「抱かれたい男」「ベスト・ジーニスト」など様々なランキングが世に存在するが、このほど、建設業界に特化した技術系人材派遣・人材紹介サービスを手がけるエヌ・アンド・シーが、「ゼネコンランキング調査」内で「建設現場の現場監督に向いていると思うタレント」ランキングを発表した。このランキングは、全国の20歳以上の建設業界・不動産業界の関係者(業界で働いている人、アルバイト・パートは除く)を対象に調査を行ったもの。男性タレント、女性タレントに分けての結果を見てみると、男性タレント第1位は「ビートたけし(北野武)」、女性タレント第1位は「天海祐希」となっている。たけしさんは、俳優として活躍しながら映画監督として実際に“現場”をまとめ、天海さんはドラマ・映画・CMなどで“頼れる上司”を演じることが多かったこともあって高評を得たようだ。第2位以下も“頼れる”男と女がランクイン。男性タレント第2位には「照英」、第3位は「阿部寛」、第4位「赤井英和」、第5位「渡辺謙」、女性タレント第2位には「北斗晶」、第3位は「和田アキ子」、第4位「米倉涼子」、第5位「イモトアヤコ」という結果となっている。ちなみに、関係者が思う「自社のテレビCMに出てほしいタレント」も発表されたが、男性タレントではタマホームのCMにも出演した実績のある「木村拓哉」が、女性タレントでは「綾瀬はるか」が第1位に輝いている。(text:cinemacafe.net)
2015年04月01日米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」が今年、農林水産省とタイアップし、日本食・食文化の魅力を国内外に発信することを目的とした特別ショートフィルム「しゃぶしゃぶスピリット」を製作、本作の完成にあたり3月25日(水)、東京・虎ノ門ヒルズにて完成披露記者会見が行われた。映画は、「しゃぶしゃぶ」にフォーカスを当てながら、食とともに「日本の作法」を盛り込み、結婚相手の実家へ挨拶に行くこととなった男と彼女の父の姿をコミカルに描いたもの。平田満が娘の夫を「しゃぶしゃぶ」の食べ方を通して審査を始める父を演じ、渡辺謙の息子で、杏の実兄でもある渡辺大が挨拶に出向くこととなった青年を演じている。渡辺さん演じる青年・慶太は職業として「自宅警備員」と自称するが、渡辺さんはこのシーンをふり返りながら「『30すぎてまともにしゃぶしゃぶも食べれない男ってどうなの!?』と言われるシーンは、僕も去年30歳になったので、ちょっとドキっとする気持ちもありました」と苦笑を浮かべる。さらに演じた役どころについては、「全く悪気なく『自宅警備員』として真っ直ぐに生きているので、一番タチが悪いですよね(笑)。演じてて、自分の娘がそういう相手を連れてきたら一番厄介だなと思いながら、楽しく演じさせて頂きました」とふり返り、将来の事を考えてしまいましたか?とMCから質問が飛ぶと、「考えましたね。どういうヤツが来るんだろうと」とパパの顔を覗かせていた。また好きな日本食は「寿司」だそうで、バイト時代は「お寿司屋さんで、お運び(※ウェイター)をやってました」というほど。さらにバイト話に花が咲き、映画の撮影のため1か月間、ラーメン屋でバイトしていたという驚きの逸話も!「仕込みだったり、チャーシューを切ったりで、10分ちょっとで50人前くらい作れる技術も持ってたりします」と明かし会場を沸かせていた。しかしこの日、会場を最も沸かせたのはその後、今年イタリア・ミラノで“食”をテーマに開催される国際博覧会を紹介するためのコーナーにサプライズゲストとして登場したアニマル濱口。この日は農林水産省とのコラボイベントとあって、終始穏やかな空気が流れていたが、そんな雰囲気を一瞬にしてかき消す超ハイテンションで登場し、おなじみの「気合だ~!」10連発で大いに会場を盛り上げた。ちなみに、このミラノ国際博覧会の日本館では特別ショートフィルム「しゃぶしゃぶスピリット」も上映される予定。さらに、「しゃぶしゃぶスピリット」を含む“日本食”をテーマとした「和食プログラム」から5作品が特設WEBサイトにて本日より配信中。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2015」は6月4日(木)~6月15日(月)の期間で表参道ヒルズ、ラフォーレミュージアム原宿にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年03月25日渡辺美里のデビュー30周年を記念して、ぴあMOOK本「30thAnniversary Special Issue~渡辺美里ぴあ~」の発刊が決定した。【チケット情報はこちら】発売日は、今年行われる全国ツアー「春の美里祭り 30th Revolution」の初日で、彼女のデビュー記念日でもある5月2日(土)。同誌にはデビュー翌年から20年連続で開催された「西武球場ライブ」や「美里祭り」など彼女の軌跡や、最新インタビューを掲載。そのほか4月1日(水)にリリースされるオリジナルアルバム『オーディナリー・ライフ』や、8か月に渡って47都道府県を巡る全国ツアーの情報も満載。彼女の「これまで」「今」そして「これから」が堪能できる内容だ。また、同誌発売決定に伴い、ファンから渡辺美里の思い出やメッセージ、お宝自慢などを募集。寄せられたメッセージは編集部による選考のうえ、同誌に掲載予定。特設ページ()で3月31日(火)まで受け付けるので、気になる方はご確認を。
2015年03月20日オンライン動画配信サービスのHuluは、『日本アカデミー賞』にて、過去に最優秀作品賞を受賞した作品など、関連作30本以上の配信を実施中だ。今回配信されている作品は、近年、最優秀作品賞を受賞した『舟を編む』『桐島、部活やめるってよ』『八日目の蝉』をはじめ、高倉健さん主演の第1回の最優秀作品賞受賞作『幸福の黄色いハンカチ』や、第6回の最優秀作品賞受賞作『蒲田行進曲』、渡辺謙さんが最優秀主演男優賞を初めて受賞した『明日の記憶』などの名作が多数。なお、Huluは月額933円(税抜)で映画・ドラマ・アニメが見放題のオンライン動画配信サービス。インターネットに接続したテレビ・パソコン・タブレットPC・スマートフォンなどで視聴することができる。
2015年03月03日2014年7月25日に公開された特撮怪獣映画・ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』のBlu-ray&DVDが、2月25日発売された。10年ぶりの復活となったゴジラは、その存在感を世界中に知らしめ、世界63の国と地域で上映。合計興行収入は累計570億円を突破、ここ日本でも興収32億円を記録した大ヒット作としてその名を刻んだ。ハリウッドの超一流スタッフが制作した『GODZILLA』は、主演に『キック・アス』のアーロン・テイラー=ジョンソン、1954年の第1作『ゴジラ』の精神を受け継ぐ科学者役に渡辺謙など豪華出演陣が名を連ねている。監督は『モンスターズ/地球外生命体』などで知られ、少年時代からゴジラを愛するギャレス・エドワーズが担当。すでに続編の制作も决定しており、ギャレス監督のもとモスラ、ラドン、キングギドラの参戦も示唆され、大きな話題をもって迎えられている。また、これを機に日本版『ゴジラ』が12年ぶりに復活を果たし、東宝による完全新作で2016年の公開が予定されている。Blu-ray&DVDは、4つのバージョンを展開。本作のゴジラのフィギュアを同梱した『GODZILLA ゴジラ[2014] 完全数量限定生産5枚組 S.H.MonsterArts GODZILLA[2014] Poster Image Ver.同梱』(15,000円/税別)、『GODZILLA ゴジラ[2014] 3D&2D Blu-ray 3枚組』(6,800円/税別)、『GODZILLA ゴジラ[2014] Blu-ray 2枚組』(4,700円/税別)、『GODZILLA ゴジラ[2014] DVD 2枚組』(3,800円/税別)というラインナップとなる。中でも『GODZILLA ゴジラ[2014] 完全数量限定生産5枚組』では、通常の特典映像に加え、日本限定オリジナル特典として、日本公開までの様子を追うドキュメンタリー「ゴジラ復活!!」や、歴代ゴジラのデザイン遍歴を解説した「ゴジラ デザインクロニクル」などを収録したゴジラ生誕60周年記念特典DISC Blu-rayを同梱。さらに、ゴジラ造形作家・酒井ゆうじ氏の手により完全立体化され、日本版Blu-ray限定オリジナルカラーを施された『S.H.MonsterArts GODZILLA[2014] Poster Image Ver.』も付属する。販売は、8,000セットを予定。なお、通常特典に収録されている<古代の敵:巨大未確認地球生物たち>の映像の一部が公開中。この映像は、ゴジラと対峙したムートー(M.U.T.O. : Massive Unidentified Terrestrial Organism 未確認巨大地球生命体)の制作秘話がギャレス監督らによって語られる映像で、デモ映像、デザイン画なども登場する貴重な映像となる。Godzilla (C)2014 Warner Bros. Entertainment Inc., Legendary and Ratpac-Dune Entertainment LLC. All Rights Reserved. TM&c Toho Co., Ltd.
