海の相棒・千石るり子役には、連続テレビ小説「まれ」にて矢野陶子役での熱演が注目され話題となった新鋭女優・柊子が抜擢。ディーンさんと初対面した際は、優しくてあたたかい瞳に吸い込まれそうになったと話す柊子さん。「これから始まる撮影期間、ディーン・フジオカさんの瞳をまっすぐ見つめて臨みます」と気合十分に語った。『結婚』は2017年初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年01月12日2016年、最も支持されたTVドラマの1つ「逃げるは恥だが役に立つ」。キャスト陣の好演とケミストリー、実は社会性にあふれたテーマ、主題歌の「恋」ダンスなどが相乗効果となり人気を博した。このドラマに出演していたキャストたち、特に“メンノン”モデルの成田凌や“逆輸入俳優”といわれる大谷亮平は、今年さらに注目を集めるはず。また、「あの映画のあの子は誰?」という新星や、着実に力をつけてきた若手がさらなる飛躍を見せそうだ。大いなる期待も込め、“七人”のネクストブレイク男子をご紹介する!■人気ドラマの気になるイケメンが「GReeeeN」に!?1993年11月22日生まれ、「逃げ恥」撮影中に23歳になった成田さん。坂口健太郎と同様、「MEN’S NON-NO」専属モデルとして活躍、飄々としたマイペースなキャラと独特のセンスで存在感を放っている。彼が「逃げ恥」で演じた“百合ちゃん”(石田ゆり子)の部下、梅原くんは最終回にまさかのカミングアウトがあり、彼のラブも無事ハッピーエンドに。視聴者に驚きと喜びを与えてくれた。また、昨年はNHK BSプレミアムのドラマ「ふれなばおちん」で長谷川京子演じる主婦に恋する役を熱演したほか、大ヒット作『君の名は。』への声の出演、急きょ『L-エル-』でパン屋の代役を務めたことが映画界でも注目を集めた。菅田将暉、横浜流星らと「GReeeeN」のメンバーを演じる『キセキ ーあの日ソビトー』では、劇中グループ「グリーンボーイズ」としてCDデビューも。その愛嬌のあるルックスとはギャップのある低音ボイスは彼の魅力でもあり、MVでも成田さん演じるクニの美声は必聴。1月からは小雪と伊藤淳史が共演する“日9”ドラマ「大貧乏」で、眉目秀麗、頭脳明晰、人心掌握にも長けるというハイスペック男だが、裏にはある思いを抱えているという加瀬春木役に抜擢されており、さらに人気を拡大させるはず。「グリーンボーイズ」メンバーのうち、杉野遥亮にも注目。1995年9月18日生まれ、現在21歳の杉野さんは、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」で校閲部に出入りする印刷会社の“正宗くん”として、和田正人演じる米岡と仲良し(?)になった長身(185cm)のキュートな男子。一昨年、松坂桃李らを生み出した「第12回FINEBOYS専属モデルオーディション」でグランプリを獲得、『キセキ-あの日ソビト-』で映画デビューを飾る。Huluオリジナルの「地味スゴ」スピンオフにも和田さんや江口のりこらと出演。1月スタートの“火9”ドラマ「嘘の戦争」ほか、『兄に愛されすぎて困ってます』では“ヘタレ系塩顔男子”を演じるなど、伸びしろを感じさせている。■「あのイケメンは誰?」思った人は数知れず…Netflix「TERRACE HOUSE」シリーズのスタジオメンバーとして活躍する健太郎も、大ブレイクの兆しあり。1997年6月30日生まれの19歳。現役高校生モデルから、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で俳優デビュー、『俺物語!!』で映画デビューを果たした。昨年は「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」「仰げば尊し」と話題のドラマで鮮烈な印象を残し、現在公開中の『ミュージアム』では、小栗旬演じる主人公・沢村の高校時代を演じているが、これがまた雰囲気から何から小栗さんにそっくり!また、ヤンキー少年を演じた『14の夜』では全裸でプールに飛び込むシーンに挑むなど、熱演を見せている。“塩顔”の切れ長の目元にはどこか憂いを感じさせ、演技センスも抜群の様子。2014年に出演した清水翔太「SNOW SMILE」のMVでは、小松菜奈と超絶キュートなカップルを演じていただけに、今後は胸キュン作品にも出演してもらいたい!と思ったら、2017年は『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』では中条あゆみに、『先生!』では広瀬すずに“想いを寄せる”役に。また、太賀の友人役を演じる剛力彩芽主演ドラマ「レンタルの恋」が1月スタート。野村周平×黒鳥結菜『サクラダリセット』では「声を届ける能力」を持った高校生役で前後篇に登場し、歌とギターも披露するという。ちなみに、「レンタルの恋」では清原翔、『サクラダリセット』では岩井拳士朗といったモデル出身俳優たちにも要注目だ。■話題作相次ぐ!2017年の売れっ子になる!?菅田将暉や窪田正孝らが過去に出演し、若手の登竜門といわれる山田孝之の『闇金ウシジマくん』シリーズには、昨年、間宮祥太朗、太賀ら注目俳優が多数出演した。中でも山田裕貴は『HiGH&LOW THE MOVIE』から『ふきげんな過去』『青空エール』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、加えて自身の主演シリーズ『闇金ドッグス』など話題作に立て続けに出演。何気に、出演映画は9作にものぼっている。山田さんは、1990年9月18日生まれの26歳。“戦隊ヒーロー”としてデビューし、『ストロボ・エッジ』などで注目を集めた。「カメレオン俳優を目指している」というだけに、ヤクザやチャラ男から、狂気の男、野球部の先輩など、演じてきた役は実にさまざま。2017年は、タツノコプロのヒーロー『破裏拳ポリマー』で馴染みの深い坂本浩一監督のもと主演・溝端淳平の“相棒”に。また、故・寺山修司の小説の映画化『あゝ、荒野』にも参戦。待望のボクサー役で、初共演となる菅田さんの宿命のライバルを演じるというから楽しみ。さらに村上虹郎主演『二度めの夏、二度と会えない君』では、銀髪姿でベースにも挑戦する。もしかしたら、昨年の菅田さんのように「どの映画にも出ていたよね」と言われるような存在になっているかもしれない。一方、菅田さんを主演に迎え、古屋兎丸の人気漫画を映画化する『帝一の國』に、野村さん、竹内涼真、間宮さん、千葉雄大とともに出演する志尊淳も今年、爆発的人気を得そうな1人。1995年3月5日生まれ、21歳の志尊さんもまた“戦隊ヒーロー”出身。多部未華子主演のクリスマスドラマスペシャル「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」では、“王子様キャラ”を好演したばかりだ。今年は、あの「イタズラなKiss~Love in TOKYO」を手がけたチームのもと、癒やしの胸キュンラブコメディー「きみはペット」のモモ役に抜擢。先日公開された予告編でも、子犬のようなモフモフヘア、自販機ドンキスやバックハグなどが再現されており、期待度は十分。生徒会長の座をめぐる名門男子高校生の激しいバトルをギャグ満載で描く『帝一の國』では、若手人気俳優×超個性派キャラが激突するなか、志尊さんは茶髪&ボブヘアで、アイドル的な存在を体現。同じく戦隊レッドだった“ヌクメン”千葉さんの後継者となるかも!?さらに中条あやみ主演『覆面系ノイズ』に小関裕太とともに出演するなど、引っ張りだことなりそうだ。■2人の“おにいさん”から目が離せない「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」で、ハイスペックなのに女心を理解できない“残念男子”を演じた高橋一生にも注目!1980年12月9日生まれ、36歳を迎えたばかりの高橋さんは、昨年、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「僕のヤバイ妻」などで名バイプレイヤーとしてその演技力を発揮し、大ヒット映画『シン・ゴジラ』の理系オタク・安田龍彦がハマリ役に。