2015年10月7日 20:00
【インタビュー】岡田准一、『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』を通じて見えた素顔
図書隊として、絶対に守ってくれる安心感を与えてくれるだけでなく、男として、笠原への愛も深まっている。鬼教官なのに、あれだけ強いのに、恋愛に関しては無器用極まりない。そのギャップに世の女性たちはノックアウトされる。
「僕は原作をすべて読んでいるので、堂上がとっくの昔に笠原のことが好きだってことは知っているんです。そのことを隠しているけれど、『THE LAST MISSION』の公開前に放送されるドラマ特別企画『図書館戦争 BOOK OF MEMORIES』(10/4・5放送)で、笠原のお父さんに向かって『大切な存在です』と本音をぽろりと言ってしまうシーンがあったり、そもそも原作には、いつから笠原のことが好きなのかということに関して『お前が俺を好きになるより前であることは確かだ』っていう、すごいセリフがある。三次元で言うのは難しいセリフが多いので、それをどうやってさらりと言うかが大変なんです(笑)」。照れくさそうに話す岡田さんが、自然と堂上と重なる。そんな彼を佐藤監督はつい、からかいたくなるのだろう。
ロマンチックシーンの撮影時には「岡田さん、堂上はもうとっくに(笠原のことを)好きですからね」