2015年02月28日BBCアースとピクサー・スタジオがタッグを組む、かつてないネイチャー・ドキュメンタリー映画『小さな世界はワンダーランド』。この度、日本公開日が5月9日(土)に決定し、日本語ナレーションを、いま最も旬な男として熱い注目を集める俳優・斎藤工が担当することが判明した。本作は、大ヒットを記録した映画『アース』『ライフ-いのちをつなぐ物語-』『ネイチャー』などで驚きの大自然を描き続ける世界最高峰のネイチャー・ドキュメンタリーブランド、BBCアースが、『トイ・ストーリー』などで知られるピクサー・スタジオと夢のタッグを組んで生み出した新ジャンル<ドラマチック・ドキュメンタリー>の第1弾。神秘的な原生林に暮らすシマリスと、砂漠に流れ着いたスコーピオンマウスを主軸に、まるでおとぎ話のような映像と極上のハートウォーミングなストーリーが44分間にぎゅっと凝縮されている。これまで、渡辺謙、松本幸四郎・松たか子親子、滝川クリステルらが務めてきた、BBC製作のネイチャー・ドキュメンタリーの日本語ナレーターだが、今回はその大役に抜擢されたのは、ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」などでブレイクを果たした斎藤さん。俳優として多くの作品に出演、高い演技力を披露する傍ら、『半分ノ世界』『バランサー』など独創的な作品を手掛ける映画監督として評価を得ている斎藤さんは、今回のオファーを快諾したという。元々BBCのネイチャー・ドキュメンタリー映画ファンであることを自負する斎藤さんは、本作について「観ていてドキュメンタリーなのか、フィクションなのか境界線が分からなくなってしまい驚きました。何より上映時間は44分で、2匹の小さい生き物の巣立ち、自立ということがこの短い時間の中にあって、究極のファンタジーの要素もリアリティの要素もあり、この作品を通じて本当に子どもから大人まで楽しんで、この成長を劇場で疑似体験して欲しいと思います」とコメント。豪華な歴代日本語ナレーターの後に続くことに恐縮しつつ、「今回はその皆さんに並ぶという意識ではなく、今回オファーをいただいたことはとても嬉しいことですので、プレッシャーもありますが、よりこの世界に誘えるように自分の特徴や特色を活かしていきたいと思っています」と意気込みを語った。先日のアカデミー賞でもレッドカーペット・ナビゲーターを務めるなど、多才で映画通としても知られる斎藤さんが太鼓判を押す本作。ぜひスクリーンで臨場感あふれる映像を堪能してみて。『小さな世界はワンダーランド』は5月9日(土)、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月27日俳優の永井大が17日、都内で行われた、CSヒストリーチャンネルの海外ドラマ『ヴァイキング~海の覇者たち~』(2月22日スタート 毎週日曜 21:00~)のプレミア試写会に出席した。脚本家のマイケル・ハーストが製作総指揮を務めた本作は、ヴァイキング王・ラグナルの若き日を描く歴史スペクタクルドラマ。北欧のスカンディナヴィアを舞台に、高い造船技術や航海術を持っていたヴァイキングたちの生き様や戦いを描く内容で、ドラマは、22日21時から日本初放送する(全9話)。ヴァイキングをイメージした勇ましい衣装で登場した永井は、「撮影でもこういう格好はあんまりない。意外と動きやすい」と満足げな笑みを見せ、「アクションがとにかくすごくて、パワフルな立ち回りが見れる。スケール感も見応えがある作品」とアピール。また、ヴァイキングのイメージについては、「お昼にやってる『バイキング』(フジテレビ系)が頭にパッと浮かびました」と話して観客を笑わせていた。昨年末、約5年の交際期間を経て、女優の中越典子と結婚したばかりの永井。俳優として更なる飛躍のため、海外ドラマ進出の意欲を聞かれると、「スケールが大き過ぎておこがましい」と謙そん。一方で、海外で活躍する所属事務所先輩の俳優・渡辺謙の名前を挙げ、「謙さんが首長役をやるなら、僕は農民の1人として、謙さんの言う事に『イエス! イエス!』って言って従いたい」と胸を膨らませながら展望を語っていた。
2015年02月18日マシュー・マコノヒーが『Born to Run(原題)』に主演することがわかった。原作は、ニューヨーク・タイムス紙のベストセラー本リストに178週間もとどまり続けた大人気ノンフィクション本だ。その他の情報ジャーナリストで著者のクリストファー・マクダガルは、ランニング好きだが、ケガが絶えなかった。メキシコのクーパー・キャニオンで、地元民族がケガをすることなく長距離を平気で走れるのを見て、その秘密を知ろうと彼らに同行する。この本の影響は大きく、ベアフット(裸足)ランニングのエクササイズが生まれたり、素足感覚のランニングシューズが発売されたりした。マコノヒーの次回作は、ガス・ヴァン・サント監督、渡辺謙、ナオミ・ワッツ共演の『The Sea of Trees(原題)』。文:猿渡由紀
2015年01月29日「ゴリラクリニック 池袋本院」はこのほど、日本人男性107人を対象に実施した「頭髪・薄毛に関するアンケート調査」の結果を明らかにした。調査期間は9月16日~29日。まず、自身の頭髪量や薄毛症状に悩みがあるか聞いたところ、31.8%が「悩んでいる」と回答した。年齢別で見ると、25歳~29歳では44.4%が、30歳~34歳と35歳~39歳の年齢層もそれぞれ42.3%が悩んでいると回答した。一方で、薄毛の症状はあるが特に悩んでいない人は26.2%、薄毛の心配がなく気にしていない人は38.4%となった。次に、自身が「薄毛になるかも」「薄毛になっている」とした場合、どう思うか尋ねてみると、53.3%が「薄毛になりたくない・治したい」と回答した。その一方で、薄毛になるのは仕方ないとあきらめる人も36.4%見られた。「薄毛になりたくない」と回答した人にその理由を尋ねると、「かっこよくないと思うから」との回答が71.9%で最も多く、以下「人目が恥ずかしいから」(49.1%)、「異性にモテなくなるから」(40.4%)が続いた。今までに試したことのある育毛・養毛・発毛ケアについて聞いたところ、全体の40.2%が「何もしたことがない」と答えた。次いで多かったのは「市販の育毛シャンプー使用」で、全ての年代でトップであった(25歳~29歳で33.3%、30歳~34歳で46.2%、35歳~39歳で34.6%)。また、AGAクリニックを利用したことがある人は、25歳~29歳が最も多かった。なお、薄毛でも似合っている有名人は誰だと思うか尋ねたところ、渡辺謙さん、竹中直人さん、所ジョージさんがトップ3となった。
2014年10月17日マーティン・スコセッシが監督を務めた、アメリカを代表する老舗文芸誌の創刊50年の歴史と歴代編集者たちの信念に迫るドキュメンタリー『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス50年の挑戦』。第27回東京国際映画祭でも上映される本作の日本語版ナレーターに、ハリウッドでも活躍する渡辺謙が決定した。本作は、スコセッシ監督自身も創刊当初からの定期購読者という文芸雑誌「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」の魅力を、ゴア・ヴィダル、スーザン・ソンタグ、ノーマン・メイラーなどの文化的アイコンの過去インタビュー映像とともに描き出し、歴代の編集者やいまなおエネルギッシュな名物編集長と共にこれからの50年の挑戦にも迫ったドキュメンタリー。WOWOWオリジナルドキュメンタリー国際共同制作プロジェクトの初作品で、「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」など良質ドラマを輩出するアメリカの大手ケーブルTV局HBOと、イギリスの公共放送局BBCが参加。来週10月23日(木)より開幕の第27回東京国際映画祭の特別招待作品ともなっている。名だたる文豪が寄稿してきた「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」は、1963年に創刊。編集者のロバート・シルヴァースが興味を持つ題材を、書評の枠を超えて取り上げてきており、ほかのメディアの論調に流されず、“真実”を発信する雑誌として定評がある。いち早く本作を観た「The New York Times」紙は、「あまりビジュアル的ではない文芸雑誌のドキュメンタリーを作るのは大変だっただろうが、戦争やデモなど歴史的な映像をテンポよく挟み込む演出のおかげでまとまっている」と、スコセッシ監督の演出意図の成功を評価。スコセッシ監督は、今回、日本語版のナレーションを務めることになった渡辺さんに対し、「彼は存在感があり、動作が美しく的確で繊細。声もいいですよね」と絶賛のコメント。「彼の声はこの作品の日本語版ナレーションにぴったりで、引き受けてくれたことを嬉しく思っています」と期待を表明している。また、渡辺さんもナレーション収録後に「スコセッシ監督とは、映画『ラストサムライ』以来十数年、一緒に作品を作りたいと話しており、今回ナレーションでの参加が実現できたことを嬉しく思います」と喜びを語った。「克明に淡々と主張を抑えて作っている作風に敬意を表すと共に、日本もこのようなインテリジェンスを失ってはいけないと感じました。痛みも含めて真実を伝えることは大切なことであり、いまの時代の日本にも必要なことではないでしょうか」とコメントを寄せている。『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス50年の挑戦』は、第27回東京国際映画祭特別招待作品として10月25日(土)17:45からTOHOシネマズ六本木ヒルズにて上映。12月13日(土)13:00よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日渡辺謙、浅野忠信、二階堂ふみ、三浦春馬、前田敦子、加瀬亮と日本からも豪華俳優陣が多数参加している、現在開催中のアジア最大の映画祭、第19回釜山国際映画祭。一方、いま日本でも、『マルティニークからの祈り』『監視者たち』『テロ、ライブ』『悪魔は誰だ』など、サスペンス&スリルたっぷりの話題作が相次いで公開されており、それぞれ好評を博している。そして奇しくも、“北”側のスパイが韓国に潜入するという、同じテーマを扱った2作、韓国の鬼才キム・ギドクが製作総指揮・脚本・編集を務めた『レッド・ファミリー』(公開中)と、アジア全域で注目を集める若手俳優キム・スヒョンが映画初主演する『シークレット・ミッション』(10月11日より)が連続公開となる。いずれも、かつて一世を風靡した『シュリ』、男気溢れるアクション満載の『ベルリンファイル』『義兄弟SECRET REUNION』などとはひと味異なり、コミカルな前半部からは想像もつかないほどの展開がクライマックスに待ち受けており、早くも多くの映画ファンたちをうならせている。まずは、韓国の鬼才キム・ギドクが脚本を執筆、自ら見いだした新星のイ・ジョンヒョンに監督を託した『レッド・ファミリー』。昨年の東京国際映画祭を席巻し、見事「観客賞」を受賞した。美しい妻、誠実な夫、優しい祖父、かわいい娘の、誰もがうらやむ一家。実は彼らは、妻役を班長に祖国のための非情な任務を日々遂行する“北”のスパイチーム!何も知らないケンカばかりのお隣家族は、この“理想的”な家族に憧れ、何かと交流を迫ってくる。一方のスパイチームもまた、それぞれが思ったことを勝手気ままに口にし、言い争いの絶えないお隣家族が気になり、憧れすら抱くように。ある日、2つの家族で食卓を囲んでいるうちに、南北両国についての論議がついアツく盛り上がり…。キム・ギドクの南北統一への思いが随所にあふれた本作は、お隣家族のベタなケンカや厳しすぎる班長の言動が笑いを誘うのだが、クライマックスには一転、感情が大きく揺り動かされる、ある“出来事”が待っている。そこに至るまでの見せ方やドラマ性の高さは、キム・ギドクにその才能を買われたイ・ジョンヒョン監督ならでは。ハンカチ必須で、このあまりにも対照的な2つの“家族”を見比べてみてほしい。また、「太陽を抱く月」「星から来たあなた」など大ヒットドラマに出演し、韓国のみならず、中国、日本などでも高い人気を誇るキム・スヒョンが、“北”のエリートスパイを演じる『シークレット・ミッション』も、前半と後半では、まるで別の映画のようにガラリと印象が変わる。監督のチャン・チョルスは、キム・ギドクの元で助監督を務めていた、本作が長編2作目となる新鋭だ。本作でキム・スヒョンが演じるのは、幼いころから特殊訓練を受けてきた最精鋭の“北”のエリートスパイ、リュファン。彼は韓国の田舎町で、毎日、緑のジャージ姿で過ごす町内一のバカ男・ドングとして潜入中の身だ。彼は2年もの間、徹底的な観察と緻密な計算の上にドングになりきり、雑貨店で居候をしながら、作戦実行命令が下されるその時を待っていた。そんなある日、ロックミュージシャン風の同志・ヘラン(パク・ギウン)、さらに普通の高校生に扮した同志・ヘジン(イ・ヒョヌ)が、同じ町に派遣されてくる。南での暮らしについて、彼らに指導していくドングことリュファン。だが、彼らがすっかり町になじんだころ、ようやくある作戦実行の命が下る。しかし、その命令とは3人が望んでいたものとは程遠い、非情かつ残酷なものだった。リュファンは緑ジャージを脱ぎ捨て、エリートスパイらしい姿に立ち戻ると、ある目的のために“北”の組織に抗う道を選択する…。前半の振り切れた“おバカ”演技とは打って変わって、後半、細マッチョな肉体を駆使し、小気味よいアクションで魅せてくれるキム・スヒョン。その変貌ぶりには萌えずにいられないが、見事に想像を裏切る展開には絶句。それまでの布石が盛りだくさん過ぎるゆえに、涙が止まらなくなる。ちなみに、この2本のほかに、“脱北”した元特殊部隊のエリート工作員を『トガニ幼き瞳の告発』、ドラマ「コーヒープリンス1号店」のコン・ユが演じる『サスペクト哀しい容疑者』も現在公開中だ。妻子を失った元スパイが国家的陰謀に巻き込まれてもなお、復讐を遂げようとする姿を、優男のイメージが強かったコン・ユが哀愁たっぷりに熱演。壮絶なアクションも見せている。時を同じくして、映画で楽しめる“北”のスパイもの。その予測不能なストーリーに秘められた“哀しい”運命に、想いを馳せてみては?(text:cinemacafe.net)■関連作品:レッド・ファミリー 2014年10月4日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2013 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.シークレット・ミッション 2014年10月11日よりシネマート新宿ほか全国にて公開(C) 2013 michigan venture capital and mcmc ALL RIGHTS RESERVED.