同じく“リケジョ”尾頭ヒロミ(市川実日子)らとともに人気者となった。今回、多部さんを相手に王道ラブストーリーに挑戦したことも新鮮だったが、今年は「逃げ恥」と同じ火曜ドラマ枠「カルテット」で松たか子、満島ひかり、松田龍平と共演。“全員が片想い”という大人のラブ・サスペンスを描くというから期待高まる。さらには、大河ドラマ「おんな城主直虎」や豪華キャスト競演の『3月のライオン』なども控えている。ハイスペックイケメンといえば、「逃げ恥」の風見役で注目を集めた大谷亮平だ。1980年10月1日生まれの大谷さんは、韓国のダンキンドーナツのCMで注目を集め、モデル、俳優として10年間にわたり現地で活躍。日本で人気ドラマにレギュラー出演しているということで、韓国からも取材が来たほど。ディーン・フジオカに次ぐ“逆輸入俳優”といわれる。「逃げ恥」では、年齢差という百合ちゃんの“呪い”を打ち破ってくれた一途キャラであり、ちょっとぎこちない「恋」ダンスのギャップなども好印象に。“塩顔”ブームの中にあって貴重な“濃厚系”の顔立ちだが、1月20日からは倉科カナ、三浦翔平、水野美紀とドロドロしてるのにキュンとするという(!?)“ドロキュン”ドラマ「奪い愛、冬」で、さらなる一面を見せてくれそうだ。2017年、彼らの躍進を楽しみにしていて。(text:cinemacafe.net)
2017年01月03日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介主演の映画『鋼の錬金術師』(2017年冬公開)のティザービジュアルが1日、公式サイトにて公開された。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。主役のエドワード・エルリックを山田が演じる。ティザービジュアルでは、蒸気に包まれた駅構内を舞台に、山田演じるエドと、鎧の体となってしまった弟のアルフォンスの2人が映っている。曽利文彦監督は、作品について「原作を読んでいて、“機関車”がモチーフとして一番重要だと考えました。兄弟が旅をする話なので移動は全部機関車で移動していて、機関車が日本の機関車だとしっくりこないので西洋の機関車を求めて街を探しました」とコメント。イタリアで撮影が行われたが、その理由として1番にあげるほど機関車が大事だったことを明かした。さらに「石畳の風景が欲しかった」という曽利監督は、「日本に現代の石畳はあるが、年季が入った石畳を探すと西洋風の石畳はなく、最近のものだったりする」と説明し、イタリアロケのこだわりを語った。公式サイト内の時計にはある仕掛けが施されているほか、新春の運試しコンテンツとして「ハガレンみくじ」も実施される。キャストは他、本田翼(ウィンリィ・ロックベル役)、ディーン・フジオカ(ロイ・マスタング大佐役)、松雪泰子(ラスト役)、佐藤隆太(マース・ヒューズ中佐役)、蓮佛美沙子(ホークアイ中尉役)、夏菜(ロス少尉役)、原田夏希(グレイシア・ヒューズ)、大泉洋(国家錬金術師タッカー役)、國村隼(ドクター・マルコー役)、小日向文世(ハクロ将軍役)、石丸謙二郎(コーネロ教主役)、本郷奏多(エンヴィー役)、内山信二(グラトニー役)の出演が発表されている。(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
2017年01月01日山田涼介を主演に、日本を代表する傑作コミックを実写映画化する『鋼の錬金術師』。本日1月1日、“ハガレン”イヤーの幕開けを記念して、本作の公式サイトにてフルCGの実写アルフォンスの全貌も現れたティザービジュアルが初披露。秋に、“ハガレン”史上初の大規模原画展「鋼の錬金術師展」が開催されることも決定した。原作は、壮大なスケ―ル・世界観と想像を超えるストーリーで世界をも魅了する、日本漫画界を代表する伝説的コミック。シリーズ全世界累計7,000万部超の大ベストセラーであり、2003年と2009年にTVアニメ、2005年と2011年には劇場アニメが公開され、またゲーム、小説版などとマルチに展開された。月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)にて連載中に妊娠出産を経験した原作者・荒川弘(あらかわ ひろむ)が、「いつかわが子に読ませたい」との思いを込め、描き続けたというエルリック兄弟の感動的な冒険譚は、女性からも熱狂的に支持されている。元旦、“ハガレン”イヤーのはじまりに公式サイト内で公開されたティザービジュアルは、蒸気に包まれた駅構内で“鋼の錬金術師”エド(山田さん)と弟アルフォンス2人の冒険の始まりを暗示する姿が描かれている。原作者・荒川さんは、「『作品は自分の子供』とよく言われますが、原作が子どもならそこから派生した作品は可愛い孫のようなものです。このたびドラマCDやアニメやゲーム等に加えて実写映画という孫が増えました。完成までまだしばらくありますが、今度の孫はどんなやんちゃを見せてくれるのかな~と楽しみにしています!」と映画化についてコメント。メガホンをとった曽利文彦監督は、「映画監督として、日本が世界に誇る名作『鋼の錬金術師』を実写映画化できるなんて本当に幸せです。10年もの長い期間、この映画のために開発を続けた映像技術を全編に駆使して、邦画の新しい可能性に挑戦したいと思います」とコメントを寄せている。今回エルリック兄弟の姿と共に、曽利監督こだわりのイタリアの街で撮影された機関車と石畳が収められたティザービジュアルからは、“ハガレン”の世界観そのままの歴史あるヨーロッパの空気感を感じることができる。このイタリアでのロケについて、監督は「イタリアに行きたかった一番大きな理由が、機関車です。原作を読んでいて、“機関車”がモチーフとして一番重要だと考えました」とコメント、「兄弟が旅をする話なので移動は全部機関車で移動していて、機関車が日本の機関車だとしっくりこないので西洋の機関車を求めて街を探しました」と、兄弟の旅路を象徴するかのような機関車を求めていたと語る。また、「石畳の風景が欲しかった」と監督は言う。「日本に現代の石畳はあるが、年季が入った石畳を探すと西洋風の石畳はなく、最近のものだったりする。ある程度、年季の入った石畳を探すと、ある面積を必要とするので機関車と石畳を探しました」と、イタリアロケでのこだわりを明かしている。なお、公式サイト内で見ることのできる時計にはある仕掛けが施されているとのこと。その時計に隠された意味とは、いったい何なのだろうか…?山田さんのエドワード・エルリックほか、ウィンリィ役に本田翼、マスタング大佐役にディーン・フジオカ、“ホムンクルス”(人造人間)のラスト役に松雪泰子など、オールスターキャストが集結する本作。「鋼の錬金術師展」も含め、これからの続報にも引き続き注目していて。『鋼の錬金術師』は2017年12月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月01日●ドラマ界、次のトレンドは?この2カ月間くらい、どこへ行っても「秋のドラマは面白いね」と声をかけられた。いかにもドラマが好きそうな30~40代の女性だけでなく、10代や60代の男性からも言われるくらいだから、本当に多くの人々が見ていたのだろう。夏ドラマは、「全話2ケタ視聴率の作品が0本」という壊滅的な状況だったが、秋ドラマは『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系、以下『ドクターX』に略)が平均20%超え、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系、以下『逃げ恥』に略)の最終回が20.8%を記録。さらに、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系、以下『校閲ガール』に略)、『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系、以下『砂の塔』に略)、『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系、以下『IQ246』に略)も平均視聴率が2ケタを超えたほか、内容の評判も上々。