2019年9月28日 18:00
ただ書くだけで免疫力UP?! 話題の「書く瞑想」が体に超いい理由 #2
人に読ませるものではないので、誤字脱字があっても、前後の文脈がハチャメチャでも、そんなことは全く気にしません。
ジャーナリング中は「こんなこと思うなんて、私って人間的に小さい」といった自制心もなだめながら筆を進めます。
私たちは悲しかったり、辛い出来事があると、それが強烈であればあるほど触れないようにと、無意識のうちに記憶の奥に押しやります。
1日15-20分ノートに思いの丈を書くだけ。
その鬱屈した思いをジャーナリングで発散させ、体験したことの意味を再認識することで、パートナーとの別れ(1)、愛する人の死(2)、無職状態(3)、自然災害(4)、一般的なストレスを感じる出来事(5)といった、辛い経験から心理的に回復する助けになるという研究結果もあります。
またペンベーカー博士の研究によると各20分、連続する計4日間、辛い出来事や感情について書くと、長期的には免疫機能が向上するなど心の健康のみならず、体もヘルシーになるのだとか(6)。
とはいうものの、書くことでその不快な体験をあえて再び浮上させ、文字という形で物質化させて心理的に再体験するというのは、なかなか難易度が高いものです。