不動産会社の経営者が教える! 選んではいけない「マンションの間取り」
小部屋は4、5畳くらいの広さがあるのがベターです。歩き回る年齢のお子さんの場合、おもちゃや絵本などを置いておけば留まって遊んでくれるのですが、あまりに狭いと退屈して部屋の外に出てしまうことが多いと聞きます。また、ドアや引き戸など出入り口がひとつしかなく、リビング側からのみ出入り可能な造りであることが望ましいです。そうすることでお子さんの出入りが確認でき、目が届きやすくなります。
なお、お子さんがいない方でも小部屋があれば、リモートワーク用やペット用のスペースとして活用できますし、収納場所にすることも。また、小部屋がなくてもリビングの一角を仕切ってキッズスペースにできるため、やはりリビングにはある程度の広さがあったほうがいいでしょう。
2.壁付けキッチンがある物件
壁付けキッチンとは、キッチンの前面が壁に接しているタイプのキッチンのことで、ウォール型キッチンとも呼ばれます。壁との間に空間がないため部屋が広く使えることから、団地やアパートなど日本の住宅ではよく見られるタイプのキッチンです。
部屋が広く使えるのは大きなメリットですが、壁の方向を向きながら料理をすることになるため、小さなお子さんがいて目が離せない方には不向きです。