今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。今回はタレント、俳優の黒木ひかりさんです。学業との両立を乗り越え芸能活動がさらにペースアップ!『ウルトラマンZ』のメインキャスト、オオタユカ役に抜擢され話題に。その後、ドラマやバラエティ番組に多数出演している。「ウルトラマンZのときは学業との両立が大変でプレッシャーもありました。でも高校を留年したときに一気にお仕事を頑張りたいとスイッチが入って。これを機に幅が広がりました」。演技の楽しさは役に入り込んで別世界へ行けること。「役が憑依すると、台詞を覚えようとしなくても自然と頭に入るんです。人が好きなので、現場では自分から積極的に話しかけにいきます!」サウナにどハマりして週2回“整って”います!サウナバッグやハット、マットにタオルも購入済み。一人でも行きます。ブームに乗ってゴルフを再開!小学生以来の挑戦。下手なので、父のスパルタレッスンを受けてます(笑)。美容がずっと大好き。色々買って試します。家にはコスメや美容機器がいっぱい。美容の時間が至福のひとときです。くろき・ひかり2000年生まれ。『ウルトラマンZ』に出演し、注目を集める。『やべっちスタジアム』(DAZN)レギュラーアシスタント、『王様のブランチ』(TBS)レギュラーリポーター。※『anan』2022年7月20日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年07月19日歳を重ねる度に美しく、豊かで、さらに新しい。anan世代の女性たちにとって宇野実彩子さんはきっと道標のような存在。7月16日に36歳の誕生日を迎える宇野さんがこれまで紡いできたストーリーとは?7月16日に誕生日を迎える宇野実彩子さん。「36という数字には、正直びっくりします」と屈託のない笑顔を見せる。「デビューした19歳の頃は、36歳になった自分の姿も、歌を歌い続けているかどうかさえも想像がついてませんでしたから。そう思うと、今もアーティストとして歌い続けてこられた自分に対しては、ほめてあげたいし、単純によかったなと思います。デビューから17年。大人になったと思う半面、まだまだ大人になりきれてない自分もいる。きっと根っこの性格みたいなものは、歳を重ねても変わらないのかもしれません。周りにいる大人たちも、意外と子供っぽい一面がある人ばかりで、そういった根っこの部分をさらけ出せるのも大人だからなのかな?と思うこの頃です。私は、昔から“こう見られたい”“こう見せたい”という願望があまりないほうではあったけど、最近はよりナチュラルでありたい気持ちが強い。みなさんに見てもらっている私が、そのままの私なので、ギャップみたいなものはどんどんなくなってきている。アーティストという肩書があると、取り扱いが難しいと思われがちですが(笑)、そういった見られ方に対してもおおらかでいられるようになりました」すっかり大人になった宇野さんにも、子供っぽさが色濃く表れる“唯一の瞬間”があるという。それは、クリエイションに携わっているときだそう。「モノづくりをしているときは、一番純粋というか、わがままになっているだろうなと思います。でも、それはあえて心がけている部分でもあるんです。経験を重ねていくと、何か狙いを考えたり、物事を斜めに捉えてしまったり、“大人の余計なもの”が無意識のうちに顔を出してしまうから。だけど、モノづくりの瞬間にはピュアでいたいし、そうあるべきだと思っています」昨年末にAAAが活動休止を迎えてから約半年。宇野さんはソロとして、2ndアルバムの発売やツアーなど、立ち止まることなく精力的に活動を続けてきた。「グループ活動が休止になった後、いったん休むという考えはまったくなかったんです。むしろライブをすることを止めたくなかった。応援してくれる人たちに会えなくなるほうが私は不安でした。それに今回ツアーをやってみて、これまでとは違った意識も生まれました。今までは、ステージに立ってパフォーマンスをするという役割のみにフォーカスしていたけど、今回のツアーでいろんな力が合わさってひとつのものを作り上げていく“チーム力”に対して集中できるようになれた。改めて『私のチームなんだ』と強く実感できたんです。今は私が発信しなければ、何も動き出さない環境。すべてのきっかけが自分次第なので、より能動的ですし、実際に自分が何をやりたいのか、そして何ができるのか?を突き詰めるようになりました。本気度や熱量は中心から広がっていくので、もし私が適当にイエスと言ってしまうと絶対にうまくいかない。私がどれだけ気持ちを込められるかによって、プロジェクトの推進力が変わっていくと痛感しています」自分は何が好きなのか?心をないがしろにしない。アーティストとして発信を続けるためにインプットは必要不可欠。宇野さんの表現の源には2つの大切なものがある。「もちろん流行っている音楽はチェックするけれど、“好き”だと思わなければ心には残らない。だからまず、自分は何が好きなのか?を明確にしておくことがひとつ。次に、ずっとやってきたAAAとしての音楽活動が私の根っこにあるので、それが今もずっとインプットになっています。他には、友達との日常会話かな。相手とちゃんと会話をしていると、心が動くから、そのときの情景や言葉、感情が記憶に残っていく。それらの要素をより具体的にふくらませて、イメージを言葉に落とし込んでいくと、歌詞が生まれてくるんです」歌詞を紡ぐとき、宇野さんはいつも「どうしたら心に届くか?」を思案する。「私の音楽を一曲聴くにしても、ライブに足を運んでくれるにしても、大切な時間を割いてくれているわけだから、ほんの短い時間だとしても、その中で何かを伝えたり、心に届くような音楽を作りたいと思っています。誰かに届けるという点で忘れてはいけないのは、独りよがりにならないようにすること。人の日常や世の中を知った上で、自分の想いやオリジナリティを加えていく。作詞をするときも、自分色の言葉ばかりを並べすぎないようにして、シンプルにわかりやすく伝えることで、より多くの人に共感してもらえるようにと心がけています。それは音楽以外の活動でも同じで、コスメブランドのプロデュースにしても、最先端と平均を知って、平均のちょっと先を想像して発信する。そのバランスをとるのがすごく難しいけど、モノづくりをする上では欠かすことができない視点」確固たる自分らしさで輝きながらも、それを押し付けもしないし、執着もしない。現在の宇野さんの飾らない心は、4年ぶりの写真集『All AppreciAte』にも投影されている。「写真集というと、いつもなら撮影までにカラダづくりをするなど、準備を重ねた上で臨むものというイメージがあったんですが、この作品に関しては本当にそのままの姿でカメラの前に立ちました。36歳になる今だから、“立つことができた”というほうがしっくりくるかもしれない。その時どきで100点の自分って変わると思うんです。今の私にとっては、何も繕わず、等身大の姿をカメラマンさんに撮っていただくことが100点のカタチ。過去のいろんな経験が背中を押してくれたと思うし、心とカラダのバランスもすごくいい。これが今の私にできる表現であり、今の私そのものなんです」うの・みさこ1986年7月16日生まれ、東京都出身。2005年、AAAのメンバーとしてメジャーデビュー。「All AppreciAte」ファイナルとなるアリーナ追加公演を10月8日・9日にぴあアリーナMM(神奈川)にて2DAYS開催。36歳の誕生日に4年ぶりとなる写真集『All AppreciAte』(講談社)を発売。ワンピース¥99,000(コー/イースランド TEL:03・6231・2970)ジャケット¥64,900(リビアナ コンティ/グルッポタナカ TEL:0120・135・015)靴¥108,900ブレスレット¥60,500ピアス¥60,500(以上ジミー チュウ TEL:0120・013・700)※『anan』2022年7月20日号より。写真・SASU TEI(W)スタイリスト・柾木愛乃ヘア&メイク・megu取材、文・長嶺葉月(by anan編集部)
2022年07月18日夏の装いに新鮮な風を吹き込むアイキャッチーな新作や、早くも届き始めた注目ブランドの秋冬アイテムをチェック。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!モダンな感性を注入した新鮮なワークアイテム。ムラ感のある独特な色が目を引くジャンプスーツは、『ディッキーズ』と『イン』のコラボ。ウエスト部分の切り替えでシルエットの変化も楽しめる。¥44,000(ディッキーズ×イン/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)いくつもの要素を織り交ぜ、ポエティックな世界観を表現。趣の異なるチャームが連なるネックレスは、ベルギーのジュエリーブランドから。軽快な夏の装いのアクセントにぴったり。¥99,000(ウッターズ アンド ヘンドリックス/アッシュ・ペー・フランス)プレイフルなサンダルで装いのテンションを底上げ!カラーファーがあしらわれたサボサンダルは、ソックスを合わせれば秋冬まで活躍。安定感のある履き心地も嬉しい。ヒール高5.5cm¥49,500(ミスタ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム TEL:03・3401・5001)着こなしの幅を広げてくれるフレキシブルなワンピース。キャミワンピ、そしてロングスカートとしても着られる2WAYアイテム。ドローコードを使ってシルエットをアレンジしても。¥33,000(セラー ドアー/ジャーナル スタンダード ラックス 表参道店 TEL:03・6418・0900)※『anan』2022年7月20日号より。写真・多田 寛スタイリスト・番場直美文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年07月14日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。今回は映画監督、アーティストの大野キャンディス真奈さんです。新進気鋭の映画監督として話題。素顔は陽気でキュートな藝大生!1作目の短編が各地の映画祭で注目を集め、今夏、初の長編作『愛ちゃん物語』が公開に。「学生のうちに映画を劇場公開するのが目標でした。完成後は配給会社に自らアタック。作品が面白いという自信があったので、怖いもの知らずでした」。明るい語り口調は、ポップな作風ともリンク。「私の作品は自分の脳から流れ出る液体をカタチにしたもの。それを自分で観るのも楽しいの。自分の世界観を突き詰めて表現して、それを多くの人に喜んでもらえる作り手になりたい。ティム・バートンが憧れ!」暇さえあれば絵を描いています。聴いた音楽の波や、頭の中に湧いてくるものをそのまま描きます。誰もいない海で心身ともにデトックス!海が好きで無人島に行きました。“ま、いっか~”ってなれる最高の場所。愛を詰め込んだ『愛ちゃん物語』。家族って?愛って?そんな問いかけをポップに表現した自信作です!おおのキャンディスまな1998年生まれ。2018年、短編作『歴史から消えた小野小町』が話題に。『愛ちゃん物語』はシネクイント、シネマート心斎橋など全国4か所で7月29日公開。※『anan』2022年7月13日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年07月12日国内外の注目ブランドの新作に、伝説のアーティストとのコラボなど軽快な夏のファッションを盛り上げる個性派の新作が続々。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!キース・ヘリング×『CA4LA』の機能派コラボアイテム。アートワークを落とし込んだフラップ付きで、後ろ姿がキャッチー。首の後ろまでしっかり日除けでき、手洗いも可能なのでアウトドアシーンで大活躍。