2014年10月10日加瀬亮が4日夜、開催中の第19回釜山国際映画祭(BIFF)でホン・サンス監督、共演のムン・ソリ、ソ・ヨンファと共に映画『自由が丘で』の公式上映後にQ&Aを行った。「日本での対談でホン監督と知り合い、喫煙所で話しているときに、『一緒にやってみないか?』と声をかけていただきました。こんなに演技をしていて楽しかったことはありません」と出演のきっかけを語った、加瀬さん。「初めて会ったときから、何か特別なものを加瀬さんに感じたんです」と、加瀬さんに一目惚れだったことをホン・サンス監督も告白。会場のファンからの質問の際に「加瀬亮さん、大好きです!」と言われた加瀬さんは、「ありがとうございます」と答えつつ照れ笑い。ホン監督の作品で特に好きなものとして、「監督の映画で最初に観た『オー!スジョン』、最近のものだと『教授とわたし、そして映画』、『次の朝は他人』です」と3作品を挙げた。加瀬さんの相手役であるムン・ソリさんは今年の開幕式の司会を、渡辺謙と共に務めた韓国の名女優であり、『3人のアンヌ』などホン監督作品の常連でもある。映画は、加瀬さん演じるモリが愛する年上の女性(ソ・ヨンファ)を訪ねてソウルに行くがすれ違ってしまい、偶然入ったカフェ“自由が丘8丁目”のオーナー(ムン・ソリ)とデートをするようになる、というキュートなラブストーリー。ホン監督の映画ではおなじみの飲酒シーンで、ムン・ソリさんは「今までもお酒を飲んで演技をすることはありましたが、今回は初めて本当に酔っぱらってしまいました。寝起きのシーンも、本当にお酒がまわって部屋で寝ていて、監督に『ムン、出ておいで』と呼ばれて部屋から出てきたところを撮られていたんですよ」と驚きの演出を明かした。加瀬さんも「僕が酔って支えられて歩くシーンは、本当に立てなかったからなんです」と語った。ホン監督は、映画学科の学生から「監督としての心がけを教えてほしい」と聞かれ、「人間というのは死ぬまで何かをしなくてはならないわけで、それが私にはたまたま“映画を撮る”ことだった。私は映画に対しては、ナイーブで誠実でいたい。映画を撮ることが好きだからやっているだけで、そこからなにかを得ようなどと思わない」と、映画への純粋な思いを語った。加瀬さん、ムン・ソリさんは共演のキム・ウィソンさんと共に、海雲台BIFFビレッジの野外ステージにも登壇。会場に加瀬さんが姿を現すと、大歓声が飛んだ。ここでムン・ソリさんが「ベッドシーンでは、加瀬さんが痩せすぎていて、かわいそうになってしまいました」と明かすと、加瀬さんは「今度、ジムに行って鍛えてきます」と苦笑い。海雲台ビーチに詰めかけた大勢のファンも笑いに包まれた。第19回釜山国際映画祭は10月11日(現地時間)まで開催。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年10月07日アジア最大の映画の祭典、第19回釜山国際映画祭が10月2日(現地時間)、韓国・釜山市海雲台の“映画の殿堂”で開幕した。今年の開幕式の司会は、日本の渡辺謙と、釜山出身の人気女優ムン・ソリ。渡辺さんはステージに登場すると、興奮気味に「プサン、チェゴ(最高)!」と大声で叫び、5,000人の大観衆を沸かせた。また、渡辺謙夫人の南果歩さんも『さよなら歌舞伎町』の出演者として会場入りしており、ムン・ソリが「謙さんの奥様のルーツは釜山なんです」と紹介した。国際派の2人は英語と韓国語を織り交ぜながら、セレモニーを盛り上げていた。さらにゲストとして、歌手の夏川りみが韓国の古典楽器を伴奏に「さとうきび畑」を歌うなど、日韓の文化による連帯を強く印象づけた。開幕式には、『真夜中の五分前』の三浦春馬、行定勲監督、チャン・シャオチュアン、リウ・シーシー、『ザ・テノール真実の物語』の伊勢谷友介、ユ・ジテ、『私の男』の浅野忠信と二階堂ふみらが出席。また、チョン・ウソン、ユ・ジテ、アン・ソンギ、パク・ヘイル、オム・ジョンファ、チャ・イェリョン、キム・ヒエ、ク・ヘソン、キム・ナムギル、イ・ヒョヌ、キム・ジョンフン、クララら多くの韓国スターに加え、イタリアの監督兼女優アーシア・アルジェント、オーストラリアの女優テリーサ・パーマーらが華やかに登場した。中でも今年のレッドカーペットで一番の人気を集めていたのが、中国の女優タン・ウェイ。先日、韓国のキム・テヨン監督と結婚したばかりのタン・ウェイが主演作『黄金時代』のアン・ホイ監督と共に姿を現すと、悲鳴にも似た大歓声があがり、タン・ウェイもそれに笑顔でこたえていた。オープニング作品は台湾のニウ・チェンザー監督の『軍中楽園』。1960年代末、中国との最前線だった金門島にあった国民党軍の慰安所を舞台にした人間ドラマで、イーサン・ルアン、チェン・ジェンビン、ワン・チエン、アイビー・チェンが監督と共に登壇した。第19回釜山国際映画祭は10月11日(現地時間)まで、釜山のリゾートエリアである海雲台地区を中心に開催される。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年10月03日●余裕がなかった久しぶりの現場「湿疹が出たことも」歌手の安藤裕子が、映画『ぶどうのなみだ』(10月4日北海道先行公開/10月11日全国公開)で約14年ぶりに女優復帰する。2003年の歌手デビュー後としては初の本格的な演技。小規模公開ながら興行収入3.8億円のヒットを記録した『しあわせのパン』(2012年)のスタッフが再集結し、再び大泉洋を主演に据えて本作が完成した。舞台は北海道・空知地方のワイナリー。兄・アオ(大泉洋)はワイン造りに励み、弟・ロク(染谷将太)は父が遺した小麦畑を受け継いで静かな生活を送っていた。かつて家族の反対を押し切って東京に出たアオ。夢破れて5年前から故郷に戻り、亡き父が植えた1本の葡萄の木のそばに畑を作って、"黒いダイヤ"と呼ばれる葡萄「ピノ・ノワール」の醸造を繰り返していたが、理想の味に巡り合えないでいた。そんなある日、突然現れた女性・エリカ(安藤裕子)が新しい風を吹き込んでいく。ぶどうのなみだ――それは厳しい冬を乗り越えて春を迎えた葡萄の木が、雪解け水を吸い上げ、小さな枝から落とすひとしずく。この映画は、人生で時に出会う悲しい涙も「それはきっと、あなたがいつか幸せになるためのひとしずく」と優しく語りかけてくれる。今から14年前、『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)というドラマが放送された。TOKIOの長瀬智也が主演を務め、渡辺謙など豪華俳優陣がずらり。その中に、安藤裕子もいた。彼女が演じたのは、ボウリング場の店員・カオル役。出番は少なかったが、劇中で池袋西口公園を「IWGP」と名付け、後に山下智久演じるシュンと恋仲になるなど、重要な役を務めた。しかし、安藤はそこから14年もの間、演技の仕事から遠ざかってしまう。その間には何があったのか。なぜ今、そして、なぜこの作品で女優復帰を決心したのか。彼女の真意を探った。――今まで観た映画で最も「乾杯!」をする作品でした。食事のシーンは、すべて北海道産の材料が使われているそうですね。エリカは食事を作って振る舞う役柄だったので、お料理が目の前にたくさんありました。合間や撮影シーンも含めて、私がいちばん多くつまんでるんじゃないかと(笑)。基本的には何でもおいしい。余ったスープもランチとかで振る舞ってくださったりすると「うわぁ、体休まるわ~」って思いますし。私がいちばん「わー!」って驚いたのは、ベーコンの塊。それをざく切りにして、フォークで刺して食べたんですが。あの自然のもとで食べるからおいしいのか、ただそれ自体がおいしいからなのか。分からないまま食べていました(笑)。――リラックスして撮影に臨む雰囲気が伝わります。いえ! 余裕はなかったです(笑)。だけど、おいしい物はおいしいですから、瞬間的に。周囲のスタッフもどうにか撮り終えようとして、走り回っていますし。ただ、わりと私は食いしん坊なので、カットがかかっても食べちゃうようなところがあります。大泉(洋)さんはみんなで集まって食事をするシーンに入ってこないんですが、染谷(将太)くん、田口(トモロヲ)さん、前野(朋哉)くん、りりィさんとかは、わりと一緒にいて。一番最初の食事のシーンが田口さんと一緒だったので話す機会もけっこうありました。――エリカは本作のヒロイン。登場シーンも多かったですね。特に印象に残ったのは、染谷さんにパンケーキ作りをお願いするシーン。はにかみながらの言い回しは、演技とは思えないほどリアルで。とても魅力的でした。本当ですか(笑)!? あれは…撮影がはじまったばかりの頃で、あれが染谷くんとの最初のシーンだったと思います。だから、結構自分の中でまだ「恥ずかしい」と思いながらやっちゃったところはありました。私、素で笑っちゃってたんじゃないかな(笑)。ただ、エリカはけっこうな男前で「私が何でもやったるわい!」みたいな感じで生きている人だから、お願いごと自体がちょっと気恥ずかしいみたいな部分もやっぱりあるのかなと思います。ちょっと、かわいらしいセリフですしね。染谷くんが耳に差した麦の穂を指さす仕草も照れ隠し。私自身もちょっと恥ずかしい気持ちもあって、ちょっとオーバーリアクションになっています。――やはりそうでしたか(笑)。14年ぶりの本格演技と聞きました。映画の現場はエキストラ的な役で覗き見する程度のことで、こんな役をいただいてちゃんと演技をするのは初めてのことでした。――今回の作品では、とてもそういうふうには見えませんでした。いろいろとご苦労はされていたわけですね。めちゃくちゃご苦労していましたよ(笑)。湿疹が出たこともありましたし。エリカの登場シーンが多かったので、ちゃんとできるか不安もあって。ただ、監督が撮影に入る前に演技指導を数日してくださって、そこでエリカという人間の基本的な部分や気持ちの動きを大まかに入れていただきました。撮影に入って現場の動きになじむまで怖かったですけど、想像したよりはつらくない作業だったと思います。――もっと他の作品でも安藤さんを見てみたいと思いました。撮影を終えて、演技に対して今はどのような印象を抱いていますか。もともと映画のお仕事をやりたいと思っていた時期だったので、お話を頂いた時はビンゴ。すぐに「やる! やる!」という感じでした。映画を作りたいという思いもあるんですけど、出てみたい作品は「戦争」や「時代劇」。そういう作品に登場する過去の人間にすごく憧れがあるんです。今回、演じるというのは「その人の人生を頂くこと」でもある気がしました。エリカは私にとって結構遠い部分もありましたけど、自分の奥に眠っていた感覚とか、していない体験をプレゼントしてもらったような。そんな感じがしました。――過去の人間…例えば、歴史上の人物だったら誰を演じてみたいですか。そうか! 歴史上の人物にもなれるってことか(笑)。でも、難しいですよね。歴史上の人物はみんなが持つ印象が強いじゃないですか。それは難しそうな気がしますね。漫画のキャラクターも原作を超えるのがすごく大変そうなんですが、超えられるものならやってみると面白いかもしれません。