テレビウォッチャーの満足度やクチコミサイトなどの評価も軒並み高かった。ここでは、「『逃げ恥』ブームに見る次のトレンド」「"連ドラらしさ"への回帰」「脚本家の新世代が台頭」という3つのポイントから検証し、21作を振り返っていく。今回も「視聴率や俳優の人気は無視」のドラマ解説者・木村隆志がガチ解説する。■ポイント1:『逃げ恥』ブームに見る次のトレンド『逃げ恥』ブームの理由は多くのコラムで書かれてきたので、ここでは今後のドラマ界に向けた影響について考えていきたい。『逃げ恥』の結末は、みくり(新垣結衣)と平匡(星野源)だけでなく、アラフィフ独身の百合ちゃん(石田ゆり子)、シングルマザーのやっさん(真野恵里菜)、マイノリティの沼田(古田新太)ら、ほとんどのキャラクターが笑顔を見せて終わった。『逃げ恥』は、よく「悪者がいないドラマ」と言われていたが、とりたてて善人もいない。善悪ではなく、一人一人の生き方を尊重・応援するような世界観を作り、結果的に主題歌『恋』の歌詞にある「夫婦を超えていけ」を表現していた。今回の大ヒットは、『半沢直樹』(TBS系)以降続いていた勧善懲悪ブームが終わり、次のステージに入ったことを示唆しているのかもしれない。また、恋愛ドラマであるにも関わらず、さまざまな年代・性別・立場のキャラクターを並べて、あらゆる人々が入りやすい状態を作ったのは特筆すべきところ。加えて、情報番組とのコラボ、タイアップCM、恋ダンス、クックパッド連動などの仕掛けは、プロデューサーによる見事な"全方位プロジェクト"だった。あらゆるところから「お客さんを呼んで来よう」という妥協なきスタンスは、今後のドラマ界に影響を及ぼすだろう。もう1点ふれておきたいのは、"婚前同居""契約結婚"というコンセプト。どちらもドラマでも何度か描かれてきたもので目新しさはなく、極めてシンプルな部類に入る。より多くの人々を感動させるためには、「貴族の末裔」「旧約聖書『カインとアベル』」「タワーカースト」などの奇抜なコンセプトは必要ない、ということが明らかになった。■ポイント2:"連ドラ"らしさへの回帰『逃げ恥』は、「ハイテンポ」「小ネタ詰め込み」一辺倒になりがちなドラマ界の流れを止めてくれた。両家顔合わせ、ハグ、新婚旅行、キスなどの小さな出来事が一話ずつ進むスローな展開こそ、連ドラ本来の楽しさ。目先の視聴率を獲るためにテンポを速め、次々に大きな事件を起こすことに熱心だった制作サイドには、目から鱗だったのではないか。また、『砂の塔』が見せた「長編ミステリー&サスペンスの復活」も大きな意味がある。21世紀に入ってから長編ミステリー&サスペンスは低視聴率を理由に減る一方。「一話完結でスカッと解決」の作品ばかりになって久しいが、終盤右肩下がりの『IQ246』と、右肩上がりの『砂の塔』の差が、「もっと長編を見たい」という視聴者の声なのかもしれない。また、『カインとアベル』(フジテレビ系)、『逃げ恥』、『ドクターX』、『コピーフェイス~消された私~』(NHK)など、クリスマスウィークまでしっかり放送した作品が多かったのも久々。「幸せな気分で年越しできる」という秋ドラマに望まれる心地よい余韻を与えてくれた。■ポイント3:脚本家の新世代が台頭ドラマ業界では、「連ドラの脚本家は平均年齢55歳くらい」と言われるほど高齢化している。ベテランの頑張りはうれしい反面、取って代わる存在がいないのは大きな問題。しかし、制作サイドは、「若手を育てたいが、ベテランに書いてもらったほうが時間内で安定した作品を供給できる」というジレンマを抱えていたが、秋ドラマで光が見えはじめた。今秋は『逃げ恥』の野木亜紀子、『砂の塔』の池田奈津子、『IQ246』の泉澤陽子など2010年以降に連ドラデビューした女性脚本家たちがベテランに負けぬ仕事を披露し、芸人のバカリズムも、連ドラ2作目にして初の長編にトライ。『黒い十人の女』は本人いわく「長いコント」とのことだが、"芸人ならではの脚本"という可能性にあふれていた。今後もコントのプロたちによる"芸人脚本家"が増えるかもしれない。2017年は新旧脚本家のよい競争が見られるのではないか。秋ドラマはそんな来年への期待感を持たせてくれた。全作の全話を見た結果、秋ドラマの最優秀作品に挙げたいのは、やはり『逃げ恥』。脚本・演出・俳優・仕掛けなど非の打ちどころがない仕上がりで、何かを言うとしたら難癖でしかない。『黒い十人の女』も負けない仕上がり。深夜放送ではもったいないほどバカリズムの脚本は質が高く、それに応えるべく女優たちが生き生きとした演技を見せた。男優では、連ドラ史上まれにみるバカとアクションを53歳にしてやり切った『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系、以下『ラストコップ』)の唐沢寿明と、徹底した映像美の中で異質な佇まいを見せた『スニッファー 嗅覚捜査官』(NHK、以下『スニッファー』)の阿部寛。女優では、ヒロインとして出色の華を見せた『逃げ恥』の新垣結衣と、破天荒なキャラ設定を自分のものにした『校閲ガール』の石原さとみを挙げたい。また、『逃げ恥』の星野源と石田ゆり子、『校閲ガール』の江口のりこと和田正人、『砂の塔』の松嶋菜々子、『黒い十人の女』の成海璃子と水野美紀ら助演俳優も大活躍。ダブル主演、トリプル主演に近いポジションで作品のレベルを引き上げていた。【最優秀作品】『逃げ恥』次点-『黒い十人の女』『校閲ガール』【最優秀脚本】『逃げ恥』次点-『黒い十人の女』【最優秀演出】『逃げ恥』次点-『校閲ガール』『ラストコップ』【最優秀主演男優】唐沢寿明(『ラストコップ』)次点-阿部寛(『スニッファー』)【最優秀主演女優】新垣結衣(『逃げ恥』)次点-石原さとみ(『校閲ガール』)【最優秀助演男優】星野源(『逃げ恥』)次点-和田正人(『校閲ガール』)【最優秀助演女優】松嶋菜々子(砂の塔)次点-成海璃子(『黒い十人の女』)【優秀若手俳優】佐野勇斗(『砂の塔』)久保田紗友(『運命に、似た恋』)●21作をガチ採点! 『逃げ恥』は?21作のひと言コメントと採点(3点満点)○『カインとアベル』月曜21時~フジテレビ系出演者:山田涼介、桐谷健太、倉科カナほか寸評:今年は恋愛路線を貫いてきた月9が最後に選んだのはビジネス。「一人の女性をめぐる兄弟の物語」ではないことに肩透かしで、シリアスな作風にしてはディテールがアバウトで、リアリティに欠けた。演技に取り組む山田の真摯な姿勢は感じられただけに、主演より一段ずつ階段を上らせたい。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆視聴率☆総合☆】○『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』火曜21時~フジテレビ系出演者:吉田羊、相武紗季、伊藤蘭ほか寸評:医療ドラマの可能性を開拓すべく、「原因不明の難病」「手術をしない医師」というテーマを選択。エンタメ要素で『ドクターX』に勝てないのは織り込み済みだろうが、一話完結にこだわったためシリアスさもあと一歩。最大の誤算は『逃げ恥』大ヒットで、火曜21時への枠移動が裏目に出たこと。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆☆】○『逃げるは恥だが役に立つ』火曜22時~TBS系出演者:新垣結衣、星野源、石田ゆり子ほか寸評:キャスティング、脚本・演出に加え、恋ダンスや番組コラボなどあらゆる面で「見てもらう工夫を凝らす」姿勢に敬服。老若男女の視聴者を集め、作品のパワーと波及効果を生み出していた。ラブコメ本来のスローな展開を視聴者に浸透させたという意味で、ドラマ界に与える影響は大きい。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆☆☆総合☆☆☆】○『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』水曜21時~日本テレビ系出演者:石原さとみ、菅田将暉、岸谷五朗ほか寸評:"お仕事ドラマ"としては雑な印象もあるが、ヒロインとファッションを楽しむための仕掛けがぎっしり。