キャップ¥11,000(CA4LA/CA4LA プレスルーム TEL:03・5773・3161)アフリカでデザインされた陽気な柄が装いを盛り上げる。明るい色使いが目を引くマウンテンパーカは、撥水・防水加工が施されているから雨の日は特に活躍。売り上げの10%はガーナの公園建設費に還元される。¥24,200(クラウディ/ドウヤ TEL:03・6459・3946)『マーク ジェイコブス』からビビッドな新作バッグがお目見え。チェーンのほかロゴ入りストラップが付属し、クロスボディ、クラッチ、ショルダーの3WAYで持てる。W24.5×H16×マチ4.5cm¥62,700(マーク ジェイコブス/マーク ジェイコブス カスタマーセンター TEL:03・4335・1711)ポップでハイクオリティ!世界も注目する気鋭のブランド。イルカ柄のジャカードニットポロは、ファニーでありながら仕立てが緻密。プレイフルな色柄使いを得意とし、海外でも作品を発表する富永航によるデザイン。¥42,900(ワタルトミナガinfo@watarutominaga.com)※『anan』2022年7月13日号より。写真・多田 寛スタイリスト・番場直美文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年07月07日日本だけでなく、世界中から愛され、求められている、ミュージシャンのYOSHIKIさん。ananも何度もラブコールを送っていた中で、ようやく去る5月某日、単独のスペシャルシューティングが実現!カメラの前に現れたYOSHIKIさんの美しさ、そして放つエネルギーの力強さに、改めて存在感の大きさを実感し、魅了されたのは言わずもがな。そしてインタビューはアメリカに帰国後、電話で行うことに。日本時間夕方の5時、YOSHIKIさんが住むLAは深夜1時から、約1時間のトークとなりました。――ご登場いただく号が〈自己肯定感〉にまつわる特集なので、今回のインタビューはそういったことを中心にお伺いできれば。自己肯定感か…。ほとんどの人が、肯定感と否定感の間をさまよっているんじゃないかな。――ご自身もそうですか?もう全然そうです。否定感のほうに傾きそうになることは何度もあります。自分の中にはずっと、〈否定〉と〈肯定〉、両極端なものが同時に存在していて、たぶん49.9%の否定感と、50.1%の肯定感のようなバランスなんです。でも0.1%でも肯定感のほうが強いなら、中途半端なところにいてもしょうがないし、100%自分を肯定するしかない。そして、肯定する以上は生きるしかないし、生きる以上は全力で生きるしかない。英語に「Stop existing and start living」、「ただ“存在する”のではなく、“生きる”ことを始めよう」という意味のフレーズがあって、僕はよくそのフレーズを使うんだけど…、でもそんなことを言いながらも、自分自身たまによくわからなくなってしまうことも、やっぱりあります。――いずれにしても、細かい数字よりも比率自体が大事、と。そうです。そういうところ、ちょっと極端なんですが。――そんなYOSHIKIさんにとって、改めて考えると、自己肯定感とはなんですか?たぶん人は自己肯定感がないと生きていけない…というか、僕自身が、それがあるから生きてるんだと思います。でも自分で自分を評価するのって、すごく難しい。人に何か声をかけてもらって初めて、頑張ろうと思えたり、自分にも才能があるかもしれない、と思えるものですし。僕の場合はそれがファンの人たちの存在なんですよね。ファンがいてくれるから、音楽を作る気持ちが湧いてくる。――小さい頃から自分に自信がある子供でしたか?いえ、貧弱な子供だったと思います。というのは、僕は子供のときは小児喘息がひどくて、母がよく「きっと大人にはなれない」と言っていたほどだったので、自分でもそう思っていて、体は弱かったと思います。でも音楽と出合いピアノを弾くようになってから、精神的な部分も含め少しずつ変わっていったかな。10歳くらいから作曲をし、譜面も書いていたんですが、それを見た母は僕に「あなた、ひょっとしたら天才かもね」と言ってくれて、周りからもそんな声をかけられるようになって…。自分としては正直そんなに特別なこととは思ってなかったんですが、でも作った音楽を褒められると嬉しかったし、生きているという感じがあった。――お父様の反応は?父は…、あの、それとはあまり関係ないんですが、なにか毎日プレゼントを買ってきてくれたのをよく覚えてます(笑)。ものすごく甘やかされた子供でしたね(笑)。――でも身近な人からの愛も、自分を肯定する力になりますよね。なりますね。あと、何か好きなものがあること。僕にとってそれは音楽だったわけだけれど、その存在も、自己肯定感につながっていったんだと思います。――その後、23歳でメジャー・デビューをするわけですが、その頃のご自身は、今振り返るとどんな感じだったと思いますか?先ほど話した、肯定感が少しでも上回るなら全力で生きるべき、という価値観どおり、エンターテインメントの世界に入った以上は、最前線に行かなければと思っていました。どんどんファンの人たちが増えていったのも、本当に嬉しかった。というのも、デビュー当時の僕がやっていたことは、世の中…というか、〈業界〉からは否定されていましたから。決して悪い意味ではないんですが、いろんな人から「芸能界なんだから、こうしたほうがいい」というようなことをたくさん言われて。例えばロックミュージシャンなんだからテレビにはあまり出ないほうがいいとか、お金持ちになるな、常に苦しいイメージじゃないといけない、とか。で、「そうなんだ」と思いながら真逆に行きました(笑)。――何をされたんですか?それが業界だというなら、その業界を変えちゃえばいいじゃんって。とりあえずデビューしてすぐロールスロイスを買いました(笑)。昔ドライブしながら父が、「次はロールスロイスに乗りたいね」と言っていたのを覚えていて、それを実行したんです。音楽に対しては、何を言われても絶対の自信があったので、それ以外の部分に関しては、ちょっとおもしろがっていたのかも。あとは、やっぱり反抗心ですね。――大きな成功を手に入れたことで、自己肯定感に呑まれる…というか、自信過剰になってしまう不安はなかったですか?そこはまったくなかったです。音楽の評価に関して、お金を尺度に考えたことは一切ない。芸術の評価って、数字で測れるものじゃない。例えば100m走なら一番速く走った人が勝者ですよね。でも芸術の場合、絵画だったらオークションで100億円で売れた、とかあるけれど、それは2人以上の人が永遠に競い合えばそうなっちゃう。音楽もミリオンなど、確かにそれも評価の一つだと思うんですが、でもやっぱり僕が嬉しいのは、「YOSHIKIさんの曲を聴いて、生きようと思った」とか、「YOSHIKIさんの音楽が支えになっている」と言ってもらうことなんです。そんな声を聞くと、曲を書いてよかった、生きていてよかったと心の底から思います。不器用な自分が、嫌いだし、好きでもある。――ご自身の好きなところ、嫌いなところを教えてもらえますか?嫌いなところは…。――先に嫌いなところが出てくるんですね(笑)。確かに(笑)。嫌いなところは、不器用なところです。いろんな場面で世の中に上手く対応できない。なんでもっと器用に生きられないんだろうと、よく思います。――では好きなところは?好きなところ…、うーん…。不器用なところ(笑)。好きなところと嫌いなところが同じになってしまった(笑)。――ということは、不器用ゆえに、良いこともあるということ?はい。例えば、作曲に没頭してしまい2日間くらいぶっ続けでピアノに向かったりできます。ただ一方で、没頭しすぎてアポを飛ばしちゃって、スタッフに「ごめんなさい…」みたいなことも(笑)。でもそれですごいいい曲ができちゃったりすることもあって…。実はちょうど、一昨日と昨日の2日間がそんな感じで、それで一曲作ったんですけれど…いい曲ができました(笑)。――アポ、飛ばしました?飛ばしました(笑)。昨日はメールの返信が遅れた、くらいの話なんですが。「すみません、作曲してました」って。本当は、“作曲の時間は時~時”みたいにできればいいんだけど、創作状態に入ってしまうと、なかなかそうもいかなくて。すべてのことを忘れて作曲している自分が好きな僕と、嫌いな僕がいますね。――作曲というのは、自分と向き合い、掘り下げる作業なのではないかと思うのですが、自己を愛する手助けにもなりますか?なりますね。芸術って、嘘をつかないと思うんです。特にメロディは嘘がつけない。メロディは、本当に純粋な世界だと思います。僕は曲を作るとき、99%頭の中で完成させてそれを譜面に書くタイプで、頭の中に鳴っている音楽に耳を傾けているとき、つまり芸術をつくっているときは、もう、本当の自分でしかないというか、 唯一“純粋な自分”でいられる瞬間なんです。――作曲しているときが、最も純粋なご自身である、と。人って、“本当の自分”と、“人からこう見られたい自分”の2つがあって、現代を生きる人は、特にその境目がわからなくなっているかもしれない。SNSで“人からこう見られたい自分”を打ち出すこともできますし、同時に他人から評価されたいという気持ちもどんどん大きくなる。僕にもそういうところ、ありますから。でも、芸術をつくっているときは、他者にこう思われたい、みたいな気持ちはゼロ。その曲がどう評価されたいかといったことは、作曲の過程では考えないです。譜面に書いた曲を楽器で弾いたり、聞こえる曲として形にするときに初めて、「こういうふうに聴かれたい」と、他者の視線を意識する。――YOSHIKIさんにとっての作曲のように、純粋な自分と見つめ合える時間があるのは、素敵なことですね。音楽でもいいし、絵を描くことでもいいし、料理でもいい。何か、周りのことを気にしなくてもいい、人からどう思われても構わない、という瞬間を持っているほうがいいような気がします。ヨシキ作詞家、作曲家、伝説のバンド「X JAPAN」リーダーとしてピアノとドラムを担当。2014年にマディソン・スクエア・ガーデンでの公演、’17年にはウェンブリー・アリーナ公演とカーネギー・ホールでの単独公演を成功させ、アジア人として初めて音楽の3大殿堂を制覇。また音楽活動にとどまらず、着物ブランド『YOSHIKIMONO』のデザイナーを務めるなど、活動は多岐にわたる。ピアノとオーケストラによる、コンサートが約4年ぶりに開催。9月17日~19日、東京国際フォーラム ホールAにてクラシカル公演「YOSHIKI CLASSICAL with Orchestra 2022 in JAPAN」を開催。さらに、8月開催のディナーショー「EVENING/BREAKFAST with YOSHIKI 2022 in TOKYO」が、規制緩和により追加席販売が決定!詳細はオフィシャルサイトをチェック!YOSHIKIプロデュースで世界へ向けた才能を発掘!ジャンルにとらわれない“最強のボーイズグループ”発掘に挑む「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」が現在進行中。オーディションの模様は今後、日本テレビ『スッキリ』『行列のできる相談所』などにて放送予定!2つのパワーをイメージしたエナジードリンクが発売に。日本コカ・コーラ社とのタッグにより誕生した「リアルゴールド X」「リアルゴールド Y」の2種類が発売中。コカ・コーラ公式YouTubeでは、このために書き下ろされたオリジナル楽曲も公開しているのでお見逃しなく。大反響!楽天カードYOSHIKIデザイン。YOSHIKIの写真を大胆にあしらった「楽天カード YOSHIKIデザイン」。会員は、チケット先行抽選受付などの特典もあり。詳しくは、公式サイトをチェック。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・奥村嘉之(a style lnc.)ヘア&メイク・高木俊浩(SEED&Beauty)※『anan』2022年7月6日号より。(by anan編集部)