●「息苦しい世界としか思ってなかった」――先ほど「もともと映画の仕事をやりたい時期だった」と。何かきっかけがあったのでしょうか。私が小学校5年生の時から親らしく育ててくれたのは、おばあちゃんだったんですけど、東日本大震災の後から急に弱って血を吐いて入院して。地震が起こる度に血を吐いて、1カ月あまりで亡くなってしまいました。その時、私にはちょうど子どもができていたんですが…素直に喜べなかったんです。私が子どもを授かった代わりに、おばあちゃんが死んでしまったの? みたいな。そして、テレビの画面越しには多くの方が亡くなっている…。そこから"精神"について1年ぐらい…もっとかな、自分自身で考える時間だったんですよ。震災から1年後ぐらいに「グッド・バイ」という曲を書いたんですが…感覚的に「いずれみんな死ぬんだ」という結論に至りました。自分の中でややこしく考えていても、「人は生まれて死ぬ」ただそれだけなんだと、考えが1周してしまって。死ぬまでに何ができるんだろう。後悔はしたくないと。――もともと、この世界に入るのも映画業界に興味を持ったのがきっかけだそうですね。最初は映画の専門学校に入ろうと思っていたんですが、願書を出す時期に怖くなってしまったんです。1つの専門分野に足を踏み入れて、興味が湧かなかった時に「どうしよう! 帰れない!」ってなっちゃいそうで。それで普通の大学に入ってみたんですけど…入ってみたら想像と全然違っていて。女子大だったので何もかも世界が違いました。しゃべってる言葉もフランス語か! と思うくらい意味がわからないこともありましたし(笑)。私、小学校4年生くらいまでいじめられっ子みたいな感じだったんですけど、大学に入ったら私の魂がそのレベルくらいまで戻ってしまっていました。お昼もベーグルを買って、一人で本を読みながら黙々と食べて(笑)。ここにいても、文章を学べる授業以外に得られるものはないなと思って、大学入ってすぐに「映画の仕事に就かねば!」と思うようになりました。――それは撮る側として? それとも役者?撮る側になりたかったです。恥ずかしくて人には見せられなかったんですけど、高校の時に小説を書いていました。絵も昔から描いていたので、書く文章も先に映像が頭の中に浮かんで、それを形にしたいという思いがありました。高校生の夏休みにホームビデオ風の映像をみんなと撮ったことがあって、そこで初めて物づくりの楽しみを人と共有できたんです。それまでの物づくりは、私の個人的な作業。人とそうやって、ワクワク、キャーキャーしながら何かを作れる、そういう楽しさがありました。それを仕事にしたいとは思うようになったんですが、何をしたいのか分からなかったんですよね。脚本家? 演出? でも、専門学校の願書には「脚本家コース」「演出家コース」とか決まってしまっているので、どこに送っていいのか分かりませんでした。――そこから2000年に放送されたドラマ『池袋ウエストゲートパーク』にはどういうきっかけで出演することになるのでしょうか。大学在学中に父の知り合いで制作会社で働いている人がいたんですが、映画会社に入る方法を聞いたら「そんなに甘いものじゃない」と諭されて。まだ大学生だったこともあって、「まずは出演する方で現場をのぞいてみたら」と勧められて、いろいろなオーディションを受けるようになりました。あの現場は本当にラッキーで入れたんですよ。何本かオーディションを受けている中で、あるスタッフさんが落とされた私のことを気に入ってくださっていて。ドラマの立ち上げの時に「面白い子がいるから」と呼んでいただいたんです。――出演後の反響もすごかったのでは。そうですね。そんなに登場シーンが多いわけじゃなかったんですが、物語の世界観が特殊だったので反響もすごかったですね。池袋の本物のギャングたちが、私たちを仲間だと思うみたいで、撮影で池袋に行くとめっちゃ話しかけられるんですよ(笑)。すごい友達みたいな感覚で。普段怖くて近づけないお兄さんたちが、すごく優しく話しかけてくれるから、とても愛されている作品なんだなと思いました。――そこから14年の空白期間があります。もっと別の作品に出たいとは思わなかったのでしょうか。その理由をお聞かせください。しばらくは思わなかったですね。大学の時にそういう仕事をしたのは興味本位みたいなところもありましたし、制作の現場をのぞいてみたいという思いもありましたし。あとは自分には向いてないんだと確認するような時間だったと思います。当時の私はまだ二十歳ぐらいの女の子。宣材写真を撮る時に似合わない服を着せられて、「笑って」って言われて…私、めちゃくちゃ根暗だったので、笑えないなぁとか思っていると周囲から「なんだ、あの子」と思われているような気がして。息苦しい世界としか思っているにすぎなかったので…私にとっては「音楽が出口」になっていった時期。私は自分が作り出すものを形にして、ただ誰かに認めてほしかった。それを映画という世界に望んだけど……制作の現場を見たら自分の根性ではできなさそうだなと思いましたし、演技をすることもできないから怖くて仕方なかったし……でも歌を歌っている時だけがみんな笑顔で「いいね! いいね!」って言ってくれて。ライブをやらせてくれたり、スタジオを貸してくれたり、だんだん大人の仲間も増えて、いつしか仕事にもなって。そこからの歌手としての10年は「安藤裕子」という音楽を作るのに精いっぱいの時間でした。映画のお誘いも時々あって、うれしかったですけど自分の中で出る意味が見いだせなくて。だから、結局はタイミングなんだと思います。私は今、なんでも「やりたい♪ やりたい♪」というモード。今回こういうお話をいただいて本当にうれしかったです。(C)2014「ぶどうのなみだ」製作委員会■プロフィール安藤裕子1977年生まれ。神奈川県出身。2003年にシンガーソングライターとしてメジャーデビュー。2005年、月桂冠のCMソングに採用された「のうぜんかつら(リプライズ)」で多くの人に知られる存在となり、2010年リリースの5thアルバム『JAPANESE POP』が、ミュージックマガジン年間ベストアルバムJ-POP部門1位を受賞。CDジャケットやコンサートグッズのデザイン、Music Videoの監督も手がけ、自身の作品のアートワークをすべてこなしている。歌手としてデビュー後は、本作が本格的な演技初挑戦となる。
2014年09月29日この夏も、テレビでは海で楽しそうに遊ぶ光景が見られました。東日本大震災から3年が経った東北。一部の海岸では、週末限定で海水浴を楽しむことができるようになりましたが、未だ地震と津波の恐怖は残っています。日本列島は4つのプレートがぶつかり合っていて、今後30年以内に、南海トラフ・相模トラフなど、M7級の大地震が起きる可能性は70%という高い確率です!(日経プラスワン)沿岸部にいるときに地震が起きたら、できるだけ高い所に避難しましょう。しかし、小さいお子さんがいる方・妊婦の方・お年寄りの方・体が不自由な方など、自分で非難するのが困難な方もいらっしゃいます。巨大防波堤、高台移転、避難タワーなど、様々な構想があるものの、防災事業はなかなか進んでいません。そこで、あらゆる分野の専門家たちが立ち上がり、究極の「津波シェルター」を完成させました!夢を形にしてしまったのです!被災地の人達は、閉鎖的な気持ちで暮らしている印象がありますか?そんなことはありません。目を背けても、下を向いてもいられません。見るのは、晴れた青空と広大な夢です!究極の「津波シェルター」の特長を、ANGIE的にわかりやすく、「男性のタイプ」に例えてご説明しましょう!流されない強さ浮遊型は、どこに流されるかわかりません。「津波シェルター」は、東日本大震災の津波威力を計算し、流されない強度のある設置型です。なのに、組み立て完了まで約1ヶ月という早さです。夏の暑さにも負けないくらい、熱く、周りに流されない強い意志を持った男性のようです。例えるなら、海猿の伊藤英明。 正義を貫く硬派シェルター内には水が入らないようにしっかりと密閉されているのに、内部の酸素は十分に確保されるような水密性と換気システムです。男性なら、隙がなく、どこから攻めていいのかわからないもどかしさがあります。寡黙でクールなんだけど、危ないときは命がけで守ってくれるような正義を貫くタイプです。例えるなら、世界でも活躍している渡辺謙。包容力のある器の大きさ収容人数は20人から最大60人まで。防災倉庫としても利用できるので、食料品の備蓄をしておけば安心です。沿岸部だけではなく、台風の多い地域や、都市の火災旋風防災倉庫としても展開できます。電気の利用・簡易トイレの設置も可能です。川や池の水を飲用水にする浄水装置もついているので、波が引いた後は、炊き出しをしたり、避難所として活用できます。男性なら、彼女のワガママを受け止めてくれるタイプ。かといって言いなりになるのではなく、彼女にとって一番よい方法を助言してくれるような、器の大きい安定感のあるタイプです。例えるなら、家電やコンビニのCMで注目の西島秀俊。つまり、こんなイケメンたちの要素をすべて兼ね備えた、究極のシェルターというわけです!“津波シェルター普及研究会”会長の大内照雄さんは、「日本はもちろん、世界中の災害から一人でも多くの命を救いたい。このシェルターで命を守ることが、震災で亡くなった方々への手向けであり、被災地支援活動になる」とおっしゃっています。女性や子ども達にも、防災教育の必要性を伝えていきたいそうです。研究会には、様々な角度からアドバイスしてくださる専門家がいらっしゃいますので、セミナーご希望の方は、お気軽にお問い合せください。モデル棟は、宮城県名取市ゆりあげ港朝市・栃木県大田原市で見学することができます。ぜひ、イケメン究極シェルターを直にご覧ください!【津波シェルター普及研究会】お問い合せ/TEL: 022-748-4535 メール: ark.120@shelter.matrix.jp株式会社 日東、株式会社イエムラ、有限会社ベルレクス、株式会社 特殊応力解析、株式会社ビルド、株式会社タガアート、アンデックス株式会社、イワタニ東北株式会社、株式会社 壁装、一般社団法人 仙台とどけ隊、株式会社イノアックコーポレーション、矢橋工業株式会社Photo by Pinterest & スズキ株式会社 & Miyoko Fujita