斬新な演出でプロモーションビデオのような軽さを生み出していた。1人1人の助演も効いていたが、ヒロインが苦悩するシーンをもう少し掘り下げたほうが、感動を得られたのでは。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆☆総合☆☆☆】○『コック警部の晩餐会』水曜0時10分~TBS系出演者:柄本佑、小島瑠璃子、えなりかずきほか寸評:「1話30分のライトな刑事コメディ」というコンセプトに柄本がフィットせず、持ち味が出ていたとは言えなかった。そのためか、女優デビューの小島、笑いのメインに据えられたえなりも窮屈そうな印象に。深夜らしいB級感がほしい内容だが、マジメに作られていたのはスタッフの人柄か。採点:【脚本☆☆演出☆キャスト☆視聴率☆総合☆】○『ドクターX~外科医・大門未知子~』木曜21時~テレビ朝日系出演者:米倉涼子、岸部一徳、西田敏行ほか寸評:予想通りの横綱相撲。泉ピン子の投入以外は何も変わらず、PPAPなどの時事ネタを織り込みながら、これまで通りの内容で押し切った。「大門の手術が成功するのが分かっているため、周囲の敵が小物に見える」きらいはあるが、平均視聴率20%を獲れる唯一のシリーズだけに変える必要はない。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆☆☆総合☆☆】○『Chef~三ツ星の給食~』木曜22時~フジテレビ系出演者:天海祐希、小泉孝太郎、遠藤憲一ほか寸評:オーナーの食中毒偽装やテレビ取材などプロットに無理があり、序盤で視聴者の心をつかめず……。中盤から天海の魅力が発揮されはじめたが、給食問題に切り込まず、子どもたちとのエピソードもほとんどなかったのが残念。"三ツ星シェフ=天海"というカリスマ性に頼りすぎた感がある。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆】○『黒い十人の女』木曜23時59分~日本テレビ系出演者:船越英一郎、成海璃子、水野美紀ほか寸評:10人の女性を書き分けるバカリズムの脚本が冴え渡った。ケンカがエスカレートして徐々に濃度の高いものをぶっかけ合うなど、コント師としての顔もしっかり。「みなさん大好物の不倫」というセリフ通り、ダメな人間を悪気なく笑い飛ばそうとしていた。今年の深夜ドラマナンバーワン。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆☆総合☆☆☆】○『石川五右衛門』金曜20時~ テレビ東京系出演者:市川海老蔵、國村隼、比嘉愛未ほか寸評:佇まいからセリフ回しまで、市川海老蔵そのもの。"海老蔵歌舞伎"の世界観をドラマに直輸入したような時代劇に驚いた人は多かったのではないか。「茶々が授かった子の父は五右衛門で、五右衛門の父も秀吉だった」という筋書きは面白いが、この枠にしては登場人物が多く盛り込みすぎの感も。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆☆】○『砂の塔~知りすぎた隣人』金曜22時~TBS系出演者:菅野美穂、岩田剛典、松嶋菜々子ほか寸評:「ママ友いじめ」をエスカレートさせた序盤こそモタついたが、松嶋の怖さが発揮されてから一気に加速。壮絶な過去とハーメルン事件の両輪で、本格ミステリー&サスペンスの様相に。ただ、「犯人が最終回で初登場」という禁じ手を使ったのは疑問で、タワーマンションが舞台の理由も薄い。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆☆総合☆☆】○『運命に、似た恋』金曜22時~ NHK系出演者:原田知世、斎藤工、奥田瑛二ほか寸評:脚本に北川悦吏子を据えただけあり、予想通りの大人向けファンタジーに。幼少時代のエピソード、難病、恋を邪魔する悪女などは既視感こそ強いが、徐々に女の顔になっていくヒロインに自分を重ねた女性は多かっただろう。ただ、それは裏を返せば「古い」と感じる人が多いということでもある。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆☆】○『コピーフェイス~消された私~』金曜22時~ NHK系出演者:栗山千明、佐藤隆太、玉置玲央ほか寸評:「飛行機事故で間違えられて別人の顔に整形手術される」という外国ドラマのような設定に口をはさむのは野暮というもの。荒唐無稽な話をシリアス一辺倒でやり切るのがNHKの強みであり、それが2役を演じた栗山の技量を引き出していた。全6話でまとめて間延びしなかったのも好印象。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆☆】○『家政婦のミタゾノ』金曜23時15分~テレビ朝日系出演者:松岡昌宏、清水富美加、余貴美子ほか寸評:松岡の女装は仕掛けの1つに過ぎず、毎話予想を裏切る筋書きと、家事テクニックなどの遊び心が好評だった。最終回のオチは視聴者にとって予想の範ちゅうであり、大どんでん返しとはいかず。『半沢直樹』『下町ロケット』などを手がけた脚本家・八津弘幸には次作もオリジナルを期待したい。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆☆総合☆☆】○『勇者ヨシヒコと導かれし七人』金曜24時12分~テレビ東京系出演者:山田孝之、木南晴夏、宅麻伸ほか寸評:福田雄一ワールドは健在であり、シュールかつムチャなネタの連発で安定した笑いを提供。ただ、起用される俳優に偏りがあるため、「そろそろ見慣れてしまった」という声も多い。パロディの思い切りこそあるが、このスタッフとキャストなら、「もっとできるかも」と思ってしまうのは酷か。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆☆】○『THE LAST COP/ラストコップ』土曜21時~日本テレビ系出演者:唐沢寿明、窪田正孝、和久井映見ほか寸評:「刑事かバカか」のコピーを裏切る「バカ一択」を徹底。ここまで賛否両論が分かれる作品も珍しいが、それは「1コンセプトでやり切っている」から。ムチャ振りの連続をハイテンションでこなした唐沢と窪田と、最終回の生放送で最大級のグダグダ感を演出したスタッフに敬意を表したい。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆総合☆☆】○『スニッファー 嗅覚捜査官』土曜22時~NHK出演者:阿部寛、香川照之、井川遥ほか寸評:阿部と香川のコンビと、映像の美しさは完璧。物語もよくまとまっている。それでも額面通りの評価を受けられないのは、必要以上な敷居の高さではないか。カッコよく作り込みすぎた映像が人間くささを奪い、「気取っている」という印象に。エピソードはあるだけに、続編を作るかはNHK次第。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆総合☆☆】○『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』土曜23時40分~フジテレビ系出演者:田辺誠一、西田尚美、鹿賀丈史ほか寸評:タイトルに反して逆襲はほとんど見られず、主人公はひたすら理不尽な仕打ちを受け続けるストレスフルな展開が続いた。テーマが見えにくくい分、爽快感のポイントも見つからず、視聴者が困惑……。東海テレビ制作だけに、昼ドラゆかりの俳優を次々に出演させて楽しませてくれた。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆】○『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』土曜0時20分~テレビ東京系出演者:中村蒼、大東駿介、野間口徹ほか寸評:テレビ番組や芸能界のあるあるを詰め込んで小バカにするスタンスはテレ東らしいが、もはや見慣れた感もある。