2022年07月02日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。 今回は俳優・葵うたのさんです。透明感のある声を活かして声優やラジオでも活躍中!2作同時公開の映画『レッドブリッジ』に出演。「撮影期間が2週間と短く、母親役や弟役など共演者の方々と会う機会が少なかったので、家族の関係性を表現するのが難しかったです。なので、役として感じた想いや母への気持ちを日記に書いていました。これは他の作品でもやっています。元々ノートに書くのがクセで、考えがまとまるんです」。ラジオパーソナリティやアニメの声優も務めている。「深夜にリスナーさんの思い出の曲を流すラジオ番組がすごく楽しかったなぁ。もっとたくさんやりたい!」話しかけながら水をあげるのが毎朝の日課。トマト、ミント、ローズマリー、しそ、バジルを育てて料理に使ってます。家にある食器は陶芸で作ったものが多め。よく作るのは器やコップ。指で柄を描いて、オリジナル感を出してます!おうち時間が増えて新たに見つけた趣味。フィルムカメラで撮った風景を油絵にしています。無心になれる時間が好き。あおい・うたの1999年生まれ。現在公開中の映画『レッドブリッジ』『レッドブリッジ ビギニング』に小日向理沙役で出演。配信中のアニメ『Artiswitch』では主人公ニーナの声を担当。※『anan』2022年6月29日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年06月27日軽やかなシャツやスニーカーから、手元を彩るネイルカラーまで。初夏のムードを盛り上げるアイテムが勢揃い。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!天然石を通して光が美しく輝くよう計算されたデザイン。熟練の職人が一つ一つ丁寧にカッティングを施したハートモチーフのピアス。鮮やかな色みのグリーンアゲートと、肌なじみの良いローズクオーツをラインナップ。各¥27,500(マユ/マユ ショールーム TEL:0422・27・1778)ワンポイントが効いた白シャツをサラッと纏いたい季節の到来!イギリスのビジュアルアーティスト、デヴィッド・シュリグリーとのコラボシリーズ。刺繍で表現された、ユルいタッチのイラストとロゴに注目。シャツ¥25,300(サンスペル/サンスペル 表参道店 TEL:03・3406・7377)ただ可愛いだけじゃない!地球にも優しいスニーカー選びを。エコなものづくりを徹底しているスペイン発のスニーカーブランドから。ヴィーガンレザーやリサイクル素材を取り入れた一足は、ソフトな質感で履き心地も抜群。¥27,500(SAYE/S&T TEL:03・4530・3240)空やマスカット、卵をイメージした肌なじみの良い淡いカラー。フランス発のマニキュアブランドが、スタイリスト・百々千晴さんとコラボレーション!シアーなホワイトを基調にした、美しい5色が登場。ネイルカラー 5本セット¥13,750(マニキュリスト/バル TEL:075・223・2303)※『anan』2022年6月29日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子文・大場桃果(by anan編集部)
2022年06月23日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。今回は俳優の北村優衣さんです。カルト的人気漫画を映画化した衝撃作でヒロインに挑戦!オーディションで『ビリーバーズ』のヒロインに抜擢。「撮影現場に2週間泊まり込み、役通り自分自身も浄化されました。東京に戻ってから、周りの音がうるさくて空気が濁っていると感じたくらい。心のファスティングになりました!」。役作りは原作をお手本に。「外見は漫画に描かれている姿に寄せるために、整体に行って食事制限をしました。大好きな麺と餃子も封印(笑)。極限状態まで追い詰められて、欲望をさらけ出すところが人間らしくて面白いので、シーンごとの感情表現に注目してほしいです」昨年、ダイビングのライセンスを取得!友人の影響で取りました。さらにレベルを上げて海底の魚や沈船を見たいな。コーヒーフロートをいつも飲みます。一人で喫茶店を巡るのが好き。お仕事前後に行って台本を読んでいます。大好きな邦ロックのライブによく行きます。久しぶりにライブを会場で観ましたグッズを買って、遠征もします。きたむら・ゆい1999年生まれ。7月8日公開の映画『ビリーバーズ』でヒロインをつとめる。ドラマ『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』(NHK BSP)で6月21日放送の『窓』に出演。※『anan』2022年6月22日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年06月21日ブランドの強みを掛け合わせたコラボアイテムや、ワードローブの新定番になりそうなブランドなど。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!タイムレスなデザインを提案する新ブランドがお目見え。“好きなものだけでいい”をコンセプトに掲げ、シンプルで良質なアイテムを展開。オーガニックコットン糸で編まれたオールインワンは、まるでシルクのような気持ちよさ。¥39,600(アウル/レザボア TEL:03・6712・5812)『イーリー キシモト』の代表的なテキスタイルを使用。白地に白の稲妻柄がプリントされたコラボデイバッグ。底やジップストラップにはスエードレザーをあしらい、上質感も演出。W31×H42×D16cm¥20,900(マスター&コー/マッハ55リミテッド TEL:03・5846・9535)ミュージシャン・渡辺俊美さんが手掛けるブランドに注目!幅広のブリム、そしてベースボールキャップの構造を取り入れた丸みのあるフォルムが特徴的。ストラップは取り外しができるので、装いに合わせてアレンジを。ハット¥13,200(ヘッズ/グーニー PR TEL:03・6441・2142)老舗の技術が息づく、コラボシューズをチェック。1934年にアイルランドで創業したシューズファクトリーとのコラボ。オリジナルにある履き口のトリミングをなくしスマートな印象に。ソフトな履き心地も。¥39,600(リノ/グッドスタンディング TEL:03・6447・2478)※『anan』2022年6月22日号より。写真・多田 寛スタイリスト・髙品逸実文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年06月16日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。今回はシンガーソングライターのりりあ。さんです。SNS発の注目アーティストが、アニメ映画のヒロインに大抜擢。顔出しなしの弾き語り動画がTikTokなどで話題に。透明感のある声とリアルな歌詞で支持を集める。「歌詞は、友達の恋愛話やファンの方から届くエピソードが元になっています。語彙力的にわかりやすい言葉でしか伝えられない(笑)。だからこそ人に届きやすいのかもしれません」。映画『バブル』では天真爛漫な謎の少女、ウタを担当。「台本を読んだ時やエンディング曲の収録の時も、自分がウタになった感覚があり涙が出ました。演技というより素の自分すぎて、観るたびに不思議な気分になります」シルバニアを大人買いしました!この素敵な家を見つけ、動物も買い揃えました。ひとり遊びのお供です。趣味は図鑑を眺めること。写真や絵がずらりと並んでいるのを見るのが好きなんです。特に昆虫!キラキラしたピアスが大好きひとめぼれが多いんですが、気付けば似ているデザインがいくつも(笑)。りりあ。2019年よりTikTok(@riria_0000)で投稿を始め、初のオリジナル曲「浮気されたけどまだ好きって曲。」で人気上昇。フォロワーは130万人。アニメ映画『バブル』はNetflixでも配信中。※『anan』2022年6月15日号より。文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年06月14日装いに爽やかな空気を吹き込んでくれそうなアイテムが続々。こだわりが光るコラボや、機能派の新作にも注目を。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!かわいくて肌触りも抜群。色違いで揃えたくなる!編み立てから仕上げまで国産にこだわる靴下ブランドと、スヌーピーがコラボ。抗菌防臭加工を施した糸を使っているので、これからの季節も安心。靴下¥2,200(シックストックス/ノーデザイン TEL:03・6303・0866)上質なものづくりを行うブランド同士のコラボ。セーラーハットから着想を得た、コンパクトな釣り鐘型のフォルムが特徴的。軽くて柔らかなぺーパー素材で、かぶり心地も文句なし。¥29,700(アナトミカ バイ キジマ タカユキ/アナトミカ 東京 TEL:070・3144・0378)『ヤエカ』の新作Tシャツは、袖を通した瞬間こだわりを実感。ドライなタッチに織り上げられたコットンのボーダーTシャツは、暑い日も心地よく纏える。首元はほどよく開いていて、風が抜けるようなシルエット。¥9,900(ヤエカ/ヤエカアパートメント ストア TEL:03・5708・5586)夏らしくて上品なパナマ織の新作が登場。日常使いしやすいデザインが人気のトート。シックなレザーハンドルと、軽やかなボディのコンビが新鮮。W29×H32×マチ12cm¥24,200(ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア/グーニー PR TEL:03・6441・2142)タウンもビーチもOKだからバカンスのお供にぴったり。泳いでそのまま街歩きもできる、水陸両用のスイムショーツ。フレアなラインのキュロットタイプで、体型カバーも叶う。UVカット機能付き。¥9,350(ヘリーハンセン/ヘリーハンセン原宿店 TEL:03・6418・9669)※『anan』2022年6月15日号より。写真・多田 寛スタイリスト・髙品逸実文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年06月09日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。今回は俳優の藤谷理子さんです。お客さんの心の動きが見えるから舞台がたまらなく好きなんです。俳優として活動し、昨年、劇団「ヨーロッパ企画」の17年ぶりの新団員になった藤谷さん。「高校生の時に父の勧めで公演を観たのを機にオーディションを受け、お芝居の舞台に。20年以上ほぼ同じメンバーでやっている劇団に入れるのは光栄です」。素顔はハマり性。同じ映画を劇場で33回観たこともあるとか!「冬に魔窟が舞台の作品に出演した際、家も魔窟のように荒れ…その反動で今は“暮らし”にハマっています。断捨離したり料理したり。ブームが去れば戻ってしまいそうですけど(笑)」人生で初めてお取り寄せしました。生もずくです。沖縄料理屋で、もずくそうめんを食べてからやみつきに!舞台『もはやしずか』でのオフショット。1か月稽古して数週間公演する。その舞台ならではの贅沢な時間が好き。将棋は指しませんが、観るのも読むのも好き。コロナ禍に魅力に開眼して読んだ将棋にまつわる本。指すのは苦手です。ふじたに・りこ1995年生まれ。2016年、ヨーロッパ企画の公演『来てけつかるべき新世界』に出演。以降、舞台やドラマ、映画で活躍。出演舞台『M.バタフライ』が6月24日より上演。※『anan』2022年6月8日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年06月07日注目ブランドのコラボレーションや夏を彩るアクセサリー、職人の技術が光る上質で洗練されたアイテムまで。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!美しく繊細な模様に目を奪われる、職人の貴重な技が作る贅沢な一枚。オーガンジー素材に、布を手繰り寄せることでまだらになるように染める「籠染」をしたブラウス。手作業で染色するため同じ表情のない、オリジナリティあふれるものに。¥33,000(アウル/レザボア TEL:03・6712・5812)モダンなカラーリングに惹かれるブランドネームキーホルダー。さまざまなメッセージが刻まれたキーホルダーを手がける、NYのACEホテルの一角にある『Project No,8』とのコラボアイテム。どの色にするか迷う全9色。各¥2,420(ヴァイタル マテリアル TEL:03・6205・5256)人気ジュエリーブランドの夏を感じるシェル型ヘアクリップ。メガネのフレームにも使われるアセテート樹脂を使用。奥行きのあるカラーとシェルをかたどったデザインがなんとも上品。右から¥33,000¥23,100(SOPHIE BUHAI/エスケーパーズオンライン TEL:03・5464・9945)トロピカル気分を盛り上げるパイナップルの蓋に視線集中!遊び心あるバッグは、『ラドロー』との別注アイテム。コーディネートのアクセントに。φ12×H17cm¥45,100(ラドロー フォー ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL:03・5786・0555)※『anan』2022年6月8日号より。写真・多田 寛スタイリスト・武政文・重信 綾(by anan編集部)
