2021年5月1日 21:10
まぶたの痙攣は疲れのサイン? 部位別“ストレスチェック”
2、体になんらかの症状が現れる。
先ほどの部位別ストレスチェックにあるようなサインが現れたり、風邪をひきやすくなったりと、心身に不調が表れる。すると体は防御体制を発令し、体を守るための免疫物質を作り出す。
3、免疫物質が脳に悪影響を及ぼす。
免疫物質はウイルスから体を守るためには有効だけれど、脳にとっては悪影響。疲れがなかなか取れない、気持ちが不安定になる、といった症状を引き起こす。これが脳の疲れ。
4、慢性疲労の状態となり、回復が追いつかない。
免疫物質が脳内で作られると、抗ストレス作用を持つセロトニンなどがうまく働かなくなり、さまざまな慢性疲労の症状が現れる。脳が疲れているため、休んでも回復が追いつかない。
疲れない体をつくる3つのポイント
セロトニンを増やす。
セロトニンは、幸せホルモンともいわれるほど、心身にさまざまなメリットをもたらす神経伝達物質。セロトニンが増えると、活性酸素を除去するメラトニンも増える。活性酸素は筋肉や細胞の働きを低下させて疲労感を生み出すといわれているので、これがなくなれば疲れは回復。また、メラトニンには自然な眠気を誘う作用があるので、夜ぐっすり眠れるようになり、質の良い睡眠につながる。