最終回の「俺たちは自分たちのことは自分たちで決めたい」「(視聴者に)お前らにガタガタ言われる筋合いはねえ」はSMAP、引いては芸能人全体へのエールに見えた。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『IQ246 ~華麗なる事件簿~』日曜21時~TBS系出演者:織田裕二、ディーン・フジオカ、中谷美紀ほか寸評:意欲作だが「貴族の末裔」「IQ246」という設定と事件がリンクせず、通常の推理ドラマという枠に収まった。織田の役作りと、木村監督らしい小ネタやドタバタに否定的な声が多かったのは気の毒というほかない。犯人が最初からわかっている倒叙型だけに、大物ゲストが必要だった。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆☆総合☆☆】○『キャリア ~掟破りの警察署長~』日曜21時~フジテレビ系出演者:玉木宏、高嶋政宏、瀧本美織ほか寸評:「平成版、遠山の金さん」という設定に徹した刑事ドラマは、テレビ東京の20時台を思わせるシンプルさ。ただ、日曜21時という時間帯を考えると、中高年向けのコンセプトなのはもったいない。「警察手帳を見せ、相手が腰を抜かす」シーンにカタルシスを感じる層はごく一部。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆】○『レンタル救世主』日曜22時30分~日本テレビ系出演者:沢村一樹、藤井流星、志田未来ほか寸評:器用な俳優を集めて、ルチャ・アクション、つぶやきラップ、泣き顔ブス、イケメンの女装など、てんこ盛りの演出で勝負。すべてが足し算にならなかったのは、軸となる主人公の魅力を描けなかったからか。沢村が周囲の変わり者に振り回される、ただのお人好しだったのは残念。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆】■木村隆志コラムニスト、テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月間20本超のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などに出演。取材歴2000人を超えるタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2016年12月28日歌手で俳優の星野源が23日、テレビ朝日系音楽特番『ミュージックステーションスーパーライブ2016』(19:00~23:10)に生出演。20日に最終回を迎えたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌「恋」を披露した。新垣結衣と星野が出演した『逃げ恥』のエンディングで、キャスト陣が主題歌「恋」に合わせて踊る"恋ダンス"が一大ブームに。司会のタモリとのトークで、星野は「今、結婚式とか忘年会でみなさん踊っていただいているみたいで」とうれしそうに話した。また、「この間スタジオでたまたまディーン・フジオカさんに会ったら、ディーンさんも『練習してるよ』って言ってくださってすごいうれしかったです」と喜んだ。そしてライブでは、「すげーな! みんな踊ってる。ありがとうございまーす!」と感激し、「テレビの前も踊ってますかー!?」と呼びかけた星野。自らもキレキレの"恋ダンス"で盛り上げた。
2016年12月24日突然ですが、質問です。みなさんは今のパートナーに満足していますか?また、どんなパートナーだったら満足できると思いますか?お付き合いするだけなら、フィーリングで相手を選んでもいいかもしれませんが、結婚となったら、ただ「好き」なだけでいい、というわけにもいかないですよね?それでは、生涯のベストパートナーを選ぶには何に注意すればいいのでしょうか。◆男女の役割分担は今も昔も同じ?PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)が実施した「人生の満足度に関する調査2016」によると、全国の男女が今のパートナーに対して満足している点は、1位:優しさ・思いやりがある…48.5%2位:家族を大切にする…38.7%3位:口うるさくない・自由にさせてくれる…28.9%男女別に見ると、1~2位は男女共に上記の項目がランクインしていますが、それ以降は、男性は【家事が好き・得意である】を重視。一方、女性は【頼りがいがある】【収入が安定している】を大切に考えていることが判明しました。共働きの家庭が増えたとはいえ、やはり男性は女性に「家事」を、女性は男性に「収入」を求める傾向にあるんですね。なんとなくですが、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』がブームになった理由がわかるような…(もちろん一番の魅力は主演の2人のかわいさだけど)。◆男は北に行くほど優しくなる?男女それぞれの「パートナーに満足している点」を地域別に見ていくと、こんなデータが。【優しさ・思いやりがある】男性の回答/1位九州・沖縄…52.3%女性の回答/1位北海道・東北…58.2%男性は北に行くほど、女性は南に行くほど優しくなるのでしょうか?ちなみに北海道・東北の女性の回答では【口うるさくない・自由にさせてくれる】も全国1位でした。「優しい」うえに「口うるさくない」男性って最高ですね。結婚後も自由気ままに暮らしたい!と思う人は、北海道・東北エリアの男性に目を向けてみるといいかもしれません。◆見た目がいいのは南の男性?パートナーの【容姿が好み】という項目については、【見た目が好き】男性の回答/1位北海道・東北…20.0%女性の回答/1位九州・沖縄…16.4%【見た目が好みではない】男性の回答/最下位中国・四国…10.9%女性の回答/最下位北海道・東北…6.3%北海道・東北の男性がパートナーの容姿に満足している反面、女性は厳しい視点を持っている様子。このバランスの悪さ、ちょっと面白いと思いませんか?ディーン・フジオカさん(福島県)に今をときめくモデルのとまんくん(宮城県)、TEAM NACSのメンバーなどなど、北海道や東北にはイケメン、結構いると思うのですが。女性の理想が高いのか、それともアレな感じの男性が多いのか…気になるところですね。◆結局、時代は『逃げ恥』?最後に、今のパートナーに対する【理想像を大きく下回っている点】(全国)をご紹介します。【男性の回答】1位家事が好き・得意でなかった…10.4%1位優しさ・思いやりがなかった…同率10.4%3位口うるさい・自由にさせてくれない…10.2%【女性の回答】1位収入が多くなかった…20.6%2位大人の振る舞いができない…13.8%3位家事が好き・得意でなかった…13.2%3位頼りがいがない……同率13.2%男性は「家事」が苦手なパートナーに、女性は「収入」が少ないパートナーに不満を持つことが少なくないよう。最初に戻ってしまいますが、結局、一番気になるのはそこなんですね…。うーん『逃げ恥』的。もちろん、家事ができるだけでいい奥さんになれるわけでも、収入が良ければいい旦那さんになれるわけでもないけれど、こういうふうに感じる人が多いという点は、現実問題として真摯に受け止める必要がありそうです。◆「これだけはイヤ」を3つ考えてところで、夫婦・家族問題コンサルタントの池内ひろ美さんは、著書『とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。』の中で結婚相手に望む条件を3つに絞ることを薦めていました。“どうしても譲れない条件”を3つに絞れない場合は、逆に“これだけはイヤ”という3つを挙げるのでもいいそう。今回の調査を踏まえて言うと「収入が少ないのはイヤ」「優しくないのはイヤ」「口うるさいのはイヤ」みたいなイメージですね。みなさんがパートナー選びをするうえで“これだけはイヤ”な項目は何ですか?理想をたくさん挙げるのもいいけれど、その前に一度、絶対に無理な要素を3つ考えてみてはいかがでしょう。そうすれば、結果として「満足度の高い」パートナーを見つけられるかもしれませんよ。ライタープロフィールKawauso紙媒体とWeb媒体を行ったり来たり。お酒、本、映画、旅をこよなく愛する独女。次に行きたい所はチリとペルー。あとブータン。