2022年06月02日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。今回は俳優の汐谷友希さんです。グループ活動の本格スタート、映画初出演と、次々に夢が実現!『メタモルフォーゼの縁側』で映画初出演。「英莉は、大人っぽくて一目置かれる存在。普段の私は実年齢よりも精神年齢が下に見られるので、ギャップがありました(笑)。でも夢や目標を持って頑張っているところは似てますね。私は今まで熱中するものがなかったんですけど、芸能のお仕事を始めてから負けず嫌いなところが出てきて、演技やダンスに夢中になっています!」。お姉さんが一番の理解者。「悩んだときはお姉ちゃんに相談します。インドアな私をお買い物やごはんに連れ出してくれます」地元のお花屋さんによく行きます。姉の影響でお花好きになりました。オシャレな花瓶も揃えていきたいな。ストックするほどこの甘い香りが好き。バニラの香りがするニトリのアロマキャンドルを寝る直前までたいてます。マシンピラティスを継続中です。呼吸や姿勢を正して、インナーマッスルを鍛えるために始めました!しおや・ゆき2004年生まれ。6月17日公開の映画『メタモルフォーゼの縁側』にて橋本英莉役で映画初出演。9人組ダンスボーカルグループ「MISS MERCY」の活動も今年本格スタート。※『anan』2022年6月1日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年05月31日人気ブランドの新作やコラボレーションアイテムなど初夏の気分を盛り上げるウェアや小物が続々と登場。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!ヘアスタイリスト・shucoさんとのコラボレーションにより誕生。洋服在庫の生地を活用したアップサイクルのシュシュ。単品ではもちろん、スカーフを結んで華やかに。¥9,600(イコーランド‐トラスト アンド インティメイト‐/イコーランド シブヤ TEL:03・6805・0904)売り上げの一部が寄付される、「united LOVE project」のTシャツ。『ユナイテッドアローズ』のチャリティプロジェクト。1枚につき500円、自然災害などの支援活動の寄付にあてられる。¥9,900(バウム ウンド ヘルガーデン/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL:03・5786・0555)人気の「ソレイアード」からショルダーバッグがお目見え。植物を思わせる、複雑で繊細なテキスタイルが鮮やか。スマホやお財布などを入れるのにちょうどいい、便利なサイズ感。W15×H20×マチ4.5cm¥8,800(ソレイアード/ソレイアード 自由が丘店 TEL:03・3724・5032)4つの大きなポケットとゆとりあるワイドシルエットがポイント。ウェビングベルトとイージーウエスト機能が特徴の『グラミチ』のパンツに、ゆったりフォルムの新作が登場。耐久性の高いオーガニックコットンツイル地。¥12,100(グラミチパフォーマンス/インス TEL:0120・900・736)※『anan』2022年6月1日号より。写真・多田 寛スタイリスト・武政文・重信 綾(by anan編集部)
2022年05月26日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。今回は女優の森 日菜美さんです。スーパー戦隊シリーズで人生が激変!始球式やバラエティ出演が目標。『機界戦隊ゼンカイジャー』でフリントを演じた森さん。「ファイナルライブツアーで全国をまわっていて、大千秋楽を迎えるところです。各地の方言を交えて毎回セリフを変えたり、歌ったり、本当に楽しくてファンの方よりもはしゃいでいます(笑)。私の芸能人生を変えてくれた作品なので終わってしまうのは寂しいけど、より一層頑張ろうと気合も入っています」。今後挑戦したいことも。「バラエティ番組に出て、食レポをしてみたいです。あと、大学を卒業するまでに宅建の資格を取得したい!」いろんな形の帽子を集めています。お仕事の日は帽子をかぶりがち。特にニューエラのキャップがお気に入り。お風呂が好きすぎて2時間以上入ることも。温泉気分を味わえる入浴剤を入れたり、おもちゃで遊んだり。楽しい家族で試合観戦したり、野球にハマっています!夏は家族と一緒に野球をずっと観ています。始球式で投げるのが目標!もり・ひなみ2001年生まれ。『機界戦隊ゼンカイジャー』にはフリント役で出演。1st写真集『もりだくさん。』(講談社)が好評発売中。6月17日公開の映画『恋は光』で春日を演じる。※『anan』2022年5月25日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年05月24日初夏のよそ行きスタイルにハマるアイテムをセレクト。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!ストラップを結んだり、裏返したり、何通りものスタイリングを楽しめる。チョコミントのようなカラーがかわいいリバーシブルハットは、柔らかなリネンで折り畳むことも可能。つば広で日除けにも。¥26,400(ヘレンカミンスキー/ヘレンカミンスキー ギンザシックス店 TEL:03・6264・5573)世界一美しい、オーストラリアのクリソプレーズの原石を贅沢に使用。アップルグリーンの瑞々しい発色が美しいクリソプレーズのリング。石と地金をはり合わせてから同時に磨き上げる“同摺り”という伝統工芸の技法で、一点一点手作業で仕上げている。¥110,000(ボロロ TEL:03・6317・9868)クラシックなレタリングとレザーミックスで上品な佇まいに。アイボリーのキャンバス地にブラウンのレザーがトレンド感たっぷり。内布はロゴプリントで中が見えた時もかわいい!W23.5×H17×マチ6.5cm バッグ¥19,800(ラコステ/ラコステお客様センター TEL:0120・37・0202)トラッドなフォルムにグログランリボンで甘さをプラス。日本人の足を年代別に徹底分析した完全オリジナルの木型で製作される『カチム』のシューズ。レザーストラップも付いているので、着こなしに合わせてアレンジしてみて。ヒール高2.5cm¥55,000(カチム TEL:03・6303・4622)“型にはまらない自由な遊び心”をカラーブロッキングで表現。シーズンテーマ“河井寛次郎”の作風に見られる遊び心をグラフィカルなブロッキングで表現したニットスカート。タイトなシルエットできちんと感も。¥46,200(AKIRANAKA/ハルミ ショールーム TEL:03・6433・5395)※『anan』2022年5月25日号より。写真・多田 寛スタイリスト・木津明子文・恒木綾子(by anan編集部)
2022年05月20日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はタレントの小浜桃奈さんです。編集長経験を通して培った、抜群のコメント力が話題!校則の厳しい女子校から転校して高校入学時に芸能界へ。「友達関係もうまくいってない時で、一歩踏み出したくなって。高2の時に女子高生のためのWEBマガジン『EMMARY』の編集長に選ばれ、取材やプレゼン経験を通して自分の意見を表現するのが得意になりました」。最近では『サンデー・ジャポン』(TBS系)にゲスト出演。「コメンテーターに憧れがあるので嬉しかった!4月から大学生になり“喋れるJK”ではなくなったので、知る、学ぶ、吸収する姿勢を大切にして生き抜きたいです」自分が関わったスーツをハレの日に。『P.S.FA』と「EMMARY」のコラボスーツを着て入学式に出席しました!メイクボックスはプロ並みの物量!衣装に合わせて「今日はコレ!」ってボックスの中身を入れ替えています。編集長卒業前の集大成、「シンデレラフェス」。さいたまスーパーアリーナで行われたイベントで司会を務めました。こはま・ももな藤田ニコルさんらを輩出した「EMMARY」5代目編集長。『今日、好きになりました。』(ABEMA)、『NHKスペシャル』などに出演。Instagramは@momona_kohama※『anan』2022年5月18日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年05月17日辻村深月さんによる原作小説『ハケンアニメ!』が、anan連載から10年を経てついに実写映画化!ここでは、スタジオえっじのプロデューサー・有科香屋子を演じる、尾野真千子さんのインタビューをお届けします。尾野真千子さん演じる有科香屋子は、スランプに陥り作品を作れずにいた王子千晴を口説き落とし、表舞台に引っ張り出したプロデューサー。「プロデューサー役でよかったと思いましたよ。みんなが絵を描いたりCGをやったり、手に職的ないろんな技術を芝居でやらなきゃいけない中、指示したり、謝ったりするだけですから。あっちだったら大変だったなと思って」そう言ってアハハと笑う。「香屋子が素敵なのは、スタッフを信頼してちゃんとその人たちに頭が下げられるところ。自分はプロデューサーという立場なわけだから、現場に対して『じゃあお願いね』くらいでもいいのかもしれない。でも、実際に手を動かす側からしたら、それってなんかちょっと腹立つじゃないですか。でも香屋子は、ちゃんとその人たちを信頼して尊敬の念を持っていて、だからこそ『お願いします』って深々と頭を下げられる。仕事相手に対して、ちゃんと敬意を持てるって素敵ですよね」しかも、ワガママな王子の気まぐれに振り回されながらも、彼の起用に懐疑的な上層部から監督を守る気概の持ち主でもある。「それはやっぱり、香屋子自身が王子に対して憧れを持っているっていうことが大きいんでしょうね。だからきっと、振り回されて当たり前、みたいな感覚もあったんじゃないですか。そういう人だとわかって仕事をお願いしているわけですし。ただ、あれだけやりたい放題やられたら、プロデューサーという立場では腹が立ったりするんですよ。それでも彼の作品に心酔しているからこそ、どうにかしたいと思う。王子を演じている(中村)倫也くん自身の、あの雰囲気というか、お芝居のせいもあると思います。何を思っての行動なのか、表情なのか、発言なのか、掴めないからこそ興味が湧く。そんな俳優さんですよね」そんな香屋子と王子には、ラストで驚きの展開が用意されている。「まー、シビれました。今回の撮影で、一番グッときたシーンといったらそこかな(笑)。