2014年08月19日1954年の誕生から60年――日本が誇る世界で最も著名なキャラクター“ゴジラ”を、ハリウッドの最新技術を駆使して映画化される『GODZILLAゴジラ』。日本では7月に公開を控える本作から、日本語吹き替え版のキャストとして、映画『潔く柔く』やTVドラマ「BORDER」など近年、女優としての活躍がめざましい、波瑠がヒロインの声を担当することが決定した。『ダークナイト』シリーズ、『インセプション』で知られるレジェンダリー・ピクチャーズに認められた新鋭のギャレス・エドワーズが手がける本作。『キック・アス』の若手実力派アーロン・テイラー=ジョンソンや、日本を代表する名優・渡辺謙、さらに、エリザベス・オルセン、ジュリエット・ビノシュ、サリー・ホーキンスらハリウッドやフランス映画界から豪華なキャストが集結している。すでに世界各国で公開された本作は、公開3日間で北米の興行収入が約95億円、全世界での公開週末興行収入が累計約200億円という大ヒットを記録している。今回、波瑠さんが担当するのはエリザベス・オルセン演じるヒロインにして、主人公の妻・エル。映画やドラマ、さらにテレビ番組「A-studio」では、MC・笑福亭鶴瓶のアシスタントとして活躍するなど、新たなジャンルに挑戦し続ける波瑠さんだが、長編映画全編にわたる本格的な吹き替えは初!アフレコ収録ではとても苦戦したようで「映画の吹き替えは初めてで、既に完成されている物語の世界に、声だけで参加してお芝居をするのはとても難しかったです。母親として息子を思う気持ちや、夫を心配する気持ちが伝わるといいなと思います」とコメント。さらに「今回のハリウッド版を観て、ゴジラのファンになりました。とても迫力のあるパワフルな映画なので、みなさんにはぜひ劇場で観ていただきたいです」と本作をアピールした。本作の日本語吹き替え版では、芹沢博士の日本語吹き替えを渡辺さん自身が担当するほか、芹沢博士と共にゴジラを追跡するアメリカ軍分析官の声を、“ゴジラファン”を自認する佐野史郎が担当する。『GODZILLAゴジラ』は7月25日(金)より2D/3D(字幕スーパー版/日本語吹替版)で公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GODZILLAゴジラ 2014年7月25日より全国東宝系にて公開(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC
2014年06月25日シリーズ最新作『トランスフォーマーロストエイジ』の公開にも期待が集まる「トランスフォーマー」の誕生30周年記念イベントが5月16日(金)深夜、東京・トイザらス池袋サンシャインシティ店で開催され、実寸大のオプティマスプライムが駆けつけた(!?)「トランスフォーマー セレブレーション 2014」と題されたこの日のイベント。そこでお披露目されたのが、人気キャラクターである初代“コンボイ”(映画ではオプティマスプライム)の実寸大の胸像を載せた大型トレーラーだ。その迫力に、深夜にも関わらず集結したファン470人は大熱狂していた。この日は全世界に先駆け、『トランスフォーマーロストエイジ』の関連グッズが発売されたほか、タカラトミーの玩具開発者によるサイン会やファンミーティングも実施!世界初披露となるオプティマスプライムの2メーフィギュアや、映画に初登場する“ダイナボット”と一緒に写真が撮れるフォトスポットも設けられた。また、声優の玄田哲章がシリーズ最新作『トランスフォーマーロストエイジ』の日本語吹き替え版で、オプティマスプライムを演じることが発表されると、ファンは大喜びしていた。日本のおもちゃから派生し、現在ではマイケル・ベイ監督×スティーブン・スピルバーグ製作総指揮による大ヒットSFアクションとして、世界中で愛される『トランスフォーマー』のシリーズ第4作。前作までのキャストを一新し、マーク・ウォールバーグら新たなキャラクターが人類滅亡のピンチを前に、トランスフォーマーとの友好的な絆を試される。俳優の渡辺謙が声優として、正義のトランスフォーマーであるオートボットのドリフトを演じることも発表されたばかりだ。8月9日(土)からは、パシフィコ横浜(展示ホールB・C)にて「トランスフォーマー博 TRANSFORMERS EXPO」の開催も決定。7~9m級のトランスフォーマー像や、映画に登場した実車の展示、また巨大ジオラマやプロジェクションマッピングも予定されている。また、この日のイベントでは12月に放送される「ロボット日本一決定戦!リアルロボットバトル」(日本テレビ)に、オプティマスプライムが2mの戦闘ロボとして参戦することも電撃発表された。『トランスフォーマーロストエイジ』は8月8日(金)より全国にて公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:トランスフォーマーロストエイジ 2014年8月8日より全国にて公開(C) 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年05月17日顧客満足度に関する調査・コンサルティングの専門機関J.D.パワーアジア・パシフィックは10月30日、「2013年日本携帯電話サービス顧客満足度調査」の結果を発表した。それによると、携帯電話サービスの顧客満足度はKDDI(au)が総合満足度トップを獲得。NTTドコモが「通信品質・エリア」「アフターサービス対応」の2ファクターでトップ評価となり、総合2位となった。本稿で詳細を紹介していく。当調査は、全国の10地域(北海道/東北/北陸/関東/東海/関西/中国/四国/九州/沖縄)における携帯電話の個人利用者を対象に、携帯電話サービスの満足度を明らかにするもの。15回目となる今回は2013年7月にインターネット調査を実施し、総計31,200人から回答を得た。顧客満足度の測定にあたっては6ファクターを設定。それぞれに関連する詳細項目に対する評価を基に総合満足度スコアの算出を行っている。各ファクターの総合満足度への影響力は「提供サービス」(31%)、「通信品質・エリア」(21%)、「各種費用」(20%)、「電話機」(14%)、「アフターサービス対応」(8%)、「電話機購入経験」(5%)の順となっている。○キャリア間の差は縮まるKDDI(au)は2年連続で総合満足度トップを獲得。「提供サービス」「各種費用」の2ファクターで最も高い評価を得た。顧客満足度第2位のNTTドコモは昨年同様「通信品質・エリア」「アフターサービス対応」の2ファクターでトップ評価となっている。第3位のソフトバンクは昨年トップ評価だった「電話機」に加え、今年は「電話機購入経験」においても最も高い評価となった。ちなみに昨年は総合満足度トップのキャリアとボトムのキャリアの差は33ポイントあったが、今年は7ポイント差にまで縮小している(KDDI(au)は558ポイント、NTTドコモは556ポイント、ソフトバンクは551ポイント)。○調査結果を考察、各社の今後のネットワーク戦略に注目!!「提供サービス」「各種費用」がトップ評価だったKDDI(au)では、「auスマートパス」が好調だ。同サービスでは月額390円でスマートフォンのコンテンツが使い放題になるほか、様々な会員特典が利用できる。また、固定通信サービスとのセットで利用料金が割り引かれる「auスマートバリュー」も支持されている。こうした施策により、各種費用の面で"お得感が強い"キャリアと認識されているものと思われる。ちなみに本調査は7月に行われており、この時点でKDDI(au)の提供するiPhoneは800MHzのプラチナバンドに未対応だった。これを考慮すると、今回「通信品質・エリア」では不利だったのかもしれない。「通信品質・エリア」「アフターサービス対応」がトップ評価だったNTTドコモは、現在LTEサービス「Xi」のエリア拡大・高速化を急ピッチで進めている。Android端末においては現在、東名阪を中心に150Mbpsに対応する基地局数が増加中だ。さらに10月に行われた記者説明会では、800MHz/ 1.5GHz/ 1.7GHz/2GHzの4つの周波数帯の電波を使った「クアッドバンド LTE」の概要を発表している。俳優の渡辺謙を起用したCMで繰り返しアピールしている通り、同社のネットワークは今後ますます「Strong.」なものになっていくことが期待される。また、同社では毎年「ショップスタッフ応対コンテスト」を開催するなど、スタッフの育成にも注力している。こうした成果がアフターサービス対応の高評価につながったといえるのではないだろうか。今回の調査はNTTドコモがiPhoneを発売する前に行われたもの。今後の調査では、「電話機」についても評価が向上すると思われる。「電話機」「電話機購入経験」においてトップ評価となったソフトバンク。しかし、これまでソフトバンクの強みになっていたiPhone独占販売の牙城は完全に崩れ去ってしまった。電話機の有無でユーザーを引き止めておくことができなくなったいま、次の一手に注目が集まる。同社では現在、ネットワークに関して「つながりやすさNo.1」を前面に出した広告戦略を打ち、また「SoftBank HealthCare」など、独自色の強いサービスを展開している。しかし、今回の調査結果では存在感を示すことはできなかった。9月からはiPhone 5s/ 5cの発売に合わせて「倍速ダブルLTE」を提供開始し、来春からは2.1GHz/ 1.7GHz/ 900MHzの周波数でLTEを利用できる「トリプルLTE」を提供する予定だ。各社、「つながりやすさ」を押し出したプロモーションを大きく展開しているように、今後ネットワークがますます重要性を増すことが予想される。「通信品質・エリア」で1位を獲得したドコモをはじめ、利用者にどこまで使いやすいサービスと「つながりやすい」「高速化した」ネットワークをアピールしていけるか注目したい。
2013年11月05日メディケア生命保険は、小学3年生以下の子供を持つ男女(調査対象者:20歳~59歳)を対象に、「子供の絵本と教育に関する調査」をモバイルリサーチで実施した。調査は6月8日~12日にかけて行われ、1,000名の有効サンプルを得た。最初に、自身が子供の頃に「父親」や「母親」からどれくらいの頻度で絵本の読み聞かせをしてもらったかを聞いたところ、どちらか一方から「読み聞かせをしてもらった」は52.9%。20代では62.5%、30代では54.9%、40代では48.6%だった。続いて現在、どのくらいの頻度で子供に絵本の読み聞かせをしているか尋ねたところ、「週に1日以上」は47.7%だった。子供の頃に絵本の読み聞かせをしてもらった層は56.8%、読み聞かせをしてもらっていない層は37.3%で、自身が子供の頃に絵本の読み聞かせをしてもらった親ほど、子供に絵本を読み聞かせてあげている実態が明らかになった。次に、子供への絵本の読み聞かせにどのようなことを期待しているかを聞いたところ、1位は「子供が本に慣れ親しむ習慣がつく」(58.0%)だった。2位は「子供が言葉を覚える」(55.4%)、3位は「子供とのスキンシップがとれる」(53.6%)。今後、読み聞かせしたい本について聞くと、最も多かったのは「日本のおはなし・物語絵本」(52.6%)だった。以下、「しつけ絵本」(39.2%)、「海外のおはなし・物語絵本」(37.5%)となっている。子供の年齢層別でみると、7歳~9歳(小学1~3年生)の子供の親は、他の年齢層より、「防災絵本」、「交通安全絵本」と答えた割合が高かった。次に、子供に実際にあれば読んでほしいと思う、今活躍している人物を題材にした「絵本の偉人伝」について聞いた。