2017年10月27日 21:30
【独女のたわごとvol.38】眠る前に読書をプラスして…映画&舞台で描かれる“ネリー・アルカン”に注目
彼女の生き方は過激で私自身とはかけ離れていますが、自分は周りの人たちに求められているのだろうか、愛されているのだろうか…という不安や恐怖は誰もが持っているもの。それをネリーは強烈に発していて、そこに何か共感のようなものを感じたのではないかなと思うのです。決してハッピーな映画ではないですが、朝目覚めたときに直前まで見ていた夢が頭から離れないような、そんなふうに心に残る、いや心に引っかかって離れない映画でした。
本はまだ読み途中ですが、映画が面白かったので11月の舞台「この熱き私の激情」も観に行く予定です(もちろん1人で。おひとり様に慣れすぎて怖い…)。今宵はここまで、また次回。(text:Elie Furuyama)
(Elie Furuyama)
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