ただそのとき私、お腹がとてもすいていて、結構シーンとしていた中での現場だったのに、尋常じゃないくらいお腹がぐぉーんって鳴ってめちゃめちゃ恥ずかしかったです」今回、尾野さんの登場シーンは、ほとんどが中村さんとの絡みだけれど、そんな中プライベートで香屋子と(斎藤)瞳が偶然鉢合わせるシーンが挟み込まれる。『リデル』のプロデューサーと『サバク』の監督。ハケンを争うライバル同士ながら、お互いの仕事に対するリスペクトを感じる、微笑ましい場面だ。「なぜかわからないけれど、瞳とのシーンは台本を読んだときからずっと気になっていたんですよね。1対1の場面だから、一見対決のようだけれど、お互いにリング外だから仕事のときに見せる顔と少し違う。そんな状況で、ふたりがちゃんと話をするところだからかもしれないです。撮影でも、とくに気合が入っていた気がします。吉岡(里帆)さんは、普段テレビや映画で見てイメージしていたより、フットワークの軽さというか、気づいたら近くにいるようなサバサバした雰囲気を持っていて。お芝居も素敵ですし、一緒にいて不思議な心地よさがある方でした」気取らず、壁を作らず、サバサバした…といえば、まさに尾野さん自身もそんな人では!?「私の場合、ズカズカ入っていって、気づいたらじゃなく、すでにいるってタイプですから。心地いい系じゃないやつです(笑)」自身のことをそんなふうに茶化してみせるが、今回の吉岡さんしかり、中村さんしかり、尾野さんを慕う共演者は多い。「それは声がデカいからじゃないですかね。いいことも悪いこともすぐに口に出しちゃうの。それも、みんなが聞こえる場所で。昔はもの静かでひと言もしゃべらない子だったのが、今はしゃべらずにいられない子になっていますし」そう変わっていったのは、ここまでのキャリアと立場の変化から。「自分が主役の現場なのに、今日は機嫌が悪いからしゃべりたくない、とか言ってられないじゃないですか。自分の機嫌の良し悪しを出すのは、プライベートの場だけでいいですよ。だって仕事だし、現場ではなるべく居心地いいようにって思っています。それは共演者とか周りとかじゃなく、自分が一番楽しくいるための方法なんですよね。ただ、現場でイラついたぶん、帰りの車の中では愚痴が止まらないってことはありますよ。それを聞くマネージャーは迷惑でしょうけど(笑)」尾野さんの仕事のモチベーションは、好きな気持ちとやりがい。「好きじゃなかったら無理だと思います。楽しくなかったら、そもそもやってなかったと思うし。ここまで続けてこられたのは、やりがい…つまり自分がやってきたことに対しての評価ですよね。もちろん、いい評価であれば嬉しいけれど、悪い評価だって、誰からも何も言われず、見てもらえてないのかもと思うより全然いい。その評価が、次の仕事のドアを開ける原動力になっている気がします」一時期、仕事を続けることに疑問を抱いたこともあったそう。「ちょうど20年やったときくらいかな。すでにテレビや映画に出させてもらえるようになった後で、評価もいただいていたんですけれど、何か壁にぶち当たったのか、この仕事をやっていていいんだろうかって思っちゃったんですよね。だから、事務所の人と話し合って、自主映画を作ってみたんです。自分のやりたいものを形にしたくて。いろんな場所に行って、いろんな人と出会って、カメラマンとか照明さんとかの仕事を身近で見たり話したりして。そのときに、自分がこの世界にいることをおごっていたというか、当たり前に思いすぎていたんだってハッとしたんです。人に何かをしてもらうことが当たり前になっていたことに気づいて、そこからちょっと気持ちが変わって。自分のペースでお仕事をさせてもらうようになって、また仕事が楽しくなったんですよね。なんでこの仕事が好きなのか、原点の気持ちに戻るって大事だなって思いました」最後にこの質問を。人生を変えた作品は何ですか?「全部です。毎回ね、変えてくれるの、いろんな意味で。気持ちが少し変わったり、洋服を変えてみたくなったり。そういうのって、この仕事をするうえで、すごく大事だと思っているんです。たしかに朝ドラっていうものは大きかったし、目に見えて仕事の量は変わったかもしれない。でも私の中では毎回、どんどん自分を変えられるから、毎回ワクワクが止まらない、みたいな感じなんです」映画『ハケンアニメ!』新人アニメ監督・斎藤瞳を吉岡里帆、彼女を振り回すプロデューサー・行城理を柄本佑、天才監督・王子千晴を中村倫也、王子に振り回されるプロデューサー・有科香屋子を尾野真千子が演じる。この2組、覇権を取るのはどっち!?監督/吉野耕平脚本/政池洋佑出演/吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子ほか5月20日より全国公開。©2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会おの・まちこ1981年11月4日生まれ、奈良県出身。’97年の映画『萌の朱雀』でデビュー。吹き替えを担当した『ミニオンズフィーバー』が7月15日公開。映画『こちらあみ子』が7月に、『サバカンSABAKAN』が8月に公開予定。ワンピース¥49,500(RUMCHE/BRAND NEWS TEL:03・3797・3673)フラットシューズ¥26,400(CAMPER TEL:03・5412・1844)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年5月18日号より。写真・MELON(TRON)スタイリスト・江森明日佳(BRUCKE)ヘア&メイク・山内聖子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年05月16日辻村深月さんによる原作小説『ハケンアニメ!』が、anan連載から10年を経て、ついに実写映画化。ここでは、デビュー作『光のヨスガ』が驚異的なヒットとなった伝説のアニメ監督・王子千晴を演じる、中村倫也さんにお話を伺いました。主人公・斎藤瞳の人生を大きく変えたアニメーション作品『光のヨスガ』の生みの親であるアニメ監督・王子千晴。この作品で鮮烈なデビューを果たし天才と謳われるも、作品への強いこだわりと突拍子もない言動で周りを振り回す。吉野耕平監督が、このキャラクターにぴったりと白羽の矢を立てたのが中村倫也さん。「僕はあんなに面倒くさくないですけどね」。そう言って、少し含みを持たせたような笑顔を向けた。「王子は、もともとの性格として人を振り回す天然な一面がありつつも、どこかで世間が自分に期待していることへのアンテナも持っている気がするんですよね。どこまで彼が需要を理解して天才然として振る舞っているのか、そのバランスは自分の中で決めずに演じていました。ただ、1作目を経ている王子と、まだ1作目を制作中の瞳とではメディアへの対応の仕方やいろんな面で差はあるだろうから、ふたりの場面では、そこの対比は意識して演じてましたね」本作自体は、アニメ業界で奮闘する人々が描かれた映画。しかし、明確な正解のないモノづくりの世界において、個々がこだわりとプライドを持ち仕事に臨む姿を、自身の環境と重ねて見たと話す。「ここに出ている人たちの持っている感覚とか感情っていうのは、僕も通過してきたことだったり、今もリアルタイムで感じたりしているもの。だから、すごく近い自分ごとのように感じて見ていました。クリエイティブの世界にいる人なら、誰しも共感する部分が多い作品だと思います。でも、こういう業界だけじゃなく、たとえば仕事でも部活でも受験でも、何か形のない目指すものがあって、それを達成するために頑張っている人であれば、この作品に励まされる部分がある気がします。僕自身が見ていてウルッときたのは、さまざまな場面で、誰かが自分のこだわりを発動したとき、それを実現させるためにサポートしてくれたり、一緒に組んで走ってくれたりする人がいるところ。チームっていいなって思ったんですよね。その、人の繋がりみたいなものも、見どころだと思います」そう伺ったら聞いてみたいのは、中村さんの俳優としての矜持。「僕らは監督からOKを出される側なんで、出されなかったらしんどいですけれど、自分としてはやるだけやるっていうだけですよ」とはいえ、舞台になれば、演出家という存在がいるとはいえ、あるところでその手を離れて俳優たちに委ねられるもの。「たしかに、舞台は演出家がいろいろ決めてくれたり整えてくれたりはしますけど、いざ本番が始まれば俳優次第。幕が開いてもなお、それぞれが勝手に芝居を上へ上へと伸ばそうとして、千秋楽が終わってもまだ反省しているくらいの探究心とか向上心みたいなものがある人たちが揃うと、いい作品が作れますよね。自分もわりと、放っておいてもそういうことをしているタイプではあります。モノづくりにおいての正解って、やる人や受け取り手の数だけあると思うんですよ。そういうものだし、そこがいいとも思うし。ただ、確実に不正解っていうのはあって、その不正解を踏まなければOK。そう考えると、OKラインは低い世界なのかもしれないですよね」それは演じた王子も同じ。「若く才能があるクリエイターが出てきて、自分の手がけた作品の裏で彼女が監督するサバクが放送されるわけです。視聴率のこともあるし、王子としては瞳は意識せざるを得ない存在ではあったと思います。ただ、サバクをシンプルに褒めていたりもして、すごくスポーツマンシップがあるっていうかフェアな人でもある。つまるところ、王子自身もずっと自分と向き合っているんです。クリエイティブって、誰かと比べてもしょうがない世界だからこそ、どれだけ上を目指してチャレンジしていくかは自分次第ですよね」同じ作品でも見る人によって、受け取り方が違うのがエンターテインメントの難しく厳しいところ。「でも、見た人それぞれがいろんなことを想像できた方が楽しい作品も多いじゃないですか。そういう場合は、あえて自分も何も決めずにやるってことありますしね」そんな中村さんに質問。どうしてこの業界に入ったんですか?「高1のときに知り合いから誘われて、養成所に入ったのが入り口なんです。当時、やっていたサッカーをやめて暇だったのと、映画が好きだったのもあって、これもご縁かなと思って。あと単純に、ちやほやされるかなと(笑)。ただ、そう思うようにはうまくいかないですよね。どんな仕事もですけれど、最初からやりたいことがやれるわけじゃないし、望むものが手に入るわけじゃないし。そういうのを経て、ちゃんと売れなきゃって思ったのは25歳くらいですかね。腐ってクズ人間になりかけたんですけど、この状況を変えるにはやるしかないなって気持ちを切り替えて今、って感じです」そして“人生を変えた作品”と出合う。それが’14年の初主演舞台『ヒストリーボーイズ』だ。「これでうんともすんともいかなかったら役者を辞めようって思ってたんですよね。そしたら観てくれた人たちがよかったって言ってくれた。自分自身も、小川絵梨子という演出家や、あのチームのみんなと舞台を作っていく中で、これまで知らなかった扉に手を触れられたような気がして。もうちょっと続けようかなって思って、今に至っている。そういう意味で、この舞台は自分にとってはとても意味のある作品でしたね」映画『ハケンアニメ!』新人アニメ監督・斎藤瞳を吉岡里帆、彼女を振り回すプロデューサー・行城理を柄本佑、天才監督・王子千晴を中村倫也、王子に振り回されるプロデューサー・有科香屋子を尾野真千子が演じる。この2組、覇権を取るのはどっち!?監督/吉野耕平脚本/政池洋佑出演/吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子ほか5月20日より全国公開。©2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会なかむら・ともや1986年12月24日生まれ、東京都出身。2014年の舞台『ヒストリーボーイズ』で読売演劇大賞優秀男優賞受賞。10月には、主演ミュージカル『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』が控えている。シャツ¥66,000(ラキネス/アルファ PR TEL:03・5413・3546)中に着たシャツ¥34,100(アンデコレイテッド/アンデコレイテッド TEL:03・3794・4037)パンツ¥28,600(デザインワークス/デザインワークス 銀座 TEL:03・3573・6210)シューズ¥39,600(フット・ザ・コーチャー/ギャラリー・オブ・オーセンティック TEL:03・5808・7515)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2022年5月18日号より。写真・MELON(TRON)スタイリスト・小林 新(UM)ヘア&メイク・Emiy文・望月リサ(by anan編集部)