2016年12月20日織田裕二主演、“IQ246”の知能を持った貴族の末裔が難事件に立ち向かうドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」の最終回が12月18日(日)今夜オンエアされる。本作で織田さんが演じているのはやんごとなき貴族の流れを汲みながら時の権力とは無関係に、代々ありとあらゆる学問のみを探求してきた法門寺家の末裔にして、現当主の法門寺沙羅駆。本作は沙羅駆が天才的頭脳を駆使して難事件を解決していく本格ミステリードラマである。織田さんのほか、沙羅駆の警護を担当する刑事・和藤奏子に土屋太鳳、法門寺家に代々仕える当代の執事・賢正にディーン・フジオカ、いつも沙羅駆に出し抜かれてしまう警視庁捜査一課の刑事・山田次郎に「Kバレエカンパニー」のプリンシパルでもある宮尾俊太郎、沙羅駆の妹の瞳に新川優愛、そして沙羅駆最大の敵、“IQ300”の「マリア・T」を中谷美紀が演じている。沙羅駆が関わっていた難事件の数々は、「マリア・T」が「13」という名を名乗って犯人たちを裏で操り犯罪に導いていたことがわかり、さらに「マリア・T」の正体が当初、法医学専門医監察医として沙羅駆たちの前に現れた森本朋美だったことがわかった。いったんは捕えられた「マリア・T」だが、事故に遭い搬送された賢正の父・賢丈(寺島進)の病院の電源をハッキング、賢丈ら患者の命を人質にする。ハッキング犯を捕まえた沙羅駆たちだが、混乱に乗じて「マリア・T」は逃亡。警察無線をジャック、声を変え沙羅駆とマリア・Tは共犯であり「沙羅駆も射殺しろ」と機動隊に命令。沙羅駆らは包囲されてしまう…というのが前回までの物語。機動隊から脱出を図る沙羅駆たちだが、沙羅駆をかばって奏子が撃たれてしまう。被弾した奏子の姿を前に激しく憤る沙羅駆だが、賢正は奏子の治療をすることが先決だと2人は奏子を連れ病院へ駆け込む。一方、御前会議あてに「マリア・T」から「日本中の電気の中枢をハッキングした」という脅迫状が届く。御前様や御前会議の幹部・黒木らは一刻も早く「マリア・T」の行方を突き止めるよう警視総監の棚田(篠井英介)を急き立てる…というのが最終回のストーリー。日本を巡る“IQ246”沙羅駆と“IQ300”「マリア・T」の勝負、最後に勝つのはどちらか…最後の最後まで目が離せない。「IQ246~華麗なる事件簿~」最終回は12月18日(日)21時~TBS系でオンエア。(笠緒)
2016年12月18日『あん』『淵に立つ』など、国内外から高い評価を受ける作品を送り出すエレファントハウスが配給する新作映画『真白の恋』が、2017年2月11日よりロケ地の富山にて先行公開、その後、全国にて順次公開することが決定。「第4回なら国際映画祭」インターナショナルコンペティション部門で観客賞を受賞した本作から、場面写真も解禁となった。渋谷真白は、生まれてからこれまで家族と共に富山で暮らしている。真白には、ごく軽度の知的障がいがある。日常生活に支障はなく、現在は父の営む自転車店の店番をしたり、飼い犬の世話をしたりと、元気に暮らしている。ある日、兄の結婚式で神社を訪れた真白は、東京からやって来たフリーカメラマン・油井景一に出会う。真白の生まれて初めての恋。応援する人、心配する家族。その中で真白は何を感じ、どう成長していくのか…。“日本のヴェネチア”とうたわれるほどの絶景、自然豊かな富山県射水市を舞台に、ひとつの家族の“優しさ”と“葛藤”を描く本作。監督は冨樫森(『あの空をおぼえてる』『おしん』など)、呉美保(『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』など)らのもとで助監督経験を積み、本作が初の長編作品となる坂本欣弘。脚本は軽度の知的障がいのある実弟をもつ北川亜矢子が手がけたオリジナル脚本。軽度の知的障がいをかかえる女の子・渋谷真白には、舞台を中心に活躍し、三浦大輔の「愛の渦」フランス公演や福原充則・作「墓場、女子高生」などに出演してきた佐藤みゆきが映画初主演。真白が想いを寄せるカメラマン・油井景一には、シンガポールで活躍中のポスト“ディーン・フジオカ”との呼び声高い福地祐介。真白を大切に思うあまり、過保護になってしまう父を長谷川初範が演じる。解禁された場面写真は、佐藤さん演じる真白と福地さん演じるカメラマン・油井の海辺での2ショットが。真白は兄の結婚式で訪れた神社で、撮影のために東京からやってきた油井と出会う。真白は地元住民だけが知っている絶景撮影スポットへ油井を案内する代わりに、カメラを教えてもらうことに。無邪気にカメラを構える真白と無邪気な真白につられて笑顔を見せる油井の2ショットは、撮影前日に奇跡的に降り積もった雪によって、より本作を象徴するような魅力的なシーンとなった。また、12月5日に結婚したことを自らのブログで報告し、世間を賑わせた及川奈央が、真白の兄と結婚する美咲役を演じ、自身初となる白無垢姿を披露している。富山県出身の坂本監督による富山オールロケで行った本作。真っ白な心で初めての恋をした少女と、彼女を大切に思う人たちの思い、温かさを、この冬に感じてみて。『真白の恋』は2017年2月11日(土)より富山県にて先行公開、2月25日(土)よりアップリンク渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日急に注目を浴びることになったのは1年の後半の10月。やはりそれだけイギリス王室のヘンリー王子の恋の行方が気になっている人は多いのだろう。ヘンリー王子の交際相手でドラマ「SUITS/スーツ」に出演しているメーガン・マークルが、今年アメリカのグーグルで検索された女優の1位に輝いた。グーグルが発表した2016年のカテゴリー別・国別に急上昇したワードランキングによると、アメリカで最も検索された女優ランキングは、ヘンリー王子との交際報道からわずか2か月にしてメーガンがトップ、2位にブラッド・ピットの不倫相手として名前が挙がったマリオン・コティヤール、3位に「フラーハウス」のステファニー役で再び人気に火が付いたジョディ・スウィーティン、4位に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で知名度を上げたデイジー・リドリー、5位に『ルーム』でアカデミー主演女優賞を獲得したブリー・ラーソンが入った。俳優部門の1位はアンジェリーナ・ジョリーとの離婚&親権争いで世間を騒がせたブラッド・ピット、2位はテイラー・スウィフトがカルヴィン・ハリスと破局後すぐに交際を始めてすぐに破局したトム・ヒドルストン、3位は「GIRLS/ガールズ」で頭角を現し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』カイロ・レン役でブレイクしたアダム・ドライバーだった。“すべての地域”で検索されたミュージシャン部門で、1位がセリーヌ・ディオン、2位がケシャという顔ぶれの中、5位に日本人のディーン・フジオカさんがランクインした。(Hiromi Kaku)