1位は「宮崎駿さん(映画監督)」(41.8%)、2位は「イチローさん(プロ野球選手)」(41.3%)、3位「山中伸弥さん(iPS細胞研究者)」(32.8%)という結果に。以下、映画監督でタレントの北野武さんや実業家の孫正義さんが続いた。子供に絵本を読み聞かせして欲しい映画俳優を聞いたところ、男性俳優の1位は、「福山雅治さん」で、2位は「森本レオさん」、3位は「渡辺謙さん」だった。女性俳優の1位は女優の「吉永小百合さん」、2位は「松嶋菜々子さん」、3位は「綾瀬はるかさん」「市原悦子さん」となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月16日ハリウッドが終戦直後の日本を舞台に、“衝撃の真実”を描く『終戦のエンペラー』。名優トミー・リー・ジョーンズをはじめ、海外TVドラマ「LOST」のマシュー・フォックス、西田敏行、桃井かおりと名だたる日米のキャストが共演した本作で、物語の鍵を握る日本人女性を演じた若手女優・初音映莉子が、今、次世代の“ミューズ”候補として注目を集めている。1945年8月30日、終戦直後の日本にマッカーサー元帥(トミー・リー・ジョーンズ)が上陸した。マッカーサーは部下のボナー・フェラーズ准将(マシュー・フォックス)に、ある極秘調査を命じる。この戦争の真の意味での責任者はいったい誰なのか。それは、日本文化を研究し、日本に対して格別な想いを抱くフェラーズにしか、なし得ない“特命”だった。調査期限は10日間。日本を救いたいと願うフェラーズの脳裏には、ある日本人女性の姿があった……。この日本人女性アヤという役柄は、謎めいた架空の人物ながら、フェラーズが日本の文化の素晴らしさや美しさにのめり込んでいくきっかけを作った人物でもある。アヤ役は、フェラーズが夢中で探し求め、さらに彼の極めて重大な決断にも影響を与えるにふさわしい魅力を兼ね備えた女優でなければならない。しかも、世界中の人々に新鮮に映る日本の女優が求められていたのだが、最終的に、初音さんに白羽の矢が立った。アヤ役に大抜擢された初音さんは、『ノルウェイの森』『ミツコ感覚』などの作品に出演するかたわら、今年1月にはディオールのパリ・オートクチュールコレクションに招待されるなど、ファッションの分野でも世界的に活躍する新進女優。『ラストサムライ』の渡辺謙、真田広之はもちろん、『SAYURI』のチャン・ツィー、『バベル』の菊池凛子といった、アジアのミューズまでも世界に送り出してきたプロデューサーの奈良橋陽子氏が、「まさに宝石よ」と語る逸材だ。「彼女に会った時、思わず見とれたよ」と言うのは、本作のピーター・ウェーバー監督(『真珠の耳飾りの少女』)。「彼女は新鮮で自然に演じる才能がある。この作品に特別な魅力をもたらしてくれた」と語る。とはいえ、初音さんにとって、この役を演じることは険しい道のりだった。まず、英語を学ぶところから始め、次に、この作品の中で常に存在し続ける“アヤの魂”を自分の中に吹き込んでいった。「私はアヤから、人を心から愛する素晴らしさ、そして愛する人と美しい時間を共にする幸せを学びました。アヤという人間をどう理解し演じるか、すべて私に任せてくれたスタッフの方々にとても感謝しています」と、話す初音さん。今回衣装を担当した、『ロード・オブ・ザ・リング』のアカデミー賞受賞デザイナーのナイラ・ディクソンによるこの時代の女性の服装を、見事に着こなしているのはさすがだ。戦後の日本が大きく変わっていたかもしれない激動の時代に、ある信念を持って生きた日本人女性アヤ。初音さん演じるアヤが壮大な物語にどう関わっていくのか、ぜひあなたも見届けて。『終戦のエンペラー』は7月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:終戦のエンペラー 2013年7月27日より全国にて公開(C) Fellers Film LLC 2012 ALLRIGHTS RESERVED
2013年07月09日ハリウッドに進出し、大成功した日本人俳優として後輩たちを牽引し続けている渡辺謙。その彼が、米「Marvel Studio」が企画している“『アベンジャーズ』の宇宙版”と言われる『Guardians Of The Galaxy』(原題)の有力候補のひとりに挙がっていることが、映画情報サイト「totalfilm.com」によって明らかになった。『Guardians of The Galaxy』と『アベンジャーズ』との大きな違いは、登場するスーパーヒーローたちの中に必ずしも人間の形を成していないメンバーがいることと、宇宙が舞台であること。昨年、米エンタメ情報誌「Entertainment Weekly」が紹介していたヒーローは5人。■スター・ロード:半人間、半エイリアンのハーフ。宇宙界の警察官で、特殊なコンバット・スーツに身を固め、2丁拳銃が目印。■ドラックス:元サックス奏者がナイフの達人として蘇った緑の戦士。■ロケット・ラクーン:ある狂人によって地球の廃棄物から生み出された遺伝子組み換え生物。■グルート:巨大な動く樹木。■マンティス:セクシーな虫型エイリアン。今回、渡辺謙のほか人気TVドラマ「Dr.HOUSE」のヒュー・ローリー、『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ役で知られるアラン・リックマン、さらに『シカゴ』(’02)でアカデミ賞ノミネートのジョン・C・ライリーの3人は、「Rhomman Dey」と呼ばれる惑星・ザンダーの軍のリーダー役でオファーされるのでは?と目されており、この顔ぶれを見ただけで重厚な演技が要求される役柄だと予想できる。映画『スーパー!』で監督・脚本家を務めたジェームズ・ガンがメガホンを取る本作。『ゼロ・ダーク・サーティ』のクリス・プラットがすでに“スター・ロード”に決定しているほか、『スタートレック』シリーズのゾーイ・サルダナの出演もうわさされている。いったいどのような顔ぶれのキャストが集結し、宇宙を守り抜くのか、期待が膨らむばかりだ。『Guardian Of The Galaxy』(原題)は2014年8月1日(現地時間)に全米公開予定。(text:Mieko Nakaarai)
2013年05月29日好きな歴史上の人物に思いをめぐらせて辞世の句には、人生の総決算というべき言葉と気持ちが凝縮されています。それが歴史上、活躍した人物の句となればなおさらのこと。それぞれの時代を生きた人物が最後に句を詠んだ場所で、行ってみたい場所はありますか?マイナビニュース会員の男性414名にアンケートをしてみました。>>女性編も見るQ.歴史上の人物の辞世の句、行って思いをはせたい最期の地は?(複数回答)1位おもしろきこともなき世をおもしろく:高杉晋作(長州藩士)下関市新地町18.6%2位国のため重き務めを果たし得て矢弾尽き果て散るぞ悲しき:栗林忠道(陸軍軍人)東京都硫黄島10.6%3位露と落ち露と消えにし我が身かな浪速のことも夢のまた夢:豊臣秀吉(武将)京都市伏見区桃山町伏見城9.9%4位旅に病んで夢は枯野をかけ廻る:松尾芭蕉(俳人)大阪府大阪市御堂筋付近8.7%5位あはれなりわが身の果てや浅緑つひには野辺の霞と思へば:小野小町(歌人)京都市左京区補陀洛寺7.7%■おもしろきこともなき世をおもしろく:高杉晋作(長州藩士)下関市新地町・「何かと不景気なこの御時世、こういった考え方こそ重要だと思ったから」(41歳/機械・精密機器/技術職)・「高杉晋作が大好きで、この歌ずっと覚えています。座右の銘です」(33歳/機械・精密機器/営業職)・「これからなんかやってやるぞ!って気になりそう」(29歳/電機/技術職)■国のため重き務めを果たし得て矢弾尽き果て散るぞ悲しき:栗林忠道(陸軍軍人)東京都硫黄島・「戦争の研究をしており、非常に興味があるので」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「硫黄島は一般人は行けないので、行ってみたいですね」(35歳/人材派遣・人材紹介/経営・コンサルタント系)・「勝ち目のない戦いに望み、そして散っていった英霊に敬礼。彼は間違いなく名将の一人であった」(30歳/商社・卸)■露と落ち露と消えにし我が身かな浪速のことも夢のまた夢:豊臣秀吉(武将)京都市伏見区桃山町伏見城・「一時代を築いた武将の散った地で、どのような思いをしていたのか堪能してみたい」(26歳/医療・福祉/専門職)・「太閤の最期のさみしさが感じられる」(33歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「栄華を極めた人間が、最後に露と消えると言った場所をみてみたいです」(47歳/ソフトウェア/クリエイティブ職)■旅に病んで夢は枯野をかけ廻る:松尾芭蕉(俳人)大阪府大阪市御堂筋付近・「高校時代に文芸部に入ってから俳句を嗜んでいる。そんな自分にとっては芭蕉と言われれば気になる」(25歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「夢でも旅を続けるロマンチック」(27歳/生保・損保/専門職)・「松尾芭蕉が好きだから」(23歳/情報・IT/事務系専門職)■あはれなりわが身の果てや浅緑つひには野辺の霞と思へば:小野小町(歌人)京都市左京区補陀洛寺・「美人といわれた人の思いを想像してみたい」(24歳/情報・IT/事務系専門職)・「絶世の美女も言ったところに行ってみたいから」(24歳/機械・精密機器/技術職)・「小野小町がどんな場所でその句を詠んだのか興味があるため」(28歳/情報・IT/技術職)■番外編:ドラマの影響も無視できません・願はくは花のもとにて春死なむその如月の望月のころ:西行(歌人)大阪府河南町弘川寺「大河での役どころが非常に面白かったひとりだったので」(36歳/印刷・紙パルプ/技術職)・散るをいとふ世にも人にもさきがけて散るこそ花と吹く小夜嵐:三島由紀夫(作家)東京都新宿区市谷本村町「三島作品はこれまでよく読んできて、作者の人物像も気になるから」(31歳/学校・教育関連/専門職)・いざさらば涙くらべんほととぎすわれも憂き世に音のみぞ鳴く:建礼門院徳子(平清盛の娘)京都府左京区大原「大河ドラマで平清盛を見ていたから」(24歳/医薬品・化粧品/技術職)総評1位は幕末の風雲児、高杉晋作の「おもしろきこともなき世をおもしろく」でした。奇兵隊をはじめとする近代軍事に引き継がれる組織を確立し、外国からの領土租借要求を許さなかった高杉晋作には、ファンが多いようです。また、その生きざまを表す句に元気づけられ、「やるぞ!」という思いになったとのコメントも。2位は旧陸軍軍人で、小笠原兵団長として硫黄島の守備を任務とした栗林忠道の句「国のため重き務めを果たし得て矢弾尽き果て散るぞ悲しき」でした。硫黄島が玉砕する際、訣別電報に記されたものです。クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」では、渡辺謙さんが役を演じていたことからも知られています。