くらし情報『会社に行きたくない、なんとなく不調…「自律神経が乱れている人」の特徴と対策』

会社に行きたくない、なんとなく不調…「自律神経が乱れている人」の特徴と対策

近著は『気象病ハンドブック』(誠文堂新光社)。

※ 『anan』2022年11月23日号より。イラスト・Knty取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
※ 2022年11月20日配信

落ち着きたい時に聴くと良い音楽

会社に行きたくない、なんとなく不調…「自律神経が乱れている人」の特徴と対策


音楽を聴いて心が癒される仕組みやシーン別のオススメ音楽を音楽心理学に詳しい星野悦子先生に教えてもらいました。

星野先生一般的には、癒されたい時=脳を休ませたい時ですよね。そういう時にあまり複雑な音楽を聴くと、頑張って曲を理解しようとして疲れてしまうんです。だから、やや遅めのテンポで、メロディの主張が強すぎない、シンプルなものがいいといわれています。その代表格がバロック音楽ですね。クラシックの名曲は数百年にわたり多くの人々に力を与えてきたわけで、やはりリラックス効果が大きいと感じます。
癒しの楽器といえば昔からハープがよく知られ、聖書の中でも“王のメランコリー(鬱状態)を竪琴で癒した”というエピソードがあるほど。クラリネットやオーボエなどの木管楽器の音色がいいとする研究もあります。

シーン別聴くといい音楽

落ち着きたい時
控えめな音量で、あまり耳に残らない音楽。

意識の邪魔にならないような、耳に残りにくい=覚えにくい曲を。

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