2016年12月15日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で実写映画化される『鋼の錬金術師』。このほど、公式サイトでのカウントダウンも話題となっていた本作から、待望の初映像が解禁!山田さん演じる主人公エドワード・エルリックに加え、原作ファン待望の弟アルフォンスの姿が明らかになった。幼き日に最愛の母親を亡くしたエドワードとアルフォンスの兄弟。幼い2人は母親を生き返らせるために“錬金術”の最大のタブー、“人体錬成”を行うが、失敗する。その代償としてエドワードは肉体の一部を、アルフォンスは肉体すべてを失い、魂を鎧に定着させた姿になってしまう。やがて、エドワードは国家錬金術師となり“鋼”の二つ名を授かる。兄弟は、失ったすべてを取り戻すため、絶大な力を秘める“賢者の石”を探す旅に出るが…。本作は、日本を代表する伝説的人気コミックを、山田さんをはじめ、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子、本郷奏多、大泉洋といった日本を代表する俳優陣で映画化。錬金術が存在する壮大でファンタジーな世界観は、日本での映像化は不可能といわれ、ハリウッドでの映画化もうわさされていたが、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGを手掛けた映像のスペシャリスト、曽利文彦監督の手により、錬金術を駆使したアクションシーンの完全映像化が実現することになった。8月下旬にクランクアップを迎えた本作は、現在、精密なCG映像を制作中。2000年以降、日本のVFX技術の進歩は目覚ましいものがあり、2002年公開の曽利監督の『ピンポン』が日本映画の新たな可能性を拓き、今年は『シン・ゴジラ』に登場するゴジラ、『デスノート Light up the NEW world』の死神リュークなど、フルCGで制作されたリアルなキャラクターたちが、日本映画界においても、映像化困難といわれた世界観の可能性を広げている。まさに「時は、来た」――そんないまだからこそ、実現したともいえる本作。今回、公式サイトで初解禁された30秒の超特報では、イタリアロケで撮影された、エルリック兄弟の生まれ故郷を思わせる牧歌的な美しい風景や、山田さんが熱演する主人公の“鋼の錬金術師”エドワードに加え、鎧姿のアルフォンスの姿が!本作に登場するアルフォンスは、日本映画では不可能とされていた最先端の技術で、全編フルCGの“リアリティあふれる”姿が表現されるという。さらに、錬金術によって生み出された何かがエドに襲い掛かる映像も収められており、山田さん演じる、熱血で一本気な兄・エドと、優しく穏やかな弟・アルの波乱に満ちた旅の始まりに期待が高まる映像となっている。『鋼の錬金術師』は2017年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月16日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介主演の映画『鋼の錬金術師』(2017年冬公開)特報が16日、公式サイトにて公開された。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。主役のエドワード・エルリックを山田が演じる。母親を蘇らせるため、エドとともに”人体練成”に挑戦するも失敗、体全部を失い魂を鎧に定着させた弟・アルフォンス(アル)はフルCGで制作。その姿も、映像の中で確認することができる。メガホンをとった曽利文彦監督はジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGを手掛けており、8月下旬のクランクアップ後も精密なCG映像を制作中だという。また、特報内では山田が扮したエドの姿やイタリアロケによる風景、そして錬金術によって生み出されたものがエドに襲いかかるシーンも収められている。キャストは他、本田翼(ウィンリィ・ロックベル役)、ディーン・フジオカ(ロイ・マスタング大佐役)、松雪泰子(ラスト役)、佐藤隆太(マース・ヒューズ中佐役)、蓮佛美沙子(ホークアイ中尉役)、夏菜(ロス少尉役)、原田夏希(グレイシア・ヒューズ)、大泉洋(国家錬金術師タッカー役)、國村隼(ドクター・マルコー役)、小日向文世(ハクロ将軍役)、石丸謙二郎(コーネロ教主役)、本郷奏多(エンヴィー役)、内山信二(グラトニー役)の出演が発表されている。(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
2016年11月16日NHKと民放キー局などが主催する「東京ドラマアウォード2016」の授賞式が7日、東京・EXシアター六本木で行われ、作品賞のグランプリには、連続ドラマ部門でNHKの朝ドラ『あさが来た』、単発ドラマ部門でTBS『赤めだか』が受賞した。また、主演男優賞はTBS『下町ロケット』の阿部寛、主演女優賞は『あさが来た』の波瑠が受賞。『あさが来た』からは、ディーン・フジオカが助演男優賞を受賞しており、3冠となった。受賞一覧は以下の通り。●作品賞(連続ドラマ部門)グランプリ『あさが来た』NHK優秀賞『ゆとりですがなにか』日本テレビ優秀賞『民王』テレビ朝日優秀賞『下町ロケット』TBS優秀賞『釣りバカ日誌』テレビ東京優秀賞『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』フジテレビ優秀賞『沈まぬ太陽』WOWOW●作品賞(単発ドラマ部門)グランプリ『赤めだか』TBS優秀賞『経世済民の男シリーズ』NHK優秀賞『この街の命に』WOWOW●ローカル・ドラマ賞『三つの月』CBC『インディゴの恋人』NHK岡山放送局●個人賞主演男優賞:阿部寛『下町ロケット』主演女優賞:波瑠『あさが来た』助演男優賞:ディーン・フジオカ『あさが来た』助演女優賞:木村佳乃『僕のヤバイ妻』脚本賞:野木亜紀子『重版出来!』演出賞:石井裕也『おかしの家』演出賞:土井裕泰『重版出来!』『コウノドリ』プロデュース賞:伊與田英徳『下町ロケット』『赤めだか』●主題歌賞手嶌葵『明日への手紙』(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』)●海外作品特別賞『六龍が飛ぶ』韓国『憎しみと愛の物語』タイ『魅惑』ベトナム
2016年11月08日俳優のディーン・フジオカ(36)の妹でシンガー・ソングライターの藤岡麻美(34)が4日、自身のブログを更新し、台湾在住の日本人男性と結婚したことを報告した。アイドルグループ・チェキッ娘の元メンバーである藤岡は、「ご報告」というタイトルで更新。ウエディングドレス姿の写真を添えて、「私ごとではございますが、この度、私、藤岡麻美は結婚いたしました。相手の男性は台湾在住の日本人です」と報告した。そして、「かつて、私は人間不信になり、この先どうしたら良いのか、長く悩んでいた時期がありました」と打ち明けた藤岡。その頃に台湾を訪れて「ここに住みたい」と感じ、それから1年後の2013年3月31日に台湾に移住し、再スタートを切ったという。「必死に中国語や中国武術を学び、日々の失敗や悔しさに一人涙しながらも、気がつくとたくさんの方に支えられ、CMやドラマ、映像等のお仕事をさせていただけるようになりました」と振り返り、「全てを捨ててやって来た台湾で、今まで経験しなかった貴重な体験をたくさんさせていただき、映画のヒロインにまで抜てきしていただくこととなりました」と感慨深げにつづった。続けて、「日本人の少ない台湾で奇跡的にも夫と巡り合うことができ、あの時、勇気を出して日本を出た自分を、今、褒めてあげたい気持ちです」とコメント。「私は優柔不断で慎重すぎる一面もありますが、相手の方の誠実さと強い想いに心打たれ、知り合ってから一年経たずに、この方と生涯を共にしようと決めました」と経緯を説明し、「まだまだ未熟で至らない私ですが、感謝の気持ちを忘れずに、これからは夫婦で協力し合い、笑いの絶えない家庭を築いていきたいと思っております」と誓った。
