くらし情報『会社に行きたくない、なんとなく不調…「自律神経が乱れている人」の特徴と対策』

会社に行きたくない、なんとなく不調…「自律神経が乱れている人」の特徴と対策

両手で包み込むように肋骨に手を添え、10秒ずつ深呼吸。肋骨が左右に広がったり、縮まったりするのを感じる。

気象病の症状をケアする

気象病の症状が現れた時は、症状を和らげるためのマッサージやストレッチを取り入れて。辛い場合には無理せず薬を飲みつつ、ケアで補おう。

片頭痛と緊張型頭痛をケアするマッサージ
片頭痛は吐き気や嘔吐を伴う場合も。和らげるには、顔まわりにある咬筋と内側翼突筋をほぐすこと。一方、緊張型頭痛は頭を締めつけられるような痛み。眼精疲労が関係していることが多く、こめかみを中心にマッサージ。


会社に行きたくない、なんとなく不調…「自律神経が乱れている人」の特徴と対策


【1】咬筋食いしばった時に硬くなる咬筋をマッサージ。頬骨の下に人差し指、中指、薬指を当て、内から外へ押しながら回す。

【2】内側翼突筋頬骨の下に縦に走る筋肉。3本の指は【1】と同じ位置に置き、下から上へ、上から下へ、軽くポンポンと押す。

【3】こめかみ緊張型頭痛で最も痛くなりやすいのがここ。指を広げてこめかみから眉上あたりに置いたら、小さく円を描く。

久手堅 司(くでけん・つかさ)先生内科医、せたがや内科・神経内科クリニック院長。「気象病・天気病外来」を立ち上げ、5000人以上を診療。

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