3位は豊臣秀吉が伏見城で詠んだ「露と落ち露と消えにし我が身かな浪速のことも夢のまた夢」です。伏見城にいる方が長かったと言われる秀吉ですが、最期の地も伏見城でした。足軽の子として生まれ、天下人まで登りつめた秀吉が「夢のまた夢」というところに寂しさを感じ、行ってみたいと思う気持ちになったとのコメントが寄せられています。4位は松尾芭蕉が最期に臨み、大阪で詠んだ「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」。今やオフィス街になっている芭蕉最期の地に興味がわいたとのコメントも。5位は小野小町の「あはれなりわが身の果てや浅緑つひには野辺の霞と思へば」。絶世の美人と謳われた小野小町がいた場所を体感してみたいと言う声が多かったのが特徴的です。番外編では、ドラマや小説ファンの意見を取り上げてみました。やはりメディアの影響は絶大ですね。人物と辞世の句、2つの要素にまず興味を持ち、その後、最期の地に興味が出始めたというコメントが多く寄せられました。人物と場所を結びつけるものが、辞世の句などの感動を呼ぶ題材である。その場所に出かけるキーワードの一つなのかもしれません。(文・OFFICE-SANGA秋田茂人)調査時期:2013年2月15日~2013年2月21日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性414名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】お参りしたい歴史的有名人のお墓ランキング【男性編】日本の歴史の中で一番好きな時代【男性編】今の日本をつくったといえる幕末の偉人ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年03月09日1993年度のアカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞に輝いたイーストウッドの名作西部劇『許されざる者』が、日本の時代劇へと設定を移し、『フラガール』や『悪人』などで知られる李相日監督の下、渡辺謙を主演に迎えて映画化した『許されざる者』の特報映像が解禁された。柳楽優弥、忽那汐里、小池栄子、國村隼、佐藤浩市、柄本明などこれまでに発表された豪華な面々の参加でも話題を集めていた本作。1880年、幕府崩壊後の未開拓の地・北海道を舞台に、二度と刀を持たないと決めたかつての江戸幕府の残党・釜田十兵衛(渡辺さん)が、貧困の末、再び賞金稼ぎとして戦うことを余儀なくされ、自らを正義と見なす偽善者たちと対峙していく姿を描いた、新たなる時代劇だ。11月末にクランクアップを迎えた本作の撮影では、根室、阿寒、知床など北海道でのオールロケが敢行され、魂を込めた映画づくりが行われていたようだが、今回お披露目となった待望映像にもその魂が宿っているかのような気迫が!今回届いた映像に登場するのは、渡辺さん、佐藤さん、柄本さんの渋みの効いた男たち3人衆。雄大な北海道の自然を背景に、その3人の男たちがグイっとカメラに上げた視線はまさに鬼気迫るものを感じさせる。静かに綴られるナレーションと共に作品の重厚な世界観、この緊迫感を存分に体感できるはず!まずはこちらの映像から、アカデミー賞に輝くあの名作の“再生”への予感をしかと確かめてほしい。『許されざる者』は2013年9月13日(金)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:許されざる者 (2013) 2013年9月13日より全国にて公開© 2013 Warner Entertainment Japan Inc.
2012年12月10日1992年に製作されたクリント・イーストウッド主演・監督作を、渡辺謙、柄本 明、柳楽優弥、忽那汐里、小池栄子、國村 隼、佐藤浩市らをキャストに再生させる映画『許されざる者』の第一弾ポスターが公開された。オリジナル版ポスターのイーストウッド同様、背を向けてじっと耐える渡辺の背中に思わず惹きつけられるデザインだ。その他の画像本作は、舞台を19世紀の北海道に変更し、かつては江戸幕府の残党として京都中にその名を轟かせるも、二度と刀を持たないと誓った男・釜田十兵衛(渡辺)が辿る数奇な運命と、暴力の連鎖を描き出す作品。物語の骨格はそのままに、オリジナルでイーストウッドが演じた役を渡辺が、モーガン・フリーマンの役を柄本明が、ジーン・ハックマンの役を佐藤浩市が演じる。約2か月に渡って根室、阿寒、知床、上川郡上川町など北海道にてオールロケを敢行し、先月27日にすべての撮影を終えた本作。渡辺は「強いか弱いか、ヒーローかアンチヒーローかだけでは無くて、十兵衛の中にあるものを音符として奏でないという、感情としてあまり表現しない所を監督も僕も狙っていた気がします。こう思ったから、こう表現するだけでないもの、その奥に何があるのか?みたいな事をいつも考えていました」と振り返る。ちなみにポスターに写る渡辺の背中は深い影が落ちているだけだが、じっくり眺めることで、主人公の抱えている苦悩や過去が浮かび上がってきそうだ。渡辺はさらに「十兵衛という男は人を殺したという呪縛から解き放たれないし、ずっとそれを背負うんですけど、でも人はそれぞれが“許されないもの”を背負って生きていくような気がするんですよね。そういう部分が共鳴していただけるんじゃないかなって思っています」と語る。メガホンを執った李相日監督はすべての撮影を終え「沢山のスタッフとキャストが二か月を超える撮影に費やした労力は、間違いなく映画の力となってフィルムに焼き付いていると信じます」と語るも「感傷に浸るより、撮影でやり残したものを編集や仕上げ作業でどれだけ挽回できるかに気を向かわせねばならず、やり切ったと言うにはまだまだでしょう」とコメント。極寒の地で撮り上げたフィルムは今後、仕上げ作業を経て来年9月13日(金)から全国公開される。『許されざる者』2013年9月13日(金) 全国ロードショー『許されざる者〈1992年〉』ブルーレイ 2500円(税込)DVD 1500円(税込)ワーナー・ホーム・ビデオ
2012年12月05日来年2013年後期のNHKの連続テレビ小説が激動の大正、昭和の大阪を舞台に“食”をテーマに据えた「ごちそうさん」に決まり、ヒロインを杏が務めることも決定!11月12日(月)に記者会見が行われた。東京の洋食屋一家の娘に生まれた主人公・め以子が大阪の純和風の旧家に嫁ぎ、一筋縄ではいかない姑や小姑に苦しみつつも主婦として“食”で家族を支えていく姿を激動の時代と共に描き出す。杏さんは「インタビューで理想の女性を聞かれると、『明治、大正、昭和の世を生きた女性』と答えてきました。古き良き伝統を持ちながら全く新しい価値観や風に吹かれて強く生きてきた女性なので」と明かし、まさにその時代を逞しく生きたヒロインを演じる喜びを語った。食をテーマに描かれるが、どんなに忙しくても「三食必ず食べること」を自らに課しているという杏さん。「私も(め以子と同じく)東京出身なので、大阪に行って新しい発見の中で戸惑ったり、驚いたり、喜んだりというのを一緒に追体験していくんじゃないかと思います」と語り「大阪に嫁に行くようなつもりで」と強く意気込んだ。この日、情報が解禁されると同時に父親の渡辺謙に報告を入れたとのことで「『長丁場だけど頑張れ!』と言われました」と嬉しそうに明かした。杏さんは、10代後半の女学生時代から40代までのめ衣子を演じることになっており「新人ではなくキャリアを備えた方に」というプロデューサーの意向でオーディションは行われず、杏さんにオファーが届いたという。今後、夫役を含めて共演陣も発表される予定で、撮影は2013年5月に開始となる。「ごちそうさん」は2013年9月30日(月)より放送開始。■関連作品:映画 妖怪人間ベム 2012年12月15日より全国東宝系にて公開© ADK/2012「映画 妖怪人間ベム」製作委員会
2012年11月12日日本男児といえば「硬派」なイメージを持っている人も多いかもしれませんが、外国の方が思う「これぞ日本人」という有名人は誰になるのでしょう。外国人20人に聞いてみました。・渡辺謙さん。人間として憧れるからです(ブラジル/女性/50代前半)・渡辺謙さん。すてきな俳優さんです。男らしく、本来の日本男性という雰囲気があります(スイス/女性/40代/前半)・渡辺謙さん。すごく格好いいし男らしいと思います。さらに性格も良さそうです。尊敬できる方です (フランス/男性/20代/後半)・やはり渡辺謙さんです。私は彼が演じた人物像の大ファンです。外見も非常に魅力的だと思っています。演じ方も大好きです(ウズベキスタン/女性/20代後半)渡辺謙さん人気が凄まじいです。「ラスト サムライ」「硫黄島からの手紙」「インセプション」など話題の映画に出演。特に「ラスト サムライ」での最後まで武士道精神を貫くサムライ役が日本男児としてのイメージを高めたようですね。男らしさに加えて、人間性に魅力があると多くの意見が集まりました。・北野武さん。ばかばかしいテレビショーで有名です(チェコ/男性/30代前半)・明石家さんまさん。面白いから(ネパール/男性/40代前半)こちらは面白い日本人男性をあげた意見です。北野武さんは映画監督としてかと思いきや芸人として名前があがりました。ちなみに伝説ともいえるテレビ番組「風雲! たけし城」は海外でも人気が高く、さまざまな国と地域で放送されているのだそう。すごい!・イチロー。イチローは忠実で真面目な人です (アメリカ/男性/30代/前半)・本田圭佑選手(サッカー選手)。サッカーが上手で、かっこいいです (インドネシア/男性/40代/後半)・内村航平。オリンピックが終わったばかりなので思い浮かびました (イタリア/女性/20代前半)世界で活躍する誇り高きスポーツ選手の名前がズラリと並びました。・元総理大臣小泉純一郎です。日本の元気を支えた人だと思います(ラオス/女性/20代後半)・徳川家康、織田信長、豊臣秀吉。「信長の野望」にクラスメートがはまっていた。(中国/女性/30代後半)まさか、戦国武将が名を連ねるとは。でもゲームから日本の歴史を学ぶというのは手ですよね。信長の野望なのに武田信玄の名前がないのはファンとしては少し気になりますが…。俳優やスポーツ選手、戦国武将と出揃いましたが、以前は有名な日本人として必ず名前が挙がっていた坂本九さんは登場せず。それだけ、これぞ日本人と呼べる人物が増えてきたということかもしれませんね。(文・アリウープ おーた) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月31日東映創立60周年記念作品となる映画『北のカナリアたち』の完成報告会見が10月3日(水)に行われ、主演の吉永小百合を始め柴田恭兵、里見浩太朗、森山未來、満島ひかり、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平、阪本順治監督らが出席した。