2016年11月04日「モーニング娘。」の元メンバーとして絶大な人気を誇り、“ゴマキ”の愛称で知られ、10月31日には第2子妊娠を自身のブログで発表した、二児の母にしてタレントの後藤真希。彼女が初和装で「新春すてきな奥さん2017年版」の表紙に登場!本誌では、出産したときのエピソードや「モーニング娘。」時代をふり返った想いが明かされる。後藤さんは、1999年から「モーニング娘。」第3期メンバーとして芸能界で活躍。そのルックスとビジュアル、ダンスなどで多くのファンを魅了し、2001年にはソロデビューも果たす。同グループを卒業後もアーティスト活動や女優業、タレント活動などで人気を博し、2011年に活動休止に。その後2年半ぶりに芸能活動を再開し、アパレルのプロデュースやレシピ本出版など多岐にわたり活躍。2014年には一般男性と結婚、翌年12月には第一子となる女子を出産しており、先日、自身のブログにて第2子の妊娠を報告した。女性として、妻として、母としてますます輝く後藤さんが、「新春すてきな奥さん2017年版」にて、初和装で表紙に登場。本誌では、2017年の幕開けを家族で迎えるための「お正月と年末年始」特集をはじめ、毎日の“主婦生活”を充実させる「主婦がきれいになる」特集&「楽しい毎日の暮らし」特集が掲載される。そして、「話題の人&エンタメ」特集では後藤さんのスペシャルインタビューを掲載。後藤さんは出産したときの感想を問われ、「あれはホント、この世の痛みじゃないですね。『痛い、痛い!』って何度も大声で叫んじゃいました」と話し「それを乗り越えただけに、娘が出てきたときは『やっと会えたね』と、感動も大きかったです」と明かす。また、子育てをしていくなかで、「病気にならないように気をつけなきゃ、とより強く思うようになりました。やっぱり娘のウェディングドレス姿とか、ちゃんと見届けたいですから。せめてそれまでは元気でいなきゃねって、旦那さんとよく話しているんです」と感じているそうで、2010年に亡くなった実母の偉大さを感じると言う。「子どもを産んで育てるって大変なこと。これを母親は4人も経験したんだ、すごいなって。うちのおかんから見たら、私なんて『まだまだだね』って感じだと思う。おかんは厳しかったけど、面白くて楽しくて。ビヨンセのマネをしている渡辺直美さんの踊りとか、平気でやっちゃうの!私はそんなことはできないけど(笑)、同じように楽しい家庭を作っていけたらな」。さらに、「モーニング娘。」時代をふり返って「『モーニング娘。』は小学校から大学まである女子校みたいだった」と明かし、「年齢の近い同士とかで自然と仲良しグループができて。仕事で地方に行くと、夜はホテルの誰かの部屋に集まっていました。楽しい反面、女子特有の人間関係が面倒くさいと思ったことも(笑)。だけどいまも元メンバーたちとは、しょっちゅう子どものことで情報交換をしていますよ」と、絆の強さを伺わせた。本誌ではほかにも、現在放送中のドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」に出演する岩田剛典、織田裕二主演ドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」出演中のディーン・フジオカ、主演ドラマ「キャリア~掟破りの警察署長~」が放送中の玉木宏、そしてテレビアニメ放送終了後も人気が留まるところを知らない「おそ松さん」の人気を徹底解剖する。「新春すてきな奥さん2017年版」(CHANTO1月号臨時増刊・主婦と生活社)は11月18日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)
2016年11月02日3年にわたって全22回で放送する、大河ファンタジー「精霊の守り人」。この度、来年1月にスタートするシーズン2「精霊の守り人II 悲しき破壊神」に新たなキャスト、俳優・高良健吾の出演が明らかになった。チャグムとの旅を終えて4年。お尋ね者となったバルサはロタ王国に身を潜め、用心棒稼業を続けていた。バルサは人身売買組織に売られそうになったタル人の少女・アスラを助けるが、アスラは“タルの破壊神=タルマハヤ”を招き大量殺人を起こす力を授かった恐るべき存在であることが分かる。アスラを抹殺しようと、ロタ王家の密偵“カシャル”たちが動きだした。「人を殺してはいけない――」そうアスラに教えながら、バルサとカシャルの死闘が始まる――!原作は、橋菜穂子による野間児童文芸新人賞受賞作品「守り人」シリーズ。バルサ役にはシーズン1から引き続き綾瀬はるかが演じるほか、成長したチャグム役に板垣瑞生、ロタ国の呪術師で王家に仕える密偵カシャルの一員であるシハナ役に真木よう子、シハナの父親・スファル役に柄本明。そのほか、鈴木梨央、壇蜜 、ディーン・フジオカ、鈴木亮平、渡辺えりらが出演する。そして、この度発表された高良さんが演じるのは、シーズン2の本作から登場し、シーズン3の最後までバルサとチャグムが戦う相手となる、最大で最強の“ラスボス”・ラウル役。彼は、タルシュ帝国の第2王子で、合理的かつ明晰な頭脳を駆使して他国を侵略。その野望は、新ヨゴ国がある北の大陸に向けられているという。高良さんは「やり甲斐のある役で、撮影ではとにかく必死です」とコメント。また自身と比べ、「ラウルの正義は自分と離れていますが、理解することは十分できました。地球の話だと思います、そのような話に参加できて、光栄です。頑張ります」と語っている。「精霊の守り人II 悲しき破壊神」は2017年1月21日(土)21時~NHK総合テレビにて放送(全9回)。(cinemacafe.net)
2016年11月01日神奈川・横浜アリーナで30日、ハロウィンイベント「ジャック・オー・ランド」が開催され、グランドフィナーレでは出演モデルやゲストがランウェイに集結し、華やかなラストとなった。10月29日・30日の2日間かけて行われた「ジャック・オー・ランド」は、ゲストがハロウィン仮装でランウェイを彩る今年初のハロウィンイベント。親子向けの昼の部「KIDS PARK」では、人気キャラクターやティーンモデルたちが登場し、大人向けの夜の部「CELEBRITY PARADE」では、人気モデルやスペシャルゲストが登場するハロウィンパレードが繰り広げられた。30日のグランドフィナーレでは、この日の夜の部に登場した出演者たちが集結。唇をモチーフにしたセクシー衣装の石田ニコル、ラムちゃんコスプレの香川沙耶、赤デビル姿の八木アリサ、ハーレイ・クインに扮した立花恵理らが続々とランウェイに登場した。歌手のレディー・ガガ風ものまねメイクで観客を圧倒したざわちんは、グランドフィナーレでも存在感を発揮。シスターに扮した三吉彩花と松井愛莉は2人でポーズを決め、ぺこ&りゅうちぇるは手をつないで仲良く歩いた。そして、大トリを飾ったヴァンパイア姿のディーン・フジオカが登場するとひと際大きな歓声が。ディーンは手に持っていたスティックを突き上げながら歩き、ランウェイの先端で赤いマントを翻して向きを変える華麗なパフォーマンスで沸かせた。2日間イベントを盛り上げたピカチュウも駆けつけ、出演者がステージ上に一列に。最後に金銀の紙テープが舞い降り、拍手と歓声の中で幕を閉じた。29日は8,600人(昼:2,600人/夜:6,000人)、30日は9,000人(昼:4,000人/夜:5,000人)の観客が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2016年10月31日俳優のディーン・フジオカが30日、神奈川・横浜アリーナで開催されたハロウィンイベント「ジャック・オー・ランド」に登場。ヴァンパイア姿で国内初ランウェイを飾った。最初にヴァンパイアの復活が告げられ、「出でよ、ヴァンパイア!」という文字が映し出されると、ステージ上の棺桶からヴァンパイアに扮したディーンが登場。歓声が沸き起こる中、シスターに扮した三吉彩花と松井愛莉を引き連れてランウェイを一歩一歩進んだ。そして、ヴァンパイアになりきって、「今宵、永遠の命がほしいものは手を挙げろ! 永遠の命がほしいのはだれだ!」と呼びかけ、観客にプレゼントを投げ込んでいくディーン。その後、ダンスのステップを披露し、最後に自身の新曲「History Maker」も生披露するとひと際大きな歓声が。ディーンの多彩な才能を詰め込んだステージで観客を魅了した。10月29日・30日の2日間かけて行われた「ジャック・オー・ランド」は、ハロウィン仮装をしたゲストが次々に登場する今年初のハロウィンイベント。親子向けの昼の部「KIDS PARK」では、人気キャラクターやティーンモデルたちが登場し、大人向けの夜の部「CELEBRITY PARADE」では、人気モデルやスペシャルゲストが登場するハロウィンパレードを実施。29日は8,600人(昼:2,600人/夜:6,000人)、30日は9,000人(昼:4,000人/夜:5,000人)の観客が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2016年10月30日体調悪い詐欺夫
夫婦の危機
モラハラ夫図鑑