助成金がおりず高額支払いに… 住宅リフォームのトラブルで生まれた「夫婦関係の溝」【後編】
依頼していた色はベージュだったんですが、なんとなく黄色みが強いように感じたんです。
そういうものなのかもしれないと納得しようとしましたが、ここからまた10年以上その状態が続くと思うと、不安になりました。そこで、夫に報告。“注文していた色と違うかもしれない”と、外壁の写真を撮って送りました」
「プロに任せておけば問題ない」とあしらわれ…
「すると、夫からは“プロに任せておけば問題ない”と返信があり、軽くあしらわれてしまったのです。
一応リフォーム会社に連絡を入れようと思ったのですが、電話後に確認してもらっても、ほとんど塗り終えてしまっている可能性があります。取り返しのつかない状況になる前に行動したほうがいいと思い、私は意を決して直接工事に携わっている職人さんに声をかけました。そして、責任者の方に事情を伝えました。
親方さんは私の話をちゃんと聞いてくださり、作業は一時中断。
すぐにリフォーム会社に連絡も入れてくれて、担当の人がやってきて確認をしてくれました」
夫の確認不足が発覚
「リフォーム会社は私の主張を受け入れてくれて、まだ塗り始めたばかりということで、塗り直しをしてくれることになりました。