2022年05月15日辻村深月さんによる原作小説「ハケンアニメ!」が、ananで連載をスタートしたのが、2012年の10月。それから約10年の時を経て、作者をして、「小説映像化の覇権を取れる!」とまで言わしめた、最高の実写映画ができました!ここでは、大手スタジオ・トウケイ動画の、シリーズアニメの監督に抜擢された新人・斎藤瞳を演じる、吉岡里帆さんのインタビューをお届けします。幼少期の辛い記憶から、将来に希望を持てずに生きてきた斎藤瞳。その瞳が、ある日何気なく目にしたアニメ『光のヨスガ』に衝撃を受け、いつか自分もそんな作品を作りたいとアニメ監督の道を選ぶ。映画『ハケンアニメ!』で主人公の瞳を演じているのが吉岡里帆さん。「瞳は彼女のバックボーンが創作へのエネルギーになっているので、過去にどういうことがあったのかとか、ここに至るまでにどういう想いを重ねてきたのかというような見えない部分が大事だなと思いました。原作の辻村(深月)さんの小説は綿密な取材を元に描かれていて、それがとても役作りのヒントになったんです。アニメができるまでにどんな過程があって、どんな人たちが働いていて、その仕事の何が大切で、監督業がどういうことを求められているのかということも描かれていて、原作に背中を押されることも多くて。あと、瞳はひとりでいるとわりと無機質というか、自分の世界に入り込んでしまう人なんですよね。その彼女が、周りのエネルギッシュな人たちから力をもらい変化していく。そういう共演の方がたとのお芝居の中で生まれる反応を大事にしていました」その中でも最も大きく反応するのが、人生を変えた『光のヨスガ』の監督である王子千晴だ。「瞳にとっての神様ですから、最初に王子を演じる中村倫也さんに会ったとき、うまく会話ができなかったんです。あまりに王子然としているから、ずっと緊張していたし。なのにご本人は、気にせず他愛もない話をしてこられるから感情が追いつかない…みたいな」吉岡さんには、瞳にとっての王子のように強く影響を受けた存在はいるのだろうか。「毎現場毎現場、そういう人だらけの世界なので、いつも身の引き締まる思いです」劇中、県庁勤めからアニメ業界に転職してきた瞳に投げかけられる言葉がある。「どうしてこの業界に入ったんですか?」という問いを吉岡さんにぶつけてみる。「もともと京都の太秦の近くに住んでいたこともあり、撮影所でエキストラが足りないから来てほしいと頼まれて、アルバイトに行ったことがあったんですね。そのとき、こんなに大勢の人で一瞬のシーンを撮っているということに衝撃を受けて、すっごくドキドキと感動が止まらなくなってしまいました。あれは完全に恋に近いトキメキだったと思います。それで、養成所に通ったり小劇場の舞台に出たり、仲間と一緒に映画を撮ったりするうちにプロの世界に入った感じです」そうやって好きなものに夢中になっている最中に、俳優の道へと人生を大きく決定づけるような作品に出合う。「エキストラで知り合った友達が出てるからとチケットをもらって、つかこうへいさんの作品を上演している学生劇団の舞台を観に行ったんです。そこで上演されていた『蒲田行進曲』と『銀ちゃんが逝く』が本当に衝撃的で、あれが本格的に演劇やお芝居に興味を持ったきっかけだったので、人生を変えてくれた作品というと、それかもしれません。自分のプロフィール写真を撮影した瞬間から、俳優としてちゃんと誇りを持ってやろうと心に決めていたんです。ただ、これを糧に生きていこうという覚悟をちゃんと持てたのは、朝ドラ(『あさが来た』)に出られたことが大きいです。それまでは、家族も友達も本当に私が俳優でやっていくなんてあまり信じていなくて、どこかで諦めて辞めるだろうって思っていたと思います。でも朝ドラに出演したら反応が変わったんですよね(笑)。本当に俳優をやっていきたいのね、と」取材の中で発せられる言葉の数々から見えてくるのは、吉岡さんの高いプロ意識だ。「撮影現場で見せる芝居ももちろんですが、その前段階も含めて、私は仕事だと思っています。出演が決まってから本番までの間に、どれくらい準備して、どれだけ熱量を持って臨んだかが、自分の中では大事なことなんです。作品や役のために費やした時間は、必ず作品として昇華されることを、この仕事を何年もやってきてわかっているからこそ、やれるところまでやってみようって気持ちになるんですよね」そんな吉岡さんだからこそ、自分の仕事に対して強いこだわりを持ち、いい作品にするために時間も労力も惜しまず情熱を捧げる『ハケンアニメ!』の登場人物たちの姿は、深く心に刺さったよう。「働くってベースが大変なことじゃないですか。この作品には、自身の喜びだったり、業界に貢献したいというエネルギーを持って働いている人たちがたくさん出てきます。損得勘定なく、ただ面白いものを作るために働く姿を、シンプルにかっこいいと思いました。何よりグッときたのは、ひとりでは難しいことも、ひとりひとりの才能を少しずつ集約させることで実現できて、とんでもないものが完成して、それがちゃんとたくさんの人の元に届くっていう現実。そこに感動したし、今自分が仕事をしている理由もまさにそれなんですよね。だからこそ、この作品に出演できてよかったし、この映画が世に送り出されてよかったなと思います」映画『ハケンアニメ!』新人アニメ監督・斎藤瞳を吉岡里帆、彼女を振り回すプロデューサー・行城理を柄本佑、天才監督・王子千晴を中村倫也、王子に振り回されるプロデューサー・有科香屋子を尾野真千子が演じる。この2組、覇権を取るのはどっち!?監督/吉野耕平脚本/政池洋佑出演/吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子ほか5月20日より全国公開。©2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会よしおか・りほ1993年1月15日生まれ、京都府出身。現在、出演する蜷川実花監督の映画『ホリックxxxHOLiC』が公開中。7月にはパルコ劇場にて、初の単独主演を務める舞台『スルメが丘は花の匂い』も控えている。ドレス¥59,400パンツ¥61,600(共にMM6 Maison Margiela/マルジェラ ジャパン クライアントサービス TEL:0800・000・0261)※『anan』2022年5月18日号より。写真・MELON(TRON)スタイリスト・Maki Marukoヘア&メイク・北原 果(KiKi. inc)文・望月リサ(by anan編集部)
2022年05月15日舞台「今、出来る、精一杯。」の小説化を記念して、ananで4週にわたり掲載された連載「根本宗子の妄想スイッチ」の特別対談をまとめてお届けします!ねもと・しゅうこ1989年、東京都生まれの劇作家。月刊「根本宗子」主宰。劇団公演で3度にわたり上演された『今、出来る、精一杯。』の小説(小学館)が好評発売中。自身初の長編小説の書き下ろし作品となった。いとう・まりか1996年生まれ、大阪府出身。乃木坂46の1期生として活動し、卒業後は俳優に。主演作に映画『サマーフィルムにのって』ほか。年内公開予定の根本さんの同名舞台を映像化した映画『もっと超越した所へ。』にも出演。舞台が上演された当時を振り返る。伊藤私が2019年に出演させていただいた舞台『今、出来る、精一杯。』が小説化されるとのこと、おめでとうございます。今回、その特別対談に呼んでいただけて光栄です!根本こちらこそありがとう。じつは、連載スタート以来、ゲストを迎えるのは初めてなんですよ~。伊藤今日これだけは根本さんにお伝えしたいと思っていたんですが、舞台『今、出来る、精一杯。』は私にとって大切な作品なんです。当時の私は乃木坂46を卒業して、自分が一体どこに向かえばいいのかまだ模索しているときに与えてもらった作品と役柄で。それまでの私は、自分の中にある“言葉”をどうやって出せばいいのかわからなかったんですけれど、この篠崎という役を通して、自分の感情をぶつけることができました。すごく自分にしっくりきましたし、この作品があって、今後自分はこういうことをやっていきたいんだってはっきり見えました。今でもたまに自分が迷ったりすると、当時の台本や資料を引っ張り出して見ることがあるくらいです。根本私がこれを書いたのが23歳のときで、当時の万理華ちゃんと同い年。私にとってもひとつの分岐点になった作品で、演劇への初期衝動みたいなもので書いたから、今読むと粗削りな部分もあるけれど、その時期にしかない勢いも感じるんだよね。自分が若いからこそやれていたことを、再々演で新しい若い人たちの力を借りてやってみたかったっていうのがあって。伊藤じつはグループにいた頃から、周りの人に「根本さんの作品に合うと思うよ」って言われていて、その後、少しですけれど舞台を拝見したりもしていました。ただ、私が出演させていただくなんておこがましいって思いがありました。根本まだグループにいたときに舞台に出ている万理華ちゃんを拝見したことがあって。とても魅力的なのに、自分は舞台に向いていないんじゃないかって思いながら立っているのを感じて、もっと続けてほしいなっていうのがあったのがひとつ。もうひとつは、篠崎は意志がなさそうでいて後半に向けてどんどん我の強さが出てくる役だから、自分の中に“私はこれを信じて生きていく”っていうものがある人がいいなと。万理華ちゃんは自分でものを作る人だし、こういう役に興味を持ってくれるんじゃないかって直感的に感じたんです。伊藤本当に何もかもが新鮮で、あんなにのびのび演じられたのは初めて。自分の中で舞台の概念が大きく変わりました。この経験がなければ今の自分はないかもしれない。大事な分岐点にある作品が本になるのは、自分のことのように嬉しいです。小説化の経緯と難しさ。伊藤今回、もともと演劇作品だった『今、出来る、精一杯。』をどうして小説にしようと思われたんですか?根本編集者の方の熱意かな。以前から小説を書きませんかという話は何度かあったんだけど、もともと私は人とモノを作るのが楽しくて演劇をやってるので、小説を書くなら舞台でやりたいって思っちゃっていて。でも、自分の舞台作品の小説化の依頼は初めてで、しかもそれがすごい長文のメールで…。伊藤長文メールというだけで熱意が伝わりますね。根本それで、こんなに言ってくださってるならって一回会ってみたら、その方がいかにも私の芝居好きだろうな~って方で、私の芝居はこういう人に届いてたんだなって妙に納得したの。それで書けるかわからないけれどチャレンジしてみたい、と。伊藤小説、読ませていただきましたが、ほぼ舞台と同じセリフで書かれていて、作品の印象そのまんまでした。ただ、坂本さんがスーパーに来た経緯とかは舞台では描かれていなかったから初めて知る部分もあって、めちゃめちゃ面白かったです。根本セリフはなるべく舞台のまま変えたくなかったの。でも意外とそこが、コンプライアンス的な問題が関わってくるから結構大変で…。いわゆる放送禁止用語とかね。演劇では書けたセリフを「変えてください」というのも言われて…。伊藤たとえばどういう言葉がダメなんですか?根本“キチガイ”とか。WOWOWで舞台中継が放送されたらピー音が入るやつ(笑)。でも、これはスーパーに来る女性に、サラッとそういう言葉を使えちゃう人物のヤバさを表すのにあえて使った言葉なわけで、そこを変えたらキャラクター自体も変わっちゃうから、そこが変わらない案を探って。