「告白」などで知られる湊かなえの連作集「往復書簡」(幻冬舎刊)に収録された「二十年後の宿題」を原案に映画化した本作。北海道の離島にひとりの女教師が赴任し、彼女の下で6人の生徒たちがのびのびと育っていくが、ある日痛ましい事故が…。その傷を抱えたまま巣立っていった教え子たちと教師の運命が20年の時を経て絡み合っていく。北海道の礼文島、利尻島で冬と夏の2回にわたりロケが行われたが、特に冬は極寒の中での過酷な撮影が続いた。吉永さんは「あまりの厳しさに『乗り切れないのでは?』と思ったこともあった」と述懐。「それでもスタッフやここにいる出演者のみなさんが頑張ってくださっているのだから、『私ももっとしっかりしなくちゃ』と思い、夏に向けて体力作りもしました」と明かす。吉永さん演じるはる先生の教え子の20年後を演じた森山さんら若手キャスト陣は、吉永さんとの共演、吉永さんの指揮で合唱をするシーンで強く感じるものがあったよう。森山さんは「僕らが歌うシーンは20年前の子供たちと違って綺麗な声で歌うというよりも、20年の時を経てどんな経験をしてまたあの分校に戻ってきたのか?というところ。それぞれが様々な方向に歩き、“ずれ”を感じながらも6人が歌うんですがすごく気持ちよかったです。(映画を観て)自分が出ているのに『いいな』と思えました」と語る。満島さんは「何度もテストをやって気持ちが高揚しすぎるところもあったんですが、吉永さんが本当はこっちを向くはずなにずっとふり向かないことがあったんです。それが高揚感も緊張感もあるけど、空気が澄んだ静かなものになった瞬間に吉永さんがふり向いてシーンが始まったんですが、そのときの表情は、後からみんなで『凄まじかったね』と話をしました。神々しくて、静かだけど美しくて…葛藤も抱えたフッとした表情でした」と尊敬を込めて語った。宮崎さんは吉永さんと目を合わせない芝居が多かったそうで「ストレスがありましたが、指揮をしている吉永さんの顔をしっかりと見られて幸せでした」と告白。小池さんも「歌いながら鳥肌が立つような体験でした」と語る。20年後の6人がこの歌のシーンで初めて揃って再会することになるが、松田さんは「それまでは(6人の関係性や過去が)想像でしかなかったので、それを繋げるものは歌しかなかった。練習でも吉永さんが指揮をしてくださったんですが、想像が形になっていくようで余計な芝居が要らず、本当に久々の再会という感じがして不思議でした」と感嘆を込めて述懐した。吉永さんは“教え子”たちの言葉に目を細めつつ「6人が真っ直ぐに私を見てくれて、それだけで何とも言えぬ感動があり、この場に居合わせてよかったと思いました」としみじみ。「何冥利に尽きると言ったらいいのか…私は先生になりたいと思ったこともあったので、先生冥利に尽きるというか」と現場で感じた幸福を明かした。また吉永さんは劇中、仲村トオルとのキスシーンも披露。吉永さんの映画でのキスシーンは『北の零年』(’05)での渡辺謙とのシーン以来となるが「(はる先生と)仲村トオルさんとの心の通い合いはどういうもの何だろう?と監督とよく話し合いました。トオルさんは撮り終えてその日、東京に帰られたんですが、気恥ずかしくてトオルさんのところに行けず、余韻があり不思議な思いに駆られました」と静かな笑みを浮かべて語った。撮影開始前の制作発表会見で「これまでにない吉永さんを撮りたい」と語っていた阪本監督は、「見たこともない吉永さんの表情というのは、僕が演出で作るのではなく物語がそれを求める瞬間があるんです。不思議な雰囲気を醸し出したショットを感じていただければ」と手応えを口にした。『北のカナリアたち』は11月3日(祝・土)より公開。■関連作品:北のカナリアたち 2012年11月3日より全国にて公開© 2012『北のカナリアたち』製作委員会
2012年10月03日俳優やアーティスト、スポーツ選手や政治家など、世界にその名を知られている日本人はたくさんいます。そこで、母国で誰でも知っている日本人と言えば誰か、外国人20人に聞いてみました。・黒澤明です。「七人の侍」と言う映画はとても有名です (フランス/男性/20代後半)・黒澤明。素敵な映画を作っている映画監督なので (スイス/女性/40代前半)さすが「世界のクロサワ」、多くの外国人が黒澤明監督の名前をあげました。今もなお世界中で黒澤作品が愛され、比較的若い世代の外国人にも浸透しているというのは凄いことだと思います。・渡辺謙。「ラスト サムライ」という映画を観て惚れてしまいました (ウズベキスタン/女性/20代後半) ハリウッドで活躍する日本人俳優は何人かいますが、その中でも渡辺謙さんの知名度はとても高いですね。日本のサムライを世界に強烈に印象付けました。・山口百恵さんです。映画女優としてとても有名です(中国/女性/30代後半)山口百恵さんが出演している映画が中国でもたくさん放映されているのですね。川端康成の名作「伊豆の踊り子」は日本でも非常に人気がありました。・香川真司。ドイツのリーグタイトルを取り、サッカークラブで活躍している人として知られています(ドイツ/男性/30代後半) ドイツのブンデスリーガで大活躍したため、ドイツ国内では今もっとも知名度のある日本人といえるかもしれません。マンチェスターへ移籍しましたので、今度はイギリスでも知名度がアップしそうです。・オノ・ヨーコ。70年代の活動主義とアバンギャルド芸術界の象徴として知られています(アメリカ/男性/30代前半)ビートルズのジョン・レノンの奥さんとして世界的に有名ですが、アメリカ国内では平和活動や芸術活動まで含めてよく知られているようです。・小泉純一郎です。元総理大臣でいつもテレビのニュースに出ていて、髪型が凄くかっこいいです(ラオス/女性/20代後半) 当時の小泉フィーバーを今でも鮮明に覚えている人は多いことでしょう。歴代首相の中でも女性からの支持が非常に高い首相でしたが、外国人女性からみてもカッコイイのですね。・松下幸之助。創造力のある人で、経営にしても人生の哲学に関してもいい発想がある人(中国/女性/30代後半)「スティーブ・ジョブズ」や「ビル・ゲイツ」は世界的に有名な経営者ですが、日本には「松下幸之助」がいました。現在の中国でも知名度が高いようで、日本国内のみならず世界に名をとどろかせる経営者って凄いですね。今回のアンケートでは黒澤明監督をあげる人が多く、また宮崎駿監督の名前もあがっていました。世界各国に日本映画のファンがたくさんいることを改めて実感したアンケートとなりました。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日俳優・渡辺謙が12年ぶりに舞台に立つ。渋谷・パルコ劇場の40周年を記念した第1弾『ホロヴィッツとの対話』に主演することが発表された。作・演出は三谷幸喜。同劇場に渡辺が出演するのは実に28年ぶりとなる。本作は、ピアノ調律師として20世紀のピアノの巨匠たちの演奏を支え続けたフランツ・モアと、彼が支えたピアニストのひとり、ウラディミール・ホロヴィッツとの、ある一夜の会話を描くもの。三谷のライフワークともいえる光の中を生きる表舞台の人とその光を支えるバックステージの人のドラマで、海外芸術家シリーズの新作となる。公演は来年2月と3月、東京と大阪で開催される。三谷と渡辺はこの舞台への思いについてそれぞれコメントを寄せた。三谷幸喜のコメント「世界の謙さんが、渋谷の謙さんになってパルコ劇場に帰って来ます。僕は舞台俳優としての謙さんの大ファンです。スクリーンの謙さんも素敵だけど、舞台の上の存在感は凄いです。ダイナミックで暖かくて格好良くて茶目っ気たっぷりな、生・謙さんをぜひ劇場に観に来て下さい。特にクリント・イーストウッドとクリストファー・ノーランには観て欲しいな。自分たちが俳優渡辺謙について、実はまだ半分しか知らなかったことに気づくはずですから」。渡辺謙のコメント「12年ぶりの舞台をやることになりました。前回も13年ぶりでした。人々が忘れ去った頃に出てくる“蝉”のようです。俳優の基礎を作ってくれた舞台に久しぶりに上がるのは、緊張とか興奮を越えた恐れのようなものを感じます。それを乗り越える気になったのは、三谷君とパルコのおかげです。三谷君は、彼がTVの脚本家としてデビューした頃からの友人です。パルコ劇場は僕のデビュー作『下谷万年町物語』そしてその後のTV、映画への大きなステップとなった『ピサロ』と節目節目でお世話になった劇場です。その40周年記念作品の1本に出演できることに不思議な力を感じたからです。でも、その恐れが今、消えたわけではありません。ようやく地上に上がって来た“蝉”がその恐れにおののきながら鳴いている姿をぜひ見ていただけたらと思っています」。『ホロヴィッツとの対話』は東京・パルコ劇場にて2013年2月9日(土)から3月10日(日)まで、大阪・シアターBRAVA!にて3月13日(水)から31日(日)まで上演する。なお、公演の詳細は10月上旬、公式HP等で発表される。
2012年09月26日WEB上で保険の管理が無料でできる「保険帳」を運営するエクスファンディアは、同サイトにて「東日本大震災の復興のシンボル(象徴)となる人物とは?」というアンケートを実施。22歳から60歳までの男女672名の回答を集計した。調査期間は4月26日から9月3日。総合第1位となったのは、お笑いコンビの「サンドウィッチマン」。男女別でも共に1位、30代でも1位を獲得した。被災地の宮城県仙台市出身であり、気仙沼での震災実体験と「東北魂」の合言葉で、募金や復興イベントにて活躍。地元大学生と東北の復興を考えるテレビ番組の司会も務める等、現在も多方面にわたり、復興支援をサポートしている。第2位はお笑い芸人の「江頭2:50」。20代で1位、30代では2位。男性では3位だが、女性では2位を獲得した。福島第一原発の放射能漏れ事故により、物資の運搬を拒否するドライバーが多くなっていた震災後間もない時期に、自らハンドルを握り2トントラックで福島県いわき市に自費で購入した救援物資を届けている。第3位はシンガー・ソングライターの「長渕剛」。40代で1位、男性2位、女性4位と幅広く票を獲得した。震災直後、被災地宮城県を訪れ、避難所や復旧作業にあたる自衛隊基地を慰問。また、昨年の紅白歌合戦では、石巻市から中継出演し、復興応援ソング「ひとつ」を歌唱した。現在も、自身がMCを務める被災地向けのラジオ番組等を通じ、脱原発を訴えている。以下、4位にSMAP、5位に西田敏行が続いた。政界からは、「枝野幸男」(当時内閣官房長官)が「渡辺謙」(俳優)と並んで総合15位タイで最高。「野田首相」は、「なでしこジャパン」(日本代表女子サッカーチーム)と並んで20位タイという結果だった。当時の首相「菅直人」は、「ベッキー」(タレント)と並んで22位タイとなっている。なお、今回のアンケートは、選択式ではなく自由回答形式。思い浮かぶ人物名の記入を求めたが、「思い浮かばない」、「そんな人はいない」等の回答が全体の31.7%を占めた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!