あと、西岡さんって女性のパートを書くのが死ぬほどつらくて…。伊藤西岡さん!知ってはいたけれど、小説を読んでこんなにヤバい人だったんだとあらためて思っちゃいました。根本演じた役者の愛嬌で笑えたところが、文字だけで描写すると笑えないよね。書くのがつらかったなぁ。伊藤出てくる人全員、とくに女性のそれぞれのダメな部分が本当に細かく書かれていますよね。私が舞台で演じた篠崎七海に関しては、胸の内が文字化されていて納得できました。根本初演からこれまでに3回上演した作品で、それぞれ役者に演出をつけてきてるんで、そこで言ってきたことを地の文に書いている感じなんだよね。だから、もしまた『今、出来る、精一杯。』を舞台で上演することがあったら、次に出る人はこれを読めばめちゃくちゃ演じやすくなるのかもしれない(笑)。小説化で、より広がった登場人物のキャラクター。伊藤舞台作品で演じたときにも思いましたが、今回小説になった『今、出来る、精一杯。』を読んで、出てくる人全員、とくに女性登場人物たちのダメな部分が本当に細かく引き出されているなと思いました。私が演じた篠崎に関しては、セリフとして言えていない胸の内が文字化されていて、すごく納得できました。根本万理華ちゃんが演じた篠崎とはるかぜちゃん(春名風花)が演じた久須美は、とくにそうかも。あの戯曲を書いたときは23歳で、20歳の篠崎や久須美と世代が近かったから、ふたりが理不尽だと思うことを同じ目線で理不尽だと思えてたんだよね。でも再演のときには年を重ねて、正論の弱さみたいなことにも気がついてしまっていて。理不尽は嫌だけど、そうしている人の気持ちもわかったり。その上で演出していたから万理華ちゃんとはるかぜちゃんの視点を借りてる部分はあるのかも。伊藤私も、演じたときは篠崎に自己投影していたから、共感できるのも篠崎でしたけれど、小説を読ませていただいて、別のキャラクター…私は今回すごく神谷はなに共感しました。篠崎の店長に対する執着みたいなものとはまた違う、フリーターの彼氏・安藤くんに尽くしているのに報われない悲哀とかに…。根本篠崎の店長に対する執着は若い思考だからね。伊藤そうなんです。しかもあの舞台よりも少し自分を冷静に俯瞰していて、そこに共感もできました。あと、最後に登場する根本さんが演じていた長谷川のシーンも、ぐっときました。根本舞台に比べて、はなと長谷川のキャラクターに関しては、より広がってるよね。伊藤あれからまだ2年ちょっとしか経っていないけれど、23歳のときに感じたのとは、こんなに見え方が変わるんだなって。根本私は自己評価が極めて低い人なんで、自分の芝居を見返して面白いなと思うより、ここをこうすればよかったなとか、今だったらこう書くなってことを考えがちなんです。でもこの作品に関しては、自分でもよくできたなって思えるの。8年前のものだけれど、幅広い世代が見やすいし。でもだからこそ嫌なんだよね。いまだに23歳の自分と戦ってる気がして。伊藤何かのインタビューで根本さんが、この作品を超えたいと思って演劇をやり続けていると話しているのを読みました。根本そうなの。つねにこの作品がライバル。これを27歳くらいのときに書いていたら、賞を獲れたんじゃないかな(笑)。伊藤でも舞台は形に残らないものだから、今回小説という形になって、作品がきちんと残るのは嬉しいです。根本こんなこと言って、小説が出て酷評されたら笑うよね。作り手としての目線で互いの創作を語り合う。根本私、つまらない作品を見たときほど芝居を作りたくなるんだよね。見たい芝居がないなら自分で、って思うのかも(笑)。伊藤私の場合は完全に人ありきです。見てすごく好きだな、面白いなという作品がまずあって、その方の作る新しいものが見たいなと思ったら、自分が声をかけるしかなくて企画が生まれるパターンです。結構、初期衝動で動きがちなんですけど…。根本人ありきという意味で言ったら、私がやってる演劇もそう。セリフを発してくれる俳優がいて成り立つもので、ひとりじゃできないから面白かったりもするんだよね。いくら演出をつけても、コントロールしきれないところが楽しさでもあって。伊藤演劇以外のジャンルはどうですか?たとえば今回出される小説『今、出来る、精一杯。』とか。根本小説はこれが初めてだから、まだ自分でもよくわからないけれど、万理華ちゃんにも出演してもらった映画『もっと超越した所へ。』に関しては、演劇作品に比べると自分の作り手側としての意識は低いかもしれない。もともと舞台で上演した作品で、脚本は私のものだから愛情はめちゃくちゃあるし、企画段階から打ち合わせに参加させてもらってはいたけれど、撮ったのは山岸(聖太)監督。私が書いたセリフだけれど、その間合いまで管理できてないから、映画は監督のものっていう感覚が若干あって。どこか「試写楽しみにしてます」ってお客さん気分なの。伊藤私の場合、テーマは自分発信だし話し合いもするけれど、最終的にはクリエイターの方が作りたいものに身を委ねています。毎回想像以上のものが返ってくるので、とても嬉しいんです。だから自分がやってることは、クリエイターというよりはキュレーション側に近いのかもしれないです。この人とこの人をかけ合わせたら面白いだろうって考えたものが、形になるのが楽しくて。今はそれが自分だったりするんですが。根本私もこの間、清竜人さん監督・音楽のソーシャルドラマ『HANARE RARENAI』の脚本を書いたんだけど、私のホンだけじゃ至れなかったところに作品が広がっているのを感じて、それがすごくよかったの。演劇の場合、生だしお客さんも入るものだから、どうしたって毎回同じにはできないじゃない?昔は全部自分の思い通りのものにしたくて稽古してたけど、今は、日々の変化も含めてコントロールできないのが演劇の面白さだって思うようになっていて。だから、小説は自分で書いて完結するものでコントロールが利くぶん、寂しさもあるなって。伊藤私は根本さんの作品のファンなので次回作も期待しています。今日は話せて楽しかったです。ありがとうございました!構成、文・望月リサ※『anan』2022年3月30日号、2022年4月6日号、2022年4月13日号、2022年4月20日号より。(by anan編集部)
2022年05月13日爽やかな初夏の陽気を感じる今の時期は、どこかフェスムード溢れるポップなアイテムが気分。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!ヴィンテージグレゴリーの色の経年変化をプリントで再現。別注のグラデーションカラーは、経年変化によって青がピンクに変わっていく様を表現したもの。リュックサック W32×H41×マチ16cm¥16,500(グレゴリー×ビームス ボーイ/ビームス ボーイ 原宿 TEL:03・5770・5550)とびきり優雅なデザインでオケージョンシーンにもぴったり。大胆なラッフル使いやボウタイが目を引くブラウスは、日本に上陸したばかりのパリ発『prune goldschmidt』から。とろみ感も心地よく、纏うだけで身も心もうっとり。¥139,700(メゾン・ディセット TEL:03・3470・2100)素肌にも地球にも優しい和紙糸でできたアンダーウェア。アンダーウェアブランド『アンダーソンアンダーソン』とコラボ。肌触りも伸縮性も抜群でストレスフリーな着心地。ブラ¥5,390ショーツ¥4,290(ニーミー/ニーミー カスタマーセンターec@shop-neemee.com)オリジナルの水着素材を立体的に編み込んだ主役級サンダル。アフリカの伝統模様をイメージしたオリジナル柄を水着素材にプリント。ボリューミーなジグザグのシャークソールは、滑りづらく、歩きやすさも折り紙つき。ソール高3cm¥52,800(ベース マーク/エム TEL:03・6721・0406)※『anan』2022年5月18日号より。写真・多田 寛スタイリスト・木津明子文・恒木綾子(by anan編集部)
2022年05月12日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はアーティストのMonaさんです。姉妹で奏でるハーモニーと独自の世界観で魅了。2015年より姉妹で活動を開始。連弾しながら歌う独自のスタイルが話題に。「幼い頃にピアノ教室で弾いた連弾が原体験。自分たちにしかできない表現をしたかったんです」。Kitriとしてメジャーデビューしたのは3年前。「家族で大好きな大橋トリオさんのライブで、父がこっそり私たちの音源をスタッフの方に渡したのがきっかけ。二人でクラシックを軸に始めたことが、今は多くの人に関わってもらい、ロックやジャズなど新しい風を吹き込んでもらっている。音楽が広がることに喜びを感じています」ポストカードのコレクション。手紙を書いたり机の上に飾ったり。美術館に行くたびに買っています。Kitriのミニチュアを自分で作りました!第一関節にのっかるくらいのミニサイズ。ものづくりが好きなんです。香りに包まれて眠るのが幸せ。特に好きなのはバニラ×柑橘。甘く爽やかな香りに癒されています。モナピアノ連弾ボーカルユニットKitriとして大橋トリオプロデュースのEP『Primo』でメジャーデビュー。ライブツアー「Tea for two」が5月20日スタート。※『anan』2022年5月4‐11日合併号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年05月06日要注目のアップカミングブランドに、コラボや別注など人と差をつけるポイントになりそうな新作が続々到着。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!エシカルな姿勢にも注目!コペンハーゲン発ブランド。ロゴTシャツやスウェットなど、洗練されたカジュアルアイテムが揃う。過剰生産をなくすために数量を抑えてコレクションを展開。Tシャツ¥12,100(オペラスポーツ/ショールーム ウノ)ジェシカ・オグデンとのコラボコレクションから。コットンとウールをブレンドしたニット素材のベレー帽は季節を問わず活躍。生地を2重にすることできれいなフォルムをキープ。¥16,500(アー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス TEL:0120・500・990)快適な履き心地に定評のあるフットウェアブランドに別注。心地よく足をホールドするストラップやソフトなフットベッドが特徴的な『チャコ』のサンダル。別注カラーは左右非対称で遊び心のある表情。¥10,450(チャコ×ビームス ボーイ/ビームス ボーイ 原宿 TEL:03・5770・5550)合わせる服を選ばない、大人顔のクリアアンブレラ。細身のハンドルや黒ベースの落ち着いた色使いがシックな趣。ビニール素材でもチープにならず、幅広いスタイルにマッチする。全長86cm¥3,740 5月末発売予定(トゥデイフル/ライフズ代官山店 TEL:03・6303・2679)※『anan』2022年5月4‐11日合併号より。写真・多田 寛スタイリスト・宇都宮千明文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年05月06日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデル、俳優の嵐 莉菜さんです。在日クルド人の少女を大好きな家族と共に熱演!5月6日公開の映画が俳優デビュー作にして初主演作。クルド人のサーリャを演じる。「役作りは監督に導いていただき、自分なりに試行錯誤して演じられたので勉強になることが多かったです。あと実は、映画の中の家族は私の本当の家族なんです。だから初めての現場でも緊張が少しほぐれたし、リアルな感情が出せたと思います」。来年の大学受験に向けて勉強中。「ホームシックになりそうだから、大学生になっても一人暮らしはできなそう…。もししても、実家のすぐ近くに住みそうです(笑)」ゲームの「原神」に1年以上ハマり中。キャラクターを育てる戦闘系のゲームで、友達と通信できるのも楽しい!黒うさぎのリアム君にメロメロです。すごくやんちゃで、おやつにすぐ反応して近寄ってくるところが可愛い!おしゃべりと笑いが絶えない明るい家族。お仕事、学校のこと、何でも話せます。外食やお買い物もよく行きます!あらし・りな2004年生まれ。「ミスiD2020」でグランプリ、ViVi賞をW受賞し、モデルデビュー。5月6日公開の映画『マイスモールランド』では、主人公のサーリャを演じる。※『anan』2022年4月27日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・内田理菜ヘア&メイク・富田土筆(TRON)文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年04月26日anan編集部員もふるさと納税、活用しています!これまでに頼んで良かった返礼品をご紹介しつつ、利用する中で感じたあれこれを座談会で語ります。まだ見ぬ返礼品との出合いが待っています!編集部員が語る!ふるさと納税座談会座談会メンバーフル子ふるさと納税歴4年。一人暮らしで自炊が得意。返礼品選びのマイルールは「毎日、必ず使うものを選んで、家計の助けにする」こと。サト実ふるさと納税歴5年。プチ贅沢グルメを選ぶのが定番だったけど、ここ最近は睡眠環境改善がマイブームで、返礼品選びにも変化が。キフ夫ふるさと納税歴7年。手間をかけたくないので、どんなに欲しい返礼品があっても、ワンストップ特例制度の5自治体までに抑える派。サト実:今年もふるさと納税して、返礼品を楽しむぞ~。12月まで申し込めるけど、今のうちから動いておけば早めに届くってことで、みんなのおすすめが知りたい!フル子:さすが!私がみんなに広めたいのはズバリ、油よ。キフ夫:油?フル子:自炊でも絶対使うごま油とか米油を頼んでるの。ほら、健康のためにも多少高くても良質なオイルを選びたいじゃない?スーパーで買うと重たいし…。サト実:確かに。自治体はどこ?フル子:熊本県益城町の「純ごま油」と、北海道深川市の米油。去年まとまった量をいただいて、1年くらいは持った。キフ夫:おお、普段の食費がだいぶ浮くね。俺は妻と相談しながら選んでて、子供が喜ぶ果物を選ぶのが定番。スーパーで買うと高いし、種類さえ気をつければ意外と日持ちもいいから。特にリピートしてるのが山形県天童市の果物。サト実:リピートしてる理由は?キフ夫:白桃、シャインマスカット、和梨、さくらんぼとか…、とにかく種類が豊富でどれも美味しい。たまたまかもしれないけど、選んだ返礼品以外におまけが入っていたこともあって、丁寧な対応もすごく印象的。フル子:天童市、超気になる…。キフ夫:日持ちは微妙だけど、ラ・フランスなんてもう絶品。サト実:果物は贅沢感あるよね~。和歌山県湯浅町の「和歌山有田産小玉みかん」が美味しかった。フル子:あとは、サイトのランキングで人気の返礼品はやっぱり外さない。宮崎県都城市の「お米豚詰め合わせ」も良かった。キフ夫:気になってた。量は?フル子:3kg以上入ってるんだけど、小分けになってるの!サト実:素晴らしい…!豚肉、普段から常用する食材だから節約効果も高そう~。フル子:一人暮らしでも余らせることなく使えて、イチオシです。あ、冷凍庫の空きだけ気をつけて。キフ夫:ウチも冷凍庫問題、抱えてる。気になる返礼品があっても、入り切らないから諦めたり。フル子:あるある!サト実:わかる~。そんな時はジュース作戦、いいよ。常温で保存できる長野県の「信州産りんごジュースしぼりっぱなし」とか。フル子:なんて素敵なネーミング(笑)。なるほど、そういう手もあるよね。キフ夫:ウチも頼んだなー。岐阜県八百津町の「飲む酢デザートビネガー」。砂糖不使用かつ無添加で、常温保存可能と完ペキ。フル子:メモメモっと。あ、同じ岐阜県だと美濃加茂市の「MINOKAMO HONEY はちみつ」も良かった!私、砂糖よりはちみつ派で、コンスタントに消費するんだけど、意外と高くて。サト実:フル子あなた、ふるさと納税で着実に食費を節約してるわね…。私、普段買わないようなプチ贅沢な品物ばっかり頼んでるかも。鹿児島県指宿市の「鹿児島県産黒豚生ハム切り落とし」に、山形県河北町「厚切り牛タンと国産とろろ芋」、和歌山県有田市「大サイズ国産うなぎ蒲焼き」…。キフ夫:グルメばっかり(笑)。でも、楽しみ方の一つだよね。各自治体の特産品を味わう、っていう。フル子:そうよそうよ。食費の節約っていう目的でふるさと納税を始めたけど、返礼品を探す中で“この自治体に、こんな特産物があるんだ!”って発見があるんだよね。だから、今は贅沢品とか特産品も選ぶようにしてる。私も鹿児島県大崎町でうなぎ、頼んだし。キフ夫:贅沢=うなぎっていう考えはみんな一緒か(笑)。サト実:返礼品選び一つとっても、みんなの個性が出て面白い!キフ夫:言えてる。前に、不揃いで店頭には並ばない野菜を出してる自治体があるって聞いたことがある。そこに寄付すれば、回り回ってフードロス問題への取り組みにちょっと協力できるんだもんな。フル子:自分はなんでその自治体に寄付するのか、そしてどんなふうに税金を使ってほしいかまで考えながら返礼品選びができるようになりたいな。サト実:素敵!キフ夫:そういえば、サト実がふるさと納税で“睡眠環境改善計画”を実行してるって聞いたけど、ほんと?フル子:睡眠環境改善計画??サト実:そんな大袈裟なことじゃないのよ(笑)。返礼品って食べ物だけじゃなくて幅広いから、寝具を選んでるってだけ。ほら、この愛知県幸田町の「エアウィーヴピロースタンダード」とか。キフ夫:エアウィーヴ!これは妻に報告せねば!フル子:こんな返礼品もあるんだ。サト実:そうそう。一昨年のふるさと納税で頼んだんだけど、ちなみに幸田町産のお米がおまけについてきた。キフ夫:枕とお米のコンビ…斬新だけど、絶対に嬉しい…。フル子:改善“計画”ってことは、他にも頼んだの?サト実:うん、去年は山梨県富士吉田市の「羽毛肌掛けふとん」。富士山麓は昔から織物業が盛んで、布団作りは歴史のある地元産業みたい。フル子:まさにふるさと納税があったから身についた知識…!私も次は雑貨や日用品も候補に入れて探してみようかな。キフ夫:ストレートに家計の助けになる日用品の返礼品もあるよな。トイレットペーパーとか、ボックスティッシュとか。サト実:わかる!ただ、頼みたいんだけど、大量に届くから置いておく場所がない…。フル子:私も…。冷凍庫といい、もしかしてふるさと納税最大の問題点は、部屋の広さ?キフ夫:間違いない(涙)。サト実:ふるさと納税を活用して節約すれば、広い部屋に引っ越せるはず。みんな、頑張るよ!フル子・キフ夫:おーーー!現在取り扱いのない返礼品や、季節によって品種などが変わる返礼品もあります。最新情報は、各ふるさと納税専門サイトなどを参考にご確認ください。熊本県益城町「純ごま油」しっかりとした味と香りが楽しめる100%純正のごま油。寄付金額は273g×3本セットの場合で1万円~。山形県天童市「もも(川中島白桃)」様々な品種の桃が選べる天童市。こちらは硬めで届き、お好みで追熟できる。寄付金額は約2.5kg入りで1万円~。山形県天童市「ぶどう(シャインマスカット)」エメラルドのように輝く粒が美しい。皮も食べられるので、幼い子供がいる家庭にも。寄付金額は1~2房で1万円~。宮崎県都城市「お米豚詰め合わせ」都城市のお米を食べて育ったブランド豚“お米豚”が部位ごとに小分けされ冷凍で届く。寄付金額は3.7kgで1万5000円~。岐阜県美濃加茂市「MINOKAMO HONEY はちみつ」美濃加茂市蜂屋町の藤井養蜂のはちみつ。みつばちが集めた、自然由来の優しい甘さ。寄付金額は1本300gで5000円~。鹿児島県大崎町「うなぎ」うなぎ養殖が盛んな鹿児島県の地元産。蒲焼きで届くので、鰻丼などに。寄付金額は150g×2尾の場合で1万2000円~。愛知県幸田町「エアウィーヴピロースタンダード」実は寝具ブランド『エアウィーヴ』の工場がある幸田町。人気のピローが返礼品の一つに。寄付金額は4万5000円~。山梨県富士吉田市「羽毛肌掛けふとん」富士山麓の天然水でダウンを磨き上げた羽毛布団。完全受注生産。寄付金額は掛け布団シングルの場合で3万円~。※『anan』2022年4月27日号より。イラスト・越井 隆(by anan編集部)
2022年04月24日注目の新ブランドに、歴史あるブランドの別注やコラボまで。日々の装いに新鮮なムードを吹き込んでくれるアイテムが続々。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!身長や好みに合わせて裾をハサミでカット!伸縮を抑えたミラノリブ素材のパンツは、切りっぱなしでもほつれにくく、セルフカットが可能。繊細な編み地でゆったりしていながらラフになりすぎないのもポイント。¥17,000(ライテンダーinfo@ryetender.com)今年らしいバランスを作るショート丈Tシャツを別注。柔らかなリブ生地のアイテムが人気の『ロバート ピー ミラー』に別注したTシャツは、コンパクトなシルエットが旬のムードを演出。¥3,630(ビームスドット/ビームス公式オンラインショップ)清涼感のあるストライプ柄は、『カオス』のスペシャルカラー。マルチに使える大判ストール。高級素材として知られるフランダース地方産のリネンを使用。薄手で光沢のある繊細な風合いが装いを格上げしてくれる。¥29,700(アソースメレ×カオス/カオス表参道 TEL:03・6432・9277)抜け感と品の良さを両立させ、旬のムードも叶える一足。今年らしい足元に導くサボ。ホースビットをあしらった上品なデザインは、カジュアルからきれいめまで幅広い装いにマッチする。ヒール高4cm¥31,900(ペリーコ サニー/プラージュ 代官山店 TEL:03・5428・5098)フランスの老舗メゾン同士の新鮮なコラボレーション。『ロンシャン』から『シャルベ』のフレンチリネンを用いたビッグトートが登場。レザーハンドルを合わせ、軽やかながらもシックな仕上がり。W53×H52cm¥22,000(ロンシャン/ロンシャン・ジャパン TEL:0120・150・116)※『anan』2022年4月27日号より。写真・多田 寛スタイリスト・宇都宮千明文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年04月21日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はアイドルの齊藤なぎささんです。“地雷系ホス狂女子”と話題の人気キャラクター役に抜擢!人気漫画の実写ドラマに出演中。「原作を何度も読み返していて大好きな作品だったので、出演が決まったときは嬉しくて泣いてしまいました。家族や友達からは、演じるゆあちゃんに性格が似てると言われます。感情表現豊かなところが自分でも似てるなぁと思うし、共感しながら演じた場面も。原作の世界観を表現するために、SNSでいろんな方の投稿を見て勉強しました」。今後は演技の幅を広げることが目標。「学園モノのヒロインのライバル役にいそうって言われるので(笑)、挑戦したいです!」品種にもこだわって家に大量ストック!炊飯器にさつまいもとお水を入れて、玄米モードで炊くとおいしい~!毎日YouTubeを見て宅トレしています。ノルマを決めて、お尻を特に鍛え中。自分磨きはコツコツ積み重ねです!母からのプレゼント。常に持ち歩いてます。SNSの写真はこのカメラで。画質がキレイでファンの方からも好評です。さいとう・なぎさ2003年生まれ。指原莉乃さんプロデュースの「=LOVE(イコールラブ)」メンバー。放送中のMBS/TBSドラマイズム『明日、私は誰かのカノジョ』で、ゆあを演じる。※『anan』2022年4月20日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・長谷川 香ヘア&メイク・オサレカンパニー文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年04月19日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!